JPH11343263A - 二芳香族化合物、および、ヒトまたは動物用医薬品並びに化粧品中へのそれらの使用 - Google Patents
二芳香族化合物、および、ヒトまたは動物用医薬品並びに化粧品中へのそれらの使用Info
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- JPH11343263A JPH11343263A JP11084949A JP8494999A JPH11343263A JP H11343263 A JPH11343263 A JP H11343263A JP 11084949 A JP11084949 A JP 11084949A JP 8494999 A JP8494999 A JP 8494999A JP H11343263 A JPH11343263 A JP H11343263A
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Abstract
こと。 【解決手段】 本発明は、一般式(I): 具体的には、例えば3−(3′,5′−ジ−tert−
ブチル−2′−メトキシ−3−ビフェニリル)アクリル
酸で示される新規な二芳香族化合物、並びにヒト又は動
物用医薬品(特に、皮膚科学的、リウマチ性、呼吸器、
心血管及び眼科的病訴)に使用することを意図した製薬
組成物中或いは化粧品組成物中でのこれら化合物の使用
が提供される。
Description
産業的生成物としての、二芳香族化合物に関する。本発
明はまた、ヒト又は動物用医薬品に使用することを意図
した薬理学的組成物中或いは化粧品組成物中におけるこ
れら新規化合物の用途に関する。
細胞分化及び細胞増殖の分野で顕著な活性を有してお
り、そして更に詳細には、ケラチン化疾患に関連した皮
膚科学的病訴、炎症成分及び/又は免疫アレルギー成分
による皮膚科学的(又は他の)病訴並びに良性か又は悪
性のどちらかの皮膚又は表皮増殖の局所及び全身治療で
適用される。これら化合物はまた、結合組織の変性疾患
の治療において、皮膚の光線誘発性老化及び年代的老化
の双方と闘うために、また、瘢痕形成疾患の治療用に使
用することも可能である。これら化合物は更に、眼科分
野、特に角膜疾病の治療で適用される。本発明による化
合物はまた、身体及び毛髪衛生学用の化粧品組成物にも
使用可能である。
本発明は、下記一般式(I):
2基、(iii) −CO−R3基を表わし、R2およびR
3は、以下の意味を有し、 − Ar1は式(a)ないし(c):
R6、R7、R8、R9、R10およびR11は、以下の意味を
有し、 − Ar2は下記の式(d)から(h):
は以下に示す意味を有しており、 − Xは、以下の式(i)〜(l):
よびYは以下に示す意味を有しており、 − R2は、水素原子、低級アルキル基またはCO−R
16基を示し、R16は以下に示す意味を有しており、 − R3は、(a)水素原子、(b)低級アルキル基、
(c)式:
R17基、R17は以下に示す意味を有しており、 − R4は、水素原子、ポリエーテル基、低級アルキ
基、またはOR18基を示し、R18は以下に示す意味を有
しており、 − R5は、水素原子、低級アルキル基、ポリエーテル
基、または、OR19基を表わし、R19は、以下に示す意
味を有しており、 − R6は、tert−ブチル基を示し、 − R7は、低級アルキル基、ポリエーテル基、また
は、OR20基を表わし、R20は、以下に示す意味を有し
ており、 − R6およびR7は、隣接する芳香環とともに、任意に
メチル基で置換された、および/または、任意に酸素ま
たはイオウ原子が介在した、6員環を形成してもよく、 − R8は、tert−ブチル、アダマンチル、アリール、
またはアラルキル基を示し、 − R9およびR10は、隣接する芳香環とともに、任意
にメチル基で置換された、および/または、任意に酸素
またはイオウ原子が介在した、5または6員環を形成し
てもよく、 − R11は、水素原子、1から9の炭素原子を含む低級
アルキル基、ヒドロキシル基、アルコキシ基、ポリエー
テル基、または−OR21基を表わし、R21は、以下に示
す意味を有しており、 − R12は、水素原子、ヒドロキシル基、アルコキシ
基、ポリエーテル基、または−OR22基を表わし、R22
は、以下に示す意味を有しており、 − R13は、水素原子、低級アルキル基、または−CO
R23基を表わし、R23は、以下に示す意味を有してお
り、 − R14およびR15は、同一でも異なっていてもよく、
水素原子または低級アルキル基を示し、 − Yは、酸素原子またはCH2基を示し、 − R16は、低級アルキル基を示し、 − R17は、水素原子、1から20の炭素原子を有する
直鎖または分枝のアルキル基、アルケニル基、モノ−ま
たはポリヒドロキシアルキル基、任意に置換された、ア
リールまたはアラルキル基、糖残基を示し、 − R’およびR”は、同一でも異なっていてもよく、
水素原子、低級アルキル基、モノ−またはポリヒドロ
キシアルキル基、任意に置換されたアリール基、または
アミノ酸残基であるか、または、共にヘテロ環を形成
し、 − R18、R19、およびR20は、同一でも異なっていて
もよく、 水素原子、低級アルキル基、アルケニル基、
モノ−またはポリヒドロキシアルキル基、アリール基、
任意に置換されたアラルキル基、または−(CH2)n−R
24基を示し、nおよびR24は、以下の意味を有し、 − R21およびR22は、同一でも異なっていてもよく、
アルケニル基、モノ−またはポリヒドロキシアルキル
基、アリール基、任意に置換されたアラルキル基、また
は−(CH2)n−R24基を示し、nおよびR24は、以下の意
味を有し、 − R23は、低級アルキル基を示し、 − R24は、ヘテロ環、モノヒドロキシアルキル基、任
意に低級アルキル基で置換されたチオール基、任意に少
なくとも1つの低級アルキル基で置換されたアミノ基、
−COOR25基、または−CON(R26)R27基を示し、R25、
R26、およびR27は以下の意味を有し、 − R25は、水素原子または低級アルキル基を示し、 − R26およびR27は、同一でも異なっていてもよく、
水素原子、低級アルキル基、または任意に置換されたア
リール基、または、共にヘテロ環を形成し、 − nは、2から9までの整数であり、ただし、 − Ar1が、式(c)の基を示し、Xが式(i)または
(j)の基を示す場合、 ・R11は、−OR21またはポリエーテル基を示し、また
は、 ・Ar2が、式(d)の基を示し、ここで、R12が−OR22ま
たはポリエーテル基を示し、 − 式(I)の化合物が以下のもの:Ar1が式(c)の基
を示し、Xが式(i)の基を示し、R12が水素原子を示
し、R1がCOR3基(ここで、R3は−OR17基を示し、R17が
水素原子を示す)を示す場合、R11は置換基Ar2に対して
オルト位においてメトキシメトキシ基を示し、Ar1が式
(c)の基を示し、Xが式(i)の基を示し、R11が置換基
Ar2に対してオルト位においてメチル基を示し、R1がCOR
3基(ここで、R3は−OR17基を示し、R17が水素原子を示
す)場合、R12は置換基Ar1に対してオルト位またはパラ
位においてメトキシメトキシ基を示す、とは相違する)
の化合物に関する。
る式(I)の化合物の塩、および式(I)の前記化合物の
光学または幾何異性体にも関する。本発明による化合物
が塩の形態である場合には、これらは好ましくは、アル
カリ金属又はアルカリ土類金属の塩、或いは亜鉛又は有
機アミンの塩である。
は、1から12までの、好ましくは1から9までの炭素
原子を有する基を意味し、有利にはメチル、エチル、プ
ロピル、イソプロピル、ブチル、tert−ブチル、ペンチ
ル、ヘキシル、ヘプチル、ノニル、デシル、及びドデシ
ル基を意味する。”1から20までの炭素原子を有する
直鎖または分枝のアルキル基”とは特に、メチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピル、tert−ブチル、オクチ
ル、2−エチルヘキシル基を意味する。”アルコキシ
基”とは、好ましくは1から9の炭素原子を含有する基
を意味し、特に、メトキシ、プロピルオキシ、ペンチル
オキシ、およびヘプチルオキシ基を意味する。
ヒドロキシアルキル”基とは、1から6の炭素原子およ
び1から5のヒドロキシル基を含有する基として理解さ
れるべきである。モノヒドロキシアルキル基としては、
2または3の炭素原子を含有する基が好ましく、特に2
−ヒドロキシエチル、2−ヒドロキシプロピル、または
3−ヒドロキシプロピル基である。ポリヒドロキシアル
キル基としては、3から6の炭素原子と2から5のヒド
ロキシル基を含有する基が好ましく、特に2,3−ジヒ
ドロキシプロピル、2,3,4−トリヒドロキシブチ
ル、および2,3,4,5−テトラヒドロキシペンチル
基、またはペンタエリスリトール残基である。
1つのハロゲン原子、ヒドロキシル基、低級アルキル
基、アルコキシ、ニトロ官能基、ポリエーテル基、また
は任意にアセチル基で保護されたまたは任意に少なくと
も1つの低級アルキル基で置換されたアミノ官能基で、
任意に置換されてもよいフェニル基を意味する。”アラ
ルキル基”は好ましくは、任意に少なくとも1つのハロ
ゲン原子、低級アルキル、ヒドロキシル、アルコキシ、
ニトロ官能基、ポリエーテル基またはアセチル基で任意
に保護されたまたは少なくとも1つの低級アルキル基で
任意に置換されたアミノ官能基で任意に置換された、フ
ェネチルまたはベンジル基を意味する。アルケニル基と
しては、2から5の炭素原子を有し、1以上のエチレン
性不飽和を有する基が好ましく、たとえば、アリル基が
好ましい。
子と1から3の酸素またはイオウ原子を含有する基を意
味し、たとえばメトキシメチルエーテル、メトキシエト
キシメチルエーテル、またはメチルチオメチルエーテル
基を意味する。糖残基としては、たとえばグルコース、
ガラクトース又はマンノース或いはグルクロン酸から誘
導される残基が好ましい。アミノ酸残基としては、哺乳
類の蛋白質をなすLまたはD体の20のアミノ酸の少なく
とも1つから誘導されたものが好ましい。これらは、リ
ジン、グリシンまたはアスパラギン酸から誘導された残
基から特に選択される。ヘテロ環とは好ましくは、上記
で定義したC1-C6アルキル基又はモノ−またはポリヒ
ドロキシアルキル基で4位が任意に置換されたピペリジ
ノ、モルホリノ、ピロリジノ又はピペラジノ基である。
物のなかでは、特に次の化合物に言及することができ
る: − 3−(3’,5’−ジ−tert−ブチル−2’−メト
キシ−3−ビフェニリル)アクリル酸、 − 3−(2’−ベンジルオキシ−3’,5’−ジ−te
rt−ブチル−6−ヒドロキシ−3−ビフェニリル)アク
リル酸、 − 3−(3’,5’−ジ−tert−ブチル−6−ヒドロ
キシ−2’−ペンチルオキシ−3−ビフェニリル)アク
リル酸、 − 3−(3’,5’−ジ−tert−ブチル−6−ヒドロ
キシ−2’−メトキシ−3−ビフェニリル)アクリル
酸、 − 3−[3−(3−ベンジルオキシ−5,5,8,8
−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−
ナフチル)−4−メトキシメトキシフェニル]アクリル
酸、 − 3−[3−(3−ベンジルオキシ−5,5,8,8
−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−
ナフチル)−4−ヒドロキシフェニル]アクリル酸、 − [4−メトキシメトキシ−3−(3,5,5,8,
8−ペンタメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2
−ナフチル)フェニル]プロピン酸、 − 3−[3−(3−プロピルオキシ−5,5,8,8
−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−
ナフチル)−4−メトキシメトキシフェニル]アクリル
酸、 − 3−[3−(3−ペンチルオキシ−5,5,8,8
−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−
ナフチル)−4−メトキシメトキシフェニル]アクリル
酸、 − 3−(5’−アダマンタン−1−イル−4’−メト
キシ−2’−メチル−3−ビフェニリル)アクリル酸、 − 3−(5’−アダマンタン−1−イル−6−ヒドロ
キシ−4’−メトキシ−2’−メチル−3−ビフェニリ
ル)アクリル酸、 − 3−(5’−アダマンタン−1−イル−4’−メト
キシ−6−メトキシメトキシ−2’−メチル−3−ビフ
ェニリル)アクリル酸、 − 3−{4−メトキシ−3−[3−(3−メトキシベ
ンジルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−5,
6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]フェニル}
アクリル酸、 − 3−{4−メトキシ−3−[3−(4−メトキシベ
ンジルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−5,
6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]フェニル}
アクリル酸、 − 3−{3−[3−(6−ヒドロキシヘキシルオキ
シ)−5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8
−テトラヒドロ−2−ナフチル]−4−メトキシフェニ
ル}アクリル酸、 − 3−{3−[3−(7−ヒドロキシヘプチルオキ
シ)−5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8
−テトラヒドロ−2−ナフチル]−4−メトキシフェニ
ル}アクリル酸、 − 3−{3−[3−(5−ヒドロキシペンチルオキ
シ)−5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8
−テトラヒドロ−2−ナフチル]−4−メトキシフェニ
ル}アクリル酸、 − 3−{3−[3−(3−ヒドロキシプロピルオキ
シ)−5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8
−テトラヒドロ−2−ナフチル]−4−メトキシフェニ
ル}アクリル酸、 − 3−[3−(1−ベンジルオキシ−5,5,8,8
−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−
ナフチル)−4−メトキシフェニル]アクリル酸、 − 3−(3’−アダマンタン−1−イル−4’−ヒド
ロキシ−3−ビフェニリル)アクリル酸、 − 5−[4−メトキシ−3−(5,5,8,8−テト
ラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチ
ル)フェニル]−3−メチルペンタ−2,4−ジエン
酸、 − 5−[4−メトキシメトキシ−3−(5,5,8,
8−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2
−ナフチル)フェニル]−3−メチルペンタ−2,4−
ジエン酸、 − 5−[4−ヒドロキシ−3−(5,5,8,8−テ
トラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフ
チル)フェニル]−3−メチルペンタ−2,4−ジエン
酸、 − 3−{3−[3−(5−tert−ブトキシカルボニル
ペンチルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]−4−
メトキシフェニル}アクリル酸、 − 3−{3−[3−(7−tert−ブトキシカルボニル
ヘプチルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]−4−
メトキシフェニル}アクリル酸、 − 3−{3−[3−(7−カルボキシヘプチルオキ
シ)−5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8
−テトラヒドロ−2−ナフチル]−4−メトキシフェニ
ル}アクリル酸、 − 3−{3−[3−(5−カルボキシペンチルオキ
シ)−5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8
−テトラヒドロ−2−ナフチル]−4−メトキシフェニ
ル}アクリル酸、 − 3−{3−[3−(5−カルバモイルペンチルオキ
シ)−5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8
−テトラヒドロ−2−ナフチル]−4−メトキシフェニ
ル}アクリル酸、 − 3−{3−[3−(7−カルバモイルペンチルオキ
シ)−5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8
−テトラヒドロ−2−ナフチル]−4−メトキシフェニ
ル}アクリル酸、 − 3−{4−メトキシ−3−[5,5,8,8−テト
ラメチル−3−(2−モルホリン−4−イルエトキシ)
−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]フェ
ニル}アクリル酸、 − 3−{4−メトキシ−3−[5,5,8,8−テト
ラメチル−3−(2−ピペリジン−1−イルエトキシ)
−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]フェ
ニル}アクリル酸、 − 3−{4−メトキシ−3−[3−(2−メトキシメ
トキシベンジルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチ
ル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]フ
ェニル}アクリル酸、 − 3−{4−メトキシ−3−[3−(3−メトキシメ
トキシベンジルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチ
ル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]フ
ェニル}アクリル酸、 − 3−{4−メトキシ−3−[3−(4−メトキシメ
トキシベンジルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチ
ル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]フ
ェニル}アクリル酸、 − 3−{4−メトキシ−3−[3−(3−ヒドロキシ
ベンジルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]フェニ
ル}アクリル酸、 − 3−[4−フルオロ−3−(3,5,5,8,8−
ペンタメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナ
フチル)フェニル]アクリル酸、 − 3−{4−ヒドロキシ−3−[3−(3−メトキシ
ベンジルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]フェニ
ル}アクリル酸、 − 3−{4−ヒドロキシ−3−[3−(4−メトキシ
ベンジルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]フェニ
ル}アクリル酸、 − 3−{4−ヒドロキシ−3−[3−(4−フルオロ
ベンジルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]フェニ
ル}アクリル酸、 − 3−{4−ヒドロキシ−3−[3−(4−クロロベ
ンジルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−5,
6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]フェニル}
アクリル酸、 − 3−[4−ヒドロキシ−3−(3−メトキシメトキ
シ−5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8−
テトラヒドロ−2−ナフチル)フェニル]アクリル酸、 − 3−(3’,5’−ジ−tert−ブチル−6−ヒドロ
キシ−2’−プロピルオキシ−3−ビフェニリル)アク
リル酸、 − 3−(3’,5’−ジ−tert−ブチル−6−ヒドロ
キシ−2’−ブチルオキシ−3−ビフェニリル)アクリ
ル酸、 − 3−(2’−ブトキシ−3’,5’−ジ−tert−ブ
チル−6−メトキシ−3−ビフェニリル)アクリル酸、 − 3−(3’,5’−ジ−tert−ブチル−6−メトキ
シ−2’−プロポキシ−3−ビフェニリル)アクリル
酸、 − 3−[4−ヒドロキシ−3−(5,5,8,8−テ
トラメチル−4−プロポキシ−5,6,7,8−テトラ
ヒドロ−2−ナフチル)フェニル]アクリル酸、 − 3−[3−(3−ベンジルオキシ−5,5,8,8
−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−
ナフチル)−4−メトキシフェニル]アクリル酸、 − エチル=3−[3−(3−ベンジルオキシ−5,
5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒ
ドロ−2−ナフチル)−4−メトキシフェニル]アクリ
ラート、 − 3−メチル−5−[3−(3,5,5,8,8−ペ
ンタメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフ
チル)フェニル]ペンタ−2,4−ジエン酸、 − 3−[3−(3−ベンジルオキシ−5,5,8,8
−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−
ナフチル)−4−メトキシフェニル]プロプ−2−エン
−1−オール、 − 3−[3−(3−ベンジルオキシ−5,5,8,8
−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−
ナフチル)−4−メトキシフェニル]プロペナール、 − N−エチル 3−[3−(3−ベンジルオキシ−
5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テト
ラヒドロ−2−ナフチル)−4−メトキシフェニル]ア
クリルアミド、 − 3−[3−(3−ベンジルオキシ−5,5,8,8
−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−
ナフチル)−4−メトキシフェニル]−1−モルホリン
−4−イル−プロペノン、 − N−(4−ヒドロキシフェニル)−3−[3−(3
−ベンジルオキシ−5,5,8,8−テトラメチル−
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル)−4−
メトキシフェニル]アクリルアミド、 − 5−(5’−アダマンタン−1−イル−4’−メト
キシ−2’−メチル−3−ビフェニリル)−3−メチル
ペンタ−2,4−ジエン酸、 − 5−[4−メトキシメトキシ−3−(3,5,5,
8,8−ペンタメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ
−2−ナフチル)フェニル]−3−メチルペンタ−2,
4−ジエン酸、 − 5−[4−ヒドロキシ−3−(3,5,5,8,8
−ペンタメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−
ナフチル)フェニル]−3−メチルペンタ−2,4−ジ
エン酸、 − 4−[3−(3,5,5,8,8−ペンタメチル−
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル)フェニ
ル]ペンタ−2,4−ジエン酸、 − 5−(3’,5’−ジ−tert−ブチル−2’−メト
キシ−3−ビフェニリル)−3−メチルペンタ−2,4
−ジエン酸、 − 5−(3’,5’−ジ−tert−ブチル−2’−プロ
ポキシ−3−ビフェニリル)−3−メチルペンタ−2,
4−ジエン酸、 − 5−(2’−ブトキシ−3’,5’−ジ−tert−ブ
チル−3−ビフェニリル)−3−メチルペンタ−2,4
−ジエン酸、 − 5−(2’−ブトキシ−3’,5’−ジ−tert−ブ
チル−6−ヒドロキシ−3−ビフェニリル)−3−メチ
ルペンタ−2,4−ジエン酸、 − 5−(3’,5’−ジ−tert−ブチル−6−ヒドロ
キシ−2’−プロポキシ−3−ビフェニリル)−3−メ
チルペンタ−2,4−ジエン酸、 − 5−(3’,5’−ジ−tert−ブチル−6−ヒドロ
キシ−2’−メトキシ−3−ビフェニリル)−3−メチ
ルペンタ−2,4−ジエン酸。
では、特に次の特徴のうちの少なくとも1つ、好ましく
は全てを満足するものが好ましい。 − R1は、−CO−R3基を表わし、 − Ar2は、式(d)または(e)基を示し、 − R11は、−O−R21基を表わし、 − R7は、−O−R20基を表わす。
の調製方法、特に次の反応式にしたがった調製方法にも
関する。
(7)のナトリウムまたはリチウム誘導体を用いて、Ho
rnerタイプの反応にしたがって、アルデヒド又はケトン
誘導体(5)から調製可能である。カルボニル化合物
(5)は、以下のいずれかの方法によって得られる。 − ボロン酸(3)およびハロ誘導体(4)とのカップ
リング反応によって得られる。該反応は、文献:N. Miy
aura et al. Synthetic Communications,(1981) 11(7),
513-519に記載された条件にしたがって、たとえばテト
ラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウムなどのパ
ラジウム触媒の存在下、行われる。ボロン酸誘導体
(3)はたとえば、ハロ誘導体(1)から、リチウム誘
導体(2)への変換、および次いでトリメチルボラート
との反応および加水分解によって得られる。 − 触媒、たとえばパラジウムまたはニッケル誘導体
(NiCl2dppe)の存在下の亜鉛誘導体(8)とハロエス
テル誘導体(9)とのカップリング反応、それに次いで
エステル官能基(10)のアルコール(11)への変換
およびアルデヒド(5)への酸化によって得られる。
ウムとの反応およびそれに次ぐ二酸化炭素の存在下のカ
ルボキシル化によるアセチレン誘導体(6)から得られ
る。該アセチレン化合物(6)は、以下のいずれかの方
法によって得られる。 − アルデヒド誘導体(5)(R3が水素原子の場合)か
ら、四臭化炭素およびトリフェニルホスフィンとの反応
から2’2’−ジブロモスチレン誘導体を得て、これ
を、テトラヒドロフラン等の非プロトン性溶媒中、n−
ブチルリチウムなどの非親核性ベースによって、アセチ
レン誘導体に変換して得られる。 − ケトン誘導体(5)(R3が低級アルキルの場合)か
ら、リチウムジイソプロピルアミドなどのベースで、次
いでジアルキルホスファートクロリドで、再度リチウム
ジイソプロピルアミドで処理することを含む反応系列に
よって得られる。
のように調製される。 − アルキル、アリル、またはtert−ブチルタイプの保
護基を用いてR1を保護することによって得られる。フリ
ー形態への変換は、以下のように行われる。 − アルキル保護基の場合には、水酸化ナトリウムまた
は水酸化リチウムを用いて、THFまたはメタノールなど
のアルコール溶媒中で行われる。 − アリル保護基の場合には、モルホリン等の2級アミ
ンの存在下、ある種の遷移金属複合体等の触媒を用いて
行われる。 − tert−ブチルタイプの保護基の場合には、ヨウ化ト
リメチルシランを用いて行われる。
は、以下のように調製される。 − 相当するアルデヒド誘導体から、水素化アルキル金
属、たとえばナトリウムボロヒドリドの作用によって、
アルコール溶媒(たとえばメタノール)中で得られる。 − 水素化アルミニウムリチウムを用いた還元によって
酸誘導体から得られる。R1がアルデヒド官能基である場
合、化合物は、アルコール誘導体から、酸化マンガン、
ピリジニウムジクロマートまたはスワン(Swern)試薬
の存在下、酸化によって得られる。R1がアミド官能基で
ある場合、化合物は、相当するカルボキシル誘導体か
ら、酸クロリドを経由して、または、ジシクロヘキシル
カルボジイミドまたはカルボニルジイミダゾールの存在
下、脂肪族、芳香族、またはヘテロ環アミンとの反応に
よって得られる。
タに結合し、これらのいくつかは、アゴニスト活性を有
し、他のものは、アンタゴニスト活性を有するものであ
る。好ましい化合物はアンタゴニスト活性を有する。RX
Rレセプタアゴニストとしてのトランスアクティベート
特性および結合特性は、たとえば、文献:Levin et a
l., Nature 1992, 355, 359-61; Allenbyet al., Pro
c. Natl. Acad. Sci., 1993, 90, 30-4に示す公知の方
法によって定められている。
月19日付けで出願されたフランス特許出願第95/0
7301に記載されたテストによって定められる。該テ
ストは、以下の工程からなる:(i)RXRレセプタに特異
的なリガンド以外のステロイダル/チロイダル核レセプ
タのスーパーファミリの少なくとも1つのレセプタの活
性なリガンドであり、たとえばRArアゴニスト分子など
のRXRとヘテロダイマー化可能である化合物の十分量
を、哺乳類の皮膚の一部に局所適用し、(ii)RXRアゴ
ニスト活性を示すことの可能な分子を、工程(i)の
前、工程(i)中、工程(i)後、哺乳類の皮膚の同部分
に全身的または局所的に投与し、(iii)上記のように
処理した哺乳類の皮膚の部分の反応を評価する。RArア
ゴニスト分子の哺乳類の耳への局所適用への反応は、す
なわち、耳の厚みが増すことに相当するものであるが、
該反応は、RXRレセプタアゴニスト分子を全身的にまた
は局所的に定めることによって増加可能である。
にしたがって、選択的RXRαアゴニスト:6−[1−
(3,5,5,8,8−ペンタメチル−5,6,7,8
−テトラヒドロ−2−ナフチル)シクロプロピル]ニコ
チン酸(CD3127)を50%のトランスアクティビテ
ィに阻害する投与量(IC50)を定めることによるトラン
スアクティベーションテストにおいて評価可能である。
ヘラ細胞は、クロラムフェニコム−アセチル−トランス
フェラーゼ(chloramphenicom−acetyl−transferase:
CAT)用レセプタジーンの、および、チミジンキナーゼ
の異種プロモータの反応要因1/2 CRBP IIクローン
化上流を含有するレセプタプラスミドと過剰のRXRα(p
565−RXRα)用ベクターコードを用いてコトランス
フェクト(co−transfect)される。コトランスフェク
トの18時間後、該細胞は、CD3127の固定濃度と評
価されるべき分子の増加濃度とを用いて処理される。処
理の24時間後、CAT活性を、ELISAによってアッセイす
る。使用したCD3127の固定濃度は、10-8Mであ
り、EC50に相当する。
で定義した式(I)の化合物である。本発明による化合
物は次の治療分野で特に適している: 1)分化及び増殖と関係のあるケラチン化疾患に関連し
た皮膚科学的病訴の治療用、特に尋常性アクネ、面皰、
多形核白血球、酒さ性アクネ、結節嚢胞性アクネ、集族
性アクネ、老人性アクネ及び続発性アクネ、例えば、太
陽、医薬品投与関連又は職業的アクネの治療用、 2)他のタイプのケラチン化疾患、特に魚鱗癬、魚鱗癬
様状態、ダリエ病、掌蹠角皮症、白斑症及び白斑症様状
態、並びに皮膚又は粘膜(口腔)苔癬の治療用、 3)炎症成分及び/又は免疫アレルギー成分によるケラ
チン化疾患に関連した他の皮膚科学的病訴、そして特
に、皮膚乾癬であれ粘膜乾癬であれ又は爪乾癬であれ、
全ての形態の乾癬、そして更には乾癬性リウマチ、或い
は皮膚アトピー、例えば湿疹又は呼吸器アトピー、或い
は歯肉肥大の治療用; これらの化合物はケラチン化疾患
を示していない或る種の炎症性病訴でも使用することが
できる、 4)良性であれ悪性であれそしてウイルス起源であれ他
の起源であれ、全ての皮膚又は表皮増殖、例えば、疣
贅、扁平疣贅及び疣贅状表皮異形成の治療用、その際こ
れは口又は開花性乳頭腫及び、特に好塩基細胞及び有棘
細胞上皮腫の場合には紫外線照射によって誘導される増
殖に対しても可能であり、 5)水疱症及び膠原病のような他の皮膚科学的疾患の治
療用、 6)或る種の眼科疾患、特に角膜疾病の治療用、 7)光線誘発性であれ年代的老化であれ、皮膚老化の修
復用若しくは皮膚老化と闘うため、或いは紫外線角化症
及び色素沈着、又は年代的若しくは紫外線老化に関連し
た何らかの病理学の修復用、 8)局所又は全身用コルチコステロイドによって誘発さ
れる表皮萎縮及び/又は皮膚萎縮の徴候、或いは皮膚萎
縮の他の任意の形態の予防又は治癒用、 9)瘢痕形成疾患の予防若しくは治療用、又は線状皮下
出血の予防若しくは修復用、 10)アクネの過脂漏症又は単純性脂漏症のような皮脂
機能疾患と闘うため、 11)癌又は前癌状態の治療又は予防において、 12)関節炎のような炎症性病訴の治療において、 13)ウイルス起源の任意の全身的又は皮膚病訴、例え
ばカポジ症候群の治療において、 14)脱毛症の予防又は治療において、 15)免疫学的成分による皮膚科学的又は全身的病訴の
治療において、 16)動脈硬化症又は高血圧のような心血管系の病訴並
びにインスリン非依存性糖尿病及び肥満症の治療におい
て、 17)UV照射への暴露による皮膚疾患の治療におい
て。
る化合物は有利には、他のレチノイドタイプの活性を有
する化合物、ビタミンD類又はそれらの誘導体、コルチ
コステロイド、抗フリーラジカル剤、α−ヒドロキシ若
しくはα−ケト酸又はそれらの誘導体、或いはイオンチ
ャンネルブロッカーと組み合わせて使用することができ
る。”ビタミンD類又はそれらの誘導体”という表現
は、例えばビタミンD2又はD3の誘導体、そして特に
1,25−ジヒドロキシビタミンD3を言うものと理解
される。”抗フリーラジカル剤”とは、例えば、α−ト
コフェロール、スーパーオキシドジムスターゼ、ユビキ
ノールまたはある種の金属キレート剤を意味するものと
理解される。”α−ヒドロキシ若しくはα−ケト酸又は
それらの誘導体”とは、例えば、乳酸、リンゴ酸、クエ
ン酸、グリコール酸、マンデル酸、酒石酸、グリセリン
酸若しくはアスコルビン酸、またはその塩、アミド若し
くはエステルを意味するものと理解される。最後に、”
イオンチャンネルブロッカー”とは、例えば、ミノキシ
ジル(Minoxidil)(2,4−ジアミノ−6−ピペリジ
ノピリミジン 3−オキシド)及びその誘導体を意味す
るものと理解される。
(I)の化合物、それらの光学若しくは幾何異性体又は
それらの塩の少なくとも1つを含有する医薬品組成物で
ある。本発明の他の主題は、特に、上記病訴の治療を意
図した新規医薬品組成物であり、該組成物は、該組成物
の投与形態にあった薬理学的に許容可能なビヒクル中
に、上記式(I)の化合物、それらの光学若しくは幾何
異性体又はそれらの塩の少なくとも1つを含んでいるこ
とを特徴とする。本発明による化合物の投与は、経腸的
に、非経口的に、局所的に又は眼に適用することができ
る。
プセル、糖衣錠、シロップ、懸濁液、溶液、粉末、顆
粒、エマルション、微小球体若しくは極小球体又は放出
制御を可能にするポリマー若しくは脂質小胞の形態であ
ることができる。非経口経路では、組成物は注入又は注
射用溶液又は懸濁液の形態であることが可能である。本
発明による化合物は一般的には、約0.01mg/体重kg
から100mg/体重kgの1日投与量を1日1〜3回で投
与する。局所経路では、本発明による化合物に基づく薬
理学的組成物は、更に詳細には皮膚及び粘膜の治療用に
意図されており、そしてこの場合には、軟膏、クリー
ム、乳剤、ロウ膏、粉末、浸潤パッド、溶液、ゲル、ス
プレー、ローション又は懸濁液の形態であることが可能
である。これらはまた、微小球体若しくは極小球体又は
放出制御を可能にするポリマー若しくは脂質小胞又はポ
リマーパッチ及びヒドロゲルの形態であることもでき
る。これらの局所経路組成物は更に、臨床徴候に依存し
て無水形態か又は水性形態であることも可能である。
ある。これらの局所又は眼科使用用組成物は、上記で定
義した式(I)の化合物、それらの光学若しくは幾何異
性体、或いはそれらの塩の少なくとも1つを、組成物の
総重量に対して、好ましくは0.001重量%から5重
量%の間の濃度で含有している。
分野、特に身体及び毛髪衛生学、そして特にアクネにな
る傾向を有する皮膚タイプの治療用、毛髪の再成長促進
用、毛髪喪失と闘うため、皮膚又は毛髪の脂ぎった外観
の制御用、日光の有害な影響に対する保護において、或
いは生理学的乾燥皮膚タイプの治療において、そして光
線誘発性又は年代的老化の予防及び/又は闘うためにも
適用が見い出されている。化粧品分野では、本発明によ
る化合物は有利には、レチノイドタイプの活性を有する
他の化合物、ビタミンD類又はそれらの誘導体、コルチ
コステロイド、抗フリーラジカル剤、α−ヒドロキシ若
しくはα−ケト酸又はそれらの誘導体、或いはイオンチ
ャンネンル遮断剤と組み合わせて使用することも可能で
ある。上記のように、本発明の化合物と組み合わせた種
々の製品が提供される。
に許容可能なビヒクル中に、上記で定義した式(I)の
化合物、それらの光学若しくは幾何異性体、或いはそれ
らの塩の少なくとも1つを含んでいることを特徴とする
化粧品組成物を提供し、該化粧品組成物は、クリーム、
乳液、ローション、ゲル、微小球体若しくは極小球体又
はポリマー若しくは脂質小胞体、石鹸又はシャンプーの
形態であってもよい。本発明による化粧品組成物中の式
(I)の化合物の濃度は有利には、組成物全重量に対し
て0.001重量%から3重量%の間である。
た、不活性添加物又は更には薬力学的若しくは化粧品的
に活性の添加物又はこれら添加物の組合せ物及び、特
に、湿潤化剤; 色素脱失剤、例えば、ヒドロキノン、ア
ゼライン酸、カフェイン酸又はコウジ酸; エモリエン
ト; 保湿剤、例えばグリセリン、PEG400、チアモル
ホリノン及びそれらの誘導体、或いは尿素; 抗脂漏症又
は抗アクネ剤、例えばS−カルボキシメチルシステイ
ン、S−ベンジルシステアミン、それらの塩及び誘導
体、又はベンゾイルペルオキシド; 抗生物質、例えばエ
リスロマイシン及びそのエステル、ネオマイシン、クリ
ンダマイシン及びそれらのエステル、並びにテトラサイ
クリン類; 抗真菌剤、例えば、ケトコナゾール又は4,
5−ポリメチレン−3−イソチアゾリドン類; 毛髪の再
成長促進剤、例えば、ミノキシジル(2,4−ジアミノ
−6−ピペリジノピリミジン 3−オキシド)及びその
誘導体並びにジアゾキシド(7−クロロ−3−メチル−
1,2,4−ベンゾチアジアジン 1,1−ジオキシ
ド)及びフェニトイン(5,5−ジフェニルイミダゾリ
ジン−2,4−ジオン); 非ステロイド抗炎症剤; カロ
テノイド、そして特に、β−カロテン; 抗乾癬剤、例え
ばアントラリン及びその誘導体、そして最後に、エイコ
サ−5,8,11,14−テトライノン酸及びエイコサ
−5,8,11−トリイノン酸、それらのエステル及び
アミドを含有することもできる。
パラヒドロキシ安息香酸エステルのような保存剤、安定
化剤、水分調整剤、pH調整剤、浸透圧修正剤、乳化剤、
UV-A及びUV-B遮蔽剤並びにα−トコフェロール、
ブチルヒドロキシアニソール又はブチルヒドロキシトル
エンのような抗酸化剤を含有することもできる。
このような化合物に基づく種々の組成物を製造する幾つ
かの実施例をここで説明のために示すが、本発明はこれ
らに限定されるものではない。
−3−ビフェニリル)アクリル酸 (a)2−ブロモ−4,6−ジ−tert−ブチルアニソー
ル 60mlのDMFおよび6g(21mmol)の2−ブロモ−4,
6−ジ−tert−ブチルフェノールを、窒素気流下、丸底
フラスコにいれる。694mg(29mmol)の水素化ナト
リウム(オイル中80%)を少しずつ添加し、ガスの発
生がやむまで該混合物を攪拌する。1.45ml(23.
2mmol)のヨードメタンを次いで添加し、該混合物を室
温で3時間攪拌する。反応媒体を氷冷水に注ぎ、酢酸エ
チルで抽出し、有機相を放置後に分離し、硫酸マグネシ
ウムで乾燥して濃縮する。得られた残さをシリカのカラ
ムクロマトグラフィーでヘプタンで溶出して精製する。
溶媒を蒸発させると、無色のオイル形態で所望の生成物
が6.1g(98%)得られる。
ブチルフェニルボロン酸 6g(20.1mmol)の2−ブロモ−4,6−ジ−tert
−ブチルアニソールおよび50mlのTHFを、窒素気流
下、3首フラスコにいれる。9.7ml(24.1mmol)
のn−ブチルリチウム(ヘキサン中2.5M)を−78℃
で滴下し、該混合物を15分間攪拌する。同温度で、7
ml(30.1mmol)のトリイソプロピル=ボラートを2
時間攪拌しながら添加する。20mlの塩酸(1N)を−
50℃で添加し、該混合物を室温まで昇温させる。反応
媒体をエチルエーテルで抽出し、有機相を放置後に分離
し、硫酸マグネシウムで乾燥して濃縮する。得られた固
体をヘプタンから磨砕して、ろ過し、乾燥する。4g
(75%)の所望のボロン酸が得られ、該生成物は、さ
らなる精製を行うことなく、次の合成に使用される。
ル−2’−メトキシ−3−ビフェニリル)アクリル酸 2.2g(8.3mmol)の2−メトキシ−3,5−ジ−t
ert−ブチルフェニルボロン酸、942mg(4.15mmo
l)の3−ブロモケイヒ酸、および70mlのDMEを、窒素
気流下、3首フラスコにいれる。11.4mlの炭酸カリ
ウム水溶液(2M)を滴下し、反応媒体を脱気する。1
44mg(0.12mmol)のテトラキストリフェニルホス
フィンパラジウム(0)を次いで添加し、該混合物を2
0時間還流する。水および酢酸エチルを反応媒体に添加
し、該混合物をpH1まで塩酸を用いて酸性化する。有機
相を放置後に分離し、水で洗浄して、硫酸マグネシウム
で乾燥して濃縮する。得られた残さをシリカのカラムク
ロマトグラフィーでヘプタンおよび酢酸エチル(75/
25)の混合物で溶出して精製すると、182−3℃の
融点を有する3−(3’,5’−ジ−tert−ブチル−
2’−メトキシ−3−ビフェニリル)アクリル酸が99
0mg(66%)得られる。
ヒドロキシ−3−ビフェニリル)アクリル酸 (a)3−ブロモ−4−ヒドロキシベンズアルデヒド 15g(123mmol)の4−ヒドロキシベンズアルデヒ
ド、687mg(12.3mmol)の鉄粉、200mlのジク
ロロメタン、および10mlのTHFを、窒素雰囲気下、3
首フラスコにいれる。該混合物を0℃に冷却し、19.
