JPH11355880A - 音響再生装置 - Google Patents

音響再生装置

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JPH11355880A
JPH11355880A JP10164497A JP16449798A JPH11355880A JP H11355880 A JPH11355880 A JP H11355880A JP 10164497 A JP10164497 A JP 10164497A JP 16449798 A JP16449798 A JP 16449798A JP H11355880 A JPH11355880 A JP H11355880A
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JP
Japan
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speaker
resistor
voltage
frequency signal
circuit
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Application number
JP10164497A
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English (en)
Inventor
Koji Nakagawa
浩二 中川
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 音響再生装置本体へのスピーカの接続ミスを
事前に検知出来るようにした音響再生装置を提供する。 【解決手段】 音響再生装置本体7内で生成したテスト
用の高周波パルス信号を抵抗R3を介してスピーカ接続
用の出力ターミナル12、13に供給し、この出力ター
ミナル12、13の電圧を検出するマイコン9で構成し
た電圧検出手段を設け、上記出力ターミナル12、13
に接続するスピーカ2と並列に抵抗R1とコンデンサの
直列回路を設け、上記電圧検出手段で検出した電圧に基
づき、上記スピーカの接続が適切に行われているか否か
を判定するマイコン9で構成した判定手段を設け、音響
再生装置の再生動作に先立ち、スピーカの接続ミスを事
前に検知出来るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音響再生装置に接
続されるスピーカが正しく接続されているか否か、また
複数のチャンネルを有する音響再生装置においてスピー
カが接続されているチャンネルを装置自身で検出し、特
定のスピーカがどのチャンネルに接続されているかを検
出できるようにした音響再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、スピーカを増幅器の所定の端子に
正しく接続するには、それを接続する使用者が注意して
接続するか、または音楽を再生して正しく音がでている
か否かを確認し、正しく再生していない場合は接続を再
確認するしか方法がなく、使用者がその確認を行ってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の方法では、使用者による目視の確認であり、常に確実
であるとは言えず、また音楽を再生してみて正しく音が
出ない場合は、接続がオープンになっている場合もある
が、ショートしている場合もある。ショートしていた場
合は、再生装置の増幅回路や安全対策のヒューズ等がダ
メージを受け、場合によっては修理をしなければならな
いこともある。
【0004】また、仮に接続のオープンやショートがな
い場合でも左右の接続を間違えたり、複数のチャンネル
を有し、サラウンド再生等のような音響効果を持たせた
音響再生装置の場合は、チャンネルを間違えていても音
は正しく出るため接続ミスに気が付きにくく、結果とし
て本来の音響効果を得られないまま使用してしまうこと
がある。そのため使用者は接続のオープン、ショートの
みならず接続しようとしているチャンネルがどのチャン
