JP4687496B2 - モノリス保持材 - Google Patents

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Description

本発明は、モノリス保持材に関するものであり、詳しくは、触媒コンバータのモノリスと金属製のケーシングとの間に介装されるモノリス保持材であって、より強い保持力を必要とされる大型の触媒コンバーターに好適なモノリス保持材に関するものである。
触媒コンバーターは、周知の通り、内燃機関の排気ガス中に含まれる一酸化炭素、炭化水素、窒素酸化物などの有害成分を貴金属触媒によって除去する装置であり、排気ガス浄化用触媒担体であるモノリスを金属製のケーシングの収容して構成され、かつ、モノリスと金属製のケーシングとの隙間には、モノリスを振動から保護するため、耐熱性マットから成るモノリス保持材が介装される。斯かるモノリス保持材は、厚さ方向に圧縮され且つ有機バインダーを含有する例えば帯状のアルミナ質繊維マットで構成される。そして、モノリスの外周面に巻回されて当該モノリスと共にケーシングに収容されることにより、有機バインダーが熱分解によって消失した後に復元力を発現し、ケーシング内でモノリスを弾性的に支持する。
特開平8−61054号公報 特開平10−288032号公報
ところで、排気量の大きな大型の内燃機関に使用される触媒コンバーターは、小型の内燃機関に使用されるものに比べて、モノリス自体も大型で且つ質量も大きいため、モノリス保持材においてより大きな保持力と耐久性が必要とされる。従って、上記のモノリス保持材においては、面比重を大きくするためにより厚く設計される。例えば、小排気量のガソリンエンジン車に装着される触媒コンバーターにおいては、モノリス保持材の厚さが5〜10mm程度であるのに対し、大排気量のディーゼルエンジン車に装着される触媒コンバーター及び/又はディーゼルパーティクルフィルター(DPE)においては、モノリス保持材の厚さが10〜30mm程度となる。
しかしながら、上記の様な厚いモノリス保持材は、モノリスに巻回した場合、内周と外周の長さの差が厚さに応じて大きくなるため、内周側にしわが発生し、また、外周側が円周方向に強く引っ張られる。その結果、モノリスとモノリス保持材の間に隙間が生じたり、モノリス保持材の厚さの中間部分で内側部分と外側部分に剥離したり、あるいは、長さ方向の両端の突き合わせ部分に大きく隙間が生じたりする。そして、これらの問題により、保持力や耐久性の低下、排気ガスの漏洩が懸念される。
本発明は、上記の実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、触媒コンバータのモノリスと金属製のケーシングとの間に介装されるモノリス保持材であって、より強い保持力および耐久性を必要とされる大型の触媒コンバーターに好適なモノリス保持材を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明のモノリス保持材は、複数枚の帯状の耐熱性マットを積層した構造を採用し、かつ、各マットの長さをモノリス外周部におけるそれぞれの巻回長さに設計することにより、各マットの厚さを薄くし、モノリスに巻回した場合の各マットにおける内外周の長さの差を小さくする様にした。
すなわち、本発明の要旨は、触媒コンバータにおいて排気ガス浄化用触媒担体であるモノリスと金属製のケーシングとの間に介装されるモノリス保持材であって、帯状に形成され且つその長さ方向の両端部に互いに嵌合する嵌合部が設けられた耐熱性のマットを複数枚積層して構成され、各マットは、積層状態でモノリスに巻回した際、それぞれに緩みなく巻回でき且つ嵌合部が嵌合する長さに設定され、しかも、積層状態でモノリスに巻回した際、それぞれの嵌合部がずれた位置となる様に、その長さ方向にずれた状態に積層されていることを特徴とするモノリス保持材に存する。
本発明のモノリス保持材によれば、耐熱性のマットを複数枚積層して構成され且つ各マットが特定の長さに設定されており、各マットの厚さを薄く設計でき、モノリスに巻回した場合の各マットにおける内外周の長さの差を小さくすることが出来るため、内周側のしわの発生を防止してモノリス外周面に対する密着性を高めることが出来、また、外周側の引張応力を低減して素材の剥離を防止でき、そして、各マットにおいて両端部を嵌合部で密接に突き合わせることが出来る。従って、大型の触媒コンバーターにおいても、十分な保持力および耐久性を発揮でき、排気ガスの漏洩を防止することが出来る。
