JPH11355578A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH11355578A
JPH11355578A JP10163182A JP16318298A JPH11355578A JP H11355578 A JPH11355578 A JP H11355578A JP 10163182 A JP10163182 A JP 10163182A JP 16318298 A JP16318298 A JP 16318298A JP H11355578 A JPH11355578 A JP H11355578A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1コマ内に写し込まれた画像において粒状度
の違いに応じてきめ細かい補正を行える画像処理装置を
提供する。 【解決手段】 1コマ分の画像データを分割して複数の
単位領域を形成し、この単位領域の各濃度に基づいて、
各単位領域ごとの画像データの粒状度の補正量を算出す
るとともにシャープネス度合いを求め、算出した粒状度
の補正量に合わせて粒状度の補正とシャープネス度合い
の補正を行う粒状度補正・シャープネス補正部220を
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置に関
し、特に、フィルムに記録された画像を光電的に読み取
ることにより得られた画像データに所定の画像処理を施
し、出力用の画像データを得る画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、写真フィルムに記録されたコ
マ画像をCCD等の読取センサによって光電的に読み取
り、該読み取りによって得られたデジタル画像データに
対し拡大縮小や各種補正等の画像処理を実行し、画像処
理済のデジタル画像データに基づき変調したレーザ光に
より記録材料へ画像を形成する技術が知られている。
【0003】このようにCCD等の読取センサによりコ
マ画像をデジタル的に読み取る技術では、精度の良い画
像読み取りを実現するために、コマ画像を予備的に読み
取り(いわゆるプレスキャン)、コマ画像の濃度等に応
じた読取条件(例えば、コマ画像に照射する光量やCC
Dの電荷蓄積時間等)を決定し、決定した読取条件でコ
マ画像を再度読み取っていた(いわゆるファインスキャ
ン)。
【0004】プレスキャン時には、読み取った画像に基
づいて、色階調や、ハイパートーン、ハイパーシャープ
ネス、粒状度などの各種補正処理に対応する補正値がそ
れぞれ検出され、得られた各補正値に基づいてファイン
スキャンで読み取った画像に補正処理がなされている。
【0005】上記補正処理対象のうちの1つである粒状
度は、フィルムが持つ画像のザラツキ感や粗さなどの度
合いをいい、粒状度が高いほど画像がきめ細かくなる。
この粒状度は、所定の基準フィルムに対しての度合いを
示す場合と、同一のフィルムにおいて、1画像中での相
対的な度合いを示す場合がある。
【0006】粒状度は、画像の品質を決定づける重要な
要素の一つであり、粒状度の補正は、例えば、特開昭6
3−272173号公報に開示されたように、ネガポジ
反転処理実行前に、カラーネガフィルムの各コマ画像毎
に露出状態を判定し、この判定により得られる各コマ画
像毎の露出状態に基づいて各コマ画面に対応する粒状度
を可変補正する方法で行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
粒状度の補正方法では、1コマ内に写し込まれた画像の
露光状態がアンダーかオーバーかに合わせて検出した補
正値を画像全体に施すため、1コマ内に部分的に過補正
された領域が生じてしまったり、逆に補正不足の領域が
生じるという難点がある。
【0008】そこで、本発明は、1コマ内に写し込まれ
た画像において粒状度の違いに応じてきめ細かい補正を
行える画像処理装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1の発明の画像処理装置は、フィルム
に記録された画像を光電的に読み取ることにより得られ
た画像データに所定の画像処理を施し、出力用の画像デ
ータを得る画像処理装置であって、前記画像データを分
割して形成した複数の所定領域の各濃度に基づいて、各
所定領域毎の粒状度の補正量を算出する粒状度補正量算
出手段と、該粒状度補正量算出手段で算出された各所定