60g(123mmol)のブロミンを滴下し、該混合物を
室温で1時間攪拌する。飽和チオ硫酸ナトリウム溶液を
添加し、ジクロロメタンを蒸発させ、残さを酢酸エチル
で抽出して、有機相を放置後に分離し、水で洗浄して中
性のpHにして、硫酸マグネシウムで乾燥して溶媒を濃縮
する。得られた残さをシリカのカラムクロマトグラフィ
ーで80%ヘプタンおよび20%ジクロロメタンで溶出
して精製する。溶媒蒸発後、121−124℃の融点を
有する白色綿状粉末を9.7g(39%)収集する。 (b)3−ブロモ−4−メトキシメトキシベンズアルデ
ヒド 9g(44.7mmol)の3−ブロモ−4−ヒドロキシベ
ンズアルデヒド、30mlのTHFおよび30mlのDMFを、窒
素雰囲気下、250mlの丸底フラスコにいれる。1.4
8g(49.2mmol)の80%水素化ナトリウムを少し
ずつ添加し、該混合物を室温で30分間攪拌する。4.
32g(52.7mmol)のメトキシメチルクロリドを滴
下する。反応媒体を1時間室温で攪拌し、1N塩酸で酸
性化して、酢酸エチルで抽出する。有機相を放置後に分
離し、水で洗浄して中性のpHにし、硫酸マグネシウムで
乾燥して、溶媒を蒸発させる。11.5g(100%)
のオレンジ色のオイルが得られる。
トキシメトキシフェニル)アクリラート 12g(53mmol)のトリエチル=ホスホノアセタート
および50mlのTHFを、窒素気流下、3首フラスコにい
れる。2.45g(81.6mmol)の水素化ナトリウム
(オイル中80%)を少しずつ添加し、該混合物をガス
の発生がやむまで攪拌する。50mlのTHF中の10g(4
0.8mmol)の3−ブロモ−4−メトキシメトキシベン
ズアルデヒドの溶液を次いで添加し、該混合物を1時間
室温で攪拌する。反応媒体を水に注ぎ、塩酸で酸性化し
て、酢酸エチルで抽出する。有機相を放置後に分離し、
硫酸マグネシウムで乾燥して、溶媒を蒸発させる。得ら
れた残さをシリカのカラムクロマトグラフィーでヘプタ
ンおよび酢酸エチル(90−10)の混合物で溶出して
精製する。溶媒蒸発後、63−65℃の融点を有するエ
チル=3−(3−ブロモ−4−メトキシメトキシフェニ
ル)アクリラートが9.6g(74%)得られる。 (d)2−ベンジルオキシ−3,5−ジ−tert−ブチル
ブロモベンゼン 実施例1(a)の方法と同様にして、6g(21mmol)の
2−ブロモ−4,6−ジ−tert−ブチルフェノールを
2.8ml(23.2mmol)のベンジルブロミドと反応さ
せると、7.4g(94%)の所望の生成物が無色のオ
イル形態で得られる。
ert−ブチルフェニルボロン酸 実施例1(b)の方法と同様にして、7.2g(19.3
mmol)の2−ベンジルオキシ−3,5−ジ−tert−ブチ
ルブロモベンゼンを6.7ml(29mmol)のトリイソプ
ロピル=ボラートと反応させると、4.29g(65
%)の所望のボロン酸が得られる。
シ−3’,5’−ジ−tert−ブチル−6’−メトキシメ
トキシ−3−ビフェニリル)アクリラート 実施例1(c)の方法と同様にして、3.24g(9.5
3mmol)の2−ベンジルオキシ−3,5−ジ−tert−ブ
チルフェニルボロン酸を2g(6.35mmol)のエチル
=3−(3−ブロモ−4−メトキシメトキシフェニル)
アクリラートと反応させると、2.4g(71%)の所
望のエチルエステルが得られる。
シ−3’,5’−ジ−tert−ブチル−6−ヒドロキシ−
3−ビフェニリル)アクリラート 2.14g(4mmol)の上記エチルエステル、10mlのT
HF、および10mlのエタノールを丸底フラスコにいれ
る。1mlの濃硫酸を添加し、該混合物を24時間室温で
攪拌する。反応媒体を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出す
る。有機相を放置後に分離し、水で洗浄して硫酸マグネ
シウムで乾燥し、濃縮する。得られた残さをヘプタンか
ら磨砕してろ過し、乾燥する。1.93g(100%)
の所望の生成物が得られる。
3’,5’−ジ−tert−ブチル−6−ヒドロキシ−3−
ビフェニリル)アクリル酸 1.93g(4mmol)のエチル=3−(2’−ベンジル
オキシ−3’,5’−ジ−tert−ブチル−6−ヒドロキ
シ−3−ビフェニリル)アクリラート、20mlのTHF、
2mlのメタノール、および4mlの水酸化ナトリウム溶液
(10N)を丸底フラスコにいれる。反応媒体を12時
間還流し、水に注ぎ、塩酸でpH1まで酸性化し、酢酸エ
チルで抽出する。有機相を放置後に分離し、硫酸マグネ
シウムで乾燥し、濃縮する。得られた残さをヘプタンか
ら磨砕してろ過し、乾燥する。1.6g(87%)の2
30−1℃の融点を有する3−(2’−ベンジルオキシ
−3’,5’−ジ−tert−ブチル−6−ヒドロキシ−3
−ビフェニリル)アクリル酸が得られる。
−2’−ペンチルオキシ−3−ビフェニリル)アクリル
酸 (a)3,5−ジ−tert−ブチル−2−ペンチルオキシ
ブロモベンゼン 実施例1(a)の方法と同様にして、6g(21mmol)の
2−ブロモ−4,6−ジ−tert−ブチルフェノールを3
ml(23.2mmol)のヨードペンタンと反応させると、
7.3g(98%)の所望の生成物が無色のオイル形態
で得られる。
ンチルオキシフェニルボロン酸 実施例1(b)の方法と同様にして、7.26g(20.
5mmol)の3,5−ジ−tert−ブチル−2−ペンチルオ
キシブロモベンゼンを7.1ml(30.75mmol)のト
リイソプロピル=ボラートと反応させると、6.4g
(98%)の所望のボロン酸が得られる。
t−ブチル−6’−メトキシメトキシ−2’−ペンチル
オキシ−3−ビフェニリル)アクリラート 実施例1(c)の方法と同様にして、3g(9.5mmol)
の3,5−ジ−tert−ブチル−2−ペンチルオキシフェ
ニルボロン酸を2g(6.35mmol)のエチル=3−
(3−ブロモ−4−メトキシメトキシフェニル)アクリ
ラートと反応させると、2.1g(65%)の所望のエ
チルエステルが得られる。
t−ブチル−6−ヒドロキシ−2’−ペンチルオキシ−
3−ビフェニリル)アクリラート 実施例2(g)の方法と同様にして、1.84g(3.6
mmol)の上記エチルエステルから出発すると、1.6g
(88%)の所望の生成物が得られる。
ル−6−ヒドロキシ−2’−ペンチルオキシ−3−ビフ
ェニリル)アクリル酸 実施例2(h)の方法と同様にして、1.62g(3.2
mmol)のエチル=3−(3’,5’−ジ−tert−ブチル
−6−ヒドロキシ−2’−ペンチルオキシ−3−ビフェ
ニリル)アクリラートから出発すると、1.2g(86
%)の166−7℃の融点を有する3−(3’,5’−
ジ−tert−ブチル−6−ヒドロキシ−2’−ペンチルオ
キシ−3−ビフェニリル)アクリル酸が得られる。
−2’−メトキシ−3−ビフェニリル)アクリル酸 (a)エチル=3−(3’,5’−ジ−tert−ブチル−
2’−メトキシ−6−メトキシメトキシ−3−ビフェニ
リル)アクリラート 実施例1(c)の方法と同様にして、2.18g(8.2
6mmol)の3,5−ジ−tert−ブチル−2−ペンチルオ
キシフェニルボロン酸を2g(6.35mmol)のエチル
=3−(3−ブロモ−4−メトキシメトキシフェニル)
アクリラートと反応させると、2g(70%)の所望の
エチルエステルが得られる。
t−ブチル−6−ヒドロキシ−2’−メトキシ−3−ビ
フェニリル)アクリラート 実施例2(g)の方法と同様にして、1.45g(3.1
7mmol)の上記エチルエステルから出発すると、1.2
5g(96%)の所望の生成物が得られる。
ル−6−ヒドロキシ−2’−メトキシ−3−ビフェニリ
ル)アクリル酸 実施例2(h)の方法と同様にして、1.23g(3mmo
l)のエチル=3−(3’,5’−ジ−tert−ブチル−
6−ヒドロキシ−2’−メトキシ−3−ビフェニリル)
アクリラートから出発すると、800mg(69%)の1
66−7℃の融点を有する3−(3’,5’−ジ−tert
−ブチル−6−ヒドロキシ−2’−メトキシ−3−ビフ
ェニリル)アクリル酸が得られる。
トラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフ
チル)−4−メトキシメトキシフェニル]アクリル酸 (a)3−ベンジルオキシ−2−ブロモ−5,5,8,
8−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロナフ
タレン 実施例1(a)の方法と同様にして、5g(25mmol)の
3−ヒドロキシ−2−ブロモ−5,5,8,8−テトラ
メチル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレンを
3.5ml(29.5mmol)のベンジルブロミドと反応さ
せると、6.15g(66%)の所望の生成物が得られ
る。
8−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2
−ナフチルボロン酸 実施例1(b)の方法と同様にして、6.15g(16.
5mmol)の3−ベンジルオキシ−2−ブロモ−5,5,
8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ
ナフタレンを5.7ml(24.7mmol)のトリイソプロ
ピル=ボラートと反応させると、3.5g(62%)の
125−6℃の融点を有する所望のボロン酸が得られ
る。
オキシ−5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,
8−テトラヒドロ−2−ナフチル)−4−メトキシメト
キシフェニル]アクリラート 実施例1(c)の方法と同様にして、3.4g(10mmo
l)の3−ベンジルオキシ−5,5,8,8−テトラメ
チル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチルボ
ロン酸を3.17g(10mmol)のエチル=3−(3−
ブロモ−4−メトキシメトキシフェニル)アクリラート
と反応させると、3g(56%)の所望のエチルエステ
ルが得られる。
5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テト
ラヒドロ−2−ナフチル)−4−メトキシメトキシフェ
ニル]アクリル酸 実施例2(h)の方法と同様にして、1.3g(2.46
mmol)の上記エチルエステルから出発すると、1g(9
0%)の161−3℃の融点を有する3−[3−(3−
ベンジルオキシ−5,5,8,8−テトラメチル−5,
6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル)−4−メト
キシメトキシフェニル]アクリル酸が得られる。
トラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフ
チル)−4−ヒドロキシフェニル]アクリル酸 (a)エチル=3−[3−(3−ベンジルオキシ−5,
5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒ
ドロ−2−ナフチル)−4−ヒドロキシフェニル]アク
リラート 実施例2(g)の方法と同様にして、1.8g(3.4mm
ol)のエチル=3−[3−(3−ベンジルオキシ−5,
5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒ
ドロ−2−ナフチル)−4−メトキシメトキシフェニ
ル]アクリラートから出発すると、1.2g(72%)
の所望のエチル=3−[3−(3−ベンジルオキシ−
5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テト
ラヒドロ−2−ナフチル)−4−ヒドロキシフェニル]
アクリラートが得られる。
5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テト
ラヒドロ−2−ナフチル)−4−ヒドロキシフェニル]
アクリル酸 実施例2(h)の方法と同様にして、1.2g(2.47
mmol)の上記エチルエステルから出発すると、980mg
(98%)の123−4℃の融点を有する3−[3−
(3−ベンジルオキシ−5,5,8,8−テトラメチル
−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル)−4
−ヒドロキシフェニル]アクリル酸が得られる。
ペンタメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナ
フチル)フェニル]プロピン酸 (a)2’,2’−ジブロモ−4−メトキシメトキシ−
3−(3,5,5,8,8−ペンタメチル−5,6,
7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル)フェニル]エチ
レン 4.95g(14.71mmol)の4−メトキシメトキシ
−3−(3,5,5,8,8−ペンタメチル−5,6,
7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル)フェニル]カル
ボキサルデヒドおよび50mlのジクロロメタンを丸底フ
ラスコにいれる。9.75g(29.4mmol)の四臭化
炭素および15.45g(58.84mmol)のトリフェ
ニルホスフィンを続いて添加し、該混合物を2時間室温
で攪拌する。反応媒体を濃縮し、残さをシリカのカラム
クロマトグラフィーでジクロロメタンで溶出して精製す
る。6.75g(88%)の所望の生成物が得られる。 (b)[4−メトキシメトキシ−3−(3,5,5,
8,8−ペンタメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ
−2−ナフチル)フェニル]アセチレン 7.6g(12.9mmol)の2’,2’−ジブロモ−4
−メトキシメトキシ−3−(3,5,5,8,8−ペン
タメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチ
ル)フェニル]エチレンと50mlのTHFを、窒素気流
下、3首フラスコにいれる。11ml(27.1mmol)の
n−ブチルリチウム溶液(ヘキサン中2.5M)を−78
℃で滴下し、該混合物を室温まで昇温させる。反応媒体
を水に注ぎ、エチルエーテルで抽出し、有機相をデカン
タし、硫酸マグネシウムで乾燥して濃縮する。得られた
残さをシリカのカラムクロマトグラフィーでヘプタン及
び酢酸エチル(98:2)の混合物で溶出して精製す
る。溶媒蒸発後、3.68g(79%)の所望のアセチ
レン誘導体が黄色のオイル形態で得られる。
3−(3,5,5,8,8−ペンタメチル−5,6,
7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル)フェニル]プロ
ピノアート 3.65g(10.1mmol)の上記アセチレン誘導体と
60mlのTHFを、窒素気流下、3首フラスコにいれる。
4.45ml(11.1mmol)のn−ブチルリチウム溶液
(ヘキサン中2.5M)を−78℃で滴下し、該混合物
を30分間攪拌する。1.15ml(12.1mmol)のエ
チル=クロロホルマートを−78℃で添加し、該混合物
を室温まで昇温させる。反応媒体を塩化アンモニウム水
に注ぎ、エチルエーテルで抽出し、有機相をデカンタ
し、硫酸マグネシウムで乾燥して濃縮する。得られた残
さをシリカのカラムクロマトグラフィーでヘプタン及び
酢酸エチル(98:2)の混合物で溶出して精製する。
溶媒蒸発後、4.14g(95%)のエチル=[4−メ
トキシメトキシ−3−(3,5,5,8,8−ペンタメ
チル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル)
フェニル]プロピノアートが黄色のオイル形態で得られ
る。 (d)[4−メトキシメトキシ−3−(3,5,5,
8,8−ペンタメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ
−2−ナフチル)フェニル]プロピン酸 実施例2(h)の方法と同様にして、439mg(1mmo
l)のエチル=[4−メトキシメトキシ−3−(3,
5,5,8,8−ペンタメチル−5,6,7,8−テト
ラヒドロ−2−ナフチル)フェニル]プロピノアートか
ら出発すると、375mg(91%)の168−170℃
の融点を有する[4−メトキシメトキシ−3−(3,
5,5,8,8−ペンタメチル−5,6,7,8−テト
ラヒドロ−2−ナフチル)フェニル]プロピン酸が得ら
れる。
トラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフ
チル)−4−メトキシメトキシフェニル]アクリル酸 (a)エチル=3−[3−(3−プロピルオキシ−5,
5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒ
ドロ−2−ナフチル)−4−メトキシメトキシフェニ
ル]アクリラート 実施例1(c)の方法と同様にして、3g(10.4mmo
l)の(3−プロピルオキシ−5,5,8,8−テトラ
メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチ
ル)ボロン酸(WO97/33881に記載の調製)を
3.2g(10.1mmol)のエチル=3−(3−ブロモ
−4−メトキシメトキシフェニル)アクリラート(実施
例2(c)で調製)と反応させ、シリカのカラムクロマ
トグラフィーでヘプタン及び酢酸エチル(98:2)の
混合物で溶出して精製すると、2.1g(43%)の所
望のエチルエステルが得られる。 (b)3−[3−(3−プロピルオキシ−5,5,8,
8−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2
−ナフチル)−4−メトキシメトキシフェニル]アクリ
ル酸 実施例2(h)の方法と同様にして、724mg(1.5m
mol)のエチル=3−[3−(3−プロピルオキシ−
5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テト
ラヒドロ−2−ナフチル)−4−メトキシメトキシフェ
ニル]アクリラートから出発すると、620mg(91
%)の170−1℃の融点を有する3−[3−(3−プ
ロピルオキシ−5,5,8,8−テトラメチル−5,
6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル)−4−メト
キシメトキシフェニル]アクリル酸が得られる。
トラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフ
チル)−4−メトキシメトキシフェニル]アクリル酸 (a)2−ブロモ−3−ペンチルオキシ−5,5,8,
8−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロナフ
タレン 実施例1(a)の方法と同様にして、5g(25mmol)の
3−ブロモ−5,5,8,8−テトラメチル−5,6,
7,8−テトラヒドロ−2−ナフトールを3.9ml(2
9.5mmol)の5−ヨードペンタンと反応させると、7
g(79%)の所望の生成物が無色のオイル形態で得ら
れる。 (b)(3−ペンチルオキシ−5,5,8,8−テトラ
メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチ
ル)ボロン酸 実施例1(b)の方法と同様にして、6.9g(19.5
mmol)の2−ブロモ−3−ペンチルオキシ−5,5,
8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ
ナフタレンから出発すると、4.68g(75%)の所
望のボロン酸誘導体が得られる。
オキシ−5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,
8−テトラヒドロ−2−ナフチル)−4−メトキシメト
キシフェニル]アクリラート 実施例1(c)の方法と同様にして、4g(12.6mmo
l)の(3−ペンチルオキシ−5,5,8,8−テトラ
メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチ
ル)ボロン酸を2.64g(8.4mmol)のエチル=3
−[3−(3−ブロモ−4−メトキシメトキシフェニ
ル)アクリラート(実施例2(c)で調製)と反応さ
せ、シリカのカラムクロマトグラフィーでヘプタン及び
酢酸エチル(98:2)の混合物で溶出して精製する
と、3.2g(75%)の所望のエチルエステルが得ら
れる。 (d)3−[3−(3−ペンチルオキシ−5,5,8,
8−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2
−ナフチル)−4−メトキシメトキシフェニル]アクリ
ル酸 実施例2(h)の方法と同様にして、1.7g(3.26
mmol)のエチル=3−[3−(3−ペンチルオキシ−
5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テト
ラヒドロ−2−ナフチル)−4−メトキシメトキシフェ
ニル]アクリラートから出発すると、1.35g(86
%)の178−80℃の融点を有する3−[3−(3−
ペンチルオキシ−5,5,8,8−テトラメチル−5,
6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル)−4−メト
キシメトキシフェニル]アクリル酸が得られる。
−2’−メチル−3−ビフェニリル)アクリル酸 (a)4−ブロモ−3−メチルフェノール 80.0g(740mmol)の3−メチルフェノールおよ
び400mlの氷酢酸を窒素雰囲気下、2リットルの3首
フラスコにいれる。該混合物を15℃に冷却し、38ml
(742mmol)のブロミンを滴下し、該混合物を15℃
で3時間攪拌する。反応媒体を1リットルの水に注ぎ、
エチルエーテルで抽出し、有機相をデカンタして水で洗
浄してpHを中性にし、硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒
を蒸発させる。得られた残さをヘプタンから磨砕して、
ろ過し、乾燥させる。70g(50%)の55−56℃
の融点を有する白色粉末が得られる。 (b)2−(1−アダマンチル)−4−ブロモ−3−メ
チルフェノール 70.0g(376mmol)の4−ブロモ−3−メチルフ
ェノール、63g(414mmol)の1−アダマンタノー
ル、500mlのヘプタン、および50mlのジクロロメタ
ンを窒素雰囲気下、2000mlの丸底フラスコにいれ
る。20ml(376mmol)の98%硫酸を滴下し、該混
合物を室温で3時間攪拌する。反応媒体を水に注ぎ、炭
酸水素ナトリウムでpH8−9まで中性化し、酢酸エチル
で抽出し、有機相をデカンタして水で洗浄してpHを中性
にし、硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を蒸発させる。
得られた残さをヘプタンから磨砕して、ろ過し、乾燥さ
せる。59g(49%)の139−141℃の融点を有
するピンク白色粉末が得られる。
ロモ−5−メチルアニソール 8g(24.9mmol)の2−(1−アダマンチル)−4
−ブロモ−3−メチルフェノール、75mlのDMFおよび
25mlのTHFを、窒素気流下、250mlの3首フラスコ
にいれる。880mg(27.4mmol)の水素化ナトリウ
ム(オイル中75%)を少しずつ添加し、該混合物をガ
スの発生が終了するまで攪拌する。次いで、1.9ml
(30mmol)のヨードメタンを添加し、該混合物を室温
で2時間攪拌する。反応媒体を氷水に注ぎ、エチルエー
テルで抽出する。有機相をデカンタし、硫酸マグネシウ
ムで乾燥して、溶媒を蒸発させる。得られた残さをヘプ
タンから磨砕して、ろ過し、乾燥させる。6.44g
(77%)の129−131℃の融点を有する淡いベー
ジュ色の粉末が得られる。 (d)5−(1−アダマンチル)−4−メトキシ−2−
メチルフェニルボロン酸 6g(17.9mmol)の2−(1−アダマンチル)−4
−ブロモ−5−メチルアニソールおよび40mlのTHF
を、窒素気流下、250mlの3首フラスコにいれる。
7.9ml(19.7mmol)のn−ブチルリチウム(ヘキ
サン中2.5M)を−78℃で滴下し、該混合物を15
分間攪拌する。同温度で、5ml(21.5mmol)のトリ
イスプロピル=ボラートを添加し、該混合物を30分間
攪拌する。20mlの塩酸(1N)を−50℃で添加し、
該混合物を室温まで昇温させる。反応媒体をエチルエー
テルで抽出し、有機相をデカンタし、硫酸マグネシウム
で乾燥して濃縮する。得られた固体をヘプタンから磨砕
して、ろ過し、乾燥する。4.75g(88%)の27
6−278℃の融点を有する所望のボロン酸が得られ、
該生成物は、さらなる精製を行うことなく、次の合成に
使用される。
ル−4’−メトキシ−2’−メチル−3−ビフェニリ
ル)アクリル酸 1.0g(3.33mmol)の上記で得られた5−(1−
アダマンチル)−4−メトキシ−2−メチルフェニルボ
ロン酸、580mg(2.56mmol)の3−ブロモケイヒ
酸、および30mlのDMEを、窒素気流下、100mlの3
首フラスコにいれる。4.5mlの炭酸カリウム水溶液
(2M)を滴下し、反応媒体を脱気する。150mg
(0.13mmol)のテトラキストリフェニルホスフィン
パラジウム(0)を次いで添加し、該混合物を2時間還
流する。水および酢酸エチルを反応媒体に添加し、該混
合物をpH1まで塩酸(1N)を用いて酸性化する。有機
相をデカンタし、水で洗浄して、硫酸マグネシウムで乾
燥して濃縮する。得られた残さをシリカのカラムクロマ
トグラフィーでヘプタンおよび酢酸エチル(85/1
5)の混合物で溶出して精製する。溶媒蒸発後、750
mgの粘性ゲルが収集され、これは、窒素気流下に結晶化
する。得られた黄色の結晶をエタノールから再結晶し、
ろ過して乾燥すると、452mg(44%)の194−6
℃の融点を有する3−(5’−アダマンタン−1−イル
−4’−メトキシ−2’−メチル−3−ビフェニリル)
アクリル酸が得られる。
−4’−メトキシ−2’−メチル−3−ビフェニリル)
アクリル酸 (a)エチル=3−(3−ブロモ−4−ヒドロキシフェ
ニル)アクリラート 実施例2(g)の方法と同様にして、10.1g(20.
