JPH07321982A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH07321982A
JPH07321982A JP6111082A JP11108294A JPH07321982A JP H07321982 A JPH07321982 A JP H07321982A JP 6111082 A JP6111082 A JP 6111082A JP 11108294 A JP11108294 A JP 11108294A JP H07321982 A JPH07321982 A JP H07321982A
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JP
Japan
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job
status
unit
inquiry
identifier
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Application number
JP6111082A
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English (en)
Inventor
Yasuki Iwasaki
泰樹 岩崎
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オフラインでジョブを依頼する画像処理装置
において、ジョブの進行状況を、画像処理装置から通信
路を介して遠隔地に設置された外部機器から問い合わせ
ることを可能にすること。 【構成】 所定の識別子を入力する識別子入力手段と、
ジョブの状態を識別子に基づいて記憶するジョブ状態記
憶手段と、ジョブの進行に従いジョブ状態記憶手段に記
憶されたジョブの状態を更新するジョブ状態更新手段
と、通信路を介して外部機器と通信を行う通信手段と、
識別子で指定されたジョブの進行状況の問い合わせを外
部機器から通信手段を介して受け付ける問い合わせ受け
付け手段と、問い合わせ受け付け手段が受け付けた問い
合わせ要求に対応するジョブの状態をジョブ状態記憶手
段から読み出すジョブ状態読み出し手段と、ジョブ状態
読み出し手段により読み出されたジョブの状態を問い合
わせ要求を発した外部機器へ通信手段を介して返送する
返送手段とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スキャナから画像デー
タを入力し、複写やファクシミリ送信などの画像処理を
行う画像処理装置や、フロッピーディスク等の記憶媒体
から画像データを読み出して入力し、これをプリント出
力するなどの画像処理を行う画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平4−252556号公報では、プ
リンタが稼働状態の場合でも原稿の読み取りを行わせ、
オペレータの待ち時間をなくすようにしたデジタル複写
機が開示されている。このデジタル複写機では、プリン
タが稼働中に読み取った画像データは画像メモリに格納
され、先行する画像記録動作終了後に出力が開始され
る。このような装置では、原稿を入力してからコピーが
排出されるまで時間がかかり、オペレータはその問ジョ
ブの進行状況を知ることができず不安であった。
【0003】また、近年、読み取った原稿を一旦画像メ
モリに記憶した後、時刻指定通信、順次同報通信及びマ
ルチポーリング等の指定されたモードで、前記画像メモ
リから該当の原稿を読み出して送信するファクシミリ装
置が開発されている。この種のファクシミリ装置では、
オペレータがファクシミリ装置に原稿を読み込ませてか
ら送信が終了するまでに時間がかかり、画像メモリに蓄
積した原稿が実際に送信されたかどうかを知ることがで
きず不安であった。
【0004】上記の問題は、デジタル複写機やファクシ
ミリ装置に限らずプリンタ装置でも同様であり、プリン
タ稼働時に依頼したジョブは、先行するジョブが終了す
るまで出力されないため、オペレータはその間、依頼し
たプリントジョブの進行状況を知ることができず不安で
あった。
【0005】特開平1−270449号公報では、上記
の問題を解決するため、ジョブ受け付けの際、オペレー
タが所定の識別子を入力し、この識別子に基づいて画像
メモリの画像データを管理し、この識別子が入力された
とき、画像データの状態を通知する画像処理装置が開示
されている。
【0006】一方、ワークステーションから遠隔地に存
在するプリンタヘ、通信路を介してオンラインでプリン
トデータを送出するネットワークプリンタにおいて、ワ
ークステーションからジョブの進行状況をオンラインで
プリンタに間い合わせる技術は公知である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平1−270449号公報に記載された画像処理装置
