JPH11343844A - 排気ガス浄化用触媒コンバ−タ−の製造方法 - Google Patents
排気ガス浄化用触媒コンバ−タ−の製造方法Info
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- JPH11343844A JPH11343844A JP16632398A JP16632398A JPH11343844A JP H11343844 A JPH11343844 A JP H11343844A JP 16632398 A JP16632398 A JP 16632398A JP 16632398 A JP16632398 A JP 16632398A JP H11343844 A JPH11343844 A JP H11343844A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 排気ガス浄化用触媒コンバ−タ−において、
分割状金属シェルの上下シェル合わせ部に保持シール材
の噛み込みのない、容易な排気ガス浄化用触媒コンバー
ターの製造方法を提供する。 【解決手段】嵩高い保持シール材の外周部の少なくとも
分割状金属シェルフランジ部に金属箔やテフロンテープ
を配するか又は、同箇所の保持シール材の樹脂含浸量を
５％以上とすることにより、前記嵩高い保持シール材が
上シェルと下シェルの合わせ部分に噛み込む事なく所定
の位置に配置することが可能となる。
分割状金属シェルの上下シェル合わせ部に保持シール材
の噛み込みのない、容易な排気ガス浄化用触媒コンバー
ターの製造方法を提供する。 【解決手段】嵩高い保持シール材の外周部の少なくとも
分割状金属シェルフランジ部に金属箔やテフロンテープ
を配するか又は、同箇所の保持シール材の樹脂含浸量を
５％以上とすることにより、前記嵩高い保持シール材が
上シェルと下シェルの合わせ部分に噛み込む事なく所定
の位置に配置することが可能となる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、排気ガス浄化用触媒コ
ンバーター、特に自動車等の排気ガス浄化用触媒コンバ
ーターの製造方法に関する。
ンバーター、特に自動車等の排気ガス浄化用触媒コンバ
ーターの製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、主として車両に搭載する排気ガス
浄化用触媒コンバーターにおいては、触媒保持体と前記
触保持体の外方を覆う金属製シェルと、両者の間に配置
した保持シール材よりなる。前記触媒保持体には白金等
の触媒が担持されている。触媒保持体としては、例えば
その断面をハニカム状に成形したコージェライト担体を
用いる。
浄化用触媒コンバーターにおいては、触媒保持体と前記
触保持体の外方を覆う金属製シェルと、両者の間に配置
した保持シール材よりなる。前記触媒保持体には白金等
の触媒が担持されている。触媒保持体としては、例えば
その断面をハニカム状に成形したコージェライト担体を
用いる。
【０００３】次に、保持シール材について、現在はバー
ミキュライトとセラミックファイバー等との混合物であ
る熱膨張性保持シール材が主であるが、近年、排気ガス
規制の強化により排気ガス温度が著しく上昇しており、
従来の熱膨張性保持シール材では耐熱性が不十分である
ため、近年、無機繊維のマット状物からなる無膨張性保
持シール材が用いられつつある。前記保持シ−ル材は、
自動車の走行中等において触媒保持体が外周の金属製シ
ェルと当接することによる破損を防ぎ、また、金属製シ
ェルと触媒保持体との間から排気ガスがリークすること
を防ぐために用いられている。
ミキュライトとセラミックファイバー等との混合物であ
る熱膨張性保持シール材が主であるが、近年、排気ガス
規制の強化により排気ガス温度が著しく上昇しており、
従来の熱膨張性保持シール材では耐熱性が不十分である
ため、近年、無機繊維のマット状物からなる無膨張性保
持シール材が用いられつつある。前記保持シ−ル材は、
自動車の走行中等において触媒保持体が外周の金属製シ
ェルと当接することによる破損を防ぎ、また、金属製シ
ェルと触媒保持体との間から排気ガスがリークすること
を防ぐために用いられている。
【０００４】前記保持シール材を用いて排気ガス浄化用
触媒コンバーターを製造する方法は、外周の金属製シェ
ルを予め二分割しておいて、触媒保持体に巻き付けた無
