JPH11337741A - 光ファイバ固定ガイド - Google Patents

光ファイバ固定ガイド

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JPH11337741A
JPH11337741A JP11129741A JP12974199A JPH11337741A JP H11337741 A JPH11337741 A JP H11337741A JP 11129741 A JP11129741 A JP 11129741A JP 12974199 A JP12974199 A JP 12974199A JP H11337741 A JPH11337741 A JP H11337741A
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JP
Japan
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jumper
optical fiber
cord
guide
extra
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JP11129741A
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English (en)
Inventor
Yuzo Tokumaru
雄三 得丸
Takao Naito
貴夫 内藤
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Optage Inc
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Osaka Media Port Corp
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 複数の鍔を有し、鍔間に光ファイバ
を把持する空隙を有する光ファイバ固定ガイド。 中
心軸に対し片側に奇数番目の鍔、反対側に偶数番目の鍔
を有する2つのガイド部材を有し、どちらか一方を中心
軸に対し180度回転した状態で2つのガイド部材を重
ね合わせることにより両側に奇数番目の鍔と偶数番目の
鍔を有し、奇数番目の鍔と偶数番目の鍔の間に光ファイ
バを把持する空隙を有する光ファイバ固定ガイド。 【効果】 不要になったジャンパケーブルの撤去の容易
であり、任意のジャンパコード近傍に作業ベースを作る
ことができ、ジャンパコードを容易に撤去できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバ固定ガ
イド、特に多心光ファイバケーブルを局内ケーブルを経
て伝送機器に分岐接続するための光ファイバケーブル主
配線架又は光線路集約架等に用いる光ファイバ固定ガイ
ドの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光ファイバケーブル主配線架は、
例えば図10に示される形式のものが普通である。図1
0は、従来法の光ファイバケーブル主配線架を示す概念
図である。図10の光ファイバケーブル主配線架におい
て、外部より導入されるテープ心線を集合した多心光ケ
ーブル46は、融着トレイ内38で、図11に示される
光ファイバテープコードのテープ心線側と融着接続され
る。
【0003】図10において、31はコネクタ接続ユニ
ット、38は融着トレイ、39はコネクタアダプタ、4
0は架間ジャンパ連絡口、41はジャンパリング、42
はジャンパケーブル固定具、43はジャンパケーブル固
定パネル、44はジャンパパネル、45はテープコード
(FOコード)、46は多心光ケーブル、47は融着処
理ユニットである。
【0004】図11は、図10の従来の光ファイバケー
ブル主配線架内のコネクタ接続ユニット31に接続され
るテープコードの外観を示す模式図である。図11にお
いて、32は光ファイバテープコード、33は単心光コ
ネクタ、34は光ファイバ単心コード、35は分岐部で
ある。即ち、光ファイバテープコード32のテープ心線
は、図10に示されるように、融着トレイ38内で融着
接続され、他端の単心光コネクタ(例えばFC又はSC
型コネクタ)33はコネクタアダプタ39に接合され
る。図10に示されたコネクタ接続ユニット31は分岐
部35や光ファイバ単心コード34の余長をコイル状に
まとめて収納する。
【0005】図10に示されるように、単心光コネクタ
