JPH11339481A - 半導体メモリ回路 - Google Patents

半導体メモリ回路

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JPH11339481A
JPH11339481A JP10142801A JP14280198A JPH11339481A JP H11339481 A JPH11339481 A JP H11339481A JP 10142801 A JP10142801 A JP 10142801A JP 14280198 A JP14280198 A JP 14280198A JP H11339481 A JPH11339481 A JP H11339481A
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JP
Japan
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sense amplifier
circuit
bit line
memory
memory block
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JP10142801A
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Takashi Ienaga
隆 家永
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NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
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NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 センスアンプの消費電流が少なく誤動作が防
げ高速動作が可能な半導体メモリ装置を提供する。 【解決手段】 半導体メモリ装置の各メモリブロック
は、デコーダ回路212、メモリセル211、ビット線
222の電位の変化を増幅するセンスアンプ210、セ
ンスアンプ210の出力をラッチするデータラッチ回路
209、ビット線222をディスチャージするためのn
MOSトランジスタ200〜206、センスアンプ停止
信号RDを生成するNAND回路207、およびリファ
レンス電圧発生回路208とによって構成される。 メ
モリブロック選択信号CSによってセンスアンプ停止信
号RDが生成され、その信号RDによってnMOSトラ
ンジスタ200〜206が動作して非選択状態のメモリ
ブロックのビット線222をディスチャージする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体メモリ装置に
関し、特にセンスアンプの消費電流が少なく誤動作が防
げ高速動作が可能な半導体メモリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マイコンに搭載される半導体メモ
リ装置(以下メモリと略称する)の容量は年々増加して
いる。
【0003】高速なマイコンでメモリの容量を増大させ
ると、ワード線やビット線の負荷容量が増し、スピード
低下を起こすため、メモリブロックを分割してスピード
を確保する必要が出てきた。
【0004】従来技術の高速な半導体メモリ装置は図6
に示されるような全体構成で、そのメモリブロックは図
7に示すような構成になっていた。またここで使用され
るセンスアンプ回路は図8のような構成になっている。
即ち、図6は従来技術の半導体メモリ装置のブロック構
成図であり、図7は図6のメモリブロックのブロック構
成図であり、図8は図7のセンスアンプの回路図であ
る。
【0005】従来の高速マイコンに搭載されるメモリで
は、図6から図8に示されるように分割したメモリブロ
ック601、602と、その出力をアドレス最上位61
1によって選択するためのインバータ回路605と、ト
ライステートバッファ603、604とを有する。
【0006】また、そのメモリブロック601、602
は、アドレス720をデコードしてワード線721を選
択するデコーダ回路712と、ワード線721から対応
するビット線722をアクティブにするメモリセル71
1と、各ビット線722の変化を増幅するセンスアンプ
710と、センスアンプ710の出力をプリチャージ信
号PRI=0の期間ラッチするデータラッチ回路709
と、センスアンプ710に与えるリファレンス電圧RR
EFを発生するリファレンス電圧発生回路708と、イ
ンバータ回路706とによって構成される。
【0007】そして、それぞれのセンスアンプ710の
回路はnMOSトランジスタ807〜811と、pMO
Sトランジスタ802〜806と、NOR回路801
と、インバータ回路812,813とによって構成され
ている。ここで信号PRIはプリチャージ信号、信号R
Dはセンスアンプ停止信号、信号Sはビット線、信号R
REFはリファレンス信号、信号SOUTはセンスアン
プ出力、信号OUTはメモリブロック出力である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】これら従来技術のメモ
リでは、図6に示されるように二つのメモリブロック6
01、602を常に動作させておいて、そのデータ出力
OUT0、OUT1をアドレス最上位611で選択する
ような構成になっていた。しかしこの構成では、メモリ
ブロックは選択、非選択に係らず常に動作状態にあるの
で、メモリブロックが増えるほど消費電力が増大すると
