JPH11341314A - 撮像装置および方法、並びに、情報処理装置および方法 - Google Patents

撮像装置および方法、並びに、情報処理装置および方法

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JPH11341314A
JPH11341314A JP10150175A JP15017598A JPH11341314A JP H11341314 A JPH11341314 A JP H11341314A JP 10150175 A JP10150175 A JP 10150175A JP 15017598 A JP15017598 A JP 15017598A JP H11341314 A JPH11341314 A JP H11341314A
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JP
Japan
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image
image data
data
line drawing
subject
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Withdrawn
Application number
JP10150175A
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English (en)
Inventor
Hiroki Uei
弘樹 上井
Mayumi Nakayama
真由美 中山
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像データの一覧表示に要する時間を短縮す
る。 【解決手段】 ステップS1において、コンピュータ
は、記録されている640×480画素のJPEGデー
タ(JPEG方式で圧縮された画像データ)と、それに
付随する160×120画素の線画データの転送を要求
する信号を電子カメラに送信する。ステップS2および
ステップS3において、JPEGデータと、それに付随
する線画データが、電子カメラからコンピュータに転送
される。そして、ステップS4において、コンピュータ
は、640×480画素のJPEGデータを、160×
120画素の画像データに伸張する。最後に、ステップ
S5において、コンピュータは、伸張した160×12
0画素の画像データと、160×120画素の線画デー
タを重畳させた後、重畳させた画像をディスプレイに表
示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像装置および方
法、並びに、情報処理装置および方法に関し、特に、撮
像された画像の画像データと、ユーザにより入力された
線画の線画データを転送し、画像データに対応する画像
と、線画データに対応する画像を重畳して表示させる撮
像装置および方法、並びに、情報処理装置および方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】半導体技術の進歩に伴い、撮像された画
像やメモ入力された線画をデジタルデータとして記録す
る電子カメラ、電子手帳などの記録装置が普及してい
る。
【0003】記録装置のうち、所定のインタフェース回
路を内蔵しているものは、所謂パーソナルコンピュータ
に接続され、記録した画像や線画などのデータを出力す
ることが可能である。そして、記録装置に接続されたコ
ンピュータは、転送されてくるデータを受信し、そのデ
ータに対応する画像や線画を表示する。
【0004】ところで、撮像された画像に、例えばその
画像に関するメモなどの線画を付随させることが考えら
れる。そのような場合、画像データと線画データをコン
ピュータに転送し、その画像データに対応する画像と、
線画データに対応する画像を重畳して表示させることが
できる。なお、線画データの情報量は画像データより少
ないため、線画データの画素数を少なく設定することが
考えられる。
【0005】さらに、データの転送量を低減させるため
に、これらのデータは、記録装置において所定の方式で
圧縮された後、転送されることが多い。また、記録装置
に記録されている画像の一覧を表示する場合、コンピュ
ータにおいては、記録されている画像の縮小画像を表示
させることが多い。
【0006】コンピュータにおいて縮小画像を表示する
場合、受信したデータ(圧縮されているデータ)を伸張
した後、例えば線画と同一の画素数に縮小して、線画と
