JPH11341135A - 通信機 - Google Patents

通信機

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JPH11341135A
JPH11341135A JP14434098A JP14434098A JPH11341135A JP H11341135 A JPH11341135 A JP H11341135A JP 14434098 A JP14434098 A JP 14434098A JP 14434098 A JP14434098 A JP 14434098A JP H11341135 A JPH11341135 A JP H11341135A
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JP
Japan
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time
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country
area
caller
Prior art date
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Pending
Application number
JP14434098A
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English (en)
Inventor
Akio Kosaka
小坂  明雄
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 着信メッセージがあったときに発信者の国或
いは地域の現地時刻を確認した上で着呼動作を行なわせ
ることができ、その着信履歴も参考にすることができる
通信機を提供する。 【解決手段】 制御部は、着信メッセージがあったとき
に発信者の電話番号の国コード及び地域コードから地域
の時差を読出し、この時差データと使用者(着呼者)の
現時刻データとから前記地域の現地時刻を算出し、算出
した現地時刻を国名及び地域名とともに表示器に表示さ
せる(ステップS1〜S4)。その後、制御部は、使用
者が現地時刻を確認した上で発信キーを操作したときの
み着呼動作を開始させる(ステップS6〜S8)。そし
て、制御部は、RAMの不揮発性領域に着信履歴として
発信者の電話番号,現地時刻及び着信応答の有無を記憶
させる(ステップS9)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、着信メッセージが
あったときに発信者の現地時刻を表示手段に表示するよ
うにした通信機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電話回線網の発達により通信機た
る携帯電話機においても国際電話が可能になっており、
この場合に、着信時に通信相手先たる発信者の国或いは
地域との間に時差があると、発信者の現地時刻と着信者
の現時刻との相違によりトラブルが生じる虞れがある。
【0003】このため従来では、例えば特開平4−11
7853号公報に記載されたような技術が考えられてい
る。即ち、このものは、制御部は、着信メッセージがあ
ると発信者の電話番号の国コード,地域コードよりその
地域(例えば米国のニューヨーク,ロスアンゼルス等)
の時差と着信者の携帯電話機の時計手段による現時刻と
を基に地域の現地時刻を算出し、算出した現地時刻を表
示器に表示させる構成である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、制御部は、発信者の現地時刻を表示器に
表示させるだけであるので、後の参考にはならないもの
であった。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、着信メッセージがあった場合に発信者
の電話番号及び現地時刻を後の参考にすることができる
通信機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の通信機に
よれば、制御手段は、着信メッセージがあったときに発
信者の電話番号より国コード又は地域コードを識別して
その国コード又は地域コードに対応する国又は地域の現
地時刻を前記時計手段の現時刻を基に算出し、その算出
した現地時刻を国名又は地域名とともに前記表示手段に
表示させ、更に、前記入力操作手段により発信可の操作
があったときのみ着呼動作を実行させるとともに、前記
記憶手段に発信者の電話番号及び現地時刻を記憶させ
る。従って、後に、記憶手段から発信者の電話番号及び