領域毎の補正量に基づいて、前記画像データの粒状度を
補正する粒状度補正手段と、を有する。
【0010】請求項1に記載の発明によれば、1コマに
写し込まれた画像(以後、1コマ分の画像と称す。)全
体の露光状態に基づいて粒状度の補正量を算出するので
はなく、1コマ分の画像の画像データを各所定領域毎に
分割し、この各所定領域毎に粒状度補正量算出手段が粒
状度の補正量を算出し、得られた補正量に基づいて粒状
度補正手段が画像データの粒状度の補正を行う。すなわ
ち、1コマ画像内における部分的な画像の濃度(複数の
濃度)が考慮されて粒状度の補正を行うことができるの
で、きめ細かな粒状度補正が実現できる。
【0011】なお、請求項1では、1コマ分の画像の画
像データを各所定領域毎に分割する方法については特に
限定せず、例えば、碁盤の目状に均等に分割したり、中
央を中心にハニカム状、放射状、同心円状、またはこれ
らを組み合わせて分割したり、主要被写体が配置される
可能性の最も高い中央部分とその他の部分に分割するな
ど、適宜最適な分割方法を選択できる。
【0012】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
の画像処理装置において、前記粒状度補正手段は、各所
定領域毎に算出された補正量から最適値を選択して前記
画像データ全域を補正する。
【0013】すなわち、請求項2の発明では、主被写体
が映り込んだ領域などの1コマ分の画像内の1つ又は複
数の所定領域などの部分的な領域に合わせて粒状度の補
正を行えるので、画面全体の露光状態で平均的に粒状度
を定めるのではなく、主要な一部領域に適した粒状度に
画像データを補正できる。
【0014】さらに、請求項3の発明は、請求項1に記
載の画像処理装置において、前記粒状度補正手段は、各
所定領域毎に対応する補正量に基づいて、各所定領域毎
に画像データを補正する。
【0015】すなわち、請求項3の発明では、1コマ分
の画像を分割して得られる各所定領域毎に算出された補
正量に基づいて、対応する各所定領域の粒状度補正を行
うため、1コマ内で異なる度合いの粒状度補正を実現で
き、1コマ分の画像に合わせてきめ細かく粒状度補正を
行うことが可能である。
【0016】また、請求項4の発明は、請求項1に記載
の画像処理装置において、前記粒状度補正手段は、予め
定めた位置の所定領域から算出された補正量に基づい
て、前記予め定めた位置の所定領域の画像データのみを
補正する。
【0017】すなわち、請求項4の発明では、1コマ分
の画像を分割して得られる各所定領域のうち、予め定め
た1つの所定領域又は複数の所定領域における粒状度の
補正量を求め、予め定めた1つの所定領域又は複数の所
定領域の画像データのみを補正するため、1コマ分の画
像内で部分的に粒状度の補正を行える。
【0018】なお、複数の所定領域を選択した場合、各
々の所定領域ごとに粒状度の補正量を求めて各々対応す
る画像データを補正するようにしたり、各々の所定領域
ごとに粒状度の補正量を求め、その中で最も適正な補正
量に合わせて複数の所定領域全体の画像データを補正す
るようにしたり、複数の所定領域全体の粒状度の補正量
を求めて複数の所定領域全体の画像データを補正するこ
とができる。
【0019】従って、例えば、従来のように、露光状態
に基づいて1コマ分の画像全域に粒状度補正を施した
後、過補正状態又は補正不足状態となった所定領域のみ
を選択してさらに粒状度補正を施すことが可能であり、
さらにきめの細かい粒状度補正処理が実現できる。
【0020】もちろん、粒状度補正を施す前の1コマ分
の画像の特定の位置の所定領域のみを選択してその部分
だけに粒状度補正を施すことも可能であり、補正の対象
となる画像データの質に合わせて粒状度補正の方法を変
えることが可能である。
【0021】請求項5の発明は、請求項1に記載の画像
処理装置において、前記所定領域は、1画素で構成され
た領域であることを特徴とする。すなわち、前記所定領
域を1画素で構成されるものとすることにより、最も細
かに粒状度の補正を行える。
【0022】さらに、請求項6の発明は、請求項1に記
載の画像処理装置において、前記画像データから主要被
写体の占有領域を抽出する主要被写体抽出手段を更に備
え、前記所定領域は、前記主要被写体抽出手段により抽
出された前記占有領域又は前記占有領域以外の領域であ
ることを特徴とする。