縮小画像を重畳させることが考えられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、受信し
た画像データを伸張した後、線画の画素数に一致するよ
うに画像データを縮小する場合、画像データに対する処
理が多くなり、記録装置に記録されている画像の一覧表
示の処理に要する時間が長くなるという問題を有してい
る。
【0008】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たもので、線画データと縮小画像データのサイズを一致
させることにより、画像データの伸張後に線画の画素数
に対応して画像データを縮小する必要がなくなり、記録
されている画像や線画の一覧表示の処理に要する時間を
低減するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の撮像装
置は、被写体からの光を光電変換し、被写体の画像に対
応する電気信号を生成する撮像手段と、電気信号から画
像データを生成する第1の生成手段と、画像データに重
畳して表示される線画データを生成する第2の生成手段
と、所定の表示装置に一覧表示するために画像データを
縮小画像データに縮小する縮小手段とを有し、線画デー
タの画像サイズと縮小画像データの画像サイズとを一致
させることを特徴とする。
【0010】請求項2に記載の撮像方法は、被写体から
の光を光電変換し、被写体の画像に対応する電気信号を
生成し、電気信号から画像データを生成し、画像データ
に重畳して表示される線画データを生成し、所定の表示
装置に一覧表示するための画像データの画像サイズを線
画データの画像サイズと一致するように縮小することを
特徴とする。
【0011】請求項3に記載の情報処理装置は、被写体
からの光を光電変換し、被写体の画像に対応する電気信
号を生成する撮像手段と、電気信号から画像データを生
成する第1の生成手段と、画像データに重畳して表示さ
れる線画データを生成する第2の生成手段とを備える撮
像装置に接続可能な情報処理装置であって、画像データ
と線画データとを受信する受信手段と、所定の表示装置
に一覧表示するために画像データを縮小画像データに縮
小する縮小手段とを有し、線画データの画像サイズと縮
小画像データの画像サイズとを一致させることを特徴と
する。
【0012】請求項4に記載の情報処理方法は、被写体
からの光を光電変換し、被写体の画像に対応する電気信
号を生成する撮像手段と、電気信号から画像データを生
成する第1の生成手段と、画像データに重畳して表示さ
れる線画データを生成する第2の生成手段とを備える撮
像装置に接続し、画像データと線画データとを受信し、
所定の表示装置に一覧表示するための画像データの画像
サイズを線画を縮小画像データに縮小し、線画データの
画像サイズと縮小画像データの画像サイズとを一致させ
ることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
するが、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と以下の
実施の形態との対応関係を明らかにするために、各手段
の後の括弧内に、対応する実施の形態(但し一例)を付
加して本発明の特徴を記述すると、次のようになる。但
し勿論この記載は、各手段を記載したものに限定するこ
とを意味するものではない。
【0014】請求項1に記載の撮像装置は、被写体から
の光を光電変換し、被写体の画像に対応する電気信号を
生成する撮像手段(例えば、図4のCCD20)と、電
気信号から画像データを生成する第1の生成手段(例え
ば、図4のA/D変換回路32)と、画像データに重畳
して表示される線画データを生成する第2の生成手段
(例えば、図4のCPU39)と、所定の表示装置に一
覧表示するために画像データを縮小画像データに縮小す
る縮小手段(例えば、図4のDSP33)とを有し、線
画データの画像サイズと縮小画像データの画像サイズと
を一致させることを特徴とする。
【0015】請求項3に記載の情報処理装置は、被写体
からの光を光電変換し、被写体の画像に対応する電気信
号を生成する撮像手段(例えば、図4のCCD20)
と、電気信号から画像データを生成する第1の生成手段
(例えば、図4のA/D変換回路32)と、画像データ
に重畳して表示される線画データを生成する第2の生成
手段(例えば、図4のCPU39)とを備える撮像装置
に接続可能な情報処理装置であって、画像データと線画
データとを受信する受信手段(例えば、図5のインタフ
