JPH06284235A - 画像形成記憶装置 - Google Patents

画像形成記憶装置

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JPH06284235A
JPH06284235A JP6890893A JP6890893A JPH06284235A JP H06284235 A JPH06284235 A JP H06284235A JP 6890893 A JP6890893 A JP 6890893A JP 6890893 A JP6890893 A JP 6890893A JP H06284235 A JPH06284235 A JP H06284235A
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Masako Shibaki
雅子 柴木
Takeshi Nozaki
武史 野崎
Toshiharu Takahashi
俊晴 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】文書イメージ情報の光磁気ディスクへの文書登
録処理とFAX送信受信処理等とを効率的に行う。 【構成】文書イメージを読取るスキャナ30aと、文書
イメージ情報を送受信するFAX送受信制御部50と、
用紙に文書イメージ情報を記録するプリンタ40aと、
プリンタが用紙に記録する文書イメージ情報を記憶する
ページメモリ(PM)80と、2値化処理部90に設け
られ、文書イメージ情報及びこの文書イメージ情報の文
書管理情報を記憶する送信受信画像ファイルバッファ
と、文書イメージ情報及びこの文書イメージ情報に関す
る文書管理情報を記憶する光磁気ディスク記憶装置(O
DD)60に着脱自在に設けられた光磁気ディスクとを
設けたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば蓄積送受信FA
X機能を具備したスキャナとプリンタとを備えたデジタ
ル方式の複写機で、大容量の画像情報を記憶できる光磁
気ディスク記憶装置を備え、必要に応じて記憶画像情報
を検索し、プリンタで記録出力できる画像形成記憶装置
に関する。
【0003】
【従来の技術】従来、送受信データを蓄積して送受信す
る事ができる蓄積送受信FAX機能を具備したスキャナ
とプリンタとを備えたデジタル方式の複写機で、スキャ
ナからの文書情報を記憶できるメモリ装置を有し、必要
に応じて記憶した文書情報をプリントアウトする機能を
付加した装置は既に提案されている。
【0004】それら従来の画像形成記憶装置の技術とし
ては、例えば、FAX機能に関連しては、送受信文書情
報を一時的に記憶しておくことにより、FAX送受信処
理を文書情報の入出力処理とは独立した個々の処理とし
てとらえ、高速の文書入出力処理を特徴としたものや、
入出力機能を利用する複写処理と送受信処理を同時並行
的に実行することを特徴とするもの等が提案されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来の画像形
成記憶装置の技術では、FAX送信の為に入力された文
書イメージ情報やFAX受信された文書イメージ情報
は、一時的に画像形成記憶装置内の記憶媒体に記憶され
るものの、送信処理や受信文書のプリントアウト処理が
実行され終了すると、その一時的な記憶は自動的にクリ
アされる機構になっている。例えばこのような従来の機
構で、FAX送信文書を光磁気ディスク等の記憶装置に
させる場合には、光磁気ディスクへの文書登録処理をF
AX送信処理とを別途実行させなければならない。
【0006】つまり、スキャナからの文書入力処理をF
AX送信のためとファイリングの為に別途2回実行させ
ることになり、処理作業としては非効率的である。
【0007】そこで本発明では、文書イメージ情報の光
磁気ディスクへの文書登録処理とFAX送信受信処理等
とを効率的に行う事ができる文書画像記憶装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】すなわち、スキャナからの入力処理が一度
で済み、FAX送受信処理とその送受信文書の光磁気デ
ィスクへの登録・検索処理が簡単に行うことができる新
しい動作モードを新たに設けることを提案する。
【0009】この新しい動作モードが指定されているこ
とにより、既に装置内部メモリ域のFAX送受信文書
(通常は一時的に記憶されており、FAX送信処理が終
わった場合及び受信文書の出力処理が終わった場合に自
動削除されるもの)は、光磁気ディスクへの記憶処理が
完了するまで、FAX送信処理が終わった場合も、受信
文書の出力処理が終わった場合にも自動削除されること
なく保持される事を目的とする。
【0010】また、本発明の動作モードを新たに設ける
ことにより、FAX送受信文書のファイリング処理自体
も促進され、また登録文書を検索する際に用いる文書識
別情報としてFAX送受信結果、送信先情報等のFAX
関連情報を自動登録しておくことにより、何時何処へF
AX送信した文書であるか否か何時受信したFAX文書
であるか等の識別も簡易に行えるので、組織内での文書
管理も効率良く合理的に行うこと目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1対応の発明は、
原稿を走査して文書のイメージ情報を読取る読取手段
と、この読取手段で読取られた文書イメージ情報を記憶
する第1の記憶手段と、文書イメージ情報を回線を通し
て送信するための送信手段と、第1の記憶手段に記憶さ
れる文書イメージ情報及びこの文書イメージ情報に関し
て発生した文書識別情報を着脱自在に設けられた第2の
記憶手段に記憶させる記憶制御手段とを設けたものであ
る。
【0012】請求項2対応の発明は、上記請求項1対応
の発明において、回線を通して文書イメージを受信する
ための受信手段と、この受信手段により受信した文書イ
メージ情報をこの文書イメージ情報に関して発生した文
書識別情報と共に第2の記憶手段に記憶させる受信処理
手段と、必要に応じて受信手段により受信され、第2の
記憶手段に記憶した文書イメージ情報を第1の記憶手段
に取出して画像形成し、用紙に記録する記録手段とを設
けたものである。
【0013】請求項3対応の発明は、上記請求項1対応
の発明及び請求項2対応の発明において、第2の記憶手
段に文書イメージ情報が記憶されるときに、この文書イ
メージ情報と共に記憶される文書識別情報には、文書イ
メージ情報の検索情報としての送信先情報や送信受信結
果情報等を含むものである。
【0014】請求項4対応の発明は、上記請求項1対応
の発明及び請求項2対応の発明において、第2の記憶手
段は、差し替え可能で光磁気ディスク等の大容量の記憶
媒体からなり、この第2の記憶手段に記憶された文書イ
メージ情報を送信手段により、同一送信先へ追加再送信
する又は他の送信先へ送信する送信制御手段と、文書イ
メージ情報を第1の記憶手段に記憶されて、記録手段に
よる用紙への記録を行う記録制御手段とを設けたもので
ある。
【0015】請求項5対応の発明は、上記請求項1対応
の発明及び請求項2対応の発明において、第2の記憶手
段には、この第2の記憶手段を構成する記憶媒体の記憶
先を選択して記憶処理を行うか又は予め指定しておいた
記憶媒体の記憶先に自動的に記憶処理するかを判定する
ための記憶先制御情報を有し、記憶制御手段は、記憶先
制御情報に基づいて、文書イメージ情報を第2の記憶手
段に記憶するものである。
【0016】
【作用】請求項1対応の発明においては、読取手段によ
り読取った文書イメージ情報は、第1の記憶手段に記憶
され、送信手段により回線を通して送信される。記憶制
御手段によりその文書イメージ情報は、この文書イメー
ジ情報に関して発生した文書識別情報と共に第2の記憶
手段に記憶される。従って、読取手段による読取処理は
一度の処理で済むので、文書ファイリングが効率良く行
える。
【0017】請求項2対応の発明においては、受信手段
により受信した文書イメージ情報も受信処理手段によ
り、その文書イメージ情報に関して発生した文書識別情
報と共に第2の記憶手段に記憶させられるので、文書フ
ァイリングが効率良く行える。請求項3対応の発明にお
いては、第2の記憶手段に文書イメージ情報と共に8記
憶される文書識別情報には、文書イメージ情報の検索情
報としての送信先情報や送信受信結果情報等が含まれ
る。従って、第2の記憶手段に記憶した文書イメージ情
報を検索する際に用いる文書識別情報として、例えば、
FAX送信受信の文書イメージ情報である場合には、送
信先情報やFAX送信受信結果情報等のFAX関連情報
を自動登録しておくことにより、文書イメージ情報が何
時何処へ送信した文書であるか否か、又は何時受信した
文書であるか等の識別も簡易に行えるので、文書管理が
合理的に行える。
【0018】請求項4対応の発明においては、第2の記
憶手段が差し替え可能で光磁気ディスク等の大容量の記
憶媒体からなり、送信制御手段により、第2の記憶手段
に記憶された文書イメージ情報は、送信手段により同一
送信先へ追加再送信されるか、又は他の送信先へ送信さ
れる。また、記録制御手段により、第2の記憶手段に記
憶された文書イメージ情報は、第1の記憶手段に記憶さ
れ、記録手段による用紙への記録が行われる。
【0019】請求項5対応の発明においては、第2の記
憶手段の記憶先制御情報に基づいて、記憶制御手段は、
文書イメージ情報を、第2の記憶手段を構成する記憶媒
体の選択された記憶先に記憶処理するか、又は予め指定
された記憶媒体の記憶先に自動的に記憶処理する。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0021】図1は、本発明の蓄積FAX送受信機能を
備えた画像形成記憶装置である。1は装置本体で、その
上面前部には表示機能を備えた操作パネル2が設けられ
ている。前記装置本体1の上面には透明ガラスからなる
原稿台(図示しない)が設けられていて、この原稿台に
は、原稿抑えカバーを兼ね、シート状の原稿(文書)を
自動的に一枚ずつ送る自動原稿送り装置(ADF)31が開