のように、オフラインでジョブを依頼する画像処理装置
では、オペレータは問い合わせのために何度も画像処理
装置へ出向かねばならず、オペレータの負担が大きいと
いう問題があった。
【0008】また、上記特開平1−270449号公報
に記載の画像処理装置では、ジョブを依頼する度に識別
子を入力する必要があり、通常の複写機やファクシミリ
装置、あるいはプリンタ装置を使用する際には必要でな
かった操作をオペレータに要求するという問題があっ
た。
【0009】上記従来技術の問題に顧みて、本発明は、
スキャナにより画像データを入力し、複写やファクシミ
リ送信などの画像処理を行う画像処理装置や、フロッピ
ーディスク等の記憶媒体から画像データを入力し、プリ
ント出力を行う画像処理装置など、オフラインでジョブ
を依頼する画像処理装置において、ジョブの進行状況
を、画像処理装置から通信路を介して遠隔地に設置され
たワークステーションなどの外部機器から問い合わせる
ことを可能にすることを目的とする。
【0010】本発明の別の目的は、問い合わせを行うた
めの識別子の入力操作を容易にすることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1によれば、本発明による画像処理装置は、
スキャナ或いはフロッピーディスク等の記憶媒体から画
像データを入力し、複写やファクシミリ送信或いはプリ
ント出力などの画像処理を行う画像処理装置において、
所定の識別子を入力する識別子入力手段と、ジョブの状
態を前記識別子に基づいて記憶するジョブ状態記憶手段
と、ジョブの進行に従い、前記ジョブ状態記憶手段に記
憶されたジョブの状態を更新するジョブ状態更新手段
と、通信路を介して外部機器と通信を行う通信手段と、
前記識別子で指定されたジョブの進行状況の問い合わせ
を、外部機器から前記通信手段を介して受け付ける問い
合わせ受け付け手段と、前記問い合わせ受け付け手段が
受け付けた問い合わせ要求に対応するジョブの状態を、
前記ジョブ状態記憶手段から読み出すジョブ状態読み出
し手段と、前記ジョブ状態読み出し手段により読み出さ
れたジョブの状態を、問い合わせ要求を発した外部機器
へ前記通信手段を介して返送する返送手段とを備えてい
る。
【0012】また、請求項2によれば、本発明による画
像処理装置は、スキャナから画像データを入力し、複写
やファクシミリ送信などの画像処理を行う画像処理装置
において、所定の識別子を表す像を有する特殊原稿と、
前記特殊原稿を識別する特殊原稿識別手段と、前記特殊
原稿識別手段で識別された前記特殊原稿の画像情報に含
まれる、所定の識別子を表す像の画像情報を解読して入
力する識別子入力手段と、ジョブの状態を前記識別子に
基づいて記憶するジョブ状態記憶手段と、ジョブの進行
に従い、前記ジョブ状態記憶手段に記億されたジョブの
状態を更新するジョブ状態更新手段と、通信路を介して
外部機器と通信を行う通信手段と、前記識別子で指定さ
れたジョブの進行状況の問い合わせを、外部機器から前
記通信手段を介して受け付ける問い合わせ受け付け手段
と、前記問い合わせ受け付け手段が受け付けた問い合わ
せ対象のジョブの状態を、前記ジョブ状態記憶手段から
読み出すジョブ状態読み出し手段と、前記ジョブ状態読
み出し手段により読み出されたジョブの状態を、問い合
わせ要求を発した外部機器へ前記通信手段を介して返送
する返送手段とを備えている。
【0013】また、請求項3によれば、本発明による画
像処理装置は、フロッピーディスク等の記憶媒体から画
像データを入力し、プリント出力などの画像処理を行う
画像処理装置において、原稿の画像データと所定の識別
子が記憶された記憶媒体と、前記記憶媒体から識別子を
読み出して入力する識別子入力手段と、ジョブの状態を
前記識別子に基づいて記憶するジョブ状態記憶手段と、
ジョブの進行に従い、前記ジョブ状態記憶手段に記憶さ
れたジョブの状態を更新するジョブ状態更新手段と、通
信路を介して外部機器と通信を行う通信手段と、前記識
別子で指定されたジョブの進行状況の問い合わせを、外
部機器から前記通信手段を介して受け付ける問い合わせ
受け付け手段と、前記問い合わせ受け付け手段が受け付
けた問い合わせ対象のジョブの状態を、前記ジョブ状態
記憶手段から読み出すジョブ状態読み出し手段と、前記
ジョブ状態読み出し手段により読み出されたジョブの状
態を、問い合わせ要求を発した外部機器へ前記通信手段
を介して返送する返送手段とを備えている。
【0014】
【作用】請求項1によれば、画像処理装置ヘジョブを依
頼する際、識別子入力手段により所定の識別子を入力す
る。受け付けられたジョブは順次実行される。ジョブ状
態記憶手段は「実行待ち」、「実行中」、「実行終了」
などのジョブの状態を記憶する。ジョブ状態記憶手段は
ジョブの進行に従い、ジョブ状態記憶手段に記憶された
ジョブの状態を更新する。通信手段は、通信路を介して
