JPH11341972A - 小袋包装物を収納した袋での冷却方法および冷却装置 - Google Patents
小袋包装物を収納した袋での冷却方法および冷却装置Info
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- JPH11341972A JPH11341972A JP19092098A JP19092098A JPH11341972A JP H11341972 A JPH11341972 A JP H11341972A JP 19092098 A JP19092098 A JP 19092098A JP 19092098 A JP19092098 A JP 19092098A JP H11341972 A JPH11341972 A JP H11341972A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 袋体を利用して、多量の小袋包装物を表面に
水分を付着させることなく、従って小袋包装物の表面
(フイルムの表面)が冷却水によって汚染されることな
く、効率良く一挙に冷却することができ、構造が簡単、
取扱いも容易であるなど安価なコストにしたことを目的
とする。 【解決手段】 冷却方法としては、所要箇所にエア抜き
弁を設け、かつ一方に開閉手段付開口部を設けた袋体に
小袋包装物を収納して密封し、この密封した袋体内から
エアを抜いた後、このエア抜きした袋体を冷却用液体内
に供給して冷却するようにしたものであり、冷却装置と
しては、所要箇所にエア抜き弁を設け、かつ一方に開閉
手段付開口部を設けた袋体に小袋包装物を収納して密封
する手段と、この密封した袋体内からエアを抜くエア抜
き手段と、このエア抜きした袋体を冷却する冷却用液体
による冷却手段とを設けたものである。
水分を付着させることなく、従って小袋包装物の表面
(フイルムの表面)が冷却水によって汚染されることな
く、効率良く一挙に冷却することができ、構造が簡単、
取扱いも容易であるなど安価なコストにしたことを目的
とする。 【解決手段】 冷却方法としては、所要箇所にエア抜き
弁を設け、かつ一方に開閉手段付開口部を設けた袋体に
小袋包装物を収納して密封し、この密封した袋体内から
エアを抜いた後、このエア抜きした袋体を冷却用液体内
に供給して冷却するようにしたものであり、冷却装置と
しては、所要箇所にエア抜き弁を設け、かつ一方に開閉
手段付開口部を設けた袋体に小袋包装物を収納して密封
する手段と、この密封した袋体内からエアを抜くエア抜
き手段と、このエア抜きした袋体を冷却する冷却用液体
による冷却手段とを設けたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば通常ホット
パックと称される高温で処理された焼肉のタレ、麺つ
ゆ、ソース、ミソ、その他適宜調味料および適宜の食品
などの内容物が充填されているプラスチックフイルムま
たはプラスチックフイルムと金属箔などのラミネートフ
イルムなどからなる小袋包装物を所要の大きさの袋体に
収納して密封させ、この袋体からエアを抜いた後、この
袋体を冷却用液体により冷却させ、さらに必要に応じて
水切りを行うようにした小袋包装物を収納した袋での冷
却方法および冷却装置に関するものである。
パックと称される高温で処理された焼肉のタレ、麺つ
ゆ、ソース、ミソ、その他適宜調味料および適宜の食品
などの内容物が充填されているプラスチックフイルムま
たはプラスチックフイルムと金属箔などのラミネートフ
イルムなどからなる小袋包装物を所要の大きさの袋体に
収納して密封させ、この袋体からエアを抜いた後、この
袋体を冷却用液体により冷却させ、さらに必要に応じて
水切りを行うようにした小袋包装物を収納した袋での冷
却方法および冷却装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば通常ホットパックと称され
る高温で処理された焼肉のタレ、麺つゆ、ソース、ミ
ソ、その他適宜調味料および適宜の食品あるいは飲料
水、医薬品、化粧品などを内容物として充填したプラス
チックフイルムまたはプラスチックフイルムと金属箔な
どのラミネートフイルムなどからなる小袋包装物を冷却
する方法としては、内容物を充填した小袋包装物を1個
づつ冷却槽へ投入して冷却を行ったり、バスケットなど
に積み重ねてからホイストで冷却槽へ入れたりするバッ
チ式のもの(以下、第1従来技術という)、または、冷
却槽内に搬送用コンベアを装備し小袋包装物を並べて連
続搬送して冷却を行うようにした自動式のもの、あるい
はスパイラルまたは搬送用コンベアで搬送しながらシャ
ワーにより冷却するようにしたもの(以下、第2従来技
術という)、さらにまた、特公平6−29079号公報
に示すように小袋包装物を連続帯状のまま冷却槽へ投入
通過させ、冷却するようにしたもの(以下、第3従来技
術という)、あるいは特開平7−91786号公報に示
すように循環する冷却用液体を水流経路体内で所定方向
に流すとともに、この水流経路体の一方側から多数の小
袋包装物を収納した網袋を前記水流経路体内の循環する
冷却用液体に浮遊させ、かつ前記冷却用液体を回転させ
ながら前記網袋を所定方向に回転移送させ、前記水流経
路体の他方側から前記網袋を取り出し、これを回転式水
切り機にかけて小袋包装物の水切りを行うようにした液
体循環による浴式冷却方法(以下、第4従来技術とい
う)などがあった。
る高温で処理された焼肉のタレ、麺つゆ、ソース、ミ
ソ、その他適宜調味料および適宜の食品あるいは飲料
水、医薬品、化粧品などを内容物として充填したプラス
チックフイルムまたはプラスチックフイルムと金属箔な
