JP2003160173A - 保冷包装容器、保冷容器、冷媒収納容器、冷熱制御仕切り及び移送方法 - Google Patents

保冷包装容器、保冷容器、冷媒収納容器、冷熱制御仕切り及び移送方法

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JP2003160173A
JP2003160173A JP2001358382A JP2001358382A JP2003160173A JP 2003160173 A JP2003160173 A JP 2003160173A JP 2001358382 A JP2001358382 A JP 2001358382A JP 2001358382 A JP2001358382 A JP 2001358382A JP 2003160173 A JP2003160173 A JP 2003160173A
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cold
layer
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refrigerant
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Ippei Kuwayama
一平 桑山
Toyoji Toda
豊次 戸田
Masao Kikuchi
正雄 菊池
Keiichi Endo
圭一 遠藤
Kazuyuki Tanaka
一行 田中
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Hitachi Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保冷品を過冷却することなく、冷媒の消耗を
抑制しつつ、保冷品の部分的な過冷却や部分的な冷却不
足を防止して長期間保冷して移送することができる保冷
包装容器を提供する。 【解決手段】 外箱、外箱の中に内包される保冷内袋及
び保冷内袋内に空間を残して収容可能な冷媒収納容器か
らなり、保冷内袋及び冷媒収納容器が金属内層及び断熱
外層からなる多層シーートで形成されている保冷包装容
器。外箱の容器部内に保冷内袋を内包させ、冷媒収納容
器に冷媒を収納し、冷媒を収納した冷媒収納容器と保冷
品とを保冷内袋内に収納し、外箱の蓋で容器部の開口を
閉じ、保冷品を保冷した状態で移送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、保冷品の包装、移
送に用いられる保冷包装容器、保冷容器、冷媒収納容
器、冷熱制御仕切り板及び保冷品の移送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、保冷品の保冷、移送には、発泡ポ
リスチレン製等の容器が広く使用されており、ドライア
イス等の冷媒を保冷品と共に容器に入れて保冷してい
る。しかし、この保冷方法では、容器内での温度分布が
不均一となり、容器内の上部と下部での温度差が40℃
以上にもなることがあり、部分的な過冷却が起こること
もある。また、海外への移送等、長期の保冷には保冷効
果が不十分で、保冷寿命が短く、移送又は保冷途中で冷
媒を補充する必要がある。例えば、冷媒としてドライア
イスを用いて日本から米国、ヨーロッパ、台湾などへ保
冷品を輸出する場合でも、空港でのドライアイスの詰め
替えが必要なことがある。特に、トラブルや事件などの
足止め時には、保冷期間切れとなる。また、ドライアイ
ス等の収納量が多く、目的製品の収納率、積載効率が悪
かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、保冷包装容
器内の温度分布の均一化を図ることができ、保冷品の部
分的な過冷却を防ぐことのできる保冷包装容器及び移送
方法を提供することを目的とする。また、本発明は、保
冷効果及び保冷寿命の長い保冷包装容器及び移送方法を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記の保冷包
装容器、保冷容器、冷媒収納容器、冷熱制御仕切り板及
び保冷品の移送方法を提供するものである。 1) 保冷包装容器内部の保冷品収納部分の内部温度差
が30℃以内である保冷包装容器(以下、保冷包装容器
(A)と呼ぶ。)。 2) 40℃の温度下に放置した保冷包装容器におい
て、保冷包装容器内部の保冷品収納部分の72時間経過
後の温度変化が10℃以内である保冷包装容器(以下、
保冷包装容器(B)と呼ぶ。)。 3) 外箱と、外箱内部に内装梱包される保冷内袋から
なる保冷包装容器であって、保冷内袋が金属内層及び断
熱外層からなる多層シートで形成され、金属内層が内側
表面層である保冷包装容器(以下、保冷包装容器(C)
と呼ぶ。)。
【0005】4) (A)(a)金属内層及び断熱外層
からなる多層シートで形成され、金属内層が内側表面層
である保冷内袋であって、(b)底部、底部の周縁から
上方に延出する壁及び壁の上縁で形成された開口からな
る収容部及び(c)壁の上縁から延出する、開口を覆う
ためのフラップからなる保冷内袋;及び(B)(a)金
属内層及び断熱外層からなる多層シートで形成され、金
属内層が内側表面層である冷媒収納容器であって、
(b)冷媒を収容するための開口を有する凹部及び
(c)凹部の開口周縁から延出する、凹部の開口を覆う
ためのフラップからなり、(d)保冷内袋内に空間を残
して収容可能な冷媒収納容器;からなる保冷容器。
【0006】5) 4)に記載の保冷容器及び(E)底
部、底部の周縁から上方に延出する壁、壁の上縁で形成
された開口からなる容器部と、容器部の開口を閉じるた
めの蓋部とからなり、剛性を有する外箱であって、保冷
容器の保冷内袋を保冷内袋の開口をフラップで覆った状
態で内包しうる外箱を有する保冷包装容器(以下、保冷
包装容器(D)と呼ぶ。)。 6) (a)金属内層及び断熱外層からなる多層シート
で形成され、金属内層が内側表面層である冷媒収納容器
であって、(b)方形の底部、底部の四辺から上方に延
出する4つの方形の壁及び4つの壁の上辺で形成された
方形の開口からなる冷媒を収容するための凹部、及び、
(c)4つの壁の各々の上辺から延出する開口を覆うた
めの4枚のフラップからなる冷媒収納容器。
【0007】7) (1)金属内層及び断熱外層からな
る多層シートから形成され、冷媒を収容するための開口
を有する凹部となる部分、及び、凹部の開口周縁から延
出する、凹部の開口を覆うためのフラップとなる部分を
有するシート部材、及び、(2)シート部材の金属内層
上に接合されており、凹部と、凹部の開口を露出させて
多層シートが形成する凹部に嵌合する外形とを有する緩
衝性断熱材ブロック部材;とからなる冷媒収納容器。 8) 冷気を通気させるための複数の貫通孔を有する冷
