JPH11340956A - データ送受信装置 - Google Patents
データ送受信装置Info
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- JPH11340956A JPH11340956A JP10144787A JP14478798A JPH11340956A JP H11340956 A JPH11340956 A JP H11340956A JP 10144787 A JP10144787 A JP 10144787A JP 14478798 A JP14478798 A JP 14478798A JP H11340956 A JPH11340956 A JP H11340956A
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- JP
- Japan
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- transmission
- unit
- reception
- dect
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L1/00—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
- H04L1/12—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel
- H04L1/16—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel in which the return channel carries supervisory signals, e.g. repetition request signals
- H04L1/18—Automatic repetition systems, e.g. Van Duuren systems
- H04L1/1812—Hybrid protocols; Hybrid automatic repeat request [HARQ]
- H04L1/1816—Hybrid protocols; Hybrid automatic repeat request [HARQ] with retransmission of the same, encoded, message
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L1/00—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
- H04L1/0001—Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff
- H04L1/0002—Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the transmission rate
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/50—Reducing energy consumption in communication networks in wire-line communication networks, e.g. low power modes or reduced link rate
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Quality & Reliability (AREA)
- Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
- Transceivers (AREA)
- Bidirectional Digital Transmission (AREA)
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Communication Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 DECT方式のデータ通信として音声通信用
のハードウエア、ソフトウエアの体系を使用した、簡便
かつ高信頼度のDECTデータ送受信装置の提供。 【解決手段】 DECT受信データのデータ誤りを検知
し前記制御部に通知するエラー検知手段12と、データ
再送命令を送出する再送命令送出手段13とを具備し、
音声伝送と同一フォーマットの1スロットを使って1デ
ータの送受信を行うことを特徴とする。また、前記再送
命令送出手段13は、前記所定のデータ伝送レートを低
減したデータ伝送レートとして再送命令を出すことを特
徴とする。また、前記データ伝送レートの低減は、逐次
所定の低減率によるデータ伝送レートに低減し、複数回
の前記データ再送命令を送出することを特徴とする。
のハードウエア、ソフトウエアの体系を使用した、簡便
かつ高信頼度のDECTデータ送受信装置の提供。 【解決手段】 DECT受信データのデータ誤りを検知
し前記制御部に通知するエラー検知手段12と、データ
再送命令を送出する再送命令送出手段13とを具備し、
音声伝送と同一フォーマットの1スロットを使って1デ
ータの送受信を行うことを特徴とする。また、前記再送
命令送出手段13は、前記所定のデータ伝送レートを低
減したデータ伝送レートとして再送命令を出すことを特
徴とする。また、前記データ伝送レートの低減は、逐次
所定の低減率によるデータ伝送レートに低減し、複数回
の前記データ再送命令を送出することを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、時分割マルチプ
ルアクセス方式(TDMA)による移動体通信のうち、
DECT方式のデータ通信に関する。
ルアクセス方式(TDMA)による移動体通信のうち、
DECT方式のデータ通信に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のユーザが無線伝送路をシェアリン
グして同時に通信を行うマルチプルアクセスの方式に
は、周波数分割マルチプルアクセス方式(FDMA、Fr
equencyDivision Multiple Access )、時分割マルチプ
ルアクセス方式(TDMA、Time Division Multiple A
ccess )、符号分割マルチプルアクセス方式(CDM
A、Code Division Multiple Access )等がある。
グして同時に通信を行うマルチプルアクセスの方式に
は、周波数分割マルチプルアクセス方式(FDMA、Fr
equencyDivision Multiple Access )、時分割マルチプ
ルアクセス方式(TDMA、Time Division Multiple A
ccess )、符号分割マルチプルアクセス方式(CDM
A、Code Division Multiple Access )等がある。
【0003】このうちTDMAは、日本ではPHS( P
ersonal Handyphone System )等が実用化されている。
このPHSに対抗する方式として、旧ソビエトを含む欧
州、アフリカ、中近東、南アメリカ、オセアニア、中
国、インド、台湾、シンガポール、マレーシアなどで共
通仕様として採用され、広く使用されているDECT
(Digital Enhanced Cordless Telecommunication )が
ある。
ersonal Handyphone System )等が実用化されている。
このPHSに対抗する方式として、旧ソビエトを含む欧
州、アフリカ、中近東、南アメリカ、オセアニア、中
国、インド、台湾、シンガポール、マレーシアなどで共
通仕様として採用され、広く使用されているDECT
(Digital Enhanced Cordless Telecommunication )が
ある。
【0004】このDECT方式は欧州のETSI( Eur
opean Telecommunication StandardInstitute )で制定
された欧州共通の無線通信スタンダードであり、音声伝
送だけでなく、データ伝送も可能とすることを前提とし
て開発された。DECT方式で使われる周波数帯は、欧
州では1.88〜1.89GHz、南アメリカでは1.
