JPH1136533A - 腐食した雨樋受けの交換具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 腐食した雨樋受けを、軸を残して、雨樋受け
具の再生をはかる、腐食した雨樋受け具の交換具。 【解決手段】 筒（１）に、ネジ穴を設け、筒（１）
を、家屋部（５）に刺さっている軸（４）に挿入し、固
定用ネジで、樋固定具（２）を固定させて交換すること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、腐食した雨樋受
け具の部分を、腐食しない材料を用いて、雨樋の耐用年
数を伸張させる腐食した雨樋受けの交換具に関するもの
である。

【０００２】

【従来の技術】従来、腐食した雨樋受けを交換するに
は、受け具の家屋部に刺さっている軸が使用出来る状態
でありながら、樋受け全体を、交換修理することで対応
されていた。そのため、取り付け作業には、専門家によ
る方法がとられていたので、専門家以外の交換修理は、
容易な作業ではなかった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これは、次のような問
題点があった。 イ．雨樋受け具が腐食し、雨樋の落下が生じた。 ロ．雨樋受け具を交換するには、軸を引き抜く必要があ
るが、通常ではその作業が容易ではない。 ハ．軸を残しての受け具が欲しかった。 ニ．腐食しない受け具が必要であった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】筒（１）部に、ネジ穴を
設け、家屋部分に刺さっている軸を、筒（１）に通し
て、筒（１）と軸をネジにより、樋固定具（２）と、樋
との固定を行なう。本発明は、以上の構成よりなる腐食
した雨樋受けの交換具である。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。 （イ）腐食しない材料で、筒（１）を作成し、固定用ネ
ジのネジ穴をあける。腐食しない材料を用い、樋形状に
あわせた樋固定具（２）を取り付けてネジにて固定させ
る。 本発明は、以上の構成よりなっている。本発明を使用す
るときは、家屋部（５）に刺さっている軸（４）を、あ
る部分で切断して軸に筒を挿入し、腐食しないネジで締
めることにより、雨樋受け具を再生させることができ
る。また、軸を挿入した後、防水のり等を付けることに
より、更に軸の錆をも防ぐ。この結果、樋（３）の落下
を防止でき、受け具も錆を生じない。

【０００６】

【発明の効果】本発明を使用することによって、自分
で、時間をまたず雨樋の修理ができる。取り付けには、
筒のネジ穴を利用することにより、家屋部と樋との間の
距離を調整しながら、適切な間隔をとって、ネジを締め
付けることができる。雨樋の固定は、固定具の先端部分
を曲げることによって、固定を確かなものにできる。更
に腐食しない材料を使用することにより、雨樋受け具の
耐用期間を伸張させることができ雨樋の落下の心配を減
少させることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図

【図２】本発明の分解斜視図

【図３】本発明の使用状態を示す斜視図

【符号の説明】

１ 筒 ２ 樋固定具 ３ 樋 ４ 軸 ５ 家屋部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】樋固定具（２）の下部に、家屋部分に刺さ
   っている軸を通すための、筒（１）を設け、筒（１）に
   ネジ穴を設けたことを特徴とする、腐食した雨樋受けの
   交換具。