JPH11348958A - 無公害性断熱容器 - Google Patents

無公害性断熱容器

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JPH11348958A
JPH11348958A JP17667498A JP17667498A JPH11348958A JP H11348958 A JPH11348958 A JP H11348958A JP 17667498 A JP17667498 A JP 17667498A JP 17667498 A JP17667498 A JP 17667498A JP H11348958 A JPH11348958 A JP H11348958A
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JP
Japan
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container
layer
heat
fish
inner layer
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JP17667498A
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English (en)
Inventor
Kenichi Nakamura
謙一 中村
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SANGYO GIJUTSU KENKYUSHO KK
Original Assignee
SANGYO GIJUTSU KENKYUSHO KK
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W90/00Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02W90/10Bio-packaging, e.g. packing containers made from renewable resources or bio-plastics

Landscapes

  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】魚箱(とろ箱)などの魚類用その他の断熱容器
を使用後、その廃棄処理に際して焼却時黒煙や有害ガス
を発生せず、焼却場に輸送・焼却する必要がなく魚市場
その他で自家的に焼却することが可能で、焼却場におい
てたとえ焼却するにしても焼却炉の焼損のおそれがな
く、且つ構造簡単でコスト的にも有利な無公害な断熱容
器を提供する。 【解決手段】紙粉、木粉等のセルロース粉20〜80%とポ
リオレフィン系合成樹脂80〜20%との混合材料からそれ
ぞれ薄肉厚の容器内層1と容器外層2とを容器形成時相
互に所定間隔を保持するごとく形成する。容器の内層1
と外層2とを組合せた間にセルロース粉と澱粉とからな
る発泡粒子3を薄い澱粉糊で箱状に固めるなどして形成
した発泡体を封入して、該内外両層1,2を容器開口部
周縁にそれぞれ外方向に形成した鍔部13, 23において相
互に熱融着もしくは接着して無公害性の断熱容器を形成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、魚箱(とろ箱)
などの魚類用断熱容器や其の他の断熱容器を使用後、そ
の廃棄処理に伴う公害をなくした無公害性の魚類用容器
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、魚類の冷却乃至冷凍輸送時の断熱
のため、大半発泡スチロール製の魚箱(とろ箱)が用い
られており、冷菓類の輸送や一時保管にも同様に発泡ス
チロール製の容器が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】魚類を輸送後、魚類を
とり出した後の発泡スチロール製の魚箱は焼却により廃
棄処理を行っているが、焼却の際多量の黒煙が出るため
魚市場などで燃やせないという問題があり、焼却場に輸
送し焼却せざるを得なかった。また、焼却時に発生する
大量の熱により焼却炉が焼損して甚大な損害を受ける問
題があった。また、冷菓類其の他断熱を要する物品の輸
送容器にも廃棄処理の際同様の問題の発生は避けられな
かった。
【0004】本発明者は、先に魚箱として発泡スチロー
ルの使用を避けるべく平成10年5月8日付けの特許出
願により、紙粉、木粉等のセルロース粉とポリオレフィ
ン系合成樹脂との混合材料から形成した薄肉厚の容器開
口部がそれぞれ正方形もしくは長方形の箱枠状の容器内
層と容器外層との間に、1乃至複数個の前記混合材料と
同一材料から形成した容器中間層を挿入して、該容器内
層と容器外層との間に容器中間層を介して6mmの空気断
熱層を二重乃至多重に備えた魚凾用の無公害性断熱容器
の提案を行った。この場合、断熱容器として構造は堅固
であるが、構造は若干複雑にならざるを得なかった。