91〜1.93GHz、中国では1.90〜1.92G
Hzの周波数帯を使用し、物理チャンネルが10チャン
ネルで12多重の時分割を使用している。
opean Telecommunication StandardInstitute )で制定
された欧州共通の無線通信スタンダードであり、音声伝
送だけでなく、データ伝送も可能とすることを前提とし
て開発された。DECT方式で使われる周波数帯は、欧
州では1.88〜1.89GHz、南アメリカでは1.
91〜1.93GHz、中国では1.90〜1.92G
Hzの周波数帯を使用し、物理チャンネルが10チャン
ネルで12多重の時分割を使用している。
【0005】このDECTによるデータ伝送では、イン
ターフェースとしてRS−232C/UART(IEE
E準拠)シリアルインターフェースを使用する。シリア
ルデータを一旦DECTで定めるコードに変換してデー
タ伝送を行い、受信後に復調してシリアルデータに戻す
という手順をとっている。図4に日本で使用されている
PHSと前記DECTの主要仕様の一例を示す。
ターフェースとしてRS−232C/UART(IEE
E準拠)シリアルインターフェースを使用する。シリア
ルデータを一旦DECTで定めるコードに変換してデー
タ伝送を行い、受信後に復調してシリアルデータに戻す
という手順をとっている。図4に日本で使用されている
PHSと前記DECTの主要仕様の一例を示す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述のDEC
T方式によるデータ伝送では、データ伝送用として正式
のフォーマットがデータサービスプロファイルとして規
定されており、音声データ伝送用の2スロット分を使っ
て64kbps(Air)の伝送を行い、誤り訂正機能
等も持っているが、この正式のフォーマットは方式が複
雑で、ハードウエア、ソフトウエア共に専用化され、簡
便に使用することができないという問題点があり、その
解決策が課題となっていた。
T方式によるデータ伝送では、データ伝送用として正式
のフォーマットがデータサービスプロファイルとして規
定されており、音声データ伝送用の2スロット分を使っ
て64kbps(Air)の伝送を行い、誤り訂正機能
等も持っているが、この正式のフォーマットは方式が複
雑で、ハードウエア、ソフトウエア共に専用化され、簡
便に使用することができないという問題点があり、その
解決策が課題となっていた。
【0007】本発明はこのような背景の下になされたも
ので、家庭用電話機のハードウエア、ソフトウエアの体
系のままで、音声データ伝送で使用されている1スロッ
トを使って32kbps Max.(Air)を伝送す
ることができ、データ伝送誤りがあったとき、伝送スピ
ードを選択してデータの再送を行うことにより、複雑で
且つ実効データ伝送速度を低下させる誤り訂正符号技術
を用いずに、簡易型で高信頼度のデータ送受信装置を提
供することを目的とする。
ので、家庭用電話機のハードウエア、ソフトウエアの体
系のままで、音声データ伝送で使用されている1スロッ
トを使って32kbps Max.(Air)を伝送す
ることができ、データ伝送誤りがあったとき、伝送スピ
ードを選択してデータの再送を行うことにより、複雑で
且つ実効データ伝送速度を低下させる誤り訂正符号技術
を用いずに、簡易型で高信頼度のデータ送受信装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明のDECT方式
データ送受信装置は、シリアル送信データをDECT符
号化するDECT符号化部と、このDECT符号化部に
よって符号化されたデータを所定の伝送レートで送信す
る送信部と、DECTデータを受信する受信部と、この
受信部が受信したDECT受信データを復調してシリア
ル受信データを出力する復調部と、前記送信部および前
記受信部の周波数を制御する周波数制御部と、アンテナ
と前記送信部または前記受信部との接続切換を行う送受
切換部と、シリアル送信データとシリアル受信データと
の送受スロット制御を行う送受信スロット制御部と、制
御プログラムが記憶されデータの読みとりと書き込みが
可能な記憶部を有し、各部を制御する制御部と、前記D
ECT受信データのデータ誤りを検知し前記制御部に通
知するエラー検知手段と、このエラー検知手段からの通
知による前記制御部の指示によってデータ再送命令を送
出する再送命令送出手段とを具備し、音声伝送と同一フ
