JP2004507102A - 半導体ウェハコンテナ洗浄装置 - Google Patents

半導体ウェハコンテナ洗浄装置 Download PDF

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Abstract

半導体ウェハおよび平坦な物品の運搬に用いるコンテナまたは洗浄ボックス(52)のための洗浄システムであり、ボックス・ホルダー・アセンブリ(50)、および、エンクロージャ(38)内のロータ(36)に取り付けられたボックスドア・ホルダー・アセンブリ(300)を有する。ボックス・ホルダー・アセンブリおよびボックスドア・ホルダー・アセンブリの上方および下方フック(96、108、314、316)が、ロータの回転につれてボックス(52)およびドア(325)を保持する。液体スプレー・マニホールド(406)は1つ以上のスプレー・ノズルを有し、それが、ボックス・ホルダー・アセンブリのボックスへまっすぐよりむしろ、ロータの回転方向もしくはその反対方向へ斜めに、または、上もしくは下方向にスプレーする。噴霧範囲および洗浄が改善される。前面開口一体構造ポッド(FOUP)のような、ボックスおよびそのドアは両者共、効果的に洗浄され、取り扱われる。

Description

【0001】
(技術分野)
本発明の分野は、半導体ウェハ、基板、フラットパネルディスプレイ、および、低汚染レベルを要求する類似の平坦な物品もしくは加工品を、保持および処理するために用いられるキャリアまたはコンテナを洗浄するための洗浄装置である。
【0002】
(背景技術)
半導体ウェハ、基板、フォトマスク、フラットパネルディスプレイ、データディスク、光学的メディア、および、半導体産業に関連した他の物品(ここでは、集合的に「ウェハ」と称する。)の処理は異物に対して非常に敏感である。これら物品またはウェハは極度の低汚染レベルを要求する。微視的な(microscopic)粒子ですら、ウェハから製造された物品または装置の欠陥を引き起こす原因となり得る。それ故、事実上全製造工程に渡り高レベルの清浄さを維持する必要がある。
【0003】
半導体ウェハおよび類似の物品は一般にバッチ処理されている。バッチ式の取り扱い(batch handling)は、全製造工程で行われてもよく、また、1以上の処理工程または関連する取り扱い操作で行われてもよい。バッチ処理はほぼ必ずある種のキャリア、コンテナ、または、ボックス(ここでは、集合的にキャリアと称する。)を用いてウェハを保持する。ウェハ・キャリアには様々なデザインのものが可能である。ボックスタイプのキャリアにおいては、ウェハは保持され、処理設備内の道程の間、汚染しないように取り囲まれる。別のキャリアでは開口されており、処理液またはガスがキャリアに保持されたウェハと接触することを可能としている。ウェハを汚染する、キャリア上の粒子および汚染要因物の付着を逃れるために、ウェハ・キャリアは洗浄されなければならない。しかしながら、ウェハ・キャリアの洗浄は困難なものとなり得る。なぜならばキャリアは一般にスロット、グルーブ、隅部、開口部、等の形態を有するからである。
【0004】
ある種のウェハ・キャリアは前面開口一体構造ポッド、または、FOUPとして知られている。FOUPキャリアは前部開口部を備えた、5面のボックスである。ドアがボックスの前部に取り付けられ、外部の汚染要因物の進入からボックスを封鎖し、ウェハを清浄に保つことに役立っている。FOUPまたは別のキャリアは、200mmないし300mmのウェハを保持するように設計されてある。その結果、上記形態に加え、サイズがより大きくなれば洗浄をさらに困難にする可能性がある。FOUPのドアは従来の噴霧洗浄技術では直接的に到達することができないかもしれないような内部中空領域を有しており、また、洗浄液を捕捉し保持する傾向性を有する為、洗浄を困難にしている。従って、キャリアを洗浄するための、改善された装置および技術が必要となっている。
【0005】
キャリアは遠心洗浄機においては首尾よく洗浄されている。米国特許第5、738、128号に開示の遠心洗浄機においては、ボックスまたはキャリアは、ボックスの開口した上面または前面をロータから半径方向に外に向けて、ロータに装着される。そして、ロータを回転させながら、ボックスは洗浄液を噴霧され、それから乾燥ガスを吹き付けられる。ボックスを乾かすために、遠心力が働いて洗浄液の除去を助ける。これらの技術は、いろいろな異なるタイプのキャリアおよびボックスで上手く機能しているのだが、キャリアの洗浄、およびドアの洗浄を、よりよく、確実なものにすることは、工学的設計上の課題として残されている。FOUPキャリアは、ボックスおよび分離するドア(a separate door)を有し、両者とも洗浄されなければならないので、これらFOUP構成材の両方を効率よく洗浄する装置も必要である。
【0006】
(発明の開示)
第1の態様において、キャリアのドアを洗浄するための装置は、洗浄タンク内に超音波振動子を備えている。エレベータは、好ましくは幾つかのドアを保持することに適したベースを支持し、ドアを乗せて洗浄タンクへ入れたり、洗浄タンクから出したりすることが望まれる。タンクの蓋は好都合にもエレベータに取り付けられており、ベースがタンク内に降ろされた時には、タンクを閉じる。ドアが中空の空間および他の洗浄困難な形態を有する場合であっても、効率よくドアを洗浄する。
【0007】
第2および別の態様において、キャリア・ボックスを洗浄するための遠心洗浄機は、エンクロージャ内にロータを備えている。ロータのボックス・ホルダーは上方および下方フックを備えている。ボックスの前方上端部は上方フックの後方にセットされる。ボックスは回転されて所定の位置につき、上方および下方フックによってロータに固定される。従って、ボックスは可動ラッチまたは他の固定用構成材を必要とせずに、ロータに設置され、固定される。
【0008】
本発明の第3および別の態様において、半導体ウェハまたは他の平坦な物品を取り扱うためのキャリアを洗浄するためのシステムは、ボックス洗浄機およびドア洗浄機を一緒に備えている。ボックス洗浄機はエンクロージャ内にロータを備えている。ロータのボックス・ホルダー・アセンブリは、ボックスをロータに固定するための上方および下方フックを備えている。ドア洗浄機は好都合にも、ボックス洗浄機に近接している。ドア洗浄機は、洗浄タンク内に超音波振動子を有する。エレベータはドアを洗浄タンクへ、および、洗浄タンク外へ移動させる。ボックスおよびドアは効率良く、単一の場所において洗浄され、処理される。
【0009】
本発明の第4および別の態様において、ボックスまたはFOUPドア・ホルダー・アセンブリは、ロータ上に配される。ボックス・ドア・ホルダー・アセンブリは、複数のボックス・ドア保持位置を有することが望ましい。個々のボックス・ドア保持位置は好都合にも、ドアを保持するために、ドアガイドならびにドア・フックもしくはバーを備えている。ボックス・ドア・ホルダー・アセンブリはボックスおよびそのドアの両方を遠心洗浄機で洗浄することを可能にしており、ドアを別に洗浄する必要性を回避している。