本発明に係るモノリス保持材の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係るモノリス保持材の外形および構造の一例を一部破断して示す斜視図である。図2は、本発明のモノリス保持材を適用した触媒コンバーターの構造を示す斜視図である。なお、以下の説明は本発明の実施形態の代表例であり、これらの内容に本発明は限定されるものではない。
本発明のモノリス保持材(以下、「保持材」と略記する。)は、図2に符号(1)で示す様に、触媒コンバータにおいて、排気ガス浄化用触媒担体であるモノリス(7)を振動から保護するために、モノリス(7)と金属製のケーシング(8)との間に介装される。
上記の触媒コンバータの一構造例を説明すると、図2に示す様に、触媒コンバータは、筒状に形成され且つ排気ガス浄化用触媒を担持するモノリス(7)と、モノリス(7)を収容し且つ排気管に接続される金属製のケーシング(8)と、モノリス(7)に巻回されて当該モノリスとケーシング(8)との間隙に介装される前述の保持材(1)とから主に構成される。
モノリス(7)としては、コーディエライト等を主成分とするセラミックスによって構成されたモノリスの他、金属箔素材によって構成されたモノリスを使用することも出来る。特に、Fe、Cr、Al又はSiを基本成分とするフェライト系ステンレス箔は、触媒を担持させる際のコート材および触媒との馴染みが良く、しかも、触媒担持後の熱的変化が比較的少ないため、金属製モノリスを構成するのに好適な素材である。モノリス(7)には、通常、Pt、Ph等の貴金属層を担持させることにより、触媒としての機能が付与される。
ケーシング(8)は、例えば2分割のクラムシェル構造を備えており、斯かる構造は、ケーシング(8)の上半分を構成するケーシング部材(8a)及び下半分を構成するケーシング部材(8b)の2つ部材を合わせて一体化するものである。ケーシング部材(8a)及び(8b)は、各々、フランジ部(81a)、(81b)を有し、フランジ部(81a)、(81b)は、ケーシング部材(8a)及び(8b)を溶接する際の接合面として機能する。また、一方のケーシング部材(8b)の両端部には、排気管へ接続するための接続口(91)、(92)が設けられる。図2中、符号(82a)及び(82b)は、自動車の車体などに固定するためのボルト穴を示す。なお、金属製のケーシングとしては、予め筒状に形成されてその一端の開口からモノリスが装入されるスタッフィング構造のケーシングを採用することも出来る。
本発明の保持材(1)は、図1に示す様に、帯状に形成された耐熱性のマット(2)、(3)…を複数枚積層して構成される。図に例示する保持材(1)は、2枚のマット(2)、(3)を積層して構成されたものである。更に、各マット(2)、(3)の長さ方向の両端部には、各マットにおいて互いに嵌合する嵌合部(25)、(35)が設けられる。そして、上記のマット(2)、(3)は、主としてアルミナ繊維の積層体から成るアルミナ質繊維マットによって構成される。なお、アルミナ質繊維マットとは、外形をマット(2)、(3)として成形される前のシート状の素材のマットを指す。また、マットの積層数に特に制限はないが、通常は10枚以下である。
アルミナ繊維の繊維長は、通常20〜200mm、繊維径は通常1〜40μm、好ましくは2〜20μmである。アルミナ繊維は、Al/SiO重量比(以下、Al/SiOと言う。)=70/30〜74/26のムライト組成であることが好ましい。Al/SiOが上記範囲外のアルミナ繊維では、高温時の結晶化および結晶成長による繊維の劣化が早く、長期の使用に不向きである。
上記のムライト組成アルミナ繊維の結晶化度は0〜10%であることが好ましい。結晶化度とは、1300℃で4時間焼成して完全に結晶化したムライトのCuKα線によるX線回折における2θ=26.3°に発現するピーク強度に対して、ムライト組成アルミナ繊維の2θ=26.3°のピーク強度を百分率(%)で表したものである。低結晶性のムライト組成アルミナ繊維は、結晶成長の核となる結晶が少ないため、800〜1000℃の加熱によっても繊維の劣化が生じ難い。
