JPH11347487A - スエード調シート材 - Google Patents

スエード調シート材

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JPH11347487A
JPH11347487A JP15759898A JP15759898A JPH11347487A JP H11347487 A JPH11347487 A JP H11347487A JP 15759898 A JP15759898 A JP 15759898A JP 15759898 A JP15759898 A JP 15759898A JP H11347487 A JPH11347487 A JP H11347487A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表面が他物体と接触した際に表面が傷付き難
く、また優れた表面感触を有するスエード調シート材を
提供する。 【解決手段】 基層31に中間層41を介してまたは介
すことなく表層51が積層された合成樹脂製シート材で
あって、前記基層が発泡体からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スエード調の外
観を有し、柔らかな感触を併せ持つシート材に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の内装材や、内装建材等には、本体
部の表面を合成樹脂製シート材で覆ったものが多用され
ている。前記シート材は、内装材等の表面を構成し、人
の目に触れるのみならず、直接手などが触れるものであ
るため、優れた装飾性及び柔らかな感触を有するものが
好ましい。
【0003】近年、装飾性及び感触が良好で、しかも植
毛に比べて安価に製造できるスエード調外観を有するシ
ート材が提案されるようになった(特開平10−950
62号公報)。前記スエード調外観を有すシート材は、
軟質塩化ビニル樹脂等からなる非発泡の樹脂基材に中間
層と表層が積層されたものからなって、前記中間層と表
層の少なくとも一方に熱膨張したマイクロカプセルを分
散含有し、そのマイクロカプセルの膨張によって表層表
面に凹凸模様が形成されている。さらに前記表層には、
シート材表面の滑りを良くして、他物体との擦れによる
表面の傷付きやマイクロカプセルの脱落及び損傷の防止
を目的として、シリコンオイル、シリコンビーズ及びウ
レタンビーズのうち少なくとも1種が含有されている。
【0004】しかし、前記構造からなるスエード調外観
を有するシート材にあっては、他物体との接触による不
具合を未だ完全に解決できず、大なる押圧力で他物体が
接触した際には、表層凸部に傷が付いて外観が損なわれ
たり、マイクロカプセルが破損して感触が損なわれるお
それがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は前記の点に
鑑みなされたもので、表面が他物体と接触した際に表面
が傷付き難く、また優れた表面感触を有するスエード調
シート材を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るス
エード調外観を有するシート材は、基層と表層とを備え
る積層体からなる合成樹脂製シート材であって、前記基
層が発泡体からなり、前記表層が樹脂中に熱膨張したマ
イクロカプセルを分散含有したものからなることを特徴
とする。
【0007】請求項2の発明に係るスエード調外観を有
するシート材は、基層、中間層及び表層とを備える積層
体からなる合成樹脂製シート材であって、前記基層が発
泡体からなり、前記中間層が樹脂中に熱膨張したマイク
ロカプセルを分散含有したものからなることを特徴とす
る。
【0008】請求項3の発明に係るスエード調外観を有
するシート材は、基層、中間層及び表層とを備える積層
体からなる合成樹脂製シート材であって、前記基層が発
泡体からなり、前記中間層及び表層が樹脂中に熱膨張し
たマイクロカプセルを分散含有したものからなることを
特徴とする。
【0009】請求項4の発明に係るスエード調外観を有
するシート材は、請求項1ないし3のいずれか1項にお
いて、基層中に熱膨張したマイクロカプセルを含有して
なることを特徴とする。
【0010】請求項5の発明に係るスエード調外観を有
するシート材は、請求項1ないし4のいずれか1項にお
ける基層が、JIS A 硬度20〜60であることを
特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下この発明を図面に基づき詳細
に説明する。図1は請求項1の発明に係る一実施例のシ
ート材の断面を示す模式図、図2は請求項4の発明に係
る一実施例のシート材の断面を示す模式図、図3は請求
項2の発明の一実施例に係るシート材の断面を示す模式
図、図4は請求項3の発明に係る一実施例のシート材の
断面を示す模式図である。
【0012】図1に示す請求項1の発明に係るスエード
