JP3825177B2 - 画像処理方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像処理システム及び画像処理方法に係り、より詳しくは、写真感光材料に記録された画像を画像処理する際に、レンズデータに基づいて収差補正や周辺減光補正を行うことが可能な画像処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、廉価で手軽に写真撮影をすることができるレンズ付きフィルム(以下、LFという)が知られている。このLFに搭載されるレンズは、簡易なレンズを用いる場合が多く、ディストーション(歪曲収差:横倍率が像の大きさによって異なる)や倍率色収差(R、G、B各色で画素位置が異なる)等の収差が生じるため、レンズの種類に応じて上記の収差補正を行うことが望ましい。
【0003】
近年では、写真フィルムに記録されたコマ画像をCCD等の読み取りセンサにより光電的に読み取り、読み取られたデジタル画像データに対し、各種補正を行ってプリント処理することができる画像処理装置が知られている。さらに、このような画像処理装置では、読み取られた画像を画像ファイルとして、例えばメモリーカードやフロッピーディスク等の記録媒体に記録することができ、再プリントする際にはこの記録媒体をラボに持ち込んでプリントすることも可能となっている。
【0004】
上記の収差補正を行うためには、レンズタイプに応じて補正を行うためのレンズデータを保持しておき、このレンズデータに基づいて収差補正を行うことが必要になるが、収差補正の演算には複雑な処理が必要となるため、廉価な画像処理装置ではこのような処理を行うことはできない。
【0005】
このため、収差補正をすることができない画像処理装置で画像ファイルを作成し、この画像ファイルを元に、収差補正をすることが可能な画像処理装置で再プリントしようとしても、どのようなレンズで撮影されたかを特定できないため、改めてレンズタイプを指定する必要があり、自動的に収差補正を行うことができない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記事実を考慮し、写真フィルムに記録された画像を読み取って作成した画像ファイルに基づいて、異なる画像処理装置間でも補正条件を自動的に設定してプリント処理をすることができる画像処理方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、写真感光材料に予め記録された撮影レンズ特性情報と前記写真感光材料に記録された画像とを読み取り、該読み取りにより得られた画像データとともに、前記撮影レンズ特性情報と前記画像データに対し補正を行ったか否かの情報とを含む付加情報を記録媒体に記録し、前記記録媒体に記録された前記付加情報を読み出し、前記画像データに対して補正がされていない場合には、前記撮影レンズ特性情報に応じた補正情報を読み出し、該補正情報に基づいて前記画像データを補正することを特徴としている。
【0008】
請求項2記載の発明は、前記補正情報は、レンズの収差に応じた補正及びレンズによる周辺光量不足に応じた補正の少なくとも一方を行うための情報であることを特徴としている。
【0009】
請求項3記載の発明は、前記付加情報は、前記画像の撮影時の中心座標情報及び前記画像の読み取り解像度情報をさらに含み、前記撮影時の中心座標情報、前記読み取り解像度情報及び前記補正情報に基づいて前記補正を行うことを特徴としている。
【0010】
請求項1記載の発明では、写真感光材料に予め記録された撮影レンズ特性情報を読み取る。なお、撮影レンズ特性情報は、例えば撮影レンズの種類を示すレンズタイプ(識別ID)もしくは撮影レンズに起因する画質の劣化を補正するための撮影レンズの特性を示す情報(例えば読み取った画像の収差補正を行うためのレンズ収差補正式、この収差補正式の補正係数、カメラ機種等の情報)である。そして、写真感光材料に記録された画像を読み取り、読み取られた画像データととともに、撮影レンズ特性情報、画像データに対し補正を行ったか否かの情報を、例えばCD−R(コンパクトディスク−レコーダブル)やメモリーカード等の記録媒体に記録する。記録する撮影レンズ特性情報は、上記の撮影レンズの種類を示すレンズタイプもしくは撮影レンズに起因する画質の劣化を補正するための撮影レンズの特性を示す情報のどちらを記録するようにしてもよい。そして、記録媒体に記録された画像データをもとにプリントする際には、画像データとともに記録された付加情報を読み出し、画像データに対して補正が行われているか否かを判別する。そして、補正が行われていないと判断した場合には、予め記録されている撮影レンズ特性情報に応じた補正情報を読み出し、この補正情報に基づいて画像データに対して補正を行う。この補正情報は、請求項2記載の発明のように、レンズの収差に応じた補正及びレンズによる周辺光量不足に応じた補正の少なくとも一方を行うための情報を含めるようにしてもよい。
