JP2000141824A

JP2000141824A - 記録システム及びその制御方法、記録装置及びその制御方法、情報処理装置及びその制御方法、コンピュータ可読メモリ

Info

Publication number: JP2000141824A
Application number: JP10316721A
Authority: JP
Inventors: Masao Maeda; 昌雄前田
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1998-11-06
Filing date: 1998-11-06
Publication date: 2000-05-23

Abstract

(57)【要約】【課題】装着可能な記録ヘッドの交換回数を低減し、
効率的な記録を実行することができる記録システムを提
供する。【解決手段】ホストコンピュータ２は、記録装置３へ
送信する印刷ジョブデータと、該印刷ジョブデータの実
行優先度を示す実行優先度情報と、印刷ジョブデータで
使用する記録装置３に搭載されている複数種類の異なる
選択的に装着可能な記録ヘッドの種別を示す第１種別情
報とを対応づけて印刷ジョブ情報管理テーブル５に管理
する。記録装置３に搭載されている記録ヘッドを示す第
２種別情報を発生し、第１種別情報と、その第２種別情
報とを比較し、その比較結果に基づいて、実行優先度情
報を変更する。印刷ジョブ情報管理テーブル５で管理さ
れている実行優先度情報に基づいて、該印刷情報管理テ
ーブル５に管理されている印刷ジョブデータを記録装置
３へ送信する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、インタフェースケ
ーブルを介して接続されたホストコンピュータと記録装
置を有し、前記ホストコンピュータから前記記録装置へ
印刷ジョブデータを送信することにより記録を行う記録
システム及びその制御方法、記録装置及びその制御方
法、情報処理装置及びその制御方法、コンピュータ可読
メモリに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、ホストコンピュータからインクジ
ェット記録装置へ印刷ジョブデータを送信することによ
り画像記録を行うインクジェット記録システムにおいて
は、ホストコンピュータ上で要求のあった複数の印刷ジ
ョブに関して、要求の発生した順または、ユーザの設定
した優先順位情報にしたがった順序で印刷ジョブデータ
をホストコンピュータからインクジェット記録装置へ送
信して画像記録を行っていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数の
種類の異なるインクカートリッジを選択的に装着可能な
インクジェット記録装置を使用する場合においては、印
刷ジョブデータ毎に使用するインクカートリッジが異な
っていると、印刷ジョブデータ毎にインクジェット記録
装置ではインクカートリッジ種別の不一致が発生し、ユ
ーザはその都度インクジェット記録装置に装着されてい
るインクカートリッジを交換しなければならなかった。

【０００４】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、装着可能な記録ヘッドの交換回数を低減し、
効率的な記録を実行することができる記録システム及び
その制御方法、記録装置及びその制御方法、情報処理装
置及びその制御方法、コンピュータ可読メモリを提供す
ることを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による記録システムは以下の構成を備える。
即ち、インタフェースケーブルを介して接続されたホス
トコンピュータと記録装置を有し、前記ホストコンピュ
ータから前記記録装置へ印刷ジョブデータを送信するこ
とにより記録を行う記録システムであって、前記記録装
置は、複数種類の異なる選択的に装着可能な記録ヘッド
を搭載する搭載手段と、前記ホストコンピュータは、前
記記録装置へ送信する印刷ジョブデータと、該印刷ジョ
ブデータの実行優先度を示す実行優先度情報と、印刷ジ
ョブデータで使用する前記記録ヘッドの種別を示す第１
種別情報とを対応づけて管理テーブルに管理する管理手
段と、前記記録装置に搭載されている記録ヘッドを示す
第２種別情報を発生する発生手段と、前記第１種別情報
と、前記第２種別情報とを比較し、その比較結果に基づ
いて、前記実行優先度情報を変更する変更手段と、前記
管理テーブルで管理されている実行優先度情報に基づい
て、該管理テーブルに管理されている印刷ジョブデータ
を前記記録装置へ送信する送信手段とを備える。

【０００６】また、好ましくは、前記記録装置は、搭載
されている記録ヘッドの種別を検出する検出手段と、前
記検出手段で検出された記録ヘッドを示す第３種別情報
を、前記インタフェースケーブルを介して前記ホストコ
ンピュータへ通知する通知手段とを備える。

【０００７】また、好ましくは、前記発生手段は、前記
通知手段を介して通知される前記第３種別情報に基づい
て、前記第２種別情報を発生する。

【０００８】また、好ましくは、前記ホストコンピュー
タは、最後に前記記録装置へ送信した印刷ジョブデータ
で使用した前記記録ヘッドの種別を示す第４種別情報を
記憶する記憶手段を備え、前記発生手段は、前記記憶手
段に記憶されている第４種別情報に基づいて、前記第２
種別情報を発生する。

【０００９】また、好ましくは、前記記録ヘッドは、イ
ンクを吐出して記録を行うインクジェット記録ヘッドで
ある。

【００１０】また、好ましくは、前記記録ヘッドは、熱
エネルギーを利用してインクを吐出する記録ヘッドであ
って、インクに与える熱エネルギーを発生するための熱
エネルギー変換体を備えている。

【００１１】上記の目的を達成するための本発明による
記録装置は以下の構成を備える。即ち、ホストコンピュ
ータとインタフェースケーブルを介して接続され、前記
ホストコンピュータから送信されてくる印刷ジョブデー
タに基づいて記録を行う記録装置であって、複数種類の
異なる選択的に装着可能な記録ヘッドを搭載する搭載手
段と、前記搭載手段に搭載されている記録ヘッドの種別
を検出する検出手段と、前記検出手段で検出された記録
ヘッドの種別を示す種別情報を、前記インタフェースケ
ーブルを介して前記ホストコンピュータへ通知する通知
手段とを備える。

