JPH11343647A - 浴室用給水栓 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 予め調温された湯のみを扱う浴室用給水栓に
おいて、より一層の単純化と小型化とを図ると共にハン
ドルやレバー等の操作部の誤操作を確実に防止する。 【解決手段】 湯水を供給する供給口として、予め調温
された湯を供給する供給口１１のみと、弁装置として、
前記供給口から供給された湯の吐水又は止水を行う吐止
水機能及び吐水方向をカラン側又はシャワー側の何れか
に切り換える切換機能を有する弁装置１２のみと、を備
える。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、予め調温された
湯のみを扱う浴室用給水栓に関する。

【０００２】

【従来の技術】給湯機等で予め調温された湯のみを扱
い、この湯の吐水方向の切換等を行う単純な浴室用給水
栓としては、特開平７−１９０４８２号公報に開示され
たものがある。

【０００３】具体的には、給水栓本体の側面に、切換機
能等を有する弁装置を操作するためのハンドルを突出さ
せ、上面に流量調節機能を有する弁装置を操作するため
のハンドルを突出させた給水栓や、給水栓本体の前面の
上下に、定量止水機能を有する弁装置を操作するための
ハンドルと、切換機能等を有する弁装置を操作するため
のハンドルとを突出させた給水栓が開示されている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの給水
栓には、切換機能等を有する弁装置の他に、流量調節機
能を有する弁装置や定量止水機能を有する弁装置等の他
の弁装置が配置されているため、十分に単純化されてい
るとは言えない。即ち、給水栓本体内に複数の弁装置を
互いに干渉し合わない状態で配置し、しかも、この給水
栓本体内に各弁装置を連絡するための流路を設けること
が必要なため、給水栓本体の単純化や小型化には限界が
ある。

【０００５】また、これらの給水栓では、給水栓本体よ
り複数のハンドルが突出するため、使用者が各ハンドル
を取り違えて操作する恐れがある。特に、使用者が子
供、高齢者等である場合に、かかる誤操作を生ずる可能
性が高くなる。

【０００６】本発明は前記各問題点を解決するものであ
り、予め調温された湯のみを扱う浴室用給水栓におい
て、より一層の単純化と小型化とを図ると共に、ハンド
ルやレバー等の操作部の誤操作を確実に防止することを
目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】請求項１の浴室用給水栓
は、湯水を供給する供給口として、予め調温された湯を
供給する供給口のみと、弁装置として、前記供給口から
供給された湯の吐水又は止水を行う吐止水機能及び吐水
方向をカラン側又はシャワー側の何れかに切り換える切
換機能を有する弁装置のみと、を備えたことを特徴とす
る。

【０００８】本発明によると、予め調温された湯のみを
扱う浴室用給水栓において、弁装置として吐止水機能及
び切換機能を備えた弁装置のみを有するため、給水栓全
体の単純化と、コンパクト化が容易である。また、操作
部として、この弁装置（吐止水機能及び切換機能を備え
た弁装置）の操作部のみが設けられるため、操作部の取
り違え等を生ずることはない。

【０００９】

【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を説
明する。先ず、第１の実施の形態として、図１を用いて
本発明を具体化した浴室用給水栓（以下、「給水栓」と
いう。）の一例を述べる。この給水栓Ａは、浴室の壁面
に取着される壁付きタイプものであり、図１に示すよう
に、給水栓本体１０と、切換ハンドル２０と、カラン３
０と、シャワーユニット４０と、コントローラー５０と
を備える。

【００１０】給水栓本体１０は、湯水の供給口として、
唯一つの供給口１１のみを備えている。そして、浴室外
に設置された給湯機を用いて所望温度に調温された湯
が、この供給口１１を通じ、給水栓本体１０内へと供給
される。

