JPH11353874A - 同期型dramのアクセス方法、インタフェース回路、及び、半導体集積回路装置 - Google Patents

同期型dramのアクセス方法、インタフェース回路、及び、半導体集積回路装置

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JPH11353874A
JPH11353874A JP10157684A JP15768498A JPH11353874A JP H11353874 A JPH11353874 A JP H11353874A JP 10157684 A JP10157684 A JP 10157684A JP 15768498 A JP15768498 A JP 15768498A JP H11353874 A JPH11353874 A JP H11353874A
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signal
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bank
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Yasukuni Inagaki
靖訓 稲垣
Masashi Tsuzuki
正志 都築
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Fujitsu VLSI Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】オーバーヘッドを少なくしてアクセスの高速化
を図ることができる同期型DRAMのアクセス方法を提
供すること。 【解決手段】バースト長に対応して各バンクの最終コラ
ムアドレスよりも前のアドレスを比較アドレスとして設
定する。そして、アクセスアドレス信号に含まれるコラ
ムアドレスがバンクの最終アドレスと一致する場合に次
のバンクに対するアクティブコマンドを発行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は同期型DRAMのア
クセス方法、インタフェース回路、及び、半導体集積回
路装置に関するものである。
【0002】近年、半導体集積回路装置としてのマイク
ロコンピュータ等のシステムは、処理が複雑になると共
に高速処理が要求されている。このようなシステムで
は、大容量で高速アクセスが可能な同期型半導体記憶装
置(シンクロナスダイナミックRAM:Synchronous Dyn
amic RAM) (以下、SDRAMという)が用いられるよ
うになってきている。そして、このSDRAMのデータ
の読み出し速度を更に早くすることが必要となってい
る。
【0003】
【従来の技術】図23は、従来の半導体集積回路装置と
してのマイクロプロセッサ(以下、単にプロセッサとい
う)の概略ブロック回路図を示す。
【0004】プロセッサ11は、CPU12、クロック
生成回路13、内部メモリ14、周辺回路としてのタイ
マ回路15、SDRAMインタフェース(SDRAMI
/F)(以下、単にインタフェースという)16を備
え、それらは内部バス17を介して相互に接続されてい
る。
【0005】クロック生成回路13は、CPU12の動
作のためのシステムクロック信号SCKを生成する。C
PU12は、システムクロック信号SCKに基づいて動
作する。その動作において、CPU12は、内部バス1
7を介して各回路13〜16をアクセスする。
【0006】インタフェース16には、SDRAM18
が接続されている。インタフェース16は、システムク
ロック信号SCKをSDRAM18に出力する。SDR
AM18は、2つのバンク(bank0,bank1)
を含む。各バンクB0,B1は、それぞれ所定のメモリ
構成(図23では256ワード×8ビット)を有する。
【0007】CPU12は、SDRAM18をアクセス
するための命令と、その命令においてSDRAM18を
アクセスするためのアドレス(リードアドレス又はライ
トアドレス)をインタフェース16に出力する。インタ
フェース16は、SDRAM18に対して、CPU12
の命令に対応するコマンドをSDRAM18に対して発
行する機能と、アクセスアドレスをSDRAM18のイ
ンタフェース回路に対応させて出力する機能を有する。
【0008】アクセスアドレスには、ローアドレス、コ
ラムアドレス、バンクアドレスを含む。SDRAM18
は、バンクアドレスに基づいて2つのバンクのうちの一
方を選択する。そして、SDRAM18は、選択したバ
ンクに対して、ローアドレスとコラムアドレスに基づい
て、コマンドに応答してデータの読み出し/書き込み動
作を行う。
【0009】又、SDRAM18は、バースト転送モー
ドに対応して構成されている。バースト転送モードは、
同一ローアドレスの連続したコラムアドレスから複数の
データを読み出すモードである。指定したコラムアドレ
スに対して読み出されるデータの数をバースト長とい
う。
【0010】CPU12は、SDRAM18に対して読
み出しを開始するコラムアドレスを指定する。SDRA
M18は図示しないコラムアドレスカウンタを含み、該
カウンタのカウント値に基づいて、指定されたコラムア
ドレスからバースト長分のデータをシステムクロック信
号SCKの1クロック毎に出力する。これにより、連続
したコラムアドレスから複数のデータを読み出す読み出
し期間を短くする。
【0011】ところで、SDRAM18は、1つのバン
クから次のバンクをアクセスする、所謂バンクが遷移す
るときに、アクティブコマンドを必要とする。バンク構
成のSDRAM18は、アクセスされていないバンクを
アイドル状態にする。アイドル状態のバンクは、アクテ
ィブ状態のバンクに比べて消費電力が少ないため、SD
RAM18全体の消費電力の低減に有効となる。そのた
め、インタフェース16は、アクセスに先立って、SD
RAM18にアクティブコマンドを発行する。SDRA
M18は、アクティブコマンドに応答してバンクをアク
ティブにする。
【0012】図21は、インタフェース16の一部ブロ
ック回路図であり、アクティブコマンドを発行するため
の回路構成を示す。インタフェース16の第1バンクア
ドレスラッチ(第1バンクラッチ)21には、内部バス
17を介してアドレス信号の所定位置のビットがバンク
アドレスとして入力される。第1バンクラッチ21は、
内部バス17を介してCPU12から入力されるリード
信号RD,ライト信号WDに基づいてバンクアドレスB
Aをラッチし、そのラッチ信号を第2バンクアドレスラ
ッチ(第2バンクラッチ)22とアドレス比較器23に
出力する。
【0013】第2バンクラッチ22は、第1バンクラッ
チ21の出力信号をラッチし、そのラッチ信号をアドレ
ス比較器23に出力する。この第2バンクラッチ22
は、第1バンクラッチ21にラッチされたバンクアドレ
スよりも1つ前のバンクアドレスをラッチしている。従
って、アドレス比較器23には、2つのバンクアドレス
が入力される。
【0014】アドレス比較器23は、リード信号RD,
ライト信号WDに応答して2つのバンクアドレスを比較
し、その比較結果をOR回路24に出力する。OR回路
24には、SDRAM18がアイドル状態にあるときに
リード命令が入力されたことを示す信号IRDが入力さ
れる。OR回路24は、その信号IRDと比較結果を論
理和演算した結果をコマンド生成部25に出力する。
【0015】コマンド生成部25は、OR回路24の出
力信号に基づいてアクティブコマンドを生成し、図23
のSDRAM18に対してアクティブコマンドを発行す
る。その後、コマンド生成部25は、SDRAM18に
対して、リード信号RDに基づいてリードコマンドを、
ライト信号WRに基づいてライトコマンドを発行する。
【0016】SDRAM18は、アクティブコマンドに
応答してその時に入力されるアドレス信号をローアドレ
スとしてラッチする。SDRAM18は、リードコマン
ドに応答してその時に入力されるアドレス信号をコラム
アドレスとしてラッチし、そのコラムアドレスと先にラ
ッチしたローアドレスに基づいて選択されるデータを読
み出し、そのデータをインタフェース16に出力する。
インタフェース16はSDRAM18から入力されるデ
ータをCPU12に出力する。
【0017】図22は、インタフェース16の読み出し
動作におけるタイミング図を示す。読み出し動作が開始
(時刻t0)されると、インタフェース16は、CPU
12から入力されるリード信号RD及びリードアドレス
[3C]に応答してHレベルのウエイト信号WAITを
出力する。尚、括弧[]は、リードアドレス、コラムア
ドレス、読み出したデータのアドレスを、構成部材の符
号と区別するために用いてある。そして、括弧内の数値
は、16進数である。また、インタフェース16が発行
するリード・ライトコマンドを、CPU12から出力さ
れるリード・ライト信号と区別するために括弧を用いて
いる。
【0018】次にクロック信号CLKが立ち上がる(1
クロック経過)と、インタフェース16は、SDRAM
18にバンク[0]をアクティブにするためのアクティ
ブコマンド[ACT]及びバンクアドレス[0]を出力
する。SDRAM18は、アクティブコマンド[AC
T]に応答してバンク[0]をアクティブにする。
【0019】次に、インタフェース16は、所定クロッ
ク(図22では3クロック)経過後(時刻t4)、SD
RAM18にリードコマンド[RD]とコラムアドレス
[3C]を出力する。そして、インタフェース16は、
SDRAM18の読み出し時間に対応する時間経過後、
Lレベルのウエイト信号WAITを出力する。
【0020】SDRAM18は、コラムアドレス[3
C]のデータを読み出し、その読み出したリードデータ
[3C]を出力する。時刻t8において、CPU12
は、リードデータ[3C]を入力すると、次のデータを
読み出すべくリード信号RDとコラムアドレス[3D]
を出力する。SDRAM18は、バーストモードにてデ
ータを順次読み出している。即ち、SDRAM18は、
リードデータ[3C]に続いてリードデータ[3D]〜
[3F]をクロック信号CLKに同期して順次出力する
ため、次クロック(時刻t9)において次のコラムアド
レスに対するリードデータ[3D]が読み出されてい
る。従って、CPU12は、リード信号RD、リードア
クセス[3D]を出力した次のクロック(時刻t9)に
おいてリードデータ[3D]を入力する。
【0021】同様に、CPU12は、時刻t9において
リードアドレス3Eを出力し、時刻t10においてリー
ドデータ[3E]を入力する。更に、CPU12は、時
刻t10においてリードアドレス[3F]を出力し、時
刻t11においてリードデータ3Fを入力する。
【0022】次に、CPU12は、時刻t11におい
て、アドレスに従ってリードアドレス40を出力する。
リードアドレス[40]は、バンク1内のアドレスであ
る。従って、インタフェース16は、リードアドレス
[40]に基づいてバンク[0]からバンク[1]にバ
ンクが遷移したと判定する。そのため、インタフェース
16は、Hレベルのウエイト信号WAITを出力する。
そして、時刻T12において、インタフェース16は、
バンク1に対するアクティブコマンド[ACT]をSD
RAM18に出力する。SDRAM18は、アクティブ
コマンド[ACT]に応答してバンク1をアクティブに
する。
【0023】インタフェース16は、時刻t15におい
て、リードコマンド[RD]とコラムアドレス[40]
をSDRAM18に出力する。そして、インタフェース
16は、SDRAM18の読み出し時間に対応する時間
経過後、Lレベルのウエイト信号WAITを出力する。
【0024】SDRAM18は、コラムアドレス[4
0]のデータを読み出し、その読み出したリードデータ
[40]を出力する。時刻t19において、CPU12
は、リードデータ40を入力する即ち、CPU12は、
インタフェース16がSDRAM18にアクティブコマ
ンド[ACT]を発行して所定期間(6クロック=tR
CD+CL)た後、データを読み出すことができる。
【0025】尚、次のリードアドレスが同一バンク内の
場合、インタフェース16はアクティブコマンド[AC
T]を発行しない。そのため、CPU12は、インタフ
ェース16がSDRAM18にリードコマンド[RD]
及びコラムアドレスを出力後、CASレイテンシCL経
過後にデータを読み出すことができる。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に構成されたインタフェース16は、CPU12から出
力されるリードアドレスがどのバンクをアクセスするも
のかを判断し、バンクが遷移した場合にアクティブコマ
ンドを発行するようにしている。そのため、SDRAM
18をアドレスに従って連続的にアクセスする場合、上
記のアクティブコマンドの発行が連続アクセスのアクセ
ス時間に対するオーバーヘッドとなる。
【0027】即ち、このRAS−CASディレイ時間t
RCDは連続読み出し動作に対するオーバーヘッドとな
る。このオーバーヘッドは、バンクをまたいで複数のデ
ータを読み出すのに要する時間を長くする。このこと
は、読み出し速度を早くする妨げとなっていた。
【0028】本発明は上記問題点を解決するために成さ
れたものであって、その目的はオーバーヘッドを少なく
してアクセスの高速化を図ることができる同期型DRA
Mのアクセス方法、インタフェース回路、及び、半導体
集積回路装置を提供することにある。
