JPH05274249A - データ転送処理装置 - Google Patents

データ転送処理装置

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JPH05274249A
JPH05274249A JP4158404A JP15840492A JPH05274249A JP H05274249 A JPH05274249 A JP H05274249A JP 4158404 A JP4158404 A JP 4158404A JP 15840492 A JP15840492 A JP 15840492A JP H05274249 A JPH05274249 A JP H05274249A
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JP
Japan
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dma
data
data transfer
page memory
transfer processing
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JP4158404A
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English (en)
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Hiroshi Nitta
博 新田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、データ転送処理装置に関し、ホスト
装置からページメモリおよび出力装置、画像出力装置へ
のデータ、画像データのDMAデータ転送処理を複数の
DMAチャネルにより格納アドレスを確認して一定のD
MA転送動作をシーケンシャルに繰り返し実行して、低
コストで画像データのスムージング処理等に対応するデ
ータ転送処理装置を提供することを目的とする。 【構成】DMAC部40では、複数のDMAチャネルの優
先順位をサイクリックにあるいはある規則に従い切り換
え、各DMAチャネルに割り当てられた機能によりDM
Aデータ転送処理を制御する。各DMAチャネルは、D
REQ(データリクエスト)の発生を監視し、該当する
DREQがアサートされている場合、かつ該当する優先
順位になったときにデータ転送を行う。また、走査デー
タを要求するタイミングは、DMAチャネルの位相とず
れるため、DMAサイクルを強制的に変更させる構成と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ転送処理装置に関
し、特に、ホスト装置と該ホスト装置の周辺装置との間
でDMAデータ転送処理を実行するデータ転送処理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデータ転送処理装置としては、例
えば、DMA転送制御装置があり、図32に示すように、
レーザプリンタ1内に設けられたDMA転送制御用のス
レイブCPU3とPROM4がある。このレーザープリ
ンタ1では、図外のホスト装置との間で制御信号や画像
データの授受を制御するハンドシェイクロジック(以
下、HSLという)2と、HSL2を介して入力される
画像データをPROM(Programmable Read Only Memo-
ry)4に格納されたDMA処理プログラムに従ってロー
カルなページメモリ5へのDMA転送及びページメモリ
5からレーザーダイオード同期部(以下、LDS部とい
う)6にDMA転送するDMAデータ転送処理を制御す
るスレイブCPU(Central Processing Unit )3と、
DMA処理プログラムを格納するPROM4と、DRA
M(Dynamic Random Accesss Memory )により構成され
るページメモリ5と、ページメモリ5からDMA転送さ
れる画像データをスムージング処理するためにアドレス
を再構成するSRAM(Static Random Accesss Memor
y)7が接続されて画像データをレーザードライバ8の
動作に同期させて出力するLDS部6と、LDS部6か
ら入力される画像データによりレーザーダイオード9を
所定のスキャンタイミングにより駆動制御して図外の静
電ドラム等に静電潜像を描画するレーザードライバ8に
より構成されている。また、10は、レーザーダイオード
9の走査区間を検出するラインシンク検出部を示してい
る。
【0003】この図において、DMA転送制御部として
のスレイブCPU3とPROM4による制御では、図外
のホスト装置側のスキャナ等で1ラインづつ読み取って
転送される画像データが1ラインづつページメモリ5内
の先頭アドレスから順次アドレス領域が加算されて格納
され、ページメモリ5からLDS部6への画像データの
DMA転送に際しては、画像データのスムージングを処
理を行うため、注目画素データと該注目画素の周辺画素
データを含む所定エリアの複数ライン分の画素データが
一回のDMAデータ転送処理によりページメモリ5から
LDS部6に転送されている。
【0004】このページメモリ5への画素データの格納
に際しては、読み取られる原稿画像の走査方向のサイ
ズ、すなわち原稿幅が、A4幅、B4幅等によって格納
されるアドレス領域の区切りが変更され、ページメモリ
5からLDS部6に転送される所定エリアの複数の画素
データのアドレスが飛び飛びとなるため、LDS部6へ
のDMAデータ転送では、画素データのアドレスをSR
AM7内で再構成させてからレーザードライバ8へ出力
させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のスムージング処理を行うレーザープリンタ内
のDMA転送制御部にあっては、注目画素データを含む
所定エリアの画素データをページメモリ5からLDS部
6にDMA転送するに際して、ページメモリ5内で格納
されるときのアドレス領域が飛び飛びとなってアドレス
の再構成をSRAM7で行う必要があったため、DMA
データ転送制御が複雑となり、スレイブCPUやSRA
Mも設ける必要があるため、DMA転送制御部及び周辺
の回路構成を高価なものとし、レーザープリンタ1等の
画像出力装置のコストアップの原因となっていた。
【0006】そこで本発明は、ホスト装置からページメ
モリへのDMAデータ転送処理およびページメモリから
出力装置あるいは画像出力装置へのデータあるいは画像
データのDMAデータ転送処理を複数のDMA処理に係
る機能を設定したDMAチャネルにより格納アドレスを
確認しつつ一定のDMA転送動作をシーケンシャルに繰
り返し実行して高価なCPUやSRAMを不要とし、低
コストで画像データのスムージング処理等の各種データ
転送に対応するデータ転送処理装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
CPUやDMA制御部等を内蔵し、CPUあるいはDM
A制御部がデータバスの専有権を確保して各種周辺装置
のデータ処理能力に応じて該各周辺装置へのデータの各
種DMA転送処理要求を出力するホスト装置と、該ホス
ト装置の周辺装置としてホスト装置から出力さるデータ
を一時的に格納するページメモリと、該ホスト装置の周
辺装置としてページメモリから転送されるデータにより
所定のデータ処理を実行して出力する出力装置と、を備
えたデータ処理システムの該ホスト装置とページメモリ
および出力装置との間に接続され、ホスト装置からの各
種DMA転送処理要求とともに出力されるデータのペー
ジメモリへのDMAデータ転送処理およびページメモリ
から出力装置へのDMAデータ転送処理を実行するデー
タ転送処理装置であって、複数のDMAチャネルを有
し、該DMAチャネル毎にDMAデータ転送処理に係る
各種機能を設定し、前記各種DMA転送処理要求に応じ
て各DMAチャネルを所定の優先順位タイミングに基づ
いてサイクリックに制御し、所定時間内に所定アドレス
数分のデータの前記ホスト装置からページメモリへのD
MAデータ転送処理および該ページメモリから前記出力
装置へのDMAデータ転送処理をシーケンシャルに繰り
返し実行するDMA制御手段を設け、ホスト装置からペ
ージメモリへのDMAデータ転送処理に際して、前記C
PUあるいはDMA制御部がデータバスの専有権を確保
したときは、CPUによるデータ転送タイミングあるい
はDMA制御部によるデータ転送タイミングに基づいて
該シーケンシャルなDMAデータ転送処理を実行し、該
ホスト装置とページメモリ間のDMAデータ転送処理に
続いて該ページメモリから出力装置へのシーケンシャル
なDMAデータ転送処理を実行することを特徴とし、請
求項2記載の発明は、CPUやDMA制御部等を内蔵
し、CPUあるいはDMA制御部がデータバスの専有権
を確保して各種周辺装置のデータ処理能力に応じて該各
周辺装置へのデータの各種DMA転送処理要求を出力す
るホスト装置と、該ホスト装置の周辺装置としてホスト
装置から出力さるデータを一時的に格納するページメモ
リと、該ホスト装置の周辺装置としてページメモリから
転送されるデータにより所定のデータ処理を実行して出
力する出力装置と、を備えたデータ処理システムの該ホ
スト装置とページメモリおよび出力装置との間に接続さ
れ、ホスト装置からの各種DMA転送処理要求とともに
出力されるデータのページメモリへのDMAデータ転送
処理およびページメモリから出力装置へのDMAデータ
転送処理を実行するデータ転送処理装置であって、複数
のDMAチャネルを有し、該DMAチャネル毎にDMA
データ転送処理に係る各種機能を設定し、前記各種DM
A転送処理要求に応じて各DMAチャネルを所定の優先
順位タイミングに基づいてサイクリックに制御し、所定
時間内に所定アドレス数分のデータの前記ホスト装置か
らページメモリへのDMAデータ転送処理および該ペー
ジメモリから前記出力装置へのDMAデータ転送処理を
シーケンシャルに繰り返し実行するDMA制御手段を設
け、ページメモリとしてDRAMを用いた場合は、該複
数のDMAチャネルのうち1チャネル分を該DRAMを
リフレッシュするリフレッシュタイミング制御用に割り
当てたことを特徴とし、請求項3記載の発明は、CPU
やDMA制御部等を内蔵し、CPUあるいはDMA制御
部がデータバスの専有権を確保して各種周辺装置のデー
タ処理能力に応じて該各周辺装置への画像データの各種
DMA転送処理要求を出力するホスト装置と、該ホスト
装置の周辺装置としてホスト装置から出力さる画像デー
タを一時的に格納するページメモリと、該ホスト装置の
周辺装置としてページメモリから転送される画像データ
により所定の画像処理を実行する画像出力装置と、を備
えたデータ処理システムの該ホスト装置とページメモリ
および画像出力装置との間に接続され、ホスト装置から
の各種DMA転送処理要求とともに出力される画像デー
タのページメモリへのDMAデータ転送処理およびペー
ジメモリから出力装置へのDMAデータ転送処理を実行
するデータ転送処理装置であって、複数のDMAチャネ
ルを有し、該DMAチャネル毎にDMAデータ転送処理
に係る各種機能を設定し、前記各種DMA転送処理要求
に応じて各DMAチャネルを所定の優先順位タイミング
に基づいてサイクリックに制御し、所定時間内に所定ア
ドレス数分の画像データの前記ホスト装置からページメ
モリへのDMAデータ転送処理および該ページメモリか
ら前記出力装置へのDMAデータ転送処理をシーケンシ
ャルに繰り返し実行するDMA制御手段を設け、該複数
のDMAチャネルのうち少なくとも1チャネル分をペー
ジメモリから画像出力装置へ画像データを転送するため
のデータ転送用チャネルとして割り当て、該シーケンシ
ャルなDMAデータ転送処理に際して該データ転送用チ
ャネルに連続して画像データを転送することを特徴と
し、請求項4記載の発明は、CPUやDMA制御部等を
内蔵し、CPUあるいはDMA制御部がデータバスの専
有権を確保して各種周辺装置のデータ処理能力に応じて
該各周辺装置への画像データの各種DMA転送処理要求
を出力するホスト装置と、該ホスト装置の周辺装置とし
てホスト装置から出力さる画像データを一時的に格納す
るページメモリと、該ホスト装置の周辺装置としてペー
ジメモリから転送される画像データにより所定の画像処
理を実行する画像出力装置と、を備えたデータ処理シス
テムの該ホスト装置とページメモリおよび画像出力装置
との間に接続され、ホスト装置からの各種DMA転送処
理要求とともに出力される画像データのページメモリへ
のDMAデータ転送処理およびページメモリから出力装
置へのDMAデータ転送処理を実行するデータ転送処理
装置であって、前記ホスト装置に、ページメモリに格納
する画像データのメモリ容量の上限値を設定するメモリ
容量設定手段を設け、複数のDMAチャネルを有し、該
DMAチャネル毎にDMAデータ転送処理に係る各種機
能を設定し、前記各種DMA転送処理要求に応じて各D
MAチャネルを所定の優先順位タイミングに基づいてサ
イクリックに制御し、所定時間内に所定アドレス数分の
画像データの前記ホスト装置からページメモリへのDM
Aデータ転送処理および該ページメモリから前記出力装
置へのDMAデータ転送処理をシーケンシャルに繰り返
し実行するDMA制御手段と、DMA制御手段によりホ
スト装置からページメモリに転送中の画像データ容量が
メモリ容量設定手段により設定されたメモリ容量上限値
に相当するメモリアドレスに達したかどうかを検出する
上限アドレス検出手段と、を設け、該ホスト装置からペ
ージメモリに転送中の画像データ容量がメモリ容量設定
手段により設定されたメモリ容量上限値に相当するメモ
リアドレスに達したとき、データ転送を行うDMAチャ
ネルにおけるデータ転送アドレスを初期値に再設定する
ことを特徴とし、請求項5記載の発明は、CPUやDM
A制御部等を内蔵し、CPUあるいはDMA制御部がデ
ータバスの専有権を確保して各種周辺装置のデータ処理
能力に応じて該各周辺装置への画像データの各種DMA
転送処理要求を出力するホスト装置と、該ホスト装置の
周辺装置としてホスト装置から出力さる画像データを一
時的に格納するページメモリと、該ホスト装置の周辺装
置としてページメモリから転送される画像データにより
所定の画像処理を実行する画像出力装置と、を備えたデ
ータ処理システムの該ホスト装置とページメモリおよび
画像出力装置との間に接続され、ホスト装置からの各種
DMA転送処理要求とともに出力される画像データのペ
ージメモリへのDMAデータ転送処理およびページメモ
リから出力装置へのDMAデータ転送処理を実行するデ
ータ転送処理装置であって、前記ホスト装置に、ページ
メモリに格納する画像データのメモリ容量の上限値を設
定するメモリ容量設定手段を設け、複数のDMAチャネ
ルを有し、該DMAチャネル毎にDMAデータ転送処理
に係る各種機能を設定し、前記各種DMA転送処理要求
に応じて各DMAチャネルを所定の優先順位タイミング
に基づいてサイクリックに制御し、所定時間内に所定ア
ドレス数分の画像データの前記ホスト装置からページメ
モリへのDMAデータ転送処理および該ページメモリか
ら前記出力装置へのDMAデータ転送処理をシーケンシ
ャルに繰り返し実行するDMA制御手段と、該シーケン
シャルなDMAデータ転送処理を繰り返し実行して複数
の所定アドレス数分の画像データをページメモリに連続
して格納するに際し、前回のDMAデータ転送処理によ
り転送されて格納された複数画像データ分のページメモ
リ内のアドレス値を参照アドレス値として記憶し、今回
のDMAデータ転送処理により転送される所定アドレス
数分の画像データのアドレス値に該参照アドレス値を加
算するアドレス加算手段と、を設け、該前回DMAデー
タ転送処理により記憶した参照アドレス値を加算して今
回のDMAデータ転送処理によりページメモリに格納す
る画像データのアドレス値を決定し、該加算したアドレ
ス値がメモリ容量設定手段により設定されたメモリ容量
上限値に相当するメモリアドレスに達したときは、前回
画像データが格納された初期アドレス値に“1”を加算
したアドレス値を参照アドレス値として加算してページ
メモリに格納する画像データのアドレス値を決定すると
ともに、該アドレス加算処理により決定されたアドレス
値に基づいて前記ページメモリから画像出力装置へのD
MAデータ転送処理を実行することを特徴とし、請求項
6記載の発明は、CPUやDMA制御部等を内蔵し、C
