JPH1134899A - 操舵角中立学習装置、カーブ曲率推定装置、車間距離制御装置および記録媒体 - Google Patents
操舵角中立学習装置、カーブ曲率推定装置、車間距離制御装置および記録媒体Info
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- JPH1134899A JPH1134899A JP9192813A JP19281397A JPH1134899A JP H1134899 A JPH1134899 A JP H1134899A JP 9192813 A JP9192813 A JP 9192813A JP 19281397 A JP19281397 A JP 19281397A JP H1134899 A JPH1134899 A JP H1134899A
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Abstract
推定して精度の高い各種制御を可能とする操舵角中立学
習装置等の提供。 【解決手段】 操舵角中立位置学習処理にては、車速セ
ンサにて検出される車速が40km/h以上という条件
(S230)と、測定操舵角str_engの絶対値が6.7
5deg以下である条件(S240)との両方が満足され
た場合に、操舵角中立位置Scの学習演算(S290)
を実行している。前者の条件では、40km/h以上と
なる郊外や高速道路での走行では、後者の条件である直
進状態の判断が容易であり、学習する操舵データはより
正確なものが得られる。また後者の条件では、直進状態
の際に得られた暫定操舵角中立位置S0の近傍にステア
リングセンサにて検出された車両の操舵角Sが存在する
ときに操舵角中立位置Scを学習する。したがって早期
に正確な操舵角中立位置Scを得ることができる。
Description
角中立学習装置、カーブ曲率推定装置、車間距離制御装
置、および操舵角中立学習装置をコンピュータシステム
にて実現するための記録媒体に関する。
て、車間距離を一定に保つ車両用走行制御装置は周知で
ある。このような装置では、先行車までの距離を測定す
るための先行車検出装置を必ず備えている。この先行車
検出装置としては、従来より、レーザレーダ装置が用い
られている。しかし、レーザレーダから照射されるレー
ザビームの方向が固定されていると、カーブ走行中は、
自車線上を遠方まで照射することができず、路肩の看板
やリフレクタ等に加えて他車線走行している車両を、先
行車として検出してしまうことがあった。
を所定範囲内で走査するスキャン型レーザレーダが提案
されている。更にカーブ検出手段を用いて、スキャン型
レーザレーダで検知した障害物が、自車と同一車線上の
車両かどうかを判断する先行車判定も提案されている。
例えば、特開平4−248489号公報に開示された先
行車検出装置では、ステアリング操舵角から算出したカ
ーブ曲率半径Rに基づいて、先行車かどうかを判断して
いる。
際の道路のカーブとの間にずれがあると、簡単に先行車
を見失ったり、先行車以外のものを誤って先行車と認識
することが有り、実用上問題である。これ以外に、例え
ば、特開平6−176300号公報に開示された先行車
検出装置では、先行車らしさを確率で表す先行車確度と
いう独特の概念を導入して、いる。このような先行車確
度という概念をスキャン型にも適用すれば、先行車を簡
単に見失うことなく、快適で安全な車間制御ができるこ
とが予想される。
の先行車検出装置では、スキャン型の先行車検出装置に
は、まったく適用することはできないことから、新たに
自車線確率という概念を導入して、スキャン型にて先行
車を適切に選択して車間制御することが可能な車間距離
制御装置が提案されている(特開平8−279099号
公報)。
79099号公報の車間距離制御装置で、自車線確率を
求めるための自車の進行路曲線を算出するために、ステ
アリングセンサにて検出される操舵角を入力としたフィ
ルタ処理と、実操舵角の基準となる操舵角中立位置の学
習とを行っている。
速が20km/h以上であれば、ステアリングの操舵量
によらず、全ての操舵角データを操舵角の中立位置の学
習に利用している。しかし、走行路は、左右カーブが均
等に存在する訳ではなく、例えば、右カーブが長時間に
わたって頻度高く存在する場合がある。このようなとき
には、操舵角中立位置が、フィルタ処理により直進状態
として得られるはずが、実際には右にずれて演算される
ことがある。
位置に収束するのであるが、このような収束は長時間に
及ぶことから、短時間の走行では、実際とは異なる操舵
角中立位置で、走行路の曲率や自車線確率が計算され
て、精度を欠いてしまうおそれがあった。
制御の前記問題点を解決して、走行開始の早期に正確な
操舵角の中立位置を推定して、精度の高い各種制御を可
能とする操舵角中立学習装置、カーブ曲率推定装置、車
間距離制御装置および操舵角中立学習装置をコンピュー
タシステムにて実現するための記録媒体の提供を目的と
するものである。
操舵角中立学習装置は、車両直進状態判定手段が、車両
旋回検出手段にて検出された車両の旋回が直進状態を示
す範囲にあると判定すると、学習手段が、この判定がな
された際における操舵角検出手段にて検出された車両の
操舵角(S:この項では、実施の形態で用いられている
関連記号を付すが、この記号により請求の範囲を限定す
ることを意味するものではない。)に基づいて操舵角中
立位置(Sc)の学習を行う。このような車両旋回検出
手段としては、ヨーレートを検出するセンサや、左右の
車輪の速度差を検出し、該速度差に基づいて車両の旋回
を検出する装置が挙げられる。
態を示す範囲にある場合のみに、操舵角検出手段にて検
出された車両の操舵角(S)に基づいて操舵角中立位置
(Sc)の学習を行うのである。走行開始から長時間、
カーブを走行することは通常考えられず、走行初期に直
進走行はほぼ間違いなくなされるので、その状態を捉え
て、操舵角中立位置(Sc)の学習をすれば、早期に正
確な操舵角中立位置(Sc)を得ることができる。
度高く存在する場合にも、その内の直進走行範囲に該当
する部分でのみ学習するので、操舵角中立位置(Sc)
が、右にずれて演算されることはなくなる。したがっ
て、操舵角に基づいて得られる走行路の曲率や自車線確
率も高精度となり、精度の高い各種制御が可能となる。
れる。すなわち、暫定操舵角中立位置設定手段が、車両
直進状態判定手段にて車両の旋回が直進状態を示す範囲
にあると判定された際における操舵角検出手段にて検出
された車両の操舵角(S)を暫定操舵角中立位置(S
0)として設定する。そして、操舵角中立位置学習手段
は、この暫定操舵角中立位置(S0)を用いて、操舵角
中立位置(Sc)の学習を行う。具体的には、操舵角中
立位置学習手段は、暫定操舵角中立位置(S0)の近傍
に、操舵角検出手段にて検出された車両の操舵角(S)
