JP3532080B2 - アナログ演算回路 - Google Patents

アナログ演算回路

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JP3532080B2
JP3532080B2 JP27329197A JP27329197A JP3532080B2 JP 3532080 B2 JP3532080 B2 JP 3532080B2 JP 27329197 A JP27329197 A JP 27329197A JP 27329197 A JP27329197 A JP 27329197A JP 3532080 B2 JP3532080 B2 JP 3532080B2
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邦彦 鈴木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反転増幅器と入力
キャパシタとフィードバックキャパシタを有するアナロ
グ演算回路に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、低消費電力、高速かつ高精
度の演算が可能なアナログ演算回路(ニューロ演算回
路)を提案している。このアナログ演算回路は、反転増
幅器と、該反転増幅器の入力側に設けられた入力キャパ
シタと、前記反転増幅器の出力と入力との間に接続され
たフィードバックキャパシタとを基本構成とし、これを
用いて、サンプルホールド回路、加算回路、乗算回路あ
るいは積分回路等の各種の高速かつ低消費電力の演算回
路を構成することができる。
【0003】図7を参照して、このニューロ演算回路に
ついて説明する。図7の(a)は、このニューロ演算回
路の基本構成を示す図である。この図において、V1お
よびV2は入力端子、Voは出力端子、INVは反転増
幅器である。この反転増幅器INVは、CMOSインバ
ータの出力がハイレベルからローレベルあるいはローレ
ベルからハイレベルに遷移する部分を利用して、CMO
Sインバータを増幅器として使用しているものであり、
奇数段、例えば図示するように3段直列に接続されたC
MOSインバータ92、93、94により構成されてい
る。なお、抵抗R1およびR2は増幅器のゲインを制御
するために、また、キャパシタCgは位相調整のために
それぞれ設けられており、いずれも、この反転増幅器I
NVの発振を防止するために設けられている。
【0004】さらに、前記入力端子V1と前記反転増幅
器INVの入力側の点Bとの間には入力キャパシタC1
が直列に挿入されており、前記入力端子V2と前記点B
との間には入力キャパシタC2が直列に挿入されてい
る。さらにまた、前記反転増幅器INVの出力端子Vo
と入力側の点Bとの間にはフィードバックキャパシタC
fが接続されている。
【0005】このように構成された回路において、前記
反転増幅器INVの電圧増幅率は非常に大きいためこの
反転増幅器INVの入力側の点Bにおける電圧はほぼ一
定の値となり、このB点の電圧をVbとする。このと
き、B点は各キャパシタC1、C2、CfおよびCMO
Sインバータ92を構成するトランジスタのゲートに接
続された点であり、いずれの電源からもフローティング
状態にある。したがって、初期状態において、各キャパ
シタに蓄積されている電荷が0であるとすると、入力電
圧V1およびV2が印加された後においても、このB点
を基準としてみたときの各キャパシタに蓄積される電荷
の総量は0となる。これにより、次の電荷保存式が成立
する。
【数1】
【0006】ここで、各入力電圧V1およびV2をB点
の電圧Vbを基準とする電圧に置き換え、V(1)=V
1−Vb、V(2)=V2−Vb、Vout=Vo−V
bとすると、前記式(1)より次の式(2)を導くこと
ができる。
【数2】 すなわち、ニューロ演算回路からは、各入力電圧V
(i)(i=1,2)に入力キャパシタCiとフィード
バックキャパシタCfとの比である係数(Ci/Cf)
を乗算した電圧の和の大きさを有し、極性が反転された
出力電圧Voutが出力されることとなる。なお、前記
B点の電圧Vbは、通常、ダイナミックレンジを最大と
するために、電源電圧Vddの1/2、すなわち、Vb
=Vdd/2となるようになされている。この電圧を、
以下、基準電位Vrefと呼ぶ。すなわち、基準電位V
ref=Vb=Vdd/2である。
【0007】ここで、前記入力キャパシタの容量とフィ
ードバックキャパシタの容量が等しい、すなわち、C1
=C2=Cfであるとすると、前記出力電圧Vout=
−(V(1)+V(2))となり、両入力電圧の和に対
応する電圧が得られる。このようにして、2入力の加算