PUあるいはDMA制御部がデータバスの専有権を確保
して各種周辺装置のデータ処理能力に応じて該各周辺装
置へのデータの各種DMA転送処理要求を出力するホス
ト装置と、該ホスト装置の周辺装置としてホスト装置か
ら出力さるデータを一時的に格納するページメモリと、
該ホスト装置の周辺装置としてページメモリから転送さ
れるデータにより所定のデータ処理を実行して出力する
出力装置と、を備えたデータ処理システムの該ホスト装
置とページメモリおよび出力装置との間に接続され、ホ
スト装置からの各種DMA転送処理要求とともに出力さ
れるデータのページメモリへのDMAデータ転送処理お
よびページメモリから出力装置へのDMAデータ転送処
理を実行するデータ転送処理装置であって、複数のDM
Aチャネルを有し、該DMAチャネル毎にDMAデータ
転送処理に係る各種機能を設定し、前記各種DMA転送
処理要求に応じて各DMAチャネルを所定の優先順位タ
イミングに基づいてサイクリックに制御し、所定時間内
に所定アドレス数分のデータの前記ホスト装置からペー
ジメモリへのDMAデータ転送処理および該ページメモ
リから前記出力装置へのDMAデータ転送処理をシーケ
ンシャルに繰り返し実行するDMA制御手段と、該出力
装置のデータ出力タイミングが該DMAデータ転送処理
タイミングと異なるとき、DMAデータ転送処理タイミ
ングをデータ出力タイミングに同期させるようにDMA
制御手段における各DMAチャネルの優先順位タイミン
グを変更する優先順位変更手段と、を設け、出力装置の
データ出力タイミングに基づいてホスト装置からページ
メモリへのDMAデータ転送処理タイミングおよびペー
ジメモリから出力装置へのDMAデータ転送処理タイミ
ングを変更することを特徴としている。
【0008】請求項7記載の発明は、請求項1記載のデ
ータ転送処理装置において、データ転送を行う1つ以上
の周辺装置をページメモリ同様にDMA制御部のバスア
ドレス上にマッピングするとともに、これらの周辺装置
に対してCPU命令によるアクセスを行うDMA転送チ
ャネルを設定し、前記CPU命令によるアドレスを格納
するアドレス格納部と、同じくCPU命令によるデータ
を格納するデータ格納部と、を設け、前記DMA転送チ
ャネルを介し前記アドレス格納部に格納されているアド
レスに従って周辺装置とデータ格納部間でデータを転送
することを特徴とする。
【0009】また、請求項8記載の発明は、請求項7記
載のデータ転送処理装置において、CPU命令による周
辺装置へのアクセス開始から終了まで該CPUを一時停
止状態にするホルト・インストラクションを発生する一
時停止制御部を備えたことを特徴とする。
【0010】また、請求項9記載の発明は、請求項8記
載のデータ転送処理装置において、各DMA転送チャネ
ル毎にウェイト時間の設定値を記憶するウェイト設定値
記憶部と、記憶されているウェイト設定値を当該チャネ
ルの動作タイミングに合わせて切り替えるセレクタと、
切り替えられたウェイト設定値に従ってウェイト時間を
計時するウェイト時間計時部と、を設け、計時されたウ
ェイト時間に従って当該チャネルの動作タイミングを延
長することを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明では、データ処理システム
のホスト装置とページメモリおよび出力装置との間に接
続され、ホスト装置からの各種DMA転送処理要求とと
もに出力されるデータのページメモリへのDMAデータ
転送処理およびページメモリから出力装置へのDMAデ
ータ転送処理を実行するデータ転送処理装置であって、
複数のDMAチャネルを有し、該DMAチャネル毎にD
MAデータ転送処理に係る各種機能を設定し、ホスト装
置からの各種DMA転送処理要求に応じて各DMAチャ
ネルを所定の優先順位タイミングに基づいてサイクリッ
クに制御し、所定時間内に所定アドレス数分のデータの
ホスト装置からページメモリへのDMAデータ転送処理
および該ページメモリから出力装置へのDMAデータ転
送処理をシーケンシャルに繰り返し実行するDMA制御
手段が設けられ、ホスト装置からページメモリへのDM
Aデータ転送処理に際して、ホスト装置内のCPUある
いはDMA制御部でデータバスの専有権が確保されたと
きは、CPUによるデータ転送タイミングあるいはDM
A制御部によるデータ転送タイミングに基づいて該シー
ケンシャルなDMAデータ転送処理が実行され、該ホス
ト装置とページメモリ間のDMAデータ転送処理に続い
て該ページメモリから出力装置へのシーケンシャルなD
MAデータ転送処理が実行される。
【0012】したがって、周辺装置としてのページメモ
リのメモリ空間をより有効に活用することができ、DM
A転送制御用のCPUとアドレス再構成用のメモリを不
要にすることができ、低コストで画像データのスムージ
ング処理等の各種画像データの転送処理に対応するデー
タ転送処理装置を提供することができる。請求項2記載
の発明では、データ処理システムのホスト装置とページ
メモリおよび出力装置との間に接続され、ホスト装置か
らの各種DMA転送処理要求とともに出力されるデータ
のページメモリへのDMAデータ転送処理およびページ
メモリから出力装置へのDMAデータ転送処理を実行す
るデータ転送処理装置であって、複数のDMAチャネル
を有し、該DMAチャネル毎にDMAデータ転送処理に
係る各種機能を設定し、ホスト装置からの各種DMA転
送処理要求に応じて各DMAチャネルを所定の優先順位
タイミングに基づいてサイクリックに制御し、所定時間
内に所定アドレス数分のデータのホスト装置からページ
メモリへのDMAデータ転送処理および該ページメモリ
から出力装置へのDMAデータ転送処理をシーケンシャ
ルに繰り返し実行するDMA制御手段が設けられ、ペー
ジメモリとしてDRAMが用いられた場合は、該複数の
DMAチャネルのうち1チャネル分が該DRAMをリフ
レッシュするリフレッシュタイミング制御用に割り当て
られる。
【0013】したがって、ページメモリとして安価なD
RAMを用いた場合でもDMAデータ転送処理を確実に
実行することができ、より低コストで画像データのスム
ージング処理等の各種画像データの転送処理に対応する
データ転送処理装置を提供することができる。請求項3
記載の発明では、データ処理システムのホスト装置とペ
ージメモリおよび画像出力装置との間に接続され、ホス
ト装置からの各種DMA転送処理要求とともに出力され
る画像データのページメモリへのDMAデータ転送処理
およびページメモリから出力装置へのDMAデータ転送
処理を実行するデータ転送処理装置であって、複数のD
MAチャネルを有し、該DMAチャネル毎にDMAデー
タ転送処理に係る各種機能を設定し、ホスト装置からの
各種DMA転送処理要求に応じて各DMAチャネルを所
定の優先順位タイミングに基づいてサイクリックに制御
し、所定時間内に所定アドレス数分の画像データのホス
ト装置からページメモリへのDMAデータ転送処理およ
び該ページメモリから出力装置へのDMAデータ転送処
理をシーケンシャルに繰り返し実行するDMA制御手段
が設けられ、該複数のDMAチャネルのうち少なくとも
1チャネル分がページメモリから画像出力装置へ画像デ
ータを転送するためのデータ転送用チャネルとして割り
当てられ、該シーケンシャルなDMAデータ転送処理に
際して該データ転送用チャネルに連続して画像データが
転送される。
【0014】したがって、周辺装置としてのページメモ
リのメモリ空間をより有効に活用することができ、DM
A転送制御用のCPUとアドレス再構成用のメモリを不
要にすることができ、低コストで各種画像データの転送
処理に対応するデータ転送処理装置を提供することがで
きる。請求項4記載の発明では、データ処理システムの
ホスト装置とページメモリおよび画像出力装置との間に
接続され、ホスト装置からの各種DMA転送処理要求と
ともに出力される画像データのページメモリへのDMA
データ転送処理およびページメモリから出力装置へのD
MAデータ転送処理を実行するデータ転送処理装置であ
って、ホスト装置に、ページメモリに格納する画像デー
タのメモリ容量の上限値を設定するメモリ容量設定手段
が設けられ、複数のDMAチャネルを有し、該DMAチ
ャネル毎にDMAデータ転送処理に係る各種機能を設定
し、ホスト装置からの各種DMA転送処理要求に応じて
各DMAチャネルを所定の優先順位タイミングに基づい
てサイクリックに制御し、所定時間内に所定アドレス数
分の画像データのホスト装置からページメモリへのDM
Aデータ転送処理および該ページメモリから出力装置へ
のDMAデータ転送処理をシーケンシャルに繰り返し実
行するDMA制御手段と、DMA制御手段によりホスト
装置からページメモリに転送中の画像データ容量がメモ
リ容量設定手段により設定されたメモリ容量上限値に相
当するメモリアドレスに達したかどうかを検出する上限
アドレス検出手段と、が設けられ、該ホスト装置からペ
ージメモリに転送中の画像データ容量がメモリ容量設定
手段により設定されたメモリ容量上限値に相当するメモ
リアドレスに達したとき、データ転送を行うDMAチャ
ネルにおけるデータ転送アドレスが初期値に再設定され
る。
【0015】したがって、ページメモリから画像出力装
置へのDMAデータ転送処理に際してアドレスの管理を
不要にすることができるとともに、周辺装置としてのペ
ージメモリのメモリ空間をより有効に活用することがで
き、DMA転送制御用のCPUとアドレス再構成用のメ
モリを不要にすることができ、低コストで画像データの
スムージング処理等の各種画像データの転送処理に対応
するデータ転送処理装置を提供することができる。
【0016】請求項5記載の発明では、データ処理シス
テムのホスト装置とページメモリおよび画像出力装置と
の間に接続され、ホスト装置からの各種DMA転送処理
要求とともに出力される画像データのページメモリへの
DMAデータ転送処理およびページメモリから出力装置
へのDMAデータ転送処理を実行するデータ転送処理装
置であって、ホスト装置に、ページメモリに格納する画
像データのメモリ容量の上限値を設定するメモリ容量設
定手段が設けられ、複数のDMAチャネルを有し、該D
MAチャネル毎にDMAデータ転送処理に係る各種機能
を設定し、ホスト装置からの各種DMA転送処理要求に
応じて各DMAチャネルを所定の優先順位タイミングに
基づいてサイクリックに制御し、所定時間内に所定アド
レス数分の画像データのホスト装置からページメモリへ
のDMAデータ転送処理および該ページメモリから出力
装置へのDMAデータ転送処理をシーケンシャルに繰り
返し実行するDMA制御手段と、該シーケンシャルなD
MAデータ転送処理を繰り返し実行して複数の所定アド
レス数分の画像データをページメモリに連続して格納す
るに際し、前回のDMAデータ転送処理により転送され
て格納された複数画像データ分のページメモリ内のアド
レス値を参照アドレス値として記憶し、今回のDMAデ
ータ転送処理により転送される所定アドレス数分の画像
データのアドレス値に該参照アドレス値を加算するアド
レス加算手段と、が設けられ、該前回DMAデータ転送
処理により記憶した参照アドレス値が加算されて今回の
DMAデータ転送処理によりページメモリに格納する画
像データのアドレス値が決定され、該加算したアドレス
値がメモリ容量設定手段により設定されたメモリ容量上
限値に相当するメモリアドレスに達したときは、前回画
像データが格納された初期アドレス値に“1”を加算し
たアドレス値が参照アドレス値として加算されてページ
メモリに格納する画像データのアドレス値が決定される
とともに、該アドレス加算処理により決定されたアドレ
ス値に基づいてページメモリから画像出力装置へのDM
Aデータ転送処理が実行される。
【0017】したがって、ページメモリから画像出力装
置へのDMAデータ転送処理に際してアドレスの管理を
不要にすることができるとともに、周辺装置としてのペ
ージメモリのメモリ空間をより有効に活用することがで
き、DMA転送制御用のCPUとアドレス再構成用のメ
モリを不要にすることができ、低コストで画像データの
スムージング処理等の各種画像データの転送処理に対応
するデータ転送処理装置を提供することができる。
【0018】請求項6記載の発明では、データ処理シス
テムのホスト装置とページメモリおよび出力装置との間
に接続され、ホスト装置からの各種DMA転送処理要求
とともに出力されるデータのページメモリへのDMAデ
ータ転送処理およびページメモリから出力装置へのDM
Aデータ転送処理を実行するデータ転送処理装置であっ
て、複数のDMAチャネルを有し、該DMAチャネル毎
にDMAデータ転送処理に係る各種機能を設定し、ホス
ト装置からの各種DMA転送処理要求に応じて各DMA
チャネルを所定の優先順位タイミングに基づいてサイク
リックに制御し、所定時間内に所定アドレス数分のデー
タのホスト装置からページメモリへのDMAデータ転送
処理および該ページメモリから出力装置へのDMAデー
タ転送処理をシーケンシャルに繰り返し実行するDMA
制御手段と、該出力装置のデータ出力タイミングが該D
MAデータ転送処理タイミングと異なるとき、DMAデ
ータ転送処理タイミングをデータ出力タイミングに同期
させるようにDMA制御手段における各DMAチャネル
の優先順位タイミングを変更する優先順位変更手段と、
が設けられ、出力装置のデータ出力タイミングに基づい
てホスト装置からページメモリへのDMAデータ転送処
理タイミングおよびページメモリから出力装置へのDM
Aデータ転送処理タイミングが変更される。
【0019】したがって、画像出力装置に同期して画像
データのDMAデータ転送処理を実行することができる
とともに、周辺装置としてのページメモリのメモリ空間
をより有効に活用することができ、DMA転送制御用の
CPUとアドレス再構成用のメモリを不要にすることが
でき、低コストで画像データのスムージング処理等の各
種画像データの転送処理に対応するデータ転送処理装置
を提供することができる。
【0020】請求項7記載の発明では、データ転送を行
う1つ以上の周辺装置をページメモリ同様にDMA制御
部のバスアドレス上にマッピングするとともに、これら
の周辺装置に対してCPU命令によるアクセスを行うD
MA転送チャネルを設定し、前記CPU命令によるアド
レスを格納するアドレス格納部と、同じくCPU命令に
よるデータを格納するデータ格納部と、を設け、前記D
MA転送チャネルを介し前記アドレス格納部に格納され
ているアドレスに従って周辺装置とデータ格納部間でデ
ータを転送する。
【0021】したがって、周辺装置に対するCPUから
のバス配線が不要となりDMA制御部のみのバス配線で
済むため、PCB(プリント板)の配線面積増大を抑制
でき、また周辺装置のピン数を増やすことなく高速なデ
ータ転送が実行される。また、請求項8記載の発明で
は、CPU命令による周辺装置へのアクセス開始から終
了まで、一時停止制御部によりホルト・インストラクシ
ョンを発生し、CPUを一時停止状態にする。
【0022】したがって、ソフト的なウェイトサイクル
を待たずにDMA転送終了時点で直ちにCPUを復帰さ
せることができ、CPUは自らがウェイトしたことを認
識していないため、プログラムとしては通常の直接I/
Oアクセスとして処理でき、プログラムに頼るウェイト
処理の負担を軽減することができる。また、請求項9記
載の発明では、ウェイト設定値記憶部に各DMA転送チ
ャネル毎のウェイト時間の設定値を記憶し、記憶されて
いるウェイト設定値をセレクタにより当該チャネルの動
作タイミングに合わせて切り替えて、このウェイト設定
値に従ってウェイト時間計時部によりウェイト時間を計
時し、計時されたウェイト時間に従って当該チャネルの
動作タイミングを延長する。
【0023】したがって、チャネル毎に最適なウェイト
を設定でき、低速なデバイスが高速なDMAバス上に存
在してもスピードダウンを最小限に押さえることが可能
になる。
【0024】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説
明する。図1〜図23は、請求項1〜6記載のデータ転送
処理装置を適用したレーザープリンタの一実施例を示す
図である。まず、本実施例のレーザープリンタ内のDM
Aデータ転送処理における各種条件設定について説明す
る。
【0025】DMAチャネル数は、8チャネル(CH0
〜CH7)とし、描画時の画像密度は3モード用意さ
れ、STD(8×3.85本/ミリメートル)、DTL
(8×7.7本/ミリメートル)、SSF(8×15.