ェース87)と、所定の表示装置に一覧表示するために
画像データを縮小画像データに縮小する縮小手段(例え
ば、図5のCPU81)とを有し、線画データの画像サ
イズと縮小画像データの画像サイズとを一致させること
を特徴とする。
【0016】請求項4に記載の情報処理方法は、被写体
からの光を光電変換し、被写体の画像に対応する電気信
号を生成する撮像手段(例えば、図4のCCD20)
と、電気信号から画像データを生成する第1の生成手段
(例えば、図4のA/D変換回路32)と、画像データ
に重畳して表示される線画データを生成する第2の生成
手段(例えば、図4のCPU39)とを備える撮像装置
に接続し、画像データと線画データとを受信し、所定の
表示装置に一覧表示するための画像データの画像サイズ
を線画を縮小画像データに縮小し、線画データの画像サ
イズと縮小画像データの画像サイズとを一致させること
を特徴とする。
【0017】以下、本発明の実施の形態を図面を参照し
て説明する。図1および図2は、本発明の撮像装置を応
用した電子カメラの一構成例を示す斜視図である。この
電子カメラにおいては、被写体を撮影するときに、被写
体に向けられる面が面X1とされ、ユーザ側に向けられ
る面が面X2とされている。面X1の上端部には、被写
体の撮影範囲の確認に用いられるファインダ2、被写体
からの光を集光する撮影レンズ3、および、被写体を照
明する光を適宜発光する発光部(ストロボ)4が設けら
れている。
【0018】さらに、面X1には、ストロボ4を発光さ
せて撮影を行う場合に、所謂赤目を軽減するために、ス
トロボ4が発光する前に発光する赤目軽減ランプ15、
被写体周辺に対して測光を行う測光素子16、測色を行
う測色素子17、および、被写体までの距離を測定する
測距素子18が設けられている。
【0019】一方、面X1に対向する面X2の上端部
(面X1のファインダ2、撮影レンズ3、発光部4など
が形成されている上端部に対応する部分)には、ファイ
ンダ(接眼部)2、および、この電子カメラ1に記録さ
れている音声を出力するスピーカ5が設けられている。
また、面X2のファインダ2およびスピーカ5の鉛直下
側には、液晶ディスプレイ(LCD)6および操作キー
7が配置されている。さらに、LCD6の表面には、ペ
ン型指示部材で押圧操作された位置の情報を出力する所
謂タッチタブレット6Aが配置されている。
【0020】このタッチタブレット6Aは、ガラス、樹
脂などの透明な材料によって形成されており、ユーザ
は、タッチタブレット6Aを介して、LCD6に表示さ
れる画像を観察することができる。
【0021】操作キー7は、タッチタブレット6Aの一
部と、各キーに対応する印刷面で構成され、記録されて
いるデータをLCD6に表示させる場合や撮像動作を行
わせる場合などにおけるユーザによる押圧操作を、その
タッチタブレットの一部で検出し、その操作に対応する
信号をCPU39(図4)に出力するようになされてい
る。
【0022】操作キー7のうちのメニューキー7Aは、
各種動作を選択するためのメニュー画面をLCD6に表
示させる場合に操作されるキーである。例えば、メニュ
ー画面においては、記録されている情報の一覧の表示
や、各種設定を行う動作などの選択するための項目が表
示される。実行キー7Bは、ユーザによって選択された
記録情報(画像情報や音声情報など)を再生するとき
や、レリーズスイッチ10と同様に撮像動作を行わせる
ときに操作されるキーである。
【0023】クリアキー7Cは、保存されている記録情
報から、選択した記録情報を削除する場合に操作される
キーである。キャンセルキー7Dは、記録情報の再生処
理を中断する場合に操作されるキーである。スクロール
キー7Eは、記録情報の一覧がLCD6に表示されてい
るときに、画面の表示内容を上下方向にスクロールさせ
るときに操作されるキーである。
【0024】さらに、面X2には、LCD6を使用して
いないときに保護する摺動自在なLCDカバー14が設
けられている。LCDカバー14は、鉛直上方向に移動
させた場合、図3に示すように、LCD6およびタッチ
タブレット6Aを覆うようになされている。また、LC
Dカバー14を鉛直下方向に移動した場合、LCD6お
よびタッチタブレット6Aが現れるとともに、LCDカ
バー14の腕部14Aによって、面Y2に配置された電
源スイッチ11がオン状態に切り換えられるようになさ
れている。
【0025】この電子カメラ1の上面である面Zには、
音声を集音するマイクロホン8、および図示せぬイヤホ
ンが接続されるイヤホンジャック9が設けられている。