閉自在に設けられている。前記装置本体1下部4の内部
には、用紙を供給するための給紙カセットを備えた給紙
装置が設けられている。
【0022】前記装置本体1の図面に対して右側部に
は、用紙を手差しで給紙したりする手差し給紙台1aが
設けられ、左側部には、画像形成された用紙が排出され
る排出トレイ1bが設けられている。
【0023】前記装置本体1の前面で、前記操作パネル
2の下部には、FAX送受信文書情報などを記憶する第
2の記憶手段の記憶媒体としての光磁気ディスクを挿入
するためのディスク挿入口60aが設けられていて、こ
のディスク挿入口60aと対応する前記装置本体1内部
に光磁気ディスク記憶装置部(以下ODD部60と称す
る)が設けられている。
【0024】なお、いずれも図示しないが、前記装置本
体1上部3の内部には、図示しないが、原稿台上にセッ
トされた原稿の画像(文書情報)を光学的な走査によっ
て読取り入力する読取手段としてのスキャナ及びこのス
キャナにより入力された文書情報や光磁気ディスクに記
憶されている文書情報をFAX網を介して送信又はFA
X網を介して文書情報を受信する、送信手段及び受信手
段を構成するFAX送受信制御部が設けられている。
【0025】また、前記本体1下部4の内部には、図示
しないが、前記スキャナ部、前記ODD部60又は前記
FAX送受信制御部からの文書イメージ情報の画像を形
成して、前記給紙装置から供給される用紙に記録出力す
るプリンタが設けられている。
【0026】前記操作パネル2には、表面を透明抵抗体
と電極で構成したタッチパネル機能を備えた表示装置2
1とコピー枚数やFAX送信先番号等を入力するための
数字キー、スタートキー、ストップキー、クリアキー等
を備えたコントロールパネル22が設けられている。
【0027】図2は、本発明に係る画像形成記憶装置全
体の要部回路構成を概略的に示すもので、本装置の中央
制御を司るCPU(central processing unit )部1
0、前述したスキャナ30aから画像データを受取るス
キャナインターフェース(SIF)30、例えばFAX
送信時に前記スキャナ30aからの多値画像データを2
値化し圧縮処理して一時的に保持する2値化画像メモリ
を含めた2値化画像処理部90、おもに複写処理や出力
処理時に行う高画質化処理や拡大縮小などの処理を行う
画像処理部(IPU)70、多値のビット数を持つ画像
データが記憶される第1の記憶手段としてのページメモ
リ(PM)80、前述したプリンタ40aに画像データ
を転送するプリンタインターフェース(PIF)40、
前述したFAX送受信制御部(FAX)50で構成され
る。
【0028】前記CPU部10には、スキャナ30aか
ら入力した文書イメージ情報を記憶する第2の記憶手段
としての光磁気ディスク記憶装置(ODD)60や文書
イメージの管理情報や文書イメージ情報そのものを一時
的に記憶する補助メモリ用途に使用されるハードディス
ク装置(HDD)65、前記操作パネル部2から構成さ
れた前記表示・操作部20とが、それぞれシステムバス
101を介して接続されている。
【0029】また、要部回路の画像データを取扱う各デ
バイス間には、画像データを高速に転送するための画像
バス102が処理の流れにおいて隣接接続で設置されて
いる。この画像バス102は、本装置が複写機としてリ
アルタイム動作するときには、前記スキャナ30aから
入力される画像データを、前記SIF30で受信し、前
記IPU70で高画質化処理、拡大縮小処理を行い、前
記PIF40でプリンタ40aに出力するという動作を
並列的に行う。このように、その時の処理動作に不必要
な前記画像バス102上のデバイス(ボード)は通過状
態となる。例えば、単なる複写動作の際には2値化処理
部90は不必要なため通過状態となる。一方、本発明に
おけるFAX文書ファイル動作の際には、通常前記IP
U70が通過状態となる。
【0030】図3は前記CPU部10の構成を概略的に
示すもので、各種制御を行なう制御部本体を構成するC
PU100、前記表示・操作部20と接続されたディス
プレイ・コントロールパネル(以下、ディスプレイ・コ
ンパネと称する)インターフェイス(I/F)部12
0、各種制御プログラムや各種管理情報を格納するMa
inメモリ部110、前記HDD65と接続されたHD
D−I/F部150、前記ODD60と接続されたOD
D−I/F部160、タイマー140、前記システムバ
ス101と接続されたシステムバスI/F部130から
構成される。前記CPU100は、上述した各デバイス
とそれぞれこのCPU部10の内部バス100aを介し
て接続されている。
【0031】図4は、前記ODD60の構成を概略的に
示すものである。このODD60は、前記CPU100
からの指示に従い、光磁気ディスク(OD)61に対し
てODD−I/F160を介して圧縮2値化された文書
情報や文書情報の識別情報の書込み及び読取りを行う光
磁気ディスク記憶装置で、前記光磁気ディスク(OD)
61と、データ書込み制御部62と、データ読取り制御
部63と、光ディスク駆動モータ64と、前記データ書
込み制御部62、前記読取り制御部63及び前記光ディ
スク駆動モータ64をそれぞれ制御し、前記ODD−I
/F160からの画像データを一時的に蓄えるデータバ
ッファ(図示せず)を備えた光ディスク駆動制御部65
とから構成される。
【0032】図5は2値化処理部90の概略的な構成を
示したもので、前記システムバス101と接続されたシ
ステムバスI/F191、内部の各デバイスと前記シス
テムバス101を接続するためのローカルシステムバス
192、前記画像バス102の入力(IN)画像バスI
/F194と、前記画像バスへの出力(OUT)画像バ
スI/F195と、前記入力画像バスI/F194から
取込まれた多値画像データを2値化又は線密度変換する
2値化/PDC98と、前記2値化/PDC98で2値
化された2値画像データの画素情報をバイト単位にまと
める変換やその逆変換を行うピクセル/バイト変換部9
7、2値化された画像データを複数頁保持する2値ペー
ジメモリ(PM)部91、2値化画像データの圧縮伸張
処理を行うための圧縮伸張処理部(CODEC)92、
前記ローカル画像バス193のDMA(direct mem- or
y access)制御やアドレスバス、データバスのチャンネ
ル制御を行うローカル画像バス制御部93、前記ローカ
ル画像バス193と前記ローカルシステムバス192と
を接続するバス調停部94、FAX送信する2値化圧縮
された画像データを一時的に保持しておくための送信画
像ファイルバッファ(buf)95とFAX受信した2
値圧縮画像データを一時的に保持しておくための受信画
像ファイルバッファ(buf)96から構成される。
【0033】なお、前記送信画像ファイルバッファ95
及び前記受信画像ファイルバッファ96には、2値化圧
縮された送受信画像データを少なくとも数十頁分は記憶
できる容量があるものとし、前記送受信画像ファイルバ
ッファ95,96の空き領域が予め指定した値よりも少
なくなった場合には前記CPU100の制御(システム
制御プログラムの制御)により、予め指定した制御規則
に従い(例えば「送信処理済みであるがOD61への登
録が未処理である送信画像データやプリント出力済みで
あるがOD61への登録が未処理である受信画像データ
などについて送受信処理した時刻の古いものから順に」
というような規則に従い)、補助記憶領域であるHDD
65に前記送受信画像ファイルバッファ95,96内の
該当する画像データを順次待避させるというような処理
も行えるものとする。
【0034】図6は、前記FAX送受信制御部50の構
成を概略的に示すもので、このFAX送受信制御部50
の全制御を行うコントローラ部(FCPU)51と、F
AX伝送制御手順用のプログラムを記憶したROM(re
ad only memory)及びRAM(random access memory)
から構成されたプログラム用ROM/RAM53と、前
記システムバス101と接続されたシステムバスI/F
部151、送受信画像データを一時的に記憶する2個の
画像データ・バッファ52と、送受信画像データが一時
的に記憶される画像データメモリ54と、前記画像デー
タ・バッファ52と前記画像データメモリ54間のDM
A画像転送を制御するDMAコントローラ55と、前記
CPU100と前記FCPU51間でFAX制御データ
のやりとりを行うための共有I/O(input/output)ポ
ート56と、前記FCPU51の制御により回線制御を
行う回線制御部57と、送受信データの変復調処理を行
うモデム58とから構成される。
【0035】なお、これらの各デバイスはそれぞれ、内
部バス152を介して前記FCPU51に接続されてい
る。
【0036】例えば、ここで前記CPU部10から前記
FCPU51へ制御パラメータを通知する場合の制御パ
ラメータの流れを以下に示す。
【0037】制御パラメータは、前記CPU部10によ
る書き込み処理により、前記システムI/F151を介
して前記共有I/Oポート56の所定アドレスに書き込
まれる。前記FCPU51は割り込み等により前記CP
U部10からの書込み通知を受けて前記共有I/Oポー
ト56の該当アドレス内制御パラメータを読み出し、そ
のパラメータ内容に応じた処理を行う。
【0038】前記FCPU51からCPU部10へのパ
ラメータ通知も同様で、前記FCPU51が前記共有I
/Oポート56の所定アドレスにパラメータを書き込む
ので、前記CPU部10はその通知を受けて該当する前
記共有I/Oポート56のパラメータを読み出し、その
パラメータに応じた処理を行う。
【0039】上記のパラメータ制御により送信開始の指
示を受けると、前記FCPU51はCCITTの勧告
T.4及びT.30等の標準伝送手順に従って送信処理
を開始する。
【0040】前記FCPU51は、前記CPU部10よ
り予め受け取っていたFAX番号を基に、送信先との回
線接続処理を前記回線制御部57及び前記モデム58を
制御する事により行う。
【0041】回線が接続されると相手端末は自局の受信
機能(能力)を示すデジタル識別信号を送出するので、
