JPH11340499A - 発光材料及びその製造方法並びにこれを用いた発光素子 - Google Patents
発光材料及びその製造方法並びにこれを用いた発光素子Info
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Abstract
各種の光ファイバに適合するように発光波長を調整で
き、この発光材料を簡便にかつ安価に製造する。 【解決手段】 p型アモルファスシリコン14中に粒径
がナノメートルオーダーのβ−鉄シリサイド半導体粒子
13がドット状に分散した発光材料である。n型半導体
基板11a上にp型アモルファスシリコン層14aを形
成し、このp型アモルファスシリコン層14a上にβ−
鉄シリサイド半導体粒子13をドット状に堆積し、この
β−鉄シリサイド半導体粒子13を埋めるようにp型ア
モルファスシリコン層14aを形成する。β−鉄シリサ
イド半導体粒子の堆積とp型アモルファスシリコン層の
形成を少なくとも1回繰返すことが好ましい。半導体基
板11a上にこの発光材料を発光層15aを形成し、電
極16、17を設けることにより発光素子20aとな
る。
Description
インターコネクションの分野で使用される金属シリサイ
ド発光材料及びその製造方法並びにこれを用いた発光素
子に関するものである。
ン基板上の発光素子としては、ガリウムヒ素等の化合物
半導体の応用がその候補となる。しかしそれらの化合物
半導体は、シリコン基板上で欠陥の少ない構造を作製す
ることが困難であり、熱安定性が乏しい。またその製造
においては、既存のシリコン集積回路の製造プロセスの
みでは対応できず、新たな製造プロセスの付加が必要と
なり、製造コストが高くなる。そのため、既存のシリコ
ン集積回路の製造プロセスのみで製造可能なシリコンベ
ースの発光構造の作製技術が望まれる。
のうち電流注入で発光する素子として、石英の光ファイ
バに適合した1.5μm付近の波長で発光する、鉄シリ
サイドを含む発光素子が報告されている(D.Leong, M.H
arry, K.J.Reesen, and K.P.Homewood, "NATURE" Vol.3
87, 12 June 1997, pp686-688)。この発光素子は、結
晶方位(100)のn型シリコン基板上にエピタキシャ
ル成長によりn型シリコン層とp型シリコン層を積層
し、この基板上のpn接合の界面付近のp型シリコン層
に鉄イオンを注入した後、アニール処理してβ−FeS
i2の単結晶層を形成して作られる。
イドを含む発光素子は、β−FeSi2がドット状でな
く、層状に形成され、しかもイオン注入では結晶性の良
いβ−FeSi2が得られないため、外部量子効率が
0.1%程度となって、発光効率が低い問題点がある。
本発明の目的は、発光効率が高く、閾値電流の低い発光
材料を提供することにある。本発明の別の目的は、各種
の光ファイバに適合するように発光波長を調整すること
が可能であって、上記発光材料を簡便にかつ安価に製造
する方法を提供することにある。本発明の別の目的は、
上記発光材料を用いた発光素子を提供することにある。
図1及び図2に示すようにp型若しくはn型アモルファ
スシリコン14又はp型若しくはn型アモルファス炭化
ケイ素中に粒径がナノメートルオーダーのβ−鉄シリサ
イド半導体粒子13がドット状に分散した発光材料10
a,10bである。粒径がナノメートルオーダーのβ−
鉄シリサイド半導体粒子13がドット状の結晶状態でバ
ンドギャップの大きいアモルファスシリコン14又はア
モルファス炭化ケイ素中に分散しているため、注入され
たキャリアはβ−鉄シリサイド半導体粒子13の内部に
閉じ込められる。β−鉄シリサイドの電気伝導特性によ
りアモルファスシリコン14又はアモルファス炭化ケイ
素はp型であることが望ましい。
アモルファスシリコン、p型若しくはn型アモルファス
炭化ケイ素、絶縁性アモルファス窒化ケイ素又はアモル
ファス酸化ケイ素中に粒径がナノメートルオーダーのβ
−鉄以外の金属シリサイド半導体粒子がドット状に分散
した発光材料である。請求項1に係る発明と同様に、粒
