JPH11339358A - ディスクプレーヤ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のディスクを自動交換し情報を再生させ
る可動機構を適正位置に停止させる検出部が故障少なく
長寿命を保ち得るディスクプレーヤを提供する。 【解決手段】 カム１０の外周部に設けられ可動シャー
シ７の停止位置を指示する停止表示部１１と、前記カム
１０の正逆回転時に前記停止表示部１１を検出して正回
転時と逆回転時とで異なった数のパルス信号を出力する
パルス信号発生手段１２と、このパルス信号発生手段１
２からのパルス信号を受けて前記カム１０の回転を停止
させ、情報再生手段をディスク再生位置にセットまたは
所定位置に退避させる制御を行う制御手段１５と、を備
えた。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、プレーヤ本体に出
し入れ自在のスライドトレーに回転自在に支持されたロ
ータリートレーに複数のディスクを載置し、このディス
クを自動交換するディスクプレーヤに係り、より詳細に
は、ディスクの情報再生時にカムの回転を検出して可動
機構を停止しディスク再生部を適正位置にセットさせる
ディスクプレーヤに関する。

【０００２】

【従来の技術】コンパクトディスク（ＣＤ）等の光ディ
スクを複数枚セットして任意のディスクを選択操作する
と、そのディスクの情報を自動再生させるディスクプレ
ーヤのうち、カルーセル型は、プレーヤ本体にスライド
トレーを出し入れ自在に設け、このスライドトレーにロ
ータリートレーを回転自在に支持する構成になってい
る。このロータリートレーは、上面にディスクを載置す
るディスク載置面を複数形成しており、トレー支持板の
上部に配置されている。このトレー支持板は、下部に可
動シャーシの一端を可動自在に取り付けており、この可
動シャーシ上にディスクの情報を再生するディスク再生
部が配設されている。一方、可動シャーシの他端は、係
合突部を突設しており、この係合突部をカムの外周面に
形成した係合溝部に係合するようになっている。

【０００３】このカム２０は、図６および図７に示すよ
うに、上部が略円筒状に形成され、外周部に左右のスト
ッパ２１ａ，２１ｂを設けてある。このストッパ２１
ａ，２１ｂは、カム２０の円筒状の上部を周方向に所要
の長さだけ凹状に切り欠いて段差を形成したもので、ス
イッチ２２を動作させるようになっている。このスイッ
チ２２は、可動接点２２ａと１対の固定接点２２ｂ，２
２ｃとからなり、この両接点２２ｂ，２２ｃの中央に可
動接点２２ａが小間隙を有して配置され、絶縁部材２３
に固着されている。このスイッチ２２は、可動接点２２
ａの先端を前記凹状部２１に臨ませて、トレー支持板に
取り付けられている。なお、このスイッチ２２は、信号
変換器２４を介しマイコン２５に接続されている。

【０００４】以上のように構成されたディスクプレーヤ
は、ユーザーの操作に応じてマイコン２５がディスクの
自動交換モードに移行し、モーターを正回転させる。こ
れに伴ってロータリートレーが連動し、ディスク載置面
の何れかがディスク再生位置側へ向けて移動する。この
後、マイコン２５がモーターを逆回転させると、カム２
０が連動して可動シャーシが上動しディスク読取ヘッド
がディスク再生位置側に接近する。そして、カム２０の
左側ストッパ２１ｂにスイッチ２２の可動接点２２ａが
当接したとき、可動接点２２ａが若干曲がり変形して固
定接点２２ｃに接触し、スイッチオンとなって信号変換
器２４からオン信号がマイコン２５に送出される。この
マイコン２５は、送信信号を受けると、前記モーターの
回転を停止させ、ディスク読取ヘッドをディスク再生位
置にセットする（この時点では、ディスク載置面の１つ
がディスク再生位置にセットされている）。再生動作後
は、カム２０が正回転し可動シャーシの下動により、デ
ィスク読取ヘッドがディスク再生位置から離反する。そ
して、カム２０の右側ストッパ２１ａにスイッチ２２の
可動接点２２ａが当接したとき、スイッチオンとなって
モーターの回転が停止し、可動シャーシが所定位置に退
避する。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ディス
クプレーヤは、カム２０が左右に回転する毎にカム２０
のストッパ２１ａまたは２１ｂに可動接点２２ａが当接
し、曲がり変形することで固定接点２２ｂもしくは２２
ｃに接触することから、複数のディスク載置面を有しデ
ィスク交換の頻度が高いディスクプレーヤにおいては、
可動接点２２ａおよび固定接点２２ｂ，２２ｃの金属疲
労が著しく、劣化によってこれら接点が折損することが
あった。また、この可動接点２２ａまたは固定接点２２
ｂ，２２ｃの何れが折損した場合も、信号変換器２４か
らオン信号が出力されないために、ディスク読取ヘッド
をディスク再生位置にセットできない不具合が生じた
り、可動シャーシを所定位置に退避できず、次のディス
ク交換時のタイミングがずれて再生不能が生じる等の問
題が残されていた。

