JPS6141301B2 - - Google Patents

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JPS6141301B2
JPS6141301B2 JP56072001A JP7200181A JPS6141301B2 JP S6141301 B2 JPS6141301 B2 JP S6141301B2 JP 56072001 A JP56072001 A JP 56072001A JP 7200181 A JP7200181 A JP 7200181A JP S6141301 B2 JPS6141301 B2 JP S6141301B2
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JP
Japan
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fabric
foam
mold
film
cloth
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JP56072001A
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English (en)
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Yasuo Shikinami
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Takiron Co Ltd
Original Assignee
Takiron Co Ltd
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Publication date
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  • Moulding By Coating Moulds (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、織物、編物、植毛体などの布地の表
面(以下「布面」とする)に、布地面そのままの
凸部と、柄の微細な部分までも明確に表わされる
深い彫りを有し、ガラスビーズ状光沢やエナメル
様光沢を備えた陥凹部を現出した新規な立体模様
布材に関するものである。
本発明者は、レザーや合成皮革の如き外観風合
いを有するものと、織物、編物等二次繊維製品の
外観風合いを有するものとの中間的な、あるいは
両者の性質を兼ね備えた新規な素材を開発した
(特開昭55−102744)。
この新規な素材は、ポリアクリル系繊維よりな
る布地と、後述する1,2ポリブタジエン発泡体
(以下「1,2―PBD発泡体」という)とのフオ
ームラミネートに、高周波による誘電加熱法を利
用してエンボス加工を施こしたエンボス模様布材
である。上記組み合わせにより、布製品独特の風
合い感触を生かしつつ、適度の弾性と、従来不可
能であつた柄の微細な多段差の深いエンボス布材
が得られた。
しかしこの新規な素材は、布面が単色の場合に
はエンボスの凹凸に起因する陰影によつてのみコ
ントラストが得られるものであり、遠目には一見
無地の外観を呈して、視覚的に訴えるものが少な
いものであつた。
本発明は、陥凹部に光沢を付与し、凸部はもと
の生地の風合い外観をそのまま留めた状態とし
て、凹部と凸部にコントラストを設けることで遠
目にもはつきりとした模様を確認できるようにし
たものである。またその陥凹部は、織組織が熱溶
融によりフイルム化しているために、一見、光沢
を有する合成皮革の外観を呈する。更にこの技術
を敷衍して、これらの布地にガラスビーズを埋め
込んだ外観を有するエンボス布材や、染め模様、
織模様などの模様の輪郭をエナメル様光沢の陥凹
部で縁取りしたエンボス布材等を得ることができ
る。
以下、本発明を、図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図および第2図は、本発明に係る立体模様