機繊維シートを挟み込む方法（キャニング）が一般的で
ある。
触媒コンバーターを製造する方法は、外周の金属製シェ
ルを予め二分割しておいて、触媒保持体に巻き付けた無
機繊維シートを挟み込む方法（キャニング）が一般的で
ある。
【０００５】尚、前記無機繊維のマット状物からなる無
膨張性保持シール材については、無機繊維のマット状物
が嵩高いため、前記触媒保持体への組み付け性を改善す
る必要があり、特開昭５７−１４６９５４、特開昭５９
−１２６０２３等に挙げられているように、有機フィル
ムを用いて真空パックする方法や、無機繊維のマット状
物に、有機バインダーを含浸，塗布することにより、マ
ット状物の厚みを小さくする試みがなされている。
膨張性保持シール材については、無機繊維のマット状物
が嵩高いため、前記触媒保持体への組み付け性を改善す
る必要があり、特開昭５７−１４６９５４、特開昭５９
−１２６０２３等に挙げられているように、有機フィル
ムを用いて真空パックする方法や、無機繊維のマット状
物に、有機バインダーを含浸，塗布することにより、マ
ット状物の厚みを小さくする試みがなされている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】前記無機繊維のマット
状物からなる無膨張性保持シール材( 有機バインダーを
含浸，塗布された物も含む) を触媒保持体と金属シェル
の間に配置し排気ガス浄化用触媒コンバーターを組み立
てる場合、無機繊維のマット状物は嵩高くしかも表面の
滑りが悪いため、金属シェル同志を合わせる際、フラン
ジ部に保持シール材が噛み込むという問題点があった。
状物からなる無膨張性保持シール材( 有機バインダーを
含浸，塗布された物も含む) を触媒保持体と金属シェル
の間に配置し排気ガス浄化用触媒コンバーターを組み立
てる場合、無機繊維のマット状物は嵩高くしかも表面の
滑りが悪いため、金属シェル同志を合わせる際、フラン
ジ部に保持シール材が噛み込むという問題点があった。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上掲の問題点に関して鋭
意研究した結果、下記要旨構成にかかる本発明に想到し
た。即ち、請求項１に記載された発明は、触媒保持体
と、前記触媒保持体の外方を覆う上下２分割になってい
る金属製シェルとの間に配置する結晶質アルミナ繊維マ
ットからなる保持シール材によって構成される排気ガス
浄化用触媒コンバーターにおいて、前記保持シ−ル材
は、組み付け後の充填密度が０．１〜０．６ｇ／ｃｍ3
の範囲内になるように調整されており、かつ前記保持シ
−ル材には、少なくとも金属製シェルを組み付ける際に
シェルが通る軌跡と干渉する部分に、金属箔または有機
質のテープが被覆されていることを特徴とする排気ガス
浄化用触媒コンバーターの製造方法である。
意研究した結果、下記要旨構成にかかる本発明に想到し
た。即ち、請求項１に記載された発明は、触媒保持体
と、前記触媒保持体の外方を覆う上下２分割になってい
る金属製シェルとの間に配置する結晶質アルミナ繊維マ
ットからなる保持シール材によって構成される排気ガス
浄化用触媒コンバーターにおいて、前記保持シ−ル材
は、組み付け後の充填密度が０．１〜０．６ｇ／ｃｍ3
の範囲内になるように調整されており、かつ前記保持シ
−ル材には、少なくとも金属製シェルを組み付ける際に
シェルが通る軌跡と干渉する部分に、金属箔または有機
質のテープが被覆されていることを特徴とする排気ガス
浄化用触媒コンバーターの製造方法である。
【０００８】次に請求項２に記載された発明は、触媒保
持体と、前記触媒保持体の外方を覆う上下２分割になっ
ている金属製シェルとの間に配置する結晶質アルミナ繊
維マットからなる保持シール材によって構成される排気
ガス浄化用触媒コンバーターにおいて、前記保持シ−ル
材は、組み付け後の充填密度が０．1 〜０．６ｇ／ｃｍ
3 の範囲内になるように調整されているアルミナ繊維マ
ットに有機バインダ−が１〜１０ｗｔ％含浸されてお
り、かつ前記保持シ−ル材には、金属製シェルを組み付
ける際にシェルが通る軌跡と干渉する部分の有機含有量
をその他の部分の１．１倍以上にすることを特徴とする
排気ガス浄化用触媒コンバーターの製造方法である。
持体と、前記触媒保持体の外方を覆う上下２分割になっ
ている金属製シェルとの間に配置する結晶質アルミナ繊