【0010】
第5の態様において、キャリアを洗浄するための装置はコンテナまたはボックスを搬送するためのロータを備えている。ボックスの開口側は半径方向外側を向いている。スプレー・マニホールドは垂直スプレー・ノズルおよび斜角スプレー・ノズルを有することが望ましい。垂直スプレー・ノズルは好都合にも、ロータの中心部へ、および、一般にボックス内に直接的な噴霧を行う。斜角スプレー・ノズルは、回転方向および/または回転方向と反対の方向を向いて、前方(leading)、および/または、後方(trailing)の、ボックスの表面、隅部、および、形態に噴霧するのにより適した位置に合わせられている。これにより、洗浄が改善される。
【0011】
第6の態様において、スプレー・マニホールドは上方または下方に角度を付けられている、斜角スプレー・ノズルを備えている。
【0012】
別の、および、さらなる目的、発明の特徴、および、優位性は下文に記す。なお、本発明は記されている形態の下位システムおよびサブコンビネーションに及ぶ。説明されている様々な実施形態の特徴は、図示または説明されている特定の実施形態に限らず、いかなる実施形態において実施されてもよい。本発明の目的は、改善された洗浄装置および方法を提供することである。
【0013】
図面においては、幾つかの図を通じ、同一の参照番号は同一の要素を示す。
【0014】
(発明を実施するための最良の形態)
図面を詳細に参照すれば、図1に示されているようにキャリア洗浄システム30は遠心ボックス洗浄機32およびドア洗浄機34を有する。ドア洗浄機34はボックス洗浄機32に近接して配されていることが望ましい。ロータ・アセンブリ36は、ボックス洗浄機32のエンクロージャ38内に回転可能に支持されている。ロータ・アセンブリ36には、取り付けおよび取り外しのためにスライドして開口し、洗浄中はスライドして閉じられる、エンクロージャのドア40を通じてアクセスする。
【0015】
図2、図3、および、図4を参照すると、ボックス・ホルダー・アセンブリ50はボックス洗浄機32内でロータ・アセンブリ36に取り付けられ、またその部分を形成している。ロータ・アセンブリ36は、コア構造体44に取り付けられた上端部リング・プレート60および下端部リング・プレート62を有する。ホルダー・アセンブリ50は、上端部および下端部リング・プレート60および62にボルト75でしっかりと取り付けられている。
【0016】
図3および図4を参照すると、各ホルダー・アセンブリ50は、側部プレート78および80と結合している上端部プレート72、中央部プレート74、および、下端部プレート76を有する。上方ボックス位置56は上端部プレート72および中央部プレート74の間に形成される。同様に、下方ボックス位置58は中央部プレート74および下端部プレート76に形成される。
【0017】
複数の側部バンパ82は、側部プレート78および80の外側表面上の取り付け用金具(clamp brackets)84、ならびに、側部バンパ82、取り付け用金具84、および、任意で側部プレート78および80をも通る、留め具(fastener)85で、側部プレート78および80の内側表面に取り付けられている。上方および下方ミスロード・バンパ(misload bumpers)88は側部プレート78の内側表面に取り付けられている。図3に示されているように、上方ボックス位置56および下方ボックス位置58の、上方ミスロード・バンパ88は各ボックス位置56および58の前部開口部に向かって下方に傾けられ、一方、各ボックス位置56および58において下方ミスロード・バンパ88は一般に水平である。
【0018】
図4に最良な図示がなされているように、相隔てられた1対の背面ガイド(rear guide)86が上端部プレート72および中央部プレート74に取り付けられている。相隔てられた1対の背面ガイド86は、同様に中央部プレート74および下端部プレート76にも取り付けられている。背面ガイド86は側部プレート78および80の背後に、後方へ半八角形の構成で延びている。
【0019】
図3を参照すれば、上方フック・アセンブリ90は、側部プレート78および80に取り付けられたアーム92を備えている。クロスバー94はアーム92間に延びている。フック96はクロスバー94から下方に延びている。図4によく示されているように、各フック96は下方に延びる脚部98、および、脚部98と実質的に垂直で、かつ、内側に延びる足100を備えている。しかし、上方フック96の足100は除外されてもよく、そうすることでフック96は単に、脚部98の棒部または面部となる。
【0020】
図3に戻れば、下方フック・アセンブリ102は、同様に側部プレート78および80に取り付けられたアーム104を備えている。前部のクロスバー106はアーム104の間に延びている。クロスバー106に取り付けられた中央フック108は、それぞれ内側に延びた足110を備えている。フック108の外側に位置するベースバー112は、前部クロスバー106およびアーム104に取り付けられた後部クロスバー107に支持されている。各ベースバー112は傾斜部114を有し、これは前部クロスバー106から後部クロスバー107へ上向きに、即ち前部から後方へと傾斜している。
【0021】
図2に示されている実施形態においては、5つのホルダー・アセンブリ50は、放射状に等しく相隔ててロータ・アセンブリ36にある。各ホルダー・アセンブリ50は上方ボックス位置56および下方ボックス位置58を有する。各上方ボックス位置56および下方ボックス位置58は、上記の、上方および下方フック・アセンブリ90および102、側部バンパ82、ならびに、ミスロード・バンパ88を備えている。図2ないし図6に示されている本発明の態様については、フック・アセンブリ90および102を除いて、他の構成要素は必須の要素ではない。
【0022】
図5を参照すれば、(FOUP)キャリア・ボックス52は、フレームまたはベゼル(bezel)54に取り囲まれた開口前部53を有する。フレーム54は上端リム64、下端リム65、左側部リム66、および、右側部リム67を備えている。ハンドル69はボックス52の側壁63に取り付けられている。ロボットまたは他の自動マニピュレータが関与するためのフィッティング(fitting)68がボックス52の上端面に取り付けられている。
【0023】
図1を参照すると、ボックス洗浄機32は上記のとおりである。ボックス洗浄機32とともにコンテナ洗浄システム30を形成するドア洗浄機34は今、説明したとおりである。
【0024】
