JPH11337072A - 加熱調理器 - Google Patents
加熱調理器Info
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- JPH11337072A JPH11337072A JP14897398A JP14897398A JPH11337072A JP H11337072 A JPH11337072 A JP H11337072A JP 14897398 A JP14897398 A JP 14897398A JP 14897398 A JP14897398 A JP 14897398A JP H11337072 A JPH11337072 A JP H11337072A
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- heating
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 加熱調理器において、空気の壁を作り出すこ
とによって、発生する熱、水蒸気、油煙、燃焼ガス、臭
い等を室内に拡散させないで換気扇まで送り、室外へ排
出させることを目的とする。 【解決手段】 加熱部42の周囲に送風口47を設け、
ここから空気を噴出させることによって、加熱部42の
周囲に空気の壁を作り、発生した熱、水蒸気、油煙、燃
焼ガス、臭い等を室内に拡散させずに換気扇まで送り、
室外へ排出させることができる。
とによって、発生する熱、水蒸気、油煙、燃焼ガス、臭
い等を室内に拡散させないで換気扇まで送り、室外へ排
出させることを目的とする。 【解決手段】 加熱部42の周囲に送風口47を設け、
ここから空気を噴出させることによって、加熱部42の
周囲に空気の壁を作り、発生した熱、水蒸気、油煙、燃
焼ガス、臭い等を室内に拡散させずに換気扇まで送り、
室外へ排出させることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱調理器に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】以下に図面を参照しながら、一般的な組
込み型の加熱調理器について説明する。
込み型の加熱調理器について説明する。
【0003】図6において、11は天板、12は加熱
部、13はキャビネット、14は操作部、15は換気
扇、16は鍋である。
部、13はキャビネット、14は操作部、15は換気
扇、16は鍋である。
【0004】天板11の上もしくは下に設けられた加熱
部12において、鍋16が熱せられ、前記加熱部12お
よびその周囲、鍋16、鍋の内容物から熱、水蒸気、油
煙、燃焼ガス、臭い等が発生する。これらの発生物は、
熱の対流等によって換気扇15まで上昇し、室外へ排出
される。このとき、発生する熱、水蒸気、油煙、燃焼ガ
ス、臭い等は、加熱部12付近からの自然な上昇気流に
より換気扇まで運ばれる。
部12において、鍋16が熱せられ、前記加熱部12お
よびその周囲、鍋16、鍋の内容物から熱、水蒸気、油
煙、燃焼ガス、臭い等が発生する。これらの発生物は、
熱の対流等によって換気扇15まで上昇し、室外へ排出
される。このとき、発生する熱、水蒸気、油煙、燃焼ガ
ス、臭い等は、加熱部12付近からの自然な上昇気流に
より換気扇まで運ばれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般的に、加熱部12
と換気扇15の間には距離があり、加熱部12、鍋16
等から発生する熱、水蒸気、油煙、燃焼ガス、臭い等は
換気扇15まで上昇する間に室内に拡散する割合が多
い。
と換気扇15の間には距離があり、加熱部12、鍋16
等から発生する熱、水蒸気、油煙、燃焼ガス、臭い等は
換気扇15まで上昇する間に室内に拡散する割合が多
い。
【0006】近年、住宅の高気密化が進み、年間を通じ
て室内環境が一定に保たれるようになり、より快適に生
活できるようになった。
て室内環境が一定に保たれるようになり、より快適に生
活できるようになった。
【0007】その反面、調理時に発生し、室外へ排気さ
れずに室内に拡散した熱、水蒸気、油煙、燃焼ガス、臭
い等はなかなか室外へは排出されないため、室内環境の
悪化につながる。
れずに室内に拡散した熱、水蒸気、油煙、燃焼ガス、臭
い等はなかなか室外へは排出されないため、室内環境の