【0026】面Y1(図1)には、被写体を撮像すると
きに操作されるレリーズスイッチ10、撮影時の連写モ
ードを切り換えるときに操作される連写モード切り換え
スイッチ13、および、各種情報処理装置に電気的に接
続されるときに使用されるインタフェース48が設けら
れている。
【0027】一方、面Y1に対向する面Y2(図2)に
は、音声を録音するときに操作される録音スイッチ12
と、電源スイッチ11が設けられている。録音スイッチ
12は、面Y1のレリーズスイッチ10とほぼ同じ高さ
に配置されている。
【0028】なお、レリーズスイッチ10と録音スイッ
チ12のうちの一方のスイッチを押したときに、押圧操
作によるモーメントに起因して、対向する側面に設けら
れた他方のスイッチが、誤って押されないようにするた
めに、録音スイッチ12とレリーズスイッチ10を鉛直
方向において異なる位置(高さ)に配置するようにして
もよい。
【0029】連写モード切り換えスイッチ13は、レリ
ーズスイッチ10が継続して押されたときの撮像動作を
表す連写モードを設定するときに操作される。連写モー
ド切り換えスイッチ13が「S」と印刷された位置を指
している場合(単写モードである場合)においては、レ
リーズスイッチ10が押されると、1コマだけの撮影が
行われる。
【0030】また、連写モード切り換えスイッチ13が
「L」と印刷された位置を指している場合(低速連写モ
ードである場合)においては、レリーズスイッチ10が
継続して押されている間、1秒間に8コマの撮影が行わ
れる。
【0031】さらに、連写モード切り換えスイッチ13
が「H」と印刷された位置を指している場合(高速連写
モードである場合)においては、レリーズスイッチ10
が継続して押されている間、1秒間に30コマの撮影が
行われる。
【0032】次に、図4を参照して、この電子カメラ1
の内部の電気的構成について説明する。CCD20は、
所定の数の画素に対応する受光部を有し、各受光部に入
射した光を光電変換し、所定の数の画素に対応する画像
信号(電気信号)を生成するようになされている。
【0033】画像処理部31は、CPU39に制御さ
れ、CCD20が光電変換した画像信号を所定のタイミ
ングでサンプリングし、そのサンプリングした信号を、
所定のレベルに増幅するようになされている。アナログ
/デジタル変換回路(以下、A/D変換回路という)3
2は、画像処理部31によりサンプリングされた画像信
号をデジタル化してデジタルシグナルプロセッサ(DS
P)33に供給するようになされている。
【0034】DSP33は、バッファメモリ36および
メモリカード24に接続されるデータバスを制御し、A
/D変換回路32より供給された画像データをバッファ
メモリ36に一旦記憶させた後、バッファメモリ36に
記憶させた画像データをJPEG方式で圧縮した後、圧
縮した画像データ(JPEG(Joint Photographic Exp
erts Group)データ)をメモリカード24に記録させる
ようになされている。
【0035】また、DSP33は、A/D変換回路32
より供給された画像データをフレームメモリ35に記憶
させる他、メモリカード24から圧縮された画像データ
(JPEGデータ)を読み出し、その画像データを伸張
した後、伸張後の画像データをフレームメモリ35に記
憶させ、LCD6に表示させるようになされている。
【0036】さらに、DSP33は、CCD20にCC
D水平駆動パルスを供給するとともに、CCD駆動回路
34を制御し、CCD20にCCD垂直駆動パルスを供
給させるようになされている。また、電子カメラ1の起
動時において、DSP33は、CCD20の露光レベル
が適正な値になるまで、電子シャッタタイムを調節しな
がら、CCD20を繰り返し動作させるようになされて
いる。
【0037】バッファメモリ36は、メモリカード24
に対するデータの入出力バッファや、圧縮処理などのた
めのバッファとして利用される。
【0038】マイクロホン8は、音声情報を入力し(音
声を集音し)、その音声情報をA/DおよびD/A変換
回路42に供給するようになされている。
【0039】A/DおよびD/A変換回路42は、マイ
クロホン8により検出された音声に対応するアナログ信
号をデジタル信号に変換した後、そのデジタル信号をC
PU39に出力するとともに、CPU39より供給され
た音声データをアナログ化し、アナログ化した音声信号
をスピーカ5に出力するようになされている。
【0040】測光素子16は、被写体およびその周囲の
光量を測定し、その測定結果を測光回路51に出力する
ようになされている。
