JPH11350823A - 開き扉構造及び開き扉用の枢支金具 - Google Patents

開き扉構造及び開き扉用の枢支金具

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JPH11350823A
JPH11350823A JP18956398A JP18956398A JPH11350823A JP H11350823 A JPH11350823 A JP H11350823A JP 18956398 A JP18956398 A JP 18956398A JP 18956398 A JP18956398 A JP 18956398A JP H11350823 A JPH11350823 A JP H11350823A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ピボット軸を上下動可能とし、扉の取外しが簡
単に行える枢支金具の提供。 【解決手段】扉の上下に枢支金具10,30を設けて回
動可能に構成した扉において、一方の枢支金具10は、
ケース11から突出し、水平方向に延びるツマミ18に
より上下動可能で、バネにより突出する方向に付勢され
たピボット軸17により構成され、他方の枢支金具30
はピボット軸37の一端がケース31から外方に突出
し、他端はケース内で水平に移動可能にケースに収めら
れ、締め付けネジ39を締め付けることによりケース内
の調整された位置に固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、枢支金具を用いて
枢支される開き扉構造および開き扉を開口部に枢支させ
るための開き扉用の枢支金具に関する技術である。
【0002】
【従来技術】家具、下駄箱等の収納体の開口部に開き扉
を設ける方法として、枢支金具を用いる方法が提案され
ており、枢支金具としてピボット軸を有するピボットを
用いて開き扉を設けている。
【0003】収納体はその天板と地板の端部にピボット
軸が嵌入される嵌入穴を形成するとともに、扉にはその
一端の上面と下面にピボット軸が扉の上下面より突出す
るように設け、各嵌入穴に扉の上下面のピボット軸を嵌
入させ、収納体に開き扉を枢支させ回動自在に構成す
る。
【0004】
【発明の解決しようとする課題】開き扉はその使用にお
いて、枢支金具のゆるみ、枢支金具の変形、嵌入穴の摩
耗などにより、反枢支側が垂れてくることがある。その
扉の垂れにより、扉の下面と地板との接触が発生し、扉
の下面、地板の表面を摩耗したり、扉が開閉しづらくな
る問題が発生する。このため、垂れた扉を収納体から外
し、扉下面のピボット軸に間隔調整用のワッシャーを挿
入し、扉を再度取り付けている。
【0005】そのため、調整時に扉を外さなくてはなら
ず、扉の調整量が再度取り付けた後にしか確認できない
など煩雑で、手間のかかるものであった。また、扉の反
枢支側が垂れたまま、扉全体を持ち上げることとなり、
扉自身、天板、側板との新たな接触の発生するおそれが
あり、その調整量がわずかな状態であり、調整後再度の
扉の垂れによる調整の必要があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の問題点を解決する
ために、本発明の発明者は、扉の上下に枢支金具を設け
て回動可能に構成した開き扉構造において、上下いずれ
か一方の枢支金具は、ピボット軸の一端がバネによりケ
ースから外方に突出し、ピボット軸の他端に該ピボット
軸をケース内に収納可能にするピボット軸より水平方向
に延出するツマミが設けられるとともに、
【0007】該ツマミは表面に露出するように設けら
れ、ケースに納められたピボット軸をケースより出没自
在に構成されており、他方の枢支金具は、ピボット軸の
一端がケースから外方に突出し、他端にはケース内に納
められる締め付けネジ穴が設けられ、かつピボット軸が
ピボット軸の突出する方向に対して水平に可動するよう
にケース内に納められるとともに、ピボット軸の他端に
設けられる締め付けネジ穴にケース外側から締め付けネ
ジを螺合することによりピボット軸が固定されるように
構成される開き扉構造を発明したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】開き扉構造を図面に基づいて説明
する。本発明は、主にタンス、クローゼット、キッチン
キャビネット、下駄箱や玄関収納などの内部に物品が収
納される収納体50前面の開口部に設けられる開き扉構
造である。
【0009】扉54は無垢の木材、合板、集成材、単板
積層材、パーティクルボード、木質繊維板、オリエンテ