【０００６】本発明は、上記課題に鑑みて創案されたも
ので、複数のディスクを自動交換し情報を再生させる可
動機構を適正位置に停止させる検出部が故障少なく長寿
命を保ち得るディスクプレーヤを提供することを目的と
している。

【０００７】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のうち請求項１に記載の発明は、プレーヤ本
体に出し入れ自在に設けられたスライドトレーに、ディ
スク載置面を複数配設したロータリートレーを回転自在
に支持し、ディスクの情報再生手段を配した可動シャー
シを上下動自在に設け、この可動シャーシを正逆回転で
上下動させるカムを備え、前記ロータリートレーを回転
させることにより前記ディスク載置面の何れかをディス
ク再生位置に移動させ、前記カムを正回転させて前記可
動シャーシを上動させることにより前記情報再生手段を
前記ディスク再生位置に接近させる一方、カムを逆回転
させて情報再生手段をディスク再生位置から退避させる
ディスクプレーヤにおいて、前記カムの外周部に設けら
れ前記可動シャーシの停止位置を指示する停止表示部
と、前記カムの正逆回転時に前記停止表示部を検出して
正回転時と逆回転時とで異なった数のパルス信号を出力
するパルス信号発生手段と、このパルス信号発生手段か
らのパルス信号を受けて前記カムの回転を停止させ、前
記情報再生手段を前記ディスク再生位置にセットまたは
所定位置に退避させる制御を行う制御手段と、を備えた
ことを特徴とするものである。

【０００８】また、請求項２に記載の発明は、前記停止
表示部が、前記カムの周方向の２位置で外周部を内外に
貫通し、一方の数を他方より多く形成した複数のスリッ
トとであり、前記パルス信号発生手段が、前記外周部の
内外に配設された発光部と受光部とを備えており、前記
カムの回転時に前記発光部の放光がスリットを介し受光
部で受光されたとき、このスリットの数に応じたパルス
信号を出力することを特徴とするものである。また、請
求項３に記載の発明は、前記停止表示部が、前記カムの
外周面における周方向の２位置で一方の数を他方より多
く表示した複数本のバーコードであり、前記パルス信号
発生手段が、前記カムの外周面に対向して配設されたバ
ーコード読取手段を備えており、前記カムの回転時に前
記バーコード読取手段が読み取ったバーコードの数に応
じたパルス信号を出力することを特徴とするものであ
る。

【０００９】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図示例を参照しながら説明する。図１は、本発明に
係るディスクプレーヤの概要構成を示す裏面図、図２
は、同ディスクプレーヤの側面図である。このディスク
プレーヤは、ＣＤ等の光ディスク（以下、ディスクと称
す）を複数枚オートチェンジできるカルーセル型であっ
て、プレーヤ本体１にスライドトレー２を出し入れし、
このスライドトレー２上のロータリートレー３を回転さ
せるとともにカム１０を回転させて、ディスク再生位置
Ｐにディスク載置面３ａと可動シャーシ７上のディスク
読取ヘッドとを同時にセットしてディスクの情報を再生
する構成になっている。スライドトレー２は、略方形状
に形成されており、上面側２ａにディスク支持具４が設
けられ、下面側２ｂに円盤状のトレー支持板５を配設し
ている。なお、ディスク支持具４の中心がディスク再生
位置Ｐとなる。トレー支持板５には、前記ロータリート
レー３が支軸５ａにより回転自在に支持されている。こ
のロータリートレー３は、５枚のディスクを載置するデ
ィスク載置面３ａを形成している。このロータリートレ
ー３は、内周縁にギヤを刻設してあり、後述の第３ギヤ
９ｃが噛合することで回転するようになっている。ま
た、トレー支持板５の下部には、可動シャーシ７、モー
ター８、連動機構９、カム１０、停止表示部１１および
パルス信号発生部１２等が配設されている。