【００１２】上記の目的を達成するための本発明による
情報処理装置は以下の構成を備える。即ち、記録装置と
インタフェースケーブルを介して接続され、前記記録装
置へ印刷ジョブデータを送信する情報処理装置であっ
て、前記記録装置へ送信する印刷ジョブデータと、該印
刷ジョブデータの実行優先度を示す実行優先度情報と、
印刷ジョブデータで使用する前記記録装置が搭載する複
数種類の異なる選択的に装着可能な記録ヘッドの種別を
示す第１種別情報とを対応づけて管理テーブルに管理す
る管理手段と、前記記録装置に搭載されている記録ヘッ
ドを示す第２種別情報を発生する発生手段と、前記第１
種別情報と、前記第２種別情報とを比較し、その比較結
果に基づいて、前記実行優先度情報を変更する変更手段
と、前記管理テーブルで管理されている実行優先度情報
に基づいて、該管理テーブルに管理されている印刷ジョ
ブデータを前記記録装置へ送信する送信手段とを備え
る。

【００１３】上記の目的を達成するための本発明による
記録システムの制御方法は以下の構成を備える。即ち、
インタフェースケーブルを介して接続されたホストコン
ピュータと記録装置を有し、前記ホストコンピュータか
ら前記記録装置へ印刷ジョブデータを送信することによ
り記録を行う記録システムの制御方法であって、前記記
録装置へ送信する印刷ジョブデータと、該印刷ジョブデ
ータの実行優先度を示す実行優先度情報と、印刷ジョブ
データで使用する前記記録装置が搭載する複数種類の異
なる選択的に装着可能な記録ヘッドの種別を示す第１種
別情報とを対応づけて管理テーブルに管理する管理工程
と、前記記録装置に搭載されている記録ヘッドを示す第
２種別情報を発生する発生工程と、前記第１種別情報
と、前記第２種別情報とを比較し、その比較結果に基づ
いて、前記実行優先度情報を変更する変更工程と、前記
管理テーブルで管理されている実行優先度情報に基づい
て、該管理テーブルに管理されている印刷ジョブデータ
を前記記録装置へ送信する送信工程とを備える。

【００１４】上記の目的を達成するための本発明による
記録装置の制御方法は以下の構成を備える。即ち、ホス
トコンピュータとインタフェースケーブルを介して接続
され、前記ホストコンピュータから送信されてくる印刷
ジョブデータに基づいて記録を行う記録装置の制御方法
であって、複数種類の異なる選択的に装着可能な記録ヘ
ッドを搭載する搭載手段に搭載されている記録ヘッドの
種別を検出する検出工程と、前記検出工程で検出された
記録ヘッドの種別を示す種別情報を、前記インタフェー
スケーブルを介して前記ホストコンピュータへ通知する
通知工程とを備える。

【００１５】上記の目的を達成するための本発明による
情報処理装置の制御方法は以下の構成を備える。即ち、
記録装置とインタフェースケーブルを介して接続され、
前記記録装置へ印刷ジョブデータを送信する情報処理装
置の制御方法であって、前記記録装置へ送信する印刷ジ
ョブデータと、該印刷ジョブデータの実行優先度を示す
実行優先度情報と、印刷ジョブデータで使用する前記記
録装置が搭載する複数種類の異なる選択的に装着可能な
記録ヘッドの種別を示す第１種別情報とを対応づけて管
理テーブルに管理する管理工程と、前記記録装置に搭載
されている記録ヘッドを示す第２種別情報を発生する発
生工程と、前記第１種別情報と、前記第２種別情報とを
比較し、その比較結果に基づいて、前記実行優先度情報
を変更する変更工程と、前記管理テーブルで管理されて
いる実行優先度情報に基づいて、該管理テーブルに管理
されている印刷ジョブデータを前記記録装置へ送信する
送信工程とを備える。

【００１６】上記の目的を達成するための本発明による
コンピュータ可読メモリは以下の構成を備える。即ち、
インタフェースケーブルを介して接続されたホストコン
ピュータと記録装置を有し、前記ホストコンピュータか
ら前記記録装置へ印刷ジョブデータを送信することによ
り記録を行う記録システムの制御のプログラムコードが
格納されたコンピュータ可読メモリであって、前記記録
装置へ送信する印刷ジョブデータと、該印刷ジョブデー
タの実行優先度を示す実行優先度情報と、印刷ジョブデ
ータで使用する前記記録装置が搭載する複数種類の異な
る選択的に装着可能な記録ヘッドの種別を示す第１種別
情報とを対応づけて管理テーブルに管理する管理工程の
プログラムコードと、前記記録装置に搭載されている記
録ヘッドを示す第２種別情報を発生する発生工程のプロ
グラムコードと、前記第１種別情報と、前記第２種別情
報とを比較し、その比較結果に基づいて、前記実行優先
度情報を変更する変更工程のプログラムコードと、前記
管理テーブルで管理されている実行優先度情報に基づい
て、該管理テーブルに管理されている印刷ジョブデータ
を前記記録装置へ送信する送信工程のプログラムコード
とを備える。

【００１７】上記の目的を達成するための本発明による
コンピュータ可読メモリは以下の構成を備える。即ち、
ホストコンピュータとインタフェースケーブルを介して
接続され、前記ホストコンピュータから送信されてくる
印刷ジョブデータに基づいて記録を行う記録装置の制御
のプログラムコードが格納されたコンピュータ可読メモ
リであって、複数種類の異なる選択的に装着可能な記録
ヘッドを搭載する搭載手段に搭載されている記録ヘッド
の種別を検出する検出工程のプログラムコードと、前記
検出工程で検出された記録ヘッドの種別を示す種別情報
を、前記インタフェースケーブルを介して前記ホストコ
ンピュータへ通知する通知工程のプログラムコードとを
備える。