器が実現できる。また、上記の関係は任意の個数の電圧
が入力される場合にも成立するものであり、次式のよう
に一般的に表わすことができる。
【数3】 ここで、前記各入力キャパシタとフィードバックキャパ
シタの容量を等しくし、Ci=Cfとすることにより、
各入力電圧の和に対応する出力電圧を得ることができ
る。このようにして、多入力の加算器を実現することが
できる。
【0008】なお、上記図7の(a)に示した反転増幅
器INVにおいては、抵抗R1およびR2を用いること
によりCMOSインバータ93のゲインを抑制して、発
振を防止していたが、他の構成を採用することによって
も、反転増幅器INVの発振を防止することができる。
図7の(b)はこのような反転増幅器INVの構成の一
例を示す図である。この図に示すように、この反転増幅
器INVにおいては、最終段の一つ前の段のCMOSイ
ンバータ93の入出力間に抵抗RとキャパシタCとの直
列回路を接続している。この抵抗RとキャパシタCとの
直列回路は、CMOSインバータ93に対するネガティ
ブフィードバック回路として動作し、CMOSインバー
タ93の負荷となるため、反転増幅器INVのゲインを
抑制することとなる。これにより、抵抗R1およびR2
による貫通電流が流れる前記図7(a)に示した場合と
比較して、より消費電力の少ないニューロ演算回路を構
成することが可能となる。
【0009】このようなニューロ演算回路を使用したサ
ンプルホールド回路の構成例を図8に示す。図8におい
て、Vinは入力電圧、SWはサンプリングスイッチ、
Cinは前記反転増幅器INVの入力に直列に接続され
た入力キャパシタ、Cfはフィードバックキャパシタ、
Voutは出力電圧である。なお、ここで、前記入力キ
ャパシタCinとフィードバックキャパシタCfは同一
の容量を有するものとされている。また、前記サンプリ
ングスイッチSWは例えばMOSトランジスタを用いた
スイッチ回路、例えばCMOSトランスミッションゲー
トなどにより構成されている。
【0010】図8から明らかなように、このサンプルホ
ールド回路は前記図7(a)に示したニューロ演算回路
において入力端子を一つだけとした場合に相当してい
る。また、入力キャパシタCinの値とフィードバック
キャパシタCfの値とは等しい値に設定されているた
め、前記式(2)より、その出力電圧VoutはVou
t=−Vinとなる。したがって、最初は前記サンプリ
ングスイッチSWを閉成しておき、サンプリングタイミ
ングにおいて該サンプリングスイッチSWを開放するこ
とにより、該開放された時点における入力電圧の極性の
反転した電圧がこのサンプルホールド回路の出力端子か
ら出力され、次に前記サンプリングスイッチが閉成され
るまでその電圧が保持されることとなる。このようにし
て、前記ニューロ演算回路を用いてサンプルホールド回
路を実現することができる。
【0011】次に、前記ニューロ演算回路を使用した乗
算回路の構成例を図9に示す。この図において、Vin
は入力電圧、Vrefは基準電位であり、Vref=V
dd/2=Vbとされている。また、MUX1〜MUX
nはその第1の入力端子が前記入力電圧Vinに接続さ
れ、その第2の入力端子が前記基準電位Vrefに接続
されたキャパシタ切替用マルチプレクサであり、それら
の出力端子はそれぞれ入力キャパシタC1〜Cnに接続
されている。また、前記各キャパシタ切替用マルチプレ
クサMUX1〜MUXnにはそれぞれ制御信号d1〜d
nが印加されており、この制御信号di(i=1〜n)
の値が「1」であるときに、前記第1の入力端子に印加
されている入力電圧Vinが選択されて対応する入力キ
ャパシタCiに印加され、前記制御信号diの値が
「0」であるときには、前記基準電位Vref(=V
b)が選択されるようになされている。また、各入力キ
ャパシタC1〜Cnの他端は反転増幅器INVの入力側
の点Bに接続されており、反転増幅器INVの出力側と
入力側との間にはフィードバックキャパシタCfが接続
されている。
【0012】ここで、前記入力キャパシタC1〜Cnの
容量は、次の式(4)に示す関係を満たすように、すな
わち、各入力キャパシタC1〜Cnの容量の比が2のべ
き乗となるようになされている。
【数4】
【0013】したがって、この場合の電荷保存式は次の
式(5)のようになる。
【数5】 ここで、Vref=Vbであるから、出力電圧Vout
は次の式(6)で表される。
【数6】 すなわち、各ビットがそれぞれ制御信号d1〜dnに対
応するnビットの2進数と入力電圧Vinとの乗算結果
が出力電圧Voutとして得られることとなる。このよ
うにして、アナログ入力電圧とデジタルデータとの乗算
を実行するアナログデジタル乗算器を実現することがで
きる。
【0014】次に、前記ニューロ演算回路を用いた積分