4本/ミリメートル)とし、スムージング用参照データ
ウインドウの大きさは、STDモード横3縦4ビットと
し、スムージング処理された画素の大きさ(本実施例に
おける出力可能画素密度)は、8×15.4本/ミリメ
ートルとする。また、本実施例では、DMAチャネルC
H7は、予備のチャネルとして機能は割り当てられな
い。
【0026】なお、画情報は1ライン毎に処理される
が、この1ラインの意味が、ファクシミリ装置等で用い
られる用に副走査幅によらない場合と、ポリゴンミラー
の偏光による副走査幅の一定なライン形成の場合の2通
りが考えられる。本実施例では、両者を区別するため以
降の説明において、前者を1ライン、後者を1スキャン
あるいは1走査と表現する。例えば、ホスト装置からペ
ージメモリへの画情報の転送は1ライン毎、ページメモ
リからLD変調用データ走査タイミング制御部への画情
報の転送は1スキャン毎となる。また、レーザープリン
タとしては、後述するが、偏光用にポリゴンモータを用
いたレーザーダイオード(以下、LDという)により感
光体に光書き込み処理を行うものを使用する。
【0027】図1〜図4は、レーザープリンタ内の要部
ブロック構成図であり、図1は、ホスト装置11との間で
画像データの転送に伴うバス制御部としてのI/F機能
を有するHIF部20のブロック構成図、図2は、装置全
体の動作タイミングを制御する基本クロック及びシフト
クロックを生成するクロック生成部と、1ライン毎にポ
リゴンミラーにより偏光されて走査する画像データ列の
出力タイミングを制御するLD変調データ走査タイミン
グ制御部としての機能を有するLDS部30のブロック構
成図、図3は、ホスト装置11から後述するページメモリ
への画像データのDMAデータ転送処理およびページメ
モリから後述するスムージング処理部60への画像データ
のDMAデータ転送処理を制御するDMAC部40のブロ
ック構成図、図4は、ページメモリからDMA転送され
る画像データのスムージング処理を制御するスムージン
グ処理部60のブロック構成図である。
【0028】図1において、ホスト装置11として、CP
U12、メモリ13、DMAC(DMA制御部)14、入出力
ポート15、スキャナ16、NCU(網制御部)17及びDC
R(符号化・復号化部)18等から構成されたファクシミ
リ装置を示しており、本実施例のHIF部20とは、アド
レスバス、データバス及びコントロールバスを介して接
続される。ホスト装置11は、CPU12のデータバスとし
て8ビットのものを想定しており、アドレス空間はバン
ク切り換え等により必要に応じて拡大することが可能な
構成とし、画情報を蓄積するメモリ13と、高速に画情報
を転送するためのDMAC14を有し、CPU12は、周辺
機器としてスキャナ16、NCU17及び本実施例のレーザ
ープリンタ等を制御するためのI/Oを有している。ま
た、図3において、ホスト装置11の周辺装置としてDM
AC部40を介してページメモリ19が接続されており、ペ
ージメモリ19は、DRAM(Dynamic Random Accesss M
e-mory)により構成されている。
【0029】HIF部20は、アドレスデコーダ21、ハン
ドシェイクロジック22、フラグリセットレジスタ23、P
DMARレジスタ24、DMACサイクルカウンタ25及び
DMA要求処理部26から構成されており、ホスト装置11
のCPU12の周辺装置として動作するためのコマンド情
報、ステータス情報、割り込み情報、画情報転送の授受
を制御し、画情報データのページメモリ19への転送は、
ホスト装置11側のDMAC14により本実施例のDMAC
部40のDMAチャネルを介して行われる。
【0030】アドレスデコーダ21は、ホスト装置11から
入力されるアドレスデータとコマンド信号に基づいてD
MAC部40内の各レジスタへCS(チップセレクト)信
号とWR(書き込み)信号を出力する。ハンドシェイク
ロジック22は、後述するDMAチャネルCH5の動作に
伴う画像データの授受をホスト装置11との間で行う。
【0031】フラグリセットレジスタ23は、ホスト装置
11とページメモリ19間のDMAデータ転送回数を認識せ
ずに常に次の画像データのデータリクエスト信号DRE
Qを出力させるためホスト側のDMAの1ラインあるい
は1ページの処理が終了するとDREQを強制的にリセ
ットするDRQRST(DMA CPU-PM Line End DreqRese
t )信号を出力するとともに、1ラインの処理設定が終
了して画像データの出力(書き込み)動作を開始し、次
のラインセットが可能になると次のラインの設定要求を
示す割り込み信号をリセットするINTRST(DMA PM
-LDS Line E-nd Interrupt Reset)信号を出力する。
【0032】PDMAR(ページメモリDMAリードア
ドレス)レジスタ24は、ページメモリ19からLDS部30
へ送出する画像データの先頭アドレスを設定し、DMA
Cサイクルカウンタ25は、クロックジェネレータ31から
入力されるマスタクロックCLKMとライン走査データ
転送処理部37から入力される位相合わせ用ロード信号に
よりDMAサイクルの管理及び1走査毎の書き込みタイ
ミングに合わせてページメモリ19からの画像データの読
み出しが行われるように、ある値にリロード可能な8進
カウンタによりDMAチャネルの動作状況を出力する。
【0033】DMA要求処理部26は、DMA動作に必要
な各種ストローブ信号あるいはデータの転送方向を決定
するバス切り換え信号を出力するために、チャネル動作
要求でそのチャネルのDREQがセットされた後、その
チャネルが動作するカウント値になるとアサートし、動
作が終了するとゲートするチャネル動作状態信号を出力
する部分と、その動作状態信号を受けてクロックジェネ
レータ31で生成される基本クロックの1/64の周期で
常に出力されているストローブ信号をゲートする構成を
有する。また、DMA要求処理部26から出力されるバス
切り換え信号またはホストCPU12からの制御信号によ
りDMAC部40内のインバータIV3〜6が制御されて
DMAC部40内のデータバスに出力する画情報データの
方向が切り換えられる。
【0034】次いで、図2において、LDS部30は、ク
ロックジェネレータ31、ラインシンク検出部32、LD変
調クロック選択部33、STDATAレジスタ34、主走査
カウンタ35、カウンタデコード部36、ライン走査データ
転送処理部37及び制御コマンドモードセットレジスタ38
から構成されており、LDS部30では、1ライン毎にポ
リゴンモータにより偏光されて走査する画情報のデータ
列を出力するタイミングを制御する。具体的には、画情
報のデータ列を出力する際のパラレル/シリアル(以
下、P/Sという)変換、書き込み開始位置の設定、1
ラインのデータ幅(1ラインの画素数)の設定及び同期
検出処理等を行う。
【0035】本実施例では、偏光用にポリゴンモータを
用いたレーザープリンタであるため、1ラインの走査開
始タイミングは、強制発光させたレーザー光をポリゴン
モータの回転により偏光し、ある走査開始位置より手前
の走査線上に置かれた受光素子で検出することにより同
期信号を生成することで得られる。この同期信号は、D
MAデータ転送動作のタイミングとは非同期であるた
め、主走査の変調クロックの位相をずらして副数個用意
し各ライン毎に同期信号に近い位相のクロックを選択し
て当該ラインの走査を行うためのタイミング制御もLD
S部30で行う。
【0036】また、同期信号はDMAサイクルとスピー
ドは等しいが位相がずれるため、シリアルデータの出力
開始タイミングに合わせて、DMAの読み出しチャネル
が動作するようにDMAチャネルの動作する優先順位を
強制的に変更する制御もLDS部30で行う。したがっ
て、LDS部30は、優先順位変更手段としての機能を有
する。
【0037】クロックジェネレータ31は、レーザープリ
ンタ内の内部回路及びLD変調用タイミング信号発生部
としての機能を有し、レーザープリンタ内の基本クロッ
クを発生し、基本クロックは、走査を行う際の最小画素
スキャン時間をベースに設定され、この場合、感光体面
上で一画素に相当する1/16ミリメートルを走査する
時間に相当する。また、この走査に使用されるクロック
は上記同期信号に基づいて生成されるため、主走査の走
査位置のバラツキを最小にするための位相のずれた複数
のクロック信号CLKA0〜7を生成して選択可能とし
ている。具体的には、人間の目には画素の主走査方向の
ずれが認識可能な範囲は、画素の幅の1/6以下といわ
れているため、本実施例では、π/4づつずれた8本の
クロック信号CLKA0〜7を生成し、このクロック信
号CLKA0〜7をLD変調クロック選択部33で選択し
て使用することにより1/8づつずれたシフトクロック
としている。また、基本クロックは、このシフトクロッ
クの4倍の周期のものを用い、さらに、DMA動作クロ
ックは、基本クロックの1/8の周波数でDMA1チャ
ネルの処理を行う。本実施例では、8チャネルのDMA
チャネルCH0〜7を有しているため、基本クロックの
1/64の周期で1回のDMAサイクルのサービスが行
われる。したがって、ページメモリ19や周辺ロジックへ
のアクセスは1DMAチャネル単位で行われ、そのアク
セスに必要なストローブ信号は、基本クロックを分周あ
るいはゲートすることにより生成される。
【0038】ラインシンク検出部32は、後述するLDか
ら偏光出力されるレーザー光を検出してラインシンク信
号を出力する。LD変調クロック選択部33は、クロック
ジェネレータ31で生成された8相の走査用クロックをラ
インシンク入力後、初めに立ち上がり変化のあった相の
クロックをその走査LD変調用のセレクトクロックSE
LCLKとして選択して出力する。
【0039】STDATAレジスタ34では、感光体面上
で主走査方向のスキャンが行われるときに1スキャン内
が6種類のステート(領域)に分けられるとき、すなわ
ち、後述する感光体内外領域、データ領域、次ライン発
光準備領域等をステート情報として出力するため、電子
写真プロセスやその構造、書き込みサイズ、線密度等の
種々の条件によるレジスタ群(STDATA:SET DAT
A)により各ステートの設定値をプログラマブルに設定
可能となっている。また、このレジスタ群は、アドレス
を別々に持つことも可能であるが、同時に連続してアク
セスされる性質のものであるため、同一アドレスに割り
付け、レジスタに書き込む毎にインクリメントされる深
さ方向のステートカウンタ値をステータス情報として管
理することも可能である。その他に、動作を設定する情
報としては、インタポレーション(補完)によるスムー
ジング処理を行うか否かを設定するIPビット、プロセ
スの方式に応じて黒情報を得るときにLDを発光させる
か消光させるかを選択するネガポジセレクトビット等が
ある。
【0040】また、LDS部30のステータス情報として
は、STDATAを1アドレスに割り付けた場合、深さ
方向のアドレス情報をモニタできるビットも有する。こ
れは、ステート情報のセット値が誤セット等により狂っ
てしまった場合、同期検出用のLD発光が行われずに次
の走査タイミングが得られず、ハングアップしてしまう
可能性があるため、データセットを確実に行わせるため
である。
【0041】さらに、ホスト装置11側がレーザープリン
タの動きを認識するためにアサインされるSTDATA
レジスタ34には、DMAC部40においてホスト側のCP
U12が、間接アドレス指定によりページメモリ19へアク
セスする場合は、実際には、DMAC部40にあるDMA
チャネルにより転送が行われるため、実際には書き込み
や読み出し動作が完了しているか否かをモニタするビッ
トもセットされる。
【0042】主走査カウント部35は、STDATAレジ
スタにセットされた主走査の各ステートデータをLD変
調クロック選択部33で選択されたシフトクロックにより
カウントアップしてカウント出力とターミネート信号を
出力し、最後のステートまでカウントアップして同期信
号を入力することにより再び次のラインの初めのステー
トデータを読み込み同様のカウントアップ動作を続け
る。
【0043】カウントデコード部36は、主走査カウント
部35から入力されるカウント値をデコードし、例えば、
データ出力のステートの8ビット前でアサートする信号
というように必要なタイミングを生成するステート情報
を出力する。ライン走査データ転送処理部37は、本実施
例のDMAチャネルCH0〜3に割り当てられるページ
メモリ19からLDS部30への画像データ転送時(すなわ
ち、ページメモリ19からの書き出し時)のDMAアドレ
ス及びタイミングとページメモリ19とスムージング処理
部60との間のバッファ(DMAデータセットポート、セ
カンドラッチ、P/Sレジスタ)のバッファリングを制
御し、制御信号としては、スムージング処理部60内のP
/Sレジスタ65〜68に対してシリアルデータ出力タイミ
ングを制御するSIFTCK信号及びデータロードタイ
ミングを制御するSIFTLD信号等を出力する。ま
た、ライン走査データ転送処理部37では、制御コマンド
モードセットレジスタ38からLS(ラインスタート)コ
マンドが出力されてスキャン動作が始まっているとき、
モードに応じてあるいは縮小指示に応じて、そのLSコ
マンドに対して何回目のスキャンか、1ライン目か否か
を指示する書込みモード、縮小処理の判定を行う。
【0044】また、図5(a)〜(m)に、クロック信
号CLKA0〜7、ラインシンク信号及びシフトクロッ
クSIFTCLK等のタイミングチャートを示す。制御
コマンドモードセットレジスタ38は、制御コマンド用レ
ジスタとモードセット用レジスタから構成され、制御コ
マンド用レジスタでは、LDS部30内部のカウンタを初
期化し、動作可能にするPE(ページプリントイネーブ
ル)信号と、ページメモリ19からのライン単位(ポリゴ
ンミラーによる走査単位ではない、上記STDモードで
は4回走査、DTLモードでは2回走査、SSFモード
では1回走査で1ラインとしてカウントする)の起動を
行うためのLS(ラインスタート)コマンドと、内部動
作を初期化するRST(リセット)コマンドを出力す
る。また、モードセット用レジスタでは、本実施例の各
部共通のモードセットレジスタにアサインされる情報と
して、画情報線密度切り換えビット(STD、DTL、
SSFの各モードを切り換える)、縮小処理ビット等が
ある。さらに、ページメモリ19の大きさに応じて使用す
るDRAMのメモリ容量が変わった場合のRAS(ペー
ジメモリ内のROW側アドレスセット)信号のタイミン
グを切り換えるRASSEL(RASセレクト)信号を
出力する。
【0045】次いで、図3において、DMAC部40は、
PLPDMARレジスタ41、セレクタA42、セレクタB
43、セレクタC44、PDTADPレジスタ45、PRDT
ADPレジスタ46、PCPUAレジスタ47、PDMAW
レジスタ48、セレクタD49、REFADRレジスタ50、
PMLMTレジスタ51、マルチプレクサ52、フルビット
アダー53、ページメモリエリアコンパレータ54、PCP
UDWデータセットレジスタ55、PCPUDRレジスタ
56及びDMAデータ転送レジスタ57から構成されてい
る。
【0046】DMAC部40では、上記従来の図32に示し
たレーザープリンタ1内のように、DMAデータ転送処
理用のスレイブCPU3を設けることなく複数のDMA
チャネルの優先順位をサイクリックにあるいはある規則
に従い切り換え、各DMAチャネルに割り当てられた機
能によりDMAデータ転送処理を制御する。各DMAチ
ャネルは、DREQ(データリクエスト)の発生を監視
し、該当するDREQがアサートされている場合、かつ
該当する優先順位になったときにデータ転送を行う。D
MAチャネルによりアクセスするメモリ空間としては、
ページメモリ19、I/O空間としては、ホスト側CPU
12のDMAポート(ホスト側DMAC14→ページメモリ
19)、CPU12の間接ページメモリアクセスポート(ホ
スト側CPU12←→ページメモリ19)、スムージングデ
ータ作成用ラインバッファ用ポート(ページメモリ19→
スムージング処理部60:DMAチャネルとしては参照す
るライン数分)を有する。また、DMAの処理速度は、
各DMAチャネルが一回サポートされるスピードが後述
のページメモリ19から読み出される1単位のパラレルデ
ータが変調信号としてシリアル出力される時間に設定さ
れる。さらに、LDS部30が走査データを要求するタイ
ミングは、上記同期信号の位相がDMAチャネルの位相
とずれるため、DMAチャネルの優先順位をDMAC部
40の要求によりLDS部30で強制的に変更させる構成と
することにより、常にあらゆるタイミングにおいても出
力データを保証することができる。
【0047】PLPDMAR(ページメモリDMAリー
ドアドレスリロード)レジスタ41は、PDMARレジス
タ24でセットされたデータを一時的に蓄積してセレクタ
A42に出力する。セレクタA42は、PDMARレジスタ
24でセットされたデータと後述するインクリメンテドア
ドレス(以下、INCADRという)の値を選択し、ベ
ースアドレスとして出力する。
【0048】セレクタB43は、PCPUA(ページメモ
リCPUアクセスアドレス)レジスタ47にセットするデ
ータをCPUサイクルによるレジスタセットとINCA
