JPH11350635A - 造営材へのボックス取付具、及び取付装置 - Google Patents

造営材へのボックス取付具、及び取付装置

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JPH11350635A
JPH11350635A JP10179744A JP17974498A JPH11350635A JP H11350635 A JPH11350635 A JP H11350635A JP 10179744 A JP10179744 A JP 10179744A JP 17974498 A JP17974498 A JP 17974498A JP H11350635 A JPH11350635 A JP H11350635A
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Shohachi Shimizu
昭八 清水
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Abstract

(57)【要約】 【課題】壁内にボックスを取付けるためのボックス取付
具において、自身の厚みが壁厚方向に沿った厚みを専有
しないようにして、壁厚やボックスの大きさの制約を受
けることなく、ボックスの取付けを可能にすることであ
る。 【解決手段】軽量間仕切壁W内にボックスB1 を取付け
るために、該壁W内に立設された軽量形鋼P1 に取付け
られるボックス取付具において、幅広の帯板状の取付具
本体1の上面をボックス取付面4にして、該ボックス取
付面4に、ボックスB1 を貫通するビス31が螺入され
るビス螺入孔5を形成して、ボックスB1 の側壁21を
前記ボックス取付面4に当接させて取付可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁内に立設された
造営材にボックスを取付けるためのボックス取付具、及
び取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、軽量間仕切壁内にボックスを取
付けるには、図16に示されるようなボックス取付具
A’を使用している。このボックス取付具A’は、帯板
状をした取付具本体51の両端部に、平板状の取付板部
52が直角に折り曲げ可能に設けられて、該取付板部5
2を介して前記ボックス取付具A’が2本の軽量形鋼P
2の間に取付けられる。そして、垂直に設置された取付
具本体51のボックス取付面51aにボックスB1 の底
壁20を当接させて固定している。
【0003】このボックス取付具A’の取付具本体51
は、垂直に設置されるために、この取付具本体51の厚
さ自体が、壁厚方向に沿った厚みの一部を専有するため
に、薄壁の場合、或いは壁厚に対してボックス厚が厚い
場合には、ボックスの取付けを行えない問題があった。
【0004】一方、軽量間仕切壁内にボックスを取付け
る際には、形鋼の側面とボックス開口面とを略同一にす
る必要があり、これを実現させるには、軽量形鋼に対す
るボックス取付具の壁厚方向に沿った取付位置を定める
必要がある。しかし、ボックスには、その大きさ(厚
さ)を異にする複数の種類があるため、ボックス取付具
を形鋼に取付ける際には、ボックスの厚さを測定して、
その厚さに合わせて、ボックス取付具の固定位置を決定
しなければならず、非常に面倒であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の課題
は、壁内に立設された造営材にボックスを取付けるため
のボックス取付具において、自身の厚みが壁厚方向に沿
った厚みを専有しないようにして、壁厚やボックスの大
きさの制約を受けることなく、ボックスの取付けを可能
にすることであり、第2の課題は、前記造営材に対する
ボックス取付具の取付位置の決定を容易にすることであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の課題を解決するた
めに本発明の採用した手段は、壁内にボックスを取付け