ッドストランドボードなどの木質板や、合成樹脂を成形
して板材とした合成樹脂板、アルミニウム板、ステンレ
ス板などの金属板をそれぞれ単体あるいは複合して得ら
れるものであって、それらの表面に必要に応じて塗装、
印刷、化粧紙や化粧合成樹脂シート等を貼着して化粧を
施され、単体で構成されたり、框組みやフラッシュ構造
などの方法によって構成される。
【0010】図1は、本開き扉構造によって得られる開
き扉56の一実施例を示すものである。すなわち、本発
明開き扉56は扉54の上下に枢支金具10,30を設
けて回動可能に構成した開き扉56構造において、上下
いずれか一方の枢支金具は、ピボット軸17の一端がバ
ネ20によりケース11から外方に突出し、ピボット軸
17の他端に該ピボット軸17をケース11内に収納可
能にするピボット軸17より水平方向に延出するツマミ
18が設けられるとともに、
【0011】該ツマミ18は表面に露出するように設け
られ、ケースに納められたピボット軸17をケース11
より出没自在に構成されており、他方の枢支金具30
は、ピボット軸の一端がケースから外方に突出し、他端
にはケース31内に納められる締め付けネジ穴38が設
けられ、かつピボット軸37がピボット軸37の突出す
る方向に対して水平に可動するようにケース31内に納
められるとともに、ピボット軸37の他端に設けられる
締め付けネジ穴38にケース31外側から締め付けネジ
39を螺合することによりピボット軸37が固定される
ように構成される。
【0012】枢支金具10、30は以下に説明するよう
な枢支金具が用いられる。枢支金具10は図4のよう
に、ピボット軸17の一端がバネ20によりケース11
から外方に突出し、ピボット軸17の他端に該ピボット
軸17をケース11内に収納可能にするピボット軸17
より水平方向に延出するツマミ18が設けられる。
【0013】該ツマミ18は表面に露出するようにケー
ス11に納められたピボット軸17をケース11より出
没自在に形成されている。
【0014】この枢支金具10は、主にケース11、ピ
ボット軸17、バネ20から構成される。ケース11
は、金属や合成樹脂を成型して得られるもので、ケース
11のピボット軸17が突出する面にはピボット軸17
が突出するピボット穴12が形成され、扉54への取り
付け後に表面になる面にはピボット軸12の突出する方
向に長く、ピボット軸12から延出するツマミ18が露
出するツマミ穴13が形成される。
【0015】ケース11の内部は、ピボット軸17およ
びバネ20の寸法に合わせて構成されるもので、ピボッ
ト軸17およびバネ20が収容される空間となってい
る。
【0016】ケース11の外部形状は、図5に示すとお
り、扉54の座掘り部55内に嵌入される部分が略円筒
形に形成され、ピボット穴12およびツマミ穴13が形
成される面は幅広とし、つば部14が設けられる。つば
部14を設けることにより、枢支金具10が座掘り部5
5内に嵌入するときに生じる扉54と枢支金具10間の
隙間を隠蔽できるとともに、
【0017】枢支金具10が扉54の座掘り部55への
嵌入する深さを規制することができる。本実施例ではつ
ば部14を設けたが、必ずしも設けなくてはならないも
のではなく、さらに外部形状を略円筒形としたが、これ
に限定されるものではなく、直方体や他の形状でもかま
わない。
【0018】枢支金具10の座掘り部55内に嵌入され
る外側面には図6のように細かい凸部15を設け、座掘
り部55内に引っかかりやすくし、抜けにくくしている
が、設けなくてもよい。
【0019】ケース11のツマミ穴13が設けられる面
の反対側にはふた16が設けられ、ケース11内にピボ
ット軸17およびバネ20が収容され、ケース11をふ
た16で閉じることにより、枢支金具10が形成され
る。
【0020】ピボット軸17の径はケース11のピボッ
ト穴12の径にほぼ等しく構成される。ピボット軸17
の頭部は太く構成されている。ピボット軸17には、ピ
ボット軸17のケース11内に納められる側の端部に水
平方向に延出するツマミ18が設けられる。ツマミ18
のピボット軸17の突出方向側端面は切り欠かれてお
り、ピボット軸17が外方に突出している場合でも、ツ
マミ穴13内面とツマミ18との間に隙間ができるよう
にしておき、ツマミ18を作動させやすくしておく。
【0021】ツマミ18はケース11に設けられるツマ
ミ穴13より露出し、ツマミ18を下げることにより、
突出しているピボット軸17をケース11内に引っ込め
ることができる。
【0022】実施例においては、ツマミ18表面はケー
ス11表面と面一になっているが、ツマミ18はケース
