JPH1136820A - 水素燃焼タービンプラント - Google Patents

水素燃焼タービンプラント

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JPH1136820A
JPH1136820A JP9195827A JP19582797A JPH1136820A JP H1136820 A JPH1136820 A JP H1136820A JP 9195827 A JP9195827 A JP 9195827A JP 19582797 A JP19582797 A JP 19582797A JP H1136820 A JPH1136820 A JP H1136820A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】比較的簡単な構成で復水器の真空度低下を防止
してプラント効率を高めることができ、また大型設備を
使用する必要なく水素と純酸素とを燃焼ガスとして回収
利用することができ、経済性を向上して水素燃焼タービ
ンプラントの現実化が有効的に図れるようにする。 【解決手段】水素と純酸素とを当量燃焼させる水素燃焼
器25と、この水素燃焼器25によって加熱した蒸気で
駆動される単段または複数段のタービン21,22,2
3と、タービン排気を導入して凝縮する復水器28とを
備える。復水器28を、冷却水29がタービン排気と直
接接触する直接接触式復水器とする。これにより復水中
に溶け込む未反応ガスの量を増加させることができ、復
水器28内に非凝縮ガスとして残る未反応ガスを大幅に
減少することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、水素を燃料とする
とともに純酸素を酸化剤として使用し、その水素の純酸
素燃焼によって発生する超高温蒸気を利用した水素燃焼
タービンプラントに係り、特に多段再熱ランキングサイ
クルをベースとする構成に好適な水素燃焼タービンプラ
ントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、各種技術の発達によりエネルギ需
要が増大する一方で、化石燃料の大量消費によるCO2
排出量の増加による地球規模の温暖化が引起こされ、環
境問題が深刻化している。
【0003】そこで最近、エネルギ効率に優れ、かつ環
境に与える影響が小さい水素燃焼タービンプラントが着
目されている。水素燃焼タービンプラントは、水素によ
るエネルギ供給システムであり、水力、太陽熱、地熱、
風力、波等自然エネルギの豊富な地域でこれらのエネル
ギを利用して水の電気分解により水素を製造し、この水
素を輸送に適した形、例えば液化状態に変換した後、輸
送および貯蔵し、高効率で利用しようとするものであ
る。
【0004】この水素燃焼タービンは、現段階では問題
点も多いが、化石エネルギへの依存から脱皮し、環境負
荷の小さなエネルギ供給プラントとして、将来的に不可
欠の技術であると考えられている。
【0005】図5は、これまでに提案されている水素燃
焼タービンプラントの一例を示す系統図である。
【0006】この図5に示した水素燃焼タービンプラン
トは、高圧タービン1と、低圧タービン2との間に、中
高圧タービン3aおよび中低圧タービン3bからなる2
段の中圧タービン3が設けられ、これらのタービン軸1
3に発電機14が連結されている。
【0007】そして、水素燃焼器4として高圧水素燃焼
器4aおよび低圧水素燃焼器4bが設置され、これら高
圧水素燃焼器4aおよび低圧水素燃焼器4bによって、
中高圧タービン3aおよび中低圧タービン3bへの入口
蒸気がそれぞれ加熱され、超高温となるようにしてあ
る。
【0008】また、中圧タービン3としての中高圧ター
ビン3aおよび中低圧タービン3bの排気側には排熱回
収ボイラ5(5a,5b)がそれぞれ設けられ、一方の
排熱回収ボイラ5aでは、復水給水系6から供給される
高圧給水が加熱され、他方の排熱回収ボイラ5bでは、
高圧給水加熱器7を通過してさらに高温となった給水が
加熱され、その後これらの給水が合流されて高圧タービ
ン1の駆動用蒸気を発生するようになっている。
【0009】排熱回収ボイラ5aで給水を加熱した後の
蒸気は、低圧タービン2で仕事をした後、復水器8に案
内されて冷却され、凝縮して復水となる。復水は復水給
水系6の低圧給水加熱器10で加熱された後、脱気器1
1で脱気され、さらにボイラ給水ポンプ12で加圧され
て高圧給水加熱器7で加熱され、排熱回収ボイラ5へ送
られる。
【0010】また、燃焼ガスである水素と純酸素との化
学反応により生成された水(H2 O)は余剰水となり、
復水器から系外に排出される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した水