【００１１】また、給水栓本体１０内には、弁装置とし
て、「吐止水機能」及び「切換機能」を備えた弁装置１
２のみが配置されている。この弁装置１２が切換ハンド
ル２０を用いて操作されることにより、給水栓本体１０
に供給された湯を、カラン側接続部１３及びカラン３０
等によって構成されるカラン側の流路に流出させるか、
シャワー側接続部１５及びシャワーユニット４０等によ
って構成されるシャワー側の流路に流出させるか、の選
択、即ち、「流路の切換」と、「吐止水の選択」とがな
される。

【００１２】尚、弁装置１２は、「吐止水機能」及び
「切換機能」のみを備えるもの（以下、「前者」とい
う。）であってもよいが、給水栓Ａの使い勝手を良くす
る上で、「流量調節機能」をも備えるもの（以下、「後
者」という。）であることが望ましい。この点に関して
は、後述する他の実施の形態及び各変形例においても同
様である。

【００１３】前者の具体例としては、「スイッチ操作に
よりカラン側又はシャワー側の流路を開閉する電磁弁式
の弁装置」や、「ノブの押し引き操作又は押し引きの一
方の操作回数によりカラン側又はシャワー側の流路を開
閉する弁装置」を例示できる。また、後者の具体例とし
ては、「互いに摺接する少なくとも２つのディスクの相
対的な移動によりカラン側又はシャワー側の流路を開閉
する弁装置」や、「対向するカラン側流路の弁口及びシ
ャワー側流路の弁口に対して弁体を進退させてカラン側
又はシャワー側の流路を開閉する弁装置」を例示でき
る。

【００１４】尚、ここに例示した各弁装置のうちでは、
「互いに摺接する少なくとも２つのディスク」を用いる
のものが、操作軸のリフト、進退動等を伴わない構造と
され、小型化が特に容易である。従って、このような弁
装置を用いると、給水栓Ａのコンパクト化がより一層、
容易となる。

【００１５】シャワーユニット４０は、シャワー側接続
部１５に接続されたホース４１と、その末端に取着され
たシャワーヘッド４３とを備えている。また、シャワー
ヘッド４３は、浴室の壁面に取着されたフック４７を用
いて支持されている。

【００１６】コントローラー５０は浴室の壁面に埋め込
まれており、浴室内より給湯機の操作を行うものであ
る。尚、このコントローラー５０の設置箇所は目的に応
じて種々選択でき、例えば、給水栓Ａの使い勝手の向上
に主眼をおくと、図１に示すように、給水栓Ａに近接配
置したり、給水栓Ａと一体とすることが好ましい。

【００１７】一方、コントローラー５０を給水栓Ａと離
間させ、例えば、給水栓Ａを使用する状態（例えば、座
って使用するのが一般的な使用状態であれば座った状態
であり、立って使用するのが一般的な使用状態であれば
立った状態）にて「大人の目線以上の高さの箇所」に設
置すれば、子供がこのコントローラー５０を操作するこ
とができなくなる。

【００１８】このため、保護者を伴わず子供のみで入浴
を行う際に、子供の「いたずら」等によってコントロー
ラー５０が操作され、カラン３０やシャワーヘッド４３
より熱湯を噴出させ、子供が火傷を負うといった事故を
未然に防止できる。即ち、ハンドルの取り違えがないよ
うに、唯一つのハンドル（切換ハンドル２０）を配置し
て、子供にとっても簡単に操作できる給水栓Ａとしつつ
も、コントローラー５０を保護者の管理下におくこと
で、子供の安全が確保される。

【００１９】以上の給水栓Ａでは、弁装置として弁装置
１２のみを有するため、給水栓Ａ全体が単純化され、コ
ンパクトなものとなっている。従って、給水栓の浴室内
部への突出量が少なくなり、浴室内部のスペースを有効
に活用したり、浴室内部の意匠性の向上を図ることがで
きる。

