JPH1134393A - 画像形成方法及び装置 - Google Patents

画像形成方法及び装置

Info

Publication number
JPH1134393A
JPH1134393A JP9207415A JP20741597A JPH1134393A JP H1134393 A JPH1134393 A JP H1134393A JP 9207415 A JP9207415 A JP 9207415A JP 20741597 A JP20741597 A JP 20741597A JP H1134393 A JPH1134393 A JP H1134393A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
motor
image forming
generating
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9207415A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Fujimoto
昭宏 藤本
Masaji Uchiyama
正次 内山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP9207415A priority Critical patent/JPH1134393A/ja
Publication of JPH1134393A publication Critical patent/JPH1134393A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Laser Beam Printer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 専用のカウンタ回路を設けることなくモータ
の回転速度制御を行うことができる画像形成方法及び装
置を提供する。 【解決手段】 モータにより回転される回転多面鏡によ
って偏向され且つ画像信号により変調されたレーザビー
ムで感光体上を走査して画像を形成するに際し、前記モ
ータをディスクリ回路を使用して制御するときに、マス
ク信号やアンブランキング信号を生成するための主走査
カウンタ1から、前記モータに対して加速状態、減速状
態及び回転保持状態を指示する信号を得ることによっ
て、前記モータを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータにより回転
される回転多面鏡によって偏向され且つ画像信号により
変調された光ビームで感光体上を走査して画像を形成す
る画像形成方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7及び図8に、従来の画像形成装置で
ある光ビームプリンタの構成を示す。図7は、従来の光
ビームプリンタの感光ドラム周辺部の構成を示す斜視
図、図8は、同光ビームプリンタの全体の概略構成を示
す縦断面図である。
【0003】図7において、101は画像信号(VDO
信号)で、光ビームユニット102に入力される。10
3は光ビームユニット102によりオン/オフ変調され
た光ビームである。104はスキャナモータ、105は
スキャナモータ104により定常回転される回転多面鏡
(ポリゴンミラー)である。106は結像レンズ、10
7は回転多面鏡105によって偏向された光ビーム、1
08は感光ドラムである。そして、結像レンズ106
は、回転多面鏡105によって偏向された光ビーム10
7を被走査面である感光ドラム108上に合焦させる。
【0004】従って、画像信号101により変調された
光ビーム107は、感光ドラム108上を水平走査(主
走査方向の走査)される。109はビーム検出口で、ス
リット状の入射口より光ビームを取り入れる。この入射
口より入った光ビームは、光ファイバーケーブル10内
を通って光電変換素子111に導かれ、光電変換され
る。この光電変換素子111により電気信号に変換され
た光ビームは、増幅回路(図示省略)により増幅された
後、水平同期信号(以下、BD信号と記述する)とな
る。112は転写紙で、図8に示すようにカセット11
3内に多数枚収納されている。
【0005】図8に示すように、感光ドラム108に形
成される潜像は、現像器114により可視化されてトナ
ー像となり、転写器115によって転写紙112に転写
される。トナー像を転写された転写紙112は、定着器
116により定着された後、排紙部117から装置外部
へ排紙される。
【0006】次に、スキャナモータ104の制御部及び
駆動部について、図9及び図10を用いて説明する。
【0007】図9はスキャナモータ104の制御部及び
駆動部の概略構成を示すブロック図、図10は図9に示
す各信号のタイミングチャートである。
【0008】図9において、201はプリンタエンジン
制御部で、解像度に応じて規定されたクロック信号CK
をスキャナモータ制御部202へ出力する。クロック信
