JPH11340311A - 半導体ウエハのポッド洗浄装置 - Google Patents

半導体ウエハのポッド洗浄装置

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JPH11340311A
JPH11340311A JP17856498A JP17856498A JPH11340311A JP H11340311 A JPH11340311 A JP H11340311A JP 17856498 A JP17856498 A JP 17856498A JP 17856498 A JP17856498 A JP 17856498A JP H11340311 A JPH11340311 A JP H11340311A
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祐己 濱田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体ウエハのポッド全体を効率良く洗浄
し、ひいて自動化が可能な半導体ウエハのポッド洗浄装
置を提供すること。 【解決手段】 洗浄容器2と蓋体3とからなり、ポッド
本体部101については洗浄室2a内に収容して洗浄
し、ポッド蓋部102については蓋体3上に載置して、
開口部3aからその底表面102cのみを洗浄室2a内
に露出させることにより、係合機構への洗浄液等の浸入
を防止しつつ、底表面102cのみの洗浄を可能とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造装置の
関連技術であって、詳細には、各製造装置間等において
半導体ウエハを収容し、搬送するためのポッドの洗浄装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体部品の製造では、塵埃等から半導
体ウエハを保護すべく清浄度の高い作業雰囲気が要求さ
れ、クリーンルームの建設が必須とされる。一方、係る
クリーンルーム全体の清浄度を一様に高いレベルに維持
することは経済性が悪いため、できるだけ低いレベルの
清浄度での半導体部品の製造を可能とすべく、いわゆる
SMIFシステムが提案されている。◆SMIFシステ
ムとは、半導体ウエハを各装置間で搬送するにあたり、
ポッド(SMIFポッド)と呼ばれる密閉・洗浄された
容器に収容して搬送するシステムである。このシステム
によれば、ポッドに収容されている限り外部雰囲気の清
浄度が半導体ウエハに影響しないので、清浄度の低いク
リーンルームであっても、高品質な製品を得ることがで
きる。
【0003】図18は係るSMIFシステムで使用され
るポッド100の構造を略式に表した図である。ポッド
100は、中空のポッド本体部101と、ポッド本体部
101に着脱自在に係合するポッド蓋部102と、半導
体ウエハを支持するカセット103と、からなる。ポッ
ド蓋部102は、係合機構102aを備え、これにより
ポッド本体部101の開口端部に着脱自在に係合する。
ポッド蓋部102がポッド本体部101に係合した場合
には、ポッド100の内部は外部から密閉され、塵埃の
侵入が防止される。また、係合機構102aはポッド蓋
部102の裏面に設けられた操作部102bに連動して
おり、ポッド100は各処理装置に取り込まれた場合
に、この操作部102bを介してポッド蓋部102の係
合が解除され、収容する半導体ウエハの取出し及び再収
容が行われる。
【0004】一方、上述したとおり、ポッド内の清浄度
は半導体ウエハに直接影響するため、少くともポッドの
内部空間を形成するポッド本体部101の内周表面10
1a及びポッド蓋部102の底表面102cについては
使用毎に洗浄し、高い清浄度を維持する必要がある。◆
そして、従来では、ポッド本体部101については、所
定の洗浄室内において純水等の洗浄液にドブ漬けして丸
洗いにするか、あるいは当該容器内において洗浄液を内
周表面101aに噴射することにより、付着した塵埃を
洗い流しているのが現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ポッド蓋部1
02については、ポッド本体部101と係合するための
係合機構102aを備えているため、これをポッド本体
部101と同様な方法によって洗浄すると、当該機構内
に洗浄液が流入し、故障の原因となる。しかも、係合機
構102a内部には潤滑油等が浸透しているため、洗浄
液が流入するとこれが機構外部へ流出し、ポッド蓋部1
02はもとより洗浄室も汚染されることとなる。◆この
ため、従来ではポッド蓋部102の洗浄については、洗
浄が最低必要な底表面102cを手作業で拭き取ってお
り、作業が甚だ煩雑なものであると共に、ポッドの洗浄
作業全体を自動化することの妨げともなっていた。
【0006】従って、本発明の目的は、半導体ウエハの
ポッドを効率良く洗浄し、ひいて自動化が可能な半導体
ウエハのポッド洗浄装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ポッド
本体部と、当該ポッド本体部との係合機構を備えたポッ
ド蓋部と、からなる半導体ウエハのポッドをそれぞれ分
離して洗浄するための洗浄装置であって、収容物を洗浄
するための手段を有する洗浄室を備え、前記ポッド本体
部は、前記洗浄室内に収容されて洗浄され、前記ポッド
蓋部は、前記洗浄室外に配置され、かつ、前記洗浄室の
一部に設けられた開口部を介して、前記ポッド内部に露
出する部分のみが前記洗浄室内に露出して洗浄されるこ
とを特徴とする半導体ウエハのポッド洗浄装置が提供さ
れる(請求項1)。
【0008】この手段によれば、前記ポッド本体部は前
