JPH11348247A - インクジェット記録制御方法及びその装置とインクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェット記録制御方法及びその装置とインクジェットプリンタ

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JPH11348247A
JPH11348247A JP15465798A JP15465798A JPH11348247A JP H11348247 A JPH11348247 A JP H11348247A JP 15465798 A JP15465798 A JP 15465798A JP 15465798 A JP15465798 A JP 15465798A JP H11348247 A JPH11348247 A JP H11348247A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直前に記録された記録媒体の記録状態に応じ
て、次の記録媒体の記録が完了するまでの時間を制御し
て記録する。 【解決手段】 記録媒体にインクを吐出して画像を記録
するインクジェット記録制御方法及び装置とインクジェ
ットプリンタであって、直前に記録した記録済みの記録
シートにおけるインク乾燥時間を、その記録シートの種
類、インクの種類、環境温度、記録モード等に基づいて
算出し(S7)、その算出されたインク乾燥時間だけ待
機した後(S9)、次の記録媒体への記録動作を開始す
る(S10)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体にインク
を吐出して画像を記録するインクジェット記録制御方法
及びその装置とインクジェットプリンタに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年のインクジェットプリンタ装置にお
ける印刷速度の向上により、各頁の記録時間が飛躍的に
短くなってきている。一般に、インクジェット法により
印刷された記録紙は、その記録紙表面に吐出されたイン
クが完全に乾かないうちに排紙され、それに続いて次の
頁が印刷されて排紙トレイ上に積載される。このため特
に定着の遅いインクあるいは記録シートを使用して印刷
を行った場合に、直ちに次の頁の印刷を開始すると、そ
の次の頁の印刷が終了して排紙される時に、その前の頁
が印刷された記録シートの表面がまだ完全に乾いていな
い状態で排紙トレイ上で積み重なってしまう。これによ
り、後で印刷された記録紙が汚れたり、前の頁の記録紙
に印刷された画像が汚れるなどの問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで従来は、そのよ
うな事態が予測される場合、即ち、定着の遅いインクを
使用した場合には、1頁の印刷が終了した後、常に予め
決められた時間だけ待機した後、次の頁の印刷を開始し
ていた。このため、例えば前頁の記録紙の印刷に使用さ
れたインク量が少なく速やかに乾燥しているような場合
でも、常に決められた待機時間が生じるため、複数頁の
印刷を行いたい場合などに、全ての頁の印刷が終了する
までの時間が長くなる等の問題があった。
【0004】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、直前に記録された記録媒体の記録状態に応じて、次
の記録媒体の記録が完了するまでの時間を制御して記録
するインクジェット記録制御方法及び装置とインクジェ
ットプリンタを提供することを目的とする。
【0005】また本発明の目的は、直前に記録された記
録媒体の種類、その記録に使用したインクの種類、また
記録方法、その記録した記録媒体の任意の領域における
最大インク打ち込み量、環境温度の内のいずれかあるい
は全てに応じて、次の頁の記録媒体の記録が完了するま
での時間を制御するインクジェット記録制御方法及び装
置とインクジェットプリンタを提供することを目的とす
る。
【0006】また本発明の目的は、直前に記録された記
録媒体の記録状態に応じて、次の記録媒体の記録を開始
するまでの時間を制御して記録するインクジェット記録
制御方法及び装置とインクジェットプリンタを提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のインクジェット記録制御装置は以下のような
構成を備える。即ち、記録媒体にインクを吐出して画像
を記録するインクジェット記録制御装置であって、直前
に記録した記録済みの記録媒体におけるインク乾燥時間
を算出する算出手段と、前記算出手段により算出された
インク乾燥時間に応じて次の記録媒体への記録動作を制
御する記録制御手段とを有することを特徴とする。