【0029】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、アクセスアドレス信号,
制御信号に基づいて前記同期型DRAMに対してコマン
ドを発行して複数のバンクを備えた同期型DRAMのア
クセス方法において、前記同期型DRAMの各バンクの
最終アドレス又は前記最終アドレス近辺のアドレスを比
較アドレスとしてレジスタに記憶し、前記アクセスアド
レス信号に含まれるコラムアドレスと前記比較アドレス
とを比較し、該比較結果に基づいて、前記コラムアドレ
スが前記比較アドレスと一致する場合に、当該コラムア
ドレスにてアクセスするバンクの次のバンクに対するア
クティブコマンドを発行するようにした。
【0030】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の同期型DRAMのアクセス方法において、前記アクセ
スアドレスが連続しているか否かを検出し、該検出結果
に基づいて前記同期型DRAMを連続してアクセスした
回数をカウントし、該カウント結果に基づいて前記同期
型DRAMが所定回数以上連続してアクセスした連続ア
クセスを確認した後、前記コラムアドレスが前記比較ア
ドレスと一致した場合に次のバンクに対するアクティブ
コマンドを発行するようにした。
【0031】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の同期型DRAMのアクセス方法において、前記連続ア
クセスを判定するために予め記憶された判定データをカ
ウントの初期値とし、該初期値から前記アクセスアドレ
スが連続している場合にカウントするようにした。
【0032】請求項4に記載の発明は、請求項2に記載
の同期型DRAMのアクセス方法において、前記連続ア
クセスを判定するために予め記憶された判定データとカ
ウント値とを比較し、該比較結果に基づいて連続アクセ
スを確認するようにした。
【0033】請求項5に記載の発明は、アドレス信号,
制御信号に基づいて前記同期型DRAMに対してコマン
ドを発行して複数のバンクを備えた同期型DRAMのア
クセス方法において、アクセスに対応して入力される第
1命令と、該第1命令よりも先にアクセスするための第
2の命令とを記憶すると共に、前記第1,第2命令にお
けるアドレス信号を第1,第2アドレスとして記憶し、
選択信号に基づいて前記第1命令又は前記第2命令を選
択命令として出力し、前記選択信号に基づいて前記第1
アドレス又は前記第2アドレスを選択アドレスとして出
力し、前記選択アドレスのバンクアドレス,ローアドレ
スと前記第1,第2アドレスのバンクアドレス,ローア
ドレスを比較し、前記第1,第2命令がリード命令,ラ
イト命令か否かを比較し、該比較結果に基づいて予め設
定された条件と一致する場合に前記第1命令に対するコ
マンドを前記第2命令に対するコマンドよりも先に出力
するようにした。
【0034】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の同期型DRAMのアクセス方法において、前記選択ア
ドレスに対して前記第2アドレスのローアドレス又はバ
ンクアドレスが一致せず、前記第1アドレスのローアド
レス及びバンクアドレスが一致する場合に、第1命令に
対するコマンドを前記第2命令に対するコマンドよりも
先に同期型DRAMに出力するようにした。
【0035】請求項7に記載の発明は、アドレス信号,
制御信号に基づいて前記同期型DRAMに対してコマン
ドを発行して複数のバンクを備えた同期型DRAMのア
クセス方法において、バンク切り替えを伴うリード又は
ライトコマンドを発行する時に、アクティブコマンド,
プリチャージコマンド,リード又はライトコマンドの順
番でコマンドを発行するようにした。
【0036】請求項8に記載の発明は、請求項1乃至7
のうちの何れか1項に記載の同期型DRAMのアクセス
方法において、前記同期型DRAMが動作するためのク
ロック信号の供給/停止を前記同期型DRAMの動作状
態に基づいて制御するようにした。
【0037】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
の同期型DRAMのアクセス方法において、前記同期型
DRAMがアイドル状態、パワーダウン状態にある時に
前記クロック信号の供給を停止するようにした。
【0038】請求項10に記載の発明は、請求項8又は
9に記載の同期型DRAMのアクセス方法において、予
め設定された許可データに基づいて供給が許可されてい
る場合に前記クロック信号の供給を行うようにした。
【0039】請求項11に記載の発明は、複数のバンク
を備えた同期型DRAMをアクセスするために入力され
るアクセスアドレス信号,制御信号に基づいて前記同期
型DRAMに対してコマンドを発行して該同期型DRA
Mをアクセスするインタフェース回路において、前記同
期型DRAMの各バンクの最終アドレス又は最終アドレ
ス近辺のアドレスが比較アドレスとして記憶されたレジ
スタと、前記アクセスアドレス信号に含まれるコラムア
ドレスと前記レジスタに記憶された比較アドレスを比較
するコラムアドレス比較回路と、前記コラムアドレス比
較回路の比較結果に基づいて、入力されるコラムアドレ
スが比較アドレスと一致する場合に、当該コラムアドレ
スにてアクセスするバンクの次のバンクに対するアクテ
ィブコマンドを発行するコマンド生成部とを備えた。
【0040】請求項12に記載の発明は、請求項11に
記載のインタフェース回路において、前記アクセスアド
レス信号が入力され、該アクセスアドレスが連続してい
るか否かを検出するアドレス連続検出回路と、前記アド
レス連続検出回路の検出結果に基づいて前記同期型DR
AMを連続してアクセスした回数をカウントする連続ア
クセスカウンタとを備え、前記コマンド生成部は、前記
連続アクセスカウンタのカウント結果に基づいて前記同
期型DRAMが所定回数以上連続してアクセスした連続
アクセスを確認した後、前記コラムアドレス比較回路の
比較結果に基づいて次のバンクに対するアクティブコマ
ンドを発行するようにした。
【0041】請求項13に記載の発明は、請求項12に
記載のインタフェース回路において、前記連続アクセス
を判定するための判定データが予め記憶されたレジスタ
を備え、前記判定データを前記連続アクセスカウンタに
カウントの初期値としてロードし、該初期値から前記ア
ドレス連続検出回路の検出結果に基づいてカウントさせ
るようにした。
【0042】請求項14に記載の発明は、請求項12に
記載のインタフェース回路において、前記連続アクセス
を判定するための判定データが予め記憶されたレジスタ
と、前記連続アクセスカウンタのカウント値と前記判定
データを比較し、その比較結果を出力する比較器とを備
え、前記コマンド生成部は、前記比較器の比較結果に基
づいて連続アクセスを確認するようにした。
【0043】請求項15に記載の発明は、複数のバンク
を備えた同期型DRAMをアクセスするために入力され
るアドレス信号,制御信号に基づいて前記同期型DRA
Mに対してコマンドを発行して該同期型DRAMをアク
セスするインタフェース回路において、アクセスに対応
して入力される命令を第1命令として記憶する第1命令
バッファと、前記第1命令バッファの出力信号を第2命
令として記憶する第2命令バッファと、前記第1,第2
命令におけるアドレス信号をそれぞれ第1,第2アドレ
スとして記憶する第1,第2アドレスバッファと、前記
第1,第2命令バッファの出力信号が入力され、選択信
号に基づいて前記第1命令バッファの出力信号又は前記
第2命令バッファの出力信号を選択命令として出力する
第1セレクタと、前記第1,第2アドレスバッファの出
力信号が入力され、前記選択信号に基づいて前記第1ア
ドレスバッファの出力信号又は前記第2アドレスバッフ
ァの出力信号を選択アドレスとして出力する第2セレク
タと、前記第1,第2アドレスバッファの出力信号と前
記選択アドレスが入力され、前記選択アドレスのバンク
アドレス,ローアドレスと前記第1,第2アドレスのバ
ンクアドレス,ローアドレスを比較し、該比較結果に基
づいて判定信号を出力するアドレス比較器と、前記第
1,第2命令がリード命令,ライト命令か否かを比較
し、該比較結果に基づいて判定信号を出力する命令比較
器と、前記アドレス比較器,前記命令比較器から出力さ
れる判定信号に基づいて、予め設定された条件と一致す
る場合に前記第1命令を前記第2命令よりも先に出力す
るべく選択信号を出力する選択信号生成回路と、前記第
1セレクタから出力される選択命令に従ってコマンドを
発行するとともにアドレス選択信号を出力するコマンド
生成部とを備えた。
【0044】請求項16に記載の発明は、請求項15に
記載のインタフェース回路において、前記選択信号生成
回路は、前記選択アドレスに対して前記第2アドレスが
ローアドレス又はバンクアドレスが一致せず、前記第1
アドレスがローアドレス及びバンクアドレスが一致する
場合に、第1命令を前記第2命令よりも先に出力するべ
く選択信号を出力するようにした。
【0045】請求項17に記載の発明は、請求項11乃
至16のうちの何れか1項に記載のインタフェース回路
と、同期型DRAMが動作するためのクロック信号の供
給/停止を前記同期型DRAMの動作状態に基づいて制
御するクロック制御回路とを備えた。
【0046】請求項18に記載の発明は、請求項17に
記載の半導体集積回路装置において、前記クロック制御
回路は、同期型DRAMがアイドル状態、パワーダウン
状態にある時に前記クロック信号の供給を停止するよう
にした。
【0047】請求項19に記載の発明は、請求項17又
は18に記載の半導体集積回路装置において、前記クロ
ック制御回路は、レジスタに記憶された許可データに基
づいて供給が許可されている場合に前記クロック信号の
供給を行うようにした。 (作用)従って、請求項1に記載の発明によれば、バン
クの最終アドレス又は最終アドレス近辺のアドレスを比
較アドレスとして記憶しておき、アクセスアドレス信号
に含まれるコラムアドレスが比較アドレスと一致する場
合に次のバンクに対するアクティブコマンドを発行する
ようにしたため、その分アクセスに対するオーバーヘッ
ドが少なくなる。
【0048】請求項2に記載の発明によれば、アクセス
アドレスが連続している回数をカウントし、該カウント
結果に基づいて同期型DRAMが所定回数以上連続して
アクセスした連続アクセスを確認した場合、次のバンク
も連続してアクセスされる可能性が高いため、コラムア
ドレスが比較アドレスと一致した場合に次のバンクに対
するアクティブコマンドを発行するようにしたため、そ
の分アクセスに対するオーバーヘッドが少なくなる。
【0049】請求項3に記載の発明によれば、連続アク
セスを判定するために予め記憶された判定データをカウ
ントの初期値とし、該初期値からアクセスアドレスが連
続している場合にカウントするようにしたため、アクセ
スの連続性を容易に確認できると共に、アクセスアドレ
スの連続数を容易に変更できる。
【0050】請求項4に記載の発明によれば、連続アク
セスを判定するために予め記憶された判定データとカウ
ント値とを比較し、該比較結果に基づいて連続アクセス
を確認するようにしたアクセスの連続性を容易に確認で
きる。
【0051】請求項5に記載の発明によれば、第1命令
に対するコマンドと第2命令に対するコマンドを発行す
る順番を代えることにより、余分なコマンドの発行を抑
えてアクセスに対するオーバーヘッドを少なくすること
ができる。
【0052】請求項6に記載の発明によれば、選択アド
レスに対して第2アドレスのローアドレス又はバンクア
ドレスが一致せず、第1アドレスのローアドレス及びバ
ンクアドレスが一致する場合に、第1命令に対するコマ
ンドを第2命令に対するコマンドよりも先に同期型DR
AMに出力するようにしたため、第2命令に対するアク
ティブコマンドの発行を省略でき、その分オーバーヘッ
ドが少なくなる。
【0053】請求項7に記載の発明によれば、バンク切
り替えを伴うアクセスコマンドを発行する時に、アクテ
ィブコマンド,プリチャージコマンド,リード又はライ
トコマンドの順番でコマンドを発行するようにしたた
め、リード又はライトコマンドの次にコマンドを発行す
ることが可能となり、オーバーヘッドが少なくなる。
【0054】請求項8,9に記載の発明によれば、同期
型DRAMが動作するためのクロック信号の供給/停止
を同期型DRAMの動作状態に基づいて制御するように
したため、クロックを供給するための回路部分だけ全体
の消費電力が少なくなる。
【0055】請求項10に記載の発明によれば、予め設
定された許可データに基づいて供給が許可されている場
合にクロック信号の供給を行うようにしたため、クロッ
ク信号を他の回路で必要とする場合にはそのクロック信
号を適宜供給することができる。
【0056】請求項11に記載の発明によれば、バンク
の最終アドレス又は最終アドレス近辺のアドレスを比較
アドレスとして記憶しておき、アクセスアドレス信号に
含まれるコラムアドレスが比較アドレスと一致する場合
に次のバンクに対するアクティブコマンドを発行するよ
うにしたため、その分アクセスに対するオーバーヘッド
が少なくなる。
【0057】請求項12に記載の発明によれば、アクセ
スアドレスが連続している回数をカウントし、該カウン
ト結果に基づいて同期型DRAMが所定回数以上連続し
てアクセスした連続アクセスを確認した場合、次のバン
クも連続してアクセスされる可能性が高いため、コラム
アドレスが比較アドレスと一致した場合に次のバンクに
対するアクティブコマンドを発行するようにしたため、
その分アクセスに対するオーバーヘッドが少なくなる。