熱制御仕切り板。
【0008】9) 4)に記載の保冷容器と、底部、底
部の周縁から上方に延出する壁、壁の上縁で形成された
開口からなる容器部と、容器部の開口を覆うための蓋部
とからなり、剛性を有する外箱であって、保冷内袋を保
冷内袋の収容部の開口をフラップで覆った状態で内包し
うる外箱とを用いて、保冷品を下記の方法で保冷した状
態で移送することを特徴とする保冷品の移送方法: (1)外箱の容器部内に、保冷内袋を収容部の開口を上
にして内包させ; (2)各冷媒収納容器の凹部に冷媒を入れ、凹部の開口
を冷媒収納容器のフラップで覆うことにより、冷媒収納
容器内に冷媒を収納し; (3)保冷品と、冷媒を収納した冷媒収納容器全てと
を、保冷内袋内に収納し; (4)保冷内袋のフラップで、保冷内袋の凹部の開口を
覆い; (5)外箱の蓋部で外箱の容器部の開口を閉じる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の保冷包装容器(A)は、
保冷包装容器内部の保冷品収納部分の内部温度差が30
℃以内のものであり、物品収納部分に収納した保冷品の
部分的な過冷却を防ぐことができる。なお、本発明にお
いて、保冷品とは、保冷包装容器内に収容して保冷する
対象である物品を意味する。本発明の保冷包装容器
(B)は、40℃の温度下に放置した場合に、保冷包装
容器内部の保冷品収納部分の72時間経過後の温度変化
が10℃以内である保冷包装容器であって、長時間に亘
って保冷効果を持続することができる。
【0010】本発明の保冷包装容器(C)は、外箱と、
外箱内部に内装梱包される保冷内袋からなる。保冷内袋
は金属内層及び断熱外層からなる多層シートで形成さ
れ、金属内層が保冷内袋の内側表面層を形成している。
保冷品を冷媒と共に、金属内層を有する保冷内袋に収納
した状態で外箱で梱包することにより、保冷効果が向上
する。また、保冷内袋の金属内層は、冷熱を保冷内袋内
に反射して保冷効果を高め、断熱外層は、保冷内袋内外
の熱の伝導を防ぎ、保冷効果を高める。外箱及び保冷内
袋の外形及び内部の収容部の大きさ及び形状に特に制限
はなく、各々直方体、立方体、円筒状等、保冷品の形状
等に応じて任意な形状とすることができる。また、外箱
1つに対して外箱の内面に外面が当接するような大きさ
及び形状の保冷内袋1つを組み合わせて用いてもよく、
外箱1つに対して複数の保冷内袋を組み合わせて用いて
もよい。
【0011】外箱は、物品の収納、移送に通常用いられ
る材質の箱であれば特に制限はなく、例えば紙製又はプ
ラスチック製の段ボール箱、発泡プラスチック製の箱な
どを用いることができる。段ボール製や、発泡プラスチ
ック製の箱を用いると、保冷効果を高めることができ
る。
【0012】保冷内袋を形成する多層シートは、金属内
層及び断熱外層からなる。金属内層は、保冷内袋の内側
表面層を形成している。断熱外層は、発泡プラスチック
層など、気泡を有する層を有することが好ましく、気泡
を有する層の外側に更にプラスチックシート、金属層等
の最外層を有することが好ましい。
【0013】外箱を形成する発泡プラスチック及び保冷
内袋の発泡プラスチック層に用いられる発泡プラスチッ
クとしては、例えば、発泡ポリスチレン、発泡ポリエチ
レン、発泡ポリプロピレン、発泡ポリスチレン、発泡ポ
リウレタ等が挙げられる。外箱用の発泡プラスチックと
しては、硬質又は半硬質の発泡プラスチックを用いるこ
とが好ましい。保冷内袋用の発泡プラスチックとして
は、硬質、半硬質、軟質のいずれの発泡プラスチックを
用いてもよい。硬質又は半硬質発泡プラスチックを用い
た場合、強度に優れる自立性の保冷内袋が得られ、軟質
発泡プラスチックを用いた場合、折り目を形成しなくて
も折り畳み自在な保冷内袋が得られる。
【0014】保冷内袋の金属内層、及び最外層の金属層
としては、例えば蒸着金属膜又は金属箔が挙げられ、ま
た、断熱外層の発泡プラスチック層に面するプラスチッ
クライニングを有する蒸着金属膜又は金属箔であっても
よい。蒸着金属膜又は金属箔は、熱線反射性を有してい
れば特に限定されるものではなく、例えば、金、銀、
銅、アルミニウム、ステンレスなどの金属単体、合金、
及び、酸化珪素、酸化錫などの金属酸化物が挙げられ
る。中でも、低価格、良好な成形性の点から、アルミニ
ウムの蒸着膜又は箔が好ましい。なお、金属内層及び最
外層の金属層の表面は、金属内層及び金属層の保護のた
めに、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート(P
ET)等の透明プラスチックでコーティングされていて
もよい。プラスチックライニングの材料としては、ポリ
エチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリア
ミド類等のクロス、フィルムなどのプラスチックシート
が好ましい。
【0015】保冷内袋の最外層のプラスチックシートと
しては、プラスチック製のクロス、フィルム等が好まし
い。プラスチックシートの材料としては、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリアミド
類、ポリエステル類、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリ
デン等が挙げられる。
【0016】保冷内袋は、冷媒を収納する本発明の冷媒
収納容器と組み合わせて用いることが好ましい。本発明
の保冷容器は、保冷内袋と冷媒収納容器とを組み合わせ
たものであり、(A)(a)金属内層及び断熱外層から
なる多層シートで形成され、金属内層が内側表面層であ
る保冷内袋であって、(b)底部、底部の周縁から上方
に延出する壁及び壁の上縁で形成された開口からなる収
容部及び(c)壁の上縁から延出する、開口を覆うため
のフラップからなる保冷内袋;及び(B)(a)金属内
層及び断熱外層からなる多層シートで形成され、金属内
層が内側表面層である冷媒収納容器であって、(b)冷
媒を収容するための開口を有する凹部及び(c)凹部の
開口周縁から延出する、凹部の開口を覆うためのフラッ
プからなり、(d)保冷内袋内に空間を残して収容可能
な冷媒収納容器;からなる。
【0017】冷媒を上記の冷媒収納容器に収納して保冷
に用いることにより、冷媒から放散する冷気が冷媒収納
容器の金属内層によって反射され、冷気の過度の放散が
抑制される。また、冷媒収納容器の断熱外層は、冷媒収
納容器内外の熱の伝導を防ぎ、部分的な過冷却や、冷気
の過度の放散が抑制される。また、冷媒収納容器の開口
をフラップによって覆うことにより、保冷内袋内への冷
気の過度の放散が抑制され、収容部の開口とフラップと
の隙間から適量の冷気が保冷内袋内へ放散される。この
ようにして、冷媒の消費の抑制と過度の冷却及び部分的
な過冷却を防ぐことができる。冷媒収納容器の数には制
