JPH11344277A - 保冷温容器 - Google Patents

保冷温容器

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JPH11344277A
JPH11344277A JP15101398A JP15101398A JPH11344277A JP H11344277 A JPH11344277 A JP H11344277A JP 15101398 A JP15101398 A JP 15101398A JP 15101398 A JP15101398 A JP 15101398A JP H11344277 A JPH11344277 A JP H11344277A
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Katsutoshi Nakamura
克利 中村
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】冷凍品と冷蔵品を一つの容器に収めて輸送で
きるような保冷容器を提供する。 【解決手段】発泡樹脂製の容器1内にドライアイスを入
れるアルミニウム製の収納部6と、ファン12を内蔵し
た小部屋7を両端に取着したアルミニウム板5を装着
し、片側にアルミニウム板20を積層した発泡樹脂製の
仕切板17を押込み、容器1と面ファスナー2、21で
接着する。アルミニウム板20下端はL形に屈曲され、
アルミニウム板5と接して熱伝導的に連通させる。仕切
板17の一側の収納部6に隣接する貯蔵室は冷凍貯蔵室
23に、仕切板他側の貯蔵室は冷蔵貯蔵室24にされ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、食品等を一つの容
器でもって少なくとも二種類の異なった温度で保冷或い
は保温することができる保冷温容器に関する。
【0002】
【従来技術】食品等を航空機やトラック等の輸送手段に
より輸送する場合、食品等によっては鮮度保持のため冷
凍或いは冷蔵し、或いはまた保温して輸送する必要のあ
るものがある。従来食品等を冷凍或いは冷蔵して輸送す
る場合には、段ボールにドライアイス等の保冷剤を封入
して運搬する方法、冷凍或いは冷蔵コンテナを用いて輸
送する方法等がある。このうち前者の方法で用いられる
段ボールは、手軽に利用できる反面、断熱効果に劣るた
め外気温の影響を受け易く、とくに夏場などは大量のド
ライアイス等が必要となり、段ボールにドライアイス等
を入れる作業に手間がかゝるという難点があり、また食
品等とドライアイス等が直接接触すると、接触部分が過
冷却状態になり、食品等によっては品質を低下させる難
点があった。一方、後者の方法ではコンテナに電気的な
冷却設備を設けることが必要となり、大型かつ重量化し
て持ち運びが容易でない。
【0003】保冷温容器にはこのほか、容器の壁材に断
熱積層体よりなる断熱カバーを用いて保冷、保温効果を
高めたもの(実公平7−20537号)、コンテナ上部
にドライアイス等の保冷剤収納室を設けたもの(特願平
8−84264号)などがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】食品等を搬送する場
合、食品等によっては低温で輸送したり、保温して輸送
する必要があり、低温で輸送する場合も、冷凍食品では
例えば−30〜−15℃、冷蔵食品では−5〜5℃で輸
送する必要があり、冷凍食品と冷蔵食品では輸送に使用
する容器を使い分けていた。
【0005】本発明は、内部を仕切壁で仕切って複数の
貯蔵室を形成し、保冷剤或いは蓄熱剤を用いて一つの容
器で食品等を少なくとも二種類の異なった温度で保冷
し、或いは異なった温度で保温することができる保冷温
容器を提供することを第1の目的とし、保冷或いは保温
が効率的に行える保冷温容器を提供することを第2の目