が存在する際に、操舵角検出手段にて検出された車両の
操舵角(S)と暫定操舵角中立位置(S0)との差(st
r_eng)から、操舵角中立位置(Sc)を引いた角度(s
tr_eng−Sc)に基づいて、操舵角中立位置(Sc)を
補正して新たな操舵角中立位置(Sc)を求める。
舵角中立位置(S0)の近傍に、操舵角検出手段にて検
出された車両の操舵角(S)が存在する際に、操舵角中
立位置(Sc)を求めて学習しているので、前述した効
果が生じる。操舵が直進状態の操舵をしていることを、
より一層確実に捉えるためには、例えば、前記操舵角中
立位置学習手段は、車両速度を検出する車速検出手段に
て検出される車両速度が所定速度より高い場合に、上述
した処理を行うようにしても良い。所定速度としては、
例えば40km/hと設定する。これは、40km/h
より小さい速度で走行するような環境、例えば市街地で
の走行にては、頻繁に操舵が繰り返されているが、40
km/hより高い速度となる郊外や高速道路での走行で
は、操舵は安定しており、より一層直進状態が判断しや
すく、学習する操舵データとしても、より正確なものが
得られるからである。
な構成が挙げられる。すなわち、暫定操舵角中立位置設
定手段は、車両直進状態判定手段にて車両の旋回が直進
状態を示す範囲にあると判定された際における操舵角検
出手段にて検出された車両の操舵角(S)を暫定操舵角
中立位置(S0)として設定する。そして、操舵角中立
位置学習手段は、操舵角中立位置(Sc)の近傍に操舵
角検出手段にて検出された操舵角(S)が存在する際
に、操舵角検出手段にて検出された車両の操舵角(S)
と暫定操舵角中立位置(S0)との差(str_eng)か
ら、操舵角中立位置(Sc)を引いた角度(str_eng−
Sc)に基づいて、操舵角中立位置(Sc)を補正して
新たな操舵角中立位置(Sc)を求める。
のは、操舵角中立位置(Sc)の近傍に操舵角検出手段
にて検出された操舵角(S)が存在する際の角度(str_
eng−Sc)に基づいて、学習を実行している点であ
る。この場合も、前述した場合と同様に、操舵が直進状
態の操舵をしていることを、より一層確実に捉えるため
に、前記操舵角中立位置学習手段は、車両速度を検出す
る車速検出手段にて検出される車両速度が所定速度より
高い場合に、上述した処理を行うようにしても良い。
期値として、例えば暫定操舵角中立位置(S0)を設定
する。なお、前記暫定操舵角中立位置設定手段は、車両
直進状態判定手段にて車両の旋回が直進状態を示す範囲
にあると判定された際における操舵角検出手段にて検出
された車両の操舵角(S)を、暫定操舵角中立位置(S
0)として設定する処理を行っているが、この暫定操舵
角中立位置(S0)の設定処理は、条件成立毎に繰り返
し設定する必要はない。
0)はあくまでも暫定的な操舵角中立位置であり、本操
舵角中立学習装置の処理における最初に、一度のみ行う
用にしても問題はなく、必要な操舵角中立位置(Sc)
は、以後、学習されて精度高く得られる。
的には、例えば、操舵角検出手段にて検出された車両の
操舵角(S)と暫定操舵角中立位置(S0)との差(st
r_eng)から、操舵角中立位置(Sc)を引いた角度(s
tr_eng−Sc)の所定割合で、前記操舵角中立位置(S
c)を補正して新たな操舵角中立位置(Sc)を求める
ことにより、操舵角中立位置(Sc)の学習を行う。
立位置学習手段にて操舵角中立位置(Sc)の学習が行
われる際における、車両速度の高さに応じて、該速度が
高ければ高いほど大きくされるように設定される。速度
が高ければ、直進性の検出の精度が高いからである。
立位置学習手段にて行われる操舵角中立位置(Sc)の
学習回数の多さに応じて、該学習回数が多ければ多いほ
ど小さくされるように設定される。長期の操舵角中立位
置変動を加味しつつ、操舵角中立位置(Sc)を早期に
安定化するためである。
おける車両速度の高さに応じて、該速度が高ければ高い
ほど早期に小さくされるようにしても良い。高ければそ
れだけ精度の高いデータが得られるので、その後の学習
の度合いを小さくした方が、操舵角中立位置(Sc)を
早期に安定化するためである。
前述した場合と同様に、操舵が直進状態の操舵をしてい
ることを、より一層確実に捉えるために、車両速度を検
出する車速検出手段にて検出される車両速度が所定速度
より高く、かつ車両旋回検出手段にて検出された車両の
旋回が所定角速度より小さい場合に、車両の旋回が直進
状態を示す範囲にあると判定するようにしても良い。
て、更に、車両速度を検出する車速検出手段と、前記操
舵角中立学習装置により得られている操舵角中立位置
(Sc)と、前記操舵角検出手段にて検出された車両の
操舵角(S)あるいは該操舵角(S)と前記暫定操舵角
中立位置(S0)との差(str_eng)と、前記車速検出
手段により検出される車両速度(Vn)とに基づいて、
走行路の曲率を演算するカーブ曲率演算手段と、を備え
ることで、カーブ曲率推定装置を構成することができ、
操舵角中立学習装置により精度高い操舵角中立位置(S
c)が早期に学習されて得られるので、精度の高いカー
ブ曲率推定を早期に実施することができる。
て、更に、自車の車両速度を検出する車速検出手段と、
前記操舵角中立学習装置により得られている操舵角中立
位置(Sc)と、前記車速検出手段により検出される自
車の車両速度(Vn)とに基づいて、自車の走行路の曲
率を演算するカーブ曲率演算手段と、車幅方向の所定角
度範囲に送信波あるいはレーザ光をスキャン照射し、物
体からの反射波あるいは反射光に基づいて、自車と前方
物体との距離をスキャン角度に対応して検出可能な測距
手段と、前記測距手段によって検出された距離および対
応するスキャン角度に基づいて、自車に対する前記物体
の相対位置を算出すると共に、自車に対する前記物体の
相対速度を算出する物体認識手段と、前記カーブ曲率演
算手段によって求められた前記自車走行路の曲率と前記
物体認識手段によって算出された前記物体の相対位置と
に基づいて、前記物体が自車と同一車線上にいる確率を
求める自車線確率算出手段と、前記自車線確率算出手段
によって求められた確率に基づいて、車間距離制御すべ
き先行車を選択する先行車選択手段と、前記車速検出手
段により検出された自車の速度を調節して、前記先行車
選択手段にて選択された先行車との車間距離を制御する
車間距離制御手段と、を備えることで、車間距離制御装
置を構成することができ、操舵角中立学習装置により精
度高い操舵角中立位置(Sc)が早期に学習されて得ら
れるので、精度の高い車間距離制御を早期に実施するこ
とができる。
手段をコンピュータシステムにて実現する機能は、例え
ば、コンピュータシステム側で起動するプログラムとし
て備えることができる。このようなプログラムの場合、
例えば、フロッピーディスク、光磁気ディスク、CD−