【００１０】可動シャーシ７は、略矩形状の板体であっ
て、一端７ａの両側部に軸孔を形成する一方、他端７ｃ
の略中央に長さ方向へ突出する係合突部７ｄを突設して
いる。両側部の軸孔は、トレー支持板５の下面に突設し
た支持部７ｂの支軸に軸支され、他端７ｄ側が上下動自
在とされている。この可動シャーシ７は、上面にディス
クの情報を再生するディスク再生手段として、ディスク
回転モーター６やディスク読取ヘッド等を配設してあ
る。前記モーター８は、トレー支持板５の下面に固定さ
れ、プーリーに張設されたベルトにより連動機構９を介
してロータリートレー３およびカム１０を正逆回転させ
るようになっている。連動機構９は、第１、第２および
第３ギヤ９ａ〜９ｃを備えており、モーター８とカム１
０の間に回転自在に配設されている。第１ギヤ９ａは、
前記ベルトが張設されるプーリーを備えており、第２ギ
ヤ９ｂが噛合している。また、この第２ギヤ９ｂには、
小径の第３ギヤ９ｃが噛合している。この第３ギヤ９ｃ
は、第２ギヤ９ｂに対し揺動自在に取り付けられてお
り、ディスクの交換時に前記ロータリートレー３のギヤ
に噛合する一方、ディスクの再生時にカム１０のギヤに
噛合するようになっている。

【００１１】このカム１０は、上部が略円筒状に形成さ
れ、外周部１０ａに上端側から下端側へ向けて略Ｓ字状
に曲がった係合凹溝１０ｂを形成している。この係合凹
溝１０ｂには、前記可動シャーシ７の係合突部７ｄが係
合し、カム１０が回転すると係合凹溝１０ｂに沿って係
合突部７ｄが摺動し、可動シャーシ７の他端７ｃを定位
置の下端側から上端側へ上動させてディスク再生位置Ｐ
にセットし、カム１０が逆回転すると可動シャーシ７を
定位置に下動させるようになっている。また、このカム
１０は、図３および図４に示すように、下端側の外周縁
に停止表示部１１を形成し、図５に示すパルス信号発生
部１２を取り付けている。停止表示部１１は、本例では
複数のスリット１１ａ，１１ｂ，１１ｃであって、カム
１０の周方向の２位置で外周面１０ａから内周面１０ｂ
に貫通するように切り欠き形成されている。右側のスリ
ット１１ａは１本で、左側のスリット１１ｂ，１１ｃは
２本であるが、この左右両スリット１１ａ，１１ｂの間
隔は、可動シャーシ７が上下動する幅に合わせて設定し
てある。

【００１２】パルス信号発生部１２は、フォトインタラ
プタであって、ケース本体１２ａの下面に形成した凹所
１２ｂに発光素子１２ｃと受光素子１２ｄとを配設して
いる。発光素子１２ｃは凹所１２ｂの左内側壁に、受光
素子１２ｄは右内側壁にそれぞれ固着することにより、
発光素子１２ｃの放光を受光素子１２ｄ側で受光可能と
してある。このフォトインタラプタ１２は、カム１０の
左側のスリット１１ｂ寄りにおける外周縁をケース本体
１２ａの凹所１２ｂが跨ぐようにして、取り付けられて
いる。これにより、カム１０の回転時に発光素子１２ｃ
の放光がスリット１１ａ〜１１ｃを通過したとき受光素
子１２ｄ側で受光可能となる。前記発光素子１２ｃには
素子駆動部１３が接続される一方、受光素子１２ｄには
信号送信部１４が接続されている。素子駆動部１３は、
マイコン１５からの制御信号により動作し発光素子１２
ｃを発光させる。また、信号送信部１４は、カム１０の
回転時に受光素子１２ｄが１回または２回の放光を受光
してパルス信号を出力すると、このパルス数に応じたデ
ィジタル信号をマイコン１５に送出するようになってい
る。