外部機器との通信を行う。問い合わせ受け付け手段は、
前記識別子で指定されたジョブの進行状況の問い合わせ
を、外部機器から通信手段を介して受け付ける。ジョブ
状態読み出し手段は、問い合わせ受け付け手段が受け付
けた問い合わせ対象のジョブの状態を、ジョブ状態記憶
手段から読み出す。返送手段は、ジョブ状態読み出し手
段により読み出されたジョブの状態を、問い合わせ要求
を発した外部機器へ通信手段を介して返送することによ
り、外部機器からジョブの進行状況を問い合わせること
が可能になる。
【0015】また、請求項2によれば、スキャナより所
定の識別子を表す像を有する特殊原稿とその他の通常原
稿を読み取る。特殊原稿識別手段は特殊原稿を識別す
る。識別子入力手段は特殊原稿の画像情報から所定の識
別子を解読して入力する。識別子の入力は、特殊原稿を
読み込ませることにより行うので、識別子の入力操作が
容易となる。
【0016】また、請求項3によれば、識別子入力手段
は、原稿の画像データと所定の識別子が記憶された記憶
媒体から、識別子を読み出して入力する。識別子の入力
は、記憶媒体から読み出すことにより行うので、識別子
の入力操作が容易となる。
【0017】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。全図面を通じて同じ部品には、同じ番号を付してい
る。図1は、本発明の実施例の画像処理システムの構成
を示す図である。図1において、100はコピー、ファ
クシミリ、オフラインプリンタ、オンラインプリンタの
各機能を有するマルチファンクション画像処理装置であ
る。101はファクシミリ通信回線、102はLAN
(Local Area Network)である。画
像処理装置100はLAN102を介し、ワークステー
ション103、104からのリモートプリントサービス
要求を受け付ける。
【0018】図2は、画像処理装置100の内部構成を
示すブロック図である。201は自動原稿搬送装置であ
り、原稿をスキャナの画像読み取り位置まで自動搬送す
る。202はCCDセンサを用いたラインイメージセン
サによって画像を読み取るスキャナ、203はスキャナ
202で読み取った画像データに含まれるバーコードを
解読するバーコード解読部である。204は符号化/復
号化部であり、符号化手法としては例えばMH方式が用
いられる。205はページバッファであり、数ページ分
の画像データを記憶する容量を有し、ハードディスク部
206に対する読み書きデータや、ドットデータに展開
されたプリント印字データの一時的格納に用いられる。
206はハードディスク部であり、入力した画像データ
を記憶する大容量画像メモリである。207はフロッピ
ーディスク部であり、フロッピーディスク208へのデ
ータ書き込みやフロッピーディスク208からのデータ
読み出しを行う。フロッピーディスク部207は主にオ
フラインでのプリントデータの入力に使用されるが、そ
の目的からして、カートリッジテープ、光磁気ディスク
など他の記憶媒体を使用してもよい。209は画像デー
タを記録するプリンタであり、例えばレーザープリンタ
が用いられる。210はLAN102に接続された他の
外部機器との通信を行うLAN送受信部である。211
はユーザーインターフェース制御部であり、キーボード
212からの入力制御やディスプレイ213への表示制
御を行う。ディスプレイ213には公知の透明タッチパ
ネルが備えられており、ディスプレイ表示させた各種操
作キーの画像に対し、光学方式や圧力センサ方式により
オペレータの指等による入力を検出する機構を有する。
このタッチパネルにより各種操作キーなどを実現し、操
作情報の入力を行う。キーボード212は後述する識別
子の入力に用いる他、テンキーによる出力部数などの入
力も行う。ユーザーインターフェース制御部211、キ
ーボード212、ディスプレイ213からユーザーイン
ターフェースが構成される。220はICカードリーダ
であり、予め後述する識別子を記憶したICカード22
1から識別子を入力するのに用いられる。214は文字
/図形展開部であり、コード化されたプリントデータを
文字あるいは図形に展開する。215はシステム制御部
であり、画像処理装置100内の各モジュールを制御す
る。216はシステムメモリであり、後述するプリント
キューやファクシミリ送信キューなどを記憶する。21
7はファクシミリ送受信部であり、回線101を介して
ファクシミリデータの送受信を行う。218は時計部で
あり、ファクシミリにおける指定時刻通信などに用いら
れる。219はシステムバスであり、制御データ及び画
像データが伝送される。
【0019】図3は、画像処理装置100がコピー、フ
ァクシミリ、オンラインプリンタ、オフラインプリンタ
の各機能を、図2に示した各部品をどのように利用して
実現するのかを、データの流れを図示することによって
説明した図である。
【0020】図3(a)は、画像処理装置100が複写