どのラミネートフイルムなどからなる小袋包装物を冷却
する方法としては、内容物を充填した小袋包装物を1個
づつ冷却槽へ投入して冷却を行ったり、バスケットなど
に積み重ねてからホイストで冷却槽へ入れたりするバッ
チ式のもの(以下、第1従来技術という)、または、冷
却槽内に搬送用コンベアを装備し小袋包装物を並べて連
続搬送して冷却を行うようにした自動式のもの、あるい
はスパイラルまたは搬送用コンベアで搬送しながらシャ
ワーにより冷却するようにしたもの(以下、第2従来技
術という)、さらにまた、特公平6−29079号公報
に示すように小袋包装物を連続帯状のまま冷却槽へ投入
通過させ、冷却するようにしたもの(以下、第3従来技
術という)、あるいは特開平7−91786号公報に示
すように循環する冷却用液体を水流経路体内で所定方向
に流すとともに、この水流経路体の一方側から多数の小
袋包装物を収納した網袋を前記水流経路体内の循環する
冷却用液体に浮遊させ、かつ前記冷却用液体を回転させ
ながら前記網袋を所定方向に回転移送させ、前記水流経
路体の他方側から前記網袋を取り出し、これを回転式水
切り機にかけて小袋包装物の水切りを行うようにした液
体循環による浴式冷却方法(以下、第4従来技術とい
う)などがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記第1、
第2の従来技術の冷却方法は、いずれも冷却時間がかか
り、冷却処理効率が悪いという問題点があったばかりで
なく、冷却後の小袋包装物の表面に付着している水分を
拭き取る、所謂水切り作業(水分が残ると雑菌発生の原
因となり、食品の場合は、特に三方シールの場合、縦シ
ールの合せ部分(耳の部分とも言う)に付着している水
分の水切り作業が重要である。)が非常に面倒であり、
このため各小袋包装物のライン毎に高価な水切り装置を
必要とし、設備費が膨大になると共に、装置の設置面積
も大となるなどの問題点があった。また、冷却に時間を
要するため、高速対応ができず、包装物が例えば150
g(容量)以上になると冷却時間が大幅に延長され、益
々高速対応が困難になるという問題点があり、また、冷
却水がフイルム表面に滑りを良くするために付着してあ
る滑り粉(パウダー)によって汚れるという問題点があ
った。さらにまた、折角、ホット充填によってフイルム
の表面までが殺菌されているにも拘らず、前記汚れた冷
却水によって小袋包装物の表面(フイルムの表面)が再
び汚染されてしまうという問題点があった。
第2の従来技術の冷却方法は、いずれも冷却時間がかか
り、冷却処理効率が悪いという問題点があったばかりで
なく、冷却後の小袋包装物の表面に付着している水分を
拭き取る、所謂水切り作業(水分が残ると雑菌発生の原
因となり、食品の場合は、特に三方シールの場合、縦シ
ールの合せ部分(耳の部分とも言う)に付着している水
分の水切り作業が重要である。)が非常に面倒であり、
このため各小袋包装物のライン毎に高価な水切り装置を
必要とし、設備費が膨大になると共に、装置の設置面積
も大となるなどの問題点があった。また、冷却に時間を
要するため、高速対応ができず、包装物が例えば150
g(容量)以上になると冷却時間が大幅に延長され、益
々高速対応が困難になるという問題点があり、また、冷
却水がフイルム表面に滑りを良くするために付着してあ
る滑り粉(パウダー)によって汚れるという問題点があ
った。さらにまた、折角、ホット充填によってフイルム
の表面までが殺菌されているにも拘らず、前記汚れた冷
却水によって小袋包装物の表面(フイルムの表面)が再
び汚染されてしまうという問題点があった。
【0004】また、上記第3の従来技術の場合は、帯状
に連続形成した小袋包装物を冷却槽内のロールに巻き付
けた状態で冷却するため、フイルムに傷が入り易く、ア
ルミ系のような金属箔で包装された包装物は敬遠される
ばかりでなく、内容物の充填包装から冷却、水切りまで
が連続工程で行われるため、ラインの一部でトラブルが
発生した場合は、全工程を停止し修復しなければなら
ず、ロスが大きいという問題点があった。また、計数、
カット装置が必要となる連続包装物であるため、小容量
(例えば150g(容量)程度)のものしか用いること
ができず、その上前記第1、第2の従来技術と同様に各
小袋包装物のライン毎に高価な水切り装置を必要とする
ため、それに起因する前記第1、第2の従来技術の場合
と同様の問題点および滑り粉(パウダー)で冷却水が汚
れ、小袋包装物の表面(フイルムの表面)が再び汚染さ
れてしまうという問題点があった。
に連続形成した小袋包装物を冷却槽内のロールに巻き付
けた状態で冷却するため、フイルムに傷が入り易く、ア
ルミ系のような金属箔で包装された包装物は敬遠される
ばかりでなく、内容物の充填包装から冷却、水切りまで
が連続工程で行われるため、ラインの一部でトラブルが
発生した場合は、全工程を停止し修復しなければなら
ず、ロスが大きいという問題点があった。また、計数、
カット装置が必要となる連続包装物であるため、小容量
(例えば150g(容量)程度)のものしか用いること
ができず、その上前記第1、第2の従来技術と同様に各
小袋包装物のライン毎に高価な水切り装置を必要とする
ため、それに起因する前記第1、第2の従来技術の場合
と同様の問題点および滑り粉(パウダー)で冷却水が汚
れ、小袋包装物の表面(フイルムの表面)が再び汚染さ
れてしまうという問題点があった。
【0005】さらにまた、上記第4の従来技術の場合
は、多量の小袋包装物を効率良く一挙に冷却することが
できるという利点はあるが、冷却後の小袋包装物の水切
り装置を必要とするため、それに起因する前記第1、第
2、第3の従来技術と同様の問題点があったばかりでな