図7に示されているように、ドア洗浄機34は、作業領域134を提供する作業台上端132を包含しているフレーム130を備えている。コントロールパネル136は作業台132の背後部に位置する。コントロールパネル136の表示灯138はドア洗浄機34の状況を視覚的に表示する。ドア洗浄機34は作業領域134と並んだ洗浄ユニット140を包含している。洗浄ユニット140は作業台面132から下方に延びる処理タンク142を有する。作業台132の上端面に固定されたエンクロージャ146は、タンク142の上方および周囲に配される。エンクロージャ・ドア148は軸回転可能にタンク・エンクロージャ146に取り付けられ、ドア125の洗浄ユニット140への搭載および洗浄ユニット140からの取り出しが可能となるまで軸回転(pivot)する。エンクロージャ・ドア148は下方に軸回転し、洗浄中、タンク142を周囲環境から遮断する。
【0025】
図8および図9に示されているように、洗浄ユニット140はエレベータ144を有する。エレベータはベース150を備えている。ドア125はベース150上であって、ベース上で僅かに相隔てて直立しているドア・ホルダー・タブ152間に支持される。リフト・ロッド154はベース150から上方に延び、タンクの蓋156に取り付けられている。また、タンクの蓋156は、対角の隅部においてリフト・チューブ158に支持されている。リフト・チューブ158は送りネジ160と係合する内部スレッドを有する。送りネジ160は駆動軸166を回転させるエレベータ・モータ162によって、直角駆動部(right angle drives)を通じて回転させられる。図9に示されるように、超音波振動子180はタンク142の底部に配される。エンクロージャ・ドア148が開いている場合、インターロックがエレベータの運動を抑制する。
【0026】
図9および図10に示されているように、処理タンク142底部のドレン管路184はフレーム130の作業台132の下の再生タンク194に接続される。流体充填管路204は再生タンク194から輸送ポンプ196へ延び、そしてパラレル・フィルタ202を通って処理タンク142の底部の注入口182に至る。ドレン・バルブ195はドレン184から再生タンク194への流れを制御する。レベル検出口190は、タンク142内の液のレベルを検出するために、タンクに並んで上方へ延びるレベル検出チューブ192と処理タンク142とを接続している。
【0027】
タンク蒸気排気管186は、タンク142の上端から排出バルブ212に延び、これによりタンクの排気が排出管214を通じて流出すること、または、蒸気コンデンサ197に流れることを可能にしている。冷水供給管208および冷水戻り管210は蒸気コンデンサ197と冷水源とを接続している。復水回収管206は蒸気コンデンサ197からブリーザ・バルブ198を通り、再生タンク194に延びる。化学溶液供給管218は充填ポンプ224を通じて再生タンク194へ延びる。清浄乾燥空気供給管222は、充填ポンプ224、輸送ポンプ196、および、化学溶液ドレンに接続しているドレン・ポンプ226に接続し、空気圧によってポンプを駆動する。代替として、電気的に動力を供給されているポンプを使用してもよい。蒸気コンデンサ排出管215は蒸気コンデンサ197から、コンデンサ排出バルブ216を通り、排出管214に延びている。
【0028】
窒素パージシステム188は、パージ・バルブ189を通じて窒素ガスを供し、処理タンク142およびタンクに接続している管をパージする。窒素パージシステム188、ならびに、バルブ212、198、189、および、216の利用により、環境空気および湿度は洗浄ユニット140からパージされる。パージすることで洗浄ユニット140内の濃縮水蒸気は低減または除去される。
【0029】
コンピュータ・コントローラ135は様々なバルブ、ポンプ、センサ、および、ドア洗浄機34の制御操作のための他の構成要素とリンクしている。
【0030】
再び図1を参照すれば、使用にあたり、洗浄されるべきボックス52はコンテナ洗浄システム30に運ばれる。システム操作者45は一般にボックス52をカートから持ち上げて、ドア洗浄機34の作業領域134にボックスを配置する。それから操作者45はドア125を取り外し、ドアをドア洗浄機34内のエレベータ144のベース150に載せる。
【0031】
そして、ボックス52をボックス洗浄機32に載せるために、操作者45はコントロールパネルによって、空になっているホルダー・アセンブリ50がエンクロージャのドア40の開口部に合うまで、ロータ・アセンブリ36を回転させる。エンクロージャのドアは、操作者がコントロールパネルを制御することで自動的にスライド開閉する。
【0032】
図6を参照すれば、操作者はボックス52を回転させて右側部リム67を上にする。それから操作者45はボックス52を、ボックス52の右側部リム67をフック96の上部かつ後方に設置しながら、空いているボックス位置56または58の内部へ移動させる。そして、操作者45は、図6に示されているシーケンスのようにボックス52を移動させることで、ボックス位置56または58内部にボックス52を移動させる。ボックス52のフレーム54の左側部リム66が下方フック108の後方にまで移動した後で、操作者45はボックス52を下方に動かし、そうすることで図3、図4、および、図6に示されているように、上方フック96をもし使用しているのであれば、その足100がリム67の下に到達し、また、下方フック108の足110がボックス52のリム66の上方に到達し、係合する。
【0033】
図6を参照すれば、搭載シーケンスの間、ベースバー112の傾斜部114は、ボックス52が正確な位置へ誘導することに役立つ。背面ガイド86も、ボックスがホルダー・アセンブリ50内で後ろに行きすぎることを防ぐことで、ボックス52を所定の位置に誘導することに役立っている。側部バンパ82は、横方向所定の位置にボックス52を誘導する役に立っている。ミスロード・バンパ88は、ボックス52が適切な方向を向いていない場合に、ボックス52がホルダー50内に搭載されることを防いでいる。ボックス52と接しているホルダー50の構成要素は、磨耗等により過剰な粒子を生成しない材料から構成されていることが望ましい。
【0034】
上記ステップに続いて、操作者45はボックス52を空のボックス位置56および58への搭載を続ける。ボックスから取り外されたドア125は相応に、ドア洗浄機34のベース150に搭載される。全ての位置にボックス52が搭載されるか、または、他に洗浄すべきボックスがなくなれば、操作者はエンクロージャのドア40を閉じ、洗浄シーケンスを開始する。ロータ・アセンブリ36は回転し、洗浄液がボックス52に噴霧される。そして上記のように、例えば米国特許第5、738、128号のように、乾燥ガスがボックス52の乾燥に用いられる。ボックス52が洗浄および乾燥された後、上記ステップの逆のシーケンスで、ボックスは取り外されて、ボックス洗浄機32から取り出される。
【0035】
