JP2002085494A - 棺桶及び戸板状部材 - Google Patents
棺桶及び戸板状部材Info
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- JP2002085494A JP2002085494A JP2000280171A JP2000280171A JP2002085494A JP 2002085494 A JP2002085494 A JP 2002085494A JP 2000280171 A JP2000280171 A JP 2000280171A JP 2000280171 A JP2000280171 A JP 2000280171A JP 2002085494 A JP2002085494 A JP 2002085494A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 軽く、保管・輸送時の省スペース化が図れ、
十分な強度があり、焼却時に有害ガス等を発生せず、省
資源に役立ち、断熱性の向上も図れ、価格も廉価な棺桶
を提供すること。 【解決手段】 植物自体又はその加工材からなる粉末と
ポリオレフィン系樹脂及び/又は生分解性樹脂とを混合
したものを発泡せしめてなる発泡シートを補強用シート
に貼り付けてなる表装部材11の発泡シートを貼り付け
ていない側の面に紙製の補強用板材40−1〜5を貼り
付け、表装部材11を発泡シートの面を外側にして箱型
に組み立てて棺桶本体10を構成する。これに蓋を被せ
る。
十分な強度があり、焼却時に有害ガス等を発生せず、省
資源に役立ち、断熱性の向上も図れ、価格も廉価な棺桶
を提供すること。 【解決手段】 植物自体又はその加工材からなる粉末と
ポリオレフィン系樹脂及び/又は生分解性樹脂とを混合
したものを発泡せしめてなる発泡シートを補強用シート
に貼り付けてなる表装部材11の発泡シートを貼り付け
ていない側の面に紙製の補強用板材40−1〜5を貼り
付け、表装部材11を発泡シートの面を外側にして箱型
に組み立てて棺桶本体10を構成する。これに蓋を被せ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、棺桶及び戸板状部
材に関するものである。
材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、亡くなった人を入れる棺桶の材質
には、通常木の板や合板が使用されていた。しかしなが
ら上記従来の棺桶には以下のような問題点があった。 重量が重く、持ち運びに不便である。
には、通常木の板や合板が使用されていた。しかしなが
ら上記従来の棺桶には以下のような問題点があった。 重量が重く、持ち運びに不便である。
【0003】棺桶はその体積が大きいので、使用前に
これを多数台保管又は輸送するのに不便である。
これを多数台保管又は輸送するのに不便である。
【0004】木又は合板は森林資源の枯渇を招き、省
資源の図れるものが要望されている。
資源の図れるものが要望されている。
【0005】棺桶に人体を収納した際、腐敗防止のた
め内部にドライアイス等の冷却部材を収納する場合があ
るが、木又は合板はそれほど断熱性が良くなく、このた
め棺桶の外表面に結露が生じる恐れがあった。
め内部にドライアイス等の冷却部材を収納する場合があ
るが、木又は合板はそれほど断熱性が良くなく、このた
め棺桶の外表面に結露が生じる恐れがあった。
【0006】棺桶を軽量で断熱性の良い合成樹脂材に
よって作製する方法も考えられるが、合成樹脂材は石油
製品であり、生分解性がなく、焼却時に黒煙を出して有
害ガスを発生してしまう。
よって作製する方法も考えられるが、合成樹脂材は石油
製品であり、生分解性がなく、焼却時に黒煙を出して有
害ガスを発生してしまう。
【0007】製造価格が高い。
【0008】一方従来、災害時や緊急時に負傷した人や
亡くなった人を運ぶのに使用する戸板も、通常木又は合
板又は合成樹脂板等が使用されるが、森林資源の枯渇を
招き、合成樹脂板の場合は生分解性がなくて焼却すると
黒煙を出して有害ガスを発生してしまう。また製造価格
が高い。
亡くなった人を運ぶのに使用する戸板も、通常木又は合
板又は合成樹脂板等が使用されるが、森林資源の枯渇を
招き、合成樹脂板の場合は生分解性がなくて焼却すると
黒煙を出して有害ガスを発生してしまう。また製造価格
が高い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の点に鑑
みてなされたものでありその目的は、軽く、保管・輸送
時の省スペース化が図れ、十分な強度があり、焼却時に
有害ガス等を発生せず、省資源に役立ち、断熱性の向上
も図れ、価格も廉価な棺桶及び戸板状部材を提供するこ
とにある。
みてなされたものでありその目的は、軽く、保管・輸送
時の省スペース化が図れ、十分な強度があり、焼却時に
有害ガス等を発生せず、省資源に役立ち、断熱性の向上
も図れ、価格も廉価な棺桶及び戸板状部材を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明にかかる棺桶は、植物自体又はその加工材から
なる粉末とポリオレフィン系樹脂及び/又は生分解性樹
脂とを混合したものを発泡せしめてなる発泡シートを補
強用シートに貼り付けてなる表装部材を、発泡シートの
面を外側にして箱型に組み立てるとともに、その内壁面
に紙製の補強用板材を貼り付けてなることを特徴とす
る。ここで前記補強用板材は、紙製の多数の筒の側壁を
