JPH1134402A - 記録装置 - Google Patents
記録装置Info
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- JPH1134402A JPH1134402A JP20970597A JP20970597A JPH1134402A JP H1134402 A JPH1134402 A JP H1134402A JP 20970597 A JP20970597 A JP 20970597A JP 20970597 A JP20970597 A JP 20970597A JP H1134402 A JPH1134402 A JP H1134402A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は複数の光ビームにより安価で安定した
高速記録を行うことのできる記録装置を提供する。 【解決手段】ビデオインターフェイス部10は、記録デ
ータ幅mと光ビーム数nとの積m×nのデータ幅を有す
るページメモリ14へのビットマップデータの書込時、
各光ビームに対応したページメモリ14のデータ幅m内
の書込ライン位置に、ビットマップデータをライン毎に
書き込む。ページメモリ14からのビットマップデータ
の読出時、ページメモリ14から光ビーム数nのライン
のビットマップデータを並列に読み出して、それぞれラ
インバッファLB1〜LBnに書き込み、基準クロック
Xnと各光ビームの主走査方向の位置を示すビーム位置
検出信号から各光ビームに同期した書込開始信号で、各
ラインバッファLB1〜LBnからビットマップデータ
の読み出しを開始し、光ビームに同期した書込クロック
に基づいて、ラインバッファLB1〜LBnからビット
マップデータを読み出して、複数の光ビームにより感光
体を一括走査する。
高速記録を行うことのできる記録装置を提供する。 【解決手段】ビデオインターフェイス部10は、記録デ
ータ幅mと光ビーム数nとの積m×nのデータ幅を有す
るページメモリ14へのビットマップデータの書込時、
各光ビームに対応したページメモリ14のデータ幅m内
の書込ライン位置に、ビットマップデータをライン毎に
書き込む。ページメモリ14からのビットマップデータ
の読出時、ページメモリ14から光ビーム数nのライン
のビットマップデータを並列に読み出して、それぞれラ
インバッファLB1〜LBnに書き込み、基準クロック
Xnと各光ビームの主走査方向の位置を示すビーム位置
検出信号から各光ビームに同期した書込開始信号で、各
ラインバッファLB1〜LBnからビットマップデータ
の読み出しを開始し、光ビームに同期した書込クロック
に基づいて、ラインバッファLB1〜LBnからビット
マップデータを読み出して、複数の光ビームにより感光
体を一括走査する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録装置に関し、
詳細には、複数の光ビームを用いて記録を行う記録装置
に関する。
詳細には、複数の光ビームを用いて記録を行う記録装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザープリンタやレーザー複写装置等
の画像形成装置においては、書込情報で変調されたレー
ザービームをポリゴンミラーで主走査方向に走査して、
感光体に静電潜像の書き込みを行っているが、従来のこ
のような画像形成装置では、単一のレーザー光源を使用
して、感光体に静電潜像の書き込みを行っている。
の画像形成装置においては、書込情報で変調されたレー
ザービームをポリゴンミラーで主走査方向に走査して、
感光体に静電潜像の書き込みを行っているが、従来のこ
のような画像形成装置では、単一のレーザー光源を使用
して、感光体に静電潜像の書き込みを行っている。
【0003】ところが、近時、画像形成装置において
は、高速化が進み、単一のレーザー光源で静電潜像の書
き込みを行う場合には、レーザー光を主走査するポリゴ
ンミラーを高速回転させるのにも限界があり、処理速度
を向上させるために、従来から、複数のレーザー光源を
使用して、書き込みを行う画像形成装置が提案されてい
る(例えば、特公平8−34537に記載された画像形
成装置)。
は、高速化が進み、単一のレーザー光源で静電潜像の書
き込みを行う場合には、レーザー光を主走査するポリゴ
ンミラーを高速回転させるのにも限界があり、処理速度
を向上させるために、従来から、複数のレーザー光源を
使用して、書き込みを行う画像形成装置が提案されてい
る(例えば、特公平8−34537に記載された画像形
成装置)。
【0004】このような複数のレーザー光源を使用して
書き込みを行う画像読取装置は、一般に、図3に示すよ
うなビデオインターフェイス部1を備えている。このビ
デオインターフェイス部1は、ページメモリ2、アドレ
スカウンタ3、セレクタ4、分周器5、同期パルス同期
クロック発生回路6及び複数のラインバッファLB1〜
LBn等を備えている。
書き込みを行う画像読取装置は、一般に、図3に示すよ
うなビデオインターフェイス部1を備えている。このビ
デオインターフェイス部1は、ページメモリ2、アドレ
スカウンタ3、セレクタ4、分周器5、同期パルス同期
クロック発生回路6及び複数のラインバッファLB1〜
LBn等を備えている。
【0005】このビデオインターフェイス部1は、スキ
ャナ、あるいはプリンタコントローラからの1ページ分
のビットマップデータを、一旦ページメモリ2に書き込
み、記録時、ページメモリ2からデータを読み出して、
各LD(レーザーダイオード)毎に設けられたラインバ
ッファLB1〜LBnへ書き込む。各ラインバッファL
B1〜LBnからビットマップデータが、各LDに対応
した書込クロックのタイミングで、nライン並列に読み
出され、図示しない各LDのLDドライブ回路に、LD
1ビデオデータ〜LDnビデオデータとして送られる。
この書込クロックは、同期パルス同期クロック発生回路
6から各ラインバッファLB1〜LBnに入力され、同
期パルス同期クロック発生回路6は、ビーム位置検出信
号及び分周器5からの基準クロックXnを1/n分周さ
れた分周クロックに基づいて各ラインバッファLB1〜
LBnに対応する書込クロックを生成して出力する。
ャナ、あるいはプリンタコントローラからの1ページ分
のビットマップデータを、一旦ページメモリ2に書き込
み、記録時、ページメモリ2からデータを読み出して、
各LD(レーザーダイオード)毎に設けられたラインバ
ッファLB1〜LBnへ書き込む。各ラインバッファL
B1〜LBnからビットマップデータが、各LDに対応
した書込クロックのタイミングで、nライン並列に読み
出され、図示しない各LDのLDドライブ回路に、LD
1ビデオデータ〜LDnビデオデータとして送られる。
この書込クロックは、同期パルス同期クロック発生回路
6から各ラインバッファLB1〜LBnに入力され、同
期パルス同期クロック発生回路6は、ビーム位置検出信
号及び分周器5からの基準クロックXnを1/n分周さ
れた分周クロックに基づいて各ラインバッファLB1〜
LBnに対応する書込クロックを生成して出力する。
【0006】なお、ページメモリ2へのビットマップデ
ータの書込及び読出は、リード/ライト信号(R/W_
信号)の切り換えと、アドレスカウンタ3からのアドレ
スにより行われ、アドレスカウンタ3は、セレクタ4か
らの書込及び読出毎のアドレス切換信号に基づいてアド
レス指定する。セレクタ4は、リード/ライト信号、基
準クロックXn及び分周器5の分周した分周クロックに
基づいてアドレス切換信号をアドレスカウンタ3に出力
する。
ータの書込及び読出は、リード/ライト信号(R/W_
信号)の切り換えと、アドレスカウンタ3からのアドレ
スにより行われ、アドレスカウンタ3は、セレクタ4か
らの書込及び読出毎のアドレス切換信号に基づいてアド
レス指定する。セレクタ4は、リード/ライト信号、基
準クロックXn及び分周器5の分周した分周クロックに
基づいてアドレス切換信号をアドレスカウンタ3に出力
する。
【0007】このようなビデオインターフェイス部1に
おいては、1ページのビットマップデータが途切れるこ
となく、ラインバッファLB1〜LBnから読み出され
るためには、ページメモリ2からの読出クロック及びラ
インバッファLB1〜LBnへの書込クロックは、LD
書込クロックの周波数のn倍の周波数である必要があ
る。すなわち、例えば、4ビームで一括書き込みを行う
場合、すなわち、4個のLDを使用して一括して4ライ
ン分を同時に書き込みを行う場合、LD書込クロック周
波数が40MHzであるとすると、バッファメモリ2に
要求される書込速度は、6.5nsecである。
おいては、1ページのビットマップデータが途切れるこ
となく、ラインバッファLB1〜LBnから読み出され
るためには、ページメモリ2からの読出クロック及びラ
インバッファLB1〜LBnへの書込クロックは、LD
書込クロックの周波数のn倍の周波数である必要があ
る。すなわち、例えば、4ビームで一括書き込みを行う
場合、すなわち、4個のLDを使用して一括して4ライ
ン分を同時に書き込みを行う場合、LD書込クロック周
波数が40MHzであるとすると、バッファメモリ2に
要求される書込速度は、6.5nsecである。
【0008】このように、複数個の光ビーム、例えば、
n本の光ビームでnラインを一括書き込みを行うと、感
光体線速、ポリゴンミラー回転数、書込クロック等、1
光ビームと同一パラメータで、1光ビームで書き込みを
行う場合に比較して、n倍高速に記録することができ
る。
n本の光ビームでnラインを一括書き込みを行うと、感
光体線速、ポリゴンミラー回転数、書込クロック等、1
光ビームと同一パラメータで、1光ビームで書き込みを
行う場合に比較して、n倍高速に記録することができ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の記録装置にあっては、バッファメモリからの
読出速度、すなわち、書込クロック周波数が1光ビーム
で書き込みを行う場合と同等であると、バッファメモリ
にビットマップデータを書き込むのに要求されるクロッ
クは、1光ビームで書き込みを行う場合のn倍の周波数
となり、バッファメモリも非常に高速なアクセスタイム
が要求され、装置が複雑で、高価なものとなるという問
題があった。
うな従来の記録装置にあっては、バッファメモリからの
読出速度、すなわち、書込クロック周波数が1光ビーム
で書き込みを行う場合と同等であると、バッファメモリ
にビットマップデータを書き込むのに要求されるクロッ
クは、1光ビームで書き込みを行う場合のn倍の周波数
