JP4345275B2 - 湯水混合水栓 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、湯水混合水栓に関する。
【0002】
【従来の技術】
日常的に使用する機器においては、性別、年齢、健常者、身体障害者を問わず万人に使いやすい、いわゆるユニバーサルデザインが理想である。
そして、浴室においては、使用する機器が濡れており滑りやすく、また、湯気により視界が悪くなってしまうため、筋力が低下した人や視力の低下した人などにも使いやすいユニバーサルデザインとすることが好ましい。
特に浴室においては、介護を要する場合以外は使用者が湯水を使うために単独で湯水混合水栓を操作しなければならない。
そのため、湯側と水側のそれぞれに開閉弁に連動する流量調節ハンドルを設け、湯量と水量とをそれぞれ調節して適温の湯を吐水する2ハンドル式の湯水混合水栓では、使用者が都度湯水の混合する流量を調節しなければならないため、万人にとって使い勝手が良いとは言い難かった。
【0003】
そこで、万人の使用勝手を向上させた以下に示す湯水混合水栓が提案されている。
(1) 特開平9−79393号に示すように、浴室で使用するカランやシャワーノズルからの吐水を選択して行うことができる湯水混合水栓においては、円筒形状の水栓本体の一端部に温度調節ハンドルを設け、他端部にカラン吐水とシャワー吐水を切替えかつ流量調節できる流量調節ハンドルを設けている。(図17を参照のこと)
そして、これらの操作ハンドルを回転することで、湯温の調節、カランやシャワーノズルからの吐水または止水の切り替え、ならびに流量の調節を行う。つまり、温度調節ハンドルにより適温の湯を設定することができるため、通常は流量調節ハンドルのみを操作して適温の湯を得ることができ上述した2ハンドル式の湯水混合水栓に比べて大幅に操作性を向上することができる。
このように操作ハンドルの操作が回転式である理由は、操作ハンドルに連動する開閉弁や温度調節弁の構造が弁体と直結したスピンドルを回転することで流量調節や温度調節を行うためである。
【0004】
そして、さらに特開平10−227371号に示す湯水混合水栓においては、操作性を向上する策として、特に常時使う流量調節ハンドルに大きなレバー状の突起やアーチ状の突起を設け、石鹸の付着した滑りやすい手でも、筋力低下した人でも、視力が低下した人でも操作しやすいように配慮している。(図18を参照のこと)
【0005】
(2)上述した回転式の操作ハンドル以外に、従来技術として特開平11−344137号に示すように押し釦式の操作手段を有する自閉式の湯水混合水栓がある。
この湯水混合水栓においては、押し釦式の操作手段を押すことで、カランから一定水量の吐水を行った後自動的に止水されるものである。
なお、水栓本体中央前面にカランと押し釦式の操作手段を設けており、この押し釦式の操作手段を操作することでカランからの吐水が行われる。
そして、シャワーノズルからの吐水も、水栓本体右側前面に設けた回転式や押し釦式の操作手段によって操作され、一定水量吐水した後に自動で止水される。
なお、水栓本体左側面には、温度調節を行う操作手段(ハンドル)が設けられている。
このタイプの湯水混合水栓においては、カランからの操作は押し釦式のため、手の甲や肘などによっても吐水の操作ができるため、回転式の操作ハンドルに比べて、健常者のみならず身体障害者にとっても使用勝手が良いと言える。(図19を参照のこと)
【0006】
(3)特開2001−3406号(図20)に記載の給水栓は、水栓本体右側面にカランからの吐水とシャワーノズルからの吐水との吐水切替を兼ねたレバーハンドル式のハンドルを有している。そして、水栓本体上面には温度調節を行うハンドルが設けられている。(図20を参照のこと)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の湯水混合水栓においては、以下の問題点を有していた。
(1)の湯水混合水栓においては、レバー式のハンドルによる操作形態であるため、特に指が不自由な方には、ハンドルを掴んで回転させる操作が困難である。
そして、片手が不自由である場合には、一方の腕で操作する必要があり、不自由な手の方に位置するハンドルを操作し難い。