ROM、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能
な記録媒体に記録し、必要に応じてコンピュータシステ
ムにロードして起動することにより用いることができ
る。この他、ROMやバックアップRAMをコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体として前記プログラムを記録
しておき、このROMあるいはバックアップRAMをコ
ンピュータシステムに組み込んで用いても良い。
広い意味で走行路の曲がり度合いを示すものであり、曲
率半径や狭い意味の曲率(曲率半径の逆数)を含むもの
である。
た操舵角中立学習装置が組み込まれた車間制御用電子制
御装置2(以下、「車間制御ECU」と称する。)およ
びブレーキ電子制御装置4(以下、「ブレーキECU」
と称する。)を中心に示す自動車に搭載されている各種
制御回路の概略構成を表すブロック図である。
タを中心として構成されている電子回路であり、現車速
(Vn)信号、操舵角(str-eng,S0)信号、ヨーレ
ート信号、目標車間時間信号、ワイパスイッチ情報、ア
イドル制御やブレーキ制御の制御状態信号等をエンジン
電子制御装置6(以下、「エンジンECU」と称す
る。)から受信する。そして、車間制御ECU2は、こ
の受信したデータに基づいて、操舵角中立学習装置とし
て後述する操舵角中立学習処理により操舵角中立位置を
演算したり、カーブ曲率推定装置として後述する処理に
てカーブ曲率半径Rを推定したり、車間制御演算をして
いる。
キャニング測距器とマイクロコンピュータとを中心とし
て構成されている電子回路であり、スキャニング測距器
にて検出した先行車の角度や相対速度等、および車間制
御ECU2から受信する現車速(Vn)信号、カーブ曲
率半径R等に基づいて、車間距離制御装置の一部の機能
として先行車の自車線確率を演算し、相対速度等の情報
も含めた先行車情報として車間制御ECU2に送信す
る。また、レーザレーダセンサ3自身のダイアグノーシ
ス信号も車間制御ECU2に送信する。
向の所定角度範囲に送信波あるいはレーザ光をスキャン
照射し、物体からの反射波あるいは反射光に基づいて、
自車と前方物体との距離をスキャン角度に対応して検出
可能な測距手段として機能している。
ーザレーダセンサ3から受信した先行車情報に含まれる
自車線確率等に基づいて、車間距離制御すべき先行車を
決定し、先行車との車間距離を適切に調節すべく、エン
ジンECU6に、目標加速度信号、フューエルカット要
求信号、ODカット要求信号、3速シフトダウン要求信
号、警報要求信号、ダイアグノーシス信号、表示データ
信号等を送信している。
タを中心として構成されている電子回路であり、車両の
操舵角を検出する操舵角検出手段としてのステアリング
センサ8、車両旋回検出手段としてヨーレートを検出す
るヨーレートセンサ10、および各車輪の速度を検出す
る車輪速センサ12から、操舵角やヨーレートを求め
て、これらのデータをエンジンECU6を介して、車間
制御ECU2に送信している。またブレーキECU4
は、エンジンECU6を介する車間制御ECU2からの
警報要求信号に応じて警報ブザー14を鳴動する。
タを中心として構成されている電子回路であり、車両速
度を検出する車速検出手段としての車速センサ16、ブ
レーキの踏み込み有無を検出するブレーキスイッチ1
8、クルーズコントロールスイッチ20、クルーズメイ
ンスイッチ22、およびスロットル開度センサ(図示し
ていない。)、その他のセンサやスイッチ類からの検出
信号あるいはボデーLAN24を介して受信するワイパ
ースイッチ情報やテールスイッチ情報を受信し、更に、
ブレーキECU4からの操舵角(str-eng,S0)信号
やヨーレート信号、あるいは車間制御ECU2からの目
標加速度信号、フューエルカット要求信号、ODカット
要求信号、3速シフトダウン要求信号、警報要求信号、
ダイアグノーシス信号、表示データ信号等を受信してい
る。
た信号から判断する運転状態に応じて、スロットル駆動
器やブレーキ駆動器(図示していない。)等を駆動して
いる。また、必要な表示情報を、ボデーLAN24を介
して、LCD等の表示装置(図示していない。)に送信
して表示させたり、あるいは、現車速(Vn)信号、操
舵角(str-eng,S0)信号、ヨーレート信号、目標車
間時間信号、ワイパスイッチ情報信号、アイドル制御や
ブレーキ制御の制御状態信号を、車間制御ECU2に送
信している。
すごとくのフォトインタラプタ式のセンサであり、金属
円板32と回転検出回路34とから構成されている。金
属円板32は、図2(b)の平面図に示すごとくスリッ
ト32aを環状に多数配列しており、回転検出回路34
に備えられた2つのレーザダイオード34a,34bか
ら出力される光が金属円板32のスリット32aを通過
すると、その光を2つのフォトトランジスタ34c,3
4dでそれぞれ受光し、その受光のオン/オフ状態が、
検出回路34eにて端子の電圧出力信号SS1,SS2
に変換されて出力される。VINは電源ライン、GND
は接地ラインである。
ハンドル軸に設けられているため、ハンドル軸の回転、
すなわち操舵に応じて、2つの端子の出力信号SS1,
SS2が図3に示すごとく出力される。2つのレーザダ
イオード34a,34bとスリット32aの配列との関
係により、金属円板32が左回転する(ハンドルが左に
切られる)と出力信号SS1の立ち下がりタイミングか
ら出力信号SS2の立ち下がりタイミングまでの時間
が、出力信号SS2の立ち下がりタイミングから出力信
号SS1の立ち下がりタイミングまでの時間よりも短く
なる。また、金属円板32が右回転する(ハンドルが右
に切られる)と出力信号SS1の立ち下がりタイミング
から出力信号SS2の立ち下がりタイミングまでの時間
が、出力信号SS2の立ち下がりタイミングから出力信
号SS1の立ち下がりタイミングまでの時間よりも長く
なる。このことから、操舵の方向が判明する。更に、出
力信号SS1,SS2の立ち下がりあるいは立ち上がり
のカウントにより操舵角度が判明する。なお、左回転に
おける出力信号SS1の立ち下がりから出力信号SS2
の立ち下がりまでの操舵角度、または右回転における出
力信号SS2の立ち下がりから出力信号SS1の立ち下
がりまでの操舵角度は1.125degである。したが
って、ステアリングセンサ8のパルス信号で直接得られ
る操舵角の測定精度は、1.125degまでである。
しかし、後述する操舵角中立位置学習制御で得られる操
舵角中立位置Scは、1.125degよりも高い精度
で推定できる。
ーキECU4の処理の一部として行われる操舵角演算処
理を説明する。この操舵角演算処理は、車両直進状態判
定手段(ステップS120,S130)および暫定操舵
角中立位置設定手段(ステップS110,S140)と
しての処理に該当する。
あるか否かが判定される(S110)。イグニッション