【0023】これにより、個々のコマに写し込まれた画
像に合わせて、画像内の主要な部分の補正量を適切に得
られるので、画像に合わせてきめ細かく粒状度の補正を
行える。
【0024】また、請求項7の発明は、請求項1に記載
の画像処理装置において、前記所定領域が前記画像デー
タの濃度累積ヒストグラムから得られた特定濃度の画素
の集合であることを特徴とする。
【0025】すなわち、粒状度は画像データ内の濃度の
高い領域の方が低い領域と比べて良好であることから、
画像データの濃度累積ヒストグラムにより得られる画像
内の主要な部分の濃度に合わせて粒状度の補正量を変え
ることにより、1コマ分の画像データ内の濃度差により
局部的に粒状度が悪くなることを防げる。
【0026】請求項8の発明は、請求項1から請求項7
のいずれか1項に記載の画像処理装置において、前記濃
度は、適用されたフィルムベース濃度からの相対濃度差
であることを特徴とする。これにより、異なるフィルム
ベースを使用したフィルムであっても常に適正な粒状度
の補正量を算出できる。
【0027】また、基準となる粒状度の補正条件は、例
えば、ネガフィルムまたはリバーサルフィルムの違い
や、フィルム感度の違い、フィルムの品種の違いによっ
て異なる。そのため、請求項9の発明では、請求項1か
ら請求項8のいずれか1項に記載の画像処理装置におい
て、フィルム種を判別するフィルム種判別手段を更に備
え、粒状度補正量算出手段は、前記フィルム種判別手段
からのフィルム種に合わせて補正量算出のための基準値
を調整することを特徴とする。
【0028】これにより、基準となる粒状度の補正条件
を補正処理対象のフィルム種に合わせて調整できるの
で、より一層きめ細かく粒状度の補正を行うことが可能
である。
【0029】
【発明の実施形態】図1及び図2には、本実施形態に係
るディジタルラボシステム10の概略構成が示されてい
る。
【0030】図1に示すように、このディジタルラボシ
ステム10は、ラインCCDスキャナ14、画像処理部
16、レーザプリンタ部18、及びプロセッサ部20を
含んで構成されており、ラインCCDスキャナ14と画
像処理部16は、図2に示す入力部26として一体化さ
れており、レーザプリンタ部18及びプロセッサ部20
は、図2に示す出力部28として一体化されている。
【0031】ラインCCDスキャナ14は、ネガフィル
ムやリバーサルフィルム等の写真フィルムに記録されて
いるコマ画像を読み取るためのものであり、例えば13
5サイズの写真フィルム、110サイズの写真フィル
ム、及び透明な磁気層が形成された写真フィルム(24
0サイズの写真フィルム:所謂APSフィルム)、12
0サイズ及び220サイズ(ブローニサイズ)の写真フ
ィルムのコマ画像を読取対象とすることができる。ライ
ンCCDスキャナ14は、上記の読取対象のコマ画像を
ラインCCD30で読み取り、A/D変換部32におい
てA/D変換した後、画像データを画像処理部16へ出
力する。
【0032】なお、本実施の形態では、240サイズの
写真フィルム(APSフィルム)68を適用した場合の
ディジタルラボシステム10として説明する。
【0033】画像処理部16は、ラインCCDスキャナ
14から出力された画像データ(スキャン画像データ)
が入力されると共に、デジタルカメラ34等での撮影に
よって得られた画像データ、原稿(例えば反射原稿等)
をスキャナ36(フラットベット型)で読み取ることで
得られた画像データ、他のコンピュータで生成され、フ
ロッピディスクドライブ38、MOドライブ又はCDド
ライブ40に記録された画像データ、及びモデム42を
介して受信する通信画像データ等(以下、これらをファ
イル画像データと総称する)を外部から入力することも
可能なように構成されている。
【0034】画像処理部16は、入力された画像データ
を画像メモリ44に記憶し、色階調処理部46、ハイパ
ートーン処理部48、ハイパーシャープネス処理部50
等の各種の補正等の画像処理を行って、記録用画像デー
タとしてレーザプリンタ部18へ出力する。また、画像
処理部16は、画像処理を行った画像データを画像ファ
イルとして外部へ出力する(例えばFD、MO、CD等
の記憶媒体に出力したり、通信回線を介して他の情報処
理機器へ送信する等)ことも可能とされている。
【0035】レーザプリンタ部18はR、G、Bのレー
ザ光源52を備えており、レーザドライバ54を制御し
て、画像処理部16から入力された記録用画像データ