【0041】測光回路51は、測光素子16より供給さ
れた測光結果であるアナログ信号に対して所定の処理を
施した後、デジタル信号に変換し、そのデジタル信号を
CPU39に出力するようになされている。
【0042】測色素子17は、被写体およびその周囲の
色温度を測定し、その測定結果を測色回路52に出力す
るようになされている。
【0043】測色回路52は、測色素子17より供給さ
れた測色結果であるアナログ信号に対して所定の処理を
施した後、デジタル信号に変換し、そのデジタル信号を
CPU39に出力するようになされている。
【0044】測距回路55は、測距素子18によって測
定された測距値をデジタル信号に変換し、その信号をC
PU39に供給するようになされている。
【0045】タイマ45は、時計回路を内蔵し、現在の
時刻に対応するデータをCPU39に出力するようにな
されている。
【0046】絞り駆動回路53は、絞り54の開口径を
所定の値に設定するようになされている。
【0047】絞り54は、撮影レンズ3とCCD20の
間に配置され、撮影レンズ3からCCD20に入射する
光の開口を変更するようになされている。
【0048】CPU39は、ストロボ駆動回路37およ
び赤目軽減ランプ駆動回路38を制御して、赤目軽減ラ
ンプ15を適宜発光させた後、ストロボ4を発光させる
ようになされている。ただし、CPU39は、LCDカ
バー14が開いているとき(LCD6が所謂ビューファ
インダとして利用されているとき)においては、ビュー
ファインダで確認した光の状態で被写体を撮影するため
に、ストロボ4を発光させないようにする。
【0049】また、CPU39は、タイマ45より供給
される日時データを利用して、撮影した日時の情報を画
像データのヘッダ情報として、メモリカード24の画像
記録領域に記録するようになされている。
【0050】さらに、CPU39は、デジタル化された
音声情報を圧縮した後、デジタル化および圧縮化された
音声データをバッファメモリ36に一旦記憶させた後、
メモリカード24の音声記録領域に記録するようになさ
れている。このとき、メモリカード24の音声記録領域
には、録音日時のデータが音声データのヘッダ情報とし
て記録される。
【0051】CPU39は、測色回路52を制御し、測
色素子17の測色結果を受け取り、その結果に対応して
ホワイトバランスを補正するようになされている。
【0052】また、CPU39は、測距回路55より供
給された信号に対応してレンズ駆動回路30を制御し、
撮影レンズ3を移動させることにより、オートフォーカ
ス動作を行う他、絞り駆動回路53を制御して、測光素
子16の測光結果に対応して撮影レンズ3とCCD20
の間に配置されている絞り54の開口径を変更させるよ
うになされている。
【0053】さらに、CPU39は、ファインダ内表示
回路40を制御して、各種動作における設定などを、フ
ァインダ2の視野内に設けられたファインダ内表示素子
26に表示させるようになされている。
【0054】CPU39は、インタフェース(I/F)
48を介して、所定の外部装置(例えば、後述のコンピ
ュータ61)との間で各種データの授受を行うようにな
されている。
【0055】また、CPU39は、タッチタブレット6
Aから、押圧操作に対応する位置情報を受け取り、その
位置情報に対応する処理を適宜行うようになされてい
る。CPU39は、タッチタブレット6AのLCD6に
重畳する領域が押圧されると、タッチタブレット6Aに
おいて押圧された位置のX−Y座標を読み取り、その座
標データを線画のデータとしてバッファメモリ36に記
憶させ、操作キー7に対応する領域が押圧されると、そ
のキーに対応する処理を行うようになされている。
【0056】LCDスイッチ25は、LCDカバー14
の腕部14Aにより操作されるスイッチである。LCD
カバー14を開いたときに、LCDスイッチ25の状態
が変化し、それに対応してLCD6が点灯される。
【0057】次に、図5を参照して、本発明の情報処理
装置を応用したコンピュータ61の構成例について説明
する。
【0058】コンピュータ61においては、CPU81
は、メモリ部82またはハードディスク装置83に保存
されているプログラムに従って各種処理を行うようにな
されている。
【0059】メモリ部82の図示せぬROMには、例え
ば起動時に使用されるプログラムやデータなどが記録さ
れ、メモリ部82の図示せぬRAMには、CPU81に
より処理が行われているときにデータやプログラムなど
が一時的に記憶される。
【0060】ハードディスク装置83には、各種処理に