3mmol)の実施例2(c)で得られたエチル=3−(3
−ブロモ−4−メトキシメトキシフェニル)アクリラー
トを5.4ml(102mmol)の98%硫酸と反応させる
と、112−3℃の融点を有する白色粉末の形態で、
3.9g(49%)のエチル=3−(3−ブロモ−4−
ヒドロキシフェニル)アクリラートが得られる。 (b)エチル=3−(5’−アダマンタン−1−イル−
6−ヒドロキシ−4’−メトキシ−2’−メチル−3−
ビフェニリル)アクリラート 実施例1(c)の方法と同様にして、3.0g(10mmo
l)の実施例10(d)で得られた5−(1−アダマンチ
ル)−4−メトキシ−2−メチルフェニルボロン酸を、
2.25g(8.33mmol)の上記で得られたエチル=
3−(3−ブロモ−4−ヒドロキシフェニル)アクリラ
ートと反応させると、570mg(15%)の164−6
℃の融点を有する白色粉末が得られる。 (c)3−(5’−アダマンタン−1−イル−6−ヒド
ロキシ−4’−メトキシ−2’−メチル−3−ビフェニ
リル)アクリル酸 実施例2(h)の方法と同様にして、270mg(0.6m
mol)のエチル=3−(5’−アダマンタン−1−イル
−6−ヒドロキシ−4’−メトキシ−2’−メチル−3
−ビフェニリル)アクリラートから出発すると、190
mg(76%)の120℃で分解が始まる白色粉末が得ら
れる。
−6−メトキシメトキシ−2’−メチル−3−ビフェニ
リル)アクリル酸 (a)エチル=3−(5’−アダマンタン−1−イル−
4’−メトキシ−6−メトキシメトキシ−2’−メチル
−3−ビフェニリル)アクリラート 実施例2(b)の方法と同様にして、300mg(0.6
7mmol)の実施例11(b)で得られたエチル=3−
(5’−アダマンタン−1−イル−6−ヒドロキシ−
4’−メトキシ−2’−メチル−3−ビフェニリル)ア
クリラートを、64mg(0.8mmol)のメトキシメチル
クロリドと反応させると、320mg(97%)の白色ゲ
ルが得られる。
ル−4’−メトキシ−6−メトキシメトキシ−2’−メ
チル−3−ビフェニリル)アクリル酸 実施例2(h)の方法と同様にして、300mg(0.6
1mmol)の上記で得られたエチル=3−(5’−アダマ
ンタン−1−イル−4’−メトキシ−6−メトキシメト
キシ−2’−メチル−3−ビフェニリル)アクリラート
から出発すると、200mg(71%)の113℃で分解
が始まる白色粉末が得られる。
ルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−5,6,
7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]フェニル}アク
リル酸 (a)2−ブロモ−3−メトキシメトキシ−5,5,
8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ
ナフタレン 実施例1(a)の方法と同様にして、100g(353mm
ol)の3−ブロモ−5,5,8,8−テトラメチル−
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフトールを32
ml(406mmol)のメトキシメチルクロリドと反応させ
ると、100g(86%)の所望の生成物が69−71
℃の融点を有するベージュ色の粉末形態で得られる。 (b)3−メトキシメトキシ−5,5,8,8−テトラ
メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル
ボロン酸 実施例1(b)の方法と同様にして、90g(275mmo
l)の上記で得られた2−ブロモ−3−メトキシメトキ
シ−5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8−
テトラヒドロナフタレンを反応させると、70g(87
%)の所望の生成物が130−132℃の融点を有する
白色の粉末形態で得られる。
ルデヒド 実施例1(a)の方法と同様にして、50g(270mmo
l)の3−ブロモ−4−ヒドロキシベンズアルデヒド
(実施例2(a)にしたがって得られた)と20.2ml
(338mmol)のヨードメタンとを反応させると、48
g(83%)の所望の生成物が48−50℃の融点を有
する白色の粉末形態で得られる。 (d)エチル=3−(3−ブロモ−4−メトキシフェニ
ル)アクリラート 実施例2(c)の方法と同様にして、46g(214mmo
l)の上記で得られた3−ブロモ−4−メトキシベンズ
アルデヒドと55.2ml(278mmol)のトリエチル=
ホスホノアセタートとを反応させると、47g(77
%)の所望の生成物が76−78℃の融点を有する白色
フレーク形態で得られる。
(3−メトキシメトキシ−5,5,8,8−テトラメチ
ル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル)フ
ェニル]アクリラート 実施例1(c)の方法と同様にして、53.3g(182
mmol)の実施例13(b)で得られた3−メトキシメト
キシ−5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8
−テトラヒドロ−2−ナフチルボロン酸と40g(14
0mmol)のエチル=3−(3−ブロモ−4−メトキシフ
ェニル)アクリラートとを反応させると、63g(99
%)の所望の生成物が、粘性の黄色オイルの形態で得ら
れる。
シ−5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8−
テトラヒドロ−2−ナフチル)−4−メトキシフェニ
ル]アクリラート 実施例2(g)の方法と同様にして、63g(140mmo
l)の上記で得られたエチル=3−[4−メトキシ−3
−(3−メトキシメトキシ−5,5,8,8−テトラメ
チル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル)
フェニル]アクリラートと22ml(420mmol)の硫酸
とを反応させると、42.5g(75%)の所望の生成
物が、147−149℃の融点を有する淡い黄色の粉末
形態で得られる。 (g)エチル=3−{4−メトキシ−3−[3−(3−
メトキシベンジルオキシ)−5,5,8,8−テトラメ
チル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]
フェニル}アクリラート 実施例1(a)の方法と同様にして、1g(2.45mmo
l)の上記で得られたエチル=3−[3−(3−ヒドロ
キシ−5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8
−テトラヒドロ−2−ナフチル)−4−メトキシフェニ
ル]アクリラートを4ml(3mmol)の3−メトキシベン
ジルクロリドとを反応させると、1.30g(100
%)の所望の生成物が、黄色のオイル形態で得られる。
(3−メトキシベンジルオキシ)−5,5,8,8−テ
トラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフ
チル]フェニル}アクリル酸 実施例2(h)の方法と同様にして、1.3g(2.45
mmol)の上記で得られたエチル=3−{4−メトキシ−
3−[3−(3−メトキシベンジルオキシ)−5,5,
8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ
−2−ナフチル]フェニル}アクリラートから出発する
と、830mg(67%)の所望の生成物が、168−1
70℃の融点を有する白色の粉末形態で得られる。
ルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−5,6,
7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]フェニル}アク
リル酸 (a)エチル=3−{4−メトキシ−3−[3−(4−
メトキシベンジルオキシ)−5,5,8,8−テトラメ
チル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]
フェニル}アクリラート 実施例1(a)の方法と同様にして、1.23g(3mmo
l)の実施例13(f)で得られたエチル=3−[3−
(3−ヒドロキシ−5,5,8,8−テトラメチル−
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル)−4−
メトキシフェニル]アクリラートを490μl(3.6m
mol)の4−メトキシベンジルクロリドと反応させる
と、1.58g(100%)の所望の生成物が黄色のオ
イル形態で得られる。
(4−メトキシベンジルオキシ)−5,5,8,8−テ
トラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフ
チル]フェニル}アクリル酸 実施例2(h)の方法と同様にして、1.58g(3mmo
l)の上記で得られたエチル=3−{4−メトキシ−3
−[3−(4−メトキシベンジルオキシ)−5,5,
8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ
−2−ナフチル]フェニル}アクリラートから出発する
と、1.1g(71%)の所望の生成物が、201−2
03℃の融点を有する白色の粉末形態で得られる。
5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テト
ラヒドロ−2−ナフチル]−4−メトキシフェニル}ア
クリル酸 (a)エチル=3−{3−[3−(6−ヒドロキシヘキ
シルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−5,
6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]−4−メト
キシフェニル}アクリラート 実施例1(a)の方法と同様にして、1.4g(3.4mm
ol)の実施例13(f)で得られたエチル=3−[3−
(3−ヒドロキシ−5,5,8,8−テトラメチル−
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル)−4−
メトキシフェニル]アクリラートを540μl(4.1m
mol)の1−ブロモヘキサノールと反応させると、85
0mg(50%)の所望の生成物が黄色のオイル形態で得
られる。
ヘキシルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]−4−
メトキシフェニル}アクリル酸 実施例2(h)の方法と同様にして、850mg(1.6
7mmol)の上記で得られたエチル=3−{3−[3−
(6−ヒドロキシヘキシルオキシ)−5,5,8,8−
テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナ
フチル]−4−メトキシフェニル}アクリラートから出
発すると、510mg(63%)の所望の生成物が、11
8−120℃の融点を有する白色の粉末形態で得られ
る。
5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テト
ラヒドロ−2−ナフチル]−4−メトキシフェニル}ア
クリル酸 (a)エチル=3−{3−[3−(7−ヒドロキシヘプ
チルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−5,
6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]−4−メト
キシフェニル}アクリラート 1.23g(3mmol)の実施例13(f)で得られたエチ
ル=3−[3−(3−ヒドロキシ−5,5,8,8−テ
トラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフ
チル)−4−メトキシフェニル]アクリラート、440
mg(3.2mmol)の炭酸カリウム、540μl(3.5m
mol)の1−ブロモヘプタノール、および30mlのブタ
ノンを丸底フラスコにいれる。該混合物を8時間、還流
し、反応媒体を水に注ぎ、塩酸でpH1まで酸性化し、エ
チルエーテルで抽出して、有機相をデカンタし、硫酸マ
グネシウムで乾燥、濃縮する。1.57g(100%)
の所望の生成物が黄色のオイル形態で得られる。
ヘプチルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]−4−
メトキシフェニル}アクリル酸 実施例2(h)の方法と同様にして、1.57g(3mmo
l)の上記で得られたエチル=3−{3−[3−(7−
ヒドロキシヘプチルオキシ)−5,5,8,8−テトラ
メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチ
ル]−4−メトキシフェニル}アクリラートから出発す
ると、700mg(47%)の所望の生成物が、105−
107℃の融点を有する白色の粉末形態で得られる。
5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テト
ラヒドロ−2−ナフチル]−4−メトキシフェニル}ア
クリル酸 (a)エチル=3−{3−[3−(5−アセトキシペン
チルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−5,
6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]−4−メト
キシフェニル}アクリラート 実施例1(a)の方法と同様にして、1.20g(2.9
0mmol)の実施例13(f)で得られたエチル=3−
[3−(3−ヒドロキシ−5,5,8,8−テトラメチ
ル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル)−
4−メトキシフェニル]アクリラートを727mg(3.
48mmol)の5−ブロモペンチル=アセタートと反応さ
せると、1.42g(92%)の所望の生成物が黄色の
オイル形態で得られる。
ペンチルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]−4−
メトキシフェニル}アクリル酸 実施例2(h)の方法と同様にして、1.42g(2.6
5mmol)の上記で得られたエチル=3−{3−[3−
(5−アセトキシペンチルオキシ)−5,5,8,8−
テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナ
フチル]−4−メトキシフェニル}アクリラートから出
発すると、730mg(60%)の所望の生成物が、11
5−117℃の融点を有する白色の粉末形態で得られ
る。
5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テト
ラヒドロ−2−ナフチル]−4−メトキシフェニル}ア
クリル酸 (a)エチル=3−{3−[3−(3−ヒドロキシプロ
ピルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−5,
6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]−4−メト
キシフェニル}アクリラート 実施例16(a)の方法と同様にして、1.2g(2.9
mmol)の実施例13(f)で得られたエチル=3−[3
−(3−ヒドロキシ−5,5,8,8−テトラメチル−
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル)−4−
メトキシフェニル]アクリラートを490mg(3.5mm
ol)の1−ブロモプロパノールと反応させると、632
mg(47%)の所望の生成物が黄色のオイル形態で得ら
れる。
プロピルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]−4−
メトキシフェニル}アクリル酸 実施例2(h)の方法と同様にして、632mg(1.3
5mmol)の上記で得られたエチル=3−{3−[3−
(3−ヒドロキシプロピルオキシ)−5,5,8,8−
テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナ
フチル]−4−メトキシフェニル}アクリラートから出
発すると、449mg(75%)の所望の生成物が、19
8−200℃の融点を有する白色の粉末形態で得られ
る。
トラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフ
チル)フェニル]アクリル酸 (a−a)1−メトキシメトキシ−5,5,8,8−テト
ラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン 実施例1(a)の方法と同様にして、8.65g(42.