布材1の1例を示すもので、この立体模様布材1
は、誘電加熱可能なポリアクリル系繊維製織物よ
りなる布地2の裏面に、同じく誘電加熱可能な部
分架橋体である1,2ポリブタジエン樹脂単独ま
たはこれを一成分とするポリマーブレンド物の発
泡体3(以下「1,2―PBD発泡体」とする)を
ラミネートしたフオームラミネート4の布面端
に、以下に詳述する方法によつて陥凹部5…を形
成したものである。尚図中、7はラミネート接着
剤層、8は発泡体3の裏面にラミネートされる補
強用織物または編物からなる裏地で必要に応じて
用いられ、9は裏地用のラミネート接着剤層であ
る。
上記1,2―PBD発泡体3は、誘電正接(tan
δ)が60Hzで0.0025であり、ポリ塩化ビニル(60
Hzで0.01〜0.15)等に比べて小さいが、高周波に
よる若干の加熱昇温は可能であり、また酢酸ビニ
ル、オレフイン系等の有極性ポリマーを適量、例
えば7:3〜3:7の範囲で加えることによりエ
ンボス特性を改良することができる。この1,2
―PBD発泡体3は、1,2ポリブタジエン樹脂ま
たはこれを一成分とするポリマーブレンド物を、
その発泡前に、例えば紫外線架橋法によつてゲル
分率が10〜75%(煮沸トルエン15時間後のゲル分
率)の範囲内となるように前架橋し、次いで発泡
剤分解法等によつて発泡させたものであつて、組
成および発泡倍率をかえることによつて半硬質乃
至軟質の独立または連続気泡を有する発泡体とす
ることができる。そして該発泡体3は、弾力性に
富み、永久伸び、圧縮永久歪の極めて少ない復元
性の良いゴム的挙動を示し、且つ軽くて柔軟で暖
かい触感を備えている。
しかも、上述の如く部分架橋体であるため熱可
塑性をとどめており、加熱により軟化するが完全
に溶融することはない。それ故に、加熱加圧され
ると(エンボスあるいは熱成形適性温度は80〜
130℃である)凹凸の立体模様がヒートセツトさ
れ、その加熱加圧個所は他部と硬さ、伸縮性、弾
力性の点でほとんど差異がないことが大きな特徴
である。尚、1,2―PBD発泡体3の主たる原料
である1,2ポリブタジエン樹脂としては、例え
ば日本合成ゴム(株)製の商品名JSR,RB―810等が
好適に用いられ、またブレンドされるポリマーと
しては、前記以外に風合調節用として各種ポリオ
レフインが用いられる。
次に布地2は、誘電加熱可能で、且つ軟化温度
や熱変形温度が1,2―PBD発泡体に近いことか
らポリアクリル系、特に商品名「カネカロン」
〔鐘淵化学工業(株)製〕、「ダイネル」〔ユニオンカー
バイド社製〕等で知られるモダクリル繊維からな
る織物、編物(これらの起毛物を含む)、植毛体
が最も好ましい。またこのモダクリル繊維は、熱
成形性に極めて優れている。尚、両者2・3を接
着するラミネート接着剤としては、ポリアクリル
系繊維および1,2―PBD発泡体との接着性に優
れたアクリル系、あるいはウレタン系のものが好
適に用いられる。
しかして、本発明立体模様1は、第3図に示す
ように、布地2と適度な厚み(1〜数m/m程
度)の1,2―PBD発泡体3とのフオームラミネ
ート4の布面側から、高周波ウエルダー(図示
略)に付設した金型20によつて加圧加熱して、
その布地表面に発泡体3の厚み、金型の彫りの深
さに応じた彫りの深い輪郭の明瞭な陥凹部5…を
形成させる。そして、この加圧加熱時に、金型2
0とフオームラミネート4の間に、ポリエステル
などのフイルム10を介在させることが、本発明
の最大の特徴である。
即ち、第3図aに示すように、金型台21上
に、布地2面を金型20の方に向けて載置したフ
オームラミネート4の上に、フイルム10を被
せ、該フイルム10の上から金型20でフオーム
ラミネート4を加圧して高周波を発振させる〔第
3図b〕。尚この際、金型20を予備加熱してお
くと、加工サイクルを短縮することができる。
すると、1,2―PBD発泡体3は、金型凸部2
2により加圧加熱された個所が軟化圧縮され、深
度分だけ未発泡の1,2―PBD樹脂に近づいた状
態となり、永久に安定した陥凹状態を示す。この
場合布地2は、加圧加熱された個所の繊維が軟化
延展し、一部は溶融して陥凹部5の表面を形成す