機として動作する場合を説明した図である。スキャナ2
02で取り込んだ画像データは符号化部204で圧縮符
号化される。これはページバッファ205及びハードデ
ィスク部206の記憶容量を節約するためである。符号
化部204にて符号化された画像データは、一旦ページ
バッファ205に格納された後、ハードディスク部20
6に記憶される。ページバッファ205はデータの読み
書きは高速であるが、記憶容量が少ないため符号化され
た画像データは全てハードディスク部206に記憶され
る。ハードディスク部206に記憶された画像データは
ページバッファ205に読み出された後、復号化部20
4へ転送され、復号化処理を受ける。続いてプリンタ2
09へ転送され記録が行われる。
【0021】図3(b)は、画像処理装置100がファ
クシミリ送信機として動作する場合を説明した図であ
る。スキャナ202で取り込んだ画像データは符号化部
204で圧縮符号化された後、ページバッファ205に
一旦記憶される。ここで指定時刻送信を行う場合や、フ
ァクシミリ送受信部217が使用中である場合を除き、
ファクシミリ送受信部217より画像データが送信され
る。指定時刻送信を行う場合や、ファクシミリ送受信部
217が使用中である場合、画像データはハードディス
ク部206に記憶され、送信が可能となった時点で読み
出され、送信される。
【0022】図3(c)は、画像処理装置100がファ
クシミリ受信機として動作する場合を説明した図であ
る。ファクシミリ送受信部217で受信した画像データ
はページバッファ205に一旦記憶される。ここで、受
信した文書が親展文書で直ちに出力できない場合や、プ
リンタ209が使用中である場合を除き、ページバッフ
ァ205上の画像データは復号化部204で復号化され
た後、プリンタ209で記録される。受信した文書が直
ちに出力できない場合は、ページバッファ205上の画
像データはハードディスク部206に記憶され、出力が
可能になった時点で読み出され、復号化された後、記録
される。
【0023】図3(d)は、画像処理装置100がプリ
ンタとして動作する場合を説明した図である。プリント
データの入力はフロッピーディスクを経由するオフライ
ン入力と、LANを介するオンライン入力がある。オフ
ライン入力の場合はフロッピーディスク部207よりデ
ータを入力し、オンライン入力の場合はLAN送受信部
210からデータを入力する。入力された画像データは
ページバッファ205に記憶される。ここで、プリンタ
209が使用中である場合を除き、ページバッファ20
5上のコード化されたプリントデータは文字/図形展開
部214にて印字可能なドットデータに展開され、プリ
ンタ209で記録される。プリンタ部が使用中であって
直ちに出力ができない場合、ページバッファ205上の
コード化されたプリントデータは、ハードディスク部2
06に記憶され、プリンタ209が使用可能な状態にな
った時点でハードディスク部206からページバッファ
205に再び読み出される。続いて文字/図形展開部2
14でドットデータに展開され、プリンタ209で記録
される。
【0024】次に画像処理装置100のジョブ管理方法
について説明する。画像処理装置100は大容量の画像
メモリであるハードディスクを備えるため、プリンタ2
09が使用中であったり、ファクシミリ送受信部217
が使用中であってもジョブ要求を受け付け、画像データ
を取り込むことが可能である。図4は、コピー、ファク
シミリ、オフラインプリンタ、オンラインプリンタの各
ジョブの受け付けと、受け付けたジョブを順に実行して
いく過程を説明した図である。
【0025】プリンタを使用するジョブには、コピージ
ョブ、オフラインプリントジョブ、オンラインプリント
ジョブ、ファクシミリ受信出力ジョブがある。これらの
ジョブを受け付けると、その内容をプリントジョブノー
ド400と呼ばれる管理領域に書き込む。プリントジョ
ブノード400は、図5(a)に示すように、ジョブの
種別、出力用紙サイズなどの動作指令パラメータの他、
ハードディスク部206に記憶された複数の画像データ
ファイルを識別するファイル名、ジョブ依頼者を識別す
るオペレータID、ジョブを識別するジョブIDが記載
されている。作成されたプリントジョブノード400
は、ジョブが発生した時刻順にプリンタ209の待ち行
列であるプリントキュー401にキューイングされる。
プリントキュー401の先頭からプリントジョブノード
400がひとつずつプリント実行ジョブ記憶部408に
移され、ジョブが実行される。実行が終了すると、図5
(b)に示すような、ジョブの内容とその実行結果を示
すプリントログノード402が作成され、プリントジョ
ブ履歴記憶部403に記憶される。
【0026】ファクシミリ送信要求を受け付けると、そ
の内容をファクシミリジョブノード404と呼ばれる管
理領域に書き込む。ファクシミリジョブノード404は
図5(c)に示すように、相手先ファクシミリ番号、原