いう問題があった。これは、高速動作のために必要な構
成であったからである。
【0009】消費電力を減らすためにアドレス最上位6
11によって選択していないメモリブロックを停止させ
ればよいが、そうすると高速動作ができなくなるという
問題が発生する。この理由を以下に述べる。
【0010】全体の動作説明の前にセンスアンプ710
内の動作を図9を用いて説明する。図9は図8のセンス
アンプの回路のタイミングチャートである。まず最初
に、センスアンプ710を動作させるために、RREF
にはリファレンス電圧発生回路708で発生した所定の
リファレンス電圧が加えられている。そしてセンスアン
プ停止信号RD=0の場合を説明する。
【0011】期間901はプリチャージ信号PRI=1
なのでNOR回路801の出力が「0」となる。する
と、pMOSトランジスタ805がONし、ライン81
4の電位が上がっていく。このとき、ビット線Sがロウ
レベルならpMOSトランジスタ803もONしてい
て、これによりnMOSトランジスタ809もONす
る。するとライン814の電荷が流れてビット線Sをチ
ャージしていく。しかし、ビット線Sの電圧がある程度
上がったところでnMOSトランジスタ808はONし
始め、pMOSトランジスタ803はOFFし始めるた
め、ビット線Sが電源電圧に達する前にnMOSトラン
ジスタ809がOFFしビット線Sのプリチャージが終
わる。このようにして、ビット線SはpMOSトランジ
スタ803とnMOSトランジスタ808との比によっ
て設定された電源電圧以下の電位までしかプリチャージ
されない。(図9の符号905付近参照) 一方、pMOSトランジスタ806はpMOSトランジ
スタ805がONのためOFFとなり、リファレンス電
圧RREFでONされたnMOSトランジスタ811と
常にONのnMOSトランジスタ810によってインバ
ータ回路812の入力は「0」になり、したがってセン
スアンプ出力SOUTは「0」を出力する。また、この
期間中にアドレスが確定し、デコーダ回路712によっ
てワード線721が1本だけ選択される。期間903も
全く同様でプリチャージ期間と呼ばれる。
【0012】次に期間902、904を説明する。この
期間はサンプリング期間と呼ばれ、PRI=0となるの
でNOR回路801の出力が「1」となる。するとpM
OSトランジスタ805はOFFする。この時アドレス
をデコードした結果のワード線の選択によってあるビッ
ト線の電位が下がった場合を期間902、反対にビット
線の電位が変わらなかった場合を期間904として説明
する。
【0013】まず期間902であるが、この場合ビット
線の電位が下がる。するとpMOSトランジスタ803
がONし始め、nMOSトランジスタ808がOFFし
始めるのでnMOSトランジスタ809がONし始め、
ライン814の電位が下がる。するとpMOSトランジ
スタ806がONし始め、インバータ回路812の入力
の電位が上がり始め、センスアンプ出力SOUTが
「1」になっていく。ビット線の電圧が電源電圧より低
い設定された電圧にプリチャージされていたため、ビッ
ト線のディスチャージを高速に行うことができ、よって
センスアンプの高速動作が可能になる。期間904の場
合は、ビット線の電位が変化しないので、センスアンプ
回路内の各部の電位も変わらず期間903の出力がその
まま出力される。
【0014】次に信号RD=1の場合は、nMOSトラ
ンジスタ807がON,pMOSトランジスタ802が
OFF、NOR回路801が「0」を出力するため、n
MOSトランジスタ809がOFF、pMOSトランジ
スタ805がONとなってPRIに関わらずライン81
4はプリチャージ状態、ビット線SはnMOSトランジ
スタ809によって切断された状態になる。従ってリフ
ァレンス電圧RREFによってONされたnMOSトラ
ンジスタ811と常にONのnMOSトランジスタ81
0によってSOUTからは「0」が常に出力される。こ
れはどの期間でも同様である。これまでの説明で分かる
ようにセンスアンプはRD=0で動作し、RD=1でビ
ット線が切り離された停止状態になり、SOUTからは
常に「0」を出力する。
【0015】次に従来の構成でアドレス最上位によって
センスアンプを停止させるには図10の全体構成でメモ
リブロックは図11のような構成とすることが考えられ
る。この時の動作を図10と図11と図12を用いて説
明する。図10はアドレス最上位によりセンスアンプを
停止させる半導体メモリ装置のブロック構成図であり、
図11はアドレス最上位によりセンスアンプを停止させ
るメモリブロックのブロック構成図であり、図12はア
ドレス最上位によりセンスアンプを停止させる動作のタ
イムチャートであり、図12中実線は誤動作波形、点線
は理想波形を表す。
【0016】図7の従来例のメモリブロックと比較する
と図11のメモリブロックではセンスアンプ1110の
センスアンプ停止信号RDにインバータ回路706に代
わったNAND回路1107を経由してメモリブロック
選択信号CSが入力している。
【0017】ここでリファレンス電圧発生回路1108
はスイッチングに時間がかかるので信号REFONは常
にONさせておく。
【0018】まず、図12におけるアドレス最上位ビッ
トが「0」の期間1201〜1204の説明を行う。期
間1201はプリチャージ期間であり、メモリブロック
1002において、選択信号CSは「1」であり選択状
態である。したがってNAND回路1107は「0」を
出力し、センスアンプ停止信号RDは「0」となる。こ
のときのセンスアンプ1110はプリチャージ状態で、
ビット線1122は電源電圧より低く設定された所定の