前記FCPU51は、前記回線制御部57及び前記モデ
ム58を制御することにより、そのデジタル識別信号を
受信し、相手端末との接続処理の完了通知と共に制御パ
ラメータとして前記CPU部10に返信する。
【0042】それを受けた前記CPU部10は、必要に
応じて送信画像データを送信先相手端末の受信機能に適
合するような符号化方式や線密度に再変換処理した後、
FAX送受信部50への転送を開始する。
【0043】前記CPU部10は、DMA制御により前
記2値化処理部90の前記送信画像ファイルバッファ9
5の所定域に予め保持されている送信文書データを前記
システムバスI/F151を介して前記画像データバッ
ファ52に書き込むので、前記FCPU51は、前記D
MAコントローラ55を制御してその送信画像データを
前記画像メモリ54へ随時転送する。
【0044】前記FCPU51は、前記画像メモリ54
に転送された文書データを順次読みだし、前記回線制御
部57及び前記モデム58を制御する事により回線制御
して画像データを送信する。
【0045】送信文書が複数の場合は頁終了や次頁の有
無を指示する制御パラメータが、前記CPU部10から
前記FCPU51に随時通知されるので頁単位で上述の
文書データの送信が繰り返し行われる。
【0046】送信終了を指示する制御パラメータの通知
を受けることで前記FCPU51は、前記回線制御部5
7及び前記モデム58を制御することにより切断信号を
回線に送出し、回線切断の制御パラメータを前記CPU
部10に対して通知することにより送信処理は終了す
る。
【0047】一方、受信処理は、前記回線制御部78が
自局宛の回線接続を指示する端末識別信号CCITTの
勧告T.4の規格に従い受信し、回線接続した後に前記
FCPU51に受信割込み通知することで開始される。
【0048】前記FCPU51は、CCITTの勧告
T.30の規格に従い前記回線制御部57及び前記モデ
ム58を制御して、受信データを順次画像データメモリ
54に取込み開始すると共に、回線接続受信開始を指示
する制御パラメータを前記共有I/Oポート56を介し
て前記CPU部10に通知する。
【0049】前記CPU10は、受信通知を受けて文書
データを保持する受信画像ファイルバッファ96の記憶
領域を確保したのち、受信開始を許可する制御パラメー
タを前記共有I/Oポート56を介して前記FCPU5
1に通知する。
【0050】前記FCPU51は、転送許可の通知を受
けて前記DMAコントローラ55を制御し、前記画像デ
ータメモリ54内の受信文書データを前記画像データバ
ッファ52に転送する。
【0051】一方、前記CPU部10はデータ受信開始
を指示する割り込み等の通知を受けて前記画像データバ
ッファ52内の受信文書データを前記システムI/O1
51を介して読出し、予め確保してある前記受信画像フ
ァイルバッファ96の所定の領域へ順次データ転送す
る。
【0052】受信画像のデータサイズの通知や頁終了指
示、手順終了などの制御パラメータは、前記共有I/O
ポート56を介して前記FCPU51から前記CPU部
10に順次通知される。
【0053】また、回線の切断処理は、送信側からの手
順終了通知の後、送信側により行われる。なお、データ
を保持する前記受信画像ファイルバッファ96の記憶領
域が確保できなかった場合や受信中に前記受信画像ファ
イルバッファ96に空き領域がなくなった場合は、前記
CPU部10より切断を要求する制御パラメータを前記
FCPU51に通知し、回線制御により送信側へ通知す
る事により送信側からの指示で回線切断される。
【0054】図7は、表面を透明抵抗体と電極で構成し
たタッチパネル機能を備えた表示・操作部20の外観を
概略的に示すもので、タッチパネル表示操作部201
と、タッチパネル用の伝導性ペン202と、コントロー
ルパネル部として、コピーモード、FAXモード及びフ
ァイルモード等の動作モード選択キー部203と、コピ
ー枚数やFAX番号等を入力する数字キー部204と、
スタート・ストップ(START /STOP)、オールクリア
(AC)及びキャンセルボタン(C)等の動作制御スイ
ッチ部205と、倍率・原稿サイズ・紙サイズ・頁連写
モード等の主にコピー動作時の各種パラメータ設定部2
06と、原稿タイプ、文字サイズ、短縮ダイアル指定/
数字キー指定等FAX送信動作時に使用する各種パラメ
ータ設定部207と、FAX送信時の送信先を設定する
ためのワンタッチボタン部208とから構成されてい
る。
【0055】前記動作モード選択キー部203を選択す
ることで、前記タッチパネル表示操作部201には、図
示しないが、対応する動作モードのメインメニューが表
示されるので、表示メッセージに従い前記タッチパネル
表示操作部201を操作する事により階層構造のメニュ
ーが順次表示され、必要に応じて前記タッチパネル表示
操作部201を操作することにより、コントロールパネ
ル部のキー/スイッチでは指定できない動作パラメータ
の設定が行える。
【0056】図8に、前記タッチパネル機能付きの表示
・操作部20の要部回路構成を概略的に示す。前記タッ
チパネル表示操作部201を構成するタッチパネル21
1は透明で通常ガラス基板の両面に抵抗率が均等な透明
導電膜が塗布されており、周囲にはX方向Y方向位置検
出のための回路網および電極が形成されている。このタ
ッチパネル211に専用の前記伝導性ペン202で触れ
ると、その付近の導電膜の抵抗値が変化するため、回路
網の抵抗(に流れる電流)が変化する。前記タッチパネ
ル211からはこの電流変化の情報が出力される。タッ
チパネル制御部212はタッチパネル211に電源を供
給する他、逐次前記タッチパネル211の回路網からの
電流(抵抗)変化情報を読取り位置座標に変換して、前
記タッチパネル制御部212内のレジスタ(バッファ、
図示せず)に設定する。前記タッチパネル211は、実
際には前記タッチパネル表示制御部201を構成する液
晶ディスプレイ213の上を覆うように設けられてお
り、前記液晶ディスプレイ213上の表示は前記タッチ
パネル211を通して見ることになり、逆に前記伝導性
ペン202あるいは指で前記液晶ディスプレ213の画
面上のある領域に触れると前記タッチパネル211に触
れることになる。
【0057】ディスプレイ部は、前記液晶ディスプレイ
212と、ディスプレイコントローラ216と、画素単
位に画像データを保持するメモリ217(ビデオメモ
リ:VRAM)とからなり、このVRAM217上の画
像データを前記ディスプレイコントローラ216が逐次
読み出して、前記液晶ディスプレイ212に表示する。
コントロールパネル部としてのコントロールパネル21
5上に設けられた前記動作モード選択キー部203や数
字キー部204等のキー/スイッチのON/OFF制御
をコントロールパネル制御部214で行う。
【0058】上記表示・操作部20の制御は、全て前記
CPU100により前記ディスプレイ・コントロールパ
ネルI/F120を介して前記Mainメモリ110に
設けられたROMまたはHDD50に書き込まれている
プログラムを作業用メモリである前記Mainメモリ1
10に設けられたRAMを用いて順次実行する。
【0059】主なプログラムとしては、前記液晶ディス
プレイ213上にメニューを表示するために、メニュー
画面データを作成し前記VRAM217に設定するプロ
グラム、前記タッチパネル211に触れることによって
項目を選択する場合、このタッチパネル211上の触れ
た位置と表示中のデータとの関係から選択された項目を
識別し、対応する表示等の動作を行うためのプログラ
ム、前記伝導性ペン202により連続曲線を入力する際
には、逐次前記タッチパネル制御部212によりレジス
タに設定される位置情報を読みだし、位置データ間を適
宜補間し前記VRAM217に設定するプログラム、前
記伝導性ペン202で入力されたイメージを所定の情報
量のビットマップイメージに解像度変換して登録文書
(画像データ)の識別情報として記憶する際のプログラ
ム等があげられる。
【0060】図9は、前記Mainメモリ110の構成
を示す。
【0061】図9(a)は、前記Mainメモリ110
の全体のマップ構成を概略的に示す。全体構成としては
各種システム制御を行うプログラムが格納されているプ
ログラムROM111、各種制御・管理用データが格納
されているデータテーブルROM112、ROMのプロ
グラムを実行し各種制御・管理データを一時的に記憶し
ておく為のワーキングRAM113とFAX送信先情報
や送受信結果を記憶しておくためのFAX用不揮発性R
AM部114に大別される。
【0062】図9(b)は、前記プログラムROM11
1のマップ構成を概略的に示したもので、システム制御
管理プログラム部、表示操作パネル制御プログラム部、
OD制御プログラム部、入出力部制御プログラム部、F
AX制御用プログラム部等から構成される。
【0063】図9(c)は、前記データテーブルROM
112のマップ構成を概略的に示したもので、システム
制御用データテーブル、表示操作パネル制御用データテ
ーブル、OD制御/ODフォーマット用データ部、入出
力部制御用データ部、FAX制御用データ部、キャラク
タ・ジェネレータ等から構成される。
【0064】図9(d)は、前記ワーキングRAM11
3のマップ構成を概略的に示したもので、入出力に関連
した各種制御プログラムの作業域、表示操作パネル制御
用作業域、OD制御作業域、ODのバインダ管理作業域
/ファイル管理作業域、FAX制御用作業域等のエリア
から構成される。なお、前記Mainメモリ110で管
理しきれない制御プログラムやODのディスク管理情報
は前記HDD65等で記憶管理されており、システム制
御プログラムからの要請に従って、随時ロード・セーブ
されている。
【0065】図9(e)は、FAX用不揮発性RAM1
14のマップ構成を概略的に示したもので、デフォルト
のパラメータ設定値や自局FAX番号、自局名称を記憶
しておく初期設定・自局情報部114−1、短縮ダイア
ル番号に対応する送信先FAX番号や送信先名称を記憶
しておく送信先情報部114−2、前記送信画像ファイ
ルバッファ95に記憶されている送信画像データについ