く、滑り粉(パウダー)で冷却水が汚れ、小袋包装物の
表面(フイルムの表面)が再び汚染されてしまうという
問題点があった。
は、多量の小袋包装物を効率良く一挙に冷却することが
できるという利点はあるが、冷却後の小袋包装物の水切
り装置を必要とするため、それに起因する前記第1、第
2、第3の従来技術と同様の問題点があったばかりでな
く、滑り粉(パウダー)で冷却水が汚れ、小袋包装物の
表面(フイルムの表面)が再び汚染されてしまうという
問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の小袋包装物を収
納した袋での冷却方法および冷却装置は、上記課題を解
決することを目的とし、その冷却方法としては、所要箇
所にエア抜き弁を設け、かつ一方に開閉手段付開口部を
設けた袋体に小袋包装物を収納して密封し、この密封し
た袋体内からエアを抜いた後、このエア抜きした袋体を
冷却用液体内に供給して冷却するようにしたことを特徴
とする。
納した袋での冷却方法および冷却装置は、上記課題を解
決することを目的とし、その冷却方法としては、所要箇
所にエア抜き弁を設け、かつ一方に開閉手段付開口部を
設けた袋体に小袋包装物を収納して密封し、この密封し
た袋体内からエアを抜いた後、このエア抜きした袋体を
冷却用液体内に供給して冷却するようにしたことを特徴
とする。
【0007】また、その冷却方法としては、所要箇所に
開閉手段付開口部を設けた袋体に、この開閉手段付開口
部から小袋包装物を収納し、この袋体内からエアを抜い
て前記開閉手段付開口部を密封し、このエア抜きした袋
体を冷却用液体内に供給して冷却するようにしたことを
特徴とする。
開閉手段付開口部を設けた袋体に、この開閉手段付開口
部から小袋包装物を収納し、この袋体内からエアを抜い
て前記開閉手段付開口部を密封し、このエア抜きした袋
体を冷却用液体内に供給して冷却するようにしたことを
特徴とする。
【0008】また、その冷却方法としては、開口部を有
する袋体に小袋包装物を収納し、この開口部から袋体内
のエアを抜いて前記開口部を密封し、このエア抜きした
袋体を冷却用液体内に供給して冷却するようにしたこと
を特徴とする。
する袋体に小袋包装物を収納し、この開口部から袋体内
のエアを抜いて前記開口部を密封し、このエア抜きした
袋体を冷却用液体内に供給して冷却するようにしたこと
を特徴とする。
【0009】また、その冷却方法としては、所要箇所に
エア抜き弁を設け、かつ一方に開閉手段付開口部を設け
た袋体に小袋包装物を収納して密封し、この密封した袋
体内からエアを抜いた後、このエア抜きした袋体を冷却
用液体内に供給して冷却し、この冷却用液体から取り出
した袋体を水切りするようにしたことを特徴とする。
エア抜き弁を設け、かつ一方に開閉手段付開口部を設け
た袋体に小袋包装物を収納して密封し、この密封した袋
体内からエアを抜いた後、このエア抜きした袋体を冷却
用液体内に供給して冷却し、この冷却用液体から取り出
した袋体を水切りするようにしたことを特徴とする。
【0010】また、その冷却方法としては、所要箇所に
開閉手段付開口部を設けた袋体に、この開閉手段付開口
部から小袋包装物を収納し、この袋体内からエアを抜い
て前記開閉手段付開口部を密封し、このエア抜きした袋
体を冷却用液体内に供給して冷却し、この冷却用液体か
ら取り出した袋体を水切りするようにしたことを特徴と
する。
開閉手段付開口部を設けた袋体に、この開閉手段付開口
部から小袋包装物を収納し、この袋体内からエアを抜い
て前記開閉手段付開口部を密封し、このエア抜きした袋
体を冷却用液体内に供給して冷却し、この冷却用液体か
ら取り出した袋体を水切りするようにしたことを特徴と
する。
【0011】また、その冷却方法としては、開口部を有
する袋体に小袋包装物を収納し、この開口部から袋体内
のエアを抜いて前記開口部を密封し、このエア抜きした
袋体を冷却用液体内に供給して冷却し、この冷却用液体
から取り出した袋体を水切りするようにしたことを特徴
とする。
する袋体に小袋包装物を収納し、この開口部から袋体内
のエアを抜いて前記開口部を密封し、このエア抜きした
袋体を冷却用液体内に供給して冷却し、この冷却用液体
から取り出した袋体を水切りするようにしたことを特徴
とする。
【0012】また、その冷却装置としては、所要箇所に
エア抜き弁を設け、かつ一方に開閉手段付開口部を設け
た袋体に小袋包装物を収納して密封する手段と、この密
封した袋体内からエアを抜くエア抜き手段と、このエア
抜きした袋体を冷却する冷却用液体による冷却手段とを
設けたことを特徴とする。
エア抜き弁を設け、かつ一方に開閉手段付開口部を設け
た袋体に小袋包装物を収納して密封する手段と、この密
封した袋体内からエアを抜くエア抜き手段と、このエア
抜きした袋体を冷却する冷却用液体による冷却手段とを
設けたことを特徴とする。
【0013】また、その冷却装置としては、所要箇所に
開閉手段付開口部を設けた袋体に小袋包装物を収納し
て、この袋体内からエアを抜いて前記開閉手段付開口部
を密封する手段と、前記エア抜きした袋体を冷却する冷
却用液体による冷却手段とを設けたことを特徴とする。
開閉手段付開口部を設けた袋体に小袋包装物を収納し
て、この袋体内からエアを抜いて前記開閉手段付開口部
を密封する手段と、前記エア抜きした袋体を冷却する冷
却用液体による冷却手段とを設けたことを特徴とする。
【0014】また、その冷却装置としては、開口部を有
する袋体に小袋包装物を収納し、この開口部から袋体内
のエアを抜いて前記開口部を密封する手段と、前記エア
抜きした袋体を冷却する冷却用液体による冷却手段とを
設けたことを特徴とする。