記洗浄室内に収容され、前記ポッド蓋部は前記洗浄室外
に配置され、各々分離されて洗浄される。この場合にお
いて、前記ポッド本体部は前記洗浄室内に収容されてい
るので、全体が満遍なく洗浄されるが、前記ポッド蓋部
は、前記洗浄室の一部に設けられた前記開口部を介し
て、洗浄が必要なポッド内部に露出する部分(例えば上
記従来例では底表面102c)のみが前記洗浄室内に露
出するので、この部分のみが洗浄され、他の部分は洗浄
されない。◆従って、前記洗浄室内において洗浄液のド
ブ漬け或は噴射による洗浄を行っても、前記ポッド蓋部
の係合機構等にはその洗浄液が浸入すること無く、洗浄
が必要な部分のみを的確に洗浄できる。また、前記ポッ
ド本体部と前記ポッド蓋部との同時洗浄が可能となり、
ポッドの洗浄の必要な部分を効率よく洗浄することがで
きるという効果を奏する。
【0009】本発明において、前記洗浄室の一部とは洗
浄室を仕切る周壁、天板、底板等の一部の意味である。
また、前記開口部を介してとは、前記ポッド蓋部のうち
組立時の前記ポッドの内部に露出する部分が当該開口部
にピッタリ合致し、当該露出する部分のみが前記洗浄室
内に露出する場合の他、スペーサー或は洗浄液漏洩防止
のためのシール材を併用して前記開口部に合致し、前記
ポッド蓋部のうち当該露出する部分のみが前記洗浄室内
に露出する場合も含まれる。◆前記収容物を洗浄するた
めの手段としては、洗浄液の噴出器やドブ漬け洗浄の場
合の洗浄液の撹拌器等があるが、更に、乾燥用の空気を
噴出する手段を備えてもよい。◆本発明は、ポッド本体
部と、当該ポッド本体部との係合機構を備えたポッド蓋
部と、からなるポッドであれば、いずれにも適用でき、
例えば、上述したSMIFポッドや他の規格のボックス
と呼ばれるポッド等にも適用できる。
【0010】また、本発明によれば、ポッド本体部と、
当該ポッド本体部との係合機構を備えたポッド蓋部と、
からなる半導体ウエハのポッドをそれぞれ分離して洗浄
するための洗浄装置であって、収容物を洗浄するための
手段を有する洗浄室と、前記ポッド蓋部が着脱自在に係
止され、前記洗浄室を密閉するための蓋体と、を備え、
前記ポッド本体部は、前記洗浄室内に収容されて洗浄さ
れ、前記ポッド蓋部は、前記蓋体に設けられた開口部を
介して、前記ポッド内部に露出する部分のみが前記洗浄
室内に露出して洗浄されることを特徴とする半導体ウエ
ハのポッド洗浄装置が提供される(請求項2)。
【0011】この手段によれば、前記ポッド本体部は前
記洗浄室内に収容され、前記ポッド蓋部は前記洗浄室の
前記蓋体に係止され、各々分離されて洗浄される。この
場合において、前記ポッド本体部は前記洗浄室内に収容
されているので、全体が満遍なく洗浄されるが、前記ポ
ッド蓋部は、係止される前記蓋体に設けられた前記開口
部を介して、洗浄が必要なポッド内部に露出する部分の
みが前記洗浄室内に露出するので、この部分のみが洗浄
され、他の部分は洗浄されない。◆従って、前記ポッド
蓋部の係合機構等には洗浄液が浸入すること無く、洗浄
が必要な部分のみを的確に効率よく洗浄できる。また、
前記ポッド蓋部を前記蓋体に着脱自在に係止可能とした
ので、洗浄装置の完全自動化が容易化する。◆本発明に
おいて、前記蓋体は、前記ポッド本体部を前記洗浄室内
に収容するための前記洗浄室の開口を液密に閉蓋するた
めのものであり、扉状のもの、スライドするもの等の形
式・形状は問われない。
【0012】ここで、上述した本発明の洗浄装置には、
前記ポッドの洗浄処理によって生じた廃液中の塵埃量を
測定するためのセンサを設けることもできる(請求項
3)。◆この手段では、センサによって廃液中の塵埃量
を測定することによって、ポッドの洗浄の程度を識別す
ることができる。すなわち、廃液中に塵埃量が多けれ
ば、未だ洗浄が十分ではなく、少なければ洗浄を終了し
てもよいこととなり、洗浄時間等を最適なものとするこ
とができる。◆前記廃液とは、前記ポッドを洗浄したこ
とにより生じた、塵埃等を含んだその洗浄液をいう。前
記センサとしては、クリーンルームの清浄度を測定する
のに用いられるパーティクルカウンターがある。このパ
ーティクルカウンターは、単位体積あたりの粉塵量を測
定するものである。
【0013】次に、本発明によれば、ポッド本体部と、
当該ポッド本体部との係合機構を備えたポッド蓋部と、
からなる半導体ウエハのポッドをそれぞれ分離して洗浄
するための洗浄装置であって、前記ポッド本体部が、そ
の開口側端面が当接するように取付けられ、かつ、これ
を洗浄するための第1の洗浄基と、前記ポッド蓋部が、
所定の開口部を有する仕切り部材を介して、当該開口部
にその前記ポッド内部に露出する部分が合致するように
取り付けられ、かつ、これを洗浄するための第2の洗浄
基と、からなり、前記第1の洗浄基は、取付けられた前
記ポッド本体部の内周表面を洗浄するための第1の洗浄
手段を備え、前記第2の洗浄基は、前記開口部から露出
した前記ポッド蓋部の一部を洗浄するための第2の洗浄
手段を備えたことを特徴とする半導体ウエハのポッド洗
浄装置が提供される(請求項6)。
【0014】この手段によれば、前記ポッド本体部は前
記第1の洗浄基に取り付けられて、また、前記ポッド蓋
部は前記第2の洗浄基に取り付けられて、各々分離され
て洗浄される。◆この場合において、前記ポッド本体部
は、前記第1の洗浄手段によりその内周表面のみを洗浄
することができ、実質的に洗浄の必要が少く、かつ、汚
染度の高い外周表面の洗浄を省略し、効率のよい洗浄を
行うことができる。また、前記ポッド蓋部は、前記仕切
り部材に設けられた前記開口部を介して、洗浄が必要な
ポッド内部に露出する部分のみが前記第2の洗浄手段に
よって洗浄され、他の部分は洗浄されない。従って、前
記ポッド蓋部の係合機構等には洗浄液が浸入すること無
