JPH113380A - 帳票印字出力装置 - Google Patents

帳票印字出力装置

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Publication number
JPH113380A
JPH113380A JP9152205A JP15220597A JPH113380A JP H113380 A JPH113380 A JP H113380A JP 9152205 A JP9152205 A JP 9152205A JP 15220597 A JP15220597 A JP 15220597A JP H113380 A JPH113380 A JP H113380A
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JP9152205A
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Inventor
Katsuhiko Kimura
勝彦 木村
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常のデータが書込まれた正規の帳票の他に
データが書まれていない予備帳票を自動的に印字出力す
る。 【解決手段】 印字データメモリ8に記憶された複数の
データを帳票書式で定まる所定数NS ずつ順次読出し
て、書式データメモリ9から読出した所定数のデータ領
域が形成された帳票の書式データにおける各データ領域
に書込むことによって帳票を順次編集して、この編集し
た各帳票を順次印字出力していく帳票印字出力装置にお
いて、印字データメモリに記憶された全てのデータが1
枚又は複数枚の帳票に亘って印字出力された後に、帳票
書式のみを有する予備帳票を印字出力する予備帳票印字
出力手段を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は印字データメモリに
記憶された複数のデータを所定数のデータ領域が形成さ
れた帳票へ印字出力する帳票印字出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、商店と問屋との間又は企業相互
間隔の取引きにおける発注業務や納品業務や請求業務や
支払い業務においては、取引きの詳細を記述した帳票が
授受される。一般に、この帳票には、この帳票の発行元
や送付先の企業名や所定数のデータ書込欄が予め印刷さ
れている。そして、このような帳票に対して取引きの詳
細のデータを効率的に書込む手段とし、コンピュータ等
が組込まれた帳票印字出力装置を用いる技術が実用化さ
れている。
【0003】また、近年、ページプリンタの高速化等に
伴い、帳票の標題やデータ書込欄の枠組等のプレプリン
トされていない白紙を用いて、取引きの詳細データを標
題やデータ書込みと同時に印字出力してしまう方式も実
用化されている。
【0004】このように、予めデータ書込み欄が印刷さ
れている帳票への取引き詳細データの印字や、印刷時に
取引き詳細データと同時に書込み欄の枠組みを印字する
ような帳票印字出力装置においては、例えば内部記憶部
に形成された印字データメモリに前記帳票に印字出力す
べき複数のデータが記憶されている。また、書式データ
メモリ内には、帳票の書式データが記憶されている。
【0005】そして、印字指令が入力されると、書式デ
ータメモリに記憶されている帳票の書式データをワーク
メモリ上に展開する。そして、印字データメモリに記憶
されている各データを順番に読出して、編集メモリに展
開された書式データの各データ領域に書込む。又は、こ
の時点であわせて書式データのデータ領域に対する枠組
み等の編集も行う。書式データにおける全てのデータ領
域にデータが書込まれた時点、すなわち帳票に対す編集
作業が終了すると、編集済みの帳票を印字出力する。
【0006】帳票のデータ書込欄の数には一定の制限が
あるので、印字データメモリに多数のデータが記憶され
ていた場合は、各データは複数枚の帳票に亘って印字出
力される。