【００２０】また、操作部として切換ハンドル２０のみ
を備えるため、操作部の取り違え等を生じない。更に、
切換ハンドル２０が給水栓本体１０の上面に配置され、
給水栓本体１０の前面より突出しないため、使用者の体
が切換ハンドル２０に誤って接触して、この切換ハンド
ル２０を不用意に操作してしまうこともない。

【００２１】更に、前述の従来例（特開平７−１９０４
８２号公報）に示す給水栓では十分に単純化されておら
ず、給水栓本体等が凹凸の多い外形とされ易いため、こ
の給水栓の外面には水垢等が付着し易い。一方、本給水
栓Ａでは十分に単純化され、給水栓本体１０等が凹凸の
少ないフラットな外形とされ易いため、本給水栓Ａの外
面には水垢等が付着し難い。また、たとえ、水垢等が付
着しても、給水栓本体１０等の外形が単純なため、これ
を洗い流すことが容易である。

【００２２】また、本給水栓Ａには、唯一つの弁装置１
２のみが配置されるため、製造コストやメンテナンスの
手間等が少なくなると共に、給水栓Ａ全体の形状や、切
換ハンドル２０の形状、突出方向等の選択の自由度が高
くなる。例えば、図２に示す第１の変形例に係わる給水
栓Ｂのように、給水栓本体１０を更に小型化する一方、
切換ハンドル２０を大型化することもできる。

【００２３】この給水栓Ｂでは、切換ハンドル２０を給
水栓本体１０に比べて、際立って大きくすることで、そ
の操作性が高められている。また、このように、切換ハ
ンドル２０を大型にすれば、給水栓Ｂの使用者が「指先
を自由に動かすことが困難な身体障害者や老人等」であ
っても、これらの者の不自由な指先や、肘、脚等によっ
て比較的、簡単に操作することができる。

【００２４】また、前述の従来例（特開平７−１９０４
８２号公報）では、複数の弁装置を互いに干渉し合わな
い状態で給水栓本体に配置することが必要なため、全て
のハンドルを使用者の操作し易い状態に配置することは
困難である。例えば、この従来例において具体的に開示
された給水栓では、切換ハンドルを使用者側から観察し
て左方向に突出させたり、使用者に向かって真正面に突
出させており、この切換ハンドルの操作性が悪くなって
いる。

【００２５】一方、本発明のように、給水栓本体１０に
弁装置として弁装置１２のみを配置する場合には、この
弁装置１２の操作軸（スピンドル等）の軸心方向や、こ
れにより規制される切換ハンドル２０の突出方向を比較
的、自由に定めることができる。例えば、浴室の下方側
（例えば、カウンターの下部）に配設される給水栓にお
いては、第１の実施の形態の給水栓Ａのように、上方に
突出させたり、図３に示す第２の変形例の給水栓Ｃのよ
うに、使用者側から観察して右側方に突出させること
で、切換ハンドル２０の操作性が向上する。尚、この第
２の変形例は、使用者の多くが右利きであることを考慮
したものである。

【００２６】また、図４に示す第３の変形例の給水栓Ｄ
のように、切換ハンドル２０を使用者側から観察して、
給水栓本体１０の右側部の斜め上方に突出させてもよ
い。ここで、第２の変形例及び第３の変形例を比較する
と、第２の変形例の給水栓Ｃでは、使用者が座り姿勢に
ある場合に好適に用いられるが、第３の変形例の給水栓
Ｄでは、使用者がこの座り姿勢の他に、中腰の姿勢や立
ち姿勢にあっても、無理なくハンドル操作を行うことが
できる。

【００２７】更に、切換ハンドル２０を給水栓本体１０
の前方に突出させる場合にも、その操作軸（スピンドル
等）の軸心方向を使用者に向かって上り傾斜状とし、切
換ハンドル２０を給水栓本体１０の前方部の斜め上方に
突出する状態とすれば、第３の変形例と同様に、使用者
が種々の姿勢で、無理なくハンドル操作を行うことがで
きる。更に好ましくは、切換ハンドル１２を前方右斜め
上方に突出する状態とすると、操作性をより一層向上さ
せることができる。