また、常時しようする流量調節ハンドルをアーチ状に大きくした場合においては、流量調節の使用勝手は改善されるものの、温度調節ハンドル側の手が不自由な場合はやはり温度調節の操作がし難いのである。
また、このように上下に操作するレバー式ハンドルにおいて軽い操作感を実現しようとすると、レバー式ハンドルのレバー部はある程度の長さを要することになる。この場合、レバー先端の移動範囲は大きくすると操作性が低下するので、所定の移動範囲内に収める必要がある。しかしながらレバーの長さが長くなればなるほど水栓本体内の開閉弁の回転角度が小さくなってしまう。そのため、小さな回転角度で適量の吐水と止水を行うことは困難となってしまう。
【0008】
(2)の自閉式の湯水混合水栓においては、自動で吐水されるため、洗髪中に吐水が止まってしまい、再度操作手段を操作する必要がある。したがって、止水動作をしないで済む反面連続して吐水をしたい場合には、繰り返して操作手段を操作さねばならない。
さらに、自閉式の湯水混合水栓の場合、開閉弁の構造上、操作ストローク、操作力がともに大きくなってしまうといった問題もある。
また、水栓本体上に凹凸が多く清掃性の面でも難があった。
【0009】
(3)の湯水混合水栓においては、温度調節ハンドルも水栓本体の表側に設けたため、左右どちらの手でも操作しやすいと言える。
しかしながら、カランからの吐水とシャワーノズルからの吐水との吐水切替を兼ねたレバーハンドル式のハンドルにおいては、流量調節して吐水し止水するために、開閉弁の回転角度を所定範囲で操作する必要がある。
一方、そのハンドルも開閉弁と同じ角度だけ回転させる必要がある。そのため、操作性を良くするためにハンドル長を長くした場合、使用者が操作するハンドルの先端の操作させる距離は長くなってしまい操作性が悪くなってしまうのである。つまり、軸を中心にハンドルが回るため、上下方向ならびに奥行き方向にハンドル先端を操作する必要があるのである。
また、特開2001−3406号(図20)に示すようにハンドルと水栓本体とをフラットにしているため、使用者はフラットな面に手を着いてしまうおそれがある。
そして、誤ってハンドルのフラット面に手を着いた場合、ハンドルは回転式となっているので、荷重を受けた瞬間にハンドルが回転し、バランスを崩して転倒するおそれがあると言える。
【0010】
なお、上述したように操作手段に連動して機構的に開閉弁を作動させる湯水混合水栓以外でユニバーサルデザインとするために電気的に開閉弁を操作することが可能である。
しかしながら、浴室においては、電気を利用する場合、漏電のおそれがないようにする必要があり、また電気的に開閉弁を操作させる必要があるために、その分コストアップにつながってしまう。
また、電気的に動かすため、供給電源の確保が必要となる。たとえば、供給電源として乾電池などを利用した場合、電池交換が必須となる。
そのため、操作性はよいものの、使用者にとっては、高価であることや電池交換などの負担が増えてしまい、必ずしも受け入れやすいものとは言い難い。
【0011】
そこで、本発明では上記の問題点を解決するため、電気的に開閉弁を操作させる湯水混合水栓ではなく、機構的に開閉弁を操作する湯水混合水栓において、シャワーノズルとカランからの止水・吐水するために容易に操作手段を識別することができ、さらには、軽い操作感で左右のどちらの手でも操作しやすい湯水混合水栓を提供することを目的とする。
さらに、温度調整も左右のどちらの手でも操作しやすく、また、石鹸等が手に付いたときにも操作中に滑りにくい操作性・安全性を有し、清掃性も良好な湯水混合水栓を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決すべく、本発明は、給湯管と給水管とに接続される湯水混合水栓であって、この湯水混合水栓は、前記給湯管から供給される湯と前記給水管から供給される水とを適温に混合する温度調節弁と、この温度調節弁を調節するための温度調節操作手段と、カランから吐水・止水するための開閉弁と、シャワーノズルから吐水・止水するための開閉弁と、各開閉弁を操作するための押圧操作による開閉操作手段を有し、前記湯水混合水栓の少なくとも上部は断熱カバーで覆われてフラットな上面を有し、かつ、少なくとも開閉操作手段の上面の操作面は止水時に前記断熱カバーの上面と略同一面となり、吐水時に前記断熱カバー上面よりも高い位置に突出することを特徴とする。
【0013】