【0011】
なお、補正が行われていると判断した場合には、前記の補正は行わない。このため、誤って重複して補正を行うことがない。また、補正を行うことができない廉価な画像処理装置においては、付加情報だけは記録しておくようにすれば、補正を行うことができる画像処理装置で画像処理する場合には、付加情報を読み出して自動的に補正を行うことができる。このため、撮影レンズ特性情報などを指定する手間が省ける。
【0012】
また、付加情報には、請求項3記載の発明のように、読み取った画像の撮影時の中心座標情報及び画像の読み取り解像度情報をさらに含めるようにしてもよい。この場合には、読み取った画像に対して例えばトリミング処理を行った場合に効果がある。すなわち、読み取った画像に対してズームやシフト処理を行って中心座標がずれるような場合には、付加情報に含まれる撮影時の中心座標及び解像度を読み出すことで自動的に補正条件を決定して周辺光量補正を行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0014】
(システム全体の構成)
まず、本実施形態に係るディジタルラボシステムについて説明する。図1には本実施形態に係るディジタルラボシステム10の概略構成が示されており、図2にはディジタルラボシステム10の外観が示されている。図1に示すように、このラボシステム10は、ラインCCDスキャナ14、画像処理部16、レーザプリンタ部18、及びプロセッサ部20を含んで構成されており、ラインCCDスキャナ14と画像処理部16は、図2に示す入力部26として一体化されており、レーザプリンタ部18及びプロセッサ部20は、図2に示す出力部28として一体化されている。
【0015】
ラインCCDスキャナ14は、ネガフィルムやリバーサルフィルム等の写真フィルムに記録されているコマ画像を読み取るためのものであり、例えば135サイズの写真フィルム、110サイズの写真フィルム、及び透明な磁気層が形成された写真フィルム(240サイズの写真フィルム:所謂APSフィルム)、120サイズ及び220サイズ(ブローニサイズ)の写真フィルムのコマ画像を読取対象とすることができる。ラインCCDスキャナ14は、上記の読取対象のコマ画像をラインCCDで読み取り、画像データを出力する。
【0016】
なお、本実施の形態では、図示しないLFに収容された240サイズの写真フィルム(APSフィルム)102を適用した場合のディジタルラボシステム10として説明する。図4に示される如く、APSフィルム102には、磁気記録層116が設けられている。この磁気記録層116には、LFに搭載されている撮影レンズの情報(本実施の形態では撮影レンズの種類を示すレンズタイプとする)が予め(例えば製造時等)記録されている。また、APSフィルム102には、光学的情報(バーコード112)が予め(例えば製造時等)記録されており、このバーコード112はフィルム種を示している。なお、レンズタイプがバーコードで記録されていて、フィルム種が磁気記録層に記録されていてもよい。
【0017】
画像処理部16は、ラインCCDスキャナ14から出力された画像データ(スキャン画像データ)が入力されると共に、デジタルカメラでの撮影によって得られた画像データ、コマ画像以外の原稿(例えば反射原稿等)をスキャナで読み取ることで得られた画像データ、コンピュータで生成された画像データ等の画像ファイルを外部から入力する(例えば、CD−Rやメモリカード等の記憶媒体を介して入力したり、通信回線を介して他の情報処理機器から入力する等)ことも可能なように構成されている。
【0018】
画像処理部16は、入力された画像データに対して各種の補正等の画像処理を行って、記録用画像データとしてレーザプリンタ部18へ出力する。また、画像処理部16は、画像処理を行った画像データを画像ファイルとして外部へ出力する(例えばCD−Rやメモリカード等の記憶媒体に出力したり、通信回線を介して他の情報処理機器へ送信する等)ことも可能とされている。
【0019】
また、画像ファイルとして出力する際には、APSフィルム102の磁気記録層116に記録されたレンズタイプや、詳細は後述するが、画像処理を行った際に、収差補正や周辺光量補正が行われたか否かの情報や、プレスキャン画像の中心座標、プレスキャン、ファインスキャンを行ったときの解像度等の情報を付加情報として記録することもできるようになっている。
【0020】