がオンされて電源が供給され、ブレーキECU4に立ち
上がった際には、暫定操舵角中立位置S0は未設定であ
るので(S110で「YES」)、次にエンジンECU
6を介して車速センサ16から得られる現車速Vnが所
定速度、ここでは30km/hより高いか否かが判定さ
れる(S120)。現車速Vnが30km/hより高け
れば(S120で「YES」)、ヨーレートセンサ10
から得られるヨーレートの絶対値が1deg/sよりも
小さいか否かが判定される(S130)。
回が直進状態を示す範囲にあるか否かを判定する処理で
あり、このステップS120,S130のいずれか一つ
でも満足されなければ(S120で「NO」またはS1
30で「NO」)、本操舵角演算処理では何もなされず
に処理を終了する。
hを越え、かつ一時的にでもヨーレートの絶対値が1d
eg/sより小さくなるような直進走行を行った場合に
は(S120で「YES」、かつ、S130で「YE
S」)、この時の操舵角Sを暫定操舵角中立位置S0と
して設定する(S140)。
の測定が開始され(S150)、この測定された操舵角
SとステップS140にて設定された暫定操舵角中立位
置S0とから次式のごとく計算して、測定操舵角str_en
g(操舵角Sと暫定操舵角中立位置S0との差、すなわ
ち、暫定操舵角中立位置S0を原点とする操舵角)を求
める(S160)。
で、ステップS110では「NO」と判定されて、本操
舵角演算処理ではステップS150,S160のみが行
われて、操舵角Sの測定処理(S150)と、測定操舵
角str_engの更新処理(S160)とが繰り返される。
すなわち、ステップS140の暫定操舵角中立位置S0
設定は、最初に一度のみ行われる。
係により、出力信号SS1,SS2の変化がある毎にS
dを求めて、次式のごとく算出される。
ない送信処理により、ヨーレート、その他のデータと共
に、ブレーキECU4からエンジンECU6へ送信され
る。
信を仲介し、他のデータと共に、測定操舵角str_engを
車間制御ECU2に送信する。次に、車間制御ECU2
により実行される処理の一部である操舵角中立位置学習
制御処理について説明する。操舵角中立位置学習制御処
理のフローチャートを図6に示す。
U6より受信したか否かが判定される(S220)。測
定操舵角str_engが受信されていなければ(S220で
「NO」)、本操舵角中立位置学習制御処理では何もな
されない。測定操舵角str_engが受信されると(S22
0で「YES」)、次に現車速Vnが40km/h以上
か否かが判定される(S230)。現車速Vnが40k
m/h以上であれば(S230で「YES」)、次に測
定操舵角str_engの絶対値が、6.75deg以下か否
かが判定される(S240)。
つでも満足されなければ(S230で「NO」またはS
240で「NO」)、本操舵角中立位置学習処理では何
もなされずに処理を終了する。車速が40km/h以上
となり、かつその時の測定操舵角str_engの絶対値が
6.75deg以下となるような直進走行を行っていた
場合、言い換えると、暫定操舵角中立位置S0の近傍に
操舵角Sが存在する際には(S230で「YES」、か
つS240で「YES」)、次に、学習度合いカウンタ
Cvの演算が次式のごとくなされる(S250)。
を表している。なお、学習度合いカウンタCvの初期値
Cv(0)=0である。
る。図7では、現車速Vnが高いほど増加値αは大きく
設定されている。すなわち、現車速Vnが高いほど学習
度合いカウンタCvの増加は速くなる。ただし、学習度
合いカウンタCvは値16384を上限としている。
にステップS230およびステップS240の条件が成
立したか否かが判定される(S260)。最初であれば
(S260で「YES」)、学習対象の操舵角中立位置
Scに初期値として、暫定操舵角中立位置S0が設定さ
れる(S270)。これ以後の処理では、ステップS2
60にて「NO」と判定されるので、操舵角中立位置S
cの初期化(S270)は実行されない。
の次に、操舵角中立位置Scの学習演算が次式のごとく
行われる(S290)。
定操舵角str_engから、操舵角中立位置Sc(n−1)
を引いた角度{str_eng−Sc(n−1)}に基づい
て、操舵角中立位置Sc(n−1)を補正して新たな操
舵角中立位置Sc(n)を求めることにより、操舵角中
立位置Scの学習を行っている。
のままではなく、角度{str_eng−Sc(n−1)}の
所定割合α/Cv(n)が操舵角中立位置Sc(n−
1)に加えられることにより操舵角中立位置Sc(n−
1)が補正されて、新たな操舵角中立位置Sc(n)が
形成されている。
に、ステップS230,S240の条件が共に成立すれ
ば、ステップS250,S290の処理が実行されて、
操舵角中立位置Scが学習されて行く。すなわち、ブレ
ーキECU4が実行する操舵角演算処理(図4)にて、
車両の旋回が直進状態を示す範囲にあると判定された際
における、ステアリングセンサ8にて検出された車両の
操舵角Sを暫定操舵角中立位置S0として設定する。そ
して、車間制御ECU2が実行する操舵角中立位置学習
処理(図6)にて、この暫定操舵角中立位置S0を用い
て、操舵角中立位置Scの学習を行う。
6)では、暫定操舵角中立位置S0の近傍に、ステアリ
ングセンサ8にて検出された車両の操舵角Sが存在する
際に、ステアリングセンサ8にて検出された車両の操舵
角Sと暫定操舵角中立位置S0との差(測定操舵角str_
eng)から、操舵角中立位置Scを引いた角度(str_eng
−Sc)に基づいて、操舵角中立位置Scを補正して新
たな操舵角中立位置Scを求める。
舵角中立位置S0の近傍に、ステアリングセンサ8にて
検出された車両の操舵角Sが存在するときのみに、操舵
角中立位置Scを学習しているので、早期に正確な操舵
角中立位置Scを得ることができる。例えば、右カーブ
が長時間にわたって頻度高く存在する場合にも、その内
の直進走行範囲に該当する部分でのみ学習するので、操
舵角中立位置Scが、右にずれて演算されることはなく
なる。したがって、操舵角に基づいて得られる走行路の
曲率や自車線確率も早期に高精度データが得られ、早期
に精度の高い各種制御が可能となる。
の操舵をしていることを、より一層確実に捉えるため
に、操舵角中立位置学習処理(図6)にては、単に測定
操舵角str_engが所定角度以下である条件(S240)
のみでなく、更に車速センサ16にて検出される車速が
所定速度(40km/h)以上という条件(S230)
が満足された場合に、学習演算(S290)を実行して
いる。
h未満の走行となり易く、頻繁に操舵が繰り返されてい
るが、このような状態では正確な直進状態の判断が困難
であるので学習していない。一方、学習している40k
m/hより高い速度となる郊外や高速道路での走行で
は、操舵は安定しているので、直進状態の判断が容易で