く、洗浄が必要な部分のみを的確に効率よく洗浄でき
る。
【0015】また、本発明によれば、前記第2の洗浄基
が、前記ポッドの半導体ウエハを支持するためのカセッ
トを収容して洗浄するための洗浄室を備え、前記仕切り
部材は、前記開口部から露出する前記ポッド蓋部の一部
が前記洗浄室に露出するように配置され、前記第2の洗
浄手段は、前記カセット及び前記開口部から露出した前
記ポッド蓋部の一部を洗浄するように配置された半導体
ウエハのポッド洗浄装置が提供される(請求項7)。◆
この手段では、ポッドのカセットを洗浄するための洗浄
室を前記第2の洗浄基に設けたものであり、カセットと
ポッド蓋部とを一緒に洗浄し得るものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて説明する。◆図1(a)は、請求
項1又は2に対応する本発明のポッド洗浄装置1を示す
外観図であり、図1(b)はポッド洗浄装置1の洗浄態
様を表す構造図である。
【0017】ポッド洗浄装置1は、洗浄容器2と、蓋体
3と、洗浄容器2と蓋体3とを相互に開閉自在に連結し
たヒンジ4と、からなる。
【0018】洗浄容器2は、上面が開放した円柱状の空
洞である洗浄室2aを備え、この洗浄室2a内には、ポ
ッド本体部101が載置して取り付けられる昇降ステー
ジ2bと、複数の洗浄液の噴出器2cと、を備える。◆
洗浄室2aの内周の各隅部は滑らかな曲面に形成されて
おり、これにより洗浄後の塵埃等が当該角部に溜ること
なく循環・排出され、洗浄室2a自体を清潔に維持する
ことができる。昇降ステージ2bは、伸縮自在のアクチ
ュエータであって、ポッド本体部101を洗浄中に昇降
することができ、満遍なくこれを洗浄することができ
る。また、昇降ステージ2bはターンテーブル2b'を
備え、これを回転させることにより搭載された噴出器2
c'がポッド本体部101内をぐるぐる回転することと
なり、内周表面に満遍なく洗浄液を噴出できる。
【0019】噴出器2c及び2c'は、圧送された純水
等の洗浄液を四方又は所定の一方向に噴出し、ポッドに
付着した塵埃等を洗い流すものであるが、ドブ付け洗い
を行う場合は、洗浄室2a内に満たされた洗浄液を循環
するような圧縮空気を噴射するものであってもよい。ま
た、噴出器2c及び2c'は、乾燥空気を噴出すること
もでき、洗浄後にこれを噴出してポッドを乾燥すること
もできる。
【0020】蓋体3は、貫通した開口部3aと、表面上
に係合部3bとを備える。◆蓋体3の表面上にはポッド
蓋部102が載置され、開口部3aは蓋体3により洗浄
室2aを閉じた場合に、載置されたポッド蓋部102の
底表面102cのみが洗浄室2aに露出する大きさを有
するものである。この開口部3aには、底表面102c
以外のポッド蓋部102への漏水防止に必要な場合は別
途のシール材等を施してもよい。
【0021】また、開口部3aが底表面102cより大
きく、底表面102c以外の部分が洗浄室2aに露出す
るような場合には、図2に示すようなスペーサー5を介
して、ポッド蓋部102を載置することもできる。スペ
ーサー5は、底表面102cのみを露出させる大きさを
有する孔5aと、開口部3aに合致する外周5bとを有
する枠体である。係るスペーサー5は、孔5aにポッド
蓋部102の底表面102cを挿入した状態で、蓋体3
の開口部3aに取り付けられ、これにより底表面102
cのみを洗浄室2aに露出させることができる。◆係合
部3bは、ポッド蓋部102の係合機構102aと係合
して、蓋体3の表面上に載置されたポッド蓋部102を
適切な位置に配置させるためのものである。
【0022】次に、係る構成から成る洗浄装置1の作用
について説明する。
【0023】洗浄装置1では、最初に蓋体3を開放した
状態で、洗浄室2a内にポッド本体部101を収容し、
昇降ステージ2b上に載置して取り付ける。次に、蓋体
3を閉じると共に、ポッド蓋部102を蓋体3上に開口
部3aと位置を併せて載置する。そして、ポッド蓋部1
02を係合機構102aにより係合部3bと係合させ
て、蓋体3上に固定する。
【0024】この状態で、各噴出器2c又は2c'から
洗浄液を噴射すると、ポッド本体部101及びポッド蓋
部102の表面に付着した塵埃等が当該洗浄液により洗
い流される。この際、ポッド蓋部102は、底表面10
2cのみが洗浄室2aに露出しているので、当該底表面
102cのみが洗浄され、係合機構102a等に洗浄液
が流入することが防止される。また、ポッド本体部10
1は昇降ステージ2bにより昇降させられる等して満遍
なく洗浄される。◆洗浄後は、洗浄液が洗浄室2a内か
ら排水され、また、各噴出器2c又は2c'から乾燥空
気が送り込まれる等してポッド本体部101及びポッド
蓋部102が乾燥される。
【0025】なお、洗浄装置1では、ポッド蓋部102
を蓋体3に取り付けて洗浄するように構成しているが、
必ずしも蓋体3に取り付ける必要は無く、洗浄容器2の
周壁等に開口部3aを設け、そこに取り付けて洗浄する
ように構成してもよい。
【0026】次に、本発明の他の実施の形態について説
明する。◆図3は、請求項6に対応する本発明のポッド
洗浄装置21の洗浄態様を示す構造図である。◆ポッド
洗浄装置21は、第1の洗浄基22と、第2の洗浄基2
3と、からなる。なお、図3においては、第1の洗浄基
22と、第2の洗浄基23(請求項10に対応する。)
とは、台座21a上に固定されているが、これらは分離
して配置してもよい。
【0027】第1の洗浄基22は、ポッド本体部101
が取り付けられる取付け台22aと、ポッド本体部10
1を洗浄するための洗浄器22bとを備える。ポッド本
体部101は、その開口側端面(ポッド蓋部102が係