電圧にプリチャージされる。
【0019】一方、メモリブロック1001において
は、選択信号CSは「0」であり非選択状態である。し
たがってNAND回路1107は「1」を出力し、セン
スアンプ停止信号RDが「1」なので、センスアンプ1
110は停止する。この時ビット線1122はセンスア
ンプから切り離された状態となる。このような状態のビ
ット線1122は、他の信号からのカップリングや外来
ノイズの影響で電荷がチャージアップされる可能性があ
る。
【0020】次に期間1202を説明すると、メモリブ
ロック1002においては選択信号CSが「1」なの
で、センスアンプ1110はサンプリング状態となり、
ビット線1122がディスチャージされ、SOUTが
「1」となりメモリブロック出力OUTも期間1202
終了直前に「1」となる。メモリブロック1001にお
いては選択信号CSが「0」なので、前記と同じように
センスアンプ1110は停止し続ける。この時にも期間
1201と同様に電荷がチャージアップされる可能性が
ある。
【0021】期間1203は期間1201と全く同じプ
リチャージ状態になり、期間1204は期間1202と
ほぼ同様だが、ビット線1122が変化しないのでメモ
リブロック出力OUTは「0」となる。
【0022】次に、図12におけるアドレス最上位ビッ
トが「1」になった期間1205〜1208について説
明する。まず、期間1205はプリチャージ状態とな
る。メモリブロック1002ではRD=0となるのでセ
ンスアンプ1110がプリチャージ状態でビット線11
22は切り離された状態になる。従って、またここでも
図12に示すようにビット線1122に電荷がチャージ
アップされる可能性がある。メモリブロック1001で
はプリチャージしようとするが、ビット線1122は既
に設定電圧以上の電位になっているのでこれ以上はプリ
チャージされない。
【0023】次に期間1206であるが、メモリブロッ
ク1002では期間1205と同じ状態を続ける。一方
メモリブロック1001ではビット線1122の電位が
下がり始める。しかし他の信号とのカップリングや外来
ノイズの影響により、あらかじめ設定した電位よりも高
い電位にチャージアップされていたため、これをディス
チャージするのに本来より時間がかってしまう。これに
よってセンスアンプ出力SOUTの変化が遅れ、結局デ
ータラッチ回路1109には誤ったデータ「0」がラッ
チされてしまう。
【0024】期間1207,1208ではビット線11
22が一度ディスチャージされたため正常の動作を行う
が、メモリブロックの選択が変った直後の期間120
9、1210では同じような誤動作を起こす。
【0025】このように従来のメモリではアドレスによ
ってセンスアンプを停止させる構成にすると、メモリブ
ロックの切り替えの時に動作が遅くなってしまい、誤動
作を起こす可能性があるという問題がありこのままでは
使用できなかった。
【0026】本発明の目的は、センスアンプの消費電流
が少なく誤動作が防げ高速動作が可能な半導体メモリ装
置を提供することにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体メモリ装
置は、複数のメモリブロックを備えた半導体メモリ装置
であって、データが記憶されるメモリセルとそのメモリ
セルと接続するビット線の電位の変化を増幅するセンス
アンプとそのセンスアンプの出力を所定の期間にラッチ
するデータラッチ回路とを有する複数のメモリブロッ
ク、およびアドレスのデコードによりメモリブロックを
選択する選択手段を備えている。メモリブロックには、
そのメモリブロックが非選択状態のときにそのメモリブ
ロックのセンスアンプを動作状態から停止状態に切り替
える切替手段と、そのセンスアンプに接続するビット線
をディスチャージするための放電手段とを有している。
【0028】切替手段が、メモリブロックが非選択状態
の場合にセンスアンプにセンスアンプ停止信号を出力す
る論理回路であり、放電手段が、メモリブロックが非選
択状態の場合に複数のビット線を接地する、それぞれの
そのビット線に接続されたMOSトランジスタ回路であ
ってもよい。
【0029】一つの実施の態様としては、半導体メモリ
装置は、アドレスを入力しデータを出力する2個のメモ
リブロック、アドレス最上位によりメモリブロックの出
力を選択する2個のトライステートバッファ、メモリブ
ロックの選択信号を生成しトライステートバッファを制
御するインバータ回路とで構成され、それぞれのメモリ
ブロックは、アドレスをデコードするデコーダ回路、デ
ータが記憶されるメモリセル、そのメモリセルと接続す
るビット線、そのビット線の電位の変化を増幅するセン
スアンプ、そのセンスアンプの出力をプリチャージ信号
が「0」の期間にラッチするデータラッチ回路、メモリ
ブロック選択信号とリファレンス電圧ON信号を受けて
センスアンプ停止信号を生成するNAND回路、各ビッ
ト線をディスチャージするためにセンスアンプ停止信号
を受けてそのビット線を接地するそれぞれのビット線に
接続されたnMOSトランジスタ、センスアンプにリフ
ァレンス電圧を供給するリファレンス電圧発生回路とに
よって構成されていてもよい。
【0030】また、ビット線はメモリセルと接続する複
数のビット線から所定のビット線を選択してセンスアン
プに接続可能なYセレクタ回路を有していてもよい。
【0031】この場合、切替手段が、メモリブロックが
非選択状態の場合にセンスアンプにセンスアンプ停止信
号を出力する論理回路であり、放電手段が、メモリセル
に接続するそれぞれのビット線とセンスアンプに接続す
るビット線とに接続され、そのビット線が非選択状態の