調外観を有するシート材10は、合成樹脂製のもので、
基層11と表層21を有する積層体からなる。基層11
は、発泡体からなる。発泡体としては、基層樹脂12中
に高圧下で窒素ガスや炭酸ガスを封じ込めた、いわゆる
ガス発泡による発泡体、あるいは基層樹脂12と化学発
泡剤を混合し、熱加工する際に発生する熱分解ガスによ
り発泡した発泡体等からなる。基層樹脂12としては、
ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル樹脂等
の合成樹脂からなる。
【0013】また、前記基層11としては、前記基層樹
脂12中に熱膨張性マイクロカプセルを分散含有させ
て、その基層樹脂の加熱によりマイクロカプセルを膨張
させて形成した発泡体で構成してもよい。図2のシート
材10Aはそのようにして形成した基層11Aを有する
もので、基層11A内に熱膨張したマイクロカプセル1
3が分散含有している。
【0014】前記熱膨張性マイクロカプセルは、直径5
〜50μmの球形からなり、加熱によって4〜30倍に
体膨張するものである。特にこの発明では、直径が15
〜25μmの球形からなって、8〜15倍に体膨張する
ものが緩衝性向上の点で好ましい。通常、熱膨張性マイ
クロカプセルは、ブタン、イソブタン等の揮発性炭化水
素を内包し、外殻が塩化ビニリデン−アクリルニトリル
共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ
アクリルニトリル等によって形成されており、この発明
ではいずれのものも使用できる。また、熱膨張したマイ
クロカプセル13の含有量は、基層11を100重量%
とした場合に、1〜30重量%が好ましい。
【0015】また、前記基層11,11Aの硬度は、シ
ート材10,10Aの表面感触性を良好とし、シート材
10,10Aの接触や押圧によるシート材10,10A
表面の傷付き防止等の点から、JIS A の硬度が2
0〜60の軟質の発泡体が好ましい。
【0016】表層21は、表層樹脂22中に熱膨張した
マイクロカプセル23を分散含有したものからなる。こ
の表層21は、あらかじめ発泡成形された基層11,1
1Aの表面に前記熱膨張性マイクロカプセルを含有した
樹脂原料を塗布し、加熱して硬化及び熱膨張性マイクロ
カプセルの熱膨張を行わせることによって、あるいは基
層樹脂に、前記熱膨張性マイクロカプセルの含有した表
層樹脂原料を塗布した後、基層樹脂と表層樹脂原料を加
熱することによって形成される。表層21の表面は、そ
の熱膨張したマイクロカプセル23による凸部25と凹
部26によってスエード調外観をなしている。表層樹脂
原料としては、公知の一液型ウレタン樹脂原料に熱膨張
性マイクロカプセルを含有したものが好適である。この
場合の熱膨張したマイクロカプセルの含有量は、表層2
1を100重量%とした場合に2〜30重量%が好まし
い。なお、前記表層21と基層11,11Aの接着性が
乏しい場合には、適宜の接着剤を基層21表面に塗布し
ておいて表層21を形成してもよい。その接着剤とし
て、エポキシ樹脂系接着剤、酢酸ビニル樹脂系接着剤、
ニトリルゴム系接着剤等が挙げられる。
【0017】また、前記表層21には、シリコンオイ
ル、シリコンビーズ及びウレタンビーズのうち少なくと
も1種類24を含有させるのが好ましい。これによっ
て、表層21表面、すなわちシート材10,10A表面
の滑りが向上して触感がさらに良好となり、摩擦による
シート材10.10A表面の凸部25における傷付き及
びマイクロカプセルの脱落をより確実に防止できるよう
になる。シリコンオイルやシリコンビーズ23等は、適
量とされるが、通常、表層21を100重量%とした場
合に、1〜50重量%、好ましくは10〜30重量%と
される。
【0018】前記構成のシート材10,10Aにあって
は、基層11,11Aが発泡体、特には前記硬度の軟質
発泡体からなるため、シート材10,10A表面のソフ
ト感に優れるのみならず、他物体との接触時に基層1
1,11Aの弾性変形によってシート材10,10A表
面の擦れが減少し、表面の傷付きが少なくなる。さら
に、表層21内の熱膨張したマイクロカプセル13,2
3も圧縮による損傷が少なく、それによってもシート材
10,10A表面の外観が良好に保たれる。
【0019】図3に示すシート材30は、請求項2の発
明の一実施例に係るもので、基層31、中間層41及び
表層51からなる。基層31は、前記請求項1の実施例
で示した基層11と同様の構成からなり、符号32は基
層樹脂、33は熱膨張したマイクロカプセルを示す。勿
論、前記基層31を図2に示した基層11Aと同様の熱
膨張したマイクロカプセルを含有分散したもので構成し
たもよい。
【0020】中間層41は、中間層樹脂42中に熱膨張
したマイクロカプセル43を分散含有したもので、一種
の発泡体なり、弾性変形によってシート材30表面の感
触を良好とすると共にシート材30表面を傷付き難くす