対応するプログラムが記録されている。例えば、電子カ
メラ1に記録されている画像および線画の一覧表示の処
理に対応するプログラムが記録されている。
【0061】表示回路84は、図示せぬVRAM(Vide
o RAM)を内蔵し、CPU81より供給される画像デー
タをVRAMに記憶し、その画像データに対応する信号
をディスプレイ62に出力するようになされている。
【0062】インタフェース(I/F)85は、キーボ
ード63に接続され、キーボード63に対する操作に対
応する信号をCPU81に出力するようになされてい
る。
【0063】インタフェース(I/F)86は、マウス
63に接続され、マウス63に対する操作に対応する信
号をCPU81に出力するようになされている。
【0064】インタフェース87は、例えばRS232
Cのインタフェースであり、電子カメラ1のインタフェ
ース48に所定のケーブルを介して適宜接続され、その
ケーブルを介して受信したデータをCPU81に出力す
る他、CPU81より供給されたデータを、そのケーブ
ルを介して送信するようになされている。
【0065】次に、被写体が撮像されるときの電子カメ
ラ1の動作について説明する。ユーザによりレリーズス
イッチ10が押されると、CPU39は、画像処理部3
1を制御して、CCD20より出力される画像信号をサ
ンプリングさせる。なお、画像処理部31は、横640
個、縦480個(640×480個)の画素に対応する
信号をサンプリングする。
【0066】サンプリングされた画像信号は、A/D変
換回路32により、デジタル信号である画像データに変
換される。そして、その640×480画素の画像デー
タは、DSP33に供給される。DSP33は、その画
像データを、バッファメモリ36に一旦記憶させた後、
JPEG方式で圧縮し、圧縮したデータ(JPEGデー
タ)をメモリカード24に記録させる。
【0067】このようにして、640×480画素の画
像データを圧縮して生成されたJPEGデータが、メモ
リカード24に記録される。
【0068】次に、タッチタブレット6Aが操作されて
線画が入力されるときの電子カメラ1の動作について説
明する。
【0069】タッチタブレット6AのLCD6に対応す
る領域が押圧されると、押圧された位置の情報がCPU
39に供給される。タッチタブレット6AのLCD6に
対応する領域は、画像データの各辺の画素数(横64
0、縦480)をそれぞれ4分の1にした画素数(横1
60、縦120)に対応する領域である。
【0070】CPU39は、160×120画素で構成
される領域のうちの、押圧された位置の情報(座標)を
バッファメモリ36に記憶させるとともに、その位置に
対応するLCD6の座標に点を表示させる。
【0071】従って、例えばペン型指示部材(ペン)4
1でタッチタブレット6Aを押圧した状態で、ペン41
の先端を所定の線に沿って移動させると、その線に対応
する線画のデータが、複数の点のデータとしてバッファ
メモリ36に記憶される。そして、操作キー7のうちの
実行キー7Bが押圧されると、CPU39は、バッファ
メモリ36に蓄積された160×120画素の線画のデ
ータを圧縮した後、メモリカード24に記録させる。な
お、線画の情報量が少ない場合には、線画を圧縮しない
ようにしてもよい。また、所定の画像を撮像してから所
定の時間が経過するまでに上述のように線画を入力した
場合、その線画のデータは、撮像した画像のデータに付
随して記録される。
【0072】このとき、線画データは、ファクシミリな
どにおいて利用されるランレングス法によって圧縮され
る。ランレングス法とは、線画画面を水平方向に走査
し、各ラインを、黒、白、赤、青などの各色の点が継続
する数、および、無情報(ペン入力のない部分)の継続
する数で符号化することにより、線画を圧縮する方法で
ある。ランレングス法を使用することにより線画を効率
的に圧縮することができる。また、圧縮された線画情報
を伸張したときの情報の欠落を抑制することができる。
【0073】なお、線画データは空間周波数の高い成分
を多く含んでいるので、例えばJPEG方式に従って圧
縮処理を行うと圧縮効率が低くなり、圧縮および伸張に
長い時間を必要とすることになる。さらに、JPEG方
式による圧縮は非可逆圧縮であるので、伸張した後の線
画において、情報の欠落によるギャザやにじみが目立つ
ことになる。従って、この電子カメラ1においてはラン
レングス法が使用されている。
【0074】このようにして、電子カメラ1のタッチタ
ブレット6Aのうちの160×120画素に対応する領