相互に共通するようにネット状に連結して形成される補
強板の一方の面又は両面に前記多数の筒を覆うように表
面板を貼り付けて構成されていることを特徴とする。前
記発泡シートは、加圧によってその厚みが発泡時の厚み
よりも薄く形成されていることを特徴とする。
め本発明にかかる棺桶は、植物自体又はその加工材から
なる粉末とポリオレフィン系樹脂及び/又は生分解性樹
脂とを混合したものを発泡せしめてなる発泡シートを補
強用シートに貼り付けてなる表装部材を、発泡シートの
面を外側にして箱型に組み立てるとともに、その内壁面
に紙製の補強用板材を貼り付けてなることを特徴とす
る。ここで前記補強用板材は、紙製の多数の筒の側壁を
相互に共通するようにネット状に連結して形成される補
強板の一方の面又は両面に前記多数の筒を覆うように表
面板を貼り付けて構成されていることを特徴とする。前
記発泡シートは、加圧によってその厚みが発泡時の厚み
よりも薄く形成されていることを特徴とする。
【0011】また本発明にかかる棺桶作成キットは、植
物自体又はその加工材からなる粉末とポリオレフィン系
樹脂及び/又は生分解性樹脂とを混合したものを発泡せ
しめてなる発泡シートを補強用シートに貼り付けたもの
を、組み立てた際に棺桶となるように展開した形状に形
成してなる表装部材と、前記表装部材を棺桶に組み立て
た際にその内壁面となる部分に貼り付ける紙製の補強用
部材とを、一つのセットとして具備することを特徴とす
る。ここで前記表装部材の補強用板材を貼り付ける面又
は補強用板材の面には、両面テープを貼り付けておくこ
とが好ましい。
物自体又はその加工材からなる粉末とポリオレフィン系
樹脂及び/又は生分解性樹脂とを混合したものを発泡せ
しめてなる発泡シートを補強用シートに貼り付けたもの
を、組み立てた際に棺桶となるように展開した形状に形
成してなる表装部材と、前記表装部材を棺桶に組み立て
た際にその内壁面となる部分に貼り付ける紙製の補強用
部材とを、一つのセットとして具備することを特徴とす
る。ここで前記表装部材の補強用板材を貼り付ける面又
は補強用板材の面には、両面テープを貼り付けておくこ
とが好ましい。
【0012】また本発明は、人体を寝かせた状態で載置
する戸板状部材において、前記戸板状部材は、紙製の多
数の筒の側壁を相互に共通するようにネット状に連結し
て形成される補強板の一方の面又は両面に前記多数の筒
を覆うように表面板を貼り付けて構成される補強用板材
からなることを特徴とする。ここで前記戸板状部材の外
周辺に、紙製の補強用枠部材を取り付けたことを特徴と
する。また前記戸板状部材の表面に、植物自体又はその
加工材からなる粉末とポリオレフィン系樹脂及び/又は
生分解性樹脂とを混合したものを発泡せしめてなる発泡
シートを補強用シートに貼り付けた表装部材が、発泡シ
ートを貼り付けた面を表側にして貼り付けられているこ
とを特徴とする。
する戸板状部材において、前記戸板状部材は、紙製の多
数の筒の側壁を相互に共通するようにネット状に連結し
て形成される補強板の一方の面又は両面に前記多数の筒
を覆うように表面板を貼り付けて構成される補強用板材
からなることを特徴とする。ここで前記戸板状部材の外
周辺に、紙製の補強用枠部材を取り付けたことを特徴と
する。また前記戸板状部材の表面に、植物自体又はその
加工材からなる粉末とポリオレフィン系樹脂及び/又は
生分解性樹脂とを混合したものを発泡せしめてなる発泡
シートを補強用シートに貼り付けた表装部材が、発泡シ
ートを貼り付けた面を表側にして貼り付けられているこ
とを特徴とする。
【0013】また本発明にかかる簡易棺桶は、シートを
袋状に形成しその内部に前記戸板状部材を挿入してなる
人体載置部と、人体載置部の外周辺に接続されて折り曲
げることで人体載置部上に覆い被される覆い部とを有し
てなることを特徴とする。
袋状に形成しその内部に前記戸板状部材を挿入してなる
人体載置部と、人体載置部の外周辺に接続されて折り曲
げることで人体載置部上に覆い被される覆い部とを有し
てなることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態
にかかる棺桶1を示す斜視図である。同図に示すように
棺桶1は、棺桶本体10の上に蓋100を被せて構成さ
れている。以下各構成部品について説明する。
を参照して詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態
にかかる棺桶1を示す斜視図である。同図に示すように
棺桶1は、棺桶本体10の上に蓋100を被せて構成さ
れている。以下各構成部品について説明する。
【0015】ここで図2,図3,図4は棺桶本体10の
製造方法を示す図である。即ち棺桶本体10を製造する
には、まず図2に示すように一枚の表装部材11と五枚
の補強用板材40−1〜5を用意する。
製造方法を示す図である。即ち棺桶本体10を製造する
には、まず図2に示すように一枚の表装部材11と五枚
の補強用板材40−1〜5を用意する。
【0016】表装部材11はこれを組み立てることで上
面が開放された箱型になる形状に形成されており、底面
部13の周囲に4つの側面部15−1,2,3,4を設
け、更に各側面部15−1,2,3,4の先端辺に折曲
辺17−1,2,3,4を設け、一方側面部15−1,
2の長手方向の両側には折曲面19−1,2,3,4を
設けて構成されている。
面が開放された箱型になる形状に形成されており、底面
部13の周囲に4つの側面部15−1,2,3,4を設