径がナノメートルオーダーのβ−鉄以外の金属シリサイ
ド半導体粒子がドット状の結晶状態でバンドギャップの
大きいp型若しくはn型アモルファスシリコン、p型若
しくはn型アモルファス炭化ケイ素、絶縁性アモルファ
ス窒化ケイ素又はアモルファス酸化ケイ素中に分散して
いるため、注入されたキャリアは上記金属シリサイド半
導体粒子の内部に閉じ込められる。従って、請求項1及
び2に係る発明とも、イオン注入によりシリコン半導体
のpn接合の界面付近に鉄イオンを打ち込んだ後、アニ
ール処理して鉄シリサイド単結晶層を形成させた従来の
発光材料に比べて、これらの発明の発光材料の発光効率
は格段に向上する。
明であって、p型若しくはn型アモルファスシリコン中
に分散したβ−鉄以外の金属シリサイド半導体粒子を構
成する金属原子がマグネシウム、バリウム、クロム、マ
ンガン、ルテニウム、レニウム、オスミウム又はイリジ
ウムである発光材料である。請求項4に係る発明は、請
求項2に係る発明であって、p型若しくはn型アモルフ
ァス炭化ケイ素、絶縁性アモルファス窒化ケイ素又はア
モルファス酸化ケイ素中に分散したβ−鉄以外の金属シ
リサイド半導体粒子を構成する金属原子がマグネシウ
ム、バリウム、クロム、マンガン、ルテニウム、レニウ
ム、オスミウム、イリジウム又はカルシウムである発光
材料である。
n型半導体基板11a上にp型アモルファスシリコン層
14aを形成し、このp型アモルファスシリコン層14
a上にβ−鉄シリサイド半導体粒子13をドット状に堆
積し、このβ−鉄シリサイド半導体粒子13を埋めるよ
うにp型アモルファスシリコン層14aを形成する発光
材料の製造方法である。請求項6に係る発明は、請求項
5に係る発明であって、β−鉄シリサイド半導体粒子1
3の堆積とp型アモルファスシリコン層14aの形成を
少なくとも1回繰返し行う発光材料の製造方法である。
に、p型半導体基板11b上にp型アモルファスシリコ
ン層14aを形成し、このp型アモルファスシリコン層
14a上にβ−鉄シリサイド半導体粒子13をドット状
に堆積し、このβ−鉄シリサイド半導体粒子13を埋め
るようにp型アモルファスシリコン層14aを形成し、
このp型アモルファスシリコン層14a上にn型アモル
ファスシリコン層12aを形成する発光材料の製造方法
である。請求項8に係る発明は、請求項7に係る発明で
あって、β−鉄シリサイド半導体粒子13の堆積とp型
アモルファスシリコン層14aの形成を少なくとも1回
繰返し行った後、n型アモルファスシリコン層12aを
形成する発光材料の製造方法である。
すようにn型又はp型半導体基板11a,11b上に粒
径がナノメートルオーダーのβ−鉄シリサイド半導体粒
子13がp型アモルファスシリコン14中にドット状に
分散した発光層15a,15bが形成された発光素子2
0a,20bである。請求項1に係る発光材料を発光層
15a,15bとすることにより、発光効率が高く、発
光減衰速度の速い発光素子20a,20bが得られる。
料又はその他の金属シリサイド発光材料は、アモルファ
スシリコン(Si)、アモルファス炭化ケイ素(SiC
X,但し、0<X≦1)、絶縁性アモルファス窒化ケイ
素(Si3NY,但し、0<Y≦4)又はアモルファス酸
化ケイ素(SiOZ,但し、0<Z≦2)中にβ−鉄又
はその他の金属シリサイド半導体粒子がドット状に分散
する。上記アモルファスのシリコン、炭化ケイ素、窒化
ケイ素又は酸化ケイ素は化学気相堆積法(以下、CVD
法という)により1層又は2層以上のアモルファス層を
積層して形成される。このアモルファスシリコン等の中
に分散するβ−鉄又はその他の金属シリサイド半導体粒
子は、アモルファス層と交互にやはりCVD法により粒
径がナノメートルオーダーのドット状に形成される。こ
のCVD法を用いることにより、β−鉄又はその他の金
属シリサイドは自己組織化してドット状に形成される。
本発明のCVD法では、イオン注入により金属シリサイ
ドを形成する場合と比べて、原料ガスの流入量、ガス
比、ガス圧、堆積時間等を制御することにより金属シリ
サイド半導体粒子をドット状に形成し易く、かつ結晶性
を良好にすることができる。このため、本発明の発光材