【0005】本発明は前記の点に鑑みてなされたもので
あって、魚箱(とろ箱)などの魚類用断熱容器や冷菓類
その他断熱を要する物品の断熱容器を使用後、その廃棄
処理に際して焼却時黒煙が発生せず、焼却場に輸送焼却
する必要がなく魚市場其の他で自家的に焼却することが
可能で輸送・焼却の費用を省略でき、また、焼却場にお
いてたとえ焼却するにしても焼却炉の焼損のおそれがな
く、且つ構造簡単でコスト的にも有利な無公害な断熱容
器を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の無公害性断熱容器に於ては、紙粉、木粉等
のセルロース粉20〜80%とポリオレフィン系合成樹脂80
〜20%との混合材料からそれぞれ薄肉厚の容器内層と容
器外層とを容器形成時相互に所定間隔を保持するごとく
形成する。次に該容器内層と容器外層とを組合せたその
間にセルロース粉と澱粉とからなる発泡体を封入して該
内外両層を容器開口部周縁にそれぞれ外方向に形成した
鍔部において相互に熱融着もしくは接着して該断熱容器
を形成するという構成をとっている。
【0007】前記のように形成された容器では、容器内
層と容器外層との間に封入されたセルロース粉と澱粉と
からなる発泡体が、内包する微細な泡の空気部分によ
り、容器内層と容器外層間の断熱材として働くため断熱
層が内外両層間に形成され、且つ容器の内外両層は20〜
80%のセルロース粉と80〜20%のポリオレフィン系合成
樹脂の混合材料から形成されているため、熱伝導性は低
く、本容器は前記発泡体による断熱層と相俟って断熱性
の良好な断熱容器となる。しかも発泡体を断熱層として
用いるため容器壁の厚いものでも容易に形成することが
できる。また、セルロース粉は古紙・廃木材等を乾燥・
粉砕して製造できるので安価に内外両層を形成でき、更
に発泡体は紙粉等のセルロース粉と澱粉とからなるため
コストは安く、断熱容器としてコスト安く形成すること
ができる。
【0008】このようにして形成された断熱容器は、内
外両層間に封入される前記セルロース粉と澱粉とからな
る発泡体は吸水性があっても、前記セルロース粉とポリ
オレフィン系合成樹脂の混合材料から形成される内外両
層は耐水性を有し魚類用容器として良好に使用できる。
また、容器使用後はそのまま焼却しても、従来の発泡ス
チロール製の容器のように黒煙は出ず、また有害ガスの
発生がない。さらに、容器使用後、内外両層を破れば内
部の紙発泡体は生分解性があり、該発泡体は土中に埋設
した場合、自然界に悪影響を及ぼすことなく自然消滅し
環境への公害を防止することができる。(この場合は内
外両層のみを焼却処理することになる。)
【0009】前記発泡体として、20〜30%のセルロース
粉と80〜70%の澱粉とを混合した粉体に水を添加混練
し、この材料を押出機バレル内で加熱・加圧しつつ、押
出機先端のダイスの細孔から押出すと水が発泡剤となり
発泡したヌードル状素材が形成される。このヌードル状
素材を押出し直後に直径と同程度の長さにホットカット
すると発泡粒子が得られる。このようにして得られた発
泡粒子は、容器内層と容器外層とを組み合せて内外両層
間の所定の間隔部に発泡体として封入するとき、容器の
形状・サイズに順応した発泡体とすることができ該間隔
部を断熱材である発泡体で容易に満たして断熱容器を形
成することができる。従って容器開口部が長方形や正方
形以外の円形のもの(魚類用断熱容器では例えば数の子
や鱈子用)のものでも内外両層間の間隔部を容易に満た
すことができる。
【0010】前記断熱容器の容器内層と容器外層の形成
に当っては、内層内面又は外層外面に極薄のポリオレフ
ィン層を設けることが効果的である。このポリオレフィ
ン層は、セルロースとポリオレフィン系合成樹脂との混
合材料から形成された薄肉厚の容器内層又は容器外層の
本来有する耐水性をさらに強化することができる。
【0011】この容器内層内面又は外層外面にポリオレ
フィン層を設けるに当っては、シート材料から容器内層
又は容器外層を形成する場合、セルロースとポリオレフ
ィン系合成樹脂との混合材料の押出口から押出される薄
肉厚のシートに、押出直後にポリオレフィンの薄膜を重
畳してロール加工することにより、容器内層又は容器外
層形成用シートに予め内層内面又は外層外面に極薄のポ
リオレフィン層を設けることができる。また、容器内層
又は容器外層をインジェクションにより形成する場合
は、インジェクション金型の該当する部分に予め真空成
形した極薄のポリオレフィンフィルムをインサートして
おき、インジェクションにより容器内層内面又は容器外
層外面に極薄のポリオレフィン層を設けることができ
る。
【0012】さらに、燃焼時の熱カロリーを石炭の熱カ
ロリー以下になるように容器内層と容器外層と発泡体に
おける各成分の配合を調節して無公害性の断熱容器を形
成することは極めて効果的である。これにより容器使用
後焼却により廃棄処理するとき、焼却炉を焼損すること
なく断熱容器を廃棄処理することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の無公害性断熱容器の好ま
