JPH11342101A - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

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JPH11342101A
JPH11342101A JP15455998A JP15455998A JPH11342101A JP H11342101 A JPH11342101 A JP H11342101A JP 15455998 A JP15455998 A JP 15455998A JP 15455998 A JP15455998 A JP 15455998A JP H11342101 A JPH11342101 A JP H11342101A
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JP
Japan
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water
water supply
time
abnormality
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JP15455998A
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Tsuyoshi Hosoito
強志 細糸
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 食器洗浄機に湯を洗浄水として供給する場
合、その湯が給水弁に損傷を与えるような高温度である
とき、これを温度センサにより検出して給水停止を行う
ようにしたものにおいて、給水時間や水圧に関係なく、
洗浄水の温度を高精度で検出可能にする。 【解決手段】 洗浄槽の下部に温度センサを設け、洗浄
槽に供給される洗浄水の温度を検出する。制御装置は、
温度センサの検出温度が設定温度を越えたか否かを判定
する給水温度異常の判定を、洗浄槽に洗浄水が所定水位
まで供給されたか否かとは無関係に、給水開始から一定
時間行う。このため、洗浄槽の貯水部に溜められて洗浄
水の熱が洗浄槽の温度センサ取付部まで伝わるのに時間
がかかっても、洗浄水の温度が異常に高いことを誤りな
く検出できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗浄槽に供給され
る洗浄水の温度を検出することができるようにした食器
洗浄機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、食器洗浄機で
は、温水により洗浄することによって洗浄効果を高め、
洗浄時間を短縮することが良く行われる。このとき、洗
浄槽に供給される温水の温度が高過ぎる状態が何回か繰
り返されると、給水弁が変形するなどして水漏れを起こ
し、使用不能となることがある。
【0003】このため、従来の食器洗浄機では、洗浄槽
の下部外面に温度センサを設け、制御装置は、給水開始
から1分経過するまで、その1分間経過前に給水が終わ
ればその給水終了まで、温度センサの検出温度を読み込
んで、その検出温度が所定温度を越えたとき、給水温度
異常として警報表示を行うようにしていた。
【0004】ところが、給水時間(給水流量)は水圧に
よって変動し、1分経過する前に設定水位に達すること
がある。また、一方では、温度センサは洗浄水の温度を
直接検出するのではなく、洗浄槽の壁面部を介して洗浄
水の温度を検出するので、温度センサの設置部分は熱の
伝達遅れによって給水開始から或る時間遅れて温度上昇
し始めるという事情もある。
【0005】このため、温度センサの設置部分への熱が
伝わる前に給水を完了してしまったような場合、その給
水終了と同時に温度センサによる温度検出も終了してし
まうため、実際に供給された温水の温度が高過ぎたとし
ても、給水温度異常の警報がなされず、このようなこと
が数回起きると、給水弁が使用不能になってしまう。
【0006】また、給湯装置から食器洗浄機までの配管
の長さが長い場合、最初は配管内に溜まっていた冷たい
水が供給され、その後、急に熱い湯が供給されることと
なる。このような場合、実際には給水弁が熱湯に晒され
るにもかかわらず、給水温度異常を検出する前に給水を
終了してしまい、異常を報知できないという問題を生ず
る。
【0007】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、給水時間や水圧に関係なく、洗浄水の
温度を高精度で検出可能で、給水弁などの劣化を効果的
に防止できる食器洗浄機を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、請求項1の発明は、洗浄槽内に洗浄水を供給する
給水弁と、前記洗浄槽の下部に設けられ、前記洗浄水の
温度を検出する温度センサと、この温度センサの検出温