あり、学習する操舵データとしても一層正確なものが得
られる。したがって、より正確な操舵角中立位置学習が
無駄なく早期にできる。
よび操舵角中立位置学習処理(図6)により学習して得
られる操舵角中立位置Scの測定結果を、従来技術と比
較して図8および図9に示す。図8は、イグニッション
オンから車速を80km/hまで加速した時の操舵角中
立位置Scの推移を示している。イグニッションオン時
のステアリング位置を操舵角初期値として、0degと
する。このとき運転者は車速の増加と共に直進状態に入
ろうとして操舵を行っている。図8では、操舵の初期値
が20deg左にずれていて、発進から約20秒後に直
進状態に入ったと推測できる。
操舵状態によっては、学習禁止状態に入る。これは、急
操舵時のデータを学習に使用することによる学習精度の
低下を防止するためである。この学習禁止状態は、図8
中の学習禁止カウンタで示している。このカウンタが最
小値(0)である時のみ操舵角中立位置学習を実行す
る。
の形態では、車両の進行状態をヨーレートにて推測し、
いち早く直進状態を推定し、推定した直後から操舵角中
立位置学習を実行できる(図8中では、22秒付近)。
操舵状態によっては、学習禁止状態に入り、カウンタ演
算により、学習禁止状態が解除されるまで、中立学習の
開始が遅れる(図8中では、27秒付近)。このよう
に、従来技術では、直進状態を把握していないことから
学習禁止カウンタを必要とするため図示するような演算
遅れが発生することがある。
て操舵角が推測される状態までの操舵角中立位置Scの
推移を示している。この図より以下のことが分かる。従
来技術は、直進状態が分からないため、学習禁止状態に
ならない限り、操舵角データをすべて操舵角中立位置学
習に利用する。従って、運転の経路によっては、右曲が
りが多い場合は、必然的に学習結果も偏ってしまう。こ
れを解消するには更に長時間の学習が必要となり、早期
に正確な操舵角中立位置Scを得ることが出来ないの
で、操舵角を用いた精度の高い制御をすることがなかな
かできない。
ートから推定するため、操舵角中立位置Scを、学習に
好ましい範囲に限定することが可能であり、その限定さ
れた範囲のデータのみを操舵角中立位置学習に利用する
ため、偏つた経路による操舵角中立位置学習の悪影響は
ない。従って、正確な操舵角中立位置Scに、いち早く
絞り込み可能であり収束も早い。
した操舵角中立位置Scと測定操舵角str_engとを用い
て、カーブ曲率演算手段としての処理を行っている。こ
のカーブ曲率演算手段としての処理は、例えば、まず次
式のごとく推定操舵角strを求める。
オフ周波数1.24Hzの1次ローパスフィルタにてな
まし処理し、なまし処理後の推定操舵角str_filtrerを
用いる。
走行路のカーブ曲率半径Rを演算する。
値の回数、累乗することを意味し、本明細書の他の部分
でも同じである。また、Krはカーブ半径定数(例え
ば、値2100)である。
間制御ECU2はレーザレーダセンサ3へ送信してい
る。次に、レーザレーダセンサ3にて行われる処理と車
間制御ECU2にて行われる処理について説明する。
の内、ステップS1000〜ステップS5000の先行
車検出処理は、レーザレーダセンサ3にて行われる処理
であり、ステップS6000〜ステップS9000の車
間制御処理は車間制御ECU2にて行われる処理であ
る。
センサ3に備えられたスキャニング測距器による距離・
角度の計測データが読み込まれる(S1000)。次に
前方障害物の認識処理がなされる(S2000)。この
前方障害物の認識処理は、現車速Vnと前方の物体がス
キャニングされた結果とに基づいて前方の物体の認識種
別、物体幅W、物体の中心位置XY座標および相対速度
Vrが求められる。認識種別は、例えば、自車が走行し
ているにもかかわらず物体の相対位置がほとんど移動し
ていない場合は移動物と認識できる。また次第に遠ざか
る物体も移動物と認識できる。また物体の相対位置が自
車に対して現車速Vnと同じ速度(絶対値)で近づく場
合は停止物と認識できる。それ以外のもの、例えば現れ
てから認識できるほどの時間が経過していない物体等
は、不明物として認識している。尚、この前方障害物の
認識処理自体は当業者には良く知られた内容である。
4000)に移る。自車線確率算出処理(S4000)
では、まず瞬時自車線確率算出が行われる(S401
0)。瞬時自車線確率算出では、まず、前方障害物の認
識処理(S2000)にて得られたすべての物体の中心
位置・物体幅データ(X0,Y0,W0)を、直進路に変
換する。すなわち、車間制御ECU2から受信したカー
ブ曲率半径Rに基づいて、そのカーブを直進路にした場
合の物体の座標を求める。その変換は次のような式9〜
11により座標変換することによりなされる。
る。
た中心位置・物体幅データ(X,Y,W)を、図12に
示す自車線確率マップ上に配置して、各物体の瞬時自車
線確率、すなわち、その時点で自車線に存在する確率を
求める。確率として存在するのは、車間制御ECU2が
操舵角から求めたカーブ曲率半径Rと実際のカーブ曲率
半径との間に誤差が存在するからであり、その誤差を考
慮した制御をするために、ここで各物体の瞬時自車線確
率を求める。
車の左右方向であり、縦軸はY軸、すなわち自車の前方
を示している。本実施の形態では、左右5m、前方10
0mまでの領域を示している。ここで領域は、領域a
(自車線確率80%)、領域b(自車線確率60%)、
領域c(自車線確率30%)、領域d(自車線確率10
0%)、それ以外の領域(自車線確率0%)に別れてい
る。この領域の設定は、実測により定めたものである。
特に、領域dは自車直前への割込も考慮することにより
設定された領域である。
Lb,Lc,Ldは、例えば次の式12〜15で与えら
れるものである。尚、境界線La′、Lb′,Lc′,
Ld′は、それぞれ境界線La、Lb,Lc,Ldとは
Y軸で対称の関係にある。
満足させるように領域を設定する。実際の数値の決定
は、実験にて決定する。
b′,Lc′は、計算処理速度の点から、放物線として
いるが、処理速度が許すならば、円弧にて表す方が良
い。境界線Ld,Ld′についても処理速度が許すなら
ば外側に膨らんだ放物線または円弧にて表す方が良い。
時自車線確率P0 が決定される。 領域dを少しでも有する物体 → P0=100% 領域a内に中心が存在する物体→ P0= 80% 領域b内に中心が存在する物体→ P0= 60% 領域c内に中心が存在する物体→ P0= 30% 上記〜を満たさない物体 → P0= 0% 次に、このようにして得られた各物体の瞬時自車線確率
P0 を次の式23,24により時間平均して自車線確率
Pを求める。すなわちフィルタ処理を行う(S402
0)。ただし、自車線確率Pの初期値は「0%」であ
る。
特に自車の前方への割込車両があった場合に、迅速に対
処できるようにするためである。
