JPH11353108A - 入力装置 - Google Patents

入力装置

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JPH11353108A
JPH11353108A JP10157371A JP15737198A JPH11353108A JP H11353108 A JPH11353108 A JP H11353108A JP 10157371 A JP10157371 A JP 10157371A JP 15737198 A JP15737198 A JP 15737198A JP H11353108 A JPH11353108 A JP H11353108A
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JP
Japan
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vibration
detecting means
input device
main body
detected
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Pending
Application number
JP10157371A
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English (en)
Inventor
Noboru Yoshida
登 吉田
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Hosiden Corp
Original Assignee
Hosiden Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メンテナンスフリーを実現する。 【解決手段】 ペン状本体ケース11の先端に、任意の
方向に傾倒可能に針状検出体12を設ける。検出体12
の傾倒方向を可動板14と感圧素子15とを用いた方向
検出手段で検出し、摺動に伴う検出体12の振動(音)
をエレクトレットマイク18で検出する。そして、検出
した方向及び振動を変換回路19により移動方向及び距
離に変換して出力する。回転ボールを使用するマウスの
ように埃等を巻き込まないため、掃除が不要となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はディスプレイ画面
上の位置を指示、入力するために用いられる入力装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の入力装置の一例として、例えば
マウスが挙げられ、マウスは比較的高速にカーソル移動
が行え、また例えば図形入力等において比較的簡単に描
画操作を行える点で便利な入力装置として多用されてい
る。マウスはその下面にボールを有しており、マウスを
平面上で動かして、ボールを回転させることによって移
動方向及び移動量が検出され、それに基づきカーソルを
移動させるものとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】マウスは上述したよう
に、ボールを回転させることにより移動を検出するもの
であるため、例えばマウスが操作される机上面の埃等を
ボールが巻き込み、長時間の使用によってボールと、そ
のボールに当接する内部ローラーとの間に埃が挟まって
堆積し、それらが空回りするようになるため、定期的に
メンテナンス(掃除)を行う必要があり、その点で取扱
いに注意を要するものとなっていた。
【0004】この発明の目的はこの問題に鑑み、定期的
に掃除を行う必要のない入力装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、ディスプレイ画面上の位置を入力する入力装置はペ
ン状本体ケースと、その本体ケースの先端開口から一端
が突出され、任意の方向に傾倒可能とされて本体ケース
に収容された針状検出体と、その検出体の傾倒方向を検
出する方向検出手段と、検出体の振動を検出する振動検
出手段と、方向検出手段によって検出された方向及び振
動検出手段によって検出された振動を移動方向及び距離
に変換して出力する手段とを有するものとされる。
【0006】請求項2の発明では請求項1の発明におい
て、振動検出手段にエレクトレットマイクが用いられ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面を参
照して実施例により説明する。図1はこの発明の一実施
例の外観を示したものであり、図2はその内部構造を示
したものである。この例ではペン状をなす本体ケース1
1の先端に針状の検出体12が取り付けられる。検出体
12は、その一端側が本体ケース11の先端に設けられ
た開口13から突出され、他端側は本体ケース11に収
容されている。
【0008】検出体12の、本体ケース11への取り付
けはこの例では可動板14、感圧素子15及び固定板1
6を介して行われている。可動板14及び固定板16は
共にドーナツ板状とされて互いに対向配置されており、
それらの間に配された感圧素子15を介して一体化され
ている。検出体12は固定板16及び可動板14の各中
心孔16a,14aに挿通され、この際、可動板14の
中心孔14aと嵌合されて接着固定される。なお、固定
板16の中心孔16aと検出体12との間には所定の隙
間が設けられており、固定板16はその周縁が本体ケー
ス11の内壁面に取り付け固定されている。
【0009】上記のような取り付け構造により、検出体
12は本体ケース11の軸心に対して任意の方向に傾倒
可能とされ、即ち検出体12の先端を例えば机上の当接
面17に摺動させて移動させることにより、その摩擦力
によって検出体12は傾倒するものとなっている。可動
板14は検出体12の傾倒に伴い、一体に傾き、その変
位によって感圧素子15は押圧力を受ける。
【0010】感圧素子15にはこの例では4つの歪ゲー
ジ15aを用いており、それらは90°間隔で同一円周
上に配置されている。従って、これら4つの歪ゲージ1
5aの出力により、固定板16に対する可動板14の傾
き方向が検出され、つまり検出体12の傾倒方向が検出
される。一方、検出体12の内端には摺動時に発生する
振動(音)を検出するための手段として、この例ではエ
レクトレットマイク18が取り付けられている。なお、
当接面17は表面がザラザラした紙等によって構成され
る。
【0011】本体ケース11内に配置されている変換回
路19には、図3に示したように各歪ゲージ15a及び
エレクトレットマイク18の検出出力が入力される。変
換回路19はこれら検出出力から、このペン型の入力装