度が設定温度を越えたとき給水温度異常として異常報知
を行うと共に運転を停止する制御手段とを具備し、制御
手段は、前記給水弁の給水動作時間とは関係なく、前記
温度センサの検出温度を前記設定温度と比較する異常判
定動作を所定時間行うことを特徴とするものである。こ
の構成によれば、温度センサの検出温度を設定温度と比
較する異常判定動作を所定時間行うので、給水時間の長
短などに関係なく、洗浄水の温度を高精度で検知可能と
なる。
【0009】請求項2の発明は、制御手段は、温度セン
サの検出温度の上昇が所定度合いになるまで、異常判定
動作の開始を待つように構成されていることを特徴とす
るものである。この構成によれば、温度センサの検出温
度の上昇が所定度合いに達するまで、異常判定動作の開
始を待つので、洗浄水の供給源から食器洗浄機までの配
管の長さが長い場合でも、給水温度異常を精度良く検出
できる。
【0010】請求項3の発明は、給水温度異常の発生回
数を記憶する不揮発性記憶装置を備え、この不揮発性記
憶装置に記憶された給水温度異常の発生回数が所定回数
を越えているとき、運転が行われないように構成されて
いることを特徴とするものである。この構成によれば、
給水弁が故障に至るほど長い時間熱湯に晒されることを
防止できる。
【0011】請求項4の発明は、給水弁による給水流量
を検出するための手段を備え、設定温度は前記給水流量
に応じて変更されるように構成されていることを特徴と
するものである。この構成によれば、設定温度を給水流
量に応じて変更するので、給水温度異常の有無を精度良
く判定できる。
【0012】請求項5の発明は、給水弁による給水流量
を検出するための手段を備え、異常判定動作を行う時間
は前記給水流量に応じて変更されることを特徴とするも
のである。この構成によれば、異常判定動作を行う時間
を給水流量に応じて変更するので、給水温度異常の判定
を必要最小限の時間で行うことができ、しかも、判定精
度を損なうことがない。
【0013】請求項6の発明は、給水弁による給水流量
を検出するための手段は、洗浄槽内に洗浄水が一定水位
まで溜められる時間により検出するものであることを特
徴とするものである。この構成によれば、流量センサを
設けずとも、給水流量を検知できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例を図1
〜図6に基づいて説明する。食器洗浄機の全体構成を示
す図3において、外箱1内には洗浄槽2が設けられてい
る。洗浄槽2内には、ヒータ3、上下2個の噴水アーム
4,5が配設されており、それら噴水アーム4,5の上
部に食器かご6,7が引き出し可能に収納されている。
【0015】上記洗浄槽2の底部前側の最深部は貯水部
8とされ、この貯水部8の後側に洗浄ポンプ9と排水ポ
ンプ10とが配設されている。このうち、洗浄ポンプ9
は、貯水部8内の洗浄水を吸入して噴水アーム4,5に
圧送するもので、噴水アーム4,5は洗浄ポンプ9から
圧送されてくる洗浄水を食器かご6,7に下から噴射し
て該食器かご6,7内に収納された食器類を洗浄する。
一方、排水ポンプ10は貯水部8内の洗浄水を吸入して
排水ホース11を通じて外部に排出するものである。
【0016】洗浄槽2の底部外面には、貯水部8から離
して温度検出手段としての例えばサーミスタからなる温
度センサ12が設けられている。また、洗浄槽2の下部
後側には水位検出手段として例えば周知のフロート式の
水位スイッチ装置13が設けられている。そして、洗浄
槽2の背部には給水弁14が設けられており、この給水
弁14を給水ホース15を介して図示しない水道の蛇
口、或いは混合栓などに接続することにより、水道の
水、或いは湯を洗浄水として洗浄槽2内に供給できるよ
うにしている。
【0017】洗浄槽2の背部上側には、送風装置16が
設けられている。この送風装置16は、機外の空気を吸
気ダクト17を介して吸入し、送風ダクト18を通じて
洗浄槽2内に供給すると共に、洗浄槽2内の空気を排気
ダクト19を通じて機外に排出する。
【0018】洗浄槽2は前面が開口するものであり、そ
の開口部には扉20が設けられている。この扉20の上
部には、制御装置21が内設されていると共に、操作パ
ネル22が設けられており、この操作パネル22には、
各種のスイッチからなる操作入力部23、7セグメント
のLEDや洗浄コース表示用のLEDなどからなる表示
部24(以上、図4参照)などが設けられている。
【0019】上記の制御装置21は、食器洗浄機全体を
制御するもので、マイクロコンピュータを主体として構
成されている。この制御装置21には、図4に示すよう
に、上記の操作入力部23、温度センサ12、水位スイ
ッチ装置13などからの信号が入力されるようになって
いる。そして、制御装置21は、それら入力信号および
予め設定された制御プログラムに基づいてヒータ3、洗
浄ポンプ9、排水ポンプ10、給水弁14、送風装置1
6、操作パネル22の表示部24などを駆動回路25を
介して制御する。