るものである。この中間層41は、あらかじめ発泡成形
された基層31の表面に前記熱膨張性マイクロカプセル
を含有した樹脂原料を塗布し、加熱して硬化及び熱膨張
性マイクロカプセルの熱膨張を行わせることによって容
易に形成することができる。中間層樹脂原料としては、
公知の一液型ウレタン樹脂原料に熱膨張性マイクロカプ
セルを含有したものが好適である。この場合の熱膨張し
たマイクロカプセル43の含有量は、中間層41を10
0重量%とした場合に2〜30重量%が好ましい。
【0021】表層51は、非発泡の樹脂52からなるも
ので、その表面の滑りを向上させて傷を付き難くするた
め、シリコンオイル、シリコンビーズ及びウレタンビー
ズのうち少なくとも1種類53を含有させるのが好まし
い。シリコンオイルやシリコンビーズ53等は、適量と
されるが、通常、表層51を100重量%とした場合
に、1〜50重量%、好ましくは10〜30重量%とさ
れる。この表層51は、前記中間層41を形成した後、
その中間層41表面に表層樹脂原料を塗布して硬化させ
ることにより形成される。表層樹脂原料としては、特に
限定されないが、前記中間層41との接着性の良好なも
のが好ましく、公知の一液型ウレタン樹脂塗料、あるい
はウレタン系熱可塑性エラストマーを含む塗料等、特に
は中間層41と同一または近似の組成を有するものが好
適である。
【0022】前記構成のシート材30にあっては、表層
51表面に中間層41のマイクロカプセル43が露出し
てなく、しかも中間層41及び基層31を構成する発泡
体によって緩衝性に優れるため、シート材30表面の摩
擦時に中間層41のマイクロカプセル43が脱落し難
く、シート材31表面の傷付きも生じ難く、さらには中
間層41内の熱膨張したマイクロカプセル43の損傷も
少ないため、良好な表面感触及び外観を維持できる。
【0023】図4のシート材60は、請求項3の発明の
一実施例に係るもので、基層61と中間層71と表層8
1とよりなる。基層61及び中間層71は、前記請求項
2の実施例における基層31及び中間層41と同様のも
のである。勿論基層61は、熱膨張したマイクロカプセ
ルが含有分散したものでもよい。符号62は基層樹脂、
72は中間層樹脂、73は熱膨張したマイクロカプセル
である。
【0024】表層81は、表層樹脂82中に熱膨張した
マイクロカプセル83を分散含有したもので、一種の発
泡体からなり、好ましくはシリコンオイル、シリコンビ
ーズ及びウレタンビーズのうち少なくとも1種類84が
含有される。この表層81は、基層61表面に形成され
た中間層71の表面に、前記熱膨張性マイクロカプセル
を含有した表層樹脂原料を塗布し、加熱して硬化及び熱
膨張性マイクロカプセルの熱膨張を行わせることによっ
て容易に形成される。表層樹脂原料としては、前記中間
層71と接着性の良好なものとされる。例えば、前記中
間層71がウレタン樹脂系の場合には、公知の一液型ウ
レタン樹脂原料に熱膨張性マイクロカプセルを含有した
ものが好適である。この場合の熱膨張したマイクロカプ
セルの含有量は、表層81を100重量%とした場合に
2〜30重量%が好ましい。
【0025】前記構成のシート材60にあっては、基層
61、中間層71及び表層81の発泡体によって、シー
ト材60の緩衝性が高められているため、表面の感触が
良好で、しかも他物体と接触した際に、前記緩衝性によ
ってシート材60表面が傷付き難く、表層81中の熱膨
張したマイクロカプセル83も脱落し難く、また、中間
層71中の熱膨張したマイクロカプセル73も破損し難
く、良好な装飾性を長期に渡って維持できる。
【0026】(1)実施例1 基層として、ポリ塩化ビニル樹脂中に熱膨張したマイク
ロカプセルを基層100重量%に対して5重量%分散含
有させた、JIS A 硬度30、厚み2mmのものを
用意し、その基層表面に、表層樹脂原料として、熱膨張
性マイクロカプセル、ウレタンビーズ及びシリコンオイ
ルを含有した一液型ウレタン樹脂原料をスプレーガンで
塗布し、150℃に加熱してマイクロカプセルを発泡さ
せて厚み50μmの表層を形成し、請求項1及び請求項
4のシート材を得た。この場合、熱膨張したマイクロカ
プセルの量は、表層100重量%に対し5重量%となる
ようにし、またウレタンビーズ及びシリコンオイルは2
0重量%とした。得られたシート材の表層表面に対し
て、傷付き(スクラッチ)テストを行ったところ、傷付
きの無い良好なものであった。
【0027】(2)実施例2 実施例1と同じ材質の基層を用い、その基層表面に中間
層樹脂原料として、熱膨張性マイクロカプセルが含有し
た一液型ウレタン樹脂原料をスプレーガンで塗布し、次
いで表層樹脂原料としてウレタンビーズ及びシリコンオ
イルを含有させた一液型ウレタン樹脂原料をスプレーガ
ンで塗布し、100℃で加熱後、全体を150℃に加熱
し、マイクロカプセルを熱膨張させて請求項2のシート
材を得た。このシート材における中間層の厚みは50μ
m、表層の厚みは10μm、中間層における熱膨張した