ボックスは、ボックス洗浄機32または400を用いて洗浄される。ドアはドア洗浄機34を用いて洗浄されるか、または、図11に示されているようなドア位置をロータに有するボックス洗浄機を用いてもよい。ドアを洗浄する装置および方法の選択は、ドアのデザインおよび特定の用途で様々である。
【0036】
ドア洗浄機を用いる際には、各ドア125がボックス52から取り外され、操作者45は手でドア125をドア洗浄機34の洗浄ユニット140内のベース150に配置する。ドア125はベース150のホルダー・タブ152によって垂直に直立して保持される。現段階においては、処理タンク142は空である(環境空気で満たされている。)。ここで示されている実施形態においては、洗浄ユニット140は10個のドアの受容能力を有する。ドア125はホルダー・タブ152によって僅かに間隙を設けられている。
【0037】
ドアと共に搭載されたベースに関し、操作者45はコントロールパネル136を用いて洗浄シーケンスを開始する。エンクロージャ・ドア148は閉じられる。エレベータ・モータ162は電圧を印加され、ベース150およびドア125をタンク142内へと降ろす。エレベータ144が完全に降ろされると、タンクの蓋156が、周囲の作業台132の上端面に対してシールする。洗浄ユニット140がシールされ、好都合にも、高価な洗浄液を内部に保ち、そして環境空気と湿度を外部にとどめる。
【0038】
窒素パージバルブ189が開かれる。窒素がタンクに流入し、環境空気を取り除く。そして、コンデンサ排出バルブ216が一瞬開き、環境空気を排出する。環境空気が排された後、バルブ189および216が閉じる。
【0039】
ブリーザ・バルブ198、および、タンク充填バルブ185を開くことで、タンク142に液が充填される。輸送ポンプ196のスイッチがオンになり、液はポンプでくみ上げられ、再生タンク194から充填管204、フィルタ202、バルブ185を通り、注入口182を経てタンク142に注入される。洗浄液は、米国、ミネソタ、セントポールの3M社から入手可能な、ハイドロフルオロエーテル(HFE)(COCH、メチル ノナフルオロブチル エーテル)が望ましい。
【0040】
超音波振動子180に、電圧が印加される。ドア125はタンク142内で超音波によって洗浄される。洗浄が完了の後、ブリーザ・バルブ198およびドレン・バルブ195が開かれる。液は処理タンク142から再生タンクへ、重力で戻される。
【0041】
前記の、処理タンク142への充填、超音波洗浄、および、処理タンク排出のステップは、好都合にも所望のサイクル数だけ繰り返される。
【0042】
再生サイクルにおいて、HFEは濃縮される。排出バルブ212が閉じられ、コンデンサ排出バルブ216および窒素パージバルブ189が所定の時間間隔だけ開かれ、そして、閉じられる。冷水が蒸気コンデンサ197を貫流する。濃縮蒸気(condensate vapor)は排出され、復水回収管206を通って、再生タンク194に戻る。濃縮されていない蒸気は排出管214を通って排出される。
【0043】
それから、エレベータ・モータ162に逆方向の電圧が印加され、ベース150が作業台132とおよそ同じ高さになるまで上昇する。これにより、処理タンクのシールが解かれる。タンクのエンクロージャ・ドア148が開かれ、ボックス・ドア125がベースから取り外される。洗浄されたボックス52がボックス洗浄機32から次々と取り外されるに従って、任意で、各ドア125は、作業台134上でボックス52に取りつけられてもよい。適切な順序付けにより、各ドア125は本来備わっていた特定のボックス52に取りつけることが可能である。
【0044】
次のドアのバッチ処理のために、上記ステップが繰り返される。好ましくは窒素パージは、各ドアのバッチ処理の間、濃縮水をタンクおよび管に入れないようにするために用いられる。
【0045】
ある種のキャリアは、遠心洗浄機で洗浄可能なドアを有する。図11および図12を参照すれば、ボックスおよびドアの両方をボックス洗浄機32で洗浄する修正キャリア洗浄システムを形成するように、ボックス・ホルダー・アセンブリ50の1つの代わりに、ロータ・アセンブリ36に、ドア・ホルダー・アセンブリ300が配されている。このようなシステムにおいては、ボックス洗浄機32およびその使用法は、図1ないし図6と関連した上記の説明と同一であって、また図7ないし図10を参照して上記にて説明した、別個のボックス・ドア・洗浄機は必ずしも使用されるものではない。
【0046】
ドア・ホルダー・アセンブリ300は、図3および図4に示されているようなボックス・ホルダー・アセンブリ50の類似している他の構成要素と同様に、中央部プレート74、側部プレート78および80、アーム92、上方クロスバーならびに下方クロスバー106を備えている。
【0047】
図2、図11、および、図12を参照すれば、ドア・ホルダー・アセンブリ300は、ドア・ホルダー・アセンブリ300の上端部プレート72および下端部プレート76を貫通するボルト75によって、ロータ・アセンブリ36の上端部リングプレート60および下端部リングプレート62に堅く取りつけられている。
【0048】
図11を参照すれば、ドア・ホルダー・アセンブリ300は、一般に中央部プレート74で仕切られた上方コンパートメント306および下方コンパートメント308を有する。各コンパートメント306および308は上方フック・アセンブリ302および下方フック・アセンブリ304を備えている。
【0049】
各上方フック・アセンブリは複数の上方ドア・フック314および下方ドア・フック316を備え、好ましくは、それらは均等に間隔を隔てている。各上方および下方ドア・フック314および316は、長いアーム320および短いアーム322を有するフォークヘッド(fork head)を有し、それらの間がフォークスロット(fork slot)324を形成している。
【0050】
各コンパートメント306および308は、好ましくは4つの保持位置350を備えており、上方コンパートメントのドア保持位置はA、B、C、および、Dと指し示され、下方コンパートメントのドア保持位置はE、F、G、および、Hと指し示されている。ドア保持位置は好ましくは同一である。図11においては、ボックス・ドア325がドア保持位置Bに入れられているところが図示されている。
【0051】
各コンパートメント306および308の上端後方位置のドアガイド312は、ドア325がドア保持位置に入れられた際に、ドア325の上方後部隅に合う隅部スロット311を有する。ドアガイド312は、(例えば、横への運動からドアを保持するために)横方向にドアを支持する役に立っている。
【0052】
各ドア保持位置350に、ドア・ブロック310が上方および下方ドア・フック314および316と位置を合わせてある。なお図11を参照すれば、各ドア・ブロック310は、支持壁338および支持壁338と鋭角をなして延びる斜向壁(angle wall)334を備えている。誘導ステップ332は斜向壁334から支持壁338へ、内部に向かって延びている。誘導ステップ332、スロット底部336、および、支持壁338が誘導スロット330を形成しており、誘導ステップ332はスロット底部332によって支持壁338と隔てられている。