素燃焼タービンプラントでは一般に、復水器が非接触式
の熱交換器とされており、冷却水として海水等が使用さ
れている。一方、水素ガスと純酸素ガスとを燃焼させる
水素燃焼機で未反応となったガスは、主蒸気中に残って
復水器に流入する。そして、被接触式の復水器の場合、
流入した未反応ガスは非凝縮ガスとして残留し、復水器
真空度を低下させる要因となる。水素燃焼器中で水素と
純酸素との反応度を100%に制御することは困難であ
り、復水器内では、主蒸気中の未反応ガスを抽出して真
空度低下を防ぐことが必要である。
【0012】このため、真空ポンプまたは蒸気駆動式エ
ゼクタ等で非凝縮ガスを抽出し、大気へ放出するように
しているが、電動機駆動式あるいはタービン駆動式の真
空ポンプや、蒸気駆動式エゼクタを設置することは、プ
ラントの効率を低下させることになる。
【0013】また、抽出された未反応ガスは燃焼用ガス
として再利用可能であるにも拘らず、大気へ放出するだ
けでは経済的に不利である。ただし、従来技術において
燃焼ガスである水素と純酸素とを回収して再び燃焼ガス
として利用するためには、復水器から抽出したガスを再
使用可能な圧力まで昇圧する必要があるため、圧縮機等
の昇圧装置が必要となるが、真空状態の気体は比容積が
極めて大きいため、昇圧装置が大型化し、やはり経済的
に不利となる。
【0014】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、比較的簡単な構成で復水器の真空度低下を防止
してプラント効率を高めることができるとともに、大型
設備を使用する必要なく水素と純酸素とを燃焼ガスとし
て回収利用することができ、経済性を向上して現実化が
有効的に図れる水素燃焼タービンプラントを提供するこ
とを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明では、水素と純酸素とを当量燃焼
させる水素燃焼器と、この水素燃焼器によって加熱した
蒸気で駆動される単段または複数段のタービンと、ター
ビン排気を導入して凝縮する復水器とを備えた水素燃焼
タービンプラントにおいて、前記復水器を、冷却水がタ
ービン排気と直接接触する直接接触式復水器としたこと
を特徴とする水素燃焼タービンプラントを提供する。
【0016】請求項2の発明では、請求項1記載の水素
燃焼タービンプラントにおいて、複数段のタービンとし
て高圧タービン、中圧タービンおよび低圧タービンを備
え、水素燃焼器は、前記中圧タービンの入口蒸気を再加
熱するものであり、かつ直接接触式復水器は前記低圧タ
ービンからの排気を冷却して凝縮させるものであること
を特徴とする水素燃焼タービンプラントを提供する。
【0017】請求項3の発明では、請求項1または2記
載の水素燃焼タービンプラントにおいて、直接接触式復
水器で使用する冷却水は、その復水器から供給される復
水の一部であって、ポンプにより昇圧されるとともにタ
ービン抽気を加熱源とする脱気器により溶存在酸素が抽
出され、かつ冷却器によって冷却されたものであること
を特徴とする水素燃焼タービンプラントを提供する。
【0018】請求項4の発明では、請求項3記載の水素
燃焼タービンプラントにおいて、復水の一部を冷却する
冷却器は、冷熱源として、燃焼用ガス源である液体水素
および純酸素の少なくともいずれか一方の気化熱を用い
るものであることを特徴とする水素燃焼タービンプラン
トを提供する。
【0019】請求項5の発明では、請求項3記載の水素
燃焼タービンプラントにおいて、脱気器で抽出される溶
存在酸素が燃焼用ガスとして水素燃焼器に戻される構成
とされていることを特徴とする水素燃焼タービンプラン
トを提供する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る水素燃焼ター
ビンプラントの実施形態を図1〜図4を参照して説明す
る。
【0021】第1実施形態(図1) 図1は本発明の第1実施形態による水素燃焼タービンプ
ラントのシステム構成を示す系統図である。
【0022】本実施形態の水素燃焼タービンプラントは
図1に示すように、高圧タービン21と、低圧タービン
22との間に、中高圧タービン23aおよび中低圧ター
ビン23bからなる2段の中圧タービン23が設けられ
ている。なお、説明簡明化のため図示を省略するが、タ
ービン軸には発電機が連結されている。
【0023】そして、水素燃焼器24として高圧水素燃
焼器24aおよび低圧水素燃焼器24bが設置され、こ
れら高圧水素燃焼器24aおよび低圧水素燃焼器24b
によって、中高圧タービン23aおよび中低圧タービン
23bへの入口蒸気がそれぞれ加熱され、超高温となる
ようにしてある。すなわち、水素燃焼器24では水素と
純酸素とを当量燃焼させ、例えば1600℃あるいはそ