DRから選択する。セレクタC44は、PDMAWレジス
タ48をセットするデータをCPUサイクルによるレジス
タセットとINCADRから選択する。
【0049】PDTADP(プロットデータアドレスポ
インタ)レジスタ45は、セレクタA42から入力されるベ
ースアドレスをラッチしてセレクタD49に出力する。P
RDTADP(プロットレファレンスデータアドレスポ
インタ)レジスタ46は、セレクタA42から入力されるベ
ースアドレスにREFADR(参照オフセットアドレ
ス)を加えたINCADRをラッチしてセレクタD49に
出力する(これにより、次のラインの参照アドレスを決
定する)。
【0050】PCPUA(ページメモリCPUアクセス
アドレス)レジスタ47は、ホスト装置11からページメモ
リ19へあるいはページメモリ19からホスト装置11へ画情
報を1バイト単位で単位で読み書きする際のページメモ
リ19のアドレス及び画情報データの転送方向を設定して
セレクタD49に出力する。PDMAW(ページメモリD
MAライトアドレス)レジスタ48は、PDMARアドレ
スに対してインターポレーション(補完)用の参照ライ
ンのオフセットを設定するREFADRと、ホスト装置
11からページメモリ19へ転送する画情報の1ライン単位
のDMA転送におけるページメモリ19の先頭アドレスを
設定してセレクタD49に出力する。
【0051】セレクタD49は、PDTADPレジスタ4
5、PRDTADPレジスタ46、PCPUAレジスタ47
及びPDMAWレジスタ48の各出力を選択してマルチプ
レクサ52とフルビットアダー53に出力する。REFAD
R(参照オフセットアドレス)レジスタ50は、あらかじ
めホスト装置11から入力されるDMA処理の動作モード
を設定する情報として参照オフセットアドレスをセット
してフルビットアダー53に出力する。
【0052】PMLMT(ページメモリリミットアドレ
ス)レジスタ51は、あらかじめホスト装置11から入力さ
れるDMA処理の動作モードを設定する情報としてペー
ジメモリ19の大きさ(上限アドレス)をセットしてペー
ジメモリエリアコンパレータ54に出力する。なお、PM
LMTレジスタ51は、メモリ容量設定手段としての機能
を有する。
【0053】マルチプレクサ52は、図6に示すように、
セレクタ52aとRAS/CASコントロール52bから構
成されて、セレクタD49から入力されるアドレスA0〜
20データによりページメモリ内のRAWアドレスとC
OLUMNアドレスを交互に選択して画情報データを格
納するアドレスを選択出力するようになっており、例え
ば、アドレスA0〜20データと、RAWアドレスおよ
びCOLUMNアドレスの対応は、図7に示すように設
定され、セレクタ52aにより選択出力されるアドレス
と、RAS/CASコントロール52bにより制御される
RAWアドレスとCOLUMNアドレスの発生書き込み
タイミングでページメモリ19に画情報データが書き込ま
れる。すなわち、RAS/CASコントロール52bで
は、上記制御コマンドモードセットレジスタ38から入力
されるRASSEL信号、DMA要求処理部26から入力
されるRAS/CASタイミング信号及びリフレッシュ
サイクル信号によりRAWアドレスとCOLUMNアド
レスの発生書き込みタイミングを制御する。
【0054】フルビットアダー53は、図8に示すよう
に、フルビットアダー53a、セレクタ53b及び+1加算
器53cから構成され、セレクタD49から入力されるアド
レスにREFADRレジスタ50から入力される参照オフ
セットアドレスを参照しつつ読取原稿の原稿幅に基づく
1スキャンの画情報のデータ長分の定数を加算してその
加算結果Cをページメモリエリアコンパレータ54に出力
する。セレクタ53bは、SEL信号によりREFADR
レジスタ50から入力される参照オフセットアドレスに+
1加算器53cから入力される+1を加算するか否かを選
択しており、SEL信号は、後述するページメモリエリ
アコンパレータ54で処理されるページメモリ19内の上限
アドレスの判断により出力される繰り上げ信号の有無に
より切り換えられる。フルビットアダー53は、アドレス
加算手段としての機能を有する。
【0055】ページメモリエリアコンパレータ54は、図
9に示すように、エリアコンパレータ54aとセレクタ54
bから構成され、フルビットアダー53から入力されるア
ドレスの定数加算結果とPMLMTレジスタ51から入力
される上限アドレスとを比較し、定数加算結果が上限ア
ドレスよりも小さいときは、そのまま定数加算結果をア
ドレスフィードバックバスに出力し、定数加算結果が上
限アドレスよりも大きいときは、上限アドレス値を定数
加算結果から引いたアドレス値をINCADRとしてア
ドレスフィードバックバスに出力する。ページメモリエ
リアコンパレータ54は、上限アドレス検出手段としての
機能を有する。
【0056】PCPUDW(ページメモリ書き込みデー
タセット)レジスタ55は、PCPUAレジスタ47でセッ
トされるアドレスにライトモードで書き込む場合の画情
報データをセットしてインバータIV4を介してページ
メモリ19あるいはスムージング処理部60に出力する。P
CPUDR(ページメモリ読み出しデータラッチ)レジ
スタ56は、PCPUAレジスタ47でセットされたページ
メモリ19のアドレスから読み出した画情報データをラッ
チしてインバータIV3、1を介してPCPUDWレジ
スタ55に出力する。
【0057】DMAデータ転送レジスタ57は、データバ
スを介して転送される画情報データをスムージング処理
部60に出力する。なお、1サイクルのDMA処理におい
ては、後述するスムージング処理を行うため、ページメ
モリ19からの画情報データの読み出しが3あるいは4D
MAチャネル分行われるが、これは、参照する副走査ラ
イン数により、本実施例では、3×4の参照窓内の画素
データのスムージング処理を行うものとするため、副走
査ライン数4に合わせるように、4DMAチャネル分を
データ転送チャネルとする。しかし、参照窓が変わると
副走査ライン数も変化するため、DMAC部40及びスム
ージング処理部60としては、あらかじめDMAチャネル
数に余裕を持たせて参照窓の変化に対応させることも可
能である。
【0058】次いで、図4において、スムージング処理
部60は、DMAデータセットポート61〜64、P/Sレジ
スタ65〜68、シフトレジスタ69〜72、参照ロジック部7
3、セレクタ74及びLDドライバ75から構成されてお
り、DMAC部40から転送される画情報データの密度が
出力可能な画素密度より荒い場合、周辺の画素を参照し
てインターポレーション(補完)により可能な密度に変
換して出力する。
【0059】具体的には、DMAC部40により補完前の
画情報データが記憶されているページメモリ19から出力
される画素データ及びその周辺画素データを読み出し、
補完アルゴリズムが構成されたロジック部へ入力させ、
そのロジック部で補完された画情報データが変調データ
として出力される。すなわち、補完が行われるのは、ペ
ージメモリ19から読み出した画素データをシリアルデー
タに変換した後であり、補完したシリアル画素データの
シフトクロックは、各ライン単位で同期信号により選択
される変調クロック(SIFTCK信号)を用いる。
【0060】DMAデータセットポート61〜64は、デー
タバスを介してページメモリ19から転送される上記参照
窓に基づく4DMAチャネルCH0〜3分の各ライン
(n〜n+3ライン)の画素データをセットしてP/S
レジスタ65〜68に出力する。P/Sレジスタ65〜68は、
DMAデータセットポート61〜64から入力されるn〜n
+3ラインの画素データを上記ライン走査データ転送処
理部37から入力されるSIFTCLK信号及びSIFT
LD信号に基づくタイミングでシリアルデータに変換し
てシフトレジスタ69〜72に出力する。
【0061】シフトレジスタ69〜72は、P/Sレジスタ
65〜68から入力されるシリアル画素データを主走査幅で
切り出して参照ロジック部73に出力する。参照ロジック
部73は、補完アルゴリズムに基づいてシフトレジスタ69
〜72から入力される主走査幅の4ライン分のシリアル画
素データのうちそれぞれ注目画素部分を補完して補完し
たシリアル画素データをセレクタ74に出力する。
【0062】セレクタ74は、参照ロジック部73から入力
される補完シリアル画素データを上記ライン走査データ
転送処理部37から入力される1スキャンのステート情報
に基づいて選択して変調データ信号としてLDドライバ
75に出力する。LDドライバ75は、セレクタ74から入力
される変調データ信号に基づいてLD82を発光させる。
【0063】なお、上記図3及び図4における太い点線
で示すデータバスは、DMA要求処理部26からのバス方
向切換信号により制御されるインバータIV1〜IV6
によりデータ転送方向が双方向に切り換えられる部分を
示している。次いで、図10により本実施例のレーザープ
リンタの光書込み部の構成を説明する。
【0064】図10において、光書込み部は、ポリゴンミ
ラー81を備え、ポリゴンミラー81は、図外のポリゴンモ
ータによりシステムクロックとは異なる独自のタイミン
グで図中矢印方向に回転駆動される。ポリゴンミラー81
には、LD82からレーザービームが照射され、LD82
は、上記図4に示したLDドライバ部75によりその駆動
が制御される。ポリゴンミラー81は、LD82から照射さ
れたレーザービームを等角速度のライン状の走査ビーム
としてfθレンズ83方向に反射し、fθレンズ83は、レ
ーザービームを等速直線変換してミラー84に照射すると
ともに、受光素子85にも照射する。受光素子85として
は、例えば、ピンフォトダイオードが利用され、受光素
子85は、ポリゴンミラー81で反射された走査線の走査開
始位置に配設されて、ライン同期用のレーザービーム
(レーザー光)を検出して同期信号として図2のLD変
調クロック選択部33に出力する。ミラー84は、入射光を
反射して感光体86上に照射し、感光体86は、光が照射さ
れることにより静電潜像が形成される。
【0065】感光体86は、図外のモータにより回転駆動
され、レーザービームにより順次静電潜像が形成され
る。静電潜像の形成された感光体86には、図外の現像装
置によりトナーが付着されて現像され、トナーの付着さ
れた感光体86は、さらに回転されて、記録紙87に面する
と、図外の転写装置により感光体86に付着されたトナー
が記録紙87に転写される。トナーの転写された記録紙87
は、図外の定着部に搬送され、定着部でトナーが記録紙
87に定着される。
【0066】なお、図10において、A、B、C、Dと表
示されている区分は、光書込み動作の各動作状態(ステ
ート)の区分分けを表示しており、この各ステートA〜
ステートDでは、図11に示すように、LD82の発光およ
び消灯が行なわれ、ステートAおよびステートCでは、
LD82は消灯され、ステートBおよびステートDでは、
LD82は発光される。
【0067】次に、作用を説明する。本実施例では、D
MAC部40により複数のDMAチャネルCH0〜7を利
用してホスト装置11からスムージング処理部60に4ライ
ン分の画素データをDMAチャネルCH0〜7を所定の
優先順位でサイクリックに制御してDMA転送処理をシ
ーケンシャルに連続して実行するところにその特徴があ
り、このDMAチャネルCH0〜7におけるDMAデー
タ転送処理についてDMAチャネルCH0から順に説明
する。
【0068】まず、DMAチャネル0〜4におけるDM
A転送処理について、図12、図13に示すフローチャート
に基づいて説明する。DMAチャネルCH0〜3は、ペ
ージメモリ19からスムージング処理部60のDMAデータ
セットポート61〜64にn〜n+3ライン目の画素データ
を転送する機能を有し、DMAチャネルCH0、2、3
では参照画素データを転送し、DMAチャネルCH1で
は注目画素データを転送する。
【0069】各DMAチャネルCH0〜3のデータ転送
要求のセット条件としては、DMAチャネルCH0で
は、PDMARレジスタ24にホスト装置11から読み出し
アドレスがセットされ、DMA要求処理部26にPE(ペ
ージプリントイネーブル)信号とLS(ラインスター
ト)信号がセットされていることとする。DMAチャネ
ルCH1〜3では、それぞれ前のDMAチャネルの処理
動作に続いてシーケンシャルに行われる。
【0070】また、各DMAチャネルCH0〜3のデー
タ転送要求のリセット条件としては、各DMAチャネル
CH0〜3ともに以下に説明するフロー終了時に自動的
にリセットされる。DMAチャネルCH4は、ページメ
モリ19へのリフレッシュ動作とPDTADPレジスタ45
を“+1”動作させる機能を有し、その動作セット条件
としては、データ転送終了毎にリフレッシュ動作が行わ
れ、PDTADPレジスタ45を“+1”する動作は、D
MAチャネルCH3の動作に続いて行われる。動作リセ
ット条件は、DMAチャネルCH0〜3と同様である。
【0071】図14に示すように、ホスト装置11からDM
AチャネルCH0〜3を介して転送される1スキャン毎
の画素データは、ページメモリ19内の下位アドレスから
順に格納されており、各ラインの先頭アドレスには、ラ
イン番号が示されている。また、図15(a)、(b)に
示すように、原稿から読み出されてページメモリ19に格
納されていく過程で上限アドレスをオーバーした場合
は、オーバーした分の画素データは、初期の下位アドレ
スに転送されて格納され、本実施例では、このような上
位アドレスオーバー時のアドレス値の初期化動作も制御
される構成となっている。さらに、図16は、本実施例の
スムージング処理における原稿上の3×4の参照窓の画
素データ範囲を示している。図12において、まず、スキ
ャンラインの初めにPDMARレジスタ24にホスト装置
11から読み出しアドレスがセットされると(ステップP
1)、PLPDMARレジスタ41でその読み出しアドレ
スをラッチする(ステップP2)。次いで、セレクタA
42で入力Bを選択して読み出しアドレスをPDTADP
レジスタ45にセットし(ステップP3)、PDTADP
レジスタ45でその読み出しアドレスをラッチすると(ス
テップP4)、DMAチャネルCH0の動作フラグをセ
ットして動作を開始し(ステップP5)、セレクタD49
で入力Aを選択して読み出しアドレスをマルチプレクサ
52とフルビットアダー53にセットする(ステップP
6)。次いで、マルチプレクサ52からその読み出しアド
レスをページメモリ19へ出力すると(ステップP7)、
フルビットアダー53で読み出しアドレスにREFADR
レジスタ50にセットされた参照オフセットアドレス値を
加算して加算結果をページメモリエリアコンパレータ54
に出力し(ステップP8)、ページメモリエリアコンパ
レータ54でこの加算結果とPMLMTレジスタ51でセッ
トされた上限アドレス値と比較してCH0の比較結果ア
ドレスをアドレスフィードバックバスを介してセレクタ
A〜C42〜44に出力する(ステップP9)。
【0072】次いで、セレクタA42で入力Aを選択して
アドレスフィードバックバスを介して入力されたCH0
の比較結果アドレスをPRDTADPレジスタ46にセッ
トしてラッチすると(ステップP10、P11)、DMAチ
ャネルCH0の動作フラグをリセットして動作を終了す
る。続いて、DMAチャネルCH1の動作フラグをセッ
トして動作を開始し(ステップP12)、セレクタD49で
入力Bを選択してPRDTADPレジスタ46にラッチさ
れたCH0の比較結果アドレスをマルチプレクサ52にセ
ットし(ステップP13)、マルチプレクサ52からそのC
H0の比較結果アドレスをページメモリ19へ出力すると
(ステップP14)、フルビットアダー53で比較結果アド
レスにREFADRレジスタ50にセットされた参照オフ
セットアドレス値を加算して加算結果をページメモリエ
リアコンパレータ54に出力する(ステップP15)。次い
で、ページメモリエリアコンパレータ54でこの加算結果
とPMLMTレジスタ51でセットされた上限アドレス値
と比較してCH1の比較結果アドレスをアドレスフィー
ドバックバスを介してセレクタA〜C42〜44に出力する
と(ステップP16)、DMAチャネルCH1の動作フラ
グをリセットして動作を終了する。
【0073】続いて、DMAチャネルCH2の動作フラ
グをセットして動作を開始し(ステップP17)、アドレ
スフィードバックバスを介して入力されたCH1の比較
結果アドレスをPRDTADPレジスタ46にセットして
ラッチし(ステップP18)、セレクタD49を介してPR
DTADPレジスタ46にラッチされたCH1の比較結果
アドレスをマルチプレクサ52にセットし、マルチプレク
サ52からそのCH1の比較結果アドレスをページメモリ
19へ出力する(ステップP19)。次いで、フルビットア
ダー53でセレクタD49からの比較結果アドレスに参照オ
フセットアドレス値を加算して加算結果をページメモリ
エリアコンパレータ54に出力し(ステップP20)、ペー
ジメモリエリアコンパレータ54でこの加算結果とPML
MTレジスタ51でセットされた上限アドレス値と比較し
てCH2の比較結果アドレスをアドレスフィードバック
バスを介してセレクタA〜C42〜44に出力すると(ステ
ップP21)、DMAチャネルCH2の動作フラグをリセ