現地時刻を読出して表示手段に表示させれば、これを参
考にすることができ、時差によるトラブルの発生を回避
する上で極めて有効である。
【0007】請求項2記載の通信機によれば、制御手段
は、発信者の電話番号より国コード及び地域コードをと
もに識別したときには、その地域コードに対応する地域
の現地時刻を国名及び地域名とともに表示手段に表示さ
せるように制御する。これにより、表示手段には、国
名,地域名及び地域の現地時刻が表示されるので、着信
者にとって使用上極めて便利である。
【0008】請求項3記載の通信機によれば、制御手段
は、表示手段に着信者の現時刻も表示させるように制御
する。従って、着信者は、発信者の現地時刻と着信者の
現時刻とから時差を実感することができる。
【0009】請求項4記載の通信機によれば、制御手段
は、記憶手段に着信応答の有無をも記憶させるように制
御する。従って、使用者は、後に記憶手段から着信履歴
を読出し表示手段に表示させることにより電話番号と着
信応答の有無を知ることができ、例えば、「応答なし」
のときには改めて使用者側から発信者に通信することが
可能になる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を通信機たる携帯電
話機に適用した一実施例につき、図面を参照しながら説
明する。先ず、電気的構成について図2を参照して述べ
る。制御手段たる制御部1は、マイクロコンピュータを
主体として構成されたもので、記憶手段たるROM1a
及びRAM1bを有するとともに、時計手段たる時計部
1cを有する。この制御部1の入出力ポートは無線部2
の信号入出力端子に接続されており、その無線部2の送
受信端子はアンテナ3に接続されている。更に、制御部
1の入出力ポートは音声処理部4の入出力端子に接続さ
れており、この音声処理部4の出力端子及び入力端子は
スピーカ5及びマイクロホン6にそれぞれ接続されてい
る。そして、制御部1において、出力ポートは表示手段
たる表示器7に接続され、入力ポートは操作入力手段た
るキー操作部8に接続されている。
【0011】この場合、制御部1のROM1aには、世
界各国の国際識別コード(番号),国コード(番号),
1つの国に時差の異なる複数の地域があるときにはその
地域コード(番号)及び自国(日本国)と各国,各地域
(各都市)との間の時差の情報等が格納されている。
又、キー操作部8には、「開始(発信)」キー,「終
了」キー,「0」〜「9」の数字キー,「メモリ」キー
及び「スクロール」キー等の各種キーが設けられてい
る。
【0012】而して、キー操作部8の電源キーが押圧操
作されると、アンテナ3が周辺基地局のうちの最も電界
強度の強い電波をとらえて受信高周波信号として無線部
2に伝送する。無線部2は、受信高周波信号をアンテナ
共用器,高周波増幅器及び受信ミキサを介し受信ベース
バンド信号に変換して制御部1に伝送する。そして、制
御部1は、受信ベースバンド信号を復調することにより
報知情報を得るようになっている。制御部1は、得られ
た報知情報から位置登録が必要と判断した場合には、位
置登録情報を送信ベースバンド信号に変換して無線部2
に伝送する。無線部2は、この送信ベースバンド信号を
送信ミキサにより送信高周波信号に変換して電力増幅器
及びアンテナ共用器を介しアンテナ3より電波として送
信するようになっている。以上により、携帯電話機(制
御部1)は、待受状態になるものである。
【0013】尚、制御部1は、この待受状態において
は、携帯電話機の使用者の所属する国名,都市名(地域
名)を表示器7に表示させるとともに、同時に時計部1
cによる現時刻も表示器7に表示させるようになってい
る。図3に示す例では、国名が「日本」、都市名が「名
古屋」になっている。
【0014】発信(発呼)する場合には、使用者がキー
操作部8のキーにより通信相手先の電話番号を入力する
と、制御部1はその電話番号を表示器7に表示させる。
そして、使用者が電話番号を確認してキー操作部8の
「開始(発信)」キーを押圧操作することにより呼を成
立させると、使用者の音声は、マイクロフォン6により
電気信号に変換されて送信音声信号として音声処理部4
に入力される。音声処理部4に入力された送信音声信号
は、内部の増幅器,A/D変換器を介してデジタル信号
に変換され、更に、音声符号化回路を介して圧縮されて
低レート化した送信データ信号とされて制御部1に入力
される。
【0015】制御部1は、入力された送信データ信号を
時分割多重(TDMA)処理し且つデジタル変調して送
信ベーバン度信号として無線部2に伝送する。無線部2
は、送信ベースバンド信号を送信高周波信号に変換し、
更に、高周波電力増幅器,アンテナ共用器を介してアン
テナ3から電波として基地局に送信する。
【0016】これとは逆に、基地局から送信された電波