稿サイズ、指定時刻通信を行う場合の指定時刻などの動
作指令パラメータの他、ハードディスク部206に記憶
された複数の画像データファイルを識別するファイル
名、ジョブ依頼者を識別するオペレータID、ジョブを
識別するジョブIDが記載されている。プリントジョブ
ノード400の扱いと同様に、ファクシミリジョブノー
ド404はファクシミリ送信キュー405にキューイン
グされ、そこからひとつずつファクシミリ送信実行ジョ
ブ記憶部409に移され実行される。
【0027】但し、時刻指定送信を要求するファクシミ
リジョブノード404は、指定時刻到来までシステムメ
モリ216の所定の領域に配置され、時計部218から
システム制御郁216への指定時刻到来の通知を受けた
時点でファクシミリ送信キュー405の先頭に配置され
る。
【0028】ファクシミリ送信が終了すると、図5
(d)に示すようなファクシミリログノード406が作
成され、ファクシミリ送信ジョブ履歴記憶部407に記
憶される。
【0029】前述したプリントキュー401、プリント
実行ジョブ記憶部408、プリントジョブ履歴記憶部4
03、ファクシミリ送信キュー405、ファクシミリ送
信実行ジョブ記憶部409、ファクシミリ送信ジョブ履
歴記憶部407は、システムメモリ216内に存在す
る。
【0030】本実施例では、前述したオペレータID
は、ネットワークにおいてユーザーを識別するユーザー
名を使用するが、オペレータを識別できるものであれ
ば、これに限らない。ジョブIDはオペレータが自由に
付けることが可能なジョブの名前であり、アルファベッ
ト、漢字等の文字で作成される。例えば「出勤簿」な
ど、文書の名前をジョブIDとして使用することができ
る。オペレータID及びジョブIDはジョブ受付時にキ
ーボード212から入力する。入力した文字はディスプ
レイ213にエコーバックされ、オペレータはオペレー
タID及びジョブIDを確認しながら入力することがで
きる。オペレータID及びジョブIDは入力を省略する
ことも可能であり、この場合デフォルト値がそれぞれ設
定される。オペレータIDのデフォルト値としては、例
えば画像処理装置100を共用する複数のメンバーを規
定するグループID、たとえば、「経理課」等を予め定
めておき、これを使用することが考えられる。ジョブI
Dのデフォルトとしては、ジョブの種別とジョブを受け
付けた時刻を組み合せて“copy14:05”、“o
ffprint16:13”などのジョブIDを作成す
ることが考えられる。オペレータID及びジョブIDの
入力方法はキーボード入力に限らず、ICカードリーダ
ー220を介して、予めオペレータID及びジョブID
が記憶されたICカード221から読み出して入力する
ようにしてもよい。識別子の入力という目的からして、
ICカードではなく、磁気カード等を用いてもよい。I
Cカード221には、オペレータIDとジョブIDの両
方、或いは、どちらか一方のみを記憶させておき、IC
カード221に記憶されていない情報をキーボード21
2から入力するようにしてもよい。このような構成をと
ることにより、より容易な操作でIDを入力することが
可能になる。これらのオペレータID及びジョブIDの
入力方法は、コピージョブ、オフラインプリントジョ
ブ、ファクシミリ送信ジョブなど、オペレータが画像処
理装置100のユーザーインターフェースから指令を与
えるジョブについて共通に使用できる。オンラインプリ
ントジョブでは、プリントデータに付加されて送られる
依頼者名やプリントデータファイル名などの情報を使用
し、依頼者名をオペレータIDとし、プリントデータフ
ァイル名をジョブIDとする。
【0031】コピージョブあるいはファクシミリ送信ジ
ョブなど、スキャナ202から画像データを入力するジ
ョブでは、オペレータID及びジョブIDをバーコード
記録した特殊原稿を用い、それらの情報を自動的に入力
することも可能である。複写機やファクシミリ装置にお
いて、動作指令を原稿にバーコード記録あるいはマーク
シート記録し、これをスキャナから読み込ませることに
より動作指令の入力操作を簡略化するという技術は公知
であるので、バーコードの認識方法などについての記述
は省略し、概要を説明する。
【0032】図6は、制御原稿を示す図である。制御原
稿600には、オペレータID601、ジョブID60
2、更にその他の動作指令603がそれぞれバーコード
記録されている。その他の動作指令とは、例えばコピー
ジョブにおけるコピー部数、コピー倍率などである。
【0033】図7は、制御原稿600の使用方法を説明
した図である。自動原稿搬送装置201は原稿の表側を
上にして原稿設置台701に原稿をセットし、原稿束の
上側から原槁を搬送する機構となっている。制御原稿6
00は原稿700の先頭に置く。スタートキーを押下す
ると原稿の搬送及びスキャナ202による画像データの
読み込みが開始される。バーコード解読部203は所定