また、粒径45μm以上の大粒径のショットは、繊維の切断を起こし、マット(2)、(3)において復元性を損う傾向がある。更に、大粒径のショットは、マット(2)、(3)の比重を部分的に増大させ、熱伝導率等が不均一になる原因となり、保持材(1)として使用した場合、触媒の均一保持が困難となる虞がある。従って、本発明に適用するアルミナ繊維は、粒径45μm以上のショットの含有率が7重量%以下であることが好ましい。
また、アルミナ繊維の単繊維引張強度は、好ましくは150〜400kg/mmである。引張強度が150kg/mmに満たないと、耐熱性の保持材(1)として使用する際に十分な面圧が得られない。一方、引張強度が400kg/mmを超えると繊維が脆くなる傾向がある。
上記のアルミナ繊維は、他のセラミック繊維と比較し、耐熱性に優れ、軟化収縮などの熱劣化が極めて少ないため、マット(2)、(3)に成形した場合に弾力性に富んでいる。すなわち、低い嵩密度で高い保持力を発生し且つその温度変化が少ない。従って、触媒コンバーターの保持材(1)として使用した場合、熱膨張の差によってモノリス(7)とケーシング(8)との間隙が変化し、その嵩密度が上昇した場合にも、モノリス(7)に対する保持圧が急激に変化することがない点において優れている。
マット(2)、(3)を構成するアルミナ質繊維マットは、例えば、オキシ塩化アルミニウム等のアルミナ源、シリカゾル等のシリカ源、ポリビニルアルコール等の有機バインダー及び水の混合物から成る紡糸原液を使用し、次の様にして得られる。すなわち、紡糸したアルミナ繊維前駆体を積層してシート化し、次いで、好ましくはニードルパンチングを施した後、通常1000〜1300℃で焼成する。
上記のニードルパンチング処理は、繊維の一部を積層面に対して縦方向に配向させる効果がある。従って、シート内のアルミナ繊維前駆体の一部がシートを貫通して縦方向に配向してシートを緊縛するため、シートの嵩比重が高められ、また、層間の剥離や層間のずれが防止される。ニードルパンチングの密度は通常1〜50打/cmであり、ニードルパンチングの密度により、アルミナ質繊維マットの厚さ、嵩比重、強度が調節される。
触媒コンバータにおいてケーシング(8)にモノリス(7)を収容する場合、モノリス(7)の外周面とケーシング(8)の内面とで形成される間隙に対し、保持材(1)(マット(2)及び(3)の積層体)が同じ厚さである必要はなく、僅かに厚いものまで装着が可能である。しかしながら、厚すぎた場合やケーシング(8)との滑りが悪い場合には、マット(2)、(3)の繊維の一部がフランジ部(81a)、(81b)の接合面にはみ出し、溶接が不可能となる等の不都合を生ずる。そこで、保持材(1)全体の厚さ(マット(2)とマット(3)の合計厚さ)は、通常、上記の間隙の1.0〜2.0倍に設定される。斯かる設定値の上限は、好ましくは1.7倍、更に好ましくは1.6である。因に、大型の触媒コンバータに適用される保持材(1)の厚さは10〜30mm程度である。
一方、各マット(2)、(3)は、保持材(1)としてモノリス(7)に巻回した場合、各々、これらマットの内周面においてしわの発生が出来る限り少なく、マットの外周面において引張応力が出来る限り作用しないことが望ましい。従って、本発明においては、保持材(1)に求められる全体の厚さを勘案し且つマットの積層数を調整することにより、各マット(2)、(3)の厚さは、通常は3〜15mm、好ましくは5〜10mmに設定される。
なお、本発明においては、アルミナ質繊維マットを構成する場合、アルミナ繊維にその他のセラミック繊維や無機膨張材を補助的に併用してもよい。この場合、アルミナ質繊維マットに均一に混合してもよいが、特に加熱される箇所を避けて局在させることにより、補助材の性能を維持しつつ低コスト化することが可能である。上記のセラミック繊維としては、シリカ繊維、ガラス繊維、石綿繊維などが挙げられ、無機膨張材としては、ベントナイト、膨張性バーミキュライト、膨張性黒鉛などが挙げられる。
アルミナ質繊維マットの製造方法は、基本的には、特許第3025433号公報などに記載された公知の方法と同様に、抄造したアルミナ質繊維マットに有機バインダー液を含浸させる第1工程、有機バインダー液が含浸されたアルミナ質繊維マットを厚さ方向に圧縮する第2工程、圧縮されたアルミナ質繊維マットの厚さを維持したまま有機バインダー液の媒体液を除去する第3工程から成る。