合する側の端面)が、取付け台22aに当接するよう
に、載置され、適当な手段によって着脱自在に取り付け
られる。◆取付け台22aの中央部分は、ポッド本体部
101の開口に応じた孔を有しており、洗浄器22bは
当該孔から上方へ突出するように配置されている。従っ
て、ポッド本体部101を取付け台22aに取り付けた
状態では、洗浄器22bの噴出器22b'は、ポッド本
体部101の内側に位置することとなる。洗浄器22b
は、噴出器22b'から純水等又は乾燥した空気を噴出
して、ポッド本体部101の内周表面を洗浄又は乾燥す
るものであり、また、それ自体が矢印のように回転する
ことができ、ポッド本体部101の内周表面に洗浄液等
を満遍なく噴出することができる。
【0028】第2の洗浄基23は、ポッド蓋部102が
取り付けられる取付け台23a(請求項の仕切り部材に
対応する。)と、取付け台23aより下方に配置され、
ポッド蓋部102を洗浄するための洗浄器23bとを備
える。取付け台23aは、開口部23a'と係合部23
a"とを備える。◆開口部23a'は、ポッド蓋部102
の底表面102cのみが洗浄器22bに対して露出する
大きさを有するものであり、ポッド蓋部102は、その
底表面102cが開口部23a'に合致するように取付
け台23a上に載置され、係合部23a"と係合機構1
02aとが係合することにより、取付け台23aに着脱
自在に取り付けられる。◆なお、開口部23a'が底表
面102cより大きい場合には、上述した図2のスペー
サ5のようなものを介在させてもよい。また、ポッド蓋
部102と取付け台23aとの取付けは、必ずしも係合
機構102aを使用することを要せず、他の適当な手段
によって取り付けてもよい。
【0029】洗浄器23bは、噴出器23b'から純水
等又は乾燥した空気を噴出して、開口部23a'から露
出したポッド蓋部102の底表面102cを洗浄又は乾
燥するものであり、また、それ自体が矢印のように回転
することができ、ポッド蓋部102の底表面102cに
洗浄液等を満遍なく噴出することができる。
【0030】次に、係る構成から成る洗浄装置21の作
用について説明する。◆洗浄装置21では、ポッド本体
部101とポッド蓋部102とを夫々分離して、ポッド
本体部101は、第1の洗浄基22の取付け台22a
に、ポッド蓋部102は、第2の洗浄基23の取付け台
23aにそれぞれ取り付ける。◆この状態で、第1の洗
浄基22では、洗浄器22bによって洗浄液を噴出する
と、当該洗浄液によりポッド本体部101の内周面に付
着した塵埃等が洗い流される。特に、洗浄器22bを矢
印のように回転させることにより、ポッド本体部101
の内周面が満遍なく洗浄される。
【0031】一方、第2の洗浄基23では、洗浄器23
bによって洗浄液を噴出すると、当該洗浄液によりポッ
ト蓋部102の表面に付着した塵埃等が洗い流される。
この際、ポッド蓋部102は、底表面102cのみが洗
浄器23bに対して露出しているので、当該底表面10
2cのみが洗浄され、係合機構102a等に洗浄液が流
入することが防止される。
【0032】ここで、ポッド本体部101の外周表面の
清浄度は、ポッド100が収容する半導体ウエハの清浄
度には関係が薄いため、毎回これを洗浄する必要性は少
ない。また、当該外周表面は外部雰囲気に接しているの
で汚染度が高く、上述した洗浄装置1のように、ポッド
本体部101とポット蓋部102とを一緒に洗浄する
と、その汚染度の高い洗浄廃液の存在により、洗浄作業
に遅延を招く場合もあり得る。◆この点に関し、洗浄装
置21では、ポッド本体部101については、その内周
面だけを洗浄することができるので、効率よく必要な洗
浄を行うことができる。また、ポット本体部101とポ
ット蓋部102とを別々に洗浄するので、迅速な洗浄作
業が可能となる。
【0033】次に、本発明の更に他の実施の形態につい
て説明する。◆図4は、請求項7又は8に対応する本発
明のポッド洗浄装置31の洗浄態様を示す構造図であ
る。◆ポット洗浄装置31は、第1の洗浄基32と、第
2の洗浄基33と、からなる。なお、図4においては、
第1の洗浄基32と、第2の洗浄基33とは、台座31
a上に固定されているが、これらは分離して配置しても
よい。
【0034】第1の洗浄基32は、上述した図3のポッ
ド洗浄装置21における第1の洗浄基22と同様の構成
のものであって、ポッド本体部101が取り付けられる
取付け台32aと、ポッド本体部101を洗浄するため
の洗浄器32bとを備える。
【0035】ポッド本体部101は、その開口側端面
(ポッド蓋部102が係合する側の端面)が、取付け台
32aに当接するように、載置され、適当な手段によっ
て着脱自在に取り付けられる。取付け台32aの中央部
分は、ポッド本体部101の開口に応じた孔を有してお
り、洗浄器32bは当該孔から上方へ突出するように配
置されている。従って、ポッド本体部101を取付け台
32aに取り付けた状態では、洗浄器32bの噴出器3
2b'は、ポッド本体部101の内側に位置することと
なる。
【0036】洗浄器32bは、噴出器32b'から純水
等又は乾燥した空気を噴出して、ポッド本体部101の
内周表面を洗浄又は乾燥するものであり、また、それ自
体が矢印のように回転することができ、ポッド本体部1
01の内周表面に満遍なく洗浄液等を噴出することがで
きる。
【0037】第2の洗浄基33は、ポッド100のカセ
ット103を洗浄するための空間を有する洗浄室34
と、洗浄室34の上面開口部にヒンジ33aを介して開
閉自在に取り付けられ、洗浄室34を密閉するための蓋
体35(請求項の仕切り部材に対応する。)と、洗浄室
34内の下部に設けられ、カセット103が載置されて
取り付けられる昇降ステージ34aと、洗浄室34内に