るために、該壁内に立設された造営材に取付けられるボ
ックス取付具において、全体が幅広の帯板状を呈してい
て、その上面を、略水平に設置されるボックス取付面に
して、該ボックス取付面に、ボックスを取付けるための
ボックス取付部を形成して、ボックスを構成する一側面
を前記ボックス取付面に当接させて取付可能にしたこと
である。
【0007】ボックス取付具のボックス取付面が略水平
になっているために、該ボックス取付面にボックスの一
側面を当接させて取付けることができて、ボックス取付
具の厚みが壁厚方向に沿った厚みを全く専有せずに、ボ
ックスの取付けができる。この結果、薄壁の場合、或い
はボックスが大きい(厚い)場合においても、壁内にボ
ックスを取付けられる。
【0008】第2の課題を解決するために本発明の採用
した手段は、第1の課題を解決するための上記手段に加
えて、造営材の側壁と略同一面となるように設置される
取付基準面を備え付けたことである。ボックス取付具の
取付基準面を造営材の側壁と略同一面にするのみで、造
営材に対するボックス取付具の固定位置が定められるた
め、面倒なボックス厚の測定作業が不要となって、ボッ
クス取付具の固定作業が容易となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、実施例を挙げて、本発明を
更に詳細に説明する。図1は、本発明に係るボックス取
付具Aの使用状態の斜視図であり、図2は、同じく正面
図であり、図3は、同じく平面図であり、図4は、図3
の部分拡大平面図であり、図5は、図3のX−X線断面
図であり、図6は、図3のY−Y線断面図であり、図7
は、ボックス取付具Aを構成する一対の取付具単体A1,
2 の分離状態の斜視図である。このボックス取付具A
は、図7に示されるように、一対の取付具単体A1,A2
によって構成され、一方の取付具単体A1 の取付具本体
1の内側に、他方の取付具単体A2 の取付具本体1’が
スライド可能に嵌合されることにより、隣接する軽量形
鋼P1 の間隔に応じて、その長さが調整可能な構造にな
っている。この一対の取付具単体A1,A2 は、その取付
具本体1の全体幅と、各取付具単体A1,A2 に対してそ
の両端部にそれぞれ設けられている2種類の第1及び第
2の各取付板部2,3のうち、第1取付板部2の幅のみ
が僅かに異なり、他の部分は全て同一の構成である。従
って、一方の取付具単体A1 についてのみ説明し、他方
の取付具単体A2 に関しては、同一又は同等の符号を付
して図示のみ行い、重複説明を略す。
【0010】取付具単体A1 は、金属帯板の幅方向の両
端部を裏面側に断面コの字状に折り曲げられた形状の取
付具本体1と、その長手方向の両端部にそれぞれ折曲げ
可能に連設された薄板状の第1及び第2の各取付板部
2,3とから成る。取付具本体1の上面は、ボックスB
1 の一側面を当接させて取付けるためのボックス取付面
4となっている。取付具本体1の幅方向の両端部には、
それぞれスリット状の多数のビス螺入孔5が長手方向に
沿って断続して設けられており、該取付具本体1の長手
方向の略中央部であって、しかもその幅方向の両端部の
各ビス螺入孔5の間には、ケーブルCを上下に挿通させ
て送り配線可能にするための複数のケーブル挿通孔6が
設けられている。取付具本体1の長手方向の一端には、
前記第1取付板部2が直接に連設されているが、その他
端には、幅の狭い首板部7及び延長板部8を介して前記
第2取付板部3が連設されている。第1取付板部2と取
付具本体1との接続部、及び第2取付板部3と延長板部
8との接続部には、それぞれ切込み9とスリット11と
が幅方向に沿って設けられて、折り曲げ易い構造にして
ある。また、第1取付板部2には、円形及びスリット状
をした複数本のビス螺入孔12,13が設けられ、第2
取付板部3には、円形をした多数のビス螺入孔12が設
けられている。
【0011】また、取付具単体A2 の取付具本体1’
は、取付具単体A1 の取付具本体1の内側にスライド可
能に嵌合されるために、前者は後者よりも僅かに幅広に