レーザプリンタ部18はR、G、Bのレーザ光源を備えており、画像処理部16から入力された記録用画像データに応じて変調したレーザ光を印画紙に照射して、走査露光によって印画紙に画像を記録する。また、プロセッサ部20は、レーザプリンタ部18で走査露光によって画像が記録された印画紙に対し、発色現像、漂白定着、水洗、乾燥の各処理を施す。これにより、印画紙上に画像が形成される。
【0021】
(画像処理部16の構成)
次に画像処理部16の構成について図3を参照して説明する。画像処理部16は、ラインCCDスキャナ14に対応してラインスキャナ補正部122が設けられている。ラインスキャナ補正部122は、ラインCCDスキャナ14から並列に出力されるR、G、Bの画像データに対応して、暗補正回路124、欠陥画素補正部128、及び明補正回路130から成る信号処理系が3系統設けられている。
【0022】
暗補正回路124は、ラインCCD116の光入射側がシャッタにより遮光されている状態で、ラインCCDスキャナ14から入力されたデータ(ラインCCD116のセンシング部の各セルの暗出力レベルを表すデータ)を各セル毎に記憶しておき、ラインCCDスキャナ14から入力されたスキャン画像データから、各画素毎に対応するセルの暗出力レベルを減ずることによって補正する。
【0023】
また、ラインCCD116の光電変換特性は各セル単位でのばらつきもある。欠陥画素補正部128の後段の明補正回路130では、ラインCCDスキャナ14に画面全体が一定濃度の調整用のコマ画像がセットされている状態で、ラインCCD116で前記調整用のコマ画像を読み取ることによりラインCCDスキャナ14から入力された調整用のコマ画像の画像データ(この画像データが表す各画素毎の濃度のばらつきは各セルの光電変換特性のばらつきに起因する)に基づいて各セル毎にゲインを定めておき、ラインCCDスキャナ14から入力された読取対象のコマ画像の画像データを、各セル毎に定めたゲインに応じて各画素毎に補正する。
【0024】
一方、調整用のコマ画像の画像データにおいて、特定の画素の濃度が他の画素の濃度と大きく異なっていた場合には、ラインCCDの前記特定の画素に対応するセルには何らかの異常があり、前記特定の画素は欠陥画素と判断できる。欠陥画素補正部128は調整用のコマ画像の画像データに基づき欠陥画素のアドレスを記憶しておき、ラインCCDスキャナ14から入力された読取対象のコマ画像の画像データのうち、欠陥画素のデータについては周囲の画素のデータから補間してデータを新たに生成する。
【0025】
また、ラインCCDは3本のライン(CCDセル列)がAPSフィルム102の搬送方向に沿って所定の間隔を空けて順に配置されているので、ラインCCDスキャナ14からR、G、Bの各成分色の画像データの出力が開始されるタイミングには時間差がある。ラインスキャナ補正部122は、コマ画像上で同一の画素のR、G、Bの画像データが同時に出力されるように、各成分色毎に異なる遅延時間で画像データの出力タイミングの遅延を行う。
【0026】
ラインスキャナ補正部122の出力端はセレクタ132の入力端に接続されており、補正部122から出力された画像データはセレクタ132に入力される。また、セレクタ132の入力端は入出力コントローラ134のデータ出力端にも接続されており、入出力コントローラ134からは、外部から入力されたファイル画像データがセレクタ132に入力される。セレクタ132の出力端は入出力コントローラ134、イメージプロセッサ部136A、136Bのデータ入力端に各々接続されている。セレクタ132は、入力された画像データを、入出力コントローラ134、イメージプロセッサ部136A、136Bの各々に選択的に出力可能とされている。
【0027】
イメージプロセッサ部136Aは、メモリコントローラ138、イメージプロセッサ140、3個のフレームメモリ142A、142B、142Cを備えている。フレームメモリ142A、142B、142Cは各々1フレーム分のコマ画像の画像データを記憶可能な容量を有しており、セレクタ132から入力された画像データは3個のフレームメモリ142の何れかに記憶されるが、メモリコントローラ138は、入力された画像データの各画素のデータが、フレームメモリ142の記憶領域に一定の順序で並んで記憶されるように、画像データをフレームメモリ142に記憶させる際のアドレスを制御する。
【0028】
イメージプロセッサ140は、フレームメモリ142に記憶された画像データを取込み、階調変換、色変換、画像の超低周波輝度成分の階調を圧縮するハイパートーン処理、粒状を抑制しながらシャープネスを強調するハイパーシャープネス処理等の各種の画像処理を行う。なお、上記の画像処理の処理条件は、オートセットアップエンジン144(後述)によって自動的に演算され、演算された処理条件に従って画像処理が行われる。イメージプロセッサ140は入出力コントローラ134に接続されており、画像処理を行った画像データは、フレームメモリ142に一旦記憶された後に、所定のタイミングで入出力コントローラ134へ出力される。なお、イメージプロセッサ部136Bは、上述したイメージプロセッサ部136Aと同一の構成であるので説明を省略する。