【0020】ところで、本実施例の食器洗浄機は洗浄を
湯で行うことを基本としている。このため、洗浄槽2に
洗浄水が溜めらると、ヒータ3を発熱させて水を加熱し
て湯にするように構成されている。なお、水の加熱温度
は60℃程度とされている。また、給水ホース15を給
湯装置からの湯と水道水とを混合して供給する混合栓
(図示せず)に接続してある場合には、洗浄槽2には最
初から湯が供給される。この場合、混合栓から供給され
る湯の温度が高過ぎると、給水弁14などを痛めるの
で、この場合には、運転を停止すると共に、警報を発す
るように構成されている。
【0021】上記温度センサ12は、湯の温度を直接検
出するのではなく、洗浄槽2の底壁面部を介して検出す
る。このため、温度センサ12の検出温度は、実際の湯
の温度よりも低いので、温度センサ12の検出温度から
湯の実際の温度を推定する必要があると共に、洗浄槽2
の熱伝導による遅れを考慮して或る一定時間経過した後
の温度センサ12の温度によって実際の湯の温度を推定
する必要がある。
【0022】図5は洗浄槽2の初期温度が20℃のと
き、湯の供給開始からの温度センサ12の検出温度の変
化を示す。この図5によれば、給水開始からほぼ60秒
経過以降では、ほとんど温度上昇はなくほぼ一定とな
る。そこで、本実施例では、給水開始から1分間温度セ
ンサ12の検出温度を監視し、その間に、給水弁14な
どに損傷を及ぼすような異常に高い湯温と推定されるよ
うな温度を温度センサ12が検出したとき、給水温度異
常と判断するように構成することとする。
【0023】なお、1分経過した後の温度センサ12の
検出温度を見れば、より正確に湯の温度を推定できるの
ではないかという疑問を生ずるが、余り長い時間湯温を
検出し続けることは、洗い運転への移行が遅れ、全体の
洗浄運転時間が長くなるので、温度センサ12の検出温
度を監視する時間を1分間に定めたものである。
【0024】また、図6は、洗浄槽2の初期温度と、洗
浄槽2に給水異常とされる温度の湯を供給したとき給水
開始から60秒経過後の温度センサ12の検出温度との
関係を実験した結果をまとめたものである。同図から明
らかなように、洗浄槽2の初期温度によって給水異常温
度と判定する温度センサ12の検出温度を変えることが
給水温度異常判定にとって好ましいことが理解される。
この図6に示された初期温度と異常と判定する温度との
関係は、制御装置21が有する図示しないROMに記憶
されている。
【0025】以下、この給水温度異常の検出についての
具体的内容を図1および図2に示すフローチャートをも
参照しながら説明する。まず、本実施例では、給水弁1
4の給水ホース15は、給湯装置からの湯と水道からの
水とを混合して供給する混合栓(図示せず)に接続さ
れ、湯が洗浄槽2に洗浄水として供給されるものとす
る。
【0026】しかして、電源が投入されると、制御装置
21は、図1および図2に示すような制御動作をスター
トさせる。そして、制御装置21は、まず、温度センサ
12の検出温度を読み込み、これを洗浄槽2の初期温度
として図示しない記憶手段としてのRAMに更新する動
作を、10分経過毎に繰り返す(以上、ステップS1〜
3)。
【0027】さて、食器かご6,7に食器類を収納し、
そして扉20を閉じて操作パネル22のスタートスイッ
チを操作すると、制御装置21は、ステップS3で「Y
ES」と判断し、次のステップS4で給水弁14を開放
動作させて洗浄槽2への給水を開始させる。そして、制
御装置21は、次のステップS5で、第1の計時手段に
一定時間、この実施例では1分間に定められた給水温度
の異常判定を行うための時間をカウントする動作を開始
させる。
【0028】この後、制御装置21は、水位スイッチ装
置13がオンしたか否か、すなわち給水弁14から供給
されて貯水部8内に溜められた洗浄水の水位が所定水位
Hに達したか否かを判断する(ステップS6)。水位ス
イッチ装置13がオフ状態にあるときには、制御装置2
1は、ステップS6で「NO」と判断し、次のステップ
S7に移行する。
【0029】そして、制御装置21は、ステップS7で
温度センサ12の検出温度を読み込み、次のステップS
8で給水温度異常であるか否かを判断する。このとき、
制御装置21は、RAMに記憶されている洗浄槽2の初
期温度に応じて異常と判定する基準の温度を設定し、温
度センサ12の検出温度がその設定温度を越えたか否か
によって給水温度異常であるか否かの判断を行う。例え
ば、洗浄槽2の初期温度が20℃のとき、制御装置21
は、異常と判定する基準の温度は44℃に設定し(図6
参照)、温度センサ12の検出温度が44℃を越えたと
き、給水温度異常と判断するものである。
【0030】このステップS8の給水温度異常の判定に
おいて、温度センサ12の検出温度が設定温度以下であ
る場合には、制御装置21は、給水温度異常ではない
(「NO」)と判断し、ステップS9に移行して異常判
定開始から1分間経過したか否かを判断する。1分経過
