JPH07273957A - 画像形成記憶装置 - Google Patents

画像形成記憶装置

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JPH07273957A
JPH07273957A JP8555294A JP8555294A JPH07273957A JP H07273957 A JPH07273957 A JP H07273957A JP 8555294 A JP8555294 A JP 8555294A JP 8555294 A JP8555294 A JP 8555294A JP H07273957 A JPH07273957 A JP H07273957A
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JP
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image
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reading
area
unit
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JP8555294A
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English (en)
Inventor
Toshiharu Takahashi
俊晴 高橋
Masako Shibaki
雅子 柴木
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、種々の機能に対してページメモリ
部を共有して使用するものにおいて、各機能の利用状況
に合わせて、ページメモリ部の利用領域を変更すること
ができ、ページメモリ部を有効に使用することができる
ことを目的とする。 【構成】この発明のデジタル方式の複写機は、FAX送
信受信機能、LAN送信受信機能、電子ソート複写機
能、画像登録・検索機能を、ページメモリ部18を各機
能ごとに記憶容量を配分した記憶エリアを使用するもの
において、各機能ごとの記憶エリアの利用状況を記憶
し、この記憶した各機能ごとの記憶エリアの利用状況に
応じて、各機能ごとの記憶容量の配分内容を変更するよ
うにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば画像を蓄積し
てから送信可能なFAX(ファクシミリ)あるいはLA
N(ローカルエリアネットワーク)送信機能、FAXあ
るいはLANで受信した画像を蓄積可能な、いわゆる蓄
積送受信機能、入力画像を蓄積し内部的に順番を制御し
出力印刷あるいは送信可能な電子ソート機能、あるいは
画像のFD(フロッピーディスク)/OD(光磁気ディ
スク)などへの登録および検索・印刷機能のいずれか具
備した、デジタル方式の画像入出力装置、あるいはデジ
タル方式の複写機等の画像形成記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、蓄積送受信FAX、LAN機能、
電子ソート機能、画像登録・検索機能を具備したデジタ
ル方式の複写機では、文書画像情報を記憶できるメモリ
領域を各機能用にどのような容量に配分して使用するか
を固定した装置に関しては既に提案されている。
【0003】それら従来装置の技術としては、例えばF
AX機能に関連しては、送受信文書情報を一時的に記憶
しておくことにより、FAX送受信処理とスキャナから
の画像入力あるいはプリンタへの画像印刷のタイミング
を分離できるため、スキャナから画像を入力しながら送
信(一般に送信速度のほうが遅い)する場合にくらべて
スキャナあるいはプリンタの占有時間少なくできる。
【0004】また、画像情報を蓄積してから印刷する複
写(電子ソート複写)において、内部で頁印刷の順番を
制御できるためより複写の機能を広げることができる。
また光磁気ディスクに画像を登録すれば画像情報の保管
・持ち運びできる。
【0005】ところが、画像を蓄積する領域は例えばF
AX送受信用、電子ソート用と分けて容量を固定にして
おくと、ユーザの使用にとっては一方の蓄積エリアが頻
繁に満杯(フル)になってしまうことがある。またFA
X送受信用と電子ソート用の蓄積エリアを共有にしてい
ると電子ソートで大量の文書を蓄積中にはFAX受信を
できなくなってしまう場合が生じていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のFA
X送信受信用、電子ソート用、LAN送信受信用などと
に各用途ごとにどれだけの画像蓄積用メモリ容量を配分
して使用するかを固定した場合、例えばFAX送受信
用、電子ソート用と分けて容量を固定にしておくと、ユ
ーザの使用にとっては一方の蓄積エリアが頻繁に満杯に
なってしまうことがある。またFAX送受信用と電子ソ
ート用の蓄積エリアを共有にしていると電子ソートで大
量の文書を蓄積中にはFAX受信をできなくなってしま
う場合が生じていた。
【0007】そこで、種々の機能に対して画像バッファ
メモリを共有して使用するものにおいて、各機能の利用
状態に合わせて、画像バッファメモリの利用領域を変更
することができ、画像バッファメモリを有効に使用する
ことができる画像形成記憶装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の画像形成記憶
装置は、画像を読取る読取手段、この読取手段で読取ら
れた画像を第1の記憶媒体に記憶する記憶手段、この記
憶手段に記憶されている画像を読出す読出手段、および
上記読取手段で読取られた画像、あるいは上記読出手段
により上記記憶手段から読出された画像に対する被画像
形成媒体への画像形成を行う画像形成手段を具備し、上
記各手段を実行する際に、上記各手段ごとに割当てられ
た第2の記憶媒体の所定の領域を用いて処理を行うもの
において、上記第2の記憶媒体における各領域の使用状
況を記憶する第2の記憶手段、およびこの第2の記憶手
段に記憶された各領域の使用状況に応じて、上記第2の
記憶媒体の上記各手段ごとに割当てられる領域ごとの容
量を変更する変更手段から構成される。
【0009】この発明の画像形成記憶装置は、画像を読
取る読取手段、この読取手段で読取られた画像を第1の
記憶媒体に記憶する記憶手段、この記憶手段に記憶され
ている画像を読出す読出手段、および上記読取手段で読
取られた画像、あるいは上記読出手段により上記記憶手
段から読出された画像に対する被画像形成媒体への画像
形成を行う画像形成手段を具備し、上記各手段を実行す
る際に、上記各手段ごとに割当てられた第2の記憶媒体
の所定の領域を用いて処理を行うものにおいて、上記第
2の記憶媒体における各領域の使用状況を記憶する第2
の記憶手段、およびこの第2の記憶手段に記憶された各
領域の使用状況に応じて、上記第2の記憶媒体の上記各
手段ごとに割当てられる領域の容量不足を報知する報知
手段から構成される。
【0010】この発明の画像形成記憶装置は、画像を読
取る読取手段、この読取手段で読取られた画像を第1の
記憶媒体に記憶する記憶手段、この記憶手段に記憶され
ている画像を読出す読出手段、および上記読取手段で読
取られた画像、あるいは上記読出手段により上記記憶手