号CKはスキャナモータ制御部202内の第2分周器2
03で1/2n周期(例えば、1/8周期)に分周され
る。一方、スキャナモータ104の回転速度は、回転速
度検出器205により回転速度に応じた矩形波の信号S
11(図10参照)に変換される。この信号S11は、
スキャナモータ104の回転速度が所定値より低ければ
周期は長く、また、スキャナモータ104の回転速度が
所定値より高ければ周期は短くなる。
【0009】この回転速度検出器205からの信号S1
1はスキャナモータ制御部202へ送られ、その内部に
ある第1分周器206で1/2m周期(例えば、1/2
周期)に分周される。207は立ち上がりパルス発生
器、208は立ち下がりパルス発生器である。これらの
パルス発生器207,208は、分周された信号S12
(図10参照)の立ち上がり及び立ち下がりのタイミン
グでパルス信号S13,S14(図10参照)を出力し
ている。209は第1カウンタ、210は第2カウンタ
で、第2分周器203により分周されたクロック信号C
K2の数を決められた数だけカウントする。
【0010】第1カウンタ209は、立ち上がりパルス
信号S13が入力された時点からカウントを開始し、そ
の間出力にローレベルLの信号S15(図10参照)を
出力する。同様に、第2カウンタ210は、立ち下がり
パルス信号S14が入力された時点からカウントを開始
し、その間出力にローレベルLの信号S16(図10参
照)を出力する。これら2つのカウンタ209,210
の出力信号S15,S16を波形合成器211で合成し
た信号S17,S18(図10参照)を、電線17,1
8を介してスキャナモータドライバ(スキャナモータ駆
動部)212へ出力する。これらの合成した信号S1
7,S18には、図11に示すように、信号S17、信
号S18の組み合わせによって、加速、減速、中立(回
転保持)の3つの状態がある。即ち、信号S17、信号
S18が両方ともハイレベルHまたはローレベルLのと
きは中立状態となる。また、信号S17がハイレベルH
で、信号S18がローレベルLのときは加速状態とな
る。更に、信号S17がローレベルLで、信号S18が
ハイレベルHのときは減速状態となる。中立状態は現状
の速度を維持することである。これらの信号S17,S
18に応じてスキャナモータドライバ212は、スキャ
ナモータ104の回転速度制御を行う。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来例にあっては、スキャナモータ104の回転速度
制御を行うためのディスクリ回路のために、マスク信号
やアンブランキング信号を生成するための主走査カウン
タとは別に、2個の専用のカウンタ回路を必要とすると
いう問題点があった。
【0012】本発明は上述した従来の技術の有するこの
ような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、専用のカウンタ回路を設けることなくモ
ータの回転速度制御を行うことができる画像形成方法及
び装置を提供しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の画像形成方法は、モータにより回転さ
れる回転多面鏡によって偏向され且つ画像信号により変
調された光ビームで感光体上を走査して画像を形成する
画像形成方法において、アンブランキング信号を生成す
るための主走査カウンタを具備し、該主走査カウンタを
利用して前記モータに対する制御信号を得ることによっ
て、該モータを制御することを特徴とする。
【0014】また、上記目的を達成するために請求項2
記載の画像形成方法は、請求項1記載の画像形成方法に
おいて、前記制御信号は、前記モータに対する加速状
態、回転保持状態及び減速状態を指示する信号であるこ
とを特徴とする。
【0015】また、上記目的を達成するために請求項3
記載の画像形成方法は、請求項1記載の画像形成方法に
おいて、前記モータの回転数が所定値より高い場合は、
所定周期毎に前記主走査カウンタをリセットすることを
特徴とする。
【0016】また、上記目的を達成するために請求項4
記載の画像形成方法は、請求項3記載の画像形成方法に
おいて、前記所定周期は、2周期であることを特徴とす
る。
【0017】また、上記目的を達成するために請求項5
記載の画像形成方法は、請求項1記載の画像形成方法に
おいて、前記主走査カウンタが前記モータの定常回転数
に相当するBD周期(水平同期周期)になるまでカウン
トしている間は、BD信号(水平同期信号)を受け付け
ないことを特徴とする。
【0018】また、上記目的を達成するために請求項6
記載の画像形成装置は、前記主走査カウンタを2本設け
たことを特徴とする。
【0019】また、上記目的を達成するために請求項7
記載の画像形成装置は、モータにより回転される回転多
面鏡によって偏向され且つ画像信号により変調された光
ビームで感光体上を走査して画像を形成する画像形成装
置において、アンブランキング信号を生成するための主
走査カウンタを具備し、該主走査カウンタを利用して前