【0058】請求項13に記載の発明によれば、連続ア
クセスを判定するために予め記憶された判定データをカ
ウントの初期値とし、該初期値からアクセスアドレスが
連続している場合にカウントするようにしたため、アク
セスの連続性を容易に確認できると共に、アクセスアド
レスの連続数を容易に変更できる。
【0059】請求項14に記載の発明によれば、連続ア
クセスを判定するために予め記憶された判定データとカ
ウント値とを比較し、該比較結果に基づいて連続アクセ
スを確認するようにしたアクセスの連続性を容易に確認
できる。
【0060】請求項15に記載の発明によれば、第1命
令に対するコマンドと第2命令に対するコマンドを発行
する順番を代えることにより、余分なコマンドの発行を
抑えてアクセスに対するオーバーヘッドを少なくするこ
とができる。
【0061】請求項16に記載の発明によれば、選択ア
ドレスに対して第2アドレスがローアドレス又はバンク
アドレスが一致せず、第1アドレスがローアドレス及び
バンクアドレスが一致する場合に、第1命令に対するコ
マンドを第2命令に対するコマンドよりも先に同期型D
RAMに出力するようにしたため、第2命令に対するア
クティブコマンドの発行を省略でき、その分オーバーヘ
ッドが少なくなる。
【0062】請求項17,18に記載の発明によれば、
同期型DRAMが動作するためのクロック信号の供給/
停止を同期型DRAMの動作状態に基づいて制御するよ
うにしたため、クロックを供給するための回路部分だけ
全体の消費電力が少なくなる。
【0063】請求項19に記載の発明によれば、予め設
定された許可データに基づいて供給が許可されている場
合にクロック信号の供給を行うようにしたため、クロッ
ク信号を他の回路で必要とする場合にはそのクロック信
号を適宜供給することができる。
【0064】
【発明の実施の形態】(第一実施形態)以下、本発明を
具体化した第一実施形態を図1〜図4に従って説明す
る。尚、説明の便宜上、従来と同様の構成については同
一の符号を付してその説明を一部省略する。
【0065】図1は、半導体集積回路装置としてのマイ
クロプロセッサ(以下、単にプロセッサという)の概略
ブロック回路図を示す。プロセッサ31は、CPU1
2、クロック生成回路13、内部メモリ14、周辺回路
としてのタイマ回路15、SDRAMインタフェース
(I/F)(以下、単にインタフェースという)32を
備え、それらは内部バス17を介して相互に接続されて
いる。
【0066】クロック生成回路13は、CPU12の動
作のためのクロック信号CLKを生成し、出力する。C
PU12は、クロック信号CLKに基づいて動作する。
その動作において、CPU12は、内部バス17を介し
て各回路13〜15,32をアクセスする。
【0067】インタフェース32には、SDRAM18
が接続されている。インタフェース32は、クロック信
号CLKをSDRAM18に出力する。SDRAM18
は、2つのバンク(bank0,bank1)、周辺回
路18aを含む。各バンクは、それぞれ所定のメモリ構
成(図23では256ワード×8ビット)を有する。各
バンクは、それぞれ4つのローアドレスを有し、各ロー
アドレスに対して64のコラムアドレスを有する。
【0068】CPU12は、SDRAM18をアクセス
するための命令をインタフェース32に出力する。イン
タフェース32は、SDRAM18に命令に対応するコ
マンドを発行する機能を有する。
【0069】SDRAM18の周辺回路18aは、コマ
ンドに応答して、バンクセレクト、セレクトしたバンク
からローアドレス,コラムアドレスに基づくデータの読
み出し/書き込み動作,リフレッシュ動作を行う。
【0070】図2は、アドレス信号の構成を示す。CP
U12は、SDRAM18のメモリ構成に対応して、図
2に示すように、9ビットのアドレス信号をインタフェ
ース32に出力する。アドレス信号について詳述すれ
ば、アドレス信号は、SDRAM18の構成に従って9
ビットの信号A8〜A0にて構成される。アドレス信号
の上位2ビット(ビット8,7であり信号A8,A7)
は、ローアドレスRAである。アドレス信号ADのビッ
ト6(信号A6)は、バンクアドレスBAである。アド
レス信号ADの下位6ビット(ビット5〜0であり信号
A5〜A0)はコラムアドレスCAである。
【0071】図3は、インタフェース32の一部ブロッ
ク回路図を示す。インタフェース32は、第1,第2バ
ンクアドレスラッチ(以下、第1,第2バンクラッチと
いう)21,22、バンクアドレス比較回路(以下、バ
ンク比較回路という)23、OR回路33、コマンド生
成部37、コラムアドレスラッチ(以下、コラムラッチ
という)34、コラムアドレス比較回路(以下、コラム
比較回路という)35、アドレス設定レジスタ(以下、
アドレスレジスタという)36を含む。
【0072】第1バンクラッチ21には、内部バスを介
して図1のCPU12からアドレス信号ADのビット6
であるバンクアドレスBAが入力される。第1バンクラ
ッチ21は、内部バスを介してCPU12から入力され
るリード信号RD,ライト信号WDに基づいてバンクア
ドレスBAをラッチし、そのラッチ信号を第2バンクラ
ッチ22とバンク比較回路23に出力する。
【0073】第2バンクラッチ22は、第1バンクラッ
チ21の出力信号をラッチし、そのラッチ信号をバンク
比較回路23に出力する。この第2バンクラッチ22
は、第1バンクラッチ21にラッチされたバンクアドレ
スよりも1つ前のバンクアドレスをラッチしている。従
って、バンク比較回路23には、2つのバンクアドレス
が入力される。バンク比較回路23は、リード信号R
D,ライト信号WDに応答して2つのバンクアドレスを
比較し、その比較結果をOR回路33に出力する。
【0074】コラムラッチ34には、内部バスを介して
図1のCPU12からアドレス信号のビット5〜0(コ
ラムアドレス)が入力される。コラムラッチ34は、内
部バスを介してCPU12から入力されるリード信号R
D(ライト信号WR)に基づいてコラムアドレスをラッ
チし、そのラッチしたコラムアドレスをコラム比較回路
35に出力する。
【0075】コラム比較回路35にはアドレスレジスタ
36から出力される信号が入力される。アドレスレジス
タ36は、バンクの遷移を検出するための比較アドレス
が格納されている。
【0076】この比較アドレスは、バースト転送モード
においてインタフェース32からSDRAM18に出力
する各コラムの最終アドレス又は最終アドレス近辺のア
ドレスに対応している。
【0077】各コラムの最終アドレスは、本実施形態は
コラムアドレスが6ビットで構成されていることから
[111111B]([3FH])となる。尚、周知で
はあるが、[B]はその値が2進数であることを示し、
[H]はその値が16進数であることを示す。
【0078】従って、連続アクセスにおいて、インタフ
ェース32は、バースト長[4]に基づいてSDRAM
18に対して[00H],[04H]・・・[38
H],[3CH]を出力する。この[3CH]が最終コ
ラムアドレスとなる。そのため、CPU12は、アドレ
スレジスタ36に最終コラムアドレスとして[3CH]
を格納する。以下、アドレスを単に括弧をつけて[3
C]と表示する。また、アドレス[3C]から読み出し
たデータをデータ[3C]として示すこととする。
【0079】尚、バースト長を[1]又は[2]に設定
した場合、最終コラムアドレスを[3CH]としてもよ
い。また、バースト長を[8]に設定した場合、最終コ
ラムアドレスを[38H]又は[3CH]としてもよ
い。CPU12は、バースト長に対応してこれらの値を
アドレスレジスタ36に格納する。
【0080】コラム比較回路35は、アドレスレジスタ
36の比較アドレスと、コラムラッチ34にラッチされ
たその時々のコラムアドレスと比較する。コラム比較回
路35は、比較アドレスとコラムアドレスが一致した場
合、トリガ信号BTGをOR回路33に出力する。
【0081】OR回路33には、SDRAM18がアイ
ドル状態にあるときにリード命令が入力されたことを示
す信号IRDが入力される。OR回路33は、その信号
IRD、比較結果、トリガ信号を論理和演算した結果を
コマンド生成部37に出力する。
【0082】コマンド生成部37は、OR回路33の出
力信号に基づいてアクティブコマンドを生成し、図23
のSDRAM18に対してアクティブコマンドを発行す
る。そして、コマンド生成部37は、リード信号RDに
基づいてリードコマンドを、ライト信号WRに基づいて
ライトコマンドを発行する。
【0083】コマンド生成部37は、リード信号RDに
対してSDRAM18のデータ読み出しが遅れる場合に
CPU12を待機させるためのウエイト信号WAITを
出力する機能を有する。
【0084】次に、上記のように構成された の作用を
図4に従って説明する。図4は、インタフェース32の
読み出し動作におけるタイミング図を示す。読み出し動
作が開始(時刻t0)されると、インタフェース32
は、CPU12から入力されるリード信号RD及びリー
ドアドレス[3C]に応答してHレベルのウエイト信号
WAITを出力する。次にクロック信号CLKが立ち上
がる(1クロック経過)と、インタフェース32は、S
DRAM18にバンク0をアクティブにするためのアク
ティブコマンド[ACT]及びバンクアドレス0を出力
する。SDRAM18は、アクティブコマンド[AC
T]に応答してバンク0をアクティブにする。
【0085】次に、インタフェース32は、所定クロッ
ク(図4では3クロック)経過後(時刻t4)、SDR
AM18にリードコマンド[RD]とコラムアドレス
[3C]を出力する。
【0086】この時、コラムアドレス[3C]とアドレ
スレジスタ36に記憶した比較アドレスが一致する。そ
のため、アドレス比較回路35は、Hレベルのバンクト
リガ信号BTGを出力する。
【0087】コマンド生成部37は、Hレベルのバンク
トリガ信号に基づいて、時刻t5においてアクティブコ
マンド[ACT]とバンクアドレス[1]をSDRAM
18に出力する。SDRAM18は、アクティブコマン
ド[ACT]に応答し、バンクアドレス[1]のバンク
1をアクティブにする。
【0088】インタフェース32は、SDRAM18の
読み出し時間に対応する時間経過後、Lレベルのウエイ
ト信号WAITを出力する。SDRAM18は、コラム
アドレス[3C]のデータを読み出し、その読み出した
リードデータ[3C]を出力する。
【0089】時刻t8において、CPU12は、リード
データ[3C]を入力すると、次のデータを読み出すべ
くリード信号RDとコラムアドレス[3D]を出力す
る。SDRAM18は、バーストモードにてデータを順
次読み出している。即ち、SDRAM18は、リードデ
ータ[3C]に続いてリードデータ[3D]〜[3F]
をクロック信号CLKに同期して順次出力するため、次
クロック(時刻t9)において次のコラムアドレスに対
するリードデータ[3D]が読み出されている。従っ
て、CPU12は、リード信号RD、リードアクセス
[3D]を出力した次のクロック(時刻t9)において
リードデータ[3D]を入力する。
【0090】同様に、CPU12は、時刻t9において
リードアドレス[3E]を出力し、時刻t10において
リードデータ[3E]を入力する。更に、CPU12
は、時刻t10においてリードアドレス[3F]を出力
し、時刻t11においてリードデータ[3F]を入力す
る。
【0091】次に、CPU12は、時刻t11におい
て、アドレスに従ってリードアドレス[40]を出力す
る。リードアドレス[40]は、バンク1内のアドレス
である。しかしながら、SDRAM18は、バンク1を
既にアクティブ状態にしている。従って、インタフェー
ス32は、時刻t12においてリードコマンド[RD]
とコラムアドレス[40]をSDRAM18に出力す
る。そして、インタフェース32は、SDRAM18の
読み出し時間に対応する時間経過後、Lレベルのウエイ
ト信号WAITを出力する。
【0092】SDRAM18は、コラムアドレス[4
0]のデータを読み出し、その読み出したリードデータ
[40]を出力する。時刻t16において、CPU12
は、リードデータ[40]を入力する即ち、CPU12
は、インタフェース32がSDRAM18にリードコマ
ンド[RD]を発行して所定期間(3クロック=CL)
経過した後、データを読み出すことができる。
【0093】即ち、本実施形態のインタフェース32
は、従来のインタフェース16に比べて3クロック(=
RAS−CASディレイ時間tRCD)だけ早く次バン
クのデータを読み出すことができる。このことは、読み
出し動作におけるオーバーヘッドを少なくする。
【0094】この時間は、同一バンク内の別のコラムを
選択した場合と同じ時間である。従って、本実施形態で
は、バンクが遷移する場合においても、同一バンク内の
別のコラムを選択する場合と同じ時間である。
【0095】以上記述したように、本実施形態によれ
ば、以下の効果を奏する。 (1)バースト長に対応して各バンクの最終コラムアド
レスよりも前のアドレスを比較アドレスとして設定す
る。そして、アクセスアドレス信号に含まれるコラムア
ドレスが比較アドレスと一致する場合に次のバンクに対
するアクティブコマンドを発行するようにした。その結
果、アクセスに対するオーバーヘッドが少なくなるの
で、SDRAM18に対するアクセスを高速にすること
ができる。
【0096】尚、上記実施形態は、以下の態様で実施し
てもよい。 ○上記実施形態では、比較アドレスをバースト長に対応
して設定したが、その他の値に基づいて設定しても良