11表面から突出していてもよいし、引っ込んでいても
よい。
【0023】ピボット軸17の底部にはバネ20の幅と
等しく、バネ20がもっとも縮んだ状態の高さと等しい
大きさのバネ収容穴19が設けられる。バネ収容穴19
にはピボット軸17を突出させるバネ20の先端が嵌入
するとともに、ツマミ18を押し下げた際に縮んだバネ
20が収容される。
【0024】ピボット軸17の高さは、ケース11内側
の最下面からケース11のピボット穴12が設けられる
面までの高さと等しい寸法に構成し、ツマミ18によっ
てピボット軸17をケース11内に引っ込めたときにピ
ボット軸17がケース11内に納まるようにする。
【0025】バネ20は、コイルバネなどの弾性体が用
いられ、ケース11内面とケース11内に納められるピ
ボット軸17のバネ収納穴19間に挿入され、ピボット
軸17をケース11より押し出してピボット軸17をケ
ース11から外方に突出させる。
【0026】本枢支金具10はこのような構成であるの
で、平時にはケース11より外方に突出しているピボッ
ト軸17をツマミ18を作動させることによって、容易
にケース11内に引っ込めることができる。
【0027】このような枢支金具10が開き扉56に設
けられれば、開き扉56の取り付け、取り外しを行なう
際に、ピボット軸17がツマミ18を作動させるだけで
ケース11内に引っ込み、開き扉56の枢支が解除され
るので、開き扉56の取り付けや取り外しが容易に行な
うことができる。
【0028】図8〜10は枢支金具30が示されてお
り、ピボット軸37の一端がケース31から外方に突出
し、他端にはケース31内に納められる締め付けネジ穴
38が設けられ、かつピボット軸37がピボット軸37
の突出する方向に対して水平に可動するようにケース3
1内に納められるとともに、ピボット軸37の他端に設
けられる締め付けネジ穴38にケース31外側から締め
付けネジ38を螺合することによりピボット軸37が固
定されている。
【0029】この枢支金具30は、主にケース31、ピ
ボット軸37、締め付けネジ39から構成される。ケー
ス31は、金属や合成樹脂を成型して得られるもので、
ケース31のピボット軸37が突出する面にはピボット
軸37が突出する方向に直交する向きに長くピボット穴
32が形成されるとともに、扉54への取り付け後に表
面になる面にはピボット軸37の突出する方向に対して
水平方向に長く、締め付けネジ39が螺合する調整穴3
3が形成される。
【0030】図9では、ケース31表面から一段下がっ
たところに締め付けネジ39の頭部40が収容される空
間33′が形成され、空間33′の中央寄りに該空間3
3′よりも狭小な調整穴33が設けられているが、頭部
40が収容される空間33′を設けずにケース31表面
にじかに調整穴33を設け、締め付けネジ39の頭部4
0がケース31より突出した形にしてもよい。
【0031】ケース31の内部は、ピボット軸37が水
平方向に可動できるように構成されるもので、ピボット
軸37およびピボット軸37に螺合する締め付けネジ3
9が収容される。
【0032】ケース31の外部形状は、扉54の座掘り
部55内に嵌入される部分が略円筒形に形成され、ピボ
ット穴32および調整穴33が形成される面は幅広と
し、つば部34が設けられる。つば部34を設けること
により、枢支金具30が座掘り部55内に嵌入するとき
に生じる扉54と枢支金具30間の隙間を隠蔽できると
ともに、
【0033】枢支金具30が扉54の座掘り部55への
嵌入する深さを規制することができる。本実施例ではつ
ば部34を設けたが、必ずしも設けなくてはならないも
のではなく、さらに外部形状を略円筒形としたが、これ
に限定されるものではなく、直方体や他の形状でもかま
わない。
【0034】枢支金具30の座掘り部55内に嵌入され
る外側面には、細かい凸部35を設け座掘り部55内に
引っかかりやすくし、抜けにくくしているが、設けなく
てもよい。
【0035】ケース31の調整穴33が設けられる面の
裏面側にはふた36が設けられ、ケース31内にピボッ
ト軸37および締め付けネジ39が収容され、ケース3
1をふた36で閉じることにより、枢支金具30が形成
される。
【0036】ピボット軸37には、ピボット軸37のケ
ース31内に納められる側の端部に締め付けネジ39が
螺合する締め付けネジ穴38が設けられる。締め付けネ
ジ穴38にケース31に設けられる調整穴33より進入
する締め付けネジ39が螺合することにより、ピボット
軸37をケース31内の任意場所に固定することができ
る。
【0037】締め付けネジ39はケース31の調整穴3
3からピボット軸37の締め付けネジ穴38に螺合し、