これにより、電気的に開閉弁を操作するのではなく、機構的に開閉弁を操作するため、電池交換をする必要がなく、手間が掛からず、長期に亘り快適性を維持することができる。また、押し釦式の開閉操作手段が同一面にコンパクトにまとまって配置することによって、使用者は一見して押し釦式の開閉操作手段がカラン用のものなのかシャワーノズル用のものなのかを把握することができる。そして、押し釦式の開閉操作手段を左右のどちらの手でも押しやすいため、操作性が向上する。
したがって、開閉操作手段の操作において困惑することなく、容易に操作することができるのである。
押し釦操作の場合はレバー式等のハンドルの場合と違い、吐水状態と止水状態が、目視のみでは分かりにくいが、前述の構成とすることにより、使用者は吐水状態を釦の突出状態で認識することができ操作性が良い。
また、前述の構成とすることにより、安全性が向上できる。すなわち、不用意に押し釦がおされるのは押し釦が出っぱているときに可能性が高いが、このときに吐水状態から止水状態に切り替わるのであればうっかりシャワーなどを被る危険性が回避でき、より安全である。
【0014】
記断熱カバーの上面には、温度調節操作手段を配置することが望ましい
【0015】
これにより、左右どちらの手でもすべても操作手段を操作することができる。つまり、特に、左右の配置を変えることなく、片方の手が不自由の方でも、容易にすべての操作手段を操作することができる。
【0016】
記開閉操作手段は、温度調節操作手段よりも前方に配置することが望ましい。
【0017】
これにより、操作性が向上する。すなわち、浴室などの入浴行為における温度調節と吐水・止水の操作頻度を比較すると、吐水・止水がほとんどである。特に温度調節弁がサーモスタット式の湯水混合弁である場合、常時適温が出るように自動調整されるため、使用者による温度調節の必要性は少ない。したがって、使用頻度の高い押し釦を、使用頻度の少ない温度調節手段より、使用者に近い前方に設けることで操作性を向上できる。
【0020】
ラン用の前記開閉操作手段とシャワーノズル用の前記開閉操作手段とは、少なくとも大きさ、色、表面粗さののうち1つの形態が異なるようにしてもよい
【0021】
これにより、誤操作の防止が図れる。すなわち、本発明では複数の押し釦の形態を異なるものとしたため、誤操作の頻度を減らすことができる。例えば、シャワーの釦の色とカランの釦の色を異ならせる場合や、シャワーの釦の大きさをカランの釦の大きさよりも小さくすることが考えられる。
【0022】
ラン用の前記開閉操作手段とシャワーノズル用の前記開閉操作手段とは、断熱カバーの前端部にそれぞれ並列して配置することもできる
【0023】
これにより、良好な押し釦の操作性が得られる。前述のとおり、温度調節手段の位置を、押し釦の位置よりも、使用者の位置から遠方に配置したため、操作性が向上するが、本発明においては押し釦を水栓本体前端面に配置したため、最も良好な押し釦の操作性が得られる。
【0034】
記開閉操作手段の側面は、開閉操作手段の操作面および開閉操作手段の周囲の断熱カバーと色異なるようにすることもできる
【0035】
これにより、吐水・止水状態の視認性が向上し使い勝手が向上する。本発明によれば、吐水時は、釦周囲の水栓本体から突出しており、釦側面は、釦周囲の水栓本体および釦操作面の色彩と異なるため、一見して通水状態である方の押し釦が認識でき、間違えて釦操作を行う頻度が減る。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して本発明をより具体的に説明する。
図1は、本発明に係る湯水混合水栓の第一実施例の外観斜視図である。
図2は、本発明に係る湯水混合水栓の第一実施例の分解斜視図である。
図3は、本発明に係る湯水混合水栓の第一実施例の正面図である。
図4は、本発明に係る湯水混合水栓の第一実施例の上面図である。
図5は、本発明に係る湯水混合水栓の第一実施例の右側面図である。
図6は、本発明に係る湯水混合水栓の第一実施例の左側面図である。
図7は、本発明に係る湯水混合水栓の第一実施例の左側面図であり、吐水の状態を示す。
図8は、本発明に係る湯水混合水栓の第一実施例の背面図である。
図9は、本発明に係る湯水混合水栓の第一実施例の図4におけるA―A断面図である。
図10は、本発明に係る湯水混合水栓の第一実施例の図4におけるB−B断面図である。