【００１８】上記の目的を達成するための本発明による
コンピュータ可読メモリは以下の構成を備える。即ち、
記録装置とインタフェースケーブルを介して接続され、
前記記録装置へ印刷ジョブデータを送信する情報処理装
置の制御のプログラムコードが格納されたコンピュータ
可読メモリであって、前記記録装置へ送信する印刷ジョ
ブデータと、該印刷ジョブデータの実行優先度を示す実
行優先度情報と、印刷ジョブデータで使用する前記記録
装置が搭載する複数種類の異なる選択的に装着可能な記
録ヘッドの種別を示す第１種別情報とを対応づけて管理
テーブルに管理する管理工程のプログラムコードと、前
記記録装置に搭載されている記録ヘッドを示す第２種別
情報を発生する発生工程のプログラムコードと、前記第
１種別情報と、前記第２種別情報とを比較し、その比較
結果に基づいて、前記実行優先度情報を変更する変更工
程のプログラムコードと、前記管理テーブルで管理され
ている実行優先度情報に基づいて、該管理テーブルに管
理されている印刷ジョブデータを前記記録装置へ送信す
る送信工程のプログラムコードとを備える。

【００１９】

【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施形態を詳細に説明する。［実施形態１］図１は本発明の実施形態１のインクジェ
ット記録システムの構成を示すブロック図である。

【００２０】インクジェット記録システム１は、ホスト
コンピュータ２とインクジェット記録装置３からなり、
両者はインタフェースケーブル４により相互に接続され
ている。

【００２１】ホストコンピュータ２内部には、印刷ジョ
ブ情報管理テーブル５が設けられ、ホストコンピュータ
２は、ユーザからの要求に応じて印刷ジョブデータを印
刷ジョブ情報管理テーブル５に登録するとともに、印刷
ジョブ情報管理テーブル５に登録された印刷ジョブデー
タを順次インクジェット記録装置３へ送信する。

【００２２】インクジェット記録装置３は、ホストコン
ピュータ２より印刷ジョブデータを受信して動作し、受
信した印刷ジョブデータの内容に応じて記録機構６を制
御して画像記録動作を行う。記録機構６上にはインクカ
ートリッジを装着するカートリッジポケット７があり、
カラーインクカートリッジ８と白黒インクカートリッジ
９のいずれかが選択的に装着できる。カートリッジポケ
ット７には、現在どちらの種別のインクカートリッジが
装着されているかを検出するカートリッジ種別検出部１
０が備えられており、インクジェット記録装置３は、い
ついかなる場合においてもカートリッジ種別検出部１０
により検出したインクカートリッジの種別を、インタフ
ェースケーブル４を介してホストコンピュータ２へ通知
することが可能である。

【００２３】次に、実施形態１のホストコンピュータ２
の詳細な構成について、図２を用いて説明する。

【００２４】図２は本発明の実施形態１のホストコンピ
ュータの詳細な構成を示すブロック図である。

【００２５】図２において、ＣＰＵ１０１はメインバス
１０６を介してホストコンピュータ２全体の制御を実行
する。また、ホストコンピュータ２の外部に接続される
インクジェット記録装置３を出力Ｉ／Ｆ１０５を介して
制御する。また、ＣＰＵ１０１は、ＫＢＤＩ／Ｆ（キー
ボードインタフェース）１０７を介して入力部（例え
ば、キーボード１１２やポインティングデバイス１１３
やペン１１４）から入力された指示に従って、画像の入
力、画像処理、色変換処理、画像の出力制御等の一連の
処理を実行する。更に、キーボード１１２やポインティ
ングデバイス１１３やペン１１４を用いて作成された画
像データを表示する表示部１０９をビデオＩ／Ｆ（イン
タフェース）１０８を介して制御する。

【００２６】ＲＯＭ１０２は、ＣＰＵ１０１の各種制御
を実行する各種制御プログラムを記憶している。ＲＡＭ
１０３は、ＣＰＵ１０１によりＯＳや本発明を実現する
ための制御プログラムを含むその他の制御プログラムが
ロードされ実行される。また、制御プログラムを実行す
るために用いられる各種作業領域、一時待避領域として
機能する。また、キーボード１１２やポインティングデ
バイス１１３やペン１１４を用いて作成された画像デー
タを、一旦、保持するＶＲＡＭ（不図示）が構成されて
いる。

【００２７】次に、インクジェット記録装置３の詳細な
構成について、図３を用いて説明する。

【００２８】図３は本発明の実施形態１のインクジェッ
ト記録装置の構成の概要を示す外観斜視図である。

【００２９】図２において、駆動モータ５０１３の正逆
回転に連動して駆動力伝達ギア５００９〜５０１１を介
して回転するリードスクリュー５００５の螺旋溝５００
４に対して係合するキャリッジＨＣはピン（不図示）を
有し、ガイドレール５００３に支持されて矢印ａ，ｂ方
向を往復移動する。キャリッジＨＣには、記録ヘッドＩ
ＪＨとインクタンクＩＴとを内蔵した一体型インクジェ
ットカートリッジＩＪＣが搭載されている。５００２は
紙押え板であり、キャリッジＨＣの移動方向に亙って記
録用紙Ｐをプラテン５０００に対して押圧する。５００
７、５００８はフォトカプラで、キャリッジＨＣのレバ
ー５００６のこの域での存在を確認して、モータ５０１
３の回転方向切り換え等を行うためのホームポジション
検知器である。

【００３０】５０１６は記録ヘッドＩＪＨの前面をキャ
ップするキャップ部材５０２２を支持する部材で、５０
１５はこのキャップ内を吸引する吸引器で、キャップ内
開口５０２３を介して記録ヘッドＩＪＨの吸引回復を行
う。５０１７はクリーニングブレードで、５０１９はこ
のブレードを前後方向に移動可能にする部材であり、本
体支持板５０１８にこれらが支持されている。ブレード
は、この形態でなく周知のクリーニングブレードが本例
に適用できることは言うまでもない。又、５０２１は、
吸引回復の吸引を開始するためのレバーで、キャリッジ
ＨＣと係合するカム５０２０の移動に伴って移動し、駆
動モータ５０１３からの駆動力がクラッチ切り換え等の
公知の伝達機構で移動制御される。

【００３１】これらのキャッピング、クリーニング、吸
引回復は、キャリッジＨＣがホームポジション側の領域
に来た時にリードスクリュー５００５の作用によってそ
れらの対応位置で所望の処理が行えるように構成されて
いるが、周知のタイミングで所望の動作を行うようにす
れば、本例にはいずれも適用できる。