置20が、その検出体12が摺動されながら移動された
時の移動方向及び距離を求め、移動データとして出力す
る。なお、図2においては配線の図示は省略している。
【0012】次に、各歪ゲージ15a及びエレクトレッ
トマイク18の検出出力例をもとに、変換回路19のデ
ータ処理について説明する。図4Aは4つの歪ゲージ1
5aの配置をXY座標系で示したものであり、座標軸に
対応させ、各歪ゲージ15aの出力をデータX、データ
−X、データY、データ−Yとする。今、図4A中に矢
印で示したようにX,Y両軸に対して−45°方向に入
力装置20が移動されたとする。この時、各歪ゲージ1
5aの出力は例えば図4Bに示したようになる。
【0013】一方、検出体12と紙等の表面がザラザラ
した物によって構成される当接面17とがこすれて出る
音により、エレクトレットマイク18の出力は例えば図
5Aに示したようなものとなり、この出力が変換回路1
9に入力される。変換回路19は入力された音を図5B
に示したように波形処理し、さらに図5Cに示したよう
に適宜分周する。
【0014】そして、分周処理後の波形カウント数fを
移動距離に対応させる。なお、分周率は当接面17の材
質(表面粗さ)によって調整される。上記のようにして
得たfを図4Bに示した検出電圧Vx,Vyに応じて振
り分けしてシリアルデータに変換する。この変換データ
は例えばパーソナルコンピュータのマウス入力に接続、
入力されるものとなる。ここでは、Vx=Vyなので、
f/2ずつが移動データとして出力される。図6は検出
電圧Vx,Vyと、データX成分Dx(=f/2)、デ
ータY成分(=f/2)との関係を示したものである。
【0015】上述したように、このペン型の入力装置2
0においては可動板14と固定板16との間に介在させ
た4つの歪ゲージ15aによって移動に伴う検出体12
の傾倒方向が検出され、かつエレクトレットマイク18
によって検出体12の摺動に伴う振動音が検出され、そ
れら傾倒方向及び振動音が移動データ(移動方向及び距
離)に変換処理されて出力されるものとなっている。
【0016】従って、この入力装置20によれば、従来
のマウスのように回転するボールを用いることなく、移
動方向及び移動距離を検出でき、従来のマウスにおいて
ボールが埃等を巻き込むために必要であったメンテナン
ス(掃除)は不要なものとなる。上述した例では感圧素
子15に歪ゲージ15aを用いているが、これに限らず
例えばメンブレンタイプのスイッチ等を用いることもで
きる。図7はメンブレンスイッチ15bを円周上に16
個配列し、16接点を構成した例を図4Aと同様に示し
たものである。この例によれば押圧により1つの接点が
ONとなる場合及び2つの接点の中間が押圧され、2つ
の接点が同時にONとなる場合を検出することにより、
計32方向による検出体12の傾倒方向の検出を行うこ
とができる。
【0017】また、検出体12の振動を検出する手段と
して、上述した例では振動音を検出すべく、エレクトレ
ットマイク18を用いているが、他のセンサ(振動ピッ
クアップ)を用いることも可能である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
回転ボールを用いることなく、移動を検出することがで
き、よって従来のマウスのようにボールが埃等を巻き込
むことによる不具合発生を防止すべく、定期的にメンテ
ナンス(掃除)を行うといった必要のない、メンテナン
スフリーの入力装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の外観を示す斜視図。
【図2】Aは図1の要部断面図、Bは歪ゲージの配置を
示す斜視図。
【図3】図1の回路構成を示すブロック図。
【図4】歪ゲージによる方向検出を説明するための図。
【図5】エレクトレットマイクを用いた振動音検出及び
その信号処理を説明するための図。
【図6】検出電圧と移動データX,Y成分との関係を示
す図。
【図7】多接点スイッチによる方向検出を説明するため
の図。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスプレイ画面上の位置を入力する入
    力装置であって、 ペン状本体ケースと、 その本体ケースの先端開口から一端が突出され、任意の
    方向に傾倒可能とされて上記本体ケースに収容された針
    状検出体と、 その検出体の傾倒方向を検出する方向検出手段と、 上記検出体の振動を検出する振動検出手段と、 上記方向検出手段によって検出された方向及び上記振動
    検出手段によって検出された振動を移動方向及び距離に
    変換して出力する手段と、を有することを特徴とする入
    力装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の入力装置において、 上記振動検出手段にエレクトレットマイクが用いられて
    いることを特徴とする入力装置。
JP10157371A 1998-06-05 1998-06-05 入力装置 Pending JPH11353108A (ja)

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JP10157371A JPH11353108A (ja) 1998-06-05 1998-06-05 入力装置

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JP10157371A JPH11353108A (ja) 1998-06-05 1998-06-05 入力装置

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100840259B1 (ko) * 2006-06-12 2008-06-20 서종범 무선 핑거 마우스
KR101316781B1 (ko) * 2011-01-11 2013-10-11 한국과학기술원 터치스크린 입력장치, 시스템 및 이를 이용한 터치스크린 입력방법
JP2014170272A (ja) * 2013-03-01 2014-09-18 Seiko Epson Corp 電子ペン
JP2019132636A (ja) * 2018-01-30 2019-08-08 ミネベアミツミ株式会社 センサアッセンブリ、スタイラスペン、作品描画手法指導システム、歯科技工器具、歯科技工手法表示システム、医療用器具、遠隔手術システム、及び手術手法表示システム
CN116009714A (zh) * 2023-03-29 2023-04-25 荣耀终端有限公司 触控笔、电子设备以及压力检测装置

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