の位置に印刷されたバーコードを検出することにより、
制御原稿600を検知し、バーコードを解読してオペレ
ータID及びジョブID、更にその他の動作指令を得
る。解読された情報は、依頼されたジョブがコピージョ
ブであった場合、プリントジョブノード400の所定欄
に記入し、依頼されたジョブがファクシミリ送信ジョブ
であった場合は、ファクシミリジョブノード404の所
定欄に記入する。制御原稿600を読み取った後、再び
他の制御原稿600を読み取るまで、制御原稿600に
続く一連の原稿700は制御原稿600で指定されたオ
ペレータID、ジョブIDによって識別された一連のジ
ョブであると認識される。
【0034】フロッピーディスク部207から画像デー
タを入力するオフラインプリントジョブでは、フロッピ
ーディスク208に記録されているディレクトリファイ
ルの情報を利用してオペレータID及びジョブIDを自
動的に入力することが可能である。ディレクトリファイ
ルとは、フロッピーディスク208内の各ファイルのフ
ァイル名、ファイル作成日時、ファイルサイズ、ファイ
ル所有者名等の情報が記録されたファイルであり、公知
のファイルシステムで実現されている。オフラインプリ
ントジョブを依頼する場合、オペレータはフロッピーデ
ィスク部207ヘフロッピーディスク208をセット
し、ファイル一覧をディスプレイ213に表示させ、所
望のファイルを選択する。ここでオペレータID及びジ
ョブIDをマニュアル入力することも可能であるが、デ
ィスプレイ213に表示された図示しない「ID自動入
力キー」をオンすることにより、選択されたファイルの
管理情報をディレクトリファイルから読み出し、ファイ
ル所有者名をオペレータIDに、ファィル名をジョブI
Dとしてプリントジョブノード400に転記する。
【0035】図8は、ワークステーション103、10
4から画像処理装置100ヘジョブの進行状況を問い合
わせる場合、両者の間で取り交わされるデータの内容を
説明した図である。
【0036】図8(a)は、ワークステーション10
3、104から画像処理装置100へ送出される問い合
わせデータの構成図である。間い合わせデータ800に
おいて、801は問い合わせ先アドレスであり、ジョブ
を依頼した画像処理装置100のLAN102上のアド
レスが記入される。802は問い合わせ元アドレスであ
り、問い合わせがワークステーション103から発せら
れたものであれば、ワークステーション103のLAN
上のアドレスが記入される。803、804はそれぞれ
前述したオペレータID、ジョブIDである。オペレー
タID803とジョブID804は、両者の指定を省略
あるいはジョブIDのみを省略することにより、問い合
わせ対象のジョブの様々な指定が実現される。オペレー
タID803、ジョブID804の組み合せを表1に示
す。
【0037】
【表1】 805は問い合わせジョブ種別指定フラグであり、特定
の種別のジョブの進行状況を問い合わせたい場合、例え
ば依頼した複数種のジョブのうち、コピージョブの進行
状況のみを知りたいときなどに用いられる。ジョブ種別
指定フラグ805は、コピー、ファクシミリ送信、ファ
クシミリ受信、オンラインプリント、オフラインプリン
トの5つがあり、各フラグは1がセットされるとその種
別のジョブの状態問い合わせを要求することを意味し,
0がセットされるとその種別のジョブの状態情報は不要
であることを示す。フラグはOR条件で組み合せること
ができる。オペレータID803及びジョブID804
と、ジョブ種別指定フラグ805を組み合せることによ
り、問い合わせ対象のジョブを指定する方法に自由度が
増す。
【0038】図8(b)は、画像処理装置100からワ
ークステーション103、104へ送出される返答デー
タの構成図である。返答データ806において807は
返答先アドレスであり、例えば画像処理装置100に問
い合わせを行ったワークステーション103のLAN上
のアドレスが記入される。808は返答元アドレスであ
り、返答を発信した画像処理装置100のLAN上のア
ドレスが記入される。809、810はそれぞれ前述し
たオペレータID、ジョブIDである。811はジョブ
の状態であり、オペレータID809、ジョブID81
0で指定されたジョブの状態が記入される。812はジ
ョブ種別表示フラグであり、オペレータID809、ジ
ョブID810で指定されたジョブの種別を示す。例え
ばコピージョブであればコピーフラグのみ1がセットさ
れる。ひとつの問い合わせデータ800により、複数の
ジョブの状態の問い合わせが行われた場合、返答データ
806には、オペレータID809、ジョブID81
0、状態811、ジョブ種別表示フラグ812が複数セ
ット存在することになる。
【0039】画像処理装置100は、LAN102を介
してワークステーション103あるいは104から送出
された問い合わせデータ800を受け取ると、その内容