【0007】図7は、帳票印字出力装置を複数台のクラ
イアント20と1台の帳票サーバ21とからなるクライ
アント・サーバシステムで構成した例を示す図である。
クライアント20内において、印字データメモリ22に
記憶された複数のデータのうち1枚の帳票に書込むべき
数のデータを編集部23で各帳票に書込むフォーマット
に編集して、送信部24を介して帳票サーバ21へ送信
する。
【0008】帳票サーバ21は各クライアント20から
送信されたデータを受信部25で受信して、一旦受信バ
ッファ26へ格納する。書式合成編集部27は、受信バ
ッア26に一時記憶された編集済みの各データと、書式
データメモリ28に記憶された帳票の書式データとを合
成して、プリンタ29を介してデータが書込まれた正規
の帳票として印字出力する。
【0009】このように、クライアント・サーバシステ
ムで構成した帳票印字出力装置であっても、編集済みの
帳票が自動印字出力されるので、帳票の作成作業の作業
能率を向上できる。
【0010】また、クライアント20は、帳票の書式デ
ータは保持していなくて、データを編集して帳票サーバ
21へ送信するのみであり、帳票サーバ21に対して編
集データとどの帳票を用いて合成・印字するのかを示す
帳票ID(識別番号)を送付するのみである。すなわ
ち、クライアント20から書式データのデータ領域に各
データが組込まれ印字出力するのみの状態の帳票データ
を送信する必要がないので、クライアント・サーバ間に
おけるデータの転送時間が短縮され、帳票の印字作業能
率を向上できる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように、帳票の書式とデータとを同時に印字出力する
帳票印字出力装置においても、まだ解消すべき次のよう
な課題があった。すなわち、この帳票を用いる業務のな
かには、印字出力された各帳票に対してさらに、手書き
で別の各種のデータを書入れる場合もある。例えば、こ
の帳票を客先に持参した場合において、商品を追加受注
したり、追加発注する場合に相当する。
【0012】この追加受注や追加発注のデータ数が多い
場合は、印字済み帳票の最終頁における余白欄に書きれ
ない場合が多発する。このような事態を予測して、予め
書式のみを有する白紙の帳票を必要枚数だけ印字出力し
ておいて、この白紙の帳票を客先に持参するようにして
いる。
【0013】しかし、各データが書込まれた正規の各帳
票の印字出力作業が終了した後にデータが全く書込まれ
ていない白紙の帳票、すなわち予備帳票を印字出力する
作業が必要である。帳票印字出力装置においてこの予備
帳票を印字出力する操作は一般にイレギュラーな操作で
あり、複雑な操作を実施する必要がある。
【0014】その結果、操作者は正規の帳票の印字操作
の他に予備帳票の複雑な印字操作を実施する必要があ
り、帳票作成の作業能率が大幅に低下する。このような
不都合を解消するために、予め大量の白紙の予備帳票を
準備しておくことが考えられるが、その予備帳票の保管
場所の問題や、この予備帳票を正規の帳票に添付するこ
とを忘れる問題がある。また、帳票の種類が多い場合
は、上述した保管場所の問題の他に、誤った種類の予備
帳票を正規の帳票に添付する人為的ミスが発生する懸念
がある。
【0015】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、データが書込まれた正規の帳票に対してデ
ータが全く書込まれていない予備帳票が自動的に添付さ
れ、必要に応じて追加のデータを同一形式の帳票に簡単
に書込むことができ、使い勝手の良い正規の帳票及び予
備帳票を印字出力でき、かつ操作性を大幅に向上できる
帳票印字出力装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
に、本発明は、印字データメモリに記憶された複数のデ
ータを帳票書式で定まる所定数ずつ順次読出して、書式
データメモリから読出した帳票の書式データに書込むこ
とによって帳票を順次編集して、この編集した各帳票を
順次印字出力していく帳票印字出力装置において、印字