【００１３】このマイコン１５は、ディスクプレーヤ全
体の動作制御を行う制御部であって、ユーザーがディス
クを載置し、図示しないキー入力部の操作によりディス
クの番号や曲番を指定すると、ディスクの自動交換モー
ドに移行し、続いて再生動作を実行する。次に、ディス
クの自動交換動作について説明する。自動交換モードに
おいては、マイコン１５がフォトインタラプタ１２を駆
動させるとともに、モーター８を正回転させる。このモ
ーター８が回転すると、連動機構９によりロータリート
レー３が連動し、選択された番号に対応するディスク載
置面３ａがディスク再生位置Ｐ側へ移動して停止する。
このときは、カム１０の右側のスリット１１ａがフォト
インタラプタ１２から離間した位置にある。この後、マ
イコン１５はモーター８を逆回転させてカム１０を連動
させる。このカム１０が回転すると、可動シャーシ７が
トレー支持板５側に上動し、ディスク読取ヘッドをディ
スク再生位置Ｐに近づける。

【００１４】そして、カム１０の右側のスリット１１ａ
が、ケース本体１２ａの凹所１２ｂを通過するとき、発
光素子１２ｃから放たれた光が２本のスリット１１ｂ，
１１ｃを順次通過して受光素子１２ｄにより受光され、
信号送信部１４から２つのパルス信号に応じた信号がマ
イコン１５側に送出される。このマイコン１５は、送信
信号を受けて停止信号の入力と判断し、モーター８の回
転を停止させる。これにより、ディスク再生位置Ｐにお
いて選択されたディスクの下部にディスク読取ヘッドが
セットされる。続いて、マイコン１５は再生モードに移
行し、ディスクの情報を読み取って再生させる。この再
生後は、選択に応じて次のディスク交換動作に移行す
る。ここでは、マイコン１５が再びモーター８を正回転
させる。すると、連動機構９によりロータリートレー３
が回転しディスク載置面３ａをディスク再生位置Ｐ側へ
移動させる。また、連動機構９によりカム１０が逆回転
し前記可動シャーシ７がトレー支持板５側から下動す
る。よって、ディスク読取ヘッドもディスク再生位置Ｐ
から離れる。

【００１５】そして、カム１０の右側のスリット１１ａ
が、ケース本体１２ａの凹所１２ｂを通過するとき、発
光素子１２ｃから放たれた光が１本のスリット１１ａを
通過して受光素子１２ｄにより受光され、信号送信部１
４より１つのパルス信号に応じた信号がマイコン１５側
に送出される。このマイコン１５は、送信信号を受けて
停止信号の入力と判断し、モーター８の回転を停止させ
る。このとき、選択されたディスク載置面３ａの１つが
ディスク再生位置Ｐにセットされる。また、可動シャー
シ７が定位置で静止状態に保たれる。そして、前述と同
様、ディスクの再生モードに移行し、再生動作が終了す
ると、次のディスク選択がなければ一連の動作を終了す
る。以上のように、上記ディスクプレーヤに設けたフォ
トインタラプタ１２は、カム１０の正逆回転に応じてそ
れぞれ異なる数のパルス信号を出力し、所定の停止位置
で可動機構を適正に停止させることができる。この停止
位置の検出は、光学的になされるから、頻繁なディスク
交換にも充分耐え得るるものである。

【００１６】なお、上記実施の形態においては、カム１
０に複数のスリット１１ａ〜１１ｃからなる停止表示部
１１を設け、何れかのスリットを通過する光に応じたパ
ルス信号を停止信号として出力するようにしたが、カム
１０の外周面１０ａにバーコードを表示し、これを読み
取るバーコード読取器を備える構成としてもよい。この
場合は、前記カム１０に形成したスリット１１ａ〜１１
ｃと同一の位置にバーコードをそれぞれ同じ数だけ表示
し、フォトインタラプタ１２の取り付け位置に等しい場
所にバーコード読取器を固定しておく。この際、読取ヘ
ッドをカム１０の外周面１０ａに向けておくことによ
り、カム１０の回転時に読取ヘッドの前方をバーコード
が通過した時点で読み取ることができる。そして、バー
コード読取器の出力側を前記信号送信部１４に接続して
おくと、バーコード読取器で読み取られたバーコードの
数に応じたパルス信号が信号送信部１４で変換され、マ
イコン１５側に送出される。このマイコン１５は、送信
信号を受けて停止信号と判断し、前述と同様に可動機構
を停止させてから再生モードに移行する。このように、
本例はカムの外周面から読み取ったバーコードの数に応
じたパルス信号で停止位置を決定する構成になっている
ので、構造が簡単であり故障の問題も軽減されるもので
ある。