配置されカセット103又はポッド蓋部102の底表面
102cを洗浄するための洗浄器34bとを備える。
【0038】蓋体35は、貫通した開口部35aと、表
面上に係合部35bとを備える。開口部35aは、蓋体
35を閉じた場合に、ポッド蓋部102の底表面102
cのみが洗浄室34内に露出する大きさを有するもので
ある。ポッド蓋部102は、その底表面102cが開口
部35aに合致するように蓋体35の表面上に載置さ
れ、係合部35bと係合機構102aとが係合すること
により着脱自在に取り付けられる。◆なお、この開口部
35aには、底表面102c以外のポッド蓋部102へ
の漏水防止に必要な場合は別途のシール材等を施しても
よい。◆また、開口部35aが底表面102cより大き
い場合には、上述した図2のスペーサ5のようなものを
介在させてもよく、更に、ポッド蓋部102と蓋体35
との取付けは、必ずしも係合機構102aを使用するこ
とを要せず、他の適当な手段によって取り付けてもよ
い。
【0039】洗浄器34bは、噴出器34b'から圧送
された純水等又は乾燥した空気を噴出して、昇降ステー
ジ34a上のカセット103又は開口部35aから露出
したポッド蓋部102の底表面102cを洗浄又は乾燥
するものである。◆昇降ステージ34aは、伸縮自在の
アクチュエータであって、その上部にターンテーブル3
4a'を備えたものである。カセット103は、ターン
テーブル34a'上に載置して取り付けられ、洗浄室3
4内を昇降自在であると共に、洗浄処理又は乾燥処理の
際、ターンテーブル34aが自転してカセット103を
回転せしめ、カセット103の洗浄又は乾燥を満遍なく
行うことができる。
【0040】また、第2の洗浄基33は、カセット10
3の洗浄の程度を測定するためのパーティクルカウンタ
36を備える(請求項3又は9に対応する)。パーティ
クルカウンタ36は、洗浄室34内にカセット103に
対して洗浄器34bと略対称位置に設けられた吸引口3
6aから、ポンプ36bによって吸引された洗浄廃液
(洗浄後の塵埃を含んだ洗浄液)中の塵埃量を測定する
ものであり、これにより当該塵埃量に基づいてカセット
103が十分に洗浄されたか否かを識別することができ
る。なお、図4の例では、このパーティクルカウンタ3
6は第2の洗浄基33にのみ設けているが、これに限ら
ず、第1の洗浄基32又は本発明の他の実施形態の洗浄
装置に設けてもよい。
【0041】ここで、第2の洗浄基33の他の形態につ
いて説明する。図5は、当該他の形態の第2の洗浄基3
3の洗浄態様を示す構造図である。◆図5における第2
の洗浄基33は、上述した構成の他に、カセット103
の洗浄空間とポッド蓋部102の洗浄空間とを仕切るよ
うに仕切枠37を蓋体35の下面に連設したものであ
る。
【0042】この仕切枠37は、カセット103の洗浄
により生じた蒸気や洗浄廃液が、ポッド蓋部102に接
触しないようにするためのものである。ポッド蓋部10
2には、ポッド本体部101とポッド蓋部102との分
離を容易にするために、ポッド100内のガス抜きのた
めの微孔102dが設けられている場合があり(図18
参照)、このような微孔102dの途中には、外部から
の塵埃の侵入を防止するためのフィルター102d'が
更に設けられている。そして、このフィルター102
d'は、蒸気等により濡れるとフィルターとしての機能
が低下することとなる。◆従って、このようなポッド蓋
部102の洗浄においては、このフィルタ102d'に
洗浄液が付着しないように洗浄液の噴出方向を調整する
必要があるが、その他に、カセット103の洗浄により
生じた蒸気等がフィルタ102d'に付着しないように
する必要もある。
【0043】そこで、図5の形態では、仕切枠37を設
けたことにより、カセット103の洗浄により生じた蒸
気等がフィルター102d'に付着することを防止する
ことができる。なお、仕切枠37は、洗浄液の排出口3
7aを備えており、ポッド蓋部102の洗浄廃液はここ
から排出される。また、カセット103の洗浄により生
じた蒸気等が、排出口37aからポッド蓋部102の方
に侵入しないように万全を期す場合には、更に、仕切枠
37により画定された洗浄室34'の気圧を下方の洗浄
室34の気圧より高く設定することも考えられる。
【0044】次に、係る構成から成る洗浄装置31の作
用について説明する。◆洗浄装置31では、ポッド本体
部101とポッド蓋部102とを夫々分離して、ポッド
本体部101は第1の洗浄基32の取付け台32aに、
ポッド蓋部102は第2の洗浄基33の蓋体35表面上
に、それぞれ取り付ける。◆一方、カセット103は、
第2の洗浄基33の蓋体35を開放した状態で、洗浄室
34内に収容し、更に昇降ステージ34a上に載置して
取り付ける。昇降ステージ34aは、蓋体35付近まで
伸長させることができ、これによりカセット103の取
付けを容易化することができる。
【0045】この状態で、第1の洗浄基32では、洗浄
器32bによって洗浄液を噴出すると、当該洗浄液によ
りポッド本体部101の内周面に付着した塵埃等が洗い
流される。特に、洗浄器32bを矢印のように回転させ
ることにより、ポッド本体部101の内周面が満遍なく
洗浄される。
【0046】一方、第2の洗浄基33では、洗浄器34
bによって洗浄液を噴出すると、当該洗浄液によりカセ
ット103及びポット蓋部102の表面に付着した塵埃
等が洗い流される。この際、ポッド蓋部102は、底表
面102cのみが洗浄室34に露出しているので、当該
底表面102cのみが洗浄され、係合機構102a等に
洗浄液が流入することが防止される。
【0047】また、洗浄装置31では、上述した洗浄装
置21と同様に、ポッド本体部101については、その