しい実施の形態を魚類用断熱容器につき添付の図面に基
づいて説明する。図1は、容器開口部が長方形で容器内
層と外層との間に、断熱層として発泡粒子を封入した魚
類用断熱容器の縦断面図である。
【0014】該容器において、容器内層1は、開口部が
所定の長方形の外周に巾広の鍔13を備えた所定深さの直
方体状の薄肉厚のもので、容器外層2は、容器内層1を
収容して容器内層の開口部外周の巾広の鍔13と容器外層
の開口部外周の狭巾の鍔23の各外側縁を揃えるとき、容
器内層の側壁11と容器外層の側壁21との間及び容器内層
の底壁12と容器外層の底壁22との間に所定の間隔を保持
できる所定深さの直方体状の薄肉厚のものである。
【0015】前記容器内層1、容器外層2は、何れも古
紙を乾燥・粉砕した紙粉と、ポリオレフィン系熱可塑性
樹脂(ポリエチレン、ポリプロピレン等)を混練してシ
ート状押出機から押出したシート状材料を片面金型の真
空成形機又は圧空成形機を用いて成形・冷却して作製す
る。この作製に当り防水強化の見地から、前記シート状
押出機の押出口から押出される薄肉厚のシートに、押出
直後にポリオレフィンの薄膜を重畳してロール加工する
ことにより、容器内層又は容器外層形成用シートに予め
内層外面又は外層外面に極薄のポリオレフィン層を設け
るようにする。
【0016】容器内層内面または容器外層外面にポリオ
レフィン層を設ける代りに容器内層1、容器外層2を鍔
部に於て接着または熱溶着した後、低分子のポリオレフ
ィン樹脂を容器内面または外面にコーティングしてポリ
オレフィン薄膜を形成しても良い。
【0017】また、この容器内層1、容器外層2を形成
するためのセルロース粉とポリオレフィン系合成樹脂と
の混合比率は、容器燃焼時の熱カロリーを石炭の熱カロ
リー以下になるように、例えば、セルロース粉60%、ポ
リオレフィン系合成樹脂40%とすると良い。
【0018】一方、容器内層1と容器外層2との間に封
入する発泡粒子3は、次のようにしてつくる。すなわ
ち、古紙を乾燥粉砕した紙粉25%に、澱粉(コーンスタ
ーチ)を粉砕した粉末澱粉75%を混合した粉体に水を添
加して混練機で混練した材料を押出機バレル内で加熱・
加圧しながら、押出機先端のダイスの細孔から押出す。
このとき、水が発泡剤となり混練材料は発泡する。発泡
したヌードル状素材を押出し直後にその直径と同程度の
長さにホットカットして発泡粒子1を作る。これによ
り、断熱性を有する発泡粒子を容易に作製するこができ
る。
【0019】容器内層1と容器外層2との間に発泡体を
封入するに当っては、該容器内層1と容器外層2との間
に保持される間隙部に嵌挿可能な形状に、薄い澱粉糊を
塗布した発泡粒子3を金型を使って上部の開口した箱状
に固めたもの、又は、内外両層間に挿入可能な厚みの平
板状に固めた部材を組合せて該箱状に形成できるものを
5面すなわち側壁用に4面底壁用に1面形成して使用す
る。5面を組合せて使用する場合、側壁4面の4隅の突
合せ端部は45°に形成して組合せ、長方形の底壁上に載
せるようにしてもよく、側壁端面は側面に直角方向のま
ま、一方の端面を側壁端部の側面に当接状態で突合せる
ようにして底壁上に載せるようにしてもよい。
【0020】前記のようにして形成した部材を箱状の部
材ではそのままで、5面を組合せて使用するものは外層
2の内面に当てがうようにして、それぞれ外層2内に落
し込んだ後、容器内層1をその上に嵌挿して内外両層の
各鍔部13, 23の周縁を揃えた状態で、該内層鍔部13と外
層鍔部23を熱溶着もしくは接着剤を介して接着せしめて
無公害性の魚類用断熱容器を形成する。また、予め発泡
粒子3を所定の形状に固めるのでなく、内層1の上部に
穴をあけて発泡粒子3を該孔から内外両層間の間隙部に
充填して該穴を閉鎖するようにしてもよい。(なお、図
1では、発泡粒子3を箱状に固めて使用するか、図示し
ない穴から充填した場合を示している。)
【0021】これにより、容器使用後、該容器を廃棄処
理するに際して、魚市場等で従来の発泡スチロール製容
器のごとく黒煙や有害ガスを発生することなく、自家的
に焼却処理することができ、焼却場への運搬費用や焼却
処理費用を省略することができ、たとえ焼却炉に投入し
て焼却しても石炭の熱カロリー以下で焼却することがで
きるので、ロストルなど焼却炉を損傷する虞れは全くな
い。しかも容器に使用される合成樹脂は容器全体から見
ると極く少量であるためコスト安く製造することができ
る。なお、本容器は断熱効果とともに若干の緩衝効果も
期待することができる。
【0022】この実施の形態では、開口部が長方形の魚
類用断熱容器について説明したが、開口部が正方形や円
形の(魚卵用等の)魚類用断熱容器も形成することが可
能であり、用途に応じて輸送や一時的保管時断熱を要す
る冷菓など他の物品の断熱容器も同様にして形成するこ
とが可能であり、また、発泡体も紙粉と澱粉とからなる
発泡粒子を用いるのでなく、例えば紙粉と澱粉糊と発泡
剤(アゾジカルボンアミド:ADCA)を50:25:1の
比率で混練して射出成形機で成形型に射出注入して形成