【0029】
ところで、本実施形態では個々のコマ画像に対し、ラインCCDスキャナ14において異なる解像度で2回の読み取りを行う。1回目の比較的低解像度での読み取り(以下、プレスキャンという)では、コマ画像の濃度が極端に低い場合(例えばネガフィルムにおける露光アンダーのネガ画像)にも、ラインCCD116で蓄積電荷の飽和が生じないように決定した読取条件(写真フィルムに照射する光のR、G、Bの各波長域毎の光量、CCDの電荷蓄積時間)でコマ画像の読み取りが行われる。このプレスキャンによって得られた画像データ(プレスキャン画像データ)は、セレクタ132から入出力コントローラ134に入力され、更に入出力コントローラ134に接続されたオートセットアップエンジン144に出力される。
【0030】
オートセットアップエンジン144は、CPU146、RAM148(例えばDRAM)、ROM150(例えば記憶内容を書換え可能なROM)、入出力ポート152を備え、これらがバス154を介して互いに接続されて構成されている。
【0031】
オートセットアップエンジン144は、入出力コントローラ134から入力された複数コマ分のコマ画像のプレスキャン画像データに基づいて、ラインCCDスキャナ14による2回目の比較的高解像度での読み取り(以下、ファインスキャンという)によって得られた画像データ(ファインスキャン画像データ)に対する画像処理の処理条件を演算し、演算した処理条件をイメージプロセッサ部136のイメージプロセッサ140へ出力する。この画像処理の処理条件の演算では、撮影時の露光量、撮影光源種やその他の特徴量から類似のシーンを撮影した複数のコマ画像が有るか否か判定し、類似のシーンを撮影した複数のコマ画像が有った場合には、これらのコマ画像のファインスキャン画像データに対する画像処理の処理条件が同一又は近似するように決定する。
【0032】
また、オートセットアップエンジン144では、画像コマの中心位置に対する周辺の光量落ちを補正する周辺光量補正や、レンズの収差により発生する歪曲(ディストーション)収差や倍率色収差をレンズ特性に基づいて補正することができるようになっている(後述)。
【0033】
なお、画像処理の最適な処理条件は、画像処理後の画像データを、レーザプリンタ部18における印画紙への画像の記録に用いるのか、外部へ出力するのか等によっても変化する。画像処理部16には2つのイメージプロセッサ部136A、136Bが設けられているので、例えば、画像データを印画紙への画像の記録に用いると共に外部へ出力する等の場合には、オートセットアップエンジン144は各々の用途に最適な処理条件を各々演算し、イメージプロセッサ部136A、136Bへ出力する。これにより、イメージプロセッサ部136A、136Bでは、同一のファインスキャン画像データに対し、互いに異なる処理条件で画像処理が行われる。
【0034】
更に、オートセットアップエンジン144は、入出力コントローラ134から入力されたコマ画像のプレスキャン画像データに基づいて、レーザプリンタ部18で印画紙に画像を記録する際のグレーバランス等を規定する画像記録用パラメータを算出し、レーザプリンタ部18に記録用画像データ(後述)を出力する際に同時に出力する。また、オートセットアップエンジン144は、外部から入力されるファイル画像データに対しても、上記と同様にして画像処理の処理条件を演算する。
【0035】
入出力コントローラ134はI/F回路156を介してレーザプリンタ部18に接続されている。画像処理後の画像データを印画紙への画像の記録に用いる場合には、イメージプロセッサ部136で画像処理が行われた画像データは、入出力コントローラ134からI/F回路156を介し記録用画像データとしてレーザプリンタ部18へ出力される。また、オートセットアップエンジン144はパーソナルコンピュータ158に接続されている。画像処理後の画像データを画像ファイルとして外部へ出力する場合には、イメージプロセッサ部136で画像処理が行われた画像データは、入出力コントローラ134からオートセットアップエンジン144を介してパーソナルコンピュータ158に出力される。
【0036】
パーソナルコンピュータ158は、CPU160、メモリ162、ディスプレイ164、キーボード166(図2も参照)、マウス177、ハードディスク168、CD−Rドライバ170、搬送制御部172、拡張スロット174、及び画像圧縮/伸長部176を備えており、これらがバス178を介して互いに接続されて構成されている。
【0037】