データメモリに記憶された全てのデータが1枚又は複数
枚の帳票に亘って印字出力された後に、帳票書式のみを
有する予備帳票を印字出力する予備帳票印字出力手段を
備えたものである。
【0017】このように構成された帳票印字出力装置に
おいては、印字データメモリに記憶されたデータ数に対
応する枚数の正規の帳票に対する印字出力処理が終了し
た後に、帳票書式のみを有する白紙の予備帳票が自動的
に継続して印字出力される。
【0018】すなわち、正規の帳票に予備帳票が添付さ
れた状態で一連の帳票が印字出力されるので、操作者は
別途予備帳票を印字出力させる操作を実施する必要がな
い。したがって、帳票作成作業能率を大幅に向上でき
る。
【0019】また、別の発明は、帳票印字出力装置をク
ライアント・サーバシステムで構築したものである。す
なわち、印字データメモリに記憶された複数のデータを
帳票書式で定まる所定数ずつ順次読出して送出するクラ
イアントと、このクライアントから受信したデータを書
式データメモリから読出した帳票の書式データに書込む
ことによって帳票を順次編集して、この編集した各帳票
を順次印字出力していく帳票サーバとを備えた帳票印字
出力装置において、帳票サーバに対して、印字データメ
モリに記憶された全てのデータが1枚又は複数枚の帳票
に亘って印字出力された後に、帳票書式のみを有する予
備帳票を印字出力する予備帳票印字出力手段を設けてい
る。
【0020】このように構成されたクライアント・サー
バシステムからなる帳票印字出力装置においても、先の
発明と同様に、正規の帳票に予備帳票が添付された状態
で一連の帳票が印字出力されるので、操作者は別途予備
帳票を印字出力させる操作を実施する必要がない。
【0021】また、別の発明においては、上記各発明の
帳票印字出力装置に対して、印字データメモリに記憶さ
れたデータ数及び印字出力された帳票枚数に基づいて予
備帳票の印字枚数を算出する予備帳票枚数算出手段を備
えている。
【0022】このように構成された帳票印字出力装置に
おいては、予備帳票の印字枚数はデータ数及び印字出力
された帳票枚数に基づいて算出される。すなわち、印字
データ数が多いと予備帳票の必要枚数も多くなる。
【0023】さらに、別の発明においては、予備帳票枚
数算出手段は、印字データメモリに記憶されたデータ数
に予備係数を用いて増加したデータ数を所定数で除算し
て、この除算値から印字出力された帳票枚数を減算して
予備帳票の印字枚数を得るようにしている。
【0024】また、予備係数は帳票の種別毎に設定して
いる。このように構成された帳票印字出力装置において
は、予備帳票の発行枚数は上述したデータ数及び印字出
力された帳票枚数以外にも、帳票の種別に応じて異な
る。すなわち、帳票の使用目的や業務内容に応じて同一
データ数であっても、必要とする予備帳票の枚数が異な
る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下本発明の各実施形態を図面を
用いて説明する。 (第1実施形態)図1は本発明の第1実施形態に係わる
帳票印字出力装置の概略構成を示すブロック図である。
この第1実施形態の帳票印字出力装置は、コンピュータ
等の1台の情報処理装置で構成されている。
【0026】システムバス1に対して、各種演算編集処
理を実行する主制御部2、操作者が入力操作を行うため
の操作部3、印字すべきデータが入力される入出力イン
タフェース4、正規の帳票及び予備帳票を印字出力する
プリンタ5、RAM等で構成された主記憶装置6、及び
HDD等の外部記憶装置7等が接続されている。
【0027】外部記憶装置7内には、帳票に印字出力す
べきデータを記憶する印字データメモリ8、帳票の書式
データを記憶する書式データメモリ9、予備帳票を印字
する場合の印字枚数を算出するときに使用する予備係数
aを記憶する予備係数メモリ10等が形成されている。
さらに、主記憶装置6内には、印字データ数nを計数す
るカウンタ11及び印字帳票数Hを計数するカウンタ1
2が形成されている。
【0028】主制御部2内には、図2に示すように、ア