形成されている。各取付具単体A1,A2 の一端部に設け
られた第1取付板部2,2’は、それらの取付具本体
1,1’と同幅になっている。このため、取付具単体A
1の第1取付板部2は、取付具単体A2 の第1取付板部
2’よりも僅かに幅広となっている。各取付具単体A1,
2 の取付具本体1,1’の幅方向の両端部に形成され
たスリット状の各ビス螺入孔5の間隔は、同一であっ
て、一方の取付具単体A1 の内側に、他方の取付具単体
2 を嵌合させた場合において、各取付具単体A1,A2
に設けられた各ビス螺入孔5は、互いに重なり合うよう
になっている(図5参照)。また、取付具単体A1 の取
付具本体1の幅方向の両端部は、それぞれ下側で、しか
も内側に向けて断面コの字形となるように折り曲げられ
ている。これにより、取付具本体1の両側面、及び第1
取付板部2の幅方向の両端の各端面は、それぞれボック
ス取付具Aを軽量形鋼P1 に壁厚方向に沿って位置決め
して取付ける際の取付基準面14,15となっている。
また、他方の取付具単体A2 における上記と対応する部
分は、これを構成する金属板の板厚だけ僅かに内側に入
り込んでいるが、ボックス取付具Aを軽量形鋼P1 に取
付ける際の基準面としては、機能するので、準取付基準
面14',15’とでも称することができる。
【0012】本発明に係るボックス取付具Aは、図1に
示されるように、そのボックス取付面4が水平となるよ
うにして、相前後する軽量形鋼P1 に取付けられて、前
記ボックス取付面4にボックスB1 が取付けられる。こ
の軽量形鋼P1 の一面は、開口されている。前記ボック
ス取付面4に、ボックスB1 の一側壁21を当接させ
て、ビス31を介して該ボックス取付面4にボックスB
1 が固定される。従って、図1で2点鎖線で示されてい
るように、ボックスB1 の側壁21における開口よりも
僅かに内側に入った部分に、ビス31が貫通される一対
のビス貫通孔22がボス23を挟んで形成されている。
そして、ボックスB1 のビス貫通孔22と開口面までの
距離(L1)〔図1参照〕は、取付具単体A1 の取付基準
面14と、該基準面14に近い側のスリット状のビス螺
入孔5までの距離(L2)〔図4参照〕と等しくなってい
る。
【0013】そして、上記ボックス取付具Aを使用し
て、軽量間仕切壁Wの間の所定位置にボックスB1 を取
付けるには、以下のようにして行う。この間仕切壁Wを
構成する軽量形鋼P1 は、その一面の一部が開口されて
いる構成であって、その開口部40が同一方向を向いて
立設されている。各取付具単体A1,A2 の第2取付板部
3及びこれに連設された延長板部8は、軽量形鋼P1
開口部40に挿入可能な幅になっていて、該軽量形鋼P
1 の背面壁41の内側には、その開口部40を通って内
部に入り込んだ第2取付板部3が取付けられ、その背面
壁41の外側には、第1取付板部2が取付けられる。こ
のため、軽量形鋼P1 にボックス取付具Aを取付ける場
合には、取付具単体A1 の取付具本体1に挿入される取
付具単体A2 の取付具本体1’は、第2取付板部3の側
が挿入され、取付具単体A1 の第2取付板部3と、取付
具単体A2 の第1取付板部2とが、それぞれ上方に直角
に折り曲げられて使用される。即ち、取付具単体A1,A
2 において、その端部に設けられた第2取付板部3は、
一面に開口部40を有する軽量形鋼P1 において、その
背面壁41の内側に取付けられる側においてのみ使用さ
れる。
【0014】次に、相隣接する2本の軽量形鋼P1 のボ
ックスB1 の取付高さの位置にボックス取付具Aを固定
する。即ち、図1ないし図6に示されるように、一方の
取付具単体A1 の取付具本体1に、他方の取付具単体A
2 の取付具本体1’を上記のようにしてスライド可能に
嵌合させておいて、一方の取付具単体A1 の端部に上方
に折り曲げられた状態で設けられた第2取付板部3及び
延長板部8を軽量形鋼P1 の開口部40から、その内部
に挿入して、背面壁41の内側に当接させると共に、他
方の取付具単体A2 の端部に上方に折り曲げた状態で設
けられた第1取付板部2を、別の軽量形鋼P1 の背面壁