ネルかを十分確認しながら接続をしなければならず負担
は少なくなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明の請求項1に記載する音響再生装置は、音声
/音楽信号を増幅回路で増幅し、スピーカを駆動して音
声/音楽を再生する音響再生装置において、上記スピー
カと並列に接続した第1の抵抗及び第1のコンデンサよ
り成る直列回路と、上記増幅回路のスピーカを接続する
出力ラインに第2の抵抗を介して高周波信号を発生させ
る高周波信号発生回路とし、該高周波信号発生回路から
出力した信号電圧が上記高周波信号発生回路に接続した
第2の抵抗と上記スピーカと並列に接続した第1の抵抗
により分圧された電圧を検出する電圧検出手段と、該電
圧検出手段の検出結果より上記スピーカが正しく接続さ
れているか否かを検出する判定手段とを設けたことを特
徴とする。
【0006】この音響再生装置によると、増幅回路にス
ピーカを接続した後、通常の音声や音楽の再生動作を行
わせる前に、高周波信号発生回路より高周波信号を発生
させると、この高周波信号は第2の抵抗を介し、スピー
カと並列に接続された第1の抵抗に供給され、この両抵
抗で分圧された電圧をスピーカを接続する音響再生装置
本体の両出力端子間に印加する。この場合、スピーカを
接続する音響再生装置本体の両出力端子間の電圧は、ス
ピーカの両端子間がショートしていると0となり、スピ
ーカが正常に接続されていると上記第1及び第2の抵抗
で分圧された電圧となり、スピーカが接続されていない
と、上記高周波信号の電圧と同じ電圧になる。
【0007】従って、電圧検出手段により増幅回路のス
ピーカ接続端子の電圧を検出すれば、判定手段によりス
ピーカが正常に接続されているかショートしているか接
続されていないか等を判定することができる。このよう
に使用者は音響再生装置を動作させる前に、スピーカの
接続の異常や間違いを簡単に知ることが出来るため、接
続間違いに気付かずに動作させることによる音響再生装
置の破壊やダメージを防止することが出来る。
【0008】また、請求項2の音響再生装置は、音声/
音楽信号を増幅回路で増幅し、スピーカを駆動して音声
/音楽を再生する音響再生装置において、上記スピーカ
と並列に接続した第1の抵抗と第1のコンデンサとダイ
オードとの直列回路と、上記増幅回路のスピーカを接続
する出力ラインに第2の抵抗を介して高周波信号を発生
させる高周波信号発生回路と、該高周波信号発生回路か
ら出力した信号電圧が上記高周波信号発生回路に接続し
た第2の抵抗と上記スピーカに並列接続した第1の抵抗
により分圧された電圧を検出する電圧検出手段と、該電
圧検出手段の検出結果より接続されているスピーカが正
しく接続されているか否かを検出する判定手段とを設け
たことを特徴とする。
【0009】この音響再生装置によると、スピーカの両
端子間には、第1の抵抗と直列にダイオードが接続され
ているので、上記第2の抵抗を介し高周波信号を上記第
1の抵抗に供給すると、スピーカの両端子が接続された
増幅回路の出力端子間電圧は極性を持った電圧となる。
【0010】従って、電圧検出手段により増幅回路の上
記出力端子間の電圧の極性も検出するようにすると、請
求項1記載の発明の動作に加え、接続されたスピーカの
極性が適正であるか否かも検出することが出来、判定手
段によりスピーカのプラス、マイナスが正しく接続され
ているか否かを判定することが出来る。
【0011】また、請求項3の音響再生装置は、複数の
チャンネルの音声/音楽信号を増幅回路で増幅し、各ス
ピーカを駆動して多チャンネルの音声/音楽を再生する
音響再生装置において、上記スピーカと並列にチャンネ
ル別にインピーダンス値を変えた第1の抵抗及び第1の
コンデンサの直列回路を上記チャンネルに対応して設
け、上記増幅回路のスピーカを接続する出力ラインに第
2の抵抗を介して高周波信号を発生させる高周波信号発
生回路を接続し、該高周波信号発生回路から出力した信
号電圧が高周波信号発生回路に接続した上記第2の抵抗
と上記スピーカに並列接続したチャンネル毎に設けられ
ている上記第1の抵抗により分圧された電圧をチャンネ