搬送制御部172はフィルムキャリア68に接続されており、フィルムキャリア68による写真フィルム102の搬送を制御する。また、フィルムキャリア68には、図示は省略したが、バーコード112を読み取るためのバーコードセンサ及び磁気記録層116に記録された情報を読み取るための磁気ヘッドを有している。これにより、バーコード112に記録されたフィルム種及び磁気記録層116に記録されたレンズタイプを読み取ることができる。
【0038】
ハードディスク168には、フィルム種に応じたフィルム特性データが記憶されている。フィルムの特性とは、階調特性(γ特性)であり、一般には、露光量に応じて濃度が連続的に変化する曲線で表される。さらに、ハードディスク168には、詳細は後述するが、レンズタイプに応じて周辺光量補正及び収差補正を行うためのレンズデータ(補正係数)が予めテーブルデータとして記憶されている。
【0039】
また、メモリカード等の記憶媒体に対してデータの読出し/書込みを行うドライバ(図示省略)や、他の情報処理機器と通信を行うための通信制御装置は、拡張スロット174を介してパーソナルコンピュータ158に接続される。入出力コントローラ134から外部への出力用の画像データが入力された場合には、前記画像データは拡張スロット174を介して画像ファイルとして外部(前記ドライバや通信制御装置等)に出力される。
【0040】
また、拡張スロット174を介して外部からファイル画像データが入力された場合には、入力されたファイル画像データは、オートセットアップエンジン144を介して入出力コントローラ134へ出力される。この場合、入出力コントローラ134では入力されたファイル画像データをセレクタ132へ出力する。
【0041】
また、上記の画像ファイルの入出力処理は、CD−Rドライバ170を介してCD−Rディスクに対しても行うことができる。
【0042】
なお、画像処理部16は、プレスキャン画像データ等をパーソナルコンピュータ158に出力し、ラインCCDスキャナ14で読み取られたコマ画像をディスプレイ164に表示したり、印画紙に記録することで得られる画像を推定してディスプレイ164に表示し、キーボード166を介してオペレータにより画像の修正等が指示されると、これを画像処理の処理条件に反映することも可能とされている。
【0043】
(補正処理について)
オートセットアップエンジン144では、ファインスキャン画像データに、周辺光量マスク値を表す関数MASK(x、y)から算出される値とハードディスク168から読み出したフィルムの階調特性を表すγ特性値を掛けたものを加えることにより周辺光量補正を行う。x、yは、ファインスキャンを行ったときの解像度での副走査方向、主走査方向のそれぞれの座標値を示す(図5参照)。図5に示す撮影時の中心座標(x0 、y0 )から距離rだけ離れたところの座標(x、y)(図5に示す円上の座標)の周辺光量マスク値を表す関数MASK(x、y)は、被写体対数露光量をlogEで表現すると、
Figure 0003825177
で表される。a1 、a2 、a3 は補正係数である。なお、撮影時の中心座標(x0 、y0 )は、トリミング処理を行わなければ、通常は画像コマの中心である。
【0044】
上記のように、MASK(x、y)は、中心位置からの距離によって補正の割合が変化する多項式(補正式)で表される。補正係数a1 、a2 、a3 はレンズタイプごとに異なり、ハードディスク168に予め記憶されている。γ特性値はフィルム種ごとにハードディスク168に予め記憶されている。また、パーソナルコンピュータ158において、プレスキャン画像データにズーム及びシフト処理を行ってトリミングした際には、撮影時の中心位置のずれ及びプレスキャン、ファインスキャンの解像度の違いを補正する必要がある。このため、図11に示すように、プレスキャン画像200の中心座標を(xp0、yp0)、ファインスキャン画像201の中心座標を(xf0、yf0)、図中点線で示すトリミング後の画像203の座標を(xf 、yf )として、プレスキャン画像200に周辺光量補正を行うための周辺光量マスク値を表す関数をMASK0 (xp 、yp )とすると、トリミング後の画像203に周辺光量補正を行うための周辺光量マスク値を表す関数MASK1 (xf 、yf )は、
MASK1 (xf 、yf )=MASK0 ((xf −xf0)/Nx +xp0、(yf −yf0)/Ny +yp0)として表され、このMASK1 (xf 、yf )とγ特性値を掛けたものをファインスキャン画像データに加えることにより周辺光量補正を行う。なお、Nx はプレスキャンとファインスキャンの副走査方向の解像度の比である。Ny はプレスキャンとファインスキャンの主走査方向の解像度の比である。
【0045】
なお、上記の演算は、図12、13に示すように、加算器202及び乗算器204を用いて行ってもよい。
【0046】