4mmol)の5,5,8,8−テトラメチル−5,6,
7,8−テトラヒドロ−2−ナフトールを3.55ml
(46.6mmol)のメトキシメチルクロリドと反応させ
ると、10.5g(100%)の所望の生成物が得られ
る。 (a−b)1−メトキシメトキシ−5,5,8,8−テト
ラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフタ
レンボロン酸 1g(4mmol)の1−メトキシメトキシ−5,5,8,
8−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロナフ
タレンおよび12mlのTHFを丸底フラスコにいれる。該
混合物を−78℃に冷却し、630μl(4.2mmol)
のTMEDA、次いで3.4ml(4.4mmol)のsec−BuLi
(1.3M)を滴下する。該混合物を−78℃で1時間
攪拌し、次いで、1.4ml(6mmol)のトリイソプロピ
ル=ボラートを添加し、該混合物を室温まで昇温する。
3mlの塩酸(5%)を−40℃で添加し、該混合物を室
温で1時間攪拌する。反応媒体を水に注ぎ、酢酸エチル
で抽出して、有機相をデカンタして硫酸マグネシウムで
乾燥し、濃縮する。得られた残さをシリカのカラムクロ
マトグラフィーで、ジクロロメタンおよびメタノール
(98:2)の混合物で溶出して精製する。900mg
(77%)の淡い黄色のオイル形態の所望のボロン酸誘
導体が得られる。 (a−c)3−[3−(1−メトキシメトキシ−5,5,
8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ
−2−ナフチル)フェニル]アクリル酸 実施例1(c)の方法と同様にして、3.4g(11.6
mmol)の1−メトキシメトキシ−5,5,8,8−テト
ラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフタ
レンボロン酸を1.32g(5.8mmol)の3−ブロモ
ケイヒ酸と反応させ、ヘプタン中で磨砕すると、1.4
g(62%)の3−[3−(1−メトキシメトキシ−
5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テト
ラヒドロ−2−ナフチル)フェニル]アクリル酸が18
8−9℃の融点を有する白色の粉末形態で得られる。
シ−5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8−
テトラヒドロ−2−ナフチル)フェニル]アクリラート 1.24g(3.15mmol)の上記(a−c)で得られた
3−[3−(1−メトキシメトキシ−5,5,8,8−
テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナ
フチル)フェニル]アクリル酸、15mlのメタノール、
および15mlのTHFを丸底フラスコにいれる。620μl
の濃硫酸を添加し、該混合物を室温で8時間、攪拌し
て、2時間還流する。反応媒体を水に注ぎ、エチルエー
テルで抽出して、有機相をデカンタして硫酸マグネシウ
ムで乾燥し、濃縮する。1.1g(100%)の197
−8℃の融点を有するメチル=3−[3−(1−ヒドロ
キシ−5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8
−テトラヒドロ−2−ナフチル)フェニル]アクリラー
トが得られる。 (b)メチル=3−[3−(1−ベンジルオキシ−5,
5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒ
ドロ−2−ナフチル)フェニル]アクリラート 実施例1(a)の方法と同様にして、500mg(1.3
7mmol)のメチル=3−[3−(1−ヒドロキシ−5,
5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒ
ドロ−2−ナフチル)フェニル]アクリラートを180
μl(1.5mmol)のベンジルブロミドと反応させる
と、550mg(88%)の所望の生成物が黄色のオイル
形態で得られる。 (c)3−[3−(1−ベンジルオキシ−5,5,8,
8−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2
−ナフチル)フェニル]アクリル酸 実施例2(h)の方法と同様にして、498mg(1.0
1mmol)のエチル=3−[3−(1−ベンジルオキシ−
5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テト
ラヒドロ−2−ナフチル)フェニル]アクリラートから
出発すると、360mg(82%)の153−4℃の融点
を有する3−[3−(1−ベンジルオキシ−5,5,
8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ
−2−ナフチル)フェニル]アクリル酸が得られる。
チルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−5,
6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]−4−メト
キシフェニル}アクリル酸 (a)tert−ブチル=6−ブロモヘキサノアート 10mlのジクロロメタンに溶解した1.95g(10mmo
l)の6−ブロモヘキサン酸を窒素気流下、丸底フラス
コにいれる。4.37g(20mmol)のtert−ブチル−
2,2,2−トリクロロアセトイミダートの20mlのシ
クロヘキサン中の溶液を滴下し、次いで、直ちに200
μlのトリフルオロボランエーテラートを滴下する。該
混合物を室温で5分間攪拌し、5gの炭酸水素ナトリウ
ムをいれ、該混合物を1分間攪拌する。得られた懸濁液
をシクロヘキサンで予め湿潤させたシリカのカラムに置
き、8:2のシクロヘキサン/酢酸エチル混合物で溶出
する。溶媒蒸発後、1.63g(65%)の無色オイル
が得られる。
t−ブトキシカルボニルペンチルオキシ)−5,5,
8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ
−2−ナフチル]−4−メトキシフェニル}アクリラー
ト 実施例1(a)の方法と同様にして、2.36g(5.8
mmol)の実施例13(f)で得られたエチル=3−[3
−(3−ヒドロキシ−5,5,8,8−テトラメチル−
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル)−4−
メトキシフェニル]アクリラートを1.6g(6.3mmo
l)の上記で得られたtert−ブチル=6−ブロモヘキサ
ノアートと反応させると、3.3g(100%)の所望
の生成物が黄色のオイル形態で得られる。
キシカルボニルペンチルオキシ)−5,5,8,8−テ
トラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフ
チル]−4−メトキシフェニル}アクリル酸 1.0g(1.7mmol)の上記で得られたエチル=3−
{3−[3−(5−tert−ブトキシカルボニルペンチル
オキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−5,6,
7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]−4−メトキシ
フェニル}アクリラートを25mlのTHFに溶解した溶液
を丸底フラスコにいれ、730mg(17mmol)の水酸化
リチウムおよび2mlの水を添加する。該混合物をTHFが
還流するように8時間加熱し、室温で48時間攪拌す
る。反応媒体を水に注ぎ、塩酸でpH1に酸性化し、エチ
ルエーテルで抽出して、有機相をデカンタし、硫酸マグ
ネシウムで乾燥し、ろ過して濃縮する。得られた残さを
シリカのカラムクロマトグラフィーで、8:2のヘプタ
ン/酢酸エチル混合物で溶出する。溶媒蒸発後、126
mg(14%)の130−132℃の融点を有する白色粉
末が得られる。
チルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−5,
6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]−4−メト
キシフェニル}アクリル酸 (a)tert−ブチル=8−ブロモオクタノアート 実施例20(a)と同様の方法で、3g(13.4mmol)
の8−ブロモオクタン酸から出発すると、3g(80
%)の淡い黄色のオイルが得られる。
t−ブトキシカルボニルヘプチルオキシ)−5,5,
8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ
−2−ナフチル]−4−メトキシフェニル}アクリラー
ト 実施例1(a)の方法と同様にして、3.82g(9.3
4mmol)の実施例13(f)で得られたエチル=3−
[3−(3−ヒドロキシ−5,5,8,8−テトラメチ
ル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル)−
4−メトキシフェニル]アクリラートを3g(10.7m
mol)の上記で得られたtert−ブチル=8−ブロモオク
タノアートと反応させると、4.36g(77%)の所
望の生成物が黄色のオイル形態で得られる。
キシカルボニルヘプチルオキシ)−5,5,8,8−テ
トラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフ
チル]−4−メトキシフェニル}アクリル酸 実施例20(c)の方法と同様にして、1.15g(1.
9mmol)の上記で得られたエチル=3−{3−[3−
(7−tert−ブトキシカルボニルヘプチルオキシ)−
5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テト
ラヒドロ−2−ナフチル]−4−メトキシフェニル}ア
クリラートから出発すると、363mg(33%)の所望
の生成物が、126−128℃の融点を有する白色の粉
末形態で得られる。
5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テト
ラヒドロ−2−ナフチル]−4−メトキシフェニル}ア
クリル酸 (a)エチル=3−{3−[3−(7−カルボキシヘプ
チルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−5,
6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]−4−メト
キシフェニル}アクリラート 3.75g(6.18mmol)の実施例21(b)で得られ
たエチル=3−{3−[3−(7−tert−ブトキシカル
ボニルヘプチルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチ
ル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]−
4−メトキシフェニル}アクリラートを60mlのジクロ
ロメタンに溶解した溶液を丸底フラスコにいれ、4.7
6ml(61.8mmol)のトリフルオロ酢酸を添加し、該
混合物を室温で4時間攪拌する。反応媒体を水に注ぎ、
エチルエーテルで抽出し、有機相をデカンタして、硫酸
マグネシウムで乾燥し、ろ過して濃縮する。3.4g
(100%)の所望の生成物が白色フォームの形態で得
られる。
ヘプチルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]−4−
メトキシフェニル}アクリル酸 実施例2(h)の方法と同様にして、1g(1.8mmol)
の上記で得られたエチル=3−{3−[3−(7−カル
ボキシヘプチルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチ
ル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]−
4−メトキシフェニル}アクリラートから出発すると、
830mg(88%)の所望の生成物が、212−214
℃の融点を有する白色粉末の形態で得られる。
5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テト
ラヒドロ−2−ナフチル]−4−メトキシフェニル}ア
クリル酸 (a)エチル=3−{3−[3−(5−カルボキシペン
チルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−5,
6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]−4−メト
キシフェニル}アクリラート 実施例22(a)の方法と同様にして、2.3g(3.9
7mmol)の実施例20(b)で得られたエチル=3−
{3−[3−(5−tert−ブトキシカルボニルペンチル
オキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−5,6,
7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]−4−メトキシ
フェニル}アクリラートから出発すると、2.1g(1
00%)の所望の生成物が、白色フォームの形態で得ら
れる。
ペンチルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]−4−
メトキシフェニル}アクリル酸 実施例2(h)の方法と同様にして、900mg(1.7
2mmol)の上記で得られたエチル=3−{3−[3−
(5−カルボキシペンチルオキシ)−5,5,8,8−
テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナ
フチル]−4−メトキシフェニル}アクリラートから出
発すると、647mg(76%)の所望の生成物が、16
6−168℃の融点を有する白色粉末の形態で得られ
る。
−5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テ
トラヒドロ−2−ナフチル]−4−メトキシフェニル}
アクリル酸 (a)エチル=3−{3−[3−(5−カルバモイルペ
ンチルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−5,
6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]−4−メト
キシフェニル}アクリラート 1.27g(2.43mmol)の上記実施例23(a)で得
られたエチル=3−{3−[3−(5−カルボキシペン
チルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−5,
6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]−4−メト
キシフェニル}アクリラートを35mlのジクロロメタン
に溶解した溶液を丸底フラスコにいれ、505μl
(2.55mmol)のジシクロヘキシルアミンを添加し、
該混合物を10分間攪拌する。次いで、186μl
(2.55mmol)のチオニルクロリドを滴下し、該混合
物を室温で10分間攪拌する。反応媒体を乾燥するまで
濃縮し、得られた残さをエチルエーテルに取り込み、該
懸濁液をろ過して、ろ液を濃縮する。得られた残さを1
5mlのTHFに溶解し、該溶液を窒素雰囲気下、20mlのT
HF、405μl(2.92mmol)のトリエチルアミンお
よび160μlの34%アンモニア水(2.67mmol)
を含む3首フラスコに滴下する。該混合物を室温で30
分間攪拌し、反応媒体を水に注ぎ、1N塩酸でpH1まで
酸性化し、エチルエーテルで抽出して、有機相をデカン
タし、硫酸マグネシウムで乾燥後、ろ過、濃縮する。得
られた残さをシリカのカラムクロマトグラフィーで、ヘ
プタン及び酢酸エチル(80:20)の混合物で溶出す
る。溶媒蒸発後、750mg(60%)の所望の生成物
が、133−135℃の融点を有する白色粉末の形態で
得られる。
ルペンチルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]−4−
メトキシフェニル}アクリル酸 実施例2(h)の方法と同様にして、900mg(1.4m
mol)の上記で得られたエチル=3−{3−[3−(5
−カルバモイルペンチルオキシ)−5,5,8,8−テ
トラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフ
チル]−4−メトキシフェニル}アクリラートから出発
すると、190mg(27%)の所望の生成物が、179
−181℃の融点を有する白色粉末の形態で得られる。
−5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テ
トラヒドロ−2−ナフチル]−4−メトキシフェニル}
アクリル酸 (a)エチル=3−{3−[3−(7−カルバモイルペ
ンチルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−5,
6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]−4−メト
キシフェニル}アクリラート 実施例24(a)の方法と同様にして、1.5g(2.7
0mmol)の上記実施例22(a)で得られたエチル=3
−{3−[3−(7−カルボキシヘプチルオキシ)−
5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テト
ラヒドロ−2−ナフチル]−4−メトキシフェニル}ア
クリラートから出発すると、1g(68%)の所望の生
成物が、132−134℃の融点を有するベージュ色の
粉末形態で得られる。 (b)3−{3−[3−(7−カルバモイルヘプチルオ
キシ)−5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,
8−テトラヒドロ−2−ナフチル]−4−メトキシフェ
ニル}アクリル酸 実施例2(h)の方法と同様にして、1g(1.8mmol)
の上記で得られたエチル=3−{3−[3−(7−カル
バモイルヘプチルオキシ)−5,5,8,8−テトラメ
チル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]
−4−メトキシフェニル}アクリラートから出発する
と、700mg(74%)の所望の生成物が、199−2
01℃の融点を有する白色粉末の形態で得られる。
チル−3−(2−モルホリン−4−イル−エトキシ)−
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]フェニ
ル}アクリル酸 (a)エチル=3−{4−メトキシ−3−[5,5,
8,8−テトラメチル−3−(2−モルホリン−4−イ
ル−エトキシ)−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−
ナフチル]フェニル}アクリラート 実施例16(a)の方法と同様にして、1.4g(3.4
mmol)の実施例13(f)で得られたエチル=3−[3
−(3−ヒドロキシ−5,5,8,8−テトラメチル−
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル)−4−
メトキシフェニル]アクリラートを760mg(4.08
mmol)の4−(2−クロロエチル)−モルホリン塩酸塩
と反応させると、1.5g(85%)の所望の生成物が
黄色のオイル形態で得られる。
5,8,8−テトラメチル−3−(2−モルホリン−4
−イル−エトキシ)−5,6,7,8−テトラヒドロ−
2−ナフチル]フェニル}アクリル酸 実施例2(h)の方法と同様にして、1.5g(2.9mm
ol)の上記で得られたエチル=3−{4−メトキシ−3
−[5,5,8,8−テトラメチル−3−(2−モルホ
リン−4−イル−エトキシ)−5,6,7,8−テトラ
ヒドロ−2−ナフチル]フェニル}アクリラートから出
発すると、1.17g(83%)の所望の生成物が、1
40℃で分解する白色粉末の形態で得られる。
チル−3−(2−ピペリジン−1−イル−エトキシ)−
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]フェニ
ル}アクリル酸 (a)エチル=3−{4−メトキシ−3−[5,5,
8,8−テトラメチル−3−(2−ピペリジン−1−イ
ル−エトキシ)−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−
ナフチル]フェニル}アクリラート 実施例16(a)の方法と同様にして、1.4g(3.4
mmol)の実施例13(f)で得られたエチル=3−[3
−(3−ヒドロキシ−5,5,8,8−テトラメチル−
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル)−4−
メトキシフェニル]アクリラートを760mg(4.08
mmol)の1−(2−クロロエチル)−ピペリジン塩酸塩
と反応させると、1.57g(89%)の所望の生成物
が無色のオイル形態で得られる。
5,8,8−テトラメチル−3−(2−ピペリジン−1
−イル−エトキシ)−5,6,7,8−テトラヒドロ−
2−ナフチル]フェニル}アクリル酸 実施例2(h)の方法と同様にして、1.57g(3mmo
l)の上記で得られたエチル=3−{4−メトキシ−3
−[5,5,8,8−テトラメチル−3−(2−ピペリ
ジン−1−イル−エトキシ)−5,6,7,8−テトラ
ヒドロ−2−ナフチル]フェニル}アクリラートから出
発すると、900mg(61%)の所望の生成物が、25
1−253℃の融点を有する白色粉末の形態で得られ
る。
シベンジルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]フェニ
ル}アクリル酸 (a)2−メトキシメトキシベンズアルデヒド 実施例1(a)の方法と同様にして、30g(245mmo
l)の2−ヒドロキシベンズアルデヒドを21ml(27
0mmol)のメトキシメチルクロリドと反応させると、4
0.7g(100%)の所望の生成物がオフホワイト色
のオイル形態で得られる。
メタノール 40g(241mmol)の2−メトキシメトキシベンズア
ルデヒドを250mlのTHFに溶解した溶液を窒素気流
下、2リットルの丸底フラスコにいれ、3.65g(9
6mmol)の水素化アルミニウムリチウムを少しずつ添加
する。飽和塩化アンモニウム溶液で加水分解する前に、
反応媒体を室温で15分間攪拌し、次いで1N塩酸溶液
でpH1まで酸性化する。反応媒体を酢酸エチルで抽出
し、有機相をデカンタして、硫酸マグネシウムで乾燥
し、ろ過して、ろ液を濃縮する。39.2g(96%)
の無色のオイルが得られる。
リド 5.0g(29.7mmol)の上記で得られた(2−メト
キシメトキシフェニル)メタノール、90mlのジクロロ
メタン、および8.27ml(59.5mmol)のトリエチ
ルアミンを続けて窒素気流下、250mlの3首フラスコ
にいれる。次いで、2.76g(35.7mmol)のメタ
ンスルホニルクロリドを滴下し、該混合物を室温で1時
間攪拌する。反応媒体を塩酸で加水分解し、ジクロロメ
タンで抽出して、有機相を硫酸マグネシウムで乾燥し、
ろ過して、ろ液を濃縮する。得られたオレンジ色のオイ
ルをシリカのカラムクロマトグラフィーで、酢酸エチル
およびヘプタン(1:9)の混合物で溶出する。溶媒濃
縮後、3.0g(55%)の所望の生成物が、黄色のオ
イル形態で得られる。
[3−(2−メトキシメトキシベンジルオキシ)−5,
5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒ
ドロ−2−ナフチル]フェニル}アクリラート 実施例1(a)の方法と同様にして、2.5g(6.12
mmol)の実施例13(f)で得られたエチル=3−[3
−(3−ヒドロキシ−5,5,8,8−テトラメチル−
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル)−4−
メトキシフェニル]アクリラートを1.26g(6.7
3mmol)の上記で得られた2−メトキシメトキシベンジ
ルクロリドと反応させると、3.2g(94%)の所望
の生成物が黄色のオイル形態で得られる。
(2−メトキシメトキシベンジルオキシ)−5,5,
8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ
−2−ナフチル]フェニル}アクリル酸 実施例2(h)の方法と同様にして、1.0g(1.8mm
ol)の上記で得られたエチル=3−{4−メトキシ−3
−[3−(2−メトキシメトキシベンジルオキシ)−
5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テト
ラヒドロ−2−ナフチル]フェニル}アクリラートから
出発すると、760mg(80%)の所望の生成物が、1
59−161℃の融点を有する白色粉末の形態で得られ
る。
シベンジルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]フェニ
ル}アクリル酸 (a)3−メトキシメトキシベンズアルデヒド 実施例1(a)の方法と同様にして、30g(245mmo
l)の3−ヒドロキシベンズアルデヒドを21ml(27
0mmol)のメトキシメチルクロリドと反応させると、4
0.7g(100%)の所望の生成物がくり茶色のオイ
ル形態で得られる。
メタノール 実施例28(b)の方法と同様にして、40g(240mm
ol)の3−メトキシメトキシベンズアルデヒドを3.6
5g(96mmol)の水素化アルミニウムリチウムと反応
させると、40.7g(100%)の所望の生成物が無
色のオイル形態で得られる。
リド 実施例28(c)の方法と同様にして、5.0g(29.
7mmol)の(3−メトキシメトキシフェニル)メタノー
ルを8.27ml(59.5mmol)のトリエチルアミンと
2.76ml(35.7mmol)のメタンスルホニルクロリ
ドと反応させると、2.66g(48%)の所望の生成
物が黄色のオイル形態で得られる。
[3−(3−メトキシメトキシベンジルオキシ)−5,
5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒ
ドロ−2−ナフチル]フェニル}アクリラート 実施例1(a)の方法と同様にして、2.5g(6.12
mmol)の実施例13(f)で得られたエチル=3−[3
−(3−ヒドロキシ−5,5,8,8−テトラメチル−
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル)−4−
メトキシフェニル]アクリラートを1.26g(6.7
3mmol)の上記で得られた3−メトキシメトキシベンジ
ルクロリドと反応させると、2.90g(85%)の所
望の生成物が黄色のオイル形態で得られる。
(3−メトキシメトキシベンジルオキシ)−5,5,
8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ
−2−ナフチル]フェニル}アクリル酸 実施例2(h)の方法と同様にして、1.0g(1.79
mmol)の上記で得られたエチル=3−{4−メトキシ−
3−[3−(3−メトキシメトキシベンジルオキシ)−
5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テト
ラヒドロ−2−ナフチル]フェニル}アクリラートから
出発すると、813mg(85%)の所望の生成物が、1
44−146℃の融点を有する白色粉末の形態で得られ
る。
シベンジルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]フェニ
ル}アクリル酸 (a)4−メトキシメトキシベンズアルデヒド 実施例1(a)の方法と同様にして、30g(245mmo
l)の4−ヒドロキシベンズアルデヒドを21ml(27
0mmol)のメトキシメチルクロリドと反応させると、4
0.7g(100%)の所望の生成物がオレンジ色のオ
イル形態で得られる。
メタノール 実施例28(b)の方法と同様にして、40g(240mm
ol)の4−メトキシメトキシベンズアルデヒドを3.6
5g(96mmol)の水素化アルミニウムリチウムと反応
させると、15g(37%)の所望の生成物が無色のオ
イル形態で得られる。
リド 実施例28(c)の方法と同様にして、5.0g(29.