てその送信条件やその他の属性情報を記憶しておく送信
画像データ管理部114−3、前記受信画像ファイルバ
ッファ96に記憶されている受信画像データについてそ
の受信結果やその他の属性を記憶しておく受信画像デー
タ管理部114−4、送受信結果やエラー発生状況を管
理する送受信・エラー履歴管理部114−5から構成さ
れる。
【0066】図10(a)は、前記送信画像データ管理
部114−3の概略的な構成を示したもので、全体が少
なくとも数十個(ここではN個とする)の固定長の管理
テーブルに分かれており、1つの管理テーブルにつき1
回の送信画像データの管理情報が保持できる構成になっ
ている。
【0067】すなわち、個々の管理テーブルは、ステー
タス/動作モードフラグf−1、入力時刻f−2、画像
属性f−3、画像データ・ポインタf−4、送信時刻f
−5、送信先数f−6、送信先情報f−7、送信結果情
報f−8、OD登録情報f−9の各領域で構成される。
【0068】前記ステータス/動作モードf−1は、こ
の管理テーブルの空き状態や、管理されている画像デー
タがどの動作モード用に登録された画像データなのか等
の処理の動作モードの管理を行う領域である。
【0069】前記入力時刻f−2には、前記送信画像フ
ァイルバッファ95に送信画像データが記憶された時刻
が記憶される。
【0070】前記画像属性f−3には、前記送信画像フ
ァイルバッファ95に記憶されている画像データのサイ
ズ、枚数(頁数)、符号化方式、線密度等の属性情報が
記憶されている。
【0071】前記画像データ・ポインタf−4には、前
記送信画像ファイルバッファ95内の画像データの記憶
されている領域の先頭アドレスが記憶される。
【0072】前記送信時刻f−5には、時刻指定送信の
場合にユーザがコントロールパネル215で指定した送
信時刻が記憶される。
【0073】前記送信先数f−6は、同報通信でない場
合は1となる。
【0074】前記送信先情報f−7には、図10(e)
に示すように、少なくとも数十箇所の短縮ダイアル番号
(ここではM箇所)が登録できる構成になっている。
【0075】前記送信結果f−8は、図10(e)に示
すように、前記送信先情報f−7で記憶されている個々
の送信先に対応する送信結果が順に記憶される領域で、
送信結果情報としては、例えば送信良好/不達とかの送
信処理結果や通信時間、送信した頁数等が上げられる。
【0076】前記OD登録情報f−9では、FAX送信
画像データを前記OD61に登録するために指定された
登録条件を保持しておく領域で、例えば図10(e)に
示すように、OD登録者を特定するキーワード領域、登
録ODのディスク番号域、バインダ番号域、ファイル番
号域又はファイル名称領域等から構成される。
【0077】また、このような送信画像データ管理部1
14−3に記憶されている情報のアクセス管理には、前
記ワーキングRAM113のFAX制御用作業域で管理
する送信制御テーブルを用いる。
【0078】図10(c)に、前記送信制御テーブルの
概略的な構成を示す。
【0079】第1番目のブロックは、上記N個の管理テ
ーブルのステータス管理部h−1であり、管理テーブル
の空き状態や、管理中の画像データが送信待ちなのか、
又は送信処理中なのか、又は登録処理待ちなのか、又は
登録処理中なのか等の動作状態を管理している。
【0080】第2番目のブロックは、“送信待ち”の画
像データを管理している管理テーブル番号を送信開始時
刻の早い順に管理している送信順位管理部h−2であ
り、ヘッダ部では、最初に送信処理を行う管理テーブル
番号(1〜N)や送信待ちデータ数が保持されており、
後に続くN個の領域は、前記管理テーブル番号に対応し
ており、各領域には自管理テーブルの次に送信待ちの管
理テーブル番号を保持する構成になっている。なお、
“送信待ち”の最後尾の管理テーブル番号に対応する領
域には所定の識別値を記憶させておく。
【0081】第3番目のブロックは、OD登録管理部h
−3で、第2番目のブロックと同様の構成であり、ヘッ
ダ部では“OD登録待ち”で管理されている画像データ
数や最も早く前記送信画像ファイルバッファ95への記
憶処理が行われた“ODへ登録待ち”の画像データの管
理テーブル番号が保持され、後に続くN個の領域では前
記送信画像ファイルバッファ95への記憶時刻順に“O
D登録待ち”のテーブル番号が管理されている。
【0082】図10(b)は、前記受信画像データ管理
部114−4の概略的な構成を示したもので、全体が少
なくとも数十個(ここではN個とする)の固定長の管理
テーブルに分かれており、1つの管理テーブルにつき1
回の受信画像データの管理情報が保持できる構成になっ
ている。
【0083】すなわち、個々の管理テーブルは、ステー
タス/動作モードフラグg−1、受信時刻g−2、画像
属性g−3、画像データ・ポインタg−4、受信結果g
−5、オプション情報g−6の各領域で構成される。
【0084】前記ステータス/動作モードg−1は、こ
の管理テーブルの空き状態や、本発明に係わるFAX文
書ファイル動作モード指定中に受信した受信データか否
かのステータスや動作モードの管理を行う領域である。
【0085】前記受信時刻g−2には、前記受信画像フ
ァイルバッファ96に受信画像データが記憶された時刻
が記憶される。
【0086】前記画像属性g−3には、前記受信画像フ
ァイルバッファ96に記憶されている画像データのサイ
ズ、受信枚数、符号化方式、線密度等の属性情報が記憶
されている。
【0087】前記画像データ・ポインタg−4には、前
記受信画像ファイルバッファ96内の画像データの記憶
されている領域の先頭アドレスが記憶される。
【0088】前記受信結果g−5は,通信時間等が記憶
される領域である。
【0089】また、このような受信画像データ管理部1
14−4に記憶されている情報のアクセス管理には、前
記ワーキングRAM113のFAX制御作業用域で管理
する受信制御テーブルを用いる。
【0090】図10(d)に、前記受信制御テーブルの
概略的な構成を示す。
【0091】第1番目のブロックは、上記N個の管理テ
ーブルのステータス管理部i−1であり、管理テーブル
の空き状態や、管理中の画像データが出力待ちなのか、
又は出力処理中なのか、又は登録処理待ちなのか、又は
登録処理中なのか等の動作状態を管理している。
【0092】第2番目のブロックは、“出力待ち”の画
像データを管理している管理テーブル番号を出力処理の
早い順に管理しているプリントアウト順位管理部i−2
であり、ヘッダ部では、最初に出力処理を行う管理テー
ブル番号(1〜N)や出力待ちデータ数が保持されてお
り、後に続くN個の領域は、前記管理テーブル番号に対
応しており、各領域には自管理テーブルの次に出力待ち
の管理テーブル番号を保持する構成になっている。な
お、“出力待ち”の最後尾の管理テーブル番号に対応す
る領域には所定の識別値を記憶させておく。
【0093】第3番目のブロックは、OD登録待ち中の
管理テーブルを受信時刻の早い順に管理しているOD登
録管理部i−3であり、ヘッダ部では、OD登録待ちの
受信データ数やOD登録待ちの画像データ中で最も早い
時刻に受信した受信画像データの管理テーブル番号(1
〜N)が保持されており、後に続くN個の領域は、前記
管理テーブル番号に対応しており、個々の領域の情報と
しては自管理テーブルの次に“OD登録待ち”の管理テ
ーブル番号を保持する構成になっている。なお、OD待
ちテーブルの最後尾には所定の識別値を記憶させてお
く。
【0094】図11及び図12に前記光磁気ディスク
(OD)61上での画像データ管理データ及び画像デー
タそのものの記憶形態の構成を示す。
【0095】図11(a)は、前記OD61上の画像デ
ータの管理を行う文書管理領域600と画像データその
ものが入っている文書データ領域601からなる前記O
D61の全体構成を示す。
【0096】図11(b)は、上記ファイル管理領域6
00の構成を示したもので、このファイル管理領域60
0は、光磁気ディスク製作時および初期化時の初期欠陥
アドレスを格納しておくディスク初期フォーマット領域
602、前記OD61固有の識別番号であるディスク番
号を記憶しておくディスク番号領域603、前記OD6
1の所有者のパスワードである暗証番号を記憶しておく
暗証番号領域604、前記OD61を初期化した日時を
記憶しておくディスク初期化日時領域605、前記OD
61内に登録されているバインダ数を記憶しておくバイ
ンダ数領域606、各バインダの管理情報を格納してお
くバインダ管理領域610、及び各バインダ内に登録さ
れている文書情報を管理する文書管理領域630から構
成されている。
【0097】図11(c)に、上記バインダ管理領域6
10の詳細を示す。前記バインダ管理領域610は、後
述するバインダ名称領域614に格納されるバインダ名
称の先頭アドレスを記憶しておくバインダ名称アドレス
領域611、文書管理領域630に格納されている各バ
インダ内の文書管理情報の先頭アドレスを記憶しておく
バインダ管理情報アドレス領域612、各バインダの各
種属性を記憶しておくバインダ属性情報領域613、及
び各バインダの名称を記憶しておくバインダ名称領域6
14より構成されている。
【0098】図11(d)は、上記バインダ管理領域6
10を構成する4つの領域の詳細を示すもので、複数個
のバインダの登録が可能で、例えば本実施例において
は、バインダ番号(1)615からバインダ番号(n)
616のn個のバインダが登録されている。バインダ名
称領域614には、後述のバインダ属性623に格納形
式を記憶しておく領域があるので、文字コードや、ビッ
トイメージ情報を圧縮した圧縮コード等を任意の格納形
式をバインダ名称として記憶可能である。
【0099】図11(e)に、バインダ属性情報領域6
13内の各バインダの属性情報617(1)〜618
(n)のより詳細な構成を示す。バインダ識別番号62
0は、バインダを識別するためのバインダ固有の番号で
あり、図11(d)で示したバインダ番号(1)615
〜(n)616が使用される。バインダ登録日時621
はバインダを登録した日時を記憶しておく領域、文書フ