悪化につながる。
【0008】本発明では、このような課題を解決するた
めのものであり、加熱部12、鍋16等から発生する
熱、水蒸気、油煙、燃焼ガス、臭い等をできるだけ拡散
させずに換気扇15まで運び、排出させることを可能に
することで、より快適で健康的な室内環境を作り出すこ
とを目的とする。
めのものであり、加熱部12、鍋16等から発生する
熱、水蒸気、油煙、燃焼ガス、臭い等をできるだけ拡散
させずに換気扇15まで運び、排出させることを可能に
することで、より快適で健康的な室内環境を作り出すこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明は、加熱部の周囲に送風口を設け、ここから
空気を噴出させることによって、加熱部の周囲に空気の
壁を作る。これにより、加熱調理器本体および鍋および
調理物から発生する熱、水蒸気、油煙、燃焼ガス、臭い
等を室内に拡散させないで換気扇まで送り、排出させる
ことができる。
めに本発明は、加熱部の周囲に送風口を設け、ここから
空気を噴出させることによって、加熱部の周囲に空気の
壁を作る。これにより、加熱調理器本体および鍋および
調理物から発生する熱、水蒸気、油煙、燃焼ガス、臭い
等を室内に拡散させないで換気扇まで送り、排出させる
ことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、加熱部
と天板と送風装置を有し、加熱部の周囲に送風口を設け
た構成にした加熱調理器としたものであり、送風口より
空気を噴出させることによって、加熱部の周囲に空気の
壁を作り、加熱調理器本体および鍋および調理物から発
生する熱、水蒸気、油煙、燃焼ガス、臭い等を室内に拡
散させないで換気扇まで送ることができることができ
る。
と天板と送風装置を有し、加熱部の周囲に送風口を設け
た構成にした加熱調理器としたものであり、送風口より
空気を噴出させることによって、加熱部の周囲に空気の
壁を作り、加熱調理器本体および鍋および調理物から発
生する熱、水蒸気、油煙、燃焼ガス、臭い等を室内に拡
散させないで換気扇まで送ることができることができ
る。
【0011】請求項2に記載の発明は、特に、送風口を
加熱部周囲の複数辺に設けたものであり、加熱部周囲の
複数辺に送風口を設けることにより、室内の対流は一般
的に壁に沿って流れているので、この対流の影響を受け
ずに加熱調理器本体および鍋および調理物から発生する
熱、水蒸気、油煙、燃焼ガス、臭い等を室内に拡散させ
ないで換気扇まで送ることができる。
加熱部周囲の複数辺に設けたものであり、加熱部周囲の
複数辺に送風口を設けることにより、室内の対流は一般
的に壁に沿って流れているので、この対流の影響を受け
ずに加熱調理器本体および鍋および調理物から発生する
熱、水蒸気、油煙、燃焼ガス、臭い等を室内に拡散させ
ないで換気扇まで送ることができる。
【0012】請求項3に記載の発明は、特に、送風口よ
り噴出させる送風方向を鉛直線より加熱部側へ傾ける構
成としたものであり、噴出された空気は出口から遠ざか
るにつれ拡散される方向にあるため、空気を噴出させる
方向を加熱部側へ傾けることにより、換気扇フード外側
への拡散をできるだけ押えることができ、加熱調理器本
体および鍋および調理物から発生する熱、水蒸気、油
煙、燃焼ガス、臭い等を室内に拡散させないで換気扇ま
で送ることができる。
り噴出させる送風方向を鉛直線より加熱部側へ傾ける構
成としたものであり、噴出された空気は出口から遠ざか
るにつれ拡散される方向にあるため、空気を噴出させる
方向を加熱部側へ傾けることにより、換気扇フード外側
への拡散をできるだけ押えることができ、加熱調理器本
体および鍋および調理物から発生する熱、水蒸気、油
煙、燃焼ガス、臭い等を室内に拡散させないで換気扇ま
で送ることができる。
【0013】請求項4に記載の発明は、特に、送風装置
と前記の送風口とを接続する筒状の送風路を構成したも
のであり、一般的に加熱調理器本体の内部は、冷却のた
めにファン等を用いて空気を対流させているが、送風装
置と送風口を直接つなぐことで、より高圧で空気を噴出
させることができる。
と前記の送風口とを接続する筒状の送風路を構成したも
のであり、一般的に加熱調理器本体の内部は、冷却のた
めにファン等を用いて空気を対流させているが、送風装
置と送風口を直接つなぐことで、より高圧で空気を噴出