上記の有機バインダーとしては、水溶性有機高分子化合物、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂などが使用される。上記の水溶性有機高分子化合物としては、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコール等が挙げられる。熱可塑性樹脂としては、アクリル酸、アクリル酸エステル、アクリルアミド、アクリロニトリル、メタクリル酸、メタクリル酸エステル等の単独重合体、アクリロニトリル・スチレン共重合体、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体などのアクリル系樹脂を初めとする各種の共重合体が挙げられる。また、熱硬化性樹脂としては、ビスフェノール型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂などが挙げられる。
上記の有機バインダーの中では、アクリル又はメタクリル系のポリマーであるアクリル系樹脂が好ましい。特に、ガラス転移点(Tg)が−22〜100℃、好ましくは−22〜70℃、更に好ましくは−22〜40℃の有機バインダーが好ましい。有機バインダーのTgが−22℃未満の場合は、アルミナ質繊維マットの製造工程において装置にバインダーが付着したり、作製されたマット(2)、(3)の表面がべたつくために装着作業が困難となり、また、バインダーのTgが100℃を超える場合は、得られるマット(2)、(3)の柔軟性が低下してハンドリング性に欠ける。なお、単独重合体のTgは公知の方法に従って測定することが出来、また、共重合体のTgは、Gordon−Taylor式から、各共重合モノマーの単独重合体のTgと各共重合モノマーの組成比率を算術平均して求めることが出来る。
上記の有機バインダーは、水溶液、水分散型エマルジョン、ラテックス、有機溶媒溶液(これらを総称して「バインダー液」と言う)として使用される。バインダー液は、市販品をそのまま又は水などで希釈して使用することが出来る。なお、有機バインダーは、必ずしも1種である必要はなく、2種以上の混合物であっても何等差し支えない。前記の有機バインダーの中では、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコール等の水溶性高分子化合物またはアクリル系樹脂が好ましい。特にアクリル又はメタクリル系のポリマーが好ましい。
アルミナ質繊維マットの製造の第1工程では、例えば、有機バインダー液にマットを浸漬する方法、マットに有機バインダー液を噴霧する方法などにより、アルミナ質繊維マットに有機バインダー液を含浸させる。有機バインダーの含有量(有効成分としての値)は、アルミナ繊維100重量部に対し、通常1〜30重量部、好ましくは3〜20重量部である。有機バインダーの含有量が1重量部未満の場合は、マットの反発力によって成形体としての厚さを維持できない虞があり、30重量部を超える場合は、コスト高になる他、成形体の柔軟性が損なわれる虞がある。
第2工程では、(有機バインダー液が含浸されたアルミナ質繊維マットをプレス板、プレスローラー等の圧縮手段により厚さ方向に圧縮する。プレス板としては、2枚の透液性板状体、典型的にはパンチングメタル、樹脂ネット、金網(メッシュ)、多孔板または通気性の良い板状体などを使用し得る。圧縮手段には、バインダー液の吸引手段を併用するのが好ましい。そして、第2工程に引き続いて行われる第3工程では、有機バインダーが変質や分解を起こさない温度条件下で高温熱風処理することにより、アルミナ質繊維マット(圧縮されたマット)の厚さを維持したまま有機バインダー液の媒体液を除去する。これにより、シート状の耐熱性のアルミナ質繊維マットが得られる。
上記のアルミナ質繊維マットは、マット(2)、(3)の平面形状に相当する一定形状の断裁刃が備えられた打抜き成形機を使用して裁断されることにより、図1に示す様なマット(2)、(3)として成形される。そして、各マット(2)、(3)の平面形状は、図示する様に細長の帯状に形成され、しかも、各マット(2)、(3)の長さ方向の両端部には、それぞれのマットにおいて互いに嵌合する嵌合部(25)、(35)が設けられる。
