JPH11351765A - プレート・フィン型熱交換器のヘッダ取付構造及びヘッダ取付方法 - Google Patents
プレート・フィン型熱交換器のヘッダ取付構造及びヘッダ取付方法Info
- Publication number
- JPH11351765A JPH11351765A JP10167177A JP16717798A JPH11351765A JP H11351765 A JPH11351765 A JP H11351765A JP 10167177 A JP10167177 A JP 10167177A JP 16717798 A JP16717798 A JP 16717798A JP H11351765 A JPH11351765 A JP H11351765A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stay
- header
- brazing material
- brazing
- heat exchanger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F9/00—Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
- F28F9/02—Header boxes; End plates
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D9/00—Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
- F28D9/0062—Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits for one heat-exchange medium being formed by spaced plates with inserted elements
- F28D9/0068—Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits for one heat-exchange medium being formed by spaced plates with inserted elements with means for changing flow direction of one heat exchange medium, e.g. using deflecting zones
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F9/00—Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
- F28F9/02—Header boxes; End plates
- F28F9/0246—Arrangements for connecting header boxes with flow lines
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F2250/00—Arrangements for modifying the flow of the heat exchange media, e.g. flow guiding means; Particular flow patterns
- F28F2250/10—Particular pattern of flow of the heat exchange media
- F28F2250/108—Particular pattern of flow of the heat exchange media with combined cross flow and parallel flow
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
付け作業を簡略化でき、且つ積層組立体の高い支持強度
を保持できるようにする。 【解決手段】 低温流体流路と高温流体流路とが隔離板
を挟んで交互に積層され且つその両外側に側板16,1
7が備えられ、更に側板16,17の外側にヘッダ取付
穴23,24を有するステー29が備えられた積層体
を、ロウ付けにて一体に組み立てることにより積層組立
体27を構成し、積層組立体27のヘッダ取付穴23,
24にヘッダ1,2を挿入して溶接30により固定する
ようにしているプレート・フィン型熱交換器のヘッダ取
付構造であって、側板16,17とステー29との対向
面に、環状のロウ材貯留溝38a,38bを形成する。
Description
型熱交換器のヘッダ取付構造及びヘッダ取付方法に関す
る。
図5及び図6に示すように低温流体流入用ヘッダ1と加
熱された低温流体流出用ヘッダ2、流入側及び流出側に
設けた斜交流部3a及び斜交流部3bと、斜交流部3b
に設けた高温流体入口5と、斜交流部3aに設けた高温
流体出口6と、斜交流部3aと斜交流部3b間に設けら
れ、低温流体7と高温流体8とが熱交換をする対向流部
4とからなる矩形型のものである。
ある図7、図6のB−B断面図である図8、及び各部材