は、アンテナ3によって受けられて受信高周波信号とし
て無線部2に伝送される。無線部2は、この受信高周波
信号を、アンテナ共用器,高周波増幅器及び受信ミキサ
を介し受信ベースバンド信号に変換して制御部1に伝送
する。制御部1は、この受信ベースバンド信号を、復調
し且つTDMA処理して受信音声データに変換して音声
処理部4に伝送する。音声処理部4に伝送された受信音
声データは、音声復号回路により伸張されて受信音声デ
ジタル信号になり、これがD/A変換回路よりアナログ
信号たる受信音声信号に変換されて増幅器を介してスピ
ーカ5に伝送される。従って、スピーカ5は、この受信
音声信号を音に変換して受信音声を得るようになる。
【0017】着呼する場合には、待受状態から基地局よ
り着信メッセージが送信され、これをアンテナ3により
受けて無線部2によりベースバンド信号に変換し、この
ベースバンド信号を制御部1により処理して着信メッセ
ージがあったことを知って着呼動作を行ない、呼を成立
させる。呼を成立させた以後の動作は、発呼の場合と同
様である。
【0018】次に、着呼時の具体的動作について、図1
のフローチャート及び図3の表示例をも参照して説明す
る。制御部1に着信メッセージが与えられると、制御部
1はメインルーチンから抜けて図3に示す「着信処理」
の割込みルーチンに移行する。そして、制御部1は、
「リンガー又はバイブレータ駆動」の処理ステップS1
でリンガー又はバイブレータを駆動させて着信を使用者
に知らせるとともに、図3(a)に示すように、表示器
7に「着信中」の文字表示を行なわせる。更に、制御部
1は、「発信者電話番号表示」の処理ステップS2に移
行し、ここでは、発信者の電話番号を読込んでRAM1
bに記憶させるとともに、表示器7にその発信者の電話
番号を表示させる。
【0019】制御部1は、次に、「発信者電話番号の国
コード、地域コードの抽出」の処理ステップS3に移行
し、発信者の電話番号から国コード及び地域コードを抽
出する。例えば、発信者の電話番号が国際電話の「1−
760−×××−××××」であったとすると、制御部
1は、処理ステップS3では、「1」の国コードと「7
60」の地域コードを抽出し、「対応する国名、地域
名、地域の現地時刻表示」の処理ステップS4に移行す
る。
【0020】制御部1は、この処理ステップS4では、
国コード「1」から国名が「米国」及び地域コード「7
60」から地域名(都市名)が「ロスアンゼルス」であ
ることを判断してこれらを表示器7に表示させる。又、
制御部1は、米国ロスアンゼルスの時差をROM1aか
ら読出して時差データとし、この時差データと時計部1
cからの現時刻データとから地域たる米国ロスアンゼル
スの現地時間を算出して表示器7に表示させる。即ち、
表示器7には、図3(a)で示すように、例えば日本の
現時刻が18時16分(18:16)であれば米国ロス
アンゼルスの現地時刻は1時16分(1:16)のよう
に表示される。即ち、日本と米国ロスアンゼルスとの間
の時差は17時間である。
【0021】その後、制御部1は、「タイマスタート」
の処理ステップS5に移行し、ここでは、所定時間(例
えば5秒)の計時動作を行なうタイマをスタートさせた
後、「発信キー検出?」の判断ステップS6に移行す
る。制御部1は、判断ステップS6では、使用者(着信
者)によってキー操作部8の「開始(発信)」キーが押
圧操作されたか否かを判断するもので、「NO」(操作
されず)のときには「タイムアップ?」の判断ステップ
S7に移行する。そして、制御部1は、この判断ステッ
プS7では、タイマが所定時間の計時動作を終了(タイ
ムアップ)したか否かを判断し、「NO」のときには判
断ステップS6に戻り、以下、判断ステップS7及びS
6を繰返す。
【0022】使用者が、表示器7をみて米国ロスアンゼ
ルスの現地時刻を確認した上で、発信可としてキー操作
部8の「開始」キーを押圧操作したとすると、制御部1
は、判断ステップS6で「YES」と判断して、「着呼
動作」の処理ステップS8に移行し、ここで、リンガー
又はバイブレータを停止させるとともに、着信(着呼)
動作を開始させた後、「着信履歴に発信者の電話番号、
現地時刻、着信応答の有無の記憶」の処理ステップS9
に移行する。
【0023】制御部1は、この処理ステップS9では、
記憶手段たるRAM1bの不揮発性領域に、着信履歴と
して発信者の電話番号,現地時刻,着信応答の有無
(「発信」キーが押圧操作されたか否か)及び着信者の
着呼現時刻を記憶させ、しかる後、メインルーチンに戻
る(リターン)。尚、このときには、RAM1bに記憶
される着信応答の有無は「応答あり」である。このよう
にして、呼が成立した状態では制御部1のメインルーチ
ンにて前述した発呼時のように発信者との通信処理が行