となり、バッファメモリも非常に高速なアクセスタイム
が要求され、装置が複雑で、高価なものとなるという問
題があった。
【0010】そこで、請求項1記載の発明は、少なくと
も記録データ幅と光ビームの本数との積のデータ幅を有
し記録データを記憶するメモリ手段と当該メモリ手段か
ら読み出された各光ビーム用の記録データを記憶するラ
インメモリ手段と、を設け、当該メモリ手段への記録デ
ータの書込時、各光ビームに対応したメモリ手段のデー
タ幅内の書込ライン位置に、記録データをライン毎に書
き込み、メモリ手段からの記録データの読出時、メモリ
手段から光ビームの数のラインの記録データを並列に読
み出して、それぞれラインメモリ手段に書き込み、基準
クロックと各光ビームの主走査方向の位置を示すビーム
位置検出信号から複数の光ビームのそれぞれに同期した
ライン同期信号で、各ラインメモリから記録データの読
み出しを開始し、光ビームのそれぞれに同期した書込ク
ロックに基づいて、ラインメモリ手段から記録データを
読み出して、複数の光ビームにより感光体を一括走査す
ることにより、各ラインメモリ手段への書込クロック周
波数を光ビームの数に応じた倍数だけ速くすることな
く、1光ビームで静電潜像の書き込みを行う場合と同等
な書込クロック周波数で記録データを処理することがで
きるとともに、複数の光ビームの主走査方向の位置ずれ
に対応したタイミングで当該光ビーム用の記録データの
読み出しを行い、メモリ手段及びラインメモリ手段とし
て安価なものを使用するとともに、回路の安定性を向上
させて、安価で安定した高速記録を行うことのできる記
録装置を提供することを目的としている。
も記録データ幅と光ビームの本数との積のデータ幅を有
し記録データを記憶するメモリ手段と当該メモリ手段か
ら読み出された各光ビーム用の記録データを記憶するラ
インメモリ手段と、を設け、当該メモリ手段への記録デ
ータの書込時、各光ビームに対応したメモリ手段のデー
タ幅内の書込ライン位置に、記録データをライン毎に書
き込み、メモリ手段からの記録データの読出時、メモリ
手段から光ビームの数のラインの記録データを並列に読
み出して、それぞれラインメモリ手段に書き込み、基準
クロックと各光ビームの主走査方向の位置を示すビーム
位置検出信号から複数の光ビームのそれぞれに同期した
ライン同期信号で、各ラインメモリから記録データの読
み出しを開始し、光ビームのそれぞれに同期した書込ク
ロックに基づいて、ラインメモリ手段から記録データを
読み出して、複数の光ビームにより感光体を一括走査す
ることにより、各ラインメモリ手段への書込クロック周
波数を光ビームの数に応じた倍数だけ速くすることな
く、1光ビームで静電潜像の書き込みを行う場合と同等
な書込クロック周波数で記録データを処理することがで
きるとともに、複数の光ビームの主走査方向の位置ずれ
に対応したタイミングで当該光ビーム用の記録データの
読み出しを行い、メモリ手段及びラインメモリ手段とし
て安価なものを使用するとともに、回路の安定性を向上
させて、安価で安定した高速記録を行うことのできる記
録装置を提供することを目的としている。
【0011】請求項2記載の発明は、光ビームの数に対
応した数のメモリ手段を設け、当該メモリ手段への記録
データの書込時、ラインクロックに基づいて、複数のメ
モリ手段のうち記録データを書き込むメモリ手段を決定
し、当該決定したメモリ手段に、行アドレスと書込列ア
ドレスに基づいて、記録データをライン毎に書き込み、
メモリ手段からの記録データの読出時、複数の光ビーム
のそれぞれに同期したライン同期信号によりメモリ手段
から記録データの読み出しを開始するとともに、行アド
レスと複数の光ビームのそれぞれに同期した書込クロッ
クによりカウントアップされる読出列アドレスとに基づ
いて、各メモリ手段から記録データをライン毎に並列に
読み出して、複数の光ビームにより感光体を一括走査す
ることにより、光ビームの数だけのメモリ手段に当該光
ビーム用の記録データを書き込み、各メモリ手段から各
光ビームの記録データを並列に読み出すとともに、主走
査方向の位置ずれに対応したタイミングで記録データの
読み出しを行い、ラインメモリ手段を省きつつ、メモリ
手段として安価なものを使用するとともに、回路の安定
性を向上させて、安価で安定した高速記録を行うことの
できる記録装置を提供することを目的としている。
応した数のメモリ手段を設け、当該メモリ手段への記録
データの書込時、ラインクロックに基づいて、複数のメ
モリ手段のうち記録データを書き込むメモリ手段を決定
し、当該決定したメモリ手段に、行アドレスと書込列ア
ドレスに基づいて、記録データをライン毎に書き込み、
メモリ手段からの記録データの読出時、複数の光ビーム
のそれぞれに同期したライン同期信号によりメモリ手段
から記録データの読み出しを開始するとともに、行アド
レスと複数の光ビームのそれぞれに同期した書込クロッ
クによりカウントアップされる読出列アドレスとに基づ
いて、各メモリ手段から記録データをライン毎に並列に
読み出して、複数の光ビームにより感光体を一括走査す
ることにより、光ビームの数だけのメモリ手段に当該光
ビーム用の記録データを書き込み、各メモリ手段から各
光ビームの記録データを並列に読み出すとともに、主走
査方向の位置ずれに対応したタイミングで記録データの
読み出しを行い、ラインメモリ手段を省きつつ、メモリ
手段として安価なものを使用するとともに、回路の安定
性を向上させて、安価で安定した高速記録を行うことの
できる記録装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の記
録装置は、複数の光ビームにより感光体を一括走査し
て、前記感光体に静電潜像を形成し、情報の記録を行う
記録装置であって、少なくとも記録データ幅と前記光ビ
ームの本数との積のデータ幅を有し記録データを記憶す
るメモリ手段と、基準クロックと前記各光ビームの主走
査方向の位置を示すビーム位置検出信号から前記複数の
光ビームのそれぞれに同期したライン同期信号と書込ク
ロックとを発生するタイミング信号発生手段と、ライン
クロックによりカウントアップされる行アドレスを生成
する行アドレスカウント手段と、前記メモリ手段への前
記記録データの書込時、前記ラインクロックに基づいて
前記複数の光ビームのうちいずれの光ビーム用の記録デ
ータであるかを判別して、前記メモリ手段における書込
ライン位置を切り換えるメモリ切換手段と、基準クロッ
クによりカウントアップされる列アドレスを生成する列
アドレスカウント手段と、前記光ビームの数だけ設けら
れ前記メモリ手段から読み出された各光ビーム用の前記
記録データを記憶するラインメモリ手段と、を備え、前
記メモリ手段への前記記録データの書込時、前記メモリ
切換手段により、前記各光ビームに対応した前記メモリ
手段の前記データ幅内の前記書込ライン位置に、前記行
アドレスカウント手段の生成する前記行アドレス及び前
記列アドレスカウント手段の生成する前記列アドレスに
基づいて、前記記録データをライン毎に書き込み、前記
メモリ手段からの前記記録データの読出時、前記行アド
レスカウント手段の生成する前記行アドレスと前記列ア
ドレスカウント手段の生成する前記列アドレスに基づい
て、前記メモリ手段から前記光ビームの数のラインの前
記記録データを並列に読み出して、それぞれ前記ライン
メモリ手段に書き込み、前記タイミング信号発生手段の
発生する前記ライン同期信号で前記各ラインメモリから
前記記録データの読み出しを開始し、前記タイミング信
号発生手段の発生する前記書込クロックに基づいて、前
記ラインメモリ手段から前記記録データを読み出して、
前記複数の光ビームにより前記感光体を一括走査するこ
とにより、上記目的を達成している。
録装置は、複数の光ビームにより感光体を一括走査し
て、前記感光体に静電潜像を形成し、情報の記録を行う
記録装置であって、少なくとも記録データ幅と前記光ビ
ームの本数との積のデータ幅を有し記録データを記憶す
るメモリ手段と、基準クロックと前記各光ビームの主走
査方向の位置を示すビーム位置検出信号から前記複数の
光ビームのそれぞれに同期したライン同期信号と書込ク
ロックとを発生するタイミング信号発生手段と、ライン
クロックによりカウントアップされる行アドレスを生成
する行アドレスカウント手段と、前記メモリ手段への前
記記録データの書込時、前記ラインクロックに基づいて
前記複数の光ビームのうちいずれの光ビーム用の記録デ
ータであるかを判別して、前記メモリ手段における書込
ライン位置を切り換えるメモリ切換手段と、基準クロッ
クによりカウントアップされる列アドレスを生成する列
アドレスカウント手段と、前記光ビームの数だけ設けら
れ前記メモリ手段から読み出された各光ビーム用の前記
記録データを記憶するラインメモリ手段と、を備え、前
記メモリ手段への前記記録データの書込時、前記メモリ
切換手段により、前記各光ビームに対応した前記メモリ
手段の前記データ幅内の前記書込ライン位置に、前記行
アドレスカウント手段の生成する前記行アドレス及び前
記列アドレスカウント手段の生成する前記列アドレスに
基づいて、前記記録データをライン毎に書き込み、前記
メモリ手段からの前記記録データの読出時、前記行アド
レスカウント手段の生成する前記行アドレスと前記列ア
ドレスカウント手段の生成する前記列アドレスに基づい
て、前記メモリ手段から前記光ビームの数のラインの前
記記録データを並列に読み出して、それぞれ前記ライン
メモリ手段に書き込み、前記タイミング信号発生手段の
発生する前記ライン同期信号で前記各ラインメモリから
前記記録データの読み出しを開始し、前記タイミング信
号発生手段の発生する前記書込クロックに基づいて、前
記ラインメモリ手段から前記記録データを読み出して、
前記複数の光ビームにより前記感光体を一括走査するこ
とにより、上記目的を達成している。
【0013】上記構成によれば、少なくとも記録データ
幅と光ビームの本数との積のデータ幅を有し記録データ
を記憶するメモリ手段と当該メモリ手段から読み出され
た各光ビーム用の記録データを記憶するラインメモリ手
段と、を設け、当該メモリ手段への記録データの書込
時、各光ビームに対応したメモリ手段のデータ幅内の書
込ライン位置に、記録データをライン毎に書き込み、メ
モリ手段からの記録データの読出時、メモリ手段から光
ビームの数のラインの記録データを並列に読み出して、
それぞれラインメモリ手段に書き込み、基準クロックと
各光ビームの主走査方向の位置を示すビーム位置検出信
号から複数の光ビームのそれぞれに同期したライン同期
信号で、各ラインメモリから記録データの読み出しを開
始し、光ビームのそれぞれに同期した書込クロックに基