回路(累算回路)について図10を参照して説明する。
この場合には、複数個(図10に示した例においては、
4個)の入力キャパシタC1〜C4が設けられており、
各入力キャパシタC1〜C4はそれぞれ直列に接続され
た入力スイッチS1〜S4を介して入力信号が印加され
るようになされている。そして、各入力スイッチS1〜
S4は順次交互に駆動される制御信号CTL1〜CTL
4によりその開閉が制御されるようになされている。ま
た、この例においては、前記入力キャパシタC1〜C4
の容量と前記フィードバックキャパシタCfの容量との
間には、C1=C2=C3=C4=Cf/4という関係
があるものとし、累算結果の平均値の算出を実行するよ
うになされている。
【0015】ここで、制御信号CTL1がハイレベルと
なると、図10(a)に示すように前記入力スイッチS
1が導通され、前記入力キャパシタC1を介して入力信
号in1が印加され、入力信号in1の反転した電圧が
出力される。そして、前記制御信号CTL1がローレベ
ルになると入力スイッチS1が解放され、前述したサン
プルホールド回路の場合と同様に、その時点の入力電圧
V1がサンプルホールドされる。このとき、前記反転増
幅器INVの出力には、Vbを基準とする入力信号(V
1−Vb)に対応する出力電圧Vout−Vb=−(V
1−Vb)/4が得られる。
【0016】次に、前記制御信号CTL2がハイレベル
となると、図10の(b)に示すように前記入力スイッ
チS2が導通となって、前記入力信号in1が今度は前
記入力キャパシタC2を介して入力される。そして、前
記制御信号CTL2がローレベルになると前記入力スイ
ッチS2が解放され、その時点における入力電圧V2が
サンプルされる。このとき、前記反転増幅器INVの出
力電圧Voutは、Vout−Vb=−{(V1−V
b)+(V2−Vb)}/4となる。
【0017】次に、前記制御信号CTL3がハイレベル
となり、図10の(c)に示すように入力スイッチS3
が導通状態となると前記入力信号in1は入力キャパシ
タC3を介して入力され、前記制御信号CTL3がロー
レベルとなったときに、その時点の入力電圧V3がサン
プルホールドされる。同様にして、さらに制御信号CT
L4が駆動されたときは、入力スイッチS4が導通さ
れ、対応する入力電圧V4が前記入力キャパシタンスC
4を介して印加され、サンプルホールドされることとな
る。このとき、前記反転増幅器INVの出力電圧Vou
tは、Vout−Vb=−{(V1+V2+V3+V
4)/4−Vb}となり、前記各時点における各入力信
号の平均値が出力されることとなる。このように、各入
力キャパシタを介して時分割で信号を入力することによ
りこれらの積分処理(累算処理)を実行することができ
る。
【0018】さて、このように構成されたニューロ演算
回路においては、前記反転増幅器や、入力キャパシタに
接続されているMOSスイッチのオフ抵抗が無限大では
ないことなどの理由から、リーク電流が流れ、前記各入
力キャパシタおよびフィードバックキャパシタに残留電
荷が蓄積されてオフセット電圧が発生し、演算の精度が
劣化することがある。そこで、このような不都合を防ぐ
ために、周期的に前記入力キャパシタに前記基準電位を
入力するとともに前記フィードバックキャパシタを短絡
して、前記残留電荷を解消させること、すなわちリフレ
ッシュを行うようにしている。このリフレッシュを実行
するために、リフレッシュ時における演算を代替して実
行するためのニューロ演算回路を付加して、当該ニュー
ロ演算回路のリフレッシュを実行するようになされてい
る。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、ニュ
ーロ演算回路を使用することにより、高速、高精度かつ
低消費電力の各種演算回路を構成することができる。し
かしながら、さらに回路規模を小さくし、消費電力を少
なくすることが求められている。
【0020】そこで、本発明は、回路規模をより小さく
することができ、低消費電力とすることができるアナロ
グ演算回路を提供することを目的としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のアナログ演算回路は、反転増幅器と、該反
転増幅器の入力に接続される入力キャパシタと、前記反
転増幅器の出力と入力との間に接続されるフィードバッ
クキャパシタとを備えたアナログ演算回路において、前
記入力キャパシタとフィードバックキャパシタの組を複
数組設け、単一の前記反転増幅器を前記入力キャパシタ
とフィードバックキャパシタの組に選択的に接続するよ
うにしたものである。
【0022】また、前記入力キャパシタにはスイッチが