ットして動作を終了する。
【0074】続いて、DMAチャネルCH3の動作フラ
グをセットして動作を開始し(ステップP22)、アドレ
スフィードバックバスを介して入力されたCH2の比較
結果アドレスをPRDTADPレジスタ46にセットして
ラッチし(ステップP23)、セレクタD49を介してPR
DTADPレジスタ46にラッチされたCH1の比較結果
アドレスをマルチプレクサ52にセットし、マルチプレク
サ52からそのCH2の比較結果アドレスをページメモリ
19へ出力すると(ステップP24)、DMAチャネルCH
3の動作フラグをリセットして動作を終了する。
【0075】続いて、DMAチャネルCH4の動作フラ
グをセットして動作を開始し、セレクタD49で入力Aを
選択して読み出しアドレスをフルビットアダー53に出力
セットし、フルビットアダー53で読み出しアドレスに
“+1”加算して加算結果をページメモリエリアコンパ
レータ54に出力する(ステップP26)。次いで、ページ
メモリエリアコンパレータ54でこの加算結果とPMLM
Tレジスタ51でセットされた上限アドレス値と比較して
CH4の比較結果アドレスをアドレスフィードバックバ
スを介してセレクタA〜C42〜44に出力する(ステップ
P27)。次いで、アドレスフィードバックバスを介して
入力されたCH4の比較結果アドレスをPRDTADP
レジスタ46にセットしてラッチし(ステップP28)、D
MAチャネルCH4の動作フラグをリセットして動作を
終了する(ステップP29)。
【0076】以上のDMAチャネルCH0〜CH3によ
るDMA処理でn〜n+3ラインの画素データを転送す
るページメモリ19内のアドレスがシーケンシャルに転送
されて指示され、DMAチャネルCH4によるDMA処
理でページメモリ19としてのDRAMのリフレッシュ処
理がDMAチャネルCH0〜CH3によるアドレス転送
処理に連続してシーケンシャルに実行される。
【0077】次に、DMAチャネル5、6におけるDM
A転送処理について、図17〜図19に示すフローチャート
に基づいて説明する。DMAチャネルCH5は、ホスト
装置11からページメモリ19に画素データをDMAデータ
転送する際に、PDMAWレジスタ48にページメモリ19
の転送先アドレスをセットする機能を有し、このアドレ
スセットによりDREQ(データリクエスト)コマンド
がセットされ、ホスト装置11側のDMAC14により画素
データがハンドシェイクロジック22にDACKコマンド
により書き込まれると、DREQコマンドはリセットさ
れる。
【0078】DMAチャネルCH6は、ホスト装置11の
CPU12からのRD、WRコマンドによるページメモリ
19へのアクセスを間接的に制御する機能を有し、PCP
UAレジスタ47へのWRコマンド入力とPCPUDWレ
ジスタ55へのRDコマンドのセット及びWRモードのフ
ラグセットにより起動される。処理終了後は、自動的に
リセットされる。
【0079】DMAチャネルCH6では、ホスト装置11
のCPU12によるページメモリ19への画素データのリー
ド、ライトを行うため、データリードする場合、PCP
UAレジスタ47にページメモリ19の読み出しアドレスが
セットされると、そのページメモリ19からリードレジス
タへのDMAデータ転送処理が行われるように当該DM
AチャネルCH6のDREQコマンドがセットされ、そ
のDMAチャネルが動作するタイミングで画素データの
DMA転送が行われるようにページメモリ19へのリード
ストローブ信号が、PCPUDRレジスタ56にラッチク
ロックが入力され、その動作終了後DREQコマンドが
リセットされる。
【0080】また、データライトする場合は、書き込む
画素データがPCPUDWレジスタ55にあらかじめセッ
トされ、PCPUAレジスタ47に書き込みアドレスがセ
ットされると、DREQコマンドがセットされ、同様に
当該DMAチャネルCH6で画素データのDMA転送処
理が行われ、DREQコマンドがリセットされる。図17
は、DMACチャネルCH5におけるDMA転送処理の
フローチャートを示している。
【0081】図17において、ホスト装置11側のDMAC
14から出力されるDACKコマンドがハンドシェイクロ
ジック22に入力されると、DMAチャネルCH5の動作
フラグをセットしてセレクタC44の入力Bを選択してセ
ットし(ステップQ1)、PDMAWレジスタ48をセッ
トし(ステップQ2)、DMAチャネルCH5がイネー
ブルとなりDREQコマンドをハンドシェイクロジック
22を介してホスト装置11側のDMAC14にアサートする
(ステップQ3)。
【0082】次いで、DMAC14からデータバスに転送
される画素データをDMAデータ転送レジスタ57でラッ
チして動作フラグをセットすると(ステップQ4)、本
DMAチャネルCH5の動作タイミングかどうかをチェ
ックする(ステップQ5)。DMAチャネルCH5の動
作タイミングになると、セレクタD49で入力Dを選択し
てデータバス、セレクタC44及びPDMAWレジスタ48
を介してセットされた書き込みアドレスをマルチプレク
サ52及びフルビットアダー53にセットし(ステップQ
6、Q7)、フルビットアダー53で書き込みアドレスに
“+1”加算して加算結果をページメモリエリアコンパ
レータ54に出力する(ステップQ8)。
【0083】次いで、ページメモリエリアコンパレータ
54でこの加算結果とPMLMTレジスタ51でセットされ
た上限アドレス値と比較し、この書き込み比較結果アド
レスをアドレスフィードバックバスを介してセレクタA
〜C42〜44に出力する(ステップQ9)。次いで、セレ
クタC44で入力Aを選択してアドレスフィードバックバ
スを介して入力された書き込み比較結果アドレスをセッ
トし(ステップQ10)、本ラインサイクルの最後にPD
MAWレジスタ48でセレクタC44にセットした書き込み
アドレスをラッチする(ステップQ11)。次いで、次ラ
インのDREQコマンドをハンドシェイクロジック22を
介してホスト装置11側のDMAC14にアサートし(ステ
ップQ12)、DMAチャネルCH5の動作フラグをリセ
ットして動作を終了する(ステップQ13)。
【0084】図18は、DMAチャネルCH6におけるD
MA転送処理のホスト装置11からページメモリ19への画
素データ書き込み処理のフローチャートを示している。
図18において、ホスト装置11のCPU12からWRコマン
ドが出力されると(ステップR1)、セレクタB43で入
力Bを選択して書き込みアドレスをPCPUAレジスタ
47にセットし(ステップR2)、PCPUDWレジスタ
55に書き込むべき画素データをセットする(ステップR
3)。次いで、DMAチャネルCH6の動作フラグをセ
ットし(ステップR4)、本DMAチャネルCH6の動
作タイミングかどうかをチェックし(ステップR5)、
DMAチャネルCH6の動作タイミングになると、セレ
クタD49で入力Cを選択してデータバス、セレクタC44
及びPDMAWレジスタ48を介してセットされた書き込
みアドレスをマルチプレクサ52にセットする(ステップ
R6、R7)。次いで、データバスに接続されたインバ
ータIV4を制御してPCPUDWレジスタ55にセット
された画素データをページメモリ19内のセットされた書
き込みアドレスに書き込み(ステップR8)、動作フラ
グをリセットして動作を終了する(ステップR9)。
【0085】図19は、DMAチャネルCH6におけるD
MA転送処理のページメモリ19からの画素データ読み出
し処理のフローチャートを示している。図19において、
ホスト装置11のCPU12からRDコマンドが出力される
と(ステップS1)、セレクタB43で入力Bを選択して
読み出しアドレスをPCPUAレジスタ47にセットし
(ステップS2)、DMAチャネルCH6の動作フラグ
をセットし、本DMAチャネルCH6の動作タイミング
かどうかをチェックする(ステップS3、S4)。DM
AチャネルCH6の動作タイミングになると、セレクタ
D49で入力Cを選択してデータバス、セレクタC44及び
PCPUAレジスタ47を介してセットされた読み出しア
ドレスをマルチプレクサ52にセットする(ステップS
5、S6)。次いで、データバスに接続されたインバー
タIV6を制御してページメモリ19内のセットされた読
み出しアドレスから画素データを読み出してPCPUD
Rレジスタ56にセットし(ステップS7)、動作フラグ
をリセットして動作を終了する(ステップS8)。
【0086】したがって、上記DMAチャネルCH0〜
4のDMA処理に続いてDMAチャネルCH5、6によ
るDMA処理が行われることにより、スムージング処理
に必要な3×4の参照窓内の各ラインの画素データのホ
スト装置11のDMAC14からページメモリ19へのDMA
転送及びページメモリ19からスムージング処理部60への
書き込み、読み出しアドレス指示を含めたDMA転送
が、従来のスレイブCPUやSRAMを用いることなく
レジスタ群とマルチプレクサや加算器等の構成だけでシ
ーケンシャルに実行される。
【0087】以上のDMAチャネルCH0〜6における
DMAデータ転送処理の各部のタイミングチャートを図
20及び図21〜図23に示している。図20は、DMAC部40
内の主要部における各信号のタイミングチャートを示し
ており、図20(a)〜(p)において、(a)は動作フ
ラグ、(b)はDMA転送中タイミング、(c)はマス
タクロックCLKMタイミング、(d)はセレクタA4
2、D49の動作タイミング、(e)はPDTADPレジ
スタ45による読み出しアドレスのセットタイミング、
(f)はセレクタD49からのアドレス出力タイミング、
(g)はマルチプレクサ52からのRAS信号の出力タイ
ミング(但し、Xは負論理を示す)、(h)はマルチプ
レクサ52からのCAS信号の出力タイミング、(i)は
RAS、CAS信号の切り換えタイミンク゛、(j)は
RAS、CAS信号により指示されるROWアドレスデ
ータとCALUMアドレスデータの出力タイミング、
(k)はページメモリ19からのデータの読み出しタイミ
ング、(l)はスムージング処理部60のDMAデータセ
ットポート61〜64への画素データのラッチパルス出力タ
イミング、(m)はフルビットアダー53の動作タイミン
グ、(n)はページメモリエリアコンパレータ54の動作
タイミング、(o)はPRDTADPレジスタ46におけ
るINCADRのラッチタイミング、(p)はPRDT
ADPレジスタ46におけるINCADRのセレクタD49
への出力タイミングをそれぞれ示している。
【0088】以上、図20(a)〜(p)に示した各部の
動作タイミングによりホスト装置11からページメモリ19
及びスムージング処理部60への画素データのDMAデー
タ転送処理がシーケンシャルに繰り返し実行される。ま
た、図21は、ページメモリ19からの上記各DMAチャネ
ルCH0〜6によるDMAデータ転送処理タイミングに
スムージング処理部60内のP/S処理タイミングが間に
合う場合のスムージング処理部60内のDMAデータセッ
トポート61〜64における動作のタイミングチャートを示
しており、(a)はDMAサイクルタイミング、(b)
〜(e)はDMAデータセットポート61〜64の画素デー
タのラッチタイミング、(f)はDMAデータセットポ
ート61〜64のバッファフルBUFFULタイミング、
(g)はライン走査データ転送処理部37からP/Sレジ
スタ65〜68に入力される上記SIFTLD信号出力タイ
ミング、(h)はライン走査データ転送処理部37からの
からP/Sレジスタ65〜68に入力される上記SIFTC
K信号出力タイミングをそれぞれ示している。
【0089】この図21(a)〜(h)の動作タイミング
では、DMAデータセットポート61〜64の画素データの
ラッチタイミングとP/Sレジスタ65〜68の画素データ
のシリアル出力タイミングとが同期して行われ、DMA
サイクルの変更は行われていない。ところが、上記図10
に示した光書込み部におけるポリゴンミラー81の回転に
よるレーザービームの走査タイミングは、本実施例のD
MAチャネルCH0〜6によるDMAデータ転送処理タ
イミングとは非同期で行われているため、そのDMAデ
ータ転送処理タイミングにスムージング処理部60内のP
/S処理タイミングが間に合わない場合が発生する。こ
のような場合の動作タイミングについて図22に、DMA
サイクル(同図(a)〜(d))と、このDMAサイク
ルと位相がずれたSIFTLD信号(同図(f))及び
SIFTCK信号(同図(g))の関係を示している。
このため、図22では、位相ずれの発生したDMAサイク
ル期間は、データのDMA転送が行われず、さらに次の
DMAサイクルで位相が合ったとき、DMA転送処理が
再開されている。
【0090】この図22におけるSIFTLD信号(同図
(f))及びSIFTCK信号(同図(g))の位相ず
れに対処するため、本実施例では、DMAサイクルを変
更する制御を実行するが、このDMAサイクル変更処理
の際の動作タイミングチャートを図23に示している。図
23では、DMAサイクル(同図(a))のサイクルタイ
ミングを位相ずれが発生した時点(図中のリロードで示
す)で、DMAチャネルCH0、7の動作タイミングを
割り込ませてDMAサイクルを変更させてP/Sレジス
タ65〜68のデータ出力タイミングに間に合わせて、画素
データの連続転送を可能にしている。
【0091】したがって、ポリゴンミラー81の回転によ
るレーザービームの走査タイミングに合わせて、本実施
例のDMAサイクルの優先順位を変更することができ
る。以上のように、DMAC部40によりホスト装置11と
ページメモリ19間のDMAデータ転送処理に続いて該ペ
ージメモリからスムージング処理部60へのDMAデータ
転送処理をシーケンシャルに実行しているので、周辺装
置としてのページメモリ19のメモリ空間をより有効に活
用することができ、DMA転送制御用の高価なスレイブ
CPUとアドレス再構成用のSRAMを用いることな
く、低コストで画像データのスムージング処理等の各種
画像データの転送処理に対応するDMAデータ転送処理
を実行することができる。
【0092】なお、上記実施例では、スムージング処理
を行う画素データの参照窓のサイズを3×4としたた
め、スムージング処理部60内のDMAデータセットポー
ト61〜64とP/Sレジスタ65〜68を各4チャネル分設け
たが、予備の処理ラインを設けてもよく、データ処理ラ
イン数は、スムージング処理の仕様に合わせて変更可能
である。
【0093】また、上記実施例では、レーザープリンタ
のスムージング処理を対象にして説明したが、その他の
画像処理システムやデータ処理システムに対しても本発
明のDMA転送処理機能が適用可能なことは勿論であ
る。図24は図1〜図23までに示したデータ転送処理装置
の主要構成図であり、バスに対して接続される周辺装置
のマッピング例が示される。
【0094】図示のように、DMAデータ転送バス上に
周辺装置としてのページメモリ19をマッピングしている
が、当然データ転送を行う周辺装置としては、図示のL
DS部30を始めとして、スキャナ、DCR(データ圧
縮、伸長)、CCU(通信ユニット)などのデバイスが
存在する。これらをページメモリ19と同様にDMAC40
のデータバス上にアサインすることにより、高速なデー
タ転送が可能になる。
【0095】ところが、図示のように、LDS部30の制
御アドレスはホスト(CPU12)側のI/Oであるた
め、このように接続された周辺装置は、制御用のバスと
データ転送用のDMAC40によるバスの両方が存在する
ことになる。このため、LDS部30のように接続された
周辺装置へのデータ線、制御線の増加が見込まれ、PC
B(プリント板)の配線面積が増加する。あるいは周辺
装置がLSI化された場合のピン数が増加する。
【0096】そこで、LDS部30を始めとする周辺装置
をページメモリ19と同様にDMAC40のバスアドレス上
にマッピングし、これらの周辺装置に対してCPU12が
DMAC40を介して間接的にアクセスする構成を採用す
ることにより、データの高速な転送を実現した上で、配
線数の増加を抑えることができる。なお、図24おいて、
DMACレジスタ91は、図3に示したDMAC40の有す
る各種レジスタ群を示し、LDSレジスタ92は、図2の
に示したLDS部30の一点鎖線枠内のレジスタ群を示
す。
【0097】図25は図24に示すDMACの内部構成図で
あり、図26はその間接アクセス動作を示すタイミングチ
ャートである。図25において、DMACアドレス発生部
93は、図3の一点鎖線枠内に示す各種構成要素を含むブ
ロックであり、CPU12によって指定されたページメモ
リ19のアドレスに、DMACサイクルカウンタ25によっ
て規定されるチャネルCH6の動作タイミングに従って
データを書込む。
【0098】ここで、PCPUAレジスタ47は、図3に
示したページメモリ19へのCPUアクセスアドレス格納
用のレジスタであり、間接WR(書込み)を行うページ
メモリ19のアドレスをセットする。実際にアドレスをセ
ットする場合、ページメモリ19は約2Mバイト程度ある
ので、例えばH、M、Lのように3回に分けてセットさ
れる。このため、図26のに示すように、レジスタセッ
ト用のストローブ信号が3回パルス入力される。なお、
このストローブ信号WRは、図1のアドレスデコーダ21