ァイル数622はバインダ内に登録されている文書数を
記憶しておく領域、バインダ属性623には、バインダ
名称が文字コード形式かあるいはビットイメージ形式か
等のバインダ名称の格納形式や、FAX送受信文書用の
バインダか等のバインダ管理情報(記憶先制御情報)等
が記憶される。
【0100】図12に、上記文書管理領域630の詳細
を示す。
【0101】図12(a)では、バインダ番号(1)の
バインダを管理する文書管理領域631からバインダ番
号(n)のバインダを管理する文書管理領域632が形
成されており、n個のバインダの登録文書を管理してい
る。
【0102】図12(b)は、各バインダの文書管理領
域(1)631〜(n)632の詳細を説明した図であ
る。バインダ単位の各文書管理領域は、バインダ内に登
録されている文書の文書名称が格納されている先頭アド
レスを格納しておく文書名称アドレス領域633、後述
するページ情報領域637に格納されている各文書毎の
ページ単位の管理情報の先頭アドレスを記憶しておく文
書管理情報アドレス領域634、各文書の各種属性を記
憶しておく文書属性情報領域635、登録文書の文書名
称を格納しておく文書名称領域636、登録文書のペー
ジ単位の情報を記憶しておくページ情報領域637、各
文書単位のオプション情報を格納しておくオプション情
報領域638より構成されている。
【0103】図12(c)は、上記各バインダの文書管
理領域を構成する6領域(633〜638)の詳細を示
した図であり、図では文書番号(1)639〜文書番号
(m)640のm個の文書が登録されている。
【0104】前記文書名称領域636には、例えば、前
記タッチパネル表示操作部201より専用の前記伝導性
ペン202を用いて入力され、所定制御方式により一定
の情報量に2値化されたビットイメージ等も格納するこ
とができ、登録画像データ検索時の文書識別情報として
検索される文書名称の格納部である。
【0105】前記文書属性情報領域635内の各文書の
属性情報は、例えば図13(a)に示すような構成にな
る。
【0106】文書識別番号650は、登録画像データを
識別するため、登録の際に前記OD61への登録順など
により自動的に割り当てられる文書固有の番号であり、
図12(c)で示した文書番号(1)639〜(m)6
40で表す。
【0107】文書登録日時651は、文書を登録した日
時を記憶しておく領域である。
【0108】ページ数652は、文書内のページ数を記
憶しておく領域である。
【0109】原稿サイズ653は、登録原稿のサイズを
記憶しておく領域で、文書内に異なるサイズの原稿があ
る場合も、この原稿サイズ653には、ページ単位に原
稿サイズが異なることを示す固有のコードを記憶してお
き、ページ情報領域637に図13(c)に示すように
ページ単位の原稿サイズを格納しておくこともできる。
【0110】文書属性654には、文書名称636が文
字コード形式かあるいはビットイメージ形式か等の名称
の格納形式や、FAX送信画像か受信画像か、その場合
の符号化方式、線密度はどのタイプであるか等の文書属
性・管理情報が記憶される。図13(b)に、オプショ
ン情報領域638内の各文書のオプション情報域643
の概略的構成を示すが、例えば本実施例においては全体
としてはFAX送信履歴域670とFAX受信履歴域6
80から構成されるものとする。
【0111】FAX送信履歴部670では、FIFO
(first in first out)方式で最新の複数(L)回の送
信処理結果が保持できるような構成になっており、ヘッ
ダ部に送信履歴ポインタ部671を設定して次に送信処
理を実行した場合に結果を保持する送信履歴域の先頭ア
ドレスを保持している。後に続く、送信日時672、送
信先数673、送信先情報674、送信結果675の領
域に、最新のL回までの送信結果が保持できる構成であ
る。なお、送信先情報674、送信結果675の領域の
構成は、前記図10(a)で示したFAX送信画像デー
タ管理部114−3と同様の構成になっている。送信先
情報674には、少なくとも数十箇所の短縮ダイアル番
号(ここではM箇所)が登録できる構成になっている。
送信結果675には、上記送信先情報域で記憶されてい
る個々の送信先に対応する送信結果が順に記憶される。
【0112】FAX受信履歴域680は、FAX受信画
像データであるか否かや受信結果を記憶する受信ステー
タス681、受信日時を記憶する受信日時682、通信
時間を記憶する通信時間683及びその他受信時に得ら
れたオプション情報を保持するためのオプション684
の各領域から構成される。
【0113】以上図1〜13で説明したシステム構成の
もとで、本実施例のFAX送受信機能を具備した画像形
成記憶装置における、FAX文書ファイル動作モードを
指定した場合の動作手順の概要を図14乃至図18のフ
ロー図とともに示す。なお以下で示す全ての制御動作
は、前記CPU100の制御によりシステム各構成部が
制御されることにより実行されるものとする。
【0114】図14は、FAX送信動作時にファイル動
作モードを指定した場合の概略的な動作フローを示した
もので、予めOD61の装着がある場合についての動作
手順である。
【0115】まず、表示・操作部20上の動作モード選
択キー部203によりFAXモード及びファイルモード
が選択され(S1)、OD61をODD60にセットす
ることにより(S2)、CPU100はOD61の装着
を検知して、OD61の文書データ領域601内の管理
データワーキングRAM113の文書管理領域内にロー
ドする(OD61装着中のファイルモード実行中はこの
ワーキングRAM113内の該当文書管理領域をアクセ
スして文書管理情報の参照・更新を随時行い、OD61
が取り外される直前に、ワーキングRAM113内の文
書管理領域のデータをOD61内文書管理領域601に
リストアすることにより、OD61内文書管理情報は更
新されるものとする。なお以下の説明では、簡略化のた
めOD内部の文書管理領域601を用いているが、実際
には対応するワーキングRAM113内の該当領域をア
クセスすることを意味する。)。
【0116】その後、表示操作プログラムが動作して、
OD61の文書管理領域601のバインダ管理領域を検
索し、装着中OD61のバインダ構成をタッチパネル表
示操作部201上に表示し、FAX送信画像データのフ
ァイル先やバインダを指定するように指示する(S
3)。なおここで、バインダ属性情報域613を検索し
た結果、FAX送信画像データ専用のバインダが存在す
る(記憶先制御情報)場合は、タッチパネル表示操作部
201上に“自動登録”メニューが追加表示されること
になるので、この“自動登録”メニューが選択される場
合は、登録ファイル名称も入力しなくても自動的に所定
のファイル名称(例えば送信日時をファイル名称とす
る)で自動的に該当FAX送信文書専用のバインダに登
録することになる。
【0117】一方、タッチパネル表示操作部201に表
示中のバインダ名称を選択した場合は、登録文書名称の
入力を指示してくるので、不図示のメッセージに従い、
送信画像データのファイル名称が入力される。この段階
でFAX送信画像データのファイル先のディスク、バイ
ンダ、ファイル名称が得られたことになるので、図10
(c)で示したFAX送信画像データ管理部114−3
の制御テーブルを制御し、図10(a)で示したFAX
送信画像データ管理部114−3のOD登録情報域の所
定領域にこれらの情報を記憶する。なおディスク情報、
バインダ情報については、OD61の文書管理領域60
0の所定の項目を検索することにより、ディスク固有の
ディスク番号603、該当バインダ固有のバインダ番号
が得られるので、ここでは番号情報をFAX送信画像デ
ータ管理部114−3に保持することにする。
【0118】次に、表示メッセージに従い(不図示)F
AX送信処理に必要な動作パラメータの設定(S4)が
行なわれ、文字の多い原稿か写真原稿か等の送信原稿の
タイプの選定や、細かい文字の原稿か標準原稿か等の原
稿文字サイズの選定はコントロールパネル215の各種
パラメータ設定部207で行なわれ、その他のパラメー
タの指定は表示メニューのメッセージに従いタッチパネ
ル表示操作部201を操作することにより指示される。
この段階で得られるFAX送信動作パラメータも随時、
図10(a)で示したFAX送信画像データ管理部11
4−3の該当管理テーブルの所定領域に記憶される。な
お、本実施例においてはOD登録情報を設定した後にF
AX送信情報を設定するという順番でパラメータの設定
処理を行ったが、実際にはFAX送信情報を設定した後
にOD登録情報を設定することも、もちろん可能であ
る。
【0119】以上のように必要な動作パラメータの設定
を行い、原稿台に送信原稿がセットされコントロールパ
ネル215上のスタート・ストップボタン205が押下
されることにより(S5)、スキャナ30aが動作して
送信画像の入力処理(S6)が開始される。
【0120】ここで、スキャナ30aより読み込んだ画
像データを、FAX送信処理し、さらに光磁気ディスク
記憶装置ODD60に記憶する場合の画像データの流れ
について以下に示す。
【0121】スキャナ30aの内部構成については、い
ずれも図示しないが、まず原稿台に置かれた原稿画像情
報は、スキャナ30a内部の所定位置に列状に配設され
た複数の受光素子からなるCCDラインセンサにより1
ライン毎に走査され濃淡情報から複数ビットの多値画像
データ情報に変換され、スキャナインターフェイス(S
IF)30を介して画像バス102に出力される。
【0122】こうして、スキャナ30aにより読み込ま
れた送信画像データは、画像バス102、2値化処理部
90の入力画像バスI/F194を介して、2値化/P
DC部98で1画素1ビットの情報をもつ2値画像デー
タに変換されるとともに、FAX送信用画像データとし
て線密度変換され、ピクセル/バイト変換部97でバイ
ト毎にまとめられ、ローカル画像バス193を介して2
値PM91に保持される。2値PM91に保持された送
信画像データは、ローカル画像バス制御部93の制御に
より順次読み出され、所定の符号化方式に圧縮変換する