【0008】上記目的を達成するために本発明のインク
ジェット記録制御方法は以下のような工程を備える。即
ち、記録媒体にインクを吐出して画像を記録するインク
ジェット記録制御方法であって、直前に記録した記録済
みの記録媒体におけるインク乾燥時間を算出する算出工
程と、前記算出工程により算出されたインク乾燥時間に
応じて次の記録媒体への記録動作を制御する記録制御工
程とを有することを特徴とする。
【0009】上記目的を達成するために本発明のインク
ジェットプリンタは以下のような構成を備える。即ち、
記録媒体にインクを吐出して画像を記録するインクジェ
ットプリンタであって、直前に記録した記録済みの記録
媒体の種類を判別する媒体判別手段と、前記記録済みの
記録媒体への記録に使用されたインクの種類を判別する
インク判別手段と、前記記録済みの記録媒体への記録に
使用された記録モードを判別する記録モード判別手段
と、環境温度を検知する温度検知手段と、前記記録媒体
の種類、前記インクの種類、前記記録モード及び前記環
境温度のいずれか、あるいは全てに基づいて前記記録済
みの記録媒体におけるインク乾燥時間を算出する算出手
段と、前記算出手段により算出されたインク乾燥時間に
応じて次の記録媒体への記録動作を制御する記録制御手
段とを有することを特徴とする。
【0010】また本発明のインクジェットプリンタは、
記録媒体にインクを吐出して画像を記録するインクジェ
ットプリンタであって、直前に記録した記録済みの記録
媒体におけるインク乾燥時間を入力する手段と、前記入
力手段により入力されたインク乾燥時間に応じて次の記
録媒体への記録動作を制御する記録制御手段とを有する
ことを特徴とする。
【0011】これは例えば、ホスト側より指示されたイ
ンク乾燥時間に応じて、次の記録媒体への記録動作を制
御するインクジェットプリンタの場合に適用できる。
【0012】また本発明によれば、前記インク乾燥時間
は、前記直前に記録された記録媒体の種類に基づいて算
出される。
【0013】前記インク乾燥時間は、本発明の装置がお
かれている環境温度に基づいて算出される。
【0014】前記インク乾燥時間は、前記直前に記録さ
れた記録媒体上の所定領域における最大インク打ち込み
量に応じて算出される。
【0015】前記インク乾燥時間は、前記直前に記録さ
れた記録媒体への記録方法に応じて算出される。
【0016】前記記録制御手段及び工程では、その算出
されたインク乾燥時間に応じて次の記録媒体への記録開
始タイミングを遅らせる。
【0017】また前記記録モードは、前記直前に記録さ
れた記録媒体への記録モードが1パス記録か、マルチパ
ス記録かを示すものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0019】図1は、本実施の形態のインクジェットプ
リンタ201を含むシステムの構成を示すブロック図で
ある。
【0020】図1において、101は、例えばパーソナ
ル・コンピュータ等のホストコンピュータで、LAN等
の回線301を介して本実施の形態のインクジェットプ
リンタ201に接続されている。このホストコンピュー
タ101では、オペレーティングシステム(OS)11
0の下で各種アプリケーション・プログラム111が動
作しており、またこれらアプリケーション・プログラム
により呼出されて実行されるプリンタドライバ112等
が動作している。113は,CRTや液晶等の表示部、
114はキーボードやマウス等のポインティングデバイ
スを備える入力部である。
【0021】またインクジェットプリンタ201には、
インクジェット法により印刷を行うプリンタエンジン2
10、このプリンタエンジン210を含む装置全体の動
作を制御する制御部220(図2)により実行されるコ
ントロールプログラム211などが含まれている。21
2は操作パネルで、ユーザより操作され、例えばこの操
作ぱねる212により、後述する印刷モードやインク,
記録シートの種類などが指示されても良い。
【0022】図2は、本実施の形態のインクジェットプ
リンタ201の構成を示すブロック図である。
【0023】図2において、220は制御部で、マイク
ロプロセッサ等のCPU241,CPU241により実
行されるプログラムなどを記憶しているプログラムメモ
リ242、CPU241による各種処理の実行時、各種
データを記憶するためのRAM243などを有してい
る。221は入力ポートで、ホストコンピュータ101
より送られてくる印刷データを受取って制御部220に
出力している。222は温度検知器で、このインクジェ
ットプリンタ201が設置されている環境温度を検出し
て制御部220に出力している。223はヘッドドライ
バで、制御部220からの指示に応じてインクジェット
ヘッド227の対応する発熱素子を駆動して、その発熱