から出力される。
【0099】一方、PCPUDWレジスタ55は、図3に
示したページメモリ19へのCPU書込み用データのレジ
スタであり、CPU12からデータバスを通してダイレク
トにデータがセットされる。このPCPUDWレジスタ
55へのデータセットストローブ信号RDは、図26のに
示すように、間接アドレスセット後に出力され、前記書
込みストローブ信号WRと同様に、図1のアドレスデコ
ーダ21から出力される。
【0100】また、上記ストローブ信号RDは、図25に
示すように、FF1に入力されており、該FF1及びF
F3を経由してゲート94に入力される。ゲート94はFF
3出力とDMACサイクルカウンタ25出力(実行サイク
ルCH0〜7の中のCH6)を入力されて、間接I/O
のデータリクエストDRQをDMACアドレス発生部93
に出力する。DMACアドレス発生部93は、DRQによ
りIV4のゲートをONし、PCPUDWレジスタ55の
データをページメモリ19に書込む。すなわち、このCH
6の実行サイクルにおいては、図26のに示すように、
PCPUDWレジスタ55のデータがページメモリ19に書
込まれるとともに、FF1のQ出力がLとなり、またF
F2のQ出力がHとなる。
【0101】ここで、FF2は、CH6の実行サイクル
すなわちデータ書込みのステータスを監視するために設
けたラッチであり、図1のアドレスデコーダ21から出力
されるステータスレジスタリードストローブ(RDパル
ス)により、そのQ出力がデータバスを介してCPU12
に取り込まれる。CPU12は、上記RDパルスの出力タ
イミングで、図26に示すように、FF2のQ出力を監視
することにより、データ書込み状況を把握する。すなわ
ち、CPU12は、間接アクセス開始からFF2のQ出力
を監視して、図26のに示すように、Q出力が「1」の
ステータスを取り込む時点まで、ソフト的にウェイト状
態となる。なお、FF2のQ出力をCPU12がモニタす
ることにより、Q=0の間は図26のに示す次のデータ
セットの禁止期間が認識される。そして、のデータセ
ット時のストローブWRの立下がりでFF2のQ出力が
リセットされ、また立上りでFF1のQ出力がHセット
される。なお、以上のFF2やFF1、FF3、ゲート
94は、図1のDMA要求処理部26に含まれる。
【0102】このように、CPU12は、間接WRデータ
をセットした直後よりページメモリ19に正常に転送でき
たかどうかを、FF2のQ出力(ステータス)によって
確認し、順次チャネルの実行サイクルに従ってデータを
繰り返し転送する。ここで、DMAサイクルとCPUサ
イクルは全く非同期であり、DMAC40のサイクルによ
ってはCPU12がFF2セットを確認するまで暫く待ち
ループを続けなければならないため、プログラムとして
も煩雑なものになる。
【0103】そこで、間接アクセス実行中はDMAC40
によりCPU12をHALT状態にすることで、CPU12
側のソフトの負荷を低減する構成を以下に説明する。図
27は請求項7または8記載の発明の一実施例に係るデー
タ転送処理装置を示す主要構成図である。なお、本実施
例において上述例と同一の構成については、同一符号を
付してその具体的な説明を省略する。
【0104】まず、構成を説明する。図27において、ス
キャナ、DCR、CCUなどの周辺装置101は、LDS
部30を始めとして、ページメモリ19と同様にDMAC40
のバスアドレス上にマッピングされる。また、これらの
周辺装置101に対してCPU命令によるアクセスを行う
DMA転送チャネル、例えば上記CH6がDMAC40に
設定されている。
【0105】DMACレジスタ91は、図3に示した各種
レジスタ群に該当し、CPU命令によるアドレスを格納
するアドレス格納部や、同じくCPU命令によるデータ
を格納するデータ格納部を備える。上記構成において、
本実施例のDMAC40は、実行サイクルにおけるDMA
転送チャネルCH6を介し、前記アドレス格納部に格納
されているアドレスに従って周辺装置101とデータ格納
部間でデータを転送する。
【0106】また、DMAC40の動作中、すなわちCP
U命令による周辺装置101へのアクセス開始から終了ま
で、CPU12を一時停止状態にするウェイト信号(ホル
ト・インストラクション)がDMAC40からCPU12に
出力される。図28は図27におけるウェイト信号発生部を
示す図であり、図中、ウェイト信号発生部は一時停止制
御部111として示される。一時停止制御部111は、ゲート
112において、間接アドレスデコーダ21から出力される
チップセレクトCSを、DMAサイクルカウンタ25から
出力されるCH6の実行サイクル期間中に出力する。こ
の出力信号は、間接I/OのデータリクエストDRQと
なる。
【0107】一方、FF4は、前記チップセレクトCS
によって信号Qを出力する。このQ出力は、データリク
エストDRQを入力されたDMACアドレス発生部93が
データ転送処理を終了し、間接I/Oの肯定応答ACK
がFF4に入力されるまで、すなわちCPU12の周辺装
置へのアクセス開始からDMAC40による間接アクセス
終了まで、CPU12をHALT状態にするウェイト信号
(ホルト・インストラクション)として機能する。
【0108】次に、図27及び28に示す本実施例の作用を
説明する。まず、図27に示す本実施例において図24〜26
の実施例と異なる第1の特徴部分は、データ転送を行な
う周辺装置101をLDS部30も含めて、ページメモリ19
と同様にDMAC40側のバスに持ってきたことである。
従って、例えばLDS部30のレジスタ92は前記実施例で
はCPU12の直接のI/Oにアサインされていたが、本
実施例ではDMAC40のI/O上に存在する。他にも、
ページメモリ19だけでなくDMA転送用の汎用バッファ
としてのメモリをもDMAバス上に存在させることがで
きる。これらの周辺装置19、30、101はCPU12側から
直接I/Oアクセスすることはできないが、DMAC40
のシーケンシャルなデータ転送チャネルを用いて、トラ
ンスペアラント(透過的)なCPU12によるアクセスを
実現する。
【0109】このように、請求項7記載の実施例によれ
ば、周辺装置に対するCPU12からのバス配線が不要と
なりDMAC40のみのバス配線で済むため、PCB(プ
リント板)の配線面積増大を抑制でき、また周辺装置の
ピン数を増やすことなく高速なデータ転送を行うことが
できる。次に、図28に示す本実施例において図24〜26の
実施例と異なる第2の特徴部分は、一時停止制御部111
によりDMAC40動作中はCPU12をHALT状態にす
ると云うことである。DMAC40の動作トリガは、CP
U12からアクセス先のアドレスが出力されることにより
与えられる。このアドレスは、間接アドレスデコーダ21
において、DMAC40のバス上に割り振られた周辺装置
のアドレスにデコードされる。デコードされたアドレス
は、チップセレクトCSとしてゲート112に出力され
る。ゲート112は、CH6の実行サイクルに同期して前
記デコードアドレスを、間接I/Oアクセス用DRQ信
号としてDMACアドレス発生部93に出力する。一方、
前記デコードアドレスであるCSをトリガとしてFF4
からは、ウェイト信号としてのQ出力がCPU12に通知
される。CPU12は、このウェイト信号Q出力を受け
て、外部主導によりHALT状態に設定される。
【0110】次に、図29のタイミングチャートを参照し
ながら実際の動作を詳細に説明する。図28に示す本実施
例では、CPU12がDMAC40上のI/Oをあたかも直
接自分のI/Oのように見做すために、CPU12にウェ
イト信号(ホルト・インストラクション)を掛けること
により実現している。CPU12が周辺装置をアクセスす
る場合、間接アドレスデコード21を通さないアドレス部
へのアクセスすなわち直接アクセスでは、図29(a)の
ように、通常通りアドレスとデータを出力し、ストロー
ブ例えばCPU12によるWRストローブを発生させる。
この場合、CPU12にウェイト信号は掛からない。
【0111】ところが、図29(b)に示す間接アクセス
においては、CPU12は直接自分のI/Oであると認識
して間接アドレスデコーダ21にアクセス先のアドレスを
通知する。通知を受けた間接アドレスデコーダ21はCS
信号をアサートする。このCS信号と、CPU12が周辺
装置たとえばページメモリ19をアクセスするためのアド
レス確定信号(アドレスバリッド)とがFF4に入力さ
れると、ウェイト信号(Q出力)がアサートされる。こ
れによりCPU12はWAIT状態になり、DMAサイク
ルカウンタが動作チャネルCH6に達すると、間接I/
OのDRQ信号がゲート112からアサートされる。この
時点で、既にアドレスとデータはそれぞれの格納部(図
27のDMACレジスタ91)にラッチされており、この内
容のデータがDMAC40の間接アクセス転送サイクルで
DMAバス上に発生する。DMACアドレス発生部93
は、この間接アクセス転送サイクルのタイミングで周辺
デバイスへのストローブ信号(間接I/Oの応答信号A
CK)も合わせて発行し、周辺装置へのアクセスを終了
する。さらに、該ストローブ信号はFF4をリセット
し、ウェイト信号を解除する。ウェイト信号が解除され
ることによりCPU12は、動作を再開する。
【0112】上記動作をページメモリ19への書込み動作
について説明すると、まずDMAC40はホストにウェイ
ト信号をアサートし、ホストのCPU12の動作を停止さ
せる。一方、DMAC40には、実際に該チャネルCH6
が動作するタイミングになったときに、前記DMAチャ
ネルCH6のDRQをアサートさせる。このDRQによ
り、ホストのCPU12バス上に出力されている有効デー
タ(書込みデータ)をDMAC40上のDMAバスに該チ
ャネルCH6の動作タイミングでそのまま乗せ、DMA
C40が発生するI/OへのACKパルスにより書き込み
を行う。
【0113】本実施例の構成は、スキャナ、DCR、C
CUを周辺装置とした場合も同様にに使用できる。ま
た、本実施例では書込みサイクルを例示して説明した
が、読込みについてもストローブ信号の種類が異なるだ
けで同様に処理できる。例えば、ページメモリ19からの
読み込み動作について説明すると、まずCPU12が指定
した読み込みアドレスをDMAC40が認識する。DMA
C40は、前記書込み動作の場合と同様に、CPU12にウ
ェイト信号を送りHALT状態にする。その後、DMA
C40に該チャネルCH6のDREQがアサートされるの
を待つ。チャネルCH6が動作状態になると、DMAC
40が発生するデータRDストローブ信号によりDMAバ
スに乗った有効データ(読み込みデータ)をバスコント
ローラ内部のラッチ(すなわち図27のDMACレジスタ
91のデータ格納部)に取り込む。このDMAサイクルが
終了しラッチのデータが確定した後、CPU12の動作を
再開させ、CPU12にラッチの内容を読み込む。
【0114】このように、請求項8記載の実施例におい
ては、DMAC40のアドレス上にマッピングされた1つ
以上の周辺装置19、30、101に、CPU12から該周辺装
置へのCPU命令による間接アクセスを行なうための転
送チャネルを割り付け、データ転送処理を要求したCP
U12をDMA転送処理中では一時停止状態にするウェイ
ト信号を出力するので、ソフト的なウェイトサイクル
(図26の参照)を待たずにDMA転送終了時点で直ち
にCPU12を復帰させることができ、CPU12は自らが
ウェイトしたことを認識していないため、プログラムと
しては通常の直接I/Oアクセスとして処理でき、プロ
グラムに頼るウェイト処理の負担を軽減することができ
る。なお、本実施例においても、周辺装置がCPU12の
物理的な直接I/Oとして存在する必要がないため、ア
ドレス、データバスを共有でき、ピン数、実装面で有利
となる。
【0115】ところで、上記のようなデータ転送処理装
置において、DMAサイクルが高速化されると周辺デバ
イスの応答速度が問題になってくる。すなわち、デバイ
ス(周辺装置)によってはアクセスタイムが間に合わな
い場合が想定される。このため、一般的にはCPUのよ
うにウェイトサイクルを挿入することが考えられる。し
かし、DMAチャネルにウェイトを入れる場合、最もア
クセスタイムの遅いデバイスに合わせてウェイトサイク
ルを設定しなければならないため、速度低下につなが
る。
【0116】そこで、周辺装置の応答速度に合わせて転
送チャネル個々のウェイトを設定することで、DMA転
送処理の速度低下を最小限に抑える構成を以下に説明す
る。図30は請求項9記載の発明の一実施例に係るデータ
転送処理装置を示す主要構成図であり、図31はその動作
タイミングチャートである。なお、本実施例において上
述例と同一の構成については、同一符号を付してその具
体的な説明を省略する。
【0117】まず、構成を説明する。図30において、D
MAサイクルカウンタ25は、メインクロックCLKMに
よってカウントアップするサイクルカウンタ115を有
し、図31に示すように、0〜7までのカウント値をサイ
クル信号CCとして出力する。サイクル信号CCが7ま
でカウントアップすると、強制ロード信号によってその
カウント値はリセットされる。デコーダ116は、サイク
ルカウンタ115から出力されるサイクル信号CCが0〜
7までを1チャネル当たりの実行サイクルと認識し、0
〜7までのチャネル信号CHを出力する。従って、サイ
クル信号CCが7カウントアップする毎に、チャネル信
号CHが切り替えられる。
【0118】ウェイト設定レジスタ117は、本実施例の
ウェイト設定記憶部として前記CPU12上にアサインさ
れており、各DMA転送チャネル毎にウェイト時間の設
定値(ウェイトサイクル数)を記憶する。セレクタ118
は、ウェイト設定レジスタ117に記憶されているウェイ
トサイクル数を当該チャネルの動作タイミングに合わせ
て切り替える。タイマカウンタ119は、本実施例のウェ
イト時間計時部として、前記セレクタ118により切り替
えられたウェイトサイクル数に従ってウェイト時間を計
時する。
【0119】タイマカウンタ119により計時されたウェ
イト時間はサイクルカウンタ115のカウントイネーブル
EC端子に入力され、このウェイト時間がカウントアッ
プ中はサイクルカウンタ115におけるカウント動作をウ
ェイト状態にする。すなわち、図31の〜に示すよう
に、例えばサイクル信号CC5に対して、それぞれノー
ウェイト、2ウェイト、1ウェイトが掛かり、当該チャ
ネルCH0、CH1、CH2の動作タイミング(実行サ
イクル)を前記ウェイト分だけ延長する。
【0120】次に、作用を説明する。図30及び図31にお
いて、チャネルCH0、1、2がそれぞれDMAバス上
の異なるメモリ(DRAM)からデータを読み出すこと
を想定して説明する。まず、ウェイト設定レジスタ117
にウェイト数をCPU12により書き込む。例えば、各チ
ャネルのウェイト数を2ビット(無し、1、2、3)と
し、チャネル数を8チャネルとすると、2バイト分のレ
ジスタ117がアサインされることになる。ここで、チャ
ネルCH0、1、2それぞれのウェイト数を、0、1、
2とレジスタ117にセットすれば、チャネル信号CH0
〜2のデコーダ116からの出力に応じて、次のチャネル
(CH1〜3)のウェイト数がセレクタ118により選ば
れ、カウンタロードのタイミングでタイマカウンタ119
にロードされる。タイマカウンタ119がカウント中、サ
イクルカウンタ115はカウントアップを止めるため、チ
ャネル毎に実行サイクルを可変できる。なお、本実施例
では、サイクル信号CC5のタイミングでウェイトを入
れるために、カウンタロードのタイミングを1サイクル
前のサイクル信号CC4に設定しているが、カウンタロ
ードのタイミングを可変することにより、任意のサイク
ル信号CC0〜7に対してウェイトを入れることができ
る。このため、ウェイト挿入のサイクル信号をチャネル
単位に選定することが可能で、必要なタイミングに応じ
てチャネル毎にウェイトを設定することができる。
【0121】図31においては、DRAMのアクセスタイ
ムがチャネルによって異なると仮定した場合のタイミン
グを示しているが、T1、T2、T3で分かるように、
ウェイトをどのチャネルでどれだけ挿入するかを設定す
ることで有効なデータをどの時点で得ることができるか
を容易に見積もることができる。このため、見積りに合
わせてウェイト動作を行なわせることにより、周辺デバ
イスのアクセスタイムに余裕がない場合においても、確
実にデータ転送を行なうことができる。
【0122】このように、本実施例においては、チャネ
ル毎に最適なウェイトを設定するので、低速なデバイス
が高速なDMAバス上に存在してもスピードダウンを最
小限に押さえることが可能になる。
【0123】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、データ処
理システムのホスト装置とページメモリおよび出力装置
との間に接続され、ホスト装置からの各種DMA転送処
理要求とともに出力されるデータのページメモリへのD
MAデータ転送処理およびページメモリから出力装置へ
のDMAデータ転送処理を実行するデータ転送処理装置
であって、複数のDMAチャネルを有し、該DMAチャ
ネル毎にDMAデータ転送処理に係る各種機能を設定