なわれる。そして、制御部1は、このときには、図3
(b)に示すように、表示器7に「通話中」の文字表示
を行なわせる。
【0024】尚、制御部1は、図3(a)における日本
名古屋の現時刻及び米国ロスアンゼルスの現地時刻の表
示と図3(b)におけるこれらの表示との違いから明ら
かなように、発信者との通信(通話)中は、使用者(着
呼者)の現時刻と発信者の地域の現地時刻とを分単位で
変化するように表示器7に表示させるようになってい
る。
【0025】一方、制御部1は、「発信キー検出?」の
判断ステップS6及び「タイムアップ?」の判断ステッ
プS7を繰返している間にタイマが所定時間の計時動作
を終了すると、判断ステップS7で「YES」と判断し
て「着呼中止」の処理ステップS10に移行する。そし
て、制御部1は、この処理ステップS10では、リンガ
ー又はバイブレータを停止させるとともに、表示器7に
おける使用者の国名,都市名及び現時刻以外の表示を停
止させ、着信(着呼)動作を行なうことなく処理ステッ
プS9を経てメインルーチンに戻る(リターン)。この
場合、処理ステップS9においてRAM1bの不揮発性
領域に記憶される着信履歴としての着信応答の有無は
「応答なし」である。
【0026】さて、後において、着信履歴を知りたい場
合には、キー操作部8の「メモリ」キーを押圧操作する
と、表示器7には、図3(c)に示すように、先ず「着
信履歴1」が表示される。この場合の表示器7の表示内
容は、例えば図3(a)で示す着信時と同様であり、そ
の上に「応答あり」(又は「応答なし」)の文字表示が
行われる。又、RAM1aの不揮発性領域に複数の着信
履歴が記憶されていた場合には、使用者がキー操作部8
の「スクロール」キーを押圧操作することにより、表示
器7に「着信履歴2」,「着信履歴3」……のようにし
て発信者の電話番号,現地時刻,着信応答の有無及び使
用者の着信現時刻が順次表示される。
【0027】このように本実施例によれば、制御部1
は、着信メッセージがあったときには発信者の電話番号
の国コード及び地域コードから国名及び地域名を判断し
てその地域の時差をROM1aから読出し、更に、この
時差データと時計部1cからの現時刻データとから地域
の現地時刻を算出して、この算出した現地時刻を国名及
び地域名とともに表示器7に表示させるようにした。従
って、使用者(着信者)は、発信者の地域の現地時刻を
表示器7をみて確認することができるので、例えば、使
用者の置かれた状況(騒音状況等)が発信者の現地時刻
に不適当か否かを判断することができ、時差によるトラ
ブルの発生を防止することができる。
【0028】又、制御部1は、算出した現地時刻を国名
及び地域名とともに表示器7に表示させた後、発信可の
操作としてキー操作部8の「開始(発信)」キーの押圧
操作があったときのみ着呼動作を実行させるように制御
するようにした。従って、制御部1は、使用者が表示器
7に表示された発信者の現地時刻をみて発信者への発信
の可否を判断した上でキー操作部8の「開始」キーによ
り発信可の操作を行なわない限り着呼動作を実行しない
ことになるので、発信者に不用意に通信することを防止
することができ、時差によるトラブルの発生を確実に防
止できる。
【0029】更に、制御部1は、表示器7に対して、発
信者の国名,地域名(例えば米国,ロスアンゼルス)及
び地域の現地時刻を表示させるとともに、使用者の国
名,都市名(例えば日本,名古屋)及び現時刻も表示さ
せるようにしたので、使用者の現時刻と発信者の現地時
刻とから両者の間の時差を実感することができ、使用者
者にとって使用上極めて便利である。
【0030】そして、制御部1は、着信メッセージがあ
ったときには、着信履歴として発信者の電話番号,現地
時刻,着信応答の有無及び着呼者の着信現時刻をRAM
1bの不揮発性領域に記憶させるようにしたので、後
に、キー操作部8の「メモリ」キーを操作してRAM1
bから発信者の電話番号,現地時刻,着信応答の有無及
び着呼者の着信現時刻を読出して表示器7に表示させれ
ば、これを参考にすることができ、時差によるトラブル
の発生を回避する上で極めて有効である。特に、RAM
1bに着信応答の有無をも記憶させるようにしたので、
使用者は、後にRAM1bから着信履歴を読出し表示器
7に表示させることにより電話番号と着信応答の有無を
知ることができ、例えば、「応答なし」のときには改め
て使用者側から発信者に通信することが可能になる。
【0031】ところで、国によっては、時差の異なる複
数の地域を有するところがある。例えば、米国において
は、時差の異なる地域(都市)としてニューヨーク,ロ
スアンゼルス,シカゴ等がある。このような場合、本実
施例によれば、使用者の属する地域を基準としてROM