段から読出された画像に対する被画像形成媒体への画像
形成を行う画像形成手段を具備し、上記各手段を実行す
る際に、上記各手段ごとに割当てられた第2の記憶媒体
の所定の領域を用いて処理を行うものにおいて、上記第
2の記憶媒体における各領域の容量の不足度合いと過剰
度とを記憶する第2の記憶手段、およびこの第2の記憶
手段に記憶された各領域の容量の不足度合いと過剰度と
に応じて、上記第2の記憶媒体の上記各手段ごとに割当
てられる領域ごとの容量を変更する変更手段から構成さ
れる。
【0011】この発明の画像形成記憶装置は、画像を読
取る読取手段、通信回線を介して供給される画像を受入
れたり、画像を通信回線を介して出力する処理手段、上
記読取手段で読取られた画像、あるいは上記処理手段に
より受入れた画像を第1の記憶媒体に記憶する記憶手
段、この記憶手段に記憶されている画像を読出す読出手
段、上記読取手段で読取られた画像、上記処理手段によ
り受入れた画像、あるいは上記読出手段により上記記憶
手段から読出された画像に対する被画像形成媒体への画
像形成を行う画像形成手段、および上記読取手段で読取
られた画像、あるいは上記読出手段により上記記憶手段
から読出された画像を上記処理手段により通信回線を介
して出力する実行手段を具備し、上記各手段を実行する
際に、上記各手段ごとに割当てられた第2の記憶媒体の
所定の領域を用いて処理を行うものにおいて、上記第2
の記憶媒体における各領域の使用状況を記憶する第2の
記憶手段、およびこの第2の記憶手段に記憶された各領
域の使用状況に応じて、上記第2の記憶媒体の上記各手
段ごとに割当てられる領域ごとの容量を変更する変更手
段から構成される。
【0012】
【作用】この発明は、画像を読取る読取手段、この読取
手段で読取られた画像を第1の記憶媒体に記憶する記憶
手段、この記憶手段に記憶されている画像を読出す読出
手段、および上記読取手段で読取られた画像、あるいは
上記読出手段により上記記憶手段から読出された画像に
対する被画像形成媒体への画像形成を行う画像形成手段
を具備し、上記各手段を実行する際に、上記各手段ごと
に割当てられた第2の記憶媒体の所定の領域を用いて処
理を行うものにおいて、上記第2の記憶媒体における各
領域の使用状況を記憶し、この記憶された各領域の使用
状況に応じて、上記第2の記憶媒体の上記各手段ごとに
割当てられる領域ごとの容量を変更するようにしたもの
である。
【0013】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。
【0014】図2は、この発明の蓄積FAX送受信機能
を備えた画像形成記憶装置の外観を示すものである。図
において、1は装置本体で、その上面前部には操作パネ
ル2が設けられている。本体1の上面には、透明ガラス
からなる原稿台(図示しない)が設けられていて、この
原稿台上には、原稿押えカバーを兼ね、シート状の原稿
(文書)を自動的に1枚ずつ送る自動原稿送り装置(A
DF)3が開閉自在に設けられている。本体1の底部に
は、被画像形成媒体としての用紙を供給するための給紙
カセット4を備えた給紙装置5が設けられている。
【0015】本体1の図面に対して右側部には、用紙を
手差しで供給したり、手差しで供給するための手差し給
紙口6が設けられている。本体1の図面に対して左側部
には、画像形成された用紙が排出される排紙トレイ7が
設けられている。
【0016】本体1の前面で、操作パネル2の下方部位
には、FAX送受信文書情報などを記憶する記憶媒体と
しての光磁気ディスクを挿入するためのディスク挿入口
10が設けられていて、このディスク挿入口10と対応
する本体1内に光磁気ディスク記憶装置(図示しない)
が設けられている。
【0017】なお、いずれも図示しないが、本体1内に
は、原稿台上にセットされた原稿の画像(文書情報)を
光学的な走査によって読取り入力するスキャナ(読取手
段)S、および、スキャナSで入力された文書情報や光
磁気ディスク(第1の記憶媒体)に記憶されている文書
情報をファクシミリ網に送信し、またファクシミリ網を
介して文書情報を受信したりするファクシミリコントロ
ーラを、また本体1内下部には、スキャナ部Sまたは光
磁気ディスク記憶装置(記憶手段、読出手段)またはフ
ァクシミリコントローラ(あるいはLANコントロー
ラ)からの文書情報の画像を形成して給紙装置から供給
される用紙に記録出力するレーザプリンタ(画像形成手
段)Prがそれぞれ設けられている。
【0018】操作パネル2には、表面を透明抵抗体と電
極で構成したタッチパネル81を備えた液晶ディスプレ
イ80と、コピー枚数やFAX送信先番号等を入力する
ための数字キーやスタートキー、ストップキー、クリア
キー等を備えたコントロールパネル部89が設けられて
いる。
【0019】図1は、この実施例の画像形成記憶装置の
要部の構成を概略的に示すもので、全体的な制御を司る
制御部11、スキャナSからの画像データを受取るスキ
ャナSインターフェース15、例えば電子ソートの原稿
画像入力時にスキャナSからの多値画像データを2値化
し圧縮処理して一時的に保持する2値化画像メモリを含
めた2値化処理部16、おもに複写処理や出力処理時に
行う高画質化処理や拡大縮小などの処理を行う画像処理
部17、1画素につき多値のビット数を持つ多値のペー
ジメモリ部(RAMまたはハードディスクなどで構成さ
れる画像蓄積メモリ;第2の記憶媒体)18、レーザプ
リンタPrに画像データを転送するプリンタインターフ
ェース19、ファクシミリコントローラ21、およびL
ANコントローラ22により構成されている。
【0020】制御部11には、上記操作パネル2、スキ
ャナ部Sから入力した画像データを圧縮した状態で記憶
するための光磁気ディスク記憶装置13、光磁気ディス
ク等の管理情報や画像データそのものを一時的に記憶す
る補助メモリ用途に使用されるハードディスク記憶装置
12が接続されている。これらの記憶装置はメモリ容量
を拡張するために画像蓄積用の拡張メモリとして使用す
ることもできる。
【0021】上記制御部11、スキャナインターフェー
ス15、2値化処理部16、画像処理部17、ページメ
モリ部18、プリンタインターフェース19、ファクシ
ミリコントローラ21、およびLANコントローラ22
は、システムバス14を介して接続されている。
【0022】スキャナインターフェース15と2値化処
理部16、2値化処理部16と画像処理部17、画像処
理部17とページメモリ部18、ページメモリ部18と
プリンタインターフェース19は、それぞれ異なる画像
バス20、…を介して隣接接続されている。
【0023】システムバス14により制御部11と各デ
バイス間で、制御信号やデータ信号のやりとりがなさ
れ、画像バス20、…により各デバイス間で画像データ
の高速転送がなされるようになっている。
【0024】この画像バス20、…はこの装置が複写機
としてリアルタイム動作するときに、スキャナSからく
る画像データをスキャナインターフェース15で受信
し、画像処理部17で高画質化処理、拡大縮小処理を行
い、プリンタインターフェース19でレーザプリンタP
rに出力するという動作を並列的に行う。またその時の
処理動作に不必要な画像バス20、…上のデバイス(ボ
ード)は通過状態となる。一方、ファクシミリ文書ファ
イル動作の際には画像処理部17が通常は通過となる。