直列に接続されており、前記アナログ演算回路は入力電
圧をサンプルホールドするサンプルホールド回路とされ
ているものである。さらに、前記各組の入力キャパシタ
は複数個設けられており、前記アナログ演算回路は、前
記各入力キャパシタに印加される入力電圧の和に対応す
る電圧を出力するアナログ加算器とされているものであ
る。
【0023】さらにまた、前記各組の入力キャパシタは
複数個設けられ、それぞれの入力キャパシタと当該入力
端子との間にそれぞれ順次駆動されるスイッチが直列に
接続されており、前記アナログ演算回路は入力電圧の累
算を行う積分回路とされているものである。さらにま
た、前記入力キャパシタとフィードバックキャパシタの
組は、前記反転増幅器に接続されていないときに、入力
側と出力側に基準電位が印加されて残留電荷を解消する
ようになされているものである。さらにまた、前記入力
キャパシタと信号入力端子との間および前記フィードバ
ックキャパシタと信号出力端子との間にそれぞれスイッ
チが設けられており、前記入力キャパシタとフィードバ
ックキャパシタの組が前記反転増幅器に接続されていな
いときに前の状態を保持することが必要である場合に
は、前記両スイッチが非導通状態とされるようになされ
ているものである。
【0024】反転増幅器が動作するタイミングが重なり
あうことのない場合に、複数のアナログ演算回路におい
て共通の反転増幅器を使用することができるため、反転
増幅器の数を減少させることができ、回路規模を小さく
するとともに消費電力を低減することが可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明のアナログ演算回路の各実
施の形態について説明する前に、まず、本発明の原理に
ついて説明する。前述したように、アナログ演算回路
(ニューロ演算回路)は、入力キャパシタと、反転増幅
器と、フィードバックキャパシタを備えている。これら
の構成要素のうち、入力キャパシタとフィードバックキ
ャパシタは電荷を保持するものであり、反転増幅器は入
力電圧による電荷の再配分を行うときの電圧供給源とし
て動作するものである。したがって、当該アナログ演算
回路による演算動作が実行されないタイミング、すなわ
ち入力電圧が印加されずに電荷の再配分が行われないタ
イミングにおいては、前記反転増幅器は使用されていな
い。
【0026】図3は、この様子を説明するための図であ
り、図示するように、4つのサンプルホールド回路
(1)〜(4)が並列に設けられており、図示するよう
に時間的に互いに重なりあうことのないサンプルホール
ド制御信号が対応するサンプリングスイッチSW1〜S
W4に印加されるようになされているものとする。い
ま、サンプルホールド回路(2)に対応するサンプルホ
ールド制御信号がオンであるとすると、サンプリングス
イッチSW2が導通して、サンプルホールド回路(2)
には入力電圧Vi2が印加されて反転増幅器INV2は
動作しているが、他のサンプルホールド回路(1)、
(3)および(4)においてはサンプルされた電圧がそ
れぞれの入力キャパシタCin、フィードバックキャパ
シタCfに保持されているだけで、反転増幅器INV
1、INV3およびINV4は点線で示すように動作し
ていない。
【0027】したがって、このような場合には、前記反
転増幅器INVを前記サンプルホールド回路(1)〜
(4)により共用することが可能となる。すなわち、前
記反転増幅器INVを1つだけ設け、前記第1のサンプ
ルホールド制御信号がハイレベルとなるタイミングにお
いては、該反転増幅器INVを前記第1のサンプルホー
ルド回路(1)のフィードバックキャパシタCf1およ
び入力キャパシタCin1に接続し、第2のサンプルホ
ールド制御信号がハイレベルとなるタイミングでは、第
2のサンプルホールド回路(2)の入力キャパシタCi
n2およびフィードバックキャパシタCf2に接続し、
以下、サンプルホールド制御信号が駆動されるタイミン
グに同期して対応する入力キャパシタおよびフィーバッ
クキャパシタに切り替え接続するようにする。これによ
り、複数のサンプルホールド回路において単一の反転増
幅器を設けるだけですむようになり、回路規模を小さく
するとともに、その消費電力の低減を図ることができる
ようになる。
【0028】このような原理に基づいて構成された本発
明のアナログ演算回路の一実施の形態であるサンプルホ
ールド回路について、図1のブロック図を参照して説明
する。このサンプルホールド回路は、2つの入力信号を
サンプルホールドする回路において一つの反転増幅器を
共用するようにしたものである。図1において、1は反
転増幅器INVであり、前述したように奇数個たとえば
3個直列に接続されたCMOSインバータにより構成さ
れている。この反転増幅器1の入力側にはスイッチ14