れ以上の超高温蒸気を中圧タービンへ供給する構成とな
っている。
【0024】また、中低圧タービン23bの排気側には
排熱回収ボイラ25が設けられ、この排熱回収ボイラで
25は、復水給水系26から給水加熱器27を通過して
高温となった給水が供給されて加熱された後、高圧ター
ビン21の駆動用蒸気を発生するようになっている。
【0025】排熱回収ボイラ25で給水を加熱した後の
蒸気は、低圧タービン22で仕事をした後、復水器28
に案内されて冷却され、凝縮して復水となる。
【0026】このような構成において、本実施形態では
復水器28が、冷却水29とタービン排気としての蒸気
とを直接接触させる直接接触式復水器となっている。そ
して蒸気の冷却凝固により生じた復水30と冷却水29
とは、復水ポンプ31により復水給水系26の複数の低
圧給水加熱器32に送られて段階的に加熱された後、脱
気器33で脱気され、さらにボイラ給水ポンプ34で加
圧されて給水加熱器27で加熱され、排熱回収ボイラ2
5および中圧タービン23bへ送られる。
【0027】給水加熱器27,32および脱気器33の
加熱蒸気は、中圧タービン23および低圧タービン22
からの抽気である。そして、排熱回収ボイラ25に案内
されて中圧タービン23の排気により加熱された復水
は、再び高圧タービン21の駆動蒸気となる。なお、復
水の一部は必要に応じて系外へ排出される。
【0028】以上の第1実施形態によれば、復水器28
を直接接触式にすることにより、復水器内水量は、蒸気
が直接凝縮した復水量と冷却水量の合計となって増加す
る。したがって、未反応ガスの復水への溶解度は、同一
圧力および温度では等しいことから、復水器28内を循
環する復水量が増加するほど未反応ガスの復水中への総
溶解量が多くなる。よって、復水中に溶け込む未反応ガ
スの量を増加させることができ、復水器28内に非凝縮
ガスとして残る未反応ガスを大幅に減少することができ
る。
【0029】一方、復水中に溶解した未反応ガスである
酸素は、システム内に設置された脱気器33により抽出
することにより、動力を必要とすることなく効率的に抽
出することができる。
【0030】したがって、本実施形態によれば、比較的
簡単な構成で復水器の真空度低下を防止してプラント効
率を高めることができる。
【0031】第2実施形態(図2) 図2は本実施形態による水素燃焼タービンプラントのシ
ステム構成を示す系統図である。なお、本実施形態の基
本構成については、前記第1実施形態と略同様であるの
で図の対応箇所に図1と同一符号を付して説明を省略す
る。
【0032】本実施形態では、ボイラ給水ポンプ34に
より昇圧された給水の一部が分岐して冷却器35を通
り、海水または冷却塔等の冷却媒体36によって冷却さ
れ、再び復水器28へ案内されて冷却水として使用され
るようになっている。
【0033】本実施形態によれば、復水器28の冷却水
として、復水の一部を再使用するようにしたので、直接
接触型復水器で水質を悪化させることなく、また系外か
ら純水を供給する必要なく、効率的にタービン排気を冷
却することができる。
【0034】第3実施形態(図3) 図3は本実施形態による水素燃焼タービンプラントのシ
ステム構成を示す系統図である。なお、本実施形態でも
基本構成については、前記第1実施形態と略同様である
ので図の対応箇所に図1と同一符号を付して説明を省略
する。
【0035】本実施形態でも、給水の一部を分岐して冷
却器35を通して冷却し、復水器28の冷却水として使
用するシステムを採用している。このものにおいて、冷
却器35の冷熱源として、燃焼用ガスとして液体で輸送
された水素と、純酸素との気化熱を使用するようになっ
ている。すなわち、冷却器35に対応して気化器37が
設けられ、この気化器37で水素と純酸素との気化が行
われ、その気化熱である冷熱が冷媒38によって冷却器
35に伝達されるようになっている。なお、図3にA,
Bで示すように、気化後の水素および純酸素は水素燃焼
器24に供給される。
【0036】本実施形態の構成によれば、復水器28の
冷却水に使用される給水の冷却源として、液体で輸送さ
れた燃焼ガスである水素と純酸素との気化熱を使用する
ことにより、従来排熱回収ボイラ等からの抽気蒸気等の
熱源を使用して気化していたシステムを削除することが
でき、プラントとしての効率向上が図れるようになる。
【0037】また、冷熱源として海水の確保、冷却塔の
設置が不要となり、または縮小することができるため、
冷却水設備を縮小することができる。
【0038】第4実施形態(図4) 図4は本実施形態による水素燃焼タービンプラントのシ
ステム構成を示す系統図である。本実施形態では基本構
成については、前記第2実施形態と略同様であるので図
の対応箇所に図1と同一符号を付して説明を省略する。