け、更に各側面部15−1,2,3,4の先端辺に折曲
辺17−1,2,3,4を設け、一方側面部15−1,
2の長手方向の両側には折曲面19−1,2,3,4を
設けて構成されている。
【0017】ここで表装部材11は、図5に示すように
コート板紙等からなる補強用シート20の一方の面に発
泡シート25を接着して構成されている。補強用シート
20を構成するコート板紙は板紙(厚紙)の一方の面に
光沢などを上げるためにコートを施したものであり、発
泡シート25はコートされていない面に貼り付けられ
る。もちろん補強用シート20としてコート板紙の代り
にコートされていない厚紙や段ボール紙等の他の紙を用
いても良い。
コート板紙等からなる補強用シート20の一方の面に発
泡シート25を接着して構成されている。補強用シート
20を構成するコート板紙は板紙(厚紙)の一方の面に
光沢などを上げるためにコートを施したものであり、発
泡シート25はコートされていない面に貼り付けられ
る。もちろん補強用シート20としてコート板紙の代り
にコートされていない厚紙や段ボール紙等の他の紙を用
いても良い。
【0018】発泡シート25は、植物自体又はその加工
材からなる粉末とポリオレフィン系樹脂及び/又は生分
解性樹脂とを混合したものを発泡せしめてシート状に形
成したものを加圧によってその厚みを発泡時の厚みより
も薄く潰して構成されている。以下その製造方法を説明
する。
材からなる粉末とポリオレフィン系樹脂及び/又は生分
解性樹脂とを混合したものを発泡せしめてシート状に形
成したものを加圧によってその厚みを発泡時の厚みより
も薄く潰して構成されている。以下その製造方法を説明
する。
【0019】即ち発泡シート25は、植物自体又はその
加工材の粉末と、ポリオレフィン系樹脂及び/又は生分
解性樹脂の粉末とを混合攪拌し、この混合物を混練且つ
加熱溶融し、シート状に水発泡し、その後加圧ローラに
よって薄く潰して製造される。
加工材の粉末と、ポリオレフィン系樹脂及び/又は生分
解性樹脂の粉末とを混合攪拌し、この混合物を混練且つ
加熱溶融し、シート状に水発泡し、その後加圧ローラに
よって薄く潰して製造される。
【0020】ここで植物自体又はその加工材としては例
えば、コーヒー粕又はビール粕又はふすま又は大豆殻又
はおから又は醤油の絞り粕又は米ぬか等の植物残査物、
又は紙又は竹又は木又はそれらの内の何れか同士を混合
したものの粉末を用いる。
えば、コーヒー粕又はビール粕又はふすま又は大豆殻又
はおから又は醤油の絞り粕又は米ぬか等の植物残査物、
又は紙又は竹又は木又はそれらの内の何れか同士を混合
したものの粉末を用いる。
【0021】植物残査物の場合は、食品加工工程で紛粒
状に粉砕されていることからそのまま使用することがで
きるのが、場合に応じて更に微粉末化して使用してもよ
い。また紙としては新聞,雑誌等の古紙を用い、また木
としては廃材等を用いるが、それ以外の紙又は木であっ
ても良い。
状に粉砕されていることからそのまま使用することがで
きるのが、場合に応じて更に微粉末化して使用してもよ
い。また紙としては新聞,雑誌等の古紙を用い、また木
としては廃材等を用いるが、それ以外の紙又は木であっ
ても良い。
【0022】次にポリオレフィン系樹脂及び/又は生分
解性樹脂の内のポリオレフィン系樹脂としては例えばポ
リプロピレン樹脂を用いるが、他のポリオレフィン系樹
脂(例えば高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、
ポリブテン等)を用いても良い。また生分解性樹脂とは
微生物或いはその他の生物の代謝作用(光合成)によっ
て分解可能なポリマーのことであり、例えば天然高分子
系、微生物生産ポリエステル、脂肪族ポリエステル、ポ
リ乳酸等、又はこれらの混合物を言う。
解性樹脂の内のポリオレフィン系樹脂としては例えばポ
リプロピレン樹脂を用いるが、他のポリオレフィン系樹
脂(例えば高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、
ポリブテン等)を用いても良い。また生分解性樹脂とは
微生物或いはその他の生物の代謝作用(光合成)によっ
て分解可能なポリマーのことであり、例えば天然高分子
系、微生物生産ポリエステル、脂肪族ポリエステル、ポ
リ乳酸等、又はこれらの混合物を言う。
【0023】各粉末の混合割合は、植物自体又はその加
工材の粉末51重量部以上に対してポリオレフィン系樹
脂及び/又は生分解性樹脂の粉末50重量部未満とし
た。ポリオレフィン系樹脂は石油製品であり、また生分
解性樹脂は高価なので、これらはなるべく使用したくな
いが、成形品にする際の接着剤となって成型品の強度を
維持するにはある程度必要になる。
工材の粉末51重量部以上に対してポリオレフィン系樹
脂及び/又は生分解性樹脂の粉末50重量部未満とし
た。ポリオレフィン系樹脂は石油製品であり、また生分
解性樹脂は高価なので、これらはなるべく使用したくな
いが、成形品にする際の接着剤となって成型品の強度を
維持するにはある程度必要になる。
【0024】そして発泡シート25の具体的な製造は、
図6に示す成型材製造装置を用いて行う。即ちまず植物
自体又はその加工材の粉末55と、ポリオレフィン系樹
脂及び/又は生分解性樹脂57とを攪拌混合機50に投
入して攪拌部材51によって攪拌混合する。
図6に示す成型材製造装置を用いて行う。即ちまず植物
自体又はその加工材の粉末55と、ポリオレフィン系樹
脂及び/又は生分解性樹脂57とを攪拌混合機50に投