限はなく、1個でも複数個でもよいが、保冷内袋内の冷
却の均一化を図るためには、複数個用いることが好まし
い。
【0018】保冷内袋及び冷媒収納容器を形成する多層
シートの好ましい態様は、先に保冷内袋について記載し
たと同様である。例えば、保冷内袋及び冷媒収納容器の
各々を形成する多層シートは、断熱外層が金属内層に接
する発泡プラスチック層及び発泡プラスチック層に接す
る最外層からなることが好ましい。例えば、保冷内袋及
び冷媒収納容器の各々を形成する多層シートにおいて、
発泡プラスチック層を軟質発泡プラスチック層とし、最
外層がプラスチックシート又は金属層とすることができ
る。また、保冷内袋を形成する多層シートにおいて、金
属内層を、発泡プラスチック層に面するプラスチックラ
イニングを有する蒸着金属膜又は金属箔とし、最外層を
発泡プラスチック層に面するプラスチックライニングを
有する蒸着金属膜又は金属箔としてもよい。また冷媒収
納容器を形成する多層シートにおいて、金属内層を発泡
プラスチック層に面するプラスチックライニングを有す
る蒸着金属膜又は金属箔としてもよく、最外層を発泡プ
ラスチック層に面するプラスチックライニングを有する
蒸着金属膜又は金属箔としてもよい。
【0019】保冷内袋の底部の形状は特に制限はなく、
円形、四角形、楕円形等任意の形状とすることができ、
平坦であってもよく、湾曲していてもよい。開口の形状
も特に制限はない。壁の上縁から延出するフラップは、
折り曲げて開口を覆うためのものであり、壁の上縁の一
部から延出する1枚のフラップであってもよく、上縁の
複数の部分から延出する複数枚のフラップであってもよ
い。また、壁の上部を折り曲げて開口を覆うフラップと
してもよい。図1に示す態様の保冷内袋においては、保
冷内袋1の収容部11が、方形の底部12(図示せ
ず)、底部12の四辺から上方に延出する4つの方形の
壁(13a、13b、13c及び13d)、及び、4つ
の壁(13a、13b、13c及び13d)の上辺で形
成された方形の開口14からなり、4つの壁(13a、
13b、13c及び13d)各々の上辺から4枚のフラ
ップ(15a、15b、15c及び15d)が延出して
いる。
【0020】保冷内袋のフラップを蓋フラップとし、蓋
フラップの下に更に内部フラップを設けることにより、
保冷効果により優れる保冷内袋が得られる。図7に、こ
の態様の保冷内袋を示す。保冷内袋101の収容部11
1が、方形の底部112、底部の四辺から上方に延出す
る4つの方形の壁(113a、113b、113c及び
113d)、及び、4つの壁(113a、113b、1
13c及び113d)の上辺で形成された方形の開口1
14からなり1つの壁113aの上辺から、開口114
を覆うための1つの方形の蓋フラップ116が延出して
いる。各壁(113a、113b、113c及び113
d)の上辺に、蓋フラップ116の下で収容部111の
開口114を覆うための内部フラップ(117a、11
7b、117c及び117d)が取り付けられている。
蓋フラップ116の3辺からは、係止フラップ(116
x、116y及び116z)が曲折可能に延出してお
り、蓋フラップ116を閉じるときに、それぞれ壁11
3b、113c及び113dと面ファスナー等で係止さ
れる。内部フラップは、保冷内袋の開口に面する金属内
層と補強外層とからなる多層シートとすることが好まし
い。また、内部フラップの補強外層がプラスチックシー
トであり、金属内層が補強外層に面するプラスチックラ
イニングを有する蒸着金属膜又は金属箔であることがよ
り好ましい。
【0021】冷媒収納容器の凹部及び開口の形状には特
に制限はない。冷媒収納容器の凹部の開口周縁から延出
するフラップは、折り曲げて開口を覆うためのものであ
り開口周縁の一部から延出する1枚のフラップであって
もよく、開口周縁の複数の部分から延出する複数枚のフ
ラップであってもよい。また、凹部の上部を折り曲げて
開口を覆うフラップとしてもよい。図2に示す態様の冷
媒収納容器においては、冷媒収納容器2の凹部21が、
方形の底部22、底部22の四辺から上方に延出する4
つの方形の壁(23a、23b、23c及び23d)、
及び、4つの壁(23a、23b、23c及び23d)
の上辺で形成された方形の開口24からなり、4つの壁
(23a、23b、23c及び23d)の各々の上辺か
ら4枚のフラップ(25a、25b、25c及び25
d)が延出している。
【0022】冷媒収納容器を上記の多層シートと更に緩
衝性断熱材ブロック部材とで構成してもよい。このよう
にすることにより、冷媒の変形や消費にかかわらずに冷
媒収納容器の形状を一定に保つことができ、冷媒収納容
器を複数の保冷品の仕切りや緩衝材、外箱への荷重や衝
撃に対する補強材としても利用することができる。この
ような冷媒収納容器の一例としては、(1)金属内層及
び断熱外層からなる多層シートから形成され、冷媒を収
容するための開口を有する凹部となる部分、及び、凹部
の開口周縁から延出する、凹部の開口を覆うためのフラ
ップとなる部分を有するシート部材、及び、(2)シー
ト部材の金属内層上に接合されており、凹部と、凹部の
開口を露出させて多層シートが形成する凹部に嵌合する
外形とを有する緩衝性断熱材ブロック部材とからなる冷
媒収納容器が好ましい。
【0023】上記の冷媒収納容器の一態様を、図8
(a)に示す。この冷媒収納容器5では、緩衝性断熱材
ブロック部材56が、直方体に直方体の上面と下面とに
開口を有する貫通孔57を凹部として設けた形状を有
し、シート部材51が、凹部52の底となる方形の底部
53、底部53の1対の対辺から曲折自在に延出し、底
部53に対して垂直な壁となる2つの方形の壁部(54
a及び54b)、各壁部(54a及び54b)から曲折
自在に延出し、各々壁の上辺から延出してフラップとな
る2つのフラップ部(55a及び55b)からなり、緩
衝性断熱材ブロック部材56の下面がシート部材51の
底部53の金属内層上に接着されている。
【0024】緩衝性断熱材ブロック部材を形成する緩衝
性断熱材としては、上記したような各種発泡プラスチッ
ク、例えば、発泡ポリエチレン、発泡ポリプロピレン、
発泡ポリスチレンが好適に用いられる。また、保冷容器
内の高湿化、結露等を防止するために、緩衝性断熱材ブ
ロック部材に、吸水材のコーティング、中間層等を設け
てもよい。吸水材としては、高吸収性のポリアクリル酸
樹脂、澱粉−アクリル酸系樹脂、カルボキシメチルセル
ロース系樹脂、ビニルアルコール−アクリル酸系樹脂等
の吸水性の高い樹脂、プラスチックにグリコール、水溶
性無機物、澱粉などの高吸水性物質を添加した樹脂組成
物、パルプ、ビートモス等が挙げられる。
【0025】本発明の保冷容器には、さらに、収容部を
冷媒収納容器を収容する部分と保冷品を収容する部分と
を仕切るための本発明の冷熱制御仕切り板を用いること
が好ましい。本発明の冷熱制御仕切り板は、冷気を通気