締め付けネジ39の頭部40とピボット軸37がケース
31の調整穴33を表裏面から締め付けることによっ
て、ピボット軸37を固定する。
【0038】本枢支金具30はこのような構成であるの
で、締め付けネジ39をゆるめることによって、ピボッ
ト軸37を左右に可動させることができる。このような
枢支金具30が開き扉56に設けられれば、開き扉56
の左右方向の位置調整が収納体50に取り付けられたま
ま行なうことができるので、開き扉56の調整が容易に
行なうことができる。
【0039】以上のように構成される開き扉56上方と
下方に設けられる枢支金具10,30は、図1,3のよ
うに、扉54裏面の取り付け位置に形成される座掘り部
55内に、ピボット軸17,37が開き扉56上面ある
いは下面から突出し、開き扉56裏面にツマミ18が露
出するようにあるいは、締め付けネジ38が螺合し調整
できるよう嵌入されて設けられる。
【0040】座掘り部55への枢支金具10,30の取
り付けは、座掘り部55内あるいは、枢支金具10,3
0の外面に接着剤を塗布して、枢支金具10,30の嵌
入と同時に接着が行なわれるようにしてもよいし、図示
しないが枢支金具10,30に固定ビス穴を形成し、固
定ビス穴に固定ビスを螺合して固定してもよい。
【0041】本実施例では扉54裏面に座掘り部55を
設けて枢支金具10,30を座掘り部55に嵌入させた
が、扉54側面に座掘り部55を設けて(図示せず)枢
支金具を該座掘り部55に嵌入させたり、座掘り部55
を設けずに、扉54裏面あるいは扉54側面に枢支金具
10,30をそのまま接着剤や固定ビスなどで固着して
もよい。
【0042】図1において、開き扉56上方に設けられ
る枢支金具10は、平時にはピボット軸17がバネ20
により開き扉56上方に突出しているが、ツマミ18を
作動させる(下げる)ことによって、ピボット軸17を
ケース11内、言い換えれば開き扉56内に引っ込ませ
ることができる。
【0043】一方、開き扉56下方に設けられる枢支金
具30は、平時にはピボット軸37がケース31左右方
向のほぼ中央で締め付けネジ39により固定されている
が、締め付けネジ39をゆるめることによって、ピボッ
ト軸37がケース31内で左右方向に可動し、ピボット
軸37の左右方向の位置を調整することができる。
【0044】このような開き扉56が図2のように天板
51の右端下面と地板52の右端上面に嵌入穴53が設
けられた収納体50に取り付けられる。嵌入穴53は、
直接天板51や地板52に穿設してもよいし、あらかじ
め天板51や地板52に嵌入穴53を有する座を埋め込
んでおき、座に設けられた嵌入穴53にピボット軸1
7,37を嵌入させてもよい。
【0045】次に開き扉56の収納体50開口部への取
り付け方法を説明する。まず地板52の嵌入穴53に、
開き扉56下方に設けられる枢支金具30の外方に突出
するピボット軸37を嵌入させる。
【0046】次に、地板52の嵌入穴53にピボット軸
37が嵌入された状態で、開き扉56上方に設けられる
枢支金具10のツマミ18を下げ、ピボット軸17をケ
ース11内(開き扉56内)に引っ込ませながら、天板
51の嵌入穴53の直下に枢支金具10がくるように開
き扉56を起こす。
【0047】そして、枢支金具10の下げていたツマミ
18を解放して、再びピボット軸17が突出してピボッ
ト軸17が天板51の嵌入穴53に嵌入することによっ
て、開き扉56が収納体50に回動自在に取り付けられ
る。
【0048】開き扉56を取り外すときは、ツマミ18
を下げて天板51の嵌入穴53へのピボット軸17の嵌
入を解除すれば容易に収納体50から取り外すことがで
きる。
【0049】枢支金具10のピボット軸17がツマミ1
8によって、開き扉56内に引っ込ませることができる
ので、容易に開き扉56の取り付け、取り外しを行なう
ことができる。開き扉56が垂れた場合は、次のように
して開き扉56の位置調整を行なう。
【0050】開き扉56が収納体50に取り付けられた
状態で、開き扉56の下方に設けられている枢支金具3
0の締め付けネジ39をゆるめる。締め付けネジ39を
ゆるめると、開き扉56の下方に設けられた枢支金具3
0のピボット軸37が左右(図2の矢印の方向)に動
き、開き扉56が開き扉56の上方に設けられた枢支金
具10のピボット軸17を中心にして左右に可動し、左
右方向の位置を調整できる。
【0051】この締め付けネジ39をゆるめた状態で、
開き扉56が天板、側板、地板、隣接する扉などのほか
の部位に接触しない位置に調整し、開き扉56が動かな
い程度に締め付けネジ39を仮固定する。
【0052】開き扉56を閉めてみて、開き扉56がほ