【００３２】次に、インクジェット記録装置３の記録制
御を実行するための制御構成について、図４を用いて説
明する。

【００３３】図４は本発明の実施形態１のインクジェッ
ト記録装置の制御回路の構成を示すブロック図である。

【００３４】図４において、１７００は記録信号を入力
するインタフェース、１７０１はＭＰＵ、１７０２はＭ
ＰＵ１７０１が実行する制御プログラムを格納するＲＯ
Ｍ、１７０３は各種データ（上記記録信号やヘッドに供
給される記録データ等）を保存しておくＤＲＡＭであ
る。１７０４は記録ヘッド１７０８に対する記録データ
の供給制御を行うゲートアレイ（Ｇ．Ａ．）であり、イ
ンタフェース１７００、ＭＰＵ１７０１、ＲＡＭ１７０
３間のデータ転送制御も行う。１７１０は記録ヘッド１
７０８を搬送するためのキャリアモータ、１７０９は記
録紙搬送のための搬送モータである。１７０５は記録ヘ
ッドを駆動するヘッドドライバ、１７０６，１７０７は
それぞれ搬送モータ１７０９、キャリアモータ１７１０
を駆動するためのモータドライバである。

【００３５】上記制御構成の動作を説明すると、インタ
フェース１７００に記録信号が入るとゲートアレイ１７
０４とＭＰＵ１７０１との間で記録信号がプリント用の
記録データに変換される。そして、モータドライバ１７
０６、１７０７が駆動されると共に、ヘッドドライバ１
７０５に送られた記録データに従って記録ヘッド１７０
８が駆動され、記録が行われる。

【００３６】尚、上述のように、インクタンクＩＴと記
録ヘッドＩＪＨとは一体的に形成されて交換可能なイン
クカートリッジＩＪＣを構成しても良いが、これらイン
クタンクＩＴと記録ヘッドＩＪＨとを分離可能に構成し
て、インクがなくなったときにインクタンクＩＴだけを
交換できるようにしても良い。

【００３７】図５は本発明の実施形態１のインクタンク
とヘッドとが分離可能なインクカートリッジの構成を示
す外観斜視図である。

【００３８】インクカートリッジＩＪＣは、図５に示す
ように、境界線Ｋの位置でインクタンクＩＴと記録ヘッ
ドＩＪＨとが分離可能である。インクカートリッジＩＪ
ＣにはこれがキャリッジＨＣに搭載されたときには、キ
ャリッジＨＣ側から供給される電気信号を受け取るため
の電極（不図示）が設けられており、この電気信号によ
って、前述のように記録ヘッドＩＪＨが駆動されてイン
クが吐出される。

【００３９】尚、図５において、５００はインク吐出口
列である。また、インクタンクＩＴにはインクを保持す
るために繊維質状もしくは多孔質状のインク吸収体が設
けられており、そのインク吸収体によってインクが保持
される。

【００４０】次に、ホストコンピュータ２上に備えられ
た印刷ジョブ情報管理テーブル５の構成について、図６
を用いて説明する。

【００４１】図６は本発明の実施形態１の印刷ジョブ情
報管理テーブルの構成を示す図である。

【００４２】印刷ジョブ情報管理テーブル５は、印刷ジ
ョブ情報を格納する印刷ジョブ情報エントリＴ１，Ｔ
２，…，Ｔｍ，…を複数個備えており、それぞれの印刷
ジョブ情報エントリＴｍは、印刷ジョブデータを格納す
るジョブデータフィールドＴｍ１と、印刷ジョブ実行優
先度情報を格納する優先度フィールドＴｍ２と、印刷ジ
ョブで使用するインクカートリッジ種別情報を格納する
カートリッジ情報フィールドＴｍ３、および補正優先度
情報を格納する補正優先度フィールドＴｍ４から構成さ
れている。

【００４３】次に、本発明の実施形態１で実行されるホ
ストコンピュータ２における印刷ジョブ送信開始時に送
信する印刷ジョブデータを決定するための処理手順につ
いて、図７を用いて説明する。

【００４４】図７は本発明の実施形態１で実行される処
理を示すフローチャートである。

【００４５】ホストコンピュータ２は、まず、ステップ
Ｓ１１において、インクジェット記録装置３より現在装
着されているインクカートリッジ種別情報を取得する。
次に印刷ジョブ情報管理テーブル５中の各印刷ジョブ情
報エントリＴｍについて、以下の処理を繰り返す。即
ち、ステップＳ１２において、カートリッジ情報フィー
ルドＴｍ３の中身と現在のインクカートリッジ種別情報
を比較する。

【００４６】インクカートリッジ種別が同一である場合
（ステップＳ１２でＹＥＳ）、ステップＳ１３に進み、
優先度フィールドＴｍ２の内容を補正優先度フィールド
Ｔｍ４へ格納する。一方、異なる種別である場合（ステ
ップＳ１２でＮＯ）、ステップＳ１４に進み、優先度フ
ィールドＴｍ２の内容に補正値Ｄを加算したものを補正
優先度フィールドＴｍ４へ格納する。

【００４７】次に、ステップＳ１５において、ステップ
Ｓ１２からステップＳ１４の処理を印刷ジョブ情報管理
テーブル５中の全ての印刷ジョブ情報エントリＴｍにつ
いて実行したか否かを判定する。全ての印刷ジョブ情報
エントリＴｍについて実行していない場合（ステップＳ
１５でＮＯ）、ステップＳ１２に戻る。一方、全ての印
刷ジョブ情報エントリＴｍについて実行した場合（ステ
ップＳ１５でＹＥＳ）、ステップＳ１６へ進む。

【００４８】ステップＳ１６において、印刷ジョブ情報
管理テーブル５に登録されている印刷ジョブ情報エント
リＴｍを全て検索し、補正優先度フィールドＴｍ４の内
容がもっとも小さいものを送信印刷ジョブデータとす
る。そして、ステップＳ１７において、検索された印刷
ジョブデータの送信を開始する。