づいて、ラインメモリ手段から記録データを読み出し
て、複数の光ビームにより感光体を一括走査するので、
各ラインメモリ手段への書込クロック周波数を光ビーム
の数に応じた倍数だけ速くすることなく、1光ビームで
静電潜像の書き込みを行う場合と同等な書込クロック周
波数で記録データを処理することができるとともに、複
数の光ビームの主走査方向の位置ずれに対応したタイミ
ングで当該光ビーム用の記録データの読み出しを行うこ
とができ、メモリ手段及びラインメモリ手段として安価
なものを使用することができるとともに、記録装置の回
路の安定性を向上させて、高速記録を行うことのできる
記録装置を安価で安定したものとすることができる。
幅と光ビームの本数との積のデータ幅を有し記録データ
を記憶するメモリ手段と当該メモリ手段から読み出され
た各光ビーム用の記録データを記憶するラインメモリ手
段と、を設け、当該メモリ手段への記録データの書込
時、各光ビームに対応したメモリ手段のデータ幅内の書
込ライン位置に、記録データをライン毎に書き込み、メ
モリ手段からの記録データの読出時、メモリ手段から光
ビームの数のラインの記録データを並列に読み出して、
それぞれラインメモリ手段に書き込み、基準クロックと
各光ビームの主走査方向の位置を示すビーム位置検出信
号から複数の光ビームのそれぞれに同期したライン同期
信号で、各ラインメモリから記録データの読み出しを開
始し、光ビームのそれぞれに同期した書込クロックに基
づいて、ラインメモリ手段から記録データを読み出し
て、複数の光ビームにより感光体を一括走査するので、
各ラインメモリ手段への書込クロック周波数を光ビーム
の数に応じた倍数だけ速くすることなく、1光ビームで
静電潜像の書き込みを行う場合と同等な書込クロック周
波数で記録データを処理することができるとともに、複
数の光ビームの主走査方向の位置ずれに対応したタイミ
ングで当該光ビーム用の記録データの読み出しを行うこ
とができ、メモリ手段及びラインメモリ手段として安価
なものを使用することができるとともに、記録装置の回
路の安定性を向上させて、高速記録を行うことのできる
記録装置を安価で安定したものとすることができる。
【0014】請求項2記載の発明の記録装置は、複数の
光ビームにより感光体を一括走査して、前記感光体に静
電潜像を形成し、情報の記録を行う記録装置であって、
前記光ビームの数に対応した数のメモリ手段と、基準ク
ロックと前記各光ビームの主走査方向の位置を示すビー
ム位置検出信号から前記複数の光ビームのそれぞれに同
期したライン同期信号と書込クロックとを発生するタイ
ミング信号発生手段と、ラインクロックによりカウント
アップされる行アドレスを生成する行アドレスカウント
手段と、ラインクロックにより前記記録データを書き込
む前記複数のメモリ手段を切り換えるメモリ切換手段
と、基準クロックによりカウントアップされる書込列ア
ドレスを生成する書込列アドレスカウント手段と、前記
タイミング信号発生手段の生成する前記複数の光ビーム
のそれぞれに同期した前記ライン同期信号により前記記
録データの前記メモリ手段からの読み出しを開始させる
とともに、前記タイミング信号発生手段の生成する前記
複数の光ビームのそれぞれに同期した前記書込クロック
によりカウントアップされる読出列アドレスを生成する
読出列アドレスカウント手段と、を備え、前記メモリ手
段への前記記録データの書込時、前記メモリ切換手段に
より、前記複数のメモリ手段のうち前記記録データを書
き込む前記メモリ手段を決定し、当該決定した前記メモ
リ手段に、前記行アドレスカウント手段の生成する前記
行アドレスと前記書込列アドレスカウント手段の生成す
る前記書込列アドレスに基づいて、前記記録データをラ
イン毎に書き込み、前記メモリ手段からの前記記録デー
タの読出時、前記タイミング信号発生手段の生成する前
記複数の光ビームのそれぞれに同期した前記ライン同期
信号により前記メモリ手段から前記記録データの読み出
しを開始させるとともに、前記行アドレスカウント手段
の生成する前記行アドレスと前記読出列アドレスカウン
ト手段の生成する前記読出列アドレスに基づいて、前記
各前記メモリ手段から前記記録データをライン毎に並列
に読み出して、前記複数の光ビームにより前記感光体を
一括走査することにより、上記目的を達成している。
光ビームにより感光体を一括走査して、前記感光体に静
電潜像を形成し、情報の記録を行う記録装置であって、
前記光ビームの数に対応した数のメモリ手段と、基準ク
ロックと前記各光ビームの主走査方向の位置を示すビー
ム位置検出信号から前記複数の光ビームのそれぞれに同
期したライン同期信号と書込クロックとを発生するタイ
ミング信号発生手段と、ラインクロックによりカウント
アップされる行アドレスを生成する行アドレスカウント
手段と、ラインクロックにより前記記録データを書き込
む前記複数のメモリ手段を切り換えるメモリ切換手段
と、基準クロックによりカウントアップされる書込列ア
ドレスを生成する書込列アドレスカウント手段と、前記
タイミング信号発生手段の生成する前記複数の光ビーム
のそれぞれに同期した前記ライン同期信号により前記記
録データの前記メモリ手段からの読み出しを開始させる
とともに、前記タイミング信号発生手段の生成する前記
複数の光ビームのそれぞれに同期した前記書込クロック
によりカウントアップされる読出列アドレスを生成する
読出列アドレスカウント手段と、を備え、前記メモリ手
段への前記記録データの書込時、前記メモリ切換手段に
より、前記複数のメモリ手段のうち前記記録データを書
き込む前記メモリ手段を決定し、当該決定した前記メモ
リ手段に、前記行アドレスカウント手段の生成する前記
行アドレスと前記書込列アドレスカウント手段の生成す
る前記書込列アドレスに基づいて、前記記録データをラ
イン毎に書き込み、前記メモリ手段からの前記記録デー
タの読出時、前記タイミング信号発生手段の生成する前
記複数の光ビームのそれぞれに同期した前記ライン同期
信号により前記メモリ手段から前記記録データの読み出
しを開始させるとともに、前記行アドレスカウント手段
の生成する前記行アドレスと前記読出列アドレスカウン
ト手段の生成する前記読出列アドレスに基づいて、前記
各前記メモリ手段から前記記録データをライン毎に並列
に読み出して、前記複数の光ビームにより前記感光体を
一括走査することにより、上記目的を達成している。
【0015】上記構成によれば、光ビームの数に対応し
た数のメモリ手段を設け、当該メモリ手段への記録デー
タの書込時、ラインクロックに基づいて、複数のメモリ
手段のうち記録データを書き込むメモリ手段を決定し、
当該決定したメモリ手段に、行アドレスと書込列アドレ
スに基づいて、記録データをライン毎に書き込み、メモ
リ手段からの記録データの読出時、複数の光ビームのそ
れぞれに同期したライン同期信号によりメモリ手段から
記録データの読み出しを開始するとともに、行アドレス
と複数の光ビームのそれぞれに同期した書込クロックに
よりカウントアップされる読出列アドレスとに基づい
て、各メモリ手段から記録データをライン毎に並列に読
み出して、複数の光ビームにより感光体を一括走査する
ので、光ビームの数だけのメモリ手段に当該光ビーム用
の記録データを書き込み、各メモリ手段から各光ビーム
の記録データを並列に読み出すとともに、主走査方向の
位置ずれに対応したタイミングで記録データの読み出し
を行い、ラインメモリ手段を省きつつ、メモリ手段とし
て安価なものを使用することができるとともに、回路の
安定性を向上させることができ、高速記録を行う記録装
置を安価で安定したものとすることができる。
た数のメモリ手段を設け、当該メモリ手段への記録デー
タの書込時、ラインクロックに基づいて、複数のメモリ
手段のうち記録データを書き込むメモリ手段を決定し、
当該決定したメモリ手段に、行アドレスと書込列アドレ
スに基づいて、記録データをライン毎に書き込み、メモ
リ手段からの記録データの読出時、複数の光ビームのそ
れぞれに同期したライン同期信号によりメモリ手段から
記録データの読み出しを開始するとともに、行アドレス
と複数の光ビームのそれぞれに同期した書込クロックに
よりカウントアップされる読出列アドレスとに基づい
て、各メモリ手段から記録データをライン毎に並列に読
み出して、複数の光ビームにより感光体を一括走査する
ので、光ビームの数だけのメモリ手段に当該光ビーム用
の記録データを書き込み、各メモリ手段から各光ビーム
の記録データを並列に読み出すとともに、主走査方向の
位置ずれに対応したタイミングで記録データの読み出し
を行い、ラインメモリ手段を省きつつ、メモリ手段とし
て安価なものを使用することができるとともに、回路の
安定性を向上させることができ、高速記録を行う記録装
置を安価で安定したものとすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0017】図1は、本発明の記録装置の第1の実施の
形態を示す図であり、本実施の形態は、1つのページメ
モリと光ビーム毎のラインバッファを有するもので、請
求項1に対応するものである。
形態を示す図であり、本実施の形態は、1つのページメ
モリと光ビーム毎のラインバッファを有するもので、請
求項1に対応するものである。
【0018】図1は、本発明の記録装置の第1の実施の
形態を適用した記録装置のビデオインターフェイス部1
0のブロック図である。
形態を適用した記録装置のビデオインターフェイス部1
0のブロック図である。
【0019】図1において、記録装置のビデオインター
フェイス部10は、列カウンタ11、行カウンタ12、
デコーダ13、ページメモリ14、n個(光ビーム数に
対応する数)のバッファBF1〜BFn、同期パルス同
期クロック発生回路15及びn個のラインバッファLB
1〜LBn等を備えており、n個のLD(レーザーダイ
オード)でnライン一括して記録するもので、記録デー
タ幅としてmビットを有するものである。
フェイス部10は、列カウンタ11、行カウンタ12、
デコーダ13、ページメモリ14、n個(光ビーム数に
対応する数)のバッファBF1〜BFn、同期パルス同
期クロック発生回路15及びn個のラインバッファLB
1〜LBn等を備えており、n個のLD(レーザーダイ
オード)でnライン一括して記録するもので、記録デー
タ幅としてmビットを有するものである。
【0020】ページメモリ(メモリ手段)14は、少な
くとも記録装置の記録データ幅mと記録ビーム数(LD
の数)nの積(m×n)ビットのデータ幅を有してお
り、かつ、ビットマップデータの記録データ幅mビット
単位でアクセスが可能な機能を有しており、ビットマッ
プデータの入出力端子D1〜Dn、リード/ライト端子