ため圧縮伸張処理部(CODEC)92に転送される。
なお、2値PM91は複数枚の頁域を持つため、ピクセ
ル/バイト変換部97から2値PM91への書き込み処
理と2値PM91から圧縮処理のための圧縮伸張処理と
については、ローカル画像バス制御部93を制御する事
により同時並行的に処理できる。
【0123】CODEC92により圧縮された画像デー
タは、同時にローカル画像バス193を介して送信画像
ファイルバッファ95に一時的に保持される。
【0124】次に、スキャナ30aに入力動作開始指示
を送ると共にワーキングRAM113領域内の不図示の
送信画像バッファ管理テーブルを検索して、送信画像フ
ァイルバッファ95の空き領域を確保し、その確保した
バッファ領域の先頭アドレスをFAX送信画像データ管
理部114−3の該当テーブル(以降テーブルXと言
う)の画像データポインタ域に登録すると共に、2値化
処理部90を制御して、その確保した送信画像バッファ
領域95に2値化圧縮済みの送信画像データを記憶す
る。
【0125】さらに、入力された画像データのサイズや
頁数をそのテーブルXの画像属性領域に記憶して、その
テーブルXのステータス域f−1を“送信待ち”かつ、
“OD登録待ち”とする(S7)。なお、その送信画像
データ管理部の各テーブルをアクセスするための図10
(c)で示すテーブル(以下制御テーブルと称する)の
ステータス管理部h−1のテーブルXのステータスの更
新を同時に行う(S7)。
【0126】送信処理(S8)は、送信画像データ管理
部114−3の各管理テーブルの送信時刻域に記憶され
ている送信時刻の順に実行される。
【0127】前述した入力処理(S6)を終了した時点
で、送信処理の実行順は制御テーブルの送信順位管理部
h−2を更新することにより管理されるので、周期的に
この送信順位管理部h−2のヘッダ部に登録されている
テーブル番号の、つまり最初に送信開始する送信画像デ
ータの、管理テーブルの送信時刻と現時刻を比較し、指
定時刻になった(指定時刻を越えた)場合に送信処理を
順次実行する。
【0128】時刻指定のない場合は入力処理が終了した
時刻が送信時刻として登録されるので、大抵の場合は
(通信処理中でない限り)入力処理が終了したら、すぐ
に送信処理を開始することになる。
【0129】送信処理中はその制御テーブルのステータ
ス管理部h−1を“送信処理中”とし、送信処理が終了
した時点で“送信終了”とすることで実行状態の管理を
行う。
【0130】また、制御テーブルの送信順位管理部h−
2のヘッダ部も更新し、その送信処理の終了した管理テ
ーブルXの番号を削除する必要もある。
【0131】なお、送信処理時の画像データの流れにつ
いては、FAX送受信制御部(FAX)50からの画像
データ送信開始の指示を受けて、送信画像ファイルバッ
ファ95内に記憶された所定の送信画像データは、ロー
カル画像バス193、バス調停部94、ローカルシステ
ムバス192、システムバスI/F191の転送経路で
システムバス101よりFAX送受信制御部50に送ら
れ送信処理される。
【0132】また送信処理終了時には、管理テーブルX
側のステータスも必要に応じて更新される。同報送信等
で送信先が複数箇所である場合は、テーブルXの送信先
情報f−7が順次参照されて送信処理が実行され、1送
信先へ処理が終了するごとに該当する送信結果情報f−
8にその送信結果が順次記憶される。
【0133】全ての送信先への送信処理が終了した時点
で、テーブルXのステータス部f−1が“送信処理終
了”となり、この時点でテーブルXに“OD登録待ち”
のステータスが記憶されていなければ、通常の送信処理
が終了したとみなされ、このテーブルXの送信画像バッ
ファ情報は解放され、送信画像データは削除されるので
あるが、“OD登録待ち”のステータスがある場合に
は、このテーブルXで管理しているFAX送信画像デー
タのOD登録処理(S9)を開始する。ただし、ここで
はテーブルXのOD登録情報部を検索することにより、
FAX送信処理が終了した時点で、ODD60に装着中
のOD61が、前記OD登録情報部で記憶されているO
D情報と一致した場合のみ、登録処理を自動的に行うこ
ととし、一致しない場合は「OD登録予約のFAX送信
画像があります」等のメッセージを表示してユーザに登
録処理を指示し、後に登録処理または強制的な削除処理
が行われるまでは、OD登録待ちFAX送信データとし
て、テーブルX及びその制御テーブルのOD登録管理部
h−3で管理されることになる。
【0134】なお、OD61への登録処理が実行される
際には、各管理テーブルで記憶管理されていたOD登録
情報、属性情報、送信時刻、送信先情報、送信結果等の
情報は、それぞれの情報の対応するOD61の文書管理
情報600に記憶される(記憶制御手段)。
【0135】次に、OD61が予め装着されていない場
合に、FAX送信処理とOD61への送信画像データ登
録処理の動作モードを指定した場合の動作フローについ
て、図15と共に説明する。
【0136】まず、表示・操作部20上の動作モード選
択キー部203によりFAXモード及びファイルモード
が選択されると(S1)、OD61がセットされていな
いことを確認する(S2)。
【0137】次に、ユーザ固有の識別情報となるキーワ
ードの入力指示を行い、ユーザがコントロールパネル2
15の数字キー204等により、キーワードの入力処理
(S3)を行なうと、送信画像データ管理部114−3
の該当テーブル(以降テーブルYと言う)のOD登録情
報f−9にそのキーワード番号が記憶される(S4)。
【0138】ここで、キーワードを入力しなかった場合
には、このテーブルYで管理されている画像データは誰
もが自由にアクセスできる画像データとなり、キーワー
ドを入力した場合はテーブルYで管理されている画像デ
ータへのアクセスは、このキーワードが一致した場合の
み可能となる。なお、必要ならば、この時点でOD登録
時のファイル名称を入力することも可能で、ここで入力
されたファイル名称は同様にテーブルYのOD登録情報
f−9のファイル名称領域に記憶される(S5)。
【0139】それから,FAX送信処理に必要な動作パ
ラメータの設定を行い(S6)、ここで設定されたパラ
メータも随時、テーブルYの所定領域に記憶される。
【0140】その後の、原稿台に送信原稿がセットされ
てコントロールパネル215上のスタート・ストップボ
タン205が押下(S7)されることにより、入力処理
(S8)及び送信処理(S9)を行う部分の制御は、前
述の図14と同様であるので説明を省く。
【0141】送信処理が終了した時点で、制御テーブル
のOD登録管理部h−3を検索して、OD登録待ちの送
信画像データが記憶管理されている場合は、OD61の
装着の有無の確認を行う(S11)。ODが装着されて
いない場合は、「OD登録待ち画像データがあります」
等のメッセージ表示処理を行い(S10)、OD61が
装着されている場合は、キーワードの入力指示を行う。
【0142】ここで,キーワードが入力された場合は、
OD登録管理部h−3に登録されているキーワードと前
記入力されたキーワードを比較し、キーワードの一致す
る、OD登録待ちの送信画像データの管理テーブルの画
像情報やOD登録情報のみをタッチパネル表示操作部2
01に表示する(同一のキーワードを持つ複数個の送信
画像データが管理されている場合などはその複数個の画
像データの情報を全て表示する)。
【0143】表示された情報をもとに現装着中のOD6
1に登録すべき画像データが選択され(S12)、必要
ならばタッチパネル表示操作部201を操作して登録先
バインダや登録ファイル名称が指定され(S13)、ス
タート・ストップボタン205が押下されることによ
り、選択されたその送信画像データのOD登録処理を開
始する(S14)。
【0144】送信画像データ管理部114−4の該当テ
ーブルに記憶管理されていたOD登録情報、属性情報、
送信時刻、送信先情報、送信結果等の情報は、OD61
側のそれぞれに該当する文書管理領域600に記憶され
る。画像データそのものは、以下に説明する画像データ
の転送経路でOD61内の該当文書データ領域に記憶さ
れる。
【0145】すなわち、送信画像ファイルバッファ95
内の送信画像データがローカル画像バス193、バス調
停部94、ローカルシステムバス192、システムバス
I/F191の経路で読み出され、システムバス101
により光磁気ディスク記憶装置(ODD)60に送られ
記憶される(記憶制御手段)。
【0146】OD登録処理が終了した時点で、送信画像
データ管理部114−3やその制御テーブルの該当管理
テーブルが解放され(テーブルのステータスが“空き”
となる)、送信画像ファイルバッファ95内の画像デー
タの記憶領域も解放される。なお、FAX送信処理(S
9)が終了した時点で、その画像データを登録するOD
61が準備できない場合等は、その送信画像データはO
D登録待ちFAX送信画像データとして、そのまま送信
画像ファイルバッファ95内で保持され、その送信画像
データ管理部114−3の該当管理テーブル及びその制
御テーブルのOD登録管理部h−3で管理される。
【0147】つまり、送信画像データのOD登録処理と
FAX送信処理とは別々に実行させることが可能で、そ
の場合の別途に行うOD登録処理の概略的な動作フロー
は図16になる。
【0148】まず、表示・操作部20上の動作モード選
択キー部203によりファイルモードが選択されると
(S1)、タッチパネル表示操作部201の不図示の動
作メニューで“OD検索”が選択されると、OD61が
セットされていることを確認して、図14の場合と同様
にODの文書管理領域の情報をワーキングRAM113
の文書管理領域内にロードする。
【0149】その後,表示操作プログラムが動作して、
OD61の文書情報領域600のバインダ管理領域61
0を検索し、装着中OD61のバインダ構成をタッチパ
ネル表示操作部201上に表示すると共に、OD61へ
登録する画像データのタイプを指示するように指定する
(S2)。画像データのタイプとしては通常のスキャナ
30aから入力する画像データの他に、本実施例におい
てはFAX送信画像データとFAX受信画像データとが