ル毎に検出する電圧検出手段を設け、該電圧検出手段の
検出結果より接続されているスピーカがいずれのチャン
ネル用のスピーカであるかを検出する判定手段を設けた
ことを特徴とする。
【0012】この音響再生装置によると、各チャンネル
のスピーカに接続した第1の抵抗のインピーダンスを各
チャンネル毎に変え、上記請求項1の場合と同様にして
各チャンネル毎の増幅回路のスピーカ接続端子の電圧を
電圧検出手段で検出するので、各チャンネルのスピーカ
が増幅回路の所定の出力ターミナルに適正に接続されて
いるか、ショートされていないかまたオープンになって
いないか等をチャンネル毎に判定手段で判定することが
出来、間違った接続により十分な音響効果が得られない
等の問題を事前に防止することが出来る。
【0013】
【発明の実施の形態】(実施形態1)以下、本発明を図
面に示す実施形態とともに詳細に説明する。図1は、本
発明の音響再生装置における本体の要部の一実施形態を
示すブロッック図である。図1において音響再生装置本
体7の増幅回路8で増幅された音声/音楽信号は、増幅
器8の出力のDC成分を取り除くコンデンサC3を介
し、リレー14の一方の切り換え端子15へ供給され
る。
【0014】リレー14のもう一方の切り換え端子16
は、マイコン9に設けた高周波パルス出力端子10より
抵抗R3(実施例では10KΩを使用)を介して接続さ
れ、同時にこの高周波パルス信号の電圧値を読み込むた
めのアナログ−デジタル変換機能(以下A/Dコンバー
タ)を備えた入力端子11へも接続される。またリレー
14のコモン端子は音響再生装置本体7の出力ターミナ
ル12へ接続されている。13は上記音響再生装置本体
7の他方の出力ターミナルであり、21は上記マイコン
9の出力を表示する表示装置である。
【0015】図2は、上記音響再生装置本体7の出力タ
ーミナル12、13に接続される入力ターミナル17、
18を備えたスピーカユニット1の構成図であり、この
スピーカユニット1にはスピーカ2が設けられており、
該スピーカ2と並列にコンデンサC1と抵抗R1の直列
回路が接続される。従ってこのコンデンサC1と抵抗R
1は音楽信号再生時に、該音楽信号に影響を与えないよ
うな値に設定する必要がある。
【0016】この実施形態では1000PFのコンデン
サC1を使用した。これにより例えば、可聴周波数帯の
最大である20KHzの場合のインピーダンスは、1÷
(2×π×周波数×C容量)で求められるため約8KΩ
となる。一方スピーカ2におけるこの周波数でのインピ
ーダンスは約400Ω(スピーカL値3.2mH)にな
るので、この値に比べ上記コンデンサC1のインピーダ
ンスは大きくなり音楽再生に影響を及ぼすことはない。
また、抵抗R1にはこの実施形態では10KΩを使用し
た。
【0017】リレー14のコモン端子は、最初切換端子
16側に接続されている。使用者が、音響再生装置本体
7に電源を投入すると、マイコン9の高周波パルス出力
端子10より図3に示すような高周波パルス信号が発生
する。この高周波パルス信号は、抵抗R3を介して上記
リレー14の切換端子16に供給され、コモン端子を経
て、更に音響再生装置本体7の出力ターミナル12を介
し、スピーカユニット1のプラス側の入力ターミナル1
7に供給され、スピーカ2とこのスピーカ2に並列接続
されたコンデンサC1と抵抗R1の直列回路に供給され
る。上記高周波パルス信号は、上記のようにスピーカ2
にも供給されるが、通常のスピーカでは再生できない高
い周波数に設定されており、仮に再生できても人間の耳
には聴取出来ない高域の音になるように設定されている
ので問題はない。この実施形態では500KHzの高周
波パルスを使用している。
【0018】一方、上記スピーカ2に並列に接続したコ
ンデンサC1は上記のように容量を1000PFに設定
している。従って500KHzの高周波パルス信号に対
しては約3000Ωのインピーダンスとなり、このコン
デンサC1と直列に接続される抵抗R1を10KΩに設
定した場合、上記コンデンサC1と抵抗R1の直列回路
のインピーダンスは10.3KΩとなるので、上記コン
デンサC1のインピーダンスは無視することが出来る。