入して攪拌部材51によって攪拌混合する。
【0025】次に攪拌混合機50にて混合された混合物
を加熱押出し機60に導入して螺旋状の突条63を設け
たスクリュー65をシリンダ61内で回転することで混
練しながらヒータ67で加熱溶融し、ノズル機構70内
に押し出す。
を加熱押出し機60に導入して螺旋状の突条63を設け
たスクリュー65をシリンダ61内で回転することで混
練しながらヒータ67で加熱溶融し、ノズル機構70内
に押し出す。
【0026】ノズル機構70は螺旋状であって先に行く
ほどその内径が小さくなる複数本の溶融物通過孔71
と、その先端に設けられる略リング状の隙間からなるノ
ズル73とを具備して構成されている。
ほどその内径が小さくなる複数本の溶融物通過孔71
と、その先端に設けられる略リング状の隙間からなるノ
ズル73とを具備して構成されている。
【0027】従ってノズル機構70の溶融物通過孔71
内に圧入された溶融物は螺旋状に回転されることによっ
て更に混練されながら加圧されてノズル73から円筒状
に吐き出される。その際圧力が下がるので水を含有して
いる植物自体又はその加工材の粉末55が発泡体の核剤
となって働き、多孔質が形成されて円筒状の発泡シート
Aとなる。発泡倍率を調整したい場合は別途加熱押出し
機60に所定量の水を添加する。そして略円筒状の発泡
シート(発泡部材)Aをカットすることで平板状の発泡
シート25´(図7参照)を得る。この発泡シート25
´は十分な強度と防水性と断熱性がある。
内に圧入された溶融物は螺旋状に回転されることによっ
て更に混練されながら加圧されてノズル73から円筒状
に吐き出される。その際圧力が下がるので水を含有して
いる植物自体又はその加工材の粉末55が発泡体の核剤
となって働き、多孔質が形成されて円筒状の発泡シート
Aとなる。発泡倍率を調整したい場合は別途加熱押出し
機60に所定量の水を添加する。そして略円筒状の発泡
シート(発泡部材)Aをカットすることで平板状の発泡
シート25´(図7参照)を得る。この発泡シート25
´は十分な強度と防水性と断熱性がある。
【0028】そしてこの発泡シート25´を二本の加圧
ローラの間に通すことでこれを薄く潰して図5に示す発
泡シート25が得られる。この発泡シート25には発泡
シート25´以上に十分な強度と防水性が生じる。また
表面が平らになるので補強用シート20に貼り付け易く
なる。この実施形態では厚さ3mmの発泡シート25´
を厚さ1mmの発泡シート25にしたが、厚みを半分以
下とすることが強度を強くする上で好適である。
ローラの間に通すことでこれを薄く潰して図5に示す発
泡シート25が得られる。この発泡シート25には発泡
シート25´以上に十分な強度と防水性が生じる。また
表面が平らになるので補強用シート20に貼り付け易く
なる。この実施形態では厚さ3mmの発泡シート25´
を厚さ1mmの発泡シート25にしたが、厚みを半分以
下とすることが強度を強くする上で好適である。
【0029】以上のようにして製造された発泡シート2
5の一方の面に前記紙製の補強用シート20を接着剤な
どを用いて貼り付け、貼り付けたものの外周を図2に示
すようにカットすると同時に、同図に点線で示す位置に
折り曲げ容易となるようにハーフカットの折曲線を形成
する。これによって表装部材11が形成される。
5の一方の面に前記紙製の補強用シート20を接着剤な
どを用いて貼り付け、貼り付けたものの外周を図2に示
すようにカットすると同時に、同図に点線で示す位置に
折り曲げ容易となるようにハーフカットの折曲線を形成
する。これによって表装部材11が形成される。
【0030】一方図2に示す補強用板材40−1〜5
は、図8に示すように、紙(厚紙)製の多数の筒43の
側壁を相互に共通するようにネット状に連結して形成さ
れる補強板41の両面に前記多数の筒43を覆うように
表面板(厚紙)45,45を貼り付けて構成されてい
る。この実施形態では筒43を六角形状に形成していわ
ゆるハニカム形状にしている。このように構成した補強
板41は強度が強く、この上に人を載せても容易には変
形しない。なおこの実施形態では補強板41の両面に表
面板45を貼り付けたが、場合によっては一方の面だけ
に表面板45を貼り付けても良い。
は、図8に示すように、紙(厚紙)製の多数の筒43の
側壁を相互に共通するようにネット状に連結して形成さ
れる補強板41の両面に前記多数の筒43を覆うように
表面板(厚紙)45,45を貼り付けて構成されてい
る。この実施形態では筒43を六角形状に形成していわ
ゆるハニカム形状にしている。このように構成した補強
板41は強度が強く、この上に人を載せても容易には変
形しない。なおこの実施形態では補強板41の両面に表
面板45を貼り付けたが、場合によっては一方の面だけ
に表面板45を貼り付けても良い。
【0031】そして図2に示す表装部材11の発泡シー
ト25を貼り付けていない側の面に両面接着テープ等の
接着手段によって各補強用板材40−1〜5を貼り付け
て図3に示す状態にし、図4に示すように両側面部15
−3,4を折り曲げ、次に両側面部15−1,2を折り
曲げ、両側面部15−1,2に設けた折曲面19−1,
2,3,4を両側面部15−3,4の外表面に折り曲げ
て両面接着テープ等の接着手段で接着し、さらに各折曲
辺17−1,2,3,4も棺桶本体10の内側に折り曲
げて両面接着テープ等の接着手段によって接着すれば、
図1に示す棺桶本体10が完成する。
ト25を貼り付けていない側の面に両面接着テープ等の
接着手段によって各補強用板材40−1〜5を貼り付け