料は、格子欠陥や転位等の非発光中心の原因となる構造
が極めて少なく発光効率が増大する。
原子の種類と粒径を変えることにより光インターコネク
ションの分野で使用される各種の光ファイバに適合した
波長を発光する発光素子を作り出すことができる。この
金属原子は、p型若しくはn型アモルファスシリコン中
に分散したβ−鉄以外の金属シリサイド半導体粒子を構
成する金属原子である場合、マグネシウム、バリウム、
クロム、マンガン、ルテニウム、レニウム、オスミウム
又はイリジウムから選ばれる。また金属原子がp型若し
くはn型アモルファス炭化ケイ素、絶縁性アモルファス
窒化ケイ素又はアモルファス酸化ケイ素中に分散したβ
−鉄以外の金属シリサイド半導体粒子を構成する金属原
子である場合には、がマグネシウム、バリウム、クロ
ム、マンガン、ルテニウム、レニウム、オスミウム、イ
リジウム又はカルシウムから選ばれる。金属シリサイド
半導体粒子の粒径は上記製造条件を制御することによ
り、変えることができる。またその粒径もナノメートル
オーダー(1nm〜数百nm)に揃えることができる。
この粒径は発光効率を考慮すると、好ましくは1〜10
0nmである。そのために金属シリサイドの堆積時間と
温度は金属シリサイドが膜状にならないように制御され
る。上記金属シリサイド半導体粒子は、金属原子毎に発
光する波長が異なるため、用途に応じて所望の金属シリ
サイドが選択される。例えば、β−鉄シリサイドは約
1.5μmの波長の光を発光するので、石英の光ファイ
バに適する。
物質をp型アモルファスシリコン層とした場合に、本発
明の発光材料は次の2つの方法により製造される。第1
の製造方法は請求項5又は請求項6に係る方法であっ
て、先ず図1に示すようにn型半導体基板11a上にp
型アモルファスシリコン層14aを形成する。このp型
アモルファスシリコン層14aはCVDによる積層でも
よいし、或いは半導体基板11aの表面にホウ素、イン
ジウム、ガリウム等のドーパントをイオン注入して形成
してもよい。次いでこのp型アモルファスシリコン層1
4a上にCVD法によりβ−鉄シリサイド半導体粒子1
3をドット状に堆積し、このβ−鉄シリサイド半導体粒
子13を埋めるようにp型アモルファスシリコン層14
aを形成する。発光密度を高めるためには、β−鉄シリ
サイド半導体粒子13の堆積とp型アモルファスシリコ
ン層14aの形成を少なくとも1回繰返し行うことが好
ましい。この場合、p型アモルファスシリコン層14a
とβ−鉄シリサイド半導体粒子13とを交互に堆積す
る。これにより半導体基板11a上に発光層15aが形
成される。
係る方法であって、先ず図2に示すようにp型半導体基
板11b上にp型アモルファスシリコン層14aを形成
する。このp型アモルファスシリコン層14aはCVD
による積層でもよいし、或いは半導体基板11bの表面
にホウ素、インジウム、ガリウム等のドーパントをイオ
ン注入して形成してもよい。次いでこのp型アモルファ
スシリコン層14a上にCVD法によりβ−鉄シリサイ
ド半導体粒子13をドット状に堆積し、このβ−鉄シリ
サイド半導体粒子13を埋めるようにp型アモルファス
シリコン層14aを形成する。発光密度を高めるために
は、β−鉄シリサイド半導体粒子13の堆積とp型アモ
ルファスシリコン層14aの形成を少なくとも1回繰返
し行うことが好ましい。この場合、p型アモルファスシ
リコン層14aと金属シリサイド半導体粒子13とを交
互に堆積した後、n型アモルファスシリコン層12aを
形成する。これにより半導体基板11b上に発光層15
bが形成される。
にn型半導体基板11a上に上述した発光層15aが、
また図4に示すようにp型半導体基板11b上に上述し
た発光層15bがそれぞれ形成される。発光層15a又
は15bの上面と半導体基板11a又は11bの下面に
それぞれ電極16及び17を形成することにより発光素
子20a又は20bが得られる。この半導体基板として
はシリコン基板が好ましい。
る。この例では第1の製造方法により、図5に示すCV
D装置を使用して以下の条件でシリコン基板上に発光層