し、ホスト装置からの各種DMA転送処理要求に応じて
各DMAチャネルを所定の優先順位タイミングに基づい
てサイクリックに制御し、所定時間内に所定アドレス数
分のデータのホスト装置からページメモリへのDMAデ
ータ転送処理および該ページメモリから出力装置へのD
MAデータ転送処理をシーケンシャルに繰り返し実行す
るDMA制御手段を設け、ホスト装置からページメモリ
へのDMAデータ転送処理に際して、ホスト装置内のC
PUあるいはDMA制御部でデータバスの専有権が確保
されたときは、CPUによるデータ転送タイミングある
いはDMA制御部によるデータ転送タイミングに基づい
て該シーケンシャルなDMAデータ転送処理を実行し、
該ホスト装置とページメモリ間のDMAデータ転送処理
に続いて該ページメモリから出力装置へのシーケンシャ
ルなDMAデータ転送処理を実行しているので、周辺装
置としてのページメモリのメモリ空間をより有効に活用
することができ、DMA転送制御用のCPUとアドレス
再構成用のメモリを不要にすることができ、低コストで
画像データのスムージング処理等の各種画像データの転
送処理に対応するデータ転送処理装置を提供することが
できる。
【0124】請求項2記載の発明によれば、データ処理
システムの該ホスト装置とページメモリおよび出力装置
との間に接続され、ホスト装置からの各種DMA転送処
理要求とともに出力されるデータのページメモリへのD
MAデータ転送処理およびページメモリから出力装置へ
のDMAデータ転送処理を実行するデータ転送処理装置
であって、複数のDMAチャネルを有し、該DMAチャ
ネル毎にDMAデータ転送処理に係る各種機能を設定
し、ホスト装置からの各種DMA転送処理要求に応じて
各DMAチャネルを所定の優先順位タイミングに基づい
てサイクリックに制御し、所定時間内に所定アドレス数
分のデータのホスト装置からページメモリへのDMAデ
ータ転送処理および該ページメモリから出力装置へのD
MAデータ転送処理をシーケンシャルに繰り返し実行す
るDMA制御手段を設け、ページメモリとしてDRAM
が用いられた場合は、該複数のDMAチャネルのうち1
チャネル分が該DRAMをリフレッシュするリフレッシ
ュタイミング制御用に割り当てているので、ページメモ
リとして安価なDRAMを用いた場合でもDMAデータ
転送処理を確実に実行することができ、より低コストで
画像データのスムージング処理等の各種画像データの転
送処理に対応するデータ転送処理装置を提供することが
できる。
【0125】請求項3記載の発明によれば、データ処理
システムの該ホスト装置とページメモリおよび画像出力
装置との間に接続され、ホスト装置からの各種DMA転
送処理要求とともに出力される画像データのページメモ
リへのDMAデータ転送処理およびページメモリから出
力装置へのDMAデータ転送処理を実行するデータ転送
処理装置であって、複数のDMAチャネルを有し、該D
MAチャネル毎にDMAデータ転送処理に係る各種機能
を設定し、ホスト装置からの各種DMA転送処理要求に
応じて各DMAチャネルを所定の優先順位タイミングに
基づいてサイクリックに制御し、所定時間内に所定アド
レス数分の画像データのホスト装置からページメモリへ
のDMAデータ転送処理および該ページメモリから出力
装置へのDMAデータ転送処理をシーケンシャルに繰り
返し実行するDMA制御手段を設け、該複数のDMAチ
ャネルのうち少なくとも1チャネル分がページメモリか
ら画像出力装置へ画像データを転送するためのデータ転
送用チャネルとして割り当て、該シーケンシャルなDM
Aデータ転送処理に際して該データ転送用チャネルに連
続して画像データを転送しているので、周辺装置として
のページメモリのメモリ空間をより有効に活用すること
ができ、DMA転送制御用のCPUとアドレス再構成用
のメモリを不要にすることができ、低コストで各種画像
データの転送処理に対応するデータ転送処理装置を提供
することができる。
【0126】請求項4記載の発明によれば、データ処理
システムの該ホスト装置とページメモリおよび画像出力
装置との間に接続され、ホスト装置からの各種DMA転
送処理要求とともに出力される画像データのページメモ
リへのDMAデータ転送処理およびページメモリから出
力装置へのDMAデータ転送処理を実行するデータ転送
処理装置であって、ホスト装置に、ページメモリに格納
する画像データのメモリ容量の上限値を設定するメモリ
容量設定手段を設け、複数のDMAチャネルを有し、該
DMAチャネル毎にDMAデータ転送処理に係る各種機
能を設定し、ホスト装置からの各種DMA転送処理要求
に応じて各DMAチャネルを所定の優先順位タイミング
に基づいてサイクリックに制御し、所定時間内に所定ア
ドレス数分の画像データのホスト装置からページメモリ
へのDMAデータ転送処理および該ページメモリから出
力装置へのDMAデータ転送処理をシーケンシャルに繰
り返し実行するDMA制御手段と、DMA制御手段によ
りホスト装置からページメモリに転送中の画像データ容
量がメモリ容量設定手段により設定されたメモリ容量上
限値に相当するメモリアドレスに達したかどうかを検出
する上限アドレス検出手段と、を設け、該ホスト装置か
らページメモリに転送中の画像データ容量がメモリ容量
設定手段により設定されたメモリ容量上限値に相当する
メモリアドレスに達したとき、データ転送を行うDMA
チャネルにおけるデータ転送アドレスを初期値に再設定
しているので、ページメモリから画像出力装置へのDM
Aデータ転送処理に際してアドレスの管理を不要にする
ことができるとともに、周辺装置としてのページメモリ
のメモリ空間をより有効に活用することができ、DMA
転送制御用のCPUとアドレス再構成用のメモリを不要
にすることができ、低コストで画像データのスムージン
グ処理等の各種画像データの転送処理に対応するデータ
転送処理装置を提供することができる。
【0127】請求項5記載の発明によれば、データ処理
システムの該ホスト装置とページメモリおよび画像出力
装置との間に接続され、ホスト装置からの各種DMA転
送処理要求とともに出力される画像データのページメモ
リへのDMAデータ転送処理およびページメモリから出
力装置へのDMAデータ転送処理を実行するデータ転送
処理装置であって、ホスト装置に、ページメモリに格納
する画像データのメモリ容量の上限値を設定するメモリ
容量設定手段を設け、複数のDMAチャネルを有し、該
DMAチャネル毎にDMAデータ転送処理に係る各種機
能を設定し、ホスト装置からの各種DMA転送処理要求
に応じて各DMAチャネルを所定の優先順位タイミング
に基づいてサイクリックに制御し、所定時間内に所定ア
ドレス数分の画像データのホスト装置からページメモリ
へのDMAデータ転送処理および該ページメモリから出
力装置へのDMAデータ転送処理をシーケンシャルに繰
り返し実行するDMA制御手段と、該シーケンシャルな
DMAデータ転送処理を繰り返し実行して複数の所定ア
ドレス数分の画像データをページメモリに連続して格納
するに際し、前回のDMAデータ転送処理により転送さ
れて格納された複数画像データ分のページメモリ内のア
ドレス値を参照アドレス値として記憶し、今回のDMA
データ転送処理により転送される所定アドレス数分の画
像データのアドレス値に該参照アドレス値を加算するア
ドレス加算手段と、を設け該前回DMAデータ転送処理
により記憶した参照アドレス値が加算されて今回のDM
Aデータ転送処理によりページメモリに格納する画像デ
ータのアドレス値を決定し、該加算したアドレス値がメ
モリ容量設定手段により設定されたメモリ容量上限値に
相当するメモリアドレスに達したときは、前回画像デー
タが格納された初期アドレス値に“1”を加算したアド
レス値を参照アドレス値として加算してページメモリに
格納する画像データのアドレス値を決定するとともに、
該アドレス加算処理により決定されたアドレス値に基づ
いてページメモリから画像出力装置へのDMAデータ転
送処理を実行しているので、ページメモリから画像出力
装置へのDMAデータ転送処理に際してアドレスの管理
を不要にすることができるとともに、周辺装置としての
ページメモリのメモリ空間をより有効に活用することが
でき、DMA転送制御用のCPUとアドレス再構成用の
メモリを不要にすることができ、低コストで画像データ
のスムージング処理等の各種画像データの転送処理に対
応するデータ転送処理装置を提供することができる。
【0128】請求項6記載の発明によれば、データ処理
システムの該ホスト装置とページメモリおよび出力装置
との間に接続され、ホスト装置からの各種DMA転送処
理要求とともに出力されるデータのページメモリへのD
MAデータ転送処理およびページメモリから出力装置へ
のDMAデータ転送処理を実行するデータ転送処理装置
であって、複数のDMAチャネルを有し、該DMAチャ
ネル毎にDMAデータ転送処理に係る各種機能を設定
し、ホスト装置からの各種DMA転送処理要求に応じて
各DMAチャネルを所定の優先順位タイミングに基づい
てサイクリックに制御し、所定時間内に所定アドレス数
分のデータのホスト装置からページメモリへのDMAデ
ータ転送処理および該ページメモリから出力装置へのD
MAデータ転送処理をシーケンシャルに繰り返し実行す
るDMA制御手段と、該出力装置のデータ出力タイミン
グが該DMAデータ転送処理タイミングと異なるとき、
DMAデータ転送処理タイミングをデータ出力タイミン
グに同期させるようにDMA制御手段における各DMA
チャネルの優先順位タイミングを変更する優先順位変更
手段と、を設け、出力装置のデータ出力タイミングに基
づいてホスト装置からページメモリへのDMAデータ転
送処理タイミングおよびページメモリから出力装置への
DMAデータ転送処理タイミングを変更しているので、
画像出力装置に同期して画像データのDMAデータ転送
処理を実行することができるとともに、周辺装置として
のページメモリのメモリ空間をより有効に活用すること
ができ、DMA転送制御用のCPUとアドレス再構成用
のメモリを不要にすることができ、低コストで画像デー
タのスムージング処理等の各種画像データの転送処理に
対応するデータ転送処理装置を提供することができる。
【0129】請求項7記載の発明に係るデータ転送処理
装置によれば、データ転送を行う1つ以上の周辺装置を
ページメモリ同様にDMA制御部のバスアドレス上にマ
ッピングするとともに、これらの周辺装置に対してCP
U命令によるアクセスを行うDMA転送チャネルを設定
し、前記CPU命令によるアドレスを格納するアドレス
格納部と、同じくCPU命令によるデータを格納するデ
ータ格納部と、を設け、前記DMA転送チャネルを介し
前記アドレス格納部に格納されているアドレスに従って
周辺装置とデータ格納部間でデータを転送するので、周
辺装置に対するCPUからのバス配線が不要となりDM
A制御部のみのバス配線で済むため、PCB(プリント
板)の配線面積増大を抑制でき、また周辺装置のピン数
を増やすことなく高速なデータ転送が実行される。
【0130】請求項8記載の発明に係るデータ転送処理
装置によれば、CPU命令による周辺装置へのアクセス
開始から終了まで、一時停止制御部によりホルト・イン
ストラクションを発生し、CPUを一時停止状態にする
ので、ソフト的なウェイトサイクルを待たずにDMA転
送終了時点で直ちにCPUを復帰させることができ、C
PUは自らがウェイトしたことを認識していないため、
プログラムとしては通常の直接I/Oアクセスとして処
理でき、プログラムに頼るウェイト処理の負担を軽減す
ることができる。
【0131】請求項9記載の発明に係るデータ転送処理
装置によれば、ウェイト設定値記憶部に各DMA転送チ
ャネル毎のウェイト時間の設定値を記憶し、記憶されて
いるウェイト設定値をセレクタにより当該チャネルの動
作タイミングに合わせて切り替えて、このウェイト設定
値に従ってウェイト時間計時部によりウェイト時間を計
時し、計時されたウェイト時間に従って当該チャネルの
動作タイミングを延長するので、チャネル毎に最適なウ
ェイトを設定でき、低速なデバイスが高速なDMAバス
上に存在してもスピードダウンを最小限に押さえること
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデータ転送処理装置を適用したレ
ーザープリンタ内のHIF部のブロック構成図。
【図2】本発明によるデータ転送処理装置を適用したレ
ーザープリンタ内のLDS部のブロック構成図。
【図3】本発明によるデータ転送処理装置を適用したレ
ーザープリンタ内のDMAC部のブロック構成図。
【図4】本発明によるデータ転送処理装置を適用したレ
ーザープリンタ内のスムージング処理部のブロック構成
図。
【図5】図2のクロックジェネレータから出力される各
種信号のタイミングチャート。
【図6】図3のDMAC部内のマルチプレクサのブロッ
ク構成図。
【図7】図6のマルチプレクサで処理されるデータを示
す図。
【図8】図3のDMAC部内のフルビットアダーのブロ
ック構成図。
【図9】図3のDMAC部内のページメモリエリアコン
パレータのブロック構成図。
【図10】本発明によるデータ転送処理装置を適用したレ
ーザープリンタ内の光書込み部の構成図。
【図11】図10の光書込み部における処理ステートを示す
図。
【図12】図3のDMAC部のDMAチャネルCH0〜4
におけるDMA処理の一部を示すフローチャート。
【図13】図11のDMA処理の続きを示すフローチャー
ト。
【図14】図3のページメモリ内の画素データの格納状態
を示す図。
【図15】図3のページメモリ内への原稿読み取りライン
毎の画素データの格納状態を示す図。
【図16】本実施例のスムージング処理における原稿上の
参照窓の画素データ範囲を示す図。
【図17】図3のDMAC部のDMAチャネルCH5にお
けるDMA処理を示すフローチャート。
【図18】図3のDMAC部のDMAチャネルCH6にお
けるDMA処理によるデータ書き込み処理を示すフロー
チャート。
【図19】図3のDMAC部のDMAチャネルCH6にお
けるDMA処理によるデータ読み出し処理を示すフロー
チャート。
【図20】図3のDMAC部内の主要部における各信号の
タイミングチャート。
【図21】本実施例のDMAサイクルタイミングと図4の
スムージング処理部内のDMAデータセットポート及び
P/Sレジスタにおける処理動作のタイミングが同期し
たときのタイミングチャート。
【図22】本実施例のDMAサイクルタイミングと図4の
スムージング処理部内のDMAデータセットポート及び
P/Sレジスタにおける処理動作のタイミングが非同期
のときのタイミングチャート。
【図23】図22の非同期状態に対してDMAサイクルを変
更するときのタイミングチャート。
【図24】図1〜図23までに示したデータ転送処理装置の
主要構成図であり、バスに対して接続される周辺装置の
マッピング例が示される。
【図25】図24に示すDMACの内部構成図である。
【図26】図25に示すDMACの間接アクセス動作を示す
タイミングチャートである。
【図27】請求項7または8記載の発明の一実施例に係る
データ転送処理装置を示す主要構成図である。
【図28】図27におけるウェイト信号発生部を示す図であ
る。
【図29】動作タイミングチャートであり、同図(a)は
CPUによる周辺装置への直接アクセス時の動作タイミ
ング、同図(b)は図28のCPUによる周辺装置への間
接アクセス時の動作タイミングを示す。
【図30】請求項9記載の発明の一実施例に係るデータ転
送処理装置を示す主要構成図である。
【図31】図30に示すデータ転送処理装置の動作タイミン
グチャートである。
【図32】従来のレーザープリンタのブロック構成図。
【符号の説明】
11 ホスト装置 12 CPU 14 DMAC(DMA制御部) 19 ページメモリ 20 HIF部 21 アドレスデコーダ 22 ハンドシェイクロジック 23 フラグリセットレジスタ 24 PDMARレジスタ 25 DMACサイクルカウンタ 26 DMA要求処理部 30 LDS部 31 クロックジェネレータ 32 ラインシンク検出部 33 LD変調クロック選択部 34 STDATAレジスタ 35 主走査カウンタ 36 カウンタデコード部 37 ライン走査データ転送処理部 38 制御コマンドモードセットレジスタ 40 DMAC部 41 PLPDMARレジスタ 42 セレクタA 43 セレクタB 44 セレクタC 45 PDTADPレジスタ 46 PRDTADPレジスタ 47 PCPUAレジスタ 48 PDMAWレジスタ 49 セレクタD 50 REFADRレジスタ 51 PMLMTレジスタ 52 マルチプレクサ 52a セレクタ 52b RAS/CASコントロール 53 フルビットアダー 53a フルビットアダー 53b セレクタ 53c +1加算器 54 ページメモリエリアコンパレータ 54a エリアコンパレータ 54b セレクタ 55 PCPUDWデータセットレジスタ 56 PCPUDRデータラッチレジスタ 57 DMAデータ転送レジスタ 60 スムージング処理部 61〜64 DMAデータセットポート 65〜68 P/Sレジスタ 69〜72 シフトレジスタ 73 参照ロジック部 74 セレクタ 75 LDドライバ 81 ポリゴンミラー 82 LD 83 fθレンズ 84 ミラー 85 受光素子