上げられるが、ここではFAX送信画像データが選択さ
れると(S3)、送信画像データ管理部114−3の制
御テーブルのOD登録部(h−3)の済みOD登録管理
部を検索して、OD登録待ちの送信画像データが記憶さ
れているか否かの判別を行い(S4)、記憶されている
場合は、キーワードの入力指示を行う。キーワードが入
力されるとOD登録管理部(h−3)に登録されている
キーワードと前記入力されたキーワードの一致するOD
登録待ちの送信画像データ(又はキーワードなしで登録
されている送信画像データがあればその画像データも合
わせて)の管理テーブルの画像情報やOD登録情報をタ
ッチパネル表示操作部201に表示し、表示された情報
をもとに現装着中のOD61に登録すべき画像データが
選択され、必要ならばタッチパネル表示操作部201が
操作されて、登録先バインダや登録ファイル名称を指定
する。
【0150】FAX送信時のパラメータ設定の際に、既
に登録先ファイル名称を指定している場合等は、変更が
ない限りはファイル名称等は指定する必要はない。
【0151】スタート・ストップボタン205が押下さ
れることにより、選択されたその送信画像データのOD
登録処理を開始する。送信画像データ管理部114−3
の該当管理テーブルに記憶管理されていたOD登録情
報、属性情報、送信時刻、送信先情報、送信結果等の情
報は、OD61側のそれぞれに該当する文書管理領域6
00に記憶される。画像データそのものは前記説明した
経路でOD61に記憶される。なお、同様にOD登録処
理が終了した時点で送信画像データ管理部114−3や
その制御テーブルの該当管理テーブルが解放され(テー
ブルのステータスが“空き”となる)、送信画像ファイ
ルバッファ95内の画像データの記憶領域も解放され
る。
【0152】図17では、FAX受信時に受信画像デー
タを装着中のOD61へ自動的に登録処理する動作モー
ドを選択していた場合の概略的動作フローを示した。
【0153】受信処理が終了した地点で、受信画像デー
タは受信画像ファイルバッファ96に記憶され(受信処
理手段)、受信時刻g−2、受信画像サイズや符号化方
式などの受信処理時に得られた受信画像の画像属性g−
3は受信画像データ管理部114−4の所定のテーブル
Zに受信画像データが記憶されている受信画像ファイル
バッファ96の先頭アドレスg−5と共に記憶管理され
る(S1)。テーブルZのステータス域を“プリント待
ち”且つ“OD登録待ち”として、受信画像データ管理
部の制御テーブルのプリントアウト順位管理部i−2お
よびOD登録管理部i−3にテーブルZの情報を追加す
る(S2)。
【0154】その後、プリンタ40aの使用状態を確認
しプリントアウト順位管理部i−2に登録されている順
番に受信画像データの出力処理を行う(S3)と共に、
現装着中のOD61の文書管理領域600のバインダ管
理領域610を検索して、FAX受信画像データ用バイ
ンダ領域又は送受信画像データ用バインダ領域が存在す
る場合には、前記OD登録管理部i−3に登録されてい
る順番にOD登録処理を実行する。なお、OD61に登
録する際の受信画像データのファイル名称は所定の制御
方式により、例えば受信日時などが自動的に割り当てら
れるものとし、OD61が装着されていない場合やFA
X送受信画像データ用バインダが存在しない場合は、O
D61への自動登録処理は行われず、OD61が装着さ
れるまで、又は登録先バインダが指定されるまでは“O
D登録待ち”となる。
【0155】1受信画像データのプリントアウト処理や
OD61への登録処理が終了される毎に、制御テーブル
のプリントアウト順位管理部i−2やOD登録管理部i
−3の情報が更新され、OD61への登録処理が終了し
た時点で、該当受信画像データの受信画像データ管理部
114−4やその制御テーブルの該当管理テーブルが解
放され(テーブルのステータスが“空き”となる)、受
信画像ファイルバッファ96内の画像データの記憶領域
も解放される。
【0156】図18では、FAX受信時に受信画像デー
タをOD61へ手動で登録処理する動作モードを選択し
ていた場合の概略的動作フローを示した。つまり、受信
処理終了後にODが設定されていない場合の処理で、送
信画像データを別途OD登録する場合の処理とほぼ同様
の処理になる。
【0157】まず、表示・操作部操作20上の動作モー
ド選択キー部203によりファイルモードが選択され、
タッチパネル表示操作部201の不図示の動作メニュー
で“OD検索”を選択すると、OD61がセットされて
いることを確認して、図14の場合と同様にODの文書
管理領域の情報をワーキングRAM113の文書管理領
域内にロードする。その後表示操作プログラムが動作し
て、OD61の文書管理領域600のバインダ管理領域
610を検索し、装着中OD61のバインダ構成をタッ
チパネル表示操作部201上に表示するとともに、OD
61へ登録する画像データのタイプを指示するように指
定する。
【0158】ここで、FAX受信画像データが選択され
ると、受信画像データ管理部114−4の制御テーブル
のOD登録管理部i−3の済みOD登録管理部を検索し
てOD登録待ちの受信画像データが記憶されているか否
かの判別を行い、記憶されている場合は、OD登録待ち
の受信画像データの管理テーブルに記憶されている画像
情報やOD登録情報をタッチパネル表示操作部201に
表示し、表示された情報をもとに、現装着中のOD61
に登録すべき画像データが選択され、必要ならばタッチ
パネル表示操作部201が操作されて、登録先バインダ
や登録ファイル名称を指定する。スタート・ストップボ
タン205が押下されることにより、選択されたその受
信画像データのOD登録処理を開始する。
【0159】受信画像データ管理部114−4の該当テ
ーブルに記憶管理されていたOD登録情報、受信時刻、
受信結果等の情報は、OD61側のそれぞれに該当する
文書管理情報域に記憶される。画像データそのものは後
述する経路でOD61に記憶される。なお、同様にOD
登録処理が終了した時点で受信画像データ管理部114
−4やその制御テーブルの該当管理テーブルが解放され
(テーブルのステータスが“空き”となる)、受信画像
ファイルバッファ96内の画像データの記憶領域も解放
される。
【0160】ここで、FAX受信した画像データをプリ
ンタ40aに出力し、かつODD60に登録する場合の
受信画像データの流れを以下に示す。
【0161】まず、FAX送受信制御部50からの通知
により受信画像データは、システムバス101、システ
ムバスI/F191、ローカルシステムバス192、バ
ス調停部94、ローカル画像バス193の転送経路で、
受信画像ファイルバッファ96へ取り込まれる。受信画
像ファイルバッファ96に取り込まれた圧縮2値化され
た受信画像データは、ローカル画像バス制御部93の制
御により、圧縮伸張部(CODEC)92に転送され、
伸張処理後は順次2値PM91に転送される。2値PM
91は複数枚の頁域を持つため、伸張した受信画像デー
タの2値PM91への書き込み動作と出力処理のための
出力画像バスI/F195への読み出し動作とは、ロー
カル画像バス193を制御する事により同時並行的に処
理できる。2値PM91から読み出された受信画像デー
タは、ピクセル/バイト変換部97で1画素1ビットの
画像データに逆変換され出力画像バスI/F195を介
して、画像バス102に出力される。画像バス102に
出力された受信画像データは、受信画像データの解像度
をプリンタ40aの解像度に合わせる等の出力画像の高
画質化処理する場合は、画像処理部(IPU)70で所
定の処理が行われ(高画質化処理を行わない場合にはI
PU70内の画像バス102を受信画像データは通過す
るだけである)、ページメモリ(PM)80に順次書き
込まれる。プリンタ40aの内部構成についてはいずれ
も図示しないが、CPU100の制御によりプリンタI
/F40から出力される同期信号に同期して、PM80
から順次読み出された受信画像データは、プリンタ40
a内部に取り込まれ、個々の画素情報に対応したパルス
幅のレーザ光により感光体ドラム上に静電潜像として形
成され、電子写真方式により現像され、給紙手段によっ
て給紙される記録用紙上に転写され、定着手段により定
着されて記録用紙上の画像として排紙トレイに出力され
る(記録手段)。
【0162】一方、FAX受信画像データを光磁気ディ
スク(OD)61へ記憶する際の画像データの流れは、
前述送信画像データを登録する場合と同様の流れとな
る。すなわち、CPU100の制御により受信画像ファ
イルバッファ96内の受信画像データがローカル画像バ
ス193、バス調停部94、ローカルシステムバス19
2、システムバスI/F191の経路で読み出され、シ
ステムバス101より光磁気ディスク記憶装置(OD
D)60に送られ記憶される。
【0163】なお、FAX文書ファイル動作モード実行
中に受信されたFAX受信画像データは、プリンタ40
aへの出力処理が終了しても、OD61への登録処理が
完了するまでは、受信画像ファイルバッファ96内のそ
の受信画像データは自動的には削除されることはない。
【0164】図19(a)及び図19(b)は、上述し
た処理に挿入される処理フローを概略的に示したもの
で、FAX送信処理や受信処理が正常に終了した場合に
限り、送受信画像データをOD登録させるために、図1
4及び図15で示したフロー図の送信処理の後(E)及
び図17で示したフロー図の受信処理の後(F)に追加
的に機能する部分である。
【0165】また、図20は、送信画像ファイルバッフ
ァ95及び受信画像ファイルバッファ96に記憶されて
いる画像データに対する検索処理を実現させるための処
理フローを概略的に示したものである。
【0166】いずれも不図示であるが、まず表示・操作
部20上の動作モード選択キー部203によりファイル
モードが選択され、タッチパネル表示操作部201の動
作メニューで“送受信画像バッファ検索”が選択される
と(S1)、その下層メニューである検索メニューをタ
ッチパネル表示操作部201に表示し、処理タイプの検
索を行う(S2)。
【0167】ここで“再送処理”が選択されると(S
