JPH11347865A - プリント基板加工機 - Google Patents

プリント基板加工機

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JPH11347865A
JPH11347865A JP15273498A JP15273498A JPH11347865A JP H11347865 A JPH11347865 A JP H11347865A JP 15273498 A JP15273498 A JP 15273498A JP 15273498 A JP15273498 A JP 15273498A JP H11347865 A JPH11347865 A JP H11347865A
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JP
Japan
Prior art keywords
supported
printed circuit
circuit board
spindle
guide member
Prior art date
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Pending
Application number
JP15273498A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Ishida
誠 石田
Nobuhiko Suzuki
伸彦 鈴木
Yasushi Ito
靖 伊藤
Akira Irie
明 入江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Via Mechanics Ltd
Original Assignee
Hitachi Via Mechanics Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11347865A publication Critical patent/JPH11347865A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】熱変位によるスピンドルユニットの位置決め精
度の低下と、高次の振動による加工精度の低下を防止す
るようにした軸間隔可変機構を備えたのプリント基板加
工機を提供する。 【解決手段】プリント基板加工機において、Z方向の案
内部材9とY方向の案内部材17を備え、クロススライ
ド5に固定されたプレート16と、Z方向の案内部材9
を備え、前記プレート16のY方向の案内部材9に摺動
可能に支持されたスライダ18と、それぞれ前記プレー
ト16とスライダ18のZ方向の案内部材9に移動可能
に支持された一対のサドル8a、8bとを設け、このサ
ドル8a、8bにスピンドルユニット11a、11bを
配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント基板に穴
明けを行うためのプリント基板加工機にかかり、特に、
少なくとも一対のスピンドルユニットを備え、スピンド
ルの間隔を変更できるようにしたプリント基板加工機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリント基板に穴明けを行うためのプリ
ント基板穴明け機は図2に示すように、構成されてい
る。同図において、1はベッド。2はテーブルで、ベッ
ド1に案内手段3を介してX方向に移動可能に支持さ
れ、ねじ送り機構(図示せず)により駆動される。この
テーブル2の上面には、プリント基板を載置する加工領
域2aと、加工に使用するドリルを供給する工具供給領
域2bが設定されている。
【0003】4はコラムで、テーブル2を跨ようにベッ
ド1に固定されている。5はクロススライドで、コラム
4に案内手段6を介してY方向に移動可能に支持され、
モータ7を駆動源とするねじ送り機構(図示せず)によ
り駆動される。8はサドルで、クロススライド5に案内
手段9を介してZ方向に移動可能に支持されモータ10
を駆動源とするねじ送り機構(図示せず)により駆動さ
れる。
【0004】11はスピンドルユニットで、先端にチャ
ック(図示せず)を備えたスピンドル(図示せず)を回
転可能に支持し、サドル8に固定されている。12はプ
レッシャフットで、スピンドルユニット11の先端に摺
動可能に勘合し、スピンドルユニット11に固定された
エアシリンダ(図示せず)に支持されている。
【0005】そして、テーブル2の加工領域にプリント
基板を載置固定し、スピンドルにドリルを装着して回転
させながら、テーブル2とクロススライド5をX、Y方
向に相対移動させて、プリント基板とドリルの位置決め
を行なった後、サドル8をZ方向に移動させて、プリン
ト基板に穴明けを行なう。
【0006】この時、サドル8が下降すると、プレッシ
ャフット12がプリント基板に当接し、さらに、サドル
8が下降すると、プレッシャフット12を支えるエアシ
リンダに供給されているガスの圧力で、プレッシャフッ
ト12がプリント基板を押さえる。さらに、サドル8が
下降すると、プレッシャフット12の内部からドリルが
突出してプリント基板に食い込み、プリント基板に穴明
けを行なう。
【0007】プリント基板加工機で加工されるプリント
基板の大きさは、一般に定尺(例えば1200×120
0mm)の基板を4〜8程度に分割したもので、製品と
成るプリント基板が複数枚配列された大きさである。そ
して、このようなプリント基板に加工する穴の数は、多
いものでは数万個にもなる。このため、1枚のプリント
基板の加工時間が数時間になるものも珍しくない。この
ようなプリント基板の加工時間を短縮するためには、1
枚のプリント基板を複数のスピンドルで同時に加工する
ことが必要になる。
【0008】このため、スピンドルの軸間隔を調整し