域に入力された線画のデータが記録される。
【0075】次に、図6のフローチャートを参照して、
電子カメラ1に保存されている画像および線画の一覧表
示がコンピュータ61により行われるときの処理につい
て説明する。
【0076】例えばユーザにより所定の操作が行われる
と、ステップS1において、コンピュータ61のCPU
81は、所定のプログラムに従って、記録されている6
40×480画素のJPEGデータと、それに付随する
160×120画素の線画データの転送を要求する信号
を、インタフェース87を介して電子カメラ1に送信す
る。
【0077】ステップS2において、電子カメラ1のC
PU39は、インタフェース48を介して、その信号を
受信し、メモリカード24に記録されているJPEGデ
ータを読み出し、インタフェース49を介してコンピュ
ータ61に転送する。そして、コンピュータ61のCP
U81は、インタフェース87を介して、それらのJP
EGデータを受信し、メモリ部82に一時的に記憶させ
る。
【0078】次に、ステップS3において、電子カメラ
1のCPU39は、ステップS2で転送した画像データ
に付随する線画データを読み出し、インタフェース49
を介してコンピュータ61に転送する。そして、コンピ
ュータ61のCPU81は、インタフェース87を介し
て、それらの線画データを受信し、メモリ部82に一時
的に記憶させる。
【0079】そして、ステップS4において、コンピュ
ータ61のCPU81は、プログラムに従って、JPE
G方式の1/4デコードを実行し、メモリ部82に記憶
されている640×480画素のJPEGデータを伸張
し、各方向の画素数が4分の1である160×120画
素のサムネイル画像データに間引きする。
【0080】最後に、ステップS5において、コンピュ
ータ61のCPU81は、間引きした160×120画
素のサムネイル画像データと、160×120画素の線
画データを重畳させた後、重畳させたデータを表示回路
84に出力し、ディスプレイ62に配列して表示させ
る。このとき、線画データが圧縮されている場合、CP
U81は、その線画データを適宜伸張する。このように
して、電子カメラ1に記録されている画像および線画の
一覧が表示される。
【0081】以上のようにして、記録する画像データの
各方向の画素数と、線画データの同一方向の画素数の比
をそれぞれ4:1とし、JPEGデータを、各方向の画
素数が元の画像データの4分の1であるサムネイル画像
データに間引きすることにより、サムネイルの画像デー
タの画素数を線画データの画素数に一致させる処理を行
うことなく、画像と線画を重畳させることができる。
【0082】なお、上記実施の形態においては、画像の
画素数を640×480とし、線画の画素数を160×
120としているが、他の画素数にしてもよい。
【0083】本実施の形態では、電子カメラからコンピ
ュータに画像データを転送した後にサムネイル画像デー
タを作成するようにしたが、電子カメラ内でサムネイル
画像データを線画データに一致させて作成した後に、コ
ンピュータに転送してもよい。
【0084】また、線画データの画像サイズにサムネイ
ル画像データを一致させるのではなく、サムネイル画像
データの画像サイズに線画データを一致させることでも
実現可能である。
【0085】例えば、画像ファイルの保存形式によれ
ば、画像データと共に規定の画像サイズのサムネイル画
像データを保存し、サムネイル画像表示するときには保
存されたサムネイル画像データをそのまま再生するもの
がある。このような保存形式で画像データを保存する場
合は、線画データも規定の画像サイズと一致する画像サ
イズで保存する。
【0086】
【発明の効果】以上のごとく、請求項1に記載の撮像装
置および請求項2に記載の撮像方法によれば、線画デー
タと縮小画像データの画像サイズを一致させるようにし
たので、画像データの伸張後に、画像データの画素数と
線画データの画素数を一致させる処理を行うことなく、
画像と線画を簡単に重畳表示させることができる。
【0087】請求項3に記載の情報処理装置および請求
項4に記載の情報処理方法によれば、線画データと縮小
画像データの画像サイズを一致させるようにしたので、
画像データの伸張後に、画像データの画素数と線画デー
タの画素数を一致させる処理を行うことなく、画像と線
画を重畳させた画像を簡単に表示させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の撮像装置を応用した電子カメラの一例
を示す斜視図である。
【図2】別の視点から見たときの図1の電子カメラを示