素子が配置されているノズルからインク滴を吐出させ
る。インクジェットヘッド227は、カラー用のヘッド
の場合はYMCBkの各色のインクを搭載したインクタ
ンク226から供給されるインクを吐出し、単色用のヘ
ッドの場合には、黒インクを搭載したインクタンク22
6から供給される黒(Bk)インクを吐出する。22
4,225のそれぞれはモータドライバで、夫々制御部
220からの指示に応じて、キャリッジモータ228或
は用紙送り(LF)モータ229を回転駆動している。
230はインクタンク226におけるインク残量を検出
するインクセンサで、このインクセンサ230はインク
残量の他に、装着されているインクタンク(カートリッ
ジ)の種別等に応じてインクタンク226のインクの種
別を検出できるようにしてもよい。231は用紙センサ
で、用紙カセット等に収容されている印刷に使用される
用紙の有無、及びその種類を検出している。
【0024】制御部220において、245は基本時間
テーブルで、印刷に使用するインクと記録媒体(記録シ
ート)の種類、及びその記録媒体の単位面積当たりに打
ち込む最大インク量に応じた基本乾燥待機時間(印刷済
みの記録シートのインクが乾燥するのに要する時間)を
記憶しているテーブルである。
【0025】この基本乾燥待機時間(G)と最大打ち込
み量との関係を図5に示す。図5において、600乃至
603のそれぞれは、異なるインクと記録媒体の種類に
対応する関係を示している。
【0026】246は温度補正テーブルで、図4に示す
ように、環境温度と乾燥待機時間補正計数(F1)との
関係を記憶している。この補正係数F1は、最低温度の
時に“1”で、温度が上昇するにつれて、その値が小さ
くなっている。
【0027】247は印刷モードテーブルで、例えば1
パス印刷、或はマルチパス印刷モードに応じて、その補
正係数(F2)が図6のように決定される。図6におい
て、“100”は例えば1パス印刷時における補正係数
(F2)が“1”の場合を示し、“90”は補正係数が
“0.9”の場合、“95”は補正係数が“0.95”
の場合をそれぞれ示している。
【0028】図3は、本実施の形態におけるインクジェ
ットプリンタ201の主要部の概観図で、特にインクカ
ートリッジの装着を説明するための図である。。
【0029】図中、102はキャリッジを示し、このキ
ャリッジ102に装着するインクカートリッジを交換す
ることにより、カラーによる印刷、或は白黒での印刷を
行うことができる。このインクカートリッジには、出力
画像に適した各種のインクカートリッジが用意されてお
り、これらインクカートリッジに収容されているインク
の種類も異なっている。例えば、103はカラー用のイ
ンクカートリッジを示し、104はそのインクカートリ
ッジ103がキャリッジ102に装着された状態を示
す。またモノクロ文書を印刷する場合には、カラーイン
クは必要ないため黒インクのみを収容したモノクロカー
トリッジ105を、106に示すようにキャリッジ10
2に搭載する。尚、これらインクカートリッジ103,
105は、前述の図2に示すインクタンク226及びイ
ンクジェットヘッド227を含んでいる。107は印刷
済みの記録シートを積載して収容する排紙トレイであ
る。
【0030】また、インクジェットプリンタ201は、
キャリッジ102に搭載されたインクカートリッジの種
類を識別して、装着されているインクの種類を認識する
こともできる。
【0031】[実施の形態1]図7は、本実施の形態の
インクジェットプリンタの制御部220で実行される印
刷処理を示すフローチャートである。尚、この処理を実
行するプログラムは前述のプログラムメモリ242に記
憶されている。またこのフローチャートには示していな
いが、ホストコンピュータ101から送られてくる印刷
データは入力ポート221を介して順次制御部220の
制御の下に取り込まれ、RAM243に記憶されて解析
され、実際に印刷を行うためのデータが作成されるとい
った処理が並行して実行されている。
【0032】まずステップS1で、ホストコンピュータ
101から印刷データが受信されてプリントを開始する
タイミングになっているかどうかを調べ、そうであれば
ステップS2に進み、キャリッジモータ228を回転駆
動してキャリッジ102の走行を開始し、ステップS3
で、プリントタイミングになると印刷データに応じてヘ
ッド227を駆動してプリントを行う。次にステップS
4に進み、1バンド分のプリントが終了したかを調べ、
終了していないときはステップS2に戻って印刷を続行
し、1バンド分の印刷データのプリントが終了したとき
はステップS5に進み、キャリッジリターン(CR)、
用紙送り(LF)を行ってステップS6に進む。ステッ
プS6では、1頁分のプリント処理が終了したかを調
べ、終了したならその印刷済みの記録シートを排紙して
