JPH11336539A - 排気装置 - Google Patents

排気装置

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Publication number
JPH11336539A
JPH11336539A JP10142674A JP14267498A JPH11336539A JP H11336539 A JPH11336539 A JP H11336539A JP 10142674 A JP10142674 A JP 10142674A JP 14267498 A JP14267498 A JP 14267498A JP H11336539 A JPH11336539 A JP H11336539A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
partition plate
opening
exhaust
exhaust pipes
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10142674A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Hanashima
貴志 花島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sango Co Ltd
Original Assignee
Sango Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sango Co Ltd filed Critical Sango Co Ltd
Priority to JP10142674A priority Critical patent/JPH11336539A/ja
Publication of JPH11336539A publication Critical patent/JPH11336539A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Exhaust Silencers (AREA)
  • Characterised By The Charging Evacuation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 2つの排気管を連通して該連通部を弁体で開
閉するものにおいて、その閉弁時の密閉性を高め、かつ
その弁体の開閉作動の円滑性を保持し、更に排気管相互
間のスペースが狭い場合にも弁体の設置を可能にする。 【解決手段】 連通する両排気管1,2に連通口3,4
を形成する。両連通口3,4間をケーシング5で連通す
る。ケーシング5内に仕切板7を、排気管1,2の軸方
向に略沿って配置するとともに該仕切板7に開閉口6を
形成する。ケーシング5内には、上記開閉口6を開閉す
る弁体8を設ける。弁軸9を、その回転によって弁体8
が仕切板7の略面方向に沿って移動し、かつ閉弁方向へ
の回動時には弁体8が仕切板7側方向へ移動し、開弁方
向への回動時には弁体8が仕切板7より離間する方向に
移動するように傾斜して設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエンジンの排気装置
に関するもので、より詳しくは、排気管相互の連通部を
開閉して排気の流通を制御する排気装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、図5に示すように、多気筒エンジ
ン100から排出される排気ガスを2つの群に分離し、
これら2つの群の排気管101,102を、その途中の
2箇所で連通管103,104により連通するととも
に、その上流側の連通管103に弁体105を設けて開
閉制御するようにして、エンジンの低中回転時に弁体1
05を閉作動し、高回転時に弁体105を開作動するこ
とにより、排気脈動を有効利用してエンジン出力の向上
を図る多気筒エンジン排気装置が特公平6−29548
号公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の排気装置に
おいては、連通管103の開閉制御を行う弁体105と
してバタフライ型バルブを使用しているが、該弁体10
5を滑らかに回動させるために、連通管103の内周面
と弁体105の外周面間(特にシャフト部)に隙間を設
けている。そのため、弁体106を閉じた状態において
も両排気管101,102内の排気ガスを完全に分離す
ることができなかった。
【0004】したがって、該隙間部において両側の排気
脈動が干渉し、エンジン出力の向上を阻害する原因とな
っていた。更に、上記のような2つの群の排気管10
1,102が相互に近接して配置されている場合には、
スペース的にバタフライ型バルブは搭載することができ
なかった。
【0005】また、バタフライ型バルブ以外に例えば図
6に示すように、連通口200を形成した仕切板201
に対して、これに垂直な回転軸202を中心とする板状
バルブ203を並設して、板状バルブ203の回動によ