R/W_、n組の書込指定端子BW1〜BWn、行アド
レス端子Al及び列アドレス端子Ac等を備えている。
ページメモリ14は、その入出力端子D1〜Dnに、バ
ッファBF1〜BFnの接続されたデータバスBBが接
続されているとともに、それぞれラインバッファLB1
〜LBnが接続されており、アウトプットイネーブル信
号がアクティブになったバッファBF1〜BFnからm
ビット単位でビットマップデータが書き込まれる。ま
た、ページメモリ14に書き込まれたビットマップデー
タは、m×nビット一括して、読み出され、ラインバッ
ファLB1〜LBnに出力される。
くとも記録装置の記録データ幅mと記録ビーム数(LD
の数)nの積(m×n)ビットのデータ幅を有してお
り、かつ、ビットマップデータの記録データ幅mビット
単位でアクセスが可能な機能を有しており、ビットマッ
プデータの入出力端子D1〜Dn、リード/ライト端子
R/W_、n組の書込指定端子BW1〜BWn、行アド
レス端子Al及び列アドレス端子Ac等を備えている。
ページメモリ14は、その入出力端子D1〜Dnに、バ
ッファBF1〜BFnの接続されたデータバスBBが接
続されているとともに、それぞれラインバッファLB1
〜LBnが接続されており、アウトプットイネーブル信
号がアクティブになったバッファBF1〜BFnからm
ビット単位でビットマップデータが書き込まれる。ま
た、ページメモリ14に書き込まれたビットマップデー
タは、m×nビット一括して、読み出され、ラインバッ
ファLB1〜LBnに出力される。
【0021】列カウンタ(列アドレスカウント手段)1
1には、ラインクロックと基準クロックXnが入力さ
れ、列カウンタ11は、ラインクロックでリセットされ
るとともに、基準クロックXnに基づいて列アドレスを
生成して、ページメモリ14の列アドレス端子Acに出
力する。
1には、ラインクロックと基準クロックXnが入力さ
れ、列カウンタ11は、ラインクロックでリセットされ
るとともに、基準クロックXnに基づいて列アドレスを
生成して、ページメモリ14の列アドレス端子Acに出
力する。
【0022】行カウンタ(行アドレスカウント手段)1
2には、ラインクロックが入力され、行カウンタ12
は、ラインクロックに基づいて行アドレスを生成して、
生成した行アドレスの下位log2 (n)ビットをデコ
ーダ13に出力するとともに、残りの上位ビットをペー
ジメモリ14の行アドレス端子Alに出力する。
2には、ラインクロックが入力され、行カウンタ12
は、ラインクロックに基づいて行アドレスを生成して、
生成した行アドレスの下位log2 (n)ビットをデコ
ーダ13に出力するとともに、残りの上位ビットをペー
ジメモリ14の行アドレス端子Alに出力する。
【0023】デコーダ(メモリ切換手段)13は、行カ
ウンタ12から入力される行アドレスの下位log
2(n)ビットから、n組の書込指定端子BW1〜BW
nのうち書き込みの行われるラインに対応する書込指定
端子BW1〜BWnの書込指定信号をアクティブにする
とともに、当該書き込みの行われるラインに対応するビ
ットマップデータバスBBのバッファBF1〜BFnの
アウトプットイネーブル信号をアクティブにする。例え
ば、k番目のLDに対応するラインのビットマップの書
込を行う場合、mビット単位に分けられたページメモリ
14のデータ幅mのk番目の位置にビットマップデータ
が書き込まれるようにするために、行カウンタ12によ
り生成された行アドレスのうち、下位log2(n)ビ
ットがデコーダ13から入力されると、n組のうち、k
番目に対応する書込指定端子BW1〜BWnの書込指定
信号をアクティブにするとともに、バッファBF1〜B
Fnのうちk番目に対応するバッファBFkのアウトプ
ットイネーブル信号をアクティブにして、当該バッファ
BFkからページメモリ14の入出力端子Dkにmビッ
ト単位でビットマップデータを入力して、ページメモリ
14にビットマップデータを書き込ませる。
ウンタ12から入力される行アドレスの下位log
2(n)ビットから、n組の書込指定端子BW1〜BW
nのうち書き込みの行われるラインに対応する書込指定
端子BW1〜BWnの書込指定信号をアクティブにする
とともに、当該書き込みの行われるラインに対応するビ
ットマップデータバスBBのバッファBF1〜BFnの
アウトプットイネーブル信号をアクティブにする。例え
ば、k番目のLDに対応するラインのビットマップの書
込を行う場合、mビット単位に分けられたページメモリ
14のデータ幅mのk番目の位置にビットマップデータ
が書き込まれるようにするために、行カウンタ12によ
り生成された行アドレスのうち、下位log2(n)ビ
ットがデコーダ13から入力されると、n組のうち、k
番目に対応する書込指定端子BW1〜BWnの書込指定
信号をアクティブにするとともに、バッファBF1〜B
Fnのうちk番目に対応するバッファBFkのアウトプ
ットイネーブル信号をアクティブにして、当該バッファ
BFkからページメモリ14の入出力端子Dkにmビッ
ト単位でビットマップデータを入力して、ページメモリ
14にビットマップデータを書き込ませる。
【0024】ラインバッファ(ラインメモリ手段)LB
1〜LBnは、各LD毎に設けられ、FIFO(First-
In First-Out)メモリが利用されている。各ラインバッ
ファLB1〜LBnには、ラインクロック及び基準クロ
ックXnが入力されるとともに、同期パルス同期クロッ
ク発生回路15から各LDに対応した書込開始信号(L
D1書込開始信号〜LDn書込開始信号)及び書込クロ
ック(LD1書込クロック〜LDn書込クロック)が入
力され、ラインバッファLB1〜LBnは、これらの書
込開始信号及びクロックに基づいて、ページメモリ14
からmビット単位で入力されるビットマップデータの書
込を行うとともに、入力されたビットマップデータをm
ビット単位で図示しない各LDに設けられたLDドライ
ブ回路にビデオデータLD1〜LDnとして出力する。
すなわち、ラインバッファLB1〜LBnは、ラインク
ロックで書込アドレスをリセットし、基準クロックXn
に基づいてページメモリ14からのビットマップデータ
のラインバッファLB1〜LBnへの書込を行い、書込
開始信号により読出アドレスをリセットして、書込クロ
ックによりラインバッファLB1〜LBnからビットマ
ップデータを読み出して、図示しないLDドライブ回路
にビデオデータLD1〜LDnとして出力する。
1〜LBnは、各LD毎に設けられ、FIFO(First-
In First-Out)メモリが利用されている。各ラインバッ
ファLB1〜LBnには、ラインクロック及び基準クロ
ックXnが入力されるとともに、同期パルス同期クロッ
ク発生回路15から各LDに対応した書込開始信号(L
D1書込開始信号〜LDn書込開始信号)及び書込クロ
ック(LD1書込クロック〜LDn書込クロック)が入
力され、ラインバッファLB1〜LBnは、これらの書
込開始信号及びクロックに基づいて、ページメモリ14
からmビット単位で入力されるビットマップデータの書
込を行うとともに、入力されたビットマップデータをm
ビット単位で図示しない各LDに設けられたLDドライ
ブ回路にビデオデータLD1〜LDnとして出力する。
すなわち、ラインバッファLB1〜LBnは、ラインク
ロックで書込アドレスをリセットし、基準クロックXn
に基づいてページメモリ14からのビットマップデータ
のラインバッファLB1〜LBnへの書込を行い、書込
開始信号により読出アドレスをリセットして、書込クロ
ックによりラインバッファLB1〜LBnからビットマ
ップデータを読み出して、図示しないLDドライブ回路
にビデオデータLD1〜LDnとして出力する。
【0025】同期パルス同期クロック発生回路(タイミ
ング信号発生手段)15には、基準クロックXn及びビ
ーム位置検出信号が入力され、同期パルス同期クロック
発生回路15は、基準クロックXn及びビーム位置検出
信号に基づいて、各ラインバッファLB1〜LBn用の
書込開始信号(LD1書込開始信号〜LDn書込開始信
号)及び書込クロック(LD1書込クロック〜LDn書
込クロック)を生成して、各ラインバッファLB1〜L
Bnに出力する。そして、記録装置では、n本の光ビー
ムの主走査方向の位置が必ず揃っているわけではなく、
ズレがある。そこで、本実施の形態の記録装置では、各
光ビームで主走査方向の書込位置を揃えるために、各L
Dの光ビーム毎に光ビーム位置を図示しない検出センサ
で検出し、この検出センサからのビーム位置検知信号が
同期パルス同期クロック発生回路15に入力されてい
る。そして、同期パルス同期クロック発生回路15は、
このビーム位置検知信号と基準クロックXnに基づい
て、各光ビーム毎、すなわち、各LD毎に当該LDの光
ビーム位置に対応する書込開始信号(LD1書込開始信
号〜LDn書込開始信号)と書込クロック(LD1書込
クロック〜LDn書込クロック)を生成して、各ライン
バッファLB1〜LBnに出力している。
ング信号発生手段)15には、基準クロックXn及びビ
ーム位置検出信号が入力され、同期パルス同期クロック
発生回路15は、基準クロックXn及びビーム位置検出
信号に基づいて、各ラインバッファLB1〜LBn用の
書込開始信号(LD1書込開始信号〜LDn書込開始信
号)及び書込クロック(LD1書込クロック〜LDn書
込クロック)を生成して、各ラインバッファLB1〜L
Bnに出力する。そして、記録装置では、n本の光ビー
ムの主走査方向の位置が必ず揃っているわけではなく、
ズレがある。そこで、本実施の形態の記録装置では、各
光ビームで主走査方向の書込位置を揃えるために、各L
Dの光ビーム毎に光ビーム位置を図示しない検出センサ
で検出し、この検出センサからのビーム位置検知信号が
同期パルス同期クロック発生回路15に入力されてい
る。そして、同期パルス同期クロック発生回路15は、
このビーム位置検知信号と基準クロックXnに基づい
て、各光ビーム毎、すなわち、各LD毎に当該LDの光
ビーム位置に対応する書込開始信号(LD1書込開始信
号〜LDn書込開始信号)と書込クロック(LD1書込
クロック〜LDn書込クロック)を生成して、各ライン
バッファLB1〜LBnに出力している。
【0026】次に、本実施の形態の作用を説明する。本
実施の形態の記録装置は、n本の光ビームでnラインを
一括してデータ幅mの画像を記録するものであり、ビデ
オインターフェイス部10は、m×nビットのデータ幅
を持つページメモリ14にmビットずつビットマップデ
ータを書き込み、m×nビットを並行して読み出すこと
により、バッファBF1〜BFnを基準クロックXnを