プリケーションプログラム上に形成された編集・印字処
理部13、予備帳票枚数算出部14、予備帳票印字出力
部15がそれぞれプログラムモジュールとして格納され
ている。
【0029】編集・印字処理部13は、印字データメモ
リ8に記憶された各データ及び書式データメモリ9に記
憶された帳票の書式データを読出して、各データを書式
データの各データ領域に書込んで、正規の帳票16とし
て印字出力する。予備帳票枚数算出部14は印字データ
数nや印字帳票枚数Hや予備係数aに基づいて必要な予
備帳票17の枚数HA を算出する。
【0030】予備帳票印字出力部15は、書式データメ
モリ9に記憶された帳票の書式データを読出して、予備
帳票枚数算出部14で算出された枚数HA 分の予備帳票
17を印字出力する。
【0031】図3は、上述した編集・印字刷処理部1
3、予備帳票枚数算出部14、予備帳票印字出力部15
が組込まれた主制御部2の詳細動作を示す流れ図であ
る。S(ステップ)1にて、操作者が操作部4を介して
印字指令を入力すると、書式データメモリ9から帳票の
書式データを読出して、編集エリアへ書込む(S2)。
そして、編集エリアへ書込んだ帳票の書式データにおけ
るデータが書込まれるデータ領域数、すなわち、1枚の
帳票16に対する印字可能データ数NS を抽出する(S
3)。
【0032】次に、印字データメモリ8に記憶されてい
る印字すべきデータの未印字の残りデータ数NA を読出
す。そして、この残りデータ数NA が1枚の帳票16に
対する印字可能データ数NS 以上の場合は(S4)、印
字データメモリ8からNS 個のデータを読出して、編集
エリアの書式データにおける各データ領域に書込む編集
処理を実行する(S5)。
【0033】そして、S6にて、カウンタ11の印字デ
ータ数nに今回のデータ数NS を加算する(n=n+N
S )。さらに、S7で、印字データタメモリ8の残りデ
ータ数NA を減額更新する(NA =NA −NS )。次
に、編集エリアで編集されたNS 個のデータが書込まれ
た正規の帳票16をプリンタ5で印字出力する(S
8)。そして、S9にて、カウンタ12の印字帳票枚数
Hに1を加算する(H=H+1)。
【0034】以上で1枚の正規の帳票16の印字出力処
理が終了したので、印字データメモリ8の残りデータ数
A が0に達していない場合は(S10)、S4へ戻
り、その残りデータ数NA が1枚の帳票16に対する印
字可能データ数NS 以上か未満かを調べる。
【0035】残りデータ数NA が印字可能データ数NS
未満の場合は、S11へ進み、印字データメモリ8から
残りのNA 個のデータを読出して、編集エリアの書式デ
ータにおける各データ領域に書込む編集処理を実行す
る。そして、S12にて、カウンタ11の印字データ数
nに今回のデータ数NA を加算する(n=n+NA )。
さらに、S13で、印字データメモリ8の残りデータ数
A を0に減額更新する(NA =0)。
【0036】次に、編集エリアで編集されたNA 個のデ
ータが書込まれた正規の帳票16をプリンタ5で印字出
力する(S8)。そして、S9にて、カウンタ12の印
字帳票枚数Hに1を加算する(H=H+1)。
【0037】S10にて、印字データメモリ8の残りデ
ータ数NA が0に達すると、印字データメモリ8に記憶
されていた全てのデータの正規の帳票16に対する印字
出力処理が終了したので、S14へ進み、予備帳票枚数
A を(1) 式に従って算出する。
【0038】 HA =[n(1+a/100)/NS ]−H …(1) n :カウンタ11の印字データ数 a :予備係数メモリ10に記憶された予備係数a
(%) NS :1枚の帳票に対する印字可能データ数 H :カウンタ12の正規の帳票16の印字枚数 なお、予備係数a(%)は印字済みデータ数nに対して
予想される追記データの割合(%)を示す。この予備係
数a(%)は操作者が帳票16の種類や帳票に書込むべ
きデータの種別や、この帳票を用いた業務内容に応じ
て、過去の経験から判断して統計的に最適値に設定され
ている。
【0039】例えば、図2に示す例では、印字データメ