(一旦、画像メモリ56に記憶される)に応じて変調し
たレーザ光を印画紙に照射して、走査露光(本実施の形
態では、主としてポリゴンミラー58、fθレンズ60
を用いた光学系)によって印画紙62に画像を記録す
る。また、プロセッサ部20は、レーザプリンタ部18
で走査露光によって画像が記録された印画紙62に対
し、発色現像、漂白定着、水洗、乾燥の各処理を施す。
これにより、印画紙上に画像が形成される。
【0036】(ラインCCDスキャナの構成)次にライ
ンCCDスキャナ14の構成について説明する。図1に
はラインCCDスキャナ14の光学系の概略構成が示さ
れている。この光学系は、写真フィルム68に光を照射
する光源66を備えており、光源66の光射出側には、
写真フィルム68に照射する光を拡散光とする光拡散板
72が配置されている。
【0037】写真フィルム68は、光拡散板72が配設
された側に配置されたフィルムキャリア74によって、
コマ画像の画面が光軸と垂直になるように搬送される。
【0038】写真フィルム68を挟んで光源66と反対
側には、光軸に沿って、コマ画像を透過した光を結像さ
せるレンズユニット76、ラインCCD30が順に配置
されている。なお、レンズユニット76として単一のレ
ンズのみを示しているが、レンズユニット76は、実際
には複数枚のレンズから構成されたズームレンズであ
る。なお、レンズユニット76として、セルフォックレ
ンズを用いてもよい。この場合、セルフォックレンズの
両端面をそれぞれ、可能な限り写真フィルム68及びラ
インCCD30に接近させることが好ましい。
【0039】ラインCCD30は、複数のCCDセル搬
送される写真フィルム68の幅方向に沿って一列に配置
され、かつ電子シャッタ機構が設けられたセンシング部
が、間隔を空けて互いに平行に3ライン設けられてお
り、各センシング部の光入射側にR、G、Bの色分解フ
ィルタの何れかが各々取付けられて構成されている(所
謂3ラインカラーCCD)。ラインCCD30は、各セ
ンシング部の受光面がレンズユニット76の結像点位置
に一致するように配置されている。
【0040】また、図示は省略するが、ラインCCD3
0とレンズユニット76との間にはシャッタが設けられ
ている。
【0041】(画像処理部16の制御系の構成)図3に
は、図1に示す画像処理部16の主要構成である画像メ
モリ44、色階調処理46、ハイパートーン処理48、
ハイパーシャープネス処理50の各処理を実行するため
の詳細な制御ブロック図が示されている。
【0042】ラインCCDスキャナ14から出力された
RGBの各デジタル信号は、データ処理部200におい
て、暗時補正、欠陥画素補正、シェーディング補正等の
所定のデータ処理が施された後、log変換器202に
よってデジタル画像データ(濃度データ)に変換され、
プレスキャンデータはプレスキャンメモリ204に記憶
され、メインスキャンデータはメインスキャンメモリ2
06に記憶される。
【0043】プレスキャンメモリ204に記憶されたプ
レスキャンデータは、画像データ処理部208と画像デ
ータ変換部210とで構成されたプレスキャン処理部2
12に送出される。一方、メインスキャンメモリ206
に記憶されたメインスキャンデータは、画像データ処理
部214と画像データ変換部216とで構成されたメイ
ンスキャン処理部218へ送出される。
【0044】これらのプレスキャン処理部212及びメ
インスキャン処理部218では、画像を撮影したときの
レンズ特性及びストロボを使用して撮影したときのスト
ロボ配光特性に基づく補正等を実行する。
【0045】また、画像データ処理部208、214に
は、各種フィルムの特性を記憶するフィルム特性記憶部
232と、フィルムを撮影したカメラを判別する情報を
取得して対応する撮影カメラに応じたレンズ特性を出力
するレンズ特性データ供給部234とが接続されてい
る。
【0046】フィルムの特性とは、階調特性(γ特性)
であり、一般には、露光量に応じて濃度が三次元的に変
化する曲線で表される。なお、この点は周知の技術であ
るため、詳細な説明は省略する。
【0047】また、フィルム種の特定は、本実施の形態
であれば、APSフィルムの磁気記録層にフィルム種を
示す情報を記録しており、ラインCCDスキャナ14の
キャリア74での搬送時に、磁気ヘッドによって読み取
ることが可能である。また、135サイズフィルムの場
合には、その形状(幅方向両端に比較的短いピッチでパ