図11は、本発明に係る湯水混合水栓の第一実施例の図4におけるC−C断面図である。
図12は、本発明に係る湯水混合水栓の第一実施例の開閉弁ユニット部の断面斜視図である。
図13は、本発明に係る湯水混合水栓の第一実施例の開閉弁ユニット部の分解斜視図である。
図14は、本発明に係る湯水混合水栓の第二実施例の外観斜視図である。
図15は、本発明に係る湯水混合水栓の第三実施例の外観斜視図である。
図16は、本発明に係る湯水混合水栓の第四実施例の要部断面図である。
【0037】
図1乃至図13に本発明の湯水混合水栓に係る第一の実施例を示す。
図1乃至図13に示すように、本発明の湯水混合水栓においては、給湯管と給水管とに接続され、水栓本体1が水栓設置面である壁面2から突出する。さらに、この湯水混合水栓は、給湯管から供給される湯と給水管から供給される水とを温度調整弁にて適温に混合し、開閉弁を介してその混合水を吐水・止水するものである。そしてこの湯水混合水栓の水栓本体上には、板状の断熱カバー3が設けられている。つまり、この湯水混合水栓の外観は、板状の断熱カバー3によって形成された上面がフラット面を持つ。
そして、この断熱カバー3に各操作部、すなわち、温度調整操作手段4、カラン吐水のための開閉操作手段である押し釦5、シャワー吐水のための開閉操作手段である押し釦6が設けられる。さらに、湯水混合水栓には、この押し釦5、6に連動された開閉弁が設けられ、押し釦5、6を押すことで開閉弁を機構的に開き、再度押すことで開閉弁を機構的に閉じる構成となっている。
なお、断熱カバーの同一面上に押し釦5、6を配置することが好ましい。
また、水栓本体下面9も断熱カバー15で外観を被っている。
さらに、シャワー吐水のための開閉操作手段である押し釦6とカラン吐水のための開閉操作手段である押し釦5は大きさを異ならせた。
釦側面7は、釦周囲の水栓本体および釦操作面の色彩と異ならせた。
押し釦5,6操作面には滑り止め手段8を設けた。滑り止め手段8としては、図1に示すような複数の突起を押し釦操作面に設ける他、図14に示すように押し釦操作面形状を凹形状にすることも可能である。
各押し釦5,6は、温度調整操作手段4よりも使用者に近い位置に設けた。
各押し釦5,6は操作面が、水栓本体上の板状の断熱カバー3とほぼ同一面上にあるが、吐水時と止水時の押し釦の高さ位置を若干異ならせるようにしている。
図7に、吐水の状態を示す。このように、止水時の釦操作面の位置が水栓本体上の板状の断熱カバー3とほぼ同一面上にあるのに対して、吐水時の釦操作面位置は止水時の釦操作面位置よりも突出するようにしている。
したがって、開閉弁が開状態であることを押し釦の操作面の位置と断熱カバー面との位置関係により視覚的に把握することができる。
【0038】
水栓本体下面9前部付近からは、水栓本体からの吐水口10、11が2箇所設けられる。
一方はカラン吐水口10であり、吐水口キャップ12が接続され、他方はシャワー吐水口11であり、図示しないシャワーヘッドに連結されたシャワーホース13が接続される。
なお、本実施例においては、カラン吐水口キャップ12の接続ねじとシャワーホース13の接続ねじは同寸法としており、カラン側とシャワー側で互いに交換可能としている。
あわせて、押し釦上のカラン、シャワーのそれぞれの識別マーク部14は釦5、6と別体の部品で構成されて係止するようになっており、カラン側とシャワー側で互いに交換可能である。
【0039】
水栓本体側面部は右側面、左側面ともに止水栓44の調節部およびフィルター16、逆止弁17のメンテナンス口18が設けられている。右側面(図5)は水栓本体に流入する水用のものであり、左側面(図6)は水栓本体に流入する湯用のものである。
水栓本体1の壁固定面には給水管、給湯管(図示せず)と接続する接続部19がそれぞれ設けられ、給水、給湯を供給する機能と水栓本体の壁固定の機能とを併せ持つ。
【0040】
使用者は、温度調節操作手段4により適当な温度を設定するとともに、カラン吐水を得たい場合は、カラン吐水操作手段である押し釦5を、シャワー吐水を得たい場合は、シャワー吐水操作手段である押し釦6を押すことにより直ちに吐水を得ることができる。
そして、各釦5,6、を再度押すと止水される。
【0041】