【0025】上記スキャナSでは、たとえば、列状に配
設された複数の受光素子からなるCCD形のラインセン
サ(図示せず)により、原稿台上に載置された原稿の文
書情報を制御部11からの指示にしたがい1ラインごと
に走査して読取り、画像の濃淡を8ビットのデジタルデ
ータに変換した後、同期信号とともに時系列デジタルデ
ータとしてスキャナインターフェース15へ出力する。
【0026】上記プリンタPrでは、たとえば、レーザ
光学系(図示せず)と用紙に画像形成を行なう電子写真
方式を組合わせた画像形成部(図示せず)とにより、制
御部11からの指示にしたがい、プリンタインターフェ
ース19上の8ビットのデジタル画像情報を同期信号に
同期して入力することにより、画像情報の大きさに応じ
たパルス幅のレーザ光によって感光体ドラム(図示せ
ず)上に静電潜像を形成した後、この静電潜像を可視化
手段(図示せず)によって可視化し、この可視化された
画像を転写手段(図示せず)によって給紙装置5から供
給される用紙上に転写し、この用紙上に転写された画像
を定着手段(図示せず)によって定着して出力する。
【0027】図3は、前記制御部11の構成を概略的に
示すもので、各種の制御を行なうCPU(セントラル・
プロセッシング・ユニット)31、操作パネル2との間
の操作パネルインターフェース32、各種制御プログラ
ムや各種管理情報を格納するメインメモリ33、タイマ
34、磁気ディスクインターフェース35、光磁気ディ
スクインターフェース36、およびシステムバス14と
の間のインターフェイス36から構成される。
【0028】メインメモリ33には、画像蓄積メモリと
してのページメモリ部18に記憶されるデータのジョブ
単位の管理テーブルとしての画像入出力用ファイル管理
テーブル(第2の記憶手段)33a、電子ソート用ファ
イル管理テーブル33b、FAX用ファイル管理テーブ
ル33c、LAN用ファイル管理テーブル33dと、ペ
ージメモリ部18に記憶されるデータのブロック単位の
記録状態が記憶されるブロック管理テーブル33e、メ
モリ不足、余裕管理テーブル33f等が設けられてい
る。
【0029】画像入出力用ファイル管理テーブル33
a、電子ソート用ファイル管理テーブル33b、FAX
用ファイル管理テーブル33c、LAN用ファイル管理
テーブル33dは、それぞれファイル番号とブロック管
理テーブル33eのブロックの位置を示すポインタとか
ら構成されている。
【0030】ブロック管理テーブル33eには、図16
の(a)に示すように、ブロックごとにどのジョブ種別
に割当てられているかを示す属性情報としてジョブ種別
識別フラグが設けられている。たとえば、画像入出力用
は「I」、電子ソート用は「S」、FAX用は「F」、
LAN用は「L」となっている。
【0031】メモリ不足、余裕管理テーブル33fは、
ページメモリ部18に記憶される画像のジョブごとの不
足、余裕を管理するテーブルであり、図15に示すよう
に、ジョブ種別に対して、それぞれメモリフルになった
回数、最小蓄積余裕量、不足レベル1、2が対応して記
憶されている。
【0032】図4は、前記光磁気ディスク記憶装置13
の構成を概略的に示すものである。光磁気ディスク記憶
装置13は制御部11からの指示にしたがい光磁気ディ
スクインターフェース36を介して圧縮2値化された文
書情報や文書検索情報を、書き込んだり、読みだしたり
するもので、光磁気ディスク41、光磁気ディスク41
に対して書込み制御を行なう書込み制御部42、光磁気
ディスク41に対して読取り制御を行なう読取り制御部
43、光磁気ディスク41を回転駆動する駆動モータ4
4、書込み制御部42、読取り制御部43、および、駆
動モータ44をそれぞれ制御し、制御部11からの画像
データを一時的に蓄えるデータバッファ(図示せず)を
備えた駆動制御部45から構成される。
【0033】図5は、2値化処理部16の内部構成を示
す図である。
【0034】2値化処理部16は、システムバス14と
のインターフェースを行うシステムバスインターフェー
ス50、内部の各デバイスとシステムバスを接続するた
めのローカルシステムバス51、ローカル画像バス5
2、2値化画像データの圧縮伸張処理を行うためのCO
DEC53、ローカル画像バス52のDMA制御やアド
レスバス、データバスのチャンネル制御を行うローカル
画像バス制御部54、2値化された画像データの再線密
度変換処理を行うPDC(インテグレーテッドピクセル
デンシティ コンバータ)55、2値化された画像デ
ータを複数頁保持する2値ページメモリ56、FAX送
信、LAN送信、電子ソートのため2値化圧縮された画
像データを一時的に保持しておくための送信画像ファイ
ルバッファ57、FAX受信した2値圧縮画像データを
一時的に保持しておく受信画像ファイルバッファ58、
入力画像バスインターフェース61から取り込まれた多
値画像データを2値化したり線密度変換したりする2値
化部59、2値化部59で2値化された2値画像データ
の画素情報をバイト単位にまとめる変換やその逆変換を
行うピクセル/バイト変換部60、画像バス20からの
画像が入力される入力画像バスインターフェース61、
および画像バス20へ画像を出力する出力画像バスイン
ターフェース62によって構成されている。
【0035】CODEC53は前記2値ページメモリ5
6上の2値データを光磁気ディスク41に登録(保存)
するため圧縮処理したり、光磁気ディスク41から検索
された2値圧縮データを2値データへの伸張処理したり
する2値画像データの圧縮伸張部である。
【0036】また、図示しないがLAN送信と電子ソー
ト用にも画像蓄積バッファが同様に配置されている。な
お、送信画像ファイルバッファ57と受信画像ファイル
バッファ58、およびLAN送信受信、電子ソート用画
像バッファは画像数十頁分は記憶できる容量がある。送
信画像ファイルバッファ57と受信画像ファイルバッフ
ァ58、およびその他のバッファは物理的には共通のR
AM複数個で構成されている。論理的には各用途に分か
れていると見ることができる。
【0037】また、2値(1ビット/画素)化を、4値
化など多値(nビット/画素)化と置き換えてLAN送
受信を扱うことでき、電子ソートでは多値画像を扱うこ
ともできる。ただし、ファクシミリに関しては国際規格
に従い2値画像のみ扱う。
【0038】図6はファクシミリコントローラ21の構
成を概略的に示すものである。
【0039】ファクシミリコントローラ21は、全制御
を行うコントローラFCPU71、FAX伝送制御の手
順用プログラムが記憶されるメモリ部74、システムバ
ス14とのインターフェースを行うシステムバスインタ
ーフェース70、送受信画像データを一時的に記憶する
画像データバッファ73、送受信画像データが記憶され
る画像データメモリ75、前記画像データ・バッファ7
3と前記画像データメモリ75間のDMA画像転送を制
御するDMAコントローラ76、上記制御部11とFC
PU71間でFAX制御データのやりとりを行うための
共有I/Oポート77、FCPU71の制御により実際
に回線制御を行い送受信データの変復調処理を行うモデ
ム・回線制御部78、および実際の送受信処理時に必要
に応じて再符号化変換処理を行うCODEC79から構
成される。
【0040】なお、これらの各デバイスは内部バス72
を介してFCPU71に接続されている。