の斜視図である図9に示すように、周囲に縁25aを設
けると共に2つのヘッダ1,2を挿入する2つの穴23
a,24aを設けた第一隔離板9a(図9の(a))
と、2つのヘッダ1,2を挿入する2つの穴23a,2
4aの周囲にエンボス部22e,22fを設けた第二隔
離板10a(図9の(c))と、低温流体流路12a用
の伝熱促進体14a及び2個の斜流路部材18a,19
a(図9の(b))と、高温流体流路13a用の伝熱促
進体15a及び2個の斜流路部材20a,21a(図9
の(d))と、を繰り返して2段以上、多いものでは8
0段以上に積み重ね、その上に上記第一隔離板9a並び
に低温流体流路12a用の上記伝熱促進体14a及び2
個の斜流路部材18a,19aを重ね、最上部にヘッダ
1,2を挿入する穴23a,24aを設けた平板状の第
三隔離板11a(図9の(e))を重ね、さらにこの時
各隔離板9a,10a間には補強部材26を入れ、さら
に上下に2つのヘッダ取付穴23,24を有する側板1
6,17を重ねるようにしている。
板で構成されていて、該側板16,17にヘッダ取付穴
23,24を設けるようにしているが、図10、図11
に示すように、隔離板9a,10aより厚いが比較的薄
い板材から構成された側板16,17の外側に、ヘッダ
取付穴23,24を備えたリング状のステー29を重ね
て設け、該ステー29によりヘッダ1,2の取付部の強
度を高めるようにしたものも考えられている。
4a,15aと、側板16,17及びステー29とは、
夫々の間にロウ付けのためのロウ材(アモルファス等)
を予め挟み込みながら積層し、このようにして製作され
た積層体は、クランプ等によりロウ付けに必要な圧力を
積層方向に掛けた状態で高温真空炉内においてロウ材を
溶融させて部材同士を一体に接着することにより積層組
立体27を構成するようにしている。隔離板9a,10
a同士は、周囲部及びヘッダ1,2挿入のための穴部の
内周部を溶接にて接合し、各流路が隔離板9a,10a
によって仕切られ、流体7,8が互に混合しない構造と
なっている。
層組立体27の側板16,17或いはステー29に形成
されたヘッダ取付穴23,24には、前記積層組立体2
7とは別個に製作されて一端が閉塞された構造の低温流
体流入用ヘッダ1及び低温流体流出用ヘッダ2を上下一
側から挿入し、該ヘッダ1,2を、前記側板16,17
(図7)或いはステー29(図10)のヘッダ取付穴2
3,24に夫々溶接30にて気密に固定することによ
り、プレート・フィン型熱交換器を構成するようにして
いる。
すように前記各低温流体流路12aに対して流体を分配
するために、全周側面に窓状の流体出入口流路28を備
えている。このとき、ヘッダ1,2は流体を満遍なく分
配するためには流体出入口流路28は大きく形成する必
要があるが、プレート・フィン型熱交換器の膨張・変形
防止のための十分な強度を備えている必要上から、前記
流体出入口流路28は最適な大きさに決定するようにし
ている。
フィン型熱交換器の形状を左右対称形状としたものであ
る。このように左右対称な形状とすると、前記隔離板9
a,10aを反転させて設けることで、隔離板9a,1
0aの種類を減らすことができる利点があり、また、加
熱した際に、単純な左右対称形状であるために、局所的
な熱応力の発生を防止できる利点がある。また、他のプ
レートフィン型熱交換器としては、前記したように低温
流体用のヘッダ1,2を設ける以外に、高温流体側にも
ヘッダを設けるようにしたものも考えられている。
器は、図7を参照して説明すると、ヘッダ1から低温流
体流路12aの斜流路部材18aに入った低温流体7
が、対向流部4で高温流体流路13aの斜流路部材20
aの入口5から入った高温流体8によって加熱されて、
低温流体流路12aの斜流路部材19aを通ってヘッダ
2から流出し、熱交換が終わった高温流体8は高温流体
流路13aの斜流路部材21aの出口6(図5、図9の
(d))から流出するようになっているものである。
るヘッダ1,2は、熱膨張等による両側板16,17間
の変位量を制限し、変形を抑制するための強度部材とし
て作用するものであり、上記ヘッダ1,2の取付部の構
造には、従来から種々方式のものが考えられている。た
だし、前記側板16,17の厚さは、隔離板9a,10
aより厚くするが、余り厚くすると、熱容量が大き過ぎ
て、加熱及び冷却時の伸縮が肉厚の薄い隔離板9a,1
0aに追従せず、側板16,17に近い隔離板9a,1
0aを潰してしまう等の変形を生じさせる可能性があ
り、そのために側板16,17の厚さは適正に設定する
必要がある。
側板16,17と、ヘッダ取付穴23,24を備えた溶
接部31とを形成するようにしたものである。
面積が比較的小さい場合には適用されることが多いが、
大型の熱交換器になると、削り出しのために多大の時間
と手間を要してコストが増加する問題があり、更に、側
板16,17を均一な厚みでしかも比較的薄く削り出す
ことは技術的に大変難しく、よって上記削り出し方式の
側板16,17は大型プレート・フィン型熱交換器のヘ
ッダ取付構造としては不適である。
を内周上部に突出して備え、且つ下部内周に側板固定部
32を備えるように凹み33を形成したステー29を設
