JPH11340316A - アニ―リングを用いたトレンチ型素子分離膜形成方法 - Google Patents
アニ―リングを用いたトレンチ型素子分離膜形成方法Info
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- JPH11340316A JPH11340316A JP11089033A JP8903399A JPH11340316A JP H11340316 A JPH11340316 A JP H11340316A JP 11089033 A JP11089033 A JP 11089033A JP 8903399 A JP8903399 A JP 8903399A JP H11340316 A JPH11340316 A JP H11340316A
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- H01L21/8234—MIS technology, i.e. integration processes of field effect transistors of the conductor-insulator-semiconductor type
- H01L21/823481—MIS technology, i.e. integration processes of field effect transistors of the conductor-insulator-semiconductor type isolation region manufacturing related aspects, e.g. to avoid interaction of isolation region with adjacent structure
Abstract
みが他の部分に比べ薄膜化することが防止でき、これに
より、ゲート酸化膜の特性の低下、特に降伏電圧の低下
が防げる、アニーリングを用いたトレンチ型素子分離膜
形成方法を提供する。 【解決手段】 トレンチ46を複合膜48,50で埋め
込み、該結果物を平坦化した後、ゲート酸化膜形成前に
この平坦化した結果物をアニーリングする。前記アニー
リングにより、半導体基板40とパッド酸化膜42との
間の界面の内、トレンチに接した界面に存在する汚染物
質が取り除かれる。
Description
方法に係り、詳しくは、トレンチ型素子分離膜形成方法
に関する。
導体素子間の間隔が狭くなりつつある。従って、半導体
素子を電気的に絶縁させることが非常に重要なものとな
っている。
分離膜が利用されているが、代表的な素子分離膜とし
て、LOCOS(LOCal oxidation of silicon)型素子分
離膜とトレンチ型素子分離膜を挙げることができる。
域を冒すバーズビーク(bird's beak)が形成される等、
半導体基板において広い領域を占めるにもかかわらず、
形成し易いという利点から多用されてきているが、半導
体装置の高集積化による半導体素子間の間隔が狭くなる
につれて、半導体基板において相対的に占有領域の狭い
トレンチ型素子分離膜に置き換えられているのが現状で
ある。
チ型素子分離膜14は、半導体基板10にトレンチ12
を形成した後に、前記トレンチ12に絶縁膜を埋め込ん
でから、平坦化することにより形成される。
子分離膜形成方法は、トレンチの形成に際して、トレン
チの幾何学的な条件、即ちトレンチの深さや幅などを調
節することにより半導体装置の高集積化に対応できると
いう利点がある。なお、トレンチを埋め込むのに用いら
れる絶縁膜を選別的に使用することにより、素子分離の
効果を高めることができる。
基板を蝕刻しなければならないために、LOCOS型素
子分離膜と比較して工程がやや複雑であるに加え、トレ
ンチを埋め込む絶縁膜によって後続のゲート酸化膜形成
工程が汚れてしまう場合がしばしばある。かかる汚れ
は、主にトレンチと接している半導体基板とパッド酸化
膜との間の界面に現われる。ゲート酸化膜が形成される
までこの汚れがそのまま残っていれば、図2に示すよう
に、前記ゲート酸化膜16の汚れた部分の膜厚は別の部
分と比較して薄くなる。
低くなる等、ゲート酸化膜の特性が低下する。これに加
えて、前記汚れによりP+/NまたはN+/Pの接合漏
れ電流が増大し、フィールド領域に浅いピット(shallow