【0041】また、LANコントローラ22は図示しな
いが、ファクシミリコントローラ21と基本的に同じ構
成となっている。
【0042】図7は上記操作パネル2の外観を概略的に
示すものである。
【0043】すなわち、操作パネル2は、タッチパネル
81、伝導性ペン82、コントロールパネル部89から
構成されている。
【0044】コントロールパネル部89としては、コピ
ーモード、FAXモード、ファイルモードの動作モード
選択キー部83、コピー枚数やFAX動作モード時のF
AX番号等を入力する数字キ−部84、スタート・スト
ップ・クリア・キャンセルボタン等の動作制御スイッチ
部85、倍率・原稿サイズ・紙サイズ・頁連写モード等
おもにコピー動作時の各種パラメータ設定部86、原稿
タイプ、文字サイズ、短縮ダイヤル指定/数字キー指定
等のFAX送信動作時に使用する各種パラメータ設定部
87、およびFAX送信時のワンタッチボタン部88か
ら構成される。
【0045】図8は上記操作パネル2の内部構成を概略
的に示すものである。
【0046】すなわち、タッチパネル81は透明で通常
ガラス基板の両面に抵抗率が均等な透明導電膜が塗布さ
れており、周囲にはX方向Y方向位置検出のための回路
網および電極が形成されている。タッチパネル81に専
用の伝導性ペン82で触れるとその付近の導電膜の抵抗
値が変化するため、回路網の抵抗(に流れる電流)が変
化する。タッチパネル81からはこの電流変化の情報が
出力される。
【0047】上記動作モード選択キー部83を選択する
ことで液晶ディスプレイ80には図示しないが対応する
動作モードのメインメニューが表示されるので、表示メ
ッセージに従いタッチパネル81を操作する事により階
層構造のメニューが順次表示され、必要に応じてタッチ
パネル81を操作することによりコントロールパネル部
89のキー/スイッチでは指定できない動作パラメータ
の設定が行える。
【0048】タッチパネル制御部91はタッチパネル8
1に電源を供給する他、逐次回路網からの電流(抵抗)
変化情報を読みとり位置座標に変換し制御部内のレジス
タ(バッファ)に設定する。タッチパネル81は実際に
は液晶ディスプレイ80の上にかぶさっており、液晶デ
ィスプレイ80上の表示はタッチパネル81を通して見
ることになり、逆にペン82あるいは指でディスプレイ
画面のある領域に触れるとタッチパネル81に触れるこ
とになる。
【0049】ディスプレイ部は液晶ディスプレイ80、
ディスプレイ制御部93と画素単位に画像データを保持
するメモリ94(ビデオメモリ:VRAM)からなり、
VRAM94上のデータをディスプレイ制御部93が逐
次読みだし、液晶ディスプレイ80に表示する。コント
ロールパネル部89上のスイッチオン/オフ制御をコン
トロールパネル制御部92で行う。
【0050】上記タッチパネル・ディスプレイ・コント
ロールパネルの制御はすべて、CPU31により操作パ
ネル2のディスプレイ・コントロールパネルインターフ
ェース95を介してメインメモリ33のROMまたは磁
気ディスクに書き込まれているプログラムを作業用メモ
リであるRAMを用いて順次実行する。おもなプログラ
ムとしては液晶ディスプレイ80上にメニューを表示す
るために、メニュー画面データを作成しVRAM94に
設定するプログラム、タッチパネル81にふれることに
よって項目を選択する場合、タッチパネル81上の触れ
た位置と表示中のデータとの関係から選択された項目を
識別し、対応する表示等の動作を行うためのプログラム
等があげられる。
【0051】図11の(a)〜(e)、図12の(a)
(b)、図13の(a)(b)に光磁気ディスク41上
での画像データ管理データ及び画像データそのものの記
憶形態の構成を示す。
【0052】この実施例において画像ファイリング処理
を行う場合は以下の構成の光磁気ディスク41に検索出
力時に必要な画像属性情報とともに画像情報がファイリ
ング処理されるものとする。
【0053】図11の(a)は光磁気ディスク41上の
画像データの管理を行うファイル管理領域600と画像
データそのものが入っている文書データ領域601から
なる光磁気ディスク41の全体構成を示す。
【0054】図11の(b)は上記ファイル管理領域6
00の構成を示したもので、光ディスク製作時および初
期化時の初期欠陥アドレスを格納しておくディスク初期
フォーマット領域602、光ディスク固有の識別番号で
あるディスク番号を記憶しておくディスク番号領域60
3、上記光磁気ディスク41の所有者のパスワードであ
る暗証番号を記憶しておく暗証番号領域604、光磁気
ディスク41を初期化した日時を記憶しておくディスク
初期化日時領域605、光磁気ディスク41内に登録さ
れているバインダ数を記憶しておくバインダ数領域60
6、各バインダの管理情報を格納しておくバインダ管理
領域610、及び各バインダ内に登録されている文書情
報を管理する文書管理領域630より構成されている。
【0055】図11の(c)に上記バインダ管理領域6
10の詳細を示す。バインダ管理領域610は、後述バ
インダ名称領域614に格納されるバインダ名称の先頭
アドレスを記憶しておくバインダ名称アドレス領域61
1、文書管理領域630に格納されている各バインダ内
の文書管理情報の先頭アドレスを記憶しておくバインダ
管理情報アドレス領域612、各バインダの各種属性を
記憶しておくバインダ属性情報領域613、及び各バイ
ンダの名称を記憶しておくバインダ名称領域614より
構成されている。
【0056】図11の(d)は上記4つの領域の詳細を
示した図で複数個のバインダの登録が可能で、例えばこ
の実施例においては、バインダ番号(1)615からバ
インダ番号(n)615のn個のバインダが登録されて
いる。バインダ名称領域614には、後述のバインダ属
性623に格納形式を記憶しておく領域があるので、文
字コードや、ビットイメージ情報を圧縮した圧縮コード
等を任意の格納形式をバインダ名称として記憶可能であ
る。
【0057】バインダ属性情報領域613内の各バイン
ダの属性情報617は、図11の(e)に示すような構
成となっている。バインダ識別番号620はバインダを
識別するためのバインダ固有の番号であり、この実施例
においては図11の(d)で示したバインダ番号(1)
615〜(n)615が使用される。
【0058】バインダ登録日時621はバインダを登録
した日時を記憶しておく領域、文書ファイル数622は
バインダ内に登録されている文書数を記憶しておく領
域、バインダ属性623にはバインダ名称が文字コード
形式か、あるいはビットイメージ形式か等のバインダ名
称の格納形式等のバインダ管理情報が記憶される。
【0059】図12の(a)(b)、図13の(a)
(b)に上記文書管理領域630の詳細を示す。図12
の(a)では例えばバインダ番号(1)631からバイ
ンダ番号(n)631のn個のバインダの登録文書を管
理している。図12の(b)は各バインダの文書管理領
域(1)631〜(n)631の詳細を説明した図であ
る。
【0060】バインダ単位の各文書管理領域631、…
は、図12の(b)に示すように、バインダ内に登録さ
れている文書の文書名称が格納されている先頭アドレス
を格納しておく文書名称アドレス領域633、ページ情
報領域637に格納されている各文書ごとのページ単位