い。例えば、オーバヘッド・タイムに基づいて設定す
る。SDRAM18に格納されたデータをアドレスに従
ってシーケンシャルにアクセスする連続アクセスにおい
て、バンクが遷移する時にアクティブコマンドが発行さ
れる。このアクティブコマンドを発行した後、RAS−
CASディレイ時間tRCDとCASレイテンシCL経
過後にデータが出力される。このディレイ時間tRCD
とCASレイテンシCLが複数のバンクを跨る連続アク
セスにおけるオーバヘッド・タイムとなる。そして、本
実施形態では、ディレイ時間tRCDに対応し、その時
間だけ最終コラムアドレスよりも前にバンク遷移判定を
行うように設定する。このように設定することにより、
現在アクセスしているバンクの比較アドレスに対応した
データを読み出した場合、次バンクは既にアクティブ状
態にある。そのため、直ちにリードコマンドを発行する
ことができる。これにより、バンクアクティブに要する
時間だけバンクが遷移した時の読み出し間隔の時間を短
縮することができる。これにより、インタフェース32
は、データを読み出す全体の時間を短くすることができ
る。
【0097】○上記第一実施形態において、図5に示す
ように、インタフェース32aを構成することもでき
る。インタフェース32aは、バッファメモリ(FIF
O)38を含む。このFIFO38は、SDRAM18
から読み出したデータを順次記憶する。更に、FIFO
38は、記憶したデータを記憶した順番で内部バス17
に出力する。これにより、コマンド生成部37は、図6
に示すように、時刻t8においてリードコマンド[R
D]の発行が可能となる。従って、そのリードコマンド
[RD]の発行とコラムアドレス[40]の出力した時
から所定時間(CASレイテンシCL)時間経過後にデ
ータ[40]が読み出される。このデータ[40]の読
み出す時刻は、データ[3F]を読み出した時刻のクロ
ック後となる。即ち、FIFO38を備えることで、バ
ンクが遷移しても、異なるバンクのデータを1クロック
間隔で読み出すことができる。このことは、上記第一実
施形態におけるCASレイテンシCLの時間分だけ読み
出しを早くすることができる。これにより、上記第一実
施形態に比べて更に読み出し動作におけるオーバーヘッ
ドを少なくすることができる。
【0098】(第二実施形態)以下、本発明を具体化し
た第二実施形態を図7〜図9に従って説明する。尚、説
明の便宜上、第一実施形態と同様の構成については同一
の符号を付してその説明を一部省略する。
【0099】図7は、本実施形態のSDRAMインタフ
ェース(以下、単にインタフェースという)41の一部
ブロック回路図を示す。インタフェース41は、第1,
第2バンクアドレスラッチ(以下、第1,第2バンクラ
ッチという)21,22、バンクアドレス比較回路(以
下、バンク比較回路という)23、OR回路23、コマ
ンド生成部37、コラムアドレスラッチ(以下、コラム
ラッチという)34、コラムアドレス比較回路(以下、
コラム比較回路という)35、アドレス設定レジスタ
(以下、アドレスレジスタという)36、第1,第2ロ
ーアドレスラッチ(以下、第1,第2ローラッチとい
う)42,43、ローアドレス比較回路(以下、ロー比
較回路という)44、OR回路45、加算器46、アド
レス連続検出回路47、連続アクセスカウンタ48、比
較器49、AND回路50を含む。
【0100】第1ローラッチ42には、内部バス17を
介して図1のCPU12からアドレス信号ADのビット
6であるローアドレスRAが入力される。第1ローラッ
チ42は、内部バス17を介してCPU12から入力さ
れるリード信号RD,ライト信号WDに基づいてローア
ドレスRAをラッチし、そのラッチ信号を第2ローラッ
チ43とロー比較回路44に出力する。
【0101】第2ローラッチ43は、第1ローラッチ4
2の出力信号をラッチし、そのラッチ信号をロー比較回
路44に出力する。この第2ローラッチ43は、第1ロ
ーラッチ42にラッチされたローアドレスよりも1つ前
のローアドレスをラッチしている。従って、ロー比較回
路44には、連続する2つのローアドレスが入力され
る。
【0102】ロー比較回路44は、リード信号RD,ラ
イト信号WDに応答して2つのローアドレスを比較し、
その比較結果をOR回路45に出力する。即ち、ローア
ドレス比較器44は、連続する2つのローアドレスを比
較し、一致している場合にはHレベルの判定信号S1
を、一致していない場合にはLレベルの判定信号S1を
出力する。尚、ローアドレス比較回路44は、判定信号
S1のレベルを反転して出力する構成としてもよい。
【0103】コラムラッチ34には、内部バス17を介
して図1のCPU12からアドレス信号のビット5〜0
(コラムアドレス)が入力される。コラムラッチ34
は、内部バス17を介してCPU12から入力されるリ
ード信号RD(ライト信号WR)に基づいてコラムアド
レスをラッチし、そのラッチしたコラムアドレスをコラ
ム比較回路35に出力する。
【0104】コラム比較回路35にはアドレスレジスタ
36から出力される信号が入力される。アドレスレジス
タ36は、バンクの遷移を検出するための比較アドレス
が格納されている。
【0105】この比較アドレスは、バースト転送モード
においてインタフェース41からSDRAM18に出力
する各コラムの最終アドレス又は最終アドレス近辺のア
ドレスに対応している。
【0106】各コラムの最終アドレスは、本実施形態は
コラムアドレスが6ビットで構成されていることから
[111111B]([3FH])となる。尚、周知で
はあるが、[B]はその値が2進数であることを示し、
[H]はその値が16進数であることを示す。
【0107】従って、連続アクセスにおいて、インタフ
ェース41は、バースト長[4]に基づいてSDRAM
18に対して[00H],[04H]・・・[38
H],[3CH]を出力する。この[3CH]が最終コ
ラムアドレスとなる。そのため、CPU12は、アドレ
スレジスタ36に最終コラムアドレスとして[3CH]
を格納する。以下、アドレスを単に括弧をつけて[3
C]と表示する。また、アドレス[3C]から読み出し
たデータをデータ[3C]として示すこととする。
【0108】尚、バースト長を[2]に設定した場合、
最終コラムアドレスは[3EH]となる。また、バース
ト長を[8]に設定した場合、最終コラムアドレスは
[38H]となる。CPU12は、バースト長に対応し
てこれらの値をアドレスレジスタ36に格納する。
【0109】コラム比較回路35は、アドレスレジスタ
36の比較アドレスと、コラムラッチ34にラッチされ
たその時々のコラムアドレスと比較する。コラム比較回
路35は、比較アドレスとコラムアドレスが一致した場
合、トリガ信号BTGをAND回路50に出力する。
【0110】コラムラッチ34は、ラッチ信号を加算器
46とアドレス連続検出回路(以下、単に検出回路とい
う)47に出力する。加算器46は、リード信号RD/
ライト信号WRが入力される。加算器46は、前記コラ
ムラッチ34から入力されるコラムアドレスをラッチす
る機能を有する。加算器46は、リード信号RD/ライ
ト信号WRが入力されると、ラッチしたコラムアドレス
に[1]を加算し、その加算結果を検出回路47に出力
する。その後、加算器46は、コラムラッチ34から入
力されるコラムアドレスをラッチする。
【0111】検出回路47は、入力信号に基づいて、連
続したアドレスに対するアクセスがあるか否かを検出す
る。検出回路47は、加算器46の出力信号とコラムラ
ッチ34の出力信号を比較する。加算器46は、1つ前
にコラムラッチ34から出力されるコラムアドレスに
[1]加算した結果を出力信号として出力する。
【0112】従って、アクセスアドレスが連続している
場合、加算器46から出力されるアドレスとコラムラッ
チ34から出力されるコラムアドレスは一致する。これ
により、検出回路47は、加算器46の出力信号とコラ
ムラッチ34の出力信号が一致しているか否かを検出
し、その検出結果を連続アクセスカウンタ(以下、単に
カウンタという)48とOR回路45に出力する。
【0113】OR回路45には、前記バンク比較回路2
3の出力信号とロー比較回路44の出力信号が入力され
る。OR回路45は、各回路23,44,47の出力信
号を論理和演算し、その演算結果をカウンタ48に出力
する。
【0114】カウンタ48は、検出回路47の出力信号
に基づいて、アクセスアドレスが連続している場合に、
OR回路45の出力信号に基づいてカウント値をカウン
トアップする。カウンタ48は、検出回路47の出力信
号に基づいて、アクセスアドレスが連続していない場
合、カウント値をクリアする。カウンタ48はカウント
値を比較器49に出力する。
【0115】比較器49は、レジスタ49aを含む。レ
ジスタ49aには、予め連続判定データが格納されてい
る。連続判定データは、いくつのコラムアドレスが連続
してアクセスされたかを判定するためのデータであり、
予め図1のCPU12により設定される。
【0116】比較器49は、カウンタ48の出力信号
(カウント値)とレジスタ49aに格納された連続判定
データを比較しする。そして、比較器49は、カウンタ
48の出力信号(カウント値)と連続判定データが一致
する場合に、Hレベルの判定信号S1をAND回路50
に出力する。
【0117】尚、レジスタ49aに記憶した連続判定デ
ータをカウンタ48にカウントの初期値としてロードす
る構成してもよい。カウンタ48は、ロードされた連続
判定データをカウント値にセットし、そのカウント値か
ら前記検出回路47の出力信号とOR回路の出力信号に
基づいてダウンカウントする。そして、カウンタ48
は、カウント値が所定値(例えば0)になったときにH
レベルの判定信号S1をAND回路50に出力する構成
としても良い。また、カウンタ48は、ロードされた連
続判定データをカウント値にセットし、そのカウント値
からアップカウントする。そして、カウンタ48は、カ
ウント値が所定値又はオーバーしたときにHレベルの判
定信号S1をAND回路50に出力する構成としてもよ
い。
【0118】AND回路50には、前記コラム比較回路
35の出力信号が入力される。AND回路50は、比較
器49から出力される判定信号S1とコラム比較回路3
5の出力信号を論理積演算し、その演算結果をOR回路
33に出力する。
【0119】OR回路33は、バンク比較回路23の出
力信号、AND回路50の出力信号、SDRAM18が
アイドル状態にあるときにリード命令が入力されたこと
を示す信号IRDが入力される。OR回路33は、それ
らの信号を論理和演算し、演算結果をコマンド生成部3
7に出力する。
【0120】コマンド生成部37は、OR回路33の出
力信号に基づいてアクティブコマンドを生成し、図23
のSDRAM18に対してアクティブコマンドを発行す
る機能を有する。そして、コマンド生成部37は、リー
ド信号RDに基づいてリードコマンドを、ライト信号W
Rに基づいてライトコマンドを発行する機能を有する。
また、コマンド生成部37は、各コマンドに対して図1
のCPU12を待機させる必要がある場合に、その待機
期間だけHレベルのウエイト信号WAITを内部バス1
7に出力する機能を有する。
【0121】次に、上記のように構成されたインタフェ
ース41の作用を、図8のタイミング図を用いて説明す
る。今、時刻t1において、SDRAM18からコラム
アドレス[3A]に記憶されたデータDT(以下、アド
レスに対応してデータ[3A]という)が読み出されて
いる。そして、コラムアドレス[2C](図8の左端)
からコラムアドレス[3A]までアクセスが連続してい
る。この時、図48のカウンタ48は、検出回路47の
検出結果に基づいてカウント値[E]を出力している。
【0122】次に、時刻t2において、図1のCPU1
2は、次のアドレスのデータを読み出すべくリード信号
RD及びアクセスアドレス[3B]をインタフェース4
1に出力する。インタフェース41は、リードコマンド
[RD]及びアクセスアドレス[3B]をSDRAM1
8に出力する。SDRAM18は、リードコマンド[R
D]及びアクセスアドレス[3B]に応答してデータ
[3B]を出力する。
【0123】この時、インタフェース41のコラムラッ
チ34は、アクセスアドレスのビット5〜0をコラムア
ドレス[3B]としてラッチし、ラッチしたアドレスを
加算器46と検出回路47に出力する。加算器46は、
先にラッチしたコラムアドレス[3A]に[1]加算し
た加算結果を検出回路47に出力する。この時、加算器
46から出力されるアドレス[3B]と、コラムラッチ
34から出力されるコラムアドレス[3B]が一致す
る。そのため、カウンタ48は、検出回路47から出力
される信号に基づいてカウントアップし、カウント値
[F]を比較器49に出力する。
【0124】比較器49のレジスタ49aには、予め図
1のCPU12から値[F]の連続判定データが記憶さ
れている。従って、比較器49は、カウンタ48から出
力されるカウント値[F]とレジスタ49aに記憶され
た連続判定データが一致するため、Hレベルの判定信号
S1を出力する。これにより、インタフェース41は、
連続アクセスを確認する。
【0125】次に、時刻t3において、図1のCPU1
2は、次のアドレスのデータを読み出すべくリード信号
RD及びアクセスアドレス[3C]をインタフェース4
1に出力する。インタフェース41は、リードコマンド
[RD]及びアクセスアドレス[3C]をSDRAM1
8に出力する。
【0126】この時、インタフェース41のコラム比較
回路は、コラムラッチ34から出力されるコラムアドレ
ス[3C]がアドレスレジスタ36に記憶された比較ア