て、1枚のプリント基板を2本のスピンドルで加工する
ようにした軸間隔可変機構を備えたプリント基板加工機
が提案されている。このプリント基板加工機の軸間隔可
変機構は、前記クロススライド5に、図3に示すよう
に、複数のスピンドルユニット11a〜11hをY方向
に移動可能に配置し、このスピンドルユニット11a、
11c、11e、11gを結合部材13aで結合し、ス
ピンドルユニット11b、11d、11f、11hを結
合部材13bで結合して2つのグループを形成してい
る。
【0009】各グループには、各々リニアモータのロー
タ14aもしくはロータ14bが固定され、グループご
とにY方向に移動する。各リニアモータのロータ14
a、ロータ14bには、クロススライドに固定されたリ
ニアスケール15の読み取りヘッド15a、15bが設
けられ、位置検出を行なうようになっている。
【0010】そして、穴明け加工時とドリル交換時に、
スピンドルユニット11aと11bの間、スピンドルユ
ニット11cと11dの間、スピンドルユニット11e
と11fの間、スピンドルユニット11gと11hの間
の軸間隔を同時に調整するようになっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このような軸間可変機
構においては、プリント基板加工機の中心位置からのス
ピンドルユニットの各グループの位置検出点までの距離
A、Bが異なるため、熱変位によりスピンドルユニット
11a〜11hの位置精度が低下する。
【0012】また、軸間可変機構を振動系モデルとして
見た場合、図4に示すように、各グループのスピンドル
ユニットをマスm1〜m8とすると、4自由度の振動系
を2列設けているので、8自由度系を構成していること
になる。このため、結合部材の剛性が弱いと、高次の振
動が発生しやすくなり、加工精度が低下する。また、剛
性を大きくすると、リニアモータの駆動力を大きくしな
ければならない。
【0013】上記の事情に鑑み、本発明の目的は、熱変
位によるスピンドルユニットの位置決め精度の低下と、
高次の振動による加工精度の低下を防止するようにした
軸間隔可変機構を備えたプリント基板加工機を提供する
ことにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明においては、ベッドと、このベッド上にX方
向に移動可能に支持されたテーブルと、このテーブルを
跨ように前記ベッドに固定されたコラムと、このコラム
にY方向に移動可能に支持されたクロススライドと、こ
のクロススライドにZ方向に移動可能に支持されたサド
ルと、このサドルに支持され、スピンドルを回転可能に
支持したスピンドルユニットとを備え、スピンドルでド
リルを保持し回転させるとともに、プリント基板を支持
した前記テーブルと前記クロススライドをX、Y方向に
相対移動させて前記プリント基板と前記ドリルの位置決
めを行ったのち、前記サドルをZ方向に移動させて前記
プリント基板に穴明けを行うようにしたプリント基板加
工機において、Z方向の案内部材とY方向の案内部材を
備え、前記クロススライドに固定されたプレートと、Z
方向の案内部材を備え、前記プレートのY方向の案内部
材に摺動可能に支持され、ねじ送り機構により駆動され
るスライダと、それぞれ前記プレートもしくはスライダ
のZ方向の案内部材に移動可能に支持され、ねじ送り機
構により駆動される一対のサドルとを設け、このサドル
にスピンドルユニットを配置した。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明によるプリント基
板加工機の軸間隔可変機構を示す斜視図である。同図に
おいて、図2と同じもしくは同等のものは、同じ符号を
つけて示してある。
【0016】16はプレートで、Z方向の案内部材9と
Y方向の案内部材17を備え、クロススライド5に固定
されている。18はスライダで、Z方向の案内部材9を
備え、案内部材17に移動可能に支持されている。19
はモータで、ブラケット(図示せず)を介してプレート
16に支持されている。20は送りねじで、スライダ1
8に固定されたナット(図示せず)と螺合するようにス
ライダ18に回転可能に支持され、モータ19の回転軸
に結合されている。
【0017】8a、8bはサドルで、それぞれ案内部材
9に移動可能に支持されている。21a、21bは送り
ねじで、それぞれサドル8a、8bに固定されたナット
(図示せず)と螺合するようにプレート16もしくはス
ライダ18に回転可能に支持され、モータ10の回転軸
に結合されている。11a、11bはスピンドルユニッ
トで、サドル8a、8bに固定されている。
【0018】22はリニアスケールで、プレート16に
固定されている。23は読み取り用のヘッドで、リニア
スケール22と対向するようにスライダ18に固定され
ている。
【0019】このような構成で、スピンドルのドリルを
供給、排出する際には、モータ19を作動させ、スライ
ダ18を移動させてスピンドルユニット11a、11b
の軸間隔Pを、プリント基板加工機のテーブル上に配置
されたドリル供給、排出用のツールポスト(図示せず)
の配置間隔と一致させる。
【0020】また、加工を行なう場合には、モータ19
を作動させ、スライダ18を移動させてスピンドルユニ
ット11a、11bの軸間隔Pを予め指定された間隔に
調整する。
【0021】この時、スライダ18の移動量を、モータ
19に付設されたロータリーエンコーダ(図示せず)の
出力で管理するようにしてもよいし、リニアスケール2
2により管理してもよい。さらに、それらを併用して管
理することもできる。また、図1に示すように、テーブ
ル2に所定の間隔で固定されたセンサ24で確認するよ
うにしてもよい。
【0022】上記のように、一対のスピンドルユニット
の一方を固定し、他方を移動させるようにすることによ