的とする。更に本発明は、貯蔵室の容積比を任意に変更
できる保冷温容器を提供することを第3の目的とし、貯
蔵室内の温度を均一化できる保冷温容器を提供すること
を第4の目的とする。そして貯蔵室内の温度を設定温度
にすることができる保冷温容器を提供することを第5の
目的とする。
【0006】
【課題の解決手段】請求項1記載の発明は、第1の目的
を達成するための発明で、壁材を断熱性材より構成した
保冷温容器であって、ドライアイス等の保冷剤又は蓄熱
剤が入れられる収納室と、仕切壁によって仕切られる複
数の貯蔵室からなり、該貯蔵室は少なくとも収納室に隣
接する第1の貯蔵室と、第1の貯蔵室に隣接する第2の
貯蔵室を有することを特徴とする。
【0007】本発明において、貯蔵室は少なくとも第1
及び第2の2つの貯蔵室からなるが、貯蔵室が例えば3
つある場合には、第3の貯蔵室は収納室又は第1、或い
は第2の貯蔵室に隣接し、貯蔵室が例えば4つある場
合、第4の貯蔵室は収納室又は第1ないし第3の貯蔵室
に隣接する。本発明によれば、収納室に保冷剤が入れら
れた場合、貯蔵室の中では収納室に隣接する貯蔵室が最
も低温となり、収納室から離れる貯蔵室ほど温度が高く
なる。したがって容器内に例えば冷凍品と冷蔵品を貯蔵
する場合には、収納室に隣接する貯蔵室が第1の貯蔵室
である冷凍貯蔵室に、冷凍貯蔵室に隣接する貯蔵室が第
2の貯蔵室である冷蔵貯蔵室とされる。
【0008】収納室に蓄熱剤が入れられる場合には、上
記と逆に貯蔵室の中では収納室に隣接する貯蔵室が最も
高温となり、食品等のうち、最も高温で貯蔵することが
必要とされるものが貯蔵される。本発明において、壁材
を構成する断熱性材は、プラスチックの発泡板状体から
なっている。この発泡板状体は単板でもよいが、発泡板
状体を芯層とし、その両面に、例えばアルミニウムのよ
うな金属蒸着層を有するシートを積層した積層構造のも
のが保冷温効果及び強度の点で好ましい。
【0009】請求項2記載の発明は、したがって壁材を
断熱性材に金属蒸着層を有するシートを積層した構造と
したことを特徴とする。壁材の好ましい積層構造として
は、図1に開示したものが例示される。この積層構造は
約20ないし100mm厚の発泡板状体Aを芯層とし、そ
の両面に、例えばアルミニウムの金属蒸着面B2 を内面
に有するポリエステルフィルムB1 /高強度ポリオレフ
ィンフィルムB3 /発泡ポリエチレンB4 /ポリエチレ
ンクロスB5 からなる積層フィルムBを、ポリエチレン
クロスB5 を接着面として発泡板状体に接着する。高強
度ポリオレフィンフィルムとしては、例えばメタロセン
触媒を用いて得られる直鎖状低密度ポリエチレンによる
フィルムが好ましく用いられる。この積層フィルムは、
発泡板状体の保冷温効果や突き刺し強度を高める効果が
あり、厚みは全体で約1mm程度のもので充分な効果が得
られる。
【0010】本発明で用いられる保冷剤としては、例え
ばドライアイス、氷、蓄冷剤などが例示され、蓄熱剤と
しては、例えば熱湯、懐炉で使用される発熱剤などが例
示される。本発明の収納室は収納室を構成する壁材のう
ち、少なくとも隣接する貯蔵室と接する壁材を熱伝導率
のよい金属、例えばアルミニウム、ステンレス、銅等で
形成するのが望ましく、これらの中ではアルミニウムが
軽量かつ丈夫で好ましい。このように貯蔵室に隣接する
収納室の壁材を熱伝導率のよい金属部材にすると、収納
室に収められるドライアイス等の冷源又は温熱源から冷
熱又は温熱をこの金属部材を通して貯蔵室に効率よく伝
達することができる。
【0011】したがって請求項3記載の発明は、請求項
1又は2記載の発明において、収納室を構成する壁材の
うち、少なくとも隣接する貯蔵室と接する壁材を金属製
としたことを特徴とする。収納室は保冷剤或いは蓄熱剤
が収納できるようになっていればよく、その形状や構造
に特に制限はない。こうした収納室としては、例えば図