モリ8には100個のデータが記憶されており(n=1
00)、1枚の帳票16に4個のデータを書込み可能で
あり(NS =4)、正規の帳票の印字枚数は25枚とな
る(H=25)。そこで、予備係数aが10%の場合
は、予備帳票枚数HA は(1) 式より端数を切上げた場合
3枚となる。
【0040】予備帳票枚数HA が算出されると、S15
へ進み、書式データメモリ9から帳票の書式データを読
取り、データが全く書込まれていない、書式のみが印字
された予備帳票17を先に算出された予備帳票枚数HA
分だけプリンタ5で印字出力する。
【0041】このように構成された第1実施形態の帳票
印字出力装置においては、印字データメモリ6に記憶さ
れたデータ数に対応する枚数の正規の帳票16に対する
印字出力処理が終了した後に、帳票書式のみを有する予
備帳票17が自動的に必要枚数HA だけ継続して印字出
力される。
【0042】すなわち、正規の帳票16に予備帳票17
が添付された状態で一連の帳票が印字出力されるので、
操作者は別途予備帳票17を印字出力させる操作を実施
する必要がない。したがって、帳票作成作業能率を大幅
に向上できる。
【0043】また、予備帳票17の印字枚数HA はデー
タ数n及び正規に印字出力された帳票16の枚数H、及
び帳票16の種別やデータの種別や業務内容に応じて経
験的定められた予備係数aに基づいて算出される。
【0044】すなわち、印字データ数nが多いと予備帳
票17の必要枚数HA も多くなるが、その増加度合を予
備係数aを調整することによって帳票種別や業務内容に
応じて最適枚数に設定可能である。
【0045】なお、本発明は上述した第1実施形態に限
定されるものではない。(1) 式における印字データ数
n,正規の帳票16の印字枚数Hはカウンタ11,12
で計数するようにしたが、最初に、印字データメモリ8
のデータ数及び1枚の帳票に対する印字可能データ数N
S を読取れば、(1) 式は最初に演算できる。
【0046】(第2実施形態)図4は本発明の第2実施
形態の帳票印字出力装置の概略構成を示すブロック図で
ある。この第2実施形態の帳票印字出力装置はクライア
ント30と帳票サーバ31とからなるクライアント・サ
ーバシステムで構成されている。
【0047】図7に示す従来のクライアント・サーバシ
ステムで構成された帳票印字出力装置と同一部分には同
一符号が付してある。したがって、重複する部分の詳細
説明は省略されている。
【0048】この第2実施形態の帳票印字出力装置のク
ライアント30の主制御部32内には、編集部33、予
備帳票枚数算出部34、予備帳票印字指示部35が組込
まれている。また、帳票サーバ31内には、帳票印字出
力部36が設けられている。
【0049】クライアント30において、編集部33は
印字データメモリ22から1枚の帳票に印字可能な数N
S のデータを順次読出して各帳票に書込むフォーマット
に編集して、順次、送信部24へ設定する。なお、1枚
の帳票に印字可能なデータ数NS はこのクライアント3
0側に記憶保持している。予備帳票枚数算出部34は、
印字データメモリ22に記憶されている印字すべき全デ
ータ数n、1枚の帳票に印字可能なデータ数NS 、印字
すべき帳票に設定された予備係数aを用いて前述した
(1) 式を演算して、予備帳票枚数HA を算出する。予備
帳票印字指示部35は、算出された枚数HA の予備帳票
の印字指令を送信部24へ設定する。
【0050】送信部24は編集部33から順次入力され
る正規の各帳票に印字される編集済みの所定個数NS
のデータ及び予備帳票枚数HA を帳票サーバ31へ送出
する。
【0051】帳票サーバ31は、クライアント30から
送信された編集済みの所定個数NS毎のデータ及び予備
帳票枚数HA を受信部25で受信して、帳票印字出力部
36へ送出する。帳票印字出力部36は、先ず、受信部
25で受信された編集済みの各データと書式データメモ
リ28に記憶された帳票の書式データとを合成して、プ
リンタ29を介してデータが書込まれた正規の帳票を必
要枚数だけ順次印字出力する。
【0052】さらに、帳票印字出力部36は、各データ