以上の構成においては、開閉操作手段5,5および温度調節操作手段4を全て水栓本体1の同一面上に配置することで、左右のどちらの手でも操作可能であるとともに、複数の各操作を連続して行う場合、例えば、シャワーからの吐水し、吐水温度の調節を行う場合にも、操作を行う手を変えずに行うことができる。
また全ての操作手段4,5,6が同一面にコンパクトにまとまって配置することができ使用者は一見して各操作手段の全容を把握することができる。
【0042】
水栓本体の操作手段4,5,6がある面を板状の断熱カバー3で構成したため安全性が向上した。すなわち、水栓本体上に押し釦がある場合、必然的に水栓本体を誤って触りやすい。視覚障害者においてはことさらである。一方、水栓本体は銅合金の鋳物などで構成されていることが多く、湯の温度が伝熱し熱くなっていることが多い。本発明によれば操作手段周辺を断熱カバーで構成することで火傷のおそれを低減させることができる。
【0043】
押し釦5,6の上面と板状断熱カバー3上面を略同一平面状になるように構成したため、開閉操作手段5,6が大きく突出しておらず、例えば温度調節操作手段4の操作時に誤って開閉操作手段6を操作してシャワーを浴びてしまうことも少ない。また、凹凸がなく拭き取りやすく、死角も少ないため清掃性を良好にできる。
【0044】
カラン、シャワーそれぞれの操作手段である押し釦5,6の形態が異なるため、誤操作の防止が図れる。
すなわち、押し釦式の水栓は、押し操作により一気に全開で吐水されるため、誤ってシャワーの開閉操作手段6を操作してしまった場合、冷水や熱湯を大量に浴びて不快になるおそれがあるが、本発明では複数の押し釦の形態を異なるものとしたため、誤操作の頻度を減らし、快適性を向上させることができる。
本実施例のように、シャワーの釦6の大きさをカランの釦5の大きさよりも大きくすることの他、シャワーの釦6の色を赤とし、色による注意喚起を行う場合も考えられる。
【0045】
また、押し釦5,6の位置を温度調節操作手段4の位置よりも、使用者の位置から近くに配置したため、操作性が向上する。
すなわち、浴室などの入浴行為における温度調節と吐水・止水の操作頻度では、吐水・止水がほとんどである。
特に温度調節弁がサーモスタット式の湯水混合弁である場合、常時適温が出るように自動調節されるため、使用者による温度調節の必要性は少ない。
したがって、使用頻度の高い押し釦5,6を、使用頻度の少ない温度調節操作手段4より、使用者に近い側に設けることで操作性を向上できる。
特に本実施例においては、押し釦5,6を水栓本体前端面に配置したため、良好な押し釦の操作性が得られる。
【0046】
また、シャワーとカランのそれぞれ釦の識別マーク14を交換可能とし、かつ、シャワーの水栓本体からの取り出し口とカランの水栓本体からの取り出し口を交換可能とした。
これより、使用状況に応じて、使いやすく安全性の高い釦配置、カラン等取り出し位置にできる。
すなわち、使用勝手上、例えばシャワーを主として使うような場合は、シャワーの釦を大きく、また、より使いやすい位置に変更することができる。
逆にカランを主として使うような場合には、カランの釦を大きく、また、より使いやすい位置に変更することが容易にできる。
【0047】
また、釦操作面上に滑り止め手段8を設けたことにより、操作性と安全性をさらに一層向上させることができる。
すなわち、浴室等において、石鹸等が手や押し釦5,6に付いていると、操作中に滑りやすいが、滑り止め手段8を設けることで滑らずに確実に操作することができるのである。
【0048】
また、押し釦操作の場合は、レバー式等のハンドルの場合と違い、吐水状態と止水状態が、目視のみでは分かりにくいが、本実施例では、釦操作部において、吐水時と止水時の押し釦の高さ位置が異なるため、使用者は吐水状態を一見して認識することができ操作性が良い。
また、吐水時の釦操作面の位置が、止水時の釦操作面位置よりも突出しているため、安全性が向上できる。すなわち、不用意に押し釦が押されるのは、押し釦が押し込まれているときよりも、押し釦突出しているときに可能性が高いが、このときに吐水状態から止水状態に切り替わるのであれば、うっかりシャワーなどを被るおそれが回避できより安全である。
また、釦操作面の位置が止水時は釦周囲の水栓本体と略同一面であり、吐水時は、釦周囲の水栓本体から突出しており、さらに釦側面は、釦周囲の水栓本体および釦操作面の色彩と異なるため、吐水・止水状態の視認性が向上する。