41の外側に当接させる。その後に、図3及び図4に示
されるように、取付具単体A1 の取付具本体1に設けら
れた取付基準面14と、軽量形鋼P1 の側壁42とが同
一面となるように、スライド可能に連結された一対の取
付具単体A1,A2 の全体を、その幅方向Qに移動させ
る。この状態において、軽量形鋼P1 の背面壁41の内
側に当接されている取付具単体A1 の第2取付板部3
と、別の軽量形鋼P1 の背面壁41の外側に当接されて
いる取付具単体A2 の第1取付板部2とを、それぞれ両
面テープ32を介して前記背面壁41に仮固定する。な
お、図4は、図3における取付具単体A1 の第2取付板
部3の部分の拡大図であるが、図4においては、ボック
スB1 が表示可能なように、図3とは異なる位置にボッ
クスB1 を位置させてある。
【0015】その後に、図5及び図6に示されるよう
に、ボックス取付具Aの長手方向に沿った所定位置のボ
ックス取付面4にボックスB1 の一側壁21を当接させ
て、そのビス貫通孔22に挿通されてボックスB1 を貫
通したビス31を、各取付具単体A1,A2 のスリット状
のビス螺入孔5に螺入させると、ボックス取付具Aに対
してボックスB1 が固定される。ここで、ボックスB1
のビス貫通孔22と開口面までの距離(L1)は、取付具
単体A1 の取付基準面14と、該基準面14に近い側の
スリット状のビス螺入孔5までの距離(L2)と等しくな
っているので、上記のようにして、ボックスB1 のビス
貫通孔22と、取付具単体A1 のビス螺入孔5とを合致
させて、ボックス取付具Aに対してボックスB1 を固定
すると、該ボックスB1 の大きさ(厚さ)とは無関係
に、該ボックスB1 の開口面と、軽量形鋼P1 の側壁4
2とは、略同一面となる。このため、軽量形鋼P1 に対
してボックス取付具Aを取付ける際に、ボックスB1
厚さの測定等の面倒な作業が一切不要となって、ボック
ス取付具Aを介して軽量形鋼P1 に対してボックスB1
を取付ける作業が容易となる。
【0016】上記のようにして、相隣接する2本の軽量
形鋼P1 の間の定められた位置にボックス取付具Aを介
してボックスB1 を固定した後に、軽量形鋼P1 の両側
に壁材43を立設して、軽量形鋼P1 に固定すると、軽
量間仕切壁Wが形成される。また、本発明のボックス取
付具Aは、水平に設置されるために、壁内の上下が遮断
されて、壁材43を立設する前の電気配線工事におい
て、ケーブルCの送り配線において、前記ボックス取付
具Aが障害となることがあるが、取付具本体1,1’に
は、ケーブル挿通孔6が上下に貫通して設けられている
ために、図8に示されるように、該挿通孔6にケーブル
Cを挿通することにより、ボックス取付具Aが障害とな
ることなく、ケーブルCの送り配線を行える。
【0017】次に、上記ボックス取付具Aの別の使用例
について説明する。上記使用例は、一面に開口部40を
有する軽量形鋼P1 に対してボックス取付具Aを取付け
る例であるが、図9に示されるように、開口部を有しな
い角パイプ状の軽量形鋼P2に対してボックス取付具A
を取付ける場合には、一対の取付具単体A1,A2 のいず
れにおいても、第1取付板部2を直角に折り曲げて使用
する。即ち、図10ないし図12に示されるように、取
付具単体A2 の第2取付板部3の側を、別の取付具単体
1 の内側にスライド可能に嵌合させて、各取付具単体
1,A2 の端部の第1取付板部2をそれぞれ上方に直角
に折り曲げ、該第1取付板部2を複数本のビス31を介
して相隣接する2本の軽量形鋼P2 の対向面に固定す
る。この使用例の場合には、各取付具本体1,1’の幅
方向の両側面に設けられた各取付基準面14,14’の
端部が軽量形鋼P2 に近接するので、該取付基準面14
と軽量形鋼P2 の側壁42とを略同一面にし易くなる。
【0018】また、上記各使用例では、ボックスB1
一側壁21を直接にボックス取付具Aの上面のボックス
取付面4に当接させて、該ボックスB1 をボックス取付
具Aに複数本のビス31を介して固定している。しか
し、本発明に係るボックス取付具Aに対するボックスの