ステップS7に進み、この印刷が終了した記録シートの
インクが乾燥するまでの乾燥待機時間を求め、ステップ
S8で、その時間が経過するのを待つ。
【0033】そしてステップS9に進み、次の頁の印刷
データがあるかどうかを調べ、あればステップS10に
進んでその頁の印刷を行う。このときの印刷処理は前述
のステップS2乃至S6と同様にして行われる。こうし
てステップS11で、前頁の印刷が終了するまで、ステ
ップS7乃至S11が繰返し実行される。
【0034】図8は、図7のステップS7の記録済みの
シートのインク乾燥待機時間を求める処理を示すフロー
チャートである。
【0035】ステップS71では、その記録シートに印
刷されたインクの最大打ち込み量を求める。これは例え
ば、直前に印刷された記録シート1頁の印刷データにお
ける、記録シートの所定面積におけるドット数を求め、
その最大値を最大打ち込み量としても良い。次にステッ
プS72に進み、その記録シートの印刷に使用したイン
クの種類及びその記録シートの種類を取得する。これは
前述のインクセンサ230,用紙センサ231からの信
号に基づいて判断してもよく、あるいはホストコンピュ
ータ101からの情報に基づいて取得しても良い。
【0036】次にステップS73に進み、ステップS7
1,S72で求めた情報(最大打ち込み量、インクの種
類、記録シートの種類)をもとに、基本乾燥待機時間テ
ーブル245を参照して、その記録シートのインクが乾
燥するのに要する基本乾燥時間(G)を求める。次にス
テップS74に進み、温度検知器222からの信号に基
づいて、このプリンタがおかれている周囲温度を求め、
その温度をもとに温度補正テーブル246を参照して温
度補正係数(F1)を求める。次にステップS76に進
み、その記録シートを印刷した印刷モード、例えば1パ
ス印刷モード、あるいはマルチパス印刷モードに応じて
印刷モードテーブル247を参照し、補正係数(F2)
を求める。こうしてステップS73で求めた基本乾燥待
機時間(G)、補正係数(F1)(F2)から待機時間
Tdryを求める。この待機時間Tdryは、 Tdry=G×(F1)×(F2) …式(1) により求められる。
【0037】図9は、この乾燥待機時間を算出するため
のハードウェア構成を示すブロック図である。
【0038】図9において、入力情報として、その記録
シートを印刷した時のインク種別情報901、記録シー
トの種別情報902、現在の環境温度情報903、その
記録シートに印刷した印刷データの各基本領域あたりの
打ち込み最大量情報904、その記録シートへの印刷方
法905を入力し、乾燥待機時間演算部906により乾
燥待機時間907を算出する。
【0039】次に図4乃至図6を参照して、前述した補
正係数(F1)(F2)及び基本乾燥待機時間について
より詳しく説明する。
【0040】図4は、環境温度と乾燥待機時間の補正係
数(F1)との関係を示すグラフ図である。
【0041】環境温度(Te)が高いほど、インク乾燥
待機時間が短くなっている。この環境温度から求められ
る値を乾燥待機時間補正係数(F1)とする。
【0042】また図5は、単位領域におけるインク打ち
込み量と基本乾燥待機時間(G)との関係を示すグラフ
図である。
【0043】基本単位領域当たりの最大打ち込み量が大
きいほどインクの乾燥時間が長くなっている。この最大
打ち込み量が“0”、即ち、印刷データ無しの場合は、
インク乾燥待機時間は“0”となる。また、この基本乾
燥待機時間(G)は、印刷に使用したインクの種別、及
び記録シートの種別に応じて異なったものになる。
【0044】図6は、印刷方法と乾燥待機時間の補正係
数(F2)との関係を示すグラフ図である。
【0045】印刷方法(印刷モード)に応じて、乾燥待
機時間補正係数(F2)が決定される。即ち、この印刷
方法には、キャリッジ(インクジェットヘッド)の1回
の走査により画像を印刷する1パス印刷と、記録シート
の同じ領域に複数回インクジェットヘッド227を走査
させて画像を印刷するマルチパス印刷がある。これら2
つの印刷方法を比べると、マルチパス印刷により画像を
印刷した方が、1パス印刷よりもインクの乾燥時間を稼
げる。このため基本単位領域あたりの最大打ち込み量が
多くても、短い基本乾燥待機時間で良いことになる。こ
のように、印刷方法により決められた乾燥待機時間補正
係数(F2)も重要な要素となる。
【0046】また、インクの種類と記録シートの種類の
組み合わせによっては、全く乾燥待機時間を必要としな
い場合もある。例えば、インク吸収能力の高いメディア
に対しては、基本乾燥時間は少なくなる。
【0047】そこで、以上の基本乾燥待機時間(G)
を、乾燥待機時間補正係数(F1)、乾燥待機時間補正
係数(F2)により補正することにより、乾燥待機時間
(Tdry)を上記式(1)により算出する。