前であるときには、制御装置21は、ステップS9で
「NO」と判断し、そして、水位スイッチ装置13がオ
ンしたか否かを判断する前記ステップS6に戻り、以
下、前述したステップS7〜9を順に実行してステップ
S6に戻るという動作を繰り返す。
【0031】そして、給水開始から1分経過するまでの
間に、温度センサ12の検出温度が設定温度を越えるこ
とがなければ、制御装置21は、ステップS9で「YE
S」と判断し、ステップS10に移行して水位スイッチ
装置13がオンするか否かを監視する状態となる。そし
て、貯水部8に所定水位Hまで洗浄水が溜められると、
水位スイッチ装置13がオンするので、制御装置21
は、ステップS10で「YES」と判断して次のステッ
プS11に移行し、ここで給水弁14を断電して給水を
停止させ、ステップS16の洗い運転に移行する。
【0032】混合栓から洗浄水として供給される湯の温
度が給水弁14を痛める程高いと、給水から1分経過前
に温度センサ12が設定温度よりも高い温度を検出す
る。すると、制御装置21は、温度センサ12の検出温
度が設定温度を越えているか否かを判断するステップS
8で「YES」となり、ステップS30に移行する。そ
して、制御装置21は、ステップS30において、動作
停止、この場合には、現在給水動作を実行中であるから
給水弁14を断電して給水停止すると共に、エラー表
示、例えば操作パネル22の表示部24に設けられてい
る7セグメントの表示器に「E」を表示すると共に、洗
いから乾燥までを行う運転コースなのか、洗いだの運転
コースなのかなどのコースを表示するLEDのうち現在
実行中のコースを示すLEDを点滅させる。この後、制
御装置21は、ステップS1に戻る。なお、上記のエラ
ー表示は、扉20を開くと、消去されて通常の表示に戻
るようになっている。
【0033】ところで、水道水圧が高いと、混合栓の単
位時間当たりの吐出流量が多くなり、給水異常判定時間
内に所定水位Hまで洗浄水が溜められることがある。す
ると、制御装置21は、ステップS6で「YES」と判
断し、次のステップS12で給水弁14を断電して給水
を停止させる。本実施例では、給水であるかどうか、給
水が停止したかどうかとは無関係に、給水の開始から1
分間給水温度異常の判定を継続するものであり、制御装
置21は、給水停止後も1分が経過するまで、温度セン
サ12の検出温度を読み込んでその検出温度が設定温度
を越えているか否かを判断する動作を繰り返す(ステッ
プS13〜15の繰り返し)。そして、このステップS
13〜15の繰り返し実行中に温度センサ12の検出温
度が設定温度を越えることなく1分経過すると、制御装
置21は、ステップS15で「YES」と判断し、ステ
ップS16の洗い運転に移行する。
【0034】ここで、上記のように、混合栓の単位時間
当たりの吐出流量が多く、給水異常判定時間内に所定水
位Hまで洗浄水が溜められた場合において、その混合栓
から洗浄水として供給される湯の温度が給水弁14を痛
める程高かったとする。すると、給水中には、温度セン
サ12の取付部の温度がそれ程高くはならなかったもの
の、その後も継続して行われる給水温度異常判定期間内
に貯水部8内に所定水位Hまで溜められた湯の熱が洗浄
槽2を伝って温度センサ12の取付部の温度が設定温度
を越えるようになる。
【0035】すると、温度センサ12の検出温度が設定
温度を越えるようになるため、制御装置21は、ステッ
プS14で「YES」と判断し、前述のステップS30
に移行して実行中の動作を停止させると共に、エラー表
示を行い、そして、ステップS1に戻る。
【0036】以上のように、温度センサ12の検出温度
が設定温度を越えると、動作が停止されると共に、給水
温度異常である旨の表示がなされるので、使用者は次の
食器洗浄時に混合栓を操作して湯の量を減らすようにす
れば、温度センサ12の検出温度が設定温度を越えるこ
とはなく、従って給水温度異常と判断されることがなく
なる。
【0037】さて、1分間の給水温度異常判定期間内に
温度センサ12の検出温度が設定温度を越えることがな
かった場合、制御装置21は、洗浄ポンプ9を駆動して
所定時間の洗い運転を行わせる(ステップS16,17
の繰り返し)。この洗浄運転では、ヒータ3が貯水部8
内の洗浄水を一定温度例えば60℃に保つために通断電
制御される。そして、このように所定温度に保持された
洗浄水が洗浄ポンプ9に吸入されて上下の噴水アーム
4,5に圧送され、噴水アーム4,5から食器かご6,
7に噴き当てられて食器類を洗浄する。
【0038】洗浄運転が所定時間行われると、制御装置
21は、洗い運転を停止し(ステップS17で「YE
S」)、次いで、排水ポンプ9を駆動し、貯水部8内の
洗浄水を機外に排出する(ステップS18)。この後、
制御装置21は、洗浄槽2内に所定水位Hの洗浄水を供
給し、その洗浄水を洗浄ポンプ9により噴水アーム4,
5から食器かご6,7に噴射して食器類をすすぐという
すすぎ運転(第1回目)を所定時間行う(ステップS1