を解読し、間い合わせ指定のあったジョブの状態を調べ
る。既に述べたように、実行待ちジョブはプリントキュ
ー401あるいはファクシミリ送信キュー405にその
情報が存在し、実行中のジョブはプリント実行ジョブ記
憶部408あるいはファクシミリ送信実行ジョブ記憶部
409にその情報が存在し、実行済のジョブはプリント
ジョブ履歴記憶部403あるいはファクシミリ送信ジョ
ブ履歴記憶部407にその情報が存在する。これらの各
要素には、ジョブ種別、オペレータID、ジョブIDが
記述されているので、これらを検索することにより、所
望のジョブの状態を知ることができる。検索された結果
は返答データ806にセットされ、問い合わせ元へ返送
される。
【0040】図9は、ワークステーション103、10
4の問い合わせ画面の例を示した図である。この例で
は、問い合わせ条件としてオペレータIDを指定、ジョ
ブIDは指定なし、ジョブ種別指定は全て1(Yes)
としたので、オペレータIDで特定されるオペレータが
依頼した全ての種別のジョブの状態が表示されている。
【0041】
【発明の効果】本発明により、複写機、ファクシミリ装
置、プリンタ装置等の画像処理装置において、遠隔地か
らのジョブの進行状況の問い合わせが可能になる。本発
明をファクシミリ装置に適用した場合、オペレータによ
るリカバリ作業が必要となるようなエラーが発生しない
限り、ジョブを依頼した後、再度画像処理装置へ出向か
う必要はなくなる。また、本発明を複写機やプリンタ装
置に適用した場合、ジョブの終了を確認した時点でプリ
ント出力やコピー出力を取りに行けばよいので、画像処
理装置へ出向かう回数を最小限に抑えることができる。
本発明により画像処理ジョブの実行におけるオペレータ
の介在が減少するので、オペレータは画像処理装置ヘジ
ョブを依頼した後、他の作業を行っていたとしても作業
の中断回数を減らすことができ、オペレータの業務の生
産性が向上する。
【0042】また、本発明は、スキャナから画像データ
を入力し、複写やファクシミリ送信などの画像処理を行
う画像処理装置において、ジョブを依頼する際に行う識
別子の入力を、所定の識別子が記録された特殊原稿を読
み込ませることにより行うので、従来のキーボード等に
よる手動操作に比べ、容易な操作で識別子を入力するこ
とが可能になる。
【0043】更に本発明は、フロッピーディスク等の記
憶媒体から画像データを入力し、プリント出力などの画
像処理を行う画像処理装置において、画像データを記憶
した記憶媒体にあらかじめ識別子を記録しておき、記憶
媒体から画像データを読み出して入力すると同時に識別
子を入力するので、従来のキーボード等による手動操作
に比べ、容易な操作で識別子を入力することが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の画像処理システムの構成を
示す図である。
【図2】 実施例の画像処理装置の内部構成を示すブロ
ツク図である。
【図3】 実施例の画像処理装置内のデータの流れを説
明する図である。
【図4】 実施例の画像処理装置におけるジョブの受け
付けと実行の様子を説明する図である。
【図5】 実施例の画像処理装置におけるジョブ管理領
域のデータ構造を示す図である。
【図6】 実施例の画像処理装置における制御原稿を示
す図である。
【図7】 実施例の画像処理装置における制御原稿の使
用方法を説明する図である。
【図8】 実施例の画像処理装置における問い合わせデ
ータと返答データの構成を示す図である。
【図9】 実施例の画像処理装置への問い合わせ結果を
示す図である。
【符号の説明】
100…画像処理装置、101…ファクシミリ通信回
線、102…LAN、103、104…ワークステーシ
ョン、201…自動原稿搬送装置、202…スキャナ、
203…バーコード解読部、204…符号化/復号化
部、205…ページバッファ、206…ハードディスク
部、207…フロッピーディスク部、208…フロッピ
ーディスク、209…プリンタ、210…LAN送受信
部、211…ユーザーインターフェース制御部、212
…キーボード、213…ディスプレイ、214…文字/
図形展開部、215…システム制御部、216…システ
ムメモリ、217…ファクシミリ送受信部、218…時
計部、219…システムバス、220…ICカードリー
ダ、221…ICカード、400…プリントジョブノー
ド、401…プリントキュー、402…プリントログノ
ード、403…プリントジョブ履歴記憶部、404…フ
ァクシミリジョブノード、405…ファクシミリ送信キ
ュー、406…ファクシミリログノード、407…ファ
クシミリ送信ジョブ履歴記憶部、408…プリント実行
ジョブ記憶部、409…ファクシミリ送信実行ジョブ記
憶部、600…制御原稿,601…オペレータID、6
02…ジョブID、603…その他の動作指令、700
…原稿、701…原稿設置台、800…問い合わせデー
タ、801…問い合わせ先アドレス、802…問い合わ