かの部位に接触しなければ締め付けネジ39を本固定
し、調整作業が完了する。まだ開き扉56が接触するよ
うであれば、上記と同じ要領で調整を行なう。
【0053】本発明では、なかば開き扉56が収納体5
0に固定された状態で開き扉56の位置調整を行なうた
めに、開き扉56の調整をするたびに収納体50から開
き扉56を外さなくてもよく、調整作業が容易になる。
また収納体50内部の掃除などのために開き扉56を外
す際でも、枢支金具10のピボット軸17を容易に引っ
込ませることができるので、開き扉56を容易に取り外
すことができる。
【0054】本実施例では、ツマミ18によってピボッ
ト軸17を上下できる枢支金具10を開き扉56裏面の
左端上方に、ピボット軸37を左右方向に可動できる枢
支金具30を開き扉56裏面の左端下方に設けたが、枢
支金具10,30は開き扉56の右端に設けてもよい
し、上方と下方に設けられる枢支金具10,30を逆転
させて用いることもできる。また本実施例では、左右方
向に開く開き扉に適用したが、上下方向に開く開き扉に
も適用することができる。
【0055】
【発明の効果】本開き扉構造は開き扉の一方にピボット
軸がツマミの作動によって、ケースより出没自在に形成
される枢支金具を設けているため、ツマミの作動により
ピボット軸を引っ込ませることができ、開き扉の取り付
け、取り外しが容易にでき、開き扉が設けられる収納体
内の掃除などが行ないやすくなる。
【0056】開き扉の他方にピボット軸が突出する方向
に対して水平に可動するようにケース内に納められると
ともに、締め付けネジを螺合することにより、該ピボッ
ト軸が固定されるように構成されているので、扉の位置
調整を行なうときに扉を取り外さなくてもよくなり、調
整作業が容易にできる。したがって、従来できなかった
扉の左右方向の位置調整ができるようになり、扉が隣接
する扉や側板などを擦ったり、扉と扉あるいは、扉と側
板の間隔が上から下まで一定でないなどの扉が垂れるこ
とによって生じる従来解決できなかった問題を解決する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 扉の上下に枢支金具を設けたときの正面図、
【図2】 収納体の開口部に枢支金具で扉を取り付けた
状態を示す斜視図、
【図3】 扉の座掘り部に枢支金具を嵌合させる際の状
態を示す斜視図、
【図4】 一方の枢支金具の正面図、
【図5】 一方の枢支金具の背面図、
【図6】 一方の枢支金具の側面図、
【図7】 (a)(b)一方の枢支金具においてツマミ
の作動によりピボット軸の出没の状態を示す図4のA−
A線断面図、
【図8】 他方の枢支金具の正面図、
【図9】 図8のB−B線断面図、
【図10】 図9のC−C線断面図、
【符号の説明】
10,30:枢支金具、11,31:ケース、12,3
2:ピボット穴、13:ッマミ穴、14,34:つば
部、15,35:凸部、16,36:ふた、17,3
7:ピボット軸、18:ツマミ、19:バネ収容穴、2
0:バネ、33:調整穴、33′:締め付けネジの頭部
が納まる空間、38:締め付けネジ穴、39:締め付け
ネジ、40:締め付けネジの頭部、50:収納体、5
1:天板、52:地板、53:嵌入穴、54:扉、5
5:座掘り部、56:開き扉。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年6月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年5月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の問題点を解決する
ために、本発明者は、扉の上下に枢支金具を設けて回動
可能に構成した開き扉構造において、上下いずれかの一
方の枢支金具は、ピボット軸の一端がバネによりケース
から外方に突出し、ピボット軸の他端に該ピボット軸を
ケース内に収納可能にする様にピボット軸の突出方向に
対して垂直方向に延出するツマミが設けられるととも
に、該ツマミは表面に露出するように設けられ、ケース
に納められることにより、ピボット軸をケースから出没
自在に構成させており、
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】他方の枢支金具は、ピボット軸の一端がケ
ースから外方に突出し、ピボット軸の他端には、ケース
内に納められる締め付けネジ穴がピボット軸の突出方向
に対して垂直方向に設けられ、かつピボット軸がピボッ
ト軸の突出する方向および締め付けネジのねじ込み方向
の両方向に対して垂直方向に可動するようにケース内に