るが、フイルム10を介して加熱され加圧される
部分は、局部的に強く高周波が印加されて、非加
圧部よりも著しく加熱される。そしてフイルム1
0の平滑な状態が転写されて、毛羽立ちが押えら
れ、表面は平滑になつて半光沢乃至光沢Kを呈す
る。
しかし、非加圧部6は、熱による影響は受けな
いため該部分の表面は布地の織目がそのまま残
り、また1,2―PBD発泡体3も圧縮されず、極
めてシヤープな輪郭を示す。同時に、陥凹部5と
非加圧部6の表面とは、織目の有無、反射率の違
いにより全く異なつた外観を与え、彫りの深い凹
凸模様とともに、布面に従来にない造形模様を表
わすことができる〔第1図、第2図〕。更に、こ
の陥凹部5においても、加圧の程度即ち金型の彫
りの深さに応じて多段模様を表わすことができ
る。尚、この陥凹部5の風合いは、発泡体3及び
アクリル系繊維の熱成形性の良さのために、エン
ボス前の状態と本質的に異ならない。
尚、フイルム10は、上記した如く金型20と
フオームラミネート4の間に介挿して用いるもの
であり、且つそれ自体が変形するのは好ましくな
いため、軟化点がポリアクリル系繊維よりも高く
て耐熱性に優れ、且つ平滑平面を有するものであ
ることが必要で、上記ポリエステルフイルムのほ
か、ナイロンフイルム、ポリプロピレンフイルム
等が好適に用いられる。
次に第4図および第5図は、陥凹部5が線状に
表われ、且つ全体に占める割合が少ない立体模様
布材1の例を示す。本例の場合も前記例と同様フ
イルム10を介して金型20により加圧加熱する
が、本例の場合には陥凹部5の表面はエナメル様
光沢Eないしそれに近い光沢を示す点に特徴があ
る。これは、陥凹部即ちフオームラミネートの金
型凸部とプレス機の下盤(金型台)の間で挾まれ
る部分に高周波が集中的にかかり、且つ単位面積
当りの加圧力も大きいため、表層の繊維がほとん
ど溶融して、エナメル様、ガラス状などの光沢面
を形成するものと解される。但し、そのために陥
凹部の表面が非加圧部よりも幾分硬くなることは
否めない。
第6図は、植毛体その他のパイル物からなる布
地2のフオームラミネートに、第4図と同様な線
状の陥凹部5を形成したものである。この場合
も、陥凹部5のパイルは溶融加圧されてほとんど
原形を留めず、平滑なエナメル様光沢Eを呈する
が、非加圧部6の表面がパイル11で覆われてい
るため陥凹部は特に目立つものである。
次に第7図乃至第9図は更に他の例を示す。こ
の立体模様布材1は、第8図に示す如く半球状の
突出部12を中央部に有する小さな円形状の陥凹
部5…を第7図に示すように多数規則正しく設け
たものである。この陥凹部5を形成する金型20
は、第9図に示すように金型凸部22が円錘台状
をしており、且つその中央部に半球状の窪み23
を備えている〔第9図a〕。そして本例の場合、
個々の陥凹部の面積が小さく且つ全体に占める割
合も少ないこと、つまり陥凹部の面積とこれをと
りまく円周の面積との比率が、前記各例に比して
更に小さいものであるため、この陥凹部はガラス
状光沢Gないしそれに近い光沢を呈する。
この場合、本来ならばリング状のガラス状光沢
を呈するはずであるが、半球状の窪み23が小面
積のためリング内が集中的に高周波により加熱さ
れ、しかもフオームラミネートおよびフイルムの
熱伝導が悪いため熱が中央部に篭る(第9図b矢
印)。その結果、中央の突出部12までも同様に
加熱されて繊維が溶融し、しかもフイルム10の
存在で該突出部12も含めた陥凹部5全体がガラ
ス光沢を帯びる。
特に、この半球状をした突出部12は、光が当
たるとその形状の故に周囲の陥凹部分と相俟つて
立体的に輝き、その立体模様布材1は、あたかも
多数のガラスビーズをちりばめた如き様相を呈す
る〔第7図、第8図、第8図c〕。但し、個々の
陥凹部5の面積が大きくなれば、熱および加圧力
が分散されるため、ガラス光沢は得られない。ま
た、陥凹部の布面全体に占める割合が増えるか、
金型凸部22により閉鎖された部分とその周囲の
面積の比率にあまり差のない場合には、加圧部す
なわち陥凹部は第1図、第2図の如く半光沢ない
しフイルム状程度の光沢を有するだけで、布地に
ガラスビーズをちりばめた状態にはならないもの
である。