する袋体に小袋包装物を収納し、この開口部から袋体内
のエアを抜いて前記開口部を密封する手段と、前記エア
抜きした袋体を冷却する冷却用液体による冷却手段とを
設けたことを特徴とする。
【0015】また、その冷却装置としては、所要箇所に
エア抜き弁を設け、かつ一方に開閉手段付開口部を設け
た袋体に小袋包装物を収納して密封する手段と、この密
封した袋体内からエアを抜くエア抜き手段と、このエア
抜きした袋体を冷却する冷却用液体による冷却手段と、
この冷却手段から取り出した袋体を水切りする水切り手
段とを設けたことを特徴とする。
エア抜き弁を設け、かつ一方に開閉手段付開口部を設け
た袋体に小袋包装物を収納して密封する手段と、この密
封した袋体内からエアを抜くエア抜き手段と、このエア
抜きした袋体を冷却する冷却用液体による冷却手段と、
この冷却手段から取り出した袋体を水切りする水切り手
段とを設けたことを特徴とする。
【0016】また、その冷却装置としては、所要箇所に
開閉手段付開口部を設けた袋体に小袋包装物を収納し
て、この袋体内からエアを抜いて前記開閉手段付開口部
を密封する手段と、前記エア抜きした袋体を冷却する冷
却用液体による冷却手段と、この冷却手段から取り出し
た袋体を水切りする水切り手段とを設けたことを特徴と
する。
開閉手段付開口部を設けた袋体に小袋包装物を収納し
て、この袋体内からエアを抜いて前記開閉手段付開口部
を密封する手段と、前記エア抜きした袋体を冷却する冷
却用液体による冷却手段と、この冷却手段から取り出し
た袋体を水切りする水切り手段とを設けたことを特徴と
する。
【0017】また、その冷却装置としては、開口部を有
する袋体に小袋包装物を収納し、この開口部から袋体内
のエアを抜いて前記開口部を密封する手段と、前記エア
抜きした袋体を冷却する冷却用液体による冷却手段と、
この冷却手段からから取り出した袋体を水切りする水切
り手段とを設けたことを特徴とする。
する袋体に小袋包装物を収納し、この開口部から袋体内
のエアを抜いて前記開口部を密封する手段と、前記エア
抜きした袋体を冷却する冷却用液体による冷却手段と、
この冷却手段からから取り出した袋体を水切りする水切
り手段とを設けたことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本発明による小袋
包装物を収納した袋での冷却方法および冷却装置の好適
な第一実施例を略示的に示した概略図であり、図2は、
図1で使用する袋体の一実施例を示した概略外観図であ
る。図3は、袋体の他の実施例を示した概略外観図であ
る。
て図面を参照して説明する。図1は、本発明による小袋
包装物を収納した袋での冷却方法および冷却装置の好適
な第一実施例を略示的に示した概略図であり、図2は、
図1で使用する袋体の一実施例を示した概略外観図であ
る。図3は、袋体の他の実施例を示した概略外観図であ
る。
【0019】図1において、10は、充填機で、例えば
通常ホットパックと称される高温で処理された焼肉のタ
レ、麺つゆ、ソース、ミソ、その他適宜調味料および適
宜の食品あるいは飲料水、医薬品、化粧品などの内容物
をプラスチックフイルムまたはプラスチックフイルムと
金属箔などのラミネートフイルムなどからなる小袋に充
填して熱シールで多量に小袋包装物10aを製造してい
る。この充填機10は、複数台(実施例では5台)配置
されている。これらの充填機10の下部には、振り分け
機11がそれぞれ取り付けられている。この振り分け機
11の下方には、例えば図2に示すごとき市販されてい
る所要箇所にエア抜き弁12aを設け、かつ一方にチャ
ックなどの開閉手段付開口部12bを設けた袋体12
が、その開口部12bを上方に向けてそれぞれ配置さ
れ、この袋体12内に小袋包装物10aを所要数収納し
て密封する自動袋詰め密封装置13が配置されている。
通常ホットパックと称される高温で処理された焼肉のタ
レ、麺つゆ、ソース、ミソ、その他適宜調味料および適
宜の食品あるいは飲料水、医薬品、化粧品などの内容物
をプラスチックフイルムまたはプラスチックフイルムと
金属箔などのラミネートフイルムなどからなる小袋に充
填して熱シールで多量に小袋包装物10aを製造してい
る。この充填機10は、複数台(実施例では5台)配置
されている。これらの充填機10の下部には、振り分け
機11がそれぞれ取り付けられている。この振り分け機
11の下方には、例えば図2に示すごとき市販されてい
る所要箇所にエア抜き弁12aを設け、かつ一方にチャ
ックなどの開閉手段付開口部12bを設けた袋体12
が、その開口部12bを上方に向けてそれぞれ配置さ
れ、この袋体12内に小袋包装物10aを所要数収納し
て密封する自動袋詰め密封装置13が配置されている。
【0020】この袋体12内に小袋包装物10aを所要
数収納して密封する自動袋詰め密封装置13では、袋体
12が2袋づつ前記振り分け機11の下部に取り付けら
れており、一方の袋体12に小袋包装物10aが所要数
袋詰め密封されると、他方の袋体12に小袋包装物10
aが所要数袋詰め密封されるようになっている。なお、
前記自動袋詰め密封装置13は、必ずしも必要とするも
のでなく、必要に応じて人手により密封する場合もあ
る。
数収納して密封する自動袋詰め密封装置13では、袋体
12が2袋づつ前記振り分け機11の下部に取り付けら
れており、一方の袋体12に小袋包装物10aが所要数
袋詰め密封されると、他方の袋体12に小袋包装物10
aが所要数袋詰め密封されるようになっている。なお、
前記自動袋詰め密封装置13は、必ずしも必要とするも
のでなく、必要に応じて人手により密封する場合もあ
る。
【0021】小袋包装物10aが所要数袋詰め密封され
ている袋体12は、ホールド用コンベヤ14によって自