納められるとともに、該締め付けネジ穴にケース外側か
ら締め付けネジを扉の取り付け面に対して垂直にねじ込
み、螺合することにより、ピボット軸が固定されるよう
に構成される開き扉構造を発明したものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】図1は、本開き扉構造によって得られる開
き扉56の一実施例を示すものである。すなわち、本発
明の開き扉56は扉54の上下に枢支金具10、30を
設けて回動可能に構成した開き扉構造56において、上
下いずれかの一方の枢支金具は、ピボット軸17の一端
がバネ20によりケース11から外方に突出し、ピボッ
ト軸17の他端に該ピボット軸17をケース11内に収
納可能にする様にピボット軸17の突出方向に対して垂
直方向に延出するツマミ18が設けられるとともに、該
ツマミ18は表面に露出するように設けられ、ケース1
1に納められることにより、ピボット軸17をケース1
1から出没自在に構成させており、
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】他方の枢支金具30は、ピボット軸37の
一端がケース31から外方に突出し、ピボット軸37の
他端には、ケース31内に納められる締め付けネジ穴3
8がピボット軸37の突出方向に対して垂直方向に設け
られ、かつピボット軸37がピボット軸37の突出する
方向および締め付けネジ39のねじ込み方向の両方向に
対して垂直方向に可動するようにケース31内に納めら
れるとともに、該締め付けネジ穴38にケース31外側
から締め付けネジ39を扉の取り付け面に対して垂直に
ねじ込み、螺合することにより、ピボット軸37が固定
されるように構成される開き扉構造を発明したものであ
る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】枢支金具10,30は以下に説明するよう
な枢支金具が用いられる。枢支金具は図4のように、ピ
ボット軸17の一端がバネ20によりケース11から外
方に突出し、ピボット軸17の他端に該ピボット軸17
をケース11内に収納可能にする様にピボット軸17の
突出方向に対して垂直方向に延出するツマミ18が設け
られる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】この枢支金具10は、主にケース11,ピ
ボット軸17、バネ20から構成される。ケース11
は、金属や合成樹脂を成型して得られるもので、ケース
11のピボット軸17が突出する面にはピボット軸17
が突出するピボット穴12が形成され、扉54への取り
付け後に表面になる面にはピボット軸17の突出する方
向に長く、ピボット軸17からピボット軸17の突出方
向に対して垂直方向に延出するツマミ18が露出するツ
マミ穴13が形成される。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】ピボット軸17の径はケース11のピボッ
ト穴12の径にほぼ等しく構成される。ピボット軸17
の頭部は太く構成されている。ピボット軸17には、ピ
ボット軸17のケース11内に納められる側の端部にピ
ボット軸17の突出する方向に対して垂直方向に延出す
るツマミ18が設けられる。ツマミ18のピボット軸1
7の突出方向側端面は切り欠きされており、ピボット軸
17が外方に突出している場合でも、ツマミ穴13内面
とツマミ18との間に隙間ができるようにしておき、ツ
マミ18を作動させやすくしておく。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】図8〜10は枢支金具30が示されてお
り、ピボット軸37の一端がケース31から外方に突出
し、ピボット軸37の他端には、ケース31内に納めら
れる締め付けネジ穴38がピボット軸37の突出方向に
対して垂直方向に設けられ、かつピボット軸37がピボ
ット軸37の突出する方向および締め付けネジ39のね
じ込み方向の両方向に対して垂直方向に可動するように
ケース31内に納められるとともに、該締め付けネジ穴
38にケース31外側から締め付けネジ39を扉の取り
付け面に対して垂直にねじ込み、螺合することにより、
ピボット軸37が固定されている。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】この枢支金具30は、主にケース31、ピ
ボット軸37、締め付けネジ39から構成される。ケー
ス31は、金属や合成樹脂を成型して得られるもので、
ケース31のピボット軸37がピボット軸37の突出す
る方向に対して垂直方向に長くピボット穴32が形成さ
