JP2813920B2 - アクセサリ取付枠 - Google Patents

アクセサリ取付枠

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JP2813920B2
JP2813920B2 JP21343490A JP21343490A JP2813920B2 JP 2813920 B2 JP2813920 B2 JP 2813920B2 JP 21343490 A JP21343490 A JP 21343490A JP 21343490 A JP21343490 A JP 21343490A JP 2813920 B2 JP2813920 B2 JP 2813920B2
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JP
Japan
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frame
mounting
accessory
mounting frame
accessory mounting
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久和 大西
義和 横山
康之 長谷川
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日立照明株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、システム天井用照明器具に、ルーバ等のア
クセサリを取付ける際に使用する、アクセサリ取付枠に
関するものである。
〔従来の技術〕
断面形状が逆T字状をした天井梁(Tバー)を天井面
に平行に張り渡し、上記2本のTバーをまたいで、天井
板等とともに照明器具本体を載架設置するシステム天井
用照明器具は、取付場所に応じて、第3図、第4図に示
すような開放形器具、また、第5図、第6図に示すルー
パ付器具、あるいは透光カバー付器具などに使い分けら
れている。上記第5図、第6図に示すルーバ10や、透光
カバー等のアクセサリを取付ける照明器具の場合は、第
3図、第4図に示した開放形器具の器具本体を上方に引
上げて、Tバー11との間に所要の間隙を設けた上で、上
記平行に配された2本のTバー11上に四角な取付枠(短
枠12と長枠13とからなる)を設け、上記取付枠にルーバ
10あるいは透光カバー等のアクセサリを設置していた。
上記従来のアクセサリ取付枠は、第2図に示すよう
に、断面をほぼL字状に形成した短枠12とL字形断面の
長枠13とからなり、平行に設置された2本のTバー11間
をまたいで載架した相対する2本の短枠12の間を、2本
の長枠13をそれぞれTバー11に沿わせて連結している
が、連結に際しては、短枠12の両端部にネジ孔12−2を
設けた折曲げ取付片をそれぞれ切起し、両端近傍に取付
孔13−3を有する長枠13をあてがって、上記ねじ孔12−
2に止めねじ14で締付けていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、照明器具の設置現場におけるTバー
の上で作業が行われるため、上記Tバー間に渡した短枠
に長枠を合わせてねじ止めをするときに、両者の取付孔
を合わせる必要から長枠を動かすと短枠が移動するとと
もに、上記短枠がTバー上から落下するおそれがある。
したがって作業性が悪く、1人の作業者により組立作業
を行うことは困難であった。
本発明は、作業者1人でも容易に組立てすることがで
きる、システム天井用照明器具のアクセサリ取付枠を得
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、システム天井用照明器具にアクセサリを
取付けるときに使用するアクセサリ取付枠において、T
バー間に渡す断面がほぼL字形をした2本の短枠の両端
に、折曲げ基部がそれぞれ外側に半円状に弯曲して、ね
じ孔を有する取付片を直角に切起し、L字形断面形状で
端部をU字形とした折曲げ部を、両端に直角に突設した
長枠の上記U字形折曲部の先端を、上記半円状弯曲部に
嵌合させるとともに、上記ねじ孔に対応する取付孔を固
着することにより達成される。
〔作用〕
アクセサリ取付枠は、システム天井用照明器具のアク
セサリを取付けるために、Tバー上に形成する枠であ
り、Tバー間に渡す2個の短枠とTバーに沿って設ける
2個の長枠とによりなっているが、上記Tバー状で枠状
に形成するため、いずれもほぼL字状の断面形状をして
いる。したがって、上記短枠に長枠を固着するために、
長枠の固着面はTバーの立上り壁と一定の間隔を保って
浮いていることになる。そのため、取付孔とねじ孔とを
合わせたりねじ止めしたりする際に、Tバー間に渡した
上記短枠が動いて落下するおそれがある。これを防ぐた
め本発明は、長枠両端のU字形折曲げ部を短枠両端の半
円状弯曲に嵌合することによって、上記短枠と長枠とは
Tバー上で仮止めされた状態になり、取付孔の位置決め