動袋詰め密封装置13からエア抜き装置15まで移送さ
れ、このエア抜き装置15において、エア抜き弁12a
を介して自動または手動によつて袋体12からエアが抜
かれる。
ている袋体12は、ホールド用コンベヤ14によって自
動袋詰め密封装置13からエア抜き装置15まで移送さ
れ、このエア抜き装置15において、エア抜き弁12a
を介して自動または手動によつて袋体12からエアが抜
かれる。
【0022】エアを抜かれた袋体12は、適宜循環する
冷却用液体16aによる冷却装置16に順次供給され、
この袋体12を例えば噴流ノズルにより回転させながら
冷却させている。なお、この冷却装置16へは、重なっ
て供給しても良いため、充填後のホールドタイム(ホッ
ト充填は、その内容物でフイルム内外面の殺菌効果を得
るための手段であるので、一般的には、2〜3分程度の
時間が要求される)が平コンベア1台で、簡単に自由な
時間が設定できる。
冷却用液体16aによる冷却装置16に順次供給され、
この袋体12を例えば噴流ノズルにより回転させながら
冷却させている。なお、この冷却装置16へは、重なっ
て供給しても良いため、充填後のホールドタイム(ホッ
ト充填は、その内容物でフイルム内外面の殺菌効果を得
るための手段であるので、一般的には、2〜3分程度の
時間が要求される)が平コンベア1台で、簡単に自由な
時間が設定できる。
【0023】前記冷却装置16からコンベア19により
取り出された袋体12は、水切り装置17に移送されて
水切りが行われ、その後梱包ラインを経由し別途の梱包
手段を講じることなく、小袋包装物10aを袋体12に
収納したまま梱包して、出荷することができる。また、
水切りを必要としない場合は、水切り装置17を経由し
ないで、そのまま梱包ライン18を経由して適宜の量を
梱包する。なお、小袋包装物10aを袋体12のチャッ
クなどの開閉手段付開口部12bから取り出して箱詰め
する場合は、前記水切り装置17で水切りする必要がな
いこと勿論である。また、小袋包装物10aを顧客の要
望に応じた任意の仕分袋(エア抜き孔を適宜穿設してあ
る袋か、あるいは穿設していない袋でも良い)などに所
要数入れ、これらを梱包箱に入れることもある。
取り出された袋体12は、水切り装置17に移送されて
水切りが行われ、その後梱包ラインを経由し別途の梱包
手段を講じることなく、小袋包装物10aを袋体12に
収納したまま梱包して、出荷することができる。また、
水切りを必要としない場合は、水切り装置17を経由し
ないで、そのまま梱包ライン18を経由して適宜の量を
梱包する。なお、小袋包装物10aを袋体12のチャッ
クなどの開閉手段付開口部12bから取り出して箱詰め
する場合は、前記水切り装置17で水切りする必要がな
いこと勿論である。また、小袋包装物10aを顧客の要
望に応じた任意の仕分袋(エア抜き孔を適宜穿設してあ
る袋か、あるいは穿設していない袋でも良い)などに所
要数入れ、これらを梱包箱に入れることもある。
【0024】この実施例では、前記冷却装置16が1ラ
インで、5台程度の充填機10に対応でき、また、水切
り装置17も簡単なもので良く、あるいは不要にするこ
とができ、安価なコストとなる。また、設置スペースが
小さくて良く、簡単に高速ラインにも対応できる。さら
に、袋体12に収納する多数の小袋包装物や袋体12そ
のものを、それぞれ色分けすることにより1ラインの冷
却装置で多品種の充填物の冷却にも対応することができ
る。
インで、5台程度の充填機10に対応でき、また、水切
り装置17も簡単なもので良く、あるいは不要にするこ
とができ、安価なコストとなる。また、設置スペースが
小さくて良く、簡単に高速ラインにも対応できる。さら
に、袋体12に収納する多数の小袋包装物や袋体12そ
のものを、それぞれ色分けすることにより1ラインの冷
却装置で多品種の充填物の冷却にも対応することができ
る。
【0025】次に本発明の小袋包装物を収納した袋での
冷却方法の第一実施例について説明する。まず、充填機
10で、例えば通常ホットパックと称される高温で処理
された焼肉のタレ、麺つゆ、ソース、ミソ、その他適宜
調味料および適宜の食品あるいは飲料水、医薬品、化粧
品などの内容物をプラスチックフイルムまたはプラスチ
ックフイルムと金属箔などのラミネートフイルムなどか
らなる小袋に充填して熱シールで多量に小袋包装物10
aを製造している。この小袋包装物10aは、振り分け
機11でそれぞれ所要数に振り分けて所要箇所にエア抜
き弁12aを設け、かつ一方にチャックなどの開閉手段
付開口部12bを設けた袋体12内に収納し、自動袋詰
め密封装置13で密封する。なお、必要に応じて、この
自動袋詰め密封装置13を使用しないで、人手によって
袋詰め密封する場合もある。
冷却方法の第一実施例について説明する。まず、充填機
10で、例えば通常ホットパックと称される高温で処理
された焼肉のタレ、麺つゆ、ソース、ミソ、その他適宜
調味料および適宜の食品あるいは飲料水、医薬品、化粧
品などの内容物をプラスチックフイルムまたはプラスチ
ックフイルムと金属箔などのラミネートフイルムなどか
らなる小袋に充填して熱シールで多量に小袋包装物10
aを製造している。この小袋包装物10aは、振り分け
機11でそれぞれ所要数に振り分けて所要箇所にエア抜
き弁12aを設け、かつ一方にチャックなどの開閉手段
付開口部12bを設けた袋体12内に収納し、自動袋詰
め密封装置13で密封する。なお、必要に応じて、この
自動袋詰め密封装置13を使用しないで、人手によって
袋詰め密封する場合もある。
【0026】この小袋包装物10aが所要数袋詰め密封
されている袋体12は、ホールド用コンベヤ14によっ