させることができる。
【0014】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の実施例につい
て、図1、図2を参照しながら説明する。
て、図1、図2を参照しながら説明する。
【0015】図1において、21は天板、22は加熱
部、23はキャビネット、24は操作部、25は換気
扇、26は鍋、27は送風口である。
部、23はキャビネット、24は操作部、25は換気
扇、26は鍋、27は送風口である。
【0016】以上のように構成された加熱調理器につい
て、図2を用いてその動作を説明する。まず、加熱部2
2によって鍋26が加熱され、鍋26内の調理物が加熱
される。同時に、加熱調理器本体および加熱部22およ
び鍋26および調理物から熱、水蒸気、油煙、燃焼ガ
ス、臭い等が発生する。このとき、ファン24より加熱
調理器本体内に送られた空気が加熱部22の周囲に設け
た送風口27より噴出され、加熱部22の周囲に空気の
壁がつくられる。これにより、加熱調理器本体および加
熱部22および鍋26および調理物から発生した熱、水
蒸気、油煙、燃焼ガス、臭い等は室内に拡散せずに、ま
た、室内の対流に影響されずに、ほとんどが換気扇25
まで送られ、室外へ排出される。
て、図2を用いてその動作を説明する。まず、加熱部2
2によって鍋26が加熱され、鍋26内の調理物が加熱
される。同時に、加熱調理器本体および加熱部22およ
び鍋26および調理物から熱、水蒸気、油煙、燃焼ガ
ス、臭い等が発生する。このとき、ファン24より加熱
調理器本体内に送られた空気が加熱部22の周囲に設け
た送風口27より噴出され、加熱部22の周囲に空気の
壁がつくられる。これにより、加熱調理器本体および加
熱部22および鍋26および調理物から発生した熱、水
蒸気、油煙、燃焼ガス、臭い等は室内に拡散せずに、ま
た、室内の対流に影響されずに、ほとんどが換気扇25
まで送られ、室外へ排出される。
【0017】以上のように本実施例によれば、加熱部の
周囲に送風口を設け、それより空気を噴出させ、空気の
壁を作ることにより、加熱調理器本体および加熱部およ
び鍋および調理物から発生した熱、水蒸気、油煙、燃焼
ガス、臭い等は室内に拡散せずに、また、室内の対流に
影響されずに、ほとんどが換気扇25まで送られ、室外
へ排出される。
周囲に送風口を設け、それより空気を噴出させ、空気の
壁を作ることにより、加熱調理器本体および加熱部およ
び鍋および調理物から発生した熱、水蒸気、油煙、燃焼
ガス、臭い等は室内に拡散せずに、また、室内の対流に
影響されずに、ほとんどが換気扇25まで送られ、室外
へ排出される。
【0018】(実施例2)以下、本発明の第2の実施例
について、図3を参照しながら説明する。
について、図3を参照しながら説明する。
【0019】室内において、対流は壁に沿って流れる傾
向がある。この対流の影響を受けると加熱調理器本体お
よび鍋および調理物から発生した熱、水蒸気、油煙、燃
焼ガス、臭い等は室内に拡散される割合が多くなる。
向がある。この対流の影響を受けると加熱調理器本体お
よび鍋および調理物から発生した熱、水蒸気、油煙、燃
焼ガス、臭い等は室内に拡散される割合が多くなる。
【0020】そこで、図3のように送風口47を加熱部
42の左右に配置する。送風口47から噴出された空気
は加熱部42の周囲に空気の壁を作り、これにより対流
が左右に通り抜けるのを阻止し、加熱調理器本体および
鍋および調理物から発生した熱、水蒸気、油煙、燃焼ガ
ス、臭い等を対流の影響を受けずに換気扇45まで送る
ことができる。
42の左右に配置する。送風口47から噴出された空気
は加熱部42の周囲に空気の壁を作り、これにより対流
が左右に通り抜けるのを阻止し、加熱調理器本体および
鍋および調理物から発生した熱、水蒸気、油煙、燃焼ガ
ス、臭い等を対流の影響を受けずに換気扇45まで送る
ことができる。
【0021】また、送風口47を加熱部42の後面に設
けた場合も同様に、対流の影響を防ぐ他、加熱調理器本
体および鍋および調理物から発生した熱、水蒸気、油
煙、燃焼ガス、臭い等が後壁に吹き付けるのを妨げ、壁
の汚れ、結露等を防止する効果がある。
けた場合も同様に、対流の影響を防ぐ他、加熱調理器本
体および鍋および調理物から発生した熱、水蒸気、油
煙、燃焼ガス、臭い等が後壁に吹き付けるのを妨げ、壁
の汚れ、結露等を防止する効果がある。