り連通口200を開閉する型式のバルブが考えられる
が、連通口200を密閉するために板状バルブ203を
仕切板201に押圧的に設けるとその板状バルブ203
の回動が円滑に行え難く、また、回動を円滑にするため
に隙間を設けると排気ガスが連通口200より漏れて上
記のように排気脈動が干渉する。
【0006】また、図7に示すように、連通口300を
形成して仕切板301に対し、これに平行な回転軸30
2を中心とする板状バルブ303を回転可能に備えた型
式のバルブも考えられるが、このものにおいては、バル
ブ303を開閉するために、排気ガスの流通方向(矢印
X方向)に大きなスペースが必要で、上記のような排気
管101,102が相互に近接して配置される場合には
この型式のバルブは採用できない。
【0007】そこで本発明は、閉弁時には連通路を密閉
でき、かつ開閉弁の開閉動作が円滑で、更に弁体の開閉
に要するスペースも少なくなる排気装置を提供すること
を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の第1の発明は、多気筒エンジンか
ら排出される排気ガスを複数の排気管に分離して流通
し、これら排気管同士を途中で連通するものにおいて、
連通する両排気管に連通口を形成し、該両連通口間をケ
ーシングで連通し、該ケーシング内に仕切板を、排気管
の軸方向に略沿って配置するとともに該仕切板に開閉口
を形成し、更にケーシング内には、上記開閉口を開閉す
る弁体を設けるとともにその弁軸を、その回転によって
弁体が仕切板の略面方向に沿って移動し、かつ閉弁方向
への回動時には弁体が仕切板側方向へ移動し、開弁方向
への回動時には弁体が仕切板より離間する方向に移動す
るように傾斜して設けたことを特徴とするものである。
【0009】本発明においては、弁軸を上記のように傾
斜して設けたので、閉弁作動時には弁軸の回転力が弁体
に、これを仕切板へ押し付ける力となって作用し、弁体
が仕切板へ密着して仕切板に形成した開閉口が密封され
る。
【0010】また、開弁作動時には弁体が仕切板より離
間する方向に移動するため、仕切板からの弁体の離脱が
防げられず、その開弁回動が円滑に行われる。また、こ
の開弁状態から閉弁直前までは弁体が仕切板から離れた
状態で回動するため、その閉弁回動も円滑に行われる。
【0011】更に、弁体が仕切板の略面方向に回動する
ため、この回動に必要な両排気管相互間のスペースは少
なくてよい。
【0012】
【発明の実施の形態】図1乃至図4に示す好ましい実施
例に基づいて本発明の実施の形態について説明する。
【0013】図1乃至図4は本発明の多気筒エンジンか
ら排出される排気ガスを複数の排気管に分離し、エンジ
ンの運転状況に応じて開閉弁により両排気管に流れる排
気ガスの連通を制御するようにした排気装置に適用した
例である。
【0014】図1乃至図4において2つの排気管1,2
は、上記図5に示すような、多気筒エンジンから排出さ
れる排気ガスを2つの群に分離する排気管101,10
2と同様な排気管である。これら排気管1,2にはその
一部において連通口3,4が対向位置に開口形成され、
これら両連通口3,4をケーシング5により連通してい
る。該ケーシング5と両排気管1,2の接合部は溶接等
により気密的に連結されている。該ケーシング5は、図
2に示すように、両排気管1,2に固着する2つ割の部
品を合わせ結合して構成されている。
【0015】上記ケーシング5内には開閉口6を穿設し
た仕切板7が、上記両排気管1,2の管軸と平行或いは
略平行して配置され、その周縁がケーシング5に溶接等
により気密的に連結されている。
【0016】上記ケーシング5内には、閉状態において
上記仕切板7に平行して密着接合し、その開閉口6を閉
じる板状の弁体8が配置されているとともに、該弁体8
には弁軸9が、その弁体8に対して傾斜して、すなわち
上記のような仕切板7と弁体8との接合状態においてそ
の接合面に対して管軸方向に傾斜して固着されている。
この弁軸9は、その傾斜状態で、ケーシング5に固着し
て軸受10に回転可能に支持されている。
【0017】更に、弁軸9の傾斜方向は、その回転によ
って弁体8が仕切板7の略面方向に沿って移動し、かつ
閉弁方向への回動時には弁体8が仕切板7側方向へ移動
し、開弁方向への回動時には弁体8が仕切板7より離間
する方向に移動するように設定され、閉弁時には弁体8
が図2乃至図4の実線で示すように開閉口6を閉口して
仕切板7に押し付けられ、開弁時には図2乃至図4の鎖
線8aで示すように開閉口6を開口して仕切板7より若
干離間するようになっている。
【0018】上記弁軸9は、図示しないモータやアクチ
ュエータ等の駆動手段で回転され、かつその駆動手段
は、エンジン回転数等を検出し、その回転数等に応じて
制御手段により作動される。すなわち、エンジンの低中
回転時に弁体8が閉作動し、高回転時に弁体8が開作動
するようになっている。
【0019】以上のようであるから、弁体8が図2乃至
図4に示す鎖線8aの状態にある場合には、仕切板7の
開閉口6が開口し、両排気管1,2内は、連通口3,4
及び開閉口6を通じて連通される。このように連通する