各マット(2)、(3)の長さは、積層状態でモノリスに巻回した際、それぞれに緩みなく巻回でき且つ嵌合部(25)、(35)がそれぞれに嵌合する長さに設定される。具体的には、保持材(1)が2層構造の場合、図1及び図2に示す様に、マット(3)は、モノリス(7)の外周面に直接巻回されるマットであり、マット(3)の長さ(後述する嵌合部(35)の凸部(35b)の突出長さを含まない長さ)は、モノリス(7)の外周長さと略同一とされる。一方、マット(2)は、マット(3)の更に外周に配置されるマットであり、マット(2)の長さ(後述する嵌合部(25)の凸部(25b)の突出長さを含まない長さ)は、モノリス(7)に巻回されたマット(3)の外周長さと略同一とされる。そして、これらマット(2)及び(3)の幅は、モノリス(7)の長さ(中心線に沿った長さ)よりも幾分短い長さに設定される。
各マット(2)、(3)の両端部の嵌合部(25)、(35)は、モノリス(7)への巻付け作業の際に各マット(2)、(3)の端部のずれを防止すると共に、両端部を突き合わせた場合に生じる微小隙間(目地)が平面視した場合(モノリス(7)に巻回した状態においてその外周面に直交する方向から視た場合)に屈曲した構造となる様に設けられる。
具体的には、各マット(2)、(3)を平面視した場合、各々、一方の嵌合部(25)、(35)(図1において左側の部位)を凹部(25a)、(35a)に形成され、他方の嵌合部(25)、(35)(図1において右側の部位)を凸部(25b)、(35b)に形成される。上記の様に、突き合わせた際に屈曲した構造(図示する様な例えば凹凸構造)の嵌合部(25)、(35)を各マット(2)、(3)に設けることにより、保持材(1)として使用した場合、各マット(2)、(3)の突き合わせ部分からの排気ガスの漏洩を防止できる。
更に、本発明の保持材(1)においては、各マット(2)、(3)の突き合わせ部分からの排気ガスの漏洩を一層確実に防止するため、各マット(2)、(3)は、図2に示す様に、積層状態でモノリス(7)に巻回した際、それぞれの嵌合部(25)、(35)がずれた位置となる様に、図1に示す様に、その長さ方向にずれた状態に積層される。
すなわち、マット(2)とマット(3)は、図1に示す様に、それぞれの凹部(25a)と凹部(35a)が重なり合うことなく且つそれぞれの凸部(25b)と凸部(35b)が重なり合うことのない状態に積層される。これにより、マット(2)の両端の突き合わせによって形成される微小隙間(目地)と、マット(3)の両端の突き合わせによって形成される微小隙間(目地)とをずらすことが出来、これらの微小隙間がモノリス(7)とケーシング(8)の間で協働して排気ガスの漏洩経路を構成するのを防止できる。
また、本発明の保持材(1)においては、触媒コンバータを組み立てる際の作業性をより高め且つ各マット(2)、(3)を緩みなく巻き付けるため、積層された各マット、すなわち、図1に例示したマット(2)及び(3)は、少なくとも一端側が遊動自在となる様に相互に固定されているのが好ましい。より好ましくは、マット(2)及び(3)は、後述する結束部(4)(固定部)を除き、両端側が遊動自在に相互に固定される。
具体的には、例えば、マット(2)とマット(3)は、ミシン加工による1つの結束部(4)によって相互に固定される。斯かる結束部(4)は、マット(2)、(3)の幅方向に連続する様に設けられる。これにより、モノリス(7)に保持材(1)を巻回する際、マット(2)とマット(3)の相互の幅方向の遊動を規制し、結束部(4)を除いてマット(2)とマット(3)の両端側を長さ方向に相互に遊動させることが出来る。その結果、モノリス(7)に保持材(1)を巻回する際、一体的に保持材(1)を取扱うことが出来、しかも、マット(2)とマット(3)を各別個に独立して緩みなく巻き付けることが出来る。上記の結束部(4)は、マット(3)の凸部(35b)側の端部近傍、具体的には、マット(3)の凸部(35b)側の端縁から当該マットの長さの通常は1/2以内、好ましくは1/3以内の範囲に設けられるのがよい。なお、マット(2)及び(3)を相互に固定する手段としては接着剤、ステープル等でもよい。