場合にそのビット線を接地するMOSトランジスタ回路
であってもよい。
【0032】その一つの実施の態様としては、メモリブ
ロックは、アドレスをデコードしワード線を選択するX
デコーダ回路と、選択したそのワード線に対応して所定
の2本のビット線をアクティブにするメモリセルと、メ
モリセルと接続する2本のビット線から所定のビット線
を選択するYセレクタ回路と、そのYセレクタ回路で選
択されたビット線の変化を増幅するセンスアンプと、セ
ンスアンプの出力をプリチャージ信号が「0」の期間ラ
ッチするデータラッチ回路と、リファレンス電圧発生回
路と、選択信号を受けてセンスアンプとYセレクタ回路
とにセンスアンプ停止信号を出力するNAND回路とで
構成され、Yセレクタ回路は、メモリセルと接続する2
本のビット線をセンスアンプに接続する1本のビット線
に選択的に接続するための2個のnMOSトランジスタ
と1個のインバータ回路と、3本のビット線をディスチ
ャージするための3個のnMOSトランジスタと、メモ
リセルと接続する2本のビット線を選択的にディスチャ
ージする信号を作成する2個のOR回路とから構成され
ていてもよい。
【0033】本発明は、高速マイコンに搭載される半導
体メモリ装置において、複数のメモリブロックを搭載し
た構成の場合に、アクセスする必要のないメモリブロッ
クのセンスアンプが動作をしないようにすると同時にビ
ット線をロウレベルに設定する回路を設けたことを特徴
としている。
【0034】メモリブロック選択信号はメモリブロック
を排他的に選択し、選択されない方のメモリブロックは
センスアンプを停止する。また、このときセンスアンプ
を停止している方のメモリブロックのビット線をディス
チャージし、ビット線をロウレベルに保つ。
【0035】従って、選択されなかった方のメモリブロ
ックのセンスアンプが停止しているため、その分の消費
電力が抑えられる。また、センスアンプ停止中にビット
線がロウレベルに固定されているので、再び動作開始し
たときの誤動作がなくなるという効果が得られる。
【0036】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施
の形態の半導体メモリ装置のブロック構成図であり、図
2は図1のメモリブロックのブロック構成図である。
【0037】図1に示されるように本発明の第1の実施
の形態の全体構成は、アドレスを入力しデータを出力す
るメモリブロック101、102、アドレス最上位11
1でメモリブロック101、102の出力を選択するト
ライステートバッファ103、104、メモリブロック
102の選択信号を生成し、トライステートバッファ1
04を制御するインバータ回路105とで構成される。
【0038】また、図2に示されるように、本発明の第
1の実施の形態のメモリブロック101、102は、ア
ドレス220をデコードしてワード線221を選択する
デコーダ回路212、データが記憶されワード線221
からビット線222をアクティブにするメモリセル21
1、ビット線222の電位の変化を増幅するセンスアン
プ210、センスアンプ210の出力をプリチャージ信
号PRI=0の期間にラッチするデータラッチ回路20
9、ビット線222をディスチャージするためのnMO
Sトランジスタ200〜206、センスアンプ停止信号
RDを生成するNAND回路207、センスアンプ21
0にリファレンス電圧RREFを供給するリファレンス
電圧発生回路208とによって構成される。ここで信号
PRIはデータラッチ回路209のクロックにも使われ
るプリチャージ信号、信号REFONはリファレンス電
圧発生ON信号、信号CSはメモリブロック選択信号で
ある。
【0039】信号REFONと信号CSによってセンス
アンプ停止信号RDが生成されている点と、その信号R
Dによってビット線222をディスチャージするnMO
Sトランジスタ200〜206が存在することが特徴と
なっている。
【0040】図2のメモリブロックで用いられているセ
ンスアンプ210の回路は従来技術の図8と同様の構成
であるのでここでは説明を省略する。
【0041】次に本発明の第1の実施の形態の全体の動
作を図1、図2、図3を用いて説明する。図3は本発明
の第1の実施の形態のアドレス最上位によりセンスアン
プを停止させる動作のタイムチャートである。また、セ
ンスアンプの回路は従来技術の図8と同様の構成であ
り、その動作のタイミングチャートも図9と同じなので
図8と図9も参照する。
【0042】リファレンス電圧発生回路208はスイッ
チングに時間がかかるので信号REFONは常にONさ
せておくものとする。
【0043】まず、図3においてアドレス最上位111
のビットが「0」の期間301〜304の説明を行う。
期間301においてここはプリチャージ期間であり、メ
モリブロック102において、選択信号CSは「1」で
あり選択状態。したがってNAND回路207は「0」
を出力する。するとセンスアンプ停止信号RDは「0」
となり、nMOSトランジスタ200〜206はすべて
OFFとなる。このときのセンスアンプ210はプリチ
ャージ状態で、ビット線222は電源電圧より低い設定
された電圧にプリチャージされる。
【0044】一方、メモリブロック101においては、
選択信号CSは「0」であり非選択状態である。従って
NAND回路207は「1」を出力し、センスアンプ停
止信号RDは「1」となるのでnMOSトランジスタ2
00〜206はすべてONとなり、全てのビット線22
2がディスチャージされロウレベルに固定される。ま
た、センスアンプ停止信号RDが「1」なので、センス
アンプ210は停止する。
【0045】次に期間302を説明すると、メモリブロ