【0019】また、上記コンデンサC1と抵抗R1の直
列回路と並列に接続されているスピーカ2のインピーダ
ンスは2π×周波数×L容量で求められるので約10K
Ωになる。上記コンデンサC1と抵抗R1の直列回路の
インピーダンスが10.3KΩであるので、スピーカユ
ニット1の入力ターミナル17、18間の合成インピー
ダンスは5KΩになり、マイコン9の高周波パルス出力
端子10より供給される500KHzの高周波パルス信
号は、10KΩの抵抗R3とスピーカユニット1のイン
ピーダンス5KΩを介してグランドに接続されているこ
とになる。
【0020】従って、スピーカ2が適正に接続されてい
る場合は、上記マイコン9の入力端子11に入力される
上記抵抗R3とスピーカユニットのインピーダンスで分
圧された高周波パルス信号は図4に示すような波形にな
り、Vhは約1.67Vになる。
【0021】次に、仮にスピーカユニット1の入力ター
ミナル17が音響再生装置本体7の出力ターミナル12
に接続されていないと、マイコン9より出力された50
0KHzの高周波パルス信号は抵抗R3を介して、マイ
コン9の入力端子11に接続されるだけになるため、上
記入力端子11へ入力される図4に示した高周波パルス
信号のVhは上記高周波パルス出力端子10における高
周波パルス信号の電圧と同一の5Vになる。
【0022】音響再生装置本体7の出力ターミナル12
と13が短絡されている場合は、マイコン9より出力さ
れた500KHzの図4に示す高周波パルス信号は、抵
抗R3を介して、出力ターミナル12より13を介し接
地され、マイコン9の入力端子11への入力電圧は0V
となる。
【0023】上記のように、音響再生装置本体7の出力
ターミナル12、13にスピーカユニット1の入力ター
ミナルが適正に接続されていると、入力端子11より所
定レベルの信号がマイコン9に供給され、マイコン9の
電圧検出手段でこれを検出してマイコン9の判定手段に
よりスピーカユニット1が正常に接続されていることを
検出する。そして、マイコン9がスピーカユニット1の
正常な接続を検出するとリレー14のコモン接点を切換
接点16より15に切り換え、音響再生装置を通常の音
楽再生状態にする。
【0024】音響再生装置本体7の出力ターミナル1
2、13にスピーカユニット1の入力ターミナル17、
18が適正に接続されず、上記出力ターミナル12、1
3間が短絡されていたり、開放されているとマイコン9
の入力端子に所定の電圧が供給されなくなる。マイコン
9の電圧手段はこれを検出して所定手段により、上記出
力ターミナル12、13間が開放されているか短絡され
ているかを判定し、上記リレー14のコモン接点が切換
接点16側に接続された状態を保持して、表示装置21
にスピーカの接続が適正でないことを報知し、使用者に
再確認を求め、スピーカの接続ミスによる事故を未然に
防止する。
【0025】(実施形態2)図5は本発明の他の実施形
態における要部の構成図である。図5において、図2に
対応する部分には同一符号を付し、説明を省略する。図
5に示す実施形態が図2に示す実施形態と相違する点
は、図2のスピーカ2と並列に設けたコンデンサC1と
抵抗R1の直列回路に図5では更にダイオードD1を直
列に設けたことであり、その他の構成は全く同一であ
る。
【0026】この実施形態2においても、コンデンサC
1には容量が1000PFのものを用いており、500
KHzのテスト用の高周波パルス信号では、そのインピ
ーダンスは無視できるものとなる。抵抗R1は10K
Ω、スピーカ2のインピーダンスは実施形態1の場合と
同様、10.3KΩになるので、スピーカユニット1の
一方の入力ターミナル17か5他方の入力ターミナル1
8間のインピーダンスは5KΩとなる。従って、テスト
用の500KHzの高周波パルス信号はマイコン9の高
周波パルス出力端子10より10KΩの抵抗R3とスピ
ーカユニット1の5KΩの合成インピーダンスを通り更
にダイオードD1を通ってグランドに接続される。
【0027】一般にダイオードの順方向の電圧降下はシ
リコンダイオードの場合約0.5Vであるので、スピー
カユニット1が正常に接続されているときにはマイコン