て自動袋詰め密封装置13からエア抜き装置15まで移
送して、このエア抜き装置15において、エア抜き弁1
2aを介して自動または手動によつて袋体12からエア
が抜かれる。エアを抜かれた袋体12は、冷却用液体1
6aによる冷却装置16に順次供給されて冷却される。
されている袋体12は、ホールド用コンベヤ14によっ
て自動袋詰め密封装置13からエア抜き装置15まで移
送して、このエア抜き装置15において、エア抜き弁1
2aを介して自動または手動によつて袋体12からエア
が抜かれる。エアを抜かれた袋体12は、冷却用液体1
6aによる冷却装置16に順次供給されて冷却される。
【0027】その後、この冷却装置16からコンベア1
9により取り出された袋体12は、水切り装置17に移
送されて水切りが行われ、その後梱包ライン18に送ら
れる。
9により取り出された袋体12は、水切り装置17に移
送されて水切りが行われ、その後梱包ライン18に送ら
れる。
【0028】なお、図2に示すような前記エア抜き弁1
2aを設けないで、図3に示す所要箇所にチャックなど
の開閉手段付開口部12bのみを設けた袋体20を用い
て、この開閉手段付開口部12bから小袋包装物10a
を袋体20内に収納して、人手によりこの袋体20内か
らエアを抜きながら密封させる場合は、前記エア抜き装
置15を必要とすることなく、エアを抜かれた袋体20
は、冷却用液体16aによる冷却装置16に順次供給さ
れて冷却されるものである。
2aを設けないで、図3に示す所要箇所にチャックなど
の開閉手段付開口部12bのみを設けた袋体20を用い
て、この開閉手段付開口部12bから小袋包装物10a
を袋体20内に収納して、人手によりこの袋体20内か
らエアを抜きながら密封させる場合は、前記エア抜き装
置15を必要とすることなく、エアを抜かれた袋体20
は、冷却用液体16aによる冷却装置16に順次供給さ
れて冷却されるものである。
【0029】図4は、本発明による小袋包装物を収納し
た袋での冷却方法および冷却装置の好適な第二実施例を
略示的に示した概略図であり、図5は、図4で使用する
袋体の一実施例を示した概略外観図である。
た袋での冷却方法および冷却装置の好適な第二実施例を
略示的に示した概略図であり、図5は、図4で使用する
袋体の一実施例を示した概略外観図である。
【0030】図4において、図1における部材に付した
る符号と同じ符号を付したる部材については、説明を省
略する。21は、例えば図8に示すごとき市販されてい
る開口部21aを有する袋体である。この実施例では、
前記袋体21が2袋づつ前記振り分け機11の下部に取
り付けられており、一方の袋体21に小袋包装物10a
が所要数袋詰めされると、他方の袋体21に小袋包装物
10aが所要数袋詰めされるようになっている。
る符号と同じ符号を付したる部材については、説明を省
略する。21は、例えば図8に示すごとき市販されてい
る開口部21aを有する袋体である。この実施例では、
前記袋体21が2袋づつ前記振り分け機11の下部に取
り付けられており、一方の袋体21に小袋包装物10a
が所要数袋詰めされると、他方の袋体21に小袋包装物
10aが所要数袋詰めされるようになっている。
【0031】小袋包装物10aが所要数袋詰めされてい
る袋体21は、ホールド用コンベヤ14によって周知の
例えば真空脱気シーラー(商品名)のごとき自動エア抜
きシール機22まで移送され、この自動エア抜きシール
機22において、前記袋体21から自動的にエアが抜か
れ、前記開口部21aはシール密封(真空包装)され
る。
る袋体21は、ホールド用コンベヤ14によって周知の
例えば真空脱気シーラー(商品名)のごとき自動エア抜
きシール機22まで移送され、この自動エア抜きシール
機22において、前記袋体21から自動的にエアが抜か
れ、前記開口部21aはシール密封(真空包装)され
る。
【0032】エアを抜かれた袋体21は、適宜循環する
冷却用液体16aによる冷却装置16に順次供給され、
この袋体21を例えば噴流ノズルにより回転させながら
冷却させている。なお、この袋体21の冷却後の工程
は、第一実施例に記載の方法、装置と同じであるので、
説明を省略する。また、本発明で称するエア抜きとは、
袋体内からエアを抜く技術の総称であって、例えば脱
気、真空、真空脱気などの技術を含むものである。
冷却用液体16aによる冷却装置16に順次供給され、
この袋体21を例えば噴流ノズルにより回転させながら
冷却させている。なお、この袋体21の冷却後の工程
は、第一実施例に記載の方法、装置と同じであるので、
説明を省略する。また、本発明で称するエア抜きとは、
袋体内からエアを抜く技術の総称であって、例えば脱
気、真空、真空脱気などの技術を含むものである。
【0033】また、本発明の各実施例で使用される冷却
装置16としては、冷却用液体16aによる浴式冷却で
あれば、特許請求の範囲を逸脱しない範囲内において適
宜の構造のものが適用されること勿論である。
装置16としては、冷却用液体16aによる浴式冷却で
あれば、特許請求の範囲を逸脱しない範囲内において適
宜の構造のものが適用されること勿論である。
【0034】
【発明の効果】本発明の小袋包装物を収納した袋での冷
却方法は、以上説明したとおりであり、前記袋体を利用
したので、冷却装置が1ラインで、複数台の充填機に対
応でき、多量の小袋包装物を表面に水分を付着させるこ
となく、従って、小袋包装物の表面(フイルムの表面)
が冷却水によって汚染されることなく、効率良く一挙に
冷却することができ、また、各小袋包装物のライン毎に
高価な水切り装置を必要とせず、設備費が膨大とならず
安価なコストとなる。また、設置スペースが小さくて良
く、取扱いも容易であるなどの効果がある。