とスイッチ24が接続されており、出力側にはスイッチ
15とスイッチ25が接続されている。スイッチ14お
よび15は第1の制御信号ctl1により導通制御さ
れ、スイッチ24および25は第2の制御信号ctl2
により導通制御される。ここで、第1の制御信号ctl
1と第2の制御信号ctl2は同時には駆動されないよ
うになされている。
【0029】また、10は第1の入力信号in1が印加
される第1の入力端子、11は第1の入力キャパシタ、
12は第1のフィードバックキャパシタ、13は第1の
サンプリングスイッチ、16は第1の出力端子である。
ここで、前記第1の入力キャパシタ11の容量Cin1
は前記第1のフィードバックキャパシタ12の容量Cf
1と等しい容量に設定されている。前記第1の制御信号
ctl1が駆動されスイッチ14および15が導通され
たときに、これらの回路に前記反転増幅器1が接続され
る。なお、17は基準電位Vrefを前記第1の入力キ
ャパシタ11の入力側に接続するためのスイッチ、18
は前記第1のフィードバックキャパシタに並列に接続さ
れたスイッチであり、いずれも、第1のリフレッシュ制
御信号ref1により導通制御され、第1の入力キャパ
シタ11および第1のフィードバックキャパシタ12に
蓄積された残留電荷を解消するためのリフレッシュ用ス
イッチである。
【0030】さらに、20は第2の入力信号が印加され
る第2の入力端子、21は第2の入力キャパシタ、22
は第2のフィードバックキャパシタ、23は第2のサン
プリングスイッチ、26は第2の出力端子であり、前記
第2の制御信号ctl2が駆動されスイッチ24および
25が導通されたときに、前記反転増幅器1に接続され
る。なお、27および28は、前記入力キャパシタ21
およびフィードバックキャパシタ22に蓄積された残留
電荷を解消するためのリフレッシュスイッチであり、第
2のリフレッシュ制御信号ref2により制御される。
【0031】このように構成されたサンプルホールド回
路の動作について、図2に示すシミュレーション波形図
を参照しながら説明する。ここで、前記第2の制御信号
ctl2は前記第1の制御信号ctl1を反転した信号
であるとする。
【0032】図2に示すように、まず、前記第1の制御
信号ctl1がハイレベル、第2の制御信号ctl2が
ローレベルとされる。このときは、前記スイッチ14お
よび15が導通状態とされ、スイッチ24および25が
開放状態となる。したがって、前記第1の入力キャパシ
タ11が前記反転増幅器1の入力に接続され、また、前
記第1のフィードバックキャパシタ12が前記反転増幅
器1の出力と入力とのあいだに接続される。一方、前記
第2の入力キャパシタ21および第2のフィードバック
キャパシタ22は前記スイッチ24および25が非導通
とされているため、前記反転増幅器1から切り離されて
いる。
【0033】サンプルホールド動作の開始に先立って、
前記第1の入力キャパシタ11およびフィードバックキ
ャパシタ12に蓄積されている残留電荷を解消するため
に、まず、前記第1のリフレッシュ制御信号ref1が
ハイレベルとされる。これにより、前記スイッチ17が
導通され、基準電位Vrefが前記第1の入力キャパシ
タ11の入力側に印加される。また、前記スイッチ18
が導通され、前記フィードバックキャパシタ12の両端
が短絡される。これにより、前記入力キャパシタ11お
よびフィードバックキャパシタ12に蓄積されていた残
留電荷が解消され、正確なサンプリング動作が保証され
る。このとき、前記第1の出力端子16からの出力電圧
は基準電位Vrefとなる。
【0034】次に、時刻t1に第1のサンプリングクロ
ック信号sclk1がハイレベルとなり、前記サンプリ
ングスイッチ13が導通状態とされて、前記第1の入力
端子10に印加されている第1の入力信号in1が前記
第1の入力キャパシタ11の入力側に印加される。これ
により、前記反転増幅器1により電荷の再配分が実行さ
れ、前述したように、前記第1の出力端子16からは前
記第1の入力電圧in1の極性を反転した電圧(Vdd
−in1)が出力される。ここで、Vdd=2・Vre
fである。
【0035】次に時刻t2に前記第1の制御信号ctl
1がローレベル、第2の制御信号ctl2がハイレベ
ル、前記第1のサンプリングクロック信号sclk1が
ローレベルとなる。これにより、前記スイッチ14およ
び15が非導通とされて前記反転増幅器1と前記第1の
入力キャパシタ11および前記第1のフィードバックキ
ャパシタ12とが切り離される。また、前記第1のサン
プリングスイッチ13も解放され、前記入力キャパシタ
11および前記フィードバックキャパシタ12に蓄積さ
れた電荷が保持されて、このタイミングt2における出