固定構造は、上記のものに限られない。例えば、図13
に示されるボックスB2 は、その一側壁21にL字状を
した一対の固定脚24が設けられた構成のものであっ
て、各固定脚24の下面をボックス取付具Aのボックス
取付面4に当接させ、各固定脚24をビス31を介して
ボックス取付具Aに固定することにより、ボックス取付
具Aに対してボックスB2 が固定される。このように、
本発明のボックス取付具Aにおいては、ボックスB1,B
2 の一側面がボックス取付面4に当接されて、固定され
ることに特徴を有する。
【0019】更に、上記実施例のボックス取付具Aは、
ボックス取付面4の幅方向の両側にスリット状をしたビ
ス螺入孔5が設けられているために、図14に示される
ように、ボックス取付具Aの両側にそれぞれボックスB
1(B2)を取付けることができる利点があり、更に、図1
5に示されるように、同一のボックス取付具Aの同一側
に大きさ(厚さ)の異なる複数種類のボックスB1,B'1
を取付けることもできる。
【0020】また、上記実施例のボックス取付具Aは、
スライド可能に嵌合される一対の取付具単体A1,A2
構成されているために、相隣接する軽量形鋼の間隔に対
応させて、その全長を自在に調整して、両端支持できる
利点があるが、本発明に係るボックス取付具は、1本の
軽量形鋼に片持ち状となって支持する構成であってもよ
い。また、上記実施例では、各取付具単体A1,A2 の取
付具本体1,1’に設けられるスリット状の各ビス螺入
孔5は、その長手方向に沿って設けられているが、その
幅方向に設けても、ボックスの固定は可能である。更
に、上記実施例では、ボックスを貫通するビスを介して
ボックス取付具に該ボックスを固定しているが、ボック
スの側壁の外側面に突起体を設けておいて、ボックス取
付具に設けられたボックス取付孔に前記突起体を圧入嵌
合させて、ボックス取付具にボックスを固定してもよ
い。
【0021】更に、上記実施例では、軽量間仕切壁を構
成する軽量形鋼に対してボックス取付具を固定する例で
あるが、本発明に係るボックス取付具は、木製柱等の壁
を構成する一般の造営材に対して固定することも可能で
ある。
【0022】
【発明の効果】本発明に係るボックス取付具は、そのボ
ックス取付面が水平に設置されて、ボックスの一側面を
前記ボックス取付面に当接させて取付ける構成であっ
て、ボックス取付具の厚みが壁厚方向に沿った厚みを全
く専有しないので、壁厚が薄い場合でもボックスの取付
けが可能になると共に、大きさ(厚さ)の異なる複数種
類のボックスを同一のボックス取付具に取付けることも
できる。また、ボックス取付具のボックス取付面の幅方
向の両側にビス螺入孔を設けることができ、これによ
り、ボックス取付具の両側にボックスを取付けることが
できる。
【0023】また、ボックス取付具に、造営材の側壁と
略同一面となるように設置される取付基準面を設けてお
くと、造営材の側壁とボックス取付具の取付基準面とを
合致させるのみで、造営材に対するボックス取付具の壁
厚方向に沿った位置が自動的に定められて、その位置合
せが容易となる。この場合において、ボックスに、自身
をボックス取付具に取付けるための被取付部を設けてお
いて、ボックス取付具の取付基準面とボックス取付部と
の間の距離と、ボックスの前面開口と前記被取付部との
間の距離とを同一にしておくと、ボックス取付具にボッ
クスを取付けるのみで、ボックスの開口と造営材の側壁
とが略同一面となって、ボックスの取付作業が著しく容
易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るボックス取付具Aの使用状態の斜
視図である。
【図2】同じく正面図である。
【図3】同じく平面図である。
【図4】図3の部分拡大平面図である。
【図5】図3のX−X線断面図である。
【図6】図3のY−Y線断面図である。
【図7】ボックス取付具Aを構成する一対の取付具単体
1,A2 の分離状態の斜視図である。
【図8】ボックス取付具Aのケーブル挿通孔6にケーブ
ルCが挿通された状態を主体に示す斜視図である。