9の入力端子11へ入力される図5に示す高周波パルス
信号のVhの電圧値は、テスト用の高周波パルス信号5
VよりダイオードD1でのドロップ分の0.5Vを引い
た4.5Vが、上記抵抗R3(10KΩ)と、スピーカ
ユニット1の入力端子間のインピーダンス(5KΩ)で
分圧された値となり、約1.5Vの高周波パルス信号が
入力端子11へ入力されることになる。従って、マイコ
ン9の電圧検出手段が1.5Vを検出したときには、マ
イコン9の判定手段によりスピーカユニット1が音響再
生装置本体7に正常に接続されているものと判定し、上
述する実施形態1の場合と同様にして、リレー14の接
点を切り換え再生動作が開始される。
【0028】音響再生装置本体7の出力ターミナル12
が同じく音響再生装置7のグランドに接続された出力タ
ーミナル13と短絡していた場合、または出力ターミナ
ル12がオープンになっている場合は、上記の実施形態
1の場合と同じである。スピーカユニット1のプラス側
の入力ターミナル17と音響再生装置の本体7のグラン
ド側の出力ターミナル13及びスピーカユニット1のグ
ランド側の入力ターミナル18と音響再生装置本体7の
プラス側の出力ターミナル12が接続されている場合
は、本実施形態2によるスピーカユニット1では、テス
ト用の高周波パルス信号はスピーカユニット1の入力タ
ーミナル18より入力されるため、ダイオードD1には
逆方向の高周波パルス信号が入力されることになり、こ
の高周波パルス信号は上記のダイオードD1で遮断され
る。その結果、マイコン9の入力端子11へ入力される
図5に示すような高周波パルス信号の電圧値Vhはテス
ト用の高周波パルス信号が5Vのまま入力されることに
なり、逆接続の場合も異常として検出される。
【0029】従ってマイコン9は入力端子11へ入力さ
れる高周波パルス信号の電圧値Vhが5Vであれば、ス
ピーカユニット1の接続がオープンになっているか逆接
続になっていると判定することができ、また、上記電圧
値Vhが0Vであれば、音響再生装置本体7の出力ター
ミナル12、13間がショートしていると判定すること
ができるため表示装置21へスピーカ接続が異常である
ことを表示し、使用者に再確認を求めることができ、高
周波パルス信号の電圧値Vhが1.5V付近であれば、
スピーカ接続が正常と判断できるのでマイコン出力端子
10からのテスト用の高周波パルス信号を停止し、リレ
ー14の接続を切換端子15側へ切り換え、音楽の再生
が出来るようにする。
【0030】(実施形態3)本実施形態3は上述する実
施形態1において、スピーカユニット1のスピーカ2に
並列につながる抵抗R1の抵抗値を各チャンネルのスピ
ーカユニット毎に値を変えるようにしたものである。こ
のように構成することにより、上記抵抗R1とスピーカ
2のインピーダンスによるスピーカユニット1の全体の
インピーダンスが変わり、抵抗R3との分圧による高周
波パルス信号の電圧値Vhが変化する。
【0031】従って、マイコン9に予め各チャンネル毎
にスピーカユニット1が正常に接続された場合の電圧検
出手段で検出できる電圧値を記憶させておくと、マイコ
ン9の入力端子11の電圧を電圧検出手段で検出して予
め記憶させておいた正常値と比較することが出来、音響
再生装置本体7の各出力チャンネルと接続されているス
ピーカが所定のチャンネルのものに正しく接続されてい
るか否かを確認することができ、違っていればどのチャ
ンネルの出力にどのチャンネル用のスピーカがつながっ
ているかも判別する事が出来るので、表示装置21で使
用者にその結果を知らせ、接続の修正を促す事も可能と
なる。
【0032】
【発明の効果】本発明は以上のような構成であるので、
音響再生装置本体の出力端子に接続されるスピーカの接
続異常や間違いを簡単に検出する事が出来、スピーカの
接続間違いに気付かずに動作させる事による音響再生装
置の破壊やダメージを未然に防止する事が出来る。また
スピーカを接続する際、プラスとマイナスを逆に接続す
る事が防止でき、プラス・マイナス逆接続による再生音
の位相反転によって生ずる音響効果の悪化を防止する事
が出来る。
【0033】また、複数のチャンネルの音声/音楽信号