ドレスと一致するため、Hレベルのトリガ信号BTGを
AND回路に出力する。AND回路には、Hレベルの判
定信号S1が入力されている。これにより、AND回路
は、Hレベルの信号を出力する。
【0127】コマンド生成部37には、AND回路の出
力信号がOR回路を介して入力される。コマンド生成部
37は、AND回路の出力信号に応答して時刻t4にお
いて次バンク[1]に対するアクティブコマンド[AC
T]を発行する。これにより、インタフェース41は、
バンク[0]の最終コラムアドレス[3F]が入力され
るよりも前に次のバンク[1]に対するアクティブコマ
ンド[ACT]を発行する。
【0128】即ち、インタフェース41は、連続アクセ
スを確認した後、バンク[0]の比較アドレスに対応し
て次のバンク[1]に対するアクティブコマンド[AC
T]を発行する。
【0129】SDRAM18は、アクティブコマンド
[ACT]に応答してRAS−CASディレイ時間tR
CD経過後にバンク[1]に対するアクセスを可能とす
る。このバンク[1]がアクセス可能となるタイミング
は、バンク[0]の最終コラムアドレスに対するデータ
が読み出されるよりも前である。即ち、時刻t5におい
て、データ[3F]が読み出されたとき、SDRAM1
8のバンク[1]はアクティブ状態にある。そのため、
インタフェース41は、時刻t6において、リードコマ
ンド[RD]及びコラムアドレス[40]をSDRAM
18に発行する事ができる。即ち、インタフェース41
は、バンク[0]からバンク[1]にバンクが遷移する
ときにも、RAS−CASディレイ時間tRCDの間待
つことなくリードコマンド[RD]を発行することがで
きる。このことは、連続アクセスにおけるオーバーヘッ
ドを少なくする。
【0130】尚、インタフェース41に図5のFIFO
38を備えて実施してもよい。図9は、インタフェース
41に図5のFIFO38を備えた場合のタイミング図
を示す。
【0131】この場合、インタフェース41は、時刻t
1において上記と同様に、連続アクセスを確認した後、
バンク[0]の比較アドレスに対応して次のバンク
[1]に対するアクティブコマンド[ACT]を発行す
る。そして、インタフェース41は、FIFO38によ
りデータの読み出しを待つことなく、時刻t2におい
て、SDRAM18に対して、リードコマンド[RD]
及びコラムアドレス[40]を発行する。このことは、
データ[3F]に続いてデータ[40]の読み出しを可
能とし、CASレイテンシCLの時間待ちを省略するこ
とができる。
【0132】以上記述したように、本実施形態によれ
ば、以下の効果を奏する。 (1)アクセスアドレスが連続している回数をカウント
し、該カウント結果に基づいてSDRAM18が所定回
数以上連続してアクセスした連続アクセスを確認した場
合、次のバンクも連続してアクセスされる可能性が高い
ため、コラムアドレスが比較アドレスと一致した場合に
次のバンクに対するアクティブコマンドを発行するよう
にした。その結果、SDRAM18に対するアクセスに
おけるオーバーヘッドが少なくなるため、その分アクセ
スを高速に行うことができる。
【0133】(2)連続アクセスを判定するために予め
記憶された判定データをカウントの初期値とし、該初期
値からアクセスアドレスが連続している場合にカウント
するようにしたため、アクセスの連続性を容易に確認で
きると共に、アクセスアドレスの連続数を容易に変更す
ることができる。
【0134】(第三実施形態)以下、本発明を具体化し
た第三実施形態を図10〜図15に従って説明する。図
10は、本実施形態のSDRAMインタフェース(以
下、単にインタフェースという)51のブロック回路図
を示す。インタフェース51は、図1のインタフェース
32に代えて用いられる。尚、本実施形態のインタフェ
ース51は、2ビットの命令と24ビットのアドレス信
号に対応して構成されている。
【0135】インタフェース51は、第1,第2命令バ
ッファ52,53、第1,第2アドレスバッファ54,
55、第1,第2セレクタ56,57、コマンド生成部
58、アドレスマルチプレクサ59、バンク及びローア
ドレス比較器60、命令比較器61、選択信号生成回路
62を含む。命令比較器61は、ライト比較器61a、
リード比較器61bを含む。選択信号生成回路62は、
インバータ回路63〜65、OR回路66、及び、AN
D回路67,68を含む。
【0136】第1,第2命令バッファ52,53は、2
ビットの命令に対応した2個のフリップフロップを含
む。第1,第2命令バッファ52,53は、クロック信
号CLKの立ち上がりエッジに基づいて入力信号をラッ
チし、ラッチ結果を出力する。
【0137】第1命令バッファ52には、図1のCPU
12が出力する2ビットの命令COMが入力される。第
2命令バッファ53には、第1命令バッファ52の出力
信号が入力される。第1命令バッファ52は、その時の
命令をラッチし、第2命令バッファ53は、第1命令バ
ッファ52にラッチされた命令よりも1つ前の命令をラ
ッチする。以降、第1命令バッファ52がラッチした命
令を第1命令COM1、第2命令バッファ53がラッチ
した命令を第2命令COM2とする。
【0138】第1,第2アドレスバッファ54,55
は、24ビットのアドレスに対応した24個のフリップ
フロップを含む。第1,第2アドレスバッファ54,5
5は、クロック信号CLKの立ち上がりエッジに基づい
て入力信号をラッチし、ラッチ結果を出力する。
【0139】第1アドレスバッファ54には、図1のC
PU12が出力する24ビットのアドレスADが入力さ
れる。第2アドレスバッファ55には、第1アドレスバ
ッファ54の出力信号が入力される。第1アドレスバッ
ファ54は、その時のアドレスをラッチし、第2アドレ
スバッファ55は、第1アドレスバッファ54にラッチ
されたアドレスよりも1つ前のアドレスをラッチする。
以降、第1アドレスバッファ54がラッチしたアドレス
を第1アドレスAD1、第2アドレスバッファ55がラ
ッチしたアドレスを第2アドレスAD2とする。
【0140】第1セレクタ56には、第1,第2命令バ
ッファ52,53の出力信号、即ち第1,第2命令CO
M1,COM2と、選択信号SELが入力される。第1
セレクタ56は、選択信号SELに応答して第1,第2
命令COM1,COM2のうちの何れか一方を選択し、
その選択した命令を選択命令CMDとしてコマンド生成
部58(コマンド・ステートマシン)に出力する。
【0141】コマンド生成部58には、アドレスヒット
情報が入力される。アドレスヒット情報は、選択命令C
MDに対するバンク判定信号、ロー判定信号を含む。コ
マンド生成部58は、選択命令CMDとアドレスヒット
情報に基づいて、制御信号RASバー、CASバー、W
Eバーの組み合わせによるコマンドの発行、アドレス選
択信号ASEL、及び第1バッファイネーブル信号BE
N1を出力する。
【0142】コマンド生成部58は、インタフェース5
1の動作状態に応じて前記第1バッファイネーブル信号
BEN1を出力する機能を有する。コマンド生成部58
は、要求の処理中ではなく、新たな要求の受付が可能な
状態にある時にHレベル([1])の第1バッファイネ
ーブル信号BEN1を出力する。
【0143】第2セレクタ57には、第1,第2アドレ
スバッファ54,55の出力信号、即ち第1,第2アド
レスAD1,AD2と、選択信号SELが入力される。
第2セレクタ57は、選択信号SELに応答して第1,
第2アドレスAD1,DA2のうちの何れか一方を選択
し、その選択したアドレスを選択アドレスADRとして
アドレスマルチプレクサ59に出力する。
【0144】アドレスマルチプレクサ59には、アドレ
ス選択信号ASELが入力される。アドレスマルチプレ
クサ59は、アドレス選択信号ASELに基づいて、2
4ビットの選択アドレスADRを12ビットのアドレス
信号A0〜A11に時分割(マルチプレクス)して出力
する。
【0145】バンク及びローアドレス比較器(以下、単
にアドレス比較器という)60には、前記第1,第2ア
ドレスAD1,AD2と、選択アドレスADRが入力さ
れる。アドレス比較器60は、選択アドレスADRをラ
ッチした値と第1,第2アドレスAD1,AD2を比較
し、その比較結果に基づいてアドレスヒット情報を出力
する。
【0146】選択アドレスADRは、第2アドレスバッ
ファ55にラッチされた第2アドレスAD2が対応する
命令より1つ前の命令に対応して第2セレクタ57から
出力されるアドレスである。
【0147】例えば、第1命令COM1に対応したアド
レスが第1アドレスバッファ54に第1アドレスAD1
としてラッチされている。この場合、第2アドレスバッ
ファ55は第2命令COM2に対応するアドレスを第2
アドレスAD2としてラッチしいる。そして、選択アド
レスADRは、選択信号SELに応答して第1,第2ア
ドレスのうちの一方が選択される。従って、アドレス比
較器60は、連続する3つの命令に対するアドレスを比
較し、その比較結果に基づいてアドレスビット情報を出
力する。
【0148】アドレス(選択アドレスADR、第1,第
2アドレスAD1,AD2)は、ローアドレス、バンク
アドレス、コラムアドレスを含む。例えば、ローアドレ
スは11ビットの信号、バンクアドレスは1ビットの信
号、コラムアドレスは10ビットの信号にて構成され
る。アドレスヒット情報は、第1,第2バンク判定信号
S11,S12、第1,第2ロー判定信号S13,S1
4にて構成される。
【0149】アドレス比較器60は、選択アドレスAD
Rをラッチした値のバンクアドレス,ローアドレスと、
第1,第2アドレスAD1,AD2のバンクアドレス,
ローアドレスをそれぞれ比較結果する。
【0150】アドレス比較器60は、保持しているアド
レスのバンクアドレスと第1アドレスAD1のバンクア
ドレスが一致(バンクヒット)する場合、Hレベルの第
1バンク判定信号S11を出力する。アドレス比較器6
0は、保持しているアドレスのローアドレスと第1アド
レスAD1のローアドレスが一致(ローヒット)する場
合、Hレベルの第1ロー判定信号S13を出力する。
【0151】アドレス比較器60は、保持しているアド
レスのバンクアドレスと第2アドレスAD2のバンクア
ドレスが一致(バンクヒット)する場合、Hレベルの第
2バンク判定信号S12を出力する。アドレス比較器6
0は、選択アドレスADRのローアドレスと第2アドレ
スAD2のローアドレスが一致(ローヒット)する場
合、Hレベルの第2ロー判定信号S14を出力する。
【0152】第1インバータ回路63は、第2バンク判
定信号S12を反転し、その反転信号をOR回路66に
出力する。第2インバータ回路64は、第2ロー判定信
号S14を反転し、その反転信号をOR回路66に出力
する。OR回路66は、第1,第2インバータ回路6
3,64の出力信号を論理和演算し、その演算結果を第
2判定信号S15として第1AND回路67に出力す
る。
【0153】詳述すれば、前記アドレス比較器60は、
第2アドレスAD2がバンクヒットした場合にHレベル
の第2バンク判定信号S12を出力し、第2アドレスA
D2のバンクアドレスが保持しているアドレスのバンク
アドレスと一致しないバンクミスの場合にLレベルの第
2バンク判定信号S12を出力する。また、アドレス比
較器60は、第2アドレスAD2がローヒットした場合
にHレベルの第2ロー判定信号S14を出力し、第2ア
ドレスAD2のローアドレスが保持しているアドレスの
ローアドレスと一致しないローミスの場合にLレベルの
第2ロー判定信号S14を出力する。
【0154】従って、OR回路66は、2つの入力信号
のうちの少なくとも一方がHレベル、即ち、第2アドレ
スAD2がバンクミス又はローミスした場合にHレベル
の判定信号S15を第1AND回路67に出力する。
【0155】第1AND回路67の入力端子には、ライ
ト比較器61aとリード比較器61bが接続されてい
る。ライト比較器61aには、前記第2命令COM2、
即ち第2命令バッファ53の出力信号が入力される。ラ
イト比較器61aは、第2命令COM2がライト命令か
否かを判断する。リード比較器61bは、判断結果に基
づいて、第2命令COM2がライト命令の場合にHレベ
ルのライト判定信号S16を第1AND回路67に出力
する。
【0156】リード比較器61bには、前記第1命令C
OM1、即ち第1命令バッファ52の出力信号が入力さ
れる。リード比較器61bは、第1命令COM1がリー
ド命令か否かを判断する。リード比較器61bは、判断
結果に基づいて、第1命令COM1がリード命令の場合
にHレベルのリード判定信号S17を第1AND回路6
7に出力する。
【0157】第1AND回路67は、第1バンク判定信
号S11、第1ロー判定信号S13、第2判定信号S1
5、ライト判定信号S16、リード判定信号S17を論
理積演算し、その演算結果を選択信号SELとして出力
する。
【0158】詳述すれば、Hレベルの第1バンク判定信
号S11は、第1アドレスAD1がバンクヒットした場
合を示す。Hレベルの第1ロー判定信号S13は、第1
アドレスAD1がローヒットした場合を示す。Hレベル
の第2判定信号S15は、第2アドレスAD2がバンク
ミス又はローミスした場合を示す。Hレベルのライト判
定信号S16は、第1命令COM1がライト命令である
ことを示す。更に、Hレベルのリード判定信号S17
は、第2命令COM2がリード命令であることを示す。
【0159】従って、第1AND回路67は、第1アド
レスAD1がバンクヒット且つローヒット、第2アドレ
スAD2がバンクミス又はローミス、第1命令COM1