【図9】角筒状の軽量形鋼P2 にボックス取付具Aを固
定する場合の部分斜視図である。
【図10】同じく正面図である。
【図11】同じく平面図である。
【図12】図11のZ−Z線断面図である。
【図13】一対の固定脚24を備えたボックスB2 をボ
ックス取付具Aに固定した状態を示す部分斜視図であ
る。
【図14】ボックス取付具Aの幅方向の両側にそれぞれ
ボックスB1 を取付けた状態の平面図である。
【図15】ボックス取付具Aに大きさ(厚さ)の異なる
2種類のボックスB1,B'1を取付けた状態の平面図であ
る。
【図16】従来のボックス取付具A’の使用状態の斜視
図である。
【符号の説明】
A:ボックス取付具 A1,A2 :取付具単体 B1,B2 :ボックス C:ケーブル P1,P2 :軽量形鋼(造営材) 4:ボックス取付面 5:ビス螺入孔(ボックス取付部) 6:ケーブル挿通孔 14,14’:取付具本体の取付基準面 15,15’:取付板部の取付基準面 21:ボックスの側壁(ボックスの一側面) 22:ボックスのビス貫通孔(被取付部) 24:固定脚(ボックスの一側面) 31:ビス 42:軽量形鋼の側壁

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁内にボックスを取付けるために、該壁
    内に立設された造営材に取付けられるボックス取付具で
    あって、 全体が幅広の帯板状を呈していて、その上面は、略水平
    に設置されるボックス取付面となっていて、 該ボックス取付面には、ボックスを取付けるためのボッ
    クス取付部が形成されており、 ボックスを構成する一側面を前記ボックス取付面に当接
    させて取付可能な造営材へのボックス取付具。
  2. 【請求項2】 ボックス取付部は、ボックスを貫通する
    ビスが螺入されるビス螺入孔であることを特徴とする請
    求項1に記載の造営材へのボックス取付具。
  3. 【請求項3】 造営材の側壁と略同一面となるように設
    置される取付基準面を備えていることを特徴とする請求
    項1又は2に記載の造営材へのボックス取付具。
  4. 【請求項4】 ボックス取付面には、ケーブル等が挿通
    される挿通孔が上下に貫通して形成されていることを特
    徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の造営材へ
    のボックス取付具。
  5. 【請求項5】 ボックス取付部は、ボックス取付面の幅
    方向の両側に設けられていることを特徴とする請求項1
    ないし4のいずれかに記載の造営材へのボックス取付
    具。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のボックス取付具と、該
    ボックス取付具に取付けられるボックスとから成り、 前記ボックスには、自身をボックス取付具に取付けるた
    めの被取付部が設けられていることを特徴とする造営材
    へのボックス取付装置。
  7. 【請求項7】 請求項3に記載のボックス取付具と、該
    ボックス取付具に取付けられるボックスとから成り、 前記ボックスには、自身をボックス取付具に取付けるた
    めの被取付部が設けられ、 前記ボックス取付具の取付基準面とボックス取付部との
    間の距離と、前記ボックスの前面開口と前記被取付部と
    の間の距離とが同一であることを特徴とする造営材への
    ボックス取付装置。
  8. 【請求項8】 ボックスに設けられる被取付部は、ボッ
    クス取付具に螺入されるビスを貫通可能なビス貫通孔で
    あることを特徴とする請求項6又は7に記載の造営材へ
    のボックス取付装置。
JP10179744A 1998-06-10 1998-06-10 造営材へのボックス取付具、及び取付装置 Expired - Fee Related JP3035269B2 (ja)

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