ことにより、排気脈動を有効利用してエンジン出力の向
上を図ることができる。
【0020】次に、上記開状態から弁軸9を閉弁方向に
回転すると、その弁軸9が上記のように傾斜しているこ
とにより弁体8が仕切板7に近づきながら開閉口6へ回
転し、図2乃至図4の実線で示すように開閉口6へ達す
るとその弁体8は連通口6を閉口するとともに弁軸9の
回転力によって弁体8が仕切板7の面に押圧される。し
たがって、開閉口6は弁体8で密閉される。
【0021】次に、上記の閉口状態から弁軸9を開方向
へ回転すると、弁体8は仕切板7の面から離間する方向
へ移動するため、仕切板7からの弁体8の離脱が防げら
れず、その開弁作動が円滑に行われる。
【0022】また、開弁状態から閉弁直前までは弁体8
が仕切板7から離れた状態で回動するため、閉弁回動も
円滑に行われる。また、弁体8の開閉移動方向は、仕切
板7の略面方向であるため、両排気管1,2と直交する
方向における弁体8の開閉に必要なスペースは少なくて
よい。したがって、両排気管1,2の相互間隔Dが狭い
場合でも開閉弁を設置することができる。
【0023】
【発明の効果】以上のようであるから本発明によれば、
閉弁時には排気管を連通する連通路を密閉して排気脈動
の干渉を防止できる。
【0024】更に、上記のように密閉できるにもかかわ
らず、その弁体の開閉作動が円滑に行える。更に、排気
管相互の間隔が狭い場合でも弁体を設置することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すもので、排気管の端部側
から見た図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】図2のB−B線断面図。
【図4】図2のC−C線断面図。
【図5】従来構造を示す一部破断した図。
【図6】従来の弁体を示す図。
【図7】従来の他の弁体を示す図。
【符号の説明】
1,2…排気管 3,4…連通口 5…ケーシング 6…開閉口 7…仕切板 8…弁体 9…弁軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多気筒エンジンから排出される排気ガス
    を複数の排気管に分離して流通し、これら排気管同士を
    途中で連通するものにおいて、 連通する両排気管に連通口を形成し、該両連通口間をケ
    ーシングで連通し、該ケーシング内に仕切板を、排気管
    の軸方向に略沿って配置するとともに該仕切板に開閉口
    を形成し、更にケーシング内には、上記開閉口を開閉す
    る弁体を設けるとともにその弁軸を、その回転によって
    弁体が仕切板の略面方向に沿って移動し、かつ閉弁方向
    への回動時には弁体が仕切板側方向へ移動し、開弁方向
    への回動時には弁体が仕切板より離間する方向に移動す
    るように傾斜して設けたことを特徴とする排気装置。
JP10142674A 1998-05-25 1998-05-25 排気装置 Withdrawn JPH11336539A (ja)

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JP10142674A JPH11336539A (ja) 1998-05-25 1998-05-25 排気装置

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JP10142674A Withdrawn JPH11336539A (ja) 1998-05-25 1998-05-25 排気装置

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JP (1) JPH11336539A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10115734B4 (de) * 2000-03-31 2009-07-02 Honda Giken Kogyo K.K. Auspuffsteuerventil
DE10354699B4 (de) * 2003-11-22 2012-06-21 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Abgasschalldämpfer für Brennkraftmaschinen

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10115734B4 (de) * 2000-03-31 2009-07-02 Honda Giken Kogyo K.K. Auspuffsteuerventil
DE10354699B4 (de) * 2003-11-22 2012-06-21 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Abgasschalldämpfer für Brennkraftmaschinen

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050802