させるための複数の貫通孔を有する。冷熱制御仕切り板
を設けることにより、保冷内袋内の保冷品を収容する部
分の過冷却を防止することができる。また、冷熱制御仕
切り板の貫通孔の配置、大きさを調整することにより、
保冷品の収容する部分への冷気の量及び冷気の方向を調
整することができ、冷却の均一化を図ることができる。
保冷品の種類、外気温度等に応じて自在に貫通孔の大き
さを調節するためには、冷熱制御仕切り板自体を貫通孔
の開口度を調節可能な構造とすることが好ましい。
【0026】冷熱制御仕切り板は、断熱材層と、断熱材
層の片面又は両面上の金属表面を有する外層、例えば緩
衝材層からなる多層構造とすることが好ましい。外層の
一方と断熱材層とを面ファスナー等で接合して積層する
ことにより、外層を断熱材層上で摺動させて冷熱制御仕
切り板の開口度を調整することができる。断熱材層の材
料としては、プラスチック段ボール、上記したような発
泡プラスチックなどが好ましく、発泡プラスチックは、
硬質又は半硬質発泡プラスチックであることが好まし
い。外層は、断熱材層に面するプラスチックライニング
を有する金属蒸着膜又は金属箔とすることが好ましい。
外層を緩衝材層とする場合には、断熱材層に面するプラ
スチックシート及びプラスチックシート上の発泡プラス
チック層からなる複合ライニングを有する金属蒸着膜又
は金属箔からなる緩衝材層が好ましい。発泡プラスチッ
ク、プラスチックライニング、プラスチックシート、金
属蒸着膜及び金属箔としては、例えば、先に保冷内袋に
ついて説明したと同様のものを用いることができる。
【0027】図3に示す冷熱制御仕切り板3は、図1の
保冷内袋1に用いられる冷熱制御仕切り板の一態様であ
り、保冷内袋1の収容部11を底部(図示せず)と開口
14とのあいだで上下2段に仕切るために用いられる。
冷熱制御仕切り板3は、外周に12個の開放貫通孔a〜
lを、外周内部に8個の貫通孔m〜tを有する。図4
は、図3に示す冷熱制御仕切り板3の多層構造と開口度
を調節した状態を示す。冷熱制御仕切り板3は、断熱材
層31と、断熱材層31の両面上の金属表面を有する外
層32及び33からなる多層構造を有する。外層32が
断熱材層31上を摺動させた状態で積層されている。そ
の結果、図3に示す状態と比較して、12個の貫通孔
a、b、c、g、h、i、m、n、o、p、q、r、s
及びtがそれぞれ部分的にふさがり、開口度が小さくな
っている。
【0028】本発明の保冷容器においては、保冷内袋上
を保冷シートで覆うことにより冷気の保冷内袋からの放
散を更に防ぐことができる。図5に示す態様の保冷シー
ト4は、図1に示す保冷内袋1に用いられるものであ
り、保冷内袋1の収容部11の開口14を、4枚のフラ
ップ(15a、15b、15c及び15d)で覆った上
に載置される。保冷シートは、断熱材層と、断熱材層の
少なくとも片面上の金属表面層からなる多層構造を有す
ることが好ましい。例えば、断熱材層の両面上に金属表
面層を設けてもよく、断熱材層の片面上に金属表面層を
設け、他の面上にプラスチックシート層を設けてもよ
い。断熱材層としては、例えば上記したような発泡プラ
スチックからなる層が好適である。金属表面層として
は、例えば、上記したような金属蒸着膜又は金属箔が、
プラスチックシート層としては、例えば上記したような
プラスチックシート材が好適に用いられる。
【0029】本発明の保冷包装容器(D)は、本発明の
保冷容器と外箱を有する。外箱としては、底部、底部の
周縁から上方に延出する壁、壁の上縁で形成された開口
からなる容器部と、容器部の開口を閉じるための蓋部と
からなり、剛性を有する外箱であって、保冷容器の保冷
内袋少なくとも1つを保冷内袋の開口をフラップで覆っ
た状態で内包しうる外箱が用いられる。外箱の形状、材
質等は、保冷包装容器Cについて説明したと同様であ
る。
【0030】本発明の保冷品の移送方法には、上記の保
冷包装容器(D)が用いられる。保冷包装容器の保冷容
器が保冷内袋及び冷媒収納容器からなる場合には、下記
の方法で保冷品を移送する。 (1)外箱の容器部内に、保冷内袋を収容部の開口を上
にして内包させ; (2)各冷媒収納容器の凹部に冷媒を入れ、凹部の開口
を冷媒収納容器のフラップで覆うことにより、冷媒収納
容器内に冷媒を収納し; (3)保冷品と、冷媒を収納した冷媒収納容器全てと
を、保冷内袋内に収納し; (4)保冷内袋のフラップで、保冷内袋の凹部の開口を
覆い; (5)外箱の蓋部で外箱の容器部の開口を閉じる。
【0031】本発明に用いられる冷媒としては、例え
ば、ドライアイスのブロック体、ドライアイス破砕品、
液体空気、液体窒素封入体、その他各種寒剤などが挙げ
られる。
【0032】本発明の保冷包装容器の保冷容器が保冷内
袋、複数の冷媒収納容器、冷熱制御仕切り板及び保冷シ
ートからなる場合には、例えば、保冷品を下記の方法で
保冷した状態で移送する。 (1)外箱の容器部内に、保冷内袋を収容部の開口を上
にして内包させ; (2)複数の冷媒収納容器の凹部に冷媒を入れ、凹部の
開口を冷媒収納容器のフラップで覆うことにより、冷媒
収納容器内に冷媒を収納し; (3)保冷内袋の収容部の底部上に保冷品を収納し; (4)保冷品の上に冷熱制御仕切り板を片方の面を保冷
品に向けて載置し; (5)冷熱制御仕切り板の上に冷媒を収納した冷媒収納
容器全てを載置し; (6)保冷内袋のフラップで、保冷内袋の凹部の開口を
覆い; (7)保冷内袋の開口を覆っているフラップの上に、保
冷シートを金属表面層をフラップに向けて載置し; (8)外箱の蓋部で外箱の容器部の開口を閉じる。
【0033】上記の態様の移送方法を、図1の保冷内
袋、図2の冷媒収納容器、図3の冷熱制御仕切り板、図
5の保冷シート及び発泡プラスチック製の外箱を用いた
態様について以下に説明する。図6に、この態様で移送
される状態の保冷包装容器の図1のA−A拡大断面図を
示す。 (1)外箱の容器部8内に、保冷内袋1を収容部11の
開口14を上にして内包させる。 (2)複数の冷媒収納容器2の凹部21に冷媒10を入
れる。冷媒収納容器2の4枚のフラップ(25a、25
b、25c及び25d)を凹部21の開口24に向けて
折り畳んで重ね、開口24を覆うことにより、冷媒収納
容器2内に冷媒10を収納する。 (3)保冷内袋1の収容部11の底部12上に保冷品9
0を収納する。 (4)保冷内袋1内に収納した保冷品90の上に、冷熱
制御仕切り板3を片方の面を保冷品90に向けて載置
し、保冷内袋1の収容部11を上下2段に仕切る。; (5)冷熱制御仕切り板3の上に、冷媒10を収納した
冷媒収納容器2全てを載置する。 (6)保冷内袋1の4枚のフラップ(15a、15b、
15c及び15d)を保冷内袋1の開口14に向けて折
り畳んで重ね、凹部11の開口14を覆う。 (7)保冷内袋1の開口14を重なって覆っている4枚
のフラップ(15a、15b、15c及び15d)の上