pit)が形成されたりもする。
果たそうとする技術的課題は、前工程の汚れ物によって
後続工程の特性、特に、ゲート酸化膜の特性が低下する
ことが防げるトレンチ型素子分離膜形成方法を提供する
ことにある。
(a)半導体基板に活性領域及びフィールド領域を設
定する段階と、(b)前記半導体基板の上にフィールド
領域の露出されるマスク層を形成する段階と、(c)前
記マスク層を食刻マスクとして用い、前記フィールド領
域にトレンチを形成する段階と、(d)前記半導体基板
の上に前記トレンチを埋め込む絶縁膜を形成する段階
と、(e)前記絶縁膜の形成された基板を第1アニーリ
ングする段階と、(f)前記絶縁膜の全面を前記絶縁膜
の下部の膜質が露出されるまで平坦化する段階と、
(g)前記平坦化した結果物(すなわち、前記絶縁膜の
下部の膜質が露出されるまで平坦化されてなる半導体基
板)を第2アニーリングする段階とを含むことを特徴と
するトレンチ型素子分離膜形成方法により達成される。
絶縁膜は複合膜であって、順次形成された第1及び第2
酸化膜であることを特徴とする上記(1)に記載のトレ
ンチ型素子分離膜形成方法によっても達成される。
記絶縁膜は、CMPあるいはエッチバックにより平坦化
することを特徴とする上記(1)に記載のトレンチ型素
子分離膜形成方法によっても達成される。
マスク層は、パッド酸化膜の上に窒化膜が形成されたこ
とを特徴とする上記(1)に記載のトレンチ型素子分離
膜形成方法によっても達成される。
記第2アニーリングは、前記窒化膜を取り除いた後に施
すことを特徴とする上記(4)に記載のトレンチ型素子
分離膜形成方法によっても達成される。
第2アニーリングは、前記マスク層を取り除いた後に施
すことを特徴とする上記(1)に記載のトレンチ型素子
分離膜形成方法によっても達成される。
記第2アニーリングは、前記マスク層を取り除き、該結
果物(すなわち、前記マスク層が取り除かれてなる半導
体基板)に導電性不純物をイオン注入した後に施すこと
を特徴とする上記(1)に記載のトレンチ型素子分離膜
形成方法によっても達成される。
第2アニーリングは、略1050℃の温度で、窒素雰囲
気下に略1時間施すことを特徴とする上記(1)に記載
のトレンチ型素子分離膜形成方法によっても達成され
る。
記第1及び第2酸化膜は、各々USG膜及びPE-TE
OS膜であることを特徴とする上記(2)に記載のトレ
ンチ型素子分離膜形成方法によっても達成される。
に、本発明に係るトレンチ型素子分離膜形成方法は次の
ように進める。
領域とを設定する。(b)前記半導体基板の上にフィー
ルド領域の露出されるマスク層を形成する。(c)前記
マスク層を食刻マスクとして用い、前記フィールド領域
にトレンチを形成する。(d)前記半導体基板の上に前
記トレンチを埋め込む絶縁膜を形成する。(e)前記絶
縁膜の形成された基板を第1アニーリングする。(f)
前記絶縁膜の全面を前記絶縁膜の下部の膜質が露出され
るまで平坦化する。(g)前記平坦化した結果物を第2
アニーリングする。
あって、第1及び第2酸化膜である。前記第1酸化膜は
USG(Undoped Silicate Glass)膜であり、前記第2酸
化膜はTEOS(tetra-ethyl-orthosilicate)を基とし
てPECVD(Plasma Enhanced CVD)方法により形成さ
れる酸化膜(本明細書中では、単に、PE-TEOS膜
とも記す)である。また、前記第2酸化膜は、SiH4
を基としてPECVD方法により形成される酸化膜(本
明細書中では、単に、SiH4を基とするPECVD酸
化膜とも記す)、あるいは高密度プラズマ(High Densit
y Plasma)を用いた酸化膜(本明細書中では、単に、H
DP膜とも記す)である。
化膜をHDP膜から形成することもあり、このとき、前
記第2酸化膜はTEOS-O3を基とするCVD膜から形
成する。
同様の厚みで形成することが好ましい。
学機械的研磨(Chemical MechanicalPolishing、本明細
書中では、単にCMPとも記す)、あるいはエッチバッ
ク(etch back)により平坦化する。
記フィールド領域を露出せしめるマスク層を形成した後
に、前記マスク層を食刻マスクとして用い形成する。
化膜及び窒化膜である。
により施す。
が形成されている状態で施す。
後に施す。
す。
該結果物(前記マスク層が取り除かれてなる半導体基