ック102においては選択信号CSが「1」なので、セ
ンスアンプ210はサンプリング状態となり、ビット線
Sがディスチャージされ、センスアンプ出力SOUTが
「1」となりメモリブロック出力OUTも期間302終
了間際に「1」となる。メモリブロック101において
は選択信号CSが「0」なので、前記と同じようにセン
スアンプは停止し続ける。
【0046】期間303は期間301と全く同様にプリ
チャージ状態となり、期間304は期間302とほぼ同
様だが、ビット線Sが変化しないのでメモリブロック出
力OUTは「0」となる。
【0047】次に、アドレス最上位111ビットが
「1」になった期間305〜308については、前記説
明でメモリブロック101,102が入れ替わっただけ
の全く同じような動作をする。
【0048】図3を従来技術の図12と比較して本発明
と従来技術の半導体メモリ装置の相違点について説明す
る。従来技術ではビット線はセンスアンプから切り離さ
れた状態であっても、他の信号からのカップリングや外
来ノイズの影響で電荷がチャージアップされる可能性が
ある。このためビット線があらかじめ設定した電位より
も高い電位にチャージアップされてしまうため、これを
ディスチャージするのに本来より時間がかってしまう。
従ってセンスアンプ出力SOUTの変化が遅れ、結局デ
ータラッチ回路には誤ったデータ「0」がラッチされて
しまうという問題があった。
【0049】これに対し本発明の第1の実施の形態では
センスアンプから切り離された状態のビット線は、メモ
リブロック選択信号CSにより作動するnMOSトラン
ジスタ200〜206によりディスチャージされるの
で、ビット線をロウレベルに保たれる。従って、選択さ
れなかった方のメモリブロックのセンスアンプが停止し
ているため、その分の消費電力が抑えられ、また、セン
スアンプ停止中にビット線がロウレベルに固定されてい
るので、再び動作開始したときの誤動作がなくなるとい
う効果が得られる。
【0050】次に本発明の第2の実施の形態について説
明する。図4は本発明の第2の実施の形態のメモリブロ
ックのブロック構成図である。その基本的構成は図2の
第1の実施の形態のメモリブロックと同様であるが、Y
セレクタ回路413によってビット線S422が分割さ
れている。図5は図4のYセレクタ回路の回路図であ
る。半導体メモリ装置全体の構成は図1と同じである。
【0051】図4に示すように、本発明の第2の実施例
の形態のメモリブロックは、アドレス420をデコード
しワード線421を選択するXデコーダ回路412と、
選択したワード線421に対応してビット線423B
1、B2、をアクティブにするメモリセル411と、メ
モリセル411と接続するビット線423B1、B2か
らセンスアンプ410に接続するビット線S422を選
択するYセレクタ回路413と、ビット線の変化を増幅
するセンスアンプ回路410と、センスアンプ出力をプ
リチャージ信号PRI=0の期間ラッチするデータラッ
チ回路409とリファレンス電圧発生回路408とNA
ND回路407とで構成される。
【0052】また、Yセレクタ回路413は図5に示す
ように、各ビット線をディスチャージするnMOSトラ
ンジスタ501〜503と、ビット線B1、B2をビッ
ト線Sに選択的に接続するためのnMOSトランジスタ
504、505とインバータ回路508と、ビット線B
1、B2をディスチャージする信号を作成するOR回路
506、507とから構成されている。
【0053】Yセレクタ回路は図5に示す通り、センス
アンプ停止信号RD=0で、アドレス信号AD=1の場
合、nMOSトランジスタ504がONしてビット線B
1がビット線Sに接続され、OR回路507の出力が
「1」になるのでnMOSトランジスタ503がONし
ビット線B2はディスチャージされる。
【0054】センスアンプ停止信号RD=0で、アドレ
ス信号AD=0の場合、インバータ回路508が「1」
を出力するので、nMOSトランジスタ505がONし
てビット線B2がビット線Sに接続され、OR回路50
6の出力が「1」になるのでnMOSトランジスタ50
2がONしビット線B1はディスチャージされる。
【0055】またRD=1の場合、OR回路506、5
07の出力が「1」になるのでビット線S,B1,B2
がディスチャージされる。
【0056】Yセレクタ回路を持ったメモリブロックで
は、Yセレクタで切り離された方のビット線は、従来例
と同様にカップリングや外来ノイズによりチャージアッ
プされる可能性があるので、本実施例のように選択され
ていない方のビット線をディスチャージしておく回路を
付加することにより、常に所定の設定されたプリチャー
ジ電圧を得ることができ、従って高速動作が可能にな
る。
【0057】なお、上述の実施の形態では、説明を簡単
にするためにメモリブロックを2つとし、アドレス最上
位のみでブロックを切り替えられるようなメモリサイズ
を想定して説明を行ったが、どんなメモリサイズでも、
また二つ以上のメモリブロックを使った場合でも、アド
レスをデコードして各々のメモリブロックを排他的に選
択するようにすれば、同様な効果が得られることは明白
である。
【0058】また第2の実施形態ではYセレクタにメモ
リセルから2本のビット線が接続する例で説明したが、
2本以上のビット線を接続する場合でも、アドレスをデ
コードして各々のビット線を排他的に選択するようにす
れば、同様な効果が得られることは明白である。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による非選
択メモリブロックのビット線をディスチャージする構成