記モータに対する制御信号を得ることによって、該モー
タを制御することを特徴とする。
【0020】また、上記目的を達成するために請求項8
記載の画像形成装置は、請求項7記載の画像形成装置に
おいて、前記制御信号は、前記モータに対する加速状
態、回転保持状態及び減速状態を指示する信号であるこ
とを特徴とする。
【0021】また、上記目的を達成するために請求項9
記載の画像形成装置は、請求項7記載の画像形成装置に
おいて、前記モータの回転数が所定値より高い場合は、
所定周期毎に前記主走査カウンタをリセットするように
制御するカウンタ制御手段を設けたことを特徴とする。
【0022】また、上記目的を達成するために請求項1
0記載の画像形成装置は、請求項9記載の画像形成装置
において、前記所定周期は、2周期であることを特徴と
する。
【0023】また、上記目的を達成するために請求項1
1記載の画像形成装置は、請求項7記載の画像形成装置
において、前記主走査カウンタが前記モータの定常回転
数に相当するBD周期(水平同期周期)になるまでカウ
ントしている間は、BD信号(水平同期信号)を受け付
けないように制御するBD信号制御手段を設けたことを
特徴とする。
【0024】また、上記目的を達成するために請求項1
2記載の画像形成装置は、請求項7記載の画像形成装置
において、前記主走査カウンタを2本設けてディスクリ
回路と同様の機能を持たせたことを特徴とする。
【0025】また、上記目的を達成するために請求項1
3記載の画像形成装置は、モータにより回転される回転
多面鏡によって偏向され且つ画像信号により変調された
光ビームで感光体上を走査して画像を形成する画像形成
装置において、前記モータの回転数に比例した周波数の
回転パルスと前記モータの回転の基準となる基準パルス
とを比較する比較手段と、該比較手段の比較結果に基づ
いて前記モータに対する加速状態、回転保持状態及び減
速状態を指示する制御信号を発生する制御信号発生手段
と、該制御信号発生手段により発生された制御信号を基
に蓄電手段を充電または放電し且つその蓄電手段の電圧
値に応じて前記モータを加速または減速するモータ制御
手段と、BD信号を生成するBD信号生成手段と、BD
信号(水平同期信号)を生成するために光ビームを発光
させるタイミングを制御するための計時手段と前記基準
パルスを発生させるための計時手段とを兼用して構成し
た計時制御手段とを具備したことを特徴とする。
【0026】また、上記目的を達成するために請求項1
4記載の画像形成装置は、モータにより回転される回転
多面鏡によって偏向され且つ画像信号により変調された
光ビームで感光体上を走査して画像を形成する画像形成
装置において、前記モータの回転数に比例した周波数の
回転パルスと前記モータの回転の基準となる基準パルス
とを比較する比較手段と、該比較手段の比較結果に基づ
いて前記モータに対する加速状態、回転保持状態及び減
速状態を指示する制御信号を発生する制御信号発生手段
と、該制御信号発生手段により発生された制御信号を基
に蓄電手段を充電または放電し且つその蓄電手段の電圧
値に応じて前記モータを加速または減速するモータ制御
手段と、画像形成領域外での光ビームの発光を禁止する
ための信号を発生させるための計時手段と前記基準パル
スを発生させるための計時手段とを兼用して構成した計
時制御手段とを具備したことを特徴とする。
【0027】更に、上記目的を達成するために請求項1
5記載の画像形成装置は、モータにより回転される回転
多面鏡によって偏向され且つ画像信号により変調された
光ビームで感光体上を走査して画像を形成する画像形成
装置において、前記モータの回転数に比例した周波数の
回転パルスと前記モータの回転の基準となる基準パルス
とを比較する比較手段と、該比較手段の比較結果に基づ
いて前記モータに対する加速状態、回転保持状態及び減
速状態を指示する制御信号を発生する制御信号発生手段
と、該制御信号発生手段により発生された制御信号を基
に蓄電手段を充電または放電し且つその蓄電手段の電圧
値に応じて前記モータを加速または減速するモータ制御
手段と、BD信号を生成するBD信号生成手段と、BD
信号(水平同期信号)に対するノイズの進入を禁止する
ために該BD信号の入力を禁止する期間を生成するため
の計時手段と前記基準パルスを発生させるための計時手
段とを兼用して構成した計時制御手段とを具備したこと
を特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施の形態を図
1〜図6に基づき説明する。
【0029】(第1の実施の形態)まず、本発明の第1
の実施の形態を図1及び図2に基づき説明する。図1
は、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置であ
る光ビームプリンタの要部の構成を示すブロック図、図
2は図1における各信号のタイミングチャートである。
【0030】図1中、1は主走査カウンタ、2は定常回
転BD周期相当パルス信号発生回路、3はリセット信号