せ元アドレス、803…オペレータID、804…ジョ
ブID、805…問い合わせジョブ種別指定フラグ、8
06…返答データ、807…返答先アドレス、808…
返答元アドレス、809…オペレータID、810…ジ
ョブID、811…状態、812…ジョブ種別表示フラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スキャナ或いはフロッピーディスク等の
    記憶媒体から画像データを入力し、複写やファクシミリ
    送信或いはプリント出力などの画像処理を行う画像処理
    装置において、 所定の識別子を入力する識別子入力手段と、 ジョブの状態を前記識別子に基づいて記憶するジョブ状
    態記憶手段と、 ジョブの進行に従い、前記ジョブ状態記憶手段に記憶さ
    れたジョブの状態を更新するジョブ状態更新手段と、 通信路を介して外部機器と通信を行う通信手段と、 前記識別子で指定されたジョブの進行状況の問い合わせ
    を、外部機器から前記通信手段を介して受け付ける問い
    合わせ受け付け手段と、 前記問い合わせ受け付け手段が受け付けた問い合わせ要
    求に対応するジョブの状態を、前記ジョブ状態記憶手段
    から読み出すジョブ状態読み出し手段と、 前記ジョブ状態読み出し手段により読み出されたジョブ
    の状態を、問い合わせ要求を発した外部機器へ前記通信
    手段を介して返送する返送手段とを備えたことを特徴と
    する画像処理装置。
  2. 【請求項2】 スキャナから画像データを入力し、複写
    やファクシミリ送信などの画像処理を行う画像処理装置
    において、 所定の識別子を表す像を有する特殊原稿と、 前記特殊原稿を識別する特殊原稿識別手段と、 前記特殊原稿識別手段で識別された前記特殊原稿の画像
    情報に含まれる、所定の識別子を表す像の画像情報を解
    読して入力する識別子入力手段と、 ジョブの状態を前記識別子に基づいて記憶するジョブ状
    態記憶手段と、 ジョブの進行に従い、前記ジョブ状態記憶手段に記億さ
    れたジョブの状態を更新するジョブ状態更新手段と、 通信路を介して外部機器と通信を行う通信手段と、 前記識別子で指定されたジョブの進行状況の問い合わせ
    を、外部機器から前記通信手段を介して受け付ける問い
    合わせ受け付け手段と、 前記問い合わせ受け付け手段が受け付けた問い合わせ対
    象のジョブの状態を、前記ジョブ状態記憶手段から読み
    出すジョブ状態読み出し手段と、 前記ジョブ状態読み出し手段により読み出されたジョブ
    の状態を、問い合わせ要求を発した外部機器へ前記通信
    手段を介して返送する返送手段とを備えたことを特徴と
    する画像処理装置。
  3. 【請求項3】 フロッピーディスク等の記憶媒体から画
    像データを入力し、プリント出力などの画像処理を行う
    画像処理装置において、 原稿の画像データと所定の識別子が記憶された記憶媒体
    と、 前記記憶媒体から識別子を読み出して入力する識別子入
    力手段と、 ジョブの状態を前記識別子に基づいて記憶するジョブ状
    態記憶手段と、 ジョブの進行に従い、前記ジョブ状態記憶手段に記憶さ
    れたジョブの状態を更新するジョブ状態更新手段と、 通信路を介して外部機器と通信を行う通信手段と、 前記識別子で指定されたジョブの進行状況の問い合わせ
    を、外部機器から前記通信手段を介して受け付ける問い
    合わせ受け付け手段と、 前記問い合わせ受け付け手段が受け付けた問い合わせ対
    象のジョブの状態を、前記ジョブ状態記憶手段から読み
    出すジョブ状態読み出し手段と、 前記ジョブ状態読み出し手段により読み出されたジョブ
    の状態を、問い合わせ要求を発した外部機器へ前記通信
    手段を介して返送する返送手段とを備えたことを特徴と
    する画像処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7433063B2 (en) 1998-05-21 2008-10-07 Canon Kabushiki Kaisha Processing of multiple data transfer jobs
JP2009239973A (ja) * 1999-07-26 2009-10-15 Canon Inc 画像処理装置及びその制御方法

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US7433063B2 (en) 1998-05-21 2008-10-07 Canon Kabushiki Kaisha Processing of multiple data transfer jobs
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