板)の必要とされる領域に導電性不純物をイオン注入
し、ゲート酸化膜が形成される前に施す。
00℃以上の温度で施すことが好ましいが、略1050
℃の温度に保たれる窒素雰囲気下に略1時間施すことが
一層好適である。
埋め込まれた物質膜を平坦化した後に、該埋め込まれた
物質膜を平坦化した結果物をゲート酸化膜形成前にアニ
ーリングすることを特徴とするトレンチ型素子分離膜を
形成方法を提供する。
法によれば、複合膜を利用しトレンチを埋め込む過程で
生じる汚染元によってゲート酸化膜の特性、例えばゲー
ト酸化膜の膜厚が部分的に薄くなることや、P+/Nあ
るいはN+/P接合面の漏れ電流が増大すること、及び
浅いピットが形成されることを防止できる。
ンチ型素子分離膜形成方法を添付された図面に基づき詳
細に説明する。本発明の実施例は、当業界における通常
の知識を有する者に本発明をより完全に説明するために
提供されるものである。図面において、層若しくは領域
の厚みは明細書の明確性から誇張されたものである。図
面において同一の符号は同一の要素を示す。また、ある
層が別の層あるいは基板の"上部"にあると記されている
場合、前記ある層が前記他の層あるいは基板の上部に直
接存在することもあり、その間に第3の層が挟まれるこ
ともある。
に、パッド酸化膜(図示せず)、絶縁膜(図示せず)を
順次形成する。前記パッド酸化膜42は、前記半導体基
板40の全面に成長されたシリコン酸化膜である。前記
絶縁膜は、窒化膜(Si3N4)から形成する。前記絶縁
膜の全面に感光膜(図示せず)、例えばフォトレジスト
膜を塗布する。前記感光膜をパタニングし、前記絶縁膜
の定まった領域を覆う感光膜パターン45を形成する。
前記感光膜パターン45の下方の半導体基板領域は活性
領域として設定される。前記感光膜パターン45を食刻
マスクとして用い、前記絶縁膜の露出された全面を前記
半導体基板40が露出されるまで異方性蝕刻する。その
結果、前記基板40の上に、絶縁膜パターン44とパッ
ド酸化膜パターン42とよりなるマスク層Mが形成され
る。前記マスク層M間の前記基板40の露出された領域
はフィールド領域である。
5を取り除いた後、前記マスク層を食刻マスクとして用
い前記半導体基板40を食刻することにより、前記半導
体基板40の露出された部分に所定の深さを有するトレ
ンチ46が形成される。前記トレンチ46の幾何学的な
形態、即ち前記トレンチ46の深さと幅は半導体装置の
集積度に応じて異なりうる。本発明の実施例において、
前記トレンチ46は略0.6μmの深さで形成する。
に、前記トレンチ46を埋め込む第1酸化膜48を形成
する。前記第1酸化膜48はUSG膜から形成し、但
し、略6,000Åの厚みで形成する。続けて、前記第
1酸化膜48の上に第2酸化膜50を形成する。前記第
2酸化膜50はPE-TEOS膜から形成することが好
適ではあるが、HDP膜あるいはSiH4を基にするP
ECVD膜から形成することもある。
された結果物を1,000℃以上の高温で第1アニーリ
ングする。前記第1アニーリングによって、前記トレン
チ46に埋め込まれた前記第1及び第2酸化膜48、5
0が緻密化(densification)する。好ましくは、前記第
1アニーリングは、1050℃程度の温度で窒素
(N 2)雰囲気下に略1時間施す。
込まれた直後の初期ストレス及び前記第1アニーリング
中に生じる熱的ストレスに対しては、あまり認識されて
いない。前記トレンチ46を埋め込むための埋込物質と
して単一酸化膜を用い、該単一の酸化膜として引張応力
の挙動を示すTEOS-O3を基にするCVD膜を用いて
ストレスを測定した結果、前記酸化膜は蒸着された直後
に109dyne/cm2程度の引張応力を示しており、
前記酸化膜を緻密化するための第1アニーリング過程で
温度が約700℃に達すると、1010dyne/cm2
程度の引張応力を示していた。この結果により、基板に
ストレスが加えられることが明らかになった。ある様相
のストレス特性を有する酸化膜、例えば引張応力の挙動
を表すTEOS-O3を基とするCVD膜のみよりなる単
一膜でトレンチを埋め込む場合、蒸着直後の初期ストレ
ス及び緻密化のための熱処理過程中にストレスが高まる
ので、このストレスによって半導体素子の欠陥発生確率
が高くなる。
埋込物質層の初期ストレスと前記第1アニーリング過程
で生じる過度なストレスを低くするために、上記のよう