内周表面だけを洗浄することができるので、効率よく必
要な洗浄を行うことができると共に、ポット本体部10
1とポット蓋部102とを別々に洗浄するので、迅速な
洗浄作業が可能となる。◆そして、洗浄装置31では、
第2の洗浄基33にパーティクルカウンタ36を設けた
ので、洗浄廃液中の塵埃の量を測定することによりカセ
ット103の洗浄具合を識別することができ、測定結果
に基づいてその洗浄時間等を最も適切なものとすること
ができる。更に、洗浄装置31では、図5に示すような
仕切枠37を設けた場合には、ポッド蓋部102のフィ
ルター102d'を蒸気等から保護しながら洗浄処理を
行うことができる。
【0048】次に、本発明の他の実施の形態について説
明する。◆図6乃至図11は、請求項4又は5に対応す
る本発明の自動洗浄装置10の概略図であって、当該装
置の各処理を表したものである。◆自動洗浄装置10
は、洗浄対象たるポッド100が載置される載置部11
と、ポッド100を洗浄するための洗浄部12と、ポッ
ド本体部101を搬送するための搬送部13と、からな
り、適当な洗浄雰囲気を有する小規模なクリーンルーム
内に置かれる。
【0049】載置部11は、載置されたポッド100の
うち、ポッド蓋部102のみを着脱自在に係止する手
段、例えば、真空吸着器、を備えるターンテーブル11
a(請求項の上蓋に対応する。)と、載置されたポッド
100の分離・組立を行う操作機構11bと、を備え
る。◆ターンテーブル11aは、ヒンジ11c回りに回
動自在なものである。また、操作機構11bは、ポッド
蓋部102の操作部102bを自動的に直接操作するこ
とにより、ポッド100の分離・組立を行うものであ
る。
【0050】洗浄部12は、上述した本発明の洗浄装置
1と同様の構成・機能を備えるものであって、洗浄室1
2aと、蓋体12b(特許請求の範囲における下蓋に対
応する。)と、からなり、蓋体12bは洗浄室12aの
開口を自動的に開閉することができるものである。◆蓋
体12bは、ポッド蓋部102の底表面102cの大き
さの開口部12b'を備え、また、洗浄室12aは、そ
の内部にポッド本体部101が載置される昇降ステージ
12a'を備える。
【0051】搬送部13は、ポッド本体部101を把持
して吊下げ、また、上下に昇降可能なグリッパ13a
と、搬送部13全体を洗浄部12方向へ移動せしめるス
ライダ13bとからなる。
【0052】係る構成からなる自動洗浄装置10の作用
を図6乃至図11に沿って説明する。◆図6において、
洗浄対象たるポッド100が図示しない搬送手段又は人
間によって載置部11に搬送され、ターンテーブル11
a上に載置される。この時、ポッド蓋部102はターン
テーブル11aに係止される。◆載置されたポッド10
0は、ターンテーブル11aの裏面から操作機構11b
によって、ポッド本体部101とポッド蓋部102との
係合が解除される(図7)。
【0053】次に、スライダ13bによって搬送部13
がポッド100の真上に位置するまで移動する。この
時、グリッパ13aが一旦降下してポッド本体部101
を把持し、再度上昇する(図8)。更に、スライダ13
bは洗浄部12へ移動し、ポッド本体部101を把持し
たグリッパ13aが降下して、昇降ステージ12a'上
にこれを搬送する。搬送後、搬送部13は元の位置に戻
る(図9)。そして、ポッド本体部101を収容した洗
浄部12は、蓋体12bが自動的に洗浄室12aを閉口
する(図10)。更に、蓋体12bの後を追うようにし
て、ターンテーブル11aがポッド蓋部102を係止し
た状態で、ヒンジ11c回りに自動的に回動し、蓋体1
2bと重なって洗浄室12aを閉口する(図11)。す
なわち、洗浄室12aは蓋体12bとターンテーブル1
1aとによって、いわば二重蓋の態様で閉口される。こ
の時、蓋体12bとターンテーブル11aとは、ポッド
蓋部102の底表面102cが蓋体12bの開口部12
b'にちょうど合致した状態で重なっており、ポッド蓋
部102はその底表面102cのみが洗浄室12a内に
露出した状態にあり、図1(b)における洗浄装置1と
同様の態様となる。
【0054】この後、洗浄室12a内では洗浄作業が行
われ、ポッド本体部101及びポッド蓋部102の底表
面102cに付着した塵埃等が除去される。ポッド10
0の洗浄及び乾燥が終了すると、自動洗浄装置10は、
上述した処理と逆の順番に処理を行って洗浄したポッド
100を元の位置へ戻す。◆すなわち、図8の態様か
ら、ターンテーブル11aが元の位置に戻り、洗浄部1
2の蓋体12bが開口する。搬送部13が、洗浄部12
内のポッド本体部101を取りだし、ターンテーブル1
1aのポッド蓋部102上へ搬送・載置する。そして、
操作機構11bによりポッド100が組み立てられ処理
が終了する。◆このように自動洗浄装置10ではポッド
100を載置部11上に載置するだけで、一連の洗浄処
理が自動的に達成される。
【0055】次に、図3に示した洗浄装置21を複数用
いた自動洗浄装置50について説明する。 図12乃至
図17は、係る自動洗浄装置50の概略図であって、当
該装置の各処理を表したものである。◆図12を参照し
て、自動洗浄装置50は、洗浄対象となるポッド100
が格納される格納部51と、洗浄前のポッド100が載
置され、ポッドの分解を行うための第1の載置部52
と、洗浄後のポッド100が載置され、ポッドの組立て
を行うための第2の載置部53と、ポッド100のう
ち、ポッド本体部101を洗浄するための第1のクリー
ンチャンバ54と、ポッド蓋部102を洗浄するための
第2のクリーンチャンバ55と、ポッド本体部101を
搬送するための搬送部56と、からなる。
【0056】第1の載置部52は、ポッド100の係合