33は、コネクタ接続ユニット31に導かれコネクタア
ダプタ39に結合される。更に、伝送機器(図示されな
い)から配線されたジャンパコード48は架間ジャンパ
口40より導入され、該当する多心ケーブル心線が接続
されている前記コネクタアダプタ39に結合されるが、
ジャンパコード48は予め両端にコネクタが取り付けら
れており、コードの余長はコネクタ接続ユニット31内
又はジャンパパネル44の円筒部に巻き付けられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】(1) 上記従来法では、
不要になったジャンパケーブルを撤去するため、ジャン
パケーブルを撤去する時に、ジャンパコード相互が錯綜
するため、ジャンパケーブル相互が絡み撤去できない。
また、無理に撤去しようとすると、他のジャンパケーブ
ルに無理な曲がりが生じて光ファイバに傷やロス増を発
生させる等の不都合が発生する。更に、ジャンパコード
又はテープファイバ保護チューブを押さえるのに、十分
に保持できないと共に、小型で多数のジャンパコードを
保持するのができないのが現状であった。 (2) また、従来の光ファイバケーブル主配線架では、テ
ープコードやジャンパコードの余長を別々に収納するた
めのスペースが多く必要であり、また、余長収納部が分
散しているため配線が複雑であり、高密度実装に適さな
い。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記課題につ
いて種々検討した結果、複数の鍔を有し、鍔間に光ファ
イバを把持できる空隙を有する光ファイバ固定ガイドを
用いることによって、テープファイバ保護チューブ又は
ジャンパコードを一定の力で保持でき、小型で多数のテ
ープファイバ保護チューブ又はジャンパコードを保持で
きることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0008】即ち、本発明は: 複数の鍔を有し、鍔間に光ファイバを把持する空隙
を有する光ファイバ固定ガイドを提供する。また、 中心軸に対し片側に奇数番目の鍔、反対側に偶数番
目の鍔を有する2つのガイド部材を有し、どちらか一方
を中心軸に対し180度回転した状態で2つのガイド部
材を重ね合わせることにより両側に奇数番目の鍔と偶数
番目の鍔を有し、奇数番目の鍔と偶数番目の鍔の間に光
ファイバを把持する空隙を有する光ファイバ固定ガイド
を提供する。
【0009】以下、本発明を詳細に説明する。 (1)本発明の光ファイバ固定ガイドを適用するのに好ま
しい光ファイバケーブル主配線架は、基本的に、図1、
3に示されるように、(A)多心光ケーブル16、局内ケ
ーブル(多心光ケーブル)19を分岐・接続するための
主配線架11;(B) 多心光ケーブル側の光ファイバとジ
ャンパコード側の光ファイバの接続部(MTコネクタ)
15と接続された双方の光ファイバの余長部分を接続部
単位で収納する、複数個の余長収納カード3’からなる
余長収納カードユニット12;(C) 複数の余長収納カー
ド3’からのジャンパコード7’側の光ファイバを配置
し、所定のジャンパガイド6’によりガイドする基板
8’とを有し、且つ図3に示されるように、余長収納カ
ード3’(B) と基板8’(C) は、図3− (イ)、 (ロ)に示
されるように、作業性の向上等のために近接して配置さ
れている。
【0010】図1は、本発明の光ファイバケーブル主配
線架の基本的構成を示す模式図である。図1において、
11は主配線架(架本体)、12:余長収納カードユニ
ット、13はジャンパコード固定部(図5参照)、14
は固定部ホルダ(図5の補助管ホルダ20’に相当)、
15はMTコネクタ(図4参照)、16は多心光ケーブ
ル、5は分岐部(図2参照)、7はジャンパコード側の
SCコネクタ(図2参照)、19は局内ケーブル(多心
光ケーブルを使用)である。図9は、他の主配線架を示
す模式図である。図9において、13はジャンパコード
固定部、17は架体壁、31’はケーブル成端部(図8
参照)、12は余長収納カードユニットである。
【0011】(2)光ファイバ固定ガイド 光ファイバ固定ガイド、特にジャンパ光ファイバ固定ガ
イドは、例えば図3−(イ)、 (ロ)に示されるように、基
板8’に、ジャンパファイバ固定ガイド4’及びその奥
側にジャンパガイド6’が配置固定され、且つ図1に示
されるように、ジャンパコード7’がジャンパコード固
定部13により固定されている。図3は、図1に示され
る余長収納カードユニットの細部を示す模式図であり、
