JPH11353407A - アナログ加減算回路 - Google Patents

アナログ加減算回路

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JPH11353407A
JPH11353407A JP15822398A JP15822398A JPH11353407A JP H11353407 A JPH11353407 A JP H11353407A JP 15822398 A JP15822398 A JP 15822398A JP 15822398 A JP15822398 A JP 15822398A JP H11353407 A JPH11353407 A JP H11353407A
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JP
Japan
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input
amplifier
neuro
addition
inverter
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Application number
JP15822398A
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English (en)
Inventor
Ichiro Imaizumi
市郎 今泉
Hiroshi Higuchi
浩 樋口
Nagaaki Shu
長明 周
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TAKATORI IKUEIKAI KK
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
TAKATORI IKUEIKAI KK
Kokusai Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路規模及び消費電力が小さい加減算回路を
提供すること。 【解決手段】 第1の複数入力電圧を複数の入力端子に
与えた状態で、インバータの出力が所望の基準電圧にな
るようにインバータをリフレッシュし、入力端子への入
力を第1の複数入力電圧から第2の複数入力電圧に切り
替える。インバータの出力はフィードバックコンデンサ
により入力にフィードバックされており、リフレッシュ
においては、フィードバックコンデンサと並列に設けら
れたスイッチ回路を閉じる事により、フィードバックコ
ンデンサに蓄積された電荷を放電させる。インバータの
入力には複数の並列コンデンサが接続されており、第1
及び第2の複数入力電圧は、複数の並列コンデンサを介
してインバータに入力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マッチトフィル
タ、アナログデジタルフィルタ等を構成するニューロア
ンプ回路に関する。特に本発明は、複数の信号の和から
他の複数の信号の和を減算するニューロアンプ加減算回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】アナログ/デジタル変換機を使用せずに
直接アナログ信号のまま復調を行うマッチトフィルタが
株式会社鷹山より出願されている(特願平9−4621
1他)。このマッチドフィルタには、消費電力を低減す
る為にいわゆるニューロアンプが使用されている。ニュ
ーロアンプにより構成されたマッチドフィルタの消費電
力はデジタル方式のマッチドフィルタの消費電力に比べ
て格段に低く、例えば10分の1程度である。
【0003】ニューロアンプの基本的な構成は、本出願
人による特開平6−45839その他の特許出願、及
び’97 ISSC Digest of Techni
calPaper TP6.5 Page100に記載さ
れているので詳細な説明を省略する。ニューロアンプに
より構成された従来のマッチドフィルタは、演算前にコ
ンデンサに電荷が蓄えられていた場合に演算誤差を生じ
させるという問題点を有する。そこで本出願人は、ニュ
ーロアンプが有するコンデンサの電荷を演算の前に放電
させるリフレッシュ回路を設けたニューロアンプ基本演
算回路30を、未だ公開されていない先の出願において
提案した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図3は、リフレッシュ
回路を設けたニューロアンプ基本演算回路30の一例を
示す。Ain1〜Ainxはアナログ入力電圧であり、