が記入された正規の帳票の印字出力処理が終了すると、
書式データメモリ28から帳票の書式データを読取り、
データが全く書込まれていない、書式のみが印字された
予備帳票をデータを受信部25で受信された予備帳票枚
数HA 分だけプリンタ29で印字出力する。
【0053】このように構成されたクライアント・サー
バシステムからなる第2実施形態の帳票印字出力装置に
おいては、クライアント30側で印字データの編集処理
と予備帳票枚数HA の算出処理が実施され、その結果が
帳票サーバ31側へ送信される。帳票サーバ31は各デ
ータが記入された正規の帳票と書式のみが印字された予
備帳票とを自動的に印字出力する。
【0054】したがって、前述した第1実施形態の帳票
印字出力装置とほぼ同様の効果を得ることができる。 (第3実施形態)図5は本発明の第3実施形態の帳票印
字出力装置の概略構成を示すブロック図である。この第
3実施形態の帳票印字出力装置は複数台のクライアント
30と1台の帳票サーバ31aとからなるクライアント
・サーバシステムで構成されている。図4に示す第2実
施形態の帳票印字出力装置と同一部分には同一符号が付
してある。したがって、重複する部分の詳細説明は省略
されている。
【0055】この第3実施形態の帳票印字出力装置の各
クライアント30の主制御部内には、印字データメモリ
22、編集部33、送信部24等が組込まれている。ま
た、帳票サーバ31a内には、受信部25、書式データ
メモリ28a、正規帳票印字出力部37、予備帳票枚数
算出部38、予備帳票印字出力部39、対照テーブル4
0、プリンタ29等が組込まれている。
【0056】各クライアント30において、編集部33
は印字データメモリ22から1枚の帳票に印字可能な数
S のデータを順次読出して各帳票に書込むフォーマッ
トに編集して、順次、送信部24へ設定する。なお、1
枚の帳票に印字可能なデータ数NS はこのクライアント
30側に記憶保持している。また、編集部33はデータ
を印字すべき帳票を特定する帳票IDを送信部24へ設
定する。
【0057】送信部24は編集部33から順次入力され
る正規の各帳票に印字される編集済みの所定個数NS
のデータ及び帳票IDを帳票サーバ31aへ送出する。
帳票サーバ31aの書式データメモリ28a内には、複
数種類の帳票の書式データが帳票ID毎に記憶されてい
る。さらに、帳票サーバ31aの対照テーブル40内に
は、図6に示すように、この帳票サーバ31aで印字可
能な各帳票を特定する帳票ID毎に、該当帳票の種別や
使用目的で定まる予備係数a及び該当帳票1枚に印字可
能なデータ数NS が記憶されている。
【0058】帳票サーバ31aにおいて、受信部25
は、各クライアント30から送信された編集済みの所定
個数NS 毎のデータ及び帳票IDを受信して、正規帳票
印字出力部37へ送出する。
【0059】正規帳票印字出力部37は、受信部25で
受信した帳票IDの指定する帳票の書式データを書式デ
ータメモリ28aから読出して、この書式データと受信
部25で受信された編集済みの各データと合成して、プ
リンタ29を介してデータが書込まれた正規の帳票を必
要枚数だけ順次印字出力する。全ての正規の帳票に対す
る印字出力処理が終了すると、予備帳票枚数算出部38
へ印字データ数nを送出する。
【0060】予備帳票枚数算出部38は、受信部25で
受信した帳票IDで対照テーブル40を検索して、該当
帳票の予備計数a及び1枚の帳票に印字可能なデータ数
を読出す。そして、前述した(1) 式を演算し
て、予備帳票枚数HA を算出する。予備帳票枚数算出部
38は算出した予備帳票枚数HA を次の予備帳票印字出
力部39へ送出する。
【0061】予備帳票印字出力部39は、書式データメ
モリ28aから受信部25で受信した帳票IDの指定す
る書式データを読取り、データが全く書込まれていない
書式のみが印字された予備帳票を予備帳票枚数HA 分だ
けプリンタ29で印字出力する。
【0062】このように構成されたクライアント・サー
バシステムからなる第3実施形態の帳票印字出力装置に