9)。
【0039】この第1回目のすずき運転を終了すると、
制御装置21は、排水ポンプ9により貯水部8内の水を
機外に排出し(ステップS20)、以後、上記の第1回
目のすすぎ運転および排水と同様のすすぎ運転および排
水を2回行う(ステップS21〜24)。そして、第3
回目のすすぎ運転が終了すると、制御装置21は、温水
すすぎを行うために、洗浄槽2内に再度給水し(ステッ
プS25)、そして、ヒータ3に通電してその水が所定
温度に達するまですすぐという温水すすぎ運転を行う
(ステップS26,27の繰り返し)。
【0040】この温水すすぎ運転が終了すると、制御装
置21は、排水(ステップS28)を行った後、ヒータ
3および送風装置16を駆動して温風により食器類を乾
かすという乾燥運転を行い(ステップS29)、そし
て、この乾燥運転の終了と共に一連の食器洗い運転を終
了してステップS1に戻る。
【0041】このように本実施例によれば、給水弁14
から洗浄槽2内に供給される湯の温度が高過ぎる場合、
これを温度センサ12により検出して給水を停止させる
と共に警報を発するので、給水弁14が長い時間高温の
湯に晒されるという不具合を防止できる。
【0042】しかも、給水弁14の吐出流量が多く、洗
浄水が短時間で洗浄槽2内に所定水位Hまで溜められた
場合でも、予め設定された給水温度異常判定時間(この
実施例では1分間)が経過するまでは、温度センサ12
の検出温度が設定温度を越えていないか否かを判断する
給水温度異常の判定動作を継続する。このため、貯水部
8に溜められた湯の熱が温度センサ12の取付部まで伝
達されるのに時間的がかかるという事情があっても、湯
が給水弁14を痛める程高いときには、その給水温度異
常判定時間内に温度センサ12の取付部が設定温度まで
上昇するので、洗浄水が異常温度のとき、これをより正
確に推測して警報を発することができ、次回の食器洗い
時には、混合栓からの湯の温度を下げる操作を行うよう
に促すことができる。なお、すすぎを行う際の給水時に
も、温度異常判定を行うようにしても良い。
【0043】図7は本発明の第2実施例を示すもので、
第1実施例との相違は、給水温度異常の判定を開始する
時点を、スタート操作と同時ではなく、温度センサ12
の検出温度の上昇が所定度合いに達した時点に定めたと
ころにある。この実施例は、給水ホース15の長さが長
い場合には対処したものである。なお、図7では、図2
に示す制御動作は、「次ステップへ」として省略してあ
る。
【0044】すなわち、混合栓から給水弁14までの距
離が長いと、給水ホース15の長さも長くなるので、給
水が開始されても、当初は給水ホース15内に溜まって
いた水か洗浄槽2内に供給される。このため、混合栓か
ら吐出された湯が実際に洗浄槽2内に供給されるまでの
時間が長くかかる。
【0045】このような場合に、給水開始から1分間の
給水温度異常判定を行ったのでは、実際には混合栓から
吐出される湯の温度が給水弁14を痛める程高くても、
給水温度異常判定期間内に温度センサ12の取付部の温
度がそれ程上昇せず、給水温度異常の判定を誤ることが
ある。本実施例は、このような不具合を生ずることのな
いようにしたものである。
【0046】図7に示すように、制御装置21は、ステ
ップA4で給水を開始すると、次のステップA5では、
水位スイッチ装置13がオンしたか否かを判断する。水
位スイッチ装置13がオフにあるとき、制御装置21
は、ステップA5で「NO」と判断し、次にステップA
6で計時開始済みか否かを判断する。計時開始済みでな
い場合には、制御装置21は、ステップA6で「NO」
と判断してステップA7に移行し温度センサ12の検出
温度を読み込み、次のステップA8でその検出温度が洗
浄槽2の初期温度から所定温度、例えば1℃高いか否か
を判断する。
【0047】給水ホース15内に溜まっていた水が浄槽
2内に供給されているうちは、温度センサ12の検出温
度は上昇しない。このため、給水開始当初は、制御装置
21は、ステップA8では「NO」と判断し、以後、前
記ステップA5で「NO」、A6で「NO」、A7、A
8で「NO」を繰り返す。
【0048】給水ホース15内に溜まっていた水が浄槽
2内に供給され、混合栓から吐出された湯が洗浄槽2内
に供給されるようになると、湯の熱が温度センサ12の
取付部に伝えられて当該部分の温度が上がるようにな
る。そして、温度センサ12の検出温度が洗浄槽2の初
期温度よりも1℃以上高くなると、制御装置21は、ス
テップA8で「YES」と判断し、次のステップA9に
移行して第1の計時手段に計時動作を開始させる。
【0049】この後、制御装置21は、ステップA10
で温度センサ12の検出温度を読み込み、ステップA1
1でその検出温度が設定温度を越えているか否かを判断
し、越えている場合には、ステップA11で「YES」
となってステップA12に移行し、動作停止させると共
に、エラー表示を行う。温度センサ12の検出温度が設