がライト命令、且つ、第2命令COM2がリード命令の
時にHレベルの選択信号SELを出力する。換言すれ
ば、図1のCPU12がリード命令に続いてライト命令
を出力し、リード命令に対応するアドレスがバンクミス
又はローミスであってライト命令に対応するアドレスが
バンクヒット及びローヒットした場合に、第1AND回
路67はHレベルの選択信号SELを出力する。
【0160】選択信号SELは、第3インバータ回路6
5により反転され、その反転選択信号SELが第2AN
D回路68に入力される。第2AND回路68には、前
記第1バッファイネーブル信号BEN1が入力される。
第2AND回路68は、反転選択信号SELと第1バッ
ファイネーブル信号BEN1を論理積演算し、その演算
結果を第2バッファイネーブル信号BEN2として第2
命令バッファ53、第2アドレスバッファ55に出力す
る。
【0161】図11は、アドレス比較器60の回路図を
示す。アドレス比較器60は、バンクアドレス比較器6
0aとローアドレス比較器60bを含む。
【0162】バンクアドレス比較器60aは、フリップ
フロップ回路(以下、FF回路という)71、否定排他
的論理和回路(以下、ENOR回路という)72,73
を含む。
【0163】FF回路71には、選択アドレスADRに
含まれる1ビットのバンクアドレスBAが入力される。
FF回路71は、1ビットのバンクアドレスをラッチ可
能に構成される。FF回路71は、イネーブル信号BE
N1及びクロック信号CLKに基づいてバンクアドレス
BAをラッチし、そのラッチ信号をENOR回路72,
73に出力する。
【0164】第1ENOR回路72には、FF回路71
の出力信号と、第1アドレスAD1に含まれる1ビット
の第1バンクアドレスBA1が入力される。第1ENO
R回路72は、出力信号と第1バンクアドレスBA1を
排他的否定論理和演算し、その演算結果を反転した信号
を第1バンク判定信号S11として出力する。
【0165】前記FF回路71の出力信号は、選択アド
レスADRを保持したアドレスに含まれるバンクアドレ
スBAである。従って、第1ENOR回路72は、第1
バンクアドレスBA1と、保持しているバンクアドレス
が一致する場合にHレベルの第1バンク判定信号S11
を、一致しない場合にLレベルの第1バンク判定信号S
11を出力する。
【0166】第2ENOR回路73には、FF回路71
の出力信号と、第2アドレスAD2に含まれる1ビット
の第2バンクアドレスBA2が入力される。第2ENO
R回路73は、出力信号と第2バンクアドレスBA2を
排他的否定論理和演算し、その演算結果を反転した信号
を第2バンク判定信号S12として出力する。
【0167】前記FF回路71の出力信号は、選択アド
レスADRを保持したアドレスに含まれるバンクアドレ
スBAである。従って、第2ENOR回路73は、第2
バンクアドレスBA2と、保持しているバンクアドレス
が一致する場合にHレベルの第2バンク判定信号S12
を、一致しない場合にLレベルの第2バンク判定信号S
12を出力する。
【0168】ローアドレス比較器60bは、フリップフ
ロップ回路(以下、FF回路という)74、排他的否定
論理和回路(以下、ENOR回路という)75a〜75
n,76a〜76n、AND回路77,78を含む。
【0169】FF回路74には、選択アドレスADRに
含まれる11ビットのローアドレスRAが入力される。
FF回路74は、11ビットのローアドレスRAをラッ
チ可能に構成される。FF回路74は、クロック信号C
LKの立ち上がりエッジに基づいてローアドレスRAを
ラッチし、ラッチ結果を第1,第2ENOR回路75a
〜75n,76a〜76nに出力する。
【0170】第1,第2ENOR回路75a〜75n,
76a〜76nは、ローアドレスRAのビット数に対応
した数だけそれぞれ備えられる。各第1ENOR回路7
5a〜75nには、FF回路74の出力信号が1ビット
ずつ入力される。各第1ENOR回路75a〜75nに
は、第1アドレスAD1に含まれる11ビットの第1ロ
ーアドレスRA1がそれぞれ1ビットずつ入力される。
第1ENOR回路75a〜75nは、出力信号と第1ロ
ーアドレスRA1を排他的否定論理和演算し、その演算
結果を第1AND回路77に出力する。第1AND回路
77は、各ENOR回路75a〜75nの出力信号を論
理積演算し、その結果を第1ロー判定信号S13として
出力する。
【0171】前記FF回路74の出力信号は、選択アド
レスADRを保持したアドレスに含まれるローアドレス
RAである。従って、第1AND回路77は、第1ロー
アドレスRA1と保持しているローアドレスが一致する
場合にHレベルの第1ロー判定信号S13を、一致しな
い場合にLレベルの第1ロー判定信号S13を出力す
る。
【0172】各第2ENOR回路76a〜76nには、
FF回路74から出力される11ビットの出力信号がそ
れぞれ1ビットずつ入力される。各第1ENOR回路7
6a〜76nには、第2アドレスAD2に含まれる11
ビットの第2ローアドレスRA2がそれぞれ1ビットず
つ入力される。第2ENOR回路76a〜76nは、出
力信号と第2ローアドレスRA1を排他的否定論理和演
算し、その演算結果を第2AND回路78に出力する。
第2AND回路78は、各ENOR回路76a〜76n
の出力信号を論理積演算し、その結果を第2ロー判定信
号S14として出力する。
【0173】前記FF回路74の出力信号は、選択アド
レスADRを保持したアドレスに含まれるローアドレス
RAである。従って、第2AND回路77は、保持して
いるローアドレスとローアドレスRAが一致する場合に
Hレベルの第2ロー判定信号S14を、一致しない場合
にLレベルの第2ロー判定信号S14を出力する。
【0174】図12は、ライト比較器61aの回路図を
示す。ライト比較器61aは、インバータ回路79、N
OR回路80を含む。インバータ回路79には、第2命
令COM2のビット1が入力される。インバータ回路7
9は、ビット1の状態を反転し、その結果をNOR回路
80に出力する。
【0175】NOR回路80は、インバータ回路79の
出力信号と第2命令COM2のビット0を否定論理和演
算し、その演算結果をリード判定信号S17として出力
する。従って、ライト比較器61aは、[10](2進
数)の第2命令COM2に応答してHレベルのライト判
定信号S16を出力する。
【0176】図13は、リード比較器61bの回路図を
示す。リード比較器61bは、NOR回路81を含む。
NOR回路81には、第1命令COM1のビット1,0
が入力される。NOR回路81は、ビット1,0を否定
論理和演算し、その演算結果をリード判定信号S17と
して出力する。従って、リード比較器61bは、[0
0](2進数)の第1命令COM1に応答してHレベル
のリード判定信号S17を出力する。
【0177】図14に示すように、アドレスマルチプレ
クサ59には、前記選択アドレスADRと、全バンクプ
リチャージPALL、片バンクプリチャージPRE、モ
ードレジスタセットMRSが入力される。アドレスマル
チプレクサ59は、アドレス選択信号ASELに基づい
て前記選択アドレスADRの上位12ビット、選択アド
レスADRの下位12ビット、全バンクプリチャージP
ALL、片バンクプリチャージPRE、モードレジスタ
セットMRSの内の1つを選択し、その選択結果をアド
レス信号A11〜A0として図1のSDRAM18に出
力する。
【0178】SDRAM18は、全バンクプリチャージ
PALLに応答して全てのバンクのプリチャージを行
う。プリチャージは、ビットラインを再書き込みし、内
部ローアドレスラインをリセットする。SDRAM18
は、片バンクプリチャージPREに応答し、該プリチャ
ージPREにて指定されるバンクのプリチャージを行
う。SDRAM18は、モードレジスタセットMRSに
応答し、前記バースト長BL、CASレイテンシCLを
セットする。
【0179】次に、上記のように構成されたインタフェ
ース51の作用を図15に従って詳述する。今、図1の
CPU12は、SDRAM18のバンク[0]に対する
アクセスを行っている。次に、CPU12は、プログラ
ムデータに従って、本実施形態のインタフェース51に
対してバンク[1]に対する書き込み動作、バンク
[0]に対する読み出し動作を行う。即ち、CPU12
は、バンク[1]に対するライト命令を出力し、次にバ
ンク[0]に対するリード命令をインタフェース51に
出力する。また、リード命令に対するローアドレスは、
現在アクセスしているバンク[0]のローアドレスと同
一である。
【0180】インタフェース51の第2命令バッファ5
3は、先に出力されたライト命令を第2命令COM2と
してラッチする。第2アドレスバッファ55は、ライト
命令を行うバンク[0]のバンクアドレスを含むアドレ
スを第2アドレスAD2としてラッチする。
【0181】第1命令バッファ52は、ライト命令の次
に出力されたリード命令を第1命令COM1としてラッ
チする。第1アドレスバッファ54は、リード命令を行
うバンク[1]のバンクアドレスを含むアドレスを第1
アドレスAD1としてラッチする。
【0182】アドレス比較器60は、保持しているアド
レスのバンクアドレス,ローアドレスが、第1アドレス
AD1のバンクアドレスBA1,ローアドレスRA1と
それぞれ一致するため、Hレベルの第1バンク判定信号
S11,第1ロー判定信号S13を出力する。また、ア
ドレス比較器60は、保持しているアドレスのバンクア
ドレスBAと第2アドレスのバンクアドレスBA2が一
致しないので、Lレベルの第2バンク判定信号S12を
出力する。この第1バンク判定信号S12に基づいて、
OR回路66は、Hレベルの判定信号S15を出力す
る。
【0183】ライト比較器61aは、第2命令バッファ
53にラッチされた第2命令COM2がライト命令であ
るため、Hレベルのライト判定信号S16を出力する。
リード比較器61bは、第1命令バッファ52にラッチ
された第1命令COM1がリード命令であるため、Hレ
ベルのリード判定信号S17を出力する。第1AND回
路67は、Hレベルの各判定信号S11,S12,S1
5,S16,S17に基づいてHレベルの選択信号SE
Lを第1,第2セレクタ56,57に出力する。
【0184】第1セレクタ56は、Hレベルの選択信号
SELに基づいて、第1命令バッファ52から出力され
る第1命令COM1を選択コマンドCMDとしてコマン
ド生成部58に出力する。その後、第1セレクタ56
は、第2命令バッファ53にラッチされたライト命令を
コマンド生成部58に選択命令CMDとして出力する。
【0185】従って、コマンド生成部58には、第2命
令バッファ53にラッチされたライト命令よりも先に、
そのライト命令よりも後に図1のCPU12から出力さ
れたリード命令が入力される。その後、コマンド生成部
58には、第2命令バッファ53にラッチされたライト
命令が入力される。
【0186】第2セレクタ57は、Hレベルの選択信号
SELに基づいて、第1アドレスバッファ54から出力
される第1アドレスAD1を選択アドレスADRとして
アドレスマルチプレクサ59に出力する。アドレスマル
チプレクサ59は、コマンド生成部58から入力される
アドレス選択信号ASELに基づいて、選択アドレスA
DRを時分割したアドレス信号A11〜A0を図1のS
DRAM18に出力する。
【0187】これにより、インタフェース51は、第
1,第2命令バッファ52,53と第1,第2アドレス
バッファ54,55にラッチされた命令,アドレスが所
定の条件に適合した場合に、命令及びアドレスの順番を
入れ替えてコマンドを発行する。
【0188】即ち、図15(a)に示すように、時刻t
1において、コマンド生成部58は、選択コマンドCM
D及び選択アドレスADRに基づいて、リードコマンド
[RD]及びバンクアドレス[0]をSDRAM18に
発行する。次に、コマンド生成部58は、時刻t2にお
いてバンク[1]に対するアクティブコマンド[AC
T]を発行し、時刻t3においてプリチャージコマンド
[PRE]を発行する。そして、時刻t4において、コ
マンド生成部58は、ライトコマンド[WR]を発行す
る。
【0189】ところで、図21に示す従来のインタフェ
ース17では、CPU12から入力される順番でコマン
ドを発行する。即ち、インタフェース17は、先ずバン
ク[1]に対するライトコマンド[WR]をSDRAM
18に発行し、次にバンク[0]に対するリードコマン
ド[RD]を発行する。
【0190】これらのコマンドは、バンクが異なるた
め、コマンドに先だってアクティブコマンド[AC
T]、プリチャージコマンド[PRE]を発行する必要
がある。即ち、図15(b)に示すように、インタフェ
ース17は、時刻t1においてバンク[1]に対するア
クティブコマンド[ACT]を発行した後、ライトコマ
ンド[WR]を発行する。次に、インタフェース17
は、バンク[0]に対してアクティブコマンド[AC
T],プリチャージコマンド[PRE],リードコマン
ド[RD]を発行する。
【0191】この場合、従来のインタフェース17は、
時刻t1におけるアクティブコマンド[ACT]の発行
からRAS−CASディレイ時間tRCD経過した後で
なければライトコマンド[WR],リードコマンド[R
D]を発行することができない。そして、リードコマン
ド[RD]に対して読み出すデータ[DT]の確定は、
リードコマンド[RD]を発行してからCASレイテン
シCL経過した後である。
【0192】これに対し、本実施形態では、時刻t1に
おいてバンク[0]に対するリードコマンド[RD]を
発行している。この場合、バンクの遷移がないため、イ