例えばカランから吐水中に止水操作を行う場合、誤ってシャワーの釦を押してしまうとシャワーを頭から浴びてしまうおそれがあるが、本発明によれば、吐水時は、釦周囲の水栓本体から突出しており、釦側面は、釦周囲の水栓本体および釦操作面の色彩と異なるため、一見して通水状態である方の押し釦が認識でき、間違えて釦操作を行うおそれが低減できるのである。
【0049】
次に第一実施例の内部構造について説明する。
水栓本体1は銅合金鋳物の本体20を、上下から前述の断熱カバー3、15で被っている。
湯水の流れに沿って内部構造を図10に基づき説明すると、給水管、給湯管(図示せず)から水栓本体1に流入した湯水は、湯用、水用それぞれに設けられた止水栓44により適当な流量に絞られ、湯用、水用それぞれに設けられたフィルター16および逆止弁17を通過し、温度調節弁21に流入する。
ここで、温度調節弁21はサーモスタット式の湯水混合弁であり、湯と水は適当な温度に自動調節され、湯水混合水が温度調節弁21下端より流出する。
その後、図9、11、12に示すように、湯水混合水はカラン用、シャワー用それぞれに設けた開閉弁ユニット22,23を経て、カランおよびシャワーから吐水される。
【0050】
次に、開閉弁ユニット22,23について図12、13に基づき説明する。
開閉弁ユニット22,23は、主弁部24と、この主弁部24の開閉を司るパイロット弁部25から構成されている。図12に、開閉弁ユニット22,23での水の流れを矢印で示す。
主弁部24はいわゆるダイヤフラム弁であって、一次側に面する部分に一次圧流入口26、二次側に面する部分に圧力開放穴27が設けられ、ダイヤフラム弁39の片面は弁座28と対峙し、この弁座28の裏面には圧力室29が形成される。前記圧力開放穴27はパイロット弁30の弁座および弁口を形成し、パイロット弁30の上下動により圧力室29の圧力の制御つまりはこの開閉弁の開閉を行う。
【0051】
パイロット弁部25は、パイロット弁30とこのパイロット弁30の位置を吐水時、止水時に応じて保持する、パイロット弁位置切り替え機構31よりなる。
パイロット弁位置切り替え機構31はカランおよびシャワーの押し釦5,6に連動しており、押し釦5,6を押す度にパイロット弁30の位置を吐水状態位置、止水状態位置の切り替えを繰り返す。
一般にノック式ボールペンのノック機構などで使用される機構でもよいが、本実施例では、図12のごとく、釦32と連動して移動するピン33を、バルブユニットに固定した部品34上に形成したカム溝35上を沿わせる、いわゆるハートカム機構とすることで同様の効果を実現した。
ハートカム機構の場合、圧力室29をシールするシール部材36に、往復運動のみが作用し、回転運動が作用しないためシール部材36への負担が少なく高い信頼性が得られる。
図12において、押し釦32を操作し、押し棒部37を介してこの押し棒部37先端に設けたパイロット弁体38と前記主弁39に設けたパイロット弁口(圧力開放穴27)を当接した場合、主弁体背面の圧力室29内は一次圧で満たされ、主弁体39は弁座28に着座し、止水状態となる。
一方、押し釦32を操作し、押し棒部37を介してこの押し棒部37先端に設けたパイロット弁体38と前記主弁39に設けたパイロット弁口(圧力開放穴27)を解離した場合、主弁体背面の圧力室29内は開放され、主弁体39は弁座28から離座し、吐水状態となる。
以上の開閉弁ユニット22,23においては、主弁を直接開閉させないパイロット式の弁であるため、押し釦の操作に要する押し力が小さくまた、水圧によらず安定させることができ操作性が非常に良い。
【0052】
図14に本発明の湯水混合水栓に係る第二の実施例を示す。
図14において、第一の実施例との相違点は、カラン、シャワーの押し釦5,6の水栓本体上における位置のみである。
すなわち、水栓本体上面には温度調節操作手段4と、カラン、シャワーそれぞれの操作手段である押し釦5,6を有するとともに、この押し釦の位置を、シャワーの押し釦6の位置をカランの押し釦5の位置よりも、使用者の位置から遠方に配置したことを特徴とする。
これにより、誤操作の防止が図れる。すなわち、押し釦式の水栓は、押し操作により一気に全開で吐水されるため、誤ってシャワーの開閉操作手段を操作してしまった場合、思いがけずシャワーを浴びてしまうおそれがある。