の管理情報の先頭アドレスを記憶しておく文書管理情報
アドレス領域634、各文書の各種属性を記憶しておく
文書属性情報領域635、登録文書の文書名称を格納し
ておく文書名称領域636、登録文書のページ単位の情
報を記憶しておくページ情報領域637、各文書単位の
オプション情報を格納しておくオプション情報領域63
8より構成されている。
【0061】図13の(a)は上記6領域(633〜6
38)の詳細を示した図であり、図では文書番号(1)
639〜文書番号(m)639のm個の文書が登録され
ている。文書名称領域636には、例えば、操作パネル
2より専用のペン82を用いて入力され、所定制御方式
により一定の情報量に2値化されたビットイメージ等も
格納することができ、登録画像データ検索時の文書識別
情報として検索される文書名称の格納部である。文書属
性情報領域635内の各文書の属性情報は、例えば図1
3の(b)に示すような構成になる。
【0062】文書識別番号650は登録画像データを識
別するため、登録の際に光磁気ディスクへの登録順など
により自動的に割り当てられる文書固有の番号であり、
この実施例においては図13の(a)で示した文書番号
(1)639〜(m)639で表す。
【0063】文書登録日時651は文書を登録した日時
を記憶しておく領域、ページ数652は文書内のページ
数を記憶しておく領域、原稿サイズ653は登録原稿の
サイズを記憶しておく領域で、文書内に異なるサイズの
原稿がある場合も、原稿サイズ653にはページ単位に
原稿サイズが異なることを示す固有のコードを記憶して
おき、ページ情報領域637にページ単位の原稿サイズ
を格納しておくこともできる。
【0064】文書属性654には文書名称636が文字
コード形式か、あるいはビットイメージ形式か等の名称
の格納形式や線密度はどのタイプであるか等の属性情報
が管理される。
【0065】次に、この実施例における画像データの流
れと制御データの流れをFAX通信処理モード時を例に
とり以下に簡単に説明する。LAN通信、電子ソート入
力時/出力時の画像蓄積あるいは蓄積画像読みだし、光
磁気ディスク41等への画像登録あるいは光磁気ディス
ク41からの画像検索および印刷に関する詳細説明は省
くが、画像バッファメモリへの蓄積時の画像データの流
れはFAX送信のための送信画像ファイルバッファ95
への画像の蓄積を電子ソート用あるいはLAN送信用の
あるいは光磁気ディスク41等への画像登録用の画像蓄
積処理に置換えたものにほぼ等しく、電子ソート出力時
あるいはLAN受信蓄積画像出力時あるいは光磁気ディ
スク41からの検索画像の印刷のための画像バッファメ
モリからの画像データ読出しの流れも、FAX受信画像
ファイルバッファ96からの画像の読出し部分は同様の
処理フローとなる。図9、図10に示す。
【0066】スキャナSの内部構成については図示しな
いが、まず原稿台に置かれた原稿画像情報は、スキャナ
S内部の所定位置に列状に配設された複数の受光素子か
らなるセンサ等により1ライン毎に走査され濃淡情報か
ら複数ビットの多値画像データ情報に変換され、スキャ
ナインターフェース15を介して画像バス20に出力さ
れる。
【0067】こうしてスキャナSにより読み込まれた送
信画像データは画像バス20、2値化処理部16の入力
画像バスインターフェース61を介して、2値化部59
で1画素1ビットの情報をもつ2値画像データに変換さ
れるとともに、FAX送信用画像データとして線密度変
換される。
【0068】電子ソートでは主走査方向と副走査方向の
いずれも400DPI(ドット/インチ)か300DP
Iか200DPI、FAX送信用画像では、主走査方向
が8本/mmか16本/mmで副走査方向が3.85本
/mmか7.7本/mmか15.4本/mm、LAN送
信用では電子ソート同様に主走査線副走査方向いずれも
400DPIか300DPIか200DPIに線密度変
換された画素はデータはピクセル/バイト変換部60で
バイト毎にまとめられ、ローカル画像バス52を介して
2値ページメモリ56に保持される。
【0069】2値ページメモリ56に保持された送信画
像データはローカル画像バス制御部54の制御により順
次読み出され、所定の符号化方式に圧縮変換するためC
ODEC53に転送される。なお、2値ページメモリ5
6は複数枚の頁域を持つため、ピクセル/バイト変換部
60から2値ページメモリ56への書き込み処理と、2
値ページメモリ56から圧縮処理のための読みだし処理
についてはローカル画像バス52を制御する事により同
時並行的に処理できる。
【0070】CODEC53により圧縮された画像デー
タは、同時にローカル画像バス54を介して送信画像フ
ァイルバッファ57に一時的に保持される。(ここで、
ファイリングの場合は圧縮画像はシステムバス14経由
で光磁気ディスク41に保管される。) その後、ファクシミリコントローラ21からの画像デー
タ送信開始の指示を受けて、送信画像ファイルバッファ
57内の所定の送信画像データは、ローカル画像バス制
御部54、ローカルシステムバス51、システムバスイ
ンターフェース50の転送経路でシステムバス14より
ファクシミリコントローラ21に送られる。
【0071】次に、FAX受信した場合の受信画像デー
タの流れを以下に示す。ファクシミリコントローラ21
内の画像データの流れに付いては後述するとして、まず
ファクシミリコントローラ21からの通知により受信画
像データはシステムバス14、システムバスインターフ
ェース50、ローカルシステムバス51、ローカル画像
バス制御部54の転送経路で受信画像ファイルバッファ
58へ蓄積される。
【0072】その後、制御部11からの出力処理の通知
を受けて、受信画像ファイルバッファ58に取り込まれ
た圧縮2値化された受信画像データは、ローカル画像バ
ス制御部54の制御によりCODEC53に転送され、
伸張処理後は順次2値ページメモリ56に転送される。
(ここでファイリング出力の場合は光磁気ディスク41
からシステムバス14経由でCODEC53へ出力圧縮
画像が直接送られる。以降は同様の処理となる。) 2値ページメモリ56は複数枚の頁域を持つため、伸張
した受信画像データの2値ページメモリ56への書き込
み動作と出力処理のためのローカル画像バス52への読
み出し動作はローカル画像バス52を制御する事により
同時並行的に処理できる。
【0073】ファクシミリコントローラ21の内部の画
像データ・制御データの流れを説明する前に、上記制御
部11とファクシミリコントローラ21のCPU51間
の制御データインターフェースに付いて簡単に説明す
る。
【0074】制御部11からFCPU71へ通信コマン
ドを通知する場合には、通信制御コマンドが制御部11
により、システムバスインターフェース70を介して、
共有I/Oポート77の所定アドレスに書き込まれる。
FCPU71は割り込み等により制御部11からの書込
み通知を受けて共有I/Oポート77の該当アドレス内
制御パラメータを読み出し、そのパラメータ内容に応じ
た処理を行う。
【0075】FCPU71から本体制御部11へのステ
ータス通知も同様で、FCPU71が共有I/Oポート
77の所定アドレスにパラメータを書き込むので、制御
部11は割り込みによりその通知を受けて該当I/Oポ
ート77域のパラメータを読み出しそのパラメータに応
じた処理を行う。