【００４９】以上説明したように、実施形態１によれ
ば、インクジェット記録装置３に搭載されたインクカー
トリッジの種別を検出し、その検出されたインクカート
リッジの種別に応じて、ホストコンピュータ２からイン
クジェット記録装置３へ送信する印刷ジョブデータの送
信を制御する。そのため、同一のインクカートリッジを
使用する印刷ジョブデータが優先してインクジェット記
録装置３へ送信されるため、インクカートリッジの交換
回数を抑えることができ、効率的な記録を実行すること
ができる。［実施形態２］実施形態２では、インクジェット記録装
置３上に、実施形態１に示したようなインクカートリッ
ジ種別検出部１０が備えられていない場合に、ホストコ
ンピュータ２側の処理によって現在装着されているイン
クカートリッジ種別を管理する場合を説明する。

【００５０】図８は本発明の実施形態２のインクジェッ
ト記録システムの構成を示すブロック図である。

【００５１】図８に示すように、ホストコンピュータ２
内部には、印刷ジョブ情報管理テーブル５の他に、最後
に使用したインクカートリッジの種別を記憶する最終使
用カートリッジ情報記憶部１１が設けられている。

【００５２】次に、実施形態２で実行されるホストコン
ピュータ２における印刷ジョブ送信開始時に送信する印
刷ジョブデータを決定するための処理手順について、図
９を用いて説明する。

【００５３】図９は本発明の実施形態２で実行される処
理を示すフローチャートである。

【００５４】ホストコンピュータ２は、まず、印刷ジョ
ブ情報管理テーブル５中の各印刷ジョブ情報エントリＴ
ｍについて、以下の処理を繰り返す。即ち、ステップＳ
２１において、カートリッジ情報フィールドＴｍ３の中
身と最終使用カートリッジ情報記憶部１１に記憶されて
いるインクカートリッジ種別情報を比較する。

【００５５】インクカートリッジ種別が同一である場合
（ステップＳ２１でＹＥＳ）、ステップＳ２２に進み、
優先度フィールドＴｍ２の内容を補正優先度フィールド
Ｔｍ４へ格納する。一方、異なる種別である場合（ステ
ップＳ２１でＮＯ）、ステップＳ２３に進み、優先度フ
ィールドＴｍ２の内容に補正値Ｄを加算したものを補正
優先度フィールドＴｍ４へ格納する。

【００５６】ステップＳ２４において、ステップＳ２１
からステップＳ２３の処理を印刷ジョブ情報管理テーブ
ル５中の全ての印刷ジョブ情報エントリＴｍについて実
行したか否かを判定する。全ての印刷ジョブ情報エント
リＴｍについて実行していない場合（ステップＳ２４で
ＮＯ）、ステップＳ２１へ戻る。一方、全ての印刷ジョ
ブ情報エントリＴｍについて実行した場合（ステップＳ
２４でＹＥＳ）、ステップＳ２５へ進む。

【００５７】ステップＳ２５において、印刷ジョブ情報
管理テーブル５に登録されている印刷ジョブ情報エント
リＴｍを全て検索し、補正優先度フィールドＴｍ４の内
容がもっとも小さいものを送信印刷ジョブデータとす
る。ステップＳ２６において、検索された印刷ジョブデ
ータの送信を開始する。最後に、ステップＳ２７におい
て、送信印刷ジョブデータのカートリッジ種別フィール
ドＴｍ３の中身を最終使用カートリッジ情報記憶部１１
に記憶する。

【００５８】以上説明したように、実施形態２によれ
ば、実施形態１に示したようなインクカートリッジ種別
検出部１０がインクジェット記録装置３に備えられてい
ない場合にも、ホストコンピュータ２側の処理によって
現在装着されているインクカートリッジ種別を管理する
ことができ、実施形態１と同様の効果を得ることができ
る。

【００５９】尚、実施形態２では、インクジェット記録
装置３上にインクカートリッジ種別検出部１０がないた
めに、ホストコンピュータ２側で現在装着されているイ
ンクカートリッジ種別を管理する場合を説明したが、イ
ンクジェット記録装置３上にインクカートリッジ種別検
出部１０が備えられていてもインタフェースケーブル４
を介してインクジェット記録装置３からホストコンピュ
ータ２へカートリッジ種別情報を通知することができな
い場合においても同様の方法で本発明を適用することが
可能である。［その他の実施形態］上記実施形態１、２においては、
補正値をＤと記したが、これは種別の異なるインクカー
トリッジを使用する印刷ジョブをどれくらい後回しにす
るかの度合をあらわすパラメータとなる。特に、実施形
態１、２においては、この補正値は固定値として説明し
たが、ユーザが必要に応じて変更できるものであっても
よく、ホストコンピュータ２が状況に応じて動的に変化
させるものであってもよい。また、印刷ジョブ情報管理
テーブル５中の印刷ジョブ情報エントリＴｍ毎に異なる
補正値を使って処理することがあっても本発明は有効で
ある。

【００６０】また、インクジェット記録装置３に装着可
能なインクカートリッジとしてカラーインクカートリッ
ジ８と白黒インクカートリッジ９の２種類に限定して説
明したが、インク色構成や解像度、ノズル数などさまざ
まな要素によってさらに多くの種類のカートリッジが装
着可能な場合においても本発明の有効性は変わらない。

【００６１】尚、以上の実施形態において、記録ヘッド
から吐出される液滴はインクであるとして説明し、さら
にインクタンクに収容される液体はインクであるとして
説明したが、その収容物はインクに限定されるものでは
ない。例えば、記録画像の定着性や耐水性を高めたり、
その画像品質を高めたりするために記録媒体に対して吐
出される処理液のようなものがインクタンクに収容され
ていても良い。

【００６２】以上の実施形態は、特にインクジェット記
録方式の中でも、インク吐出を行わせるために利用され
るエネルギーとして熱エネルギーを発生する手段（例え
ば電気熱変換体やレーザ光等）を備え、前記熱エネルギ
ーによりインクの状態変化を生起させる方式を用いるこ
とにより記録の高密度化、高精細化が達成できる。