け、該ステー29の外周部と内周部とを、溶接34にて
側板16,17に固定するようにしたものである。
側板16,17に固定する方式は、隔離板9a,10a
と、伝熱促進体14a,15aと、側板16,17とを
ロウ材を挟んで積層し、その積層体を高温真空炉内でロ
ウ付けして一体化した後、側板16,17に溶接34に
よってステー29を固定することができるために、製作
が比較的容易であり、積層組立体の強度も比較的高いも
のとすることができる。
ー29と側板16,17とを強固に固定するためには、
ある程度大きい入熱で溶接34を行う必要があり、この
ために側板16,17の厚みはあまり薄くすることはで
きず、このために側板16,17を厚くすると、隔離板
9a,10aの拘束力が大きくなって隔離板9a,10
aが熱膨張時に潰れる可能性を生じ、また前記したよう
に大きな入熱で溶接34を行った場合には高温の入熱が
内部の隔離板9a,10a等に伝わることによって隔離
板9a,10a等のロウ付け部が剥離してしまうという
危険性がある。
に示すように、前記図14と同様に形成されたステー2
9を、ロウ材35によるロウ付けにて側板16,17に
一体に固定するようにした方式が考えられている。この
方式では、積層体の側板16,17とステー29とがロ
ウ付け時に位置ズレしないように内周の側板固定部32
を点溶接36してからロウ付けを行うようにしている。
構成された積層組立体27の側板16,17とステー2
9の外周部とを、小さな入力にて溶接34’を行うこと
によって固定力を更に高めることも行われている。
7にステー29を固定する方式は、隔離板9a,10a
と、側板16,17と、ステー29とをロウ材35を挟
んで積層し、圧力をかけた状態で積層体を真空加熱炉に
入れてロウ材35を溶融させることにより、積層組立体
27を構成することができるので、積層組立体27の製
造を容易にしかも高効率で行うことができる。
ように、ステー29をロウ付けにて側板16,17に一
体に固定する場合、強固な接着を行わせるにはロウ材3
5を薄く均一に介在させる必要があるが、従来の方式に
おいては次のような問題を有していた。
9のロウ付け面積が小さいものは或る程度高い接着力を
得ることができるが、大型の熱交換器のようにステー2
9のロウ付け面積が大きいものは、その特性上100%
の接合を得ることは困難であり、特に側板16,17の
平面度が低かったり、或いはロウ付け時に積層方向に均
一な荷重が掛かっていない場合には、ロウ材35が付着
しない部分が生じてロウ付け効果が低下してしまう問題
を生じ易い。このために、積層体の各部材は非常に精度
良く加工し、慎重に組立てを行う必要があり、積層組立
体27の製造が大変困難である。
が流れ出す問題があり、漏出したロウ材35はステー2
9の内外周と側板16,17との間の近傍に付着固化す
ることになる。従って、積層組立体27の製作後に、溶
接34’によってステー29を側板16,17に固定す
ることにより固定力を更に高めようとした場合、溶接部
にロウ材35が存在していると、ロウ付け部が再入熱に
よって破裂することにより溶接することができない。従
って、前記溶接34’を実施するためには、漏出して外
部に固化したロウ材35を切削することにより除去する
必要があり、このための作業が繁雑で非常に能率が悪い
という問題を有していた。
でき、且つ積層組立体の高い支持強度を保持できるよう
にしたプレート・フィン型熱交換器のヘッダ取付構造及
びヘッダ取付方法を提供することを目的としているもの
である。
に、本発明のプレート・フィン型熱交換器のヘッダ取付
構造は、低温流体流路と高温流体流路とが隔離板を挟ん
で交互に積層され且つその両外側に側板が備えられ、更
に側板の外側にヘッダ取付穴を有するステーが備えられ
た積層体を、ロウ付けにて一体に組み立てることにより
積層組立体を構成し、該積層組立体の前記ヘッダ取付穴
にヘッダを挿入して溶接により固定するようにしている
プレート・フィン型熱交換器のヘッダ取付構造であっ
て、前記側板とステーとの対向面に、環状のロウ材貯留
溝を形成したことを特徴とするものである。
ッダ取付方法は、低温流体流路と高温流体流路とが隔離
板を挟んで交互に積層され且つその両外側に側板が備え
られ、更に側板の外側にヘッダ取付穴を有するステーが
備えられた積層体を、ロウ付けにて一体に組み立てるこ
とにより積層組立体を構成し、該積層組立体の前記ヘッ
ダ取付穴にヘッダを挿入して溶接により固定するように
しているプレート・フィン型熱交換器のヘッダ取付方法
であって、側板とステーの対向面に環状のロウ材貯留溝
を形成し、上側のロウ材貯留溝にロウ材を装入して積層
することにより積層体を製作すると共に、前記側板とス
テーとを点溶接により位置決めした後、積層体をロウ付
けすることにより積層組立体を構成し、該積層組立体に
おけるステーのヘッダ取付穴にヘッダを挿入して溶接す
ることを特徴とするものである。
体の側板とステーとを溶接にて固定するようにしても良
い。
環状のロウ材貯留溝を形成し、上側のロウ材貯留溝にロ
ウ材を装入して積層することにより積層体を製作すると
共に、前記側板とステーとを点溶接により位置決めした
後、積層体をロウ付けすることにより積層組立体を構成