(イ)は余長収納状態を示す上面図であり、 (ロ)は余長収
納カードユニットの横断面を示し、 (ハ)は余長収納状態
を示す正面図である。図3において、1’は余長収納ケ
ース、2’は固定ベース板、3’は余長収納カード、
4’はジャンパファイバ固定ガイド、5’は余長収納カ
ード回転軸、6’はジャンパガイド、7’はジャンパコ
ード、8’は架体壁である。
【0012】図3 (ロ)において、各余長収納ケース1’
は夫々固定ベース板2’に対して直角に多段に取り付け
られ、個々に取出し易いように余長収納カード3’を横
積みにし余長収納ケース1’内に配置する。図3 (ロ)に
示されるように、ジャンパコード固定ガイド4’とジャ
ンパガイド6’(図3− (ロ)では奥に隠れて見えない
が、図3− (イ)では手前に配置されている)とは基板
8’に固定されている。しかも、図3 (イ)に示されるよ
うに、該ジャンパガイド6’は、ガイド状態が見える状
態で基板8’に固定されており、ジャンパファイバ固定
ガイド4’にガイド固定されたジャンパコード7’をジ
ャンパガイド6’に引掛け又は内に通してから余長収納
カード3’内に導入する。この場合、図3− (ロ)に示さ
れるように、ジャンパファイバ固定ガイド4’は、該余
長収納カード3’の前方に位置し、或いは前方に位置し
て傾斜可能に配置されている。そして、複数の余長収納
カード3’は余長収納ケース1’内に余長収納カード回
転軸5’(図4参照)を中心に回転自由に取り付けられ
ている。
【0013】(3) 光ファイバ固定ガイドの構造 図5は、図1の余長収納カードユニットに対応したジャ
ンパファイバ固定ガイドの構造を示す模式図である。図
5において、26’は偶数鍔、27’は奇数鍔、28’
はテープファイバ保護チューブ、29’は空隙である。
ジャンパファイバ固定ガイドはプラスチック材料で成形
されており、図5−(イ)に示されるように、片側に空隙
29’を有する偶数の鍔26’があり、その反対側には
空隙29’を有する奇数の鍔27’を持ったパーツ、ガ
イド部材Aと、図5− (ロ)に示すように片方、ガイド部
材Aを180度回転させたガイド部材Bを、図5− (ハ)
に示すように互いに重合せて完成したジャンパファイバ
固定ガイドとなる。
【0014】ジャンパコード側の光ファイバは、図1に
示されるように、複数本の光ファイバ群毎にジャンパフ
ァイバ固定ガイド4’でガイド固定され、且つジャンパ
コード側の架内配線部分は、主配線架11の架上部から
余長収納カードユニット12までの区間に個々に自然に
垂れ下がった状態で保持される。図3に示されるよう
に、収納カードユニットの配線部において、ジャンパコ
ード7’はまずジャンパファイバ固定ガイド4’で固定
される。該ジャンパファイバ固定ガイド4’は、ジャン
パコードの保護チューブ(図2参照)を適当に変形さ
せ、必要な保持力を持たせ、且つ必要により容易に取り
外せるように、図5− (イ)〜 (ハ)に示されるように、両
側に複数の鍔26’、27’を持っている。
【0015】図5− (ハ)に示されるように、テープファ
イバ保護チューブ28’は、空隙29’を有する鍔2
6’、27’間に嵌め込まれて保持力を持たせられ、図
5− (ニ)に示すように、把持される。図3− (イ)に示さ
れるように、ジャンパコードの配線は、ジャンパコード
7’がまずジャンパファイバ固定ガイド4’で保持さ
れ、ジャンパガイド6’を通り余長収納カード3’に導
入される。図3において、ジャンパファイバ固定ガイド
4’と余長収納カード3’の位置関係は余長収納カード
回転軸5’から遠いジャンパファイバ固定ガイド4’と
ジャンパコード導入部から最も遠い部分の余長収納カー
ド3’が組合せになるような関係を保つようになってい
る。余長収納カード3’にジャンパコード7’を収納す
る作業を容易とするために、図3− (ロ)に示すように、
余長収納カード回転軸5’を中心に回転させると共に、
基板8’が余長収納カード’3’に対し傾斜自在に保持
されている。
【0016】(4) ジャンパコード ジャンパコード(FOコード)は例えば図2の形状をし
ている。該ジャンパコードには引留部3を設け、テープ
心線(図示されていない)には標準外径1.4mm以
下、内径0.75mm以上の円筒形をしたポリエステル
系エラストマー製保護チューブ1を被せてあり、先端に
はMTコネクタ15が取り付けられている。図2は図1
の主配線架内のジャンパコード固定部に装着するジャン
パコードの1例を示す模式図である。図2において、1
は保護チューブ、15はMTコネクタ、3は引留部、4