却方法は、以上説明したとおりであり、前記袋体を利用
したので、冷却装置が1ラインで、複数台の充填機に対
応でき、多量の小袋包装物を表面に水分を付着させるこ
となく、従って、小袋包装物の表面(フイルムの表面)
が冷却水によって汚染されることなく、効率良く一挙に
冷却することができ、また、各小袋包装物のライン毎に
高価な水切り装置を必要とせず、設備費が膨大とならず
安価なコストとなる。また、設置スペースが小さくて良
く、取扱いも容易であるなどの効果がある。
【0035】また、本発明の小袋包装物を収納した袋で
の冷却装置は、以上説明したとおりであるから、多量の
小袋包装物を表面に水分を付着させることなく、従っ
て、小袋包装物の表面(フイルムの表面)が冷却水によ
って汚染されることなく、効率良く一挙に冷却すること
ができ、また、各小袋包装物のライン毎に高価な水切り
装置を必要とせず、設備費が膨大とならず安価なコスト
となる。また、設置スペースが小さくて良く、容易に高
速ラインにも対応できる狭いスペースで多量の小袋包装
物を極めて短時間に冷却させることができるばかりでな
く、小袋包装物の表面および内容物を損傷させることな
く、冷却処理効率を極めて良好にすることができると共
に、冷却用液体をパウダーで汚すことなく、構造が簡単
であり、取扱いも容易であるなどの効果を有する。
の冷却装置は、以上説明したとおりであるから、多量の
小袋包装物を表面に水分を付着させることなく、従っ
て、小袋包装物の表面(フイルムの表面)が冷却水によ
って汚染されることなく、効率良く一挙に冷却すること
ができ、また、各小袋包装物のライン毎に高価な水切り
装置を必要とせず、設備費が膨大とならず安価なコスト
となる。また、設置スペースが小さくて良く、容易に高
速ラインにも対応できる狭いスペースで多量の小袋包装
物を極めて短時間に冷却させることができるばかりでな
く、小袋包装物の表面および内容物を損傷させることな
く、冷却処理効率を極めて良好にすることができると共
に、冷却用液体をパウダーで汚すことなく、構造が簡単
であり、取扱いも容易であるなどの効果を有する。
【0036】また、袋体に収納する多数の小袋包装物や
袋体そのものを、それぞれ色分けすることにより1ライ
ンの冷却装置で多品種の充填物の冷却に対応することが
でき、出荷管理を容易にして、確実に行うことができる
などの効果もある。
袋体そのものを、それぞれ色分けすることにより1ライ
ンの冷却装置で多品種の充填物の冷却に対応することが
でき、出荷管理を容易にして、確実に行うことができる
などの効果もある。
【0037】また、本発明の小袋包装物を収納した袋で
の冷却方法や冷却装置では、さらに、前記冷却手段から
取り出した袋体を水切りする水切り手段を設けたので、
小袋包装物を袋体に収納したままで梱包したり、あるい
は、この袋体をそのまま梱包箱に箱詰めして出荷できる
状態にしうる効果がある。
の冷却方法や冷却装置では、さらに、前記冷却手段から
取り出した袋体を水切りする水切り手段を設けたので、
小袋包装物を袋体に収納したままで梱包したり、あるい
は、この袋体をそのまま梱包箱に箱詰めして出荷できる
状態にしうる効果がある。
【0038】さらにまた、小袋包装物を収納し、真空シ
ール(密封)した袋体での冷却方法や冷却装置では、さ
らに、前記冷却手段から取り出した袋体を水切りする水
切り手段を設けたので、顧客の要望に応じた任意の数量
の小袋包装物を収納して真空状態のまま、梱包出荷でき
ることにより、酸化防止対策は勿論のこと、ホット充填
の殺菌効果を保持したまま顧客に届けることができるの
で、特に別添調味料として弁当などに使用される場合
は、衛生面で大きなメリットとなる。また、このように
小袋包装物を収納し、真空シール(密封)した袋体のま
ま梱包出荷する場合、小袋包装物が袋体内で固定されて
いるため、運送中の振動で発生するピンホールによる液
漏れが大幅に減少できる効果がある。
ール(密封)した袋体での冷却方法や冷却装置では、さ
らに、前記冷却手段から取り出した袋体を水切りする水
切り手段を設けたので、顧客の要望に応じた任意の数量
の小袋包装物を収納して真空状態のまま、梱包出荷でき
ることにより、酸化防止対策は勿論のこと、ホット充填
の殺菌効果を保持したまま顧客に届けることができるの
で、特に別添調味料として弁当などに使用される場合
は、衛生面で大きなメリットとなる。また、このように
小袋包装物を収納し、真空シール(密封)した袋体のま
ま梱包出荷する場合、小袋包装物が袋体内で固定されて
いるため、運送中の振動で発生するピンホールによる液
漏れが大幅に減少できる効果がある。
【図1】本発明による小袋包装物を収納した袋での冷却
方法および冷却装置の好適な第一実施例を略示的に示し
た概略図である。
方法および冷却装置の好適な第一実施例を略示的に示し
た概略図である。
【図2】図1で使用する袋体の一実施例を示した概略外
観図である。
観図である。
【図3】袋体の他の実施例を示した概略外観図である。
【図4】本発明による小袋包装物を収納した袋での冷却
方法および冷却装置の好適な第二実施例を略示的に示し
た概略図である。
方法および冷却装置の好適な第二実施例を略示的に示し
た概略図である。
【図5】図4で使用する袋体の一実施例を示した概略外
観図である。
観図である。
10 充填機 10a 小袋包装物 11 振り分け機 12 袋体 12a エア抜き弁 12b 開閉手段付開口部 13 自動袋詰め密封装置 14 ホールド用コンベヤ 15 エア抜き装置 16 冷却装置 16a 冷却用液体 17 水切り装置 18 梱包ライン 19 コンベヤ 20 袋体 21 袋体 21a 開口部 22 自動エア抜きシール機
Claims (12)