従つて、陥凹部5の大きさは直径1〜5m/m
程度、全体に占める割合いは1〜25%程度で、好
ましくは7〜15%程度のものである。尚、陥凹部
5の形状は、円形に限らず、楕円形、その他多角
形状のものでもよく、突出部12も半球状に限定
されるものではなく、効果的に蓄熱されるもので
あれば良い。
尚上記各例においては、フイルム10は、加圧
時に布面全体を覆うようにして用いたが、このフ
イルム10の一部を切り抜いて、立体模様布材の
一部の陥凹部のみに光沢を持たせ、反射率の異な
る大柄な模様を施こすこともできる。更に、プラ
スチツク軟質発泡体として、1,2―PBD発泡体
以外に、ポリ塩化ビニル発泡体や、無架橋タイプ
のエチレン―酢酸ビニル共重合体の発泡体などの
高周波加熱可能な発泡体が使用できる。但しかか
るエンボス体の物性、風合い、経済性からして、
1,2―PBD発泡体が最も好ましい。なお、ポリ
塩化ビニル発泡体の場合には、可塑剤の影響で陥
凹部の光沢は満足なものが得られ難い。
本発明は以上説明したように、高周波による誘
電加熱の内部発熱・局部加熱の性質と、誘電加熱
可能で熱加工性のよいポリアクリル系繊維よりな
る布地とプラスチツク軟質発泡体に加え、フイル
ムの蓄熱、平滑化作用を組み合わせることによ
り、布面に彫りの深い微細模様が明確に表わさ
れ、且つその形状・大きさにより半光沢からエナ
メル様ないしガラス光沢に至る様々な程度の光沢
を備えた各種形状の陥凹部を表わすものである。
従つて、本発明立体模様布材は、陥凹部以外の
部分は布地特有の外観と弾力性を有し、陥凹部は
その面積に応じて種々な程度の光沢を備え、凹凸
との差により布面に落ちついた立体模様を表わす
ものである。そして、陥凹部が線状、小円その他
の小面積の場合、その陥凹部はガラス光沢を呈
し、特に小円等の中央部に突出部を設けたものは
あたかも布地にビーズ玉を嵌め込んだ如き様相を
呈し、広く、各種バツグ類、インテリア、家具調
度品、乗物のシート等の構成材、表装材等に、有
用ですこぶる漸新な素材を提供するものである。
更に、この立体模様布材は高周波ウエルダーによ
り加工されるので、処理時間が短かくて大量生産
に向くとともに、発泡体の種類や組成、発泡倍
率、用いる布地の糸や組織、用いるフイルムの種
類、加圧加熱条件、陥凹部の模様、面積の大小な
どを種々変えて組み合わすことにより、各種用途
に最適なものを容易に得ることができる。
以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明
する。
実施例 1 シンジオタクチツク1,2―ポリブタジエン
〔商品名JSR,RB―810、日本合成ゴム(株)製〕50
部(重量部)とエチレン―酢酸ビニル共重合体
〔商品名ウルトラセンUE634、東洋曹達(株)製〕50
部に対し、発泡体としてアゾジカルボンアミド
3)5部、P,P′オキシビスベンゼンスルホニル
ヒドラジド1.5部、光増感剤としてベンゾフエノ
ン0.5部を混合したペレツトを押出機に供して厚
み0.45m/mのシートを連続的に押出し、このシー
トの両面45cmの距離から1Kvの高圧水銀灯〔東京
芝浦電(株)製、H4000/3〕にて紫外線を4分間照
射して、次いで200℃で発泡剤を分解して均一で
微細な気泡を有する比重約0.17、厚み1.2m/m
(発泡倍率約5倍)のエンドレスの半連続気泡シ
ートを得た。この発泡体の片面に、2液性溶剤タ
イプのポリウレタン系接着剤をリバースコーター
を用いて塗り、その上面に、モダクリル繊維〔商
品名カネカロン、鐘淵化学工業(株)製〕からなる布
地をラミネートして乾燥した。その後このフオー
ムラミネートを、金型凸部の面積がかなり大き
く、予め80℃に昇温してある高周波ウエルダーの
金型の直下に供給し、布面上に厚さ25μのポリエ
ステルフイルムを被せ、しかる後プレス板を閉鎖
して加圧(30Kg/cm2)し、直ちに高周波
13.56MHzを発振して(2〜5秒間)エンボス
し、次いで2〜3秒間金型温度で冷却した。その
後プレスを開放してエンボス体を金型のピツチ分
だけ送り出し(この間のサイクルは約10秒)断続
的にエンボスし、同様の工程を繰り返して凹凸模