3の符号6で示す中空状の薄箱状部材、容器内を仕切壁
によって仕切った区画のうちの一区画が例示される。好
ましい態様において、収納室は該収納室を構成する全て
の部材が通常、厚さ0.5〜3mmのアルミニウム材によ
り形成される。
【0012】上述の例示した収納室のうち、前者の薄箱
状部材よりなる収納室は、保冷剤や蓄熱剤の輸送時の動
きが比較的少なくなって片寄ることが少なく、隣接する
貯蔵室を比較的均一に冷却或いは保温することができ
る。したがって請求項4記載の発明は、請求項1ないし
3記載の発明における収納室を薄箱状としたことを特徴
とする。
【0013】貯蔵室と、貯蔵室を仕切る仕切壁は、壁材
と同様断熱性材で形成するか、或いは断熱性材と金属材
を組合せた積層構造とするのが望ましい。仕切壁を熱伝
導率の優れた金属だけで形成すると、貯蔵室間の温度差
が少なくなり、温度差のある貯蔵室を形成できなくなる
ためである。したがって請求項5記載の発明は、請求項
1ないし4記載の発明における仕切壁を断熱性材又は断
熱性材と金属材を組合せた積層構造材で形成したことを
特徴とする。
【0014】上記発明の容器には蓋が被せられ、取外し
或いは開閉できるようにされる。この蓋は収納室や貯蔵
室ごとに別個に独立して設けてもよいし、全体が一つ
で、一体ものであってもよい。本発明の蓋を構成する部
材としては、先の
【0015】で示した壁材と同じものを使用できる。通
常はプラスチックの発泡板状体を芯層とし、これに金属
蒸着層を有するシートを積層した積層構造のものを使用
するのが好ましく、必要によっては更にこの積層構造に
アルミニウム板を蓋の内面に積層させてもよい。収納室
や貯蔵室には、蓋が一体ものである場合にはことに、蓋
を開けたとき収納室や貯蔵室の冷気或いは暖気が放散す
るのを防ぐため中蓋、好ましくは可撓性を有するシート
状の落とし蓋状の中蓋を設けるのが望ましい。
【0016】中蓋の一部をめくることにより冷気や暖気
の放散を最小限に抑えて保冷剤や蓄熱剤或いは食品等の
出し入れを行うことが可能となる。請求項6記載の発明
は、かゝる点に鑑みてなされたもので、請求項1ないし
5記載の発明において、容器の蓋が一体もので、該蓋と
は別に収納室や貯蔵室に中蓋を設けたことを特徴とし、
請求項7記載の発明は、請求項6記載の発明において、
中蓋を可撓性を有するシート状の落とし蓋としたことを
特徴とする。
【0017】請求項8記載の発明は第2の目的を達成す
るための発明で、請求項1ないし7記載の発明におい
て、収納室と第1の貯蔵室が接する壁材、仕切壁の壁
面、容器及び若しくは蓋の全内壁面又は所要内壁面が熱
伝導率のよい金属製で、熱伝導的に連通した構造にした
ことを特徴とする。本発明の保冷温容器は、容器が保冷
或いは保温のため断熱性材で形成され、仕切壁も貯蔵室
間に温度差を設け、一つの容器内に少なくとも二種類の
異なった温度にある複数の貯蔵室を設けるために断熱性
材で形成されるが、各貯蔵室や収納室を構成する部材に
は断熱性材のほか更に金属材を組合せて用い、各金属材
を熱伝導的に連通させることによって、各貯蔵室の冷却
或いは保温効果を上げることが可能となる。すなわち、
各貯蔵室においては、該室の一部又は全部を形成する金
属部材による壁面(室の側面、底面を含む)がこの室で
の冷源又は熱源となって貯蔵室の冷却或いは加熱が行わ
れるようになる。なお、各貯蔵室の冷却或いは加熱の強
弱及び各貯蔵室の温度差の設定は、金属部材の使用割
合、仕様、配置の仕方、或いはこれらの組合せ等によっ
て変えることができる。
【0018】本発明によると、収納室や各貯蔵室の壁材
に熱伝導性の良い金属部材が用いられ、これら金属部材
が熱伝導的に連通しているので、収納室に収められたド
ライアイス等の冷源による冷熱或いは蓄熱剤による温源
の温熱が上記金属部材を通して各貯蔵室に伝達され、各
貯蔵室を効率よく冷却或いは温めることができる。本発
明ではこのようにして熱伝導性の良い金属部材を保冷温