の半導体メモリ装置を用いることによって高速動作に支
障を生ずることなくアドレスによってメモリブロック内
のセンスアンプを動作/停止状態に切り替えることが可
能となったので、センスアンプで消費される電流を削減
することができるという第1の効果がある。
【0060】また、メモリブロック非選択時に、ビット
線はディスチャージされているので、非選択時にビット
線に他の信号とのカップリングや外来ノイズなどによっ
て余計な電荷がチャージアップされる可能性がなくな
る。従って、再び選択され動作を始めた時にビット線に
所定のプリチャージ電圧が得られるので、動作が遅くな
って誤動作してしまう可能性がない。つまり、常に高速
動作が可能になるという第2の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の半導体メモリ装置
のブロック構成図である。
【図2】図1のメモリブロックのブロック構成図であ
る。
【図3】本発明の第1の実施の形態のアドレス最上位に
よりセンスアンプを停止させる動作のタイムチャートで
ある。
【図4】本発明の第2の実施の形態のメモリブロックの
ブロック構成図である。
【図5】図4のYセレクタ回路の回路図である。
【図6】従来技術の半導体メモリ装置のブロック構成図
である。
【図7】図6のメモリブロックのブロック構成図であ
る。
【図8】図7のセンスアンプの回路図である。
【図9】図8のセンスアンプの回路のタイミングチャー
トである。
【図10】アドレス最上位によりセンスアンプを停止さ
せる半導体メモリ装置のブロック構成図である。
【図11】アドレス最上位によりセンスアンプを停止さ
せるメモリブロックのブロック構成図である。
【図12】アドレス最上位によりセンスアンプを停止さ
せる動作のタイムチャートである。
【符号の説明】
101、102、601、602、1001、1002
メモリブロック 103、104、603、604、1003、1004
トライステートバッファ 105、605、1005 インバータ回路 110、610、1010 アドレスバス 111、611、1011 アドレス最上位 120、620、1020 データバス 200〜206 nMOSトランジスタ 207、407、1107 NAND回路 208、408、708、1108 リファレンス電
圧発生回路 209、409、709、1109 データラッチ回
路 210、410、710、1110 センスアンプ 211、411、711、1111 メモリセル 212、712、1112 デコーダ回路 220、420、720、1120 アドレス 221、421、721、1121 ワード線 222、422、423、722、1122 ビット
線 301〜311、1201〜1211 期間 412 Xデコーダ回路 413 Yセレクタ回路 501〜505 nMOSトランジスタ 506、507 OR回路 508、706 インバータ回路 801 NOR回路 802〜806 pNOSトランジスタ 807〜811 nMOSトランジスタ 812、813 インバータ 901、903 プリチャージ期間 902、904 サンプリング期間 905 ビット線プリチャージ状態 AD アドレス信号 B1、B2、S ビット線 CS メモリブロック選択信号 OUT メモリブロック出力 PRI プリチャージ信号 RD センスアンプ停止信号 REFON リファレンス電圧ON信号 RRFF リファレンス信号 SOUT センスアンプ出力
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 半導体メモリ回路
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】 前記切替手段が、前記メモリブロックが
非選択状態の場合に前記センスアンプにセンスアンプ停
止信号を出力する論理回路であり、 前記放電手段が、前記メモリブロックが非選択状態の場
合に複数の前記ビット線を接地する、それぞれの該ビッ
ト線に接続されたMOSトランジスタ回路である、請求
項1に記載の半導体メモリ回路。
【請求項】 前記切替手段が、前記メモリブロックが
非選択状態の場合に前記センスアンプにセンスアンプ停
止信号を出力する論理回路であり、 前記放電手段が、前記メモリセルに接続するそれぞれの
前記ビット線と前記センスアンプに接続する前記ビット
線とに接続され、該ビット線が非選択状態の場合に該ビ
ット線を接地するMOSトランジスタ回路である、請求
に記載の半導体メモリ回路。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体メモリ回路
関し、特にセンスアンプの消費電流が少なく誤動作が防
げ高速動作が可能な半導体メモリ回路に関する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】近年、マイコンに搭載される半導体メモ
回路(以下メモリと略称する)の容量は年々増加して
いる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】従来技術の高速な半導体メモリ回路は図6
に示されるような全体構成で、そのメモリブロックは図
7に示すような構成になっていた。またここで使用され
るセンスアンプ回路は図8のような構成になっている。
即ち、図6は従来技術の半導体メモリ回路のブロック構
成図であり、図7は図6のメモリブロックのブロック構
成図であり、図8は図7のセンスアンプの回路図であ
る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】次に従来の構成でアドレス最上位によって