【0022】一方、送風口47を加熱部42の前面に設
けた場合も同様に、対流の影響を防ぐ。しかし、調理時
に使用者の邪魔になるので付けなくてもよい。しかし、
人が壁の役目をするので、送風口47を加熱部42の前
面に付けたときと同様の効果が得られるであろう。
けた場合も同様に、対流の影響を防ぐ。しかし、調理時
に使用者の邪魔になるので付けなくてもよい。しかし、
人が壁の役目をするので、送風口47を加熱部42の前
面に付けたときと同様の効果が得られるであろう。
【0023】最近、一般的な換気扇はフード付きの物が
多くなっている。そこで、加熱部42の周囲全てに送風
口47を設けてやると、全ての方向からの対流の影響を
防ぎ、加熱調理器本体および鍋および調理物から発生し
た熱、水蒸気、油煙、燃焼ガス、臭い等を最も効率よく
換気扇まで送り、室外へ排出させることができる。ま
た、油煙等が加熱部の周囲に吹き付けることを防ぎ、キ
ッチンの汚れ防止にもなる。
多くなっている。そこで、加熱部42の周囲全てに送風
口47を設けてやると、全ての方向からの対流の影響を
防ぎ、加熱調理器本体および鍋および調理物から発生し
た熱、水蒸気、油煙、燃焼ガス、臭い等を最も効率よく
換気扇まで送り、室外へ排出させることができる。ま
た、油煙等が加熱部の周囲に吹き付けることを防ぎ、キ
ッチンの汚れ防止にもなる。
【0024】送風口47の形状は加熱部42の周囲全体
に細長い穴を設けることが空気の壁を隙間なく作るため
に最もよい。しかし、天板41の強度や加熱調理器本体
への水の進入防止等の安全を考慮するとあまり望ましく
ないであろう。従って、小さい穴を1列に連続して設け
ることにより、送風口47のある高さ以上は隙間なく空
気の壁が形成されるので、全体に長い穴を設けた場合と
同様の効果が得られる。
に細長い穴を設けることが空気の壁を隙間なく作るため
に最もよい。しかし、天板41の強度や加熱調理器本体
への水の進入防止等の安全を考慮するとあまり望ましく
ないであろう。従って、小さい穴を1列に連続して設け
ることにより、送風口47のある高さ以上は隙間なく空
気の壁が形成されるので、全体に長い穴を設けた場合と
同様の効果が得られる。
【0025】(実施例3)以下本発明の第3の実施例に
ついて、図4を参照しながら説明する。
ついて、図4を参照しながら説明する。
【0026】図4は、図2の構成と同様のものである
が、図2と異なるのは、送風口5から噴出される空気の
方向を鉛直上向きより角度αだけ加熱部52側へ傾けた
点である。
が、図2と異なるのは、送風口5から噴出される空気の
方向を鉛直上向きより角度αだけ加熱部52側へ傾けた
点である。
【0027】一般的に、噴出された空気は出口から遠ざ
かるにつれ拡散する方向にある。したがって、送風口5
7から鉛直上向きの空気が噴出されると、加熱調理器上
に設けられた換気扇フード59より外側へ拡散してしま
う恐れがある。そこで、空気の噴出方向を鉛直上向きよ
り角度αだけ加熱部52側へ傾けることにより、拡散し
ても換気扇フード59の内側に収まるようにする。
かるにつれ拡散する方向にある。したがって、送風口5
7から鉛直上向きの空気が噴出されると、加熱調理器上
に設けられた換気扇フード59より外側へ拡散してしま
う恐れがある。そこで、空気の噴出方向を鉛直上向きよ
り角度αだけ加熱部52側へ傾けることにより、拡散し
ても換気扇フード59の内側に収まるようにする。
【0028】(実施例4)以下本発明の第4の実施例に
ついて、図5を参照しながら説明する。
ついて、図5を参照しながら説明する。
【0029】図5において、61は天板、62は加熱
部、63はキャビネット、64はファン、65は換気
扇、66は鍋、67は送風口、68は外郭ケースで、以
上は図1の構成と同様のものである。図1の構成と異な
るのは、送風口64と送風装置65を送風路69でつな
いだ点である。
部、63はキャビネット、64はファン、65は換気
扇、66は鍋、67は送風口、68は外郭ケースで、以
上は図1の構成と同様のものである。図1の構成と異な
るのは、送風口64と送風装置65を送風路69でつな
いだ点である。
【0030】一般的に加熱調理器内部は冷却のために空
気が循環しているため、圧力が高くなっている。その内
圧を利用して送風口67を設け、そこより空気を噴出さ
せ、空気の壁を作ることができる。
気が循環しているため、圧力が高くなっている。その内