【0048】尚、上記式(1)では、上述した2つの補
正係数を基本待機時間(G)に掛けたが、その内のいず
れか一方の補正係数のみを用いて、乾燥待機時間を求め
てもよい。
【0049】また、記録シート1頁に対する印刷が終了
した後、その記録シートのインクが乾燥するまでの待機
時間が求まると、その待機時間から、次の頁を印刷する
のに要する時間を差し引いた時間を、次の印刷処理の開
始迄の待機時間(図7のステップS7で決定される待機
時間)としてもよい。
【0050】[実施の形態2]上述の実施の形態1で
は、図7及び図8に示す処理がインクジェットプリンタ
201で実行される場合を説明したが、本発明はこれに
限定されるものでなく、例えばホストコンピュータ10
1のプリンタドライバ112で実行されても良い。
【0051】このときの処理を示したのが図10のフロ
ーチャートである。
【0052】まずステップS81で、先頭頁の印刷デー
タをインクジェットプリンタ201に送信し、次にステ
ップS82に進み、その印刷データが印刷された記録シ
ートの乾燥時間を求める。これは前述した図8のフロー
チャートに従って実行される。なお、この場合には、最
大インク打ち込み量は、既に出力した印刷データに基づ
いてホストコンピュータ101で求めることができる
が、その他のインクの種類、記録シートの種類に関して
は、インクジェットプリンタ201より得た情報に基づ
いて判別してもよく、あるいはホストコンピュータ10
1の入力部114により設定された情報(インク種別、
記録シートの種類)に基づいて判別しても良い。またプ
リンタが接地されている周辺温度に関しては、インクジ
ェットプリンタ201からの情報に基づいて決定され
る。なお、この乾燥待機時間は、図9に示すようなハー
ドウェアにより算出されても良い。
【0053】また、このプリンタドライバ112におい
て待機時間を求める場合には、ステップS83で、その
時間だけホストコンピュータ101が待機するのでな
く、ステップS82で求めた待機時間をインクジェット
プリンタ201に送信し、この時間情報を受取ったイン
クジェットプリンタ201は、前述の図7のステップS
7,S8で、その指示された待機時間の間だけ待機して
から、次の頁の印刷を開始するようにしても良い。
【0054】またこの実施の形態2においても、上述し
た2つの補正係数を基本待機時間(G)に掛けるのでな
く、その内のいずれか一方の補正係数のみを用いて乾燥
待機時間を求めてもよい。
【0055】また、記録シート1頁に対する印刷が終了
した後、その記録シートのインクが乾燥するまでの待機
時間が求まると、その待機時間から、次の頁を印刷する
のに要する時間を差し引いた時間を、次の印刷処理の開
始迄の待機時間(図7のステップS7で決定される待機
時間)としてもよいことはもちろんである。
【0056】以上の実施の形態では、特にインクジェッ
ト記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために利用
されるエネルギーとして熱エネルギーを発生する手段
(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エ
ネルギーによりインクの状態変化を生起させる方式を用
いることで記録の高密度化、高精細化が達成できる。
【0057】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて膜沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状をすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0058】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0059】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用面が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書を用いた構成でも良い。加え
て、複数の電気熱変換体に対して、共通するスロットを
電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭59
−123670号公報や熱エネルギーの圧力波を吸収す
る開口を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭59
−138461号公報に基づいた構成としても良い。
【0060】加えて、装置本体に装着されることで、装
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けら
れたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いてもよい。
【0061】また、以上の実施の形態の記録装置の構成
に、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助手段
等を付加することは記録動作を一層安定にできるので好
ましいものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘ
ッドに対してのキャッピング手段、クリーニング手段、
加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体あるいはこれとは
別の加熱素子あるいはこれらの組み合わせによる予備加
熱手段を設けることや、記録とは別の吐出を行う予備吐
出モードを設けることなどがある。
【0062】さらに、記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
も良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも1つを備えた装置とすることもで
きる。
【0063】以上説明した実施の形態においては、イン
クが液体であることを前提として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであっても、室温で軟化も
しくは液化するものを用いても良く、あるいはインクジ
ェット方式ではインク自体を30°C以上70°C以下
の範囲内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範
囲にあるように温度制御するものが一般的であるから、
使用記録信号付与時にインクが液状をなすものであれば
よい。
【0064】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで積極的に防止するため、
またはインクの蒸発を防止するため、放置状態で固化し
加熱によって液化するインクを用いても良い。いずれに
しても熱エネルギーの記録信号に応じた付与によってイ
ンクが液化し、液状インクが吐出されるものや、記録媒
体に到達する時点では既に固化し始めるもの等のよう
な、熱エネルギーの付与によって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。この
ような場合インクは、特開昭54−56847号公報あ
るいは特開昭60−71260号公報に記載されるよう
な、多孔質シート凹部または貫通孔に液状または固形物
として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向す
るような形態としてもよい。本発明においては、上述し
た各インクに対して最も有効なものは、上述した膜沸騰
方式を実行するものである。
【0065】さらに加えて、本発明に係る記録装置の形
態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力
端末として一体または別体に設けられるものの他、リー
ダ等と組み合わせた複写装置の形態を取るものであって
も良い。
【0066】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても良いし、1つの機器から成る装置
に適用しても良い。また、本発明はシステム或は装置に
プログラムを供給することによって達成される場合にも
適用できることはいうまでもない。この場合、本発明に
係るプログラムを格納した記憶媒体が本発明を構成する
ことになる。そして、該記憶媒体からそのプログラムを
システム或は装置に読み出すことによって、そのシステ
ム或は装置が、予め定められた仕方で動作する。
【0067】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても達成される。
【0068】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0069】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0070】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれる。
【0071】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
【0072】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、搭載インク種類に合わせて、前の記録シートへの印
刷内容、その印刷方法、インク及び記録シートの種類及
び環境温度に応じた最適なインク乾燥待機時間を設定で