り、振動系としては、1自由度の振動系とすることがで
き高次の振動の発生を無くすことができる。
【0023】また、一対のスピンドルユニットの間だけ
で軸間隔を調整するため、熱変位の影響を受けにくく、
ロータリエンコーダやリニアスケールを併用して補正す
ることにより、軸間隔を高精度に調整することができ
る。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ベ
ッドと、このベッド上にX方向に移動可能に支持された
テーブルと、このテーブルを跨ように前記ベッドに固定
されたコラムと、このコラムにY方向に移動可能に支持
されたクロススライドと、このクロススライドにZ方向
に移動可能に支持されたサドルと、このサドルに支持さ
れ、スピンドルを回転可能に支持したスピンドルユニッ
トとを備え、スピンドルでドリルを保持し回転させると
ともに、プリント基板を支持した前記テーブルと前記ク
ロススライドをX、Y方向に相対移動させて前記プリン
ト基板と前記ドリルの位置決めを行ったのち、前記サド
ルをZ方向に移動させて前記プリント基板に穴明けを行
うようにしたプリント基板加工機において、Z方向の案
内部材とY方向の案内部材を備え、前記クロススライド
に固定されたプレートと、Z方向の案内部材を備え、前
記プレートのY方向の案内部材に摺動可能に支持された
スライダと、それぞれ前記プレートとスライダのZ方向
の案内部材に移動可能に支持された一対のサドルとを設
け、このサドルにスピンドルユニットを配置したので、
熱変位によるスピンドルユニットの位置決め精度の低下
や、高次の振動による加工精度の低下を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプリント基板加工機の軸間隔可変
機構を示す斜視図。
【図2】従来のプリント基板加工機の一例を示す斜視
図。
【図3】従来プリント基板加工機の軸間隔可変機構の正
面図。
【図4】図3における送り系の振動モデル図。
【符号の説明】
1…ベッド、2…テーブル、4…コラム、5…クロスス
ライド、8a、8b…サドル、9…案内部材、11…ス
ピンドルユニット、16…プレート、17…案内部材、
18…スライダ、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 入江 明 神奈川県海老名市上今泉2100番地 日立精 工 株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベッドと、このベッド上にX方向に移動可
    能に支持されたテーブルと、このテーブルを跨ように前
    記ベッドに固定されたコラムと、このコラムにY方向に
    移動可能に支持されたクロススライドと、このクロスス
    ライドにZ方向に移動可能に支持されたサドルと、この
    サドルに支持され、スピンドルを回転可能に支持したス
    ピンドルユニットとを備え、スピンドルでドリルを保持
    し回転させるとともに、プリント基板を支持した前記テ
    ーブルと前記クロススライドをX、Y方向に相対移動さ
    せて前記プリント基板と前記ドリルの位置決めを行った
    のち、前記サドルをZ方向に移動させて前記プリント基
    板に穴明けを行うようにしたプリント基板加工機におい
    て、Z方向の案内部材とY方向の案内部材を備え、前記
    クロススライドに固定されたプレートと、Z方向の案内
    部材を備え、前記プレートのY方向の案内部材に摺動可
    能に支持されたスライダと、それぞれ前記プレートとス
    ライダのZ方向の案内部材に移動可能に支持された一対
    のサドルとを設け、このサドルにスピンドルユニットを
    配置したことを特徴とするプリント基板加工機。
JP15273498A 1998-06-02 1998-06-02 プリント基板加工機 Pending JPH11347865A (ja)

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ID=15547002

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JP (1) JPH11347865A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100341661C (zh) * 2003-03-28 2007-10-10 日立比亚机械股份有限公司 印刷线路板加工机
JP2011016176A (ja) * 2009-07-07 2011-01-27 Hitachi Via Mechanics Ltd プリント基板の穴明け方法及びプリント基板加工機
CN102728866A (zh) * 2011-03-31 2012-10-17 日立Via机械株式会社 开孔加工机

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100341661C (zh) * 2003-03-28 2007-10-10 日立比亚机械股份有限公司 印刷线路板加工机
JP2011016176A (ja) * 2009-07-07 2011-01-27 Hitachi Via Mechanics Ltd プリント基板の穴明け方法及びプリント基板加工機
CN102728866A (zh) * 2011-03-31 2012-10-17 日立Via机械株式会社 开孔加工机
JP2012213827A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Hitachi Via Mechanics Ltd 穴明け加工機

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