おいては、クライアント30側で印字データの編集が実
施され、その結果と帳票IDが帳票サーバ31a側へ送
信される。帳票サーバ31aは各データが記入された帳
票IDが指定する正規の帳票を印字出力する。さらに、
帳票サーバ31aは帳票IDが指定する予備係数a及び
1枚の帳票に印字可能なデータ数NS とを参照テーブル
40から読取って、予備帳票枚数HA を算出して、書式
のみが印字された予備帳票とを自動的に印字出力する。
【0063】したがって、前述した第2実施形態の帳票
印字出力装置とほぼ同様の効果を得ることができる。さ
らに、この第3実施形態においては、対照テーブル40
内には、この帳票印字出力装置で印字する各帳票の種別
毎に、印字済みデーダ数nに対して予想される追記デー
タの割合(%)を示す予備係数aが記憶されている。こ
の予備係数a(%)は操作者が帳票の種類や帳票に書込
むべきデータの種別や、この帳票を用いた業務内容に応
じて、過去の経験から判断して統計的に最適値に設定さ
れている。
【0064】よって、操作者は何等意識することなく帳
票に対する印字指令を入力すると、自動的に最適枚数の
予備帳票が追加印字されるので、無駄な予備帳票が印字
されるのを未然に防止でき、かつ帳票印字出力装置の操
作性をより一層向上できる。
【0065】以上の説明は、書式データには、所定数の
データ領域が形成されており、印字データを、そのデー
タ領域に書込むことによって帳票を編集していく方式に
ついての説明であるが、しかし、書式データとしてはデ
ータ領域に関する情報を持たず、ただ固定文字(標題,
単位など)と罫線に関する情報のみが構成されている方
式においても容易に応用することができる。
【0066】この場合、第1実施形態の図3のステップ
S5及びステップS11における編集処理では、編集エ
リア内の印字位置を設定する処理(座標データの設定ま
たは改行符号,空白データの付加など)、印字文字に対
する制御データ、漢字シフトコードの付加などの処理が
必要となる。さらに、ステップS3における印字可能デ
ータ数NS は、書式データから抽出することはできない
ので、この情報を外部記憶装置7に保持するようにし、
ここからて、印字可能データ数NS を読出して使用する
ようにすればよい。
【0067】なお、本発明は上述した各実施形態に限定
されるものではない。各実施形態においては、正規の帳
票16の印字出力後に印字出力する予備帳票の印字枚数
Aは(1) 式で示すように、予備係数a、1枚の帳票に
印字可能なデータ数NS 、全部の印字データ数nに基づ
いて算出しているが、特に(1) 式に限定されるものでは
なく、単純に正規の帳票16の印字枚数Hの例えば10
%と設定したり、さらに、正規の帳票16の印字出力後
に、例えば1枚や2枚等の固定枚数の予備帳票17を印
字出力してもよい。また、算出された予備帳票枚数HA
が整数でない場合は、四捨五入や切上げや切捨て等の任
意の丸め処理を実施すればよい。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように本発明の帳票印字出
力装置においては、データが書込まれた正規の帳票を必
要枚数だけ印字出力した後に、データが全く書込まれて
いない予備帳票を自動的に印字出力している。
【0069】したがって、操作者は、何等特別の操作を
することなく、データが書込まれた正規の帳票以外にデ
ータが全く書込まれていない予備帳票が自動的に添付さ
れ、必要に応じて追加のデータを同一形式の帳票に簡単
に書込むことができ、使い勝手の良い正規の帳票及び予
備帳票を印字出力でき、かつ操作性を大幅に向上でき
る。
【0070】また、全部の印字データ数に対する予備帳
票の出力枚数の割合を帳票の種別や帳票の使用目的に応
じて任意に設定可能としている。したがって、常に最適
枚数の予備帳票が自動的に得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の帳票印字出力装置の
概略構成を示すブロック図
【図2】 同第1実施形態の帳票印字出力装置における
主制御部の概略構成を示すブロック図