に、保冷シート4を金属表面層をフラップ(15a、1
5b、15c及び15d)に向けて載置する。; (8)外箱の蓋部9で外箱の容器部8の開口を閉じる。
【0034】各冷媒収納容器2内の冷媒10からの冷気
は、重なり合ったフラップ(15a、15b、15c及
び15d)の隙間から冷媒収納容器2から放出され、冷
熱制御仕切り板3の貫通孔a〜tを通って、冷熱制御仕
切り板3の下の保冷品収納部分に拡散する。
【0035】本発明の保冷包装容器の保冷容器が蓋フラ
ップ及び内部フラップを有する保冷内袋、及び、シート
部材と緩衝性断熱材ブロック部材からなる複数の冷媒収
納容器からなる場合には、例えば、保冷品を下記の方法
で保冷した状態で移送する。 (1)外箱の容器部内に、保冷内袋を収容部の開口を上
にして内包させ; (2)各冷媒収納容器のシート部材の凹部内の緩衝性断
熱材ブロック部材の凹部に冷媒を入れ、両凹部の開口を
フラップで覆うことにより、冷媒収納容器内に冷媒を収
納し; (3)保冷内袋の収容部内に、冷媒を収納した複数の冷
媒収納容器と複数の保冷品とを、交互に配列させて収納
し; (4)保冷内袋の内部フラップで、保冷内袋の凹部の開
口を覆い; (5)保冷内袋の蓋フラップで、保冷内袋の凹部の開口
を閉じ; (6)外箱の蓋部で外箱の容器部の開口を閉じる。
【0036】上記の態様の移送方法を、図7の保冷内
袋、図8の冷媒収納容器及び図9に示すプラスチック段
ボール製の外箱を用いた態様について以下に説明する。
ここで、図9に示すプラスチック段ボール製の外箱は、
1枚のプラスチック段ボールシートから組み立てられて
おり、容器部6と、容器部6とヒンジ部8を介して連結
している蓋部7からなる。容器部6は、方形の底部6
1、底部61の四辺から上方に延出する4つの方形の壁
(62、63、64及び65)を有する。対向する壁6
4及び65左右の辺からは、4枚の補強フラップ(6
6、67、68及び69)が曲折して延出している。他
の対向する壁62及び63には、凹凸が形成され、把手
部(80、他方は図示せず)が設けられている。蓋部7
は、容器部6の壁64の上辺からヒンジ部8を介して延
出する天板71、天板71の他の3辺からそれぞれ曲折
可能に延出している右フラップ72、左フラップ73及
び前フラップ74からなる。右フラップ72及び左フラ
ップ73には、容器部6の把手部を露出させるための窓
75及び76が設けられている。図10に、上記の態様
で移送される状態の保冷包装容器の図7のB−B拡大断
面図を示す。
【0037】(1)外箱の容器部6内に、保冷内袋10
1を収容部111の開口114を上にして内包させる。 (2)図8(a)に示す各冷媒収納容器5のシート部材
51の凹部52内の緩衝性断熱材ブロック部材56の凹
部57に冷媒10を入れる。2枚のフラップ(55a及
び55b)をそれぞれ矢印の方向に畳んで重ね、両凹部
(52及び57)の開口を覆うことにより、冷媒収納容
器5内に冷媒10を収納する。 (3)保冷内袋101の収容部111内に、冷媒10を
収納した複数の冷媒収納容器5と複数の保冷品90と
を、交互に配列させて収納する。冷媒収納容器5は、図
8(b)に示すように、壁部54aを下にして収納す
る。 (4)保冷内袋101の4枚の内部フラップ(117
a、117b、117c及び117d)を折り畳んで重
ね、保冷内袋101の凹部111の開口114を覆う。 (5)重なって内部フラップ(117a、117b、1
17c及び117d)の上から、保冷内袋101の蓋フ
ラップ116で、保冷内袋101の凹部111の開口を
閉じる。係止フラップ(116x、116y及び116
z)と壁113b、113c及び113dの外面とを、
面ファスナー等で係止する。; (6)外箱の蓋部7で外箱の容器部6の開口を閉じる。
右フラップ72、左フラップ73及び前フラップ74と
壁62、63及び65の外面とを、面ファスナー等で係
止する。
【0038】各冷媒収納容器5内の冷媒10からの冷気
は、重なり合ったフラップ(55a及び55b)の隙間
から冷媒収納容器5から放出され、保冷内袋101の収
容部111内に拡散する。
【0039】本発明の移送方法で移送される保冷品とし
ては、特に制限はなく、生鮮食料品、冷凍食品、医薬
品、電子部品等、保冷を必要とする各種の保冷品に好適
に用いられる。
【0040】
【実施例】実施例1 図1に示す保冷内袋1個、図2に示す冷媒収納容器4
個、図3に示す冷熱制御仕切り板1枚及び図5に示す保
冷シート1枚からなる保冷容器を作製し、この保冷容器
と外箱からなる保冷包装容器を作製した。 ・保冷内袋1の構成 層構成: ポリエチレンフィルム(15μm、表面コー
ティング)/アルミニウム箔(8μm)(内側表面層)
/軟質発泡ポリエチレン(3mm)/ポリエチレンテレ
フタレートフィルム(15μm) 収容部11の外形寸法: 275mm×590mm×高
さ300mm フラップ15a、15cの寸法: 590mm×200
mm フラップ15b、15dの寸法: 275mm×200
mm
【0041】・冷媒収納容器2の構成 層構成: 保冷内袋1の層構成と同じ 凹部21の外形寸法: 275mm×110mm×高さ
120mm フラップ25a、25cの寸法: 110mm×100
mm フラップ25b、25dの寸法: 275mm×100
mm ・冷熱制御仕切り板3の構成 層構成: ポリエチレンフィルム(15μm、表面コー
ティング)/アルミニウム箔(8μm)/軟質発泡ポリ
エチレン(3mm)/ポリエチレンフィルム(15μ
m)/半硬質発泡ポリエチレン(10mm)/面ファス
ナー片/ポリエチレンフィルム(15μm)/軟質発泡
ポリエチレン(3mm)/アルミニウム箔(8μm)/
ポリエチレンフィルム(15μm、表面コーティング) 寸法: 幅273mm×長さ585mm 貫通孔の直径: 半月貫通孔a〜l: 30mm、貫通
孔m〜t: 15mm
【0042】・保冷シート4の構成 層構成: 保冷内袋1の層構成と同じ 寸法: 幅290mm×長さ605mm ・外箱の構成 材質: 厚み30mmの硬質発泡ポリスチロール 外形寸法: 幅333mm×長さ665mm×高さ37
5mm
【0043】実施例2 図7に示す保冷内袋1個、図8に示す冷媒収納容器2個
からなる保冷容器を作製し、この保冷容器と図9に示す
外箱からなる保冷包装容器を作製した。 ・保冷内袋101の構成 収容部111及び蓋フラップ116の層構成: ポリエ
チレンテレフタレートフィルム(15μm、表面コーテ
ィング)/蒸着アルミニウム膜(15μm)(内側表面
層)/軟質発泡ポリエチレン(5mm)/ポリエチレン
クロス(25μm)/アルミニウム箔(15μ) 内部フラップ(117a、117b、117c及び11
7d)の層構成: ポリエチレンフィルム(15μm、
表面コーティング)/アルミニウム箔(15μm)(内
側表面層)/ポリエチレンクロス(25μm)/ナイロ