圧を利用して送風口67を設け、そこより空気を噴出さ
せ、空気の壁を作ることができる。
【0031】しかし、空気を噴出させる目的だけに専用
の経路(送風路67)を設けることにより、より高圧で
空気を噴出させることができる。
の経路(送風路67)を設けることにより、より高圧で
空気を噴出させることができる。
【0032】図5にて送風路の設置の仕方を示す。
(ア)のように成形された管を加熱部62の周囲の天板
61下に設置したり、(イ)のように天板と外郭ケース
の一部を利用して管を形成させることも可能である。ま
た、管は着脱可能でき、使用者の都合によってどの位置
にも取り付けることができる。仮に全て取り外した場合
でも、加熱調理器としての性能は変わらない。着脱のし
易さを考えると、(ウ)のように天板61上に送風路6
7を設けることも可能である。
(ア)のように成形された管を加熱部62の周囲の天板
61下に設置したり、(イ)のように天板と外郭ケース
の一部を利用して管を形成させることも可能である。ま
た、管は着脱可能でき、使用者の都合によってどの位置
にも取り付けることができる。仮に全て取り外した場合
でも、加熱調理器としての性能は変わらない。着脱のし
易さを考えると、(ウ)のように天板61上に送風路6
7を設けることも可能である。
【0033】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明は、
加熱部と天板と送風装置を有し、加熱部の周囲に送風口
を設けたことにより、送風口より空気を上方等に噴出さ
せることによって加熱部の周囲に空気の壁を作り、加熱
調理器本体および鍋および調理物から発生する熱、水蒸
気、油煙、燃焼ガス、臭い等が室内に拡散することを防
ぎ、かつ室内の対流の影響を防ぐことができる。その結
果、加熱調理器本体および鍋および調理物から発生する
熱、水蒸気、油煙、燃焼ガス、臭い等を換気扇まで効率
的に運び、室外へ排出させることができる。そのため、
室内の空気を汚さず、熱の拡散を防ぎ、より快適で健康
的な室内環境を作り出すことが実現できる。また、加熱
調理器の周囲への油等の付着を防ぎ、掃除を簡単にする
ことができる。
加熱部と天板と送風装置を有し、加熱部の周囲に送風口
を設けたことにより、送風口より空気を上方等に噴出さ
せることによって加熱部の周囲に空気の壁を作り、加熱
調理器本体および鍋および調理物から発生する熱、水蒸
気、油煙、燃焼ガス、臭い等が室内に拡散することを防
ぎ、かつ室内の対流の影響を防ぐことができる。その結
果、加熱調理器本体および鍋および調理物から発生する
熱、水蒸気、油煙、燃焼ガス、臭い等を換気扇まで効率
的に運び、室外へ排出させることができる。そのため、
室内の空気を汚さず、熱の拡散を防ぎ、より快適で健康
的な室内環境を作り出すことが実現できる。また、加熱
調理器の周囲への油等の付着を防ぎ、掃除を簡単にする
ことができる。
【0034】また、請求項2記載の発明によれば、特
に、一般的な換気扇はフード付きの物が多くなり、加熱
部の周囲の前後左右すべてに送風口を設けることによ
り、対流をすべての方向から妨げ、加熱調理器本体およ
び鍋および調理物から発生する熱、水蒸気、油煙、燃焼
ガス、臭い等をフード内に全て送ることができる。そし
て、より快適で健康的な室内環境を作り出すことが実現
できるものである。また、加熱調理器の周囲への油等の
付着を防ぎ、掃除を簡単にすることができる。
に、一般的な換気扇はフード付きの物が多くなり、加熱
部の周囲の前後左右すべてに送風口を設けることによ
り、対流をすべての方向から妨げ、加熱調理器本体およ
び鍋および調理物から発生する熱、水蒸気、油煙、燃焼
ガス、臭い等をフード内に全て送ることができる。そし
て、より快適で健康的な室内環境を作り出すことが実現
できるものである。また、加熱調理器の周囲への油等の
付着を防ぎ、掃除を簡単にすることができる。
【0035】また、請求項3記載の発明によれば、特
に、送風口より噴出させる送風方向を鉛直線より加熱部
傾ける構成としたことにより、噴出された空気は出口か
ら遠ざかるにつれ拡散される方向にあるが、換気扇フー
ド外側への拡散をできるだけ押えることができ、加熱調
理器本体および鍋および調理物から発生する熱、水蒸
気、油煙、燃焼ガス、臭い等を室内に拡散させないで、
換気扇までより効率良く送り、室外へ排出させることが