ンタフェース51はアクティブコマンド[ACT]を発
行しない。そして、インタフェース51は、リードコマ
ンド[RD]を発行した後、バンク[1]に対するアク
ティブコマンド[ACT],プリチャージコマンド[P
RE],ライトコマンド[WR]を発行する。そして、
リードコマンド[RD]に対するデータ[DT]の読み
出しは、ライトコマンド[WR]を発行するまでに終了
する。
【0193】これにより、リードコマンド[RD]及び
ライトコマンド[WR]に要する時間は、従来のインタ
フェース17に比べて短くなる。このことは、SDRA
M18に対するアクセスにおけるオーバーヘッドを従来
に比べて少なくする。
【0194】以上記述したように、本実施形態によれ
ば、以下の効果を奏する。 (1)アドレス比較器60にて保持しているアドレスに
対して第2アドレスAD2のローアドレス又はバンクア
ドレスが一致せず、第1アドレスAD1のローアドレス
及びバンクアドレスが一致する場合に、第1命令COM
1に対するリードコマンド[RD]を第2命令COM2
に対するライトコマンド[WR]よりも先にSDRAM
18に出力するようにした。その結果、第2命令COM
2に対するアクティブコマンド[ACT]の発行を省略
でき、その分オーバーヘッドが少なくなる。これによ
り、SDRAM18に対するアクセスを高速に行うこと
ができる。
【0195】尚、上記実施形態は、以下の態様で実施し
てもよい。 ○本実施形態では、ライト命令に続くリード命令に対し
て、リードコマンド[RD]とライトコマンド「WR」
を発行する順序を入れ替えてSDRAM18に対するア
クセスにおけるオーバーヘッドを少なくするようにした
が、その他のコマンドの発行順序を入れ替えて行うよう
にしてもよい。例えば、バンク切り替えを伴うSDRA
Mアクセス時に、発行順序を入れ替えて図16(a)に
示すように、アクティブコマンド[ACT],プリチャ
ージコマンド[PRE],リードコマンド[RD](又
はライトコマンド[WR])を発行する。この場合、リ
ードコマンド[RD]の次のクロックサイクルでコマン
ド(例えばリードコマンド[RD],アクティブコマン
ド[ACT])を発行することができる。
【0196】これに対し、従来の方法によるインタフェ
ースは、図16(c)に示すように、プリチャージコマ
ンド[PRE],アクティブコマンド[ACT],リー
ドコマンド[RD]を順番に発行する。この場合、アク
ティブコマンド[ACT]を発行するまでに1クロック
サイクル必要である。そして、リードコマンド[RD]
の発行は、アクティブコマンド[ACT]を発行してか
らRAS−CAS遅延時間tRCD経過した後である。
そのため、従来の方法では、図16(a)に示す方法に
比べて1クロックサイクル分だけ次のコマンド発行が遅
れることになる。
【0197】また、図16(b)に示すように、リード
コマンド[RD]をプリチャージコマンド[PRE]よ
りも先に発行する方法では、そのプリチャージコマンド
[PRE]を発行する分だけ、従来よりも1クロックサ
イクル分遅れる、即ち、本実施形態に比べて2クロック
サイクル分遅れる。これらにより、上記の図16(a)
に示す方法が、最もサイクル数が少なくなるため、SD
RAMに対するオーバーヘッドを少なくすることができ
る。
【0198】(第四実施形態)以下、本発明を具体化し
た第四実施形態を図17〜図19に従って説明する。
尚、説明の便宜上、上記各実施形態と同様の構成につい
ては同一の符号を付してその説明を一部省略する。
【0199】図17は、図1のマイクロプロセッサ31
を構成するクロック生成回路13の一部回路図であり、
SDRAM18へ供給するクロック信号を制御するクロ
ック制御回路91の回路図を示す。
【0200】クロック制御回路91は、インバータ回路
92,93、AND回路94を含む。インバータ回路9
2,93には、図1のSDRAMインタフェース(以
下、SDRAMI/Fと略す)32のクロック制御部か
ら出力される状態信号S21,S22がそれぞれ入力さ
れる。インバータ回路92,93は、状態信号S21,
S22をそれぞれ反転し、その反転信号をAND回路9
4に出力する。尚、インバータ回路92,93には、図
7のSDRAMI/F41,図10のSDRAMI/F
51のクロック制御部から出力される状態信号が入力さ
れることとしてもよい。
【0201】SDRAMI/F32のクロック制御部
は、その時々の状態に応じたレベルの状態信号S21,
S22を出力する機能を有する。その機能を説明すれ
ば、SDRAMI/F32のクロック制御部は、アイド
ル状態にある時にHレベルの状態信号S21を出力す
る。SDRAMI/F32のクロック制御部は、パワー
ダウン状態にある時にHレベルの状態信号S22を出力
する。
【0202】AND回路94には、インバータ回路9
2,93の出力信号と共に、クロック信号CLKが入力
される。AND回路94は、インバータ回路92,93
の出力信号が共にHレベル、即ち、Lレベルの状態信号
S21,S22に応答してクロック信号CLKをクロッ
ク信号CK1としてSDRAM18に出力する。AND
回路94は、インバータ回路92,93の出力信号のう
ちの少なくとも一方がLレベル、即ち、状態信号S2
1,S22のうちの少なくとも一方がHレベルの時にク
ロック信号CK1の出力を停止する。
【0203】上記したように、SDRAMI/F32の
クロック制御部は、アイドル状態にあるときにHレベル
の状態信号S21を出力する。また、SDRAMI/F
32のクロック制御部は、パワーダウン状態にある時に
Hレベルの状態信号S22を出力する。
【0204】従って、クロック制御回路91は、SDR
AM18がアイドル状態又はパワーダウン状態にある時
にクロック信号CK1の出力を停止する。すると、クロ
ック信号CK1をSDRAM18に供給するための回路
部分(プロセッサ31に含まれる回路部分)は動作を停
止する。このことは、マイクロプロセッサ31の消費電
力を少なくする。
【0205】図18は、図1のSDRAMI/F32の
クロック制御部の状態遷移図を示す。SDRAMI/F
32のクロック制御部は、リセットされると、アイドル
状態IDLEとなる。この状態において、SDRAMI
/F32のクロック制御部は、Hレベルの状態信号S2
1を出力する。
【0206】SDRAMI/F32のクロック制御部
は、アイドル状態IDLEにある時にリード/ライト要
求がある(インタフェースからリードコマンド[RD]
/ライトコマンド[WR]が入力される)と、アイドル
状態IDLEからビジー状態BUSYへ遷移する。そし
て、SDRAMI/F32のクロック制御部は、リード
/ライト動作を終了すると、ビジー状態BUSYからア
イドル状態IDLEへ遷移する。
【0207】SDRAMI/F32のクロック制御部
は、アイドル状態IDLEにある時にリフレッシュ要求
(リフレッシュコマンド[PRE],セルフリフレッシ
ュ等)があると、リフレッシュ状態REFLESHへ遷
移する。SDRAMI/F32のクロック制御部は、リ
フレッシュを終了すると、アイドル状態IDLEへ遷移
する。
【0208】SDRAMI/F32のクロック制御部
は、アイドル状態IDLEにある時にパワーダウン要求
(パワーダウン信号等)があると、パワーダウン状態P
OWERDOWNへ遷移する。SDRAMI/F32の
クロック制御部は、この状態においてHレベルの状態信
号S22を出力する。SDRAMI/F32のクロック
制御部は、パワーダウン終了によりアイドル状態IDL
Eへ遷移する。
【0209】次に、上記のように構成されたクロック制
御回路の作用を図19に従って説明する。今、時刻t1
において、図1のCPU12からSDRAM18に対し
てリード信号RD/ライト信号WRの出力がなくなる
と、インタフェース32(又は32a,41,51)
は、SDRAM18に対するコマンドの出力を停止す
る。これにより、SDRAMI/F32のクロック制御
部は、アイドル状態IDLEへ遷移し、そのアイドル状
態においてHレベルの状態信号S21を出力する。図1
7のクロック制御回路91は、Hレベルの状態信号S2
1に応答してクロック信号CK1の出力を停止する。
【0210】次に、時刻t2において、図1のCPU1
2は、SDRAM18をアクセスするべくリード信号R
Dを出力する。インタフェース32は、リード信号RD
に基づいて、1クロックサイクル後(時刻t3)にリー
ドコマンド[RD]を発行する。SDRAMI/F32
のクロック制御部は、リードコマンド[RD]に応答し
てアイドル状態IDLEからビジー状態BUSYへ遷移
する。SDRAMI/F32のクロック制御部は、Lレ
ベルの状態信号S21を出力する。図17のクロック制
御回路91は、Lレベルの状態信号S21に基づいてク
ロック信号CK1の供給を再開する。SDRAM18
は、供給されるクロック信号CK1に基づいて、所定ク
ロックサイクル経過後にリードコマンド[RD]ととも
に入力されるコラムアドレス[40]のデータ[40]
を出力する。
【0211】以上記述したように、本実施形態によれ
ば、以下の効果を奏する。 (1)SDRAM18が動作するためのクロック信号C
K1の供給/停止をSDRAM18の動作状態に基づい
て制御するようにした。その結果、クロック信号CK1
を供給するための回路部分の動作を停止し、その分だけ
プロセッサ全体の消費電力を少なくすることができる。
【0212】尚、上記実施形態は、以下の態様で実施し
てもよい。 ○尚、本実施形態のクロック制御回路91に代えて、図
20に示すクロック制御回路101を用いてマイクロプ
ロセッサを構成してもよい。クロック制御回路101
は、NOR回路102、NAND回路103、AND回
路104を含む。
【0213】NOR回路102には、状態信号S21,
S22が入力される。NOR回路102は、状態信号S
21,S22に基づいて、状態信号S21,S22のう
ちの少なくとも一方がHレベルのときにLレベルの信号
をNAND回路103に出力する。
【0214】NAND回路103には、レジスタ105
に記憶されたクロック停止許可データに基づく信号が入
力される。NAND回路103は、NOR回路102,
レジスタ105から入力される信号に基づいて出力信号
をAND回路104に出力する。NAND回路103
は、NOR回路102の出力信号とレジスタ105の出
力信号のうちの少なくとも一方がLレベルのときにHレ
ベルの出力信号をAND回路104に出力する。
【0215】AND回路104には、クロック信号CL
Kが入力される。AND回路104は、NAND回路1
03の出力信号に基づいて、その信号がHレベルの時に
クロック信号CLKをクロック信号CK1としてSDR
AM18に出力する。
【0216】従って、クロック制御回路101は、状態
信号S21,S22、レジスタ105に記憶された許可
データに基づいて、クロック信号CLKをクロック信号
CK1としてSDRAM18に対する供給/停止を制御
する。
【0217】クロック制御回路101は、許可データに
基づいてクロック信号の停止が許可された時に、状態信
号S21,S22に基づいてクロック信号CK1の供給
/停止を行う。クロック制御回路101は、許可データ
に基づいてクロック信号の停止が許可されていないとき
に、クロック信号CK1を供給する。
【0218】このことは、クロック信号CK1をSDR
AM18以外に使用している場合に有効となる。即ち、
クロック制御回路91は、SDRAMI/F32のクロ
ック制御部がアイドル状態IDLE又はパワーダウン状
態POWERDOWNにある時にクロック信号CK1の
供給を停止する。これにより、プロセッサの消費電力は
少なくなるが、このクロック信号CK1を使用した回路
は、動作しなくなるため、それにより不具合を生じる場
合がある。しかし、クロック制御回路101を用いるこ
とにより、SDRAMI/F32のクロック制御部がア
イドル状態又はパワーダウン状態にあるときにもクロッ
ク信号CK1を供給する事ができるため、そのクロック
信号CK1を使用した回路は安定動作を行うことができ
る。
【0219】○上記各実施形態では、半導体集積回路装
置としてのマイクロプロセッサの外部にSDRAM18
を接続した場合について説明したが、SDRAM18を
内蔵したマイクロプロセッサに具体化して実施してもよ
い。
【0220】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜7に記
載の発明によれば、同期型DRAMに対するアクセスに
おけるオーバーヘッドを少なくしてアクセス速度の高速
化を図ることが可能なアクセス方法を提供することがで
きる。
【0221】また、請求項8〜9に記載の発明によれ
ば、同期型DRAMが動作するためのクロック信号を供
給するための回路部分だけ全体の消費電力を少なくする
ことができる。
【0222】また、請求項11〜16に記載の発明によ
れば、同期型DRAMに対するアクセスにおけるオーバ
ーヘッドを少なくしてアクセス速度の高速化を図ること
が可能なインタフェース回路を提供することができる。
【0223】また、請求項17〜19に記載の発明によ
れば、同期型DRAMが動作するためのクロック信号を
供給するための回路部分だけ全体の消費電力を少なくす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 半導体集積回路装置のブロック回路図。
【図2】 SDRAMに対するアドレス設定を示す説明
図。
【図3】 第一実施形態のSDRAMインタフェースの
ブロック回路図。
【図4】 SDRAMインタフェースの動作を示すタイ