きる。これにより、ユーザに無駄な待機時間を課すこと
なく最良の印刷結果を提供することが可能となる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、直
前に記録された記録媒体の記録状態に応じて、次の記録
媒体の記録が完了するまでの時間を制御して記録するこ
とができる。
【0074】また本発明によれば、直前に記録された記
録媒体の種類、その記録に使用したインクの種類、また
記録方法、その記録した記録媒体の任意の領域における
最大インク打ち込み量、環境温度の内のいずれかあるい
は全てに応じて、次の頁の記録媒体の記録が完了するま
での時間を制御するので、余分な待ち時間を発生させず
に速やかに複数頁の記録媒体への記録を行うことができ
る。
【0075】また本発明によれば、直前に記録された記
録媒体の記録状態に応じて、次の記録媒体の記録を開始
するまでの時間を制御して記録するので、余分な待ち時
間を発生させずに速やかに複数頁の記録媒体への記録を
行うことができる。
【0076】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の印刷システムの概略構成を示す
ブロック図である。
【図2】本実施の形態のインクジェットプリンタの構成
を示すブロック図である。
【図3】本実施の形態のインクジェットプリンタの主要
部の概観図で、特にインクカートリッジの装着を説明す
る図である。
【図4】環境温度と乾燥待機時間の補正係数(F1)と
の関係を示すグラフ図である。
【図5】記録シートの単位領域におけるインク打ち込み
量と基本乾燥待機時間(G)との関係を示すグラフ図で
ある。
【図6】印刷方法と乾燥待機時間の補正係数(F2)と
の関係を示すグラフ図である。
【図7】本実施の形態のインクジェットプリンタにおけ
る印刷処理を示すフローチャートである。
【図8】本実施の形態のインクジェットプリンタにおけ
る待機時間の決定処理を示すフローチャートである。
【図9】本実施の形態における待機時間を算出するため
のハードウェア構成を示すブロック図である。
【図10】本実施の形態2のプリンタドライバにおける
印刷制御処理を示すフローチャートである。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体にインクを吐出して画像を記録
    するインクジェット記録制御装置であって、 直前に記録した記録済みの記録媒体におけるインク乾燥
    時間を算出する算出手段と、 前記算出手段により算出されたインク乾燥時間に応じて
    次の記録媒体への記録動作を制御する記録制御手段と、
    を有することを特徴とするインクジェット記録制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記算出手段は、前記直前に記録された
    記録媒体の種類に基づいて前記インク乾燥時間を算出す
    ることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記
    録制御装置。
  3. 【請求項3】 前記算出手段は、環境温度に基づいて前
    記インク乾燥時間を算出することを特徴とする請求項1
    に記載のインクジェット記録制御装置。
  4. 【請求項4】 前記算出手段は、前記直前に記録された
    記録媒体上の所定領域における最大インク打ち込み量に
    応じて前記インク乾燥時間を算出することを特徴とする
    請求項1に記載のインクジェット記録制御装置。
  5. 【請求項5】 前記算出手段は、前記直前に記録された
    記録媒体への記録方法に応じて前記インク乾燥時間を算
    出することを特徴とする請求項1に記載のインクジェッ
    ト記録制御装置。
  6. 【請求項6】 前記記録制御手段は、前記インク乾燥時
    間に応じて次の記録媒体への記録開始タイミングを遅ら
    せることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に
    記載のインクジェット記録制御装置。
  7. 【請求項7】 前記記録モードは、前記直前に記録され
    た記録媒体への記録モードが1パス記録か、マルチパス
    記録かを示すものであることを特徴とする請求項1乃至
    6のいずれか1項に記載のインクジェット記録制御装
    置。
  8. 【請求項8】 記録媒体にインクを吐出して画像を記録
    するインクジェット記録制御装置であって、 直前に記録した記録済みの記録媒体の種類を判別する媒
    体判別手段と、 前記記録済みの記録媒体への記録に使用されたインクの
    種類を判別するインク判別手段と、 前記記録済みの記録媒体への記録に使用された記録モー