【0076】次に、ファクシミリコントローラ21内部
の送受信処理時の画像データ・制御データの流れである
が、この実施例におけるFCPU71は標準伝送手順の
規格に従いFAX通信処理制御を行うものとする。
【0077】送信時にはまず制御部11より送信先FA
X番号情報を含んだコネクション確立指示コマンドを受
けると、受け取ったFAX番号を基に、送信先との回線
接続処理を回線制御部78を制御する事により行う。こ
こでコネクションの確立が正常に行われなかった場合は
制御部11にコネクション確立不可ステータスを通知す
る。
【0078】回線が接続されると、回線制御部78を制
御することにより、上記受信局からの信号を受信し、相
手端末能力とコネクション処理完了ステータス通知を制
御部11に通知する。このステータス受信した制御部1
1は受信局端末能力内の送信条件を判定し、再符号化変
換、再線密度変換の有無を含めた送信機能を画像通信指
示コマンドの情報フィールドに設定してFCPU71に
通知する。
【0079】送信局側の送信条件の通知を受けたFCP
U71はそれを受信局側にデジタル命令信号として通知
する。一方、制御部11は送信開始準備として1頁分の
送信画像データのファクシミリコントローラ21への転
送を開始する。
【0080】制御部11はDMA制御により2値化処理
部16の送信画像ファイルバッファ57の所定域に予め
保持されている送信文書データをシステムバスインター
フェース70を介して画像データ・バッファ73に書き
込むので、FCPU71はDMAコントローラ76を制
御してその送信画像データを画像データメモリ75へ随
時転送する。
【0081】また、この時制御部11から送信の為の再
符号化または再線密度変換の指示を受けている場合は画
像データメモリ75に転送する前にファクシミリコント
ローラ21内のCODEC53で送信時の画像データ仕
様に再変換処理した後、画像データメモリ75へ転送す
ることになる。
【0082】受信局から受信準備確認信号を受けたFC
PU71は画像データメモリ75に転送された文書デー
タを順次読みだし、回線制御部78を制御する事により
回線制御して画像データを送信する。送信文書が複数の
場合は頁終了や次頁の有無を指示する制御パラメータが
制御部11からFCPU71に随時通知されるので頁単
位で上述の文書データの送信が繰り返し行われる。
【0083】制御部11からコネクション解放コマンド
を受けることでFCPU71は回線制御部78を制御し
切断命令信号を回線に送出し、制御部11に対してはコ
ネクション解放ステータスを通知すること送信処理は終
了する。
【0084】受信処理は回線制御部78が着信を検出し
てFCPU71に割込み通知することで開始される。F
CPU71は制御部11に着信ステータスを通知するこ
とで制御部11は画像蓄積バッファに空きがあるかなど
のFAX受信可能状態であるか否かを判定し、FCPU
71に対してコネクション確立許可/不許可を通知する
コマンドを送信するので、FCPU71はそのコマンド
を判定して受信処理が許可された場合に受信処理を進め
る。受信が不可な場合は回線切断処理を行う。
【0085】コネクション確立後FCPU71は送信局
に自局端末能力を通知する。上記信号を正常に受信し受
信情報を保持した後、画像データの受信を許可する受信
準備確認信号を送信局に送出し、FCPU71は回線制
御部を制御して順次画像データを受信する。
【0086】この実施例においては受信画像データの受
信頁毎のサイズ等の画像属性と受信画像の符号化方式を
管理するため、再符号化変換を行いながら画像データメ
モリ75に受信データを蓄積している。頁受信完了毎に
FCPU71は受信画像の頁属性と共に制御部11へ頁
受信を許可するステータスを通知する。
【0087】制御部11は受信開始許可を受けて受信画
像データの保管先の受信画像ファイルバッファ58(先
頭アドレス)を確保し、受信画像転送開始コマンドをF
CPU71に送信する。FCPU71は転送開始コマン
ドの通知を受けてDMAコントローラ76を制御し、画
像データメモリ75内の受信画像データを画像データ・
バッファ73に転送する。
【0088】一方、制御部11はデータ転送開始を指示
する割り込み等の通知を受けて画像データ・バッファ7
3内の受信画像データをシステムバスインターフェース
70、50を介して読みだし、予め確保してある受信画
像ファイルバッファ58の所定の領域へ順次データ転送
する。複数頁の受信処理の場合は同様の処理で頁毎の受
信処理を行う。
【0089】FCPU71が送信局側から手順終了信号
を受信しその肯定信号を送信側に返信した場合に受信処
理は終了する。制御部11はFCPU71からのコネク
ション解放ステータスにより受信終了の通知を受ける。
実際の回線の切断処理は送信側により行われる。
【0090】以上、この実施例における蓄積済み画像の
FAX送信、FAX受信および画像蓄積についての画像
データの流れについての説明である。蓄積画像のLAN
送信あるいはLAN受信画像の蓄積も同様である。
【0091】この実施例におけるFAX送受信手順につ
いて説明する。
【0092】まず、操作パネル2上の動作モード選択キ
ーによりFAXモードを選択すると、操作パネル2上に
デフォルトの送信原稿入力条件(原稿読取り濃度、原稿
種類、送信線密度等)が表示されるので、入力条件を変
更したい場合は操作パネル2で変更を指示し、送信先F
AX番号を入力または予め登録されている場合は選択し
て、通信モードを選択する。
【0093】例えば親展送信の場合は親展パスワードの
入力を、メールボックス通信の場合はメールボックス番
号を入力する。
【0094】以上のように送信処理に必要な動作パラメ
ータの設定を行い、原稿台に送信原稿をセットして、操
作パネル2上のスタートボタンを押下することによりス
キャナSが動作して1頁から複数頁の送信原稿の入力処
理が行われる。入力処理結果や入力画像情報や送信時の
送信条件は送信処理が完了するまでワークRAM上の所
定の領域で管理される。なお、送信処理時の内部処理に
ついては先に説明したのでここでは省略する。
【0095】この実施例においては、メモリ蓄積送信を
行うので送信画像の入力処理が終了した後、適当な時刻
にFAX回線接続処理を開始する。
【0096】一般には画像入力処理終了後、受信中など
でなくFAX回線が空いていれば入力処理後、回線接続
処理を開始する。送信時刻が原稿入力時に指定されてい
ればその時刻に回線接続を開始する。
【0097】回線接続後は、先に述べた方法でFAX送
信処理を行う。
【0098】また、LAN送信の操作に関しても同様の
操作を行う。
【0099】次に、画像蓄積用メモリとしてのページメ
モリ部18の管理方法を、図14の(1)〜(4)に示
す2値ページメモリの割当て例、図15に示すメモリ不
足余裕管理テーブル33fの記憶例、および図16
(a)(b)と図17(a)(b)に示すブロック管理
テーブル33eの記憶例を用いて説明する。
【0100】画像蓄積用メモリとして使用されるページ
メモリ部18のエリアは1ブロックが16Kバイトから
なる領域に分割して、上記ブロック管理テーブル33e
によりブロック管理される。サイズは16Kに限定され
ず、32K、64Kに設定することも可能である。
【0101】ページメモリ部18の全蓄積領域は、図1