て図3に示す状態にし、図4に示すように両側面部15
−3,4を折り曲げ、次に両側面部15−1,2を折り
曲げ、両側面部15−1,2に設けた折曲面19−1,
2,3,4を両側面部15−3,4の外表面に折り曲げ
て両面接着テープ等の接着手段で接着し、さらに各折曲
辺17−1,2,3,4も棺桶本体10の内側に折り曲
げて両面接着テープ等の接着手段によって接着すれば、
図1に示す棺桶本体10が完成する。
【0032】次に図9に示すように蓋100は、表装部
材111と補強用板材140を具備して構成されてい
る。表装部材111及び補強用板材140は何れも前記
表装部材11及び補強用板材40−1〜5と同じ材料で
構成されている。
材111と補強用板材140を具備して構成されてい
る。表装部材111及び補強用板材140は何れも前記
表装部材11及び補強用板材40−1〜5と同じ材料で
構成されている。
【0033】表装部材111は表面部113の周囲に4
つの側面部115−1,2,3,4を設けて構成されて
いる。一方補強用板材140は表装部材111を貼り付
けない側の面の両端近傍に補強用板材140と同一材料
からなる棒状の係止片141,141を接着している。
係止片141,141はこの蓋100を棺桶本体10に
取り付ける際にその位置決めを行うためのものである。
つの側面部115−1,2,3,4を設けて構成されて
いる。一方補強用板材140は表装部材111を貼り付
けない側の面の両端近傍に補強用板材140と同一材料
からなる棒状の係止片141,141を接着している。
係止片141,141はこの蓋100を棺桶本体10に
取り付ける際にその位置決めを行うためのものである。
【0034】そして表装部材111の表面部113の発
泡シート25を貼り付けていない側の面に補強用板材1
40を両面接着テープによって貼り付けて図10に示す
状態にし、さらに表装部材111の4つの側面部115
−1,2,3,4を補強用板材140の係止片141を
設けた面側に折り曲げて両面テープで接着し、これによ
って図11に示す蓋100を形成する。この蓋100は
図1に示すように、棺桶本体10の開口を塞ぐように被
せられる。
泡シート25を貼り付けていない側の面に補強用板材1
40を両面接着テープによって貼り付けて図10に示す
状態にし、さらに表装部材111の4つの側面部115
−1,2,3,4を補強用板材140の係止片141を
設けた面側に折り曲げて両面テープで接着し、これによ
って図11に示す蓋100を形成する。この蓋100は
図1に示すように、棺桶本体10の開口を塞ぐように被
せられる。
【0035】以上のようにして構成される棺桶1は、軽
いばかりか、補強用板材40−1〜5を取り付けたので
強度を保てる。また保管する場合は棺桶本体10を組み
立てないで図3に示すように平板状に広げた状態で保管
できるので場所を取らず、輸送も効率良く行なえる。ま
た棺桶1を構成する紙として再生紙を用いれば、森林資
源の保護が図れる。また本実施形態においては補強用板
材40−1〜5として図8に示すように補強板41の両
面に表面板(厚紙)45を貼り付けたので、内部に空気
の層が形成されてこれが断熱層になり、例え棺桶本体1
0内部にドライアイス等の冷却部材を収納しても棺桶本
体10の外表面に結露が生じることはない。また発泡シ
ート25には防水性があるので内部の液体が外部に漏れ
ることはなく、逆に外部の液体が内部に浸入することも
ない。また発泡シート25の表面はきれいなので、棺桶
1の表面をきれいに装飾することができ、高級感を出せ
る。またこの棺桶1を燃やした場合、その材料のほとん
どは紙なので、有害ガスを発生することはない。合成樹
脂成分としては発泡シート25中に半分以下の量含まれ
ているだけなので、問題となるような有害ガスは発生し
ない。
いばかりか、補強用板材40−1〜5を取り付けたので
強度を保てる。また保管する場合は棺桶本体10を組み
立てないで図3に示すように平板状に広げた状態で保管
できるので場所を取らず、輸送も効率良く行なえる。ま
た棺桶1を構成する紙として再生紙を用いれば、森林資
源の保護が図れる。また本実施形態においては補強用板
材40−1〜5として図8に示すように補強板41の両
面に表面板(厚紙)45を貼り付けたので、内部に空気
の層が形成されてこれが断熱層になり、例え棺桶本体1
0内部にドライアイス等の冷却部材を収納しても棺桶本
体10の外表面に結露が生じることはない。また発泡シ
ート25には防水性があるので内部の液体が外部に漏れ
ることはなく、逆に外部の液体が内部に浸入することも
ない。また発泡シート25の表面はきれいなので、棺桶
1の表面をきれいに装飾することができ、高級感を出せ
る。またこの棺桶1を燃やした場合、その材料のほとん
どは紙なので、有害ガスを発生することはない。合成樹
脂成分としては発泡シート25中に半分以下の量含まれ
ているだけなので、問題となるような有害ガスは発生し
ない。
【0036】なお前記棺桶本体10は、これを組み立て
た状態で保管・輸送するとかさばるので、前記図2に示
すように表装部材11を展開したままの状態のものと、
補強用板材40−1〜5とを別部品のまま組み立てない
で一つのセットとして棺桶作成キットを構成し、これを
例えば現地の葬儀会社で組み立ててもらうようにしても
良い。その場合表装部材11の補強用板材40−1〜5
を貼り付ける面に又は補強用板材40−1〜5の面に、
予め両面テープを貼り付けておくことが望ましい。また
表装部材11を展開したままの状態のものに補強用板材