ーフォレーションが設けられている)等で判断してもよ
いし、オペレータがキー入力するようにしてもよい。フ
ィルム種を特定することにより、画像のフィルムベース
濃度からの相対的な濃度を正確に算出できる。
【0048】画像データ処理部208、214では、フ
ィルム特性記憶部232とレンズ特性データ供給部23
4とから得られるフィルム種及びカメラ種に合わせて基
準値の補正を行い、LUTやマトリクス(MTX)演算
等を用いる周知の方法により、カラーバランス調整、コ
ントラスト調整(色階調処理)、明るさ補正、彩度補正
(ハイパートーン処理)等のためのパラメータを求め
る。
【0049】さらに、画像データ処理部208、214
は、1コマ分の画像データを分割して形成した複数の単
位領域(所定領域)100の各濃度に基づいて、各単位
領域100毎の粒状度補正量を算出するとともにシャー
プネス度合いを求め、算出した粒状度の補正量に合わせ
て粒状度の補正とシャープネス度合いの補正を行う粒状
度補正・シャープネス補正部220(粒状度補正量算出
手段、粒状度補正手段)を含み、この粒状度補正・シャ
ープネス補正部220において、後述する処理により粒
状度の補正処理を施すための補正量を算出する。
【0050】プレスキャン側の画像データ変換部210
は、画像データ処理部208によって単位領域100毎
に得られた複数の画像データを3D−LUTに基づいて
モニタ16Mへ表示するためのディスプレイ用画像デー
タに変換している。一方、メインスキャン側の画像デー
タ変換部216は、画像データ処理部214によって処
理された画像データを、3D−LUTに基づいてレーザ
プリンタ部18でのプリント用画像データに変換してい
る。なお、上記ディスプレイ用の画像データと、プリン
ト用画像データとは、表色系が異なるが、以下のような
様々な補正によって一致を図っている。
【0051】すなわち、プレスキャン処理部212及び
メインスキャン処理部218には、条件設定部224が
接続されている。条件設定部224は、セットアップ部
226、キー補正部228、パラメータ統合部230と
で構成されている。
【0052】セットアップ部226は、プレスキャンデ
ータを用いて、メインスキャンの読取条件を設定し、ラ
インCCDスキャナ14に供給し、また、プレスキャン
処理部212及びメイスキャン処理部218の画像処理
条件を演算し、パラメータ統合部230に供給してい
る。
【0053】キー補正部228は、キーボード16Kに
設定された濃度、色、コントラスト、シャープネス、彩
度、粒状度等を調整するキーやマウスで入力された各種
の指示等に応じて、画像処理条件の調整量を演算し、パ
ラメータ統合部230へ供給している。
【0054】パラメータ統合部230では、上記セット
アップ部226及びキー補正部228から受け取った画
像処理条件をプレスキャン側及びメインスキャン側の画
像データ処理部208,214へ送り、画像処理条件を
補正あるいは再設定する。
【0055】ここで、粒状度補正・シャープネス補正部
220において行われる処理を説明する。粒状度補正・
シャープネス補正部220は、プレスキャンデータを例
えば図4に示すように、1コマ分の画像データを9×5
の単位領域100毎に分割して、各単位領域100毎に
濃度を算出し、算出された濃度に基づいて粒状度の補正
量を決定する。
【0056】図5は、色(輝度)と濃度との相関関係を
示す線図であるが、図5に示すように、色(輝度)と濃
度とは比例関係になく二次曲線的な関係にある。また、
濃度が低くなればなるほど粒状度は悪くなってザラツキ
の目立つ画像となる。これらのことから、色(輝度)と
粒状度の補正量とは、図6に示すような曲線の関係にあ
り、色(輝度)が低くなればなるほど粒状度の補正量が
大きくなる。
【0057】本実施形態の粒状度補正・シャープネス補
正部220では、単位領域100毎に平均濃度を算出
し、得られた平均濃度から図5に示した線図に基づいて
輝度を求め、さらに、図6に示した線図に基づいて各単
位領域100毎に粒状度の補正量を算出する。
【0058】なお、ここでは、1コマ分の画像データを
9×5の単位領域100毎に分割したが、分割の方法は
9×5に限らず、6×6や10×10や画素毎など目的
に合わせて適宜選択できる。
【0059】例えば、図7に示すように左側領域102
と中央領域104と右側領域106に3分割したり、図
示はしないが上側領域と中央領域と下側領域とに3分割