4の(1)、および図16の(a)に示すように、電源
オン時に例えば8メガバイト(MB)ずつジョブ種別ご
とに割当てられる。どのジョブ種別に割当てられている
かは、ブロック管理テーブル33eの属性情報として、
各ブロックに1ヶのジョブ種別識別フラグで識別できる
ようになっている。たとえば、「F:FAX用」、
「I:画像入出力用」、「S:電子ソート用」等が設け
られている。
【0102】図16の(a)において、たとえばFAX
用の画像蓄積エリアの内の2メガバイトを電子ソート用
の画像蓄積エリアに使用することが後述のルールにより
決定されると、FAX用の画像蓄積エリアのNULLの
ブロックをブロック管理テーブル33eの後ろからサー
チし、NULLのブロック128ヶ(2メガ/16キロ
バイト)のジョブ識別フラグを「F」から「S」に変更
する(図16の(b)参照)。
【0103】すなわち、ページメモリ部18の全蓄積領
域は、たとえば、電子ソート用の画像蓄積エリアが不足
し、FAX用の画像蓄積エリアに余裕がある場合、図1
4の(2)に示すように、割当てが変更される。
【0104】さらに、電子ソート用の画像蓄積エリアが
不足し、FAX用の画像蓄積エリアに余裕がある場合、
図14の(3)に示すように、電子ソート用の画像蓄積
エリアが12メガバイト、FAX用の画像蓄積エリアが
4メガバイトに割当てが変更される。
【0105】また、さらに電子ソート用の画像蓄積エリ
アが不足し、FAX用の画像蓄積エリアも不足した場
合、図14の(4)に示すように、電子ソート用の画像
蓄積エリアが14メガバイト、FAX用の画像蓄積エリ
アが6メガバイト、画像入出力用の画像蓄積エリアが4
メガバイトに割当てが変更される。
【0106】この方法により、ページメモリ部18のジ
ョブごとに割当てられる容量を可変とする。
【0107】次に、各ジョブの画像蓄積メモリつまりペ
ージメモリ部18の使用方法を図18、図19に示すフ
ローチャートにより説明する。図18は各ジョブが画像
蓄積の際に使用する画像蓄積エリアへの画像蓄積ルーチ
ンである。画像蓄積ルーチンでは各ジョブ種別ごとにブ
ロック管理テーブル33eの空き(NULL)エリアを
先頭からサーチし、NULLがみつかれば、対応するブ
ロックを使用する。
【0108】そして、図17の(a)(b)に示すよう
に、このNULLフラグをENDに変更し、いままでE
NDであったフラグを、あらたに使用したブロック番号
を設定する。
【0109】これにより、ブロックをどういう順番で使
用しているかのリンク情報とする。画像データが大きく
たとえば30Kバイトある場合にはブロックの確保を3
回繰り返し、計3つのNULLであったブロックがあら
たに使用される。
【0110】一方、NULLのブロックがサーチできな
かった場合は、これ以上画像蓄積ができないメモリフル
の状態であるとして、メモリ不足および最小蓄積余裕量
の更新ルーチンに入る。ここでは、図15に示す、メモ
リ不足、余裕管理テーブル33fのジョブ種別に対応し
たメモリフルの回数を1増加させ、さらにメモリ空き容
量(NULLのブロック数×16Kバイト)を計算し、
いままでの最小蓄積余裕量よりも小さい場合は最小蓄積
余裕量を更新する。
【0111】蓄積画像の削除に関しては説明を省略する
が、ブロックは逆に解放しNULLに置き換えることに
より実現する。メモリ不足および最小画像蓄積余裕量は
そのままである。
【0112】次に、上記のように設定されたメモリ不足
および余裕量の情報を用いて、ユーザにメモリ容量不足
を知らせたり、ジョブ種別ごとのメモリ容量の再設定し
たり、蓄積メモリを節約するために画像属性を変更する
ルールを、図20に示すフローチャートを参照しつつ説
明する。図20は、メモリ容量再設定ルーチンで有り、
画像属性変更、ユーザへの通知を含んでいる。
【0113】あらかじめプログラムで設定された期間ご
と、例えば1週間ごとに、このルーチンは起動される。
このルーチンでは先ず、メモリ不足、余裕管理テーブル
33fからジョブ種別ごとのメモリ不足情報を読み出
し、あらかじめ設定されたレベル(不足レベル1、不足
レベル2)を越えているかを判別する。越えていない場
合は不足情報を0に、最小余裕量を各ジョブ種別ごとに
割当てられた容量(この例では8メガバイト)に設定す
る。
【0114】一方、不足回数がレベルを越えている場合
は、不足レベルによりmバイト、nバイト拡張(この例
ではそれぞれ1メガバイト、2メガバイト)すべきと判
断し、操作パネル2上にメッセージを出力する。
【0115】次に、最小蓄積余裕量がそれぞれm、nバ
イト以上のジョブ種別をサーチする。それぞれm、nバ
イト以上であるならば前述のメモリ容量再設定方法にて
メモリ容量を拡張/縮小し、不足情報を0に、最小余裕
量を各ジョブ種別ごとに新たに割当てられた容量に設定
する。
【0116】一方、それぞれm、nバイト以上の最小余
裕蓄積量がない場合には、メモリ不足がレベルを越えた
ジョブに関して、次から解像度を落として処理するかを
ユーザに問い合わせたうえ、メモリ容量の再設定はせ
ず、不足情報を0に、最小余裕量を割当てられている容
量に設定する。
【0117】上記したように、画像を蓄積してから送信
可能なファクシミリ、あるいはLANによる送信機能、
ファクシミリ、あるいはLANで受信した画像を蓄積可
能な、いわゆる蓄積送受信機能、入力画像を蓄積し内部
的に順番を制御し出力印刷あるいは送信可能な電子ソー
ト機能、画像のフロッピーディスク/光磁気ディスクな
どへの登録、それらからの画像の検索・印刷機能を具備
したデジタル方式の画像入出力装置、あるいはデジタル
方式の複写機において、それらのFAX送信受信、LA
N送信受信、電子ソート複写でそれぞれが使用する画像
蓄積用のメモリ容量の不足度合い、余裕度合いを計測
し、この計測した不足度合い、余裕度合いからメモリ容
量を再設定したり、メモリ容量の不足度合いをユーザに
通知したり、画像属性を変更するようにしたものであ
る。
【0118】すなわち、画像蓄積メモリの各ジョブに対
する各領域に不足度合いを設け、画像蓄積メモリの不足
度合いを計測し、この計測結果に応じて画像蓄積メモリ
の割当て、画像入力方式(画像属性)を可変とする。
【0119】その画像蓄積メモリの不足度合いをユーザ
に通知、また追加すべきメモリ容量を通知する。
【0120】また、ジョブの種別ごとに画像蓄積メモリ
の各領域が不足度合いと過剰度とを持ち、画像蓄積メモ
リの各領域の不足度合いと過剰度とを計測し、この計測
した不足度合いと過剰度とからジョブ種別ごとの画像蓄
積メモリの割当量を可変とし、定期的に自動再設定す
る。
【0121】また、ジョブの種別ごとに画像蓄積メモリ
の各領域が不足度合いと過剰度とを持ち、画像蓄積メモ
リの各領域の不足度合いと過剰度とを計測し、この計測
した不足度合いと過剰度とからジョブ種別ごとの画像属
性を可変とし、定期的に画像属性を設定する。
【0122】また、一定期間内にジョブの種別ごとのメ
モリフルとなった回数を計測し、そのジョブに対するメ
モリ不足をあらかじめ設定したしきい値(回数)と比較
し、あらかじめ設定したメモリ要追加表から追加すべき
容量を読み出し、定期的にメモリ不足度(メモリ要追加
容量)として操作パネルに表示したり、通信回線を通し
て通知する。
【0123】また、一定期間内にメモリが余っていた
(未使用)容量を計測し、そのジョブに対するメモリ余