維マットからなる保持シール材によって構成される排気
ガス浄化用触媒コンバーターにおいて、前記保持シ−ル
材は、組み付け後の充填密度が０．1 〜０．６ｇ／ｃｍ
3 の範囲内になるように調整されているアルミナ繊維マ
ットに有機バインダ−が１〜１０ｗｔ％含浸されてお
り、かつ前記保持シ−ル材には、金属製シェルを組み付
ける際にシェルが通る軌跡と干渉する部分の有機含有量
をその他の部分の１．１倍以上にすることを特徴とする
排気ガス浄化用触媒コンバーターの製造方法である。
【０００９】まず、前記触媒保持体としては、例えばハ
ニカム状のものを用いる。また、前記触媒保持体には、
例えばコージェライト等により作成する。次に、前記保
持シール材は、結晶質アルミナ繊維のマット状物を用い
る。一般に、結晶質アルミナ繊維のマット状物は嵩高い
為、組み付け性の面から金属製シェルのフランジ部に前
記マット状物が噛み込む可能性があり、少なくとも金属
製シェルを組み付ける際にシェルが通る軌跡と干渉する
部分に、金属箔または有機質のテープを被覆することに
より、金属製シェルとの滑りを改善することでマットの
噛み込みを防止することができる。また、アルミナ繊維
のマット状物に有機バインダ−を１〜１０ｗｔ％含浸
し、しかも金属製シェルを組み付ける際にシェルが通る
軌跡と干渉する部分の有機含有量をその他の部分の１．
１倍以上にするこで前述同様、金属シェルとの滑りが改
善できマットの噛み込みが防止できる。尚、かかる保持
シール材は触媒保持体と金属製シェルとの間に、０．１
〜０．６ｇ／ｃｍ3 の範囲内の充填密度で配置する必要
がある。これは、充填密度が０．１ｇ／ｃｍ3 未満の場
合、振動等によって触媒保持体がズレるのを防止するた
めの必要面圧を確保することが困難であり、一方、０．
６ｇ／ｃｍ3 より大きくすると繊維が圧壊してしまい耐
久性が劣化してしまう。
ニカム状のものを用いる。また、前記触媒保持体には、
例えばコージェライト等により作成する。次に、前記保
持シール材は、結晶質アルミナ繊維のマット状物を用い
る。一般に、結晶質アルミナ繊維のマット状物は嵩高い
為、組み付け性の面から金属製シェルのフランジ部に前
記マット状物が噛み込む可能性があり、少なくとも金属
製シェルを組み付ける際にシェルが通る軌跡と干渉する
部分に、金属箔または有機質のテープを被覆することに
より、金属製シェルとの滑りを改善することでマットの
噛み込みを防止することができる。また、アルミナ繊維
のマット状物に有機バインダ−を１〜１０ｗｔ％含浸
し、しかも金属製シェルを組み付ける際にシェルが通る
軌跡と干渉する部分の有機含有量をその他の部分の１．
１倍以上にするこで前述同様、金属シェルとの滑りが改
善できマットの噛み込みが防止できる。尚、かかる保持
シール材は触媒保持体と金属製シェルとの間に、０．１
〜０．６ｇ／ｃｍ3 の範囲内の充填密度で配置する必要
がある。これは、充填密度が０．１ｇ／ｃｍ3 未満の場
合、振動等によって触媒保持体がズレるのを防止するた
めの必要面圧を確保することが困難であり、一方、０．
６ｇ／ｃｍ3 より大きくすると繊維が圧壊してしまい耐
久性が劣化してしまう。
【００１０】次に、前記保持シール材の外周部の少なく
とも金属シェルのフランジ部に配置する金属箔は、金属
の種類は特に限定するものではないが、入手のしやすさ
及び耐熱性の観点よりステンレス箔が有効である。ま
た、金属箔以外の有機質のテープでは摩擦係数が小さい
テフロンテープなどが有効である。
とも金属シェルのフランジ部に配置する金属箔は、金属
の種類は特に限定するものではないが、入手のしやすさ
及び耐熱性の観点よりステンレス箔が有効である。ま
た、金属箔以外の有機質のテープでは摩擦係数が小さい
テフロンテープなどが有効である。
【００１１】
【実施例】実施例１ 触媒保持体として外径φ１３０ｍｍ、長さ１００ｍｍの
コージェライトモノリスを用いた。金属製シェルは分割
状で上シェルと下シェルとからなる。前記上シェルと下
シェルは、共に断面が略半円形の殻である。その両端に
はボルト穴を有するフランジが設けられており、かかる
金属シェルは、肉厚１．５ｍｍ、ＳＵＳ３０４を用い
た。又、保持シール材としては、厚み６ｍｍ、嵩密度
０．２ｇ／ｃｍ3 の結晶質アルミナ繊維のマット状物を
用い、組み付ける際に金属シェルが通る軌跡と干渉する
部分に保持シール材の幅に等しい厚み１５０μｍのステ
ンレス箔を張付け、排気ガス浄化用コンバーターを製造