【００２８】また、本発明によると、給水栓Ａ〜Ｄ等
を、浴室内の所望の設置箇所に積極的に配置でき、種々
の有益な効果が得られる。例えば、ワンルームマンショ
ンに配置されるユニットバスには、その洗い場に便器を
配置した「トイレ兼用型」のものがある。かかるマンシ
ョンの居住者、即ち、給水栓の使用者は、狭く、しか
も、便器に隣接する洗い場で座り姿勢になるのではな
く、この洗い場や浴槽内で立ち姿勢となって、体を洗っ
たり、洗髪を行うのが一般的と考えられる。また、この
種のマンションの居住者の大多数を占める若者は、入浴
をシャワーのみで済ませてしまう傾向が強い。

【００２９】このように、この種のユニットバス内で
は、カラン、シャワー切換式の給水栓を、使用者（居住
者）が立ち姿勢で使用する頻度が高いと考えられる。し
かし、この種のユニットバスでは、給水栓が浴槽周囲の
下方側部位に配置され、立ち姿勢の使用者が、自己の目
線よりも下方のハンドルを操作せざるを得ないのが実状
である。尚、従来例（特開平７−１９０４８２号公報）
に係わる給水栓を、壁面パネルの上方側に配置すれば、
使用者に圧迫感を与えるばかりか、使用者の頭部が、狭
い空間内で大きく突出する給水栓に不用意にぶつかる可
能性があると考えられる。

【００３０】本発明によると、給水栓がコンパクトで軽
量となり、壁面パネル等における使用者の目線の位置等
に難なく配置できる。しかも、このように給水栓を壁面
パネルの上方側に配置しても、壁面パネルからの突出量
を少なくできるため、使用者に圧迫感を与えたり、使用
者の頭部が不用意にぶつかることがない。そして、この
給水栓は、使用頻度の高い状態、即ち、立ち姿勢の使用
者にとって使い勝手の良いものとなる。

【００３１】以上の第１の実施の形態及び各変形例にお
いては、壁付きタイプの給水栓Ａ〜Ｄを例示した。但
し、給水栓本体１０が浴室のカウンターや壁面（壁面パ
ネル）等に埋め込まれる埋込式や、給水栓本体１０が浴
室の壁面パネル等と一体型のカバーで覆われるカバー
式、若しくはデッキ面に配置されるデッキタイプ等の他
の形式の給水栓であっても、第１の実施の形態及び各変
形例と同様な効果が得られる。

【００３２】例えば、第２の実施の形態として、図５に
示すように、浴槽Ｙの側方に設置されるカウンター７０
に給水栓本体１０を埋め込み、切換ハンドル２０をカウ
ンターの上面７１より突出させ、カラン３０をカウンタ
ー７０の前面７２より露出させた給水栓Ｅを例示でき
る。

【００３３】この給水栓Ｅにおいても、コンパクト化等
が図られているため、たとえ、カウンター７０が小サイ
ズであっても、給水栓本体１０を余裕をもって埋め込む
ことができる。また、給水栓本体１０が大きな配置スペ
ースを必要としないため、給水栓本体１０の側方に十分
な空きスペースを確保できる。例えば、図５に示すよう
に、この空きスペースにシャワーユニット４０を昇降自
在に収納する収納部を設けることもできる。

【００３４】第２の実施の形態の変形例として、図６に
示すように、カウンター７０に給水栓本体１０を埋め込
むと共に、カウンター７０の前面７２から切換ハンドル
２０を露出させた給水栓Ｆを例示できる。この変形例で
は、カウンター７０の前面７２に切換ハンドル２０の納
まる凹部７３を設け、この前面７２から切換ハンドル２
０が突出しないようにするか、その突出量を少なくして
いる。