本発明では、シャワーの押し釦の位置をカランの押し釦の位置よりも、使用者の位置から遠方に配置したためカランから吐水させたいときに誤ってシャワーから吐水してしまう頻度を大幅に減らすことができる。
【0053】
図15に本発明の湯水混合水栓に係る第三の実施例を示す。
図15において、第一の実施例との相違点は、開閉釦5,6とは別個に流量調節手段40、41を設けた点である。水栓本体のカラン吐水口10およびシャワー吐水口11の部分に流量調節弁40、41を設けた。
浴室での入浴行為において、開閉の操作頻度と流量調節の頻度を比較した場合、一般に開閉の操作頻度が高い。これは、シャワー等を快適に感じる流量が人によって大きくばらつかないことによる。
事実、公衆浴場においては流量調節機能を持たないシャワー水栓が多く使われている。
流量調節手段が開閉釦と一体的であると前使用者の調節した流量でシャワー等を浴びざるを得ない頻度が高くなり、これは高齢者等にとっては不便である。
すなわち上述の事情により、流量調節手段が開閉釦と一体的であると、前使用者は本来開閉操作のみで十分な場合でも気づかずに流量調節を行ってしまい、多くの使用者にとって快適な流量ではなくなってしまう場合がある。
本発明により、流量調節手段40、41を開閉釦5,6と別体的に設けたことでこのような事態は回避でき高齢者等にも操作しやすい水栓を提供できる。
なお、シャワーの流量調節弁41は、図のシャワー吐水口11の部分でなく、図示しないシャワーヘッド部に設けてもよい。
また、流量調節弁40、41の構造は図示していないが、従前の貫通孔を有するセラミックディスク二枚を適宜擦り合わせることで通水路の面積を調節する、いわゆるセラミックディスク弁等の一般的なものでよい。また、本実施例の場合は完全に止水する必要はないため、セラミックディスクの代わりに樹脂のディスクを用いてもよい。
【0054】
図16に本発明の湯水混合水栓に係る第四の実施例を示す。
図16において、第一の実施例との相違点は、減圧弁42を併設したことである。減圧弁の構造については例えば特開平07−302123に記載の簡易的でコンパクトな構造の減圧弁が好ましい。
減圧弁42は、水栓本体のうち、給水管と給湯管が接続される部分43に挿入される。
水栓本体内に流入した湯水は減圧弁42によって一定の水圧、すなわち一定の流量に調節される。
よって、使用者はカラン、シャワーから、水圧の変動やフィルターの若干の詰まりによらず一定の快適な流量の吐水を得ることができる。
また、流量調節手段が開閉釦と一体的であると前使用者の調節した流量でシャワー等を浴びざるを得ない頻度が高くなる等不便である。
よって、押し釦操作の水栓においては流量調節手段を設けないことが考えられる。
しかし、押し釦操作の水栓において使用者が流量調節できない場合、万人に快適と感じる適当な流量に流量を設定しておくことが肝要である。
よって、現場の水圧のばらつきに応じた止水栓の調節を行わなければならないが、止水栓による流量調節ではフィルターの詰まりによっても流量が変わるため頻繁なメンテナンスが必要であり管理者に苦労を強いる。
このように本発明によれば、水圧変動やフィルターの若干の詰まりによらずほぼ一定の流量が得られ快適であり、止水栓のシビアな調節も不要でありため保守管理の労力も低減できる。
なお、本実施例の減圧弁42の代わりに、いわゆる定流量弁などの定流量化手段を用いても同様の効果を得られる。
【0055】
【発明の効果】
以上の構成とすることで、電気的に開閉弁を操作させる湯水混合水栓ではなく、機構的に開閉弁を操作する湯水混合水栓において、シャワーノズルとカランからの止水・吐水するために容易に操作手段を識別することができ、さらには、軽い操作感で左右のどちらの手でも操作しやすい湯水混合水栓を提供することができる。
さらに、温度調整も左右のどちらの手でも操作しやすく、また、石鹸等が手に付いたときにも操作中に滑りにくい操作性・安全性を有し、清掃性も良好な湯水混合水栓を提供することができる。
そして、特に軽い操作感の押し釦式の開閉操作手段を操作するため、誤って操作される可能性が高くなるが、本発明の湯水混合水栓においては、押し釦の配置や形態、等を配慮することで、誤操作を大幅に低減することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る湯水混合水栓の第一実施例の外観斜視図である。