Aoutは出力端子の電圧である。VREFはリフレッ
シュ基準電圧であり、電源電圧VDDの1/2、つまり
0.5VDDである。REFはリフレッシュ制御信号で
ある。/REF信号はリフレッシュ制御信号REFの反
転信号を表し、リフレッシュ制御信号REF信号がHi
ghの時は、反転リフレッシュ制御信号/REF信号は
Lowとなる。”/”は以下同様に反転記号であること
を表す。マルチプレクサMUXには、二つの端子11及
び12をそれぞれ有するx個の並列スイッチが設けられ
ている。リフレッシュ基準電圧VREFは、2つの端子
11、12の一方、例えば端子11に接続され、アナロ
グ入力電圧Ain1(+)、Ain2(+)‥‥Ain
x(+)(xは正の整数)は、二つの端子11及び12
の他方、例えば端子12に接続されている。
【0005】並列スイッチの出力は、ニューロアンプ1
0への複数の電圧の入力端子としてのコンデンサCi
1、Ci2、...、Cixの片側の端子にそれぞれ接
続される。コンデンサCi1、Ci2、‥‥‥Cixの
他方の端子は一つに接続されてニューロアンプ10に入
力されている。ニューロアンプ10の出力電圧Aout
の出力側にはフィードバックコンデンサCfの一方の端
子、及びリフレッシュ制御信号REFにより閉じるフィ
ードバックスイッチSWの一方の端子が接続される。フ
ィードバックコンデンサCf及びフィードバックスイッ
チSWの他方の端子はコンデンサCi1、Ci2、‥‥
‥及びCikと共にニューロアンプ10に入力されてい
る。
【0006】フィードバックスイッチSW及とマルチプ
レクサMUXは連動している。例えばリフレッシュ制御
信号REFが高レベル(H)のときは、フィードバック
スイッチSWが閉じマルチプレクサMUXが反転制御信
号/REFにより端子11側に切り替わる。リフレッシ
ュ制御信号REFが低レベル(L)のときは、フィード
バックスイッチSWが開きマルチプレクサMUXが端子
12側に切り替わる。アナログ演算処理する前にリフレ
ッシュ制御信号REFを高レベルとしてフィードバック
コンデンサCfに蓄積された電荷を取り除く。本明細書
及び特許請求の範囲ではオペアンプ10に設けられたフ
ィードバックコンデンサCfの電荷を取り除く動作を、
オペアンプ10のリフレッシュと呼ぶ。オペアンプ10
をリフレッシュさせてから、リフレッシュ制御信号RE
Fを低レベルとしてアナログ演算処理を行う。
【0007】ニューロアンプ10において、アナログ入
力電圧Aink(k=1,2,...x)の電圧をAi
nk、リフレッシュ基準電圧VREFの電圧をVREF
とする。またフィードバックコンデンサCf及びコンデ
ンサCi1、Ci2、‥‥‥Cikの容量をそれぞれC
f、Ci1、Ci2、‥‥‥Cikで表すと、出力端子
の電圧Aoutは次式で示される。
【数1】
【0008】ここで、Vroはリフレッシュ時の出力電
圧である。Vroは0.5VDD(電源電圧VDDの1
/2の電圧、以下同様)となるように設計するが、式1
bは、アナログ入力電圧Ainを演算信号成分(AC)
と直流バイアス成分(DC)に分けて表現している。A
in(DC)=VREFとして使用するので、式1bは
式1cで示される。また、式1aは式1dで示される。
尚、VREF=0.5VDDとすることによりAin
(AC)のダイナミックレンジを最大にとることができ
る。このニューロアンプ10を用いてサンプルホール
ド、加算、減算、乗算、等のアナログ演算を行うことが
できる。一個のニューロアンプ10では、加算あるいは
減算のどちらかのみしか行うことができないので、加算
及び減算を行うためには2段のニューロアンプ10が必
要である。
【0009】図4は、加減算(第1の複数入力電圧の和
から第2の複数入力電圧の和を減じた値を出力すること
を、本明細書では加減算と呼ぶ)を行うニューロアンプ
加減算回路の構成を示す。本ニューロアンプ加減算回路
は、入力の数が2の第1のニューロアンプ基本演算回路
30aと入力の数が3の第2のニューロアンプ基本演算
回路30bとを有する。第1のニューロアンプ基本演算
回路30aの出力は第2のニューロアンプ基本演算回路
30bが有する入力の1つに接続されている。第1のニ
ューロアンプ基本演算回路30aは入力の和を反転して
出力し、更に第2のニューロアンプが各入力の和を反転
して出力する。従って本ニューロアンプ加減算回路によ
れば、第1のニューロアンプ基本演算回路30aの入力
Ain1(+)、Ain2(+)の和から、第2のニュ
ーロアンプ基本演算回路30bの入力Ain1(−)、
Ain2(−)の和を引いた電圧が出力電圧Aoutと
して出力される。
【0010】並列コンデンサCi1、Ci2の容量が等