収差補正のうち、ディストーション補正については、歪曲収差量Dを
D=b1 r+b2 2 +b3 3 +・・・
として求め、この歪曲収差量Dに基づいてディストーション補正を行う。b1 、b2 、b3 は補正係数を示し、rは中心位置からの距離を示す。このように、歪曲収差量は、中心位置からの距離によって補正の割合が変化する多項式で表される。補正係数b1 、b2 、b3 はレンズタイプにより異なり、ハードディスク168に予め記憶されている。また、補正係数b1 、b2 、b3 は入力解像度に応じて補正する必要がある。
【0047】
倍率色収差補正についても、所定の補正式で補正量を求めることにより補正することができる。この補正式の補正係数もレンズタイプによって異なり、ハードディスク168に予め記憶されている。
【0048】
ところで、上記のディストーション補正を行うと、画欠け(画像コマの縁の部分の欠落)が発生し、画像の縁に不確定な画像信号を生じてしまう。これを防ぐために、画像の大きさを変更するための電子変倍率を少し大きくしておき、画欠けが出ないようにする必要がある。これは、レンズタイプ、プリント倍率より画欠け量を算出し、この画欠け量からけられ率(画欠け量の占める割合)を算出して電子変倍率微調係数を算出し、この電子変倍率微調係数により電子変倍率を補正することで行う。なお、画欠け量はレンズタイプ及びプリント倍率ごとにハードディスク168に予めテーブルデータとして記憶されている。
【0049】
また、前述したように、補正された画像データは、所定の操作を行うことにより、画像ファイルとしてCD−Rなどの外部記憶媒体へ記録することが可能となっているが、このとき、周辺光量補正を行ったか否か、収差補正を行ったか否か、レンズタイプ、プレスキャン画像の中心座標、プレスキャン、ファインスキャンを行ったときの主走査方向解像度、副走査方向解像度、フィルム種等の以下に示すような付加情報を画像データとともに記録することができるようになっている。
例) 周辺光量補正:ON
収差補正:ON
レンズタイプ情報:01
撮影時の中心座標:(X0、Y0)
プレスキャン解像度(主走査方向):Y1(dpi)
プレスキャン解像度(副走査方向):X1(dpi)
ファインスキャン解像度(主走査方向):Y2(dpi)
ファインスキャン解像度(副走査方向):X2(dpi)
フィルム種:Z
なお、上記の情報に限られず、例えば、他の補正情報等を含めてもよい。再プリントする際には、この画像ファイルに含まれる付加情報に基づいて自動的に周辺光量補正及び収差補正等の条件を定めて画像処理することができる。また、廉価なデジタルラボシステムでは、周辺光量補正や収差補正を行うことができないが、とりあえず上記のような付加情報を画像ファイルに付加して外部記憶媒体に記録することができるようにしておけば、異なるデジタルラボシステム間においても、画像ファイルに付加された付加情報に基づいて自動的に補正条件を設定してプリント処理することが可能となる。
【0050】
このように、廉価なデジタルラボシステムで作成した画像ファイルに基づいてデジタルラボシステム10でプリントする場合の概念を示した例が図6に示されている。なお、デジタルラボシステム310における出力部及びデジタルラボシステム10におけるラインCCDスキャナ14は図示を省略している。
【0051】
図6に示すデジタルラボシステム310は、画像処理部316が周辺光量補正や収差補正は行うことができないことを除けば、基本的にデジタルラボシステム10と変わるところはない。このデジタルラボシステム310では、まず、APSフィルム102をラインCCDスキャナ314により読み込み、画像処理部316において、必要であればトリミング等の処理を行い、この画像処理後の画像データと付加情報を画像ファイルとしてCD−Rディスク318に記録する。このとき、デジタルラボシステム310は、周辺光量補正や収差補正を行うことはできないので、付加情報の周辺光量補正及び収差補正のデータはともにOFFとなっている。
【0052】
このCD−Rディスク318に記録された画像ファイルに基づいてデジタルラボシステム10において再プリントする場合には、画像ファイルを画像処理部16で読み込み、付加情報に含まれるレンズタイプに対応する補正係数やγ特性値をハードディスク168から読み出し、中心座標や解像度の情報とともにオートセットアップエンジン144にセットして周辺光量補正及び収差補正を行う。そして、補正後の画像データを出力部28でプリントしてプリント画像240を得る。
【0053】
また、CD−Rディスク等の記録媒体に記録する場合には、記録容量は十分にあるので、レンズタイプの代わりに上述した補正係数やレンズ収差補正式等の撮影レンズの特性を示す情報をそのまま記録するようにしてもよい。このような場合には、デジタルラボシステム10において、ハードディスク168に撮影レンズの特性を示す情報をレンズごとに記録したデータベースを持つ必要がなく、記録容量を節約できる。