定温度以下のときには、制御装置21は、ステップA1
1で「NO」と判断し、次のステップ13で1分経過し
たか否かを判断する。
【0050】1分経過前のときには、制御装置21は、
ステップA13で「NO」と判断し、以後、ステップA
5で「NO」、ステップA6で「YES」、ステップA
10、ステップA11で「NO」、ステップA13で
「NO」を繰り返し実行する。そして、温度センサ12
の検出温度が設定温度を越えると、制御装置21は、ス
テップA11で「YES」と判断し、ステップA12に
移行して動作停止させると共に、エラー表示を行う。
【0051】また、温度センサ12の検出温度が設定温
度を越えることなく1分が経過すると、制御装置21
は、ステップA13で「YES」と判断し、次のステッ
プA14で水位スイッチ装置13がオンするか否かを監
視する状態となる。そして、水位スイッチ装置13がオ
ンすると、制御装置21は、ステップA14で「YE
S」となり、次のステップA15で給水を停止させ、洗
い運転に移行し、以後、3回のすすぎ、温水すすぎ、乾
燥の各運転を行って一連の洗い運転を終了する。
【0052】一方、水道水圧が高く、短時間で所定水位
Hの洗浄水が溜められた場合、制御装置21は、ステッ
プA5で「YES」と判断し、次のステップA16で給
水を停止させる。そして、制御装置21は、ステップA
17に移行して計時開始済みであるか否かを判断し、計
時開始済みでないときには(ステップA17で「N
O」)、制御装置21は、次に温度センサ12の検出温
度を読み込み(ステップA18)、その検出温度が洗浄
槽2の初期温度よりも1℃上昇しているか否かを判断す
る(ステップA19)。温度センサ12の検出温度が初
期温度よりも1℃以上高くなっていない場合には、制御
装置21は、ステップA19で「NO」と判断し、以
後、ステップA18,ステップA19で「NO」を繰り
返す。
【0053】温度センサ12の検出温度が洗浄槽2の初
期温度よりも1℃以上上昇した場合には、制御装置21
は、ステップA19で「YES」と判断し、次のステッ
プA20で第1の計時手段に計時動作を開始させる。そ
の後、制御装置21は、温度センサ12の検出温度を読
み込み(ステップA21)、その検出温度が設定温度を
越えたか否かを判断し(ステップA22)、温度センサ
12の検出温度が設定温度を越えている場合には、ステ
ップA12に移行して動作停止を行うと共に、エラー表
示を行う。
【0054】また、温度センサ12の検出温度が設定温
度以下のときには、制御装置21は、1分経過するま
で、温度センサ12の検出温度が設定温度を越えている
か否かを判断するという動作を繰り返す(ステップA2
2で「NO」、ステップA23で「NO」、ステップA
21)。そして、1分経過前に温度センサ12の検出温
度が設定温度を越えると(ステップA22で「YE
S」)、制御装置21は、ステップA12に移行して動
作停止およびエラー表示を行う。また、温度センサ12
の検出温度が設定温度を越えることなく1分経過した場
合には、制御装置21は、ステップA23で「YES」
と判断し、そして、洗い運転に移行し、以後、3回のす
すぎ、温水すすぎ、乾燥の各運転を行って一連の洗い運
転を終了する。
【0055】図8は本発明の第3実施例を示す。この実
施例は、給水温度異常としてエラー表示を行っても、使
用者が混合栓から吐出される湯の温度を下げる操作を行
うことなく何回もスタート操作がなされるような場合に
対処したものである。この実施例では、制御装置21
は、図示はしないが不揮発性記憶装置としてEEPRO
Mを有し、このEEPROMに給水温度異常と判断した
回数などを記憶するようにしている。なお、図8では、
図1のステップS4〜29に相当するステップについて
は、洗浄運転として省略してある。
【0056】さて、スタート操作が行われると、制御装
置21は、EEPROMに使用禁止する旨のメッセージ
データが書き込まれているか否かを判断する(ステップ
B4)。上記メッセージデータがない場合には、制御装
置21は、ステップB4で「NO」と判断し、洗浄運転
(ステップB5)に移行する。この洗浄運転における給
水の際、給水異常と判断したときには、制御装置21
は、第1実施例のステップS30と同様のステップB6
にて動作停止を行うと共に、エラー表示を行い、その
後、ステップB7に移行してEEPROMに記憶されて
いる給水温度異常回数をインクリメントする。
【0057】次に、制御装置21は、ステップB8に移
行してEEPROMに記憶されている給水温度異常回数
が所定回数、例えば5回以上であるか否かを判断する。
給水温度異常回数が4回以下である場合には、制御装置
21は、ステップB8で「NO」と判断し、ステップB
1に戻る。給水温度異常回数が5回以上である場合に
は、制御装置21は、ステップB8で「YES」と判断
し、次のステップB9でEEPROMに使用禁止処理す
る旨のメッセージデータを書き込み、次いでステップB