前述の図2に示す様な触媒コンバータは、モノリス(7)に保持材(1)を巻き付けた後、保持材(1)が巻回されたモノリス(7)をケーシング(8)に収容することにより製造される。本発明の保持材(1)は、これをモノリス(7)に巻き付ける場合、マット(2)、(3)の幅方向をモノリス(7)の長さ方向(中心線方向)に沿わせ且つマット(2)、(3)の長さ方向をモノリス(7)の周方向に沿わせる様にしてモノリス(7)に巻き付ける。
その際、最初に、長さの短いマット(3)をモノリス(7)に巻き付け、両端の嵌合部(35)である凹部(35a)と凸部(35b)を嵌合させる。続いて、長さの長いマット(2)をマット(3)の表側に巻き付け、両端の嵌合部(25)である凹部(25a)と凸部(25b)を嵌合させる。そして、外側に位置するマット(2)の嵌合部(25)を接着テープ等で固定する。
本発明の保持材(1)は、上記の様に、帯状の例えば2枚のマット(2)、(3)を積層した構造を備え、かつ、各マット(2)、(3)の長さがモノリス(7)外周部においてそれぞれに緩みなく巻回でき且つ各嵌合部(25)が嵌合する長さに設定されているため、各マット(2)、(3)の厚さを薄くすることが出来、モノリス(7)に巻回した場合の各マット(2)、(3)における内外周の長さの差を小さくすることが出来る。
従って、本発明の保持材(1)においては、上記の様にモノリス(7)に巻回した場合、内周側(内側のマット(3)の内周部)におけるしわの発生を防止でき、モノリス(7)外周面に対する密着性を高めることが出来る。また、外周側(外側のマット(2)の外周部)における引張応力を低減でき、素材であるアルミナ質繊維マットの剥離を防止できる。そして、各マット(2)、(3)において両端部の嵌合部(25)、(35)をそれぞれ密接に突き合わせることが出来る。よって、本発明の保持材(1)によれば、大型の触媒コンバーターにおいても、十分な保持力と耐久性を発揮でき、排気ガスの漏洩を確実に防止することが出来る。
更に、本発明の保持材(1)は、上記の様に、厚さの薄いマット(2)、(3)を積層して構成されており、小型の触媒コンバーターの保持材用として製造された薄いアルミナ質繊維マットを幅と長さの変更だけでそのまま利用できるため、一層低コストで製造することが出来る。
また、本発明の保持材(1)は、各マット(2)、(3)が長さ方向にずれた状態に積層されているため、嵌合部(25)、(35)に各形成される微小隙間(目地)をずらすことが出来、排気ガスの漏洩をより一層確実に防止することが出来る。更に、各マット(2)、(3)の少なくとも一端側が遊動自在となる様にこれらマットが相互に固定されているため、一体的に取扱うことが出来、しかも、マット(2)とマット(3)をそれぞれ緩みなく巻き付けることが出来る。そして、マット(2、(3))がムライト組成の低結晶性アルミナ質繊維マットにより構成されているため、高温熱劣化がなく、繊維の破損がないため、モノリス(7)に対する保持力の低下がなく、一層安定的にモノリス(7)を固定し得る。
本発明に係るモノリス保持材の外形および構造の一例を一部破断して示す斜視図である。 本発明のモノリス保持材を適用した触媒コンバーターの構造を示す斜視図である。
符号の説明
1 :モノリス保持材
2 :マット
25 :嵌合
25a:凹部
25b:凸部
3 :マット
35 :嵌合
35a:凹部
35b:凸部
4 :結束部
7 :モノリス
8 :ケーシング

Claims (3)

  1. 触媒コンバータにおいて排気ガス浄化用触媒担体であるモノリスと金属製のケーシングとの間に介装されるモノリス保持材であって、帯状に形成され且つその長さ方向の両端部に互いに嵌合する嵌合部が設けられた耐熱性のマットを複数枚積層して構成され、各マットは、積層状態でモノリスに巻回した際、それぞれに緩みなく巻回でき且つ嵌合部が嵌合する長さに設定され、しかも、積層状態でモノリスに巻回した際、それぞれの嵌合部がずれた位置となる様に、その長さ方向にずれた状態に積層されていることを特徴とするモノリス保持材。
  2. 各マットは、少なくとも一端側が遊動自在となる様に相互に固定されている請求項に記載のモノリス保持材。
  3. マットがムライト組成の低結晶性アルミナ質繊維マットから成る請求項1又は2に記載のモノリス保持材。
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