し、該積層組立体におけるステーのヘッダ取付穴にヘッ
ダを挿入して溶接するようにしているので、積層体のロ
ウ付け時に、ロウ材貯留溝に装入されたロウ材は、溶け
出して側板とステーとの狭い隙間内に毛管現象により満
遍なく浸透し、この時余剰となったロウ材は下側のロウ
材貯留溝に流れ込んで貯留されるようになる。従って、
余剰のロウ材が側板とステーとの対向面から外部に漏出
するという問題を防止することができる。また、前記し
たように複数のロウ材貯留溝が設けられていることによ
り、側板とステーとの接合面が実質的に狭い幅寸法に分
割されることになり、よって対向面が密着し易くなり、
ロウ付けの欠点である大面積では接合不良を生じ易いと
いう問題を防止して、高い接合強度を得ることができ
る。
ウ付け後において、ステーを側板に小さな入熱で溶接し
て固定する場合にも、漏出して固化したロウ材を切削除
去するといった面倒な作業を要することなしに、容易に
溶接作業を実施してステーと側板との固定強度を更に高
めることができる。
て図1〜図3を参照して説明する。図1は本発明を実施
する一形態例を説明するための断面図、図2は図1の拡
大図であり、図中、図15と同一のものには同一の符号
を付して詳細な説明は省略する。
7を構成する側板16,17の外側におけるステー29
を取り付ける位置に、ステー29が嵌合し得る浅い溝3
7を形成する。更に、前記側板16,17の浅い溝37
と、ステー29との対向面に、ヘッダ取付穴23,24
を取り囲むように環状のロウ材貯留溝38a,38bを
設ける。前記側板16,17及びステー29に設けるロ
ウ材貯留溝38a,38bは、半径方向に複数個交互に
備えるのが好ましい。
材貯留溝38a及びステー29に形成するロウ材貯留溝
38bは、その一方にロウ材35を予め装入しておき、
ロウ付けの際に溶けたロウ材35が側板16,17とス
テー29との間の隙間(例えば50ミクロン程度以下)
に満遍なく行き渡るのに充分な量のロウ材35が装入で
きる容量としている。
いて説明する。
側板16,17をロウ材を挟んで積層した側板16,1
7の外側に、ロウ材貯留溝38a,38bに所要量のロ
ウ材35を装入するようにしてステー29を重ね合わ
せ、この積層体をクランプ等により荷重をかけて拘束し
た状態とする。更にステー29と側板16,17とを点
溶接36することにより位置決めを行う。
テー29のロウ材貯留溝38a,38bにおける上側の
ロウ材貯留溝、図2ではステー29のロウ材貯留溝38
bにロウ材35を装入しておくようにする。
加熱しロウ材35を溶融させることにより積層組立体2
7を構成する。
8bに装入されたロウ材35は、溶け出して図4に示す
ように前記側板16,17とステー29との狭い隙間内
に毛管現象により満遍なく浸透し、この時余剰となった
ロウ材35は下側のロウ材貯留溝38aに流れ込んで貯
留されるようになる。
7とステー29との対向面から外部に漏出するという問
題を防止することができる。また、前記したように複数
のロウ材貯留溝38a,38bが設けられていることに
より、側板16,17とステー29との接合面が実質的
に狭い幅寸法に分割されることになり、よって対向面が
密着し易くなり、ロウ付けの欠点である大面積では接合
不良を生じ易いという問題を防止して、高い接合強度を
得ることができる。
止できるので、図15に示すようにロウ付け後に、ステ
ー29を側板16,17に小さな入熱で溶接34’して
固定する場合にも、漏出して固化したロウ材35を切削
除去するといった面倒な作業を要することなしに、容易
に溶接作業を実施してステー29と側板16,17との
固定強度を更に高めることができる。
7に、ヘッダ1,2を溶接固定する際には、ステー29
のヘッダ取付穴23,24にヘッダ1,2を装入し、ス
テー29を側板16,17に溶接30により固定する。
に固定されたステー29を介して、積層組立体27とヘ
ッダ1,2とを高い強度で取り付けることができ、ヘッ
ダ1,2による積層組立体27の変形を抑制することが
できる。
されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない限り種
々の変更を加え得ることは勿論である。
に環状のロウ材貯留溝を形成し、上側のロウ材貯留溝に
ロウ材を装入して積層することにより積層体を製作する
と共に、前記側板とステーとを点溶接により位置決めし
た後、積層体をロウ付けすることにより積層組立体を構
成し、該積層組立体におけるステーのヘッダ取付穴にヘ
ッダを挿入して溶接するようにしているので、積層体の
ロウ付け時に、ロウ材貯留溝に装入されたロウ材は、溶
け出して側板とステーとの狭い隙間内に毛管現象により
満遍なく浸透し、この時余剰となったロウ材は下側のロ
ウ材貯留溝に流れ込んで貯留されるようになる。従っ
て、余剰のロウ材が側板とステーとの対向面から外部に
漏出するという問題を防止することができる。また、前
記したように複数のロウ材貯留溝が設けられていること
により、側板とステーとの接合面が実質的に狭い幅寸法
に分割されることになり、よって対向面が密着し易くな
り、ロウ付けの欠点である大面積では接合不良を生じ易
いという問題を防止して、高い接合強度を得ることがで
きる効果がある。