しく、フィードバックコンデンサCf1、Cf2及びコ
ンデンサC0の容量が等しいとする。また並列コンデン
サCi1、Ci2の容量と、フィードバックコンデンサ
Cf1、Cf2及びコンデンサC0の容量との比を1対
2とする。ニューロアンプ10aの出力電圧Aoutm
及びニューロアンプ10bの出力電圧Aoutは次式で
示される。
【0011】
【数2】
【0012】図5は、図3及び4のニューロアンプ10
の詳細な構成を示す。ニューロアンプ10は直列に接続
された3段のCMOSインバータ23,24及び25
と、CMOSインバータ23及び24の間に直列に挿入
された位相補償抵抗21及びコンデンサ22とを有す
る。入力信号Vinは、CMOSインバータ23、24
及び25を経ることにより反転して出力される。位相補
償抵抗21及びコンデンサ22は回路の発振を防止す
る。同図ではニューロアンプ10を3段のCMOSイン
バータで構成しているが、CMOSインバータの段数は
3段に限らず奇数段であれば良い。
【0013】図4に示した加減算回路は、CDMA通信
におけるマッチドフィルタに用いることができる。しか
しながら、CDMA通信における移動局の連続通話時間
を長くするためには、マッチドフィルタの消費電力を一
層低減することが望ましい。また移動局を小型化するた
めには、マッチドフィルタの回路規模を一層小型化する
ことが望ましい。そこで本発明は、これらの課題を解決
することのできるニューロアンプ加減算回路を提供する
ことを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明にかかるニューロアンプ加減算回路
は、第1の複数入力電圧を複数の入力端子に与えた状態
で、インバータの出力が所望の基準電圧になるようにイ
ンバータをリフレッシュするリフレッシュ手段と、複数
の入力端子への入力を、第1の複数入力電圧から第2の
複数入力電圧に切り替える切り替え手段とを備えた。こ
の切替え手段は、複数の並列コンデンサのそれぞれに直
列に接続された複数の2入力1出力の並列スイッチを有
する。
【0015】ここで、インバータの出力をインバータの
入力にフィードバックするフィードバックコンデンサを
更に設け、リフレッシュ手段が、フィードバックコンデ
ンサに蓄積された電荷を放電させることによりリフレッ
シュを行っても良い。またリフレッシュ手段に、フィー
ドバックコンデンサと並列に設けられたスイッチ回路を
更に設け、スイッチ回路を閉じる事により電荷を放電さ
せても良い。インバータの入力には、複数の並列コンデ
ンサが接続されており、第1の複数入力電圧のそれぞ
れ、及び第2の複数入力電圧のそれぞれが、前記複数の
並列コンデンサを介してインバータに入力される。
【0016】
【発明の実施の形態】1.実施例1 図1は、本実施例における多入力ニューロアンプ加減算
回路を示す。マルチプレクサMUXはx個の並列スイッ
チを有し、各並列スイッチは二つの入力端子11及び1
2と一つの出力端子とを有する。アナログ入力電圧Ai
n1(+)、Ain2(+)‥‥Ainx(+)(xは
正の整数)が、二つの端子11及び12の一方、例えば
端子11に接続され、負のアナログ入力電圧Ain1
(−)、Ain2(−)‥‥Ainx(−)が、二つの
端子11及び12の他端例えば端子12に接続されてい
る。マルチプレクサMUXの各並列スイッチの出力端子
は、並列に設けられたコンデンサCi1、Ci
2、...、Cixを介してそれぞれニューロアンプ1
0に入力されている。
【0017】ニューロアンプ10の出力Aoutもま
た、ニューロアンプ10に対して並列に設けられたフィ
ードバックコンデンサCf及びフィードバックスイッチ
SWを介してニューロアンプ10の入力側にフィードバ
ックされている。フィードバックスイッチSWは、加算
演算の制御信号ADDによって制御される。フィードバ
ックスイッチSWとマルチプレクサMUXは連動してお
り、例えば制御信号ADDが’H’のときフィードバッ
クスイッチSWは閉じマルチプレクサMUXは反転制御
信号/ADDにより端子11に接続される。制御信号A
DDが’L’のときは、フィードバックスイッチSWが
開きマルチプレクサMUXの並列スイッチは端子12に
接続される。
【0018】本実施例における加減算は、加算用の入力
信号を取り込む加算信号入力ステップと減算用の入力信
号を取り込む減算信号入力ステップとによって実行され
る。本実施例では、先の出願において必要であった演算
前のリフレッシュ動作を必要としない。加算入力及び減
算入力がそれぞれ端子11及び12に与えられている状
態で、制御信号ADD を’H’として加算信号を取り