したり、図8に示すように中心領域110とその他の領
域108とに分割したり、図9に示すように、主要被写
体抽出手段により画像データから主要被写体120のみ
を抽出して所要被写体120とその他の領域108とに
分割したり、さらには、図10に示すように、1コマ分
の画像データを例えば、9×5に分割し、主要被写体が
映り込んだ6領域(縦番号−横番号;4−7、4−8、
5−7、5−8、6−7、6−8)とその他の領域とに
分割するなどの方法を採用できる。もちろん、主要被写
体が異なる領域に複数ある場合も上記と同様に予め分割
した単位領域毎、または抽出した領域毎に分割する方法
を採用できる。
【0060】また、本実施形態では、1コマ分の画像デ
ータを主要被写体120の位置に関係なく9×5の単位
領域100毎に分割し、それぞれの単位領域100毎に
適切な補正量を算出して1コマ分の画像データ全体の粒
状度の補正を行う構成であるが、主要被写体120の映
り込んだ領域の粒状度の補正を精度良く行い、その他の
領域は粒状度の補正を粗く行うようにしたり、主要被写
体120の映り込んだ領域のみの粒状度の補正を行うよ
うにするなどと、補正処理を施す領域を限定して選択的
に粒状度の補正を行う構成とすることもできる。もちろ
ん、主要被写体120の映り込んだ領域の粒状度補正値
に合わせて1コマ分の画像データ全体を補正するように
構成することもできる。
【0061】また、粒状度の補正量は被写体の濃度に左
右されることから、1コマ分の画像データから図11に
示すような縦軸が画素数横軸が濃度値である濃度累積ヒ
ストグラムを求め、この濃度累積ヒストグラムから予め
設定した濃度範囲にある画素又は領域を選択して粒状度
補正を行ったり、同じ濃度の画素又は領域毎に対応する
補正値を適用して1コマ分の画像データ全体または一部
領域(主要被写体が映り込んだ領域や、主要被写体以外
の領域や、ユーザが選択した領域など)の粒状度補正を
行う構成とすることもできる。
【0062】また、粒状度はシャープネス強調度合いと
トレードオフの関係にあり、粒状度補正・シャープネス
補正部220は、上述の方法で得られた補正量を基にし
て以下述べるシャープネス強調処理と共に粒状度の補正
を行う。
【0063】まず、図12に示すように、ファインスキ
ャンデータSF (RGB)に対して以下に示す5×5の
ローパスフィルタを二段カスケード接続した9×9ロー
パスフィルタ21によりフィルタリング処理を施し、フ
ァインスキャンデータの低周波数成分RL 、GL 、BL
を抽出する。
【0064】
【数1】 そして、ファインスキャンデータSF から低周波数成分
L 、GL 、BL を減算して中間高周波数成分RMH、G
MH、BMHを抽出する。前記抽出された後の低周波数成分
L 、GL 、BL は、カラー画像中のエッジや細かいテ
クスチャやフィルムの粒状によるザラツキを含まないも
のである。一方、中間周波数成分RM 、GM 、BM はフ
ィルム粒状によるザラツキを含むものであり、高周波数
成分RH、GH 、BH は、カラー画像中のエッジや細か
いテクスチャーを含むものである。
【0065】ここで、ファインスキャンデータの低周波
数成分RL 、GL 、BL 、中間周波数成分RM 、GM
M 及び高周波数成分RH 、GH 、BH とは図13に示
すように分布される中間・高周波数成分に乗じるゲイン
M、Hを1.0とした場合の周波数成分のことをいう。
また、中間周波数成分RM 、GM 、BM は、処理後のデ
ータを可視像として再生する際の出力のナイキスト周波
数fs/2の1/3付近にピークを持って分布HM とな
る周波数成分をいう。さらに低周波数成分RL、GL
L とは、0周波数にピークを持って分布HL となる成
分をいい、高周波数成分RH 、GH 、BH とは、出力の
ナイキスト周波数fs/2にピークを持って分布HH
なる成分をいう。
【0066】なお、本実施の形態において、ナイキスト
周波数は、感光材料への記録が300dpiで行われる
場合のナイキスト周波数をいうものである。ここで図6
においては、各周波数において周波数成分の和は1とな
っている。
【0067】ついで分解された中間・高周波数成分
MH、GMH、BMHから輝度成分が抽出される。この輝度
成分の抽出はファインスキャンデータの中間・高周波数
成分RMH、GMH、BMHをYIQ基底に変換した際の成分
MHがデータの輝度成分を表すものである。ここでYI