7mmol)の(4−メトキシメトキシフェニル)メタノー
ルを8.27ml(59.5mmol)のトリエチルアミンと
2.76ml(35.7mmol)のメタンスルホニルクロリ
ドと反応させると、2.66g(48%)の所望の生成
物が黄色のオイル形態で得られる。
[3−(4−メトキシメトキシベンジルオキシ)−5,
5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒ
ドロ−2−ナフチル]フェニル}アクリラート 実施例1(a)の方法と同様にして、2.5g(6.12
mmol)の実施例13(f)で得られたエチル=3−[3
−(3−ヒドロキシ−5,5,8,8−テトラメチル−
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル)−4−
メトキシフェニル]アクリラートを1.26g(6.7
3mmol)の上記で得られた4−メトキシメトキシベンジ
ルクロリドと反応させると、3.0g(87%)の所望
の生成物が106−108℃の融点を有する白色粉末形
態で得られる。 (e)3−{4−メトキシ−3−[3−(4−メトキシ
メトキシベンジルオキシ)−5,5,8,8−テトラメ
チル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]
フェニル}アクリル酸 実施例2(h)の方法と同様にして、1.0g(1.79
mmol)の上記で得られたエチル=3−{4−メトキシ−
3−[3−(4−メトキシメトキシベンジルオキシ)−
5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テト
ラヒドロ−2−ナフチル]フェニル}アクリラートから
出発すると、877mg(91%)の所望の生成物が、1
84−186℃の融点を有する白色粉末の形態で得られ
る。
ジルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−5,
6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]フェニル}
アクリル酸 (a)エチル=3−{4−メトキシ−3−[3−(3−
ヒドロキシベンジルオキシ)−5,5,8,8−テトラ
メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチ
ル]フェニル}アクリラート 実施例2(g)の方法と同様にして、ただし、溶媒とし
てエタノール中で、1.9g(3.4mmol)の実施例2
9(d)で得られたエチル=3−{4−メトキシ−3−
[3−(3−メトキシメトキシベンジルオキシ)−5,
5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒ
ドロ−2−ナフチル]フェニル}アクリラートから出発
すると、1.38g(79%)の所望の生成物が131
−133℃の融点を有する白色粉末形態で得られる。 (b)3−{4−メトキシ−3−[3−(3−ヒドロキ
シベンジルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]フェニ
ル}アクリル酸 実施例2(h)の方法と同様にして、1.11g(2.1
6mmol)の上記で得られたエチル=3−{4−メトキシ
−3−[3−(3−ヒドロキシベンジルオキシ)−5,
5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒ
ドロ−2−ナフチル]フェニル}アクリラートから出発
すると、1.0g(95%)の所望の生成物が、229
−231℃の融点を有する白色粉末の形態で得られる。
タメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチ
ル)フェニル]アクリル酸 実施例1(c)の方法と同様にして、2.0g(8.12
mmol)の3,5,5,8,8−ペンタメチル−5,6,
7,8−テトラヒドロ−2−ナフチルボロン酸(WO97
/33881の実施例5(a)において調製)および
1.54g(6.25mmol)の3−(3−ブロモ−4−
フルオロフェニル)−アクリル酸を反応させると、1.
45g(63%)の所望の生成物が、181−183℃
の融点を有するベージュ色粉末の形態で得られる。
ジルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−5,
6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]フェニル}
アクリル酸 (a)2−ブロモ−3−(3−メトキシベンジルオキ
シ)−5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8
−テトラヒドロナフタレン 実施例1(c)の方法と同様にして、5.0g(17.7
mmol)の2−ブロモ−3−ヒドロキシ−5,5,8,8
−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタ
レンを3.0g(19.4mmol)の3−メトキシベンジ
ルクロリドと反応させると、7.14g(100%)の
所望の生成物が、くり茶色のオイル形態で得られる。
シ)−5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8
−テトラヒドロ−2−ナフチルボロン酸 実施例1(b)の方法と同様にして、7.10g(17.
6mmol)の上記で得られた2−ブロモ−3−(3−メト
キシベンジルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル
−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフタレンから
出発すると、4.85g(74%)の所望の生成物が、
幾分べとつくベージュ色の粉末形態で得られる。
トキシメトキシフェニル)アクリラート 実施例2(c)の方法と同様にして、30g(122mmo
l)の上記で得られたエチル=3−(3−ブロモ−4−
メトキシメトキシフェニル)アクリラートを30.27
g(135mmol)のトリエチル=フェニルホスホノアセ
タートと反応させると、34.6g(90%)の所望の
生成物が、64−66℃の融点を有する白色結晶の形態
で得られる。 (d)エチル=3−(3−ブロモ−4−ヒドロキシフェ
ニル)アクリラート 実施例2(g)の方法と同様にして、30g(95mmol)
の上記で得られたエチル=3−(3−ブロモ−4−メト
キシメトキシフェニル)アクリラートから出発すると、
25.8g(100%)の所望の生成物が、113−1
15℃の融点を有する白色粉末形態で得られる。 (e)エチル=3−{4−ヒドロキシ−3−[3−(3
−メトキシベンジルオキシ)−5,5,8,8−テトラ
メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチ
ル]フェニル}アクリラート 実施例1(c)の方法と同様にして、1.0g(3.7mm
ol)の上記で得られたエチル=3−(3−ブロモ−4−
ヒドロキシフェニル)アクリラートを1.77g(4.
8mmol)の実施例33(c)で得られた3−(3−メト
キシベンジルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル
−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチルボロン
酸と反応させると、630mg(33%)の所望の生成物
が、無色のオイル形態で得られる。
(3−メトキシベンジルオキシ)−5,5,8,8−テ
トラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフ
チル]フェニル}アクリル酸 実施例2(h)の方法と同様にして、600mg(1.1
6mmol)の上記で得られたエチル=3−{4−ヒドロキ
シ−3−[3−(3−メトキシベンジルオキシ)−5,
5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒ
ドロ−2−ナフチル]フェニル}アクリラートから出発
すると、539mg(95%)の所望の生成物が、197
−199℃の融点を有する白色粉末の形態で得られる。
ジルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−5,
6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]フェニル}
アクリル酸 (a)2−ブロモ−3−(4−メトキシベンジルオキ
シ)−5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8
−テトラヒドロナフタレン 実施例1(a)の方法と同様にして、5.0g(17.7
mmol)の3−ヒドロキシ−2−ブロモ−5,5,8,8
−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタ
レンを3.0g(19.4mmol)の4−メトキシベンジ
ルクロリドと反応させると、7.14g(100%)の
所望の生成物が、くり茶色のオイル形態で得られる。
シ)−5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8
−テトラヒドロ−2−ナフチルボロン酸 実施例1(b)の方法と同様にして、7.14g(17.
7mmol)の上記で得られた2−ブロモ−3−(4−メト
キシベンジルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル
−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレンから出発す
ると、3.55g(54%)の所望の生成物が、オレン
ジ色のオイル形態で得られる。
−[3−(4−メトキシベンジルオキシ)−5,5,
8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ
−2−ナフチル]フェニル}アクリラート 実施例1(c)の方法と同様にして、1.0g(3.7mm
ol)の実施例33(d)で得られたエチル=3−(3−
ブロモ−4−メトキシメトキシフェニル)アクリラート
を2.0g(5.5mmol)の上記で得られた3−(4−
メトキシベンジルオキシ)−5,5,8,8−テトラメ
チル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチルボ
ロン酸と反応させると、930mg(49%)の所望の生
成物が、無色のオイル形態で得られる。
(3−メトキシベンジルオキシ)−5,5,8,8−テ
トラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフ
チル]フェニル}アクリル酸 実施例2(h)の方法と同様にして、930mg(1.8m
mol)の上記で得られたエチル=3−{4−ヒドロキシ
−3−[3−(4−メトキシベンジルオキシ)−5,
5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒ
ドロ−2−ナフチル]フェニル}アクリラートから出発
すると、800mg(91%)の所望の生成物が、170
−172℃の融点を有する白色粉末の形態で得られる。
ジルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−5,
6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]フェニル}
アクリル酸 (a)2−ブロモ−3−(4−フルオロベンジルオキ
シ)−5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8
−テトラヒドロナフタレン 実施例1(a)の方法と同様にして、5.0g(17.7
mmol)の3−ヒドロキシ−2−ブロモ−5,5,8,8
−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタ
レンを3.67g(19.4mmol)の4−フルオロベン
ジルブロミドと反応させると、4.3g(62%)の所
望の生成物が、74−76℃の融点を有する明るいくり
茶色の結晶形態で得られる。 (b)3−(4−フルオロベンジルオキシ)−5,5,
8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ
−2−ナフチルボロン酸 実施例1(b)の方法と同様にして、4.3g(11.0
mmol)の上記で得られた2−ブロモ−3−(4−フルオ
ロベンジルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−
5,6,7,8−テトラヒドロナフタレンから出発する
と、3.24g(83%)の所望の生成物が、オレンジ
色のオイル形態で得られる。
−[3−(4−フルオロベンジルオキシ)−5,5,
8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ
−2−ナフチル]フェニル}アクリラート 実施例1(c)の方法と同様にして、1.0g(3.7mm
ol)の実施例33(d)で得られたエチル=3−(3−
ブロモ−4−ヒドロキシフェニル)アクリラートを1.
97g(5.5mmol)の上記で得られた3−(4−フル
オロベンジルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル
−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチルボロン
酸と反応させると、825mg(44%)の所望の生成物
が、123−125℃の融点を有する白色固体形態で得
られる。 (d)3−{4−ヒドロキシ−3−[3−(3−フルオ
ロベンジルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]フェニ
ル}アクリル酸 実施例2(h)の方法と同様にして、80mg(1.6mmo
l)の上記で得られたエチル=3−{4−ヒドロキシ−
3−[3−(4−フルオロベンジルオキシ)−5,5,
8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ
−2−ナフチル]フェニル}アクリラートから出発する
と、425mg(56%)の所望の生成物が、157−1
59℃の融点を有する白色粉末の形態で得られる。
ルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−5,6,
7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]フェニル}アク
リル酸 (a)2−ブロモ−3−(4−クロロベンジルオキシ)
−5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テ
トラヒドロナフタレン 実施例1(a)の方法と同様にして、5.0g(17.7
mmol)の3−ヒドロキシ−2−ブロモ−5,5,8,8
−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタ
レンを3.12g(19.4mmol)の4−クロロベンジ
ルクロリドと反応させると、7.22g(100%)の
所望の生成物が、108−110℃の融点を有する淡い
くり茶色の結晶形態で得られる。 (b)3−(4−クロロベンジルオキシ)−5,5,
8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ
−2−ナフチルボロン酸 実施例1(b)の方法と同様にして、7.14g(17.
5mmol)の上記で得られた2−ブロモ−3−(4−クロ
ロベンジルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフタレンから出
発すると、3.50g(54%)の所望の生成物が、オ
レンジ色のオイル形態で得られる。
−[3−(4−クロロベンジルオキシ)−5,5,8,
8−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2
−ナフチル]フェニル}アクリラート 実施例1(c)の方法と同様にして、1.0g(3.7mm
ol)の実施例33(d)で得られたエチル=3−(3−
ブロモ−4−ヒドロキシフェニル)アクリラートを2.
05g(5.5mmol)の上記で得られた3−(4−クロ
ロベンジルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチルボロン酸
と反応させると、590mg(30%)の所望の生成物
が、152−154℃の融点を有する白色固体形態で得
られる。 (d)3−{4−ヒドロキシ−3−[3−(4−クロロ
ベンジルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]フェニ
ル}アクリル酸 実施例2(h)の方法と同様にして、580mg(1.1
2mmol)の上記で得られたエチル=3−{4−ヒドロキ
シ−3−[3−(4−クロロベンジルオキシ)−5,
5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒ
ドロ−2−ナフチル]フェニル}アクリラートから出発
すると、382mg(70%)の所望の生成物が、147
−149℃の融点を有する白色粉末の形態で得られる。
5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テト
ラヒドロ−2−ナフチル)フェニル]アクリル酸 (a)エチル=3−{4−ヒドロキシ−3−[3−メト
キシメトキシ−5,5,8,8−テトラメチル−5,
6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]フェニル}
アクリラート 実施例1(c)の方法と同様にして、1.0g(3.7mm
ol)の実施例33(d)で得られたエチル=3−(3−
ブロモ−4−ヒドロキシフェニル)アクリラートを1.
6g(5.5mmol)の実施例13(b)で得られた3−メ
トキシメトキシ−5,5,8,8−テトラメチル−5,
6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチルボロン酸と反
応させると、150mg(9%)の所望の生成物が、10
1−103℃の融点を有する白色固体形態で得られる。 (b)3−{4−ヒドロキシ−3−[3−メトキシメト
キシ−5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8
−テトラヒドロ−2−ナフチル]フェニル}アクリル酸 実施例2(h)の方法と同様にして、150mg(0.3
4mmol)の上記で得られたエチル=3−{4−ヒドロキ
シ−3−[3−メトキシメトキシ−5,5,8,8−テ
トラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフ
チル]フェニル}アクリラートから出発すると、100
mg(72%)の所望の生成物が、191−193℃の融
点を有する白色粉末の形態で得られる。
−2’−プロピルオキシ−3−ビフェニリル)アクリル
酸 (a)1−ブロモ−3,5−ジ−tert−ブチル−2−プ
ロピルオキシベンゼン実施例1(a)の方法と同様にし
て、15g(52.6mmol)の6−ブロモ−2,4−ジ
−tert−ブチルフェノールを7.4g(57.9mmol)
の1−ブロモプロパンと反応させると、17.2g(1
00%)の所望の生成物が、41−43℃の融点を有す
るオレンジ色の結晶形態で得られる。 (b)2−プロピルオキシ−3,5−ジ−tert−ブチル
フェニルボロン酸 実施例1(b)の方法と同様にして、16.0g(48.
9mmol)の上記で得られた1−ブロモ−3,5−ジ−te
rt−ブチル−2−プロピルオキシベンゼンから出発する
と、9.1g(63%)の所望の生成物が、104−1
06℃の融点を有する白色粉末形態で得られる。 (c)エチル=3−(3’,5’−ジ−tert−ブチル−
6−ヒドロキシ−2’−プロピルオキシ−3−ビフェニ
リル)アクリラート 実施例1(c)の方法と同様にして、1.0g(3.7mm
ol)の実施例33(d)で得られたエチル=3−(3−
ブロモ−4−ヒドロキシフェニル)アクリラートを2.
14g(7.33mmol)の上記で得られた2−プロピル
オキシ−3,5−ジ−tert−ブチルフェニルボロン酸と
反応させると、70mg(4%)の所望の生成物が、無色
のオイル形態で得られる。
ル−6−ヒドロキシ−2’−プロピルオキシ−3−ビフ
ェニリル)アクリル酸 実施例2(h)の方法と同様にして、70mg(0.16m
mol)の上記で得られたエチル=3−(3’,5’−ジ
−tert−ブチル−6−ヒドロキシ−2’−プロピルオキ
シ−3−ビフェニリル)アクリラートから出発すると、
50mg(75%)の所望の生成物が、187−189℃
の融点を有する白色粉末の形態で得られる。
−2’−ブチルオキシ−3−ビフェニリル)アクリル酸 (a)1−ブロモ−3,5−ジ−tert−ブチル−2−ブ
チルオキシベンゼン 実施例1(a)の方法と同様にして、15g(52.6mm
ol)の2−ブロモ−4,6−ジ−tert−ブチルフェノー
ルを7.93g(57.9mmol)の1−ブロモブタンと
反応させると、17.7g(100%)の所望の生成物
が、オレンジ色のオイル形態で得られる。
t−ブチルフェニルボロン酸 実施例1(b)の方法と同様にして、16.0g(46.
8mmol)の上記で得られた1−ブロモ−3,5−ジ−te
rt−ブチル−2−ブチルオキシベンゼンから出発する
と、14g(97%)の所望の生成物が、92−94℃
の融点を有する白色粉末形態で得られる。 (c)エチル=3−(3’,5’−ジ−tert−ブチル−
6−ヒドロキシ−2’−ブチルオキシ−3−ビフェニリ
ル)アクリラート 実施例1(c)の方法と同様にして、6.2g(22.8
mmol)の実施例33(d)で得られたエチル=3−(3
−ブロモ−4−ヒドロキシフェニル)アクリラートを1
4g(45.7mmol)の上記で得られた2−ブチルオキ
シ−3,5−ジ−tert−ブチルフェニルボロン酸と反応
させると、700mg(7%)の所望の生成物が、黄色の
オイル形態で得られる。
ル−6−ヒドロキシ−2’−ブチルオキシ−3−ビフェ
ニリル)アクリル酸 実施例2(h)の方法と同様にして、430mg(0.9
5mmol)の上記で得られたエチル=3−(3’,5’−
ジ−tert−ブチル−6−ヒドロキシ−2’−ブチルオキ
シ−3−ビフェニリル)アクリラートから出発すると、
300mg(74%)の所望の生成物が、194−196
℃の融点を有する白色粉末の形態で得られる。
−6−メトキシ−3−ビフェニリル)アクリル酸 (a)エチル=3−(2’−ブトキシ−3’,5’−ジ
−tert−ブチル−6−メトキシ−3−ビフェニリル)ア
クリラート 実施例1(a)の方法と同様にして、230mg(0.5m
mol)の実施例39(c)で得られたエチル=3−
(3’,5’−ジ−tert−ブチル−6−ヒドロキシ−
2’−ブチルオキシ−3−ビフェニリル)アクリラート
を82mg(0.58mmol)のヨードメタンと反応させる
と、230mg(100%)の所望の生成物が、黄色のオ
イル形態で得られる。
−ジ−tert−ブチル−6−メトキシ−3−ビフェニリ
ル)アクリル酸 実施例2(h)の方法と同様にして、230mg(0.5
1mmol)の上記で得られたエチル=3−(2’−ブトキ
シ−3’,5’−ジ−tert−ブチル−6−メトキシ−3
−ビフェニリル)アクリラートから出発すると、120
mg(55%)の所望の生成物が、204−206℃の融
点を有する白色粉末の形態で得られる。
2’−プロポキシ−3−ビフェニリル)アクリル酸 (a)エチル=3−(3’,5’−ジ−tert−ブチル−
6−メトキシ−2’−プロポキシ−3−ビフェニリル)
アクリラート 実施例1(c)の方法と同様にして、1.0g(3.5mm
ol)の実施例13(d)で得られたエチル=3−(3−
ブロモ−4−メトキシフェニル)アクリラートを1.5
4g(5.26mmol)の実施例38(b)で得られた2−
プロピルオキシ−3,5−ジ−tert−ブチルフェニルボ
ロン酸と反応させると、1.20g(76%)の所望の
生成物が、107−109℃の融点を有する白色の粉末
形態で得られる。 (b)3−(3’,5’−ジ−tert−ブチル−6−メト
キシ−2’−プロポキシ−3−ビフェニリル)アクリル
酸 実施例2(h)の方法と同様にして、1.0g(2.2mm
ol)の上記で得られたエチル=3−(3’,5’−ジ−
tert−ブチル−6−メトキシ−2’−プロポキシ−3−
ビフェニリル)アクリラートから出発すると、800mg
(85%)の所望の生成物が、207−209℃の融点
を有する白色粉末の形態で得られる。
メチル−4−プロポキシ−5,6,7,8−テトラヒド
ロ−2−ナフチル)フェニル]アクリル酸(a)3−ブ
ロモ−5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8
−テトラヒドロナフト−1−オール 9.73g(73mmol)の塩化アルミニウムを窒素気流
下、80mlのジクロロメタンとともに、2リットルの3
首フラスコにいれ、25g(145mmol)の3−ブロモ
フェノールの100mlのジクロロメタン中の溶液を滴下
し、該混合物を室温で15分間攪拌する。次いで、2
6.2g(143mmol)の2,5−ジクロロ−2,5−
ジメチルヘキサンの100mlのジクロロメタン中の溶液
を1時間、室温で攪拌する。次いで、40g(218mmo
l)の2,5−ジクロロ−2,5−ジメチルヘキサンの
200mlのジクロロメタン中の溶液を各添加の間、攪拌
しながら、1時間で、4回にわけて添加し、次いで、該
混合物を15時間攪拌する。該ジクロロメタンを反応媒
体から蒸発させ、残さを酢酸エチルと水に取り込み、有
機相をデカンタして、硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過
して濃縮する。得られた残さをシリカのカラムクロマト
グラフィーで、最初はヘプタンで、次いで95:5ヘプ
タン/酢酸エチル混合物で溶出して精製する。溶媒蒸発
後、30g(73%)の所望の生成物がオイリーな黒色
結晶の形態で得られる。
5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テト
ラヒドロナフタレン 実施例1(a)の方法と同様にして、18g(63.6mm
ol)の前記実施例で得られた3−ブロモ−5,5,8,
8−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロナフ
ト−1−オールを8.61g(70mmol)の1−ブロモ
プロパンと反応させると、16.2g(78%)の所望
の生成物が、86−88℃の融点を有する黄色の結晶形
態で得られる。 (c)4−プロピルオキシ−5,5,8,8−テトラメ
チル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチルボ
ロン酸 実施例1(b)の方法と同様にして、16.0g(49.