【0053】
各ドア保持位置A−H内において、上方ドア・フック314および下方ドア・フック316内のフォークスロット324は、ドア・ブロック310の誘導スロット330と位置を合わせてある。上方ドア・フック314は、その間をドア325が通れるだけの寸法を互いに隔てている。下方ドア・フック316も同様に間隔を空けている。
【0054】
ドアガイドまたは他の位置合わせ機構を用いてドアの底部の位置を合わせるのならば、上方および下方フック・アセンブリ302および304は、如何なるフック形態を持たない単純なバーまたはプレートに差し替えることが可能である。さらに、フック・アセンブリ302および304を用いるのならば、背部止め326、誘導ステップ332、斜向壁334、支持壁338、スロット底部336等を有する様々な形態の誘導スロット330が好ましいが、それらは本発明に必須ではない。
【0055】
使用に際し、ロータ・アセンブリ36のドア・ホルダー・アセンブリ300にドア325を搭載するために、エンクロージャのドア40が開放され、ロータ・アセンブリ36はインデックス送り(index)されるか、または、ドア・ホルダー・アセンブリ300がエンクロージャのドア40の位置に合うまで回転される。そして、ドア325がドア・ホルダー・アセンブリ300に、手によって載置される。
【0056】
具体的には、操作者が、ドア325を斜向誘導壁334によって、ロータの半径と鋭角をなして半径方向内側に向かって(およそロータの中心に向かって)誘導させながら、フック314および316の間をドア325を移動させる。ドア325の前端部328がフック314および316の短いアーム322を通過すれば、ドア325の前端部328を横方向に(図11における左側へ)移動させ、ドア325を誘導ステップ322から誘導スロット330へ移動させる。そしてドア325はドア・フック314および316のフォークスロット324と位置合わせされる。それから、操作者はドア325を僅かに前方に引き、それによってドアの前端部328がフォークスロット324へ移動し、ドア・フック314および316ののフォークヘッド318と接する。
【0057】
そして、ドア325は、(半径方向外側に向かう運動を防ぐ)ドア・フック314および316によって、ロータ・アセンブリ36が回転する間、運動を抑止される。誘導スロット330にあるドアの下方端部が支持壁338および誘導ステップ332との間で横方向に拘束されているので、ドア325は横方向への運動をも抑止される。ドア325の上方後部隅もドアガイド312の隅部スロット311で横方向に支持されている。ドア・ブロック310の後方端の背部止め326が挿し込む際に、ドア325が内側に行きすぎないようにしている。
【0058】
上記シーケンスを用いて、ドア・ホルダー・アセンブリ300はドア325を、一般に4つのドアを上方コンパートメント306に、そして、4つのドアを下方コンパートメント308に積載する。少しの間、図2を参照すれば、ドア・ホルダー・アセンブリ300がボックス・ホルダー・アセンブリ50の1つと差し替わっており、ロータ・アセンブリ36が4つのボックス・ホルダー・アセンブリ50を備え、各々が2つのボックスを支え、総計で8つのボックスを支え、また、ドア・ホルダー・アセンブリ300が8つのドアを支える。結果、8つのボックスとそれぞれのドアが、洗浄システムの一回のサイクルで洗浄可能である。
【0059】
ドア325は、上記のステップの逆のシーケンスによって、ドア・ホルダー・アセンブリ300から取り出される。
【0060】
図5に示すコンテナ52またはボックスがより大きなサイズになったり、ホルダー・アセンブリ、または、ラダー(ladders)50内で支持される際のコンテナ52の形状に起因して、米国特許第5、738、128号が開示するような、従来のスプレー配置では、ロータ・アセンブリ36上のコンテナまたはボックス52の全表面を高効率で洗浄することはできない。
【0061】
図13ないし図15を参照すれば、改良遠心ボックス洗浄機の実施形態400において、外側スプレー・マニホールド402、404、406、408、および、410が、液を半径方向内側に向かって噴霧し、ボックスまたあコンテナ52上、および、内部に噴霧する。内側液体スプレー・マニホールド412が、液を半径方向外側に向かって噴霧し、ボックス52の背面に噴霧する。内側液体スプレー・マニホールド412は回転ロータ36内に放射状に配置されている。外側スプレー・マニホールド402、404、406、408、および、410は、図14に示されているようにエンクロージャ38内にあるか、または、エンクロージャ38の外側に配置されてマニホールドのノズルが図13に示されているように、エンクロージャの開口部を通じて延びているか、のいずれかである。
【0062】
内側および外側液体スプレー・マニホールドは、ボックス洗浄機400内に、乾燥サイクルにおいて清浄乾燥空気のようなガスを噴霧する目的で備えられてもよい。代わりに、別個の内側および/または外側ガス・スプレー・マニホールドを配してもよい。
【0063】
図14および図15を参照すれば、第1の外側液体スプレー・マニホールド402は、好ましくは均等に間隔を隔てた複数のスプレー・ノズル430および432を有する。ノズル430は、ロータ36の回転軸および中心Cに向かって直接的に吹き出す、垂直スプレー・ノズル(straight spray nozzle)である。垂直スプレー・ノズル430は円錐ノズル(cone nozzle)で、これは円錐パターンで吹き出して、例えば10ないし60度または15ないし45度、ならびに、好ましくはおよそ30度の立体角で包囲する。代わりに、垂直スプレー・ノズル430は、平らな噴霧パターンを供するファン型ノズルであってもよい。ボックス52の洗浄がより効果的になるように、ノズル432も第1マニホールド402に配されており、これらは斜角スプレー・ノズル(angle spray nozzle)である。好ましくは、第1マニホールド402は2つまたは4つの斜角スプレー・ノズル432を備え、これらは少なくとも1つ、好ましくは幾つかの垂直スプレー・ノズル430によって分けて配置されている。
【0064】