力電圧Vdd−in1がホールドされる。
【0036】一方、前記スイッチ24および25が導通
状態とされ、前記第2の入力キャパシタ21および前記
第2のフィードバックキャパシタ22が前記反転増幅器
1に接続される。ここで、この第2のサンプルホールド
回路についてはその動作の開始であるので、前記第2の
リフレッシュ制御信号ref2がハイレベルとされる。
これにより、前記リフレッシュスイッチ27が導通して
前記第2の入力キャパシタ21の入力側に前記基準電位
Vrefが印加され、前記第2のフィードバックキャパ
シタ22が前記リフレッシュスイッチ28により短絡さ
れることとなり、前記第2の入力キャパシタ21および
第2のフィードバックキャパシタ22に蓄積されていた
残留電荷が解消される。このとき、第2の出力端子26
からは基準電位Vrefが出力される。
【0037】次に時刻t3に、前記第2のサンプリング
クロックsclk2がハイレベルとなる。これにより、
前記第2のサンプリングスイッチ23が導通状態とな
り、前記第2の入力キャパシタ21に前記第2の入力端
子20からの入力信号電圧in2が印加される。これに
応じて、前記反転増幅器1を通じて前記第2の入力キャ
パシタ21および前記第2のフィードバックキャパシタ
22の電荷の再配分が行われ、前記第2の出力端子26
からは出力電圧out2=Vdd−in2が出力され
る。
【0038】次に時刻t4に、前記第1の制御信号ct
l1がハイレベル、前記第2の制御信号ctl2がロー
レベル、前記第2のサンプリングクロック信号sclk
2がローレベルとなる。これにより、前記スイッチ24
および25が非導通状態とされ前記反転増幅器1と前記
第2の入力キャパシタ21および前記第2のフィードバ
ックキャパシタ22とが切り離される。また、前記第2
のサンプリングスイッチ23も解放されるため、前記第
2の入力キャパシタ21および前記第2のフィードバッ
クキャパシタ22に蓄積された電荷はそのまま保持さ
れ、前記第2の出力端子26からは、時刻t4の時点の
出力電圧がそのままホールドされて出力される。一方、
前記スイッチ14および15は導通状態とされるため、
前記第1の入力キャパシタ11および前記第1のフィー
バックキャパシタ12が前記反転増幅器1と接続される
こととなる。このとき、前記第1の出力端子16からは
前記ホールドされていた電圧がそのまま出力される。
【0039】次に、時刻t5に前記第1のサンプリング
クロック信号sclk1がハイレベルとなると、前記ス
イッチ13が導通状態とされ、前記第1の入力端子10
の入力電圧in1が前記第1の入力キャパシタ11の入
力側に印加される。これにより、前述の場合と同様に、
第1の出力端子16からは出力電圧Vdd−in1が出
力されることとなる。
【0040】次に時刻t6に前記第1の制御信号ctl
1がローレベル、第2の制御信号ctl2がハイレベ
ル、前記第1のサンプリングクロック信号sclk1が
ローレベルとなる。これにより、前記反転増幅器1と前
記第1の入力キャパシタ11および前記第1のフィード
バックキャパシタ12とが切り離される。また、前記第
1のサンプリングスイッチ13も非導通とされ、前記第
1の出力端子16からは時刻t6における出力電圧がホ
ールドされる。一方、前記スイッチ24および25の導
通により、前記第2の前記第2の入力キャパシタ21お
よび前記第2のフィードバックキャパシタ22が前記反
転増幅器1に接続される。このとき、前記第2のサンプ
リングクロック信号sclk2はまだローレベルとされ
ているので、前記第2の出力端子26からは前記時刻t
4においてホールドされた電圧が出力される。
【0041】次に時刻t7に前記第2のサンプリングク
ロック信号sclk2がハイレベルとされる。これによ
り、前記第2の入力端子20の入力信号が前記第2の入
力キャパシタ21に印加され、前述のようにして、前記
第2の出力端子26からは出力電圧Vdd−in2が出
力されることとなる。このようにして、2つの入力信号
に対するサンプルホールドを単一の反転増幅器を用いて
実行することができる。これにより、回路規模を少なく
するとともに、低消費電力化を図ることができる。
【0042】さて、上述した実施の形態は、本発明の原
理をサンプリングホールド回路に適用したものであった
が、本発明は、サンプリングホールド回路に限られるこ
とはなく、前記図7、図9あるいは図10に記載したよ
うな各種のアナログ演算回路に適用することが可能であ
る。
【0043】このような本発明の実施の形態のうちの一
例として、複数の演算式のうちの1つを選択して実行す
ることができる演算回路に本発明を適用した実施の形態
について図4を参照して説明する。このような複数の演
算式のうちの一つを選択して実行する回路は、例えばタ