はテープコード、5は分岐部、6は単心光ファイバコー
ド、7はSCコネクタである。ここで、MTコネクタ1
5とは2〜4心光ファイバの一括コネクタであり、SC
コネクタ7とは単心光ファイバ用コネクタであり、引留
部3とはテープコード4の張力部材を引留め、後述する
図5、6のジャンパコード固定部13の補助管ホルダ2
0’内の凹部21’に係合し固定する。
【0017】(5) 成端光ケーブル 図1における多心光ケーブル16は図6のように成端さ
れている。図6は、多心光ケーブルを構成する成端光ケ
ーブルの外観を示す模式図である。図6において、16
は多心光ケーブル、31’はケーブル成端部、32’は
スパイラルチューブ、33’は色別チューブ、34’は
保護チューブ、35’はコネクタ番号表示、15はMT
コネクタ(接続部)である。即ち、図6では、ケーブル
心線(図示されない)には、標準外径1.4mm以下、
内径0.75mm以上の円筒形をしたポリエステル系エ
ラストマー製保護チューブ34’を被せてあり、先端に
はMTコネクタ15が取り付けられている。該ポリエス
テル系エラストマー製保護チューブは、薄くて丈夫であ
り、通光し易い特性がある。このポリエステル系エラス
トマーは、曲がり易くくせが付き難い等収納したり、取
り出したりし易い特徴を有する。従って、該ポリエステ
ル系エラストマーは薄膜化できて漏れ光を心線対照器な
どにより容易に検知・識別できる。該ポリエステルエラ
ストマー材料としては、例えばハイトレル等のポリエス
テルブロック共重合体を挙げることができる。
【0018】(6) 余長の収納 余長の収納には、余長収納カード3’を手前に回転さ
せ、図4のように蓋10’を開き作業をする。図4は余
長収納カードの構造例を示す模式図であり、 (イ)は蓋を
開いた時の状態を示し、 (ロ)はその側面を示す。図4に
おいて、3’は余長収納カード、5’は余長収納カード
回転軸、7’はジャンパコード、10’は蓋、11’は
ヒンジ、12’はコネクタ固定部、13’は多心光ケー
ブル出入口、16は多心光ケーブル、15は(多心光ケ
ーブル側の)MTコネクタ、15’はジャンパコード側
のMTコネクタである。
【0019】(7) ジャンパコード固定部 図1に示されるように、ジャンパコード固定部13は主
配線架11の上部に取り付けられており、図7に示され
るように、ジャンパコード固定部13はホルダ受け2
4’と補強管ホルダ20’から構成されている。図7は
図1のジャンパコード固定部の1部を構成するホルダ受
けの外観を示す模式図である。図8は、図1のジャンパ
コード固定部の他部を構成する補強管ホルダを示す模式
図である。図7において、13はジャンパコード固定
部、17は架体壁、20’は補強管ホルダ(図1の固定
部ホルダ14に相当)、23’は支持板、24’はホル
ダ受け、25’は支持棒、9’は止め金具である。ま
た、図8において、20’は補強管ホルダ、21’は凹
部(開口部)、22’は支持棒25’(図7参照)を通
す穴である。
【0020】図7に示されるように、本発明において、
ジャンパコード固定部13は、ジャンパコードの引留部
3(図2)を相補的に嵌合する凹部21’を有し、且つ
該凹部は、ジャンパコード固定部13を構成するホルダ
受24’上に形成される。例えば、ジャンパコードは、
図2に示す凸状の引留部3を図5、6のジャンパコード
固定部13のホルダ受け24’上の補強管ホルダ20’
の開口部(凹部)21’から挿入し固定する。図7−
(イ)に図示されるように、補助管ホルダ20’からなる
固定部ホルダ14は、主配線架(図1参照)11の架体
壁17に対して回転自在に保持される。補強管ホルダ2
0’は、図8に示す両側の穴22’でホルダ受け24’
の支持棒25’に通され引留めされる。
【0021】(8) 光コードの接続 図4において、多心ケーブル側のMTコネクタ15(図
1参照)とジャンパコード7’側のMTコネクタ15’
は公知の方法にて結合され、余長収納カード3’内のコ
ネクタ固定部12’の決められた位置に収納される。更
に多心ケーブル側の余長とジャンパ側余長は全て同一余
長収納カードに収納される。即ち、接続部単位はコネク
タ、例えば多心ケーブル側のMTコネクタ15、ジャン
パコード側のMTコネクタ15’で構成され、且つ接続
された双方の光ファイバは、他の複数の余長収納カード
の内の1つの接続部のコネクタと切替接続可能な余長を
有する。
【0022】
【作用】 ジャンパファイバ固定ガイドは、基板に固
定されていて複数の鍔を有し、鍔間にジャンパガイドか
らのジャンパコード側の光ファイバを把持する空間を有