10で操作パネル22の表示部24に使用禁止処理した
旨の表示を行い、ステップS1に戻る。
【0058】さて、スタート操作がなされると、制御装
置21は、EEPROMに使用禁止する旨のメッセージ
データが書き込まれているか否かを判断する(ステップ
B4)。上記メッセージデータがない場合には、制御装
置21は、ステップB4で「NO」と判断し、洗浄運転
(ステップB5)に移行する。上記メッセージが書き込
まれている場合には、制御装置21は、ステップB4で
「YES」と判断してステップB1に移行して再び使用
禁止処理した旨の表示を行ってステップB1に戻る。
【0059】このように本実施例によれば、給水温度異
常が5回以上検出されると、洗浄運転が行われないよう
にしたので、給水動作は行われず、給水温度異常と判断
されるような高温の湯が給水弁14を通過することがな
い。このため、給水弁14が故障に至ることを防止で
き、しかも、使用禁止処理した旨の表示を見て、使用者
は、湯の温度が高過ぎたことを知り、混合栓を操作して
湯の温度を下げるようにする。
【0060】なお、上記第3実施例では、制御装置21
は、給水温度異常が5回以上検出されると、以後、スタ
ート操作は受け入れるが、洗浄運転を行わないように構
成したが、スタート操作そのものを受け入れないように
構成しても良い。
【0061】図9は本発明の第4実施例を示す。この実
施例は、給水弁14による給水流量に応じて、給水温度
異常判定の基準となる設定温度を高低変化させるように
したものである。なお、図9では、図2に示す制御動作
は、「次ステップへ」として省略してある。流量の多少
は水道水圧の高低と関係し、水圧が高いと流量は多くな
る。そして、流量が多いと、洗浄槽2内に供給されたと
きの飛び跳ね量が多くなるなどの理由から、温度センサ
12の取付部の温度が早く上がる傾向がある。
【0062】このような事情に鑑み、本実施例では、流
量の多少(水圧の高低)を所定水位Hまで給水するに要
した時間で判断し、そして、給水所要時間が短い程、給
水温度異常の判定時間を短くして早く洗い運転に移行で
きるようにしている。まず、制御装置21は、EEPR
OMを備え、その記憶領域A,B,Cに過去3回の給水
所要時間を記憶していると共に、別の記憶領域に図10
に示す給水所要時間に対応した給水温度以上判定時間を
記憶している。
【0063】さて、スタート操作がなされると、制御装
置21は、EEPROMの記憶領域A,B,Cに書き込
まれている過去3回の給水所要時間を読み出してその平
均時間を算出し、その平均時間に基づいて予め記憶され
ている図10のデータから給水温度異常判定時間を決定
し(ステップC4)、そして、給水を開始させると共に
(ステップC5)、ステップC4で決定した給水温度異
常判定時間の計時を開始する(ステップC6)。なお、
食器洗浄機の工場出荷時には、EEPROMの記憶領域
A,B,Cには、初期値として60秒という時間が予め
書き込まれている。
【0064】しかして、給水温度異常判定時間が経過し
た後に洗浄槽2内の洗浄水の水位が所定水位Hに達した
ときには(ステップC11で「YES」)、制御手段2
1は、給水を停止させ(ステップC12)、次いで、給
水開始と同時に計時動作を開始している第2の計時手段
の計時時間を給水所要時間としてEEPROMに書き込
まれている過去3回の給水所要時間を更新する(ステッ
プC13)。このときEEPROMの記憶領域A,B,
Cには、3回の給水所要時間が新しい順に書き込まれて
いるとすると、今回の給水所要時間は、記憶領域Aに記
憶され、記憶領域Aに記憶されていた時間は記憶領域B
に、記憶領域Bに記憶されていた時間は記憶領域Cにそ
れぞれ書き替えられ、記憶領域Cに記憶されていた時間
は消去される。
【0065】また、給水温度異常判定時間の経過前に水
位スイッチ装置13がON(ステップC7で「YE
S」)した場合も同様に、制御装置21は、給水を停止
させ(ステップC14)、次いで、給水開始と同時に計
時動作を開始している第2の計時手段の計時時間を給水
所要時間としてEEPROMに書き込まれている過去3
回の給水所要時間を更新する(ステップC15)。
【0066】このように本実施例では、給水流量(水
圧)の多少に応じて給水温度異常の判定を行う時間を変
化させるので、時間的な無駄を生ずることなく、給水温
度異常の判定を行うことができる。しかも、給水流量の
多少を過去の給水所要時間から推定するので、流量セン
サなどを設ける必要がなく、製造コストの低減化を図る
ことができる。
【0067】なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施
例に限定されるものではなく、以下のような拡張或いは
変更が可能である。給水弁14での水圧或いは流量を検
出する水圧センサ或いは流量センサを設け、水圧の高低
或いは流量の多少に応じて給水温度異常判定時間を長短
変えるようにしても良い。給水弁14での水圧或いは流