ォーマットの1スロットを使って1データの送受信を行
い、簡便かつ高信頼度のデータ送受信方式とすることを
特徴とする。
データ送受信装置は、シリアル送信データをDECT符
号化するDECT符号化部と、このDECT符号化部に
よって符号化されたデータを所定の伝送レートで送信す
る送信部と、DECTデータを受信する受信部と、この
受信部が受信したDECT受信データを復調してシリア
ル受信データを出力する復調部と、前記送信部および前
記受信部の周波数を制御する周波数制御部と、アンテナ
と前記送信部または前記受信部との接続切換を行う送受
切換部と、シリアル送信データとシリアル受信データと
の送受スロット制御を行う送受信スロット制御部と、制
御プログラムが記憶されデータの読みとりと書き込みが
可能な記憶部を有し、各部を制御する制御部と、前記D
ECT受信データのデータ誤りを検知し前記制御部に通
知するエラー検知手段と、このエラー検知手段からの通
知による前記制御部の指示によってデータ再送命令を送
出する再送命令送出手段とを具備し、音声伝送と同一フ
ォーマットの1スロットを使って1データの送受信を行
い、簡便かつ高信頼度のデータ送受信方式とすることを
特徴とする。
【0009】また、前記再送命令送出手段は、前記所定
のデータ伝送レートを低減したデータ伝送レートとして
再送命令を出し、再度データ誤りが発生することを回避
することを特徴とする。
のデータ伝送レートを低減したデータ伝送レートとして
再送命令を出し、再度データ誤りが発生することを回避
することを特徴とする。
【0010】また、前記データ伝送レートの低減は、逐
次所定の低減率によるデータ伝送レートに低減し、複数
回の前記データ再送命令を送出することによりデータ伝
送信頼度の向上を図ることを特徴とする。
次所定の低減率によるデータ伝送レートに低減し、複数
回の前記データ再送命令を送出することによりデータ伝
送信頼度の向上を図ることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態につ
いて図を参照しながら説明する。図1はこの発明の一実
施形態によるDECTデータ送受信装置の機能構成を示
すブロック図である。この図において、符号1はアンテ
ナであり、送受切換部2によって送信部3または受信部
4との接続を切り換える。シリアル送信データDSは送
受信スロット制御部5を経由してDECT符号化部6に
よってDECTフォーマットの信号に変換され、周波数
制御部7が指示する周波数で動作する前記送信部3によ
って送信信号に変換される。
いて図を参照しながら説明する。図1はこの発明の一実
施形態によるDECTデータ送受信装置の機能構成を示
すブロック図である。この図において、符号1はアンテ
ナであり、送受切換部2によって送信部3または受信部
4との接続を切り換える。シリアル送信データDSは送
受信スロット制御部5を経由してDECT符号化部6に
よってDECTフォーマットの信号に変換され、周波数
制御部7が指示する周波数で動作する前記送信部3によ
って送信信号に変換される。
【0012】前記周波数制御部7の指示する周波数で動
作する前記受信部4が受信したデータは、復調部8によ
って復調され、前記送受信スロット制御部5を経由して
シリアル受信データDRとして出力される。CPUおよ
び周辺機器から構成された制御部9にはROM(制御プ
ログラムが収納されている)、EEPROM(IDコー
ド、クロックレート変換データ、製品アドレスおよび周
波数調整データが記録されている)およびRAM(テン
ポラリデータの読み書きが行われる)等の記憶部10が
接続され、前記送受切換部2、送受信スロット制御部5
および前記周波数制御部7等の各部を制御する。クロッ
ク信号発生部11は前記各部の基準となる信号を発生す
る。
作する前記受信部4が受信したデータは、復調部8によ
って復調され、前記送受信スロット制御部5を経由して
シリアル受信データDRとして出力される。CPUおよ
び周辺機器から構成された制御部9にはROM(制御プ
ログラムが収納されている)、EEPROM(IDコー
ド、クロックレート変換データ、製品アドレスおよび周
波数調整データが記録されている)およびRAM(テン
ポラリデータの読み書きが行われる)等の記憶部10が
接続され、前記送受切換部2、送受信スロット制御部5
および前記周波数制御部7等の各部を制御する。クロッ