【図3】 同第1実施形態の帳票印字出力装置の帳票に
対する印字動作を示す流れ図
【図4】 本発明の第2実施形態の帳票印字出力装置の
概略構成を示すブロック図
【図5】 本発明の第3実施形態の帳票印字出力装置の
概略構成を示すブロック図
【図6】 同帳票印字出力装置における参照テーブルの
記憶内容を示す図
【図7】 クライアント・サーバシステムからになる従
来の帳票印字出力装置の概略構成を示すブロック図
【符号の説明】
2,32…主制御部 3…操作部 5,29…プリンタ 8,22…印字データメモリ 9,28,28a…書式データメモリ 10…予備係数メモリ 13…編集・印字処理部 14,34,38…予備帳票枚数算出部 15,39……予備帳票印字出力部 16…正規の帳票 17…予備帳票 30…クライアント 31,31a…帳票サーバ 33…編集部 35…予備帳票印字指示部 40…対照テーブル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字データメモリに記憶された複数のデ
    ータを帳票書式で定まる所定数ずつ順次読出して、書式
    データメモリから読出した帳票の書式データに書込むこ
    とによって帳票を順次編集して、この編集した各帳票を
    順次印字出力していく帳票印字出力装置において、 前記印字データメモリに記憶された全てのデータが1枚
    又は複数枚の帳票に亘って印字出力された後に、帳票書
    式のみを有する予備帳票を印字出力する予備帳票印字出
    力手段を備えた帳票印字出力装置。
  2. 【請求項2】 印字データメモリに記憶された複数のデ
    ータを帳票書式で定まる所定数ずつ順次読出して送出す
    るクライアントと、このクライアントから受信したデー
    タを書式データメモリから読出した帳票の書式データに
    書込むことによって帳票を順次編集して、この編集した
    各帳票を順次印字出力していく帳票サーバとを備えた帳
    票印字出力装置において、 前記帳票サーバに設けられ、前記印字データメモリに記
    憶された全てのデータが1枚又は複数枚の帳票に亘って
    印字出力された後に、帳票書式のみを有する予備帳票を
    印字出力する予備帳票印字出力手段を備えた帳票印字出
    力装置。
  3. 【請求項3】 前記印字データメモリに記憶されたデー
    タ数及び印字出力された帳票枚数に基づいて前記予備帳
    票の印字枚数を算出する予備帳票枚数算出手段を備えた
    請求項1又は2記載の帳票印字出力装置。
  4. 【請求項4】 前記予備帳票枚数算出手段は、前記印字
    データメモリに記憶されたデータ数に予備係数を用いて
    増加したデータ数を前記所定数で除算して、この除算値
    から前記印字出力された帳票枚数を減算して前記予備帳
    票の印字枚数を得ることを特徴とする請求項3記載の帳
    票印字出力装置。
  5. 【請求項5】 前記予備係数は帳票の種別毎に設定され
    ることを特徴とする請求項4記載の帳票印字出力装置。
JP9152205A 1997-06-10 1997-06-10 帳票印字出力装置 Pending JPH113380A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014215674A (ja) * 2013-04-23 2014-11-17 Necプラットフォームズ株式会社 印刷システム、変換装置、合成装置及び印刷方法
JP2018206028A (ja) * 2017-06-02 2018-12-27 キヤノン株式会社 情報処理装置及びその制御方法

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JP2014215674A (ja) * 2013-04-23 2014-11-17 Necプラットフォームズ株式会社 印刷システム、変換装置、合成装置及び印刷方法
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