できる。そのため、室内の空気を汚さず、熱の拡散を防
ぎ、より快適で健康的な室内環境を作り出すことが実現
できる。また、加熱調理器の周囲への油等の付着を防
ぎ、掃除を簡単にすることができる。
に、送風口より噴出させる送風方向を鉛直線より加熱部
傾ける構成としたことにより、噴出された空気は出口か
ら遠ざかるにつれ拡散される方向にあるが、換気扇フー
ド外側への拡散をできるだけ押えることができ、加熱調
理器本体および鍋および調理物から発生する熱、水蒸
気、油煙、燃焼ガス、臭い等を室内に拡散させないで、
換気扇までより効率良く送り、室外へ排出させることが
できる。そのため、室内の空気を汚さず、熱の拡散を防
ぎ、より快適で健康的な室内環境を作り出すことが実現
できる。また、加熱調理器の周囲への油等の付着を防
ぎ、掃除を簡単にすることができる。
【0036】また、請求項4記載の発明によれば、特
に、送風装置から加熱部の周囲に設けた送風口まで送風
路を設けることにより、加熱調理器本体の内圧を利用し
た場合よりも高圧で空気を噴出させることができ、空気
の壁が頑丈になり、室内の対流の影響を防ぐ機能が高く
なる。
に、送風装置から加熱部の周囲に設けた送風口まで送風
路を設けることにより、加熱調理器本体の内圧を利用し
た場合よりも高圧で空気を噴出させることができ、空気
の壁が頑丈になり、室内の対流の影響を防ぐ機能が高く
なる。
【図1】本発明の第1の実施例を示す加熱調理器周辺の
投影図
投影図
【図2】同加熱調理器周辺の断面図
【図3】本発明の第2の実施例を示す加熱調理器周辺の
投影図
投影図
【図4】本発明の第3の実施例を示す加熱調理器周辺の
投影図
投影図
【図5】本発明の第4の実施例を示す加熱調理器周辺の
断面図
断面図
【図6】従来の技術を示す加熱調理器周辺の投影図
21 天板 22 加熱部 23 キャビネット 24 操作部 25 換気扇 26 鍋 27 送風口 28 外郭ケース 41 天板 42 加熱部 43 キャビネット 44 操作部 45 換気扇 46 鍋 47 送風口 48 換気扇フード 51 天板 52 加熱部 53 キャビネット 54 ファン 55 換気扇 56 鍋 57 送風口 58 外郭ケース 59 換気扇フード 61 天板 62 加熱部 63 キャビネット 64 ファン 65 換気扇 66 鍋 67 送風口 68 外郭ケース 69 送風路
Claims (4)
- 【請求項1】 加熱部と天板と送風装置とを備え、前記
送風装置により送られた風を排出するための送風口を前
記加熱部周囲に設けてなる加熱調理器。 - 【請求項2】 送風口を加熱部周囲の複数辺に設けてな
る請求項1記載の加熱調理器。 - 【請求項3】 送風口より噴出させる送風方向を鉛直線
より加熱部側へ傾けてなる請求項1記載の加熱調理器。 - 【請求項4】 送風装置と送風口とを接続するための筒
状の送風路を有してなる請求項1記載の加熱調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14897398A JPH11337072A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14897398A JPH11337072A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 加熱調理器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11337072A true JPH11337072A (ja) | 1999-12-10 |
Family
ID=15464827
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14897398A Pending JPH11337072A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 加熱調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11337072A (ja) |
-
1998
- 1998-05-29 JP JP14897398A patent/JPH11337072A/ja active Pending
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