生成回路、4は加速/減速信号発生回路、5はBD信
号、6はスキャナクロック信号、7はパルス信号、8は
加速信号、9は減速信号である。
【0031】図1において、主走査カウンタ1にBD信
号5がリセット信号として入力され、スキャナクロック
信号6のカウントを開始する。その主走査カウンタ1の
出力を基に定常回転BD周期パルス信号発生回路2によ
って、定常回転に相当するBD周期でパルス信号7を発
生する。この定常回転BD周期相当パルス信号7の周期
と回転多面鏡を回転させるためのスキャナモータのBD
周期とを比較する。そして、定常回転BD周期パルス信
号7の周期よりスキャナモータのBD周期の方が長い場
合は、スキャナモータのBD周期から定常回転に相当す
るBD周期を減じた期間だけ加速信号8を、加速/減速
信号発生回路4によって出力する。その際、主走査カウ
ンタ1からの出力と定常回転BD周期相当パルス信号7
の周期とを比較して、定常回転BD周期相当パルス信号
7の周期より主走査カウンタ1からの出力の方が大きい
場合、即ち、図2(a)に示すように、スキャナモータ
の回転数が定常速度の回転数よりも低い場合は、リセッ
ト信号生成回路3により1D周期毎に主走査カウンタ1
をリセットする。
【0032】また、図2(b)に示すように、スキャナ
モータの回転数が定常速度の回転数よりも高い場合、即
ち、スキャナモータのBD周期が定常回転時のBD周期
より短い場合は、上述したようにBD信号5を基準にス
キャナクロック信号6のカウントを開始する主走査カウ
ンタ1の出力を基に、定常回転BD周期パルス信号発生
回路2によって、定常回転に相当するBD周期でパルス
信号7を出力する。そして、定常回転に相当するBD周
期パルス信号7の周期とスキャナモータのBD周期とを
比較して、定常回転に相当するBD周期からスキャナモ
ータのBD周期を減じた期間分の減速信号9を、加速/
減速信号発生回路4によって出力する。その際、スキャ
ナモータのBD周期は定常回転に相当するBD周期より
も短いので、各BD周期毎に主走査カウンタ1をリセッ
トすると、定常回転に相当するBD周期を得ることがで
きない。そこで、リセット信号生成回路3によって2B
D周期毎に主走査カウンタ1をリセットする信号を発生
する。これによって、スキャナモータの回転数が高い場
合でも減速信号9を発生することができる。また、定常
回転に到達した後は、上述した回転数が低いときと同様
に、1BD周期毎に主走査カウンタ1をリセットする。
【0033】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態を図3及び図4に基づき説明する。図3
は、本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置であ
る光ビームプリンタの要部の構成を示すブロック図、図
4は図3における各信号のタイミングチャートである。
【0034】図3中、10は主走査カウンタ、11は定
常回転BD周期相当パルス信号発生回路、12は加速/
減速信号発生回路、13はゲート回路、14はBD信
号、15はスキャナクロック信号、16はパルス信号、
17は加速信号、18は減速信号である。
【0035】図3において、BD信号14がゲート13
を介して主走査カウンタ10に入力され、それをリセッ
ト信号としてスキャナクロック信号15のカウントを開
始する。主走査カウンタ10の出力を基に、定常回転に
相当するBD周期でパルス信号16を、定常回転BD周
期相当パルス信号発生回路11によって発生する。それ
と同時に、定常回転に相当するBD周期に達するまでは
FALSE、それ以降、次の信号が入力されるまではT
RUEとなるような、BD信号14の入力にゲート回路
13によりゲートをかけるパルス信号16を、定常回転
BD周期相当パルス信号発生回路11によって発生す
る。
【0036】図4(a)はスキャナモータの回転数が定
常速度の回転数に比べて低いときのタイミングチャート
である。ここで示したように、スキャナモータのBD信
号14の周期と定常回転に相当するBD周期パルス信号
16の周期とを比較する。そして、スキャナモータのB
D信号14の周期の方が定常回転に相当するBD周期パ
ルス信号16の周期より長い場合は、スキャナモータの
BD周期が定常回転に相当するBD周期パルス信号16
の周期よりも長い期間だけ、加速信号17を加速/減速
信号発生回路12から出力する。
【0037】また、スキャナモータの回転数が定常速度
の回転数よりも高いときは、図4(b)に示すように、
スキャナモータのBD周期が定常回転に相当するBD周
期パルス信号16の周期より短い場合である。上述した
ように、主走査カウンタ10が定常回転に相当するBD
周期になるまでカウントしているときは、BD信号14
に対するゲート回路13の入力がFALSEになってい
るので、主走査カウンタ10はリセットされない。従っ
て、このときには定常回転に相当するBD周期パルス信
号16の周期を超えてから次のBD信号14が入力され