マイクロカプセルの含有量は、中間層100重量%に対
し5重量%であり、ウレタンビーズ及びシリコンオイル
の含有量は、表層100重量%に対し20重量%であ
る。得られたシート材に対して、実施例1と同様の傷付
きテストを行ったところ、傷付きの無い良好なものであ
った。
【0028】(3)実施例3 実施例2と同様にして基層表面に中間層樹脂原料を塗布
し、次いで表層樹脂原料として熱膨張性マイクロカプセ
ルとウレタンビーズ及びシリコンオイルを含有させた一
液型ウレタン樹脂原料をスプレーガンで塗布し、100
℃で乾燥後150℃に加熱することにより熱膨張性マイ
クロカプセルの熱膨張を行って厚み50μmの表層を形
成し、請求項3のシート材を得た。表層中の熱膨張した
マイクロカプセルの量は表層100重量%に対して5重
量%、ウレタンビーズ及びシリコンオイルの量は20重
量%となるように設定した。得られたシート材に対し
て、実施例1及び2と同様にして傷付きテストを行った
ところ、表面の傷付きが認められなかった。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1ないし5
の発明のスエード調外観を有するシート材は、基層が、
樹脂中に熱膨張したマイクロカプセルを分散含有したも
のや、化学発泡したもの、あるいは物理発泡したものか
らなる発泡体で構成され、特にはJIS A 硬度20
〜60の発泡体からなる。そのため、シート材表面が他
物体と接触して擦れ合う際に、基層が変形してシート材
表面と他物体との強い擦れを回避し、表面が傷付くのを
防ぐことができる。しかも、前記基層の変形性(緩衝
性)によって、シート材表面の感触がより良好となり、
また、基層が発泡体からなるため、シート材全体が軽量
となる利点もある。したがって、この発明のシート材
は、スタンプ成形用シート材や、真空成形用シート材等
として好ましく、自動車の内装材等の表皮材を構成する
のにも好適である。
【0030】前記効果に加え、請求項1の発明にあって
は、表層中に熱膨張したマイクロカプセルが分散してい
るため、表層表面、すなわちシート材表面の感触性が優
れ、表面の傷が付き難い効果がある。
【0031】また、請求項2及び3の発明にあっては、
中間層中に熱膨張したマイクロカプセルが分散している
ため、シート材表面の感触が良好で、しかもシート材表
面も傷つき難い効果がある。さらに、請求項3の発明に
おいては、中間層のみならず表層中にも熱膨張したマイ
クロカプセルが分散しているため、シート材表面の感触
性が極めて良好となるのみならず、シート材表面の傷付
き防止効果も高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明に係る一実施例のシート材の断
面を示す模式図である。
【図2】請求項4の発明の一実施例に係るシート材の断
面を示す模式図である。
【図3】請求項2の発明の一実施例に係るシート材の断
面を示す模式図である。
【図4】請求項3の発明に係る一実施例のシート材の断
面を示す模式図である。
【符号の説明】
10,10A:30,60:スエード調外観を有するシ
ート材 11,11A,31,61:基層 13,23,43,73,83:熱膨張したマイクロカ
プセル 21,51,81:表層 41,71:中間層

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基層と表層とを備える積層体からなる合
    成樹脂製シート材であって、前記基層が発泡体からな
    り、前記表層が樹脂中に熱膨張したマイクロカプセルを
    分散含有したものからなることを特徴とするスエード調
    外観を有するシート材。
  2. 【請求項2】 基層、中間層及び表層とを備える積層体
    からなる合成樹脂製シート材であって、前記基層が発泡
    体からなり、前記中間層が樹脂中に熱膨張したマイクロ
    カプセルを分散含有したものからなることを特徴とする
    スエード調外観を有するシート材。
  3. 【請求項3】 基層、中間層及び表層とを備える積層体
    からなる合成樹脂製シート材であって、前記基層が発泡
    体からなり、前記中間層及び表層が樹脂中に熱膨張した
    マイクロカプセルを分散含有したものからなることを特
    徴とするスエード調外観を有するシート材。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項におい
    て、基層中に熱膨張したマイクロカプセルを含有してな
    ることを特徴とするスエード調外観を有するシート材。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1項におい
    て、基層が、JISA 硬度20〜60であることを特
    徴とするスエード調外観を有するシート材。
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