れるとともに、扉54への取り付け後に表面になる面に
はピボット軸37の突出する方向に対して垂直方向に長
い形状であり、締め付けネジ39が螺合する調整穴33
が形成される。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】ケース31の内部は、ピボット軸37がピ
ボット軸37の突出する方向および締め付けネジ39の
ねじ込み方向の両方向に対して垂直方向に可動できるよ
うに構成されるもので、ピボット軸37に螺合する締め
付けネジ39が収容される。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】ピボット軸37には、ピボット軸37のケ
ース31内に納められる側の端部に、ピボット軸37の
突出方向に対して垂直方向に締め付けネジ39が螺合す
る締め付けネジ穴38が設けられる。締め付けネジ穴3
8にケース31外側から締め付けネジを扉56の取り付
け面に対して垂直にねじ込み、締め付けネジ穴38にケ
ース31に設けられる調整穴33より進入する締め付け
ネジ39が螺合することにより、ピボット軸37をケー
ス31内の任意場所に固定することができる。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0050
【補正方法】変更
【補正内容】
【0050】開き扉56が収納体50に取り付けられた
状態で、開き扉56の下方に設けられている枢支金具3
0の締め付けネジ39をゆるめる。締め付けネジ39を
ゆるめると、開き扉56の下方に設けられた枢支金具3
0のピボット軸37が左右(図1の矢印の方向)に動
き、開き扉56が開き扉56の上方に設けられた枢支金
具10のピボット軸17を中心にして左右に可動し、左
右方向の位置を調整できる。
【手続補正14】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉の上下に枢支金具を設けて回動可能に
    構成した開き扉構造において、上下いずれか一方の枢支
    金具は、ピボット軸の一端がバネによりケースから外方
    に突出し、ピボット軸の他端に該ピボット軸をケース内
    に収納可能にするピボット軸より水平方向に延出するツ
    マミが設けられるとともに、該ツマミは表面に露出する
    ように設けられ、ケースに納められたピボット軸をケー
    スより出没自在に構成されており、他方の枢支金具は、
    ピボット軸の一端がケースから外方に突出し、他端には
    ケース内に納められる締め付けネジ穴が設けられ、かつ
    ピボット軸がピボット軸の突出する方向に対して水平に
    可動するようにケース内に納められるとともに、ピボッ
    ト軸の他端に設けられる締め付けネジ穴にケース外側か
    ら締め付けネジを螺合することによりピボット軸が固定
    されるように構成される、開き扉構造。
  2. 【請求項2】 開き扉を枢支し、開口部に開き扉を回動
    可能に設けるために用いられる開き扉用の枢支金具にお
    いて、ピボット軸の一端がバネによりケースから外方に
    突出し、ピボット軸の他端に該ピボット軸をケース内に
    収納可能にするピボット軸より水平方向に延出するツマ
    ミが設けられるとともに、該ツマミは表面に露出するよ
    うにケースに納められたピボット軸をケースより出没自
    在に形成される開き扉用の枢支金具。
  3. 【請求項3】 開き扉を枢支し、開口部に開き扉を回動
    可能に設けるために用いられる開き扉用の枢支金具にお
    いて、ピボット軸の一端がケースから外方に突出し、他
    端にはケース内に納められる締め付けネジ穴が設けら
    れ、かつピボット軸がピボット軸の突出する方向に対し
    て水平に可動するようにケース内に納められるととも
    に、ピボット軸の他端に設けられる締め付けネジ穴にケ
    ース外側から締め付けネジを螺合することによりピボッ
    ト軸が固定される開き扉用の枢支金具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006037419A (ja) * 2004-07-23 2006-02-09 Matsuroku Kk 回動扉の取付構造
JP2006257861A (ja) * 2005-02-21 2006-09-28 Enomoto Co Ltd 隠しピボット丁番及びそれを備えた開閉扉

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