図15を参照すれば、第1外側液体スプレー・マニホールド402上の斜角スプレー・ノズル432は、近づいてくるFOUPボックスもしくはコンテナと反対方向に、または、ロータの回転方向Aにθの角をなして噴霧する構成である。第1マニホールド402上の垂直スプレー・ノズル430ロータ・アセンブリ36の中心Cに向かって直接的に噴霧する。第1マニホールド402上の垂直スプレー・ノズル430は、現行の噴霧技術と同様に、ボックス52の様々な表面を洗浄する。しかし、第1マニホールド402上の斜角スプレー・ノズル432は、図16に示すように、ボックス52の内側隅部を洗浄するのにより適した構成である。必要に応じ、第1マニホールド上の全てのノズルを、図15に示されているようにθなる角度をなして噴霧を行う、斜角スプレー・ノズル432としてもよい。代わりに、全てのノズルが斜角スプレー・ノズル432であって、異なる噴霧角を有してもよい。しかし、第1マニホールド402は、共に角θをなして噴霧する、2つまたは4つの斜角スプレー・ノズル432を有し、残りのノズルは垂直スプレー・ノズル430であることが好ましい。従って、第1マニホールド402は、2つもしくは4つの斜角スプレー・ノズル432、ならびに、5つもしくは7つの垂直スプレー・ノズル430を有し、全てのノズルが均等に相隔たることが望ましい。言うまでもなく、その他の数および構成を使用してもよい。
【0065】
図15および図16を参照すれば、第2の外側スプレー・マニホールド404は好ましくは、第1マニホールド402に対して90度の角をなし、エンクロージャまたはボウル(bowl)38の上または内部にある。第2マニホールド404は垂直スプレー・ノズル430を有し、これは第1マニホールド402上の垂直スプレー・ノズル430からの噴霧と一般に垂直をなす方向に吹き出すことが望ましい。第2マニホールド404もまた、少なくとも1つ、好ましくは2つないし4つの斜角スプレー・ノズル432を備えており、これらは半径方向内側に、中心Cに向かい、下方に角θだけ(ロータまたはボックス洗浄機400の底部に向かって)傾いて噴霧をするように、方向付けられている。
【0066】
第3の外側液体スプレー・マニホールド406は好ましくは、実質的に第1の外側液体スプレー・マニホールド402の鏡像として設計される。つまり、第3の外側液体スプレー・マニホールド406は中心Cに向かって噴霧する垂直スプレー・ノズル、ならびに、近づいてくるボックスに向かって、そして、回転方向Aと反対の方向に向かって角θをなす方向を向いた斜角スプレー・ノズル432も有する。
【0067】
第4の外側液体スプレー・マニホールド408は中心Cに向かって噴霧する垂直スプレーノズル430、および、上方に角θをなして(ボックス洗浄機400の上端部に向かって)噴霧するように方向付けられた、少なくとも1つ(好ましくは2つないし4つ)の斜角スプレー・ノズル432を有する。
【0068】
隣接するスプレー・ノズルとの干渉を防ぐために、第2の外側スプレー・マニホールド404上の下方を向いた斜角スプレー・ノズル432、および、第4の外側スプレー・マニホールド408上の上方を向いた斜角スプレー・ノズル432は、好都合にも、(それぞれに)隣接している下方の、および、上方の垂直スプレー・ノズル430と、噴霧パターンが大きくは衝突しない程度の間隔を相隔てられている。従って、第2および第4の外側スプレー・マニホールド404および408の垂直スプレー・ノズル430と斜角スプレー・ノズル432との間隔は、好ましくは均等ではない。それにひきかえ、第1および第3の外側スプレー・マニホールド402および406の斜角スプレー・ノズル432の間隔は、たいていの場合、そして好ましくは、およそ均一である。
【0069】
第4および第2の外側スプレー・マニホールド408および404の斜角スプレー・ノズル432の上向きおよび下向き角は、互いに、または、第1および第3の外側スプレー・ノズル402および406の斜角スプレー・ノズル432の角θと均等である必要は無い。角度は利用目的によって変化してよいが、好ましくは全ての角度(マニホールド402における右向き、マニホールド404における下向き、マニホールド406における左向き、および、マニホールド408における上向き)は、10ないし80度、20ないし70度、30ないし50度、および、より好ましくは40ないし50度である。図示した実施形態においては、斜角スプレー・ノズルの全ては、45度である角θへ噴霧するように設計されている。
【0070】
マニホールド402、404、406、および、408は好都合にもチャンバ38の内壁の円周に沿って、等しく90度の間隔である。好ましくは、斜角スプレー・ノズルを備えたマニホールド402、404、406、および、408それぞれの間には、少なくとも1つの垂直スプレー・マニホールド410があり、それは好ましくは図15に示されているように、垂直スプレー・ノズル430のみを有する。
【0071】
内側スプレー・マニホールド412のは、好ましくは全て、垂直スプレー・ノズル430のみを備え、主にボックス52の背後面の洗浄を目的とする。しかし、内側スプレー・マニホールド412も、外側スプレー・マニホールドと同様に斜角スプレー・ノズル432を備えてもよい。
【0072】
図示している実施形態においては、計8つとなる、外側スプレー・マニホールド、402、404、406、408、および、4つの垂直スプレー・マニホールド410を有する。また、好ましくは8つの内側液体スプレー・マニホールドを有し、これらは図15に示されているように、外側スプレー・マニホールドと位置を合わせるか、または、縦にオフセットするか、もしくは、交互交代的にしてもよい。また、角度的にオフセットを付けてもよく、それによって内側液体スプレー・マニホールド412からの噴霧は2つの外側スプレー・マニホールドの間の一点を目標とするようになる。必要であれば、外側スプレー・マニホールドのノズル430および432の縦位置はオフセットするかまたは交互にすることで、噴霧の範囲をより広い範囲にしてもよい。
【0073】
図21および図22に示すように、斜角スプレー・ノズル432はノズル口436から延びた誘導面434を備えており、それがノズル本体438の中心軸先端部と角θをなす円錐状のスプレー・パターンを作る。設置すれば、軸Nは一般にロータの回転中心Cと交差し、その一方で誘導面434は軸Nに対して角θをなして広がる噴霧パターンを形成する。
【0074】
図15ないし図20は、ボックス52を搬送しながら方向Aにロータが回転する際のボックス洗浄機400の動作を示している。洗浄液が全てのマニホールド402、404、406、408、410、および、412に供給され、好ましくは全てのマニホールドの全てのノズル430および432から一斉に液体が吹き出る。図15においては、マニホールド410の垂直スプレー・ノズル430からの垂直噴霧はボックス52の特定の側部および後部内側表面に到達して、それを洗浄する。ロータがボックス52を図16に示す位置に搬送すると、マニホールド402の垂直スプレー・ノズル430が、好ましくはボックス52およびその内部へ、図15のマニホールド410からの垂直噴霧と同様のパターンおよび構成で噴霧を行う。しかし、マニホールド402の斜角スプレー・ノズル432は角θをなして噴霧を行い、それによって図5および図16に示すように後方外側面452、ならびに、前方内側隅部454および内側側壁456は、より直接的に噴霧され、洗浄される。