も自然に行われるため、アクセサリ取付枠をTバー上で
安全にしかも容易に組立てることができる。
〔実施例〕
つぎに本発明の実施例を図面とともに説明する。第1
図は本発明によるアクセサリ取付枠の一実施例を示す部
分分解斜視図、第5図および第6図は上記アクセサリ取
付枠を用いてルーバ枠を取付けたシステム天井用照明器
具の横断面の半面を示す図および端部縦断面図である。
上記アクセサリ取付枠は第1図に示すように、平行な2
本のTバー11間に相対して2本の短枠12と、上記Tバー
11に沿って上記短枠12をそれぞれ連結する長枠13とから
なり、上記短枠12は断面形状がほぼL字形をしており、
両端には折曲げ基部がそれぞれ外側に弯曲した半円状弯
曲部12−1とねじ孔12−2とを有する取付片を対向して
直角に切起している。また、上記長枠13は断面がL字形
形状でほぼ照明器具全長に近い長さを有し、端部をU字
形に曲げた折曲げ部13−1を両端に直角に突設している
が、本実施例では、アクセサリ取付枠を設置したときに
長枠のたわみを防ぐため、器具本体の取付脚2の係止孔
2−1に係止する係止片13−2を中間に取付けている。
上記アクセサリ取付枠をTバー11上で組立てるには、
上記短枠12を2個対向させて2本のTバー11間に渡し、
長枠13の一端に設けたU字形折曲げ部13−1を、上記一
方の短枠12の半円状弯曲部12−1に嵌合し、もう一方の
長枠も同様に両端を2つの短枠12にそれぞれ嵌合する。
このようにすることにより、上記アクセサリ取付枠は一
応仮止めしたのと同様の状態を保ち、長枠13に設けた取
付孔13−3は、それぞれ短枠12のねじ孔12−2に対応す
る位置に設定されるため、そのままねじ止めして固着す
ればよい。上記のように本発明によるときは、Tバー11
上にそれぞれ配置したアクセサリ取付孔の短枠12および
長枠13が、相互に嵌合することにより仮止め状態を呈す
るため、1人の作業者でも安全に、しかも容易に組立て
ることができる。
〔発明の効果〕
上記のように本発明によるアクセサリ取付枠は、シス
テム天井用照明器具にアクセサリを取付けるときに使用
するアクセサリ取付枠において、Tバー間に渡す断面が
ほぼL字形をした2本の短枠の両端に、折曲げ基部がそ
れぞれ外側に半円状に弯曲して、ねじ孔を有する取付片
を直角に切起し、L字形断面形状で、端部をU字形とし
た折曲げ部を両端に直角に突設した長枠の、上記U字形
折曲げ部の先端を、上記半円状弯曲部に嵌合させるとと
もに、上記ねじ孔に対応する取付孔を固着することによ
り、アクセサリ取付枠を構成する短枠および長枠のそれ
ぞれに、仮止めが行える機構を設けたので、Tバー上の
狭いスペースの作業にかかわらず、1人の作業者で安全
にしかも容易にアクセサリ取付枠の組立を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるアクセサリ取付枠の一実施例を示
す部分分解斜視図、第2図は従来のアクセサリ取付枠を
示す部分分解斜視図、第3図は開放型照明器具の横断面
半面図、第4図は上記照明器具の端部縦断面図、第5図
はルーバ付照明器具の横断面半面図、第6図は上記照明
器具の端部縦断面図である。 10……アクセサリ(ルーバ)、11……Tバー、12……短
枠、12−1……半円状湾曲部、12−2……ねじ孔、13…
…長枠、13−1……U字形折曲げ片、13−3……取付
孔。
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−90109(JP,U) 実開 昭58−59104(JP,U) 実開 昭56−14408(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F21V 17/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】システム天井用照明器具にアクセサリを取
    付けるときに使用するアクセサリ取付枠において、Tバ
    ー間に渡す断面がほぼL字形をした2本の短枠の両端
    に、折曲げ基部がそれぞれ外側に半円状に弯曲して、ネ
    ジ孔を有する取付片を直角に切起し、L字形断面形状
    で、端部をU字形とした折曲げ部を両端に直角に突設し
    た長枠の、上記U字形折曲部の先端を、上記半円状弯曲
    部に嵌合させるとともに、上記ねじ孔に対応する取付孔
    を固着したことを特徴とするアクセサリ取付枠。
JP21343490A 1990-08-10 1990-08-10 アクセサリ取付枠 Expired - Lifetime JP2813920B2 (ja)

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JPH0498704A JPH0498704A (ja) 1992-03-31
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