するので、従来法に比してテープファイバ保護チューブ
又はジャンパコードを一定の押さえ力で保持でき、小型
で多数のジャンパコードを保持できる利点がある。 ジャンパファイバ固定ガイドを構成する2つのガイ
ド部材は、中心軸に対し片側に奇数番目の鍔、反対側に
偶数番目の鍔を有し、ジャンパコード固定ガイドはどち
らか一方を中心軸に対し180度回転した状態で上記ガ
イド部材部2個を重ね合わせることにより両側に奇数番
目の鍔と偶数番目の鍔を有するので、両側に複数の鍔を
有する小型のガイド部材とすることができる利点があ
る。 ジャンパコード側の光ファイバは、複数本の光ファ
イバ群毎にジャンパファイバ固定ガイドでガイド固定さ
れ、余長収納カードユニットと配線架本体の間に個々に
垂れ下がった状態で保持されているので、従来法に比し
て群毎に固定された配線はコンパクトとなる反面絡み易
くなるが、垂れ下がっていることにより、任意のジャン
パファイバを絡まさずに取出しできる利点がある。
【0023】 本発明の光ファイバケーブル主配線架
は、光ファイバケーブルを分岐・接続するための架本体
と、双方の光ファイバの余長部分を接続部単位で収納す
る、複数の余長収納カードと、複数の余長収納カードか
らのジャンパコード側の光ファイバを配置し、所定のジ
ャンパガイドによりガイドする基板とを有し、且つ余長
収納カードと上記基板は近接して配置されているので、
従来法に比して余長収納、光ファイバ配線等全体の構成
が簡素化され、配線が整然と行え、且つ高密度実装が可
能となるし、また、余長収納が接続部単位で個別で行え
る構成となっており、他の余長収納部に悪影響なく作業
でき作業性が向上する利点がある。
【0024】 収納カードユニットが、複数の余長収
納カードは個々に取り出し可能な状態で横積みされて配
置され、且つジャンパガイドはガイド状態が見える状態
で基板に固定され、基板が該余長収納カードの前方に配
置或いは前方に傾斜可能に配置されているので、従来法
に比して光ファイバの余長と光ファイバ配線の関係を認
識し易く、配線切替等の作業がし易くなる利点がある。 収納カードユニットが、複数の余長収納カードが回
転軸を中心に回転自在に取り付けられているので、従来
法に比較して任意の光ファイバ接続部を容易にしかも他
の心線に悪影響を与えることなく、収納や切替作業がで
きる利点がある。
【0025】 基板は、余長収納カードに対し傾斜自
在に保持されているので、従来法に比して収納スペース
が小さく、作業時は傾斜した状態で作業し易い利点があ
る。 ジャンパコード固定部はジャンパコードの引留部と
相補的に嵌合する凹部を有するので、該コード固定部は
引留部を小型にできる利点がある。
【0026】
【発明の効果】不要になったジャンパケーブルの撤去の
容易さ、即ち、各ジャンパコード固定部側から余長収納
カードユニットまでは、保護チューブ付きジャンパテー
プは自然に垂れ下がっており、また余長収納カードユニ
ット内ではジャンパファイバ固定ガイドで整列保持さ
れ、且つジャンパファイバ固定ガイドと余長収納カード
の関係を明確にしてあるので、撤去すべき任意心線を容
易に取り出すことができる。また、ジャンパコード固定
部のホルダ受けが水平方向に回転するので、どんな奥の
ジャンパコードでも非該当ホルダ受けを回転させ逃すこ
とにより、任意のジャンパコード近傍に作業ベースを作
ることができ、任意のジャンパコードを撤去できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバケーブル主配線架の基本的
構成を示す模式図である。
【図2】図1の主配線架内のジャンパコード固定部に装
着するジャンパコードの1例を示す模式図である。
【図3】図1に示される余長収納カードユニットの細部
を示す模式図であり、 (イ)は余長収納状態を示す上面図
であり、 (ロ)は余長収納カードユニットの横断面を示
し、 (ハ)は余長収納状態を示す正面図である。
【図4】余長収納カードの構造例を示す模式図であり、
(イ)は蓋を開いた時の状態を示し、 (ロ)はその側面を示
す。
【図5】図1のジャンパコード固定部の1部を構成する
ホルダ受けの外観を示す模式図である。
【図6】多心光ケーブルを構成する成端光ケーブルの外
観を示す模式図である。
【図7】図1の余長収納カードユニットに対応したジャ
ンパファイバ固定ガイドの構造を示す模式図である。
【図8】図1のジャンパコード固定部の他部を構成する
補強管ホルダを示す模式図である。
【図9】本発明の主配線架を示す模式図である。