【0054】
なお、デジタルラボシステム310における画像処理部316の機能を家庭用のパソコンで代用してもよく、このような場合には、ユーザがラインCCDスキャナ314及び画像処理用の編集ソフトを購入すれば自宅で画像ファイルを作成することができる。
【0055】
次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0056】
デジタルラボシステム310では、APSフィルム102をラインCCDスキャナ314で読み取って、画像処理部316で画像処理を行う。また、APSフィルム102に設けられたバーコード112を図示しないバーコードセンサにより読み取ってレンズタイプ情報を得る。画像処理後の画像データは、レンズタイプ等を含む付加情報とともに画像ファイルとしてCD−Rディスク318に記録される。
【0057】
このCD−Rディスク318に記録された画像ファイルをもとにデジタルラボシステム10で再プリントする場合について図7に示すフローチャートに従って説明する。
【0058】
まず、オペレータはキーボード166により所定の操作を行って、CD−Rディスク318をセットして処理するか、APSフィルム102をセットして処理するかを選択する。また、プリント倍率等のプリント条件をキーボード166により入力する。入力されたキーを判断(ステップ350)し、CD−Rディスク318がセットされた場合にはステップ352でCD−Rディスク318に記録された画像ファイルを読み込む。APSフィルム102がフィルムキャリア68にセットされた場合には、図示しないバーコードセンサによりレンズタイプを読み取り(ステップ354)、プレスキャン(ステップ356)、ファインスキャン(ステップ358)を行う。
【0059】
次に、ステップ360で図8に示すパラメータ演算処理を行う。まず、ステップ402でレンズタイプを取得できたか否かを判別し、取得できなかった場合にはリターンし、レンズタイプが取得できた場合には、ステップ404で付加情報から周辺光量補正がOFFか否かを判定して、否定判定だった場合にはステップ408へ進み、肯定判定だった場合にはステップ406で周辺光量補正係数及びフィルム種をハードディスク168から読み出す。なお、APSフィルム102を処理する場合には、ステップ404は行われず、そのままステップ406を実行する。
【0060】
そして、ステップ408では、付加情報から収差補正がOFFか否かを判定して、否定判定だった場合にはステップ414へ進み、肯定判定だった場合にはステップ410において画欠け量、電子変倍微調係数を算出する。なお、APSフィルム102を処理する場合には、ステップ408は行われず、そのままステップ410を実行する。
【0061】
このように、すでに周辺光量補正及び収差補正が行われているか否かを判断するので、誤って重複して補正を行ってしまうことがない。
【0062】
画欠け量、電子変倍微調係数の算出は図9に示すようなフローで行われる。まず、ステップ502では、付加情報またはAPSフィルム102から読み取ったレンズタイプ及び指定されたプリント倍率に対応する画欠け量Δx、Δyをハードディスク168から読み出す。ステップ504では、x方向のけられ率kxを算出する。けられ率kxは、微調なしの電子変倍後のx方向画素数をXXとすると、kx=2Δx/XXとして求められる。ステップ506では同じようにして、y方向のけられ率kyを算出する。
【0063】
次に、ステップ508でけられ率kxとkyを比較し、kxが大きければステップ510で電子変倍微調係数Δmを算出する。Δmは、XX/(XX−2Δx)で表される。逆に、kxが小さければステップ512で電子変倍微調係数Δmを算出する。Δmは、YY/(YY−2Δy)で表される。すなわち、Δmはけられ率の大きい方に合わせることになる。
【0064】
ステップ514では求められたΔmからx方向及びy方向の電子変倍率を補正する。微調なしのx方向電子変倍率をmx及びy方向の電子変倍率をmyとし、微調後のx方向電子変倍率をmx’及びy方向の電子変倍率をmy’とすると、mx’、my’はそれぞれ、mx’=mx×Δm、my’=my×Δmで表される。そして、ステップ516でレンズタイプ及びプリント倍率に対応する画欠け量Δx’及びΔy’をハードディスク168から読み出ししてリターンする。
【0065】
そして、ステップ412では、倍率色収差補正係数及びディストーション補正係数をハードディスク168から読み出してリターンする。
【0066】
そして、ステップ362において求めたパラメータ、画像データ及び付加情報をオートセットアップエンジン144へ出力して終了する。