ウ付け後において、ステーを側板に小さな入熱で溶接し
て固定する場合にも、漏出して固化したロウ材を切削除
去するといった面倒な作業を要することなしに、容易に
溶接作業を実施してステーと側板との固定強度を更に高
めることができる効果がある。
用断面図である。
る。
ある。
ある。
フィン型熱交換器の各部材の斜視図である。
ヘッダ設置部の断面図である。
る。
る。
を示す断面図である。
方式を示す断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 低温流体流路と高温流体流路とが隔離板
を挟んで交互に積層され且つその両外側に側板が備えら
れ、更に側板の外側にヘッダ取付穴を有するステーが備
えられた積層体を、ロウ付けにて一体に組み立てること
により積層組立体を構成し、該積層組立体の前記ヘッダ
取付穴にヘッダを挿入して溶接により固定するようにし
ているプレート・フィン型熱交換器のヘッダ取付構造で
あって、前記側板とステーとの対向面に、環状のロウ材
貯留溝を形成したことを特徴とするプレート・フィン型
熱交換器のヘッダ取付構造。 - 【請求項2】 低温流体流路と高温流体流路とが隔離板
を挟んで交互に積層され且つその両外側に側板が備えら
れ、更に側板の外側にヘッダ取付穴を有するステーが備
えられた積層体を、ロウ付けにて一体に組み立てること
により積層組立体を構成し、該積層組立体の前記ヘッダ
取付穴にヘッダを挿入して溶接により固定するようにし
ているプレート・フィン型熱交換器のヘッダ取付方法で
あって、側板とステーの対向面に環状のロウ材貯留溝を
形成し、上側のロウ材貯留溝にロウ材を装入して積層す
ることにより積層体を製作すると共に、前記側板とステ
ーとを点溶接により位置決めした後、積層体をロウ付け
することにより積層組立体を構成し、該積層組立体にお
けるステーのヘッダ取付穴にヘッダを挿入して溶接する
ことを特徴とするプレート・フィン型熱交換器のヘッダ
取付方法。 - 【請求項3】 ロウ付けにより構成された積層組立体の
側板とステーとを溶接にて固定することを特徴とする請
求項2記載のプレート・フィン型熱交換器のヘッダ取付
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16717798A JP4032508B2 (ja) | 1998-06-15 | 1998-06-15 | プレート・フィン型熱交換器のヘッダ取付構造及びヘッダ取付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16717798A JP4032508B2 (ja) | 1998-06-15 | 1998-06-15 | プレート・フィン型熱交換器のヘッダ取付構造及びヘッダ取付方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11351765A true JPH11351765A (ja) | 1999-12-24 |
JP4032508B2 JP4032508B2 (ja) | 2008-01-16 |
Family
ID=15844857
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16717798A Expired - Fee Related JP4032508B2 (ja) | 1998-06-15 | 1998-06-15 | プレート・フィン型熱交換器のヘッダ取付構造及びヘッダ取付方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4032508B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011080750A (ja) * | 2009-10-02 | 2011-04-21 | Linde Ag | プレート式熱交換器の製造法 |
JP2011516815A (ja) * | 2008-04-04 | 2011-05-26 | アルファ ラヴァル コーポレイト アクチボラゲット | プレート熱交換器 |
WO2015025908A1 (ja) * | 2013-08-22 | 2015-02-26 | 株式会社マーレ フィルターシステムズ | 熱交換器 |
WO2023153511A1 (ja) * | 2022-02-14 | 2023-08-17 | ダイキン工業株式会社 | 冷媒流路モジュール、及び、空気調和機 |
-
1998
- 1998-06-15 JP JP16717798A patent/JP4032508B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011516815A (ja) * | 2008-04-04 | 2011-05-26 | アルファ ラヴァル コーポレイト アクチボラゲット | プレート熱交換器 |
US8596343B2 (en) | 2008-04-04 | 2013-12-03 | Alfa Laval Corporate Ab | Plate heat exchanger |
JP2011080750A (ja) * | 2009-10-02 | 2011-04-21 | Linde Ag | プレート式熱交換器の製造法 |