【0075】
図17を参照して、ボックス52が回転されてマニホールド404の領域内に来ると、マニホールド404の垂直ノズル430が、マニホールド410および402の垂直ノズル430と同様に、ボックスの内外に噴霧する。しかし、マニホールド404の斜角スプレー・ノズル432は、下方に角をつけて噴霧する。そうすることで、図5に示されているように、ボックス52の上向きの面450がよりよく洗浄される。
【0076】
図18を参照して、ロータの回転に伴い、ボックス52はマニホールド406の領域内に移動する。マニホールド406の垂直スプレー・ノズル430は、マニホールド412、402、および、404の垂直スプレー・ノズルに関する上記の説明のように、ボックス52の内外に噴霧を行う。マニホールド406の斜角スプレー・ノズル432はマイナスθの角をなして噴霧を行い、ボックス52の先に来る(leading)外側側壁および後から来る(trailing)内側隅部をよくカバーし、洗浄する。
【0077】
図19を参照して、ボックス52がマニホールド408の領域内に移動すると、マニホールド408の垂直スプレー・ノズル430が、上記説明のように、ボックスの内外に噴霧を行う。マニホールド408の斜角スプレー・ノズル432は上方に噴霧する。したがって、ボックス52の下方を向いた面がよく洗浄される。ロータは一般に、200ないし500rpmで回転する。A方向に回転の後、一般に回転方向は逆転する。結果、マニホールド402および406でのノズル角に関する、前方/後方、の関係性は逆になる。
【0078】
効率のよい生産性のためには、マニホールド402ないし410は同一物であってよく、後からノズル420および432は上記のように左向き、右向き、上向き、または、下向きに取りつけられる。結果、全てのマニホールド402、404、406、408、および、410を生産するためには、ただ1つのマニホールドのデザイン、および、たった2つのノズルのデザインのみが必要である。この場合、下方に噴霧を行うノズル432を備えたマニホールド404、上方に噴霧を行うノズル432を備えたマニホールド408は、ノズル穴を栓460で封鎖可能で、それにより、上向きまたは下向きの斜角噴霧パターンが隣接する垂直噴霧パターンと干渉することを防止する。
【0079】
垂直スプレー・ノズル430は、好ましくは15ないし45度の立体円錐角で、望ましくはおよそ30度の立体円錐角で吹き出しを行う。好ましくは、全ての外側スプレー・マニホールドには、斜角スプレー・ノズルよりも多くの垂直スプレー・ノズルが備わっている。これにより、ボックスのみならず、ロータ自体の洗浄も行われる。マニホールドにある全ての斜角スプレー・ノズルを使用すれば、ロータの洗浄を損ないがちである。2つのボックス位置を有するラダー50のようなラダーを備えたロータの場合、2つ、3つ、または、4つの斜角ノズルがマニホールド402ないし408に備えられていることが好ましい。より多くのボックス位置を有するラダーの場合は、より多くの斜角ノズルを備えることが望ましい。
【0080】
結果として、回転方向に向かう方向もしくは逆の方向、または、上向きもしくは下向きに方向付けられたスプレー・ノズルをマニホールドに備えることで、洗浄の改良が達成されている。言うまでもなく、垂直スプレー・ノズルを、角度もしくはオフセットを付けて、同値的にマニホールドに取りつけられても、または、マニホールド自体に角度を与えてもよく、そうすることでノズルから角度の付いた吹き出しが行われ、上記の有益な結果を達成することになる。斜角噴霧パターンは、図11および図12に示されているような、ボックスまたはFOUPドアをも保持するロータを備えたボックス洗浄機で使用してもよい。マニホールド402ないし408は、(同一のマニホールドに)少なくとも1つのマイナスθ方向に噴霧を行う斜角スプレー・ノズル、および、少なくとも1つのプラスθ方向に噴霧を行う斜角スプレー・ノズルを有してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】半導体ウェハおよび類似した物品を取り扱う際に利用されるキャリア・ボックスおよびキャリア・ドアを洗浄するためのシステムの斜視図である。
【図2】図1に示されているボックス洗浄機内のロータの斜視図である。
【図3】図2に示されているボックス・ホルダー・アセンブリの拡大斜視図である。
【図4】図3のボックス・ホルダー・アセンブリの側部立面図である。
【図5】キャリア・ボックスの斜視図である。
【図6】図5に示されているボックスを図3ないし図4に示されているホルダー・アセンブリに装着するシーケンスを示す、部分断面側面図である。
【図7】図1に示されているキャリア・ドア洗浄機の斜視図である。
【図8】図7に示されているエレベータおよびタンクの斜視図である。
【図9】図7のエレベータおよびタンクの部分断面側面図である。
【図10】図7に示されているドア洗浄機の概略図である。
【図11】図2に示されているロータと共に用いられるボックス・ドア・ホルダー・アセンブリの斜視図である。
【図12】図11のボックス・ドア・ホルダー・アセンブリの側面図である。
【図13】図1ないし図6に示されているシステムと類似のシステムではあるが、改良されたスプレー・ノズル構造体を備えた代替システムの側面図である。
【図14】図13に示されているシステムのエンクロージャー、ロータ、および、スプレー・マニホールドの斜視図である。
【図15】図13ないし図14に示されているシステム内の噴霧パターン、ノズルの方向性、および、コンテナ/ロータの動作図である。
【図16】図13ないし図14に示されているシステム内の噴霧パターン、ノズルの方向性、および、コンテナ/ロータの動作図である。
【図17】図13ないし図14に示されているシステム内の噴霧パターン、ノズルの方向性、および、コンテナ/ロータの動作図である。
【図18】図13ないし図14に示されているシステム内の噴霧パターン、ノズルの方向性、および、コンテナ/ロータの動作図である。
【図19】図13ないし図14に示されているシステム内の噴霧パターン、ノズルの方向性、および、コンテナ/ロータの動作図である。
【図20】図13ないし図14に示されているシステム内の噴霧パターン、ノズルの方向性、および、コンテナ/ロータの動作図である。
【図21】図13ないし図20に示されているシステムで用いられている斜めを向いたスプレー・ノズルの斜視図である。
【図22】図21に示されているノズルの拡大断面図である。
【図23】左方または右方スプレー・マニホールドの切断部分の斜視図である。
【図24】上方または下方スプレー・マニホールドの切断部分の斜視図である。
【符号の説明】
30 ・・・ キャリア洗浄システム
32 ・・・ 遠心ボックス洗浄機
34 ・・・ ドア洗浄機
36 ・・・ ロータ・アセンブリ
38 ・・・ エンクロージャ
40 ・・・ エンクロージャのドア