るまでの間、加速/減速信号発生回路12から減速信号
18を出力する。
【0038】以上説明したように、図3に示す構成によ
りスキャナモータを定常回転で速度制御することができ
る。
【0039】(第3の実施の形態)次に、本発明の第3
の実施の形態を図5及び図6に基づき説明する。図5
は、本発明の第3の実施の形態に係る画像形成装置であ
る光ビームプリンタの要部の構成を示すブロック図、図
6は図5における各信号のタイミングチャートである。
【0040】図5中、19は1/2の分周回路、20は
立ち上がりパルス信号生成回路、21は立ち下がりパル
ス信号生成回路、22は第1の主走査カウンタ、23は
第2の主走査カウンタ、24はNAND回路、25はO
R回路、26はBD信号、27はスキャナクロック信
号、28は第1の主走査カウンタ22の出力信号、29
は第2の主走査カウンタ23の出力信号、30は加速信
号、31は減速信号である。
【0041】図5において、BD信号26を1/2の分
周回路19で分周した信号を立ち上がりパルス信号生成
回路20及び立ち下がりパルス信号生成回路21にそれ
ぞれ入力する。第1の主走査カウンタ22は、立ち上が
りパルス信号生成回路20の出力信号でリセットされ
て、スキャナクロック信号27を定常速度に相当するパ
ルス数までカウントしている間は、ローレベルLを出力
する。また、第2の主走査カウンタ23は、立ち下がり
パルス信号生成回路21の出力信号でリセットされて、
スキャナクロック信号27を定常速度に相当するパルス
数までカウントしている間は、ローレベルLを出力す
る。これらの動作により、第1及び第2の主走査カウン
タ22,23は、BD信号26により交互にリセットさ
れることになる。
【0042】これらBD信号26により交互にリセット
される2本の主走査カウンタ22,23の出力信号のN
ANDをNAND回路24によりとったものを加速信号
30とし、また、主走査カウンタ22,23の出力信号
のORをOR回路25によりとったものを減速信号31
とする。
【0043】このような構成により、図6に示すよう
に、スキャナモータの回転数が定常回転数よりも低いと
きには、定常回転に相当するBD周期からスキャナモー
タのBD周期を減じた期間だけ加速信号30が出力され
る。図示していないが、スキャナモータの回転数が定常
回転数よりも高いときでも、スキャナモータのBD周期
を定常回転に相当するBD周期から減じた期間だけ減速
信号31が出力される。
【0044】これらを交互にリセットされる2本の主走
査カウンタ22,23を、交互にマスク信号やアンブラ
ンキング信号を生成する主走査カウンタとして使用す
る。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の画像形成方
法及び装置によれば、ディスクリ回路を使用してモータ
を制御するときに、マスク信号やアンブランキング信号
を生成するための主走査カウンタから、前記モータに対
して加速状態、減速状態及び回転保持状態を指示する信
号を得ることによって、前記モータを制御することがで
きるので、わざわざ速度ディスクリ回路(主走査カウン
タとは別の2本のカウンタが必要)を設けることなく前
記モータを制御することができるため、安価に構成する
ことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置
である光ビームプリンタの要部構成を示すブロック図で
ある。
【図2】図1に示す各信号のタイミングチャートであ
る。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置
である光ビームプリンタの要部構成を示すブロック図で
ある。
【図4】図3に示す各信号のタイミングチャートであ
る。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係る画像形成装置
である光ビームプリンタの要部構成を示すブロック図で
ある。
【図6】図5に示す各信号のタイミングチャートであ
る。
【図7】従来の画像形成装置である光ビームプリンタの
感光ドラム周辺部の構成を示す斜視図である。
【図8】同光ビームプリンタの全体の概略構成を示す縦
断面図である。
【図9】同じく従来の画像形成装置である光ビームプリ
ンタにおけるスキャナモータの制御部及び駆動部の概略
構成を示すブロック図である。
【図10】同じく従来の画像形成装置である光ビームプ
リンタの信号の出力タイミングを示すタイミングチャー
トである。
【図11】同じく従来の画像形成装置である光ビームプ
リンタにおける信号の組み合わせと各種状態との関係を
示す図である。
【符号の説明】
1 主走査カウンタ 2 定常回転BD周期相当パルス信号発生回路 3 リセット信号生成回路 4 加速/減速信号発生回路 10 主走査カウンタ 11 定常回転BD周期相当パルス信号発生回路 12 加速/減速信号発生回路 19 分周回路 20 立ち上がりパルス信号生成回路 21 立ち下がりパルス信号生成回路 22 第1の主走査カウンタ 23 第2の主走査カウンタ 24 NAND回路 25 OR回路