40−1〜5を貼り付けただけで組み立てない状態とし
たものを構成し、これを例えば現地の葬儀会社で組み立
ててもらうようにしても良い。またそれでもかさばる場
合は、表装部材11の底面部13と四枚の側面部15−
1,2,3,4を切断して別々にしたものにそれぞれ補
強用板材40−1〜5を貼り付けたものを構成し、これ
を例えば現地の葬儀会社で底面部13の各辺に四枚の側
面部15−1,2,3,4を貼り付けて組み立ててもら
うようにしても良い。このようにすればさらにかさばら
ないので保管・輸送が容易になる。
た状態で保管・輸送するとかさばるので、前記図2に示
すように表装部材11を展開したままの状態のものと、
補強用板材40−1〜5とを別部品のまま組み立てない
で一つのセットとして棺桶作成キットを構成し、これを
例えば現地の葬儀会社で組み立ててもらうようにしても
良い。その場合表装部材11の補強用板材40−1〜5
を貼り付ける面に又は補強用板材40−1〜5の面に、
予め両面テープを貼り付けておくことが望ましい。また
表装部材11を展開したままの状態のものに補強用板材
40−1〜5を貼り付けただけで組み立てない状態とし
たものを構成し、これを例えば現地の葬儀会社で組み立
ててもらうようにしても良い。またそれでもかさばる場
合は、表装部材11の底面部13と四枚の側面部15−
1,2,3,4を切断して別々にしたものにそれぞれ補
強用板材40−1〜5を貼り付けたものを構成し、これ
を例えば現地の葬儀会社で底面部13の各辺に四枚の側
面部15−1,2,3,4を貼り付けて組み立ててもら
うようにしても良い。このようにすればさらにかさばら
ないので保管・輸送が容易になる。
【0037】図12は本発明の一実施形態にかかる戸板
状部材80を裏面側から見た斜視図である。また図13
は戸板状部材80を裏面側から見た分解斜視図である。
この戸板状部材80は、補強用板材81の各辺に補強用
枠部材83を取り付け、さらに表装部材85によって覆
うことで構成されている。
状部材80を裏面側から見た斜視図である。また図13
は戸板状部材80を裏面側から見た分解斜視図である。
この戸板状部材80は、補強用板材81の各辺に補強用
枠部材83を取り付け、さらに表装部材85によって覆
うことで構成されている。
【0038】ここで補強用板材81は矩形状であって人
を寝かせて乗せられる寸法に形成されており、その構造
は前記図8に示す補強用板材40−1〜5と同じ構造の
ものを用いている。補強用枠部材83はコート板紙を横
断面「コ」字状に折り曲げて構成されている。表装部材
85は前記図5に示す表装部材11と同じ構造のものを
用いており、補強用部材載置部87とその周囲の4辺に
折曲部89を設けて構成されている。
を寝かせて乗せられる寸法に形成されており、その構造
は前記図8に示す補強用板材40−1〜5と同じ構造の
ものを用いている。補強用枠部材83はコート板紙を横
断面「コ」字状に折り曲げて構成されている。表装部材
85は前記図5に示す表装部材11と同じ構造のものを
用いており、補強用部材載置部87とその周囲の4辺に
折曲部89を設けて構成されている。
【0039】そして補強用板材81の周囲の辺に補強用
枠部材83を取り付けたものを表装部材85の補強用部
材載置部87上に接着し、各折曲部89を折り曲げて補
強用部材81の反対側の面に接着して図12に示す戸板
状部材80を構成する。
枠部材83を取り付けたものを表装部材85の補強用部
材載置部87上に接着し、各折曲部89を折り曲げて補
強用部材81の反対側の面に接着して図12に示す戸板
状部材80を構成する。
【0040】図12に示す戸板状部材80は裏面側を上
にしているので、これを逆さにしてその上に人を載せ
る。この戸板状部材80は軽いので、人を乗せての運搬
が容易である。また戸板状部材80に人を乗せて運搬す
る場合、戸板状部材80周囲の辺を人が手で支えるが、
人が手を掛ける部分には補強用枠部材83が取り付けら
れているので、指が戸板状部材80にめり込むことはな
い。
にしているので、これを逆さにしてその上に人を載せ
る。この戸板状部材80は軽いので、人を乗せての運搬
が容易である。また戸板状部材80に人を乗せて運搬す
る場合、戸板状部材80周囲の辺を人が手で支えるが、
人が手を掛ける部分には補強用枠部材83が取り付けら
れているので、指が戸板状部材80にめり込むことはな
い。
【0041】なお上記実施形態のように戸板状部材80
の表装を問題にしないのであれば、図14に示すように
補強用部材81の周囲の辺に補強用枠部材83を取り付
けただけのものを戸板状部材80としてもよい。さらに
補強用枠部材83を取り付けずに補強用部材81のみに
よって戸板状部材80を構成しても良い。
の表装を問題にしないのであれば、図14に示すように
補強用部材81の周囲の辺に補強用枠部材83を取り付
けただけのものを戸板状部材80としてもよい。さらに
補強用枠部材83を取り付けずに補強用部材81のみに
よって戸板状部材80を構成しても良い。
【0042】図15は前記戸板状部材80を用いて構成
される簡易棺桶90を示す斜視図である。この簡易棺桶
90は、布又は紙又は合成樹脂シート等からなるシート
を袋状に形成しその内部に前記図14に示す戸板状部材
80を挿入する人体載置部91と、人体載置部91の外
周三辺に接続される覆い部93−1,2,3とによって
構成されている。そして人体載置部91の開口92から
戸板状部材80を挿入したものの上に人体を載せ、三枚