した。
コージェライトモノリスを用いた。金属製シェルは分割
状で上シェルと下シェルとからなる。前記上シェルと下
シェルは、共に断面が略半円形の殻である。その両端に
はボルト穴を有するフランジが設けられており、かかる
金属シェルは、肉厚１．５ｍｍ、ＳＵＳ３０４を用い
た。又、保持シール材としては、厚み６ｍｍ、嵩密度
０．２ｇ／ｃｍ3 の結晶質アルミナ繊維のマット状物を
用い、組み付ける際に金属シェルが通る軌跡と干渉する
部分に保持シール材の幅に等しい厚み１５０μｍのステ
ンレス箔を張付け、排気ガス浄化用コンバーターを製造
した。
【００１２】まず、結晶質アルミナ繊維のマット状物を
触媒保持体に巻き付け、巻き付けた結晶質アルミナ繊維
マットの合わせ部を粘着テープで仮止めした後、組み付
ける際上シェルと下シェルが通る軌跡と干渉する部分
に、保持シール材の幅と等しい厚み１５０μｍのステン
レス箔を張付けたのち、分割状のシェルを重ね合わせ接
合した。接合後、上下シェルの合わせ部に保持シール材
の噛み込みはなかった。
触媒保持体に巻き付け、巻き付けた結晶質アルミナ繊維
マットの合わせ部を粘着テープで仮止めした後、組み付
ける際上シェルと下シェルが通る軌跡と干渉する部分
に、保持シール材の幅と等しい厚み１５０μｍのステン
レス箔を張付けたのち、分割状のシェルを重ね合わせ接
合した。接合後、上下シェルの合わせ部に保持シール材
の噛み込みはなかった。
【００１３】実施例２ 実施例１と同じ構造であるが、金属箔をテフロンテープ
に代えて排気ガス浄化用コンバータを製造した。保持シ
ール材のシェルへの噛み込みはなかった。
に代えて排気ガス浄化用コンバータを製造した。保持シ
ール材のシェルへの噛み込みはなかった。
【００１４】実施例３ 触媒保持体として外径φ１３０ｍｍ、長さ１００ｍｍの
コージェライトモノリスを用いた。金属製シェルは分割
状で上シェルと下シェルとからなる。前記上シェルと下
シェルは、共に断面が略半円形の殻である。その両端に
はボルト穴を有するフランジが設けられており、かかる
金属シェルは、肉厚１．５ｍｍ、ＳＵＳ３０４を用い
た。又、保持シール材としては、有機バインダーを４ｗ
ｔ％含浸させ厚み７ｍｍ、嵩密度０．２ｇ／ｃｍ3 に調
整した物を用い、組み付ける際に金属シェルが通る軌跡
と干渉する部分には、さらに有機バインダーを２ｗｔ％
塗布することにより排気ガス浄化用コンバーターを製造
した。
コージェライトモノリスを用いた。金属製シェルは分割
状で上シェルと下シェルとからなる。前記上シェルと下
シェルは、共に断面が略半円形の殻である。その両端に
はボルト穴を有するフランジが設けられており、かかる
金属シェルは、肉厚１．５ｍｍ、ＳＵＳ３０４を用い
た。又、保持シール材としては、有機バインダーを４ｗ
ｔ％含浸させ厚み７ｍｍ、嵩密度０．２ｇ／ｃｍ3 に調
整した物を用い、組み付ける際に金属シェルが通る軌跡
と干渉する部分には、さらに有機バインダーを２ｗｔ％
塗布することにより排気ガス浄化用コンバーターを製造
した。
【００１５】まず、結晶質アルミナ繊維のマット状物に
４ｗｔ％の有機バインダーを含浸させ、厚み７ｍｍ、嵩
密度０．２ｇ／ｃｍ3 に調整したのち、組み付ける際に
金属シェルが通る軌跡と干渉する部分に、さらに有機バ
インダーを２ｗｔ％塗布した後有機バインダーを乾燥さ
せた保持シール材を触媒保持体に巻き付け、巻き付けた
保持シール材の合わせ部を粘着テープで固定したのち分
割状のシェルを接合した。接合後、上下シェルの合わせ
部に保持シール材の噛み込みはなかった。
４ｗｔ％の有機バインダーを含浸させ、厚み７ｍｍ、嵩
密度０．２ｇ／ｃｍ3 に調整したのち、組み付ける際に
金属シェルが通る軌跡と干渉する部分に、さらに有機バ
インダーを２ｗｔ％塗布した後有機バインダーを乾燥さ
せた保持シール材を触媒保持体に巻き付け、巻き付けた
保持シール材の合わせ部を粘着テープで固定したのち分
割状のシェルを接合した。接合後、上下シェルの合わせ
部に保持シール材の噛み込みはなかった。
【００１６】
【発明の効果】このように嵩高い保持シール材の外周部
の少なくとも金属製シェルを組み付ける際にシェルが通
る軌跡と干渉する部分に、金属箔または有機質のテープ
を被覆するか、アルミナ繊維マットに有機バインダ−を
１〜１０ｗｔ％含浸し、金属製シェルを組み付ける際に
シェルが通る軌跡と干渉する部分の有機含有量をその他