裕度とし、メモリ不足度の高いジョブのメモリ割当て容
量を増加させる。
【0124】また、メモリ不足度、メモリ余裕度から蓄
積する画像の属性として、解像度を設定したり、あるい
はビット数/画素を設定したり、あるいは解像度とビッ
ト数/画素の両方を設定する。
【0125】これにより、FAX通信機能、光磁気ディ
スクやフロッピーディスクへのファイリング機能、複写
機能等で扱う、複数頁にわたる画像を蓄積する画像蓄積
メモリを、満杯状態(メモリフル)にあることをより少
なく、また画像蓄積メモリが空いている(余っている)
状態を少なくすることができ、画像蓄積メモリの運用効
率を上げることを可能にすることができる。
【0126】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
種々の機能に対して画像バッファメモリを共有して使用
するものにおいて、各機能の利用状態に合わせて、画像
バッファメモリの利用領域を変更することができ、画像
バッファメモリを有効に使用することができる画像形成
記憶装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例における画像形成記憶装置
の要部の構成を概略的に示すブロック図。
【図2】画像形成記憶装置の外観図。
【図3】制御部の構成を概略的に示すブロック図。
【図4】光磁気ディスク記憶装置の構成を概略的に示す
ブロック図。
【図5】2値化処理部の内部構成を示すブロック図。
【図6】ファクシミリコントローラの内部構成を示すブ
ロック図。
【図7】操作パネル部の構成を概略的に示す外観図。
【図8】操作パネルの内部構成を概略的に示すブロック
図。
【図9】画像入力蓄積および送信、登録の関係を示す
図。
【図10】受信、検索画像蓄積および画像読出し印刷の
関係を示す図。
【図11】光磁気ディスクのファイルフォーマットの構
成を示す図。
【図12】光磁気ディスクのファイルフォーマットの構
成を示す図。
【図13】光磁気ディスクのファイルフォーマットの構
成を示す図。
【図14】ページメモリ部の割当て例を示す図。
【図15】メモリ不足余裕管理テーブルの記憶例を示す
図。
【図16】ブロック管理テーブルの記憶例を示す図。
【図17】ブロック管理テーブルの記憶例を示す図。
【図18】ページメモリ部の使用方法を説明するための
フローチャート。
【図19】ページメモリ部の使用方法を説明するための
フローチャート。
【図20】メモリ容量再設定ルーチンを説明するための
フローチャート。
【符号の説明】
11…制御部 S…スキャナ 16…2値化処理部 18…ページメモリ部 Pr…レーザプリンタ 21…ファクシミリコントローラ 22…LANコントローラ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を読取る読取手段と、 この読取手段で読取られた画像を第1の記憶媒体に記憶
    する記憶手段と、 この記憶手段に記憶されている画像を読出す読出手段
    と、 上記読取手段で読取られた画像、あるいは上記読出手段
    により上記記憶手段から読出された画像に対する被画像
    形成媒体への画像形成を行う画像形成手段とを具備し、 上記各手段を実行する際に、上記各手段ごとに割当てら
    れた第2の記憶媒体の所定の領域を用いて処理を行う画
    像形成記憶装置において、 上記第2の記憶媒体における各領域の使用状況を記憶す
    る第2の記憶手段と、 この第2の記憶手段に記憶された各領域の使用状況に応
    じて、上記第2の記憶媒体の上記各手段ごとに割当てら
    れる領域ごとの容量を変更する変更手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成記憶装置。
  2. 【請求項2】 画像を読取る読取手段と、 この読取手段で読取られた画像を第1の記憶媒体に記憶
    する記憶手段と、 この記憶手段に記憶されている画像を読出す読出手段
    と、 前記読取手段で読取られた画像、あるいは上記読出手段
    により上記記憶手段から読出された画像に対する被画像
    形成媒体への画像形成を行う画像形成手段とを具備し、 上記各手段を実行する際に、上記各手段ごとに割当てら
    れた第2の記憶媒体の所定の領域を用いて処理を行う画
    像形成記憶装置において、 上記第2の記憶媒体における各領域の使用状況を記憶す
    る第2の記憶手段と、 この第2の記憶手段に記憶された各領域の使用状況に応
    じて、上記第2の記憶媒体の上記各手段ごとに割当てら
    れる領域の容量不足を報知する報知手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成記憶装置。
  3. 【請求項3】 画像を読取る読取手段と、 この読取手段で読取られた画像を第1の記憶媒体に記憶
    する記憶手段と、 この記憶手段に記憶されている画像を読出す読出手段
    と、 前記読取手段で読取られた画像、あるいは上記読出手段
    により上記記憶手段から読出された画像に対する被画像
    形成媒体への画像形成を行う画像形成手段とを具備し、 上記各手段を実行する際に、上記各手段ごとに割当てら
    れた第2の記憶媒体の所定の領域を用いて処理を行う画
    像形成記憶装置において、 上記第2の記憶媒体における各領域の容量の不足度合い
    と過剰度とを記憶する第2の記憶手段と、 この第2の記憶手段に記憶された各領域の容量の不足度
    合いと過剰度とに応じて、上記第2の記憶媒体の上記各
    手段ごとに割当てられる領域ごとの容量を変更する変更
    手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成記憶装置。
  4. 【請求項4】 画像を読取る読取手段と、 通信回線を介して供給される画像を受入れたり、画像を
    通信回線を介して出力する処理手段と、 上記読取手段で読取られた画像、あるいは上記処理手段
    により受入れた画像を第1の記憶媒体に記憶する記憶手
    段と、 この記憶手段に記憶されている画像を読出す読出手段
    と、 上記読取手段で読取られた画像、上記処理手段により受
    入れた画像、あるいは上記読出手段により上記記憶手段
    から読出された画像に対する被画像形成媒体への画像形
    成を行う画像形成手段と、 上記読取手段で読取られた画像、あるいは上記読出手段
    により上記記憶手段から読出された画像を上記処理手段
    により通信回線を介して出力する実行手段とを具備し、 上記各手段を実行する際に、上記各手段ごとに割当てら
    れた第2の記憶媒体の所定の領域を用いて処理を行う画
    像形成記憶装置において、 上記第2の記憶媒体における各領域の使用状況を記憶す
    る第2の記憶手段と、 この第2の記憶手段に記憶された各領域の使用状況に応
    じて、上記第2の記憶媒体の上記各手段ごとに割当てら
    れる領域ごとの容量を変更する変更手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成記憶装置。
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