の覆い部93−1,2,3を折り曲げて人体の上に被せ
ることで簡易棺桶となる。この簡易棺桶90も軽量であ
る。なお覆い部93−1,2,3は必ずしも全て必要で
はなく、一枚又は二枚でも良い。
される簡易棺桶90を示す斜視図である。この簡易棺桶
90は、布又は紙又は合成樹脂シート等からなるシート
を袋状に形成しその内部に前記図14に示す戸板状部材
80を挿入する人体載置部91と、人体載置部91の外
周三辺に接続される覆い部93−1,2,3とによって
構成されている。そして人体載置部91の開口92から
戸板状部材80を挿入したものの上に人体を載せ、三枚
の覆い部93−1,2,3を折り曲げて人体の上に被せ
ることで簡易棺桶となる。この簡易棺桶90も軽量であ
る。なお覆い部93−1,2,3は必ずしも全て必要で
はなく、一枚又は二枚でも良い。
【0043】以上本発明の実施形態を説明したが、本発
明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求
の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範
囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書
及び図面に記載がない何れの形状や構造や材質であって
も、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技
術的思想の範囲内である。例えば上記実施形態では発泡
シート25´を潰して厚みを薄くすることで発泡シート
25を構成したが、発泡シート25´のまま使用しても
よい。また厚みを薄くした発泡シート25を補強用シー
ト20に貼り付ける代りに、発泡シート25´を補強用
シート20に貼り付けたものをローラで加圧して発泡シ
ート25´の厚みを薄くして発泡シート25にするよう
にしてもよい。
明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求
の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範
囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書
及び図面に記載がない何れの形状や構造や材質であって
も、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技
術的思想の範囲内である。例えば上記実施形態では発泡
シート25´を潰して厚みを薄くすることで発泡シート
25を構成したが、発泡シート25´のまま使用しても
よい。また厚みを薄くした発泡シート25を補強用シー
ト20に貼り付ける代りに、発泡シート25´を補強用
シート20に貼り付けたものをローラで加圧して発泡シ
ート25´の厚みを薄くして発泡シート25にするよう
にしてもよい。
【0044】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明にかか
る棺桶及び戸板状部材によれば以下のような優れた効果
を有する。 重量が軽く、持ち運びに便利である。
る棺桶及び戸板状部材によれば以下のような優れた効果
を有する。 重量が軽く、持ち運びに便利である。
【0045】主として紙を使用して製造されるので、
紙として再生紙などを用いれば、森林資源の保護が図
れ、省資源化が図れる。
紙として再生紙などを用いれば、森林資源の保護が図
れ、省資源化が図れる。
【0046】主として紙を使用して製造され、また表
面を装飾且つ防水するために用いられる発泡シートも合
成樹脂の含有量が少ないので、これを焼却しても有害ガ
スはほとんど生じない。
面を装飾且つ防水するために用いられる発泡シートも合
成樹脂の含有量が少ないので、これを焼却しても有害ガ
スはほとんど生じない。
【0047】補強用板材を用いているので、十分な強
度が保てる。
度が保てる。
【0048】製造価格が安価である。
【0049】また本発明にかかる棺桶によれば以下のよ
うな優れた効果を有する。 展開した状態で保管・輸送ができるので、使用前にこ
れを多数台保管又は輸送する際の省スペース化が図れ
る。
うな優れた効果を有する。 展開した状態で保管・輸送ができるので、使用前にこ
れを多数台保管又は輸送する際の省スペース化が図れ
る。
【0050】断熱性が良好なので、棺桶にドライアイ
ス等の冷却部材を収納しても、結露が生じることはな
い。
ス等の冷却部材を収納しても、結露が生じることはな
い。
【図1】本発明の一実施形態にかかる棺桶1を示す斜視
図である。
図である。
【図2】棺桶本体10の製造方法を示す図である。
【図3】棺桶本体10の製造方法を示す図である。
【図4】棺桶本体10の製造方法を示す図である。
【図5】表装部材11の要部分解斜視図である。
【図6】発泡シート25の製造方法を示す図である。
【図7】発泡シート25の製造方法を示す図である。
【図8】補強用板材40−1〜5の要部を示す一部切り
欠き斜視図である。
欠き斜視図である。
【図9】蓋100の分解斜視図である。
【図10】蓋100の製造方法を示す図である。
【図11】蓋100を裏面側から見た斜視図である。
【図12】本発明の一実施形態にかかる戸板状部材80
を裏面側から見た斜視図である。
を裏面側から見た斜視図である。
【図13】戸板状部材80を裏面側から見た分解斜視図
である。
である。
【図14】他の戸板状部材80の斜視図である。
【図15】戸板状部材80を用いて構成される簡易棺桶