を増幅し、スピーカを駆動して音声/音楽を再生する音
響再生装置において、接続されたスピーカのチャンネル
と再生装置の出力チャンネルが正しいか、間違っていれ
ばどのチャンネルが度のように間違っているかを簡単に
検出する事が出来、間違った接続により十分な音響効果
が得られない等の問題を事前に回避する事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の音響再生装置の本体側のブロック図
である。
【図2】 本発明のスピーカユニットの一実施形態の構
成図である。
【図3】 本発明に用いるテスト用の高周波パルス信号
の出力波形図である。
【図4】 本発明に用いるテスト用の高周波パルス信号
の入力波形図である。
【図5】 本発明のスピーカユニットの他の実施形態の
構成図である。
【符号の説明】
1 スピーカユニット 2 スピーカ 7 音響再生装置本体 8 増幅回路 9 マイコン 10 高周波パルス出力端子 11 入力端子 12 出力ターミナル 13 出力ターミナル 14 リレー 15 切換端子 16 切換端子 17 入力ターミナル 18 入力ターミナル 21 表示装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声/音楽信号を増幅回路で増幅し、ス
    ピーカを駆動して音声/音楽を再生する音響再生装置に
    おいて、 上記スピーカと並列に接続した第1の抵抗及び第1のコ
    ンデンサより成る直列回路と上記増幅回路のスピーカを
    接続する出力ラインに第2の抵抗を介して高周波信号を
    発生させる高周波信号発生回路と、 該高周波信号発生回路から出力した信号電圧が上記高周
    波信号発生回路に接続した第2の抵抗と上記スピーカに
    接続した第1の抵抗により分圧された電圧を検出する電
    圧検出手段と、 該電圧検出手段の検出結果より上記スピーカが正しく接
    続されているか否かを検出する判定手段と、 を設けたことを特徴とする音響再生装置。
  2. 【請求項2】 音声/音楽信号を増幅回路で増幅し、ス
    ピーカを駆動して音声/音楽を再生する音響再生装置に
    おいて、 上記スピーカと並列に接続した第1の抵抗と第1のコン
    デンサとダイオードとの直列回路と、 上記増幅回路のスピーカを接続する出力ラインに第2の
    抵抗を介して高周波信号を発生させる高周波信号発生回
    路と、 該高周波信号発生回路から出力した信号電圧が上記高周
    波信号発生回路に接続した第2の抵抗と上記スピーカに
    並列に接続した第1の抵抗により分圧された電圧を検出
    する電圧検出手段と、 該電圧検出手段の検出結果より接続されているスピーカ
    が正しく接続されているか否かを検出する判定手段と、 を設けたことを特徴とする音響再生装置。
  3. 【請求項3】 複数のチャンネルの音声/音楽信号を増
    幅回路で増幅し、各スピーカを駆動して多チャンネルの
    音声/音楽を再生する音響再生装置において、 上記の各スピーカと並列にチャンネル別にインピーダン
    ス値を変えた第1の抵抗及び第1のコンデンサの直列回
    路を上記チャンネルに対応して設け、上記増幅回路のス
    ピーカを接続する出力ラインに第2の抵抗を介して高周
    波信号を発生させる高周波信号発生回路を接続し、該高
    周波信号発生回路から出力した信号電圧が高周波信号発
    生回路に接続した上記第2の抵抗と、上記スピーカに並
    列接続したチャンネル毎に設けられている上記第1の抵
    抗により分圧された電圧をチャンネル毎に検出する電圧
    検出手段を設け、該電圧検出手段の検出結果より接続さ
    れているスピーカがいずれのチャンネル用スピーカであ
    るかを検出する判定手段を設けたことを特徴とする音響
    再生装置。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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