【００６３】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第４７２３１２９号明細書、同第４７４０
７９６号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体（インク）
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて膜沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも１つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に１対１で対応した液体
（インク）内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体（イン
ク）を吐出させて、少なくとも１つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状をすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体（イン
ク）の吐出が達成でき、より好ましい。

【００６４】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第４４６３３５９号明細書、同第４３４５２６２号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第４３１３１２４号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。

【００６５】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成（直線状液流路または直角液流路）の
他に熱作用面が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第４５５８３３３号明細書、米国特許第
４４５９６００号明細書を用いた構成も本発明に含まれ
るものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、
共通するスロットを電気熱変換体の吐出部とする構成を
開示する特開昭５９−１２３６７０号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開口を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭５９−１３８４６１号公報に基づいた構
成としても良い。

【００６６】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された１個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよい。

【００６７】加えて、上記の実施形態で説明した記録ヘ
ッド自体に一体的にインクタンクが設けられたカートリ
ッジタイプの記録ヘッドのみならず、装置本体に装着さ
れることで、装置本体との電気的な接続や装置本体から
のインクの供給が可能になる交換自在のチップタイプの
記録ヘッドを用いてもよい。

【００６８】また、以上説明した記録装置の構成に、記
録ヘッドに対する回復手段、予備的な手段等を付加する
ことは記録動作を一層安定にできるので好ましいもので
ある。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに対して
のキャッピング手段、クリーニング手段、加圧あるいは
吸引手段、電気熱変換体あるいはこれとは別の加熱素子
あるいはこれらの組み合わせによる予備加熱手段などが
ある。また、記録とは別の吐出を行う予備吐出モードを
備えることも安定した記録を行うために有効である。

【００６９】さらに、記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
も良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも１つを備えた装置とすることもで
きる。

【００７０】以上説明した実施の形態においては、イン
クが液体であることを前提として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであっても、室温で軟化も
しくは液化するものを用いても良く、あるいはインクジ
ェット方式ではインク自体を３０°Ｃ以上７０°Ｃ以下
の範囲内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範
囲にあるように温度制御するものが一般的であるから、
使用記録信号付与時にインクが液状をなすものであれば
よい。

【００７１】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで積極的に防止するため、
またはインクの蒸発を防止するため、放置状態で固化し
加熱によって液化するインクを用いても良い。いずれに
しても熱エネルギーの記録信号に応じた付与によってイ
ンクが液化し、液状インクが吐出されるものや、記録媒
体に到達する時点では既に固化し始めるもの等のよう
な、熱エネルギーの付与によって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。この
ような場合インクは、特開昭５４−５６８４７号公報あ
るいは特開昭６０−７１２６０号公報に記載されるよう
な、多孔質シート凹部または貫通孔に液状または固形物
として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向す
るような形態としてもよい。本発明においては、上述し
た各インクに対して最も有効なものは、上述した膜沸騰
方式を実行するものである。

【００７２】さらに加えて、本発明に係る記録装置の形
態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力
端末として一体または別体に設けられるものの他、リー
ダ等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有
するファクシミリ装置の形態を取るものであっても良
い。

【００７３】尚、本発明は、複数の機器（例えばホスト
コンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタ
など）から構成されるシステムに適用しても、一つの機
器からなる装置（例えば、複写機、ファクシミリ装置な
ど）に適用してもよい。

【００７４】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ（またはＣＰＵ
やＭＰＵ）が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。

【００７５】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。

【００７６】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、ＣＤ−ＲＯＭ、ＣＤ
−Ｒ、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ＲＯＭな
どを用いることができる。

【００７７】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているＯＳ（オペレ
ーティングシステム）などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。

【００７８】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
ＣＰＵなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。

【００７９】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
装着可能な記録ヘッドの交換回数を低減し、効率的な記
録を実行することができる記録システム及びその制御方
法、記録装置及びその制御方法、情報処理装置及びその
制御方法、コンピュータ可読メモリを提供できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施形態１のインクジェット記録シス
テム１の構成を示すブロック図である。

【図２】本発明の実施形態１のホストコンピュータの詳
細な構成を示すブロック図である。

【図３】本発明の実施形態１のインクジェット記録装置
の構成の概要を示す外観斜視図である。

【図４】本発明の実施形態１のインクジェット記録装置
の制御回路の構成を示すブロック図である。

【図５】本発明の実施形態１のインクタンクとヘッドと
が分離可能なインクカートリッジの構成を示す外観斜視
図である。

【図６】本発明の実施形態１の印刷ジョブ情報管理テー
ブルの構成を示す図である。

【図７】本発明の実施形態で実行される処理を示すフロ
ーチャートである。

【図８】本発明の実施形態２のインクジェット記録シス
テムの構成を示すブロック図である。

【図９】本発明の実施形態２で実行される処理を示すフ
ローチャートである。

【符号の説明】

１インクジェット記録システム２ホストコンピュータ３インクジェット記録装置４インタフェースケーブル５印刷ジョブ情報管理テーブル６記録機構７カートリッジポケット８カラーインクカートリッジ９白黒インクカートリッジ１０カートリッジ種別検出部