様を施こした立体模様布材を得た。この立体模様
布材は、凸部即ち非加圧部がモダクリル繊維製布
地の織目がそのまま残り、陥凹部はこの布目が見
えない程度に消失して平滑化され光沢状態を示
す。そして、適度のクツシヨン性とドレープ性を
有する素材である。尚、金型に刻印された模様の
繰り返しを工夫して継ぎ目を消去すると繰り返し
模様の長尺物を得ることができる。
実施例 2 シンジオタクチツク1,2―ポリブタジエン
〔商品名JSR,RB―810、日本合成ゴム(株)製〕100
部に対し、発泡体としてアゾジカルボンアミド
3.5部、P,P′―オキシビスベンゼンスルホニル
ヒドラジド1.5部、光増感剤としてベンゾフエノ
ン0.5部を混合したペレツトを押出機に供して厚
ま0.45m/mのシートを連続的に押出し、実施例1
と同様にして均一で微細な気泡を有する比重約
0.14、厚み1.0m/m(発泡倍率約6倍)のエンド
レスの独立気泡シートを得た。この発泡体に実施
例1と同様にしてモダクリル繊維製パイルを植毛
したパイル布地をラミネートして、植毛布フオー
ムラミネートを得た。このフオームラミネート
を、細い線描状の金型凸部を有する金型を用い
て、実施例1と同様にフイルムを介してエンボス
し、植毛布に線描状でエナメル状光沢を有する陥
凹部を表わした立体模様布材を得た。但し高周波
の印加時間は4〜7秒とやや長くした。
実施例 3 実施例2と同様にして得られたフオームラミネ
ートに、小さな円錘台状の頂部中央に半球状の窪
みを設けた金型凸部を規則正しく配列した金型を
用い、厚さ20μのナイロンフイルムを介挿して、
27MHzの高周波を使用する以外は実施例1と同
様の操作で、ガラスビーズ玉を多数はめこんだ状
態の立体模様布材を得た。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明に係る立体模様布材
の一例を示し、第1図は平面図、第2図は第1図
におけるX―X線拡大断面図、第3図は同じく加
工手順を示す拡大断面図でaは加圧前、bは加圧
時の状態を示す。第4図および第5図は他の実施
例で第4図は平面図、第5図は第4図におけるY
―Y線拡大断面図、第6図は第4図の変形例を示
す部分拡大断面図である。第7図乃至第9図は更
に他の実施例を示すもので、第7図は斜視図、第
8図は第7図におけるZ―Z線拡大断面図、第9
図は同じく加工手順を示す拡大断面図でaは加圧
前、bは加圧時、cは加圧後の状態を夫々示す。 1…立体模様布材、2…布地、3…1,2―
PBD発泡体、4…フオームラミネート、5…陥凹
部、6…非加圧部、10…フイルム、12…突出
部、20…金型、22…金型凸部、23…窪み、
K…光沢、E…エナメル様光沢、G…ガラス光
沢。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 プラスチツク軟質発泡体と、ポリアクリル系
    繊維製の織物、編物、植毛体などの布地からなる
    フオームラミネートの布面側にフイルムを被せ、
    該フイルム上から金型でフオームラミネートを加
    圧しつつ高周波を印加して、布面に光沢ある陥凹
    部を有するエンボス模様を施こすことを特徴とす
    る立体模様布材の成型方法。 2 プラスチツク軟質発泡体と、ポリアクリル系
    繊維製の織物、編物、植毛体などの布地からなる
    フオームラミネートの布面側に、高周波加熱によ
    り布地面そのままの凸面と光沢のある陥凹部とか
    らなる立体模様布材。 3 陥凹部内が、ガラスビーズ状の円形状、長円
    形状、多角形状等の突出部からなる、特許請求の
    範囲第2項記載の、陥凹部が光沢を有する立体模
    様布材。
JP56072001A 1981-05-12 1981-05-12 Solid pattern cloth material, indentation section thereof has gloss, and its molding method Granted JPS57187243A (en)

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