量を検出する水圧センサ或いは流量センサを設け、給水
温度異常判定時間は一定として、水圧が高い場合、流量
が多い場合には、給水温度異常と判定する設定温度を高
くし、水圧が低い場合、流量が少ない場合には、給水温
度異常と判定する設定温度を低くするように構成しても
良い。このとき、流量は第4実施例に示すように、過去
の給水所要時間から推定するようにしても良い。
【0068】
【発明の効果】請求項1記載の食器洗浄機では、給水弁
の給水動作時間とは関係なく、温度センサの検出温度を
設定温度と比較する異常判定動作を一定時間行うので、
給水時間や水圧に関係なく、洗浄水の温度を高精度で検
出可能で、給水弁などの劣化を効果的に防止できる。
【0069】請求項2記載の食器洗浄機では、温度セン
サの検出温度の上昇が所定度合いに達するまで、異常判
定動作の開始を待つので、洗浄水の供給源から食器洗浄
機までの配管の長さが長い場合でも、給水温度異常を精
度良く検出できる。
【0070】請求項3記載の食器洗浄機では、不揮発性
記憶装置に記憶された給水温度異常の発生回数が所定回
数を越えているとき、運転が行われないように構成され
ているので、給水弁が熱湯に晒される時間の積算値が故
障に至るほど長い時間になることを防止できる。
【0071】請求項4記載の食器洗浄機では、設定温度
を給水流量に応じて変更するので、給水温度異常の有無
を精度良く判定できる。請求項5記載の食器洗浄機で
は、異常判定動作を行う時間を給水流量に応じて変更す
るので、給水温度異常の判定を必要最小限の時間で行う
ことができ、しかも、判定精度を損なうことがない。請
求項6記載の食器洗浄機では、洗浄槽内に洗浄水が一定
水位まで溜められる時間により、給水弁による給水流量
を検出するので、流量センサを設けずとも済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の制御内容を示すフローチ
ャートその1
【図2】フローチャートその2
【図3】食器洗浄機の縦断面図
【図4】電気的構成を示すブロック図
【図5】洗浄槽に湯を供給したときの温度センサ取付部
の温度上昇を示す特性図
【図6】洗浄槽の初期温度と異常と判定する温度との関
係を示す図
【図7】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図8】本発明の第3実施例を示す図1相当図
【図9】本発明の第4実施例を示す図1相当図
【図10】過去3回の給水所要時間の平均と給水温度異
常判定時間との関係を示す図
【符号の説明】
図中、2は洗浄槽、3はヒータ、4,5は噴水アーム、
6,7は食器かご、8は貯水部、9は洗浄ポンプ、10
は排水ポンプ、12は温度センサ、13は水位スイッチ
装置、14は給水弁、15は給水ホース、21は制御装
置(制御手段)である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄槽内に洗浄水を供給する給水弁と、 前記洗浄槽の下部に設けられ、前記洗浄水の温度を検出
    する温度センサと、 この温度センサの検出温度が設定温度を越えたとき給水
    温度異常として異常報知を行うと共に運転を停止する制
    御手段とを具備し、 制御手段は、前記給水弁の給水動作時間とは関係なく、
    前記温度センサの検出温度を前記設定温度と比較する異
    常判定動作を所定時間行うことを特徴とする食器洗浄
    機。
  2. 【請求項2】 制御手段は、温度センサの検出温度の上
    昇が所定度合いになるまで、異常判定動作の開始を待つ
    ように構成されていることを特徴とする請求項1記載の
    食器洗浄機。
  3. 【請求項3】 給水温度異常の発生回数を記憶する不揮
    発性記憶装置を備え、この不揮発性記憶装置に記憶され
    た給水温度異常の発生回数が所定回数を越えていると
    き、運転が行われないように構成されていることを特徴
    とする請求項1または2記載の食器洗浄機。
  4. 【請求項4】 給水弁による給水流量を検出するための
    手段を備え、給水温度異常を判定するための設定温度は
    前記給水流量に応じて変更されるように構成されている
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の
    食器洗浄機。
  5. 【請求項5】 給水弁による給水流量を検出するための
    手段を備え、異常判定動作を行う時間は前記給水流量に
    応じて変更されるように構成されていることを特徴とす
    る請求項1ないし4のいずれかに記載の食器洗浄機。
  6. 【請求項6】 給水弁による給水流量を検出するための
    手段は、洗浄槽内に洗浄水が一定水位まで溜められる時
    間により検出するものであることを特徴とする請求項4
    または5記載の食器洗浄機。
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