を形成した。即ち、CVD炉20には第1ガス導入管2
1、第2ガス導入管22及び真空排気管23が設けられ
る。第1ガス導入管21からは窒素ガスで希釈されたS
iH4ガスとドーパント用のB2H6ガスが導入され、第
2ガス導入管22からは窒素ガスで希釈されたFeCl
2とFeCl3を主成分とする鉄塩化物ガスが導入され
る。CVD炉20内には結晶方位が(100)のn型の
シリコン基板11aが基板ホルダ24により保持され
る。第2ガス導入管22の前段には反応炉26が設けら
れる。反応炉26内には純度99.9%以上のフィラメ
ント状の鉄ワイヤ27が収容され、この反応炉26には
塩素ガス導入管28が設けられる。
ついて説明する。先ず反応炉26内の鉄ワイヤ27を3
00℃に加熱し、塩素ガス導入管28を通じて窒素ガス
で希釈された塩素ガス(Cl2)を反応炉26に導入す
ると鉄ワイヤ27は塩素ガスと化学反応してFeCl2
とFeCl3を主成分とする鉄塩化物ガスを生じる。こ
の鉄塩素物ガスは第2ガス導入管22を通じてCVD炉
20内に供給される。一方、第1ガス導入管21からは
窒素ガスで希釈されたSiH4ガスとドーパント用のB2
H6ガスがCVD炉20内に供給される。第1及び第2
ガス導入管からのガス供給量を調整することにより、C
VD炉20内において、β−鉄シリサイド(FeS
i2)の成膜速度が0.1nm/秒以下になるように、
SiH4ガスと鉄塩素物ガスの分圧は決定される。
0℃に下げて、第1ガス導入管21から窒素ガスで希釈
されたSiH4ガスとドーパント用のB2H6ガスをCV
D炉20内に導入し、高ドープのp型アモルファスシリ
コン層14aを形成した。次いでCVD炉20内のn型
シリコン基板11aを750〜850℃に加熱した後、
第1及び第2ガス導入管21及び22から所定の流量比
のガスを導入して、図1に示すように、シリコン基板1
1a上に形成された高ドープのp型アモルファスシリコ
ン層14a上にドッド状のβ−鉄シリサイド(FeSi
2)粒子13を形成した。
560℃に下げて、第1ガス導入管21から窒素ガスで
希釈されたSiH4ガスとドーパント用のB2H6ガスを
CVD炉20内に導入して、β−鉄シリサイド粒子13
を埋込むように高ドープのp型アモルファスシリコン層
14aを形成した。ここではp型アモルファスシリコン
層は20オングストローム以上堆積した。その後、β−
鉄シリサイド粒子13の堆積と高ドープのp型アモルフ
ァスシリコン層14aの堆積を4回繰返して、図1に示
すように発光層15aを形成した。
コン基板11aをCVD炉20から取り出して、図示し
ない真空蒸着装置を使用して最上層のp型アモルファス
シリコン層14aの上面にAu薄膜からなる電極16
を、またシリコン基板11aの下面にAu−Sb合金膜
からなる電極17をそれぞれ形成して、発光素子20a
を得た。得られた発光素子20aの電極16及び17に
順方向バイアスを印加し、エレクトロルミネッセンス
(EL)を測定した。その結果を図6に示す。図6から
明らかなように、石英の光ファイバに適合する発光波長
である約1.5μmをピークとするエレクトロルミネッ
センスを確認した。
イド発光材料は粒径がナノメートルオーダーの金属シリ
サイド半導体粒子がアモルファスシリコン中にドット状
に分散した構造を有するから、発光効率が高く、閾値電
流を低下させることができる。また化学気相堆積法とい
う従来の簡便な工程を利用して、金属シリサイドを自己
組織化するため、安価に発光材料を製造できる利点もあ
る。また金属シリサイド半導体粒子の粒径を変えること
により、発光波長を調整することが可能であるため、光
インターコネクションの分野で使用される各種の光ファ
イバに適合した波長を発光する発光素子を作り出すこと
ができる。
構成を示す模式断面図。
構成を示す模式断面図。
用いた発光素子の構成を示す模式断面図。
用いた発光素子の構成を示す模式断面図。
の構成図。
Claims (9)
- 【請求項1】 p型若しくはn型アモルファスシリコン
(14)又はp型若しくはn型アモルファス炭化ケイ素中に
粒径がナノメートルオーダーのβ−鉄シリサイド半導体