容器の内壁に配置しているので、各貯蔵室を効率良く冷
却或いは温めることができる。
【0019】請求項9記載の発明は、請求項8記載の発
明において、容器底部に金属板を取着して容器底部を金
属板で内張りし、金属板に収納室を固着したことを特徴
とするものであり、請求項10記載の発明は、同じく請
求項8記載の発明において、容器内に凹形断面、好まし
くは凹形に屈曲形成した金属板を取着して容器の対向す
る両内側壁と底部を金属材で内張りし、金属板に収納室
を固着したことを特徴とする。
【0020】請求項11記載の発明は、同じく請求項8
記載の発明において、容器内に上面を開口した金属性筐
体を取着して、容器の前後左右の内側壁と底部を金属性
筐体で内張りし、金属性筐体に収納室を固着したことを
特徴とする。請求項9ないし11記載の発明によると、
金属板或いは金属性筐体で貯蔵室を構成する金属材と熱
伝導的に連通させると共に、容器を補強する機能をも兼
備する。
【0021】請求項12記載の発明は、請求項7ないし
10記載の発明において、仕切壁をL形断面の金属板に
断熱性材を組合せた積層構造とし、金属板下端の屈曲部
を容器底部の金属部分と金属同士で接触させたことを特
徴とする。本発明によると、仕切壁を構成する金属板と
容器底部の金属部分が確実に接触し、熱伝導的時に連通
する。
【0022】請求項13記載の発明は、第3の目的を達
成するための発明で、請求項1ないし12記載の発明に
おいて、仕切壁の取付位置が調整可能であることを特徴
とする。仕切壁の取付位置を調整するには、例えば容器
内壁に面ファスナーの一方を、仕切壁の側端面に面ファ
スナーの他方を設けて仕切壁内壁面に設けた面ファスナ
ーの範囲内で無段階に位置調整できるようにする方法、
容器内壁に仕切壁が嵌合する嵌合部或いは嵌合溝を並設
し、仕切壁を数カ所で位置調整できるようにする方法な
どを採用することができる。
【0023】請求項14記載の発明は、請求項13記載
の発明において、容器内壁と仕切壁側端面とに面ファス
ナーを設けたことを特徴とする。本発明において、収納
室と第1の貯蔵室を仕切る金属製の壁材と仕切壁の金属
性壁面を熱伝導的に連通させるには、仕切壁の面ファス
ナーが設けられていない側端面において、該側端面に設
けた金属部分と容器内壁の金属部分を金属同士で接触さ
せると共に、上記金属製壁材と容器内壁の金属部分とを
接触させるようにするとよい。
【0024】請求項15記載の発明は、請求項13記載
の発明において、容器内壁に仕切り壁が嵌合する嵌合部
或いは嵌合溝を並設したことを特徴とする。請求項16
記載の発明は、第4の目的を達成するための発明で、請
求項1ないし15記載の発明において、容器内に貯蔵室
に隣接する小部屋を設け、小部屋内には、貯蔵室内の冷
気又は暖気を取込んで貯蔵室内に戻し、或いは別の貯蔵
室又は容器外に排出するファンを設けたことを特徴とす
る。
【0025】本発明によると、貯蔵室内の冷気又は暖気
を取り込むことにより貯蔵室内が攪拌され、温度が均一
化する。本発明において、ファンを駆動する電源として
は、例えば小部屋内に装着される電池、容器外の一般電
源やバッテリー等が例示される。電源が容器外に設けら
れる場合には、ファン駆動用モータに繋がるコード端の
プラグがコンセントに差込まれるようにする。
【0026】請求項17記載の発明は、請求項16記載
の発明において、小部屋内の温度を計測するセンサー
と、センサーによって計測された温度によってファンの
駆動を制御するコントローラを設けたことを特徴とす
る。本発明によると、貯蔵室内の温度が設定温度内にあ
ると、ファンが停止し、設定温度を外れるとファンが駆
動される。ファンの駆動で貯蔵室内の空気が攪拌される
が、必要によっては更に取込んだ冷気又は暖気を排出さ
せるようにしてもよい。本発明によれば、貯蔵室内の温
度を設定温度に保つことができる。
【0027】