最終的な自車線確率Pを決定する(S4030)。
(7)そのリミットは次のように設定される。認識種
別が移動物の場合、前記式23または前記式24で算出
されたままの自車線確率Pとする。
(e)いずれかの条件を満足すれば、自車線確率Pの最
大値を20%とする。 (a)Y0 > 40m かつ W0 < 1.4m (b)Y0 > 30m かつ W0 < 1.2m (c)Y0 > 20m かつ W0 < 1.0m (d)認識されてから1秒未満のもの(スキャン5回に
満たないもの) (e)他の移動物の中に、自車線確率P≧50%であっ
て、自身よりも長く認識されている物体が存在する。
各物体の自車線確率が求められる。次に、この物体の内
から、先行車が選択される(S5000)。この先行車
選択処理(S5000)を図13に示す。まず、移動物
と停止物とに分けて、移動物から走行中の先行車を1台
抽出し(S5010)、次に停止物から停止中の先行車
を1台抽出する(S5020)。
を抽出する。 (a) |R|<500mのとき、 自車線確率P>30% (b) 500m≦|R|<1000mのとき、自車線確率P>40% (c)1000m≦|R|のとき、 自車線確率P>50% このように、カーブ曲率半径Rの絶対値が小さいほど抽
出条件が緩い(自車線確率Pが小さいものも抽出され
る)のはカーブ曲率半径Rの絶対値が小さいほど先行車
を見つけにくいからである。
合は、(それらの移動物の内の最大の自車線確率P−1
5%)以上の自車線確率Pを有する移動物、または自車
線確率P≧70%の移動物のいずれかに該当する移動物
の内で、Y0 が最小の移動物を走行中の先行車として抽
出する。上記にて抽出されなかったら走行中の先行車
は無しとする。
止物を停止中の先行車として抽出する。抽出されなけれ
ば、停止中の先行車は無しとする。停止物の場合は、路
側物を先行車として判断しないために基準が移動物より
厳しくされている。
場合](S5020)の抽出結果から、次のように先行
車を選択する。 走行中の先行車も停止中の先行車もいずれも存在しな
い場合は、先行車無しとする。
いずれか一方が存在する場合、それを先行車とする。 走行中の先行車および停止中の先行車のいずれも存在
する場合、Y0 が小さい方を先行車とする。
に、先行車を見失ってもあるいは見誤っても、毎回複数
の検出物体から一番確からしい物体を先行車として選択
するので一瞬の間違いで済む。) こうして先行車検出処理(S1000〜S5000)が
終了する。このようにして演算された先行車の自車線確
率を含む先行車情報を、レーザレーダセンサ3は、車間
制御ECU2に送信する。車間制御ECU2では、この
先行車情報を受信して、車間制御処理(S6000〜S
9000)を実行する。
ャートに示す目標車間算出処理が実行される(S600
0)。まず、イニシャル中か否かが判定される(S60
10)。イニシャル中とは、電源オンした後に本処理が
最初に実行されたタイミングを意味する。
されて、目標車間時間THとして初期値T0 が設定され
る(S6020)。この初期値T0 としては、例えば
「2.5秒」が設定される。ステップS6010にて否
定判定された場合に、あるいはステップS6020の処
理後に、タップダウン操作が有ったか否かが判定される
(S6030)。更にステップS6030にて否定判定
された場合には、タップアップ操作が有ったか否かが判
定される(S6040)。
クルーズコントロールスイッチ20内のタップスイッチ
の操作により、車間を大きくする操作である。タップア
ップ操作とは逆にタップスイッチの操作により、車間を
小さくする操作である。タップダウン操作がなされてい
れば、ステップS6030にて肯定判定されて、次の式
25のごとく、目標車間時間THの増加処理がなされる
(S6060)。
より目標車間時間THの上限は3.3秒とされる。
ば、ステップS6040にて肯定判定されて、次の式2
6のごとく、目標車間時間THの減少処理がなされる
(S6090)。
より目標車間時間THの下限は0.7秒とされる。
と、次に、その目標車間時間THが、次の式27のごと
く、現車速Vnにより目標車間距離Dtに換算される
(S6050)。
(S7000)が実行される。
010)、コースト中でなければアクセル中か否かが判
定され(S7020)、先行車認識中か否かが判定され
る(S7030)。ここで、コーストとは、定速走行制
御中にクルーズコントロールスイッチ20内のセットス
イッチが押されたとき、減速制御し、その後、セットス
イッチが放されたときの現車速Vnを目標速度Vmとし
て定速走行制御に移行するものであり、コースト中とは
この減速制御の期間を意味する。アクセルとは、定速走
行制御中に定速走行制御中にクルーズコントロールスイ
ッチ20内のリジュームスイッチが押されたとき、増速
制御し、その後、リジュームスイッチが放された時の現
車速Vnを目標速度Vmとして定速走行制御に移行する
ものであり、アクセル中とはこの増側制御の期間を意味
する。
プS7010にて肯定判定されて、加減速率Atに「−
2.6km/h/s」が設定され(S7100)、アク
セル中であれば、ステップS7020にて肯定判定され
て、加減速率Atに「2.6km/h/s」が設定され
る(S7090)。
きに、先行車認識中、すなわち、ステップS5000に
て先行車が選択されている場合には、ステップS703
0にて肯定判定されて、基本加減速率算出処理(S70
40)が実行される。(8)基本加減速率算出処理(S
7040)は次のようになされる。
先行車との車間D(=Y)およびステップS6050に
て得られた目標車間距離Dtとから算出する。
に示したマップのデータを補間して、基本加減速率MD
V(km/h/s)を求める。尚、ヒステリシスのため
に、車間偏差Deおよび相対速度Vrのそれぞれの境界
部分に、車間偏差Deについては2mの不感帯を設け、
相対速度Vrについては1km/hの不感帯を設けてい
る。また、このマップの領域を越える場合は、最も近い
領域の値を設定する。尚、図16では、車間偏差Deが
マイナスでも、先行車の速度が高くて次第に離れて行く
場合(Vr>0)には、増速(基本加減速率MDV>
0)である。これは車間距離がつまっていても、先行車
が遠ざかっていけば、自車がわざわざ減速する必要はな
いからであり、減速するとドライバーにとって不要な減
速と感じられるからである。
補正するため、補正係数KMDVを、図17に示す車間
Dとの関係から求める(S7050)。これは遠方の先
行車に過敏な反応をしないようにするためである。次
に、式29のごとく加減速率Atを求める(S706
0)。
クセル終了後5秒以内である場合には、ステップS70
70にて肯定判定されてステップS7090にて加減速
率Atを「2.6km/h/s」に設定し、アクセル終
了後5秒以内でなければ、ステップS7070にて否定
判定されてステップS7080にて加減速率Atを