ン布(25μm) 係止フラップ116x、116y及び116zの層構
成: ポリエチレンテレフタレートフィルム(15μ
m、表面コーティング)/蒸着アルミニウム膜(15μ
m)(内側表面層)/ポリエチレンクロス(25μm)
/軟質発ポリエチレン(5mm)/ポリエチレンクロス
(25μm)/アルミニウム箔(15μm)/ポリエチ
レンテレフタレートフィルム(15μm、表面コーティ
ング) 収容部111の外形寸法: 710mm×400mm×
高さ210mm 内部フラップ117a及び117cの寸法:700mm
×100mm 内部フラップ117b及び117dの寸法:400mm
×410mm 係止フラップ116x及び116zの寸法: 400m
m×70mm 係止フラップ116yの寸法: 710mm×70mm
【0044】・冷媒収納容器5の構成 緩衝性断熱材ブロック部材56 材質: 半硬質25倍発泡ポリエチレン 外形寸法: 165mm×370mm×高さ60mm 凹部寸法: 125mm×245mm×高さ60mm シート部材51の層構成: ポリエチレンフィルム(1
5μm、表面コーティング)/アルミニウム箔(8μ
m)/ポリエチレンクロス(10μm)/軟質発泡ポリ
エチレン(3mm)/ポリエチレンクロス(10μm)
/アルミニウム箔(8μm)/ポリエチレンフィルム
(15μm、表面コーティング) フラップ55aの寸法: 370mm×165mm フラップ55bの寸法: 370mm×170mm
【0045】・外箱の構成 厚さ5mmのプラスチック段ボール製の展開シートから
組み立てた外箱を用いた。 外箱の外形寸法:760mm×430mm×230mm
【発明の効果】本発明によれば、保冷品を過冷却するこ
となく、かつ、冷媒の消耗を抑制しつつ、長期間保冷し
て移送することができる。また、本発明によれば、保冷
品の部分的な過冷却や部分的な冷却不足を防止すること
もできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いられる保冷内袋の一態様を示す斜
視図である。
【図2】本発明に用いられる冷媒収納容器の一態様を示
す斜視図である。
【図3】本発明の冷熱制御仕切り板の一態様を示す斜視
図である。
【図4】図3の冷熱制御仕切り板の層構成を示す斜視図
である。
【図5】本発明に用いられる保冷シートの一態様を示す
斜視図である。
【図6】本発明の一態様の保冷包装容器を用いて保冷品
を保冷する状態を示す断面図である。
【図7】本発明に用いられる保冷内袋の一態様を示す斜
視図である。
【図8】本発明に用いられる冷媒収納容器の一態様を示
す斜視図である。
【図9】本発明に用いられる外箱の一態様を示す斜視図
である。
【図10】本発明の一態様の保冷包装容器を用いて保冷
品を保冷する状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 保冷内袋 11 収容部 14 開口 15a、15b、15c、15d フラップ 2 冷媒収納容器 21 凹部 24 開口 25a、25b、25c、25d フラップ 3 冷熱制御仕切り板 a、b、c、d、e、f、g、h、i、j、k、l、
m、n、o、p、q、r、s、t 貫通孔 4 保冷シート 101 保冷内袋 111 収容部 114 開口 116 蓋フラップ 117a、117b、117c、117d 内部フラッ
プ 5 冷媒収納容器 51 シート部材 52 凹部 53 底部 55a、55b フラップ 56 緩衝性断熱材ブロック部材 57 貫通孔 6 容器部 7 蓋部 8 ヒンジ部 9 蓋部 10 冷媒 90 保冷品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 81/107 B65D 81/26 C 81/26 81/38 H 81/38 T 81/04 (72)発明者 菊池 正雄 茨城県日立市東町四丁目13番1号 日立化 成工業株式会社山崎事業所内 (72)発明者 遠藤 圭一 茨城県日立市東町四丁目13番1号 日立化 成工業株式会社山崎事業所内 (72)発明者 田中 一行 茨城県日立市東町四丁目13番1号 日立化 成工業株式会社山崎事業所内 Fターム(参考) 3E060 AA03 AB05 BA06 BC01 BC04 CG03 DA24 3E066 AA15 BA02 CA01 CA03 CB02 DA01 JA01 LA16 NA60 3E067 AA11 AB99 AC03 BA05C BA12B BB02C BB14B BB14C BB17B BB17C BB25B BC06B BC06C CA18 CA30 EA01 EA32 EB17 EB27 EC36 EE21 EE43 FA04 FC01 GA02 GB02 GD01 GD03 3E086 AA23 AC31 AD01 AD21 BA04 BA13 BA16 BB37 BB84

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保冷包装容器内部の保冷品収納部分の内
    部温度差が30℃以内である保冷包装容器。
  2. 【請求項2】40℃の温度下に放置した保冷包装容器に
    おいて、保冷包装容器内部の保冷品収納部分の72時間
    経過後の温度変化が10℃以内である保冷包装容器。
  3. 【請求項3】 外箱と、外箱内部に内装梱包される保冷
    内袋からなる保冷包装容器であって、保冷内袋が金属内
    層及び断熱外層からなる多層シートで形成され、金属内
    層が内側表面層である保冷包装容器。
  4. 【請求項4】 (A)(a)金属内層及び断熱外層から
    なる多層シートで形成され、金属内層が内側表面層であ
    る保冷内袋であって、(b)底部、底部の周縁から上方
    に延出する壁及び壁の上縁で形成された開口からなる収
    容部及び(c)壁の上縁から延出する、開口を覆うため
    のフラップからなる保冷内袋;及び (B)(a)金属内層及び断熱外層からなる多層シート
    で形成され、金属内層が内側表面層である冷媒収納容器
    であって、(b)冷媒を収容するための開口を有する凹
    部及び(c)凹部の開口周縁から延出する、凹部の開口
    を覆うためのフラップからなり、(d)保冷内袋内に空
    間を残して収容可能な冷媒収納容器;からなる保冷容
    器。
  5. 【請求項5】 保冷内袋及び冷媒収納容器の各々を形成
    する多層シートにおいて、断熱外層が金属内層に接する
    発泡プラスチック層及び発泡プラスチック層に接する最
    外層からなる請求項4記載の保冷容器。
  6. 【請求項6】 保冷内袋及び冷媒収納容器の各々を形成
    する多層シートにおいて、発泡プラスチック層が軟質発
    泡プラスチック層であり、最外層がプラスチックシート
    又は金属層である請求項2記載の保冷容器。