n倍することなく、1ビームで書き込みを行う場合と同
等な書込クロックで記録動作させる。
実施の形態の記録装置は、n本の光ビームでnラインを
一括してデータ幅mの画像を記録するものであり、ビデ
オインターフェイス部10は、m×nビットのデータ幅
を持つページメモリ14にmビットずつビットマップデ
ータを書き込み、m×nビットを並行して読み出すこと
により、バッファBF1〜BFnを基準クロックXnを
n倍することなく、1ビームで書き込みを行う場合と同
等な書込クロックで記録動作させる。
【0027】すなわち、ビデオインターフェイス部10
は、ページメモリ14へのビットマップデータの書込
時、リード/ライト信号(R/W_信号)がローとなっ
て、ページメモリ14が書込モードとなり、バッファB
F1〜BFnを介してmビット単位にページメモリ14
にビットマップデータの書き込みを行う。そこで、列カ
ウンタ11が、ラインクロック及び基準クロックXnに
基づいて列アドレスを生成して、ページメモリ14の列
アドレス端子Acに出力し、行カウンタ12がラインク
ロックに基づいて行アドレスを生成して、生成した行ア
ドレスの下位log2 (n)ビットをデコーダ13に出
力するとともに、その残り上位ビットをページメモリ1
4の行アドレス端子Alに出力して、デコーダ13が、
n組の書込指定端子BW1〜BWnのうち、書き込みタ
イミングに対応する書込指定端子BW1〜BWn、例え
ば、書込指定端子BWkをアクティブにする書込指定信
号をページメモリ14の対応する書込指定端子BW1〜
BWn、例えば、書込指定端子BWkに出力し、かつ、
n個のバッファBF1〜BFnのうち、対応するバッフ
ァBF1〜BFn、例えば、バッファBFkをアクティ
ブにするアウトプットイネーブル信号をバッファBF1
〜BFnに出力する。
は、ページメモリ14へのビットマップデータの書込
時、リード/ライト信号(R/W_信号)がローとなっ
て、ページメモリ14が書込モードとなり、バッファB
F1〜BFnを介してmビット単位にページメモリ14
にビットマップデータの書き込みを行う。そこで、列カ
ウンタ11が、ラインクロック及び基準クロックXnに
基づいて列アドレスを生成して、ページメモリ14の列
アドレス端子Acに出力し、行カウンタ12がラインク
ロックに基づいて行アドレスを生成して、生成した行ア
ドレスの下位log2 (n)ビットをデコーダ13に出
力するとともに、その残り上位ビットをページメモリ1
4の行アドレス端子Alに出力して、デコーダ13が、
n組の書込指定端子BW1〜BWnのうち、書き込みタ
イミングに対応する書込指定端子BW1〜BWn、例え
ば、書込指定端子BWkをアクティブにする書込指定信
号をページメモリ14の対応する書込指定端子BW1〜
BWn、例えば、書込指定端子BWkに出力し、かつ、
n個のバッファBF1〜BFnのうち、対応するバッフ
ァBF1〜BFn、例えば、バッファBFkをアクティ
ブにするアウトプットイネーブル信号をバッファBF1
〜BFnに出力する。
【0028】バッファBF1〜BFnは、アウトプット
イネーブル信号がアクティブになると、入力されるビッ
トマップデータをmビット単位でビットマップデータバ
スBBを介してページメモリ14の対応する入出力端子
D1〜Dn、例えば、入出力端子Dkに出力して、ペー
ジメモリ14にビットマップデータを書き込む。
イネーブル信号がアクティブになると、入力されるビッ
トマップデータをmビット単位でビットマップデータバ
スBBを介してページメモリ14の対応する入出力端子
D1〜Dn、例えば、入出力端子Dkに出力して、ペー
ジメモリ14にビットマップデータを書き込む。
【0029】上記処理を順次行って、ページメモリ14
への1ページ分のビットマップデータの書き込みを完了
する。
への1ページ分のビットマップデータの書き込みを完了
する。
【0030】次に、ページメモリ14からのビットマッ
プデータの読出時、リード/ライト信号(R/W_信
号)がハイとなって、ページメモリ14が読み出しモー
ドとなり、行カウンタ12からの行アドレス及び列カウ
ンタ11からの列アドレスに基づいて、ページメモリ1
4からm×nビットのビットマップデータが一括して読
み出され、ラインクロック及び基準クロックXnに基づ
いて、各ラインバッファLB1〜LBnに一括して書込
まれた後、同期パルス同期クロック発生回路15から入
力される書込開始信号(LD1書込開始信号〜LDn書
込開始信号)及び書込クロック(LD1書込クロック〜
LDn書込クロック)に基づいて、ラインバッファLB
1〜LBnから読み出されて、各LD毎に設けられた図
示しないLDドライバ回路にビデオデータとして出力さ
れる。
プデータの読出時、リード/ライト信号(R/W_信
号)がハイとなって、ページメモリ14が読み出しモー
ドとなり、行カウンタ12からの行アドレス及び列カウ
ンタ11からの列アドレスに基づいて、ページメモリ1
4からm×nビットのビットマップデータが一括して読
み出され、ラインクロック及び基準クロックXnに基づ
いて、各ラインバッファLB1〜LBnに一括して書込
まれた後、同期パルス同期クロック発生回路15から入
力される書込開始信号(LD1書込開始信号〜LDn書
込開始信号)及び書込クロック(LD1書込クロック〜
LDn書込クロック)に基づいて、ラインバッファLB
1〜LBnから読み出されて、各LD毎に設けられた図
示しないLDドライバ回路にビデオデータとして出力さ
れる。
【0031】そして、この同期パルス同期クロック発生
回路15から各ラインバッファLB1〜LBnに出力さ
れる書込開始信号及び書込クロックは、ページメモリ1
4からm×nビットを一括して読み出したビットマップ
データをLDの数に対応した数のラインバッファLB1
〜LBnからLDドライバ回路に出力するため、基準ク
ロックXnをLDの数nの倍数だけ分周する必要がな
く、1光ビームで書込を行う場合と同様の書込クロック
の周波数である。したがって、書込クロックを光ビーム
の数に応じてn倍の周波数にする必要がなく、また、1
つのページメモリ14で複数の光ビームを使用して一括
してデータの感光体への書き込みを行うことができ、安
価で、かつ、安定した高速の画像記録を行うことができ
る。
回路15から各ラインバッファLB1〜LBnに出力さ
れる書込開始信号及び書込クロックは、ページメモリ1
4からm×nビットを一括して読み出したビットマップ
データをLDの数に対応した数のラインバッファLB1
〜LBnからLDドライバ回路に出力するため、基準ク
ロックXnをLDの数nの倍数だけ分周する必要がな
く、1光ビームで書込を行う場合と同様の書込クロック
の周波数である。したがって、書込クロックを光ビーム
の数に応じてn倍の周波数にする必要がなく、また、1
つのページメモリ14で複数の光ビームを使用して一括
してデータの感光体への書き込みを行うことができ、安
価で、かつ、安定した高速の画像記録を行うことができ
る。
【0032】また、各LDの光ビーム毎に光ビーム位置
を図示しない検出センサで検出し、この検出センサから
のビーム位置検知信号と基準クロックXnに基づいて、
同期パルス同期クロック発生回路15が、各光ビーム
毎、すなわち、各LD毎に当該LDの光ビーム位置に対
応する書込開始信号(LD1書込開始信号〜LDn書込
開始信号)と書込クロック(LD1書込クロック〜LD
n書込クロック)を生成して、各ラインバッファLB1
〜LBnに出力している。したがって、ラインバッファ
LB1〜LBnから各LDの主走査方向の位置ずれに対
応したタイミングでビットマップデータが読み出され
て、各LD毎のLDドライバ回路に出力される。その結
果、各LDの光ビームが主走査方向でその書込位置が揃
ったものとなる。
を図示しない検出センサで検出し、この検出センサから
のビーム位置検知信号と基準クロックXnに基づいて、
同期パルス同期クロック発生回路15が、各光ビーム
毎、すなわち、各LD毎に当該LDの光ビーム位置に対
応する書込開始信号(LD1書込開始信号〜LDn書込
開始信号)と書込クロック(LD1書込クロック〜LD
n書込クロック)を生成して、各ラインバッファLB1
〜LBnに出力している。したがって、ラインバッファ
LB1〜LBnから各LDの主走査方向の位置ずれに対
応したタイミングでビットマップデータが読み出され
て、各LD毎のLDドライバ回路に出力される。その結
果、各LDの光ビームが主走査方向でその書込位置が揃
ったものとなる。
【0033】図2は、本発明の記録装置の第2の実施の
形態を示す図であり、本実施の形態は、光ビームの数だ
けのメモリを有するもので、請求項2に対応するもので
ある。
形態を示す図であり、本実施の形態は、光ビームの数だ
けのメモリを有するもので、請求項2に対応するもので
ある。
【0034】図2は、本発明の記録装置の第2の実施の
形態を適用した記録装置のビデオインターフェイス部2
0のブロック図である。
形態を適用した記録装置のビデオインターフェイス部2
0のブロック図である。
【0035】図2において、記録装置のビデオインター
フェイス部20は、行カウンタ21、メモリ切換カウン
タ22、デコーダ23、LDの数に対応するページメモ
リPM1〜PMn、各ページメモリPM1〜PMnに対
応して設けられたバッファBF1〜BFn、各ページメ
モリPM1〜PMnに対応して設けられたセレクタSE
1〜SEn、各ページメモリPM1〜PMnに対応して
設けられたR列カウンタCT1〜CTn、各ページメモ
リPM1〜PMnに対応して設けられたラッチLC1〜
LCn、W列カウンタ24及びライン同期信号同期クロ
ック発生回路25等を備えている。
フェイス部20は、行カウンタ21、メモリ切換カウン
タ22、デコーダ23、LDの数に対応するページメモ
リPM1〜PMn、各ページメモリPM1〜PMnに対
応して設けられたバッファBF1〜BFn、各ページメ
モリPM1〜PMnに対応して設けられたセレクタSE
1〜SEn、各ページメモリPM1〜PMnに対応して
設けられたR列カウンタCT1〜CTn、各ページメモ
リPM1〜PMnに対応して設けられたラッチLC1〜
LCn、W列カウンタ24及びライン同期信号同期クロ
ック発生回路25等を備えている。
【0036】各ページメモリ(メモリ手段)PM1〜P
Mnは、少なくとも記録ビット幅のビットマップデータ
をLDの数で割った分の記録容量を有し、かつ、ビット
マップデータのデータ幅mビット単位でアクセスが可能
な機能を有しており、ビットマップデータの入出力端子
D1、チップセレクト端子CS、リード/ライト端子R
/W_、行アドレス端子Al及び列アドレス端子Ac等
を備えている。