Q基底への変換は下記の式により行う。
【0068】
【数2】 YIQ基底に変換後の色成分である成分IMH及び成分Q
MHはフィルム粒状に起因する色のザラツキを含むもので
あるため、成分IMH及び成分QMHはここでは0とおいて
フィルム粒状に起因する色のザラツキを抑制する。
【0069】ここで、色成分である成分IMH及び成分Q
MHは一般の被写体を写した画像の場合は殆ど成分を持た
ないことが経験的にわかっている。したがって、成分I
MH及び成分QMHは、フィルム粒状に起因する色のザラツ
キとみなして0とおくことにより、ザラツキを抑制した
良好な再生画像を得ることができる。
【0070】ついで、成分YMHに対してゲイン処理部に
おいて上述した5×5のローパスフィルタによりフィル
タリング処理を施して、成分YMHの中間周波数成分YM
を得る。さらに、成分YMHから中間周波数成分YM を減
算することにより成分YMHの高間周波数成分YH を得
る。
【0071】次いで、前述した粒状度補正・シャープネ
ス補正部220において求められたゲインM及び、ゲイ
ンHが以下の式に示すように、それぞれ成分YM 、YH
に乗じられて処理済成分YM ' 、YH ' が得られ、処理
済成分YM ' 、YH ' が合成されて成分YMH' が得られ
る。
【0072】 YMH' =ゲインM×YM +ゲインH×YH …式(3) (YM ' =ゲインM×YM 、YH ' =ゲインH×YH ) ここで、ゲインMと、ゲインHとは粒状度補正・シャー
プネス補正部220においてゲインM<ゲインHとなる
ように設定される。すなわち、フィルム粒状に基づく輝
度成分のザラツキは、中間周波数成分に比較的多く含ま
れているため、成分YM のゲインMを比較的低く設定す
ることより、ザラツキ感を抑えることができる。また、
画像のシャープネス度合いは輝度成分の高周波数成分に
依存するため、輝度成分の高周波数成分YH のゲインH
を比較的大きくすることにより、処理済画像の鮮鋭度を
強調することができる。
【0073】例えば、カラー画像がアンダーネガの場
合、フィルム粒状に起因するザラツキが目立つ上に階調
特性を改善するために階調を立ると、粒状がかなり悪い
画像となるため、単位領域毎に算出されるゲインMをか
なり低く設定することにより、粒状を強く抑制できる。
【0074】すなわち、粒状度補正・シャープネス補正
部220においては、上述した方法により分割した領域
毎に最も適したゲインMを補正量として算出し、このゲ
インMに基づいて粒状度を抑制している。このゲインM
は、分割した画像データの面積に応じて設定したり、ユ
ーザの好みに応じたゲインG及びゲインHをテーブルと
して記憶しておき、ユーザの選択に応じたゲインG及び
ゲインHを単位領域100毎に適宜選択するように構成
することもできる。
【0075】そして、このようにして得られた成分
MH' を前述したファインスキャンデータSF の低周波
数成分RL 、GL 、BL と合成して処理済信号R’、
G’、B’を得る。この際、前述した成分IMH’を逆変
換してRGBのデータに対応させると、RGB3つのデ
ータは全て成分YMH’と同一の値となるので、処理され
た輝度成分MH’を逆変換しないで合成することより処理
を簡便なものとできる。
【0076】その後、以上の処理を単位領域100毎に
行って、単位領域100毎に得られた複数の処理済信号
R’、G’、B’をそれぞれ画像データ変換部210に
出力する。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
1コマの画像データの粒状度補正を部分的な画像データ
に基づいて行うため、1コマ内に写し込まれた画像にお
いて粒状度の違いに応じてきめ細かい補正が可能な画像
処理装置が得られる、という効果を達成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるデジタルラボシス
テムの概略構成図である。
【図2】デジタルラボシステムの概観図である。
【図3】画像処理部の制御ブロック図である。
【図4】1コマ分の画像データを9×5の単位領域10
0毎に分割した状態を示す説明図である。
【図5】濃度と色(輝度)の相関関係を示す線図であ
る。
【図6】色(輝度)と粒状度の補正量との相関関係を示
す線図である。
【図7】1コマ分の画像データを左側領域102と中央
領域104と右側領域106に3分割した状態を示す説