【発明の実施の形態】図2に示す容器1は、前後左右の
壁材及び底材が図1に示す積層構造の断熱性材より構成
されている。そして前後の壁材内側面中央部に面ファス
ナー2を貼付し、一側端に保冷剤として氷を使用したと
きのための水抜き用のドレン(図示しない)を有してい
る。容器1に開閉可能に取着される蓋は二分割され、そ
れぞれの蓋3a、3bが開閉可能で、発泡板状体の内面
にアルミニウム板を積層した構造となっている。容器1
にはまた図示していないが、容器1の持ち運びをするた
め左右両側に取手を有している。
【0028】図3は、容器1の内側の巾及び奥行きと同
じサイズで、厚さが0.5〜3mmのアルミニウム板5の
一側端に同じ厚みを有するアルミニウム製の薄箱状収納
室6を両面粘着テープにより接着すると共に、他側端に
同じアルミニウム製の薄箱状小部屋7を同じく両面粘着
テープにより接着したもので、各収納室6と小部屋7は
アルミニウム板5を容器底面に取着したとき容器1と同
じ高さとなるようにしてある。そして収納室6には保冷
剤としてのドライアイスが入れられ、また小部屋7には
図4に示すように、ニッカド電池8と、該電池7を駆動
源とするモータ9と、モータ9の駆動停止を制御するコ
ントローラ11と、モータ9によって回転駆動されるフ
ァン12と、温度センサー13とが配置され、図3に示
す小部屋7のファン12の前面には円形の吸込口14
を、上部には冷気の排出口15を切欠いて設けている。
【0029】仕切壁を構成する仕切板17は、収納室6
及び小部屋7と同じ奥行き及び高さを有し、図5に示す
ように発泡板状体18の両面にアルミニウム19を蒸着
し、一側より厚さ0.5〜3mmのL形断面をなすアルミ
ニウム板20を積層した構造となっており、アルミニウ
ム板20は、仕切板17をアルミニウム板5上に立てゝ
置いたとき、下端の折曲部20aにおいてアルミニウム
板5と接し、熱伝導的に連通されるようになっている。
【0030】仕切板17はまた、前後の側端面に容器1
の面ファスナー2に接着される面ファスナー21を接着
している。本実施形態は以上のように構成され、両側に
収納室6と小部屋7を取付けたアルミニウム板5を容器
1の底面に両面粘着テープにより接着し、容器底面をア
ルミニウム板5で内張りした構造とする。ついで仕切板
17を面ファスナー2がある位置で上方よりアルミニウ
ム板5に当たるまで押込む。これにより容器内が図6に
示すように二室に仕切られ、収納室側が冷凍貯蔵室2
3、小部屋側が冷蔵貯蔵室24とされる。冷凍貯蔵室2
3と冷蔵貯蔵室24の容積比を変えるときには面ファス
ナー2の範囲内で仕切板17を図6の左右方向に押込ん
で位置をずらす。
【0031】冷凍品及び冷蔵品の貯蔵及び運搬時には、
収納室6内にドライアイスを入れ、冷凍貯蔵室23に冷
凍品を、冷蔵貯蔵室24に冷蔵品を入れる。ついで冷凍
品及び冷蔵品上に中蓋として落とし蓋状のシート(図示
省略)を被せ、蓋3a、3bを閉じる。この状態で冷凍
貯蔵室23及び冷蔵貯蔵室24は左右両側面及び底面が
アルミニウム製で熱伝導的に連通しているため、これら
が冷源となって冷凍貯蔵室23及び冷蔵貯蔵室24を冷
却する。そして両貯蔵室23及び24の温度を次第に低
下させる。小部屋内のコントローラ11は、温度センサ
ー13によって検出された温度が設定温度に下がるまで
モータ9を駆動しつゞけ、冷蔵貯蔵室内の空気を小部屋
内に取り込んで上部の排出口15より排出させ、循環さ
せる。これにより冷蔵貯蔵室内が攪拌され、温度が均一
化すると共に、熱伝達が促進され、温度低下を促進す
る。センサー13に検出された温度がコントローラ11
に設定された温度まで下がると、コントローラ11はモ
ータ9を停止させる。
【0032】本実施形態によると、冷凍貯蔵室と冷蔵貯
蔵室は断熱性のある発泡板状体18を有する仕切板17
で仕切られるため両貯蔵室内の熱移動が少なく、両貯蔵
室の温度差を長期に亘って維持できること、仕切板17