【００３５】従って、使用者の体が誤って接触し、この
切換ハンドル２０を不用意に操作することが確実に防止
される。尚、本給水栓Ｆにおいても、浴室の下方側に配
置される切換ハンドル２０が、カウンター７０の前方部
の斜め上方を向く状態とされるため、使用者が種々の姿
勢で無理なくハンドル操作を行うことができる。

【００３６】第３の実施の形態として、図７に示すよう
に、給水栓本体１０が、浴室の壁面パネル７６と一体と
されるカバー８０によって覆われるカバー式の給水栓Ｇ
を例示できる。この給水栓Ｇにおいても、コンパクト化
等が図られるため、カバー８０を凹凸の少ないすっきり
としたものとできる。このため、カバー８０と壁面パネ
ル７６との一体感が高められると共に、切換ハンドル２
０のカバー８０前方への突出量を少なくできる。

【００３７】また、本発明の範囲は前記各実施の形態や
各変形例に示すものに限定されず、本発明の範囲内で種
々の変形例を例示できる。例えば、図８に示すように、
給水栓本体１０がコンパクトであることに着目し、これ
を切換ハンドル２０内に収納した給水栓Ｈを例示でき
る。そして、この給水栓Ｈは、例えば、供給口１１とシ
ャワー側接続部１５を利用して、浴室の壁面や、カウン
ター７０の上面７１、前面７２等に固定される。

【００３８】この給水栓Ｈでは、給水栓本体１０を切換
ハンドル２０内に隠蔽するため、あたかも、埋込型の給
水栓のような外観を呈することになる。しかも、設置面
には給水栓本体１０の収納穴等を設ける必要がない。従
って、埋込型の給水栓と同様な外観を呈しつつも、この
埋込型の給水栓に比べ、施工やメンテナンス等の際の手
間とコストが少なくなる。

【００３９】尚、この給水栓Ｈでは、切換ハンドル２０
の周面に周方向に沿った長孔２５を設け、この長孔２５
を通じてカラン３０を露出させているが、このカラン３
０を、浴室の壁面等における給水栓本体１０と離間した
箇所より露出させることもできる。

【００４０】

【発明の効果】以上のように、請求項１の発明による
と、予め調温された湯のみを扱う給水栓において、給水
栓全体の単純化と、コンパクト化とが図られると共に、
操作部の取り違え等を確実に防止できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】第１の実施の形態の給水栓の概略的な斜視図で
ある。

【図２】第１の実施の形態の第１の変形例に係わる給水
栓の概略的な斜視図である。

【図３】第１の実施の形態の第２の変形例に係わる給水
栓の概略的な斜視図である。

【図４】第１の実施の形態の第３の変形例に係わる給水
栓の概略的な斜視図である。

【図５】第２の実施の形態の給水栓の概略的な斜視図で
ある。

【図６】第２の実施の形態の変形例に係わる給水栓の概
略的な斜視図である。

【図７】第３の実施の形態の給水栓の概略的な斜視図で
ある。

【図８】各実施の形態の変形例に係わる給水栓の概略的
な斜視図である。

【符号の説明】

Ａ〜Ｈ；給水栓、１０；給水栓本体、１１；供給口、１
２；弁装置、１３；カラン側接続部、１５；シャワー側
接続部、２０；切換ハンドル、２５；長孔、３０；カラ
ン、４０；シャワーユニット、４１；ホース、４３；シ
ャワーヘッド、４７；フック、５０；コントローラー、
７０；カウンター、７１；上面、７２；前面、７３；凹
部、７６；壁面パネル、８０；カバー。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安達 正範 岐阜市黒野308番地 株式会社ケーブイケ ー内

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 湯水を供給する供給口として、予め調温
   された湯を供給する供給口のみと、弁装置として、前記
   供給口から供給された湯の吐水又は止水を行う吐止水機
   能及び吐水方向をカラン側又はシャワー側の何れかに切
   り換える切換機能を有する弁装置のみと、を備えたこと
   を特徴とする浴室用給水栓。