込む。このときフィードバックスイッチSWは閉じてい
るので、フィードバックコンデンサCfの電荷が取り除
かれ(オペアンプ10がリフレッシュされ)、出力電圧
Aoutが基準電圧Vroとなる。この時、並列コンデ
ンサCi1、Ci2、...、Cixには、入力電圧A
in1(+)、Ain2(+)、...、Ainx
(+)に基づいた電荷が蓄積されている。
【0019】その後制御信号ADDを’L’とすると入
力端子13が端子12に接続され、並列コンデンサCi
1、Ci2、...、Cixには入力電圧Ain1
(+)、Ain2(+)、...、Ainx(+)と入
力電圧Ain1(−)、Ain2(−)、...、Ai
nx(−)との相違に基づいた電流が流れる。ニューロ
アンプ10は、入力端の電位をゼロにすべくAoutを
変位させる。したがって、コンデンサCik及びフィー
ドバックキャパシタの容量をそれぞれCik及びCfと
すると、マルチプレクサMUXの入力の切替えにより、
次式で示される出力電圧Aoutが生じる。
【数3】
【0020】式3から明らかなように、本実施例によれ
ば1段のニューロアンプ10で加減算を行うことができ
る。加算入力Aink(+)が端子11に与えられるの
と同時に、減算入力Aink(−)が端子12に与えら
れる必要はなく、制御信号ADDを’L’として減算処
理を行う前に減算入力Aink(−)が端子12に与え
られれば良い。入力演算用のコンデンサCikを変える
ことによりアナログ信号の重み付けを変えて乗算を行う
こともできる。
【0021】図2は、図1に示した加減算ニューロアン
プにおいて、2入力加算、2入力減算とした回路を示
す。マルチプレクサMUXは、2つの端子11、12の
いずれかを、加算すべき電圧が入力される複数の入力端
子13に接続する並列スイッチを2個有する。アナログ
入力電圧Ain1(+)及びAin2(+)が2つの端
子11にそれぞれ与えられ、アナログ入力電圧Ain1
(−)及びAin2(−)が2つの端子12にそれぞれ
与えられる。入力端子13は、並列に設けられたコンデ
ンサCi1及びCi2(並列コンデンサと呼ぶ)のそれ
ぞれを介してニューロアンプ10の入力に接続されてい
る。このニューロアンプ加減算回路において、Ci1=
Ci2、Cil:Ci2:Cf=1:1:2とすると、
出力電圧Aoutは、次式で示される。
【0022】
【数4】 式4に示されるように、図1の加減算ニューロアンプに
よれば2入力加算及び2入力減算のニューロアンプ加減
算を行うことができる。
【0023】図4に示した加減算回路は、ニューロアン
プ10が2個、マルチプレクサMUXが2個、及びコン
デンサが7個必要であった。しかし本発実施例にかかる
ニューロアンプ加減算回路は、ニューロアンプ10を1
段のみしか必要としない。特に2加算入力、2減算入力
の場合にはニューロアンプ10を構成する3段インバー
タが1個、コンデンサが3個で足りるので、消費電力が
低減できると共に本ニューロ加減算回路を集積化した半
導体のサイズを小さくすることができる。
【0024】本実施例によれば、以下の方法が提供され
たことが当業者に明らかである。 1. 複数の入力端子にそれぞれ入力された複数の電圧
を加算して出力するインバータを有するニューロアンプ
加減算回路を用いた演算方法であって、第1の複数入力
電圧を前記複数の入力端子に与えた状態で、前記インバ
ータの出力が所望の基準電圧になるように前記インバー
タをリフレッシュするリフレッシュ・ステップと、前記
複数の入力端子への入力を、前記第1の複数入力電圧か
ら第2の複数入力電圧に切り替える切替ステップとを備
えたことを特徴とする演算方法。
【0025】2. 前記ニューロアンプ加減算回路は、
前記インバータの出力を前記インバータの入力にフィー
ドバックするフィードバックコンデンサを有し、前記リ
フレッシュ・ステップは、前記フィードバックコンデン
サに蓄積された電荷を放電させることにより前記リフレ
ッシュを行うことを特徴とする項目1に記載の演算方
法。
【0026】3. 前記ニューロアンプ加減算回路は前
記フィードバックコンデンサと並列に設けられたスイッ
チ回路を更に有し、前記リフレッシュ・ステップは、当
該スイッチ回路を閉じる事により前記電荷を放電させる
ことを特徴とする項目2に記載の演算方法。
【0027】4. 前記ニューロアンプ加減算回路は、
前記インバータの前記入力に接続される複数の並列コン
デンサを更に有し、前記第1及び第2の複数入力電圧
は、前記複数の並列コンデンサを介して前記インバータ
に入力されることを特徴とする項目3に記載の演算方
法。
【0028】5. 前記ニューロアンプ加減算回路は、