に積層されるアルミニウム板20は下端の折曲部20a
においてアルミニウム板5に接し、熱伝導的に連通して
いるため、アルミニウム板5及び20の温度が均一化
し、蓋として蓋内側にアルミニウム板を積層させた蓋を
用いた場合、仕切板17に積層されるアルミニウム板が
蓋内面のアルミニウム板と共に冷源となって冷蔵貯蔵室
を上下かつ左右より冷却するため、冷却が効率よくかつ
均一に行われること、冷蔵貯蔵室内の冷気を取り込み攪
拌することにより冷蔵貯蔵室内の温度が均一化し、冷却
が促進されること、仕切り板17の位置をずらすことに
より冷凍貯蔵室23と冷蔵貯蔵室24の容積比を任意に
変えられること、シート状の一部をめくることにより食
品等の出し入れが可能となり、吸熱や放熱を最小限に抑
えることができること、収納室を薄箱状となすことによ
り輸送中、ドライアイスが一方の側に片寄ることが少な
くなり、冷凍貯蔵室を均一に冷却できると共に、単位体
積当たりの吸熱面積が増加して冷却効果を上げることが
でること等の効果を奏する。
【0033】上記の実施形態では、収納部6と小部屋7
はアルミニウム板5の両側に接着され、容器内に収めら
れるようになっているが、別の実施形態では、収納部6
と小部屋7は凹形に屈曲形成され、容器の前後の内側面
及び底面を内張りするためのアルミニウム板の両側端部
に接着され、凹形のアルミニウム板と共に貯蔵室を形成
する筐体を形成する。そして容器1内に装着し、両面粘
着テープにより接着される。更に別の実施形態として、
収納部6と小部屋7が上面を開口したアルミニウム製筐
体の両側端部に接着される。
【0034】上述のいづれの場合も、面ファスナー2は
容器1に直接設ける代りに、容器1に内張りされる金属
板又は筐体に取着される。図7は、収納部6と小部屋7
を厚さ0.5〜3mmの上面を開口したアルミニウム製筐
体26に設けた例を示すもので、筐体26は容器1内に
両面粘着テープにより取着され、容器1の前後左右の内
側面及び底面を内張りする。そして前述した構造の仕切
板17が上記実施形態と同様、面ファスナー2のある位
置で筐体内に押込まれ接着される。そして仕切板17の
左右に冷凍貯蔵室23と冷蔵貯蔵室24を形成する。本
実施形態による場合、蓋内面側にアルミニウム板を積層
させた蓋を用いたとき、冷凍貯蔵室23は仕切板17を
除く全面が、冷蔵貯蔵室は全面がアルミニウム板とな
る。そして冷蔵貯蔵室では上下かつ前後左右の六面よ
り、冷凍貯蔵室では仕切板17を除く五面より冷却され
るようになる。
【0035】実施例 幅1245mm、奥行475mm、高さ500mmの内寸を有
し(内容積約300l)、底と蓋の厚さが40mm、他の
側壁部分の厚さが30mmの図2に示すポリスチロール製
容器1内に、図2に示すように厚さ1mmのアルミニウム
板の両端に同じアルミニウム板で形成される5mm幅の収
納室6と、同じアルミニウム板で形成される30mm幅の
小部屋7を取着したものを上方より押し込んで装着し、
ついで厚さ30mmのポリスチロールにアルミニウム蒸着
層を有するシートを積層させた図1に示す構造の断熱性
材の片面に厚さ1mmのアルミニウム板20を積層した仕
切り板17をファスナー2がある位置で上方より折曲部
20aがアルミニウム板5に当たるまで押し込んで、そ
の両側に冷凍貯蔵室23と冷蔵貯蔵室24を形成した。
【0036】次に収納室6内にドライアイス5Kgを充填
し、JIS B8611に準じて冷蔵貯蔵室23内に5
℃のテストパッケージを入れ、蓋3a、3bを閉じた。
ついで容器を45℃の恒温室内に置き、冷凍貯蔵室の上
部温度と底部温度並びに上部及び下部テストパッケージ
温度をそれぞれ測定した。結果を図8に示す。
【0037】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され、次のよ
うな効果を奏する。請求項1記載の発明によると、異な