45 ・・・ 操作者
52 ・・・ ボックス
125 ・・・ ドア

Claims (25)

  1. エンクロージャ、
    ボックス保持位置を備え、エンクロージャ内に回転可能に支持されたロータ、ならびに、
    ロータに向けて洗浄液またはリンス液を噴霧するように位置合わせされたスプレー・マニホールドであって、複数の垂直スプレー・ノズルおよび少なくとも1つの斜角スプレー・ノズルを備えたスプレーマニホールドを少なくとも1つ含む複数のスプレー・マニホールドを備えていることを特徴とする、物品の移動または貯蔵に使用するボックスを洗浄するための洗浄システム。
  2. 上記垂直スプレー・ノズルが水平な中央軸を有するパターンで噴霧し、上記斜角スプレー・ノズルが該水平な中央軸に関して上向きまたは下向きに角度をなした中央軸を有するパターンで噴霧することを特徴とする、請求項1に記載の洗浄システム。
  3. 上記角度が30ないし60度であることを特徴とする、請求項2に記載の洗浄システム。
  4. 上記斜角スプレー・ノズルが、ロータの回転方向と反対方向を向いている中央軸を有するパターンで噴霧するように方向付られていることを特徴とする、請求項1に記載の洗浄システム。
  5. 上記マニホールドが少なくとも2つの垂直スプレー・ノズルによって離されている2つの斜角ノズルを有することを特徴とする、請求項1に記載の洗浄システム。
  6. ボックス開口面を半径方向外側およびロータの中心から離れるように向けて、ボックスをロータの内部またはロータ上に設置するステップ、
    ボックスを保持しているロータを回転させるステップ、
    ロータの中心または回転軸に向けて液体の第1の噴霧を行うステップ、ならびに、
    該第1の噴霧に対して角度を付けて該液体の第2の噴霧を行うステップを有する、物品の搬送および貯蔵に使用する5つの側部を有するタイプのボックスを洗浄する方法。
  7. 上記第1噴霧は一般に水平な中心線または中心軸を有するパターンで噴霧し、上記第2噴霧も一般に水平な中心線を有するパターンで噴霧することを特徴とする、請求項6に記載の方法。
  8. 上記第1噴霧は水平な方向を向き、上記第2噴霧は上記第1噴霧に対して上向きまたは下向きの角度を有する方向を向いていることを特徴とする、請求項6に記載の方法。
  9. 上記第1噴霧の上記中心軸はロータの中心に向けられ、上記第2噴霧の上記中心線は、上記第1噴霧と角度を付けた方向に向き、上記第2噴霧がロータの回転方向に、または、回転方向と反対方向に向けて液体のパターンを噴霧することを特徴とする、請求項7に記載の方法。
  10. ドアをボックスから分離するステップ、
    該ボックスの上方前端部をボックス・ホルダーの上方脚部の後方に配し、該ボックスを上方に持ち上げ、該ボックスを回転させて該ボックスの底部をボックス・ホルダー内に移動させ、該ボックスの下方前端部を該ボックス・ホルダーの下方フック上に移動させ、そして、該ボックスを下げて該ボックスの下方前端部を該下方フックの後方に設置することで、該ボックスをボックス洗浄機内のロータのボックス・ホルダーに取り付けるステップ、
    ロータを回転させるステップ、
    該ボックスに液体を噴霧するステップ、ならびに、
    該ボックスを乾燥させるステップを有するボックスおよびボックスに取りつけ可能なドアを備えたコンテナを洗浄する方法。
  11. さらに、上記ボックスへ第1の乾燥ガスを下向きに流すこと、および、ボックスに第2の乾燥ガスを噴射することでボックスを乾燥させるステップを備えた、請求項10に記載の方法。
  12. エンクロージャと、
    エンクロージャ内のロータと、
    ボックス・ホルダーの上端部に複数の上方フック、および、ボックス・ホルダーの下端部に複数の下方フックを備えている、エンクロージャと接したボックス・ホルダーとを有する、ボックス洗浄機。
  13. さらに、請求項12に記載のボックス洗浄機において、ボックス・ホルダーがロータの回転中心に向かって内側を向いている脚部を各フックに有することを特徴とする、請求項12に記載のボックス洗浄機。
  14. エンクロージャ内に回転可能に設置されたロータ、
    ボックスを保持するための位置を少なくとも1つ備えている、ロータ上の少なくとも1つのボックス・ホルダー・アセンブリ、および、
    ボックス・ドア保持位置を少なくとも1つ備えている、ロータ上の少なくとも1つのドア・ホルダー・アセンブリを有する、清浄環境下において平坦な物品を収容することに用いられる、ドアを備えたボックスを洗浄するためのシステム。
  15. ロータが4つのボックス・ホルダー・アセンブリおよび1つのドア・ホルダー・アセンブリを備えていることを特徴とする、請求項14に記載のシステム。
  16. 各ボックス・ドア保持位置が上方ドア・フック、下方ドア・フック、および、ドアガイドを備えていることを特徴とする、請求項14に記載のシステム。
  17. 上記上方ドア・フックおよび上記下方ドア・フックの少なくとも1つがフォークヘッドを備えていることを特徴とする、請求項16に記載のシステム。
  18. 上記フォークヘッドが長いアームおよび短いアームを供え、その間にフォークスロットを形成していることを特徴とする、請求項17に記載のシステム。
  19. 上記ドアガイドが、支持壁に対して斜めに延びる斜向壁を備えていることを特徴とする、請求項16に記載のシステム。
  20. 上記ドア・ホルダー・アセンブリが、上方コンパートメントおよび下方コンパートメントを形成している上端部プレート、中央部プレート、および、下端部プレートに取りつけられた左側部プレートおよび右側部プレートを備え、かつ、
    各コンパートメントが複数の上方および下方ドア・フックならびにドアガイドを有することを特徴とする、請求項14に記載のシステム。
  21. ボックス・ドアを第1の方向へ、洗浄装置内のドアガイドへ滑らせるステップ、
    少なくとも一方のドア側部を第2の方向へ移動させるステップ、および、
    該第2の方向と実質的に直交する第3の方向へドアを移動させるステップを有する、ボックス・ドアを洗浄する方法。
  22. 上記第1方向と上記第3方向とが鋭角をなす、請求項21に記載の方法。
  23. さらに、ドアがドア・フックと係合するまでドアを上記第3方向に移動させるステップを有する、請求項21に記載の方法。
  24. さらに、ドアを上記第2方向に移動させながら、上記ドアをドア・スロットに下ろすステップを有する、請求項21に記載の方法。
  25. さらに、洗浄装置内でボックス・ドアを回転させるステップ、および、
    ドアの外側端部を少なくとも1つのドア・フックで保持して、遠心力によるドアの運動を抑止するステップを有する、請求項21に記載の方法。
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