の部分の１．１倍以上にすることにより、前記嵩高い保
持シール材が上シェルと下シェルの合わせ部分に噛み込
む事なく所定の位置に配置することが可能となる。
の少なくとも金属製シェルを組み付ける際にシェルが通
る軌跡と干渉する部分に、金属箔または有機質のテープ
を被覆するか、アルミナ繊維マットに有機バインダ−を
１〜１０ｗｔ％含浸し、金属製シェルを組み付ける際に
シェルが通る軌跡と干渉する部分の有機含有量をその他
の部分の１．１倍以上にすることにより、前記嵩高い保
持シール材が上シェルと下シェルの合わせ部分に噛み込
む事なく所定の位置に配置することが可能となる。
Claims (2)
- 【請求項１】触媒保持体と、前記触媒保持体の外方を覆
う上下２分割になっている金属製シェルとの間に配置す
る結晶質アルミナ繊維マットからなる保持シール材によ
って構成される排気ガス浄化用触媒コンバーターにおい
て、 前記保持シ−ル材は、組み付け後の充填密度が０．１〜
０．６ｇ／ｃｍ3 の範囲内になるように調整されてお
り、かつ前記保持シ−ル材には、少なくとも金属製シェ
ルを組み付ける際にシェルが通る軌跡と干渉する部分
に、金属箔または有機質のテープが被覆されていること
を特徴とする排気ガス浄化用触媒コンバーターの製造方
法。 - 【請求項２】触媒保持体と、前記触媒保持体の外方を覆
う上下２分割になっている金属製シェルとの間に配置す
る結晶質アルミナ繊維マットからなる保持シール材によ
って構成される排気ガス浄化用触媒コンバーターにおい
て、 前記保持シ−ル材は、組み付け後の充填密度が０．１〜
０．６ｇ／ｃｍ3 の範囲内になるように調整されている
アルミナ繊維マットに有機バインダ−が１〜１０ｗｔ％
含浸されており、かつ前記保持シ−ル材には、金属製シ
ェルを組み付ける際にシェルが通る軌跡と干渉する部分
の有機含有量をその他の部分の１．１倍以上にすること
を特徴とする排気ガス浄化用触媒コンバーターの製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16632398A JP3461286B2 (ja) | 1998-05-30 | 1998-05-30 | 排気ガス浄化用触媒コンバ−タ−の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16632398A JP3461286B2 (ja) | 1998-05-30 | 1998-05-30 | 排気ガス浄化用触媒コンバ−タ−の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11343844A true JPH11343844A (ja) | 1999-12-14 |
| JP3461286B2 JP3461286B2 (ja) | 2003-10-27 |
Family
ID=15829238
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16632398A Expired - Fee Related JP3461286B2 (ja) | 1998-05-30 | 1998-05-30 | 排気ガス浄化用触媒コンバ−タ−の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3461286B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005307762A (ja) * | 2004-04-16 | 2005-11-04 | Calsonic Kansei Corp | セラミック触媒担体の保持構造及び保持方法 |
-
1998
- 1998-05-30 JP JP16632398A patent/JP3461286B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005307762A (ja) * | 2004-04-16 | 2005-11-04 | Calsonic Kansei Corp | セラミック触媒担体の保持構造及び保持方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3461286B2 (ja) | 2003-10-27 |
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