った温度に保冷し、或いは保温する必要のある食品等を
一つの容器に納めて輸送することができる。請求項2記
載の発明のように、壁材を断熱性材に金属蒸着層を有す
るシートを積層した構造にすると、保冷温効果及び強度
が向上する。請求項3記載の発明のように、隣接する貯
蔵室と接する収納室の壁材を金属製とすることにより、
貯蔵室との間の熱移動量が多くなり、貯蔵室の温度低下
又は上昇が効率よく行われる。
【0038】請求項4記載の発明のように、収納室を薄
箱状にすると、保冷剤が蓄熱剤の動きが少なくなって片
寄ることが少なく、隣接する貯蔵室を比較的均一に冷却
或いは保温できると共に、単位体積あたりの吸熱或いは
放熱面積が増加して吸熱或いは放熱効果が向上する。請
求項5記載の発明のように、貯蔵室を仕切る壁を断熱性
材又は断熱性材と金属材を組合せた積層構造材で形成す
ると、貯蔵室間の温度差を維持し易くなる。
【0039】請求項6記載の発明のように、中蓋を設け
ると断熱効果により蓋を開けたときの吸熱或いは放熱が
抑制される。請求項7記載の発明のように、中蓋を可撓
性を有するシート状にすると、その一部をめくることに
より食品等の出し入れや保冷剤又は蓄熱剤の補充が可能
となり、吸熱や放熱を最小限に抑えることができる。
【0040】請求項8記載の発明によると、収納室と各
貯蔵室を金属部材によって熱伝導的に連通した構造にす
ることができるので、収納室に入れたドライアイス等の
冷源又は蓄熱剤の温源による冷熱又は温熱がこの収納室
から各貯蔵室に効率良く伝達し、該室を冷却又は加温す
ることができる。そして、各貯蔵室の冷却又は加温の程
度のコントロールは、熱伝導的に連通した金属部材の各
貯蔵室への配置の仕方、金属部材と断熱材の積層構造材
の仕様、或いはこれらを組合せて容器内壁への配置の仕
方を変えること等によって適宜行うことができる。
【0041】請求項9記載の発明においては、金属板で
容器底部が、請求項10記載の発明においては、容器底
部と対向する側壁が補強される効果を兼備する。更に請
求項11記載の発明においては、金属製の筐体で容器の
底部及び前後左右の側壁が補強される効果を兼備する。
請求項12記載の発明においては、仕切壁の金属板と容
器底部の金属部分とが熱伝導的に確実に連通する。請求
項13記載の発明によると、各貯蔵室の容積比を適宜変
えることができる。
【0042】請求項14記載の発明によると、仕切壁を
ずらすことにより位置の無段階調整が可能となり、請求
項15記載の発明においては、仕切壁の嵌合位置を変え
ることにより数段階の位置調整が可能となる。請求項1
6記載の発明によると、貯蔵室内の冷気又は暖気を取込
むことにより貯蔵室内が攪拌され、これに伴い熱伝達も
促進されるため、貯蔵室内の温度が均一化されると共
に、冷却又は保温を迅速に行うことができる。請求項1
7記載の発明によると、貯蔵室内を設定温度に維持でき
るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】断熱性材の構造を示す図。
【図2】容器の斜視図。
【図3】アルミニウム板に取付けた収納室と小部屋及び
アルミニウム板に取付けられる仕切板の斜視図。
【図4】小部屋の要部断面図。
【図5】仕切板の縦断面図。
【図6】容器の平面図。
【図7】容器に取着される筐体の斜視図。
【図8】容器内の温度変化を示すグラフ。
【符号の説明】
1・・容器 2、12・・面ファスナー 3a、3b・・蓋 5、20・・アルミニウム板 6・・収納室 7・・小部屋 8・・電池 9・・モータ 11・・コントローラ 12・・ファン 13・・温度センサ 14・・吸込口 15・・排出口 17・・仕切板 18・・発泡板状体 19・・アルミニウム箔 23・・冷凍貯蔵室 24・・冷蔵貯蔵室 26・・アルミニウム製筐体

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁材を断熱性材より構成した保冷温容器で