【0067】
次に、オートセットアップエンジン144の制御の流れを図10に示すフローチャートに従って説明する。まず、ステップ602で画像データを受信したか否かを判断し、受信した場合には、ステップ604でパーソナルコンピュータ158から出力されたパラメータ(補正係数、フィルム種)及び付加情報に基づいて周辺光量補正を行う。次にステップ606でパーソナルコンピュータ158から出力された補正係数及び付加情報に基づいて倍率色収差補正及びディストーション補正を行う。ステップ608では微調整された電子変倍率で電子変倍処理を行う。このようにして補正された画像データはステップ610でレーザプリンタ部18へ出力される。そして、レーザプリンタ部18及びプロセッサ部20においてプリント処理が行われ、プリント画像240を得る。
【0068】
このように、異なるデジタルラボシステム間においても、画像ファイルに付加された付加情報に基づいて自動的に補正条件を設定してプリント処理することができる。
【0069】
なお、本実施の形態では、画像ファイルをCD−Rに記録するとしているが、これに限らず、フロッピーディスク、メモリーカード、MO、DVD−RAM、MD等の記憶媒体を用いてもよい。
【0070】
また、本実施の形態では、予め写真フィルムにレンズタイプを記録しておく場合を例に説明したが、レンズデータ(補正係数)そのものを写真フィルムに記録しておくようにしてもよい。
【0071】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、収差補正や周辺光量補正を行うことができない廉価な画像処理装置においては、画像データとともにレンズタイプ等の付加情報を記録媒体に記録するようにしたので、再プリントする際には、収差補正や周辺光量補正を行うことができる画像処理装置において、付加情報に基づいて、自動的に収差補正や周辺光量補正等の補正条件を設定することができる。このため、異なる画像処理装置間でもスムーズにプリント処理を行うことができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るディジタルラボシステムの概略構成図である。
【図2】ディジタルラボシステムの外観図である。
【図3】画像処理部の制御ブロック図である。
【図4】APS対応のフィルムを示す平面図である。
【図5】周辺光量補正の補正値について説明するための図である。
【図6】異なるラボシステム間で画像ファイルに基づいてプリントする場合の概念を示す図である。
【図7】パーソナルコンピュータでの制御の流れを示すフローチャートである。
【図8】補正係数算出処理の流れを示すフローチャートである。
【図9】画欠け量及び電子変倍微調係数の算出処理の流れを示すフローチャートである。
【図10】オートセットアップエンジンでの制御の流れを示すフローチャートである。
【図11】周辺光量補正の方法を説明するための図である。
【図12】周辺光量補正を行う場合の他の例を示す図である。
【図13】トリミングを行った場合に周辺光量補正を行う場合の他の例を示す図である。
【符号の説明】
10、310 ディジタルラボシステム
14、314 ラインCCDスキャナ
16、316 画像処理部
18 レーザプリンタ部
20 プロセッサ部
102 写真フィルム
144 オートセットアップエンジン
158 パーソナルコンピュータ
318 CD−Rディスク

Claims (3)

  1. 写真感光材料に予め記録された撮影レンズ特性情報と前記写真感光材料に記録された画像とを読み取り、
    該読み取りにより得られた画像データとともに、前記撮影レンズ特性情報と前記画像データに対し補正を行ったか否かの情報とを含む付加情報を記録媒体に記録し、
    前記記録媒体に記録された前記付加情報を読み出し、前記画像データに対して補正がされていない場合には、前記撮影レンズ特性情報に応じた補正情報を読み出し、該補正情報に基づいて前記画像データを補正する
    ことを特徴とする画像処理方法。
  2. 前記補正情報は、レンズの収差に応じた補正及びレンズによる周辺光量不足に応じた補正の少なくとも一方を行うための情報である
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理方法。
  3. 前記付加情報は、前記画像の撮影時の中心座標情報及び前記画像の読み取り解像度情報をさらに含み、前記撮影時の中心座標情報、前記読み取り解像度情報及び前記補正情報に基づいて前記補正を行う
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像処理方法。
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