ク信号発生部11は前記各部の基準となる信号を発生す
る。
【0013】受信されたデータは前記復調部8において
復調される時DECTが標準で装備しているCRCエラ
ー検出装置を使用してエラー検知手段12によって監視
され、データエラーがあったとき前記制御部9に報告さ
れる。この報告を受けた前記制御部9は再送命令送出手
段13に対して、データ再送を促す指令を発生し、DE
CT符号化部6はデータ再送命令を送信する。これまで
の説明によるデータ送受信装置には、音声の符号化およ
び復号化処理部、LCD等の表示装置およびキー入力装
置などは除去されているが、音声伝送とデータ伝送を併
用することも可能である。
復調される時DECTが標準で装備しているCRCエラ
ー検出装置を使用してエラー検知手段12によって監視
され、データエラーがあったとき前記制御部9に報告さ
れる。この報告を受けた前記制御部9は再送命令送出手
段13に対して、データ再送を促す指令を発生し、DE
CT符号化部6はデータ再送命令を送信する。これまで
の説明によるデータ送受信装置には、音声の符号化およ
び復号化処理部、LCD等の表示装置およびキー入力装
置などは除去されているが、音声伝送とデータ伝送を併
用することも可能である。
【0014】次に、図2はこの発明の一実施形態による
DECT送信および受信のデータフォーマットを説明す
るための図である。この図のはDECTの複数チャン
ネルのうち、1つのチャンネルの1フレーム分を表して
おり、送信が0〜11の12スロット、受信が12〜2
3の12スロットで構成され、送信、受信がそれぞれ5
msの時間を占有する。
DECT送信および受信のデータフォーマットを説明す
るための図である。この図のはDECTの複数チャン
ネルのうち、1つのチャンネルの1フレーム分を表して
おり、送信が0〜11の12スロット、受信が12〜2
3の12スロットで構成され、送信、受信がそれぞれ5
msの時間を占有する。
【0015】図2のは1スロットを拡大した図で、各
記号は次の意味を持つ。 P:同期プリアンブル・・・同期を取るためのアイドリ
ング時間 S:同期ワード・・・・・・DECTの信号であるとい
う識別信号 A:IDコード・・・・・・通信相手を識別するための
識別符号およびその他の制御信号 DATA:データ領域・・・送信データ(本来音声に使
用する) Z:誤りビット・・・・・・パリティチェック結果
記号は次の意味を持つ。 P:同期プリアンブル・・・同期を取るためのアイドリ
ング時間 S:同期ワード・・・・・・DECTの信号であるとい
う識別信号 A:IDコード・・・・・・通信相手を識別するための
識別符号およびその他の制御信号 DATA:データ領域・・・送信データ(本来音声に使
用する) Z:誤りビット・・・・・・パリティチェック結果
【0016】本来、音声伝送の場合はデータ伝送と異な
り高度な誤り訂正能力を必要としないため、DECTの
音声伝送では1ビットの誤りしか補正できず、複数個の
データ誤りがあったとき誤りを訂正する機能を持ってい
ない。そこで、本発明は複数個のデータ誤りが検出され
たときに該当するスロットのデータの再送を作為的に行
うもので、正常なデータ伝送が行われるまでデータの再
送を続ける。このデータ伝送の手順について図1および
図3を参照して説明する。
り高度な誤り訂正能力を必要としないため、DECTの
音声伝送では1ビットの誤りしか補正できず、複数個の
データ誤りがあったとき誤りを訂正する機能を持ってい
ない。そこで、本発明は複数個のデータ誤りが検出され
たときに該当するスロットのデータの再送を作為的に行
うもので、正常なデータ伝送が行われるまでデータの再
送を続ける。このデータ伝送の手順について図1および
図3を参照して説明する。
【0017】図3はこの発明の一実施形態によるデータ
伝送の手順の一例を説明するためのフロー図である。第
1回目のデータ受信に際して、ステップS1(以下、S
1等と略称する)において、データ受信の有無を確認す
る。S2において初期の伝送スピード(例えば28.8
kbps)によって伝送されたデータを受信し、図1の
復調部8のデータをエラー検知手段12によって誤りの
有無を検知し(S3)、受信したデータが正常であれば
処理を終了する。
伝送の手順の一例を説明するためのフロー図である。第
1回目のデータ受信に際して、ステップS1(以下、S
1等と略称する)において、データ受信の有無を確認す