機構102aを操作して、ポッド100を分離するため
の操作機構(図示しない)と、第1の載置部52と第2
のクリーンチャンバ55との間で回動自在なターンテー
ブル52aとを備える。また、第2の載置部53は、載
置されたポッド蓋部102及びポッド本体部101の係
合機構102aを操作してこれを組み立てるための操作
機構(図示しない)と、第2の載置部53と第2のクリ
ーンチャンバ55との間で回動自在なターンテーブル5
3aとを備える。
【0057】第1のクリーンチャンバ54は、上述した
洗浄装置21の第1の洗浄基22を複数搭載し、これを
一列に配置したものである。また、第2のクリーンチャ
ンバ55は、上述した洗浄装置21の第2の洗浄基23
を複数搭載し、これを一列に配置したものであって、特
に、各第2の洗浄基23間でポッド蓋部102を移送す
るためのスライド機構(図示せず)を備えたものであ
る。
【0058】搬送部56は、第1の載置部52又は第2
の載置部53と第1のクリーンチャンバ54との間で、
ポッド本体部101を搬送する処理、及び、第1のクリ
ーンチャンバ54の各第1の洗浄基22間でポッド本体
部101を搬送する処理、等を行うものである。
【0059】係る構成から成る自動洗浄装置50の作用
を図13乃至図17に沿って説明する。◆始めに、格納
部51内のポッド100の内の一つが適当な手段により
第1の載置部52上に搬送・載置され、ポッドの係合機
構102aが解除される(図13)。分離可能となった
ポッド100のうち、ポッド本体部101は搬送部56
によって第1のクリーンチャンバ54の左端に位置する
第1の洗浄基22まで搬送され、図3の態様の様に取付
け台22aに取り付けられる(図14)。◆ポッド本体
部101の搬送と並行して、ターンテーブル52aは、
ポッド蓋部102を支持しながら第2のクリーンチャン
バ55の左端に位置する第2の洗浄基23へ向かって回
動する(図14の矢印参照)。回動後に、ポッド蓋部1
02は、図3の態様のように取付け台23aに取り付け
られる(図14)。
【0060】そして、ポッド本体部101及びポッド蓋
部102は、それぞれ、第1の洗浄基22及び第2の洗
浄基23によって洗浄される。洗浄後に、ポッド本体部
101は搬送部56により右隣に位置する第1の洗浄基
22に搬送される。また、ポッド蓋部102は、上述し
たスライド機構により右隣に位置する第2の洗浄基に移
送される。ポッド本体部101及びポッド蓋部102
は、移動後の第1の洗浄基22及び第2の洗浄基23に
よって再びそれぞれ洗浄される。洗浄されると、再び更
に右隣に位置する第1の洗浄基22及び第2の洗浄基2
3へ移動され、移動するに従って洗浄処理から乾燥処理
に処理が移り変わり、最終的に、第1及び第2のクリー
ンチャンバ55の右端に位置する洗浄基(22、23)
まで移動することとなる(図15)。
【0061】一方、空になった第1の洗浄基22及び第
2の洗浄基23には、格納部51から搬送された新たな
ポッド100が上述した手順を経て次々と搬送されて取
り付けられ、順に洗浄又は乾燥される(図15)。◆こ
のようにして、ポッド本体部101は第1のクリーンチ
ャンバ54の左端から右端まで移送されながら、また、
ポッド蓋部102は第2のクリーンチャンバ55の左端
から右端まで移送されながら、次々と洗浄又は乾燥され
る。
【0062】そして、各クリーンチャンバ(54、5
5)の右端に位置する各洗浄基(22、23)による処
理が終了すると、始めにターンテーブル53aが第2の
クリーンチャンバ55側へ回動し、ポッド蓋部102を
支持する。次いで、元の位置に再び回動することによ
り、ポッド蓋部102が第2の載置部53上に載置され
た状態となる。ポッド蓋部102の移送に並行して、ポ
ッド本体部101は搬送部56によって搬送され、第2
の載置部53上に載置されたポッド蓋部102の上に載
置される(図16)。第2の載置部53は、操作機構に
よりポッド本体部101とポッド蓋部102とを組立
て、洗浄処理が全て完了したこととなる。組み立てられ
たポッド100は、搬送部56によって必要な位置へ搬
送される(図17)。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明に係るポッド洗浄装置1を示す外
観図である。 (b)本発明に係るポッド洗浄装置1の洗浄態様を表す
構造図である。
【図2】スペーサー5をポッド蓋部102に取り付ける
態様を示す図である。
【図3】本発明に係る他のポッド洗浄装置21の洗浄態
様を表す構造図である。
【図4】本発明に係る更に他のポッド洗浄装置31の洗
浄態様を表す構造図である。
【図5】図4の第2の洗浄基33の他の実施形態を表す
構造図である。
【図6】本発明に係る自動洗浄装置10の概略図であ
る。
【図7】ポッド100を分解する態様を示す図である。
【図8】ポッド本体部101を搬送部13によって搬送
する態様を示す図である。
【図9】ポッド本体部101を洗浄部12内に搬送した
態様を示す図である。
【図10】洗浄部12の蓋体12bを閉口した態様を示
す図である。
【図11】ターンテーブル11aを蓋体12b上に重ね
て洗浄室12aを閉口した態様を示す図である。
【図12】自動洗浄装置50の概略図である。
【図13】ポッド100を第1の載置部52上に載置
し、分解する態様を示す図である。
【図14】ポッド本体部101を第1のクリーンチャン
バ54へ、ポッド蓋部102を第2のクリーンチャンバ
55へ移送する態様を示す図である。
【図15】複数のポッド100を洗浄又は乾燥する態様
を示す図である。
【図16】洗浄・乾燥処理の終了したポッド本体部10
1とポッド蓋部102とを第2の載置部53上に載置
し、組立てる態様を示す図である。