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータにより回転される回転多面鏡によ
    って偏向され且つ画像信号により変調された光ビームで
    感光体上を走査して画像を形成する画像形成方法におい
    て、アンブランキング信号を生成するための主走査カウ
    ンタを具備し、該主走査カウンタを利用して前記モータ
    に対する制御信号を得ることによって、該モータを制御
    することを特徴とする画像形成方法。
  2. 【請求項2】 前記制御信号は、前記モータに対する加
    速状態、回転保持状態及び減速状態を指示する信号であ
    ることを特徴とする請求項1記載の画像形成方法。
  3. 【請求項3】 前記モータの回転数が所定値より高い場
    合は、所定周期毎に前記主走査カウンタをリセットする
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成方法。
  4. 【請求項4】 前記所定周期は、2周期であることを特
    徴とする請求項3記載の画像形成方法。
  5. 【請求項5】 前記主走査カウンタが前記モータの定常
    回転数に相当するBD周期(水平同期周期)になるまで
    カウントしている間は、BD信号(水平同期信号)を受
    け付けないことを特徴とする請求項1記載の画像形成方
    法。
  6. 【請求項6】 前記主走査カウンタを2本設けたことを
    特徴とする請求項1記載の画像形成方法。
  7. 【請求項7】 モータにより回転される回転多面鏡によ
    って偏向され且つ画像信号により変調された光ビームで
    感光体上を走査して画像を形成する画像形成装置におい
    て、アンブランキング信号を生成するための主走査カウ
    ンタを具備し、該主走査カウンタを利用して前記モータ
    に対する制御信号を得ることによって、該モータを制御
    することを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記制御信号は、前記モータに対する加
    速状態、回転保持状態及び減速状態を指示する信号であ
    ることを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記モータの回転数が所定値より高い場
    合は、所定周期毎に前記主走査カウンタをリセットする
    ように制御するカウンタ制御手段を設けたことを特徴と
    する請求項7記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記所定周期は、2周期であることを
    特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記主走査カウンタが前記モータの定
    常回転数に相当するBD周期(水平同期周期)になるま
    でカウントしている間は、BD信号(水平同期信号)を
    受け付けないように制御するBD信号制御手段を設けた
    ことを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記主走査カウンタを2本設けてディ
    スクリ回路と同様の機能を持たせたことを特徴とする請
    求項7記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 モータにより回転される回転多面鏡に
    よって偏向され且つ画像信号により変調された光ビーム
    で感光体上を走査して画像を形成する画像形成装置にお
    いて、前記モータの回転数に比例した周波数の回転パル
    スと前記モータの回転の基準となる基準パルスとを比較
    する比較手段と、該比較手段の比較結果に基づいて前記
    モータに対する加速状態、回転保持状態及び減速状態を
    指示する制御信号を発生する制御信号発生手段と、該制
    御信号発生手段により発生された制御信号を基に蓄電手
    段を充電または放電し且つその蓄電手段の電圧値に応じ
    て前記モータを加速または減速するモータ制御手段と、
    BD信号を生成するBD信号生成手段と、BD信号(水
    平同期信号)を生成するために光ビームを発光させるタ
    イミングを制御するための計時手段と前記基準パルスを
    発生させるための計時手段とを兼用して構成した計時制
    御手段とを具備したことを特徴とする画像形成装置。
  14. 【請求項14】 モータにより回転される回転多面鏡に
    よって偏向され且つ画像信号により変調された光ビーム
    で感光体上を走査して画像を形成する画像形成装置にお
    いて、前記モータの回転数に比例した周波数の回転パル
    スと前記モータの回転の基準となる基準パルスとを比較
    する比較手段と、該比較手段の比較結果に基づいて前記