る。S2において初期の伝送スピード(例えば28.8
kbps)によって伝送されたデータを受信し、図1の
復調部8のデータをエラー検知手段12によって誤りの
有無を検知し(S3)、受信したデータが正常であれば
処理を終了する。
【0018】ステップS2において、受信データが正常
でなかった場合、再送命令フラグを設定し(S3)、S
4において図1の再送命令送出手段13から再送命令を
出し、所定の低減率によるシリアルデータ伝送レートを
S5で設定する。
でなかった場合、再送命令フラグを設定し(S3)、S
4において図1の再送命令送出手段13から再送命令を
出し、所定の低減率によるシリアルデータ伝送レートを
S5で設定する。
【0019】データを送信した装置が再送命令を受けた
場合、上述所定の低減率により設定された伝送レートに
再設定を行い再送する。再度、S1に戻りデータを受信
した後、S2において誤りの有無を検出して、誤りがな
かった場合には再送命令フラグを確認し(S6)、再送
されたデータであったときは伝送レートが変更されてい
るため、まずS7で前記フラグをクリアしてデータ伝送
速度を初期値に戻す(S8)。
場合、上述所定の低減率により設定された伝送レートに
再設定を行い再送する。再度、S1に戻りデータを受信
した後、S2において誤りの有無を検出して、誤りがな
かった場合には再送命令フラグを確認し(S6)、再送
されたデータであったときは伝送レートが変更されてい
るため、まずS7で前記フラグをクリアしてデータ伝送
速度を初期値に戻す(S8)。
【0020】このフローチャートは一例である。この実
施形態として本来音声用のDECT通信装置では高い誤
り訂正能力を持っていないため、誤りを検出した際に複
雑な誤り訂正符号化技術を用いずに、再送命令により適
正なデータを受信する。あるいは、再送命令によりデー
タ伝送スピードを変えて(低くして)データ受信を確実
にするものである。
施形態として本来音声用のDECT通信装置では高い誤
り訂正能力を持っていないため、誤りを検出した際に複
雑な誤り訂正符号化技術を用いずに、再送命令により適
正なデータを受信する。あるいは、再送命令によりデー
タ伝送スピードを変えて(低くして)データ受信を確実
にするものである。
【0021】このようなDECTによるデータ通信の用
途として、ケーブル接続されたモデムやプリンタのリプ
レースメント、RFリモコン、テレメータ機器、アパー
トのオートロック解除、ファミリーレストラン等のPO
S端末の無線化、クレジットカードリーダと前記無線化
POS端末との一体化による処理のスピードアップ等が
ある。
途として、ケーブル接続されたモデムやプリンタのリプ
レースメント、RFリモコン、テレメータ機器、アパー
トのオートロック解除、ファミリーレストラン等のPO
S端末の無線化、クレジットカードリーダと前記無線化
POS端末との一体化による処理のスピードアップ等が
ある。
【0022】以上、本発明の一実施形態の動作を図面を
参照して詳述してきたが、本発明はこの実施形態に限ら
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設
計変更等があっても本発明に含まれる。例えば、データ
伝送スピードの低減方法は(1/n)倍づつ、3段階の
低減に限られるものではなく、また、第2回目のデータ
受信からいきなりスピードの低減を行うものであっても
良い。また、オプションとしてRS232CドライバI
Cを内蔵できるようにし、直接PCのシリアルポートか
ら動作できるようにしても良い。
参照して詳述してきたが、本発明はこの実施形態に限ら
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設
計変更等があっても本発明に含まれる。例えば、データ
伝送スピードの低減方法は(1/n)倍づつ、3段階の
低減に限られるものではなく、また、第2回目のデータ
受信からいきなりスピードの低減を行うものであっても
良い。また、オプションとしてRS232CドライバI
Cを内蔵できるようにし、直接PCのシリアルポートか
ら動作できるようにしても良い。
【0023】
【発明の効果】これまでに説明したように、この発明に
よれば、DECT方式のデータ通信として音声通信用の
ハードウエア、ソフトウエアの体系のままで、音声デー
タ伝送用の1スロットを使って1データを伝送するよう
にし、データ伝送誤りがあったとき、伝送スピードを選