「1.3km/h/s」に設定する。
された場合に、加減速率Atが2.6km/h/sとさ
れるのは、ドライバーの意志をできるだけ尊重するとい
う意図から、ドライバーが加速したいという意志を表し
たときは、これを優先する制御にしているためである。
0)が終了し、次に目標車速算出処理(S8000)が
行われる。目標車速算出処理(S8000)は、図18
に示すごとく実施され、まず、目標車速Vmが次の式3
0のごとく算出される(S8010)。
表し、本実施の形態では「0.2秒」である。
目標車速Vmに次のような限界が設けられる(S802
0)。Vm>Vn+2km/hで、かつAt<0のと
きは、次の式31のごとく目標車速Vmを設定する。
次の式32のごとく目標車速Vmを設定する。
うに制限する。
定速走行制御用の設定車速Vs以上とはしない。ただし
アクセル中は除く。 (b)目標車速Vmは、次の式33を満足するものとす
る。
が設定される。
全閉条件が成立しているか否かが判定され(S803
0)、成立していなければスロットル全閉解除条件が成
立しているか否かが判定される(S8050)。スロッ
トル全閉条件とは、現車速Vnが目標車速Vmより上が
りすぎた場合に、迅速に減速させる処理を開始させるた
めの条件であり、次の式34に示す。またスロットル全
閉解除条件とは、その減速処理を停止させるための条件
であり、次の式35に示す。
全閉制御(S8040)が行われる。またステップS8
050の条件が満足されれば、スロットル全閉制御の解
除処理(S8060)が行われる。
ットルバルブの開度を制御しているモータの回転速度を
決定するデューティを、スロットルバルブが閉じる方向
に最大のデューティ出力(最高速)として減速制御する
ことを意味する。このようにして、目標車速算出処理
(S8000)が終了すると、従来から知られている定
速車速制御と同様にして、ステップS8000で求めら
れた目標速度Vmを目標とした車速制御が行われる(S
9000)。
ているため、カーブ曲率半径Rに基づいて直進路に変換
した前方物体個々の座標を、予め設定してある直進路の
自車線確率マップに当てはめて個々の物体の自車線確率
を求め、その自車線確率の状態から先行車を決定し、そ
の先行車との位置関係等に基づいて自車の速度を調節し
て、車間距離を制御できる。
ザレーダセンサ3では、車間制御ECU2にて早期に精
度高く得られた操舵角中立位置Scに基づいて推定され
たカーブ曲率半径Rのデータを用いることで、スキャニ
ング測距器にて先行車を適切に選択することができる。
したがって、車間制御ECU2では、その先行車に対し
て精度の高い車間距離制御することができる。
習処理では、測定操舵角str_engの絶対値が6.75d
eg以下であること(S240で「YES」)が、学習
を実行するための1つの条件とされていた。これは暫定
操舵角中立位置S0の近傍に、操舵角検出手段にて検出
された車両の操舵角Sが存在する条件を判定するもので
ある。
操舵角検出手段にて検出された車両の操舵角Sと暫定操
舵角中立位置S0との差(str_eng)から、操舵角中立
位置Scを引いた角度(str_eng−Sc)の絶対値が、
6.75deg以下であることを条件としても良い。こ
れは、操舵角中立位置Scの近傍に操舵角検出手段にて
検出された操舵角Sが存在する条件を判断するものであ
り、前述した実施の形態と同様に、早期に精度の高い操
舵角中立位置Scを得ることができる。
してヨーレートセンサ10を用いたが、ヨーレートセン
サ10の代わりに、車輪速センサ12にて、左右輪の回
転速度の差を求めて、その左右輪の回転速度差そのもの
で、ヨーレートの大きさを判定しても良い。また、左右
輪の回転速度の差からヨーレートを演算して、ヨーレー
トセンサ10を用いた場合と同様に判定しても良い。
ーザレーダセンサ3、ブレーキECU4およびエンジン
ECU6に備えられたROMあるいはバックアップRA
Mに記憶されたプログラムにより実行されるものであ
る。
ステムブロック図である。
る。
る。
を演算するための換算テーブル説明図である。
ある。
用いられる増加値αを求めるための換算テーブル説明図
である。
移を示すグラフである。
り、安定して操舵角が推測される状態までの操舵角中立
位置Scの推移を示すグラフである。
る。
る。
る。
る。
減速率MDVを求めるマップである。
グラフである。
る。
速センサ 18…ブレーキスイッチ 20…クルーズコントロー
ルスイッチ 22…クルーズメインスイッチ 24…ボデーLAN 32…金属円板 32a…スリット 34…回転検
出回路 34a,34b…レーザダイオード 34c,34d…フォトトランジスタ 34e…検出
回路
Claims (17)
- 【請求項1】車両の操舵角を検出する操舵角検出手段
と、 車両の旋回を検出する車両旋回検出手段と、 前記車両旋回検出手段にて検出された車両の旋回が直進
状態を示す範囲にあるか否かを判定する車両直進状態判
定手段と、 前記車両直進状態判定手段にて車両の旋回が直進状態を
示す範囲にあると判定された際における前記操舵角検出
手段にて検出された車両の操舵角に基づいて操舵角中立
位置の学習を行う学習手段と、 を備えたことを特徴とする操舵角中立学習装置。 - 【請求項2】前記学習手段は、 前記車両直進状態判定手段にて車両の旋回が直進状態を
示す範囲にあると判定された際における前記操舵角検出
手段にて検出された車両の操舵角を暫定操舵角中立位置
として設定する暫定操舵角中立位置設定手段と、 前記暫定操舵角中立位置の近傍に、前記操舵角検出手段
にて検出された車両の操舵角が存在する際に、前記操舵
角検出手段にて検出された車両の操舵角と前記暫定操舵
角中立位置との差から、操舵角中立位置を引いた角度に
基づいて、前記操舵角中立位置を補正して新たな操舵角
中立位置を求めることにより、操舵角中立位置の学習を
行う操舵角中立位置学習手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1記載の操舵角中立学
習装置。 - 【請求項3】車両速度を検出する車速検出手段を備え、 前記操舵角中立位置学習手段は、 前記車速検出手段にて検出される車両速度が所定速度よ
り高い場合に、請求項2記載の処理を行うことを特徴と
する請求項2記載の操舵角中立学習装置。 - 【請求項4】前記学習手段は、 前記車両直進状態判定手段にて車両の旋回が直進状態を
示す範囲にあると判定された際における前記操舵角検出
手段にて検出された車両の操舵角を暫定操舵角中立位置
として設定する暫定操舵角中立位置設定手段と、 操舵角中立位置の近傍に前記操舵角検出手段にて検出さ
れた操舵角が存在する際に、前記操舵角検出手段にて検
出された車両の操舵角と前記暫定操舵角中立位置との差
から、操舵角中立位置を引いた角度に基づいて、前記操
舵角中立位置を補正して新たな操舵角中立位置を求める