3)、送信および受信画像ファイルバッファ95,96
に記憶され、送受信画像データ管理部114−3/4の
管理テーブルで管理されている画像データの一覧が、そ
の管理テーブルに記憶されている管理情報と共にタッチ
パネル表示操作部201に表示されるので、表示された
情報をもとに再送する画像データが選択される(S
4)。
【0168】ここで、送信画像ファイルバッファ95か
ら再送データが選択された場合は、追加更新分の送信パ
ラメータ(送信先FAX番号)のみが設定されれば良
く、受信画像ファイルバッファ96から再送データを選
択した場合は、新規に送信先FAX番号が設定される
(S5)(送信制御手段及び記録制御手段)。
【0169】ここで、設定した制御情報は対応する管理
テーブルの所定の領域に随時書き込まれ、その画像デー
タの処理状態を示すステータス/動作モード域f−1/
g−1も含めた管理テーブルのデータ更新処理が行われ
た後(S6)、図15の(H)以降の送信処理が行われ
る。
【0170】一方、処理タイプとして“削除処理”が選
択されると(S8)、同様に送信及び受信画像ファイル
バッファ95,96に記憶され、送受信画像データ管理
部114−3/4の管理テーブルで管理されている画像
データの一覧が、その管理テーブルに記憶されている管
理情報と共にタッチパネル表示操作部201に表示する
ので、表示された情報をもとに削除する画像データが選
択され(S9)、スタート・ストップボタン205が押
下されることにより、その選択された送受信画像データ
管理部114−3/4やその制御テーブルの該当管理テ
ーブルが解放され(テーブルのステータスが“空き”と
なる)、送受信画像ファイルバッファ95/96内の画
像データの記憶領域も解放されることで削除処理が終了
する(S10)。なお、説明は省いたが、既にOD登録
されたFAX送受信画像データを再度送信画像ファイル
バッファ95に読み出し送信処理することは、もちろん
可能である。
【0171】またOD61にFAX送受信画像データを
登録する際には、送受信画像データ管理部114−3/
4で管理していた送信情報や送受信結果情報を、登録画
像データの識別情報として図13(b)で示したOD文
書管理領域の該当オプション域684に登録しているの
で、検索処理の際にはこのOD61のオプション域68
4を検索し、その検索結果をタッチパネル表示操作部2
01に表示することも可能で、これらの機能によりFA
X送受信画像データの管理が容易に行える。
【0172】尚、本実施例においては例えば電源断エラ
ー等が発生し、送受信画像バッファに記憶中の未処理の
送受信画像データがあった場合に、エラーが回復した際
にCPU100の制御により“未処理データ有り“の通
知ができるように送受信画像データ管理部114−3/
4を、FAX用不揮発性RAM114内に設けてある
が、場合によってはこれらの送受信画像データ管理部1
14−3/4のデータの一部又は全てをワーキングRA
M113側に設けていても良いとする。
【0173】このように本実施例によれば、原稿から文
書イメージを読取るスキャナ30aと、FAX網を通し
て文書イメージ情報を送受信するFAX送受信制御部5
0と、用紙に文書イメージ情報を記録するプリンタ40
aと、プリンタ40aが用紙に記録する文書イメージ情
報が展開されるページメモリ(PM)80と、文書イメ
ージ情報及びこの文書イメージ情報に関する文書管理情
報を一時的に記憶する送信画像ファイルバッファ95及
び受信画像ファイルバッファ96と、文書イメージ情報
及びこの文書イメージ情報に関する文書管理情報を記憶
する光磁気ディスク記憶装置60に着脱自在に設けられ
た光磁気ディスク61とを設けたことにより、文書イメ
ージ情報の光磁気ディスク61への文書登録処理とFA
X送信受信処理等の処理等とを効率的に行うことができ
る。
【0174】すなわち、FAX文書ファイルモードを選
択すれば、スキャナ30aからの入力処理が1度で済
み、FAX送受信処理と受信文書の光磁気ディスクへの
登録・検索処理が簡単に行うことができ、すでに送信画
像ファイルバッファ95及び受信画像ファイルバッファ
96に記憶されているFAX送受信文書は、光磁気ディ
スク61への記憶処理が完了するまで、FAX送信処理
が終わった場合も、受信文書のプリンタ40aへの出力
処理が終わった場合にも自動削除される事なく保持され
る。
【0175】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、例
えばFAX送信文書を光磁気ディスク(以降ODと言
う)に登録する際には、スキャナからの入力処理は一度
の処理で済み、またFAX受信文書のOD登録も行える
ので文書ファイリングが効率良く行える。またODに登
録した文書を検索する際に用いる文書識別情報として、
FAX送受信結果、送信先情報等のFAX関連情報を自
動登録しておくことにより、登録文書がFAX送受信文
書である場合には、何時何処へ送信した文書であるか否
か何時受信した文書であるか等の識別も簡易に行えるの
で、文書管理が合理的に行える。以上本発明によれば、
組織内の文書ファイリング処理の効率化と文書管理の合
理化を計ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す画像形成記憶装置の外
観図。
【図2】同実施例の要部回路構成を示すブロック図。
【図3】同実施例のCPU部の要部構成を示すブロック
図。
【図4】同実施例のODDの要部構成を示すブロック
図。
【図5】同実施例の2値化処理部90の要部構成を示す
ブロック図。
【図6】同実施例のFAX送受信制御部の要部構成を示
すブロック図。
【図7】同実施例の操作パネルの外観を示す図。
【図8】同実施例の表示・操作部を示す概略的ブロック
図。
【図9】同実施例のCPU部のMainメモリの構成を
示す図。
【図10】同実施例のMainメモリの送信画像データ
管理部及び受信画像データ管理部の構成とFAX制御用
作業域の送信制御テーブル及び受信制御テーブルの構成
を示す図。
【図11】同実施例の光磁気ディスクのファイルフォー
マット構成を示す図。
【図12】同実施例の光磁気ディスクの文書管理領域の
ファイルフォーマット構成を示す図。
【図13】同実施例の光磁気ディスクの文書属性情報及
び文書オプション情報の構成を示す図。
【図14】同実施例の光磁気ディスク装着時のFAX送
信文書ファイル動作の流れを示す図。
【図15】同実施例の光磁気ディスク非装着時のFAX
送信文書ファイル動作の流れを示す図。
【図16】同実施例のOD登録処理とFAX送信処理と
を別々に実行させるときのFAX送信文書ファイル動作
におけるOD登録処理の流れを示す図。
【図17】同実施例の自動OD登録処理時のFAX受信
文書ファイル動作の流れを示す図。
【図18】同実施例の手動OD登録処理時のFAX受信
文書ファイル動作の流れを示す図。
【図19】同実施例の送受結果確認機能の実施時の追加
機能の流れを示す図。
【図20】同実施例の送受信画像バッファ検索メニュー
実施時の動作の流れを示す図。
【符号の説明】
10…CPU部、20…表示・操作部、30a…スキャ
ナ、40a…プリンタ、50…FAX送受信制御部、6
0…光磁気ディスク記憶装置、100…CPU、110
…Mainメモリ、61…光磁気ディスク、211…タ
ッチパネル表示操作部、215…コントロールパネル、
203…動作モード選択キー部、613…バインダ属性
情報域。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を走査して文書のイメージ情報を読
    取る読取手段と、この読取手段で読取られた文書イメー
    ジ情報を記憶する第1の記憶手段と、文書イメージ情報
    を回線を通して送信するための送信手段と、前記第1の
    記憶手段に記憶される前記文書イメージ情報及びこの文
    書イメージ情報に関して発生した文書識別情報を着脱自
    在に設けられた第2の記憶手段に記憶させる記憶制御手
    段とを設けた事を特徴とする画像形成記憶装置。
  2. 【請求項2】 回線を通して文書イメージを受信するた
    めの受信手段と、この受信手段により受信した文書イメ
    ージ情報をこの文書イメージ情報に関して発生した文書
    識別情報と共に第2の記憶手段に記憶させる受信処理手
    段と、必要に応じて前記受信手段により受信され、前記
    第2の記憶手段に記憶した前記文書イメージ情報を第1
    の記憶手段に取出して画像形成し、用紙に記録する記録
    手段とを設けた事を特徴とする請求項1記載の画像形成
    記憶装置。
  3. 【請求項3】 第2の記憶手段に文書イメージ情報が記
    憶されるときに、この文書イメージ情報と共に記憶され
    る文書識別情報には、文書イメージ情報の検索情報とし
    ての送信先情報や送信受信結果情報等を含むことを特徴
    とする請求項1及び請求項2記載の画像形成記憶装置。
  4. 【請求項4】 第2の記憶手段は、差し替え可能で光磁
    気ディスク等の大容量の記憶媒体からなり、この第2の
    記憶手段に記憶された文書イメージ情報を送信手段によ
    り、同一送信先へ追加再送信する又は他の送信先へ送信
    する送信制御手段と、前記文書イメージ情報を第1の記
    憶手段に記憶されて、記録手段による用紙への記録を行
    う記録制御手段とを設けた事を特徴とする請求項1及び
    請求項2記載の画像形成記憶装置。
  5. 【請求項5】 第2の記憶手段には、この第2の記憶手
    段を構成する記憶媒体の記憶先を選択して記憶処理を行
    うか又は予め指定しておいた前記記憶媒体の記憶先に自
    動的に記憶処理するかを判定するための記憶先制御情報
    を有し、記憶制御手段は、前記記憶先制御情報に基づい
    て、文書イメージ情報を前記第2の記憶手段に記憶する
    事を特徴とする請求項1及び請求項2記載の画像形成記
    憶装置。
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