Mnは、少なくとも記録ビット幅のビットマップデータ
をLDの数で割った分の記録容量を有し、かつ、ビット
マップデータのデータ幅mビット単位でアクセスが可能
な機能を有しており、ビットマップデータの入出力端子
D1、チップセレクト端子CS、リード/ライト端子R
/W_、行アドレス端子Al及び列アドレス端子Ac等
を備えている。
【0037】各ページメモリPM1〜PMnの入出力端
子D1には、ビットマップデータの入力バスであるビッ
トマップデータバスBBに接続されたビットマップデー
タ入力用のバッファBF1〜BFnが接続されていると
ともに、各LD毎に設けられたラッチLC1〜LCnが
接続されており、各ページメモリPM1〜PMnには、
バッファBF1〜BFnを介してmビット単位でビット
マップデータが入力され、mビット単位で読み出されて
各ラッチLC1〜LCnにビットマップデータを出力す
る。
子D1には、ビットマップデータの入力バスであるビッ
トマップデータバスBBに接続されたビットマップデー
タ入力用のバッファBF1〜BFnが接続されていると
ともに、各LD毎に設けられたラッチLC1〜LCnが
接続されており、各ページメモリPM1〜PMnには、
バッファBF1〜BFnを介してmビット単位でビット
マップデータが入力され、mビット単位で読み出されて
各ラッチLC1〜LCnにビットマップデータを出力す
る。
【0038】メモリ切換カウンタ22は、n(LDの
数)進のカウンタであり、メモリ切換カウンタ22に
は、ラインクロックが入力されている。メモリ切換カウ
ンタ22は、ラインクロックに基づいてライン数をカウ
ントし、カウント結果をデコーダ23に出力するととも
に、桁上がりがあると、当該けた上がりの情報をオア回
路26を介して行カウンタ21に出力する。
数)進のカウンタであり、メモリ切換カウンタ22に
は、ラインクロックが入力されている。メモリ切換カウ
ンタ22は、ラインクロックに基づいてライン数をカウ
ントし、カウント結果をデコーダ23に出力するととも
に、桁上がりがあると、当該けた上がりの情報をオア回
路26を介して行カウンタ21に出力する。
【0039】行カウンタ(行アドレスカウント手段)2
1には、ラインクロックが入力されるとともに、オア回
路26を介してメモリ切換カウンタ22からの桁上がり
情報及びリード/ライト信号(R/W_信号)が入力さ
れ、行カウンタ21は、これら桁上がり情報、リード/
ライト信号(R/W_信号)及びラインクロックに基づ
いて、書込時の行アドレス及び読出時の行アドレスを生
成して、各ページメモリPM1〜PMnの行アドレス端
子Alに出力する。
1には、ラインクロックが入力されるとともに、オア回
路26を介してメモリ切換カウンタ22からの桁上がり
情報及びリード/ライト信号(R/W_信号)が入力さ
れ、行カウンタ21は、これら桁上がり情報、リード/
ライト信号(R/W_信号)及びラインクロックに基づ
いて、書込時の行アドレス及び読出時の行アドレスを生
成して、各ページメモリPM1〜PMnの行アドレス端
子Alに出力する。
【0040】デコーダ23は、メモリ切換カウンタ22
から入力されるライン数のカウント結果をデコードし、
対応するページメモリPM1〜PMnのチップセレクト
端子CSに、オア回路OR1〜ORnを介して、どのペ
ージメモリPM1〜PMnにビットマップデータのどの
ラインデータを書き込むか、どのページメモリPM1〜
PMnからどのラインデータを読み出すかを決定するチ
ップセレクト信号を出力する。したがって、上記メモリ
切換カウンタ22及びデコーダ23は、全体としてメモ
リ切換手段として機能する。
から入力されるライン数のカウント結果をデコードし、
対応するページメモリPM1〜PMnのチップセレクト
端子CSに、オア回路OR1〜ORnを介して、どのペ
ージメモリPM1〜PMnにビットマップデータのどの
ラインデータを書き込むか、どのページメモリPM1〜
PMnからどのラインデータを読み出すかを決定するチ
ップセレクト信号を出力する。したがって、上記メモリ
切換カウンタ22及びデコーダ23は、全体としてメモ
リ切換手段として機能する。
【0041】ライン同期信号同期クロック発生回路(タ
イミング信号発生手段)25には、基準クロックXn及
びビーム位置検知信号が入力されており、ライン同期信
号同期クロック発生回路25は、各ページメモリPM1
〜PMn毎の書込開始信号(LD1書込開始信号〜LD
n書込開始信号)及び書込クロック(LD1書込クロッ
ク〜LDn書込クロック)を生成して、R列カウンタC
T1〜CTnにそれぞれ出力する。そして、記録装置で
は、n本の光ビームの主走査方向の位置が必ず揃ってい
るわけではなく、ズレがある。そこで、本実施の形態の
記録装置では、各光ビームで主走査方向の書込位置を揃
えるために、各LDの光ビーム毎に光ビーム位置を図示
しない検出センサで検出し、この検出センサからのビー
ム位置検知信号がライン同期信号同期クロック発生回路
25に入力されている。そして、ライン同期信号同期ク
ロック発生回路25は、このビーム位置検知信号と基準
クロックXnに基づいて、各光ビーム毎、すなわち、各
LD毎に当該LDの光ビーム位置に対応する書込開始信
号(LD1書込開始信号〜LDn書込開始信号)と書込
クロック(LD1書込クロック〜LDn書込クロック)
を生成して、各ページメモリPM1〜PMn毎に設けら
れたR列カウンタCT1〜CTnに出力している。
イミング信号発生手段)25には、基準クロックXn及
びビーム位置検知信号が入力されており、ライン同期信
号同期クロック発生回路25は、各ページメモリPM1
〜PMn毎の書込開始信号(LD1書込開始信号〜LD
n書込開始信号)及び書込クロック(LD1書込クロッ
ク〜LDn書込クロック)を生成して、R列カウンタC
T1〜CTnにそれぞれ出力する。そして、記録装置で
は、n本の光ビームの主走査方向の位置が必ず揃ってい
るわけではなく、ズレがある。そこで、本実施の形態の
記録装置では、各光ビームで主走査方向の書込位置を揃
えるために、各LDの光ビーム毎に光ビーム位置を図示
しない検出センサで検出し、この検出センサからのビー
ム位置検知信号がライン同期信号同期クロック発生回路
25に入力されている。そして、ライン同期信号同期ク
ロック発生回路25は、このビーム位置検知信号と基準
クロックXnに基づいて、各光ビーム毎、すなわち、各
LD毎に当該LDの光ビーム位置に対応する書込開始信
号(LD1書込開始信号〜LDn書込開始信号)と書込
クロック(LD1書込クロック〜LDn書込クロック)
を生成して、各ページメモリPM1〜PMn毎に設けら
れたR列カウンタCT1〜CTnに出力している。
【0042】W列カウンタ(書込列アドレスカウント手
段)24には、基準クロックXnが入力され、W列カウ
ンタ24は、基準クロックXnをカウントして、カウン
ト結果をページメモリPM1〜PMnの書込列アドレス
としてセレクタSE1〜SEnに出力する。
段)24には、基準クロックXnが入力され、W列カウ
ンタ24は、基準クロックXnをカウントして、カウン
ト結果をページメモリPM1〜PMnの書込列アドレス
としてセレクタSE1〜SEnに出力する。
【0043】各R列カウンタCT1〜CTnは、ライン
同期信号同期クロック発生回路25から入力される書込
開始信号でリセットされ、書込クロックをカウントとし
て、カウント結果をページメモリPM1〜PMnの読出
列アドレスとして対応するセレクタSE1〜SEnに出
力する。
同期信号同期クロック発生回路25から入力される書込
開始信号でリセットされ、書込クロックをカウントとし
て、カウント結果をページメモリPM1〜PMnの読出
列アドレスとして対応するセレクタSE1〜SEnに出
力する。
【0044】各セレクタSE1〜SEnには、上記各R
列カウンタCT1〜CTnから読出列アドレスが入力さ
れるとともに、リード/ライト信号(R/W_信号)及
びW列カウンタ24からの書込列アドレスが入力され、
セレクタSE1〜SEnは、リード/ライト信号(R/
W_信号)により、R列カウンタCT1〜CTnからの
読出列アドレスとW列カウンタ24からの書込列アドレ
スの一方を選択して、対応するページメモリPM1〜P
Mnの列アドレス端子Acに列アドレスとして出力す
る。すなわち、セレクタSE1〜SEnは、リード/ラ
イト信号(R/W_信号)がローのとき、すなわち、書
込モードのとき、W列カウンタ24からの書込列アドレ
スを選択してページメモリPM1〜PMnに出力し、リ
ード/ライト信号(R/W_信号)がハイのとき、すな
わち、読出モードのとき、R列カウンタCT1〜CTn
からの読出列アドレスを選択してページメモリPM1〜
PMnに出力する。
列カウンタCT1〜CTnから読出列アドレスが入力さ
れるとともに、リード/ライト信号(R/W_信号)及
びW列カウンタ24からの書込列アドレスが入力され、
セレクタSE1〜SEnは、リード/ライト信号(R/
W_信号)により、R列カウンタCT1〜CTnからの
読出列アドレスとW列カウンタ24からの書込列アドレ
スの一方を選択して、対応するページメモリPM1〜P
Mnの列アドレス端子Acに列アドレスとして出力す
る。すなわち、セレクタSE1〜SEnは、リード/ラ
イト信号(R/W_信号)がローのとき、すなわち、書
込モードのとき、W列カウンタ24からの書込列アドレ
スを選択してページメモリPM1〜PMnに出力し、リ
ード/ライト信号(R/W_信号)がハイのとき、すな
わち、読出モードのとき、R列カウンタCT1〜CTn
からの読出列アドレスを選択してページメモリPM1〜
PMnに出力する。
【0045】したがって、上記R列カウンタCT1〜C
Tn及びセレクタSE1〜SEnは、全体として読出列
アドレスカウント手段として機能する。
Tn及びセレクタSE1〜SEnは、全体として読出列
アドレスカウント手段として機能する。
【0046】次に、本実施の形態の作用を説明する。記
録装置のビデオインターフェイス部20は、デコーダ2
3からのチップセレクト信号で選択されたページメモリ
PM1〜PMnに対して、リード/ライト信号(R/W
_信号)に応じて、行カウンタ21からの行アドレスと
セレクタSE1〜SEnからの列アドレスによりバッフ
ァBF1〜BFnからのビットマップデータの書込及び
ラッチLC1〜LCnへの読出を行う。
録装置のビデオインターフェイス部20は、デコーダ2
3からのチップセレクト信号で選択されたページメモリ
PM1〜PMnに対して、リード/ライト信号(R/W
_信号)に応じて、行カウンタ21からの行アドレスと
セレクタSE1〜SEnからの列アドレスによりバッフ
ァBF1〜BFnからのビットマップデータの書込及び