される上部の開口した箱状の発泡体を用いるようにする
ことも可能で、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々
の変更を加えることができる。
【0023】
【発明の効果】請求項1記載の本発明の無公害性断熱容
器によれば、容器材料として、容器内層と外層に、セル
ロース粉とポリオレフィン系合成樹脂の混合材料を用
い、容器内層と外層との間に、断熱用としてセルロース
粉と澱粉とからなる発泡体を封入して容器を形成したこ
とにより、吸水性のある発泡体を耐水性のある内外両層
でカバーして魚類用その他輸送や一時的保管時断熱を要
する物品の断熱容器として良好に使用でき、使用後の焼
却による廃棄処理に際して、黒煙を発生せず、魚市場そ
の他で自家的に焼却処理可能で、たとえ焼却場で焼却処
理しても、従来の発泡スチロール製容器のような高温に
よる焼却炉の焼損のおそれがなく、且つ断熱用の容器壁
を容易に厚く形成可能な無公害性の断熱容器をコスト安
く容易に提供することができる。
【0024】請求項2記載の発明によれば、発泡体とし
て、セルロース粉と澱粉とを混合した粉体に水を添加混
練した材料を加熱・加圧しつつダイスの細孔から押出
し、発泡したヌードル状素材を押出し直後にホットカッ
トして形成するようにしたので、特別の発泡剤を使用す
ることなく発泡体である発泡粒子を容易にコスト安く形
成することができる。また、その粒子性から、容器の形
状、サイズに対応して内外両層間の間隙部を容易に満た
すようにすることができる。
【0025】請求項3記載の発明によれば、容器内層内
面又は外層外面に極薄のポリオレフィン層を設けること
により、耐水性を強化した断熱容器を容易に形成するこ
とができる。
【0026】請求項4記載の発明によれば、燃焼時の熱
カロリーを石炭の熱カロリー以下になるごとく、容器の
内層・外層・発泡体における各成分の配合を調節して容
器を形成したので、容器使用後焼却による廃棄処理をす
るとき、焼却炉を焼損することのない無公害性の断熱容
器を容易に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による魚類用に用いた無公害性断熱容器
の縦断面図である。
【符号の説明】
1…容器内層、 13…内層の鍔、 2…容器外層、 23
…外層の鍔、3…発泡体(発泡粒子)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙類、木粉等のセルロース粉20〜80%とポ
    リオレフィン系合成樹脂80〜20%との混合材料からそれ
    ぞれ薄肉厚の容器内層と容器外層とを容器形成時相互に
    所定間隔を保持するごとく形成し、該容器内層と容器外
    層との間にセルロース粉と澱粉とからなる発泡体を封入
    して該内外両層を容器開口部周縁にそれぞれ外方向に形
    成した鍔部において相互に熱融着もしくは接着して形成
    したことを特徴とする無公害性断熱容器。
  2. 【請求項2】発泡体は20〜30%のセルロース粉と80〜70
    %の澱粉とを混合した粉体に水を添加混練した材料を押
    出機バレル内で加熱・加圧しつつ先端ダイスの細孔から
    押出し発泡したヌードル状素材を押出し直後に直径と同
    程度の長さにホットカットしてなる発泡粒子であること
    を特徴とする請求項1記載の無公害性断熱容器。
  3. 【請求項3】容器内層と容器外層の形成に当り、内層内
    面又は外層外面に極薄のポリオレフィン層を設けたこと
    を特長とする請求項1記載の無公害性断熱容器。
  4. 【請求項4】燃焼時の熱カロリーを石炭の熱カロリー以
    下になるごとく容器内層と容器外層と発泡体における各
    成分の配合を調節して形成したことを特徴とする請求項
    1又は2又は3記載の無公害性断熱容器。
JP17667498A 1998-06-08 1998-06-08 無公害性断熱容器 Pending JPH11348958A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2428628A (en) * 2005-07-14 2007-02-07 Green Light Products Ltd Multilayer material useful for packaging
JP2010521591A (ja) * 2007-03-16 2010-06-24 ストラ エンソ オーワイジェイ ボード、その製造方法、及びそれから作製された容器

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GB2428628A (en) * 2005-07-14 2007-02-07 Green Light Products Ltd Multilayer material useful for packaging
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