    あって、保冷剤又は蓄熱剤が入れられる収納室と、仕切
    壁によって仕切られる複数の貯蔵室からなり、該貯蔵室
    は少なくとも収納室に隣接する第1の貯蔵室と、第1の
    貯蔵室に隣接する第2の貯蔵室を有することを特徴とす
    る保冷温容器。
  2. 【請求項2】壁材は断熱性材に金属蒸着層を有するシー
    トを積層した構造であることを特徴とする請求項1記載
    の保冷温容器。
  3. 【請求項3】収納室を構成する壁材のうち、少なくとも
    隣接する貯蔵室と接する壁材を金属製としたことを特徴
    とする請求項1又は2記載の保冷温容器。
  4. 【請求項4】収納室を薄箱状としたことを特徴とする請
    求項1ないし3のいづれかの請求項に記載の保冷温容
    器。
  5. 【請求項5】仕切壁を断熱性材又は断熱性材と金属材を
    組合せた積層構造材で形成したことを特徴とする請求項
    1ないし4のいづれかの請求項に記載の保冷温容器。
  6. 【請求項6】容器の蓋が一体もので、該蓋とは別に収納
    室や貯蔵室に中蓋を設けたことを特徴とする請求項1な
    いし5のいづれかの請求項に記載の保冷温容器。
  7. 【請求項7】中蓋を可撓性を有するシート状の落とし蓋
    としたことを特徴とする請求項6記載の保冷温容器。
  8. 【請求項8】収納室と第1の貯蔵室が接する壁材、仕切
    壁の壁面、容器及び若しくは蓋の全内壁面又は所要内壁
    面が熱伝導率のよい金属製で、熱伝導的に連通した構造
    としたことを特徴とする請求項1ないし7のいづれかの
    請求項に記載の保冷温容器。
  9. 【請求項9】容器に金属板を取着して容器底部を金属材
    で内張りし、金属板に収納室を固着したことを特徴とす
    る請求項8記載の保冷温容器。
  10. 【請求項10】容器内に凹形断面の金属板を取着して容
    器の対向する両内側壁と底部が金属板で内張りされ、金
    属板に収納室を固着したことを特徴とする請求項8記載
    の保冷温容器。
  11. 【請求項11】容器内に上面を開口した金属性筐体を取
    着して容器の前後左右の内側壁と底部を金属性筐体で内
    張りし、筐体に収納室を固着したことを特徴とする請求
    項8記載の保冷温容器。
  12. 【請求項12】仕切壁はL形断面の金属板に断熱性材を
    組合せた積層構造とし、金属板下端の屈曲部を容器底部
    の金属部分と金属同志で接触させたことを特徴とする請
    求項7ないし11のいづれかの請求項に記載の保冷温容
    器。
  13. 【請求項13】仕切壁は取付位置が調整可能であること
    を特徴とする請求項1ないし12のいづれかの請求項に
    記載の保冷温容器。
  14. 【請求項14】容器内壁と仕切壁側端面とに面ファスナ
    ーを設けたことを特徴とする請求項13記載の保冷温容
    器。
  15. 【請求項15】容器内壁に仕切り壁が嵌合する嵌合部或
    いは嵌合溝を並設したことを特徴とする請求項13記載
    の保冷温容器。
  16. 【請求項16】容器内に貯蔵室に隣接する小部屋を設
    け、小部屋内には、貯蔵室内の冷気又は暖気を取込んで
    貯蔵室内に戻し、或いは別の貯蔵室又は容器外に排出す
    るファンを設けたことを特徴とする請求項1ないし15
    のいづれかの請求項に記載の保冷温容器。
  17. 【請求項17】小部屋内の温度を計測するセンサーと、
    センサーによって計測された温度によってファンの駆動
    を制御するコントローラを設けたことを特徴とする請求
    項16記載の保冷温容器。
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