  7. 【請求項7】 保冷内袋を形成する多層シートにおい
    て、金属内層が、発泡プラスチック層に面するプラスチ
    ックライニングを有する蒸着金属膜又は金属箔であり、
    最外層が発泡プラスチック層に面するプラスチックライ
    ニングを有する蒸着金属膜又は金属箔である請求項6記
    載の保冷容器。
  8. 【請求項8】 冷媒収納容器を形成する多層シートにお
    いて、金属内層が発泡プラスチック層に面するプラスチ
    ックライニングを有する蒸着金属膜又は金属箔である請
    求項6又は7記載の保冷容器。
  9. 【請求項9】 冷媒収納容器を形成する多層シートにお
    いて、最外層が発泡プラスチック層に面するプラスチッ
    クライニングを有する蒸着金属膜又は金属箔である請求
    項5〜7いずれかに記載の保冷容器。
  10. 【請求項10】 更に、 (C)保冷内袋の収容部を底部と開口との間で上下2段
    に仕切るための冷熱制御仕切り板であって、両面に貫通
    する貫通孔を複数有する冷熱制御仕切り板を有する請求
    項4〜9いずれかに記載の保冷容器。
  11. 【請求項11】 冷熱制御仕切り板が、貫通孔の開口度
    が調節可能であるものである請求項10記載の保冷容
    器。
  12. 【請求項12】 更に、 (D)断熱材層と断熱材層の少なくとも片面上の金属表
    面層からなる多層構造を有し、保冷内袋の収容部の開口
    を、フラップで覆った上から更に覆うための保冷シート
    を有する請求項10又は11記載の保冷容器。
  13. 【請求項13】 保冷内袋の収容部が、方形の底部、底
    部の四辺から上方に延出する4つの方形の壁、及び、4
    つの壁の上辺で形成された方形の開口からなり、4つの
    壁各々の上辺から4枚のフラップが延出しており;各冷
    媒収納容器において、凹部が方形の底部、底部の四辺か
    ら上方に延出する4つの方形の壁、及び、4つの壁の上
    辺で形成された方形の開口からなり、4つの壁の各々の
    上辺から4枚のフラップが延出しており;冷熱制御仕切
    り板が、断熱材層と断熱材層の両面上の金属表面を有す
    る緩衝材層からなる多層構造を有する;請求項12記載
    の保冷容器。
  14. 【請求項14】 冷熱制御仕切り板の断熱材層がプラス
    チック段ボール又は硬質若しくは半硬質発泡プラスチッ
    ク層であり、冷熱制御仕切り板の各緩衝材層が断熱材層
    に面するプラスチックシート及びプラスチックシート上
    の発泡プラスチック層からなる複合ライニングを有する
    金属蒸着膜又は金属箔であり、保冷シートが断熱材層の
    片面上に金属表面層を有し、他方の面上にプラスチック
    シート層を有する請求項13記載の保冷容器。
  15. 【請求項15】 保冷内袋の収容部が、方形の底部、底
    部の四辺から上方に延出する4つの方形の壁、及び、4
    つの壁の上辺で形成された方形の開口からなり、壁の上
    辺から延出するフラップが、1つの壁の上辺から延出
    し、方形の開口を覆うための1つの方形の蓋フラップで
    あり;各壁の上辺に、蓋フラップの下で収容部の開口を
    覆うための内部フラップが取り付けられており、各内部
    フラップが、保冷内袋の開口に面する金属内層と補強外
    層とからなる多層シートであり;各冷媒収納容器が、金
    属内層及び断熱外層からなる多層構造を有する多層シー
    トから形成され、冷媒を収容するための開口を有する凹
    部となる部分、及び、凹部の開口周縁から延出する、凹
    部の開口を覆うためのフラップとなる部分を有するシー
    ト部材、並びに、シート部材の金属内層上に接合されて
    おり、凹部と、凹部の開口を露出させてシート部材が形
    成する凹部に嵌合する外形とを有する緩衝性断熱材ブロ
    ック部材とからなるものである;請求項4〜9いずれか
    に記載の保冷容器。
  16. 【請求項16】 各冷媒収納容器において、緩衝性断熱
    材ブロック部材が、発泡プラスチック製であって、直方
    体に直方体の上面と下面とに開口を有する貫通孔を凹部
    として設けた形状を有し、シート部材が、凹部の底とな
    る方形の底部、底部の1対の対辺から曲折自在に延出
    し、底部に対して垂直な壁となる2つの方形の壁部、各
    壁部から曲折自在に延出し、各々壁の上辺から延出して
    フラップとなる2つのフラップ部からなり、緩衝性断熱
    材ブロック部材の下面がシート部材の底部の金属内層上
    に接合されている請求項15記載の保冷容器。
  17. 【請求項17】 内部フラップの補強外層がプラスチッ
    クシートであり、金属内層が補強外層に面するプラスチ
    ックライニングを有する蒸着金属膜又は金属箔である請
    求項15又は16記載の保冷容器。
  18. 【請求項18】 冷媒がドライアイスである請求項4〜
    17いずれかに記載の保冷容器。
  19. 【請求項19】 請求項4〜18いずれかに記載の保冷
    容器及び(E)底部、底部の周縁から上方に延出する
    壁、壁の上縁で形成された開口からなる容器部と、容器
    部の開口を閉じるための蓋部とからなり、剛性を有する
    外箱であって、保冷容器の保冷内袋を保冷内袋の開口を
    フラップで覆った状態で内包しうる外箱を有する保冷包
    装容器。
  20. 【請求項20】 (a)金属内層及び断熱外層からなる
    多層シートで形成され、金属内層が内側表面層である冷
    媒収納容器であって、(b)方形の底部、底部の四辺か
    ら上方に延出する4つの方形の壁及び4つの壁の上辺で
    形成された方形の開口からなる冷媒を収容するための凹
    部、及び、(c)4つの壁の各々の上辺から延出する開
    口を覆うための4枚のフラップからなる冷媒収納容器。
  21. 【請求項21】 金属内層が金属膜又は箔である請求項
    20記載の冷媒収納容器。
  22. 【請求項22】 断熱外層が金属内層に接する発泡プラ
    スチック層及び発泡プラスチック層に接する最外層から
    なる請求項20又は21記載の冷媒収納容器。
  23. 【請求項23】 発泡プラスチック層が軟質発泡プラス
    チック層であり、最外層がプラスチックシート又は金属
    層である請求項22記載の冷媒収納容器。
  24. 【請求項24】(1)金属内層及び断熱外層からなる多
    層シートから形成され、冷媒を収容するための開口を有
    する凹部となる部分、及び、凹部の開口周縁から延出す
    る、凹部の開口を覆うためのフラップとなる部分を有す
    るシート部材、及び、 (2)シート部材の金属内層上に接合されており、凹部