に、互いに反対のストレス特性を有する2枚の酸化膜、
即ち引張応力特性を有する前記第1酸化膜48及び圧縮
応力特性を有する前記第2酸化膜50よりなる複合膜で
前記トレンチ46を埋め込む。これと反対に、前記トレ
ンチ46は、圧縮応力特性を有する第1酸化膜及び引張
応力特性を有する第2酸化膜から構成される複合膜で埋
め込むこともある。
平坦化する。前記平坦化は、前記絶縁膜44が露出され
るまで施す。前記平坦化は、CMP方法あるいはエッチ
バック方法で施す。前記平坦化により、前記トレンチ4
6を埋め込む素子分離膜52が形成される。前記平坦化
過程で前記第2酸化膜50は完全に取り除かれる。
で汚染物質、例えば水素イオン(H +)が発生する。前
記汚染物質は、前記トレンチ46に接した前記半導体基
板40と前記パッド酸化膜42との界面に存在する。前
記汚染物質の存在する状態でゲート酸化膜が形成される
場合、前記汚染物質の存在する領域の上に形成されるゲ
ート酸化膜の膜厚は他の部分と比較して薄くなる。従っ
て、ゲート酸化膜の降伏電圧が低くなる。
は、前記素子分離膜52の形成してある結果物を所定の
温度及び雰囲気下に第2アニーリングする。例えば、1
000℃以上の温度、好ましくは、略1050℃の温度
及び窒素(N2)雰囲気下に略1時間前記素子分離膜5
2の形成してある結果物を第2ニーリングする。このよ
うにして、前記半導体基板40と前記パッド酸化膜42
との界面に存在する前記汚染物質が外部拡散され取り除
かれる。
離膜52が形成してある結果物の前記第2アニーリング
は、前記方法のほか、次の3つの方法により実施でき
る。
施す。
後に施す。
た状態の結果物に導電性不純物をイオン注入した後、ゲ
ート酸化膜が形成される前に施す。
に、前記絶縁膜44を取り除く。次いで、前記パッド酸
化膜42を取り除く。この過程で、前記素子分離膜52
の表面も取り除かれ、前記パッド酸化膜42が取り除か
れた後に前記素子分離膜52の表面は前記半導体基板4
0の表面に等しい高さとなる。
40の活性領域の上にゲート酸化膜54を形成する。前
記第2アニーリングにより、前工程で生じた汚染物質が
取り除かれるので、前記ゲート酸化膜54は前記素子分
離膜52の近傍をはじめとして前記活性領域の全面に均
一の厚みで形成される。
化膜48と第2酸化膜50との間にシリコン窒化膜(S
iN)が形成されることもある。
複合膜で埋め込み、該結果物(該トレンチを複合膜で埋
め込んでなる半導体基板)を平坦化した後に、半導体基
板の活性領域の上にゲート酸化膜を形成するに先立っ
て、前記平坦化した結果物をアニーリングすることを特
徴とするトレンチ型素子分離膜形成方法を提供する。こ
の本発明によれば、半導体基板とパッド酸化膜との界面
の内、トレンチに接した界面に存在する汚染物質が取り
除かれる。従って、後続のゲート酸化膜形成工程で前記
ゲート酸化膜の前記トレンチに隣接した部分の厚みが他
の部分に比べ薄くなることを防止できる。これにより、
ゲート酸化膜の特性が低下すること、特に、降伏電圧が
低くなることを防止できる。これは図8及び図9から明
らかである。
の工程によってトレンチ素子分離膜を形成した後、ゲー
ト酸化膜を形成した時(以下、第1の場合)と、本発明
の実施例によってトレンチ素子分離膜を形成した後、ゲ
ート酸化膜を形成した時(第2の場合)のゲート酸化膜
特性を示している。
CMPされてからアニールされなかった場合である。前
記第1の場合に、NMOS領域に形成されるゲート酸化
膜には欠陥が見られないのにひきかえ、ゲート酸化膜が
PMOS領域に形成される場合、ゲート酸化膜の欠陥発
生率は第1グラフ(S1)で示すように、略20%とな
った。
離膜がCMPされた後、該結果物がアニールされた場合
である。この場合に、図8の右側から明らかなように、
NMOS及びPMOSのいずれの領域でもゲート酸化膜
に欠陥が生じなかった。
よってトレンチ素子分離膜を形成した後、ゲート酸化膜
を形成した時(以下、第3の場合)と、本発明の実施例
によってトレンチ素子分離膜を形成した後、ゲート酸化
膜を形成した時(以下、第4の場合)のゲート酸化膜特
性を示している。
トランジスタの内、ロードトランジスタのゲート酸化膜
には欠陥が見られなかったが、これを除いたパストラン
ジスタ及びプールダウントランジスタのゲート酸化膜に
は欠陥が生じた。欠陥発生率は、それぞれ第2及び第3