す斜視図である。
【図3】LCDカバーを閉じた状態の一例を示す斜視図
である。
【図4】図1の電子カメラの内部の電気的構成の一例を
示すブロック図である。
【図5】本発明の情報処理装置を応用したコンピュータ
の一構成例を示すブロック図である。
【図6】電子カメラに保存されている画像および線画の
一覧表示がコンピュータにより行われるときの処理につ
いて説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 電子カメラ 3 撮影レンズ 6A タッチタブレット 20 CCD 24 メモリカード 32 A/D変換回路 33 デジタルシグナルプロセッサ(DSP) 39 CPU 48 インタフェース 61 コンピュータ 62 ディスプレイ 81 CPU 87 インタフェース

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体からの光を光電変換し、前記被写
    体の画像に対応する電気信号を生成する撮像手段と、 前記電気信号から画像データを生成する第1の生成手段
    と、 前記画像データに重畳して表示される線画データを生成
    する第2の生成手段と、 所定の表示装置に一覧表示するために前記画像データを
    縮小画像データに縮小する縮小手段とを有し、 前記線画データの画像サイズと前記縮小画像データの画
    像サイズとを一致させることを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 被写体からの光を光電変換し、前記被写
    体の画像に対応する電気信号を生成し、 前記電気信号から画像データを生成し、 前記画像データに重畳して表示される線画データを生成
    し、 所定の表示装置に一覧表示するための前記画像データの
    画像サイズを前記線画データの画像サイズと一致するよ
    うに縮小することを特徴とする撮像方法。
  3. 【請求項3】 被写体からの光を光電変換し、前記被写
    体の画像に対応する電気信号を生成する撮像手段と、 前記電気信号から画像データを生成する第1の生成手段
    と、 前記画像データに重畳して表示される線画データを生成
    する第2の生成手段とを備える撮像装置に接続可能な情
    報処理装置であって、 前記画像データと前記線画データとを受信する受信手段
    と、 所定の表示装置に一覧表示するために前記画像データを
    縮小画像データに縮小する縮小手段とを有し、 前記線画データの画像サイズと前記縮小画像データの画
    像サイズとを一致させることを特徴とする情報処理装
    置。
  4. 【請求項4】 被写体からの光を光電変換し、前記被写
    体の画像に対応する電気信号を生成する撮像手段と、 前記電気信号から画像データを生成する第1の生成手段
    と、 前記画像データに重畳して表示される線画データを生成
    する第2の生成手段とを備える撮像装置に接続し、 前記画像データと前記線画データとを受信し、 所定の表示装置に一覧表示するための前記画像データの
    画像サイズを前記線画を縮小画像データに縮小し、 前記線画データの画像サイズと前記縮小画像データの画
    像サイズとを一致させることを特徴とする情報処理方
    法。
JP10150175A 1998-05-29 1998-05-29 撮像装置および方法、並びに、情報処理装置および方法 Withdrawn JPH11341314A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008186318A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Sanyo Electric Co Ltd 描画装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008186318A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Sanyo Electric Co Ltd 描画装置
JP4663662B2 (ja) * 2007-01-31 2011-04-06 三洋電機株式会社 描画装置
US8077164B2 (en) 2007-01-31 2011-12-13 Sanyo Electric Co., Ltd. Drawing apparatus

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