1aに各地域間の時差データを格納させておけば、発信
者の地域の現地時間を表示器7に表示させることが可能
になる。
【0032】尚、上記実施例では、制御部1が発信者の
電話番号から国コード及び地域コードの双方を識別する
機能を有するものとして述べたものであるが、制御部1
が国コードしか識別できない機能を有する場合もある。
このような場合、本発明の他の実勢例として次のような
構成が考えられる。
【0033】即ち、一つの国に時差の異なる複数の地域
がある場合には、制御部1のROM1aにはその国に属
するように複数の地域名と時差とを記憶させておく。そ
して、制御部1は、国コードから国名が特定されたとき
には、その国に時差の異なる複数の地域があるか否かを
判断し、あると判断した場合には順次地域名を表示器7
に表示させ、使用者が表示器に表示されている発信者の
電話番号の地域コード(局番号)から判断した地域名を
キー操作部8の選択キーを操作することにより選択し、
この選択された地域の時差をROM1aから読出してそ
の地域の現地時刻を算出して表示器7に表示する。以下
の動作は前記実施例と同様である。尚、表示器7に地域
名を表示するときには、例えば「ロスアンゼルス(76
0)」のように地域コードもあわせて表示すると使用者
の選択に便利である。
【0034】このように、第2の実施例によれば、1つ
の国に時差の異なる複数の地域が存在するときには、そ
の複数の地域名を表示器7に順次表示させて、発信者が
キー操作部8の選択キーの操作により選択した地域の時
差に基づきその地域の現地時間を算出して表示器7に表
示させるようにしたので、制御部1に発信者電話番号の
地域コードを識別する機能がない場合でも、前記実施例
同様の効果を得ることができる。
【0035】その他、本発明は、上記し且つ図面に示す
実施例にのみ限定されるものではなく、次のような拡
張,変形が可能である。地域とは、都市に限らず、例え
ば或る国の海外領地も意味するものとする。携帯電話機
等の無線電話機に限らず、一般電話機にも適用可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の制御内容を示すフローチャ
ート
【図2】電気的構成を示すブロック線図
【図3】表示器の表示内容示す図
【符号の説明】
図面中、1は制御部(制御手段)、1bはRAM(記憶
手段)、1cは時計部(時計手段)、7は表示器(表示
手段)、8はキー操作部(入力操作手段)を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信相手先の電話番号等を入力可能な入
    力操作手段と、 時計手段と、 電話番号,時刻等の表示が可能な表示手段と、 電話番号,時刻等が記憶可能な記憶手段と、 着信メッセージがあったときに発信者の電話番号より国
    コード又は地域コードを識別してその国コード又は地域
    コードに対応する国又は地域の現地時刻を前記時計手段
    の現時刻を基に算出し、その算出した現地時刻を国名又
    は地域名とともに前記表示手段に表示させ、更に、前記
    入力操作手段により発信可の操作があったときのみ着呼
    動作を実行させるとともに、前記記憶手段に発信者の電
    話番号及び現地時刻を記憶させる制御手段とを具備して
    なる通信機。
  2. 【請求項2】 制御手段は、発信者の電話番号より国コ
    ード及び地域コードをともに識別したときにはその地域
    コードに対応する地域の現地時刻を国名及び地域名とと
    もに表示手段に表示させるように構成されていることを
    特徴とする請求項1記載の通信機。
  3. 【請求項3】 制御手段は、表示手段に着呼側の現時刻
    も表示させるように構成されていることを特徴とする請
    求項1又は請求項2記載の通信機。
  4. 【請求項4】 制御手段は、記憶手段に着信応答の有無
    をも記憶させるように構成されていることを特徴とする
    請求項1〜請求項3のいずれかに記載の通信機。
JP14434098A 1998-05-26 1998-05-26 通信機 Pending JPH11341135A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7245924B2 (en) 2001-05-10 2007-07-17 Hitachi, Ltd. Cellular phone and a base station thereof
WO2009084143A1 (ja) * 2007-12-27 2009-07-09 Panasonic Corporation 通信装置および通信方法

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