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】インタフェースケーブルを介して接続さ
れたホストコンピュータと記録装置を有し、前記ホスト
コンピュータから前記記録装置へ印刷ジョブデータを送
信することにより記録を行う記録システムであって、前記記録装置は、複数種類の異なる選択的に装着可能な記録ヘッドを搭載
する搭載手段と、前記ホストコンピュータは、前記記録装置へ送信する印刷ジョブデータと、該印刷ジ
ョブデータの実行優先度を示す実行優先度情報と、印刷
ジョブデータで使用する前記記録ヘッドの種別を示す第
１種別情報とを対応づけて管理テーブルに管理する管理
手段と、前記記録装置に搭載されている記録ヘッドを示す第２種
別情報を発生する発生手段と、前記第１種別情報と、前記第２種別情報とを比較し、そ
の比較結果に基づいて、前記実行優先度情報を変更する
変更手段と、前記管理テーブルで管理されている実行優先度情報に基
づいて、該管理テーブルに管理されている印刷ジョブデ
ータを前記記録装置へ送信する送信手段とを備えること
を特徴とする記録システム。
【請求項２】前記記録装置は、搭載されている記録ヘ
ッドの種別を検出する検出手段と、前記検出手段で検出された記録ヘッドを示す第３種別情
報を、前記インタフェースケーブルを介して前記ホスト
コンピュータへ通知する通知手段とを備えることを特徴
とする請求項１に記載の記録システム。
【請求項３】前記発生手段は、前記通知手段を介して
通知される前記第３種別情報に基づいて、前記第２種別
情報を発生することを特徴とする請求項２に記載の記録
システム。
【請求項４】前記ホストコンピュータは、最後に前記
記録装置へ送信した印刷ジョブデータで使用した前記記
録ヘッドの種別を示す第４種別情報を記憶する記憶手段
を備え、前記発生手段は、前記記憶手段に記憶されている第４種
別情報に基づいて、前記第２種別情報を発生することを
特徴とする請求項１に記載の記録システム。
【請求項５】前記記録ヘッドは、インクを吐出して記
録を行うインクジェット記録ヘッドであることを特徴と
する請求項１に記載の記録システム。
【請求項６】前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利用
してインクを吐出する記録ヘッドであって、インクに与
える熱エネルギーを発生するための熱エネルギー変換体
を備えていることを特徴とする請求項１に記載の記録シ
ステム。
【請求項７】ホストコンピュータとインタフェースケ
ーブルを介して接続され、前記ホストコンピュータから
送信されてくる印刷ジョブデータに基づいて記録を行う
記録装置であって、複数種類の異なる選択的に装着可能な記録ヘッドを搭載
する搭載手段と、前記搭載手段に搭載されている記録ヘッドの種別を検出
する検出手段と、前記検出手段で検出された記録ヘッドの種別を示す種別
情報を、前記インタフェースケーブルを介して前記ホス
トコンピュータへ通知する通知手段とを備えることを特
徴とする記録装置。
【請求項８】前記記録ヘッドは、インクを吐出して記
録を行うインクジェット記録ヘッドであることを特徴と
する請求項７に記載の記録装置。
【請求項９】前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利用
してインクを吐出する記録ヘッドであって、インクに与
える熱エネルギーを発生するための熱エネルギー変換体
を備えていることを特徴とする請求項７に記載の記録装
置。
【請求項１０】記録装置とインタフェースケーブルを
介して接続され、前記記録装置へ印刷ジョブデータを送
信する情報処理装置であって、前記記録装置へ送信する印刷ジョブデータと、該印刷ジ
ョブデータの実行優先度を示す実行優先度情報と、印刷
ジョブデータで使用する前記記録装置が搭載する複数種
類の異なる選択的に装着可能な記録ヘッドの種別を示す
第１種別情報とを対応づけて管理テーブルに管理する管
理手段と、前記記録装置に搭載されている記録ヘッドを示す第２種
別情報を発生する発生手段と、前記第１種別情報と、前記第２種別情報とを比較し、そ
の比較結果に基づいて、前記実行優先度情報を変更する
変更手段と、前記管理テーブルで管理されている実行優先度情報に基
づいて、該管理テーブルに管理されている印刷ジョブデ
ータを前記記録装置へ送信する送信手段とを備えること
を特徴とする情報処理装置。
【請求項１１】前記発生手段は、前記記録装置より通
知される該記録装置に搭載される記録ヘッドの種別を示
す第３種別情報に基づいて、前記第２種別情報を発生す
ることを特徴とする請求項１０に記載の情報処理装置。
【請求項１２】前記ホストコンピュータは、最後に前
記記録装置へ送信した印刷ジョブデータで使用した前記
記録ヘッドの種別を示す第４種別情報を記憶する記憶手
段を備え、前記発生手段は、前記記憶手段に記憶されている第４種
別情報に基づいて、前記第２種別情報を発生することを
特徴とする請求項１０に記載の情報処理装置。
【請求項１３】インタフェースケーブルを介して接続
されたホストコンピュータと記録装置を有し、前記ホス
トコンピュータから前記記録装置へ印刷ジョブデータを
送信することにより記録を行う記録システムの制御方法
であって、前記記録装置へ送信する印刷ジョブデータと、該印刷ジ
ョブデータの実行優先度を示す実行優先度情報と、印刷
ジョブデータで使用する前記記録装置が搭載する複数種
類の異なる選択的に装着可能な記録ヘッドの種別を示す
第１種別情報とを対応づけて管理テーブルに管理する管
理工程と、前記記録装置に搭載されている記録ヘッドを示す第２種
別情報を発生する発生工程と、前記第１種別情報と、前記第２種別情報とを比較し、そ
の比較結果に基づいて、前記実行優先度情報を変更する
変更工程と、前記管理テーブルで管理されている実行優先度情報に基
づいて、該管理テーブルに管理されている印刷ジョブデ
ータを前記記録装置へ送信する送信工程とを備えること
を特徴とする記録システムの制御方法。
【請求項１４】前記記録装置は、搭載されている記録
ヘッドの種別を検出する検出工程と、前記検出工程で検出された記録ヘッドを示す第３種別情
報を、前記インタフェースケーブルを介して前記ホスト
コンピュータへ通知する通知工程とを備えることを特徴
とする請求項１３に記載の記録システムの制御方法。
【請求項１５】前記発生工程は、前記通知工程を介し
て通知される前記第３種別情報に基づいて、前記第２種