ラッチLC1〜LCnへの読出を行う。
【0047】すなわち、ビットマップデータの書込時、
すなわち、リード/ライト信号(R/W_信号)がロー
のとき、行カウンタ21から、そのカウント結果が、ペ
ージメモリPM1〜PMnへの行アドレスとして各ペー
ジメモリPM1〜PMnの行アドレス端子Alに入力さ
れ、セレクタSE1〜SEnが、W列カウンタ24から
の書込列アドレスを選択してページメモリPM1〜PM
nの列アドレス端子Acに出力する。
すなわち、リード/ライト信号(R/W_信号)がロー
のとき、行カウンタ21から、そのカウント結果が、ペ
ージメモリPM1〜PMnへの行アドレスとして各ペー
ジメモリPM1〜PMnの行アドレス端子Alに入力さ
れ、セレクタSE1〜SEnが、W列カウンタ24から
の書込列アドレスを選択してページメモリPM1〜PM
nの列アドレス端子Acに出力する。
【0048】そして、LDの数に対応したn進カウンタ
であるメモリ切換カウンタ22がラインクロックをカウ
ントしたカウント結果をデコーダ23でデコードして、
オア回路OR1〜ORnを介してページメモリPM1〜
PMnのチップセレクト端子CSに出力し、ビットマッ
プデータを書き込むページメモリPM1〜PMnを選択
する。
であるメモリ切換カウンタ22がラインクロックをカウ
ントしたカウント結果をデコーダ23でデコードして、
オア回路OR1〜ORnを介してページメモリPM1〜
PMnのチップセレクト端子CSに出力し、ビットマッ
プデータを書き込むページメモリPM1〜PMnを選択
する。
【0049】したがって、1ライン目のビットマップデ
ータは、1番目のページメモリPM1に書き込まれ、2
ライン目のビットマップデータは、2番目のページメモ
リPM2に書き込まれ、以下順次、kライン目のビット
マップデータは、k番目のページメモリPMkにそれぞ
れ書き込まれて、最後のnライン目のビットマップデー
タは、n番目のページメモリPMnに書き込まれる。
ータは、1番目のページメモリPM1に書き込まれ、2
ライン目のビットマップデータは、2番目のページメモ
リPM2に書き込まれ、以下順次、kライン目のビット
マップデータは、k番目のページメモリPMkにそれぞ
れ書き込まれて、最後のnライン目のビットマップデー
タは、n番目のページメモリPMnに書き込まれる。
【0050】そして、行カウンタ21は、リード/ライ
ト信号(R/W_信号)がローである書込モード時に
は、メモリ切換カウンタ22がLDの数(ページメモリ
PM1〜PMnの数に対応している)であるnをカウン
トして桁上がりしたときのみ、メモリ切換カウンタ22
からオア回路26を介して桁上がり情報が入力されて、
ラインクロックによりカウントアップされ、当該カウン
トアップした値を行アドレスとしてページメモリPM1
〜PMnに出力する。
ト信号(R/W_信号)がローである書込モード時に
は、メモリ切換カウンタ22がLDの数(ページメモリ
PM1〜PMnの数に対応している)であるnをカウン
トして桁上がりしたときのみ、メモリ切換カウンタ22
からオア回路26を介して桁上がり情報が入力されて、
ラインクロックによりカウントアップされ、当該カウン
トアップした値を行アドレスとしてページメモリPM1
〜PMnに出力する。
【0051】したがって、例えば、ページメモリPM1
には、ビットマップデータの1ライン目、n+1ライン
目、2n+1行目、・・・のビットマップデータが、順
次、1行目、2行目、3行目、・・・の各行アドレスに
順次書き込まれる。
には、ビットマップデータの1ライン目、n+1ライン
目、2n+1行目、・・・のビットマップデータが、順
次、1行目、2行目、3行目、・・・の各行アドレスに
順次書き込まれる。
【0052】上記同様に各ページメモリPM1〜PMn
に順次各LD用のビットマップデータが書き込まれる。
に順次各LD用のビットマップデータが書き込まれる。
【0053】次に、リード/ライト信号(R/W_信
号)がハイに切り換わって、読出モードになると、セレ
クタSE1〜SEnが、R列カウンタCT1〜CTnか
らの読出列アドレスを選択して、列アドレスとしてペー
ジメモリPM1〜PMnに出力し、行カウンタ21が、
ページの先頭でリセットされ、ラインクロックにより1
ライン毎にカウントしたカウント結果を行アドレスとし
て各ページメモリPM1〜PMnに出力する。
号)がハイに切り換わって、読出モードになると、セレ
クタSE1〜SEnが、R列カウンタCT1〜CTnか
らの読出列アドレスを選択して、列アドレスとしてペー
ジメモリPM1〜PMnに出力し、行カウンタ21が、
ページの先頭でリセットされ、ラインクロックにより1
ライン毎にカウントしたカウント結果を行アドレスとし
て各ページメモリPM1〜PMnに出力する。
【0054】各ページメモリPM1〜PMnは、行カウ
ンタ21から入力される行アドレスと、セレクタSE1
〜SEnを介してR列カウンタCT1〜CTnから入力
される列アドレス(読出列アドレス)と、によりアドレ
ス指定されたビットマップデータを同時にmビット単位
で読み出して、ラッチLC1〜LCnに出力し、ラッチ
LC1〜LCnから図示しない各LDのLDドライバ回
路にビデオデータとして出力する。
ンタ21から入力される行アドレスと、セレクタSE1
〜SEnを介してR列カウンタCT1〜CTnから入力
される列アドレス(読出列アドレス)と、によりアドレ
ス指定されたビットマップデータを同時にmビット単位
で読み出して、ラッチLC1〜LCnに出力し、ラッチ
LC1〜LCnから図示しない各LDのLDドライバ回
路にビデオデータとして出力する。
【0055】したがって、書込時には、ビットマップデ
ータを各ページメモリPM1〜PMnに1ライン毎に分
割して書き込みを行い、読出時、すなわち、記録時に
は、この各ページメモリPM1〜PMnに書き込んだビ
ットマップデータを、各ページメモリPM1〜PMnか
ら並行して読み出しているので、高速なアクセスタイム
を有したページメモリPM1〜PMnを使用することな
く、かつ、LDの数nに対応したn倍の速度で読み出す
ことができる。
ータを各ページメモリPM1〜PMnに1ライン毎に分
割して書き込みを行い、読出時、すなわち、記録時に
は、この各ページメモリPM1〜PMnに書き込んだビ
ットマップデータを、各ページメモリPM1〜PMnか
ら並行して読み出しているので、高速なアクセスタイム
を有したページメモリPM1〜PMnを使用することな
く、かつ、LDの数nに対応したn倍の速度で読み出す
ことができる。
【0056】そして、このとき、列アドレス(読出列ア
ドレス)は、ライン同期信号同期クロック発生回路25
から各LDの光ビームの主走査方向位置に対応したタイ
ミングの書込開始信号(LD1書込開始信号〜LDn書
込開始信号)及び書込クロック(LD1書込クロック〜
LDn書込クロック)をR列カウンタCT1〜CTnで
カウントしたものであるため、ページメモリPM1〜P
Mnから各LDの主走査方向の位置ずれに対応したタイ
ミングでビットマップデータが読み出されてラッチLC
1〜LCnを介してLDドライバ回路に出力される。し
たがって、各LDの光ビームが主走査方向でその書込位
置が揃ったものとなる。
ドレス)は、ライン同期信号同期クロック発生回路25
から各LDの光ビームの主走査方向位置に対応したタイ
ミングの書込開始信号(LD1書込開始信号〜LDn書
込開始信号)及び書込クロック(LD1書込クロック〜
LDn書込クロック)をR列カウンタCT1〜CTnで
カウントしたものであるため、ページメモリPM1〜P
Mnから各LDの主走査方向の位置ずれに対応したタイ
ミングでビットマップデータが読み出されてラッチLC
1〜LCnを介してLDドライバ回路に出力される。し
たがって、各LDの光ビームが主走査方向でその書込位
置が揃ったものとなる。
【0057】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0058】
【発明の効果】請求項1記載の発明の記録装置によれ
ば、少なくとも記録データ幅と光ビームの本数との積の
データ幅を有し記録データを記憶するメモリ手段と当該
メモリ手段から読み出された各光ビーム用の記録データ
を記憶するラインメモリ手段と、を設け、当該メモリ手
段への記録データの書込時、各光ビームに対応したメモ
リ手段のデータ幅内の書込ライン位置に、記録データを
ライン毎に書き込み、メモリ手段からの記録データの読
出時、メモリ手段から光ビームの数のラインの記録デー
タを並列に読み出して、それぞれラインメモリ手段に書
き込み、基準クロックと各光ビームの主走査方向の位置
を示すビーム位置検出信号から複数の光ビームのそれぞ
れに同期したライン同期信号で、各ラインメモリから記
録データの読み出しを開始し、光ビームのそれぞれに同
期した書込クロックに基づいて、ラインメモリ手段から
記録データを読み出して、複数の光ビームにより感光体
を一括走査するので、各ラインメモリ手段への書込クロ
ック周波数を光ビームの数に応じた倍数だけ速くするこ
となく、1光ビームで静電潜像の書き込みを行う場合と
同等な書込クロック周波数で記録データを処理すること
ができるとともに、複数の光ビームの主走査方向の位置
ずれに対応したタイミングで当該光ビーム用の記録デー
タの読み出しを行うことができ、メモリ手段及びライン
メモリ手段として安価なものを使用することができると
ともに、記録装置の回路の安定性を向上させて、高速記
録を行うことのできる記録装置を安価で安定したものと
することができる。
ば、少なくとも記録データ幅と光ビームの本数との積の
データ幅を有し記録データを記憶するメモリ手段と当該
メモリ手段から読み出された各光ビーム用の記録データ
を記憶するラインメモリ手段と、を設け、当該メモリ手
段への記録データの書込時、各光ビームに対応したメモ
リ手段のデータ幅内の書込ライン位置に、記録データを
ライン毎に書き込み、メモリ手段からの記録データの読
出時、メモリ手段から光ビームの数のラインの記録デー
タを並列に読み出して、それぞれラインメモリ手段に書
き込み、基準クロックと各光ビームの主走査方向の位置
を示すビーム位置検出信号から複数の光ビームのそれぞ
れに同期したライン同期信号で、各ラインメモリから記
録データの読み出しを開始し、光ビームのそれぞれに同
期した書込クロックに基づいて、ラインメモリ手段から
記録データを読み出して、複数の光ビームにより感光体
を一括走査するので、各ラインメモリ手段への書込クロ
ック周波数を光ビームの数に応じた倍数だけ速くするこ
となく、1光ビームで静電潜像の書き込みを行う場合と
同等な書込クロック周波数で記録データを処理すること