ことにより、操舵角中立位置の学習を行う操舵角中立位
置学習手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1記載の操舵角中立学
習装置。 - 【請求項5】車両速度を検出する車速検出手段を備え、 前記操舵角中立位置学習手段は、 前記車速検出手段にて検出される車両速度が所定速度よ
り高い場合に、請求項4記載の処理を行うことを特徴と
する請求項4記載の操舵角中立学習装置。 - 【請求項6】前記操舵角中立位置は、初期値として、前
記暫定操舵角中立位置が設定されることを特徴とする請
求項2〜5のいずれか記載の操舵角中立学習装置。 - 【請求項7】前記暫定操舵角中立位置設定手段は、 本装置の処理における最初に、前記車両直進状態判定手
段にて車両の旋回が直進状態を示す範囲にあると判定さ
れた際における前記操舵角検出手段にて検出された車両
の操舵角を、暫定操舵角中立位置として設定する処理
を、一度のみ行うことを特徴とする請求項2〜6のいず
れか記載の操舵角中立学習装置。 - 【請求項8】前記操舵角中立位置学習手段は、 前記操舵角検出手段にて検出された車両の操舵角と前記
暫定操舵角中立位置との差から、操舵角中立位置を引い
た角度の所定割合で、前記操舵角中立位置を補正して新
たな操舵角中立位置を求めることにより、操舵角中立位
置の学習を行うことを特徴とする請求項2〜7のいずれ
か記載の操舵角中立学習装置。 - 【請求項9】前記所定割合は、 前記操舵角中立位置学習手段にて操舵角中立位置の学習
が行われる際における、車両速度の高さに応じて、該速
度が高ければ高いほど大きくされることを特徴とする請
求項8記載の操舵角中立学習装置。 - 【請求項10】前記所定割合は、 前記操舵角中立位置学習手段にて行われる操舵角中立位
置の学習回数の多さに応じて、該学習回数が多ければ多
いほど小さくされることを特徴とする請求項8または9
記載の操舵角中立学習装置。 - 【請求項11】前記所定割合は、 学習毎における車両速度の高さに応じて、該速度が高け
れば高いほど早期に小さくされることを特徴とする請求
項10記載の操舵角中立学習装置。 - 【請求項12】車両速度を検出する車速検出手段を備
え、 前記車両直進状態判定手段は、 前記車速検出手段にて検出される車両速度が所定速度よ
り高く、かつ前記車両旋回検出手段にて検出された車両
の旋回が所定角速度より小さい場合に、車両の旋回が直
進状態を示す範囲にあると判定することを特徴とする請
求項1〜11のいずれか記載の操舵角中立学習装置。 - 【請求項13】前記車両旋回検出手段は、ヨーレートを
検出するセンサであることを特徴とする請求項1〜12
のいずれか記載の操舵角中立学習装置。 - 【請求項14】前記車両旋回検出手段は、左右の車輪の
速度差を検出し、該速度差に基づいて車両の旋回を検出
する装置であることを特徴とする請求項1〜12のいず
れか記載の操舵角中立学習装置。 - 【請求項15】請求項1〜14のいずれかに記載の操舵
角中立学習装置と、 車両速度を検出する車速検出手段と、 前記操舵角中立学習装置により得られている操舵角中立
位置と、前記操舵角検出手段にて検出された車両の操舵
角あるいは該操舵角と前記暫定操舵角中立位置との差
と、前記車速検出手段により検出される車両速度とに基
づいて、走行路の曲率を演算するカーブ曲率演算手段
と、 を備えたことを特徴とするカーブ曲率推定装置。 - 【請求項16】請求項1〜14のいずれかに記載の操舵
角中立学習装置と、 自車の車両速度を検出する車速検出手段と、 前記操舵角中立学習装置により得られている操舵角中立
位置と、前記操舵角検出手段にて検出された車両の操舵
角あるいは該操舵角と前記暫定操舵角中立位置との差
と、前記車速検出手段により検出される車両速度とに基
づいて、走行路の曲率を演算するカーブ曲率演算手段
と、 車幅方向の所定角度範囲に送信波あるいはレーザ光をス
キャン照射し、物体からの反射波あるいは反射光に基づ
いて、自車と前方物体との距離をスキャン角度に対応し
て検出可能な測距手段と、 前記測距手段によって検出された距離および対応するス
キャン角度に基づいて、自車に対する前記物体の相対位
置を算出すると共に、自車に対する前記物体の相対速度
を算出する物体認識手段と、 前記カーブ曲率演算手段によって求められた前記自車走
行路の曲率と前記物体認識手段によって算出された前記
物体の相対位置とに基づいて、前記物体が自車と同一車
線上にいる確率を求める自車線確率算出手段と、 前記自車線確率算出手段によって求められた確率に基づ
いて、車間距離制御すべき先行車を選択する先行車選択
手段と、 前記車速検出手段により検出された自車の速度を調節し
て、前記先行車選択手段にて選択された先行車との車間
距離を制御する車間距離制御手段と、 を備えたことを特徴とする車間距離制御装置。 - 【請求項17】請求項1〜14のいずれか記載の操舵角
中立学習装置の各手段としてコンピュータシステムを機
能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み
取り可能な記録媒体。
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JPH1134899A true JPH1134899A (ja) | 1999-02-09 |
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JP19281397A Expired - Fee Related JP3235521B2 (ja) | 1997-07-17 | 1997-07-17 | 操舵角中立学習装置、カーブ曲率推定装置、車間距離制御装置および記録媒体 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003118616A (ja) * | 2001-10-15 | 2003-04-23 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用舵角検出装置 |
JP2007038916A (ja) * | 2005-08-04 | 2007-02-15 | Advics:Kk | 車体速度演算装置 |
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- 1997-07-17 JP JP19281397A patent/JP3235521B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP4622729B2 (ja) * | 2005-08-04 | 2011-02-02 | 株式会社アドヴィックス | 車体速度演算装置 |
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