ップ数を切り替えることのできるマッチドフィルタなど
に使用される。
【0044】図4において、破線で囲まれた部分Aは、
次の式(7)により表わされる演算を実行する。
【数7】 すなわち、このAの部分が反転増幅器INVに接続され
たときには、16個の入力電圧X1〜X16に対し、そ
れぞれフィードバックキャパシタCfaと対応する入力
キャパシタCa1〜Ca16により決定される係数Ai
(i=1〜16)を乗算してその総和を算出する回路で
ある。
【0045】また、下部に記載された破線で囲まれた部
分Bは、次の式(8)により表わされる演算を実行する
回路である。
【数8】 すなわち、このBの部分は、反転増幅器INVに接続さ
れたときに、32個の入力電圧X1〜X32に対し、そ
れぞれフィードバックキャパシタCfbと対応する入力
キャパシタCb1〜Cb32により決定される係数Ai
(i=1〜32)を乗算してその総和を算出する回路で
ある。
【0046】この図4のように構成された演算回路にお
いて、16タップの演算を実行する場合には制御信号c
tlaを駆動して前記反転増幅器INVをA側に接続
し、32タップの演算を実行する場合には制御信号ct
lbを駆動して前記反転増幅器INVをB側に接続す
る。このように構成することにより、それぞれの演算に
対応する演算回路を独立して設ける場合に比べて、回路
規模を小さくすることができ、消費電力も低減すること
が可能となる。
【0047】次に、本発明を演算回路のリフレッシュに
適用した実施の形態について、図5を参照して説明す
る。前述したように、従来においては、周期的にリフレ
ッシュを行うために、リフレッシュ中の演算を代替して
実行するための演算回路を用意していたが、本発明のこ
の実施の形態によれば、入力キャパシタとフィードバッ
クキャパシタのみを用意することにより、リフレッシュ
を実行することができるようになる。
【0048】図5において、通常時は、破線で囲まれた
Aの部分は反転増幅器INVに接続されて当該演算動作
を実行しており、破線で囲まれたBの部分は待機してい
る。リフレッシュを実行するタイミングになると、Aの
部分が前記反転増幅器INVから切り離され、Bの部分
が反転増幅器INVに接続される。同時に、Aの部分の
入力キャパシタの入力側およびフィードバックキャパシ
タの出力側に基準電位Vrefが印加される。一方、B
の部分の入力キャパシタに入力電圧Vinが印加され
る。これにより、当該演算はBの部分により実行され、
出力電圧Voutが出力される。また、Aの部分の入力
キャパシタおよびフィードバックキャパシタに蓄積され
ていた残留電荷は解消され、リフレッシュが行われる。
リフレッシュが終了すると、再び、Aの部分が反転増幅
器INVに接続されて演算を実行し、Bの部分は切り離
されて待機状態となる。このようにして、少ない回路規
模で、確実にリフレッシュを実行することが可能とな
る。
【0049】次に、本発明を前記積分回路に適用した実
施の形態について図6を参照して説明する。この回路は
サンプリングタイミングがずれている複数のチャンネル
(この例においては、2チャンネル)の入力信号につい
てそれぞれ積分処理を並列に実行することができるよう
になされた多チャンネル積分回路である。図6におい
て、Aの部分は反転増幅器INVに接続されたときに第
1のチャンネルの入力信号の積分を行う部分であり、B
の部分は第2のチャンネルの入力信号の積分を行う部分
である。また、第1のチャンネルに対応する制御信号C
TLa1〜CTLa4と第2のチャンネルに対応する制
御信号CTLb1〜CTLb4は、図6の左側に記載さ
れているように、それぞれタイミングが重なりあわない
ようになされている。
【0050】また、ctlaは反転増幅器INVを前記
Aの部分に接続するための制御信号であり、前記第1の
チャンネルに対応する制御信号の和CTLa1+…+C
TLa4に対応している。さらに、ctlbは前記反転
増幅器INVを前記Bの部分に接続するための制御信号
であり、前記第2のチャンネルに対応する制御信号の和
CTLb1+…+CTLb4に対応している。
【0051】このように構成された積分回路において、
第1のチャンネルの入力信号が入力されるタイミングに
おいては、前記制御信号ctlaが駆動されて前記Aの
部分が前記反転増幅器INVに接続されるとともに、前
記制御信号CTLa1〜CTLa4のうちの対応する信
号が駆動される。これにより、前記図10に関して説明
したと同様にして、前記第1のチャンネルの入力信号の
積分演算(累算処理)が実行される。また、第2のチャ
ンネルの入力信号が入力されるタイミングにおいては、
前記制御信号ctlbが駆動されて前記Bの部分が反転
増幅器INVに接続される。そして、前記制御信号CT