前記複数の並列コンデンサのそれぞれに直列に接続され
た複数の2入力1出力並列スイッチを更に備え、前記第
1の複数入力電圧が、前記複数の2入力1出力並列スイ
ッチの各々が有する一方の入力にそれぞれ入力されてお
り、前記第2の複数入力電圧が、前記複数の2入力1出
力並列スイッチの各々が有する他方の入力にそれぞれ入
力されており、前記切替ステップは、前記複数の2入力
1出力並列スイッチを切り替えるステップを有すること
を特徴とする項目4に記載の演算方法。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば1段のニューロアンプで加算および減算を行う
ことができるので、装置の消費電力を低減すると共に小
型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例における、多入力汎用本ニューロアン
プ加減算回路の回路図である。
【図2】 実施例における、2入力ニューロアンプ加減
算回路の回路図である。
【図3】 本出願人が先に提案した、リフレッシュ回路
を設けたニューロアンプ基本演算回路の回路図である。
【図4】 本出願人が先に提案した、リフレッシュ回路
を設けたニューロアンプ加減算回路の回路図である。
【図5】 図3及び図4に示したニューロアンプ10の
詳細な回路図である。
【符号の説明】
10 ニューロアンプ 11、12 端子 13 入力端子 21 位相補償抵抗 22 コンデンサ 23、24、25 CMOSインバータ 30 ニューロアンプ基本演算回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 周 長明 東京都世田谷区北沢3丁目5番18号 株式 会社鷹山内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の複数入力電圧の和から第2の複数
    入力電圧の和を減じた値を出力するニューロアンプ加減
    算回路であって、 入力された電圧を反転して出力するインバータと、 加算すべき複数の電圧を前記インバータに入力する複数
    の入力端子と、 前記第1の複数入力電圧を前記複数の入力端子にそれぞ
    れ与えた状態で、前記インバータの出力が所望の基準電
    圧になるように前記インバータをリフレッシュするリフ
    レッシュ手段と、 前記複数の入力端子への入力を、前記第1の複数入力電
    圧から前記第2の複数入力電圧に切り替える切替手段と
    を備えたことを特徴とするニューロアンプ加減算回路。
  2. 【請求項2】 前記インバータの出力を前記インバータ
    の入力にフィードバックするフィードバックコンデンサ
    を更に備え、 前記リフレッシュ手段が、前記フィードバックコンデン
    サに蓄積された電荷を放電させることにより前記リフレ
    ッシュを行うことを特徴とする請求項1に記載のニュー
    ロアンプ加減算回路。
  3. 【請求項3】 前記リフレッシュ手段は、前記フィード
    バックコンデンサと並列に設けられたスイッチ回路を更
    に有し、当該スイッチ回路を閉じる事により前記電荷を
    放電させることを特徴とする請求項2に記載のニューロ
    アンプ加減算回路。
  4. 【請求項4】 前記インバータの前記入力と、前記複数
    の入力端子の間に設けられた複数の並列コンデンサを更
    に備え、 前記第1及び第2の複数入力電圧は、前記複数の並列コ
    ンデンサを介して前記オペアンプに入力されることを特
    徴とする請求項3に記載のニューロアンプ加減算回路。
  5. 【請求項5】 前記切替手段は、前記複数の並列コンデ
    ンサのそれぞれに1つづつ直列に接続された複数の2入
    力1出力並列スイッチを有することを特徴とする請求項
    4に記載のニューロアンプ加減算回路。
JP15822398A 1998-06-05 1998-06-05 アナログ加減算回路 Pending JPH11353407A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007531342A (ja) * 2003-07-16 2007-11-01 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 負電圧のスイングに対して耐性のある入力段
JP4961425B2 (ja) * 2006-11-30 2012-06-27 パナソニック株式会社 演算増幅器

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