明図である。
【図8】1コマ分の画像データを中心領域110とその
他の領域108とに分割した状態を示す説明図である。
【図9】1コマ分の画像データを主要被写体抽出手段に
より画像データから主要被写体120のみを抽出して所
要被写体120とその他の領域108とに分割した状態
を示す説明図である。
【図10】1コマ分の画像データを9×5に分割し、主
要被写体が映り込んだ6領域とその他の領域とに分割し
た状態を示す説明図である。
【図11】1コマ分の画像データから算出した濃度累積
ヒストグラムの一例を示す線図である。
【図12】本実施形態に係る粒状抑制、シャープネス強
調処理の一例を示すブロック図である。
【図13】低周波数成分、中間周波数成分、高周波数成
分の分布を示す特性図である。
【符号の説明】
10 ディジタルラボシステム 14 ラインCCDスキャナ 16 画像処理部 66 光源部 68 写真フィルム 200 データ処理部 202 log 変換器 204 プレスキャンメモリ 206 メインスキャンメモリ 208 画像データ処理部 212 プレスキャン処理部 214 画像データ処理部 218 メインスキャン処理部 220 粒状度補正・シャープネス補正部 224 条件設定部 234 レンズ特性データ供給部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムに記録された画像を光電的に読
    み取ることにより得られた画像データに所定の画像処理
    を施し、出力用の画像データを得る画像処理装置であっ
    て、 前記画像データを分割して形成した複数の所定領域の各
    濃度に基づいて、各所定領域毎の粒状度の補正量を算出
    する粒状度補正量算出手段と、 該粒状度補正量算出手段で算出された各所定領域毎の補
    正量に基づいて、前記画像データの粒状度を補正する粒
    状度補正手段と、 を有する画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記粒状度補正手段は、各所定領域毎に
    算出された補正量から最適値を選択して前記画像データ
    全域を補正する請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記粒状度補正手段は、各所定領域毎に
    対応する補正量に基づいて、各所定領域毎に画像データ
    を補正する請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記粒状度補正手段は、予め定めた位置
    の所定領域から算出された補正量に基づいて、前記予め
    定めた位置の所定領域の画像データのみを補正する請求
    項1に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記所定領域は、1画素で構成された領
    域であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装
    置。
  6. 【請求項6】 前記画像データから主要被写体の占有領
    域を抽出する主要被写体抽出手段を更に備え、 前記所定領域として、前記主要被写体抽出手段により抽
    出された前記占有領域又は前記占有領域以外の領域を選
    択することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装
    置。
  7. 【請求項7】 前記所定領域が前記画像データの濃度累
    積ヒストグラムから得られた特定濃度の画素の集合であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記濃度は、適用されたフィルムベース
    濃度からの相対濃度差であることを特徴とする請求項1
    から請求項7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 フィルム種を判別するフィルム種判別手
    段を更に備え、 粒状度補正量算出手段は、前記フィルム種判別手段から
    のフィルム種に合わせて補正量算出のための基準値を調
    整することを特徴とする請求項1から請求項8のいずれ
    か1項に記載の画像処理装置。
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