WO2015025908A1 (ja) * | 2013-08-22 | 2015-02-26 | 株式会社マーレ フィルターシステムズ | 熱交換器 |
JP2015061991A (ja) * | 2013-08-22 | 2015-04-02 | 株式会社マーレ フィルターシステムズ | 熱交換器 |
US10207376B2 (en) | 2013-08-22 | 2019-02-19 | Mahle Filter Systems Japan Corporation | Heat exchanger |
WO2023153511A1 (ja) * | 2022-02-14 | 2023-08-17 | ダイキン工業株式会社 | 冷媒流路モジュール、及び、空気調和機 |
JP2023118112A (ja) * | 2022-02-14 | 2023-08-24 | ダイキン工業株式会社 | 冷媒流路モジュール、及び、空気調和機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4032508B2 (ja) | 2008-01-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5983992A (en) | Unit construction plate-fin heat exchanger | |
US6305079B1 (en) | Methods of making plate-fin heat exchangers | |
CN102575905B (zh) | 用于制造热交换器板束的方法 | |
US20090211740A1 (en) | Heat Exchange Device and Method for Manufacture | |
US20070245560A1 (en) | Method for manufacturing a heat exchanger | |
JPH04227481A (ja) | 熱交換器要素とその製作法 | |
JP2013002753A (ja) | サーペンタイン型熱交換器 | |
US20010025705A1 (en) | Offset counterflow matrix fin for a counterflow plate-fin heat exchanger with crossflow headers | |
JP2011506905A (ja) | 熱交換器 | |
JPH11351765A (ja) | プレート・フィン型熱交換器のヘッダ取付構造及びヘッダ取付方法 | |
JPS62798A (ja) | 熱交換器 | |
JP2006297450A (ja) | 複合材、プレート式熱交換器及び複合材のロウ付け方法 | |
JP3409350B2 (ja) | 積層型熱交換器 | |
JP3994218B2 (ja) | プレート・フィン型熱交換器のヘッダ構造及びヘッダの取付け方法 | |
JP2000274987A (ja) | プレートフィン型熱交換器 | |
JPH03230096A (ja) | プレートフィン型熱交換器 | |
JP2002346742A (ja) | ろう付け方法 | |
JPH0268500A (ja) | 積層型熱交換器 | |
JPH0240496A (ja) | 積層式熱交換器 | |
WO2024079808A1 (ja) | 冷却床部材及び冷却床部材の製造方法 | |
JP3516308B2 (ja) | 積層式熱交換器及びその製造方法 | |
JPH0966359A (ja) | 熱交換器の成形方法 | |
JPS62288497A (ja) | 積層型熱交換器 | |
JP2760777B2 (ja) | 吸収式冷温水機のプレート式熱交換器 | |
JP2019190684A (ja) | 接合構造、接合方法、及びプレート積層型の熱交換器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050112 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070620 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070703 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070831 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20071002 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20071015 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111102 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131102 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |