JPH11351037A - エンジンの制御装置 - Google Patents

エンジンの制御装置

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Publication number
JPH11351037A
JPH11351037A JP15887198A JP15887198A JPH11351037A JP H11351037 A JPH11351037 A JP H11351037A JP 15887198 A JP15887198 A JP 15887198A JP 15887198 A JP15887198 A JP 15887198A JP H11351037 A JPH11351037 A JP H11351037A
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JP
Japan
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engine
alternator
power generation
amount
operating state
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Withdrawn
Application number
JP15887198A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Ninomiya
洋 二宮
Toshimitsu Yamaoka
利志光 山岡
Kunikimi Minamitani
邦公 南谷
Seiji Numa
聖司 沼
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】スロットル弁14をバイパスするISCバイパ
ス通路20と、その断面積を絞るISCバルブ21と、
クランク軸により駆動されるオルタネータ31とを備
え、バッテリ電圧が所定値になるようにオルタネータ3
1の発電量を制御するとともに、オルタネータ31の駆
動負荷の増減に応じてISCバルブ21の開度を増減さ
せて、アイドル安定化を図るようにしたエンジンの制御
装置Aにおいて、アイドル回転数を従来よりも低く設定
していても、エンジンの運転状態の安定性を維持できる
ようにする。 【解決手段】エンジン回転数Neが所定回転数Ne1以
下に低下したとき、エンジンストール発生条件下にある
エンジンストール発生運転状態と判定する運転状態判定
手段30bと、その判定時に、オルタネータ31の目標
発電量Iaを強制的に減少させる負荷減少手段30c
と、負荷減少手段30cによりオルタネータ31の目標
発電量Iaが減少されても、それに伴うバイパス吸気量
gtotalの減少を抑制する吸気量減少抑制手段30dと
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部負荷に応じた
制御によりエンジンのアイドル運転の安定化を図るよう
にしたエンジンの制御装置に関する技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のエンジンの制御装置
として、例えば、特開平4−51655号公報に開示さ
れるように、エンジンのアイドル運転状態で、車両の前
照灯の点灯や空調装置の作動等に伴う電気負荷の変化を
検出し、この変化に対応してエンジンへの吸気量を変更
制御することで、アイドル運転の安定化を図るようにし
たものが知られている。このものでは、エンジンのクラ
ンク軸により駆動されるオルタネータと、該オルタネー
タにより充電される車載バッテリとを備え、そのバッテ
リ電圧が所定値になるように前記オルタネータの発電量
をフィードバック制御している。つまり、車両の電気負
荷が大きいときにオルタネータの発電量を増大させて、
車載バッテリの充電状態を良好に保持するようにしてい
る。また、オルタネータの駆動等によるエンジンの外部
負荷の増大に対応して、エンジンへの吸気量を増大させ
て、エンジン出力を高めるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、燃費
の低減や排気有害成分の排出量を抑えることが強く求め
られ、それらの観点から、アイドル運転状態のエンジン
回転数(アイドル回転数)を従来よりも低く制御するよ
うにしているが、これに伴い、前記従来のエンジンの制
御装置では、アイドル運転の安定化が十分に図れないと
いう弊害が生じている。すなわち、例えば、車両の減速
時に運転者がクラッチを操作して、動力伝達を遮断する
状態にしたときには、それまで車両の走行慣性によりア
イドル回転数よりも高く保持されていたエンジン回転数
が急に低下し、前記の低めに設定したアイドル回転数よ
りもさらに低く落ち込むことがある。そのため、そのと
きにエンジンの外部負荷が大きくなっていると、上述の
如くエンジンへの吸気量を増大させていても、エンジン
ストールの発生を十分に防止し得ないことになる。
【0004】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、エンジンストールの発
生条件下にあるエンジンストール発生運転状態でのエン
ジン制御に工夫を凝らすことで、アイドル回転数を従来
よりも低く設定していても、エンジンの運転状態の安定
性を維持できるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の第1の解決手段では、エンジンストールの
発生条件下にあるエンジンストール発生運転状態になっ
たとき、エンジンの外部負荷を強制的に減少させるとと
もに、この外部負荷の減少に伴うバイパス吸気量の減少
を抑制して、十分な吸気量を確保するようにした。
【0006】具体的には、請求項1記載の発明では、図
1に示すように、エンジン1の吸気通路10におけるス
ロットル弁14をバイパスする吸気バイパス通路20
と、該吸気バイパス通路20の流路断面積を変更して、
エンジン1への吸入空気量を調整するバイパス吸気量調
整手段21と、エンジン1の外部負荷が増大したとき、
前記吸気バイパス通路20の流路断面積を増大させる一
方、前記外部負荷が減少したとき、前記吸気バイパス通
路20の流路断面積を減少させるように前記バイパス吸
気量調整手段21を作動させるバイパス吸気量制御手段
30aとを備えたエンジンの制御装置Aを前提とする。
そして、エンジンストールの発生条件下にある所定のエ
ンジンストール発生運転状態を判定する運転状態判定手
段30bと、該運転状態判定手段30bによりエンジン
ストール発生運転状態になったと判定されたとき、エン
ジン1の外部負荷を強制的に減少させる負荷減少手段3
0cと、該負荷減少手段30cによりエンジン1の外部
負荷が減少されることに伴う前記吸気バイパス通路20
による吸気量の減少を抑制する吸気量減少抑制手段30
dとを備える構成とする。
【0007】この構成によれば、運転状態判定手段30
bによりエンジンストール発生運転状態になったことが
判定されると、負荷減少手段30cによりエンジン1の
外部負荷が強制的に減少されて、そのことにより、エン
ジン1の運転状態の安定化が図られる。
【0008】その際、前記負荷減少手段30cによりエ
ンジン1の外部負荷が強制的に減少されたことに伴い、
バイパス吸気量制御手段30aによりバイパス吸気量調
整手段21が制御されて、吸気バイパス通路20からエ
ンジン1への吸気量が減少するところを、その吸気量の
減少を吸気量減少抑制手段30dにより抑えて、エンジ
ン1への十分な吸気量を確保できるので、そのことによ
っても、エンジン1の運転状態の安定化が図られる。
【0009】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明における吸気量減少抑制手段は、バイパス吸気量制
御手段に、エンジンストール発生運転状態が運転状態判
定手段により判定されたときの制御量を保持させるもの
とする。このことで、吸気量減少抑制手段による制御内
容が具体化され、エンジンストール発生運転状態になっ
たとき、そのときのバイパス吸気量制御手段による制御
量が保持されることで、バイパス通路からエンジンへの
吸気量を確保できる。
【0010】請求項3記載の発明では、請求項1記載の
発明における吸気量減少抑制手段は、バイパス吸気量制
御手段による制御量を予め設定した固定値に変更させる
ものとする。このことで、吸気量減少抑制手段による制
御内容が具体化される。すなわち、エンジンストール発
生運転状態になったときには、バイパス吸気量制御手段
による制御量が予め設定した固定値にされるので、該固
定値を適切に設定すれば、エンジンの外部負荷の減少に
伴う吸気量の減少を抑制できる。
【0011】請求項4記載の発明では、請求項1記載の
発明におけるエンジンの外部負荷は、エンジンの出力軸
により駆動されるオルタネータの発電量であり、負荷減
少手段は前記オルタネータの発電量を強制的に減少させ
るものとする。このことで、エンジンの外部負荷がオル
タネータの発電量として具体化され、オルタネータの発
電量を強制的に減少させることで、オルタネータ駆動の
ためのエンジンの負荷を減少させることができる。
【0012】請求項5記載の発明では、請求項1記載の
発明における運転状態判定手段は、エンジン回転数が所
定以下に低下したときに、エンジンストール発生運転状
態であると判定するものとする。このことで、エンジン
回転数の低下に基づいて、エンジンストール発生運転状
態を確実に判定できる。
【0013】請求項6記載の発明では、請求項1記載の
発明において、エンジンの出力を車輪側へ伝達する伝動
状態又は伝達遮断する遮断状態のいずれか一方に切替え
られるクラッチ機構が設けられ、運転状態判定手段は、
車両の減速中に前記クラッチ機構が伝達遮断状態になっ
たとき、エンジンストール発生運転状態であると判定す
るものとする。
【0014】このことで、車両の減速中にクラッチ機構
が伝達遮断状態にされたときには、車両の走行慣性によ
り保持されていたエンジン回転数がアイドル回転数以下
に落ち込み、運転状態が不安定になる虞れがあるので、
そのような場合をエンジンストール発生運転状態として
判定できる。
【0015】また、本発明の第2の解決手段では、エン
ジンの外部負荷の中で、オルタネータの駆動負荷の占め
る割合が極めて大きいことに着目し、エンジンストール
発生運転状態になったときに、前記オルタネータの発電
量を強制的に減少させるようにした。
【0016】具体的に、請求項7記載の発明では、図1
及び図2に示すように、エンジン1の出力軸に駆動連結
されたオルタネータ31と、該オルタネータ31により
充電される車載バッテリ36と、該バッテリ36の電圧
が所定値になるように前記オルタネータ31の発電量を
制御するオルタネータ制御手段31eとを有するエンジ
ンの制御装置Aを前提とする。そして、エンジンストー
ルの発生条件下にあるエンジンストール発生運転状態を
判定する運転状態判定手段30bと、該運転状態判定手
段30bによりエンジンストール発生運転状態になった
と判定されたとき、前記オルタネータ31の発電量を強
制的に減少させる負荷減少手段30cとを備える構成と
する。
【0017】この構成によれば、運転状態判定手段30
bによりエンジンストール発生運転状態になったことが
判定されると、負荷減少手段30cによりオルタネータ
31の発電量が強制的に減少されるので、オルタネータ
駆動のためのエンジン1の負荷を減少させることがで
き、これにより、エンジン1の運転状態の安定化が図ら
れる。
【0018】請求項8記載の発明では、請求項7記載の
発明における負荷減少手段は、オルタネータの発電量を
エンジン回転数に応じて設定される上限値以下に抑制す
るものとする。このことで、エンジン回転数に応じて設
定されるオルタネータの発電量の上限値は、エンジン回
転数の低下に応じて減少されるので、エンジンストール
発生運転状態では、前記オルタネータの発電量を十分に
小さな値に強制的に減少させることができる。
【0019】請求項9記載の発明では、請求項7記載の
発明におけるオルタネータ制御手段は、オルタネータの
発電量が目標値になるように、該オルタネータの入力軸
回転数に対応して界磁コイルに流す界磁電流を制御する
ように構成され、負荷減少手段は、前記界磁電流がエン
ジン回転数に応じて設定される上限値以下になるよう
に、前記オルタネータ制御手段による制御を規制するも
のとする。
【0020】このことで、オルタネータ制御手段は、通
常は、オルタネータの入力軸回転数が低下しても、発電
量が低下しないように界磁電流を増大させるようにして
いるが、エンジンストール発生運転状態では、界磁電流
がエンジン回転数の低下とともに小さく抑えられるの
で、オルタネータの発電量をエンジン回転数の低下と共
に十分に小さな値まで強制的に減少させることができ
る。
【0021】請求項10記載の発明では、請求項7記載
の発明における負荷減少手段は、オルタネータの発電動
作を強制的に停止させるものとする。このことで、オル
タネータの発電動作を停止させて、その発電量を強制的
に零に減少できる。
【0022】請求項11記載の発明では、エンジンの出
力軸に駆動連結されたオルタネータと、該オルタネータ
により充電される車載バッテリと、該バッテリの電圧が
所定値になるように前記オルタネータの発電量を制御す
るオルタネータ制御手段とを有するエンジンの制御装置
を前提とする。そして、前記オルタネータ制御手段は、
オルタネータの発電量が目標値になるように、該オルタ
ネータの入力軸回転数に対応して、界磁コイルに流す界
磁電流を制御するように構成され、エンジン回転数が所
定以下に低下したとき、エンジンストールの発生条件下
にあるエンジンストール発生運転状態になったと判定す
る運転状態判定手段と、該運転状態判定手段によりエン
ジンストール発生運転状態になったと判定されたとき、
前記オルタネータ制御手段によりエンジン回転数の低下
に対応して行われる界磁電流の増大制御の度合を小さく
させる負荷減少手段とを備える構成とする。
【0023】すなわち、オルタネータ制御手段は、通常
は、オルタネータの入力軸回転数が低下しても、界磁電
流を増大させて発電量を維持できるようにしているが、
エンジン回転数が低下して、運転状態判定手段によりエ
ンジンストール発生運転状態になったと判定されると、
エンジン回転数の低下に対応する界磁電流の増大制御の
度合が負荷減少手段により小さくされる。このことで、
例えばエンジン回転数が急に所定以下に低下した場合、
それと同時にオルタネータの駆動負荷も急増することは
なくなるので、エンジンの運転状態が不安定になること
を防止できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基いて説明する。
【0025】(実施形態1)図1は、本発明の実施形態
1に係るエンジンの制御装置Aを示し、1は直列4気筒
4サイクルガソリンエンジンである。このエンジン1は
4つのシリンダ(気筒)2,2,…(1つのみ図示す
る)を有するシリンダブロック3と、該シリンダブロッ
ク3の上面に組付けられたシリンダヘッド4と、各シリ
ンダ2内に往復動可能に嵌装されたピストン5とを備
え、前記各シリンダ2内にはピストン5及びシリンダヘ
ッド3により囲まれる燃焼室6が区画形成されている。
この各燃焼室6の上部には点火プラグ7が臨設されてい
て、この点火プラグ7は点火時期の電子制御が可能なイ
グナイタ等を含む点火回路8に接続されている。また、
前記各燃焼室6には、吸気通路10により吸気(空気)
が供給され、一方、各燃焼室6の燃焼ガスは排気通路9
から図示しない触媒コンバータを介して大気中に排気さ
れるようになっている。
【0026】前記吸気通路10の上流端はエアクリーナ
11に接続される一方、下流端は4つに分岐し、吸気弁
12を介して各燃焼室6に連通されている。前記吸気通
路10には、エンジン1に実際に吸入される吸入空気量
を検出するホットワイヤ式エアフローセンサ13と、吸
気通路10の断面積を変更するスロットル弁14と、サ
ージタンク15とが上流側から順に配設され、また、後
述のECU(Electronic Control Unit )30からの信
号(噴射パルス)を受けて燃料を噴射供給するインジェ
クタ16,16,…(1つのみ図示する)が、それぞれ
各シリンダ2に対応して吸気弁12の近傍に配設されて
いる。さらに、前記エアクリーナ11には吸気温度を検
出する吸気温センサ17が設けられており、また、前記
シリンダブロック3内のウオータジャケット(図示せ
ず)に臨んで、エンジン水温を検出する水温センサ18
が設けられている。
【0027】前記吸気通路10におけるスロットル弁1
4の上流側及び下流側は互いにISC(Idle Speed Con
trol)バイパス通路(吸気バイパス通路)20により接
続されていて、該ISCバイパス通路20には、この通
路20の断面積を変更するISCバルブ(バイパス吸気
量調整手段)21が設けられている。このISCバルブ
21は後述のECU30からの信号入力を受けて作動す
るアクチュエータ21aにより開閉されて、ISCバイ
パス通路20からエンジン1への吸気量(以下バイパス
吸気量という)を調整するものである。尚、同図におい
て、22は前記スロットル弁14の開度を検出するため
の例えばポテンショメータからなるスロットル開度セン
サである。
【0028】また、前記エンジン1には、電磁ピックア
ップ等からなるクランク角センサ25が設けられてい
る。このクランク角センサ25は、図示しないクランク
軸の端部に設けた被検出用プレート26の外周に対応す
る箇所に配置され、該被検出用プレート26がクランク
角の回転とともに回転されたとき、その外周部に突設さ
れた突起部の通過に対応してパルス信号を出力するよう
になっている。
【0029】前記図1において、30はマイクロコンピ
ュータ等により構成されたコントロールユニット(EC
U)である。このECU30には、エアフローセンサ1
3、吸気温センサー17、水温センサ18、スロットル
開度センサ22、クランク角センサ25等からの各出力
信号が入力される。一方、前記ECU30からは、各イ
ンジェクタ16に対しそれぞれ燃料噴射を制御する信号
(噴射パルス)が出力され、また、点火回路8に対して
各気筒毎に点火時期を制御する信号が出力される。さら
に、前記ECU30からは、ISCバルブ21のアクチ
ュエータ21aに制御信号が出力され、アクチュエータ
21aの作動によりISCバルブ21の開度が変更され
ることで、エンジン1のアイドル回転数制御(以下IS
C制御という)が行われる。
【0030】また、前記ECU30は、エンジン1のク
ランク軸により駆動されるオルタネータ31の発電作動
を制御する。このオルタネータ31は、図2に示すよう
に他励交流発電機により構成され、その内部に、3相の
ステータコイル32と、6個の整流用ダイオードD1〜
D6と、フィールドコイル(界磁コイル)33と、該フ
ィールドコイル33に流れる界磁電流を調整するトラン
ジスタからなボルテージレギュレータ34とを有してい
る。また、前記オルタネータ31は、車載バッテリ36
にヒューズ37を介して接続され、バッテリ電圧が所定
値に保持されるように、車載バッテリ36を充電するよ
うになっている。
【0031】すなわち、前記ECU30の入力端子B1
には、該ECU30の電源としてのバッテリ電圧が供給
されている。また、入力端子B2にはバッテリ36の端
子電圧が入力されるとともに、入力端子Tにはオルタネ
ータ31の内部出力電圧Vtが入力され、図示しない
が、それぞれAD変換器によりデジタル信号に変換され
て、マイクロプロセッサに入力される。一方、前記EC
U30の出力端子Fからの出力は、オルタネータ31の
ボルテージレギュレータ34へ印加され、該ボルテージ
レギュレータ34によりフィールドコイル33に流れる
界磁電流が制御されるようになっている。尚、同図にお
ける38は、図示しないイグニッションスイッチにより
オン又はオフに切替えられるメインリレーであり、39
はオルタネータ31の正常な発電作動時に点灯されるチ
ャージランプである。
【0032】(オルタネータ制御)次に、前記ECU3
0のメモリに電子的に格納されたプログラムに従って実
行されるオルタネータ制御について、図3〜図7に基づ
いて具体的に説明する。
【0033】図3に示すフローチャート図において、ス
テップSA1では、エンジン回転数Ne、バッテリ電圧
Vbat、バッテリの雰囲気温度(以下バッテリ温度)t
hbat等を読み込む。前記エンジン回転数Neはクラン
ク角センサ25からの出力に基づいて求められ、また、
バッテリ温度thbatは吸気温センサ17からの出力に
基づいて求められる。続いて、ステップSA2では、オ
ルタネータ31の入力軸に設けられたプーリの直径に対
するクランクプーリ直径のプーリ比をエンジン回転数N
eに乗算して、オルタネータ回転数Naltを演算する。
【0034】続いて、ステップSA3では、前記ステッ
プSA2で演算されたオルタネータ回転数Naltに基づ
き、予めECU30のメモリに電子的に格納されている
マップf1に従って、現在の入力軸の回転数Naltに対
応するオルタネータ31の最大発電量Iamaxを演算す
る。すなわち、オルタネータ31が発電可能な最大発電
量Iamaxは入力軸の回転数Naltに応じて制限され、図
4のマップf1に示すように、オルタネータ31の入力
軸の回転数Naltが極く低い間は零であり、入力軸回転
数Naltの上昇とともに急増した後、その増加度合が徐
々に小さくなって一定値に近づくように設定されてい
る。
【0035】前記ステップSA3に続くステップSA4
では、ステップSA3で求めた最大発電量Iamaxに発
電制限率f2(Ne)を乗算して、オルタネータ31の
発電制限量Ialmt(オルタネータの発電量の上限値)
を演算する。すなわち、図5に示すように、エンジン回
転数Neがアイドル回転数Ne0(例えば700rpm)よ
りもやや低く設定された所定回転数Ne1(例えば60
0rpm)以上であれば、エンジンストールの発生条件下
(エンジンストール発生運転状態)ではないので、発電
量を制限しない(f2=100%)。一方、エンジン回
転数Neが前記所定回転数Ne1よりも低いとき(例え
ば300rpm〜600rpm)には、エンジンストールの発
生条件下なので、発電制限率f2はエンジン回転数Ne
の低下に応じて徐々に小さくなるように設定されてい
る。尚、エンジン回転数Neが前記所定回転数Ne1よ
りも低いストール回転数Ne2(例えば300rpm)以下
のときには、エンジン1はストールしている(Ne=0
rpm)と考えられる。
【0036】続いて、ステップSA5では、前記ステッ
プSA1で読み込んだバッテリ温度thbatに基づき、
予めECU30のメモリに電子的に格納されているマッ
プf3に従って、現在のバッテリ温度thbatに対応す
る適切なオルタネータ31のレギュレート電圧Vregを
演算する。すなわち、図6のマップf3に示すように、
レギュレート電圧Vregはバッテリ低温時に最大値(例
えば15ボルト)とされる一方、バッテリ温度thbat
が所定温度を超えると温度上昇に伴い急減して、例えば
80°C前後以上の温度状態では、過充電状態にならな
いような所定値(例えば13.5ボルト)に設定されて
いる。
【0037】続いて、ステップSA6〜SA8におい
て、前記ステップSA5で求めたレギュレート電圧Vre
gとステップSA1で読み込んだバッテリ電圧Vbatとに
基づき、比例積分制御則に従って、オルタネータ31の
目標発電量Iaを求める。すなわち、まず、ステップS
A6では、前記レギュレート電圧Vreg及びバッテリ電
圧Vbatの電圧偏差Verr=Vreg−Vbatに比例制御ゲイ
ンKpを乗算して、比例項Iapを求める。
【0038】 Iap = Kp×Verr = Kp×(Vreg−Vbat) 続くステップSA7では、前記電圧偏差Verrに積分制
御ゲインKiを乗算し、その算出値を前回の制御サイク
ルで演算した積分項Iaiに加算して、今回の制御サイ
クルにおける積分項Iaiを求める。その際、前記積分
項Iaiの値はステップSA3で求めた最大発電量Iam
axを越えない範囲に制限される。
【0039】Iai = CLIP(Iai+Ki×Ver
r,0,Iamax) そして、ステップSA8では、前記比例項Iapに積分
項Iaiを加算して、目標発電量Iaを演算する。但
し、その際、該目標発電量Iaの値をステップSA4で
求めた発電制限量Ialmtを越えない範囲に制限する。
【0040】 Ia = CLIP(Iap+Iai,0,Ialmt) 最後に、ステップSA9では、前記ステップSA2で求
めたオルタネータ入力軸の回転数Naltと前記ステップ
SA8で求めた目標発電量Iaとに基づき、予めECU
30のメモリに電子的に格納されているマップf4に従
って、オルタネータ31のフィールドコイル33に適切
な界磁電流が流れるような、ボルテージレギュレータ3
4への制御デューティーfdutyを演算し、該制御デュー
ティーfdutyを出力した後、リターンする。すなわち、
図7のマップf4に示すように、前記制御デューティー
fdutyは、オルタネータ31の入力軸の回転数Naltが
一定であれば、目標発電量Iaが大きいほど大きくなる
ように、また、目標発電量Iaが同じであっても、オル
タネータ回転数Naltが低ければ、その分、大きくなる
ように設定されている。
【0041】つまり、上述のオルタネータ制御によれ
ば、エンジン回転数Neが予め設定した所定回転数Ne
1以上であれば、車載バッテリ36の端子電圧の低下に
対応してオルタネータ31の発電量を増大させるように
しており、一方、エンジン回転数Neが前記所定回転数
Ne1よりも低くなれば、オルタネータの発電量Iaを
エンジン回転数Neに応じて定まる発電制限量Ialmt
以下に制限して、強制的に減少させるようにしている。
このことで、エンジンストールの発生条件下、つまりエ
ンジンストールが発生し易い状態では、エンジン回転数
Neの低下に対応して、エンジン1へのオルタネータ3
1の駆動負荷を減少させることができる。
【0042】前記図3のフローは、全体として、車載バ
ッテリ36のバッテリ電圧が所定値になるようにオルタ
ネータ31の発電量を制御するオルタネータ制御手段3
0eに対応しており、特に、ステップSA4及びステッ
プSA8が、エンジンストール発生運転状態を判定する
運転状態判定手段30bと、該運転状態判定手段30b
によりエンジンストール発生運転状態になったと判定さ
れたとき、前記オルタネータ31の発電量を強制的に減
少させる負荷減少手段30cとに対応している。
【0043】(ISC制御)次に、前記ECU30のメ
モリに電子的に格納されたプログラムに従って実行され
るISC制御について、図8〜図10に基づいて具体的
に説明する。
【0044】図8のフローチャート図に示すISC制御
においては、まず、エンジン1が始動中であるか否かを
判定する。すなわち、同図のステップSB1では、エン
ジン回転数Neがアイドル回転数Ne0よりも高いか否
かを判定し、高いYESならばステップSB2に進ん
で、エンジン1は始動完了して既に運転状態になってい
るので、始動判定フラグFstの値を1とする。一方、前
記ステップSB1でエンジン回転数Neがアイドル回転
数Ne0よりも低いNOと判定されれば、ステップSB
4に進み、今度はエンジンストールか否かを判定する。
すなわち、エンジン回転数Neがストール回転数Ne2
よりも低いYESならばエンジンストールと判定し、ス
テップSB5に進んで、前記始動判定フラグFstをクリ
アする(Fst=0)。一方、エンジン回転数Neが前記
ストール回転数Ne2以上でNOならば、エンジン1は
始動中であると判定し、始動判定フラグFstをクリアせ
ずにステップSB5に進む。
【0045】続いて、ステップSB5では、前記始動判
定フラグFstに基づいて、エンジン1の運転状態を判別
する。すなわち、Fst=1でYESであれば、エンジン
1は始動完了して既に運転状態になっているので、ステ
ップSB12に進む一方、Fst=0でNOであれば、エ
ンジン始動中なのでステップSB6に進む。このステッ
プSB6では、ISCバイパス通路からエンジン1へ供
給するバイパス吸気量の電気負荷に応じた補正を抑制す
るか否かを表す補正抑制フラグFholdの値を0とし、続
くステップSB7で、オルタネータ31の発電量を表す
前記電気負荷補正のための補正パラメータELとして、
上述のオルタネータ制御において演算された目標発電量
Iaをそのまま用いる。
【0046】続いて、ステップSB8では、前記ステッ
プSB7で求めた補正パラメータEL(=Ia)に基づ
き、予めECU30のメモリに電子的に格納されている
マップf5に従って、バイパス吸気量の電気負荷補正量
gELを演算する。この電気負荷補正量gELは、例えば補
正パラメータELに略比例するように設定されている。
続いて、ステップSB9では、バイパス吸気量の基本バ
イパス吸気量gbaseを、エンジン水温thwに基づき、
予めECU30のメモリに電子的に格納されているマッ
プf6に従って、演算する。このマップf6は従来周知
のものを用いればよい。
【0047】そして、ステップSB10では、前記ステ
ップSB8及びステップSB9でそれぞれ求めた電気負
荷補正量gEL及び基本バイパス吸気量gbaseを足し合わ
せて、ISC制御の目標値となるバイパス吸気量gtota
lを求める。続いて、ステップSB11において、前記
バイパス吸気量gtotalに基づき、予めECU30のメ
モリに電子的に格納されているマップf7に従って、必
要なISCバルブ21の開度に対応するISC制御デュ
ーティーidutyを演算する。そして、該ISC制御デュ
ーティーidutyをISCバルブ21のアクチュエータ2
1aに出力し、しかる後リターンする。
【0048】つまり、エンジン始動時には、オルタネー
タ31の目標発電量Iaの増減に応じてバイパス吸気量
gtotalを増減させる従来同様のISC制御を行う。こ
のことで、スタータモータの回転に伴う目標発電量Ia
の増大に応じてバイパス吸気量gtotalも増大するの
で、エンジンの良好な始動性を確保できる。
【0049】これに対し、前記ステップSB5でエンジ
ン1は運転状態になっていると判定されて進んだステッ
プSB12では、エンジン回転数Neに基づいて、エン
ジンストール発生運転状態になっているか否かを判定す
る。すなわち、エンジン回転数Neが所定回転数Ne1
よりも低いYESであれば、エンジン1はストールし易
い状態になっていると判定し、ステップSB13に進
む。また、エンジン回転数Neが前記所定回転数Ne1
以上で、NOであれば、ステップSB15に進む。
【0050】前記ステップSB13では、補正抑制フラ
グFholdの値を1とし、続くステップSB14におい
て、電気負荷補正量のための補正パラメータELの値と
して、前回の制御サイクルで用いた値ELと、オルタネ
ータ制御において演算された目標発電量Iaとのうちの
大きい方の値を採用し、その後、前記ステップSB8〜
ステップSB11に進む。すなわち、図9に示すよう
に、エンジン回転数Neが低下して、エンジンストール
発生条件下になったときには(Ne<Ne1)、エンジ
ン回転数Neの低下に伴いオルタネータ制御の目標発電
量Iaが減少しても、それに伴い小さくなるはずの補正
パラメータELの値をそのときまでの値に保持し、この
ことにより、バイパス吸気量gtotalの減少を抑制し
て、エンジンの運転状態の安定化を図っている。
【0051】尚、前記補正パラメータELの値をそのと
きまでの値に保持する代わりに、予め設定した固定値に
させるようにしてもよく、そのようにすれば、該固定値
を適切に設定することで、前記と同様にバイパス吸気量
gtotalの減少を抑制できる。
【0052】また、前記ステップSB12で、エンジン
回転数Neが所定回転数Ne1以上であるNOと判定さ
れて進んだステップSB15では、オルタネータ制御の
ための目標発電量Iaと前回の制御サイクルで用いられ
た補正パラメータELとを大小比較し、目標発電量Ia
が補正パラメータEL以上でYESであれば、前記ステ
ップSB7に進み、オルタネータ制御で演算された目標
発電量Iaをそのまま補正パラメータELとする。つま
り、エンジン回転数が十分高い通常の運転状態では、従
来同様、オルタネータ31の目標発電量Iaの増減に応
じてバイパス吸気量gtotalを増減させるようにしてい
る。
【0053】一方、前記ステップSB15において、目
標発電量Iaが補正パラメータELよりも小さいNOで
あれば、ステップSB16に進んで、今度は、補正抑制
フラグFholdの値が1であるか否か判定する。そして、
Fhold=0でNOならば前記ステップSB7に進む一
方、Fhold=1でYESならば、ステップSB17に進
んで、補正パラメータELを演算する。すなわち、前回
の制御サイクルで用いた補正パラメータELから所定値
ΔEL(例えば、電流値として0.5A程度)を減算
し、その減算した結果と、オルタネータ制御の目標発電
量Iaとのうちの大きい方を、今回の補正パラメータE
Lの値とし、その後、前記ステップSB8〜ステップS
B11に進む。
【0054】これは、図10に示すように、一旦、エン
ジンストール発生条件下になり(Ne<Ne1)、その
後、エンジン回転数Neが十分に高くなって通常の運転
状態に戻ったときに(Ne≧Ne1)、例えば、車両の
電装品が使用されておらずかつバッテリ36が既に十分
に充電されているような場合には、目標発電量Iaが補
正パラメータELよりも小さくなることがある。このよ
うな場合、エンジン回転数Neが十分に高くなったとき
に直ちにIa=ELとすると、補正パラメータELの値
がそれよりも小さいIaの値に急変し、バイパス吸気量
gtotalの急変に伴いエンジン1の運転状態が大きく変
化して、運転者が不快なショックを感じる虞れがある。
そこで、前記ステップSB16及びSB17に示すよう
に、補正パラメータELの値を一定の割合で徐々に減少
させることで、運転者が不快なショックを感じないよう
にすることができる。
【0055】前記図8のフローにおいて、ステップSB
7〜SB11が、オルタネータ31の目標発電量Ia
(=EL)の増減に応じてISCバルブ21を作動させ
て、バイパス吸気量gtotalを増減制御するバイパス吸
気量制御手段30aに対応しており、また、ステップS
B12が、エンジンストール発生運転状態を判定する運
転状態判定手段30bに対応している。さらに、ステッ
プSB14は、図3のフローのステップSA4及びステ
ップSA8に示す負荷減少手段30cによってオルタネ
ータ31の目標発電量Iaが減少されても、これに伴う
バイパス吸気量gtotalの減少を抑制する吸気量減少抑
制手段30dに対応している。
【0056】したがって、この実施形態1では、エンジ
ン回転数Neが所定回転数Ne1よりも小さくなると、
運転状態判定手段30bによりエンジンストールの発生
運転状態になったことが判定され、この判定に応じて、
負荷減少手段30cによりオルタネータ31の発電量が
強制的に減少される。すなわち、前記オルタネータ31
の目標発電量Iaがエンジン回転数Neに応じて設定さ
れる発電制限量Ialmt以下に抑制され、エンジン回転
数Neの低下に伴いオルタネータ31の発電量が減少さ
れる。このことにより、エンジンストールの発生条件
下、つまりエンジンストールの発生し易い運転状態にお
いて、前記オルタネータ31の駆動のためのエンジン1
の負荷を減少させて、エンジン1の運転状態を安定化で
きる。
【0057】また、上述の如くオルタネータ31の目標
発電量Iaがエンジン回転数Neの低下と共に減少する
とき、これに対応して通常のISC制御が行われると、
バイパス吸気量制御手段30aによりISCバルブ21
の開度が絞られて、ISCバイパス通路20からエンジ
ン1へのバイパス吸気量gtotalが減少することになる
が、この実施形態1では、前記バイパス吸気量制御手段
30aによる制御を吸気量減少抑制手段30dにより抑
えて、バイパス吸気量gtotalの減少を抑制している。
よって、エンジン1への吸気量を十分に確保でき、その
ことによっても、エンジン1の運転状態を安定化でき
る。
【0058】(実施形態2)図11は、本発明の実施形
態2に係るエンジンの制御装置Aを示す。この実施形態
2の制御装置Aは実施形態1のもの(図3参照)と同様
に構成されていて、ECU30によるオルタネータ制御
の手順が一部異なるだけなので、以下、同一の部分には
同一の符号を付し異なる部分だけを詳細に説明する。す
なわち、前記エンジンの制御装置Aは、エンジン回転数
Neに基づいてエンジンストールの発生条件下にあるエ
ンジンストール発生運転状態を判定し、その判定時に、
オルタネータ31のフィールドコイル33に流す界磁電
流を制限することで、該オルタネータ31の発電量を強
制的に減少させるようにしたものである。
【0059】具体的に、図11のフローチャート図にお
いて、ステップSA1〜SA3、及びステップSA5〜
SA7の各ステップは前記実施形態1のオルタネータ制
御における各ステップと同じであり、車載バッテリ36
のバッテリ電圧Vbatとオルタネータ31のレギュレー
ト電圧Vregとの間の電圧偏差Verrに基づいて、目標発
電量の比例項Iapと積分項Iaiとを演算している。
そして、前記ステップSA7に続くステップSA10で
は、前記比例項Iapに積分項Iaiを加算して、目標発
電量Iaを演算する。その際、該目標発電量Iaの値は
ステップSA3で求めた最大発電量Iamaxを越えない
範囲に制限される。
【0060】 Ia = CLIP(Iap+Iai,0,Iamax) 続いて、ステップSA11では、前記ステップSA2で
求めたオルタネータ入力軸の回転数Naltと前記ステッ
プSA10で求めた目標発電量Iaとに基づき、予めE
CU30のメモリに電子的に格納されているマップf4
(図7参照)に従って、ボルテージレギュレータ34へ
の制御デューティーの基本値fduty0を演算する。続く
ステップSA12では、エンジン回転数Neに基づい
て、前記制御デューティーfdutyの上限値fdutylmtを
求める。
【0061】fdutylmt = f8(Ne) この上限値fdutylmtは、図12に示すように、エンジ
ン回転数Neが所定回転数Ne1以上であれば、最大値
(100%)に設定される一方、エンジン回転数Neが
前記所定回転数Ne1よりも低いときには、デューティ
ー比がエンジン回転数Neの低下に応じて徐々に小さく
なるように設定されている。尚、エンジン回転数Neが
ストール回転数Ne2以下のときには、デューティー比
は零にされる。
【0062】そして、ステップSA13では、前記ステ
ップSA11で求めた制御デューティーの基本値fduty
0と、前記ステップSA12で求めた上限値fdutylmtと
のうちの小さい方の値を制御デューティーfdutyとし、
該制御デューティーfdutyをボルテージレギュレータ3
4に出力して、しかる後にリターンする。
【0063】前記図11のフローにおいて、ステップS
A12及びステップSA13が運転状態判定手段30b
と負荷減少手段30cとに対応している。
【0064】したがって、この実施形態2によれば、エ
ンジンストールの発生し易い運転状態では、フィールド
コイル34に流れる界磁電流がエンジン回転数Neの低
下に対応して小さく抑制されるので、オルタネータ31
の発電量を強制的に減少させて、エンジン1への負荷の
減少により該エンジン1の運転状態を安定化できる。
【0065】(実施形態3)図13は、本発明の実施形
態3に係るエンジンの制御装置Aを示す。この実施形態
3の制御装置Aは前記実施形態2のもの(図11参照)
と同様、ECU30によるオルタネータ制御の手順の一
部が、実施形態1のものと異なるだけなので、以下、同
一の部分には同一の符号を付し異なる部分だけを詳細に
説明する。
【0066】前記制御装置Aによるオルタネータ制御で
は、エンジン回転数Neが所定回転数Ne1以上であれ
ば、エンジン回転数Neの低下に伴いオルタネータ31
の入力軸回転数Naltが低下するとき、これに対応して
フィールドコイル33に流れる界磁電流を増大させて、
発電量を維持するようにする一方、前記エンジン回転数
Neが所定回転数Ne1よりも低くなって、エンジンス
トールの発生し易いエンジンストール発生運転状態にな
ったときには、前記界磁電流の増大制御の度合を小さく
させることで、オルタネータ31の駆動負荷の増大を抑
えるようにしたものである。
【0067】具体的に、図13のフローチャート図にお
いて、ステップSA1〜SA3、及びステップSA5〜
SA11の各ステップは前記実施形態2のオルタネータ
制御における各ステップと同じであり、車載バッテリ3
6のバッテリ電圧Vbatとオルタネータ31のレギュレ
ート電圧Vregとに基づいて目標発電量Iaを求め、該
目標発電量Iaと、ステップSA2で求めたオルタネー
タ入力軸の回転数Naltとに基づいて、制御デューティ
ーの基本値fduty0を演算する。
【0068】そして、前記ステップSA11に続くステ
ップSA15では、エンジン回転数Neに基づいて、な
まし係数kfを求める。
【0069】kf = f9(Ne) このなまし係数kfは、図14に示すように、エンジン
回転数Neが所定回転数Ne1以上であれば、最大値
(1.0)に設定される一方、エンジン回転数Neが前
記所定回転数Ne1よりも低いときには、エンジン回転
数Neの低下に応じて徐々に小さくなり、エンジン回転
数Neがストール回転数Ne2以下のときには零になる
ように設定されている。
【0070】続いて、ステップSA16では、今回の制
御サイクルで求めた制御デューティーの基本値fduty0
と前回の制御サイクルで求めた制御デューティーfduty
とを大小比較して、今回の制御デューティーの基本値f
duty0の方が大きいYESであれば、ステップSA17
に進む。このステップSA17では、前記ステップSA
15で求めたなまし係数kfにより今回の基本値fduty
0及び前回の制御デューティーfdutyにそれぞれ重み付
けをして、足し合わせる。
【0071】 fduty = kf×fduty0+(1−kf)×fduty つまり、制御デューティーfdutyを増大させる場合に
は、今回の制御サイクルで演算した基本値fduty0をな
まし処理して、目標発電量Iaに対応する値fduty0と
前回の制御デューティーfdutyとの中間の値とし、この
ことで、界磁電流の増大度合を小さくしている。一方、
前記ステップSA16において、演算した制御デューテ
ィーの基本値fduty0が前回の制御デューティーfduty
以下でNOと判定されれば、ステップSA18に進み、
前記基本制御デューティーfduty0をそのまま今回の制
御デューティーfdutyとして、フィールドコイル33に
出力し、しかる後にリターンする。
【0072】前記図13のフローにおいて、ステップS
A15〜ステップSA17が運転状態判定手段30bと
負荷減少手段30cとに対応している。
【0073】したがって、前記実施形態3によれば、エ
ンジンストールの発生し易い運転状態では、フィールド
コイル34に流れる界磁電流の増大度合が、エンジン回
転数Neが低いほど小さく抑制されて、オルタネータ3
1を駆動するためのエンジン1の負担が低減される。こ
のことで、例えばエンジン回転数Neが急に低下した場
合でも、それと同時にオルタネータ31の駆動負荷も急
増することを防止でき、よって、エンジンの運転状態の
安定化が図られる。
【0074】(他の実施形態)尚、本発明は前記各実施
形態に限定されるものではなく、その他種々の実施形態
を包含するものである。すなわち、前記実施形態1,
2,3はいずれも、エンジンストールの発生し易い状態
になったとき、オルタネータ31の駆動負荷を抑制する
とともに、バイパス吸気量gtotalの減少を抑えるよう
にしているが、該バイパス吸気量gtotalの制御は行わ
なくてもよい。
【0075】また、前記実施形態1及び2では、エンジ
ンストールの発生し易い状態になったとき、オルタネー
タ31の発電量を強制的に減少させて、エンジン1への
負荷を低減させるようにしており、実施形態3では、エ
ンジンストールの発生し易い状態になったとき、少なく
ともオルタネータ31の発電量の増大度合を抑制して、
エンジン1への負荷増大を緩和するようにしているが、
これに限らず、例えば、エンジンストールの発生し易い
状態になったときには、オルタネータ31の発電作動を
停止させるようにしてもよい。
【0076】また、前記実施形態1,2,3では、いず
れもエンジン1外部負荷として、主にオルタネータ31
の駆動負荷に着目しているが、これに限らず、前記外部
負荷としては、例えば空調装置のコンプレッサの駆動負
荷や前照灯、ワイパーの作動に伴う車両の電気負荷等が
考えられる。そこで、エンジンストールの発生し易い状
態になったときには、前記コンプレッサ、前照灯、ワイ
パー等の作動を制限するようにしてもよい。
【0077】さらに、前記実施形態1,2,3における
運転状態判定手段30bは、いずれもエンジン回転数N
eが所定回転数Ne1よりも低くなったときに、エンジ
ンストールの発生条件下にあるエンジンストール発生運
転状態になったと判定するように構成しているが、これ
に限るものではない。すなわち、例えば、エンジン1
に、該エンジン1の出力を車輪側へ伝達する伝動状態
と、エンジン出力を遮断する遮断状態とのいずれか一方
に切替えられるクラッチ機構が接続されている場合に
は、車両の減速中に前記クラッチ機構が遮断状態にされ
たときにエンジンストール発生運転状態であると判定す
るようにしてもよい。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明におけるエンジンの制御装置によれば、エンジンスト
ールの発生条件下にあるエンジンストール発生運転状態
になったとき、負荷減少手段によりエンジンの外部負荷
を強制的に減少させるとともに、該外部負荷の減少に伴
うエンジンへの吸気量の減少を吸気量減少抑制手段によ
り抑えることで、エンジンへの十分な吸気量を確保する
ことができ、よって、エンジンの運転状態の安定化が図
られる。
【0079】請求項2記載の発明によれば、エンジンス
トール発生運転状態になったとき、そのときのバイパス
吸気量制御手段による制御量を保持させることで、エン
ジンへの吸気量を確保できる。
【0080】請求項3記載の発明によれば、エンジンス
トール発生運転状態になったとき、バイパス吸気量制御
手段による制御量を予め設定した固定値に変更させるこ
とで、エンジンへの吸気量を確保できる。
【0081】請求項5記載の発明によれば、エンジン回
転数の低下に基づいて、エンジンストール発生運転状態
を確実に判定できる。
【0082】請求項6記載の発明によれば、車両減速中
のクラッチ操作に伴うエンジンの運転状態の不安定を防
止できる。
【0083】また、請求項7記載の発明におけるエンジ
ンの制御装置によれば、エンジンストールの発生条件下
にあるエンジンストール発生運転状態になったとき、負
荷減少手段によりオルタネータの発電量を強制的に減少
させることで、エンジンの負荷を減少させて、エンジン
の運転状態の安定化が図られる。
【0084】請求項8記載の発明によれば、エンジンス
トール発生運転状態において、オルタネータの発電量を
エンジン回転数の低下とともに強制的に減少させること
ができる。
【0085】請求項9記載の発明によれば、請求項8記
載の発明と同様、エンジンストール発生運転状態で、オ
ルタネータの発電量をエンジン回転数の低下とともに強
制的に減少させることができる。
【0086】請求項10記載の発明によれば、オルタネ
ータの発電動作を停止させることで、その発電量を強制
的に零に減少できる。
【0087】請求項11記載の発明におけるエンジンの
制御装置によれば、エンジンストールの発生条件下にあ
るエンジンストール発生運転状態になったときに、オル
タネータの界磁電流の増大度合を小さくさせることで、
エンジンの運転状態の不安定化を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係るエンジンの制御装置
の全体構成を示す構成図である。
【図2】オルタネータの回路構成を示す概略構成図であ
る。
【図3】オルタネータ制御の手順を示すフローチャート
図である。
【図4】オルタネータの最大発電量を入力軸の回転数に
対応づけて設定したマップ図である。
【図5】オルタネータの発電量を制限するための発電制
限率をエンジン回転数に対応づけて設定したマップ図で
ある。
【図6】オルタネータのレギュレート電圧をバッテリの
雰囲気温度に対応づけて設定したマップ図である。
【図7】オルタネータの界磁電流の制御デューティー
を、目標発電量及び入力軸回転数に対応づけて設定した
マップ図である。
【図8】ISC制御の手順を示すフローチャート図であ
る。
【図9】エンジン回転数が所定回転数よりも低く落ち込
んで、その後、回復する場合の、該エンジン回転数の変
化と、これに伴う目標発電量、補正パラメータ値及び補
正抑制フラグの変化を互いに対応づけて示すタイムチャ
ート図である。
【図10】エンジン回転数が所定回転数以上に回復した
ときに目標発電量が補正パラメータ値よりも低い場合に
ついて示す、図9相当図である。
【図11】本発明の実施形態2に係る図3相当図であ
る。
【図12】制御デューティーの上限値をエンジン回転数
に対応づけて設定したマップ図である。
【図13】本発明の実施形態3に係る図3相当図であ
る。
【図14】制御デューティーのなまし係数をエンジン回
転数に対応づけて設定したマップ図である。
【符号の説明】
1 エンジン 10 吸気通路 14 スロットル弁 20 ISCバイパス通路(吸気バイパス通
路) 21 ISCバルブ(バイパス吸気量調整手
段) 30a バイパス吸気量制御手段 30b 運転状態判定手段 30c 負荷減少手段 30d 吸気量減少抑制手段 30e オルタネータ制御手段 31 オルタネータ 33 フィールドコイル(界磁コイル) 36 車載バッテリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 沼 聖司 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの吸気通路におけるスロットル
    弁をバイパスする吸気バイパス通路と、 前記吸気バイパス通路の流路断面積を変更して、エンジ
    ンへの吸入空気量を調整するバイパス吸気量調整手段
    と、 エンジン外部負荷が増大したとき、前記吸気バイパス通
    路の流路断面積を増大させる一方、前記外部負荷が減少
    したとき、前記吸気バイパス通路の流路断面積を減少さ
    せるように前記バイパス吸気量調整手段を作動させるバ
    イパス吸気量制御手段とを備えたエンジンの制御装置に
    おいて、 エンジンストールの発生条件下にある所定のエンジンス
    トール発生運転状態を判定する運転状態判定手段と、 前記運転状態判定手段によりエンジンストール発生運転
    状態になったと判定されたとき、エンジンの外部負荷を
    強制的に減少させる負荷減少手段と、 前記負荷減少手段によりエンジンの外部負荷が減少され
    ることに伴う前記吸気バイパス通路による吸気量の減少
    を抑制する吸気量減少抑制手段とを備えていることを特
    徴とするエンジンの制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 吸気量減少抑制手段は、バイパス吸気量制御手段に、エ
    ンジンストール発生運転状態が運転状態判定手段により
    判定されたときの制御量を保持させるものであることを
    特徴とするエンジンの制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 吸気量減少抑制手段は、バイパス吸気量制御手段による
    制御量を予め設定した固定値に変更させるものであるこ
    とを特徴とするエンジンの制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 エンジンの外部負荷は、エンジンの出力軸により駆動さ
    れるオルタネータの発電量であり、 負荷減少手段は、前記オルタネータの発電量を強制的に
    減少させるものであることを特徴とするエンジンの制御
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 運転状態判定手段は、エンジン回転数が所定以下に低下
    したときに、エンジンストール発生運転状態であると判
    定するものであることを特徴とするエンジンの制御装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1において、 エンジンの出力を車輪側へ伝達する伝動状態又は伝達遮
    断する遮断状態のいずれか一方に切替えられるクラッチ
    機構が設けられ、 運転状態判定手段は、車両の減速中に前記クラッチ機構
    が伝達遮断状態になったとき、エンジンストール発生運
    転状態であると判定するものであることを特徴とするエ
    ンジンの制御装置。
  7. 【請求項7】 エンジンの出力軸に駆動連結されたオル
    タネータと、該オルタネータにより充電される車載バッ
    テリと、該バッテリの電圧が所定値になるように前記オ
    ルタネータの発電量を制御するオルタネータ制御手段と
    を有するエンジンの制御装置において、 エンジンストールの発生条件下にある所定のエンジンス
    トール発生運転状態を判定する運転状態判定手段と、 前記運転状態判定手段によりエンジンストール発生運転
    状態になったと判定されたとき、前記オルタネータの発
    電量を強制的に減少させる負荷減少手段とを備えている
    ことを特徴とするエンジンの制御装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 負荷減少手段は、オルタネータの発電量をエンジン回転
    数に応じて設定される上限値以下に抑制するものである
    ことを特徴とするエンジンの制御装置。
  9. 【請求項9】 請求項7において、 オルタネータ制御手段は、オルタネータの発電量が目標
    値になるように、該オルタネータの入力軸回転数に対応
    して、界磁コイルに流す界磁電流を制御するように構成
    されており、 負荷減少手段は、前記界磁電流がエンジン回転数に応じ
    て設定される上限値以下になるように、前記オルタネー
    タ制御手段による制御を規制するものであることを特徴
    とするエンジンの制御装置。
  10. 【請求項10】 請求項7において、 負荷減少手段は、オルタネータの発電動作を強制的に停
    止させるものであることを特徴とするエンジンの制御装
    置。
  11. 【請求項11】 エンジンの出力軸に駆動連結されたオ
    ルタネータと、該オルタネータにより充電される車載バ
    ッテリと、該バッテリの電圧が所定値になるように前記
    オルタネータの発電量を制御するオルタネータ制御手段
    とを有するエンジンの制御装置において、 前記オルタネータ制御手段は、オルタネータの発電量が
    目標値になるように、該オルタネータの入力軸回転数に
    対応して、界磁コイルに流す界磁電流を制御するように
    構成されており、 エンジン回転数が所定以下に低下したとき、エンジンス
    トールの発生条件下にあるエンジンストール発生運転状
    態になったと判定する運転状態判定手段と、 前記運転状態判定手段によりエンジンストール発生運転
    状態になったと判定されたとき、前記オルタネータ制御
    手段によりエンジン回転数の低下に対応して行われる界
    磁電流の増大制御の度合を小さくさせる負荷減少手段と
    を備えていることを特徴とするエンジンの制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7528585B2 (en) 2006-04-21 2009-05-05 Denso Corporation Vehicle-use power generation control apparatus

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