センスアンプを停止させるには図10の全体構成でメモ
リブロックは図11のような構成とすることが考えられ
る。この時の動作を図10と図11と図12を用いて説
明する。図10はアドレス最上位によりセンスアンプを
停止させる半導体メモリ回路のブロック構成図であり、
図11はアドレス最上位によりセンスアンプを停止させ
るメモリブロックのブロック構成図であり、図12はア
ドレス最上位によりセンスアンプを停止させる動作のタ
イムチャートであり、図12中実線は誤動作波形、点線
は理想波形を表す。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】本発明の目的は、センスアンプの消費電流
が少なく誤動作が防げ高速動作が可能な半導体メモリ
を提供することにある。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体メモリ
は、複数のメモリブロックと、アドレス信号により前
記メモリブロックを選択する選択手段とを備えた半導体
メモリ回路であって、メモリブロックは、複数のワード
線と複数のビット線の交点に配列されてデータが記憶さ
れる複数のメモリセルと、そのビット線の電位の変化を
増幅するセンスアンプとを備え、メモリブロックには、
さらに選択手段の出力に対応してセンスアンプの活性状
態を制御するセンスアンプ制御手段と、そのセンスアン
プ制御手段で非活性状態にされたセンスアンプに接続す
るビット線をディスチャージするための放電手段とを有
している。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】メモリブロックは、センスアンプの出力を
所定の期間にラッチするデータラッチ回路を有していて
もよく、切替手段が、メモリブロックが非選択状態の場
合にセンスアンプにセンスアンプ停止信号を出力する論
理回路であり、放電手段が、メモリブロックが非選択状
態の場合に複数のビット線を接地する、それぞれのその
ビット線に接続されたMOSトランジスタ回路であって
もよい。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】一つの実施の態様としては、半導体メモリ
回路は、アドレスを入力しデータを出力する2個のメモ
リブロック、アドレス最上位によりメモリブロックの出
力を選択する2個のトライステートバッファ、メモリブ
ロックの選択信号を生成しトライステートバッファを制
御するインバータ回路とで構成され、それぞれのメモリ
ブロックは、アドレスをデコードするデコーダ回路、デ
ータが記憶されるメモリセル、そのメモリセルと接続す
るビット線、そのビット線の電位の変化を増幅するセン
スアンプ、そのセンスアンプの出力をプリチャージ信号
が「0」の期間にラッチするデータラッチ回路、メモリ
ブロック選択信号とリファレンス電圧ON信号を受けて
センスアンプ停止信号を生成するNAND回路、各ビッ
ト線をディスチャージするためにセンスアンプ停止信号
を受けてそのビット線を接地するそれぞれのビット線に
接続されたnMOSトランジスタ、センスアンプにリフ
ァレンス電圧を供給するリファレンス電圧発生回路とに
よって構成されていてもよい。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】本発明は、高速マイコンに搭載される半導
体メモリ回路において、 複数のメモリブロックを搭載
した構成の場合に、 アクセスする必要のないメモリブ
ロックのセンスアンプが動作をしないようにすると同時
に ビット線をロウレベルに設定する回路を設けたこと
を特徴としている。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施
の形態の半導体メモリ回路のブロック構成図であり、図
2は図1のメモリブロックのブロック構成図である。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正内容】
【0048】図3を従来技術の図12と比較して本発明
と従来技術の半導体メモリ回路の相違点について説明す
る。従来技術ではビット線はセンスアンプから切り離さ
れた状態であっても、他の信号からのカップリングや外
来ノイズの影響で電荷がチャージアップされる可能性が
ある。このためビット線があらかじめ設定した電位より
も高い電位にチャージアップされてしまうため、これを
ディスチャージするのに本来より時間がかってしまう。
従ってセンスアンプ出力SOUTの変化が遅れ、結局
データラッチ回路には誤ったデータ「0」がラッチされ
てしまうという問題があった。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0050
【補正方法】変更
【補正内容】
【0050】次に本発明の第2の実施の形態について説
明する。図4は本発明の第2の実施の形態のメモリブロ
ックのブロック構成図である。その基本的構成は図2の
第1の実施の形態のメモリブロックと同様であるが、Y
セレクタ回路413によってビット線S422が分割さ
れている。図5は図4のYセレクタ回路の回路図であ
る。半導体メモリ回路全体の構成は図1と同じである。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0059
【補正方法】変更
【補正内容】
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による非選
択メモリブロックのビット線をディスチャージする構成
の半導体メモリ回路を用いることによって高速動作に支
障を生ずることなくアドレスによってメモリブロック内