【００１７】

【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項１に記載の発明は、カムの外周部に停止表示部を設
け、このカムの正逆回転時にパルス信号発生手段からそ
れぞれ異なる数のパルス信号を出力するので、所定の停
止位置で可動機構を適正に停止させることができるう
え、従来のように停止位置の検出部が機械的な構成でな
いから、頻繁に使用されても劣化や破損による支障が生
じない等の効果がある。また、請求項２に記載の発明
は、カムの回転時にパルス信号発生手段を構成する発光
部の放光が停止表示部のスリットを介し受光部で受光さ
れたとき、このスリットの数に応じたパルス信号を出力
するようになっており、停止位置の認識を光学的に行え
るので、長時間使用しても精度が低下することなく長寿
命に保たれる利点がある。また、請求項３に記載の発明
は、カムの回転時にバーコード読取手段がカムの外周面
からバーコードを読み取って停止位置を示すパルス信号
を出力するようになっているので、構造が簡単であり故
障の問題が軽減されるうえ、製作コストも低廉になる利
点がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態に係るディスクプレーヤの
概要構成を示す裏面図である。

【図２】同ディスクプレーヤの側面図である。

【図３】カムに設けた停止表示部およびパルス信号発生
手段を示す説明図である。

【図４】停止表示部を形成したカムの概略構成を示す側
面図である。

【図５】パルス信号発生手段を示す斜視図である。

【図６】従来のカムに設けた停止表示部およびスイッチ
を示す説明図である。

【図７】同停止表示部を形成したカムの概略構成を示す
側面図である。

【符号の説明】

７ 可動シャーシ １０ カム １１ 停止表示部 １２ パルス信号発生手段 １５ 制御手段

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 プレーヤ本体に出し入れ自在に設けられ
   たスライドトレーに、ディスク載置面を複数配設したロ
   ータリートレーを回転自在に支持し、ディスクの情報再
   生手段を配した可動シャーシを上下動自在に設け、この
   可動シャーシを正逆回転で上下動させるカムを備え、前
   記ロータリートレーを回転させることにより前記ディス
   ク載置面の何れかをディスク再生位置に移動させ、前記
   カムを正回転させて前記可動シャーシを上動させること
   により前記情報再生手段を前記ディスク再生位置に接近
   させる一方、カムを逆回転させて情報再生手段をディス
   ク再生位置から退避させるディスクプレーヤにおいて、 前記カムの外周部に設けられ前記可動シャーシの停止位
   置を指示する停止表示部と、前記カムの正逆回転時に前
   記停止表示部を検出して正回転時と逆回転時とで異なっ
   た数のパルス信号を出力するパルス信号発生手段と、こ
   のパルス信号発生手段からのパルス信号を受けて前記カ
   ムの回転を停止させ、前記情報再生手段を前記ディスク
   再生位置にセットまたは所定位置に退避させる制御を行
   う制御手段と、を備えたことを特徴とするディスクプレ
   ーヤ。
2. 【請求項２】 前記停止表示部が、前記カムの周方向の
   ２位置で外周部を内外に貫通し、一方の数を他方より多
   く形成した複数のスリットとであり、前記パルス信号発
   生手段が、前記外周部の内外に配設された発光部と受光
   部とを備えており、前記カムの回転時に前記発光部の放
   光がスリットを介し受光部で受光されたとき、このスリ
   ットの数に応じたパルス信号を出力することを特徴とす
   る請求項１に記載のディスクプレーヤ。
3. 【請求項３】 前記停止表示部が、前記カムの外周面に
   おける周方向の２位置で一方の数を他方より多く表示し
   た複数本のバーコードであり、前記パルス信号発生手段
   が、前記カムの外周面に対向して配設されたバーコード
   読取手段を備えており、前記カムの回転時に前記バーコ
   ード読取手段が読み取ったバーコードの数に応じたパル
   ス信号を出力することを特徴とする請求項１に記載のデ
   ィスクプレーヤ。