別情報を発生することを特徴とする請求項１４に記載の
記録システムの制御方法。
【請求項１６】前記ホストコンピュータは、最後に前
記記録装置へ送信した印刷ジョブデータで使用した前記
記録ヘッドの種別を示す第４種別情報を記憶媒体に記憶
する記憶工程を備え、前記発生工程は、前記記憶工程で前記記憶媒体に記憶さ
れている第４種別情報に基づいて、前記第２種別情報を
発生することを特徴とする請求項１３に記載の記録シス
テムの制御方法。
【請求項１７】前記記録ヘッドは、インクを吐出して
記録を行うインクジェット記録ヘッドであることを特徴
とする請求項１３に記載の記録システムの制御方法。
【請求項１８】前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利
用してインクを吐出する記録ヘッドであって、インクに
与える熱エネルギーを発生するための熱エネルギー変換
体を備えていることを特徴とする請求項１３に記載の記
録システムの制御方法。
【請求項１９】ホストコンピュータとインタフェース
ケーブルを介して接続され、前記ホストコンピュータか
ら送信されてくる印刷ジョブデータに基づいて記録を行
う記録装置の制御方法であって、複数種類の異なる選択的に装着可能な記録ヘッドを搭載
する搭載手段に搭載されている記録ヘッドの種別を検出
する検出工程と、前記検出工程で検出された記録ヘッドの種別を示す種別
情報を、前記インタフェースケーブルを介して前記ホス
トコンピュータへ通知する通知工程とを備えることを特
徴とする記録装置の制御方法。
【請求項２０】前記記録ヘッドは、インクを吐出して
記録を行うインクジェット記録ヘッドであることを特徴
とする請求項１９に記載の記録装置の制御方法。
【請求項２１】前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利
用してインクを吐出する記録ヘッドであって、インクに
与える熱エネルギーを発生するための熱エネルギー変換
体を備えていることを特徴とする請求項１９に記載の記
録装置の制御方法。
【請求項２２】記録装置とインタフェースケーブルを
介して接続され、前記記録装置へ印刷ジョブデータを送
信する情報処理装置の制御方法であって、前記記録装置へ送信する印刷ジョブデータと、該印刷ジ
ョブデータの実行優先度を示す実行優先度情報と、印刷
ジョブデータで使用する前記記録装置が搭載する複数種
類の異なる選択的に装着可能な記録ヘッドの種別を示す
第１種別情報とを対応づけて管理テーブルに管理する管
理工程と、前記記録装置に搭載されている記録ヘッドを示す第２種
別情報を発生する発生工程と、前記第１種別情報と、前記第２種別情報とを比較し、そ
の比較結果に基づいて、前記実行優先度情報を変更する
変更工程と、前記管理テーブルで管理されている実行優先度情報に基
づいて、該管理テーブルに管理されている印刷ジョブデ
ータを前記記録装置へ送信する送信工程とを備えること
を特徴とする情報処理装置の制御方法。
【請求項２３】前記発生工程は、前記記録装置より通
知される該記録装置に搭載される記録ヘッドの種別を示
す第３種別情報に基づいて、前記第２種別情報を発生す
ることを特徴とする請求項２２に記載の情報処理装置の
制御方法。
【請求項２４】前記ホストコンピュータは、最後に前
記記録装置へ送信した印刷ジョブデータで使用した前記
記録ヘッドの種別を示す第４種別情報を記憶媒体に記憶
する記憶工程を備え、前記発生工程は、前記記憶工程で前記記憶媒体に記憶さ
れている第４種別情報に基づいて、前記第２種別情報を
発生することを特徴とする請求項２２に記載の情報処理
装置の制御方法。
【請求項２５】インタフェースケーブルを介して接続
されたホストコンピュータと記録装置を有し、前記ホス
トコンピュータから前記記録装置へ印刷ジョブデータを
送信することにより記録を行う記録システムの制御のプ
ログラムコードが格納されたコンピュータ可読メモリで
あって、前記記録装置へ送信する印刷ジョブデータと、該印刷ジ
ョブデータの実行優先度を示す実行優先度情報と、印刷
ジョブデータで使用する前記記録装置が搭載する複数種
類の異なる選択的に装着可能な記録ヘッドの種別を示す
第１種別情報とを対応づけて管理テーブルに管理する管
理工程のプログラムコードと、前記記録装置に搭載されている記録ヘッドを示す第２種
別情報を発生する発生工程のプログラムコードと、前記第１種別情報と、前記第２種別情報とを比較し、そ
の比較結果に基づいて、前記実行優先度情報を変更する
変更工程のプログラムコードと、前記管理テーブルで管理されている実行優先度情報に基
づいて、該管理テーブルに管理されている印刷ジョブデ
ータを前記記録装置へ送信する送信工程のプログラムコ
ードとを備えることを特徴とするコンピュータ可読メモ
リ。
【請求項２６】ホストコンピュータとインタフェース
ケーブルを介して接続され、前記ホストコンピュータか
ら送信されてくる印刷ジョブデータに基づいて記録を行
う記録装置の制御のプログラムコードが格納されたコン
ピュータ可読メモリであって、複数種類の異なる選択的に装着可能な記録ヘッドを搭載
する搭載手段に搭載されている記録ヘッドの種別を検出
する検出工程のプログラムコードと、前記検出工程で検出された記録ヘッドの種別を示す種別
情報を、前記インタフェースケーブルを介して前記ホス
トコンピュータへ通知する通知工程のプログラムコード
とを備えることを特徴とするコンピュータ可読メモリ。
【請求項２７】記録装置とインタフェースケーブルを
介して接続され、前記記録装置へ印刷ジョブデータを送
信する情報処理装置の制御のプログラムコードが格納さ
れたコンピュータ可読メモリであって、前記記録装置へ送信する印刷ジョブデータと、該印刷ジ
ョブデータの実行優先度を示す実行優先度情報と、印刷
ジョブデータで使用する前記記録装置が搭載する複数種
類の異なる選択的に装着可能な記録ヘッドの種別を示す
第１種別情報とを対応づけて管理テーブルに管理する管
理工程のプログラムコードと、前記記録装置に搭載されている記録ヘッドを示す第２種
別情報を発生する発生工程のプログラムコードと、前記第１種別情報と、前記第２種別情報とを比較し、そ
の比較結果に基づいて、前記実行優先度情報を変更する
変更工程のプログラムコードと、前記管理テーブルで管理されている実行優先度情報に基
づいて、該管理テーブルに管理されている印刷ジョブデ
ータを前記記録装置へ送信する送信工程のプログラムコ
ードとを備えることを特徴とするコンピュータ可読メモ
リ。