【0039】本実施形態では、脱気器33で抽出される
溶存在酸素が燃焼用ガスとして水素燃焼器24に戻され
る構成とされている。すなわち、給水加熱器32により
加熱された給水が脱気器33へ案内されて加熱脱気さ
れ、発生した酸素は図4にAで示したように、水素燃焼
器24へ案内され、燃焼用ガスとして使用される。
【0040】本実施形態の構成によれば、脱気器33で
加熱脱気された酸素を水素燃焼器24へ戻すことによ
り、燃焼用ガスとして再使用することができ、燃焼用ガ
スを効率よく利用することができる。
【0041】他の実施形態 なお、本発明は以上の実施形態の他、種々の変更および
応用が可能である。
【0042】例えば使用するタービン構成は単段であっ
てもよく、また実施形態で示した構成以外の複数段のタ
ービン構成であってもよい。
【0043】また、復水の一部を冷却する冷却器は、冷
熱源として、燃焼用ガス源である液体水素および純酸素
の少なくともいずれか一方の気化熱を用いるものであっ
てもよい。
【0044】
【発明の効果】以上で詳述したように、本発明によれ
ば、比較的簡単な構成で復水器の真空度低下を防止して
プラント効率を高めることができ、また大型設備を使用
する必要なく水素と純酸素とを燃焼ガスとして回収利用
することができ、経済性を向上して水素燃焼タービンプ
ラントの現実化が有効的に図れる等の優れた効果が奏さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る水素燃焼タービンプラントの第1
実施形態を示す系統図。
【図2】本発明に係る水素燃焼タービンプラントの第2
実施形態を示す系統図。
【図3】本発明に係る水素燃焼タービンプラントの第3
実施形態を示す系統図。
【図4】本発明に係る水素燃焼タービンプラントの第4
実施形態を示す系統図。
【図5】従来の水素燃焼タービンプラントを示す系統
図。
【符号の説明】
21 高圧タービン 22 低圧タービン 23 中圧タービン 23a 中高圧タービン 23b 中低圧タービン 24 水素燃焼器 24a 高圧水素燃焼器 24b 低圧水素燃焼器 25 排熱回収ボイラ 26 復水給水系 27 給水加熱器 28 復水器 29 冷却水 30 復水 31 復水ポンプ 32 低圧給水加熱器 33 脱気器 34 ボイラ給水ポンプ 35 冷却器 36 冷却媒体 37 気化器 38 冷媒

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水素と純酸素とを当量燃焼させる水素燃
    焼器と、この水素燃焼器によって加熱した蒸気で駆動さ
    れる単段または複数段のタービンと、タービン排気を導
    入して凝縮する復水器とを備えた水素燃焼タービンプラ
    ントにおいて、前記復水器を、冷却水がタービン排気と
    直接接触する直接接触式復水器としたことを特徴とする
    水素燃焼タービンプラント。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の水素燃焼タービンプラン
    トにおいて、複数段のタービンとして高圧タービン、中
    圧タービンおよび低圧タービンを備え、水素燃焼器は、
    前記中圧タービンの入口蒸気を再加熱するものであり、
    かつ直接接触式復水器は前記低圧タービンからの排気を
    冷却して凝縮させるものであることを特徴とする水素燃
    焼タービンプラント。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の水素燃焼タービ
    ンプラントにおいて、直接接触式復水器で使用する冷却
    水は、その復水器から供給される復水の一部であって、
    ポンプにより昇圧されるとともにタービン抽気を加熱源
    とする脱気器により溶存在酸素が抽出され、かつ冷却器
    によって冷却されたものであることを特徴とする水素燃
    焼タービンプラント。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の水素燃焼タービンプラン
    トにおいて、復水の一部を冷却する冷却器は、冷熱源と
    して、燃焼用ガス源である液体水素および純酸素の少な
    くともいずれか一方の気化熱を用いるものであることを
    特徴とする水素燃焼タービンプラント。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の水素燃焼タービンプラン
    トにおいて、脱気器で抽出される溶存在酸素が燃焼用ガ
    スとして水素燃焼器に戻される構成とされていることを
    特徴とする水素燃焼タービンプラント。
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