ミング図。
【図5】 別のSDRAMインタフェースのブロック回
路図。
【図6】 別のSDRAMインタフェースの動作を示す
タイミング図。
【図7】 第二実施形態のSDRAMインタフェースの
ブロック回路図。
【図8】 SDRAMインタフェースの動作を示すタイ
ミング図。
【図9】 FIFOを備えた場合の動作を示すタイミン
グ図。
【図10】 第三実施形態のSDRAMインタフェース
のブロック回路図。
【図11】 アドレス比較器の回路図。
【図12】 ライト比較器の回路図。
【図13】 リード比較器の回路図。
【図14】 アドレスマルチプレクサのブロック回路
図。
【図15】 (a) は本実施形態のインタフェースのタイ
ミング図、(b) は従来の方法のタイミング図。
【図16】 (a) は本実施形態の別のタイミング図、
(b) は素朴な方法のタイミング図、(c) は従来の方法の
タイミング図。
【図17】 第四実施形態のクロック制御回路の回路
図。
【図18】 SDRAMの状態遷移図。
【図19】 クロック制御回路の動作を説明するための
タイミング図。
【図20】 別のクロック制御回路の回路図。
【図21】 従来のSDRAMインタフェースのブロッ
ク回路図。
【図22】 従来のSDRAMインタフェースのタイミ
ング図。
【図23】 従来の半導体集積回路装置のブロック回路
図。
【符号の説明】 18 同期型DRAMとしてのSDRAM 31 半導体集積回路装置としてのマイクロプロセッサ 32,32a,41,51 インタフェース回路 35 コラムアドレス比較回路 36 アドレス設定レジスタ 37 コマンド生成部 ACT アクティブコマンド RD/WR 制御信号としてのリード信号/ライト信号

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクセスアドレス信号,制御信号に基づ
    いて前記同期型DRAMに対してコマンドを発行して複
    数のバンクを備えた同期型DRAMのアクセス方法にお
    いて、 前記同期型DRAMの各バンクの最終アドレス又は前記
    最終アドレス近辺のアドレスを比較アドレスとしてレジ
    スタに記憶し、前記アクセスアドレス信号に含まれるコ
    ラムアドレスと前記比較アドレスとを比較し、該比較結
    果に基づいて、前記コラムアドレスが前記比較アドレス
    と一致する場合に、当該コラムアドレスにてアクセスす
    るバンクの次のバンクに対するアクティブコマンドを発
    行するようにした同期型DRAMのアクセス方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の同期型DRAMのアク
    セス方法において、 前記アクセスアドレスが連続しているか否かを検出し、
    該検出結果に基づいて前記同期型DRAMを連続してア
    クセスした回数をカウントし、該カウント結果に基づい
    て前記同期型DRAMが所定回数以上連続してアクセス
    した連続アクセスを確認した後、前記コラムアドレスが
    前記比較アドレスと一致した場合に次のバンクに対する
    アクティブコマンドを発行するようにした同期型DRA
    Mのアクセス方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の同期型DRAMのアク
    セス方法において、 前記連続アクセスを判定するために予め記憶された判定
    データをカウントの初期値とし、該初期値から前記アク
    セスアドレスが連続している場合にカウントするように
    した同期型DRAMのアクセス方法。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の同期型DRAMのアク
    セス方法において、 前記連続アクセスを判定するために予め記憶された判定
    データとカウント値とを比較し、該比較結果に基づいて
    連続アクセスを確認するようにした同期型DRAMのア
    クセス方法。
  5. 【請求項5】 アドレス信号,制御信号に基づいて前記
    同期型DRAMに対してコマンドを発行して複数のバン
    クを備えた同期型DRAMのアクセス方法において、 アクセスに対応して入力される第1命令と、該第1命令
    よりも先にアクセスするための第2の命令とを記憶する
    と共に、前記第1,第2命令におけるアドレス信号を第
    1,第2アドレスとして記憶し、選択信号に基づいて前
    記第1命令又は前記第2命令を選択命令として出力し、
    前記選択信号に基づいて前記第1アドレス又は前記第2
    アドレスを選択アドレスとして出力し、前記選択アドレ
    スのバンクアドレス,ローアドレスと前記第1,第2ア
    ドレスのバンクアドレス,ローアドレスを比較し、前記
    第1,第2命令がリード命令,ライト命令か否かを比較
    し、該比較結果に基づいて予め設定された条件と一致す
    る場合に前記第1命令に対するコマンドを前記第2命令
    に対するコマンドよりも先に出力するようにした同期型
    DRAMのアクセス方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の同期型DRAMのアク
    セス方法において、 前記選択アドレスに対して前記第2アドレスのローアド
    レス又はバンクアドレスが一致せず、前記第1アドレス
    のローアドレス及びバンクアドレスが一致する場合に、
    第1命令に対するコマンドを前記第2命令に対するコマ
    ンドよりも先に同期型DRAMに出力するようにした同
    期型DRAMのアクセス方法。
  7. 【請求項7】 アドレス信号,制御信号に基づいて前記
    同期型DRAMに対してコマンドを発行して複数のバン
    クを備えた同期型DRAMのアクセス方法において、 バンク切り替えを伴うリード又はライトコマンドを発行
    する時に、アクティブコマンド,プリチャージコマン
    ド,リード又はライトコマンドの順番でコマンドを発行
    するようにした同期型DRAMのアクセス方法。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のうちの何れか1項に記
    載の同期型DRAMのアクセス方法において、 前記同期型DRAMが動作するためのクロック信号の供
    給/停止を前記同期型DRAMの動作状態に基づいて制
    御するようにした同期型DRAMのアクセス方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の同期型DRAMのアク
    セス方法において、 前記同期型DRAMがアイドル状態、パワーダウン状態
    にある時に前記クロック信号の供給を停止するようにし
    た同期型DRAMのアクセス方法。
  10. 【請求項10】 請求項8又は9に記載の同期型DRA
    Mのアクセス方法において、 予め設定された許可データに基づいて供給が許可されて
    いる場合に前記クロック信号の供給を行うようにした同
    期型DRAMのアクセス方法。
  11. 【請求項11】 複数のバンクを備えた同期型DRAM
    をアクセスするために入力されるアクセスアドレス信
    号,制御信号に基づいて前記同期型DRAMに対してコ
    マンドを発行して該同期型DRAMをアクセスするイン
    タフェース回路において、 前記同期型DRAMの各バンクの最終アドレス又は最終
    アドレス近辺のアドレスが比較アドレスとして記憶され
    たレジスタと、 前記アクセスアドレス信号に含まれるコラムアドレスと
    前記レジスタに記憶された比較アドレスを比較するコラ
    ムアドレス比較回路と、 前記コラムアドレス比較回路の比較結果に基づいて、入
    力されるコラムアドレスが比較アドレスと一致する場合
    に、当該コラムアドレスにてアクセスするバンクの次の
    バンクに対するアクティブコマンドを発行するコマンド
    生成部とを備えたインタフェース回路。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のインタフェース回
    路において、 前記アクセスアドレス信号が入力され、該アクセスアド
    レスが連続しているか否かを検出するアドレス連続検出
    回路と、 前記アドレス連続検出回路の検出結果に基づいて前記同
    期型DRAMを連続してアクセスした回数をカウントす
    る連続アクセスカウンタとを備え、 前記コマンド生成部は、前記連続アクセスカウンタのカ
    ウント結果に基づいて前記同期型DRAMが所定回数以
    上連続してアクセスした連続アクセスを確認した後、前
    記コラムアドレス比較回路の比較結果に基づいて次のバ
    ンクに対するアクティブコマンドを発行するようにした
    インタフェース回路。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載のインタフェース回
    路において、 前記連続アクセスを判定するための判定データが予め記
    憶されたレジスタを備え、前記判定データを前記連続ア
    クセスカウンタにカウントの初期値としてロードし、該
    初期値から前記アドレス連続検出回路の検出結果に基づ
    いてカウントさせるようにしたインタフェース回路。
  14. 【請求項14】 請求項12に記載のインタフェース回
    路において、 前記連続アクセスを判定するための判定データが予め記
    憶されたレジスタと、 前記連続アクセスカウンタのカウント値と前記判定デー
    タを比較し、その比較結果を出力する比較器とを備え、 前記コマンド生成部は、前記比較器の比較結果に基づい
    て連続アクセスを確認するようにしたインタフェース回
    路。
  15. 【請求項15】 複数のバンクを備えた同期型DRAM
    をアクセスするために入力されるアドレス信号,制御信
    号に基づいて前記同期型DRAMに対してコマンドを発
    行して該同期型DRAMをアクセスするインタフェース
    回路において、 アクセスに対応して入力される命令を第1命令として記
    憶する第1命令バッファと、 前記第1命令バッファの出力信号を第2命令として記憶
    する第2命令バッファと、 前記第1,第2命令におけるアドレス信号をそれぞれ第
    1,第2アドレスとして記憶する第1,第2アドレスバ
    ッファと、 前記第1,第2命令バッファの出力信号が入力され、選
    択信号に基づいて前記第1命令バッファの出力信号又は
    前記第2命令バッファの出力信号を選択命令として出力
    する第1セレクタと、 前記第1,第2アドレスバッファの出力信号が入力さ
    れ、前記選択信号に基づいて前記第1アドレスバッファ
    の出力信号又は前記第2アドレスバッファの出力信号を
    選択アドレスとして出力する第2セレクタと、 前記第1,第2アドレスバッファの出力信号と前記選択
    アドレスが入力され、前記選択アドレスのバンクアドレ
    ス,ローアドレスと前記第1,第2アドレスのバンクア
    ドレス,ローアドレスを比較し、該比較結果に基づいて
    判定信号を出力するアドレス比較器と、 前記第1,第2命令がリード命令,ライト命令か否かを
    比較し、該比較結果に基づいて判定信号を出力する命令
    比較器と、 前記アドレス比較器,前記命令比較器から出力される判
    定信号に基づいて、予め設定された条件と一致する場合
    に前記第1命令を前記第2命令よりも先に出力するべく
    選択信号を出力する選択信号生成回路と、 前記第1セレクタから出力される選択命令に従ってコマ
    ンドを発行するとともにアドレス選択信号を出力するコ
    マンド生成部とを備えたインタフェース回路。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載のインタフェース回
    路において、 前記選択信号生成回路は、 前記選択アドレスに対して前記第2アドレスがローアド
    レス又はバンクアドレスが一致せず、前記第1アドレス
    がローアドレス及びバンクアドレスが一致する場合に、
    第1命令を前記第2命令よりも先に出力するべく選択信
    号を出力するようにしたインタフェース回路。
  17. 【請求項17】 請求項11乃至16のうちの何れか1
    項に記載のインタフェース回路と、 同期型DRAMが動作するためのクロック信号の供給/
    停止を前記同期型DRAMの動作状態に基づいて制御す
    るクロック制御回路とを備えた半導体集積回路装置。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の半導体集積回路装
    置において、 前記クロック制御回路は、同期型DRAMがアイドル状
    態、パワーダウン状態にある時に前記クロック信号の供
    給を停止するようにした半導体集積回路装置。
  19. 【請求項19】 請求項17又は18に記載の半導体集
    積回路装置において、 前記クロック制御回路は、レジスタに記憶された許可デ
    ータに基づいて供給が許可されている場合に前記クロッ
    ク信号の供給を行うようにした半導体集積回路装置。
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