    モータに対する加速状態、回転保持状態及び減速状態を
    指示する制御信号を発生する制御信号発生手段と、該制
    御信号発生手段により発生された制御信号を基に蓄電手
    段を充電または放電し且つその蓄電手段の電圧値に応じ
    て前記モータを加速または減速するモータ制御手段と、
    画像形成領域外での光ビームの発光を禁止するための信
    号を発生させるための計時手段と前記基準パルスを発生
    させるための計時手段とを兼用して構成した計時制御手
    段とを具備したことを特徴とする画像形成装置。
  15. 【請求項15】 モータにより回転される回転多面鏡に
    よって偏向され且つ画像信号により変調された光ビーム
    で感光体上を走査して画像を形成する画像形成装置にお
    いて、前記モータの回転数に比例した周波数の回転パル
    スと前記モータの回転の基準となる基準パルスとを比較
    する比較手段と、該比較手段の比較結果に基づいて前記
    モータに対する加速状態、回転保持状態及び減速状態を
    指示する制御信号を発生する制御信号発生手段と、該制
    御信号発生手段により発生された制御信号を基に蓄電手
    段を充電または放電し且つその蓄電手段の電圧値に応じ
    て前記モータを加速または減速するモータ制御手段と、
    BD信号を生成するBD信号生成手段と、BD信号(水
    平同期信号)に対するノイズの進入を禁止するために該
    BD信号の入力を禁止する期間を生成するための計時手
    段と前記基準パルスを発生させるための計時手段とを兼
    用して構成した計時制御手段とを具備したことを特徴と
    する画像形成装置。
JP9207415A 1997-07-17 1997-07-17 画像形成方法及び装置 Pending JPH1134393A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9207415A JPH1134393A (ja) 1997-07-17 1997-07-17 画像形成方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9207415A JPH1134393A (ja) 1997-07-17 1997-07-17 画像形成方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1134393A true JPH1134393A (ja) 1999-02-09

Family

ID=16539380

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9207415A Pending JPH1134393A (ja) 1997-07-17 1997-07-17 画像形成方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1134393A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3384667B2 (ja) 電子装置
JP2000275527A (ja) 像検出装置
JPH1134393A (ja) 画像形成方法及び装置
JP3604809B2 (ja) 画像形成装置
KR100280852B1 (ko) 모터 회전 속도 제어 장치
JP3526136B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP3320231B2 (ja) レーザビームプリンタ及びその制御方法
JP3147231B2 (ja) 画像処理装置
US20030214572A1 (en) Image forming apparatus
JP4371628B2 (ja) 画像形成装置、その制御方法
JPH10341585A (ja) スキャナモータ制御回路、画像形成装置及びレーザビームプリンタ
JP2006133481A (ja) 画像形成装置
JPH10337067A (ja) スキャナモータ制御回路、画像形成装置及びレーザビームプリンタ
JPH1158816A (ja) 画像形成装置
JP2003295098A (ja) 画像形成装置、その制御方法
JP2020091364A (ja) 画像形成装置
KR100547145B1 (ko) 폴리곤 미러 모터 제어방법 및 장치
JP2006201462A (ja) 画像形成装置
JPH0976563A (ja) レーザビームプリンタおよびスキャナモータドライバic
JPH1178111A (ja) 画像形成装置及びレーザビームプリンタ
JP2003066352A (ja) 同期信号発生装置
JP2003079175A (ja) モータ回転制御手段、およびモータ回転制御手段を備えた画像形成装置
JPH09281418A (ja) 画像形成装置
JP2972737B1 (ja) 画像形成方法およびその装置
JP2006030452A (ja) 画像形成装置