択してデータの再送を行うことにより簡易に、且つ複雑
な誤り訂正符号化によるデータ伝送レートの低下を招く
ことなく高信頼度のデータ送受信装置を提供することが
できるという効果が得られる。
よれば、DECT方式のデータ通信として音声通信用の
ハードウエア、ソフトウエアの体系のままで、音声デー
タ伝送用の1スロットを使って1データを伝送するよう
にし、データ伝送誤りがあったとき、伝送スピードを選
択してデータの再送を行うことにより簡易に、且つ複雑
な誤り訂正符号化によるデータ伝送レートの低下を招く
ことなく高信頼度のデータ送受信装置を提供することが
できるという効果が得られる。
【図1】 この発明の一実施形態によるDECTデータ
送受信装置の機能構成を示すブロック図である。
送受信装置の機能構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の一実施形態によるDECT送信お
よび受信のデータフォーマットを説明するための図であ
る。
よび受信のデータフォーマットを説明するための図であ
る。
【図3】 この発明の一実施形態によるデータ伝送の手
順を説明するためのフロー図である。
順を説明するためのフロー図である。
【図4】 日本で使用されているPHSとDECTの主
要仕様の一例を示す図である。
要仕様の一例を示す図である。
1 アンテナ 2 送受切換部 3 送信部 4 受信部 5 送受信スロット制御部 6 DECT符号化部 7 周波数制御部 8 復調部 9 制御部 10 記憶部 11 クロック信号発生部 12 エラー検知手段 13 再送命令送出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブライアン フォード アイルランド国サウス カウンティ ビジ ネスパーク レパーズタウン ダブリン18 (72)発明者 ジェニー マフィー アイルランド国サウス カウンティ ビジ ネスパーク レパーズタウン ダブリン18 (72)発明者 イアン バートリイ アイルランド国サウス カウンティ ビジ ネスパーク レパーズタウン ダブリン18
Claims (3)
- 【請求項1】 シリアル送信データをDECT符号化す
るDECT符号化部と、 このDECT符号化部によって符号化されたデータを所
定の伝送レートで送信する送信部と、 DECTデータを受信する受信部と、 この受信部が受信したDECT受信データを復調してシ
リアル受信データを出力する復調部と、 前記送信部および前記受信部の周波数を制御する周波数
制御部と、 アンテナと前記送信部または前記受信部との接続切換を
行う送受切換部と、 シリアル送信データとシリアル受信データとの送受スロ
ット制御を行う送受信スロット制御部と、 制御プログラムが記憶されデータの読みとりと書き込み
が可能な記憶部を有し、各部を制御する制御部と、 前記DECT受信データのデータ誤りを検知し前記制御
部に通知するエラー検知手段と、 このエラー検知手段からの通知による前記制御部の指示
によってデータ再送命令を送出する再送命令送出手段と
を具備し、音声伝送と同一フォーマットの1スロットを
使って1データの送受信を行うことを特徴とするDEC
T方式データ送受信装置。 - 【請求項2】 前記再送命令送出手段は、前記所定のデ
ータ伝送レートを低減したデータ伝送レートとして再送
命令を出すことを特徴とする請求項1に記載のDECT
方式データ送受信装置。 - 【請求項3】 前記データ伝送レートの低減は、逐次所
定の低減率によるデータ伝送レートに低減し、複数回の
前記データ再送命令を送出することを特徴とする請求項
2に記載のDECT方式データ送受信装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10144787A JPH11340956A (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | データ送受信装置 |
DE69915172T DE69915172T2 (de) | 1998-05-26 | 1999-05-07 | DECT Sende- und Empfangseinrichtung für Daten unter Verwendung eines Sprachrahmens |
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