【図2】本発明に係る湯水混合水栓の第一実施例の分解斜視図である。
【図3】本発明に係る湯水混合水栓の第一実施例の正面図である。
【図4】本発明に係る湯水混合水栓の第一実施例の上面図である。
【図5】本発明に係る湯水混合水栓の第一実施例の右側面図である。
【図6】本発明に係る湯水混合水栓の第一実施例の左側面図である。
【図7】本発明に係る湯水混合水栓の第一実施例の左側面図であり、吐水の状態を示す。
【図8】本発明に係る湯水混合水栓の第一実施例の背面図である。
【図9】本発明に係る湯水混合水栓の第一実施例の図4におけるA―A断面図である。
【図10】本発明に係る湯水混合水栓の第一実施例の図4におけるB−B断面図である。
【図11】本発明に係る湯水混合水栓の第一実施例の図4におけるC−C断面図である。
【図12】本発明に係る湯水混合水栓の第一実施例の開閉弁ユニット部の断面斜視図である。
【図13】本発明に係る湯水混合水栓の第一実施例の開閉弁ユニット部の分解斜視図である。
【図14】本発明に係る湯水混合水栓の第二実施例の外観斜視図である。
【図15】本発明に係る湯水混合水栓の第三実施例の外観斜視図である。
【図16】本発明に係る湯水混合水栓の第四実施例の要部断面図である。
【図17】従来の湯水混合水栓の外観斜視図である。
【図18】従来の湯水混合水栓の外観斜視図である。
【図19】従来の湯水混合水栓の外観斜視図である。
【図20】従来の湯水混合水栓の外観斜視図である。
【符号の説明】
1 水栓本体
2 壁面
3 断熱カバー(上面用)
4 温度調節操作手段
5 押し釦(カラン用)
6 押し釦(シャワー用)
7 釦側面
8 滑り止め手段
9 水栓本体下面
10 カラン吐水口
11 シャワー吐水口
12 吐水口キャップ
13 シャワーホース
14 マーク部
15 断熱カバー(下面用)
16 フィルター
17 逆止弁
18 メンテナンス口
19 給水管、給湯管の接続部
20 本体
21 温度調節弁
22 開閉弁ユニット
23 開閉弁ユニット
24 主弁部
25 パイロット弁部
26 一次圧流入口
27 圧力開放穴
28 弁座
29 圧力室
30 パイロット弁
31 パイロット弁位置切り替え機構
32 釦
33 ピン
34 固定部品
35 カム溝
36 シール部材
37 押し棒部
38 パイロット弁体
39 主弁
40 流量調節手段(カラン用)
41 流量調節手段(シャワー用)
42 減圧弁
43 給水(湯)管接続部
44 止水栓

Claims (5)

  1. 給湯管と給水管とに接続される湯水混合水栓であって、この湯水混合水栓は、前記給湯管から供給される湯と前記給水管から供給される水とを適温に混合する温度調節弁と、この温度調節弁を調節するための温度調節操作手段と、カランから吐水・止水するための開閉弁と、シャワーノズルから吐水・止水するための開閉弁と、各開閉弁を操作するための押圧操作による開閉操作手段を有し、
    前記湯水混合水栓の少なくとも上部は断熱カバーで覆われてフラットな上面を有し、かつ、少なくとも開閉操作手段の上面の操作面は止水時に前記断熱カバー上面と略同一面となり、吐水時に前記断熱カバー上面よりも高い位置に突出することを特徴とする湯水混合水栓。
  2. 前記断熱カバーの上面には温度調節操作手段を配置してなり、前記開閉操作手段は、温度調節操作手段よりも前方に配置していることを特徴とする請求項1に記載の湯水混合水栓。
  3. カラン用の前記開閉操作手段とシャワーノズル用の前記開閉操作手段とは、少なくとも大きさ、色、表面粗さのうち1つの形態が異なることを特徴とする請求項1又は2に記載の湯水混合水栓。
  4. カラン用の前記開閉操作手段とシャワーノズル用の前記開閉操作手段とは、断熱カバーの前端部にそれぞれ並列して配置してなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の湯水混合水栓。
  5. 前記開閉操作手段の側面は、開閉操作手段の操作面および開閉操作手段の周囲の断熱カバーと色異なることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の湯水混合水栓。
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