グラフS2、S3で示されたように、略2.5%及び2
2.5%であった。
トランジスタの内のいずれのトランジスタのゲート酸化
膜にも欠陥が見られなかった。図9の右側はこの結果を
示している。
レンチ素子分離膜のCMP後に、該結果物をアニーリン
グすることによって、後続のゲート酸化膜形成工程でゲ
ート酸化膜の特性が低下することを防止できる。
れるものではなく、種々なる変形が本発明の技術的な思
想内で当分野における通常の知識を有する者にとって実
施可能であることはもちろんである。
方法において、素子分離膜を形成する段階を示す断面図
である。
方法において、素子分離膜形成後にゲート酸化膜を形成
する段階を示す断面図である。
形成方法を段階別に示すものであり、マスク層形成段階
を示す断面図である。
形成方法を段階別に示すものであり、トレンチ形成段階
を示す断面図である。
形成方法を段階別に示すものであり、第2酸化膜形成段
階を示す断面図である。
形成方法を段階別に示すものであり、素子分離膜形成段
階を示す断面図である。
形成方法を段階別に示すものであり、ゲート酸化膜形成
段階を示す断面図である。
域に既存の工程によってトレンチ素子分離膜を形成した
後にゲート酸化膜を形成した時と、本発明の実施例によ
ってトレンチ素子分離膜を形成した後にゲート酸化膜を
形成した時のゲート酸化膜特性を示すグラフである。
域に既存の工程によってトレンチ素子分離膜を形成した
後にゲート酸化膜を形成した時と、本発明の実施例によ
ってトレンチ素子分離膜を形成した後にゲート酸化膜を
形成した時のゲート酸化膜特性を示すグラフである。
Claims (9)
- 【請求項1】 (a)半導体基板に活性領域及びフィー
ルド領域を設定する段階と、 (b)前記半導体基板の上にフィールド領域の露出され
るマスク層を形成する段階と、 (c)前記マスク層を食刻マスクとして用い、前記フィ
ールド領域にトレンチを形成する段階と、 (d)前記半導体基板の上に前記トレンチを埋め込む絶
縁膜を形成する段階と、 (e)前記絶縁膜の形成された基板を第1アニーリング
する段階と、 (f)前記絶縁膜の全面を前記絶縁膜の下部の膜質が露
出されるまで平坦化する段階と、 (g)前記平坦化した結果物を第2アニーリングする段
階とを含むことを特徴とするトレンチ型素子分離膜形成
方法。 - 【請求項2】 前記絶縁膜は複合膜であって、順次形成
された第1及び第2酸化膜であることを特徴とする請求
項1に記載のトレンチ型素子分離膜形成方法。 - 【請求項3】 前記絶縁膜は、CMPあるいはエッチバ
ックにより平坦化することを特徴とする請求項1に記載
のトレンチ型素子分離膜形成方法。 - 【請求項4】 前記マスク層は、パッド酸化膜の上に窒
化膜が形成されたことを特徴とする請求項1に記載のト
レンチ型素子分離膜形成方法。 - 【請求項5】 前記第2アニーリングは、前記窒化膜を
取り除いた後に施すことを特徴とする請求項4に記載の
トレンチ型素子分離膜形成方法。 - 【請求項6】 前記第2アニーリングは、前記マスク層
を取り除いた後に施すことを特徴とする請求項1に記載
のトレンチ型素子分離膜形成方法。 - 【請求項7】 前記第2アニーリングは、前記マスク層
を取り除き、該結果物に導電性不純物をイオン注入した
後に施すことを特徴とする請求項1に記載のトレンチ型
素子分離膜形成方法。 - 【請求項8】 前記第2アニーリングは、略1050℃
の温度で、窒素雰囲気下に略1時間施すことを特徴とす
る請求項1に記載のトレンチ型素子分離膜形成方法。 - 【請求項9】 前記第1及び第2酸化膜は、各々USG
膜及びPE-TEOS膜であることを特徴とする請求項
2に記載のトレンチ型素子分離膜形成方法。
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KR1019980018531A KR100275732B1 (ko) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | 어닐링을 이용한 트랜치형 소자분리막 형성방법 |
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KR (1) | KR100275732B1 (ja) |
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