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CPUやDMA制御部等を内蔵し、CPU
    あるいはDMA制御部がデータバスの専有権を確保して
    各種周辺装置のデータ処理能力に応じて該各周辺装置へ
    のデータの各種DMA転送処理要求を出力するホスト装
    置と、 該ホスト装置の周辺装置としてホスト装置から出力さる
    データを一時的に格納するページメモリと、 該ホスト装置の周辺装置としてページメモリから転送さ
    れるデータにより所定のデータ処理を実行して出力する
    出力装置と、 を備えたデータ処理システムの該ホスト装置とページメ
    モリおよび出力装置との間に接続され、ホスト装置から
    の各種DMA転送処理要求とともに出力されるデータの
    ページメモリへのDMAデータ転送処理およびページメ
    モリから出力装置へのDMAデータ転送処理を実行する
    データ転送処理装置であって、 複数のDMAチャネルを有し、該DMAチャネル毎にD
    MAデータ転送処理に係る各種機能を設定し、前記各種
    DMA転送処理要求に応じて各DMAチャネルを所定の
    優先順位タイミングに基づいてサイクリックに制御し、
    所定時間内に所定アドレス数分のデータの前記ホスト装
    置からページメモリへのDMAデータ転送処理および該
    ページメモリから前記出力装置へのDMAデータ転送処
    理をシーケンシャルに繰り返し実行するDMA制御手段
    を設け、 ホスト装置からページメモリへのDMAデータ転送処理
    に際して、前記CPUあるいはDMA制御部がデータバ
    スの専有権を確保したときは、CPUによるデータ転送
    タイミングあるいはDMA制御部によるデータ転送タイ
    ミングに基づいて該シーケンシャルなDMAデータ転送
    処理を実行し、該ホスト装置とページメモリ間のDMA
    データ転送処理に続いて該ページメモリから出力装置へ
    のシーケンシャルなDMAデータ転送処理を実行するこ
    とを特徴とするデータ転送処理装置。
  2. 【請求項2】CPUやDMA制御部等を内蔵し、CPU
    あるいはDMA制御部がデータバスの専有権を確保して
    各種周辺装置のデータ処理能力に応じて該各周辺装置へ
    のデータの各種DMA転送処理要求を出力するホスト装
    置と、 該ホスト装置の周辺装置としてホスト装置から出力さる
    データを一時的に格納するページメモリと、 該ホスト装置の周辺装置としてページメモリから転送さ
    れるデータにより所定のデータ処理を実行して出力する
    出力装置と、 を備えたデータ処理システムの該ホスト装置とページメ
    モリおよび出力装置との間に接続され、ホスト装置から
    の各種DMA転送処理要求とともに出力されるデータの
    ページメモリへのDMAデータ転送処理およびページメ
    モリから出力装置へのDMAデータ転送処理を実行する
    データ転送処理装置であって、 複数のDMAチャネルを有し、該DMAチャネル毎にD
    MAデータ転送処理に係る各種機能を設定し、前記各種
    DMA転送処理要求に応じて各DMAチャネルを所定の
    優先順位タイミングに基づいてサイクリックに制御し、
    所定時間内に所定アドレス数分のデータの前記ホスト装
    置からページメモリへのDMAデータ転送処理および該
    ページメモリから前記出力装置へのDMAデータ転送処
    理をシーケンシャルに繰り返し実行するDMA制御手段
    を設け、 ページメモリとしてDRAMを用いた場合は、該複数の
    DMAチャネルのうち1チャネル分を該DRAMをリフ
    レッシュするリフレッシュタイミング制御用に割り当て
    たことを特徴とするデータ転送処理装置。
  3. 【請求項3】CPUやDMA制御部等を内蔵し、CPU
    あるいはDMA制御部がデータバスの専有権を確保して
    各種周辺装置のデータ処理能力に応じて該各周辺装置へ
    の画像データの各種DMA転送処理要求を出力するホス
    ト装置と、 該ホスト装置の周辺装置としてホスト装置から出力さる
    画像データを一時的に格納するページメモリと、 該ホスト装置の周辺装置としてページメモリから転送さ
    れる画像データにより所定の画像処理を実行する画像出
    力装置と、 を備えたデータ処理システムの該ホスト装置とページメ
    モリおよび画像出力装置との間に接続され、ホスト装置
    からの各種DMA転送処理要求とともに出力される画像
    データのページメモリへのDMAデータ転送処理および
    ページメモリから出力装置へのDMAデータ転送処理を
    実行するデータ転送処理装置であって、 複数のDMAチャネルを有し、該DMAチャネル毎にD
    MAデータ転送処理に係る各種機能を設定し、前記各種
    DMA転送処理要求に応じて各DMAチャネルを所定の
    優先順位タイミングに基づいてサイクリックに制御し、
    所定時間内に所定アドレス数分の画像データの前記ホス
    ト装置からページメモリへのDMAデータ転送処理およ
    び該ページメモリから前記出力装置へのDMAデータ転
    送処理をシーケンシャルに繰り返し実行するDMA制御
    手段を設け、 該複数のDMAチャネルのうち少なくとも1チャネル分
    をページメモリから画像出力装置へ画像データを転送す
    るためのデータ転送用チャネルとして割り当て、該シー
    ケンシャルなDMAデータ転送処理に際して該データ転
    送用チャネルに連続して画像データを転送することを特
    徴とするデータ転送処理装置。
  4. 【請求項4】CPUやDMA制御部等を内蔵し、CPU
    あるいはDMA制御部がデータバスの専有権を確保して
    各種周辺装置のデータ処理能力に応じて該各周辺装置へ
    の画像データの各種DMA転送処理要求を出力するホス
    ト装置と、 該ホスト装置の周辺装置としてホスト装置から出力さる
    画像データを一時的に格納するページメモリと、 該ホスト装置の周辺装置としてページメモリから転送さ
    れる画像データにより所定の画像処理を実行する画像出
    力装置と、 を備えたデータ処理システムの該ホスト装置とページメ
    モリおよび画像出力装置との間に接続され、ホスト装置
    からの各種DMA転送処理要求とともに出力される画像
    データのページメモリへのDMAデータ転送処理および
    ページメモリから出力装置へのDMAデータ転送処理を
    実行するデータ転送処理装置であって、 前記ホスト装置に、 ページメモリに格納する画像データのメモリ容量の上限
    値を設定するメモリ容量設定手段を設け、 複数のDMAチャネルを有し、該DMAチャネル毎にD
    MAデータ転送処理に係る各種機能を設定し、前記各種
    DMA転送処理要求に応じて各DMAチャネルを所定の
    優先順位タイミングに基づいてサイクリックに制御し、
    所定時間内に所定アドレス数分の画像データの前記ホス
    ト装置からページメモリへのDMAデータ転送処理およ
    び該ページメモリから前記出力装置へのDMAデータ転
    送処理をシーケンシャルに繰り返し実行するDMA制御
    手段と、 DMA制御手段によりホスト装置からページメモリに転
    送中の画像データ容量がメモリ容量設定手段により設定
    されたメモリ容量上限値に相当するメモリアドレスに達
    したかどうかを検出する上限アドレス検出手段と、 を設け、該ホスト装置からページメモリに転送中の画像
    データ容量がメモリ容量設定手段により設定されたメモ
    リ容量上限値に相当するメモリアドレスに達したとき、
    データ転送を行うDMAチャネルにおけるデータ転送ア
    ドレスを初期値に再設定することを特徴とするデータ転
    送処理装置。
  5. 【請求項5】CPUやDMA制御部等を内蔵し、CPU
    あるいはDMA制御部がデータバスの専有権を確保して
    各種周辺装置のデータ処理能力に応じて該各周辺装置へ
    の画像データの各種DMA転送処理要求を出力するホス
    ト装置と、 該ホスト装置の周辺装置としてホスト装置から出力さる
    画像データを一時的に格納するページメモリと、 該ホスト装置の周辺装置としてページメモリから転送さ
    れる画像データにより所定の画像処理を実行する画像出
    力装置と、 を備えたデータ処理システムの該ホスト装置とページメ
    モリおよび画像出力装置との間に接続され、ホスト装置
    からの各種DMA転送処理要求とともに出力される画像
    データのページメモリへのDMAデータ転送処理および
    ページメモリから出力装置へのDMAデータ転送処理を
    実行するデータ転送処理装置であって、前記ホスト装置
    に、 ページメモリに格納する画像データのメモリ容量の上限
    値を設定するメモリ容量設定手段を設け、 複数のDMAチャネルを有し、該DMAチャネル毎にD
    MAデータ転送処理に係る各種機能を設定し、前記各種
    DMA転送処理要求に応じて各DMAチャネルを所定の
    優先順位タイミングに基づいてサイクリックに制御し、
    所定時間内に所定アドレス数分の画像データの前記ホス
    ト装置からページメモリへのDMAデータ転送処理およ
    び該ページメモリから前記出力装置へのDMAデータ転
    送処理をシーケンシャルに繰り返し実行するDMA制御
    手段と、 該シーケンシャルなDMAデータ転送処理を繰り返し実
    行して複数の所定アドレス数分の画像データをページメ
    モリに連続して格納するに際し、前回のDMAデータ転
    送処理により転送されて格納された複数画像データ分の
    ページメモリ内のアドレス値を参照アドレス値として記
    憶し、今回のDMAデータ転送処理により転送される所
    定アドレス数分の画像データのアドレス値に該参照アド
    レス値を加算するアドレス加算手段と、 を設け、該前回DMAデータ転送処理により記憶した参
    照アドレス値を加算して今回のDMAデータ転送処理に
    よりページメモリに格納する画像データのアドレス値を
    決定し、該加算したアドレス値がメモリ容量設定手段に
    より設定されたメモリ容量上限値に相当するメモリアド
    レスに達したときは、前回画像データが格納された初期
    アドレス値に“1”を加算したアドレス値を参照アドレ
    ス値として加算してページメモリに格納する画像データ
    のアドレス値を決定するとともに、該アドレス加算処理
    により決定されたアドレス値に基づいて前記ページメモ
    リから画像出力装置へのDMAデータ転送処理を実行す
    ることを特徴とするデータ転送処理装置。
  6. 【請求項6】CPUやDMA制御部等を内蔵し、CPU
    あるいはDMA制御部がデータバスの専有権を確保して
    各種周辺装置のデータ処理能力に応じて該各周辺装置へ
    のデータの各種DMA転送処理要求を出力するホスト装
    置と、 該ホスト装置の周辺装置としてホスト装置から出力さる
    データを一時的に格納するページメモリと、 該ホスト装置の周辺装置としてページメモリから転送さ
    れるデータにより所定のデータ処理を実行して出力する
    出力装置と、 を備えたデータ処理システムの該ホスト装置とページメ
    モリおよび出力装置との間に接続され、ホスト装置から
    の各種DMA転送処理要求とともに出力されるデータの
    ページメモリへのDMAデータ転送処理およびページメ
    モリから出力装置へのDMAデータ転送処理を実行する
    データ転送処理装置であって、 複数のDMAチャネルを有し、該DMAチャネル毎にD
    MAデータ転送処理に係る各種機能を設定し、前記各種
    DMA転送処理要求に応じて各DMAチャネルを所定の
    優先順位タイミングに基づいてサイクリックに制御し、
    所定時間内に所定アドレス数分のデータの前記ホスト装
    置からページメモリへのDMAデータ転送処理および該
    ページメモリから前記出力装置へのDMAデータ転送処
    理をシーケンシャルに繰り返し実行するDMA制御手段
    と、 該出力装置のデータ出力タイミングが該DMAデータ転
    送処理タイミングと異なるとき、DMAデータ転送処理
    タイミングをデータ出力タイミングに同期させるように
    DMA制御手段における各DMAチャネルの優先順位タ
    イミングを変更する優先順位変更手段と、 を設け、出力装置のデータ出力タイミングに基づいてホ
    スト装置からページメモリへのDMAデータ転送処理タ
    イミングおよびページメモリから出力装置へのDMAデ
    ータ転送処理タイミングを変更することを特徴とするデ
    ータ転送処理装置。
  7. 【請求項7】請求項1記載のデータ転送処理装置におい
    て、 データ転送を行う1つ以上の周辺装置をページメモリ同
    様にDMA制御部のバスアドレス上にマッピングすると
    ともに、これらの周辺装置に対してCPU命令によるア
    クセスを行うDMA転送チャネルを設定し、 前記CPU命令によるアドレスを格納するアドレス格納
    部と、 同じくCPU命令によるデータを格納するデータ格納部
    と、を設け、 前記DMA転送チャネルを介し前記アドレス格納部に格
    納されているアドレスに従って周辺装置とデータ格納部
    間でデータを転送することを特徴とするデータ転送処理
    装置。
  8. 【請求項8】請求項7記載のデータ転送処理装置におい
    て、 CPU命令による周辺装置へのアクセス開始から終了ま
    で該CPUを一時停止状態にするホルト・インストラク
    ションを発生する一時停止制御部を備えたことを特徴と
    するデータ転送処理装置。
  9. 【請求項9】請求項8記載のデータ転送処理装置におい
    て、 各DMA転送チャネル毎にウェイト時間の設定値を記憶
    するウェイト設定値記憶部と、 記憶されているウェイト設定値を当該チャネルの動作タ
    イミングに合わせて切り替えるセレクタと、 切り替えられたウェイト設定値に従ってウェイト時間を
    計時するウェイト時間計時部と、を設け、 計時されたウェイト時間に従って当該チャネルの動作タ
    イミングを延長することを特徴とするデータ転送処理装
    置。
JP4158404A 1991-11-28 1992-06-18 データ転送処理装置 Pending JPH05274249A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/981,106 US5530901A (en) 1991-11-28 1992-11-24 Data Transmission processing system having DMA channels running cyclically to execute data transmission from host to memory and from memory to processing unit successively
DE4239968A DE4239968A1 (en) 1991-11-28 1992-11-27 Data transmission system for host computer and peripherals - has direct memory access controller operating with interface to control transfers

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31437991 1991-11-28
JP3-314379 1991-11-28

Publications (1)

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JPH05274249A true JPH05274249A (ja) 1993-10-22

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JP4158404A Pending JPH05274249A (ja) 1991-11-28 1992-06-18 データ転送処理装置

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JP (1) JPH05274249A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004252983A (ja) * 2003-02-18 2004-09-09 Microsoft Corp コプロセッサの性能を強化するシステムおよび方法
JP2007069485A (ja) * 2005-09-07 2007-03-22 Canon Inc 画像形成装置、及び画像形成方法

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