【図17】洗浄・乾燥処理の終了したポッド100を搬
送する態様を示す図である。
【図18】ポッド100の構造図である。
【符号の説明】
1 洗浄装置 2 洗浄容器 2a 洗浄室 3 蓋体 3a 開口部 4 ヒンジ 10 自動洗浄装置 11 載置部 11b 操作機構 12 洗浄部 13 搬送部 21 洗浄装置 22 第1の洗浄基 23 第2の洗浄基 31 洗浄装置 32 第1の洗浄基 33 第2の洗浄基 100 ポッド 101 ポッド本体部 102 ポッド蓋部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポッド本体部と、当該ポッド本体部との
    係合機構を備えたポッド蓋部と、からなる半導体ウエハ
    のポッドをそれぞれ分離して洗浄するための洗浄装置で
    あって、 収容物を洗浄するための手段を有する洗浄室を備え、 前記ポッド本体部は、前記洗浄室内に収容されて洗浄さ
    れ、 前記ポッド蓋部は、前記洗浄室外に配置され、かつ、前
    記洗浄室の一部に設けられた開口部を介して、前記ポッ
    ド内部に露出する部分のみが前記洗浄室内に露出して洗
    浄されることを特徴とする半導体ウエハのポッド洗浄装
    置。
  2. 【請求項2】 ポッド本体部と、当該ポッド本体部との
    係合機構を備えたポッド蓋部と、からなる半導体ウエハ
    のポッドをそれぞれ分離して洗浄するための洗浄装置で
    あって、 収容物を洗浄するための手段を有する洗浄室と、前記ポ
    ッド蓋部が着脱自在に係止され、前記洗浄室を密閉する
    ための蓋体と、を備え、 前記ポッド本体部は、前記洗浄室内に収容されて洗浄さ
    れ、 前記ポッド蓋部は、前記蓋体に設けられた開口部を介し
    て、前記ポッド内部に露出する部分のみが前記洗浄室内
    に露出して洗浄されることを特徴とする半導体ウエハの
    ポッド洗浄装置。
  3. 【請求項3】 前記ポッドの洗浄処理によって生じた廃
    液中の塵埃量を測定するためのセンサを設けたことを特
    徴とする請求項1又は2に記載の半導体ウエハのポッド
    洗浄装置。
  4. 【請求項4】 前記蓋体が、前記洗浄室に対して各々独
    立して自動回動する下蓋と上蓋とからなる2層構造を形
    成し、前記下蓋は前記開口部を備え、前記上蓋は、前記
    ポッド蓋部を着脱自在に係止する係止手段を備えたこと
    を特徴とする請求項2に記載の半導体ウエハのポッド洗
    浄装置。
  5. 【請求項5】 前記上蓋の開蓋時に当該上蓋に載置され
    た前記ポッドの前記ポッド本体部のみを前記洗浄室内へ
    搬送する搬送部を備え、 前記下蓋は、当該搬送部による搬送後に自動回動して前
    記洗浄室を閉蓋し、 前記上蓋は、前記ポッド蓋部を前記係止手段により係止
    した状態で前記下蓋の回動後に自動回動して前記洗浄室
    を閉蓋することを特徴とする請求項4に記載の半導体ウ
    エハのポッド洗浄装置。
  6. 【請求項6】 ポッド本体部と、当該ポッド本体部との
    係合機構を備えたポッド蓋部と、からなる半導体ウエハ
    のポッドをそれぞれ分離して洗浄するための洗浄装置で
    あって、 前記ポッド本体部が、その開口側端面が当接するように
    取付けられ、かつ、これを洗浄するための第1の洗浄基
    と、 前記ポッド蓋部が、所定の開口部を有する仕切り部材を
    介して、当該開口部にその前記ポッド内部に露出する部
    分が合致するように取り付けられ、かつ、これを洗浄す
    るための第2の洗浄基と、からなり、 前記第1の洗浄基は、取付けられた前記ポッド本体部の
    内周表面を洗浄するための第1の洗浄手段を備え、 前記第2の洗浄基は、前記開口部から露出した前記ポッ
    ド蓋部の一部を洗浄するための第2の洗浄手段を備えた
    ことを特徴とする半導体ウエハのポッド洗浄装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の洗浄基が、前記ポッドの半導
    体ウエハを支持するためのカセットを収容して洗浄する
    ための洗浄室を備え、前記仕切り部材は、前記開口部か
    ら露出する前記ポッド蓋部の一部が前記洗浄室に露出す
    るように配置され、前記第2の洗浄手段は、前記カセッ
    ト及び前記開口部から露出した前記ポッド蓋部の一部を
    洗浄するように配置されたことを特徴とする請求項6に
    記載の半導体ウエハのポッド洗浄装置。
  8. 【請求項8】 前記仕切り部材が、前記洗浄室を密閉す
    るための蓋体として形成されたことを特徴とする請求項
    7に記載の半導体ウエハのポッド洗浄装置。
  9. 【請求項9】 前記ポッドの洗浄処理によって生じた廃
    液中の塵埃量を測定するためのセンサを設けたことを特
    徴とする請求項6乃至8いずれか一項に記載の半導体ウ
    エハのポッド洗浄装置。
  10. 【請求項10】 ポッド本体部と、当該ポッド本体部と
    の係合機構を備えたポッド蓋部と、からなる半導体ウエ
    ハのポッドをそれぞれ分離して、特に前記ポッド蓋部を
    洗浄するための洗浄装置であって、 所定の開口部を有する仕切り部材と、前記開口部から露
    出した部分を洗浄するための洗浄手段と、を備え、 前記ポッド蓋部は、前記開口部にその前記ポッド内部に
    露出する部分が合致するように前記仕切り部材に取り付
    けられることを特徴とする半導体ウエハのポッド洗浄装
    置。
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