2mmol)の上記で得られた2−ブロモ−4−プロピルオ
キシ−5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8
−テトラヒドロナフタレンから出発すると、6.2g
(46%)の所望の生成物が、230−232℃の融点
を有する白色の結晶形態で得られる。
−(5,5,8,8−テトラメチル−4−プロポキシ−
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル)フェニ
ル]アクリラート 実施例1(c)の方法と同様にして、1.0g(3.7mm
ol)の実施例33(d)で得られたエチル=3−(3−
ブロモ−4−ヒドロキシフェニル)アクリラートを1.
61g(5.5mmol)の実施例42(c)で得られた4−
プロピルオキシ−5,5,8,8−テトラメチル−5,
6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチルボロン酸と反
応させると、640mg(40%)の所望の生成物が、1
14−116℃の融点を有する白色の結晶形態で得られ
る。 (e)3−[4−ヒドロキシ−3−(5,5,8,8−
テトラメチル−4−プロポキシ−5,6,7,8−テト
ラヒドロ−2−ナフチル)フェニル]アクリル酸 実施例2(h)の方法と同様にして、640mg(1.4
7mmol)の上記で得られたエチル=3−[4−ヒドロキ
シ−3−(5,5,8,8−テトラメチル−4−プロポ
キシ−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル)
フェニル]アクリラートと反応させると、270mg(4
5%)の所望の生成物が、209−211℃の融点を有
する白色粉末形態で得られる。
5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒ
ドロ−2−ナフチル]フェニル}アクリル酸 (a)エチル=3−{4−メトキシ−3−[3−ベンジ
ルオキシ−5,5,8,8−テトラメチル−5,6,
7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]フェニル}アク
リラート 実施例1(a)の方法と同様にして、1.40g(3.4
mmol)の実施例13(f)で得られたエチル=3−[3
−(3−ヒドロキシ−4−ヒドロキシ−5,5,8,8
−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−
ナフチル)−4−メトキシフェニル]アクリラートを4
50μl(3.77mmol)のベンジルブロミドと反応さ
せると、1.64g(97%)の所望の生成物が、黄色
のオイル形態で得られる。
ンジルオキシ−5,5,8,8−テトラメチル−5,
6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]フェニル}
アクリル酸 実施例2(h)の方法と同様にして、1.64g(3.3
mmol)の上記で得られたエチル=3−{4−メトキシ−
3−[3−ベンジルオキシ−5,5,8,8−テトラメ
チル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]
フェニル}アクリラートから出発すると、1.27g
(82%)の所望の生成物が、200−202℃の融点
を有する白色粉末形態で得られる。
タメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチ
ル)フェニル]ペンタ−2,4−ジエン酸 (a)3−(3,5,5,8,8−ペンタメチル−5,
6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル)ベンズアル
デヒド 実施例1(c)の方法と同様にして、2.0g(8.12
mmol)の3,5,5,8,8−ペンタメチル−5,6,
7,8−テトラヒドロ−2−ナフチルボロン酸(WO97
/33881の実施例5(a)において調製)および
1.89g(10.15mmol)の3−ブロモベンズアル
デヒドを反応させると、3.10g(100%)の所望
の生成物が、99−101℃の融点を有する白色粉末の
形態で得られる。 (b)エチル=3−メチル−5−[3−(3,5,5,
8,8−ペンタメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ
−2−ナフチル)フェニル]ペンタ−2,4−ジエノア
ート 実施例2(c)の方法と同様にして、2.0g(6.53
mmol)の前記実施例で得られた3−(3,5,5,8,
8−ペンタメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2
−ナフチル)ベンズアルデヒドおよび1.90g(7.
20mmol)のトリエチル=3−メチル−4−ホスホノク
ロトナートを反応させると、1.80g(66%)の所
望の生成物が、83−85℃の融点を有する白色粉末の
形態で得られる。
5,8,8−ペンタメチル−5,6,7,8−テトラヒ
ドロ−2−ナフチル)フェニル]ペンタ−2,4−ジエ
ン酸 実施例2(h)の方法と同様にして、1.00g(2.4
mmol)の上記で得られたエチル=3−メチル−5−[3
−(3,5,5,8,8−ペンタメチル−5,6,7,
8−テトラヒドロ−2−ナフチル)フェニル]ペンタ−
2,4−ジエノアートから出発し、ファインシリカカラ
ム(7−35μm)で、95:5ヘプタン/酢酸エチル
混合物で溶出して異性体を分離すると、420mg(45
%)の所望の生成物が、218−220℃の融点を有す
る白色粉末形態で得られる。
トを行った。得られた結果を以下の表に示す。
を、処理すべきケースの重症度に応じて、3ヵ月から6
ヵ月、成人に投与される。
製する。 − 実施例2の化合物・・・・・・・・・・0.050g − グリセリン・・・・・・・・・・・・・0.500g − 70%ソルビトール ・・・・・・・・・0.500g − サッカリン酸ナトリウム・・・・・・・0.010g − パラヒドロキシ安息香酸メチル・・・・0.040g − 芳香剤 ・・・・・・・・・・・・・・・適量 − 精製水を適量加えて・・・・・・・・・5mlとする アクネのトリートメント用には、1日あたり1ビンを、
処理すべきケースの重症度に応じて、3ヵ月、成人に投
与される。
調製する − 実施例5の化合物・・・・・・・・・・0.025g − とうもろこしデンプン・・・・・・・・0.060g − ラクトースを適量加えて・・・・・・・0.300g 使用するゼラチンカプセルは、ゼラチン、酸化チタン、
および防腐剤からなる。乾せんの治療用には、1日あた
り1ゼラチンカプセルを、30日間、成人に投与され
る。
回適用される。
て、ゲルを調製する。 − 実施例18の化合物・・・・・・・・・・・・・・・0.050g − エリスロマイシンベース・・・・・・・・・・・・・4.000g − ブチルヒドロキシトルエン・・・・・・・・・・・・0.050g − ”Klucel HF”の商品名でHercules社から販売されている、ヒドロキシプ ロピルセルロース・・・・・・・・・・・・・・・・・・2.000g − エタノール(95°)・・・・・・・・・合計 100.000g 該ゲルは、皮膚炎の皮膚またはアクネの皮膚に、1日あ
たり1〜3回、処理すべきケースの重症度に応じて、6
〜12週間適用される。
て、抗脂漏症ローションが調製される。 − 実施例4の化合物・・・・・・・・・・・・・・・・0.030g − プロピレングリコール・・・・・・・・・・・・・・5.000g − ブチルヒドロキシトルエン・・・・・・・・・・・・0.100g − エタノール(95°)・・・・・・・・・合計 100.000g 該ローションは、脂漏症の頭皮に、1日あたり2回適用
すると、著しい改善が2から6週間の間に観察される。
て、太陽の有害性に対抗するための化粧品組成物が調製
される。 − 実施例24の化合物・・・・・・・・・・・・・・・1.000g − ベンジリデンカンファ・・・・・・・・・・・・・・4.000g − 脂肪酸トリグリセリド・・・・・・・・・・・・・31.000g − グリセリルモノステアラート・・・・・・・・・・・6.000g − ステアリン酸・・・・・・・・・・・・・・・・・・2.000g − セチルアルコール・・・・・・・・・・・・・・・・1.200g − ラノリン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4.000g − 防腐剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.300g − プロピレングリコール・・・・・・・・・・・・・・2.000g − トリエタノールアミン・・・・・・・・・・・・・・0.500g − 香料・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.400g − 脱イオン水・・・・・・・・・・・・・・合計 100.000g 該組成物は、毎日適用すると、光誘発性老化に対抗する
ことが可能である。
を調製する。 − 実施例37の化合物・・・・・・・・・・・・・・0.500g − ビタミンD3・・・・・・・・・・・・・・・・・0.020g − セチルアルコール・・・・・・・・・・・・・・・4.000g − モノステアリン酸グリセリン・・・・・・・・・・2.500g − PEG−50ステアレート・・・・・・・・・・・2.500g − カライト(Karite)バター・・・・・・・・・・・9.200g − プロピレングリコール・・・・・・・・・・・・・2.000g − パラヒドロキシ安息香酸メチル・・・・・・・・・0.075g − パラヒドロキシ安息香酸プロピル・・・・・・・・0.075g − 滅菌脱ミネラル水・・・・・・・・・・合計 100.000g 該クリームは乾せん皮膚に、30日間、1日あたり1〜
2回適用される。
て、局所ゲルを調製する。 − 実施例19(a−3)の化合物・・・・・・・・・0.050g − エタノール・・・・・・・・・・・・・・・・・43.000g − α−トコフェロール・・・・・・・・・・・・・・0.050g − ”Carbopol 941”の商品名で販売されているGoodrich社から販売され ているカルボキシビニルポリマー・・・・・・・・・・・0.500g − トリエタノールアミン20%水溶液・・・・・・・3.800g − 水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9.300g − プロピレングリコール・・・・・・・・合計 100.000g 該ゲルは、アクネのトリートメントにおいて、処理すべ
きケースの重症度に応じて、1日あたり1から3回、6
から12週間適用される。
て、髪再生促進用のおよび抜毛対抗用のヘアーローショ
ンを調製する。 − 実施例40の化合物・・・・・・・・・・・・・・0.05g − ”Minoxidil”の商品名で販売されている化合物・・1.00g − プロピレングリコール・・・・・・・・・・・・20.00g − エタノール・・・・・・・・・・・・・・・・・34.92g − ポリエチレングリコール(分子量=400)・・40.00g − ブチルヒドロキシアニソール・・・・・・・・・・0.01g − ブチルヒドロキシトルエン・・・・・・・・・・・0.02g − 水・・・・・・・・・・・・・・・・・合計 100.00g 該ローションは、重度の抜毛に苦しむ頭皮に対して、3
カ月間、1日2回適用される。
混合することによって調製する。 − 実施例13の化合物・・・・・・・・・・・・・・0.050g − レチノイン酸・・・・・・・・・・・・・・・・・0.010g − ”Gelot 64”の商品名でGattefosse社から販売されている、グリセリ ルおよびポリエチレングリコール=ステアラート(75モル)の混合物・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15.000g − ”Labrafil M2130 CS”の商品名でGattefosse社から販売されてい る、6モルのエチレンオキシドでポリオキシエチレン化したカーネルオイル・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8.000g − ペルヒドロスクアレン・・・・・・・・・・・・10.000g − 防腐剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量 − ポリエチレングリコール(分子量=400)・・・8.000g − エチレンジアミンテトラ酢酸の二ナトリウム塩・・0.050g − 精製水・・・・・・・・・・・・・・・合計 100.00g 該クリームは、皮膚炎に苦しむ皮膚またはアクネの皮膚
に対して、1日1〜3回、6から12週間、適用する。
て、水中油型クリームを調製する。 − 実施例28の化合物・・・・・・・・・・・・・・0.020g − ベタメタソーン=17−バレラート・・・・・・・0.050g − S−カルボキシメチルシステイン・・・・・・・・3.000g − ”Myrj 52”の商品名でAtlas社から販売されているポリオキシエチレ ン=ステアラート(40モルのエチレンオキシド)・・・・4.000g − ”Tween 20”の商品名でAtlas社から販売されている、20モルのエチ レンオキシドでポリオキシエチレン化された、ソルビタン=モノラウラート・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1.800g − ”Geleol”の商品名でGattefosse社から販売されているグリセリル=モノ −およびジステアラートの混合物・・・・・・・・・・・4.200g − プロピレングリコール・・・・・・・・・・・・10.000g − ブチルヒドロキシアニソール・・・・・・・・・・0.010g − ブチルヒドロキシトルエン・・・・・・・・・・・0.020g − セトステアリルアルコール・・・・・・・・・・・6.200g − 防腐剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量 − ペルヒドロスクアレン・・・・・・・・・・・・18.000g − ”Miglyol 812”の商品名でDynamit Nobel社から販売されている、 カプリル/カプリン=トリグリセリドの混合物・・・・・4.000g − トリエタノールアミン(99重量%)・・・・・・2.500g − 水・・・・・・・・・・・・・・・・合計 100.000g 該クリームは、30日間、皮膚炎に苦しむ皮膚に、1日
2回適用される。
調製する。 − 乳酸・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5.000g − 実施例32の化合物・・・・・・・・・・・・・・0.020g − ”Myrj 52”の商品名でAtlas社から販売されているポリオキシエチレ ン=ステアラート(40モルのエチレンオキシド)・・・・4.000g − ”Tween 20”の商品名でAtlas社から販売されている、20モルのエチ レンオキシドでポリオキシエチレン化された、ソルビタン=モノラウラート・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1.800g − ”Geleol”の商品名でGattefosse社から販売されているグリセリル=モノ −およびジステアラートの混合物・・・・・・・・・・・4.200g − プロピレングリコール・・・・・・・・・・・・10.000g − ブチルヒドロキシアニソール・・・・・・・・・・0.010g − ブチルヒドロキシトルエン・・・・・・・・・・・0.020g − セトステアリルアルコール・・・・・・・・・・・6.200g − 防腐剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量 − ペルヒドロスクアレン・・・・・・・・・・・・18.000g − ”Miglyol 812”の商品名でDynamit Nobel社から販売されている、 カプリル/カプリン=トリグリセリドの混合物・・・・・4.000g − 水・・・・・・・・・・・・・・・・合計 100.000g 該クリームは、1日1回適用され、光誘発性または年代
性老化のいずれであっても、老化に対抗するのに助力す
る。
Claims (23)
- 【請求項1】 下記一般式(I): 【化1】 (式中、 − R1は、 (i) −CH3基、 (ii) −CH2OR2基、 (iii) −CO−R3基 を表わし、 R2およびR3は、以下の意味を有し、 − Ar1は下記の式(a)ないし(c): 【化2】 から選択される基を示し、 R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10およびR11は、以
下の意味を有し、− Ar2は下記の式(d)から(h): 【化3】 から選択される基を示し、 R12およびR13は以下に示す意味を有しており、 − Xは、以下の式(i)〜(l): 【化4】 から選択される基を示し、 R14、R15、およびYは以下に示す意味を有しており、 − R2は、水素原子、低級アルキル基またはCO−R
16基を示し、 R16は以下に示す意味を有しており、 − R3は、 (a)水素原子、 (b)低級アルキル基、 (c)式: 【化5】 の基を示し、 − R’およびR”は、以下の意味を示し、 (d)−OR17基、 R17は以下に示す意味を有しており、 − R4は、水素原子、ポリエーテル基、低級アルキ
基、またはOR18基を示し、 R18は以下に示す意味を有しており、 − R5は、水素原子、低級アルキル基、ポリエーテル
基、または、OR19基を表わし、 R19は、以下に示す意味を有しており、 − R6は、tert−ブチル基を示し、 − R7は、低級アルキル基、ポリエーテル基、また
は、OR20基を表わし、R20は、以下に示す意味を有し
ており、 − R6およびR7は、隣接する芳香環とともに、任意に
メチル基で置換された、および/または、任意に酸素ま
たはイオウ原子が介在した、6員環を形成してもよく、 − R8は、tert−ブチル、アダマンチル、アリール、
またはアラルキル基を示し、 − R9およびR10は、隣接する芳香環とともに、任意
にメチル基で置換された、および/または、任意に酸素
またはイオウ原子が介在した、5または6員環を形成し
てもよく、 − R11は、水素原子、1から9の炭素原子を含む低級
アルキル基、ヒドロキシル基、アルコキシ基、ポリエー
テル基、または−OR21基を表わし、 R21は、以下に示す意味を有しており、 − R12は、水素原子、ヒドロキシル基、アルコキシ
基、ポリエーテル基、または−OR22基を表わし、 R22は、以下に示す意味を有しており、 − R13は、水素原子、低級アルキル基、または−CO
R23基を表わし、 R23は、以下に示す意味を有しており、 − R14およびR15は、同一でも異なっていてもよく、
水素原子または低級アルキル基を示し、 − Yは、酸素原子またはCH2基を示し、 − R16は、低級アルキル基を示し、 − R17は、水素原子、1から20の炭素原子を有する
直鎖または分枝のアルキル基、アルケニル基、モノ−ま
たはポリヒドロキシアルキル基、任意に置換された、ア
リールまたはアラルキル基、糖残基を示し、 − R’およびR”は、同一でも異なっていてもよく、
水素原子、低級アルキル基、モノ−またはポリヒドロ
キシアルキル基、任意に置換されたアリール基、または
アミノ酸残基であるか、または、共にヘテロ環を形成
し、 − R18、R19、およびR20は、同一でも異なっていて
もよく、 水素原子、低級アルキル基、アルケニル基、
モノ−またはポリヒドロキシアルキル基、アリール基、
任意に置換されたアラルキル基、または−(CH2)n−R
24基を示し、 nおよびR24は、以下の意味を有し、 − R21およびR22は、同一でも異なっていてもよく、
アルケニル基、モノ−またはポリヒドロキシアルキル
基、アリール基、任意に置換されたアラルキル基、また
は−(CH2)n−R24基を示し、 nおよびR24は、以下の意味を有し、 − R23は、低級アルキル基を示し、 − R24は、ヘテロ環、モノヒドロキシアルキル基、任
意に低級アルキル基で置換されたチオール基、任意に少
なくとも1つの低級アルキル基で置換されたアミノ基、
−COOR25基、または−CON(R26)R27基を示し、 R25、R26、およびR27は以下の意味を有し、 − R25は、水素原子または低級アルキル基を示し、 − R26およびR27は、同一でも異なっていてもよく、
水素原子、低級アルキル基、または任意に置換されたア
リール基、または、共にヘテロ環を形成し、 − nは、2から9までの整数であり、ただし、 − Ar1が、式(c)の基を示し、Xが式(i)または
(j)の基を示す場合、 ・R11は、−OR21またはポリエーテル基を示し、また
は、 ・Ar2が、式(d)を示し、ここで、R12が−OR22または
ポリエーテル基を示し、 − 式(I)の化合物が以下のもの:Ar1が式(c)の基
を示し、Xが式(i)の基を示し、R12が水素原子を示
し、R1がCOR3基(ここで、R3は−OR17基を示し、R17が
水素原子を示す)を示す場合、R11は置換基Ar2に対して
オルト位においてメトキシメトキシ基を示し、 Ar1が式(c)の基を示し、Xが式(i)の基を示し、R11
が置換基Ar2に対してオルト位においてメチル基を示
し、R1がCOR3基(ここで、R3は−OR17基を示し、R17が
水素原子を示す)場合、R12は置換基Ar1に対してオルト
位またはパラ位においてメトキシメトキシ基を示す、と
は相違する)の化合物、並びに式(I)の化合物の光学