    と、凹部の開口を露出させてシート部材が形成する凹部
    に嵌合する外形とを有する緩衝性断熱材ブロック部材;
    とからなる冷媒収納容器。
  25. 【請求項25】 金属内層が金属膜又は箔である請求項
    24記載の冷媒収納容器。
  26. 【請求項26】 緩衝性断熱材ブロック部材が、発泡プ
    ラスチック製であって、直方体に直方体の上面と下面と
    に開口を有する貫通孔を凹部として設けた形状を有し、
    シート部材が、凹部の底となる方形の底部、底部の1対
    の対辺から曲折自在に延出し、底部に対して垂直な壁と
    なる2つの方形の壁部、各壁部から曲折自在に延出し、
    各々壁の上辺から延出してフラップとなる2つのフラッ
    プ部からなり、緩衝性断熱材ブロック部材の下面がシー
    ト部材の底部の金属内層上に接着されている請求項24
    又は25記載の冷媒収納容器。
  27. 【請求項27】 多層シートにおいて、断熱外層が、金
    属内層に接する発泡プラスチック層及び発泡プラスチッ
    ク層に接する最外層からなる請求項24〜26いずれか
    に記載の冷媒収納容器。
  28. 【請求項28】 多層シートにおいて、発泡プラスチッ
    ク層が軟質発泡プラスチック層であり、最外層がプラス
    チックシート又は金属層である請求項27記載の冷媒収
    納容器。
  29. 【請求項29】 多層シートにおいて、最外層が発泡プ
    ラスチック層に面するプラスチックライニングを有する
    蒸着金属膜又は金属箔である請求項28記載の冷媒収納
    容器。
  30. 【請求項30】 多層シートにおいて、金属内層が発泡
    プラスチック層に面するプラスチックライニングを有す
    る蒸着金属膜又は金属箔である請求項24〜29いずれ
    かに記載の冷媒収納容器。
  31. 【請求項31】 冷気を通気させるための複数の貫通孔
    を有する冷熱制御仕切り板。
  32. 【請求項32】 貫通孔の開口度が調整可能な請求項3
    1記載の冷熱制御仕切り板。
  33. 【請求項33】 断熱材層と断熱材層の両面上の金属表
    面を有する緩衝材層からなる冷熱制御仕切り板であっ
    て、冷熱制御仕切り板の両面に貫通する複数の貫通孔を
    有する請求項31記載の冷熱制御仕切り板。
  34. 【請求項34】 断熱材層が硬質又は半硬質発泡プラス
    チック層であり、各緩衝材層が断熱材層に面するプラス
    チックシート及びプラスチックシート上の軟質発泡プラ
    スチック層からなる複合ライニングを有する金属蒸着膜
    又は金属箔である請求項33記載の冷熱制御仕切り板。
  35. 【請求項35】 少なくとも一方の緩衝材層が断熱材層
    上を摺動可能であり、該緩衝材層を断熱材層上を摺動さ
    せることにより貫通孔の開口度を調整可能である請求項
    33又は34記載の冷熱制御仕切り板。
  36. 【請求項36】 請求項4〜9いずれかに記載の保冷容
    器と、底部、底部の周縁から上方に延出する壁、壁の上
    縁で形成された開口からなる容器部と、容器部の開口を
    覆うための蓋部とからなり、剛性を有する外箱であっ
    て、保冷内袋を保冷内袋の収容部の開口をフラップで覆
    った状態で内包しうる外箱とを用いて、保冷品を下記の
    方法で保冷した状態で移送することを特徴とする保冷品
    の移送方法: (1)外箱の容器部内に、保冷内袋を収容部の開口を上
    にして内包させ; (2)冷媒収納容器の凹部に冷媒を入れ、凹部の開口を
    冷媒収納容器のフラップで覆うことにより、冷媒収納容
    器内に冷媒を収納し; (3)保冷品と、冷媒を収納した冷媒収納容器とを、保
    冷内袋内に収納し; (4)保冷内袋のフラップで、保冷内袋の凹部の開口を
    覆い; (5)外箱の蓋部で外箱の容器部の開口を閉じる。
  37. 【請求項37】 冷媒がドライアイスである請求項36
    記載の移送方法。
  38. 【請求項38】 請求項12〜14いずれかに記載の保
    冷容器と、底部、底部の周縁から上方に延出する壁、壁
    の上縁で形成された開口からなる容器部と、容器部の開
    口を覆うための蓋部とからなり、剛性を有する外箱であ
    って、保冷内袋を保冷内袋の収容部の開口をフラップで
    覆った状態で内包しうる外箱とを用いて、保冷品を下記
    の方法で保冷した状態で移送することを特徴とする保冷
    品の移送方法: (1)外箱の容器部内に、保冷内袋を収容部の開口を上
    にして内包させ; (2)複数の冷媒収納容器の凹部に冷媒を入れ、凹部の
    開口を冷媒収納容器のフラップで覆うことにより、冷媒
    収納容器内に冷媒を収納し; (3)保冷内袋の収容部の底部上に保冷品を収納し; (4)保冷品の上に冷熱制御仕切り板を片方の面を保冷
    品に向けて載置し; (5)冷熱制御仕切り板の上に冷媒を収納した冷媒収納
    容器を載置し; (6)保冷内袋のフラップで、保冷内袋の凹部の開口を
    覆い; (7)保冷内袋の開口を覆っているフラップの上に、保
    冷シートを金属表面層をフラップに向けて載置し; (8)外箱の蓋部で外箱の容器部の開口を閉じる。
  39. 【請求項39】 冷媒がドライアイスである請求項38
    記載の移送方法。
  40. 【請求項40】 請求項15〜17いずれかに記載の保
    冷容器と、底部、底部の周縁から上方に延出する壁、壁
    の上縁で形成された開口からなる容器部と、容器部の開
    口を覆うための蓋部とからなり、剛性を有する外箱であ
    って、保冷内袋を保冷内袋の収容部の開口をフラップで
    覆った状態で内包しうる外箱とを用いて、保冷品を下記
    の方法で保冷した状態で移送することを特徴とする保冷
    品の移送方法: (1)外箱の容器部内に、保冷内袋を収容部の開口を上
    にして内包させ; (2)複数の冷媒収納容器のシート部材の凹部内の緩衝
    性断熱材ブロック部材の凹部に冷媒を入れ、両凹部の開
    口をフラップで覆うことにより、冷媒収納容器内に冷媒
    を収納し; (3)保冷内袋の収容部内に、冷媒を収納した複数の冷
    媒収納容器と複数の保冷品とを、交互に配列させて収納
    し; (4)保冷内袋の内部フラップで、保冷内袋の凹部の開
    口を覆い; (5)保冷内袋の蓋フラップで、保冷内袋の凹部の開口
    を閉じ; (6)外箱の蓋部で外箱の容器部の開口を閉じる。
  41. 【請求項41】 冷媒がドライアイスである請求項40
    記載の移送方法。
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