Lb1〜CTLb4のうちの対応する信号が駆動され、
前述のようにサンプリングされて積分処理が実行され
る。このようにして、それぞれの入力信号のタイミング
に対応して、前記反転増幅器INVが対応する入力キャ
パシタとフィードバックキャパシタの組に接続され、時
分割で積分処理を実行することができる。これにより、
回路規模を小さくし、消費電力を低減することが可能と
なる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のアナログ
演算回路によれば、単一の反転増幅器を複数のアナログ
演算を実行するために共用することが可能となり、回路
規模を小さくすることができるとともに、消費電力を低
減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のアナログ演算回路の一実施の形態で
あるサンプルホールド回路の構成例を示すブロック図で
ある。
【図2】 図1に示したサンプルホールド回路の動作を
説明するためのタイミングチャートである。
【図3】 本発明のアナログ演算回路の動作原理を説明
するための図である。
【図4】 本発明のアナログ演算回路の他の実施の形態
である加算器の構成例を示すブロック図である。
【図5】 本発明のアナログ演算回路のさらに他の実施
の形態の構成例を示すブロック図である。
【図6】 本発明のアナログ演算回路のさらに他の実施
の形態の構成例を示すブロック図である。
【図7】 アナログ演算回路の構成を示す図である。
【図8】 従来のサンプルホールド回路の構成例を示す
図である。
【図9】 従来のアナログデジタル演算回路の構成例を
示す図である。
【図10】 従来の積分回路の構成および動作を説明す
るための図である。
【符号の説明】
1 反転増幅器 10、20 入力端子 11、12、21、22 キャパシタ 13、14、15、17、18、23、24、25、2
7、28 スイッチ 16、26 出力端子 92、93、94 CMOSインバータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06G 7/16 G06G 7/186

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反転増幅器と、該反転増幅器の入力に
    接続される入力キャパシタと、前記反転増幅器の出力と
    入力との間に接続されるフィードバックキャパシタとを
    備えたアナログ演算回路において、前記入力キャパシタ
    とフィードバックキャパシタの組を複数組設け、単一の
    前記反転増幅器を前記入力キャパシタとフィードバック
    キャパシタの組に選択的に接続するようにしたことを特
    徴とするアナログ演算回路。
  2. 【請求項2】 前記入力キャパシタにはスイッチが直
    列に接続されており、前記アナログ演算回路は入力電圧
    をサンプルホールドするサンプルホールド回路とされて
    いることを特徴とする前記請求項1記載のアナログ演算
    回路。
  3. 【請求項3】 前記各組の入力キャパシタは複数個設
    けられており、前記アナログ演算回路は、前記各入力キ
    ャパシタに印加される入力電圧の和に対応する電圧を出
    力するアナログ加算器とされていることを特徴とする前
    記請求項1記載のアナログ演算回路。
  4. 【請求項4】 前記各組の入力キャパシタは複数個設
    けられ、それぞれの入力キャパシタと当該入力端子との
    間にそれぞれ順次駆動されるスイッチが直列に接続され
    ており、前記アナログ演算回路は入力電圧の累算を行う
    積分回路とされていることを特徴とする前記請求項1記
    載のアナログ演算回路。
  5. 【請求項5】 前記入力キャパシタとフィードバック
    キャパシタの組は、前記反転増幅器に接続されていない
    ときに、入力側と出力側に基準電位が印加されて残留電
    荷を解消するようになされていることを特徴とする前記
    請求項1記載のアナログ演算回路。
  6. 【請求項6】 前記入力キャパシタと信号入力端子と
    の間および前記フィードバックキャパシタと信号出力端
    子との間にそれぞれスイッチが設けられており、 前記入力キャパシタとフィードバックキャパシタの組が
    前記反転増幅器に接続されていないときに前の状態を保
    持することが必要である場合には、前記両スイッチが非
    導通状態とされることを特徴とする前記請求項1記載の
    アナログ演算回路。
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