90を示す斜視図である。
90を示す斜視図である。
1 棺桶 10 棺桶本体 11 表装部材 20 補強用シート 25 発泡シート 40−1〜5 補強用板材 41 補強板 43 筒 45 表面板 100 蓋 111 表装部材 140 補強用板材 80 戸板状部材 81 補強用板材 83 補強用枠部材 85 表装部材 90 簡易棺桶 91 人体載置部 92 開口 93−1,2,3 覆い部
Claims (8)
- 【請求項1】 植物自体又はその加工材からなる粉末と
ポリオレフィン系樹脂及び/又は生分解性樹脂とを混合
したものを発泡せしめてなる発泡シートを補強用シート
に貼り付けてなる表装部材を、発泡シートの面を外側に
して箱型に組み立てる構造にて、その内壁面に紙製の補
強用板材を貼り付けてなることを特徴とする棺桶。 - 【請求項2】 前記補強用板材は、紙製の多数の筒の側
壁を相互に共通するようにネット状に連結して形成され
る補強板の一方の面又は両面に前記多数の筒を覆うよう
に表面板を貼り付けて構成されていることを特徴とする
請求項1記載の棺桶。 - 【請求項3】 前記発泡シートは、加圧によってその厚
みが発泡時の厚みよりも薄く形成されていることを特徴
とする請求項1又は2記載の棺桶。 - 【請求項4】 植物自体又はその加工材からなる粉末と
ポリオレフィン系樹脂及び/又は生分解性樹脂とを混合
したものを発泡せしめてなる発泡シートを補強用シート
に貼り付けたものを、組み立てた際に棺桶となるように
展開した形状に形成してなる表装部材と、 前記表装部材を棺桶に組み立てた際にその内壁面となる
部分に貼り付ける紙製の補強用部材とを、一つのセット
として具備することを特徴とする棺桶作成キット。 - 【請求項5】 人体を寝かせた状態で載置する戸板状部
材において、 前記戸板状部材は、紙製の多数の筒の側壁を相互に共通
するようにネット状に連結して形成される補強板の一方
の面又は両面に前記多数の筒を覆うように表面板を貼り
付けて構成される補強用板材からなることを特徴とする
戸板状部材。 - 【請求項6】 前記戸板状部材の外周辺に、紙製の補強
用枠部材を取り付けたことを特徴とする請求項5記載の
戸板状部材。 - 【請求項7】 前記戸板状部材の表面には、植物自体又
はその加工材からなる粉末とポリオレフィン系樹脂及び
/又は生分解性樹脂とを混合したものを発泡せしめてな
る発泡シートを補強用シートに貼り付けた表装部材が、
発泡シートを貼り付けた面を表側にして貼り付けられて
いることを特徴とする請求項5又は6記載の戸板状部
材。 - 【請求項8】 シートを袋状に形成しその内部に請求項
5又は6又は7記載の戸板状部材を挿入してなる人体載
置部と、人体載置部の外周辺に接続されて折り曲げるこ
とで人体載置部上に覆い被される覆い部とを有してなる
ことを特徴とする簡易棺桶。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000280171A JP2002085494A (ja) | 2000-09-14 | 2000-09-14 | 棺桶及び戸板状部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000280171A JP2002085494A (ja) | 2000-09-14 | 2000-09-14 | 棺桶及び戸板状部材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002085494A true JP2002085494A (ja) | 2002-03-26 |
Family
ID=18765063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000280171A Pending JP2002085494A (ja) | 2000-09-14 | 2000-09-14 | 棺桶及び戸板状部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002085494A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010119797A (ja) * | 2008-11-23 | 2010-06-03 | Heiwa Casket:Kk | 段ボール棺 |
CN101433489B (zh) * | 2007-11-15 | 2013-03-20 | 有限会社平和棺材 | 瓦楞纸棺材 |
KR101734750B1 (ko) | 2016-01-26 | 2017-05-24 | 엄대용 | 조립식 시신 안치용 관 |
-
2000
- 2000-09-14 JP JP2000280171A patent/JP2002085494A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101433489B (zh) * | 2007-11-15 | 2013-03-20 | 有限会社平和棺材 | 瓦楞纸棺材 |
JP2010119797A (ja) * | 2008-11-23 | 2010-06-03 | Heiwa Casket:Kk | 段ボール棺 |
KR101734750B1 (ko) | 2016-01-26 | 2017-05-24 | 엄대용 | 조립식 시신 안치용 관 |
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