ができるとともに、複数の光ビームの主走査方向の位置
ずれに対応したタイミングで当該光ビーム用の記録デー
タの読み出しを行うことができ、メモリ手段及びライン
メモリ手段として安価なものを使用することができると
ともに、記録装置の回路の安定性を向上させて、高速記
録を行うことのできる記録装置を安価で安定したものと
することができる。
【0059】請求項2記載の発明の記録装置によれば、
光ビームの数に対応した数のメモリ手段を設け、当該メ
モリ手段への記録データの書込時、ラインクロックに基
づいて、複数のメモリ手段のうち記録データを書き込む
メモリ手段を決定し、当該決定したメモリ手段に、行ア
ドレスと書込列アドレスに基づいて、記録データをライ
ン毎に書き込み、メモリ手段からの記録データの読出
時、複数の光ビームのそれぞれに同期したライン同期信
号によりメモリ手段から記録データの読み出しを開始す
るとともに、行アドレスと複数の光ビームのそれぞれに
同期した書込クロックによりカウントアップされる読出
列アドレスとに基づいて、各メモリ手段から記録データ
をライン毎に並列に読み出して、複数の光ビームにより
感光体を一括走査するので、光ビームの数だけのメモリ
手段に当該光ビーム用の記録データを書き込み、各メモ
リ手段から各光ビームの記録データを並列に読み出すと
ともに、主走査方向の位置ずれに対応したタイミングで
記録データの読み出しを行い、ラインメモリ手段を省き
つつ、メモリ手段として安価なものを使用することがで
きるとともに、回路の安定性を向上させることができ、
高速記録を行う記録装置を安価で安定したものとするこ
とができる。
光ビームの数に対応した数のメモリ手段を設け、当該メ
モリ手段への記録データの書込時、ラインクロックに基
づいて、複数のメモリ手段のうち記録データを書き込む
メモリ手段を決定し、当該決定したメモリ手段に、行ア
ドレスと書込列アドレスに基づいて、記録データをライ
ン毎に書き込み、メモリ手段からの記録データの読出
時、複数の光ビームのそれぞれに同期したライン同期信
号によりメモリ手段から記録データの読み出しを開始す
るとともに、行アドレスと複数の光ビームのそれぞれに
同期した書込クロックによりカウントアップされる読出
列アドレスとに基づいて、各メモリ手段から記録データ
をライン毎に並列に読み出して、複数の光ビームにより
感光体を一括走査するので、光ビームの数だけのメモリ
手段に当該光ビーム用の記録データを書き込み、各メモ
リ手段から各光ビームの記録データを並列に読み出すと
ともに、主走査方向の位置ずれに対応したタイミングで
記録データの読み出しを行い、ラインメモリ手段を省き
つつ、メモリ手段として安価なものを使用することがで
きるとともに、回路の安定性を向上させることができ、
高速記録を行う記録装置を安価で安定したものとするこ
とができる。
【図1】本発明の記録装置の第1の実施の形態を適用し
た記録装置のビデオインターフェイス部の回路ブロック
図。
た記録装置のビデオインターフェイス部の回路ブロック
図。
【図2】本発明の記録装置の第2の実施の形態を適用し
た記録装置のビデオインターフェイス部の回路ブロック
図。
た記録装置のビデオインターフェイス部の回路ブロック
図。
【図3】従来の記録装置のビデオインターフェイス部の
回路ブロック図。
回路ブロック図。
10 ビデオインターフェイス部 11 列カウンタ 12 行カウンタ 13 デコーダ 14 ページメモリ 15 同期パルス同期クロック発生回路 20 ビデオインターフェイス部 21 行カウンタ 22 メモリ切換カウンタ 23 デコーダ 24 W列カウンタ 25 ライン同期信号同期クロック発生回路 BF1〜BFn バッファ LB1〜LBn ラインバッファ PM1〜PMn ページメモリ SE1〜SEn セレクタ CT1〜CTn R列カウンタ LC1〜LCn ラッチ
Claims (2)
- 【請求項1】複数の光ビームにより感光体を一括走査し
て、前記感光体に静電潜像を形成し、情報の記録を行う
記録装置であって、少なくとも記録データ幅と前記光ビ
ームの本数との積のデータ幅を有し記録データを記憶す
るメモリ手段と、基準クロックと前記各光ビームの主走
査方向の位置を示すビーム位置検出信号から前記複数の
光ビームのそれぞれに同期したライン同期信号と書込ク
ロックとを発生するタイミング信号発生手段と、ライン
クロックによりカウントアップされる行アドレスを生成
する行アドレスカウント手段と、前記メモリ手段への前
記記録データの書込時、前記ラインクロックに基づいて
前記複数の光ビームのうちいずれの光ビーム用の記録デ
ータであるかを判別して、前記メモリ手段における書込
ライン位置を切り換えるメモリ切換手段と、基準クロッ
クによりカウントアップされる列アドレスを生成する列
アドレスカウント手段と、前記光ビームの数だけ設けら
れ前記メモリ手段から読み出された各光ビーム用の前記
記録データを記憶するラインメモリ手段と、を備え、前
記メモリ手段への前記記録データの書込時、前記メモリ
切換手段により、前記各光ビームに対応した前記メモリ
手段の前記データ幅内の前記書込ライン位置に、前記行
アドレスカウント手段の生成する前記行アドレス及び前
記列アドレスカウント手段の生成する前記列アドレスに
基づいて、前記記録データをライン毎に書き込み、前記
メモリ手段からの前記記録データの読出時、前記行アド
レスカウント手段の生成する前記行アドレスと前記列ア
ドレスカウント手段の生成する前記列アドレスに基づい
て、前記メモリ手段から前記光ビームの数のラインの前
記記録データを並列に読み出して、それぞれ前記ライン
メモリ手段に書き込み、前記タイミング信号発生手段の
発生する前記ライン同期信号で前記各ラインメモリから
前記記録データの読み出しを開始し、前記タイミング信
号発生手段の発生する前記書込クロックに基づいて、前
記ラインメモリ手段から前記記録データを読み出して、
前記複数の光ビームにより前記感光体を一括走査するこ
とを特徴とする記録装置。 - 【請求項2】複数の光ビームにより感光体を一括走査し
て、前記感光体に静電潜像を形成し、情報の記録を行う
記録装置であって、前記光ビームの数に対応した数のメ
モリ手段と、基準クロックと前記各光ビームの主走査方
向の位置を示すビーム位置検出信号から前記複数の光ビ
ームのそれぞれに同期したライン同期信号と書込クロッ
クとを発生するタイミング信号発生手段と、ラインクロ
ックによりカウントアップされる行アドレスを生成する
行アドレスカウント手段と、ラインクロックにより前記
記録データを書き込む前記複数のメモリ手段を切り換え
るメモリ切換手段と、基準クロックによりカウントアッ
プされる書込列アドレスを生成する書込列アドレスカウ
ント手段と、前記タイミング信号発生手段の生成する前
記複数の光ビームのそれぞれに同期した前記ライン同期
信号により前記記録データの前記メモリ手段からの読み
出しを開始させるとともに、前記タイミング信号発生手
段の生成する前記複数の光ビームのそれぞれに同期した
前記書込クロックによりカウントアップされる読出列ア
ドレスを生成する読出列アドレスカウント手段と、を備
え、前記メモリ手段への前記記録データの書込時、前記
メモリ切換手段により、前記複数のメモリ手段のうち前
記記録データを書き込む前記メモリ手段を決定し、当該
決定した前記メモリ手段に、前記行アドレスカウント手
段の生成する前記行アドレスと前記書込列アドレスカウ
ント手段の生成する前記書込列アドレスに基づいて、前
記記録データをライン毎に書き込み、前記メモリ手段か
らの前記記録データの読出時、前記タイミング信号発生
手段の生成する前記複数の光ビームのそれぞれに同期し
た前記ライン同期信号により前記メモリ手段から前記記
録データの読み出しを開始させるとともに、前記行アド
レスカウント手段の生成する前記行アドレスと前記読出
列アドレスカウント手段の生成する前記読出列アドレス
に基づいて、前記各前記メモリ手段から前記記録データ
をライン毎に並列に読み出して、前記複数の光ビームに
より前記感光体を一括走査することを特徴とする記録装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20970597A JPH1134402A (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20970597A JPH1134402A (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | 記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1134402A true JPH1134402A (ja) | 1999-02-09 |
Family
ID=16577282
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20970597A Pending JPH1134402A (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | 記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1134402A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11861433B2 (en) | 2021-07-30 | 2024-01-02 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus having scanning optical system to form on photosensitive member N beam spots separated by M scan lines |
-
1997
- 1997-07-18 JP JP20970597A patent/JPH1134402A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11861433B2 (en) | 2021-07-30 | 2024-01-02 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus having scanning optical system to form on photosensitive member N beam spots separated by M scan lines |
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