- 【請求項1】 所要箇所にエア抜き弁を設け、かつ一方
に開閉手段付開口部を設けた袋体に小袋包装物を収納し
て密封し、この密封した袋体内からエアを抜いた後、こ
のエア抜きした袋体を冷却用液体内に供給して冷却する
ようにしたことを特徴とする小袋包装物を収納した袋で
の冷却方法。 - 【請求項2】 所要箇所に開閉手段付開口部を設けた袋
体に、この開閉手段付開口部から小袋包装物を収納し、
この袋体内からエアを抜いて前記開閉手段付開口部を密
封し、このエア抜きした袋体を冷却用液体内に供給して
冷却するようにしたことを特徴とする小袋包装物を収納
した袋での冷却方法。 - 【請求項3】 開口部を有する袋体に小袋包装物を収納
し、この開口部から袋体内のエアを抜いて前記開口部を
密封し、このエア抜きした袋体を冷却用液体内に供給し
て冷却するようにしたことを特徴とする小袋包装物を収
納した袋での冷却方法。 - 【請求項4】 所要箇所にエア抜き弁を設け、かつ一方
に開閉手段付開口部を設けた袋体に小袋包装物を収納し
て密封し、この密封した袋体内からエアを抜いた後、こ
のエア抜きした袋体を冷却用液体内に供給して冷却し、
この冷却用液体から取り出した袋体を水切りするように
したことを特徴とする小袋包装物を収納した袋での冷却
方法。 - 【請求項5】 所要箇所に開閉手段付開口部を設けた袋
体に、この開閉手段付開口部から小袋包装物を収納し、
この袋体内からエアを抜いて前記開閉手段付開口部を密
封し、このエア抜きした袋体を冷却用液体内に供給して
冷却し、この冷却用液体から取り出した袋体を水切りす
るようにしたことを特徴とする小袋包装物を収納した袋
での冷却方法。 - 【請求項6】 開口部を有する袋体に小袋包装物を収納
し、この開口部から袋体内のエアを抜いて前記開口部を
密封し、このエア抜きした袋体を冷却用液体内に供給し
て冷却し、この冷却用液体から取り出した袋体を水切り
するようにしたことを特徴とする小袋包装物を収納した
袋での冷却方法。 - 【請求項7】 所要箇所にエア抜き弁を設け、かつ一方
に開閉手段付開口部を設けた袋体に小袋包装物を収納し
て密封する手段と、この密封した袋体内からエアを抜く
エア抜き手段と、このエア抜きした袋体を冷却する冷却
用液体による冷却手段とを設けたことを特徴とする小袋
包装物を収納した袋での冷却装置。 - 【請求項8】 所要箇所に開閉手段付開口部を設けた袋
体に小袋包装物を収納して、この袋体内からエアを抜い
て前記開閉手段付開口部を密封する手段と、前記エア抜
きした袋体を冷却する冷却用液体による冷却手段とを設
けたことを特徴とする小袋包装物を収納した袋での冷却
装置。 - 【請求項9】 開口部を有する袋体に小袋包装物を収納
し、この開口部から袋体内のエアを抜いて前記開口部を
密封する手段と、前記エア抜きした袋体を冷却する冷却
用液体による冷却手段とを設けたことを特徴とする小袋
包装物を収納した袋での冷却装置。 - 【請求項10】 所要箇所にエア抜き弁を設け、かつ一
方に開閉手段付開口部を設けた袋体に小袋包装物を収納
して密封する手段と、この密封した袋体内からエアを抜
くエア抜き手段と、このエア抜きした袋体を冷却する冷
却用液体による冷却手段と、この冷却手段から取り出し
た袋体を水切りする水切り手段とを設けたことを特徴と
する小袋包装物を収納した袋での冷却装置。 - 【請求項11】 所要箇所に開閉手段付開口部を設けた
袋体に小袋包装物を収納して、この袋体内からエアを抜
いて前記開閉手段付開口部を密封する手段と、前記エア
抜きした袋体を冷却する冷却用液体による冷却手段と、
この冷却手段から取り出した袋体を水切りする水切り手
段とを設けたことを特徴とする小袋包装物を収納した袋
での冷却装置。 - 【請求項12】 開口部を有する袋体に小袋包装物を収
納し、この開口部から袋体内のエアを抜いて前記開口部
を密封する手段と、前記エア抜きした袋体を冷却する冷
却用液体による冷却手段と、この冷却手段からから取り
出した袋体を水切りする水切り手段とを設けたことを特
徴とする小袋包装物を収納した袋での冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19092098A JPH11341972A (ja) | 1998-06-02 | 1998-06-02 | 小袋包装物を収納した袋での冷却方法および冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19092098A JPH11341972A (ja) | 1998-06-02 | 1998-06-02 | 小袋包装物を収納した袋での冷却方法および冷却装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11341972A true JPH11341972A (ja) | 1999-12-14 |
Family
ID=16265908
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19092098A Pending JPH11341972A (ja) | 1998-06-02 | 1998-06-02 | 小袋包装物を収納した袋での冷却方法および冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11341972A (ja) |
-
1998
- 1998-06-02 JP JP19092098A patent/JPH11341972A/ja active Pending
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