粒子(13)がドット状に分散した発光材料。 - 【請求項2】 p型若しくはn型アモルファスシリコ
ン、p型若しくはn型アモルファス炭化ケイ素、絶縁性
アモルファス窒化ケイ素又はアモルファス酸化ケイ素中
に粒径がナノメートルオーダーのβ−鉄以外の金属シリ
サイド半導体粒子がドット状に分散した発光材料。 - 【請求項3】 p型若しくはn型アモルファスシリコン
中に分散したβ−鉄以外の金属シリサイド半導体粒子を
構成する金属原子がマグネシウム、バリウム、クロム、
マンガン、ルテニウム、レニウム、オスミウム又はイリ
ジウムである請求項2記載の発光材料。 - 【請求項4】 p型若しくはn型アモルファス炭化ケイ
素、絶縁性アモルファス窒化ケイ素又はアモルファス酸
化ケイ素中に分散したβ−鉄以外の金属シリサイド半導
体粒子を構成する金属原子がマグネシウム、バリウム、
クロム、マンガン、ルテニウム、レニウム、オスミウ
ム、イリジウム又はカルシウムである請求項2記載の発
光材料。 - 【請求項5】 n型半導体基板(11a)上にp型アモルフ
ァスシリコン層(14a)を形成し、前記p型アモルファス
シリコン層(14a)上にβ−鉄シリサイド半導体粒子(13)
をドット状に堆積し、前記β−鉄シリサイド半導体粒子
(13)を埋めるようにp型アモルファスシリコン層(14a)
を形成する発光材料の製造方法。 - 【請求項6】 β−鉄シリサイド半導体粒子(13)の堆積
とp型アモルファスシリコン層(14a)の形成を少なくと
も1回繰返し行う請求項5記載の発光材料の製造方法。 - 【請求項7】 p型半導体基板(11b)上にp型アモルフ
ァスシリコン層(14a)を形成し、前記p型アモルファス
シリコン層(14a)上にβ−鉄シリサイド半導体粒子(13)
をドット状に堆積し、前記β−鉄シリサイド半導体粒子
(13)を埋めるようにp型アモルファスシリコン層(14a)
を形成し、前記p型アモルファスシリコン層(14a)上に
n型アモルファスシリコン層(12a)を形成する発光材料
の製造方法。 - 【請求項8】 β−鉄シリサイド半導体粒子(13)の堆積
とp型アモルファスシリコン層(14a)の形成を少なくと
も1回繰返し行った後、n型アモルファスシリコン層(1
2a)を形成する請求項7記載の発光材料の製造方法。 - 【請求項9】 n型又はp型半導体基板(11a,11b)上に
粒径がナノメートルオーダーのβ−鉄シリサイド半導体
粒子(13)がp型アモルファスシリコン(14)中にドット状
に分散した発光層(15a,15b)が形成された発光素子。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14099998A JP3331591B2 (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | 発光材料及びその製造方法並びにこれを用いた発光素子 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003031790A (ja) * | 2001-07-17 | 2003-01-31 | Sharp Corp | 半導体装置およびその製造方法 |
JP2004247412A (ja) * | 2003-02-12 | 2004-09-02 | Yamaha Corp | 半導体積層構造及びその製造方法並びにそれを備えた半導体装置 |
JP2005303249A (ja) * | 2004-03-18 | 2005-10-27 | Japan Science & Technology Agency | 半導体デバイスの製造方法 |
CN105689731A (zh) * | 2016-01-28 | 2016-06-22 | 湖北大学 | 一种Fe3Si磁性纳米颗粒粉体的低温制备方法 |
-
1998
- 1998-05-22 JP JP14099998A patent/JP3331591B2/ja not_active Expired - Fee Related
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