のセンスアンプを動作/停止状態に切り替えることが可
能となったので、センスアンプで消費される電流を削減
することができるという第1の効果がある。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】本発明の第1の実施の形態の半導体メモリ回路
のブロック構成図である。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】従来技術の半導体メモリ回路のブロック構成図
である。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】アドレス最上位によりセンスアンプを停止さ
せる半導体メモリ回路のブロック構成図である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のメモリブロックを備えた半導体メ
    モリ装置であって、 前記半導体メモリ装置は、データが記憶されるメモリセ
    ルと該メモリセルと接続するビット線の電位の変化を増
    幅するセンスアンプと該センスアンプの出力を所定の期
    間にラッチするデータラッチ回路とを有する複数の前記
    メモリブロック、およびアドレスのデコードにより前記
    メモリブロックを選択する選択手段を備え、 前記メモリブロックには、該メモリブロックが非選択状
    態のときに該メモリブロックの前記センスアンプを動作
    状態から停止状態に切り替える切替手段と、該センスア
    ンプに接続する前記ビット線をディスチャージするため
    の放電手段とを有することを特徴とする半導体メモリ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記切替手段が、前記メモリブロックが
    非選択状態の場合に前記センスアンプにセンスアンプ停
    止信号を出力する論理回路であり、 前記放電手段が、前記メモリブロックが非選択状態の場
    合に複数の前記ビット線を接地する、それぞれの該ビッ
    ト線に接続されたMOSトランジスタ回路である、請求
    項1に記載の半導体メモリ回路。
  3. 【請求項3】 前記半導体メモリ装置は、アドレスを入
    力しデータを出力する2個の前記メモリブロック、アド
    レス最上位により前記メモリブロックの出力を選択する
    2個のトライステートバッファ、前記メモリブロックの
    選択信号を生成し前記トライステートバッファを制御す
    るインバータ回路とで構成され、 それぞれの前記メモリブロックは、アドレスをデコード
    するデコーダ回路、データが記憶される前記メモリセ
    ル、該メモリセルと接続する前記ビット線、該ビット線
    の電位の変化を増幅する前記センスアンプ、該センスア
    ンプの出力をプリチャージ信号が「0」の期間にラッチ
    するデータラッチ回路、メモリブロック選択信号とリフ
    ァレンス電圧ON信号を受けてセンスアンプ停止信号を
    生成するNAND回路、各前記ビット線をディスチャー
    ジするために前記センスアンプ停止信号を受けて該ビッ
    ト線を接地するそれぞれのビット線に接続されたnMO
    Sトランジスタ、前記センスアンプにリファレンス電圧
    を供給するリファレンス電圧発生回路とによって構成さ
    れる請求項2に記載の半導体メモリ回路。
  4. 【請求項4】 前記ビット線は前記メモリセルと接続す
    る複数のビット線から所定のビット線を選択して前記セ
    ンスアンプに接続可能なYセレクタ回路を有する請求項
    1に記載の半導体メモリ回路。
  5. 【請求項5】 前記切替手段が、前記メモリブロックが
    非選択状態の場合に前記センスアンプにセンスアンプ停
    止信号を出力する論理回路であり、 前記放電手段が、前記メモリセルに接続するそれぞれの
    前記ビット線と前記センスアンプに接続する前記ビット
    線とに接続され、該ビット線が非選択状態の場合に該ビ
    ット線を接地するMOSトランジスタ回路である、請求
    項4に記載の半導体メモリ回路。
  6. 【請求項6】 前記メモリブロックは、アドレスをデコ
    ードしワード線を選択するXデコーダ回路と、選択した
    該ワード線に対応して所定の2本の前記ビット線をアク
    ティブにする前記メモリセルと、前記メモリセルと接続
    する2本の前記ビット線から所定のビット線を選択する
    Yセレクタ回路と、該Yセレクタ回路で選択されたビッ
    ト線の変化を増幅するセンスアンプと、センスアンプの
    出力をプリチャージ信号が「0」の期間ラッチする前記
    データラッチ回路と、リファレンス電圧発生回路と、選
    択信号を受けて前記センスアンプと前記Yセレクタ回路
    とにセンスアンプ停止信号を出力するNAND回路とで
    構成され、 前記Yセレクタ回路は、前記メモリセルと接続する2本
    の前記ビット線を前記センスアンプに接続する1本のビ
    ット線に選択的に接続するための2個のnMOSトラン
    ジスタと1個のインバータ回路と、3本の前記ビット線
    をディスチャージするための3個のnMOSトランジス
    タと、前記メモリセルと接続する2本の前記ビット線を
    選択的にディスチャージする信号を作成する2個のOR
    回路とから構成されている請求項5に記載の半導体メモ
    リ回路。
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