【図10】従来法の光ファイバケーブル主配線架を示す
概念図である。
【図11】図10の従来の光ファイバケーブル主配線架
内のコネクタ接続ユニット31に接続されるテープコー
ドの外観を示す模式図である。
【符号の説明】
1 保護チューブ 2 MTコネクタ 3 引留部 4 (2心光ファイバ)テープコード 5 分岐部 6 (単心)光ファイバコード 7 SCコネクタ 11 主配線架 12 余長収納カードユニット 13 ジャンパコード固定部 14 固定部ホルダ 16 多心光ケーブル 17 架体壁 19 局内ケーブル(多心光ケーブル使用) 21 ケーブル成端部 22 余長収納カードユニット 31 コネクタ接続ユニット 32 光ファイバテープコード 33 単心光コネクタ(例えばFC又はSC型コネク
タ) 34 光ファイバ単心コード 35 分岐部 38 融着トレイ 39 コネクタアダプタ 40 架間ジャンパ連絡口 41 ジャンパリング 42 ジャンパケーブル固定具 43 ジャンパケーブル固定パネル 44 ジャンパパネル 45 FOコード 46 多心光ケーブル 47 融着処理ユニット 48 ジャンパコード 1’ 余長収納ケース 2’ 固定ベース板 3’ 余長収納カード 4’ ジャンパファイバ固定ガイド 5’ 余長収納カード回転軸 6’ ジャンパガイド 7’ ジャンパコード 8’ 基板 9’ 止め金具 10’ 蓋 11’ ヒンジ 12’ コネクタ固定部 13’ 多心光ケーブル出入口 14’ 多心ケーブル 15 (多心光ケーブル側の)MTコネクタ(接続部) 15’(ジャンパコード側の)MTコネクタ(接続部) 20’ 補強管ホルダ 21’ 凹部 22’ 穴 23’ 支持板 24’ ホルダ受 25’ 支持棒 26’ 偶数鍔 27’ 奇数鍔 28’ テープファイバ保護チューブ 29’ 空隙 31’ ケーブル成端部 32’ スパイラルチューブ 33’ 色別チューブ 34’ 保護チューブ 35’ コネクタ番号表示

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の鍔を有し、鍔間に光ファイバを把
    持する空隙を有することを特徴とする光ファイバ固定ガ
    イド。
  2. 【請求項2】 中心軸に対し片側に奇数番目の鍔、反対
    側に偶数番目の鍔を有する2つのガイド部材を有し、ど
    ちらか一方を中心軸に対し180度回転した状態で2つ
    のガイド部材を重ね合わせることにより両側に奇数番目
    の鍔と偶数番目の鍔を有し、奇数番目の鍔と偶数番目の
    鍔の間に光ファイバを把持する空隙を有することを特徴
    とする光ファイバ固定ガイド。
JP11129741A 1997-05-30 1999-05-11 光ファイバ固定ガイド Pending JPH11337741A (ja)

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JP11129741A JPH11337741A (ja) 1997-05-30 1999-05-11 光ファイバ固定ガイド

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9-156186 1997-05-30
JP15618697 1997-05-30
JP11129741A JPH11337741A (ja) 1997-05-30 1999-05-11 光ファイバ固定ガイド

Related Parent Applications (1)

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JP10162797A Division JP2957558B2 (ja) 1997-05-30 1998-05-28 光ファイバケーブル主配線架

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0520004U (ja) * 1991-08-26 1993-03-12 三菱電線工業株式会社 フアイバ保持具
JPH07128527A (ja) * 1993-11-05 1995-05-19 Mitsubishi Cable Ind Ltd 光ファイバ増幅器の融着部ホルダ
JPH08122541A (ja) * 1994-10-26 1996-05-17 Hitachi Cable Ltd 光ファイバ接続部用固定装置

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