    ドを判別する記録モード判別手段と、 環境温度を検知する温度検知手段と、 前記記録媒体の種類、前記インクの種類、前記記録モー
    ド及び前記環境温度のいずれか、あるいは全てに基づい
    て前記記録済みの記録媒体におけるインク乾燥時間を算
    出する算出手段と、 前記算出手段により算出されたインク乾燥時間に応じて
    次の記録媒体への記録動作を制御する記録制御手段と、
    を有することを特徴とするインクジェット記録制御装
    置。
  9. 【請求項9】 記録媒体にインクを吐出して画像を記録
    するインクジェットプリンタであって、 直前に記録した記録済みの記録媒体の種類を判別する媒
    体判別手段と、 前記記録済みの記録媒体への記録に使用されたインクの
    種類を判別するインク判別手段と、 前記記録済みの記録媒体への記録に使用された記録モー
    ドを判別する記録モード判別手段と、 環境温度を検知する温度検知手段と、 前記記録媒体の種類、前記インクの種類、前記記録モー
    ド及び前記環境温度のいずれか、あるいは全てに基づい
    て前記記録済みの記録媒体におけるインク乾燥時間を算
    出する算出手段と、 前記算出手段により算出されたインク乾燥時間に応じて
    次の記録媒体への記録動作を制御する記録制御手段と、
    を有することを特徴とするインクジェットプリンタ。
  10. 【請求項10】 記録媒体にインクを吐出して画像を記
    録するインクジェット記録制御方法であって、 直前に記録した記録済みの記録媒体におけるインク乾燥
    時間を算出する算出工程と、 前記算出工程により算出されたインク乾燥時間に応じて
    次の記録媒体への記録動作を制御する記録制御工程と、
    を有することを特徴とするインクジェット記録制御方
    法。
  11. 【請求項11】 前記算出工程では、前記直前に記録さ
    れた記録媒体の種類に基づいて前記インク乾燥時間を算
    出することを特徴とする請求項10に記載のインクジェ
    ット記録制御方法。
  12. 【請求項12】 前記算出工程では、環境温度に基づい
    て前記インク乾燥時間を算出することを特徴とする請求
    項10に記載のインクジェット記録制御方法。
  13. 【請求項13】 前記算出工程では、前記直前に記録さ
    れた記録媒体上の所定領域における最大インク打ち込み
    量に応じて前記インク乾燥時間を算出することを特徴と
    する請求項10に記載のインクジェット記録制御方法。
  14. 【請求項14】 前記算出工程では、前記直前に記録さ
    れた記録媒体への記録方法に応じて前記インク乾燥時間
    を算出することを特徴とする請求項10に記載のインク
    ジェット記録制御方法。
  15. 【請求項15】 前記記録制御工程では、前記インク乾
    燥時間に応じて次の記録媒体への記録開始タイミングを
    遅らせることを特徴とする請求項10乃至14のいずれ
    か1項に記載のインクジェット記録制御方法。
  16. 【請求項16】 前記記録モードは、前記直前に記録さ
    れた記録媒体への記録モードが1パス記録か、マルチパ
    ス記録かを示すものであることを特徴とする請求項10
    乃至15のいずれか1項に記載のインクジェット記録制
    御方法。
  17. 【請求項17】 記録媒体にインクを吐出して画像を記
    録するインクジェット記録制御方法であって、 直前に記録した記録済みの記録媒体の種類を判別する媒
    体判別工程と、 前記記録済みの記録媒体への記録に使用されたインクの
    種類を判別するインク判別工程と、 前記記録済みの記録媒体への記録に使用された記録モー
    ドを判別する記録モード判別工程と、 環境温度を検知する温度検知工程と、 前記記録媒体の種類、前記インクの種類、前記記録モー
    ド及び前記環境温度のいずれか、あるいは全てに基づい
    て前記記録済みの記録媒体におけるインク乾燥時間を算
    出する算出工程と、 前記算出工程で算出されたインク乾燥時間に応じて次の
    記録媒体への記録動作を制御する記録制御工程と、を有
    することを特徴とするインクジェット記録制御方法。
  18. 【請求項18】 記録媒体にインクを吐出して画像を記
    録するインクジェットプリンタであって、 直前に記録した記録済みの記録媒体におけるインク乾燥
    時間を入力する手段と、 前記入力手段により入力されたインク乾燥時間に応じて
    次の記録媒体への記録動作を制御する記録制御手段と、
    を有することを特徴とするインクジェットプリンタ。
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