または幾何異性体、並びに、それらの塩。 - 【請求項2】 アルカリ金属またはアルカリ土類金属
の、亜鉛の、有機アミンの、または無機または有機酸の
塩の形態であることを特徴とする請求項1に記載の化合
物。 - 【請求項3】 低級アルキル基が、メチル、エチル、イ
ソプロピル、ブチル、tert−ブチル、ヘキシル基から選
択されることを特徴とする請求項1または2に記載の化
合物。 - 【請求項4】 1から20の炭素原子を含有する直鎖ま
たは分枝アルキル基が、メチル、エチル、tert−ブチ
ル、プロピル、オクチル、および2−エチルヘキシル基
から選択されることを特徴とする請求項1ないし3のい
ずれか1項に記載の化合物。 - 【請求項5】 アルコキシ基がメトキシ、プロピルオキ
シ、ペンチルオキシ、およびヘプチルオキシ基から選択
されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1
項に記載の化合物。 - 【請求項6】 モノヒドロキシアルキル基が、2または
3の炭素原子を含有する基に相当し、特に2−ヒドロキ
シエチル、2−ヒドロキシプロピル、または3−ヒドロ
キシプロピル基に相当することを特徴とする、請求項1
ないし5のいずれか1項に記載の化合物。 - 【請求項7】 ポリヒドロキシアルキル基が、2,3−
ジヒドロキシプロピル、2,3,4−トリヒドロキシブ
チル、および2,3,4,5−テトラヒドロキシペンチ
ル基、およびペンタエリスリトール残基から選択される
ことを特徴とする、請求項1ないし6のいずれか1項に
記載の化合物。 - 【請求項8】 アリール基が、少なくとも1つのハロゲ
ン原子、ヒドロキシル基、低級アルキル基、アルコキ
シ、ニトロ官能基、ポリエーテル基、または任意にアセ
チル基で保護されたまたは任意に少なくとも1つの低級
アルキル基で置換されたアミノ官能基で、任意に置換さ
れてもよいフェニル基であることを特徴とする、請求項
1ないし7のいずれか1項に記載の化合物。 - 【請求項9】 アラルキル基が、任意に少なくとも1つ
のハロゲン原子、低級アルキル、ヒドロキシル、アルコ
キシ、ニトロ官能基、ポリエーテル基またはアセチル基
で任意に保護されたまたは少なくとも1つの低級アルキ
ル基で任意に置換されたアミノ官能基で任意に置換され
た、フェネチルまたはベンジル基から選択されることを
特徴とする、請求項1ないし8のいずれか1項に記載の
化合物。 - 【請求項10】 アルケニル基が、2から5の炭素原子
を有し、1以上のエチレン性不飽和を有する基に相当す
ることを特徴とする、請求項1ないし9のいずれか1項
に記載の化合物。 - 【請求項11】 ポリエーテル基が、メトキシメチルエ
ーテル、メトキシエトキシメチルエーテル、およびメチ
ルチオメチルエーテル基から選択されることを特徴とす
る、請求項1ないし10のいずれか1項に記載の化合
物。 - 【請求項12】 糖残基が、グルコース、ガラクトー
ス、マンノース、およびグルクロン酸残基からなる群か
ら選択されることを特徴とする、請求項1ないし11の
いずれか1項に記載の化合物。 - 【請求項13】 アミノ酸残基が、リジン、グリシン、
またはアスパラギン酸から誘導された残基からなる群か
ら選択されることを特徴とする、請求項1ないし12の
いずれか1項に記載の化合物。 - 【請求項14】 ヘテロ環基が、4位で任意にC1−C6ア
ルキル基またはモノ−またはポリヒドロキシアルキル基
で置換された、ピペリジノ、モルホリノ、ピロリジノ、
またはピペラジノ基からなる群から選択されることを特
徴とする、請求項1ないし13のいずれか1項に記載の
化合物。 - 【請求項15】 − 3−(3’,5’−ジ−tert−ブ
チル−2’−メトキシ−3−ビフェニリル)アクリル
酸、 − 3−(2’−ベンジルオキシ−3’,5’−ジ−te
rt−ブチル−6−ヒドロキシ−3−ビフェニリル)アク
リル酸、 − 3−(3’,5’−ジ−tert−ブチル−6−ヒドロ
キシ−2’−ペンチルオキシ−3−ビフェニリル)アク
リル酸、 − 3−(3’,5’−ジ−tert−ブチル−6−ヒドロ
キシ−2’−メトキシ−3−ビフェニリル)アクリル
酸、 − 3−[3−(3−ベンジルオキシ−5,5,8,8
−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−
ナフチル)−4−メトキシメトキシフェニル]アクリル
酸、 − 3−[3−(3−ベンジルオキシ−5,5,8,8
−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−
ナフチル)−4−ヒドロキシフェニル]アクリル酸、 − [4−メトキシメトキシ−3−(3,5,5,8,
8−ペンタメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2
−ナフチル)フェニル]プロピン酸、 − 3−[3−(3−プロピルオキシ−5,5,8,8
−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−
ナフチル)−4−メトキシメトキシフェニル]アクリル
酸、 − 3−[3−(3−ペンチルオキシ−5,5,8,8
−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−
ナフチル)−4−メトキシメトキシフェニル]アクリル
酸、 − 3−(5’−アダマンタン−1−イル−4’−メト
キシ−2’−メチル−3−ビフェニリル)アクリル酸、 − 3−(5’−アダマンタン−1−イル−6−ヒドロ
キシ−4’−メトキシ−2’−メチル−3−ビフェニリ
ル)アクリル酸、 − 3−(5’−アダマンタン−1−イル−4’−メト
キシ−6−メトキシメトキシ−2’−メチル−3−ビフ
ェニリル)アクリル酸、 − 3−{4−メトキシ−3−[3−(3−メトキシベ
ンジルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−5,
6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]フェニル}
アクリル酸、 − 3−{4−メトキシ−3−[3−(4−メトキシベ
ンジルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−5,
6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]フェニル}
アクリル酸、 − 3−{3−[3−(6−ヒドロキシヘキシルオキ
シ)−5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8
−テトラヒドロ−2−ナフチル]−4−メトキシフェニ
ル}アクリル酸、 − 3−{3−[3−(7−ヒドロキシヘプチルオキ
シ)−5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8
−テトラヒドロ−2−ナフチル]−4−メトキシフェニ
ル}アクリル酸、 − 3−{3−[3−(5−ヒドロキシペンチルオキ
シ)−5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8
−テトラヒドロ−2−ナフチル]−4−メトキシフェニ
ル}アクリル酸、 − 3−{3−[3−(3−ヒドロキシプロピルオキ
シ)−5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8
−テトラヒドロ−2−ナフチル]−4−メトキシフェニ
ル}アクリル酸、 − 3−[3−(1−ベンジルオキシ−5,5,8,8
−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−
ナフチル)−4−メトキシフェニル]アクリル酸、 − 3−(3’−アダマンタン−1−イル−4’−ヒド
ロキシ−3−ビフェニリル)アクリル酸、 − 5−[4−メトキシ−3−(5,5,8,8−テト
ラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチ
ル)フェニル]−3−メチルペンタ−2,4−ジエン
酸、 − 5−[4−メトキシメトキシ−3−(5,5,8,
8−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2
−ナフチル)フェニル]−3−メチルペンタ−2,4−
ジエン酸、 − 5−[4−ヒドロキシ−3−(5,5,8,8−テ
トラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフ
チル)フェニル]−3−メチルペンタ−2,4−ジエン
酸、 − 3−{3−[3−(5−tert−ブトキシカルボニル
ペンチルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]−4−
メトキシフェニル}アクリル酸、 − 3−{3−[3−(7−tert−ブトキシカルボニル
ヘプチルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]−4−
メトキシフェニル}アクリル酸、 − 3−{3−[3−(7−カルボキシヘプチルオキ
シ)−5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8
−テトラヒドロ−2−ナフチル]−4−メトキシフェニ
ル}アクリル酸、 − 3−{3−[3−(5−カルボキシペンチルオキ
シ)−5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8
−テトラヒドロ−2−ナフチル]−4−メトキシフェニ
ル}アクリル酸、 − 3−{3−[3−(5−カルバモイルペンチルオキ
シ)−5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8
−テトラヒドロ−2−ナフチル]−4−メトキシフェニ
ル}アクリル酸、 − 3−{3−[3−(7−カルバモイルペンチルオキ
シ)−5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8
−テトラヒドロ−2−ナフチル]−4−メトキシフェニ
ル}アクリル酸、 − 3−{4−メトキシ−3−[5,5,8,8−テト
ラメチル−3−(2−モルホリン−4−イルエトキシ)
−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]フェ
ニル}アクリル酸、 − 3−{4−メトキシ−3−[5,5,8,8−テト
ラメチル−3−(2−ピペリジン−1−イルエトキシ)
−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]フェ
ニル}アクリル酸、 − 3−{4−メトキシ−3−[3−(2−メトキシメ
トキシベンジルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチ
ル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]フ
ェニル}アクリル酸、 − 3−{4−メトキシ−3−[3−(3−メトキシメ
トキシベンジルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチ
ル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]フ
ェニル}アクリル酸、 − 3−{4−メトキシ−3−[3−(4−メトキシメ
トキシベンジルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチ
ル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]フ
ェニル}アクリル酸、 − 3−{4−メトキシ−3−[3−(3−ヒドロキシ
ベンジルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]フェニ
ル}アクリル酸、 − 3−[4−フルオロ−3−(3,5,5,8,8−
ペンタメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナ
フチル)フェニル]アクリル酸、 − 3−{4−ヒドロキシ−3−[3−(3−メトキシ
ベンジルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]フェニ
ル}アクリル酸、 − 3−{4−ヒドロキシ−3−[3−(4−メトキシ
ベンジルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]フェニ
ル}アクリル酸、 − 3−{4−ヒドロキシ−3−[3−(4−フルオロ
ベンジルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]フェニ
ル}アクリル酸、 − 3−{4−ヒドロキシ−3−[3−(4−クロロベ
ンジルオキシ)−5,5,8,8−テトラメチル−5,
6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル]フェニル}
アクリル酸、 − 3−[4−ヒドロキシ−3−(3−メトキシメトキ
シ−5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8−
テトラヒドロ−2−ナフチル)フェニル]アクリル酸、 − 3−(3’,5’−ジ−tert−ブチル−6−ヒドロ
キシ−2’−プロピルオキシ−3−ビフェニリル)アク
リル酸、 − 3−(3’,5’−ジ−tert−ブチル−6−ヒドロ
キシ−2’−ブチルオキシ−3−ビフェニリル)アクリ
ル酸、 − 3−(2’−ブトキシ−3’,5’−ジ−tert−ブ
チル−6−メトキシ−3−ビフェニリル)アクリル酸、 − 3−(3’,5’−ジ−tert−ブチル−6−メトキ
シ−2’−プロポキシ−3−ビフェニリル)アクリル
酸、 − 3−[4−ヒドロキシ−3−(5,5,8,8−テ
トラメチル−4−プロポキシ−5,6,7,8−テトラ
ヒドロ−2−ナフチル)フェニル]アクリル酸、 − 3−[3−(3−ベンジルオキシ−5,5,8,8
−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−
ナフチル)−4−メトキシフェニル]アクリル酸、 − エチル=3−[3−(3−ベンジルオキシ−5,
5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒ
ドロ−2−ナフチル)−4−メトキシフェニル]アクリ
ラート、 − 3−メチル−5−[3−(3,5,5,8,8−ペ
ンタメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフ
チル)フェニル]ペンタ−2,4−ジエン酸、 − 3−[3−(3−ベンジルオキシ−5,5,8,8
−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−
ナフチル)−4−メトキシフェニル]プロプ−2−エン
−1−オール、 − 3−[3−(3−ベンジルオキシ−5,5,8,8
−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−
ナフチル)−4−メトキシフェニル]プロペナール、 − N−エチル 3−[3−(3−ベンジルオキシ−
5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テト
ラヒドロ−2−ナフチル)−4−メトキシフェニル]ア
クリルアミド、 − 3−[3−(3−ベンジルオキシ−5,5,8,8
−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−
ナフチル)−4−メトキシフェニル]−1−モルホリン
−4−イル−プロペノン、 − N−(4−ヒドロキシフェニル)−3−[3−(3
−ベンジルオキシ−5,5,8,8−テトラメチル−
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル)−4−
メトキシフェニル]アクリルアミド、 − 5−(5’−アダマンタン−1−イル−4’−メト
キシ−2’−メチル−3−ビフェニリル)−3−メチル
ペンタ−2,4−ジエン酸、 − 5−[4−メトキシメトキシ−3−(3,5,5,
8,8−ペンタメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ
−2−ナフチル)フェニル]−3−メチルペンタ−2,
4−ジエン酸、 − 5−[4−ヒドロキシ−3−(3,5,5,8,8
−ペンタメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−
ナフチル)フェニル]−3−メチルペンタ−2,4−ジ
エン酸、 − 4−[3−(3,5,5,8,8−ペンタメチル−
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル)フェニ
ル]ペンタ−2,4−ジエン酸、 − 5−(3’,5’−ジ−tert−ブチル−2’−メト
キシ−3−ビフェニリル)−3−メチルペンタ−2,4
−ジエン酸、 − 5−(3’,5’−ジ−tert−ブチル−2’−プロ
ポキシ−3−ビフェニリル)−3−メチルペンタ−2,
4−ジエン酸、 − 5−(2’−ブトキシ−3’,5’−ジ−tert−ブ
チル−3−ビフェニリル)−3−メチルペンタ−2,4
−ジエン酸、 − 5−(2’−ブトキシ−3’,5’−ジ−tert−ブ
チル−6−ヒドロキシ−3−ビフェニリル)−3−メチ
ルペンタ−2,4−ジエン酸、 − 5−(3’,5’−ジ−tert−ブチル−6−ヒドロ
キシ−2’−プロポキシ−3−ビフェニリル)−3−メ
チルペンタ−2,4−ジエン酸、 − 5−(3’,5’−ジ−tert−ブチル−6−ヒドロ
キシ−2’−メトキシ−3−ビフェニリル)−3−メチ
ルペンタ−2,4−ジエン酸 からなる群から選択された、単独または混合物であるこ
とを特徴とする、請求項1に記載の化合物。 - 【請求項16】 以下の特徴: − R1は、−CO−R3基を表わし、 − Ar2は、式(d)または(e)基を示し、 − R11は、−O−R21基を表わし、 − R7は、−O−R20基を表わす のうちの少なくとも1つ、好ましくは全てを有すること
を特徴とする、請求項1に記載の化合物。 - 【請求項17】 医薬品としての使用用の、請求項1な
いし16のいずれか1項に記載の化合物。 - 【請求項18】 分化及び増殖と関係のあるケラチン化
疾患に関連した皮膚科学的病訴の治療用、特に尋常性ア
クネ、面皰、多形核白血球、酒さ性アクネ、結節嚢胞性
アクネ、集族性アクネ、老人性アクネ及び続発性アク
ネ、例えば、太陽、医薬品投与関連又は職業的アクネの
治療用; 他のタイプのケラチン化疾患、特に魚鱗癬、魚
鱗癬様状態、ダリエ病、掌蹠角皮症、白斑症及び白斑症
様状態、並びに皮膚又は粘膜(口腔)苔癬の治療用; 炎
症成分及び/又は免疫アレルギー成分によるケラチン化
疾患に関連した他の皮膚科学的病訴、そして特に、皮膚
乾癬であれ粘膜乾癬であれ又は爪乾癬であれ、全ての形
態の乾癬、そして更には乾癬性リウマチ、或いは皮膚ア
トピー、例えば湿疹又は呼吸器アトピー、或いは歯肉肥
大の治療用; その際これらの化合物はケラチン化疾患を
示していない或る種の炎症性病訴でも使用することがで
き; 良性であれ悪性であれそしてウイルス起源であれ他
の起源であれ、全ての皮膚又は表皮増殖、例えば、尋常
性疣贅、扁平疣贅及び疣贅状表皮異形成の治療用、その
際これは口又は開花性乳頭腫及び、特に好塩基性細胞及
び有棘細胞上皮腫の場合には、紫外線照射によって誘導
される増殖に対しても可能であり; 水疱症及び膠原病の
ような他の皮膚科学的疾患の治療用; 或る種の眼科疾
患、特に角膜疾病の治療用; 光線誘発性であれ年代的老
化であれ、皮膚老化の修復用若しくは皮膚老化と闘うた
め、或いは紫外線角化症及び色素沈着、又は年代的若し
くは紫外線老化に関連した何らかの病理学の軽減用; 局
所又は全身用コルチコステロイドによって誘発される表
皮萎縮及び/又は皮膚萎縮の徴候、又は皮膚萎縮の他の
任意の形態の予防又は治癒用、瘢痕形成疾患の予防又は
治療用、或いは線状皮下出血の予防又は修復用; アクネ
の過脂漏症又は単純性脂漏症のような皮脂機能疾患の制
御用; 癌又は前癌状態、更に詳細には前骨髄球性白血病
の治療又は予防用; 関節炎のような炎症性病訴の治療
用; ウイルス起源の任意の全身的又は皮膚病訴の治療
用; 脱毛症の予防又は治療用; 免疫成分による皮膚科学
的病訴の治療用; 動脈硬化症又は高血圧のような心血管
系の病訴並びにインスリン非依存性糖尿病及び肥満症の
治療用、および紫外線照射による皮膚病の治療用に意図
された医薬品として使用される、請求項17に記載の化
合物。 - 【請求項19】 薬理学的に許容されるサポート中に、
請求項1ないし16のいずれか1項で定義された化合物
の少なくとも1つを含んでいることを特徴とする薬理学
的組成物。 - 【請求項20】 請求項1ないし16のいずれか1項で
定義された化合物の濃度が、組成物の全重量に対して、
0.001重量%から5重量%までの間であることを特
徴とする請求項19に記載の組成物。 - 【請求項21】 請求項1ないし16のいずれか1項で
定義された化合物の少なくとも1つを化粧品として許容
されるサポート中に含んでいることを特徴とする化粧品
組成物。 - 【請求項22】 請求項1ないし16のいずれか1項で
定義された化合物の濃度が、組成物の全重量に対して、
0.001重量%から3重量%までの間であることを特
徴とする請求項21に記載の組成物。 - 【請求項23】 請求項21または22のいずれかで定
義した化粧品組成物の、髪または体衛生製品に用いる使
用。
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